タグ 要素別
概要 まとめると……
リプレイ・関連記事
ネタバレありPL感想・解説
システム
真・女神転生TRPG 魔都東京200X
シナリオ情報
にしかぜ 作
概要
真・女神転生キャンペーン第一話。三人の若者が渋谷を駆け巡る。女神転生からペルソナにかけての大キャンペーン・女神…
リプレイ・関連記事
-
真・女神転生 TRPG 魔都東京20XX 第一部『魔都・渋谷異聞』 1
今、この地に一つの変化が訪れようとしていた。混沌の街に、それを知らせる鶏鳴が響く―――
-
真・女神転生 TRPG 魔都東京20XX 第一部『魔都・渋谷異聞』 2
「さっきは…こんなものなかった、のに」 「ああ、こんな夢みたいなよく分からない人たちに付き合ったのが間違いだったんだ!」
-
真・女神転生 TRPG 魔都東京20XX 第一部『魔都・渋谷異聞』 3
『これで終わりではない』 これまでの日常の中、そここに潜む陰がじわりとその濃さを増したような、そんなひと時だった。
-
真・女神転生 TRPG 魔都東京20XX 第一部『魔都・渋谷異聞』 4
「やはり、適度な距離、ってやつはお互いに必要だろう?って話さ」
-
真・女神転生 TRPG 魔都東京20XX 第一部『魔都・渋谷異聞』 5
「……ええと、僕、帰ります」 今日は酔っ払いのオトナしかいないようだし。
-
真・女神転生 TRPG 魔都東京20XX 第一部『魔都・渋谷異聞』 6
「専門書当たって駄目で、最後になんとなく月刊アヤカシパラパラしてたら見つけちゃった、みたいな」 「なるほど月刊アヤカシのバックナンバーだったか」
-
真・女神転生 TRPG 魔都東京20XX 第一部『魔都・渋谷異聞』 7
「多分さ……あんたは悪くないよ」
-
真・女神転生 TRPG 魔都東京20XX 第一部『魔都・渋谷異聞』 8
「見慣れたものが変質していると、ぞっとするな……」
-
真・女神転生 TRPG 魔都東京20XX 第一部『魔都・渋谷異聞』 9
「感謝する。今後とも、よろしく頼む」
-
真・女神転生 TRPG 魔都東京20XX 第一部『魔都・渋谷異聞』 10
「こンにチ覇!撲、ペッぱーDeath!おはな死しまShow!」
-
真・女神転生 TRPG 魔都東京20XX 第一部『魔都・渋谷異聞』 11
「えっ、サクラ、ってあのサクラ?」 「死にかけ病のサクラ?」
-
真・女神転生 TRPG 魔都東京20XX 第一部『魔都・渋谷異聞』 12
彼は、先ほどバナナミルクを作り出したミキサーを流水でざっと洗い、再び本体へとセットする。 そして、ためらいなくその中へと二枚のカードを放り込んだ。 「えっ」
-
真・女神転生 TRPG 魔都東京20XX 第一部『魔都・渋谷異聞』 13
「離せ!私が死ぬときは、清い乙女の腕の中と決めているのだ!」
-
真・女神転生 TRPG 魔都東京20XX 第一部『魔都・渋谷異聞』 14
「まぁスパイクロッドの見た目は要は釘バットですけど。」 「フルーレから釘バットに転身ってすごいな」
-
真・女神転生 TRPG 魔都東京20XX 第一部『魔都・渋谷異聞』 15
がんばれ女好きウマ。 ちょっぴりあの生意気な白馬が好きになれそうな気がした佐倉である。
-
真・女神転生 TRPG 魔都東京20XX 第一部『魔都・渋谷異聞』 16
「文字も読めるし、普通に人間の物っぽく思えるよな……」
-
真・女神転生 TRPG 魔都東京20XX 第一部『魔都・渋谷異聞』 17
「り”ょうがィ……射殺します……」
-
真・女神転生 TRPG 魔都東京20XX 第一部『魔都・渋谷異聞』 18
「君も、これからもよろしく頼む」 『短い付き合いになろうがな』
-
真・女神転生 TRPG 魔都東京20XX 第一部『魔都・渋谷異聞』 19
「飛沫だろうが夢だろうが、俺たちはここの住人だぞ」
-
真・女神転生 TRPG 魔都東京20XX 第一部『魔都・渋谷異聞』 20
「我が加護を、清なる乙女に」
-
真・女神転生 TRPG 魔都東京20XX 第一部『魔都・渋谷異聞』 21
ほどほどの刺激でしっかり楽しんでお帰りいただくのが、俺の信条なのに……
-
真・女神転生 TRPG 魔都東京20XX 第一部『魔都・渋谷異聞』 22(終)
君たちは実に歪で面白い。 面白すぎる。 我が主のうたた寝、そのほんの一時、慰撫するに足る程度には、ね。
ネタバレありPL感想・解説
何もかもがここから始まりました。
始まった頃の話など、随分と前過ぎて詳しくは覚えていないのが正直なところ。
最初は一話限りの予定だったこの話が、何年か経ってからメンバーを加えた大キャンペーンになってペルソナまで続いたり、ちょっとしたお遊びのつもりだった『CoCの世界に佐倉放り込んでみよう』と『波照間さんこの話やったら楽しそう』が化学反応起こして、重継続シリーズの真・女神転生派生CoCに繋がったりしてるんだなぁ。
そもそも、春日さんの中のヒトに『優しい朝をくださいね』で春日さんが出てくるなんてことがあるまで、「別のシステムのキャラクターを出す・コンバートする」なんて概念がなかったなぁ、私。大体キャラクターは一話限りってことが多かったので、まさか佐倉とこんなに長い付き合いになるなんて思ってもみなかったんだよなぁ。
私の中でのTRPGの概念が大きく変わるきっかけになったシリーズでもあります。
さて本編の話。
とにっっっかくにしかぜGMのサービス精神のおかげで、各イベントがザコ戦はおろかただのショップでのお買い物まで本当に楽しいシリーズです。第一話からしてそれは変わってません。
プレイ中に現実のマップや写真を貼ったりと、臨場感がある演出をしてくれたので、実際渋谷に行った際に「ほほー、ここにBarがあるんだなぁ」などと聖地巡礼ができるのが楽しい。
魅力的な悪魔達との会話や戦闘、トラップまで面白くて、その世界を冒険したり、息づいている悪魔と会話したりしたくなってしまう。ふとしたときに読み直すとついついシリーズの多さも相まって時間泥棒になってしまうのです。
戦闘がガッチガチの数値のやりとりになるのでわりとコンシューマゲーム遊んでいるみたいになりがちのシステムなんですが、そんなに「はい次はい次」ってならなかったのは丁寧な描写のお陰ですね。
そのお陰で一話一話の長さがえげつない事になって、のちのお話でGM、影で随分悩んでましたが。
酒場で飲んだくれる大人達にげんなりしたり、中のヒトがダークサマナー目指してたせいでやたら悪魔に刺々しく当たったりと、佐倉も若かったよね……
結局佐倉がダークサマナーにもならす割と丸くなってるのは、物語的には仲間や友人のお陰なんですが、そもそもがGMが悪魔に親近感を持てる描写しまくってくれたお陰です。(あとキャラクターが弱かったせい)