TRPGリプレイ インセイン『赤い糸』山崎&歳田 3(終)
「その先が自分ってのは、ちょっと、嬉しいけどな」
完結
「その先が自分ってのは、ちょっと、嬉しいけどな」
「くっ……! 世のイケメンたちと俺、何が違うっていうんだ………
「……どしたん、急に黙っちゃって。悩み事なら聞くぜ?」 「……
「頼りになるよ、君は。……なんだか、兄ができたような気分だ」
「おい、ウチがなんだか忘れたのか? 慈善事業だボケ」
「トマト、お好きに見えたのだけれど……」
「どれだけ悲しかったとしても、世界を巻き込んでいいものかどう…
「ああ。根源がどうあれ、彼らは仲間で、友だ。君も」
「なぁ!? 俺のツッコミ聞いて!?」 「正気じゃやってられな…
「お前そんな特技あったの!?」
「大体、エトウもミアキスも、いっつもいっつもワシのことほった…
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「おまえは、リーチェに、なにした」
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「起爆しろ! 手前の心の壁を、吹っ飛ばしてやれ!」
「頼りには、なるよ? 本当に」
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「俺は運が良い。お前もそうだろ、多分な」
悪魔使いに、悪魔を使わずに戦えってのかよ……
「役立たずなんかじゃない、産まれてきたのが間違いなんかじゃな…
「……帰るっす」 なんて馬鹿なことをしたんだろう、人を救うな…
「これからも、一緒に、生きていこうね」
「これ、科学の敗北、ってやつじゃない? ひょっとして」
「温泉宿で待ち合わせとなったら、飲まずにいられんさ」
「こりゃぁ、とんでもないことが起きるぞぅ……」
「人は……難しいです…………よく判りません……」
「これからも、色なこと、たっくさん教えてね。あたし、空姉と一…
「勉強を……ううん。勉強の仕方、教えて」
「……甘えん坊になっちゃって、まったく」
「もう、一つは見つけちゃったからね」