世界樹の迷宮『世界樹の迷宮を彷徨う者達 1』エトリアの冒険者に捧ぐ質問集


世界樹の迷宮を彷徨う者たち

これは、にて配布されている質問集を、いつものメンバーがいつものノリで答えた物です。
質問・解答自体がネタバレになることもあります。
Q01 ギルド名とその由来をお願いします。
ルシオン
「シェルナギルド、です」
ゴート二世
「そういやどうしてシェルナなんだ?」
ルシオン
「なんとなくその時思いついた言葉です。大した意味はないんですよ」
楽屋裏を言うと、くーながゲームでよく使うデフォルト名、「シェル」「ナギ」をくっつけただけ。

Q02 構成メンバーについて教えて下さい。
ルシオン
「そうですね、名前並べても仕方ありませんし、順に次の人を紹介するということでどうでしょう」
ゴート二世
「……変な紹介すんなよ」
ルシオン
「セカンドは昔私がまだ騎士団に入る前からの付き合いです。幼なじみと言ってもいいかもしれませんね」
ゴート二世
「あと、俺とバルロンドとルシオンは三人で組んで冒険者まがいのことをやっていたことはあるんだ。ずっと昔のことだけどな」
チェ=パウ
「へーぇ、初耳!」
ルシオン
「その頃は私、パラディンではなかったので、あまり役には立ちませんでしたけどね」
ゴート二世
「ま、そんで色々あって、バルロンドは旅に出て、ルシオンは騎士団に入ってと」
ルシオン
「あなたは何をしていたんですか?」
ゴート二世
「盗みと殺しはやってないぜ」

ゴート二世
「次ってーと……ラチェスタか。
ラチェスタはなあ、つかみ所がないな。いつも寝てるか食ってるか戦ってるか……つーか、普段ほとんど姿を見ないな」
ラチェスタ
「狩りをしているだけだ」
チェ=パウ
「ラチェスタはね、お料理が得意なんだよ!」
ゴート二世
「そういや保存食はラチェスタの担当だったな」
ユディト
「休日にとても野性的なお料理を振る舞ってくださりますね。見た目に反してとても美味しいのです」
チェ=パウ
「それからね、すっごい、ナイスバディーなんだよ! とくに胸がね! すっごいの!」
ラチェスタ
「弓を引くには邪魔なのだがな……」
ラピス
「……ラチェスタのそういう所はちょっと嫌」
ゴート二世
「探索にも戦闘にもオールラウンドで活躍する凄い奴だな」

ラチェスタ
「バルロンドか……よく小手に髪の毛を挟まないものだと思う」
ジンライ
「鬱陶しくないのか?」
バルロンド
「別段不自由は感じんな」
ラピス
「それだけばっさばさだとあっという間に痛んだり汚くなったりしそうなのに、大丈夫なの?」
バルロンド
「清潔を保つのは最低限のマナーだろう」
ルビー
「決して無精の結果伸びたものではないってことだね?」
ケイン
「じゃあなんで伸ばしてんだ? 趣味? 願掛けか何か?」
バルロンド
「……ラチェスタ。俺に関するコメントは髪の毛だけなのか?」
ラチェスタ
「こう見えて非常な愛妻家だな。休日はまるで別人かと思えるほど表情豊かだぞ」
チェ=パウ
「奥さんと一緒だと顔が緩んじゃうんだ?」
バルロンド
「……次行くぞ」

バルロンド
「ラピスは、優秀な施療術師だ。初めてギルドに来た頃はあまりにも頼りなかったものだが、人は変わるのだな」
キリク
「変わったよね……」
ゴート二世
「今じゃ前衛でモンスターとガチで殴り合うんだもんな」
ケイン
「成長したとかそういうのとは方向違うよな」
ラピス
「守るだけでは悲劇も病気も止まらないわ。時には戦うことも必要なのよ」
キリク
「そりゃもちろんそうだけど、何も物理的に戦うことはないんじゃないかなあ……」
ユディト
「病と闘うと言えば普通、治療師としての腕を振るうことですわよね……」
ケイン
「……別の道ってのは否定はしないけど、オレにはよくわかんねぇな」

ラピス
「キリクは、真面目ね」
キリク
「そうでもないよ」
ジンライ
「色々あってカリカリしてた事もあったな……そういえば、どうして武器が斧なんだ?」
キリク
「それは、僕が家を出たときに武器になりそうな物が伐採用の斧しかなかったからだね。しばらくそれ使ってたから馴染んじゃったんだ」
ラピス
「ここに来た理由とか考えても、やっぱり、基本的に考え方がものすごく真面目なのよね」
キリク
「真面目真面目って、それしかないの? つまんない人間かな」
ルシオン
「いいえ、それは美徳だと思いますよ」
ゴート二世
「度が過ぎなきゃな」

キリク
「チェ=パウはいつも明るいね。どんな時でも気分を弾ませてくれるよ。
ただ、時々ついて行けないこともあるかな」
ケイン
「価値観や考え方が根本的に普通じゃない気はするな」
チェ=パウ
「そうかな?」
ゴート二世
「まー、お気楽極楽に見える奴がそういう人生歩んでるかっていうと、そうとも限らないってこったな」
ケイン
「……何があったんだ?」
チェ=パウ
「昔の事って今考えても変わらないから、話したり考えたりしないんだ。そういうのは全部気持ちだけ歌にするんだよ」
ケイン
「ふーん」

チェ=パウ
「ルビーは、おかあさんだね」
ルビー
「……なんで知ってんだい……」
チェ=パウ
「ん? ほら、なんかあったかくてさ、包んでくれる雰囲気とか、そんな感じしない?」
ルビー
「ああ、なんだ……
嫌だねえ、ラチェスタの方が年上だろうに」
チェ=パウ
「ラチェスタはなんか「おかあさん」って感じじゃないんだよね」
ルシオン
「結局毒はやめたのですね」
ルビー
「ああ、もう毒に固執する必要もなくなっちまったからね」

ジンライ
「……」
ゴート二世
「良かったな」
ジンライ
「……まだ言うつもりはなかったんだがなァ……」
ゴート二世
「知ってんの俺とラピスだけだ、今ので気付いた奴もいねーみたいだぜ」
ジンライ
「メディックのラピスはともかく、なんでお前ェが知ってンだ」
ゴート二世
「夜は俺たちの時間なんでね」

ルビー
「ケインはねぇ、少し肩の力を抜かないと生きるのが辛くなると思うよ。言ったって仕方のないことだけど」
ケイン
「オレそんな融通効かなそうか?」
ルビー
「まァね。けど、それがアンタのいいとこだと思うよ」
チェ=パウ
「つまんないことで意地になっちゃったりするよね」
ケイン
「お前が意味不明のことを言うからだろ!」
キリク
「僕たち前衛にとっては本当に有り難いよ。ケインがずっと治療に専念してくれるおかげで戦えるんだからね」
ゴート二世
「最初ギルドに来た頃はキュアも使えなくて、この頭でっかち迷宮で生きていけるんだろうかって思ったぜ」
ケイン
「あの頃の事は言うなよ! ……オレだって少しは反省してんだ。キュアも使えないメディックを入れてくれる所なんか普通ないからな。別に考え方が間違っていたとは思っちゃいないけどさ」

ケイン
「オッさんは……胡散臭ぇな」
ジンライ
「おいおい、酷ェな」
ケイン
「いい加減だし、自分のこと話さないし、たまに話せば意味不明のこと言うし、一時期オレ本気で疑ってたし。こんな大人にはなりたくないぶっちぎりトップだったぜ」
ジンライ
「まだ続くのか?」
ケイン
「けどその胡散臭さが味ってやつなのかな、と、最近思い始めた」
ジンライ
「汚ェ雑巾みたいに言うなよなァ」
ケイン
「攻撃受けたときにもう少し上手く受け流して欲しい。致命傷とか重傷受けすぎ。オレがいつも肝冷やしてんの知ってる?」
ジンライ
「おっと、そいつァ無理だ。ブシドーの剣は自分を守ることを考えてちゃ鈍っちまうからなァ」
ケイン
「まったく、面倒見きれねーよ」

ジンライ
「嬢ちゃんは、いいとこの娘さんだったな。それがなんで冒険者なんかやってるかは知らねェが、浮世離れしてンのは、嬢ちゃんがいいとこの生まれだからなのか、それともカースメーカーって特殊な職業だからかはわかんねぇなァ」
キリク
「前から気になっていたんだけど、その顔の模様って何なの?」
ユディト
「これは精神統一のためのものですわ。呪いは要は暗示です。相手に強い暗示をかけるには、わたくし自身がより強い自己暗示にかかる必要がある……とも言えますわね」
ルシオン
「そもそも、何故カースメーカーなんですか?」
ユディト
「わたくしのような冒険と縁のない、しかも女を迎え入れてくれる所など普通ありませんし、わたくし自信もそう体が丈夫な方ではありません。歌が歌えるわけでもなく、薬品に関する深い知識があるわけでもないですから……結局消去法ですわね」
ゴート二世
「それでどうして呪いに行っちゃうんだよ」
ユディト
「少女はおまじないが好きなもの、というのはご存知ですか?」
ラピス
「なんとなく分かるけど、それってあくまでもお遊びよね」
ユディト
「それでもわたくしにとっては、剣術などよりはなじみ深かったので、それを少々深めることにしたのです。おまじないは即ち簡易的な呪術ですもの」
ジンライ
「『恋のおまじない』とかだろ? 普通呪術まで飛躍するかねェ」

ユディト
「ルシオンは……時折本当の感情も盾に隠しているように思えることがありますわね」
ルシオン
「そうですか? バカ正直だとはよく言われますけれど、そう言われたのは初めてですよ」
ケイン
「オレたちみたいなガキにも丁寧語ってのは壁作ってるからなのか?」
ルシオン
「いえ、これは……癖みたいなものですね。何となく落ち着かないんです」
チェ=パウ
「よくそんなちっちゃい体でパラディンなんかやってるよね! あたしとあまりかわんないじゃない」
ルシオン
「装備品のサイズ合わせに毎回苦労します」

Q03 彼らが冒険に出た理由を知っていましたか?
ルシオン
「それぞれがどうして参加したかというのは、知りませんでしたね」
ゴート二世
「話して気が合いそうだと迎えちまってたからな」

Q04 冒険者歴はどれくらいになりますか?
ルシオン
「うーん、冒険者としては一年くらいでしょうか」
ゴート二世
「俺は三年ってとこかな」
ラチェスタ
「私は半年というところかな。世界樹の迷宮自体には狩りに何度も入ったことはあるが」
バルロンド
「俺は八年近く前に二年程度だ。最近はすっかり冒険から離れていたからほとんど意味を成す数字ではないが」
ラピス
「私はシェルナギルドにはいるまで冒険なんてしたことがないわ」
ケイン
「オレもだ」
ルビー
「あたしもだね」
ユディト
「もちろんわたくしも」
キリク
「僕はソードマンとしては四年くらいやってるかな。冒険者歴はほとんどゼロだったけど」
チェ=パウ
「あたしは……えーっと、十年くらいかなあ? でも冒険者って言うか、ずっと流れて歌ってって生活してたし、区切りはない感じ」
ジンライ
「俺は、そうだな、こっち来てからずっと冒険者やってたようなモンだな。けちな用心棒程度のことしかやってこなかったけどよ」
ルシオン
「純粋に冒険者として活動してきた人は誰もいないということですね」
ゴート二世
「今更だが、よくこんな寄せ集めギルドで世界樹に突っ込もうなんて思ったよな」

Q05 冒険をするにあたり、外で情報を集めたりはしましたか?
ルシオン
「基本的に他の冒険者との交流はなかったのですけれど、酒場での噂話からヒントを拾うことはまれにありましたね」
ケイン
「後半はけっこう具体的に調べたりしてたな」

Q06 どんなパーティを組んでいますか?
ルシオン
「そうですねえ、攻撃の要と回復のかなめを押さえたら後はその時修行が必要そうな方メインですね」

Q07 パーティの戦い方はどのようなものですか?
キリク
「一匹ずつ確実に潰すって感じかな」
ゴート二世
「何しろ攻撃の要がキリクや俺で、二人とも単体しか持ってないからな。他の冒険者の話を聞くと、随分うちは地味な戦い方してると思うぜ」
ルビー
「攻撃も回復もコスト重視だからね」

Q08 「これが主力!」というスキルを挙げるなら?
キリク
「パワークラッシュ!」
ラピス
「ヘヴィストライク!」
ラチェスタ
「サジタリウスの矢!」
チェ=パウ
「うーん、どれも凄いよね! でもやっぱり一番は……」
ケイン
「ブースト医術防御LV10!」
ジンライ
「……それ出されちゃ誰も勝てねェよ……」

Q09 「これぞ浪漫!」というスキルは何でしょう。
ジンライ
「首討ちッ!」
ユディト
「畏れよ我を!」
ジンライ
「……当たらんねェ」
ユディト
「……当たりませんわね」

Q10 スキルの取得で失敗したことってありますか?
ゴート二世
「……鞭メインなのに剣スキル取った。ソードマンは両方取るとダブルアタック使えるだろ? ちょっとそいつを聞きかじって、ダークハンターと勘違いしたんだ……言うなよ」
ルシオン
「……そんな事が……」
ゴート二世
「おわ! いつからいたお前!」

Q11 引退と休養のシステム、活用していますか?
ゴート二世
「そいつにシナリオ上大きな成長があれば、引退再修行してるな。俺もキリクもケインもだ。そうじゃなくても休養はそれなりにとってるな」
ルシオン
「基本的に大きく方向性を変えることはありませんけどね」
チェ=パウ
「あたしはね、最後の最後の戦いまで休養も引退もしたことがない唯一の人なんだよ!」
ゴート二世
「まあ、お前は良くも悪くも変わりそうにないからな……」

Q12 外見が気に入っている職業は何ですか?
ルシオン
「基本、外見から選んでますよね」
ゴート二世
「……それはここでキャラクター発言として言うのは意味変わってくるだろ?」
ルシオン
「ダークハンターは全体的にお気に入りだそうですよ」

Q13 対処が苦手な敵、戦いたくない相手は居ますか?
ルシオン
「どの敵も手強く、越えてしまえば楽に思えるものですが、やはりフォレスト・セルとの死闘は忘れられませんね」
キリク
「黄金の神はもう嫌だな……」
ケイン
「心情的にな」

Q14 FOEと呼ばれる敵にはどう対処しますか?
ゴート二世
「フィールドで見かけたらとりあえず戦ってみるよな」
ルシオン
「まずは、医術防御・見た目からの属性ガードですね。まずは敵の出方を見なければ話になりませんから」

Q15 逃げることは恥ではない。
ルシオン
「もちろんそうです。全員が致命傷を受けて、私だけが運良く踏みとどまることができたので猛進逃走で脱出など、そう珍しいことではありませんでしたよ。
死んでしまっては何も残らないのです、生きなければ」

Q16 もし全滅が記憶にあれば、体験談をお願いします。
ルシオン
「ええと……多すぎてちょっと……」
ラピス
「そのへんは日記を見てねってことね」

Q17 お気に入りのモンスターはいますか?
ゴート二世
「禍乱の姫君と冷酷なる貴婦人」
ルシオン
「……」
ゴート二世
「俺はけっしてそういう意味で言ってるんじゃないぞ。金策で散々狩ったろ」
ルシオン
「そうですね」
ゴート二世
「……ま、ついでに随分楽しませてもらったけどさ」

ケイン
「謎の遺品だな」
バルロンド
「どれ一つとして正確な用途は不明のままだったが」
ジンライ
「だから、あれはな……」
ケイン
「あんなツルツルの円盤に情報が書いてあるとか言われても、肝心の読み取りやら書き込みやらできないんじゃ、証明できねぇだろ」
ジンライ
「嘘なんかついてないってェのに」
ケイン
「そういう問題じゃねぇんだよ」
バルロンド
「うむ。我々が納得するかどうか、それだけの話だ」
ジンライ
「このガンコ者どもが」
ケイン
「だったらもっと具体的に解るように技術面から説明しろってんだ。ジンライの説明ってほとんど「よくわかんねェ」がつくじゃん」
ジンライ
「俺は一般人だったんだ。お前らみたいなオタクに納得できる説明なんかできるかってェの」
バルロンド
「別に我々は責めているわけではないぞ。残念だとは思うが」

Q19 アリアドネの糸など、消耗品はきちんと準備してますか?
ルシオン
「もちろん!」
キリク
「必ず二本は常備してるよ。それから磁石もね。薬類は基本的に使わないから、報酬でもらった分だけ持ってるかな。ネクタルとハマオは最低二個はあるよ」
ゴート二世
「マメな奴……」
ルシオン
「そして、なるべく使用しないことも心がけています」
ゴート二世
「ケチな奴……」
ルシオン
「無駄な消費を抑えなければいざという時に困りますからね」
ケイン
「他のギルドの話聞いて、うちの経費の少なさにおっどろいた」
ルシオン
「多人数、しかも全員がレギュラーとなれば仕方のないことなんです」

Q20 愛用している装備品があれば教えて下さい。
ルシオン
「私は聖騎士の鎧ですね。この鎧が手に入って以来、攻撃に格段に長く耐えられるようになりました」
キリク
「作るの苦労したもんな……」
ゴート二世
「俺は雷鞭だ。存在価値が大幅に変わったからな」
キリク
「僕は爆炎の斧だね」
チェ=パウ
「しばらくそれ一本で支えていたもんね! そういえば星砕きの斧は?」
キリク
「第六層は属性が全てなんだよ……」

Q21 マッピングはどのように行っていますか?
ルシオン
「私が主に行っています。オートマッピングは使用しない主義でしたが、結局『自分があるいた場所』こそが重要なので、間違いが起きないように、後半はオートマッピングにしていました」
キリク
「ルシオンがいない時は僕の担当だよ」
ラピス
「二人ともいない時は私たち後衛で手の空いた人がやっているのよ」
ルシオン
「キリクはいいんですけど、ラピスたちは少々大雑把すぎるんですよね……情報は細かくきちんと正確に記していただかなければ困ります」
ラピス
「隠し通路と扉さえちゃんと書いてあって、道が間違えていなければ十分じゃない」
ゴート二世
「宝箱の中身とか終わったイベントとかほんと自己満足でしかないよな」
チェ=パウ
「ねー。だったら景色のいい場所とか、おいしい木の実が生っているところとか書いた方がいいのに」
ゴート二世
「それも重要情報が紛れるから困るっての」

Q22 発見すれば便利な隠し通路。入念に探しますか?
ルシオン
「もちろんです! 新たな道が見つかった時、それはさらなる謎への第一歩!」
ジンライ
「つっても、別にきょろきょろしながら歩いたりはしてねェよな」
バルロンド
「このあたりには隠し通路があるだろうとの当たりをつけて探すと大体見つかるものだな」
ルシオン
「ですが、『世界樹の迷宮完公式ガイドブック』によると、我々が発見していない道が一ヶ所あったようなんですよ。そう重要な道ではありませんでしたが……」
ゴート二世
「ああ、蟻の巣から出るやつな。ボス部屋で蟻の無限沸きでその上糸忘れって時、ちょうどあの隠し通路のすぐ脇で立ち往生してたんだ。もし振り向いていれば帰れたかも知れなかったんだってな」

Q23 治癒の清水と街の宿屋。利用回数が多いのはどちら?
ルシオン
「清水です」
ゴート二世
「もう飽きた」
ルビー
「エトリア一稼いでいるギルドが未だに宿なしなんて、大した笑い話だね」

Q24 5フロアごとに環境が変わる迷宮。好きな階層は?
ルシオン
「やはり第五層ですね。あの衝撃は忘れられません」
ゴート二世
「俺は第一層。生きるか死ぬかって感覚が一番強かったからな」

Q25 最も探索が難航した階層はどれでしょうか。
ラチェスタ
「第六層は言うに及ばず」
ルシオン
「それ以前だと第五層ですね。清水が見つかってすら歩ききれる気がしませんでしたから」
キリク
「五歩進んで限界になって戻って、次来た時は新しく五歩進んで戻って……ってペースだったな。構造上、正しい道を進んでいるのかどうかも全然解らなかったから完全に手探りだったしね」

Q26 各フロアには個別の名称(例:第一階層B1F「希望に満ちた冒険者が踏み固めた大地」)がつけられています。お気に入りはどれですか?
ルシオン
「『女王とその奴隷たちの暮す宮殿』は特にお気に入りです」
ゴート二世
「あの宮殿じゃ酷い目にあったけどな」
ラピス
「散々脅されて地下四階に着いた途端の『地の底よりあふれる闇の牙』もどきっとしたわね」
ジンライ
「『人々が集い歩いた鋼の部屋』……諸行無常ってやつだな」

Q27 あなたがダンジョンから帰還するのはどんな時?
ルシオン
「荷物を持ちきれなくなった時と、重要なスキルを持つ人がTP切れを起こした時ですね。新たな階に到達した時は、戻ってTPが尽きるまで地図を埋めて帰ります」
ゴート二世
「最初は結構慎重だったんだが、中盤からはかなりぎりぎりまで粘ってんな」
ラピス
「荷物が持ちきれないで戻る場合は、帰ったからといって宿泊したりしないで、またすぐ迷宮に戻るのよね」
ケイン
「働き者だよなぁ、オレたち」

Q28 エトリアの街、気に入っている場所はどこですか?
ルシオン
「執政院ラーダですね。図鑑と白地図、集められた資料……そういう意味ではシリカ商店も好きです」
ゴート二世
「酒場」
ラチェスタ
「宿屋だな。快適に眠れる場所ならどこでもいいが、あそこは格別だ」
バルロンド
「自宅だ」
キリク
「町外れの丘かな。迷宮と町が一望できるんだ。朝方は綺麗だよ」
ラピス
「私は施薬院」
ケイン
「学院の図書館。さすが神医がいる施薬院と繋がってると、蔵書のレベルが違うぜ」
ジンライ
「展望台……かな。地上ってことなら、酒場かねェ」
ルビー
「あたしは市場だね。気晴らしには買い物だ」
ユディト
「わたくしは、近所にあるオープンカフェが好きですわ。お茶が絶品ですの」
チェ=パウ
「あたしは広場! いろいろな人がいて面白いよ! 
ねぇ、これってさぁ、みんなが休日にいる場所だよね?」
ゴート二世
「ま、そんなもんだろ」

Q29 酒場で受けるクエスト。思い出深いものを教えて下さい。
ケイン
「歪んだ磁軸とか……」
ラピス
「石化した人を連れてきて欲しいって依頼とか……」
ルシオン
「やはり、花の種を植えてきて欲しいという依頼は忘れられませんよ」
ジンライ
「遺品集めてこいってやつもな。第五層の地図クリアして全部歩き直したってのに、なんであんな所に埋まってやがるんだよ」
ゴート二世
「ラッチ」
キリク
「思い出したくもないよ……忘れられないけど」

Q30 モンスター図鑑とアイテム図鑑、意図的に埋める努力をしましたか?
ルシオン
「愚問です」
ゴート二世
「燦然と輝くエトリアの王冠……ってか。結局使ってないだろそれ」

Q31 好きな音楽を教えて下さい。
ユディト
「先ほどの質問で出た花の種子で一度聴くことができた戦闘音楽は印象に強く残りましたね」
ルビー
「あとで通常音楽になったけどね。あとは第五層だね。ありきたりな答えなんだろうけどさ」
ジンライ
「それだけいい曲って事なんだろうさ」
ルシオン
「夜の町もいいですよ。しっとりしていて安らぎます」

Q32 あなたにとって、「世界樹の迷宮」とは何ですか。
ルシオン
「人生の転機、でしょうか」
ゴート二世
「戦場だな」
ラチェスタ
「狩り場だ」
バルロンド
「知識欲を満たしてくれる場所だな」
ラピス
「危険な所よ」
キリク
「越えなきゃならない壁かな……」
チェ=パウ
「いろいろな物語が詰まっている宝箱だよ!」
ケイン
「モリビトや古代人の領域だな」
ルビー
「いろいろなものが消えていく墓場さ」
ジンライ
「奈落だな。後戻りできない道だ」
ユディト
「様々な富を生み出す鉱山のようなものですわね」
ゴート二世
「まとまらねーなあ……」
ルシオン
「それから、みんなと出会うきっかけをくれた場所ですね」