GM
『行き先の目星はついたかね?』
波照間 紅
「正直な所、確証は持てていません。ただ── 事件現場の位置からして、渋谷ヒカリエの線が濃そうだと推測しています」
「推量に、すぎませんが」
GM
『それでも、行動を起こさなければゼロだ。そしてそれを後押ししてくれる何かがあるのなら、それを拾う価値はあるだろう』
『ヒカリエだな。承知した。手配しておこう』
『それでは、諸君の健闘を祈る。片付いたらBARへ来たまえ。アブサンをご馳走しよう』
波照間 紅
「お手柔らかにお願いします」 アブサンのことね。
GM
電話の向こうで ふふ、と笑い
『そうだな、これ以上若い者のお寒い目にさらされるのはツラい季節になってきた』
というわけで、皆様ヒカリエへ?
佐倉 光
送ってくれるんだよね? 
ああ、モノを送ってくれるだけか
GM
支援をね
そうそう
波照間 紅
ヒカリエへでOKです。
春日 晴姫
ヒカリエへ行きましょう。
佐倉 光
行こう
GM
再び、JR線のガードをくぐり、東口へ。
駅前の防音シートに覆われた高層ビル建築現場の脇を抜け、通りを渡る。
その道中、人やモノと重なって、何かこの世ならざるものの姿が透けて見えたりもしたが、無事にヒカリエの前へとたどり着いた。
波照間 紅
「うわぁ……」 思わずそんな声が出る。
GM
見上げれば、そこにはガラスで覆われたきらめく四角い塔。
そして。
【♪Borderline of Madness】
GM
いつの間にだろうか。
見上げた視線を下へと下ろすと、周囲にはミルクのように濃密な霧が立ち込めていた。
あれだけあったはずの人通りが、気付けば全く無くなっている。
こんなことが、つい数日前にもあったような―――。
波照間 紅
「霧が…… あの時の霧と、同じだ」 ならば、アタリを引き当てたということだろうか。ただのデコイだったら損だが。
思わず、拳を握る。巨大な四角い塔の上を、見上げる。
春日 晴姫
「………」おそるおそる、といった感じで周囲を見渡す。
GM
周囲を見渡す晴姫の視界。
白い霧に覆われた向こうから、何か黄色い光がそれらを切り裂くように照らされ、それがだんだんと近づいてくる。
聞こえるのは、車のエンジン音。
そしてたまに甲高いスキール音。
佐倉 光
猫のカードを探って出す。
波照間 紅
こちらもピクシーのカードを取り出す。
「……車?」
GM
それらもだんだんと近づいてきて―――。
波照間 紅
とりあえず通りの端に退避。
【♪Theater】
GM
霧を裂いて飛び出すのは、一台のバン。
派手な色をしたその車は軽く横滑りをしながら、三人の前へと停車した。
バンの横には、『Bunny’s Bar』のロゴ。
波照間 紅
バニーズバー
GM
元ネタはこちら
https://www.jefb.co.jp/honeysbar/
佐倉 光
蜂が兎になっただけでいきなりセクシーな感じに。
波照間 紅
わかる。
連想から連想が繋がって京野菜豆乳ジュースが飲みたくなった
波照間 紅
車の怪異とかではないらしい。ドアから距離を置きながら様子を見る。
GM
駅の中などで見かける、天然素材がウリのジューススタンド店のものだ。
そして停車するや否や、その運転席から一人の人物が降りてくる。
波照間 紅
ジューサーなんとかいう店と対抗していた気がする。Bunny’s Barのジュースは結構好きだ。
GM
それは、露出度の高い、ショートボブの女性だ。
佐倉は面識がある。
ただ、そのアタマの上には、以前見た時には無かったバニーガールのそれのようなウサ耳が揺れていたが。
波照間 紅
BGMもセクシー方面だし出てきた人もセクシー方面だぞ
GM
「おまたせ」
女性はやぶ睨みの眼で、ぶっきらぼうに言い放った。
佐倉 光
「なにやってんですか……」
GM
「バイトだよバイト」
波照間 紅
仕事を選ばないハイピクシーさんか
春日 晴姫
このBGMってあのダンジョンなんだよなぁ…って思うと…。
春日 晴姫
「……」(誰だろう……)
波照間 紅
「もしかして、ナイ神父からの支援ですか?」
GM
「そういうこと。まぁあのオッサンとも長いからね。よしみ、ってやつで」
波照間 紅
「ありがとうございます」 女性の恰好にちょっと顔を赤くしながら、礼儀正しく礼をする。
春日 晴姫
「その…ありがとうございます」恥ずかしそうにしている。
GM
波照間と晴姫には、ああ、ハイハイ、といかにも面倒くさそうに手を振って答える。
佐倉 光
「少なくとも信用はできる人だ。頼りになる感じはしないけど」
GM
「オマエ、あとで店の掃除でコキ使ってやるからな」
特に怒っている様子ではなかったが、佐倉にだけは伝わる殺気をみなぎらせて、面倒くさそうに佐倉へ処刑宣告。
佐倉 光
「ボりすぎなんだよいつもいつも! 高校生の財布殺す気かよ」

波照間 紅
佐倉さんとの会話がかわいいな~ も~
春日 晴姫
かっこいい
波照間 紅
ところで彼女は偽装バンを使ってるだけなの? それともほんとにバニーズバーでバイトしてるの?
後者ならほんとに仕事えらばなかわいいんだけども
GM
してるよw
波照間 紅
してるのか、ぜひ普段の日にそこ行きたい。

GM
佐倉の抗議は無視して、けだるげに挙げた右手の指で、小気味良いスナップ音一つ。
その背後で、バンが展開する。
移動のための車の姿から、屋台の装いへ。
バンに取り付けられた電飾が灯り、やたら眼にうるさい光がチカチカと流れる。
そしてそのカウンターには、一人の男の姿。
佐倉 光
げんなりした顔をしている。
GM
サナトリウムから逃げ出してきた患者のように白い肌。
白い髪と白い髭。
がっちりとした巨躯を、狭いバンの内側に押し込んで、天井につかえた首をかしげたままの格好で男が口を開いた。
波照間 紅
狭そうだ。
佐倉 光
ヨーソローとか言い出したりしないだろうな……
GM
「業魔殿へ―――」
「バニーズバーな」
「……バニーズバーへ、ヨーソロー……」
訂正を素直に受けて、男はそう告げた。
佐倉 光
……言ったし。
波照間 紅
言ったね…
佐倉 光
もはや船カケラも関係ないぞヴィクトルさん!! 
※ヴィクトル 船上のホテルに隠された業魔殿で日々悪魔合体してくれるありがたいヒト。善人悪人関係なく悪魔と関わるディープなおっさん。
佐倉 光
「よ、ヨーソロー……?」ああ、船員の挨拶だっけ?? 
GM
そして、女性はバンの助手席のドアを開くと
「っっっっ……せえぇぇぃあ!」
と気合一閃、巨大なジュラルミンのケースを引きずり出した。
轟音とかすかな揺れと共にアスファルトへ投げ出されたケースを無造作に蹴りつけると、蓋が跳ね上がる。
波照間 紅
思わずそのでかいケースに見入る。ツッコミ入れる余裕はない。
春日 晴姫
何が出てくるのかちょっとわくわくしながら見守る。
GM
その中には、黒いウレタンスポンジに埋め込まれた、黒や銀の金属の塊の数々―――。
男の子なら、一度はあこがれたかもしれない、日本では映画の中でしか見たことがないようなそれらが、お行儀よく並んでいた。
佐倉 光
「マジで……?」
「あの銃とかなんとか、ジョークじゃなかったのか」
波照間 紅
フケイの弱点を突けるブキですか? ブキですね???
GM
「っつーわけで、ショーバイだ」
そこで女性は初めてにやりと笑った。
春日 晴姫
「お高いんでしょ…?」通販番組でよく聞くアレ。
波照間 紅
「ひえ」 漏れた声は歓声でなく、そんな声だった。リアルに目の前にするとびびるものだ。
佐倉 光
「あれ、くれるんじゃないのか」
GM
「当たり前のようにたかろうとすんじゃねぇよ」
佐倉 光
「支援物資って聞いてましたけど」
カネ? そんなものは ないッッ! 
GM
「いやまぁ、今回はナイ神父のおっさんから銭はもらってっから、サービスにはしといてやる。
「でも恩は忘れんな?そういうの、大事だから。大人の世界で」
佐倉 光
「ハイハイ」
GM
「アタシの名はアッタ。このおっさんはヴィクトル。アタシらがオマエらの戦いを支援してやる
GM
これで負けは無ぇ。ってか負けんな。色々あとが面倒だから」
春日 晴姫
「……!ありがとうございます!」
GM
「ってワケで、この箱の中から好きなモン持ってけ。タマも忘れんじゃねぇゾ?」
波照間 紅
「感謝……、します。アッタさん、ヴィクトルさん」 我に返って頭を下げるが、緊張が先に来ている。使いこなせる気があんまりしない。
GM
「おぅ、兄さんと姉さんはなかなかデキてんな」
波照間と晴姫の礼に、鷹揚に頷く。
佐倉 光
何があるんだろうなぁ。見た目単純に強そうなのを。
波照間 紅
何があるんだろう? >箱の中
GM
というわけで、GP5以下のガンと弾薬を差し上げます。
武器リストから選択して持っていってください。
春日 晴姫
わー
GM
ただし、武器は一つだけとします。
佐倉 光
お、そこそこいいのまでもらえるな
命中高いの選んだ方が無難か……
波照間 紅
黒星くっそ面白いけど今のスキルだと当たる気がしないな
佐倉 光
トカレフの命中-7はきついなー
猟銃にするかな
ばら撒きゃ当たるだろ! 
春日 晴姫
割と命中高めのニューナンブかな。
佐倉 光
【猟銃】【ショットシェル×10】にしよう
波照間 紅
ンではこちらはGP5の「S&W M36 チーフスペシャル」+弾薬にします。メイン攻撃が弓(でかい飛び道具)だから、大きさ的な意味での差別化も含めて。
GM
あ、そうそう弾薬は一つ、つまりは10発分ですので、注意してね
春日 晴姫
ニューナンブ+弾薬で。
波照間 紅
これ判定値とかはどうなるんかしら
GM
射撃攻撃だから、速判定だね

GM
皆が銃を物色しているのを見ながら、
「で、こっちのヴィクトルのおっさんだけどな」
「オマエら、もう持ってっから知ってっだろ?悪魔カード」
「あれが手に入ったらな、持って来い。おっさんがそいつら混ぜっかえして、(もしかしたら)もっと使えるのに合体させてやるよ」
その背後で、カウンターの男が曲がった首で”うんうん”と器用に頷いている。
波照間 紅
「えっ? まぜっかえす? 合体する?」 眼をちかちかさせる。
GM
「説明すっと長くなるから、面倒くせぇんだよ」
かすかにイラついたように唸る。
「とにかく、二つ以上の悪魔をくっつけて、違う悪魔にする!強くなるかどうかは見てのお楽しみ!ってこった!」
※もちろん、利用する際はGMがちゃんと説明するよ!
春日 晴姫
「簡潔な説明…」
「うん、だけど…わかりやすいです」
佐倉 光
「へーぇ……強くなるのか……」
「そいつは、人間とでもいけるのかな?」
GM
佐倉のその言葉に、アッタの眉が小さく跳ね上がる。
その背後でヴィクトルも低く唸った。
「手前、ザ・フライ見たことねぇのか」
「ああなりたくなきゃ、妙なこた考えねぇこった」
佐倉 光
「わかったわかった、冗談だよジョーダン。ちょっと気になっただけだって」
へらへら笑う。
波照間 紅
「うっぷ」 グロいものを想像したようだ。月刊アヤカシ的な、裏返しとか、ザ・フライとか、あれそれ。
春日 晴姫
こわそう>ザ・フライ
佐倉 光
ザ・フライ? エビとか? まあロクなものじゃないんだろう。
春日 晴姫
どういう風になるのか想像して背中に寒気が走る。
佐倉 光
私も見たことはないけどどんなものかは知ってるー
転移魔法系でネタにされまくってたし、志村けんと加藤茶の番組でパロディやってた
GM
物質転送装置の中に入った男が、たまたま紛れ込んだ蝿と混ざっちゃって、だんだんと化け物に変貌してゆくホラー映画だね
春日 晴姫
こわい…
GM
「バカなこと抜かしてねぇで、用が済んだならとっとと行きやがれ」
「このヒカリエん中はな。今は魔界と同じ状態だ。出くわすモンは全部悪魔と思って構わねぇ」
「それをブチ殺すのも、適度にだまくらかしていいようにするのも、手前ら次第だ」
佐倉 光
「そりゃ色々楽でいいな」
GM
「ハラ座ったら、とっとと行け」
片手でしっしっと追い払うようにしながら、アッタが言う。
「ハラ座ってなくてもな。そん時ゃハラくくれ。じゃな」
波照間 紅
銃をしまうと、アッタの眼を見て、今度はきちんと再度礼をする。
「行って参ります」
佐倉 光
銃に弾を込める。その重い手ごたえが体の全ての細胞を書き換えてゆく心地がする。
我知らず笑みがこぼれていた。この銃で破壊する。悪魔を。糞みたいな日常を。つまらない過去を。
GM
では、皆がヒカリエの中へと侵入を開始したところで、今日は〆
次回はダンジョンハックからだ
佐倉 光
ワーイ
波照間 紅
ワーイ!
春日 晴姫
wa-i
ワーイ

【♪Mist】
GM
【支援物資】を受け取り、再び向き直った三人の前に、歪なガラスの巨塔がそびえる。
「目当ては商業フロアの先、更にオフィスフロアも抜けた屋上」
佐倉 光
「エレベーターでさーっと上まで……ってワケにはいかないか?」
GM
「本来なら、ロビーの横にあるオフィス直行のエレベータがあるんだがな……」
咥えたロリポップをがりごりと噛みながら、アッタが珍しく難しい―――あるいは不満そうな顔で呻く。
波照間 紅
「外から襲われたら、と考えると…… とか、ですか?」
佐倉 光
「ま、エレベーターに乗ってるとこを襲われたら一発アウトだしなぁ……」
佐倉 光
でもゲームでは結構平気なエレベーター! 
異界化してわけわかんないことになっていても正常に動かなかったエレベーターは見たことないな! 
GM
「オフィス用のエレベータのシャフトはむしろ、建造物内に埋め込まれてるからな……。どちらかというと、商業フロアのクリアビューエレベーターの方がヤベぇ」
「ただ、これだけ巨大な建造物となると、丸ごと異界化するのも骨らしくてな。どうもそちら側の空間が不安定みてーだ」
佐倉 光
「イカイカ?」
佐倉 光
NG「なるほどイカでインク塗ってセンプクして行けば外壁上れるな」
GM
「部分的に魔界を召喚することだよ」
「一気に行ければラクなだろーけどな。うかつにソッチ行って、金剛神界にでも落ちてみろ。向こう30年は出てこられねーぜ」
春日 晴姫
(想像して涙目)
※異界化……平たく言えば建物等がダンジョン化して悪魔が出現するようになる。
 魔界……悪魔が棲む世界のこと
 金剛神界……魔界のひとつであり、神々が棲むという。現世と時の流れる速さが違うので迂闊にゆっくりすると浦島太郎である。
GM
というわけで、上を目指すならエスカか階段にしとけ。健康にもいいしな」
「そして、11階」
アッタが一枚の折りたたまれた紙を差し出す。
それは、ヒカリエのフロアガイドだ。
「スカイロビーの端っこから、オフィスエリアへの通用口がある。そこからオフィスエリアへ入れ。んで、そっから先はまた階段だ」
「動いてるようなら、エレベータ使ってもいいだろーけどな」
波照間 紅
「そうか、フロアガイド。助かります」 なぜか、見知らぬダンジョンを行くような気持ちになっていた。ここは普通のショッピングビルだった場所なのだ。
佐倉 光
「イカイカだのマカイだのコンゴーだの、『ファルシのルシ』みたいだな……
とにかくルートから逸れると危ないぞってことか」
GM
「屋上は27階。良かったな。ラーメン一杯分くらいはカロリー消費できるかもしれねーぜ。あっさり醤油程度だろうけどナ」
春日 晴姫
「長いですね…」
波照間 紅
「間に悪魔と遭うかもしれないと考えると、十分に骨が折れそうですね」
GM
「例えでなくてな」
ひひ、と波照間の言葉に笑う。
佐倉 光
「ヒカリエのレストランは6階と7階か。消費した分稼ぐのは無理みたいだ」
GM
「トーゼン、施設の店は全部閉店中」
「チョロまかすんじゃねぇぞ。あとあと面倒だからナ」
佐倉 光
はいはーい、分かってますって。手をひらひら。
GM
「……建前だ」
波照間 紅
「念のため聞きますが…… その、ここにいたはずの人々は?」
佐倉 光
「全部裂けた、なんてのじゃないだろうな」
GM
「異界化ってのは、二種類あってナ」
「一つが、その場をそのまま異界にしちまうケース」
指を立てる。
「こいつに巻き込まれたら、タダじゃ済まねー」
「もう一つが、この場のものを真似て、魔界の一部を重ねるように召喚するケース」
もう一本指を立てる。
「これなら。見た目が見慣れたモン、ってだけで、ようは魔界そのものを外から見えねートコに作り出すだけだから、リアルヒカリエは関係ねぇ」
「今頃、ハロウィンで浮かれたバカ共がはしゃいでるはずだぜ、表じゃーな」
佐倉 光
トラックひっくり返したりね
GM
トラックをひっくり返したのは、たぶんGP上昇の影響受けて、低級悪魔に憑依された人です。
※この日実際そんな事件があった。
佐倉 光
「暴れても問題なし、と」
波照間 紅
「今回は……?」
GM
「今回は2つめ。安心したか?」
波照間 紅
「ああ…… 良かった。少し安心しました」
「一つ目だったら、これからのモチベーションに少し関わるところでした」
春日 晴姫
ほうほう
GM
「まぁ、レーカンの高い、とかいうテの連中の中にゃ、俺らみたいにひょっこりこっちに飲み込まれて、素体にされてっヤツもいるかもだけどナ」
まぁ気にすんな、と笑う。
「そりゃレアケースだ、心配すんな」
佐倉 光
あの四つ辻でのヒトたちみたいなやつか……と思い出して、少し気分が悪くなりかけた。
GM
「さぁ、時間は無ぇぜ。気合いれてちょっくら階段ダッシュ行って来い!」
波照間 紅
「はい!」
春日 晴姫
「わかりました!」
佐倉 光
「お先っと!」
誤魔化すように走り出す。
GM
目の前には、ガラス製のドア。
押し開けば、あっさりと内側へと開くだろう。
佐倉 光
ずいずいと足を踏み入れよう。

【♪Sauna】
GM
お手元のフロアガイドをご覧ください。
https://www.tokyu-dept.co.jp/shinqs/floor/1f.html
皆さんは一番下側の【入口】から進入しました。
波照間 紅
おお、リアルフロアガイドがマップに。
波照間 紅
あ、フロアガイドが入口付近にあればゲットしておきます。予備大事。>GM
GM
OK,どうぞ
フロアガイドが置いてあるところには、
その他のパンフレットなども刺さっており、その上にはアクリルパネルに示されたフロアガイドも壁面に張り付いている。
しかし、それらフロアガイドやパンフレットの文字は、なんとも判別のつかないものとなっている。
なんとも不気味な文字だ
春日 晴姫
なんてこった…。
GM
いわば【絵】として記載される地図自体は問題が無いだろうが、例えばどこにどの店が、というのは判別ができなさそうだ。
波照間 紅
「見慣れたものが変質していると、ぞっとするな……」
GM
あくまで、本来のヒカリエを真似ただけ、の存在ということなのだろう。
波照間 紅
スプラトゥーンのイカ世界みたいになってんのね。
GM
わかりやすい。つまりそういうこと
ただ、イカの世界なら意味が通るようになっているだろうが、これは完全に真似ているだけのもので、意味を伝えようという【意思】のようなものも判らず、より不気味だ。
春日 晴姫
「なに…この文字……」
佐倉 光
「気持ち悪いな」
波照間 紅
「あまり見る気がしないな」 文字から眼をそむけてしまう。
GM
エスカレーターを目指すなら、正面の通路を抜けたテナントが並ぶロビー、或いは左奥のアーバンコアを目指すことになるだろう。
または、ものは試しとエレベーターを目指すのも良いかもしれない。
佐倉 光
11階まではとりあえず徒歩で行くべきって話だったね
どちらを使うにせよ入らないと話にならないな。
まず僕召喚。
篭手を展開して筆を引っこ抜き魔方陣を描く。
佐倉の【命運】を-1した
GM
空中に描かれた魔方陣がぐにゃりと歪み、それらの線がいつか見た猫の銃士の姿となり、瞬く間にそれは実体化を果たした。
「魔獣ケット・シー。推参である」
波照間もピクシーを呼ぶ?
波照間 紅
異界の中なら召喚したままにしておけるんだっけ?
GM
できるね
現世でもできるんだけど、オススメできない、ってだけ
波照間 紅
では召喚しておこう。
銀のペンダントを服の下から出して、ピクシーのカードをすっ、とその表面に滑らせる。
魔法陣がペンダントの前に光を描く。
波照間の【命運】を-1した
GM
浮き上がった線が同様に歪み、可憐な妖精の姿となった。
「妖精ピクシー!アタシのこと、呼んだ?呼んだよね?」
明るく微笑む、小人のような少女
波照間 紅
「ああ、呼んだ。これから暫く、よろしく頼む」
微笑む少女に、緊張した顔で微笑み返す。
GM
「カタいなぁ、もっと気楽にいこうよ!」
言って、さもおかしそうにけらけらと笑う。
波照間 紅
「そういうのは苦手なんだ、勘弁してくれ」
春日 晴姫
オフロスキーさん思い出す(推し)
佐倉 光
同じく
「らーらららららーらららーららら だぁだぁだぁだぁだぁ 呼んだ!? 呼んだよね!?  呼んだよウフフフ」
春日 晴姫
みぃつけた好きでした…。

GM
準備は整った。
三人の前には通路がのびている。
佐倉 光
よし、悪魔を前に出して銃構えて進もう
GM
では、改めて隊列を確認しよう
佐倉 光
隊列、佐倉は後ろに下がるよ
春日 晴姫
前歩こうかな。
GM
マップ上の隊列上で設定をお願いします
波照間 紅
ピクシーはデータ的には後列がよさそうだけど、前列人数足りるかしら
GM
いや、これ以上誰か下げるなら、代わりに誰かでなければいけなくなる
佐倉 光
足りないようなら私が前に出るー





魔都・渋谷異聞

東京侵食


続編 CoCペルソナ