ニンジャスレイヤーTRPG『シャドウ・オーバー・ザ・ネオサイタマ』序章

注意
割とこのシリーズは、容赦ないゴア表現、モータルイジメ、冒涜的要素が満載です。
清く正しい、精神的ダメージに弱いモータルの皆さんはご注意下さい。

▼ 本編をいきなり読みたい方はこちら ▼


▼ TRPGの雰囲気を最初から見たい方はこちら ▼

ニンスレTRPGやろうぜ!
ニンジャマスター
どういう立場のニンジャでプレイなさいますか?
ルルブに素直に従うと、PCは基本的にサンシタソウカイヤニンジャで、ラオモト=サンからのボーナスを獲得するために、日々ソウカイヤのために働くことになります
ただし、当然悪行にも手を染めることになり、結果カルマ値が上昇します
そしてある程度高まったところでWasshoi!判定が行われ、いかなるシーンであっても、赤黒のニンジャ装束のニンジャが問答無用でシーンにエントリーしてきます
もちろん標的は皆さんです
ダークニンジャB
アバーッ
ニンジャマスター
実際絶対に勝てないらしいw
ダークニンジャB
ハイクを詠んで爆発四散ですか
ニンジャマスター
ウシミツアワーで右目にセンコめいた赤い光が灯っていたら、ハイクを読むことも許されないかもしれない……
ダークニンジャB
残るはショーユめいた黒い血痕だけ……
ニンジャマスター
なので、ヤモト=サンやシルバーキー、ネザークイーン=サンのように、フリーランスニンジャになる、というのも面白いかも知れませんね
コアなところではザイバツに加わるのも面白いかも知れませんが、いずれWasshoiされる未来は変わらない
ダークニンジャB
実際最近周囲が社畜重点なので、ニンジャでくらいフリーランスになるのもありですね
善悪
ダークニンジャB
パーティー内のアラインメントが合わないとどうなっちゃうんです?
ニンジャマスター
システムとしてフォローはされていませんが、基本的にはPVPになって、Wasshoi! が発生した時に悪のニンジャは2vs1でスレイされることに……w
ただ、私自身がこのシステム初めてなので、基本的には揃えていただけるとありがたいw
ダークニンジャB
あいw

ソーカイヤニンジャA
善の忍者って何するんだろ。
悪はとりあえずソーカイヤの手先になって一般人ヒーヒー言わせればいいの?
ニンジャマスター
原典では、ヤモト=サンみたいに、基本ニュートラルだけどモータル(一般人)がニンジャに襲われていた時に助けに入る、といったニンジャから、ネザークイーン=サンのように積極的にモータルのヨージンボーしているニンジャもいますな
シルバーキーというニンジャは、メインストーリーに巻き込まれるまでは、モータルの整体師として過ごしていたね
ダークニンジャB
そういう立ち位置も面白そう
ニンジャマスター
ただ、基本的にネオサイタマ炎上以前のネオサイタマでは、フリーランスのニンジャに対してソウカイヤが積極的に有無を言わせぬスカウトに来るので、正体を隠してひっそりと生きることになるでしょう
原典でのスーサイド=サン、なんかがそうですね
シルバーキーもザイバツからスカウトが来ていたね
ダークニンジャB
善のニンジャはPCによって色々な立ち位置が考えられそうで味わい深いし、
悪のニンジャも普段のTRPGではなかなかできないというか、ニンスレTRPGならではの立ち位置で面白そう
ニンジャマスター
ですなー
ダークニンジャB
なかなか悪のサンシタって普段できない立ち位置ですしね
ニンジャマスター
いっそニンジャスレイヤー=サンにスレイされてみるのも一興
本当にスゴイツヨイだそうですよ
まだデータまでちゃんと見れていないのですが
ダークニンジャB
爆散な ああ爆散な 爆散な するのも一興
ニンジャマスター
まずはいっちょスゴイシンプルなシナリオで爆散していただいて、その次に善ニンジャをやってみるのもいいかもしれません
まずは手始めに軽く爆散
ソーカイヤニンジャA
命がかるぅい
ニンジャマスター
ここはマッポー迫るネオサイタマだぜ

アイサツ
ソーカイヤニンジャA
見参
中の人はニンスレあんまり分からん民である
ダークニンジャB
イヤーッ! コンバンハ!
中の人はしばらく読んでなくてまた最近読み始めたのでブランクがあるの民である
ソーカイヤニンジャA
オコンバンハ
ニンジャマスター
ドーモ
ニュービーニンジャ=サン
ニンジャマスターです
ダークニンジャB
ドーモ ニンジャマスター=サン
ソーカイヤニンジャA
ドーモ ニンジャマスター=サン Aです。
ニンジャマスター
A=サン
B=サン
ハジメマシテ

ニンジャメイキング
ニンジャマスター
では、皆様がネオサイタマに降臨するためのリチュアルを始めましょう
ニンジャには、作り方が2つあります
ダイスロールとポイント振り分けです
今回は、差が開かないよう、ポイント振り分けのフルスクラッチを採用します

ニンジャは、実際4つのパラメータから出来上がっています
古事記にも書かれている

すなわち、
【カラテ】【ニューロン】【ワザマエ】【ジツ】
これらのステータスに、11ポイントを割り振ります
ただし、【ジツ】は2ポイントで1上昇するものとします

【カラテ】:近接戦闘力
【ニューロン】:ハッキング、精神ハッキングなど
【ワザマエ】:脚力や、回避力
【ジツ】:ユニークジツのLVや、その成功値に影響
特に
【ジツ】については0の場合ユニークジツそのものが習得不可能で、カラテで戦うニンジャとなります
数値の参考として、このシステムの判定について
このシステムの基本判定系は、能力値の数だけダイスを振り、目標とする難易度に指定された数値以上の出目が出ているかどうかで成否を問います
これを目標値と呼び、基本はnormal
normalの場合は4以上の出目が出ているか、が成否の分かれ目です
難易度が上昇し、hard、ultra hardと上昇する度に、求められる出目は上昇します
初期値は、ジツを除き必ず1以上必要です
ジツは0でも実際問題ありません
ソーカイヤニンジャA
ハイマスター
能力値を0とすることは可能なのですか
ダークニンジャB
ハイマスター
能力値は1~2つの能力値に極振りした方がいいですか?
それとも、ある程度全ての能力値に振った方がいいですか?
ニンジャマスター
読了した所感ですが、ばらけさせるよりはある程度絞った方がいいように思います
対抗判定は無し
戦闘は命中と回避をそれぞれ成功判定することで行う

命中:カラテ
回避:ワザマエのダイス数を回避回数ごとに分けて使う
(ワザマエ3ならば1Dで3回回避する、3Dで1回回避する等が選べる)
カラテとワザマエの重要性は? :
カラテ寄りorバランスよく振った方がいいかも。装備品を装備すると回避ダイスが減るため。
ワザマエ型なら軽量寄り。

 ※武器にカタナを選択し、精密攻撃スタイルを選ぶとワザマエで攻撃することもできる。
 デメリット:
  ・クリティカルしづらくなる
  ・カラテカウンター困難(カラテカウンターはカラテ能力値基準)
ソーカイヤニンジャA
こんな感じでやってみよ
カラテ 2
ニューロン 2
ワザマエ 3
ジツ 2
ダークニンジャB
Aさんと能力振りのバランスを変えれば(Aさんが平均型、Bは尖り型)
プレイング感触が分かりそうなので、そうしてみようかな感
カラテ 1
ニューロン 3
ワザマエ 3
ジツ 2

ガリガリのジツ型です。
実際弱くて爆発四散してもそれはそれ。
ジツの発動にはニューロン+ジツの能力値での判定が必要なので、ジツを使う場合はニューロンそこそこ要るという話。
これで模擬戦でもして確認して、おかしかったらリビルドOKでどうかなという話
だがしかしノーカラテニンジャである コザイクしてイキがっているサンシタかな?
何のとりえもない俺が突然ニンジャ能力を手に入れたんだが(ラノベ)
〈カナシバリ・ジツ〉で行きます 全力で小細工型になるぜ
アイテムはカタナを頂きます。
エイヒレ
私はエイヒレ
元Aだ
カトンにしよ
スシ喰いねぇ
アイテムはオーガニック・スシだ。
d66 (D66) > 13
公僕の流儀か。
サイバネはテッコ入れるぜ。強そうだろ?
ダークニンジャB
こちらは「コカレロ」で行きます。
D66N 初期知識 (D66N) > 31
ファッション!
「取り立てがなんだッてんだ! まずは生き残らなきゃ話になんねェぜ! サヴァイヴ、サヴァイヴだ!」
というわけで、ふわふわローンしてサイバネアイLV1を入れます。
Q: なんでコカレロ? A: ちょっと昔のパリピ酒 with 語呂

エイヒレ
エイヒレの立ち絵はこちらで作成
https://picrew.me/ja/image_maker/13563
コカレロ
立ち絵は「Niji journey」で生成しました。

ニンジャマスター
ドーモ、エイヒレ=サン
コカレロ=サン
ニンジャマスターです
アイサツは神聖不可侵な行為
されれば、返さねばならない
古事記にも書かれている
コカレロ
ハジメマシテ、ニンジャマスター=サン。コカレロです。
エイヒレ
ドーモ ニンジャマスター=サン
エイヒレです。
ニンジャマスター
ニンジャマスターは、NMニュービーなので、そのマスタリング能力は実際サンシタ以下です

ニンジャマスター
ここは、IRC上に作成された、VR戦闘空間です
皆さんは、UNIXに接続し、この電脳空間に形成されたテスト戦闘空間にログインしています
ここでの戦闘は実際バーチャルであり、ここで体力がマイナスになったとしても、爆発四散することはありません
実際安全な
こちらで、簡単な戦闘シミュレーションを行ってみたいと思います
ヨロシクオネガイシマス!
コカレロ
ヨロシクオネガイシマス!
エイヒレ
ヨロシクオネガイシマス!
ニンジャマスター
では、NMのニンジャは今回エイヒレさんのデータを流用シマス
コカレロ
クローンエイヒレだ
ニンジャマスター
まずは皆さんのニューロン値を宣言オネガイシマス
コカレロ
3!
俺は実際速い。
エイヒレ
2!
ニンジャマスター
NMニンジャのニューロンは仮に1とします
VR戦闘開始な

ニンジャマスター
まず、ニューロン値の低い順にフィールド上に駒を配置します
NMニンジャは、この位置でOKです
続いて、エイヒレ=サン
駒の配置をオネガイシマス!
エイヒレ
ここで問題ない
コカレロ
なるほど、頭がいいほど相手の行動(位置)を読んで対応する位置に陣取れる。俺は詳しいんだ。
ニンジャマスター
コカレロのニューロンの冴え!
その閃きは、実際俊敏!
続いて、コカレロ=サン
配置をオネガイシマス!
自分の攻撃手段など、位置取り重点
コカレロ
配置したぜ!
これ、配置でいきなり隣接してスタートして、集中状態に入って攻撃するのはアリなんでしょうか?
ニンジャマスター
アリアリのアリですね
ニューロンの高さによる実際メリットな
いきなり隣接していると、側転移動による回避ダイスの追加などが得られないので、注意重点

では、戦闘開始いたします
オタッシャデ!

ニンジャマスター
まず、ニューロンが一番高いコカレロ=サンのターン
今回テストなので手順重点にてご案内します
手番開始フェイズ
ここで行うことができるのは、下記の3つです
・装備の切り替え
 カタナ→素手&スリケンなど
・集中状態に入る
 この後の移動を捨て、攻撃を有利に行う
・継続系の効果を受ける
 今回は関係なし

その他、瞬時行動を一つ行えます
瞬時行動とは
・ヘンゲヨーカイ・ジツやカラテ・エンハンスメントの発動など
ただし、移動と攻撃の順番を入れ替えることはできません
コカレロ
今回は隣接しないでスタートしてしまったので、手番開始フェイズでは特に何もしません。
グレーゾーンLAN空間で売人の女から買った<羽>(エンジェルフェザー)を1枚乱暴に噛み砕いて、プラシイボ=エフェクトでスピードアップした気分になるぜ。
ニンジャマスター
続きまして、コカレロ=サンの移動フェイズ
ここでできることは、以下の3つです
・移動スタイルを選択
 通常移動、高速側転移動など
・実際の移動を行う
・移動攻撃などの特殊な効果が発生した場合はその処理
ここでの瞬時行動は、アイテムの使用など
コカレロ
脚力2で2マス通常移動。ニンジャマスター=サンに隣接。
ニンジャマスター
アイエッ!?
では、続いてついに攻撃フェイズだ
戦闘スタイル、射撃スタイルを宣言ドーゾ
戦闘スタイルとは、カタナの場合精密攻撃などが、それだ
コカレロ
戦闘スタイル《精密攻撃》を宣言。
ニンジャマスター
では
コカレロ=サンは【カラテ】ではなく【ワザマエ】での判定となる
ただし、CRTが発生しにくくなる
CRTとはサツバツ! ナムアミダブツ! で表現され
それぞれ、出目が
サツバツ 6、6
ナムアミダブツ 6、6、6
で発生となるが、
精密攻撃の場合、それぞれ出目の中に追加で6が一個、含まれていなければ発生しない!
ワザマエ値で判定し、出目の中に6が3つ含まれていればサツバツ! が発生だ
コカレロ
だがしかし今回は〈カナシバリ=ジツ〉を発動!
説明殺し! なんたる非道か!
これ発動してもしなくてもコストを消費? 発動したらコストを消費?
[ コカレロ ] 精神力 : 3 → 2
ニンジャマスター
してもしなくてもコスト消費です
ショッギョムッジョ
〈カナシバリ・ジツ〉の発動には、【ニューロン】【ジツ】の値分のダイスでNORMAL判定に成功する必要がある
NORMALの場合は出目の中に4が1個でも含まれていれば成功だ
コカレロ
NJ5 (5B6>=4) > 5,4,4,6,5 > 成功数5
メッチャ成功な
「演出はまだ未定」と書かれた巨大な板が相手ニンジャを押しつぶす!
『精神力ダメージD2』(『回避:HARD』)を与える!
PL「本編開始までに決定な」
ニンジャマスター
なんという安普請か!
NMニンジャは、即応ダイスによる回避を試みる!
投入ダイスは2!
NJ2 (2B6>=5) > 4,3 > 成功数0 失敗!
失敗な
「グワーーーッ!?」
非情なプラカードが、モグラタタキめいてNMニンジャを打ち据える
ダメージロールな
1d2
コカレロ
「ヨッシャ! これでアイツは袋のネズミ! 実際勝利も同然な!」
1d2 (1D2) > 1
system
[ ニンジャマスター ] 精神力 : 2 → 1
コカレロ
「……クソッ、<羽>を2パックも使っちまった。実際貴重なオーガニック・ドラッグだっていうのに」
つぶやく彼の背後に「本編でこんなキャラになるかどうかは未定な」というプラカードが現れた。
コンクリートブロックが実際伸縮自在な! 恐るべしフィールドトラップか!
ニンジャマスター
この空間は、実際ニンジャマスターの自由自在!
なんというヤバイ級ハッカーにも匹敵するハッキング能力か!

ニンジャマスター
続いて、エイヒレ=サンの行動
エイヒレ
遠くに配置しすぎたので、このままではジッサイ届かないのである。ナムサン
ニンジャマスター
読者諸氏の中に、ニンジャ身体能力に詳しい方はおられるだろうか?
ニンジャならば、《高速側転》移動によって、通常ではあり得ぬ移動能力を得られることが可能なはずである!
エイヒレ
ニュービー・ニンジャは詳しくないので説明を希望する!
《高速側転》移動を選択する場合
脚力x2の移動能力、さらにはナナメ移動、障害物の通過などが可能となる!
さらに、回避ダイスを直ちに2個得ることが可能!
だが、ショッギョムッジョ
その後の攻撃の難易度が+1されてしまうのである!
ナムサン!
エイヒレ
素晴らしい! お得である!
(近づけなくて殴れないより良くない?)
《高速側転》移動を選択する
まとめる人の苦悩
エイヒレ
このゲーム戦闘ログを残すの死ぬほどめんどくせぇな
コカレロ
マップバトルがあるやつはなあ……
スクショソフト入れてスクリーンショットボタンを連打するしか残す手段が無い
結局テキストのみで残すことにしたエイヒレであった。

ニンジャマスター
エイヒレ=サンの身が翻り、地を舐めるタンブルウィードめいて高速の側転でNMニンジャに迫る!
その動きは、実際俊敏!
エイヒレ
物陰で何処からか現れた火炎瓶めいたシロモノを投げる(演出未定)
ニューロンとジツを足して4、難易度はHARDだ
NJ4 (4B6>=5) > 6,6,6,5 > 成功数4
ふっふっふっ
割れた火炎瓶から禍々しい紫炎が巻き上がる
ニンジャマスター
容赦のない火炎瓶投擲!
NMニンジャは即応ダイスを2個投入して回避を試みる!
NJ2 (2B6>=4) > 4,1 > 成功数1
「イヤーーーーーッ!」
NMニンジャはニンジャ脚力で直上へ跳躍回避!
噴き上がった紫炎を華麗に回避
エイヒレ
「ザッケンナコラー」
ニンジャマスター
エイヒレ=サンの口から、容赦のないヤクザスラングが漏れる
エイヒレ
いかんいかん、今は紛れていないので演技する必要はないのだ。
コカレロ
なるほど普段はクローンヤクザに紛れて擬態ムーブメントしているのか。
ニンジャマスター
それをモータルが目撃していたならば、悪くすればしめやかに失神、あるいは失禁を免れないであろう!
コワイ!
エイヒレ
クローンに紛れて闇討ちする卑怯なスタイルだよ。
エイヒレ
中の人ニンスレへの理解度が低いので、「それはちょっと」っていうのがあったらばっさりキリステてくださって問題ない。
ニンジャマスター
この卓はヘッズニュービーに対しても手厚い支援が行われます
実際穏便な

ニンジャマスター
NMニンジャの行動
「イヤーーーッ!」
回避の勢いのまま、天井を、コンクリートブロックを蹴って距離を取る!
高速側転移動
コカレロ
「アバッ!? アイツ実際速い!? いやいや、俺の方が速い!」
ニンジャマスター
「フッフッフッ、これこそが俺のヒサツの間合い! カトン・ジツで燃え尽きるがいい!」
取り出したモロトフカクテルを連続投擲!
「イヤーーーッ!」
エイヒレ=サンとコカレロ=サンを巻き込んで〈カトン・ジツ〉
コカレロ
火炎瓶の多い卓だな!
ニンジャマスター
NJ4 (4B6>=5) > 4,2,3,3 > 成功数0 失敗!
エイヒレ
ぽんこつだぁ
ニンジャマスター
ウカツ!
高速移動に気を取られて、投擲バランスを崩すとは!
コカレロ
「ヤッタ! アイツ失敗しやがった!」
エイヒレ
「マヌケ!」
ニンジャマスター
エイヒレ=サンの口から、恐るべきヤクザチャントが溢れる
なんと禍々しきコトダマか!

ニンジャマスター
次ターン
コカレロ=サンの手番
コカレロ
移動を放棄して集中状態に入る!
「ヌォオオオン!」
ニンジャマスター
身構えるコカレロ=サンに、カラテが収束してゆく
コカレロ
だが俺にカラテは無い!《精密攻撃》スタイルを宣言!
そして今度は説明殺しせずに攻撃!
ニンジャマスター
そういえば、NMh忘れていた
《精密攻撃》は、あくまでカタナによる攻撃にしか乗ることはない!
ジツに対しては、実際無意味!
コカレロ
そうそう、「宣言して」につられて宣言したが実際無意味な
サイバネ眼球は生身の眼には実現しえない動体視力を提供する!
【ワザマエ】のみを使用する全ての判定(『《連続側転》判定』や『《交渉》判定』および《精密攻撃》時の『攻撃判定』など)でダイスが+1個される!
NJ4 (4B6>=4) > 2,6,2,4 > 成功数2
成功!
ニンジャマスター
集中することで、難易度は−1されている!
が、その成功数は変わらず!
コカレロ
おおっと 実際補正を忘却な
これがローンと己の眼球(ド近眼)を代償に得た能力だ!
ニンジャマスター
NMニンジャは、得た回避ダイス1と残る即応ダイスを1を投入し、回避を試みる!
NJ2 (2B6>=4) > 1,2 > 成功数0 失敗!
回避ダイス……各ターンごとにニンジャの一番高い能力値と同数となる。回避に使用できるが、消耗する。
即応ダイス……初期個数5。回避を除く判定に追加で使用できる。消耗する。
この回は皆ニュービーなので理解不足である。
コカレロ
「イヤーーーッ!!」
ニンジャマスター
「グワーーーーーッ!?」
コカレロ
「オシキリ!」
ニンジャマスター
ゲームセンターに置かれた大人気ゲーム『ワニワニパニック』のワニめいて、容赦なくNMニンジャがプラカードに打ちのめされる!
2度、3度!
みんなニュービー
system
[ ニンジャマスター ] 精神力 : 1 → 0
コカレロ
あれっ体力でなく?
ニンジャマスター
あれ、ジツではなく?
コカレロ
今回は攻撃ですぜ
ニンジャマスター
ハヤトチリ
コカレロ
実際テスト空間なので色々試行な
エイヒレ
テストは大事なのである
ニンジャマスター
読者諸氏の中に、ニンジャ歴史に造詣の深い方はおられるだろうか?
おられたならば、ミヤモトマサシの『急いだヒキャクがカロウシした』というコトワザがニューロンに閃いたはずである
ニンジャマスターの痛恨の判定ミス
system
[ ニンジャマスター ] 体力 : 2 → 1
[ ニンジャマスター ] 精神力 : 0 → 1

コカレロ
「セイッ!」
ニンジャマスター
NMニンジャは、コカレロ=サンのカタナに切り裂かれた!
しかし、その傷は実際浅い!

ニンジャマスター
エイヒレ=サンの手番な
エイヒレ
動くと次にあの火炎瓶でどちらかがでかいの喰らうんだよな。
立ち位置はこのまま再度〈カエン・ジツ〉を使用する。
ニンジャマスター
ウカツ!
自らのジツの名を誤るとは!
〈カトン・ジツ〉が実際正しい
エイヒレ
ぎりぎり範囲に入り、コカレロ=サンに影響の出ない所に
「カエン」と書かれたビンを投げつける。
これでよしと。
コカレロ
「カトン」ジツなのに実際 遁 していないという主張かもしれない
ニンジャマスター
NMニンジャを右上隅に捉える形ですな
エイヒレ
そういうことになる。
NJ4 (4B6>=4) > 4,1,4,5 > 成功数3
ニンジャマスター
NMニンジャは残る回避ダイス1を消費して、回避を試みる!
NJ1 (1B6>=4) > 4 > 成功数1
「イヤーーーッ!」
クレイジーマウスめいて、NMニンジャの身が翻る
エイヒレ
かわされた。
「カエン」と書いたのがまずかったのかも知れない。
次作る時には「カトン」と書こう。

ニンジャマスター
NMニンジャの手番
再び、ネズミ花火めいて、彼の体が跳ね回る
高速側転移動
その最中に、ハイウェイの落下物めいて、正確に転がされたモロトフカクテルがエイヒレ=サンに迫る!
「カトン!」
NJ4 (4B6>=5) > 6,3,4,6 > 成功数2
2個成功な
エイヒレ=サンは爆心地ゆえ、回避hardな
そしてこのターン、移動していないエイヒレ=サンは回避ダイスを獲得していない!
エイヒレ
ふむふむ
ニンジャマスター
ウカツ!
即応ダイスで対応するしかない!
相応ダイスは、5個な
シナリオ中、消費した即応ダイスは回復しない
節約重点
※回避ダイスはそれぞれ最大の能力値と同値持っている物なので、ここの説明は間違い。
皆ニュービーなので仕方ないのである。
エイヒレ
二個振ってみるか
NJ2 (2B6>=5) > 5,6 > 成功数2
さっきから出目が輝いているのである
コカレロ
キラーン
ニンジャマスター
無慈悲!
モロトフカクテルが噴き上げる炎は、エイヒレ=サンの黒スーツの裾を焦がすに止まった
エイヒレ
人間万事サイオーが馬。さっきの雑談での1の3連はこの予兆だったのだ。(テストで振ったら酷い目が出た)
ニンジャマスター
サイオーホースな
エイヒレ
「スッゾコラァァ」
心の底から怒りが漏れた。
そしてニンスレ語の難易度は天井知らずである。
ニンジャマスター
怒りにゆらめくエイヒレ=サンのヤクザスラングがVR空間にこだまする
コワイ!
エイヒレ
ウカツ!
ジツを使うと精神が減ることを忘れて二発撃ってしまったのだ!

ニンジャマスター
コカレロ=サンの手番な
コカレロ
では2マス移動!
攻撃フェイズで〈カナシバリ=ジツ〉を発動! NMニンジャを中心に3x3マスを範囲とする!
ターゲット「ターゲット:隣接する3×3マス」だから行けるはず
[ コカレロ ] 精神力 : 2 → 1
NJ5 (5B6>=4) > 2,5,6,2,1 > 成功数2
肉を切らせてボーンカッター!
『精神力ダメージD2』(『回避:HARD』)!
ニンジャマスター
NMニンジャは得た回避ダイスの内2個を消費!
しかし高速移動のため、難易度が上昇し、ジツの爆心地である彼の回避難易度はUHである
NJ2 (2B6>=6) > 1,6 > 成功数1
「イヤーーーーッ!」
迫るプラカードを減り上げ回避!
コカレロ
「あれは……、クソッ、伝説の【回避に定評のあるマスター】のソウルじゃねぇか!」
「実際ヤバイぞ、エイヒレ=サン。手数で畳みかけるしかねぇ!」
エイヒレ
嫌すぎるソウルだな。
「ドグサレッガー!」
ニンジャマスター
あれは、カイヒニンジャ=クランのキューソカイヒ!
追い詰められるほどにその回避は冴え渡る!
ニンジャマスターの中の人は、GM系統やる時突然ダイス目が良くなって、低確率の筈の回避を決めまくり、即死攻撃をバンバン当ててくる恐ろしいソウルの持ち主なのである。
真・女神転生TRPGでの悲劇忘れじ。コワイ!
当たらなければど(略)
コカレロ
正直ピーキーな構成にしすぎてワザマエ値が余ってる気はするけど、面白いからこのまま行こうと思った
コカレロ
あ、忘れてた!
このジツを回避できなかった敵全員を、ターン終了まで『崩れ状態』(この状態の敵に対する攻撃/射撃は難易度-1)にする。

こんな効果あるんでした
ニンジャマスター
忘れていた!
コカレロ
実際崩れ状態を考慮すると、〈カナシバリ=ジツ〉使いの速度が速いの結構強い
ニンジャマスター
最終的に全て回避すれば良いのだ
コカレロ
カイヒニンジャ=クランなら本当にやりそうだからコワイ
いっそワザマエ2に落としてニューロン4(減った分はサイバネで補う)にするのもアリかもしれない スピード&ジツ特化な
ニンジャマスター
ウカツ!
どんなに強力な打撃も、当たらなければ意味がない!
ニンジャマスター
アリアリ
コカレロ
〈カナシバリ=ジツ〉が攻撃フェイズ使用で、使ったら他の事できないですからね
サイバネアイあるから判定値は3確保できるし

ニンジャマスター
エイヒレ=サンの手番な
エイヒレ
《高速側転》を選択
ニンジャマスター
エイヒレ=サンの体がアラバマの大地を吹き渡る黒い風めいてNMニンジャに迫る
エイヒレ
よろしいならばカラテだ
怪鳥音に似た奇声を上げながら、右腕のテッコを回転させ襲い掛かる。
ニンジャマスター
あれは、伝説のアカチャンニンジャ=クランのダダッコパンチ!
エイヒレ
NJ3 (3B6>=5) > 1,1,3 > 成功数0 失敗!
コカレロ
ダイスが敵に回ってきた
エイヒレ
「ナマッコラー!」
足を踏み鳴らしている。
ダダッコ=アースクエイクである!
さっきの怪鳥音は「アイスカエヤコラー」とかかな……
横回転のつもりだったけど、ダダッコ面白いから採用。
ニンジャマスター
威嚇もものともせず、NMニンジャの手番な

ニンジャマスター
《高速側転》で移動
あれはNMニンジャ=クランのコピージツ!
NMニンジャのテッコが唸りエイヒレ=サンに襲い掛かる!
NJ3 (3B6>=5) > 1,2,3 > 成功数0 失敗!
ウカツ!
どんな強力な(ry
エイヒレ
「ザッ(略)」

ニンジャマスター
コカレロ=サンの手番な
コカレロ
《高速側転》移動で隣接!
だが長大なカタナがこの時ばかりはデッドウェイトとなる! ナムサン、難易度+1だ!
NJ4 (4B6>=5) > 1,1,6,2 > 成功数1
アブナイ! サイバネアイがあってよかったぜ!
「イヤーーーーァアアア!!」
ニンジャマスター
長く尾を引くカラテシャウトが、NMニンジャを取り巻く!
コカレロ
ヤバレカバレ! 俺にはもう後がない!
そして、精神力がもうないので近接攻撃!
ニンジャマスター
ジツが尽きたならば、どうする?
そう、カラテだ!
コカレロ
NJ4 (4B6>=4) > 2,6,4,2 > 成功数2
ニンジャマスター
ワザマエ!
コカレロ=サンのスキルは、〈カナシバリ・ジツ〉だけではないのだ!
NMニンジャは回避ダイス1とテッコの回避ダイス1を使用して回避を試みる!
あとあれだね、NMニンジャも高速側転してるから、判定難易度さらに+1だったね
いずれにせよ1成功してるけど
NJ2@N (2B6>=4) > 6,6 > 成功数2
サツバツ
NMニンジャの回避が冴え渡る!
コカレロ
これがカイヒニンジャ=クランのワザマエか!
エイヒレ
「カイヒニンジャ=クラン恐るべし」
コカレロ
「クッソ! 小細工で回避しやがって!」 自分の事はオン・ザ・ラックだ!

ニンジャマスター
エイヒレ=サンの手番な
エイヒレ
カラテだ!
一歩移動
そしてまたも回転する腕で殴りかかる。
ニンジャマスター
通常移動ですか?
エイヒレ
通常!
NJ3 (3B6>=4) > 3,2,2 > 成功数0 失敗!
「ニゲンナコラー!」
腕がぶれている。
ニンジャマスター
「ニンジャ同士のイクサに整備不良のテッコで挑むとは」
エイヒレ
「インチキかコラー!」

ニンジャマスター
NMニンジャの手番
《連続側転》移動
コカレロ=サンにカラテパンチ
NJ3@H (3B6>=5) > 6,4,4 > 成功数1
唸るテッコがコカレロ=サンに迫る!
コカレロ
「アバッ!」慌てて回避な! 回避ダイスを2個使用!
NJ2 (2B6>=4) > 3,1 > 成功数0 失敗!
ニンジャマスター
コカレロ=サンにダメージ1!
[ コカレロ ] 体力 : 1 → 0
打ち据えられたコカレロ=サンは気絶
「イヤーーーッ!」
コカレロ
「アバーーーッ!」
エイヒレ
「コカレロ=サン!」
「ヤラッテンジャネーゾコラァ!」
コカレロ
「スマン」気絶!
コカレロ
ワザマエ主体でサイバネアイある(=射撃ダイス+2)から、カタナやめて射撃系にするのも手かな
ニンジャマスター
ですなですな

ニンジャマスター
エイヒレ=サンの手番な
エイヒレ
一歩移動し殴る。
俺にスイッチを買え。
NJ3 (3B6>=4) > 4,5,3 > 成功数2
ニンジャマスター
NMニンジャは回避ダイス1、テッコの回避ダイス1を使用して回避!
NJ2 (2B6>=4) > 2,3 > 成功数0 失敗!
「アバッ!?」
エイヒレ
床に転がり回ることで、突如の低い姿勢からのダダッコアクション!
ニンジャマスター
NMニンジャの体が打ち上げられ、天井にクレータを穿つ!
その途端、周囲の景色は01に分解され、風に払われるように吹き散らされ消滅してゆく
[ ニンジャマスター ] 体力 : 1 → 0

ニンジャマスター
『VR戦闘シミュレイション、終了な』
『オツカレサマドスエ』
奥ゆかしい電子マイコ音声と共に、2人のニンジャの意識は覚醒する
コカレロ
「エイヒレ=サン、オツカレサマ。実際近づいて戦うのはボーンブレイキング・マターな、俺は学んだ」
エイヒレ
「この技は正直どうかと思う」
「クライングチャイルドとキングには勝てぬという言葉に学んだが、理解不足だった」
コカレロ
「ああ、だがお前のパンチは鮮やかだった」
ニンジャマスター
2人のニンジャは、気がつけばオブツダンめいたVR専用UNIXから起き上がっていた
2人が所属する暗黒カルト=クランが所有する、最先端の訓練施設だ
エイヒレ
「実際ジツは重い。カラテこそニンジャに必須だ」
「脚力大事なので麻ジャンピングを極めようと思う」
コカレロ
「おう、頼りにさせてもらうぜ」
ニンジャマスター
この施設には江戸時代から伝わるニンジャの訓練設備『アスナロ』も備えられている
脚力鍛錬には有効だろう
エイヒレ
日常会話くそむずいんですけど。
コカレロ
普通に喋ってもいいのよ
エイヒレ
もう面白いからダダッコ=ヤクザモドキでいいや。
ニンジャマスター
彼らは、ネオサイタマのスラムの片隅に居を構える暗黒カルト=クランに所属するニンジャだ
秘されたその存在のため、ソウカイヤにすら忘れられた教義
今、ソウカイヤは不意に現れた、ニンジャをスレイする不確定存在に翻弄され、混乱の只中にある
今こそ、自らが表舞台へと進出し、ソウカイヤに代わりネオサイタマを裏から牛耳る組織として、名乗りをあげる好機
そのためのカラテ鍛錬に余念がない
彼らの禍々しき野望が結実する日は近い……のかもしれない
といった感じで、導入めいたエピソード完結な