穂坂 灯歌
そろそろ救われたい穂坂です。こんばんは
波照間 紅
こんばんは JKに救いを
春日 晴姫
救いたい
洞川 尼助
JKは救えずフルボッコにされましたこんばんは
春日 晴姫
眠いのでちょいちょいここであらぶりますがユルシテ…ユルシテ……。
ぶおーん
洞川 尼助
眠いと荒ぶるのか…
春日 晴姫
うぇーい!
洞川 尼助
ウェイウェイ
穂坂 灯歌
危険運転してる巫女がいるぞ!!
春日 晴姫
音声繋いでくださっても嬉しいんですよ……(遺言)
洞川 尼助
お客様の中にスナックをお持ちの方…!
穂坂 灯歌
うちそういう店じゃないんですよぉ~
洞川 尼助
指くわえてくれるのに?
穂坂 灯歌
それはサービス外なので今後出禁です
春日 晴姫
はい(スン)
私は眠気覚ましに情緒を殺します……。
穂坂 灯歌
どうやって…
波照間 紅
あとじゃがりこならもってますが、意志が強い人がいたのでこれ食べてええのんか??ってなってる
春日 晴姫
ここで参加した卓に使われたイメソンがあるじゃろ?
ええですよ>じゃがりこ
情緒が死ぬんじゃ。
トモキ
ヌルゥリ
佐倉 光
こっちだった
波照間 紅
刀がニュッしてきた
洞川 尼助
刀生えた
佐倉 光
佐倉はまだ人間です
穂坂 灯歌
魔物だったのかあ
春日 晴姫
はわ
佐倉 光
次の成長があるならマガタマ呑んでやろうかと思ってるけど人間です。
穂坂 灯歌
マガタマあるんだ…
GM
マガタマあるよー
魔人になる?
佐倉 光
ひとつどう? 大体の人は死ぬらしいけど。
ちゃんとルールあるんだよ。
波照間 紅
PLとしては非常に気になる>マガタマ
穂坂 灯歌
いやー人修羅になったら半裸になるのでちょっと…
佐倉 光
きっと他の人が服くれるからダイジョブ
ずっと昔にやった卓で、魔人化したのに日常生活送らなきゃならなかったPCが「電飾仕込んだ」とかすごい言い訳してた。
波照間 紅
なにそれ楽しいな
穂坂 灯歌
それでいいのか一般社会
GM
光るタトゥー入れてる人は実際にいるからね
佐倉 光
いるのかよ
傾いてんな
洞川 尼助
ゲーミング人
穂坂 灯歌
すごいな今のタトゥー
光るタトゥーでぐぐったらめっちゃ光ってた…
春日 晴姫
ゲーミングタトゥー


GM
それは、異常な光景だった。
あまりにも異常がすぎるそれは、いっそ映画だと言われた方が納得が行きそうなほど。
穂坂 灯歌
(これは夢だ、これは夢だ、これは夢だ…)
GM
折れた首をぶらぶらとさせながら這う男は、とうとう階段を登り切った。
「木村。娘を連れて戻れ。私はこいつを祓ってゆく」
木村と呼ばれた男は、無言で頷くと穂坂の手首を掴み上げる。
穂坂 灯歌
「ひゃっ!?」
GM
「来い。生きたまま食われたくなかったらな」
穂坂 灯歌
「……」いいなりも嫌だけど食べられるのも嫌だなあ
ついていくか…

穂坂 灯歌
力が……力が、欲しい……!(闇堕ち系ライバル)
波照間 紅
きっともうすぐ力もらえるやつ
穂坂 灯歌
ペルソナ様やっておくべきだったなあ
佐倉 光
ペルソナ様ペルソナ様おいでください
春日 晴姫
こっくりさんみたいなテンションの佐倉くんがいる。


GM
木村は、穂坂を引きずるようにしながら、一度エレベーター通りへと戻り、そこを北上。
洞川さんは、立てる?
洞川 尼助
「いててて…ひどい目にあった…」よろよろ立ち上がりますよ
穂坂 灯歌
引きずられてます
GM
では、ようやく立ち上がった洞川の前を、先程のJKが腕を引かれて連れて行かれる。
洞川 尼助
(戻ってきた…2人だけ…?)
穂坂 灯歌
ずーりずーり
洞川 尼助
(うーん…また邪魔をしても何をされるかわからないしなあ)
(警備員や店員さんの目に触れるところならあるいは…とりあえず後を追おう)
GM
ちっちぇーけど、現在地にチェックマーク置いた
春日 晴姫
おっ、ありがとうございます!
波照間 紅
おお、チェックマークのありがたみ
穂坂 灯歌
ありがてし!
GM
裏通りとなるエレベーター通りには、残念ながらシャッターの閉じた店が多い。
それでも、通りすがった人の何人かは何事かとそちらを首だけで振り返っている。
男は穂坂を引きず流ようにしながら、やがてエレベーターへとたどり着く。
洞川 尼助
(下に降りる気かな…?)
GM
男が▽ボタンを押すと、折よく間近に箱があったものか。
すぐにドアは開き、
「乗れ」
穂坂 灯歌
「……」むーってしながら乗る
洞川 尼助
いまだ!
GM
一言と共にJKを押し込む。
そのまま男もエレベーターに乗り込み、ドアは洞川の目の前で閉まり始めた―――
洞川 尼助
「ちょっとまったー!!」
エレベーターのドアにカバンをねじ込んで開けさせます
GM
残り、わずか10cmほど。
穂坂 灯歌
「おおう」同じような人が増えた…!
GM
ねじ込まれた洞川の鞄が挟まれ、ドアは再びするすると開いた。
男が家、と舌打ち。
穂坂の目の前で、即座に『閉』ボタンを連打する。
再び閉まり始めるドア。
洞川 尼助
今度はドアを両手で抑えて閉じないようにします
「させねぇよ!」
GM
「……ああ、そうかい!」
波照間 紅
洞川さんかっけぇ
春日 晴姫
この顔いいなぁ
GM
男は吐き捨てるや、洞川の胸ぐらを引っ掴むと、押し出すかと思いきや、強引にエレベーターに引き入れた。
そのままの勢いで、穂坂に洞川の肘やらが当たるのも構わず、箱の奥の壁へと叩きつける。
穂坂 灯歌
「ひぇっ……」
洞川 尼助
「おおっとぉ!」逆に引きずり出そうとするけど筋力では勝てないね
穂坂 灯歌
洞川さん見せ筋だから…
GM
力、おいくつでしたっけ
洞川 尼助
4です///
穂坂 灯歌
すごーい 穂坂の2倍あるねー
GM
では、中の上くらいの腕っ節ではあったが、男はそれを凌駕する膂力でもって、洞川を叩きつけた。
洞川 尼助
「いってぇ…」
GM
そのまま腕を捻り上げ、洞川の顔面を壁面へと押し付ける。
洞川 尼助
「いでででで!くっそ離せよ!!!」
GM
養生のためか、景観のためかはわからないが、カーペット質の壁に貼られたマットが、洞川の頬をじゃり、と擦る。
波照間 紅
覚醒イベントを待たずして洞川さんは男にボコボコにされ死してしまうのか
春日 晴姫
ここが覚醒イベのような……?
波照間 紅
とはいえ洞川さんをボコリングしているのは一応人間(?)の男だし、どうなんだろう?
佐倉 光
人間だけとは限らないぞ
それに人間だって悪魔になる……
穂坂 灯歌
「ちょ、ちょっと、そこまですることないんじゃないの…!?」
洞川 尼助
せめてドアを開けたいけれどボタンに指は届かないでしょうか
GM
残念ながら届かない。
それをこそさせないための拘束だろう。
思わず抗議の声をあげる穂坂を睨みつけ、男は懐に突っ込んだ手を引き抜く。
一瞬、照明が銀の光を反射させる。
「ヘタに首突っ込まなきゃ、あるいはあと少しでも長生きできただろうに、馬鹿野郎が」
穂坂 灯歌
「! おじさん、危ない!!」
洞川 尼助
「何っ!」
GM
穂坂の声に一瞬身体を捻ったためか。
閃く銀光が、洞川の目の前の壁面に突き立てられる。
洞川 尼助
こうなりゃ腕の1本くらい折れても構わねぇ!
穂坂 灯歌
いや斬れちゃう
洞川 尼助
「ひっ…こいつ…!」
GM
「おとなしくしてりゃぁ、さして苦しまずにバラしてやれるんだぜ?」
改めて、力を込めて洞川を壁面に押し付ける。
穂坂 灯歌
「こ、殺すとか、よくないと思うんだけど!?」

穂坂 灯歌
やべーやべーと思いつつ穂坂はふつうのJKなので動けないのであった。まる。
波照間 紅
ここで男に何か言おうってだけでもむちゃくちゃ勇敢なJK
佐倉 光
凍っちゃうよ
波照間 紅
それな
佐倉 光
声出るだけでえらい
波照間 紅
普通のJKならまず状態異常: FREEZE
穂坂 灯歌
口だけは達者


洞川 尼助
力を抜いて体重を下にしてもダメかしら
GM
聞き齧った護身術の実践。
洞川 尼助
スキルないからね!
GM
試してみようと思ったが、背面で腕を捻り上げられていては、むしろ己の肩を痛めるだけだ。
男二人が揉み合う揺れに、箱が軋む。
洞川 尼助
ギシギシ

波照間 紅
アンアン
佐倉 光
あらやだ
穂坂 灯歌
やめいやめいその効果音
春日 晴姫
あっあっ///
佐倉 光
3人でなんてそんな
春日 晴姫
あかん気がする。やめとこ。
洞川 尼助
くっそこんなときにGoProがあれば
波照間 紅
主観視点なの?
穂坂 灯歌
センシティブな動画になっちゃう
佐倉 光
どっちのギシギシでもゆーちゅーぶさんにおこられる。
春日 晴姫
せやな……?


GM
吊り下げ式のエレベーターの外壁で、レールが接触し、少々背筋を寒くするような金属音が響く。
ややあって
『一階 です』
洞川 尼助
「に、逃げろ!!」
穂坂 灯歌
逃げられる配置なんです?
GM
ドアの前を塞ぐ形で、洞川を壁に押しやっている男の体がある。
少々邪魔だが、不意をついて一気に行けば、なんとかーーー?
穂坂 灯歌
逃走チャレンジします
GM
ぽおん、という音と共に、ご、とドアが開き始める。
穂坂 灯歌
こんなとこにはもういられねえ!!
GM
ドアが開く。
徐々に広がってゆく空間、その向こうに
巨大な顔、があった。
穂坂 灯歌
「ふえええええええ!?!?!?」
佐倉 光
ぶっは
穂坂 灯歌
波照間 紅
超邪魔フェイス
佐倉 光
4文字さん? アバドンさん?
洞川 尼助
悲鳴を聞いて何事かと振り返ろうとします
GM

それは確かに顔だった。
しかしそれはまるで厚みを感じられず、まるでフィルムに投影したもののようで
何かの苦悶に捥がくようにその表情をぐねぐねと蠢かせている。
穂坂 灯歌
「な、な、な、な、なにこれぇ!?」
GM
その顔だけが、開いたドアの向こうの中空に浮かんでいた。
穂坂のその声に、男が洞川を押しやりながら、振り向く。
洞川 尼助
「ど、どうした、なんだってんだ!」見えない
GM
そして顔を認めた刹那、う、といううなりと共にそちらへと向き直ろうとする。
穂坂は、その瞬間を確かに見ていた。
その歪んだ顔は、男の動きと声に反応したか、
ぐにゅりとその姿を歪め、まるで男の頭を飲み込もうとするように口を大きく開き
穂坂 灯歌
「あ」
GM
そのまま飲み込んだ。
とはいえ、半透明のその顔。
飲み込まれた男の顔はそのままに見える。
しかし、飲み込まれた瞬間
「おぐ」
男はくぐもった呻きをあげて硬直した。
穂坂 灯歌
「……ふへ、なにこれぇ」もうむりー へたりこむー
GM
玩具の人形めいて痙攣する男の手から、ナイフが落ちる。
洞川は拘束を解かれた。
洞川 尼助
「お、抜けた!てめぇよくも」
「………」
GM
突っかかろうとする男の顔は、半透明の巨大な顔の口中で、泡を吹き、白目を剥いた壮絶な有様。
顔中の血管が浮き上がり、その顔色はみるみる青黒いものとなってゆく。
洞川 尼助
「溺れてるのか?お、おい…!」
GM
男の体ががくがくと痙攣する。
今なら、彼らとドアの隙間を抜けて、外へと出られるだろうか。
佐倉 光
あー、あいつも顔だったなって
洞川 尼助
「…に、にげよう!」
へたり込んでいるJKを引っ張ってドアを抜けようとしましょう
穂坂 灯歌
「ふえ……ふぁい」ひっぱられていきます
GM
徐々に大きくなる痙攣の横をすり抜けて、エレベーターの外へとまろびでる。
ここはエレベーターホールだ
どちらへと逃げよう。
穂坂 灯歌
もう出口行こう…
洞川 尼助
「事務所は北だったな…とにかく人のいるところにいこう」
GM
北へ向けば、エレベーター通りの廊下めいた狭い通路の向こう、陽の光の指す出入り口が見える。
そちらへと震える足をもつれさせながら、走る。
洞川 尼助
「あいつらに見つかる前に急げ急げ…!」
穂坂 灯歌
「う、うん……!」
GM
路地の横を抜け、走る。
ほんの50mほどの距離が、恐ろしく遠く感じる。
数店舗分の前を駆け抜け、
その時、通路の左右からふらりと人影が現れた。
洞川 尼助
「…!」
身構えましょう
穂坂 灯歌
「な、なに!?」
GM
運送会社のものとして見慣れた、ベージュ色のストライプの制服。緑色のキャップ。
男たち二人が逃げる穂坂と洞川の前に現れる。
「おぐ」
「ぐぐぐ……うぐ」
洞川 尼助
「なんだ宅急便の人か、あのー?」
GM
呻きと共に身体を痙攣させながら。
その頭部は、冗談のように巨大な顔に飲み込まれたまま。
穂坂 灯歌
「ち、違う…!変だよこの人たち」
洞川 尼助
「げえっ、さっきのあれか!!」
佐倉 光
なんとなく「はたらく細胞」のウイルス感染細胞を思い出している。
穂坂 灯歌
そのゾンビどものいないとこに行こう
洞川 尼助
すりぬけられそうにないなら、引き返してスッポン堂の角を曲がる?
GM
痙攣する二人の間は、一人分ほどの隙間はある。
しかし、明らかにこちらへと興味を向けている今、果たしてそこを無事に抜けられるだろうか?
穂坂 灯歌
引き返して別の道に行こう!
GM
振り返り、駆け出す。
力の抜けそうな膝を叱咤しながら駆け出そうとすると、
いつしか蛍光灯の消えていた路地の向こうから、唸り声。
先程、エレベーターで取り込まれた男が、その頭部を巨大な顔に飲み込まれたまま、路地を塞ぐように現れた。
洞川 尼助
「また出た…!」
穂坂 灯歌
「ど、どうしよう」
春日 晴姫
イケメンだったらここで乱入できるはずなのに!!!(できません)
佐倉 光
チップ2枚で乱入できるシステムではない。
春日 晴姫
スン
GM
どしゃり、どしゃり、と音が響く。
見れば、顔に取り込まれていた男たちが倒れ伏していた。
その顔は土気色でげっそりと頬はこけ、
先程までの痙攣の様子もなくぴくりとも動くことはない。
洞川 尼助
「あ、あれ…?」
穂坂 灯歌
「も、もしかして、あの顔がゾンビを作ってる…?」
GM
彼らの上で、巨大な顔はぐにゃぐにゃと蠢いていた。
まるで『一つの食事でも終えたように』
洞川 尼助
「こいつら…人を食ってるのか…?」
GM
そして、彼らはキープしておいた新鮮な食事を見つけた悦びに震えるかのように、ゆらゆらと陽炎めいて顔をゆらめかせ、ぉぉん、とかすかに唸った。
佐倉 光
ウルイィィィィイ
春日 晴姫
今からでもなれるイケメンってありますか?
佐倉 光
悪魔と合体したらランダムでイケメン悪魔になれる可能性がなくもない
でもきっとヨーソローの人はそこまで倫理的にアウツなことはやってくんない。
穂坂 灯歌
「なんなの、こいつら…」
GM
やがて、彼らはゆるゆると、しかし確実に二人の方へと漂ってくる。
洞川 尼助
「くそ、囲まれてる、どこかに逃げ場は…」
GM
彼らに囚われたならば。
彼らの仲間になったなら、あるいは。
この恐怖から解放してされるのだろうか。
穂坂 灯歌
(そ、れは、嫌だ。私は……みさちゃんに会うんだ。だから、どうにか逃げないと……)
GM
そんな諦めにも似た、絶望感が、心にじわりと染み込んでくる。
それは、冬の日にドアの隙間から差し込む冷気にも似て。
洞川 尼助
「お…オンアビラウンケンソワカ、オンアビラウンケンソワカ」ぶるぶる
GM
唱える真言も、彼らの接近を押し返すこともなく。
穂坂 灯歌
(おかしいでしょ、こんなの……やっぱ夢だ……夢であってほしい……)
GM
気がつけば、彼らの顔はもう触れるほどに間近に迫っていた。
怖気を誘うほどの冷気が、頬を撫でる。
洞川 尼助
「な…なぁ君…」
穂坂 灯歌
「な、なに」
洞川 尼助
「目の前の1匹…何とかするから…逃げてね」
穂坂 灯歌
「え……どういうこと」
GM
やるやないか
佐倉 光
かっこいいぞ
穂坂 灯歌
かっこいいなあ
洞川 尼助
「ケンバイケンバイソワカ、おーん!」目の前の1匹にタックルだ!
GM
山伏姿の男が、真言を叫びながら一つの顔へと飛び込んで行った。
穂坂 灯歌
「え、え、ええっ!?」
洞川 尼助
「とにかく走れー!!」
穂坂 灯歌
は、はしるー!
GM
暖かな生気に触れ、顔が愉悦に震える。
洞川の目、鼻、耳、肌、粘膜
あらゆるものを通じて、猛烈な寒さが侵入してくる。
それは、肉体ではなく魂が凍える冷気だ。
洞川 尼助
「寒い寒い…なんだよ…」
春日 晴姫
あかんくない???>表
穂坂 灯歌
え、メガテンってなにもできずにロストする?
GM
気持ちを、心を萎えさせ萎縮させる、この世のあらゆる絶望をないまぜにしたような冷気が、心に染み込んでくる。
穂坂の目の前で、山伏姿の男の身体が硬直し、たちまちに痙攣を始める。
洞川 尼助
「あー…おいらこのまま10万登録いかずに終わるのかぁ…」
GM
最後の瞬間。
全てを諦め、手放そうとした、その最後の瞬間、動画投稿者としての一つの悔いをつぶやいた瞬間、
洞川の胸元、ジャケットの内ポケットで微かな振動。
春日 晴姫
うわこわ……。
ねこのひが終わっちゃった
佐倉 光
にゃんにゃんミィ
何も問題はないな
GM
そして穂坂。
穂坂 灯歌
ケータイ盗られてるけど…
GM
穂坂は立ち絵ではずっとそうだけど、今もヘッドホンしてる?
穂坂 灯歌
首にひっかけてます
大きい音したら聞こえるんじゃないかな!
GM
では、その首元から、何がシカ何がしかの曲が流れていることに気付く。
スマホはとうにどこかへとやってしまい、リンクされていないはずのヘッドホンから。

春日 晴姫
すっげぇ今更ですけどメガテン×ヘッドフォンって言うと花村 陽介思い出すなぁ……。
花村はペルソナだけど。
GM
「カレーは辛いとか甘いとかだろ!コレくせーんだよ!」
穂坂 灯歌
戦闘中は陽介と一緒できっと曲聞くようになるよ
鹿の曲
洞川 尼助
>>>シカ<<<
穂坂 灯歌
どういうことだってばよ!
春日 晴姫
鹿の曲……奈良県の県歌?
佐倉 光
シカシカ
うしおととら でキリオが聴いてたヤツでしょ
穂坂 灯歌
鹿の曲…
GM
鹿ではない
誤字は存在しなかった、いいね?


穂坂 灯歌
「え、え、バグった!?」
GM
それは、どこか牧歌的とも思える、独特な曲。
しかし、どこか心惹かれるような不思議な旋律。
穂坂 灯歌
思わずヘッドホンを引き上げて聞いちゃう
GM
それは、いつか聞いたことのある、ケルトの民族音楽にも似た
穂坂 灯歌
そういえばウィッカでしたわ
GM
それは、穂坂の心の中に、何処とも知れぬ広大な森の中の光景を描き出した。
その森の中で、秘術を駆るもの達。
ファンタジー映画の中でしか見たことの無いような、ローブに身を包んだ彼らが携える、トネリコの枝に描かれた、幾何学的な文様。
力ある文字。
春日 晴姫
ルーン文字?
穂坂 灯歌
だと思う?
春日 晴姫
わからん…ケルトと言えばルーン文字のイメージある……。
穂坂 灯歌
なんで、こんなときに、こんなものが見えるんだろう、と思いつつもそのイメージから目が逸らせない。
GM
何故かはわからない。
穂坂は、その文字を、読み方を。
音としてだけではない。
己の内の力ある源から、発する方法を、何故か理解できた。
それをただ一言、口にすれば。
穂坂 灯歌
反逆してしまう
GM
あ、発声しないならこのBGMなしだわw
先走ってしまった
波照間 紅
BGMなしになったw
穂坂 灯歌
キャンセル入ってしまった
春日 晴姫
www
穂坂 灯歌
発するわ!でもルーン文字にな!中の人が詳しくないんだな!
GM
発声した、ってことにするだけでイーンダヨ
穂坂 灯歌
発声した!!!!なんかわかんないけど!言えばなにかが起きる気がした!!!
GM
己の体内を血液の流れに乗って、全身を巡る力の源が、練り上げられ吸い上げられ、穂坂の口から迸る。
それは、風というよりは暴風。
いや、もはや確かな衝撃を伴って放たれ、瞬時に山伏の男にまとわりつく巨大な顔へと叩きつけられた。
穂坂 灯歌
内心びっくりしている。マジの超能力では!?
GM
陽炎のように頼りないその姿は、その衝撃にたちまちにゆらぎ、はじかれ消える。
穂坂 灯歌
「ふあ……はあ、はあ、な、なんか出た!」
GM
唐突に洞川は極低温の檻から解放された。
たちまちに、身体に、心に温度が戻ってくる。
洞川 尼助
「かはっ…ひゅー…ひゅー…」
「あれ……?」
穂坂 灯歌
「だ、大丈夫おじさん!?」んで覚醒したなら…傷を治す方法もわかるのでは?
GM
癒しの文字。
その発音も今の自分ならば理解できる。
そして、思わずかがめて息をつく洞川の胸元から、何かが滑り落ちた。
洞川 尼助
カタン
春日 晴姫
カタンやりてぇ……。
GM
それは、自らのスマートフォンだった。
着信に震えている。
画面に表示されているのは、一つの通知。
波照間 紅
結構スマホがキーになる
GM
Youtubeの新作の通知。
洞川 尼助
「な、なんでこんなときに…」画面上で無意識に指を滑らせてしまう
穂坂 灯歌
スマホで悪魔召喚する世界もあるし…
洞川 尼助
スマホは多機能だからなぁ…
GM
『チクタクマンのHOW TO 動画』
洞川 尼助
「は、はは…」再生
穂坂 灯歌
チクタクマンさんったら
春日 晴姫
にゃ
GM
『動画配信なんてやっているとねー、よく聞かれるんですよ』
『面白い、ウケる動画って、どうやったら作れますか、って』
洞川 尼助
ぼんやりとした心持でなんとなく聞き入ってしまう
GM
『ぶっちゃけ、そんなこと言ってる時点で、もうダメ。話にならないよね』
『いいかい?コレを見ている、そこのキミ』
機械仕掛けの仮面に覆われた顔を、カメラに押し付けるようにして、彼は語る。
レンズの絞りめいて蠢く瞳孔の奥で、深淵が覗く。
洞川 尼助
目が合ったかな…
GM
『答えは一つ。リアリティだよ。追い込んで追い込んで、追い詰められて、追い詰められて、その最後に残る、己自身』
『そいつを、描き出してやるんだ。小手先の技術でいじくりまわした、ニセモノじゃぁない』
『絶対に自分にしか、できない、作れない。編集や演出もいらない』
『そいつだからこそ、視聴者の心を掴めるんだぜ』
洞川 尼助
「………」
佐倉 光
この動画の声ものんびりしゃべているように聞こえるけど実は一瞬なんでしょ
穂坂 灯歌
脳に直接話しかけてるんだよ
洞川 尼助
チクタクマンさんったらせっかち
GM
『キミは何のために、そいつをぶら下げているんだ?』
『最高の筆がそこにあるじゃぁないか』
『最高のキャンバスが、キミの心の中にあるじゃぁないか』
洞川 尼助
「おいらの…」
GM
そこまで語ってから、チクタクマンは一息つくように、椅子にもたれた。
『……わかったろ?見せてくれよ。キミの魂が描き出す、本当のメディアを。僕は、そいつが見たいんだ』
GM
遊び人(メディア)の覚醒って、どんなんだろうな、って思って悩んだ挙句のことでした。
洞川 尼助
遊び人だからなぁ…
佐倉 光
賢者になりそう
穂坂 灯歌
すごいなあ…覚醒シーンが手厚い
GM
『……それじゃ。次は、キミの魂の動画で会おう。See Ya』
洞川 尼助
「おいらが…みんなに見てほしかったのは…」
「………おいらにしか撮れないもの、か」
穂坂 灯歌
「お、おじさん?私がふっ飛ばすから、今のうちに逃げよう?」
GM
山伏崩れの自分にしか撮ることのできない、リアルな『メディア』
真の『山伏電法』とは。
洞川 尼助
「お嬢さん、もう少しでいい画が撮れそうなんだ…ここでね」
波照間 紅
GMの演出する覚醒シーンの独特さと手厚さである 最高
穂坂 灯歌
専用覚醒シーンはアツい
春日 晴姫
いいねぇ
洞川 尼助
遊び人の覚醒…
洞川 尼助
「君らも、そう思うだろう?」と後ろの顔にも
GM
洞川から溢れ出す、得体の知れない迫力。
それに当てられてか、ただでさえ頼りなげに見える顔が揺らめく。
そう、先刻までただ恐ろしかっただけの、顔のゆらめきが、儚く頼りなさげに見える。
洞川 尼助
「魅せてあげるよ…おいらってやつをさ!」
GM
※望むなら、穂坂みたいにMP消費なしで何かスキル使って一体駆逐していいよー
穂坂 灯歌
覚醒ボーナスだ
洞川 尼助
それ迷ってました。もちろん〈セクシーアイ〉
GM
〈セクシーアイ〉来た
佐倉 光
セクスィー
穂坂 灯歌
せくすぃーだ
洞川 尼助
「山伏電法…アクション!」
GM
その言葉と向けられたGoProに、顔が揺らめく。
洞川 尼助
これ威力とかないけどどうなるんだろう…
GM
ボーナスで100%発動するということにしよう
穂坂 灯歌
おおー
GM
取り憑くことこそが本分であるはずの彼らが、まるで何かに憑かれたかのようにゆらめき、洞川の言葉に踊らされる。
一体がCHARMになった。
洞川 尼助
「それにしても寒かったよな君ら…お互い温め会ったらどうだい?」
同士討ちおなしゃす
GM
その言葉が、先刻のうわついた真言などよりも極めて強力に、その半透明の身体に浸透してゆく。
囁かれた顔は、唐突に凶暴な唸りをあげると、すぐ隣に漂うもう一つの顔に躍りかかった。
穂坂 灯歌
「え、な、な、なにしてるのあいつら!?仲間割れ!?」
GM
たちまちに、二つの顔が歪み、半透明のモヤめいた一つの塊となって蠢く。
やがて、それらは渦を巻くようにして、
それらが徐々に緩慢になり、そして煙草の煙が宙に溶けるようにして消え去った。
GM
といったところで、今日は〆ておこう

穂坂 灯歌
やっと救われそうです おつかれさまでしたー!!
洞川 尼助
お疲れ様でした!
佐倉 光
おつかれさまー
春日 晴姫
お疲れ様♡
波照間 紅
お疲れさまでした!
GM
次回は、合流するよー
洞川 尼助
来週までセクシー
波照間 紅
おっ合流だー やったね
GM
セクシー合流
春日 晴姫
やったぁ♡
待ってます♡
穂坂 灯歌
セクシーポーズで次週!される洞川さん
洞川 尼助
やったあ♡
GM
霊に対してセクシーする、というのは確かに山伏っぽい
佐倉 光
春日さんがやっと落ち着いてくれる……


波照間 紅
形だけの真言よりもソウルの籠ったセクシーだったか
洞川 尼助
何とかしなければいけないと思います、何故なら何とかしないといけないからです
春日 晴姫
なるほど、わかりやすい理由ですね。
佐倉 光
小学生か。
と見るたび思う。
春日 晴姫
サッポロポテトたべたい。
穂坂 灯歌
まあなんかお化けってセクシーに弱いってにちゃんで言われて時代もあったし…(?)
GM
びっくりするほどユートピア
佐倉 光
びっくりするほどユートピア
穂坂 灯歌
それw
春日 晴姫
びっくりするほどユートピア
穂坂 灯歌
wwwwwwww
洞川 尼助
俺に充電しろ!俺に充電しろ!
春日 晴姫
眠くてテンションが可笑しくなってる


佐倉 光
■■■■■■20210308■■■■■
久々のメガテンだ―
洞川 尼助
ひゅー
穂坂 灯歌
だれも書き込んでないけどここでいいんよな?って思ったらいた
佐倉 光
はっ、ログが空になっているからマーカー入れる必要なかったな
GM
わいのわいの
穂坂 灯歌
うぇいうぇい
佐倉 光
ヒトもアクマも乱痴気騒ぎ
洞川 尼助
れっつ☆ぱーりぃ
GM
みなさんお揃いですね
佐倉 光
いるyo
覚醒シーン見物に来たぞ
穂坂 灯歌
元気だyo
春日 晴姫
どやどや
洞川 尼助
がやがや
春日 晴姫
危うく名前間違えるところだったーーー!!!
穂坂 灯歌
長期人狼が昨日終わったので晴れ晴れした気持ち
春日 晴姫
お疲れ様です!>穂坂さん
洞川 尼助
おつかれじんろう
波照間 紅
おお、長期人狼完遂おめでとうございます


GM
前回、穂坂と洞川は窮地にあって、不可思議な力に目覚めた。
穂坂 灯歌
目覚めました
あと変態おじさんがお亡くなりになりました
洞川 尼助
悪い人だったのに…
春日 晴姫
変態おじさん……いい人だったよ……!
いい人ではなかったな。
佐倉 光
悪い人ならいいんじゃないかな……(小声)
GM
生きてる生きてる
って思ったら
それは木村さんのことだった
洞川さんのことだと思ってしまった
洞川 尼助
誰が変態か!

佐倉 光
HENTAI
春日 晴姫
この男の人……おや、誰か来たようだ。
穂坂 灯歌
口に指突っ込んでくる変態
春日 晴姫
HENTAI
洞川 尼助
木村さん…
波照間 紅
きゃ~HENTAIよ~


GM
そして、時はしばし巻き戻る
巻き戻る、という言葉はこの先残り続けることができるのだろうか
洞川 尼助
早戻しという単語に慣れないマン
穂坂 灯歌
えっ今早戻しって言うの?
洞川 尼助
(このJK偽物では?)

佐倉 光
おばちゃん、若い衆に「なんで巻き戻るっていうの?」つて言われたってツイート見たことあるよォ
春日 晴姫
えっ
穂坂 灯歌
ぴええええええ 世代イイイイイ
春日 晴姫
早戻し吃驚したんですが!?
波照間 紅
ぴえん
春日 晴姫
ぴえん
波照間 紅
>>REW…..
佐倉 光
今リモコンには全部「早戻し」って書いてあるのよね
言われるまで気づかんかったけど
波照間 紅
は~そうなんだ>早戻し
春日 晴姫
知らなかった世界
穂坂 灯歌
COCとかインセインとかでフロッピーディスク出てきたときに学生探索者だと「フロッピーなにそれ?」RP強いられるのがなみだなみだよ
洞川 尼助
フロッピーはなぁ…
GM
時代は今MOディスクだよな!
春日 晴姫
フロッピーディスク……うっ頭が
波照間 紅
むしろフロッピーディスク出てくるんだCoC
佐倉 光
5インチは折れてたら逆に折ればいいのよとか、そういうの……
波照間 紅
MO、フロッピーほど殿堂入りしてない分懐かしい
穂坂 灯歌
こないだ出てきた…
春日 晴姫
出てきたの……。
波照間 紅
でてきたんだ……
洞川 尼助
MOとか最先端かよ、時代はZIPディスク
春日 晴姫
USBで時代が止まってる
あれ???ん???
洞川 尼助
(USBは現役だよ)
穂坂 灯歌
USBは現役だなあ…
春日 晴姫
(ボケだったの!?)
佐倉 光
くっっそなついなお前ら! 
と思っていたら、数年前にやっていた仕事でMOがむっっちゃ現役でぶっ飛びましたが。
波照間 紅
わお>MO
穂坂 灯歌
うひぇ
洞川 尼助
(フロッピーも現役だよ)
フロッピーまだ生産してまっせ
穂坂 灯歌
まじか
GM
永久磁石〜(ドラえもんのアレSE)
佐倉 光
メディアが現役でも、リーダーライターがもはや骨董品なわけで。
波照間 紅
意外に売ってません?アレ>リーダーライター
洞川 尼助
2014年ごろまでは生産してたはず…FDD
波照間 紅
もう生産されてないのかぁ
穂坂 灯歌
ないのかあ
洞川 尼助
ごめんフロッピーも生産終わってたわ…
春日 晴姫
フロッピー……良い奴だったよ……。
GM
日本の官公庁では本当に今でも使われてそうで怖いよ>フロッピー
穂坂 灯歌
データ飛ばないのかなフロッピー
波照間 紅
(USB1.1ぶつけンぞ)
佐倉 光
佐倉はフロッピーとか以前に物理メディアの概念持ってるか怪しい
波照間 紅
でも実際物理メディアの概念が消えていくのはわかる 先日スマホサポートしてたら、ほとんどのデータがクラウド保管前提になってて「ホーン」ってなった
春日 晴姫
時代は変わってくなぁ
波照間 紅
ですねぇ
クラウド、突然サービスなくなるのと突然ネット接続なくなるのに弱いのがなア
GM
太陽フレアで一発で文明が失われるフラグ>クラウドの隆盛
穂坂 灯歌
そういうディストピア的ななんかありそう
洞川 尼助
ポストアポカリプスな感じのルールありそうなものだけど
と思ったけどパラノイアが大体それか…
GM
市民、あなたは今幸福ですか?
波照間 紅
その日インターネットが壊れたみたいな、時事的で具体的なポストアポカリプスはちょっと面白そう
洞川 尼助
UV様、とても幸福です
波照間 紅
UV様、とても幸福です
穂坂 灯歌
私は完璧で幸福ですが私のダイスは完璧で幸福ではないかもしれません。
波照間 紅
私のダイスは反逆者でしたが、今度のダイスはうまくやるでしょう
春日 晴姫
私?ただのファンブラーです。
穂坂 灯歌
1d100 ほんじつのうんだめし (1D100) > 53
完璧で幸福です
佐倉 光
1d100 (1D100) > 79
洞川 尼助
1d100 (1D100) > 23
波照間 紅
1d100 (1D100) > 2
私のダイスは完璧で幸福です
穂坂 灯歌
クリティカルはGMを困らせるので完璧で幸福ではないのですよ市民波照間。






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