GM
ようこそ渋谷へ
佐倉 光
428! 
 
デビサバ!
佐倉 光
これからみんなの運命が絡み合い、ひとつ選択間違えたらバッドエッドになったり突然キープアウトされたりするわけだな! 
 
わぁ
佐倉 光
428のネタだったけど大して間違っていない気がしてきた。
GM
名無しの者は名を名乗れ
佐倉 光
名乗れないとポイント貰えないんですねわかります。
とりあえずパンツははいていません。
※とりあえずパンツははいていません。
「女神転生if」では最初にキャラクターステータスを決める質問をされるが、とある条件で出る「(パンツは)はいていない」を選ぶと幸運極振りになった。
波照間 紅
「電車の使い方が分からないんだろうとか、誤解だ。電車ならある、一本しかないが……」
というわけで波照間くんです。
GM
モノレールもある>沖縄
※波照間は沖縄出身である。
どどんとふ
「春日 晴姫」がログインしました。
春日 晴姫
マジで追い出されるとは思わなかった(真顔)
GM
大丈夫か、顔(文字色)が青ざめているぞ
春日 晴姫
青のほうがかっこいいかなって!

【♪雑踏】
GM
東京、渋谷。
一日に270万人が行き交うと言われる、国の内外を問わず名の知れた一大都市。
歴史を紐解けば、その立地、地勢は純粋な地政学のみならず風水においてまで、極めて特殊な土地であることが知れる。
日の高い内から、夜の更けるまで、その賑わいは衰えることを知らない。
陰と陽。
それは目に映るものばかりでなく、その陰に至るまであらゆる混沌、清濁、全てを飲み込み流動する。
波照間 紅
陰と陽… 波照間くんと渋谷の接点って、団体の集会が渋谷で行われてるとかなんじゃ?
GM
見渡せば、人、人、人、鉄、石、空気。
そこにあるのは、果たして陽なるものか、はたまた陰なるものか。
それを覗き、知ることができるものは、果たしてあるのか。
今、この地に一つの変化が訪れようとしていた。
否、それははるか過去より生じていたものなのかもしれない。
或いは、それが今こそ爆ぜ、まろび出ようとしているのか。
混沌の街に、それを知らせる鶏鳴が響く―――
陰陽混ざるこの街で、まばゆいばかりの若者たちが舞う―――
※OPながいぜ

波照間 紅
この全員キャラ紹介があれなかんじ
※大学生/怪しいUFO宗教にひっかかった弓道家
佐倉 光
碌なのがいませんね感ひどい
※病弱で妖精さんが見える
春日 晴姫
(立ち絵描いておこ)
※ブラコン
佐倉 光
GMいきなり電話かかってきちゃったので使用小お待ちを
波照間 紅
あらら
春日 晴姫
はーい
波照間 紅
悪魔からのコンタクトかしら

【♪きらめきDancin’】
GM
というわけで、
真・女神転生200X
『魔都・渋谷異聞』
スタート
佐倉 光
舞ってるw
波照間 紅
舞ってますな
GM
登場人物紹介については、皆さんに共有メモ書いていただいたので、これでよしとしましょう
【♪Awakening】
GM
春日晴姫。
春日 晴姫
お、我か。
GM
それは、いつも見る夢だ。
曇天の路地裏。
街の灯りもわずかにしか差し込まぬその暗がりに、兄が、倒れ伏している。
その兄の身体の向こう、点滅しほぼ用も為さぬ街灯の下、異形の影。
それは、人の姿に見えた。
では何が異様か。
その姿の背には、一対の大きな翼。
筋骨逞しい裸体のその男は腕を組み、ただ倒れる兄を何事でも無いかのように見下ろしている。
その、鋭い嘴を供えた鳥類めいた頭部に光る感情を感じさせぬ丸い瞳を光らせながら。
その光景に湧き上がるのは、恐怖か、それとも怒りだろうか。
晴姫は怯えているだけだろうか。
春日 晴姫
「お兄ちゃん…?」怯えてその声を絞り出すだけで精一杯だ。
GM
異形の男は、その声にも応えを見せず、ものも言わず暫しこちらを見つめたのち、やがて顔を上へと向けると、背の翼を大きく広げた。
そして、その腕組みをし直立したままの姿勢で、翼をはためかせると、瞬きをする間に空へと姿を消す―――。
狭い路地裏に、強烈な風が吹き荒れ、晴姫を圧倒する。
それでも視線でその姿を追うならば―――。
ここからは、ついぞごく最近になってこの悪夢に訪れた変化の一つだ。
翼を広げた何者の影が、街からの光を横切り飛び去って行く。
ただ一つ、背に怖気が走るほどの甲高い奇声を残して。
夢から覚める最後の一瞬、影が横切ったビルのネオンが目に入る。
特徴的な、赤く洒落たレタリングの『109』の3文字。
波照間 紅
お、それで背景が109なのね
GM
ソーナノ
春日 晴姫
夢の中の自分は、兄に駆け寄り何度も呼びかけている。
GM
駆け寄り、呼び起こそうとも、兄が目を覚ますことは無い。
兄の背に開いた大きな傷から、血が広がって行く―――。
そして、目を覚ました。

【♪Music of Dream】
GM
朝日が寝起きの目に刺さる。
そこは見慣れた自室のベッドだ。
春日 晴姫
「おにい…ちゃ…」愛用の猫のぬいぐるみをぎゅぅっと抱いたまま目覚める。
GM
兄の姿は無い。
あの光景、今となっては現実ものとも幻のものとも知れぬ光景。
しかし、残酷な現実として、未だ意識を取り戻さぬ兄は今も病院から帰ってくることはない。
あの後、普段人も立ち入らぬであろうその路地裏に現れた者たちが、兄を救ってくれた。
春日 晴姫
「……」意識が覚醒し、微睡から現実に戻される。
「アルバイト…いかなきゃ…」
「……姫宮様が待ってる気がする」
GM
アルバイト。
明治神宮での授札所での簡単なものではあるが、仕事。
兄を救ってくれた者たちを従えた、不思議な、しかし穏やかな気配を纏った和装の女性を思い出した。
海老名から明治神宮の最寄である神宮前までは、およそ45分。
そろそろ出かけた方が良いだろう
春日 晴姫
(たぶんこいつ兄と二人で上京してます)
GM
兄と一緒の家だけど、今は兄はいないわけだね
春日 晴姫
ですです
GM
海老名からは小田急線で向かうことだろう。
千代田線への直通を捕まえれば、乗り換えも無しで行けるはずだ。
波照間 紅
オダQ~
GM
あれ?海老名じゃないの?w
春日 晴姫
実家が海老名ってだけです(説明不足ですみません)
GM
じゃぁ富士見が丘なら京王井の頭線だ
GM
いつもなら井の頭線で下北沢へ。
そこで小田急線に乗り換えてそのまま千代田線の神宮前まで一本だ。
しかし井の頭線に揺られていると、
『お客様へご案内をいたします。小田急線、代々木公園駅構内にて発生した人身事故の影響により、ただいま小田急線下北沢駅、神宮前駅間にて運転を停止しております』
春日 晴姫
「……」
はぁ、と軽くため息。
波照間 紅
列車がお客様に以下略
GM
『運転再開の目処は立っておりません。現在、井の頭線およびJR線にて振替輸送を行っております。お急ぎのところ、ご迷惑をおかけいたしまして申し訳ございません……』
どうやら、このまま井の頭線で一度渋谷まで出る必要があるようだ。
春日 晴姫
渋谷まで出ます。
GM
その先はJR山手線で原宿、というルートになるだろうか。
一時代前の古びた町並みの中を走る井の頭線。
しかしその光景も徐々に近代的なものへと変化して行き―――
『渋谷、渋谷。終点でございます……』
アナウンスが聞こえ、かすかな減速を身体に感じながら、やがて電車は停車。
ドアが開き、先刻の人身事故に対する文句などを吐きながら、人々は降車してゆく。
ホームへ降り立つと、ホームを挟んで反対側の壁面に開いた大きな窓から、渋谷の町並みが目に入る。
その先に、特徴的な円筒形のビル。
春日 晴姫
夢に出てきた建物だ……。
GM
上部には、正面からでないとその全てを見ることはできないが、おそらく今日も変わらずそこに掲げられているであろう『109』の赤い文字。
夢の中の怪鳥の声が、現実の風景に重なってまた聞こえてきた、ような気がした―――。
ってところで、晴姫の渋谷入りおすまい。
【♪STOP】

【♪Welcome to the limousine】
GM
お次は、佐倉光。
佐倉 光
おう
GM
彼は、道路の上にあった。
佐倉 光
ボロボロになってる? 持病? 
GM
ヒランヤあれば大丈夫なんだよね?
佐倉 光
実際の効果はバステ打ち消すだけだけどね
GM
あ、いやヒランヤなしでいいや
病気って具体的にどんな病気なんだ
佐倉 光
あまり考えてなかったな。
GM
じゃぁ
なぞの発作性喘息みたいな感じとか
佐倉 光
そうねー、とりあえず一般的な学校生活は送りづらい感じ
病院通いしてる
GM
了解
そこは、渋谷駅前のスクランブル交差点のど真ん中。
夜の街の灯りがそこらじゅうに灯り、周囲は明るい。
しかしただ一つにして、決定的な異様。
その光景の中に、人の姿は全く無く、いつもはそれにも増して行き交っているはずの車の姿も無く。
夜の渋谷の真ん中、アスファルトの上に佐倉は一人、あった。
佐倉 光
目を見開いてゼェゼェ喉を鳴らしながら、視線をさまよわせている。
病院から帰る途中、だったはずだ。多分。
世界がひっくり返って、人も車も天に落ちて行ったのか。
GM
自分がどうやってここに来たかは、思い出せない。
思い出そうとしても、次第に苦しくなる呼吸の向こうに意識が消えかかる。
佐倉 光
苦しい、このままでは死んでしまう。自分が消えてしまう。
何も残さずに死ぬっていうのか。
17年間のクソを生み出しただけで死ぬだけの価値だったのか。
GM
何も無いこの街で、自分もまた消え去ってしまう恐怖、焦燥。
喘ぎ不安に苛まれる中、突如甲高い異様な声が響いた。
その声は空から降ってきたように思えた。
佐倉 光
人生を終わらせるであろう死神の姿を探す。
漫画か。ゲームか。映画か。なんだこれは。
GM
死神の姿を探し、砂を吸い込んだように痛む胸を無理に反らして視線を上に上げれば、そこには溢れんばかりの光。
佐倉 光
悲鳴を上げて顔をしかめ目を凝らす。
GM
渋谷駅前、QFRONTビルの巨大な液晶ディスプレイ。
そこに、異様の姿があった。
白く輝く背景にシルエットしか捉えることはできないが―――あれは、鳥だろうか?
いやしかし、その鳥の頭部のシルエットは―――人のそれ、だった。
佐倉 光
かすれた声で呻く。
「てん……し?」
唇がひび割れて血の味がした。
GM
怪鳥が、影となった黒い翼を、そしてその人面の口を大きく開き―――
再び甲高い奇声を上げた。
びりびりと空気までが震えるような大音声。
その声は、正面のディスプレイのみならず、気付けば横からも背後からも、大きく響く。
そちらからも強い光。
佐倉 光
頭痛が酷い。耳をふさいで辛うじて目をそらした途端、別の光が目に突き刺さる。
GM
そこには、TSUTAYAビルの大型モニタ。
逃げるように対面を見れば、マルイMENSビルの大型モニタ。
背面には、コンタクトレンズの広告の垂れたビルの頂点に掲げられた広告ようディスプレイ。
それら全てに怪鳥のシルエットが映し出され、それぞれに奇声を上げる。
時間差をもって前後左右から浴びせられる奇声と異様な光景に、精神は異様な圧迫を受けることだろう。
GM
ちなみにこれらモニターは実際にありまぁす
佐倉 光
何なんだ、何なんだ。すり潰そうっていうのか。
どうして死ぬ時にまでこんなめにあわなければいけないんだ。
ボロボロと涙を流しながらのたうち回る。
GM
発作の息苦しさと、迫る異様に、佐倉の意識は飲み込まれ押しつぶされるように、ブラックアウトしていった―――。

波照間 紅
鉄道の描写といい、ローカル卓感がすごくてSUTEKI
あとぼやけていく視界の中で滲むネオンが見えそうな、極限の中で見るものゆえの幻想感があってSUKI
GM
やったぜイェーイ
波照間 紅
鳥頭人身と、人頭鳥身がそれぞれいるのか
佐倉 光
ぶったぎって継ぎ合わせればふつうのかすがたになるね! 
GM
正直メガテニストだとこれだけで、大体何の悪魔か見破られちゃうんだよなぁ……w
佐倉 光
人頭鳥身はそれこそ天使とかハーピーとかガルーダとか場合によってはモーショボーとかいろいろいるなぁ。
今後ネタでも悪魔の名前出すのは控えておこう。

【♪Signs Of Love】
GM
不意に、目を覚ました。
佐倉 光
呼気が塊となって胸を叩き、その衝撃に目を白黒させる。
GM
すぐ目の前には、人の腹。
左右にも触れる位置に人の気配。
尻の下からは、規則的な振動。
佐倉 光
反射的に喉に手をやって、ここは天国か地獄かと確かめ……
読みながら寝落ちしたせいでずり落ちかけていたオカルト雑誌、月刊アヤカシを慌てて引っ張り上げる。
GM
『間もなく、渋谷。渋谷。京王井の頭線、営団地下鉄半蔵門線、銀座線、東急線はお乗換えです』
耳に飛び込むアナウンス。
あの苦痛を思い出して身じろぎすれば、胸元でチャリ、と小さな音。
それは胸元に下げられた銀の星の形をした、ネックレスが一つ。
佐倉 光
ああ、良かった。ヒランヤをしっかりと握りしめて息をつく。
暇つぶしにと思って買った妙な雑誌のせいで酷い悪夢を見てしまった……
GM
すぐ隣で身動きする佐倉の様子に、隣に座る中年がいかにも迷惑そうな視線でこちらを見やりながら、わざとらしい咳払いをひとつ。
佐倉 光
「あっ、スミマセンスミマセン……」
ぼそぼそ言いながらなるたけ小さくなる。
なんだか頭がぼうっとしている。スマホを取り出して予定を確認しよう。
GM
そして佐倉は思い出すだろう。
このヒランヤを与えてくれた、占い師―――実にうさんくさい話ではあるが、通りすがりの彼に理由も聞かずこれを与えてくれた(ただし料金はきっちり巻き上げられた)―――が、たまに顔を出せと言っていたこと。
そして、病院上がりになんとなくヒマになったこの時間をそれに当てようと考え、店のある渋谷へと向かっていたこと。
最初はただただ胡散臭かったが、しかしこのお守りをもらってからこちら、体調は以前に比べればはるかに良い。
だからこそなんとなく彼女のことをわずかなり信じる気になって、今こうして向かっているのだということを。
佐倉 光
何だか、唯一の味方という気がして。
ああ、次で降りないと。雑誌を網棚にポイしてっと。
GM
やがて、電車は減速を始め、そして渋谷駅へと到着した。
ドアが開き、大量の人間が降りてゆく。
佐倉 光
渋谷は正直嫌いだ。喉にあまり良くないし歩くだけで疲れてしまう。
それでも、あのひとに会いに行くためなら我慢してもいいかと思える。
人混みが階段の中に消えてから少し遅れて改札へ向かおう。
GM
そして佐倉は懐からSuicaの入ったパスケースを取り出すのだった。
ってところで佐倉の渋谷入りおすまい
佐倉 光
ちなみにその後で残高不足で止められて、支払いもたついてスミマセンスミマセン言いまくるのです。
『月刊アヤカシ』は真・女神転生3にちゃんと出て来る胡散臭すぎるオカルト雑誌です。
春日 晴姫
へぇぇ…!
波照間 紅
読者のおたよりコーナーとかあるんだろうか。>アヤカシ
佐倉 光
ありそう
文通コーナーで前世の知り合い探す人々とか
波照間 紅
いそう
春日 晴姫
いる(確信)
【♪STOP】

【♪specialist】
GM
波照間紅。
波照間 紅
はい。
GM
キミの身分はどういったものだったかな?
波照間 紅
大学生だ。沖縄── こちらでは半ば異国のような、半ば此国のような眼をもって見られるその地から進学のために東京へ渡り、
それなりに生活にも馴染もうとしている頃だろうか。
GM
今日は8月1日。
前期が終わり、夏季休暇へと入ったところ。
波照間 紅
夏の抜けるような空の青は、故郷の海を思い出させる。
GM
※それこそ波照間はアヤカシを愛読してたりするのだろうか
※アヤカシはいわゆる『ムー』のようなオカルト雑誌だ。
佐倉 光
UFO特集載ってるな
波照間 紅
月刊アヤカシは、所属する団体の機関誌と並んで愛読書だ。
GM
上京し、大学に入学したものの、未だ交友関係が未成熟であったころ、なんとなく興味を持って購入したその雑誌に掲載されていた、ある団体の情報に彼は強く惹かれた。
それは『星々の叡智』と言われる団体。
古くは『星の智慧派教団』という密教系組織から派生したと言われるその団体に、いわゆるイルミナティであるとかフリーメイソンなどのような神秘的な魅力を感じたのかもしれない。
波照間 紅
故郷の交友関係から切り離され、味気ないものを感じていた日々には、皆で集まるということそのものが魅力的だった。
大学で勧誘を受けたサークルのノリに辟易し、細々と弓道同好会での活動をのみ続けていた彼には、その団体の人々はひどく『真面目』に映った。
そして雑誌のコーナーを手掛かりにコンタクトを取り、暖かく迎えられた末に、そのフォーラムに入り浸っている。
GM
何よりも、国籍や人種、果ては星と星の間、宇宙にまで広がる交友を広め深めようという、その『友好的教義』に惹かれたのかもしれない。
波照間 紅
あるいは、幼いころの記憶に疵を残す、失われた記憶。それにあっさりと(まやかしであれ)答えを与えてくれたことが、一つの理由だったのかもしれない。
GM
※そうか、アブダクション経験者(たぶん)と思っていたんだったね
波照間 紅
※そうなの
GM
そして、夏季休暇を前に、彼に一つの大きな朗報が飛び込んだのだ。
何でも、渋谷に彼らの大きなコミュニティが存在し、そこには団体のリーダー、いわば教祖あるいは導師とも言える人間がおり、近くその集まりが開かれるとのことだった。
そして、なんと嬉しい(かもしれない)ことに、波照間を名指しで参加するようにお声が掛かったのだった。
アブダクションを経験したという、その稀有な体験が評価されたのかもしれない。
波照間 紅
団体の機関誌によると、渋谷という街は極めて特殊な土地の上にあるという。コミュニティの立地は、そのためなのだろう。
渋谷という街は初めて訪れる。緊張半分、感激半分。
……繁華街がこんなに長く続いているのは、なんだか慣れない。
GM
とはいえ、これまでSNS上でしかやり取りの無かった相手だ。
きっと彼は少なからぬ緊張をもって、今この渋谷の雑踏へと足を踏み入れたのだろう。
というわけで、彼の前には人、人、人。
改札をくぐるその前よりも更に密度を増した雑踏が目の前に広がっていた。
そこかしこから聞こえる人々の声、何やら賑やかな音楽。
情報ではすぐそこにウワサのハチ公像もあるはずなのだが、ひとごみにすっかりと隠れてみることができない。
団体の場所は、この人ごみとスクランブル交差点を超えた、センター街。
さらにその先へと進んだところにあるらしいのだが……。
波照間 紅
雑誌や教科書にあった風景と、今でもまだ耳慣れないざわめきの響き。新しい街を訪れるたびに、まだ慣れていないな、と思う。
「……」 スマホのナビを何度となく見返す。GPSにちょっと誤差がある。思わずスマホを振る。
GM
スマホ上を滑る地図に目をやる。
線で描かれただけの情報でも、この街が過密な都市であることが知れる。
『星の智慧派』はキリスト教系教会をその活動拠点としていたそうだが、はて、渋谷の真ん中にそのようなものがあっただろうか……。
とはいえ、集合の時間は迫りつつある。
佐倉 光
地下教会……? 
波照間 紅
わかりにくい。とはいえ、遅刻するわけにはいかない。辺りを見回し、近くにあるランドマークを探す。
もしかして地下とかだろうか。
GM
過密な都市渋谷でも、駅前だけは辛うじて空が広い。
視線をめぐらせれば、その先に賑やかな広告映像を流す巨大なモニター。
その上部にはQFRONTの文字。
幾度なくテレビで見た光景だ。
とすれば、おそらくその前の空間がかのスクランブル交差点であり、センター街はそこを渡った先のはずだ。
波照間 紅
ほ、と一つ息をついて、信号を確認して小走りに交差点を渡ろうとする。
GM
スクランブル交差点へと向かう波照間。
不意に、その耳に奇妙な音が聞こえた、ような気がした。
甲高い音。
いや、声、だろうか。
それは、空から降ってきたように感じた。
波照間 紅
咄嗟に振り返る。
GM
見上げる。
たちまち、夏の強烈な日差しに目が眩む。
そういえば、今日も気温40度に迫ろうかという酷暑日だという。
そんなことを思い出したかもしれない波照間の眩む視界の片隅、そこを何か鳥のような影が横切っていったような気がしたーーー。
ってところで、波照間の渋谷入り、おすまい
【シーン終了】

【♪人生はSHOWTIME】
GM
ってところで、全員分の導入おしまいっ
佐倉 光
おつかれさまでしたー
波照間 紅
おつかれさまでした!
GM
オツカレサマドスエー
春日 晴姫
おつかれさまでした!
佐倉 光
トリドリ
GM
ここからはライカローリングストーンよ
佐倉 光
コロコロ
波照間 紅
ゴロンゴロン




真・女神転生 TRPG 魔都東京20XX 第二部『東京侵食』第二話 51

リミットブレイク竜巻と、妨害
■神取との殴り合い。
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