真・女神転生 TRPG 魔都東京20XX 第一部『魔都・渋谷異聞』 4


波照間 紅
よいしょ
佐倉 光
モゾモゾ
【♪きらめきDancin’】
ひよんとふ
「ななしのひよこ」がひよんとふからログインしました。
GM
ななしのひよこ
佐倉 光
ぴよぴよ
GM
春日くんも行けるかな?
ひよんとふ
「ななしのひよこ」がひよんとふからログインしました。
GM
ひよこが出入りしてる
ななしのひよこ
ぴよ!
春日 晴姫
いけます!
GM
とりあえずOKそうならいきましょうか
GM
OK

【♪Signs Of Love】
GM
前回までのメガテン
彼らの日常はたったの数時間で激変した。
突如の異形の襲撃を、思わぬ援軍によって退けた彼らは、日常のかけらにしがみつくように、それぞれの目的の場所へと向かうのだった。
しかし世界はそれを許してはくれない―――
春日 晴姫
日常にしがみつきたい
GM
波照間紅。
波照間 紅
Yes、
GM
彼はセンター街を離れ、井の頭通りへ。
その交差点にある交番の前を抜け―――先刻の異常からほんの100mあまりのところに、交番はあったのか―――東急ハンズのある角までやってきた。
波照間 紅
「教会教会……」 きょろきょろ。
波照間 紅
おっすごい臨場感だ
GM
そこから回り込むように右へ折れる。
ふと左を見れば、一段高まったところに折り返すようにしてひとつの路地がある。
指定された場所はそこへと入ったところにあるようだが……
とてもそこに教会があるようには思えない。
https://www.google.co.jp/maps/@35.6623997,139.6977114,3a,75y,316.88h,90.26t/data=!3m6!1e1!3m4!1sbwvdE2A43csfpPLG99HAmw!2e0!7i13312!8i6656
これマップ画像更新する手間なくていいなw
波照間 紅

「狭い路地だな…… 教会、教会……」
GM
路地の入り口にある、アメリカのダウンタウンにありそうな古着屋の前では、いかにも渋谷の若者―――少しばかりガラの悪そうな―――と同じような黒人の青年が話し込んでいたが、きょろきょろしながら進む波照間を会話の合間にじろじろと見やってくる。
更にそこから数十m。
『目的地周辺に到着しました。ナビを終了します』
そこまで至った時、スマホのナビが告げる。
そこから目に入るのは、中華料理屋の看板。
ラーメン屋。
やはり教会があるようには見えない。
波照間 紅
いつも思うが、『周辺』ではちょっと困るのだ。
GM
わかるofわかる
ななしのひよこ
まれに間違った座標(入力間違いもあるだろうけど)があるのも困る…。
GM
地図を改めるのなら、どうやらその辻を更に左に折れた先……なのだが、どう見てもすぐそこで袋小路になっているように見える。
https://www.google.co.jp/maps/@35.6625238,139.6975381,3a,75y,254.37h,91.36t/data=!3m6!1e1!3m4!1s3Vg_cwl3pljgWBis-FM04g!2e0!7i13312!8i6656
小さく、BAR、という張り紙? 看板は見えるのだが……
波照間 紅
地図が古いのだろうか。それとも、このBARが実は集会場なのだろうか?
とにかくBARの前へ行ってみる。
GM
行ってみれば、やはりそこは袋小路。
途方に暮れて天を仰ぐかもしれない波照間の視界に、そのBARが改めて目に入る。
BARはどうやら二階にあるらしく、その窓には『CLOSE』の小さな看板。
そしてその看板には、
特徴的な星型のサイン。
ペンキで書きなぐったような歪んだ星型の中央に、見開いた目を思わせる炎のようなデザイン。
そしてその上部には『Wisdom faction of the star』と表記されていた。
波照間 紅
間違いなくココデスネ
波照間 紅
そのサインに見覚えはあるかな?
GM
忘れもしない、君が所属する集団星々の智慧が掲げる、シンボルマークだ。
しかし、やはりどう見ても教会には見えないし、どう見ても昼間のために休業中の酒場だ。
波照間 紅
「!」 きっと、このBARが集会場なのに違いない。酒場というのは仮の姿なのだろう。
GM
なるほど、仮にも『秘密教団』なのだ。
そうであるかもしれない。
波照間 紅
しかし、どうやって入ればいいのだろう。二階へ続く階段はあるだろうか? あれば、登ってみよう。
GM
見れば、建物の側面にまるで隠れるようにして二階へと上がる階段があった。
ところどころ塗装が剥がれて、錆が浮き、どころか一部は錆におかされきって、小さいが崩れている箇所もある
上がる。
波照間 紅
一足飛びに階段を上る。
GM
ぎしぎしと金属の軋みがあがる。
二階の踊場のようになっているところまで上がると、果たしてそこには一つの扉があった。
波照間 紅
扉をノックしてみる。
GM
ノック。
扉に掛けられた同じくCLOSEの文字と星型の描かれた札が揺れて軽い音が鳴る。
しかし中からは反応が無い。
Bro.Nなる人物が自分を呼んでいたのは確かなはずなのだが……
波照間 紅
Bro.Nへメッセージを送ってみよう。 
GM
では、文字を打とうとSNSを立ちあげたところで、まるでそれを呼んでいたかのように着信。
『どうぞ、入りたまえ』
扉を見上げるならば、
確かに今の今までCLOSEとなっていたはずの札が、『OPEN』となっているのに気付くかもしれない。
波照間 紅
扉を開けてみよう。
【♪STOP】
GM
扉の軋む音。
そして扉に備えられたベルが涼やかに鳴る音。
それらを響かせて、扉が開く。
波照間 紅
集会はもう始まっているに違いない。邪魔をしないように、そっと中へ入る。
GM
中は薄暗い。
窓にかけられたブラインドの隙間から差し込む外光に、そこそこの広さの店内に置かれたテーブル、その上に上げられた椅子、その向こうに見えるカウンター、そしてその上に並べられたグラスと、その後ろの棚の酒瓶がかすかに光っていた。
【♪Awakening】
GM
集会があるはずのその場所に、しかし人の気配はまったく無かった。
波照間 紅
「……?」 

【♪Corridor】
GM
BGMが思いのほかはげしめだったので変更
佐倉 光
いきなり襲撃かと思った
GM
波照間の背後で、きぃ。という音とベル、そして思いのほか大きなばたん、という音を立てて、扉が閉じた。
波照間 紅
「うわ」 音を立ててしまった。
GM
「ようこそ、星々の智慧へ。同志テルハリクス」
思わず身をすくめる波照間に、不意に声が掛けられる。
波照間 紅
「ブラザー?」
その名を呼ばれ、はっと顔を上げる。
GM
「いかにも」
声は、店内の奥の暗がりから響いてくる。
よく見れば、一番奥まった席に、誰かが腰掛けているのが見える。
その人物が小さく身動きすると、ぱきん、と快音が一つ響いた。
指を鳴らしたらしい。
それと同時。
頭を垂れた波照間の上から、光が降り注ぐ。
そして、何やらかちゃかちゃというガラスが小さく触れ合うような音。
波照間 紅
「遅れてしまい、失礼しました。ブラザー」 その場で頭を垂れる。
GM
「なに、構わんよ」
その声は先ほどの人物と同じものであったが、奥にいたはずの彼のそれが、極めて近くで発せられたものに気付くかもしれない。
「顔を上げたまえ、同志テルハリクス」
波照間 紅
顔を上げ、その人物の眼を見る。
GM
顔を上げるなら、そこは既に開店中の酒場の光景。
煌々と照明に照らされる店内。
波照間の正面には、いつの間に近づいたのか、一人の長身の男の姿。
身をスータンに包んだ男の肌は黒く、縮れた髪と髭が特徴的な、いかにも黒人といった風の男だった。
波照間 紅
Bro.Nってつまりナi……
GM
うふふ
イメージはパルプフィクション出演当時のサミュエルLジャクソン。
https://pbs.twimg.com/media/BrnZJN4CQAEJXT2.jpg
佐倉 光
関わったらアカンやつではないのかー
GM
「改めて、星々の智慧へようこそ」
彼は軽く両手を広げ、歓迎の姿勢を見せる。
波照間 紅
「あっ……、お招きいただき光栄です」 少し気圧されてしまった。
GM
「そうかしこまる事はない。我々は星々の導きの元に対等、つまり我々の間にあるのはそう」
右手の人差し指と親指をL字に立て、左手でVサイン。
「ラブ&ピース、なのだから」
波照間 紅
「ら、ラブ&ピース……?」 そのサインをたどたどしい手つきでまねる。
GM
いささか秘密結社とは程遠いフレーズを口にする男。
「うむ、ラブ&ピース」
たどたどしくも掲げられたそのシンボルに、自らのそれを重ね、両手で強引に握手。
「無事、危機を逃れたようで何よりだ。まず祝杯といこう。アブサン!」
そのまま波照間越しにカウンターへと声を掛ける。
【♪youthful lunch】
GM
そこにはこれまたいつの間にか現れたのか、禿頭の黒人の男がグラスを磨いていた。
その時に目にはいる店内は、イスもテーブルから降ろされ、完全に開店状態。
「……ハイ」
無愛想に答える男が、他には何も言わずにグラスを二つ置き、酒を注ぐ。
「さぁ、来たまえ、ハテルリクス」
つないだ手で以て強引にカウンターへと連行され、杯を持たされる。
波照間 紅
「は、はい」 導かれるままにカウンターへ落ち着き、杯を手にする。
GM
「我々のラブ&ピースに!」
杯を目の高さに掲げて見せると、それを一息に飲み干した。
波照間 紅
「ら、ラブ&ピースに!」 同じように掲げ、杯の中身を飲み干そうとする。
GM
顔の前まで持って行くと、すさまじいアルコール臭と、薬草のような香りの混じったものが鼻をつく。
波照間 紅
一瞬、うっ、となるが、そのまま飲み干す。
GM
強烈な臭気が口中とノドを焼き、やがて胃に届く。
そしてそこから同じ臭気だけが口元へと帰ってくる。
波照間 紅
「んっ……」 火でも飲んだようだ。吐き出しそうになるのをこらえ、胃の中へ落ち着くのを待って大きく息を吐く。
GM
「いい呑みっぷりだ」
その様子に、黒い顔の中でひときわ目立つ白い歯を光らせて、男が笑う。
「で、どうだったね?」
波照間 紅
「すごい、です……」 
GM
「違う、そうじゃない」
答える波照間に、しかし男は即座にそれを否む。
「今日の出来事だよ、同志ハテルリクス」
波照間 紅
「今日の」
GM
「そう、今日の」
「役に立っただろう?私の『友人』は」
波照間 紅
「ああ……、そうだ、そうです。ブラザー、人の身体の中から、鬼が這い出てきて。巨大な鳥が飛んでいって」
「ブラザー、あれは啓示なのですか? 彼らに、何があったのですか?」
GM
っとごめん割り込んでしまった
波照間 紅
いんえいんえ、会話そのものも丁度割り込む感じになってるかと
GM
それを聞き、声をあげて男は笑う。
いつの間にか注がれていた新たな酒をやはり一息に飲み干し、
「同志ハテルリクス。君は実に察しが良い」
GM
「啓示―――そう、あれは啓示だよ」
「この街が、新たな局面を迎える、ね」
波照間 紅
「新たな、局面」
GM
「彼らは、それを伝える鶏鳴として、利用された―――」
そこまで、語り、男は一度言葉を切った。
ふー、と息を一つ吐く。
波照間 紅
急激に酩酊が回ってくる。新たな局面── 鶏鳴── 彼らは、その犠牲に?
GM
「同志、ハテルリクス。君は見たはずだ。この世界を形作る真実の姿の一端を」
言い、カウンターに置かれた皿の上のクラッカーを取る。
「これが、我々の世界だ」
指でつまんだそれを、ひらひらと振って見せる。
波照間 紅
テルハリクスです、とは言えなかった。そんなことは些事だ。 振られる平たいかけらをじっと見つめる。
GM
※よくぞ気付いた
男の動きは、先ほどと比べてずいぶんと砕けたものになっている。
見れば、その瞳もかすかに潤んでいるように見える。
黒い肌のせいでわかりにくいが、酔いは確実にまわっているのかもしれない。
「誰もが、世界はこのクラッカー一枚きりだと思っている」
しかし、と続け、二枚目のクラッカーを手に取ると、先のクラッカーにぴったりと重ねて見せた。
「本当のところは、こうだ。ハルテリクス」
「世界は、もう一つの世界と重なっている」
波照間 紅
「重なって、いる。 もうひとつの世界……」
GM
「そうだ」
うなずき
波照間 紅
「では、その世界が……?」
GM
「君が今日目にした者ーーーああ、チンケなガキ共だけじゃぁ、ない。私が紹介した友人も、こちら側の住人だ」
言いながら今度は二枚目のクラッカーを振って見せる。
「そう、やはり君は察しがいい、ハリテ……テリハ……ああ、もう波照間くんで構わないかな?」
三杯目を煽り、妙に座った目で波照間に絡む。
波照間 紅
「あの…… 彼女は、また会えると、僕に。あ、はい、問題ありません」
そういえば本名を言ったことはあっただろうか。思い出せない。頭がふわふわする。
波照間 紅
酔っぱらって言えなくなってるぞかわいいな。
GM
「ああ、会えるとも。その方法も、君はもう知っているだろう?向こう側とこちら側をほんの少しだけつなげる術を」
波照間 紅
知っている、のだろうか。無意識に銀の首飾りを手にとりながら、思い出そうとする。
GM
酔った頭で思い出そうとする。
なんとなく判るような気もするが、それはまるで御伽噺のことのようで、果たしてそれが真実なのやら。
それを、聞いているのかね、と絡む男の声が引き戻す。
「それくらいなら、ああ、まぁいいんだ。しかし、それをもっと大規模にやらかそう、ってバカがいるらしい」
「それこそ、この街と同じくらいの大穴を開けて―――いっそ一つにしちまおうってバカがね」
波照間 紅
男が持つクラッカーをじっと見る。それと、それが、一つに。
佐倉 光
そーしーてー うまーれーる しーんーせーかいー
波照間 紅
しーんせーかいー 串カツ食べたい
波照間 紅
「ひとつになってしまったら…… ああいうものが、この世界に?」 
GM
波照間の視線がクラッカーに向けられているのに気付いた男がにやりと笑う。
「それだけで済めばいいがね……だが、実際のところは、こう、さ!」
両手それぞれに持ったクラッカーを、まるで拍手でもするかのようにぱあんと挟み、打ち付ける。
かしゃりと乾いた音と共に、手の間から小さな破片がこぼれる。
波照間 紅
「ひっ」 思わず声を上げてしまった。
GM
そしてゆるゆると両手の平を開いて行くと―――当然そこには見るも無残に砕け散ったクラッカー。
波照間 紅
「世界が、砕けてしまった」
GM
それをカウンターの上にぱらぱらとこぼし落としながら、
「つまるところ、ご覧の通りの混沌だ」
「我々人間はもちろんひとたまりも無いし、『向こう側』だってそれを望まない者も多い」
「やはり、適度な距離、ってやつはお互いに必要だろう?って話さ」
波照間 紅
呆然とその様子を見ている。「それは……、その誰かは、どうして、そんなことを」
GM
その問いに、ふむ、とひとつ鼻を鳴らし、わずかに居住まいを正す。
「例えば、この渋谷で爆弾テロを考えているやつがいるとしよう」
指を一本立て、
波照間 紅
「はい」
GM
「キミは、その人物のところへ行って、のんきに尋ねるのかい?『なんでそんなことをするんですか?』て」
立てた指を波照間に突き付ける。
波照間 紅
「知っているに、越したことはありませんから。理解が及ばないのなら、それまでですが」
GM
「それをしようとしてるやつがいる、ということは判っている。なら、一番に何をするべきかな?」
波照間 紅
「……阻止することです」
GM
「その通り。知ったところで、仮に理解できたとして、『そうだったんですか。ではどうぞどうぞ』とはならんだろう?少なくとも、炸裂した爆弾で数十人から数百人が命を落とすことが確定しているなら、僕はまず止めるね」
波照間 紅
「……」
GM
「理由があるなら、まぁその後で聞いてやることも考えるさ。お互いに聞ける口があれば、だがね」
「そして、今回犠牲になるのはそんな規模じゃぁない。こっちとあっちと併せて……そうだな、まぁそれこそ街一つぶんが犠牲にはなるだろうさ」
手に残ったクラッカーをぱんぱん、と叩くと、細かい破片が更にカウンターの上に降り積もった。
「我々は―――もちろん、今回の件で力を得たキミも含めて、だ―――それができる力がある。ならそれをやるだけだ―――と、僕は思うがね。どうかな?」
波照間 紅
言いたいことはある。が── 男の言い分を覆せるほどのものではなかった。止めなければならない、それは事実だ。
迫ってくる酔いを振り払い、頷く。
GM
「YES!LOVE&PEACE!」
波照間の首肯に、そのスータン姿からはおよそ程遠いガッツポーズをダイナミックに決め、
「それでは、改めて。ブラザー・ナイだ。皆からはナイ神父などと呼ばれてるがね。ひとつよろしく」
体格に見合った手を差し出した。
佐倉 光
やはりー
波照間 紅
デスヨネー
春日 晴姫
ヒュー!
波照間 紅
「波照間、紅です。よろしくお願いします」 その手を取り、改めて名を名乗る。
GM
やや痛みを感じるほどに手を強く握られ、大きく振られる。
波照間 紅
ちょっとよろける。
GM
なぜ自分の名を既に知っていたのか?
なぜ自分が今日ここであのような目に会うことを知っていたのか?
なぜ当たり前のようにれらが全て織り込まれていたかのようなプランへと誘われたのか?
酔いと男の強引なまでの勢いで、押し流されてしまったかもしれない疑問の数々は、波照間の脳裏に返ることはあるのか。
そしてそれに答えはあるのか。
男はただ人懐こそうな笑みと、白い歯で波照間を歓迎してみせるだけだった。
ってところで今日はこれまで!

【♪人生はSHOWTIME】
佐倉 光
ナイ神父はペルソナ2の面々にひどいことしたよね
GM
2ではチクタクマンとして助けてもくれたじゃないか
佐倉 光
チクタクマン忘れてたわ。
GM
彼は混沌の申し子であるが故に多くの化身を持つし、決して人類を陥れるだけの存在ではないんだぞ(ほんのわずかな可能性だけど)
GM
次回は佐倉くんと春日くんの二本立てで行くよー
佐倉 光
イェー
春日 晴姫
いえーい!

波照間 紅
渋谷でぷしゃー!
よしOK
佐倉 光
夜は こ れ か ら
波照間 紅
渋谷的にはまさに夜はこれから
【♪きらめきDancin’】
GM
波照間くんが怪しげなBARで怪しげな神父に勧誘されていた一方そのころ
今日はそんなお話
春姫くんから行こうか
春日 晴姫
はーい!
【♪SMILE】
GM
先刻までの悪夢のような出来事は果たして夢幻の産物であったのだろうか。
バイト先へ向かう春姫が山手線に乗るために行く渋谷の街中も、渋谷駅の中も、山手線の車中も、いつものように人であふれ、変わらぬ日常に見える。
原宿までは一駅。
ほどなく山手線は原宿駅へと到着。
駅を降りてもそこは換わらぬ日常で、平日の日中から若者たちの多くが闊歩している。
春姫が向かうのは、その喧騒とは線路を挟んで反対側の鎮守の森の中に佇む明治神宮だ。
玉石が敷き詰められた参道を歩いていると、本当に多くの外国人観光客を目にすることだろう。
やがて見えてくる、社殿。
その威容はいつみても堂々としたもので、かといって威圧的なものでは決してなく、開けた杜の間、雲ひとつない青空を背景に佇んでいた。
というわけで明治神宮にたどり着きました。
さてどうしようか
春日 晴姫
はーい。どうしましょうか。
GM
なんだい、選択肢でも出せばいいのか?w

佐倉 光
はなす とる どうぐ いどう そうだん
つかう>セルフ
GM
とる>賽銭箱
「首長の命により、止まれ!」
佐倉 光
コロサレル
波照間 紅
シャドウゲイトの気配を察知
佐倉 光
気のせいだよほっぷすてっぷかーるいす! 
遊んだことはあるけどクリアはしてないや車道ゲイト
春日 晴姫
車道ゲイトってゲームがあるんですね…。
GM
駐車場かな?
佐倉 光
車道に出たら危ないよっていう、プレイヤーがよく死ぬゲームです。

春日 晴姫
とりあえず上司に遅れてすみませんと謝罪します。
というわけで上司の元へGO!
GM
では、更衣室で千早に着替え、授札所へ。
春日 晴姫
上司に近づきます。
GM
「春日さん、たとえアルバイトであっても、授札所はいわば神様と市井のかたがたとの窓口です。遅刻は感心しませんね」
水色の袴の男性が、四角いメガネをなおしながら、厳しいことをおっしゃいます。
春日 晴姫
「すみませんすみません……へんなものに絡まれちゃって…」半泣き。
GM
「お気をつけなさい、この鎮守の杜の中は静謐であっても、周囲の街には陽気に当てられた人もいるのですから」
春日 晴姫
「気を付けます……」
GM
とにかく、先輩の休憩のために交代をお願いします、と男性は奥へと去って行きました。
春日 晴姫
持ち場に着きます。
GM
平日とはいえ、観光客も多い。
お守りやお札をお分けしたり、ご祈祷の受付など、小さな神社よりもはるかに仕事は多い。
忙殺されている内に、気付けば時間は15時の休憩にさしかかろうかという時刻になっていた。
春日 晴姫
いそがしさにてんてこまいしながら、仕事をこなしていく
「(……あ…もうこんな時間なんだ…)」
GM
「春姫ちゃん、そろそろ休憩でしょ、代わるから行っていいよ」
共に並んでいた先輩の巫女から、そう促される。
春日 晴姫
「ありがとうございます、先輩」休憩行ってきます。
GM
休憩とは言っても、まさか外の日陰でジュースを飲んだりするわけにはいかない。
奥の休憩室、あるいは待機室でくつろぐことになるだろう。
春日 晴姫
休憩室でお茶を飲んでます。
GM
春姫がそうしていると、先ほどの男性が障子を開け入室してきた。
彼は春姫の姿を認めると、
「春日さん」
と声を掛けてくる。
春日 晴姫
「はい、どうしましたか?」
GM
「菊枝さまがお呼びです。すぐに参内なさい」
彼は春姫の前まで来ると、かすかに緊張した面持ちで、わずかに居住まいを正してそう告げた。
春日 晴姫
「…? わかりました」
菊枝さまの元に向かい、菊枝さまが居る間の襖を開ける。
GM
そんな実家の3LDKみたいな間取りじゃないよw
春日 晴姫
な、なんだtt
GM
先導する男性に続き、社殿を奥へと進む。
春日 晴姫
すすみます。
GM
最初こそ外の境内も見えるような回廊を通ったりもしたが、気付けば社殿の更に奥へ。
気付けば先ほどまで聞こえていた外の観光客らの声や物音すら届かなくなっていた。
左右にいくつもの障子が立ち並ぶ長い板張りの廊下を抜け、やがてたどり着くのは、一際大きな障子戸にさえぎられた一間の前。
男性は障子の横に膝を付き、障子戸に手を掛ける。
春日 晴姫
隣にちょこんと鎮座。
波照間 紅
かわいい。
GM
春姫が自らの横についたのを確認してから、
「菊枝さま。春日春姫を連れてまいりました」
そう声を掛けた。
「どうぞ。お入りなさい」
返る言葉は、短い言葉だった。
春日 晴姫
「失礼します…」
GM
その声は極めて美しく、まるで透き通った磨かれた水晶のように感じられたことだろう。
あるいはスワロフスキー。
波照間 紅
きらきらしとる
佐倉 光
スワロフスキーは綺麗だねぇ
春日 晴姫
APP18ぐらいかなぁ…。
GM
「失礼いたします」
そう答え、男性が障子戸を引き開け、春姫へ中へ入るようにと目で示す。
春日 晴姫
「…あ、あの…」おそるおそる声を出す。
GM
「何です?」
入ろうとしない春姫に、訝しげに問う男性。
春日 晴姫
「なんでもないです…」中に入る。なんで呼ばれたのか見当もつかない。
【♪The Path is Open (P4ver.)】
どどんとふ
「春日 晴姫」がログインしました。
佐倉 光
部屋にログインした
GM
一足踏み入れるだに、これまで以上に清浄で静謐な空気が春姫を包むだろう。
ほのかに香る香は、街中のアロマショップで売られるような野暮ったいものではもちろんなく、上質な白檀や沈香、伽羅よりも上品でかつ淡やかなものだった。
朱に塗られた柱と板間は広く広がり、その随所に五色の彩りをたたえている。
波照間 紅
お高い香をつかいやがって~~~
いいなあ 焚きたい
佐倉 光
ここにずっといたら能力値上がるんじゃないかなぁ……(メガテンのアイテム的な意味で)
春日 晴姫
背筋を伸ばし、佇まいを正す。
GM
左右には、自分がこれまでに見たことのないほど立派な千早と水引に身を包んだ巫女たちが控え、静謐な空気にふさわしく静かな表情で座している。
奥へ目をやると、そこには『これはもう一つの社殿ではないのか』と思い違いをしてしまいそうな社があり、開かれた扉の内から磨かれて涼やかな光を称えた鏡がのぞく。
そして、春姫を呼び出した本人は、その社の正面に小さく座していた。
春日 晴姫
「………」本殿はこういう風になっていたんだなぁ、と思うと珍しくて目を動かしそうになる。
GM
思わず周囲の光景に目をやりそうになる春姫の背後で、小さくぱたん、という音と共に障子が閉じた。
春日 晴姫
「ただいま、参りました」
GM
「よくぞ」
再び、あの水晶のような声が響いた。
「よくぞ、ご無事で。参られましたね、春日、春姫、さん」
一見少女とも見えるその人物は、しかしおそらくはいままでに春姫が目にした誰よりも可憐で、美しいその白い顔に穏やかな笑みを浮かべ、そう春姫を歓迎した。
春日 晴姫
「………はい」無事、という一言が引っかかる。
会うのは二回目ぐらいですかね?
GM
そうだね、一度は兄が助けられたとき、これからの仕事として、この神社の巫女を紹介してくれたときに。
春日 晴姫
「兄の節は、お世話になりました」
GM
その言葉には、いいえ、と小さく頭を振り、
「どうぞ、もっと近くへ」
と春姫を招く。
春日 晴姫
「失礼いたします」近くに進む。

佐倉 光
属するものが、春日はロウサイド、波照間はカオスサイド、佐倉はニュートラルな感じ。
勝手なイメージだけどね
GM
佐倉はカオスだろ
佐倉 光
本人じゃなくて属するものがね
佐倉は妖精? の占い師だから
波照間 紅
カオスサイドわかる
佐倉さんはこれからのシーン次第だけど、そう考えるとバランスがとれるので納得みある>属するもの
佐倉 光
本人はまずカオスに走る気満々だよ。
波照間 紅
本人でいうと波照間はロウに見せかけたカオスくさい気もするしロウな気もするし
春日 晴姫
これは…カオスに進むべきかな…。
佐倉 光
なんだいみんなで力こそパワーするの? 
波照間 紅
力こそパゥアー!
カオスばっかのパーティってそれはそれですごいな
佐倉 光
私利私欲にあふれた力の世界を目指しちゃう
波照間 紅
ある意味現代的
佐倉 光
弱者は命とマグネタイトを置いて去るがよい
GM
カオスって清も濁も併せ呑んで、自らの力にして我を通す属性だぞ>春姫
佐倉 光
今の春日あんまりカオスっぽくないんだよね
ニュートラルな感じ
春日 晴姫
個人的にはロウルート派だけど、水と油になりそうな気配を感じる…。
GM
ロウは法と秩序、というと大げさだけど、世界のルールに従い、守る属性
佐倉 光
兄の命が助かるかもしれない薬を、多の幸福のために迷わず投げうつことができますか? 
みたいな。
佐倉 光
兄を助けたい、みたいな個人的な欲も時には認められないのがロウなんじゃ。
ニュートラルじゃなくなった時点である意味人間としてどっか壊れてると、私は思うな。
春日 晴姫
国民全体でよりよい社会にしていきましょうね(強制全員参加)みたいなイメージです>ロウ
佐倉 光
耳に心地よい言い方だとそうなるんでないかい
春日 晴姫
個人的にカオスよりはロウのほうが同調できる…って感じですかね。ニュートラルがやっぱり一番ですが(熱い掌返し)
波照間 紅
ロウとカオスの極端さを見ると、人間はほぼニュートラル、というのも分かるところ
佐倉 光
理屈ではカオスの方が色々自由だからロウ的なこともできるけど、『つよくないとしぬ』という絶対的な壁がきつい。
ゲームの主人公なら絶対強くなれるから、プレイヤーもカオス寄りになりがちである。(個人的な印象)
春日 晴姫
カオスはなんかこう、弱者は*ね!みたいな世界観なんで(コンプラ)
デビサバ2やってたときはひたすら辛かった記憶しか残ってません。
佐倉 光
死なないこともまあありますが、死ぬよりきつい目にあったりします☆

GM
左右に控える巫女の一人が、音もなく春姫に近寄り、そのすぐ前に藁で編まれた座布団を一つ置く。
春日 晴姫
音をたてずに、藁の座布団に座る。
GM
巫女はそのまま音も立てずに元いた場所へと戻り、静かに座った。
「春姫、さん。大変な思いをされましたね」
春姫が座布団に落ち着くのを充分に待って、少女ーーー姫宮菊枝はそう労わりの声を掛けた。
春日 晴姫
「……えぇ、兄のときと同じような人に遭遇してしまって…」全てを見ていたかのように感じる彼女の口ぶりを前に、素直に話す。
GM
「ええ。存じております」
頷く。
春日 晴姫
「あの人たちは、何者なんですか?」
「なんで…人間を狙うんですか……」
GM
あの人、というのは羽根の生えた鳥頭の魔人?
春日 晴姫
ですです。
悪魔のことです。
GM
「彼らは、この世界と対をなす世界の住人たちです」
菊枝の表情から穏やかな笑みが消え、かすかに緊張が見える。
「そして、
あなたのお兄様を傷つけたあの者と、今日あなたが退けた者たち。彼らが人々を襲うのには、根本的にその目的に違いがあります」
春日 晴姫
「目的の…違い?」
GM
「今日、あなたが退けた者たち―――あの救われぬ御霊は、ただ飢え、人々の生命を奪わんがため」
ですが、と続ける。
「あなたのお兄様を傷つけた者。彼はもっと何か……異なる目的があるように思えます。飢えた者たちは、その彼に使われているだけ」
春日 晴姫
「……異なる、目的…」
GM
「春姫、さん。あなたは先のお兄様の一件で”魔”に触れ、そして今日それを目にしてしまった。あなたと”魔”との因縁は、もはや神宝の剣を以てしても断つことができぬほど、強いものとなってしまいました」
春日 晴姫
「………」暗い顔をしている。
GM
「今後、あなたが更に”魔”との関わりを強めてゆくことは、もはや避けられませんでしょう」
「ですが、その魔との因縁はあなたの内にそれらを払い、進むことのできる力を目覚めさせました」
春日 晴姫
「……戦え、ってことですか」
GM
「春姫、さん。これもまた、定め。魔に触れ、魔を恐れたあなたが、魔を見極めそれを己の内と外から払う力を身に付けた」
頷く。
「今のあなたならば、過去の因縁の源へと断ち切ることも可能でしょう」
ただし、と続ける。
「もちろん、それを恐れるならば、それに背を向けることも良いでしょう。それを責める能を持つ者は誰一人としておりません。この宮にて、お隠れになられるならば、私どもはお力になりましょう」
「私どもは、戦え、などとは申しません。決められるのはあなたです」
春日 晴姫
「……いいえ、戦います。そうしないと、兄は……」
GM
春姫の決意の言葉に、菊枝は再びその顔に穏やかな笑みを浮かべた。
「よろしいでしょう。ならば、追いなさい。自らの因縁のその先を。そして」
春日 晴姫
「そして…?」
GM
「あなたは見るでしょう。世界ともう一つの世界の真の姿を」
春日 晴姫
「…真の姿…」
GM
「今、この世界ともう一つの世界との間に穴を穿とうとしている者があります。あなたの因縁も、きっとそこに。因縁を断ち、その穴をくくるのです」
春日 晴姫
「……わかりました」とりあえず大元を倒せってことですね!
GM
※意訳
そこまで語り、菊枝は左右に控える巫女の一人に目配せを送る。
先の座布団を持ってきた巫女とは異なるもう一人が、何かの包みと捧げ持って春姫のそばに寄る。
春姫の目の前で、うやうやしい仕草でその羅紗をめくると、果たして中から現れるのは一つの糸束。
春日 晴姫
「…受け取っても、よろしいんでしょうか?」
「……これは?」
GM
「ええ。こちらをお持ちなさい。それは、あなたと因縁を結んだ者へとあなたを導く糸。縁は力。春姫、さん。共に力を得た彼らを頼るのです。同じ目的のために、きっと彼らと力を合わせる事ができるでしょう」
春日 晴姫
「…感謝いたします、役目は全う致します」
GM
「春姫、さん。役目、とは人に与えられるもの。誰もあなたにかような役目を負わせようとはいたしません。いつでも己に問いなさい」
春日 晴姫
「……わかりました」
GM
「よきことも、わるきことも。あなたの内の天秤に掛け、けしてこぼさぬよう進みなさい。せめて、己に謀ることなどなきように」
「焼鎌の利鎌以て打ち掃ふ事の如く遺る罪は在らじと。祓へ給ひ清め給ふ事を」
最後に菊枝はそう唱え、拍手を打った。
巫女の一人が立ち、春姫のそばまでやってくると、
「どうぞ。外までご案内いたします」
そう告げた。
春日 晴姫
「はい」外に連れられて行きます。



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