こんばんは
GM
こんばんは。それでは失礼して……
アルベール
こんばんはー!
小鳥 葉子
こんばんは!
GM
オーニャちゃん帰ってきたばっかりなのでちょっとお待ちください……
小鳥 葉子
お疲れ様ですー
アルベール
お疲れ様です
いつものように優雅にレモンティーをいただきつつ待とう
オーニャ
仕方ない、こちらで参加だ
すまほ
アルベール
怒りのスマホ参加ッッ! お疲れ様です
GM
だいじょーぶ?
オーニャ
時間は残り少ない
私は大丈夫だ
GM
むむむ。それじゃ始めてしまうぞ。
キノコはマモスク初心者なので、GM口調が変でも許すのだ。
アルベール
それでいうと普段のGMもド初心者から始まったのシ
というか今なお初心者なのシ



マモノクランブル
『ミス・ミスフォーチュン』

~シナリオなんてな、その場でひねり出すもんだから、
題名と違う内容になるのは日常チャメシなんだぜ! ~

By.くーな


アルベール
~あるある~
オーニャ
ミセスとかマダムじゃなかった
小鳥 葉子
ミストレス
アルベール
わーい、よろしくお願いします
GM
お前らはいつも通りはうす☆ねいるでのんびりしている。
仕事してる? のんびりしているようにしか見えんがな。
なにしろ店主がかたつむりだ。仕方ない。

アルベール。あんたはいつも通り仕事中にいつも通りのトラブルに巻き込まれ、荷物を半分かた台無しにしたところだな。
アルベール
いつも通り一番安いバタートーストを食べている。
また配達中にオーガイーツBOXごと(なかったはずの)穴にはまって賠償になるわBOXを買い直す羽目になるわで金がないんだ。
小鳥 葉子
「デリバリーありがと~」
磨伊 舞
「半分で済んだの珍しいねェ」
アルベール
「半分だけでも無事に届いてよかった……」
オーニャ
「お前、いいもんやるシ。ルーン刻んだアミュレット。
30,000円」
アルベール
「うっ、手持ちがそんなにない」
GM
ところでオーニャ、葉子。
お前らはアルベールがいつも以上にずっしり重い不吉な影をしょってるのに気付くな。
ついでに言えば影がないな。
小鳥 葉子
「あれ~? それもお届け物~?」
アルベール
「いや、届け物は全部終わったりなくなったりしたはずだが」
オーニャ
「でもこのままだと、お前近いうちにコロッと死ぬシ?」
オーニャ
「なんかスげーの憑いてるシ」
小鳥 葉子
「おもくないの~?」
オーニャ
「アッシは別にどうでもいいシ?」
アルベール
「コロッと……。そんな気はしてるんだ。毎回死なないのが奇跡だなって思っ、え? いつもの死霊じゃなくてか?」自分の背後を振り向く。
オーニャ
「うわ、後ろ向くんじゃねーシ。
ソいつがこっちに近寄るじゃねーか」
小鳥 葉子
「なんだろ~?」
アルベール
「そんなばっちいみたいな扱いをされても、って本当に何かいるのか? え?」
GM
背後にモヤンモヤンと黒い影がバスツアーの客みたいに連なってるな。
アルベール
多いんwwww
GM
やったね人気者。
小鳥 葉子
顔見知りはいないか
オーニャ
「お前なんで東京に住んでんのシ」
オーニャ
「ソんなに鈍い癖に」
アルベール
「なんでって元々住んでたんだ。あの南米タウンのあたり」
GM
ちなみに店員のお前らは、このままこいつほっといたらこの店が底抜けに不幸のエネルギーで崩壊することが確信できるな。
小鳥 葉子
「ちょっとお客さん多すぎ!
お店壊れちゃう~」
オーニャ
「わかった。テスカポリトカとかの墓でも踏んだんだシ」
磨伊 舞
「あっ。レンジ壊れたァ。
あっ。アリが巣を作ってる。
あっ。冷蔵庫が煙噴いてる」
GM
早いところコイツをどーにかしないと、店が崩壊しそうだ。
アルベール
当人は気づかずにまだバタートースト食っている。
「でも、この店では陥没したり崩壊したりしないみたいでよかった、もう何店か出禁になってるんだ」しみじみ言いながらコーヒーをちびちび飲んでいる。
小鳥 葉子
「困ったなぁ、帰ってもらったらかわいそうだし」
オーニャ
とりあえず、トネリコの枝で影をぶん殴ってみよう
GM
影は一匹消えた。
残機表示が255になった。
小鳥 葉子
「いっぱいいるね~」
オーニャ
「お前、とりあえず表出ろシ」
アルベール
「えっ?
喧嘩するつもりはないぞ」
オーニャ
ゴブリン腕力で胸ぐら掴んで引きずって外へ
GM
ではその目の前でカランカラン、と店のドアが開いた。
小鳥 葉子
「いらっしゃいませ~」
オーニャ
「あ?」
GM
戸口に女が立っていた。


「アルベールちゃんはここかしら」
アルベール
名前を呼ばれて女の顔を見る。知っている顔だろうか。
GM
ぶっちゃけしらん。
アルベール
ついでにどんな女性だろうか。
GM
めっちゃグラマー美女だが、あからさまに小道具が不穏だ。
あと女は息を止めている。
小鳥 葉子
「オーニャが持ってる~」
オーニャ
「ここにおるシ。なんならお持ち帰りでもOKシ」
突き出す
アルベール
「ええと……、アルベールは今の所僕だけだが、あなたはうぎょっ」突き出されて首が締まった。
小鳥 葉子
器用!
「ああ、良かった、はやくこっちへ」
オーニャ
「どーぞどーぞ」
小鳥 葉子
「食べちゃだめだよ~?」
オーニャ
「なんなのシ、お前」
アルベール
「えっ何だか分からないが出禁と海中投棄はいやだぁああ」
GM
女は一歩進み出て、そして、声を出し切ったところでぶはっ、と息を吸った。


「ぶは!」
GM
女は縮んだ。
アルベール
一気にかわいくなった!
オーニャ
「……」
小鳥 葉子
「かわい~」
オーニャ
じゃぁ空いた手でそっちの襟首を摘み上げる
「ひどい! ひどいひどいひどい!
わらわのアルベールがこんな姿に!」
小鳥 葉子
「わぁ、彼シぃ~?」
「ずっと一緒って約束したのに、後ろの女だれ!!」
オーニャ
「アッシ?」
GM
もちろん見覚えはない。
オーニャちゃん後ろに立ってるの? それじゃあ指さされたかも知れない。
オーニャ
ああ、そういうことじゃ無いのね
アルベール
「えっと……? あなたに見覚えはないんだが、人違いじゃないかな。よくある名前だし。僕は何かと人違いでトラブルに巻き込まれやすいんだ」
「なんで! 死んでるの!!!
わらわの、わらわのごはんどうしてくれるの!」
アルベール
「へ?」
「ずーっと憑いていれば、一生安泰だとおもったのにぃぃぃぃ!」
オーニャ
「ああ、なるほど。
道理で、お前死なんワケだシ。
だって、もうとっくに死んでんだもんシ!」
わははは、と指差して笑う
アルベール
「いや待ってくれ、死んだ覚えはないぞ。死んでたらこうやって生きてないぞ!」
オーニャ
東京じゃゾンビもスケルトンも、文字通り腐るほどいるシ」
「ちがうもん! ちがうもん! 昨日まで生きてたもん!!
とっても甘い不幸に塗れてたイケメンだったもん!!!」
小鳥 葉子
「今日はあんまりおいしくなかったね~」
GM
そう、葉子は知っているかも知れない。
この女は自称『不幸の女神』だ。
小鳥 葉子
同業者だった
アルベール
「えっ? 不幸に塗れてる? それは僕かもしれないが、待つんだ。ほら腐ってないし骨にもなってない」手を広げる。
オーニャ
「死後数日ならソんなもんだろシ」
GM
ではオーニャは、彼の背後に憑いている死霊になんとなーく見た顔がいるなと思うかも知れない。
オーニャ
はて
GM
まあ多分今回のことに関係はないだろうが。
小鳥 葉子
「あなたがあげすぎちゃったんじゃないの~?」
「ちがうもん!! わらわはそんなおばかじゃないもん!
それに不幸はわらわが与えてるんじゃなくて、わいてるんだもん!
おいしい不幸がいっぱい湧いてたのにィィィ」
アルベール
「だから勝手に殺すなって。今日はともかく昨日は珍しく突っ込んでくる車も喧嘩売ってくる隣人もなしにゆっくり寝たんだぞ」
オーニャ
「……」
「死んじゃったら、死んじゃったら、わらわ、哀しい」
オーニャ
「心配スんなシ。ここじゃ死んでも動けるやつはいくらでもいるシ。
ソんなに変わらんだろシ」
「だってぇ、生きてる不幸じゃないとあんまり美味しくないんだもん」
アルベール
「悲しんでくれるのは嬉しいが、不幸目的! って言われると複雑だな、じゃない、だから死んでないって!」
小鳥 葉子
「そうだけど~」
オーニャ
「ほう」
アルベール
「大体死んでてバタートースト食べられるわけがないだろう」
「そこのハコだって生きてないと生気が美味しくなくて困る! そうじゃない!?」
オーニャ
言って、今度はアルベールの首を直にワシっと掴む
人間より大きい手のひら、長い4本指で
アルベール
「みぎゅ、い、いま死にそう……」
オーニャ
脈はあるかな?
GM
オーニャ、よく見るなら分かる。
彼はまだ完全に死んでいるわけではない。
仮死状態ってやつだ。まあ、魂をモグモグされている真っ最中なんで、時間の問題だがな。
オーニャ
「なんだ、まだ生きてんじゃねーかシ」
「生きてるぅ!?」
小鳥 葉子
「そうなんだ、よかった!」
アルベール
「だ、だから生きてるって言ったじゃないか、っげほ!」
オーニャ
「あともう一歩ってとこだシ」
アルベール
「待て待てそんな死にかけてるみたいな」
オーニャ
「あと何匹か死霊付けたらポックリ逝けんじゃないシ?」
アルベール
「いやだ。
地味に痛いんだぞ、あれ」
GM
幼女はテシテシと近づいてアルベールに抱きついた。
小鳥 葉子
「だっこ~?」
「ああー、不幸の音ォ」


GM
その背がちょっぴり伸びた。
小鳥 葉子
「あー! すっごくおなかすいてたんだ~」
アルベール
「うわ、伸びた」
「待つのじゃ。とどめを刺されては困る!
この男はわらわの大事な人なのじゃ!」
小鳥 葉子
「いいな~」
「一生くっついていれば食いっぱぐれなし、新鮮な不幸が寝ていても勝手に入ってくる、最高の伴侶なのじゃ」
小鳥 葉子
「運命の人なんだね☆」
オーニャ
「だから遠慮シないで持ってけば良いシ。
ロリでもババアでも、どっちでもイケる口だシ。こいつ」
アルベール
「よからぬ誤解を増やさないでほしい。子供が前を通っただけで誘拐犯扱いだとか、人間違いで酷い目に遭うのはもう5回目なんだ。
いや10回目か、どっちでもいい」
オーニャ
「ほら、今更1回くらい逮捕歴ついても大差ねーシ」
アルベール
「一応まだ社会的に死んだことはないんだ、やめてほしい。あの時は落ちてきた鉄骨に一緒に巻き込まれてうやむやになったし」
オーニャ
「お前、ソろソろ異世界にでも転生シろシ。ソれが世界のためだシ」
アルベール
「無茶言わないでほしい」
オーニャ
「鉄骨でもトラックでも、お好みのに直撃シて」
アルベール
「普通に死ぬじゃないか」
オーニャ
「大丈夫だろシ。これまで平気だったんだシ」
磨伊 舞
「お店の中で直撃はやめてねェ~」
「…………
死霊使いよ」
オーニャ
「アッシはドルイドだシ! カビくセーダンジョンに引きこもってるみたいに言うんじゃないシ」
「大して変わらんではないか。
この男に憑いている死霊を倒すのじゃ」
小鳥 葉子
「オーニャおしごとだって~」
オーニャ
「えぇ……」(めんどくさそう
GM
死霊はめっちゃまとわりついている。
これ全部追い払うのはとってもめんどくさそうだ。
葉子。あなたはこの男が何らかの呪いに巻き込まれたのではないか、と思う。
小鳥 葉子
くんくん
「うーん、いつもと違うね~。
アルくん、誰かに呪われた~?」
アルベール
「いつもと違う? えっ?」不幸だらけの記憶の中から、心当たりを引っ張り出してみる。何か出てくるだろうか。
GM
そういえば最近……なんだか体が重いような。
そういえば近所で、ゾンビ騒ぎが起きたような。
そういえば最近、ガイコツをよく見るような。
アルベール
「そういえば…… 最近なんだか体が重いな。小麦粉しか摂ってないせいかと思ったんだが。
それに近所でゾンビ騒ぎが起きた。暴動もゾンビもよくあることだから気に留めてなかったんだが。
あと骸骨もよく見るな。この間の陥没で地下から出てきたのかと思ってたんだが」
アルベール
「もしかして、呪われたのか? 僕は?」
小鳥 葉子
「オーニャ?」
オーニャ
「うーん。
お前、どこ住みだシ?」
アルベールに
どこ住み?
GM
東ブロックか。どこだろ。
オーニャ
竹ノ塚とか綾瀬とか
アルベール
足立区は確か東ブロックに入ってた気がしますね
オーニャ
なんとも都合の良いことに、東京の丑寅の方角だ
アルベール
おっ、それはいいですな じゃあそれで

オーニャ
「足立の方なら、アッシじゃねーシ。アッシがこないだ死霊実験したのは練馬の方だシ」
小鳥 葉子
大迷惑
「そっかー」
アルベール
「でもこの前の事件で盛大に巻き込んだじゃないか、僕を」
磨伊 舞
「そんなことしてたんだねェ」
「おぬしらは気付いておらぬようじゃが、
この男は言うなればスポンジなのじゃ。
周囲の不幸を吸い取って、溜め込む体質なのじゃな」
オーニャ
「異議あり。
こいつ、吸い込むだけじゃなくて吐き出シてるシ」
「濃縮されたそれが美味なのじゃ」(うっとり)
「ともかくおかげで、周囲にそれほど致命的な不運が起きぬようになっておるのじゃ」
小鳥 葉子
「吸われちゃう~?」[不幸の象徴]
オーニャ
「おかげで、こないだもアッシが大切に育ててた店の前のハーブの鉢が割れたシ」
「それは、割れるくらいで済んで良かったのではないかのう?」
オーニャ
「あぁん?」
小鳥 葉子
「でもこの呪い痛くないやつだよ。よかったね~」
オーニャ
「じわじわ死ぬけどな」
アルベール
「そうだったのか……。こんなのだが、僕も何かの役に立ってるのかな」
ふと、手元を見下ろして小さく呟いた。
アルベール
「でもせめて定職に就けるくらいにしておいてほしかったな……
って、そうじゃない。そうじゃなくて、死にたくない。普通に」
「この男が死んだら……大変なことが起こるのじゃ。
それはもう大変なことが!」
小鳥 葉子
「そっか~……」
オーニャ
「溜め込んだ不幸が爆発でもスんのかシ?」
GM
女は目をぱちくりさせて、顎に手を当て考え込んだ。
「……それも一興かの?」
小鳥 葉子
「どーんといっとくぅ~?」
オーニャ
「……アルベール」
にこりと笑って、肩を叩く
「まだ新幹線は出てる時間だシ?」
アルベール
「待って待って勘弁してくれ。死にたくないし、それはあなたも困るんだろう、さっきの話だと」いやいやと首を振る。
アルベール
「いやだ山の中に捨てないでくれ。あれはきつかったんだ。
本当に死ぬかと思ったんだ……。山は崩落するし……」
アルベール
※たぶん親に山の中に捨てられた
※親はそのまま出身国に逃げ帰った
※でも不幸に山を巻き込んだ
※山は崩落程度で済んだらしい
「いやいや、放置するつもりかの?
何という薄情な奴らじゃ。
そんなことをしおったら、わらわが毎日ここに来て呪うからの!
一時間に一度小指をタンスの角にぶつける呪いをかけてやるのじゃ!」
小鳥 葉子
「あぶないからダメだよ~」
オーニャ
「ドルイドを呪いで脅スとか、舐めてんのシ」
「それと、大事な作業中に前髪が落ちてくる呪いもオマケするからの!」
小鳥 葉子
「それは困る!」
オーニャ
「お前髪ねーだろシ!」
アルベール
「箱の蓋が落ちてくるかもしれない」
オーニャ
開いてんのか
GM
開いてるのかー
小鳥 葉子
開けたらとんでもない呪いが
磨伊 舞
「髪落ちてきたら困るよねェ」
小鳥 葉子
「ねー」もともと落ちてるじゃん?
「………不幸ちゃんって女の子?」
GM
見た感じ女の子に見える。>葉子
オーニャ
「もーめんどくセーのシ。
んじゃ、女房のお前が報酬出セんのシ? アッシらはタダ働きはシねーのシ!」
「えーとそれから……えーと、外に出たら黒猫に纏わり付かれる呪いも……
たすけてくれるのぉぉぉぉ!?」
アルベール
「それ別に困らなくないか? 犬派ならともかく」
「猫だよ!! 黒猫だよ!! 撫でほーだいで動けなくなるよ!!!」
オーニャ
「ぎゃーーーー!」
絶叫
「ネコはやめろシ!」
小鳥 葉子
「オーニャこの前ねこちゃんに~」
オーニャ
「あいつら、あっちゃこっちゃ引っ掻くシ、ソこらじゅうでションベンスるシ、くっセーのシ!」
アルベール
「苦手なのか? 猫。意外だ」
オーニャ
「苦手じゃねーシ! 怨敵なだけだシ!」
「ほーしゅーはね、ほーしゅーはね、えーとね、これから一生、目の前でバスが行っちゃうことがなくなるようにしてあげるぅ」
小鳥 葉子
「ラッキー★」
アルベール
「さっきから思うんだが、何だかスケールが小さくないか? 箪笥に小指は嫌だけど」
オーニャ
「宝くじ当てるとか、言えねーのシ、お前!」
「えぇっ、バスものすごく大変なのに!」
小鳥 葉子
「ちっちゃくなっちゃったからじゃない~?」
オーニャ
「バイクあるシ……
でも、ネコ出スとかとんでもねーこと言うなら仕方ねーシ……」
「えっとえっと、じゃあ、アイス食べるときにスプーンが折れないようにしてあげるからぁ」
オーニャ
「ステンレスの匙使うシ!」
「だってあれ冷たいじゃない!」
オーニャ
「ダッツ食う時に木の匙とか使うから折れんのシ」
小鳥 葉子
「あっ! ねぇねぇ。
冬でもネイル割れないようにできる~?
ひっかけて割れちゃうのはがまんするから~」
「えーとえーと、運の範囲ならねぇ。
えとねえとね、引っかけちゃうのは不幸だからたぶんなんとかなるの」
小鳥 葉子
「あ、そうなんだ~」
「乾いて割れちゃうのはむりなの」
小鳥 葉子
「じゃあひっかけるほうでいいよ~」
アルベール
「って、そうじゃない。死にたくない! 助けてくれ!」死霊ごとオーニャに縋りつこうとするぜ
オーニャ
「ぎゃー! やめろシ!」
店の中で走って逃げる
アルベール
「助けてくれたらアミュレット買うから! 借金できそうな当てがないが!」
オーニャ
「いいからソいつらぶら下げてこっち来んじゃねーシ!」
トネリコの枝をアルベールの鼻に突っ込んでつっかえ棒にしてる
アルベール
「ぶぎゃっ」
小鳥 葉子
「黒い人たちにバイバイすればいいの~?」
GM
とまぁそんなわけで、お前らはなし崩しにアルベールを何とかしてやることになったわけだ。災難だな。
店長? 店長は……
磨伊 舞
「アリが潰しても潰してもでてくるよォ……」
GM
忙しいみたいだな。
アルベール
「そんなあ、助けてくれー!」背後でドタバタ。
オーニャ
ばたばたばた



【イベント1:呪いの出所を探れ】


GM
ちなみに不幸ちゃんには「エリス」って名前があるからな。
小鳥 葉子
エリスちゃん!
オーニャ
エリスを信じてごらん
アルベール
なるほどそれは災いの母だ
GM
まああくまで自称なんだけどな。
必要進行度4

[エリア]
【特性】通行人、窓、鳥、電柱

[エリア]ネットやSNS
【特性】人々、写真、新聞記事
GM
好きな方を使ってください。
順番は自由。
オーニャ
こちらは後者は完全にダメだな(設定的に
GM
そうね。
小鳥 葉子
【社会】低いからな~
アルベール
ほほう。誰からいきます? アルベールを囮に調査する? お二人から颯爽と行く?
エリス
アルベールにひっついてる。
小鳥 葉子
オーニャとアルくん忙しそうだから先いこうかしら
オーニャ
OK
アルベール
はーい
小鳥 葉子
そうだなぁ
ソーシャル呪いサービスでホットで不幸なニュース記事探そうかしら
アルベール
ソーシャル呪いサービスゥ
小鳥 葉子
SNS!
オーニャ
どんなサービスなんだ
GM
マモノが運営してるのかな。ok。
小鳥 葉子
栄える呪いがいっぱい
特性はもちろん《不幸の象徴》で
GM
いっちゃってください。
小鳥 葉子
あれハプニングとかないんでしたっけ
ハプニング
GM
あ、そうか。
アルベール
アクシデント表がありますな
普段のGM毎回忘れるやつ
小鳥 葉子
ふりますね!
ACC アクシデント表(5) > 関係ない危機:[判定]に失敗したPCの【耐久値】を2点減らす。
アルベール
あれGMが振る奴じゃなかったっけおおっと
小鳥 葉子
アルくん~~~
おっと失礼
また関係ない不幸呼んでる~
GM
あーごめんごめん、その不幸は
エリス
わらわが美味しくいただくのじゃ

GM
1d12 (1D12) > 2
都市の迷宮化
[判定]に【社会】を使用できない。
街の一部の空間が歪み、一時的に迷宮化している。普段の〈東京〉の知識は使えそうにない。
小鳥 葉子
関係ないな、では判定しまー
GM
どうぞっ
要素聞き忘れたけど[人々]かな?
小鳥 葉子
2MS<=6 (2MS<=6) > [11,12] > 失敗
system
[ エリス ]進行度 : 4 → 3
小鳥 葉子
でっか
あっぶな
アルベール
本当にダイスに不幸を呼んじゃった
オーニャ
危うくファンブル
アルベール
「店の壁が崩れてきたと思ったら気のせいだった、あれっここはどこだ? 店が迷宮になったぞ?」
オーニャ
街が迷宮化したところで、ネットの情報には影響無さそうだけどw
小鳥 葉子
「わぁ、このミイラかわい~~」
アルベール
「街が迷宮化してる! 見て見て!」って投稿まみれになっちゃったんじゃ>ネット
オーニャ
ノイズが!
GM
迷宮化に湧く投稿の合間に流れてきた
可愛いミイラの呪いグッズに目を奪われてしまった。
SNSはお祭り騒ぎである。
でもいい呪いに触れたから次は頑張れそうな気がした。
オーニャ
「お前、何やってんだシ……」
ミイラの画像から画像へサーフィンしてるのを後ろから見て。
小鳥 葉子
「うーん、癒された!」
GM
最近ゾンビ騒ぎが起きているのは間違いない、ということくらいは分かった。
というかこのミイラ、その辺が出所かも知れない。
小鳥 葉子
ゾンビの干物
マリョク
アルベール
あ、そういえば[マリョク]は1のまま上がりませんのシ?
どこかのタイミングで2になったような
オーニャ
12出てたから上がらない?
GM
今回は12出てるけど、判定前に上がるタイミングあるっけ……
アルベール
導入フェイズが終わったら1上がりますのシ P157
GM
おう、それは失礼をば。
アルベール
いえいえ 導入フェイズで[マリョク]使わないから、「最初から2でスタートする」って処理にしちゃったほうが分かりやすいかもしれませんな
白良浜のATフィールドじゃないけど、[マリョク]が1だから使えない→成功しない→増えない→使えない…… ってなるのを避けるためかな
白良浜のATフィールド……白良浜はビーストバインド「月が見ている」のPC。初期絆が低かったせいで絆判定に成功しない→絆が上がらない→成功しない……の悪循環に陥っていた。
GM
なるほろ
オーニャ
あれ、そういえば社会使えないのはまだ継続中だっけ
人変わるとイベントも変わる?
アルベール
P164、そのイベントの目標達成までアクシデント表の効果は続きますね
オーニャ
ふーむ
GM
すみません、ありがとうございます。
アルベール
いえいえ、地味に忘れがち

system
[ GM ] がダイスシンボルを2 に変更しました。
GM
ok。では次のかた。
オーニャ
では、動こうかな
アルベール
お。どうぞどうぞ。じゃあその次にシメいただこう。
オーニャ
とりあえず、ひとしきりドタバタした後で、トネリコの枝葉でアルベールをこんもりと下敷きにして落ち着いたところで
「まったく……」
アルベール
「もごもごもご」トネリコの枝葉の中でジタバタしている。このまま火でもつけられたら焼き芋になれそうだ。
オーニャ
「1000回遊べる街とか、めんどくセーとこだシ」
言いながら、窓に近づいて開ける
GM
街角で杖投げてる奴がいる。
GM
あと謎の草食って火を噴いたり、ツボ押してる奴いそう。
オーニャ
死んだら持ち帰れないからな
アルベール
おにぎりあげると情報提供してくれる奴もいそう
エリス
街角で遠投の腕輪つけて装備ぶん投げてる奴を見てにっこりしてる。
1000回遊べる……某武器商人とか、某風来坊とか、某モンスターとかいろいろ彷徨ってる。
オーニャ
どんよりした空を見上げて、すう、と息を吸い
「ア“ーーーーー!」
と声をあげる
それはカラスの鳴き声そのもの
オーニャ
やがて現れる、数羽のカラス
首から牙の飾りを下げたそれらは、オーディンの共であり、ドルイドの友であるカラス
オーニャ
「よしよし、お前らよく来たシ。
たとえ街が迷宮となっても、お前らの空からの目には関係ねーシ」
オーニャ
と言うわけで、カラスに空から調査してもらおう
身体の特徴:[牙]
を使用
GM
特性は[鳥]ですか?
オーニャ
街の特性の[鳥]と、[牙]使って
GM
どうぞ。
オーニャ
2MS<=6 【身体】判定(ダイス2個) (2MS<=6) > [4,11] > 成功,[マリョク]が1上がる
system
[ GM ] がダイスシンボルを3 に変更しました。
[ エリス ]進行度 : 3 → 1
アルベール
ナイス
小鳥 葉子
えらい!
GM
空から見下ろせば迷宮など障害にならない。
大体最近奇妙なことが起こっている場所を絞り込むことができるだろう。
アルベールが住む家の近くにある墓場近辺だ。
呪いの気配はこのあたりから漂っている。
オーニャ
カラスの報告に、ふんふんと頷いてから
「よしよし、よくやったシ。また頼むシ」
干したリンゴを賽の目に切ったものを褒美に与えて帰らせる
GM
カラスはカァオ、と啼いて飛び立っていった。
オーニャ
「お前ん家の近くの墓場が震源地のようだシ。
お前、ひもじくて供物にでも手を出シたシ?」
アルベール
「失礼な、そんなことしてないぞ。供物そのまま置いてることも最近は少ないしな、動物が出たりするから。
言っとくけど漁ってないぞ。家の前で毎朝眺めてるから分かるだけだ」
オーニャ
「お前、墓の前に住んでんのシ……」
小鳥 葉子
「お墓ウォッチング?」
アルベール
「グレイブビューだと家賃が安いんだ」
エリス
「……引っ越そ?
わらわが怖くて近づけないから、引っ越そ?」
アルベール
「怖いか? いや呪いは困るが。とにかく行ってみよう」
オーニャ
「お前不幸の女神だろシ。墓なんて不幸の象徴じゃねーのシ?」
小鳥 葉子
「ちゃんとお墓があったら不幸じゃないよ~」
エリス
「おはげばけ こわい」
オーニャ
「はげ」
エリス
な、直す前につっこみ入れちゃダメなのじゃ!!
ログに残さざるを得なくなるのじゃ!
アルベール
「髪の話はするな」
オーニャ
アルベールくん、確かに生え際が……
アルベール
「生え際後退なんかしてないからな!!」
オーニャ
「なんも言ってねーシ」
言いながら、視線の先はちょっと高め
アルベール
とにかく行こう。オーニャちゃんのサービスシーン(風呂)のためにも。
小鳥 葉子
髪の毛って呪いにも使えて
オーニャ
なるほど、先払いで髪持ってかれてるのか
アルベール
「生え際を見るんじゃない、とにかく行こう」Let’s帰宅。
エリス
アルベールにぴとってくっついてる。
オーニャ
「鼻水ついてんのシ」
小鳥 葉子
「なかよしさん」

GM
お察しかとは思いますが、この不幸の女神の絵はぜんぶAIさん作です。
あとちっちゃくなっちゃった不幸の女神 は「大冒険大陸」のパクリです。アラヤダ。
小鳥 葉子
かわいいね!
GM
ともあれどうぞ。
アルベール
家から懐中電灯持ってきて、色んな死霊を背負ったまま墓場の中をうろつく。
あれ? 懐中電灯がつかないな。また壊れたか。
あっ、墓場の通路が陥没した。墓が倒壊した。すまない直しておくから安らかに眠ってくれ、ん? この墓の下にあるのは何だ?
アルベール
というわけで、《不幸体質》で墓場を意図せず掘り返して呪いの源を調査します。
ついでに[マリョク]も使います。
GM
迷惑すぎるわ。どうぞ。
オーニャ
「ソれのセいなんじゃねーのシ……?」
アルベール
「そんな、なにもしてないのにこわれただけなんだが。ちゃんと直したし」
オーニャ
「明らかに墓石の積み順間違ってんじゃねーのシ」
エリス
「うぇぇぇん、やだよぅこわいよぅ。
あと五分寝たかったのに呪ってやるってきこえるよぅ」
小鳥 葉子
「5分でいいんだ」
オーニャ
「5分経ったら起きんのシ?」
アルベール
「あああそれはすまない、こうか? この向きでいいのか?」
オーニャ
「あーあ、なんか死霊が増えてんのシ」
アルベール
それ以前の問題で墓は板金修理で直すものではない。
小鳥 葉子
メタル御影石
アルベール
3MS<=6 【身体】判定(ダイス3個) (3MS<=6) > [1,4,5] > 成功,[マリョク]が4上がる
オーニャ
上がりすぎィ
system
[ エリス ]進行度 : 1 → 0
[ エリス ] がダイスシンボルを7 に変更しました。
GM
目標達成!
あなたはボッコボコになった墓の中に、下り階段を見つけた。
GM
なんかこう、墓石引っ張ったら謎のダンジョンに繋がってるやつ。

墓石には「根黒 万作」と書かれている。
オーニャ
死霊使いが死んでたら世話ねーシ
アルベール
「これは、東京の墓にも納骨堂があるのか?」
オーニャ
「あるシ。
墓建てる土地が足んなくなると、古いとこから骨出シて、一緒のとこに並べて収めんのシ」
GM
えっ、そんなのあるのか?
小鳥 葉子
「マンションだね~」
アルベール
「そうなんだな。人多いものな、東京
オーニャ
「生きてても死んでても窮屈なとこだシ。んでも、ソれで否が応でもお隣サんになれんのシ」

GM
といったところで! 本日は! ここまで!!!
小鳥 葉子
お疲れ様でした~!
アルベール
ありがとうございましたー! 楽しい!
GM
お疲れ様でした。
背景変えてないな。まあいつものことだな!
オーニャ
お疲れ様でした!
GM
エリスちゃん、ログでの扱いが果てしなくめんどくせぇなって反省しました。
ひとこと
磨伊 舞
今回のGMは磨伊舞の中の人です。

『アンラッキーランチ』の名無しNPCだった配達員くんがなんだかんだでレギュラー化し、このたびずっとGMやってくれていた方のPCとして昇格!
めでたいが、彼自身にとってはいきなり死亡させられた上変なオプションがつき、まったくめでたくないのだった。

本作は「からすば晴」および「株式会社KADOKAWA ゲーム・企画書籍編集部」が権利を有する『マモノスクランブル』の二次創作です。
c Karasuba Sei 2023