シナリオ紹介　CoC『欠落コディペンデント』

大変ヒロイックで、遊んでいて楽しいシナリオです。
シナリオの仕掛けも緩急がありがっつりと盛り上げてくれますし、出てくる情報からうかがえる過去が色々と想像を膨らませてくれます。
調整もしやすいですし、PCの目から見える状況に対して、実際の危険はそれほど高くはないのが本当に上手いなぁと思います。プレイヤー目線だと相当怖いですよねこれ!
個人的にはシナリオも読みやすいし、「こういう困った時にはこうする」といった救済も豊富で回す時に困ったことがありませんでした。推し!

呪いの品を手に入れた時、「触れなければ大丈夫なのか」というのは分からなかったので、一周目は「触れなければ大丈夫だがファンブルなどで触れる」とし、二周目は「所持するだけでアウト」としました。
呪い、護符がほぼ確実に手に入るようになっているし、探索きちんとやる高正気度探索者ならあんまり怖くないですしね。

実際回した時、折角の呪いが順当に進むと全然怖くないなと思ったし、呪いを受けたのが正気度高めの自キャラだったので
・護符を手に入れた後にも呪いの強化は記録しておく
・護符を一度手放したら、本来襲ってくるはずだったダメージを受ける（シナリオ記載では呪いの状態がリセットされる）
・呪いが来た時にファンブル出したら、護符を貫通して呪いの本来のダメージを受ける
・登攀したりファンブルしたり、体に大きな動きが出る状況では護符を落としてしまう可能性がある（落としたところに戻れば拾える）
・折角なので呪いの描写はガッツリ盛る
という条件で遊びました。いいタイミングでファンブルが起きちゃってすげー楽しかった。（さすがにPLのPCが呪いを受けた時は採用してません）