GM
凶鳥・フケイのHPを-8した
凶鳥は一瞬時が止まったかのように空中で静止。
その首に張り付いた男の顔を、苦悶と恐怖に歪ませ、最後の一鵠をあげようとするも、それは叶わなかった。
凶鳥は一瞬時が止まったかのように空中で静止。
その首に張り付いた男の顔を、苦悶と恐怖に歪ませ、最後の一鵠をあげようとするも、それは叶わなかった。
波照間 紅
「……っ、」 矢が突き立った瞬間、思わず息が漏れた。
GM
やがて、その身体はゆっくりと傾ぎ、張り付いた空から剥がれ落ちると、ネオンの輝く渋谷の街へと、落ちていった。
佐倉 光
「やったのか!?」
波照間 紅
フラグ!w
【♪A Corner of Memory】
GM
その姿はすぐに黒い点となり、光の奔流へと溶け、消えた。
春日 晴姫
「……」へたりと膝をつく。
GM
3人の死闘があったことなど誰も知らぬまま、光の奔流は都市の血液めいて、
眼下の幾つもの道を流れる。
眼下の幾つもの道を流れる。
佐倉 光
妙な風景はどうなったかな。
GM
見上げるならば、近づきつつあった不可思議な光景は、今度は目で見てそれとわかるほどの速度で、今度は遠ざかりつつあった
佐倉 光
今更自分がとてつもなく高い場所にいることが自覚されて、近くの樹か手すりにしがみつく。
妙な風景が遠ざかるのを見ていると頭の芯がぐらりとしてしまう。
妙な風景が遠ざかるのを見ていると頭の芯がぐらりとしてしまう。
波照間 紅
「……やった、らしい」
春日 晴姫
「……よかった…」
波照間 紅
「……ああ」
佐倉 光
そのまま後ろに倒れて両手両足伸ばす。
《守護天使》の出番がなかったぜぃ
《守護天使》の出番がなかったぜぃ
GM
今の今まで、感じることすら忘れていた、高層ビル特有の強い風が、三人の髪を、服をなびかせて行く。
そして、三人の背後から、ざわりという音。
そして、三人の背後から、ざわりという音。
波照間 紅
とっさに振り替える。
振り返る。
振り返る。
GM
歪なヒカリエの頂上に聳え立つ巨木。
その枝葉が、大きく揺れ、ざわついている。
風に揺れているのか、と思うかもしれない。
しかし、その動きは収まることはなく、むしろ徐々に大きく、強く揺れ動き始める
その枝葉が、大きく揺れ、ざわついている。
風に揺れているのか、と思うかもしれない。
しかし、その動きは収まることはなく、むしろ徐々に大きく、強く揺れ動き始める
【♪The Path is Open (P4ver.)】
春日 晴姫
「……!?」
GM
ちゃうわ
【♪The Power of the Heart (P4ver.)】
GM
こっちな
やがてそれは枝のみならず、幹までも大きくゆらすようになり、
とうとうその天辺から枝葉がちぎれ、飛び始めた。
やがてそれは枝のみならず、幹までも大きくゆらすようになり、
とうとうその天辺から枝葉がちぎれ、飛び始めた。
佐倉 光
上半身起こしてそちらを見る。
「あっれ、これ、悪魔城とかでお約束の奴?」
「あっれ、これ、悪魔城とかでお約束の奴?」
GM
その断片は、まるで吸い上げられるかのように空へと『落ちて』ゆく。
遠ざかりゆく、異世界の景色へと。
遠ざかりゆく、異世界の景色へと。
佐倉 光
「このままぼやっとしてたら危ないんでは」
GM
揺れは次第に巨木のみならず、三人の立つ周囲にまでおよびつつあった。
佐倉 光
慌ててここへ来た道を探すが……
GM
唐突に、佐倉の携帯が鳴る。
佐倉 光
うん?
「何だよこの忙しい時に!」
毒づきながらもスマホを見てしまう中毒者。
だって病院ではこれしか娯楽がなかったんだからね!
「何だよこの忙しい時に!」
毒づきながらもスマホを見てしまう中毒者。
だって病院ではこれしか娯楽がなかったんだからね!
GM
それは、あの占い師の女からの着信。
佐倉 光
「もしもし佐倉ですが! 今絶賛取り込み中です!」
GM
『おー、生きてたか。うまくやったみてーじゃん』
妙にのんびりとした声。
妙にのんびりとした声。
佐倉 光
「もうすぐ死ぬか異界送りになりそうですけどッ!」
GM
『いいんだけどよ、早くケツまくって逃げろよ。早くしねーと、お前らまで落ちんぞーーーって、あ、コラッ』
佐倉 光
つい電話だとですますになってしまうのである。
GM
なにやらごたごたとした声と音の後、野太い声にかわる。
ビクトルと名乗った男のものだ。
ビクトルと名乗った男のものだ。
佐倉 光
スピーカーに切り替えるぞ。
GM
『―――この塔は、現世に顕現した魔界の一部だ。役目を終え、魔界が遠のけば、崩壊して落ちる。―――あちら側に』
波照間 紅
「落ちる、だって?」
佐倉 光
「だと思いましたっ!」
来た道戻りつつ叫ぶ。
来た道戻りつつ叫ぶ。
GM
『既に崩壊は始まっているのではないか?』
こちらからではまだよくは見えないが、と付け加える。
こちらからではまだよくは見えないが、と付け加える。
佐倉 光
もしぴんと来ていない人がいるようなら早く来いと声をかけるよ。
春日 晴姫
「ど、どうしよう…」
佐倉 光
じゃあオネーサンの手を引っ張ろう。
「このままだと、あっちに、落ちるってさ!」
「このままだと、あっちに、落ちるってさ!」
GM
建築物の屋上を構成する鋼材の内、比較的軽量なジュラルミンの板が、はがれ歪んでゆく音が響き始める。
春日 晴姫
それを聞いて手を必死に掴む。
波照間 紅
「急いで降りよう。飛び降りるわけにもいかない」
春日 晴姫
「うん…!」
佐倉 光
UFOとか助けてくれないかなぁ波照間さん。
って台詞は佐倉が波照間の趣味知ってたら言いたいw
って台詞は佐倉が波照間の趣味知ってたら言いたいw
波照間 紅
知らないもんなぁw
佐倉 光
この状態でアクマエレベーターとか自殺行為な気はするがそれしかないもんなぁw
GM
軋み、歪みゆく塔の中を滑り落ちるように下る。
【♪Life Will Change】
春日 晴姫
5のOPだ
GM
OPではないな。予告状出したあとの再侵入の時のBGMだ
春日 晴姫
あ、OPだと思ってました(あまりのかっこよさに)
GM
まぁ、メインテーマみたいに使われているしね
波照間 紅
弓をひっかけないように手元に引き寄せ、急ぐ。
GM
つい先刻のぼってきたはずの枝は剥がれ落ち、それでも必死で足場を探し走る。
「乙女よ。我が背に乗るのだ」
ユニコーンが膝を折り、春日の前に頭を垂れる。
「乙女よ。我が背に乗るのだ」
ユニコーンが膝を折り、春日の前に頭を垂れる。
春日 晴姫
「…失礼します」お言葉に甘えるスタイルで行こう。
佐倉 光
「あっ、ずっるい」
GM
乗せるや、さっさと立ち上がり、先んじて塔の壁面を駆けおりていった。
波照間 紅
ユニコーンの尻にしがみついて一緒に移動しようとする。
佐倉 光
マスタァw
GM
「コラッ、貴様汚い手で我の尾に触れるな!」
言いながら、西部劇の拷問めいて、床を壁を引きずられながら波照間も続く。
言いながら、西部劇の拷問めいて、床を壁を引きずられながら波照間も続く。
波照間 紅
「いだだだ」 それでも手は離さない。
GM
「どれ、坊はワシが運んでやろうかの」
佐倉 光
わーいおじーちゃん!
GM
アズミがその巨大な手で佐倉をむずと掴み上げ、肩へと担ぎ上げる。
佐倉 光
「うわわ!?」
思わずその逞しくぬるついた腕にしがみつく。
思わずその逞しくぬるついた腕にしがみつく。
GM
「どれ」
一つ呟くと、突如その上部から降り来る、大量の水。
貯水槽が破損でもしたのか、その奔流を見て、アズミが笑う。
「ほっほっ、これこそ水を得た魚といったところかの」
その奔流へと飛び込み、滑りおりる様は、まさに天然のウォータースライダー。
一つ呟くと、突如その上部から降り来る、大量の水。
貯水槽が破損でもしたのか、その奔流を見て、アズミが笑う。
「ほっほっ、これこそ水を得た魚といったところかの」
その奔流へと飛び込み、滑りおりる様は、まさに天然のウォータースライダー。
佐倉 光
「ちょっうわあァァァァァ!?」
GM
見る間に塔の底が近づき、そして降り立った。
佐倉 光
これ天然の塔の底ってことかな
まだビルの上なのかな
まだビルの上なのかな
GM
密林の底だね。
ようやくオフィスフロアの最下層についたところだ。
ここへはどうやって来ただろう?
ようやくオフィスフロアの最下層についたところだ。
ここへはどうやって来ただろう?
佐倉 光
ここからエレベーターかな?
遺跡めいたエレベーターのボタンをポチポチ連打しよう。
アズミにはぶっきらぼうに「さんきゅ」と礼を言っておこう。
遺跡めいたエレベーターのボタンをポチポチ連打しよう。
アズミにはぶっきらぼうに「さんきゅ」と礼を言っておこう。
GM
そちらへと目をやれば、そこには大木のウロの中でひしゃげ、扉を半端に開いたままの歪んだエレベーター
波照間 紅
最初に上ってきた木の枝を探す。
春日 晴姫
エレベーター乗ろうね…。
波照間 紅
「あった!……動いてくれ!」
GM
中へと転がり込む。
祈る気持ちでボタンを連打すれば、やがて暗闇の中明滅して、蛍光灯が点灯する。
祈る気持ちでボタンを連打すれば、やがて暗闇の中明滅して、蛍光灯が点灯する。
波照間 紅
「ついた!」
春日 晴姫
「……!よかった…ついた…」
GM
そして、扉が閉まろうと動き、
しかし、がごん、という音と共に扉は途中で止まってしまう。
扉は再度開き、再び閉まろうとするも、またもはばまれて開き行く。
しかし、がごん、という音と共に扉は途中で止まってしまう。
扉は再度開き、再び閉まろうとするも、またもはばまれて開き行く。
佐倉 光
エレベーターが壊れてもぼよよんとデカいバネで跳ね返る、なんていう小学生みたいな想像をしてしまう。
扉に何か引っかかってる?
扉に何か引っかかってる?
波照間 紅
「何か引っかかってるのか?」
GM
異物を探す佐倉の目に入ってくるのは、歪んだ扉そのもの。
衝突の衝撃で歪んだ扉は、外側へと大きくひしゃげ、それが外の扉の障害となってしまっていることがわかる。
衝突の衝撃で歪んだ扉は、外側へと大きくひしゃげ、それが外の扉の障害となってしまっていることがわかる。
佐倉 光
積んでらぁアハハ
GM
わざわざ要らないイベント入れるスタイル
なぜかって?時間余ってるからだよ!
なぜかって?時間余ってるからだよ!
佐倉 光
ドア自体を吹っ飛ばせばいいんじゃないかな?
春日 晴姫
なるほど…?
GM
「やれやれ、仕方が無いのう」
アズミが呟く。
アズミが呟く。
佐倉 光
アズミ、正拳突きだ!
GM
「中から小突いたら、余計に悪化してしまうわい」
言い、彼は再び半端に開いた扉から外へと出て行く。
「ほれ、馬ッコも手伝わんか」
中の一角獣を呼ぶ。
言い、彼は再び半端に開いた扉から外へと出て行く。
「ほれ、馬ッコも手伝わんか」
中の一角獣を呼ぶ。
佐倉 光
じゃあ壁際に寄っておこう。
GM
「……仕方あるまいな」
嘆息一つ、白い馬体を外へと。
「ええか、坊。これから、ワシと馬ッコがこの扉を外から押し込んで閉めてやるからの。揺れたり落ちたりするかも知れんで、しっかり何かに捕まっておるんじゃ」
嘆息一つ、白い馬体を外へと。
「ええか、坊。これから、ワシと馬ッコがこの扉を外から押し込んで閉めてやるからの。揺れたり落ちたりするかも知れんで、しっかり何かに捕まっておるんじゃ」
佐倉 光
「わかった」
しかしエレベーターの中に掴まるところなどあるだろうか。
両手突っ張って角に張り付くくらいしかw
しかしエレベーターの中に掴まるところなどあるだろうか。
両手突っ張って角に張り付くくらいしかw
GM
腰の高さの手すりとかかな。
春日 晴姫
手すりみたいなものがついてるタイプ稀になかったですっけ。
佐倉 光
ああ、手すりがあるならそれで
GM
そして、二体の悪魔は自らの肩を扉へと押し当て、力を込め始める。
たちまちに扉は金属の軋みを上げた。
揺れはその間も大きくなり続け、まるで巨大な地震の中にあるようだ。
たちまちに扉は金属の軋みを上げた。
揺れはその間も大きくなり続け、まるで巨大な地震の中にあるようだ。
波照間 紅
「っ、」 手すりにしがみつく。
佐倉 光
しがみつきながらも、COMPの画面を開いて状況を全身で察知しようとしている。
GM
「そぉーれ!馬ッコ、気合入れんかい!」
「魚くさい息で私に話しかけるな!気が散る!」
COMPの画面に表示されるMAPの階層表示。
それが上部から一つずつ消えて行く。
「魚くさい息で私に話しかけるな!気が散る!」
COMPの画面に表示されるMAPの階層表示。
それが上部から一つずつ消えて行く。
波照間 紅
「痛ッ!」 そんな声。どっかをぶつけたらしい。
GM
やがて、扉は内側へと歪み始める。
そして、いくらか進んだところで。
ごぅん、という音と共に扉が滑り始めた。
そして、いくらか進んだところで。
ごぅん、という音と共に扉が滑り始めた。
波照間 紅
「──ッ、君たちは!?」 不意に気付いて声を上げる。外から押し込む、ということは。
佐倉 光
では返還プロセスを発動させるぞ!
GM
見る間に狭まり行く隙間の向こうで、ふ、とアズミが笑いをもらした。
「さすが坊じゃ。お前さんは賢い。その柔らかい頭を凝り固まらせず、行くんじゃぞ」
「さすが坊じゃ。お前さんは賢い。その柔らかい頭を凝り固まらせず、行くんじゃぞ」
春日 晴姫
手すりをにぎゅうっと捕まっている。
GM
「何をしている。貴様は私の主であろう。私をここで捨て石にするつもりか。機会は扉が閉まる一瞬だ。仕損じたならば、そこで契約解消だ」
馬がその黒い瞳で、中の波照間に吼える。
「まさか、安物の三文芝居のようなお涙頂戴を期待していたわけではあるまいな」
馬がその黒い瞳で、中の波照間に吼える。
「まさか、安物の三文芝居のようなお涙頂戴を期待していたわけではあるまいな」
波照間 紅
「その調子で安心した。……分かった」 ふ、と笑う。構える。
佐倉 光
さっきあんな雑な扱いしといてw
GM
扉は見る見る閉じて行く。
佐倉 光
「帰ってこないつもりじゃないだろうな?」
GM
「それは、坊次第じゃ。じゃが、うまくやるんじゃろ?オヌシならば、な」
佐倉 光
その返事を聞いて、手すりにしっかり掴まりながら返還の最後のプロセスを走らせるタイミングを見計らう。
GM
「ほいでは行くぞい。それ、1,2の……」
春日 晴姫
「お別れじゃなさそうで…よかった…」
GM
扉から覗く景色が針のように狭まり、そして
波照間 紅
佐倉にならい、術式を発動させるタイミングを見計らう。カード状のペンダントに手を添え。
GM
「3じゃ!」
佐倉 光
「ジジイ帰ってこい!」
波照間 紅
「戻れ!」
GM
瞬間、ごん、という扉の閉じる音。
そして次の瞬間、三人は強い浮遊感を味わった。
そして次の瞬間、三人は強い浮遊感を味わった。
佐倉 光
戻ったかどうかを確認、する余裕は恐らくない。
波照間 紅
「うわっ」
佐倉 光
「タワーオブテラーってやつさぁ……」
「一度乗ってみたかっ」
「たぁぁぁァァァァァ」
「一度乗ってみたかっ」
「たぁぁぁァァァァァ」
波照間 紅
「なんだかもうこれで十分だ!」
GM
強く明滅する蛍光灯の光の中、ストロボの連続発光に照らされるコマ送り動画めいて、全員は箱の中でめったやたらに踊りまわった。
波照間 紅
気分が悪い。ぎゅっと目を閉じる。
春日 晴姫
「やだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」絶叫。
【♪STOP】
【♪The Power of the Heart (P4ver.)】
GM
崩壊をしてゆく塔。
それを見守る二つの猛禽の目が、光っていた。
立つのは、ヒカリエから246を挟んだ対岸にそびえる、もう一つの塔。
渋谷ストリーム。
それを見守る二つの猛禽の目が、光っていた。
立つのは、ヒカリエから246を挟んだ対岸にそびえる、もう一つの塔。
渋谷ストリーム。
波照間 紅
続編フラグだ”
GM
光とガラスの塔の頂上で、腕組みをしつつその崩れ行く様を眺めるのは、逞しい裸体に猛禽の頭と翼をいただいた男の姿。
「異界の顕現までには、至りませなんだ」
その背後から、女の声。
いつの間にそこにあったのか、そこには一風変わった和装の女。
「よい」
膝を突き、主へと報告する女に、男は短く答えた。
「異界の顕現までには、至りませなんだ」
その背後から、女の声。
いつの間にそこにあったのか、そこには一風変わった和装の女。
「よい」
膝を突き、主へと報告する女に、男は短く答えた。
春日 晴姫
首都はなんでもあるなぁ(こなみ)
GM
「蟲毒は、成った」
ちろ、と眼球だけで下を見下ろせば、霧の中から踊り出るように走りだす、一台の派手な色彩のトラックバン。
「まろびでた混沌は、確実にこの現世を蝕む。あとは、種が芽吹くのを、待てばよい。丁寧に水をやりながら、な」
無茶な運転で駅前ターミナルから246へと踊りだし、走り去って行くバンが、目ざとくそれを見つけた白バイに追跡されながら走り去って行くのを、見下ろし、喉を鳴らすように笑った。
その背後で、女は一つ、は、と肯定し頭を垂れた。
ちろ、と眼球だけで下を見下ろせば、霧の中から踊り出るように走りだす、一台の派手な色彩のトラックバン。
「まろびでた混沌は、確実にこの現世を蝕む。あとは、種が芽吹くのを、待てばよい。丁寧に水をやりながら、な」
無茶な運転で駅前ターミナルから246へと踊りだし、走り去って行くバンが、目ざとくそれを見つけた白バイに追跡されながら走り去って行くのを、見下ろし、喉を鳴らすように笑った。
その背後で、女は一つ、は、と肯定し頭を垂れた。
波照間 紅
今回でラストなのに続編が気になるやつじゃないかこれ
春日 晴姫
次回に期待というやつですな
佐倉 光
次回こそ《守護天使》使うんだ…
それが取りたくて候補者取ったんだよねー
次回に期待。次回がいつ? いつか。
それが取りたくて候補者取ったんだよねー
次回に期待。次回がいつ? いつか。
波照間 紅
次回に期待。(くもりなきめ)>GM
【♪雑踏】
GM
夜の渋谷。
昼間以上に人で溢れるその駅前。
『緊急車両通過します、道を開けてくださーい』
『トラックバンのドライバーさん、止まりなさい』
サイレンと共に、まだ穏やかな、しかし有無を言わせぬ迫力の声を持って追跡をする白バイの姿に、人々が怪訝な顔で一時、足を止める。
そして、その中の一人が、ふと気付いた。
昼間以上に人で溢れるその駅前。
『緊急車両通過します、道を開けてくださーい』
『トラックバンのドライバーさん、止まりなさい』
サイレンと共に、まだ穏やかな、しかし有無を言わせぬ迫力の声を持って追跡をする白バイの姿に、人々が怪訝な顔で一時、足を止める。
そして、その中の一人が、ふと気付いた。
【♪The Path is Open (P4ver.)】
佐倉 光
ここの三人に絆が結ばれそうなBGM。
GM
「あれ……?雪……?」
「えー、ウソ?マジで?今日降るなんて言ってたっけ?」
人々が見上げる空。
晴れて、都会特有の黒く星の見えぬ空から、しかし確かに何か白くかすかに光何かが待っていた。
幾人もが足を止め、自らのスマホを空へと向けてシャッターを切る。
その雑踏の中、一人の男がその姿を眺めていた。
「自らが築き上げた文明。その踊り子のヴェールよりも薄くはかない薄氷の下で、その実、何が起きているか知りもしない。知ろうともしない」
浅黒い肌の男は、呆れるような、いつくしむような表情で呟く。
その目は、彼らのそれには映ってはいない、崩れ行く塔の姿と、その破片が輝く結晶となって降り行くのを捉えていた。
人の知恵は動物の牙や爪と同じだという話があるね
動物は自らや他者の生き死にを思い悩んだりしない
知恵があるが故に人はそれらに悩み怯える
時に自らその命を絶つほどに
かつてその牙が大きく育ちすぎたが故に滅びた虎がいた、というね
肥大しすぎたその身の武器が、その種の首を絞めるというのなら、人類は既に絶滅する時に差し掛かろうとしているのかも知れないな
かつて戯曲の中でダンテという男がそうしたように
ついにはその知恵で自ら地獄の門を開こうとしている
だが、人は滅びんよ
私が守ってあげよう
君たちは実に歪で面白い
面白すぎる
我が主のうたた寝、そのほんの一時、慰撫するに足る程度には、ね
手に持ったハットを被り、その場を立ち去る男。
そのひさしの下の陰の中で、燃えるような赫い三つ目が輝いていたことに、やはり気付く者はいなかったーーー。
真・女神転生 TRPG 魔都東京20XX
完
「えー、ウソ?マジで?今日降るなんて言ってたっけ?」
人々が見上げる空。
晴れて、都会特有の黒く星の見えぬ空から、しかし確かに何か白くかすかに光何かが待っていた。
幾人もが足を止め、自らのスマホを空へと向けてシャッターを切る。
その雑踏の中、一人の男がその姿を眺めていた。
「自らが築き上げた文明。その踊り子のヴェールよりも薄くはかない薄氷の下で、その実、何が起きているか知りもしない。知ろうともしない」
浅黒い肌の男は、呆れるような、いつくしむような表情で呟く。
その目は、彼らのそれには映ってはいない、崩れ行く塔の姿と、その破片が輝く結晶となって降り行くのを捉えていた。
人の知恵は動物の牙や爪と同じだという話があるね
動物は自らや他者の生き死にを思い悩んだりしない
知恵があるが故に人はそれらに悩み怯える
時に自らその命を絶つほどに
かつてその牙が大きく育ちすぎたが故に滅びた虎がいた、というね
肥大しすぎたその身の武器が、その種の首を絞めるというのなら、人類は既に絶滅する時に差し掛かろうとしているのかも知れないな
かつて戯曲の中でダンテという男がそうしたように
ついにはその知恵で自ら地獄の門を開こうとしている
だが、人は滅びんよ
私が守ってあげよう
君たちは実に歪で面白い
面白すぎる
我が主のうたた寝、そのほんの一時、慰撫するに足る程度には、ね
手に持ったハットを被り、その場を立ち去る男。
そのひさしの下の陰の中で、燃えるような赫い三つ目が輝いていたことに、やはり気付く者はいなかったーーー。
真・女神転生 TRPG 魔都東京20XX
完
波照間 紅
ニャ…… <表
春日 晴姫
ル…
【♪人生はSHOWTIME】
佐倉 光
お疲れさまでしたー!
春日 晴姫
お疲れ様でした!
GM
おつかれさまーー
最後だらんだらんで書き綴ってすみませんでしたやで
最後だらんだらんで書き綴ってすみませんでしたやで
波照間 紅
おつかれさまでした! 次回がめちゃくちゃ気になるやつなのでいつか次回してほしいなっ
佐倉 光
久々に数字で殴るTRPG楽しかったよー
GM
ご希望いただけますようでしたら、ぜひにw
佐倉 光
そう、私の《守護天使》ィィィ
波照間 紅
わーい! ゆうこや終わったらまたやりたいな
GM
その時は、みんなにLV15くらいまで上げてプレイしようかな
20でもいいかも
そしたら……そしたら、な、春日ももっと色々できるようになって、きっと楽しめると思うんだ
20でもいいかも
そしたら……そしたら、な、春日ももっと色々できるようになって、きっと楽しめると思うんだ
波照間 紅
その間みんななにやってたんだろう? 何でも屋?>Lv15くらいまでに上げる
佐倉 光
何ワレワレ塔から地上に行く途中で金剛神界にでも迷い込んだの? w
GM
たぶん、ナイ神父の下で、悪魔退治さ、きっと
春日 晴姫
殴ることしか出来ませんでしたものね…。
GM
だよねぇ>殴るだけ
春日 晴姫
無事に一回日常に戻りたいよぉ!
GM
ちなみにイメージとして
このBGMとスタッフロールを背景に、白バイに追われながら逃げるバンの中で、一山越えてぐったりしてる三人、みたいな感じで。
エンディング。
このBGMとスタッフロールを背景に、白バイに追われながら逃げるバンの中で、一山越えてぐったりしてる三人、みたいな感じで。
エンディング。
佐倉 光
ああ、そういうことだったのか
波照間 紅
あっなるほど。バンの中にはいるんだろうなと思ったけど
佐倉 光
アズミ戻ったの確認したら寝てるな。
波照間 紅
日常に戻るかと思ったら戻れずに悪魔退治してる三人、いいね
【♪スキャット・ビート】
GM
そうそう、最後、三人はちゃんと下まで降りれて、しっかりバンに回収されて逃げ出したよw
波照間 紅
つぶれずにすんだ!
春日 晴姫
タワーオブテラーのあとだからゲロインしてそう…。
波照間 紅
春日さんが *みせられないよ!*に!
佐倉 光
ゲロインに……
波照間 紅
ゲロインしてたら波照間がコンビニ袋かなにかをサッと差し出すよ
春日 晴姫
ありがてぇ…>波照間さん
佐倉 光
スタッフロールでぐったりした三人の絵の後で
あの気の毒なにーちゃんのとこにフケイから毟った羽が届けられてたり
あの気の毒なにーちゃんのとこにフケイから毟った羽が届けられてたり
GM
未だ目覚めない春日のにーちゃんの病室に、菊枝さんが今回の件報告してるようなシーンで、意識無いはずの兄ちゃんの口元が小さく微笑んだりとか
そういうカット挟み込みつつ。
そういうカット挟み込みつつ。
波照間 紅
いいね
佐倉 光
BARで打ち上げする三人とか
【♪LA PA PARADISE】
波照間 紅
打ち上げしてまた波照間が飲まされてねろんねろんになるんだな。
佐倉 光
酔った勢いでUFO呼んでる波照間さんとか
GM
酒でイイカンジになった神父が歌ってたり
波照間 紅
神父が歌ってる横で酔った波照間が空に向かってUFOよぼうとしてる
カオス!
カオス!
佐倉 光
色鉛筆で描いた絵みたいなので軽くパンしつつそんなイラストが
波照間 紅
エンディングシーンだ!
佐倉 光
じゃあそれから目を逸らしてオレンジジュース飲んでる。
GM
俺の中でさぁ
今回のナイ神父って、若き頃のサミュエルジャクソンなんだよねぇ
https://hips.hearstapps.com/hmg-prod.s3.amazonaws.com/images/pulpfiction-new-1544445829.jpg?crop=1.00xw:0.892xh;0,0&resize=480:*
こんな
今回のナイ神父って、若き頃のサミュエルジャクソンなんだよねぇ
https://hips.hearstapps.com/hmg-prod.s3.amazonaws.com/images/pulpfiction-new-1544445829.jpg?crop=1.00xw:0.892xh;0,0&resize=480:*
こんな
波照間 紅
案外ヒップホップな神父やった
GM
なので、ここらへんのソウルな感じの歌を歌ってるの、ナイ神父な感じがしてしかたないんだよw
佐倉 光
これ歌ってるのはナイ神父だったか。
だったのか。
だったのか。
春日 晴姫
なるほど?
GM
人間を愛するナイ神父
愛言葉はラブ&ピース
だから、こういう感じのソウルを好んで詠ってる、みたいな
愛言葉はラブ&ピース
だから、こういう感じのソウルを好んで詠ってる、みたいな
波照間 紅
なるほど
GM
ニャルラって、その全ての分身がそれぞれ勝手に動いてるからね
人間を愛して止まないヤツだっていると思うんだ
なので、こんな感じの人物にしてみた。
人間を愛して止まないヤツだっていると思うんだ
なので、こんな感じの人物にしてみた。
波照間 紅
なるほど!
【♪Funky Kitchen】
GM
というわけで
オツキアイありがとうございました
オツキアイありがとうございました
波照間 紅
おつかれさまでした!
春日 晴姫
その話を聞いて脳内CVが神谷浩史さんになりそうです>人間を愛してやまない
お疲れ様でしたー!
お疲れ様でしたー!
魔都・渋谷異聞
東京侵食
続編 CoCペルソナ