こちらには赤い糸
ネタバレがあります。
ご注意ください。

シナリオ

※シナリオ作者のクサリさんに回していただけることになりました。


開始前
GM
今夜からよろしくお願いします!!!
ついでのお願いなのですが、空が死んでからどのくらい時間経って帰ってきたのかとか考えておいて頂けると助かります~!(それで享年が決まってくる)
前はひとつ上だったのに今は同い年……も可能なのだ!
鳩山 司
ふむむむむむ
それいいですなぁ
去年の夏、にしましょうか
GM
はーい!
では空は享年16歳………
背丈も追いつきかけてるか、追い越してしまったかもしれませんね……この時期の1年は大きいから……
鳩山 司
司だいぶチビですが、どうだろうw
むしろ全然追いついてなくて
「もう同い年なんだからな!」
「背は私の方が高いままだけどね」
「ムキー!」
みたいなやり取りとか
GM
ふふふwww
なるほどそれもあり!
空は多分平均的な背丈だからな……
一年の時を経た帰還かー、その間は司さん起きるのをどうしてたかが気になってくるやつ
鳩山 司
最初は遅刻しまくりで、それが段々改善されていくんだけど、そうしたことも含めて、あの人の痕跡が周りから薄れていってしまうのが、なんだか少し寂しいような、みたいなモノローグつき
GM
必要に迫られると改善できてしまったのが寂しくなるやつ…………
鳩山 司
そうそう
亡くなった時の記憶がはっきりしないから、現実感が無くて、本当に死んだような気がしないでいるし、まともにこのことで泣いたことも無いけれど、あの人がいた痕跡だけがただ薄れてゆく……みたいな
GM
一年も経つとお隣の白浜家も少しは落ち着いてしまうでしょうしね……
すぐ隣にあった空の部屋もいつしか電気が灯らなくなって、カーテンも閉め切られてしまって……
鳩山 司
毎朝起きては暫くそちらをぼーっと眺めるのが司の日課
GM
でも今日はもう大丈夫! 起きたらなんかいるから!
鳩山 司
なんか、いる(まんまる目
GM
なんか部屋に侵入してる………
鳩山 司
まぁそれはかつて日常だったから良しとする
GM
また1年前のような憎まれ口叩いてくるおまけ付きという
軽率に感情壊しにくるなこいつ……
鳩山 司
欠けていた日常がようやく戻ってきた
GM
突如として帰ってきた幼馴染にどう接するのか……それはあなた次第!
鳩山 司
どんな感じにしようかな……
今夜まで妄想しておこう

こんばんは
GM
最終調整中です~
鳩山 司
こんばんは!
GM
こんばんは~!
鳩山 司
セリフ色~
GM
あかいろ!
鳩山 司
良い曲!
メッシュカラー!
GM
ふふふ 実はこれパチンコ収録曲らしいです(
鳩山 司
なぬぅ
GM
稲山淳二さんのホラーの奴だったかな……
鳩山 司
知らなかった
GM
あ、そうだ。PC1のとこに置いてある「いきすぎた狂気」カードは初期配布狂気なので
右クリック→自分だけ見るで受け取ってもらえると助かりますー!
私もとある動画で聞いていいなこれと調べた次第
鳩山 司
ふむふむ
GM
ちなみに部屋の設定によってPCの手札はGMにも見えるのだ!
鳩山 司
ふむふむ
GM
調整ありがとうございますー! 準備よろしければ始めてまいりましょうか……!
鳩山 司
お願いいたします!
GM
はーい! よろしくお願いします!
展開がキツいとかちょっと待ってほしいとかあったら気軽にご相談くださいね!
鳩山 司
了解です!
全力でついて行くぜぇ

導入フェイズ
白浜 空
「それじゃあ、始めましょう。一夏の夢、後悔を滲ませる蜃気楼の夢物語。……私達の、『    』の話を」
僕達は運命を信じていた。
出会いは必然で、好意は当然で、今はまだただの幼馴染でも、きっといつかは運命の赤い糸に導かれて惹かれあうんだって、無邪気に信じていたんだ。
———あの日。君が目の前で死ぬまでは。


inSANe「赤い糸」



鳩山 司
いきなり空姉?!
GM
ふふふふwww
ここから導入に入ります。まだ赤い糸は見えてないのでそこだけご注意をお願いしますー!
RP等はいつでも大丈夫です~!
鳩山 司
ふむふむ
GM
シーン目的は提示される現状の確認&質問タイムって感じ……かな!
やりたいこと終えたら〆に向かうので教えてくださいね!
鳩山 司
了解です

PC/NPC

ある日、目覚めたあなたの目の前には死んだはずの幼馴染が立っていた。
あの日、あの時の姿のままで笑いかけるその顔は間違いなく幼馴染のものだ。
幼馴染とは友人であったが、いずれはそういう仲になるのだろう、と漠然とした予感をお互いに抱いていた。
その幼馴染を目の前で失った過去はあなたの後悔として残り続けている。
あなたの使命は【今度こそ幼馴染と平穏に暮らす】ことだ。


とある夏の朝のこと。
胸を掻きむしるような後悔と寂しさと共にあなたは目を覚ます。
夢を見ていたのか。しかし、それがどんな夢であったのかあなたには思い出すことができない。

―――『    』


不意に、自分を呼ぶ声が聞こえて。思わずあなたが振り返ると。
あなたの目の前に、もう見ることができなくなったはずの姿がそこに立っていた。

白浜 空
「司。……ただいま」
鳩山 司
「あぇ……?!」
「空……姉?」
白浜 空
「……それ以外の何に見えるの。ほら、まだ寝起き悪いわけ?」
額を人差し指でつんと突いてくる。
鳩山 司
「あだ」
突かれて、軽くのけぞって
「あれ……でも……あれ……?」
何か、忘れているような
白浜 空
「目が覚めたんならシャキっと起きなさいよ。朝ごはん、食べそびれるわよ」
口やかましくお節介を焼く幼馴染の姿。
―――記憶となんら変わりない、あの頃のままの、空だ。
鳩山 司
「ちょっと、待って……」
何か、忘れているような、思い出してはいけないことのような
いや、思い出してはいる
忘れてすらいない
ただ、それが腹に落ちていなくて
「ほんとに、空姉……?」
白浜 空
「あんたねえ、何年毎朝毎朝顔を突き合わせてると思ってるのよ」
「ちょっと顔合わせなかっただけで忘れるのはさすがにあんたの頭が心配になるわ」
鳩山 司
「えと、どこにいたの……?」
白浜 空
「…………さあ?」
珍しく、困ったように目を伏せて……首を傾げる。
鳩山 司
「だ、だってさ……空姉は……」
白浜 空
「どこか遠くに居たような気はするけど、なんか覚えてないのよねえ。……ところであんた、ちょっと大きくなった?」
まだまだチビのままだけど、なんて言って頭に手を乗せてくる
鳩山 司
言いかけて、慌てて口を塞ぐ
白浜 空
「私が何よ。ほらほら」ぽすぽす
鳩山 司
しばらく頭をぽすぽすとされて、
段々と実感が湧き上がってきた
ひと叩きごとに眉がきりきりと上がってゆき
白浜 空
急かしのぽすぽす 少しずつペースが上がってくる
鳩山 司
「んあー! 人の頭を気安く叩くんじゃないよ! 縮んだらどうすんだ!」
両手を振り上げて抗議
白浜 空
「うるさっ……いいでしょ、あんたは少しくらい縮んだってわかんないんだから」
大げさに耳を抑えるような身振りで少し距離を取る
鳩山 司
「伸びたんだよ! これでも5mmも! 一年で!」
白浜 空
「へぇ、あんたにしては一杯伸びたじゃない」
どこか感心したように頷いたあと……動きが固まる。
「……今あんた、なんて言った? ……一年?」
鳩山 司
「あ、う……」
「うん……」
恐る恐る頷く
白浜 空
気温や肌感覚によって、なんとなく夏であることは察していた―――から、そこまで時間は経っていないと、思い込んでいたようで。
「…………どうすんのよこれ。おちおち帰ってきたら余計に大騒ぎじゃないの」
鳩山 司
「そ、そうだよ」
思いついたように身を乗り出し
「空姉、1年間、行方不明で……そう! 神隠しってやつ?」
「おばさんもおじさんもびっくりしちゃうよ、きっと」
白浜 空
「頭が痛くなるような単語ばっか聞こえてくるわね……」
額を軽く手で押さえて、肩をすくめる。
白浜 空
実は 空を部屋に匿うか、お隣の実家に帰すかでフレーバー的なテキストがちょっと追加されたりされなかったりします
鳩山 司
匿う方向かなぁ
問題先延ばしする若さ
白浜 空
んふふふ、了解です。空もちょっと……大騒ぎにするには心の準備が欲しいというか……なので乗っかります
鳩山 司
「だ、だから、あたしの部屋にいたらいいんじゃないかな! ……ほとぼり冷めるまで? ってやつ?」
オーバーな身振り手振りで、バタバタと。
白浜 空
「こういうのは時間置くほど大騒ぎになるでしょ」
なんて冷静に突っ込んでから、再度考え込むように口元に手を当てる。
「……でも、そうね。正直、ちょっと心の準備はしたいかも。あんたさえ良ければ居候させてもらえると助かるんだけど」
そして、司さんの身振りを見て、小さく、
「なんであんたが私よりも慌ててるのよ、もう」
笑みを浮かべる。
鳩山 司
「う……」
だって、と胸の内で呟く
だって、空姉はもう……のはず、なんだもの
白浜 空
くすくすと意地悪く笑う姿が、どことなく懐かしい。
鳩山 司
「……ほんとに、空姉?」
白浜 空
「だから、他の誰に見えるのよ」
デコピン
鳩山 司
「あだっ」
懐かしい完食に、おでこを押さえて
しばらくそこを摩ってから
気がついたら、彼女の胸に飛び込んでいた
白浜 空
「わっとと……もう。司は私が居ないとダメね、ホント」
軽く息を吐きながら、それでもその体を跳ねのけることはない。
「……心配かけたみたいね。ごめん。でも、ちゃんと帰ってきたから」
背中をぽん、ぽん、と優しく叩く。
鳩山 司
確かめるように顔を擦り付けるように埋めて、彼女の匂いを吸い込み
「うん……おかえり、空姉」
きっと、あれは良くない夢だったのだ
だから、その時の記憶が朧げだったのだ
そう思い込もうとする
しばらく、そうしてから
「そうだ、空姉、お腹空いてない?」
「あたし、朝ごはんもらってきてあげるよ」
白浜 空
「そうね」
そう呟いて、少し考え込むようにして自分のコンディションを確かめる。
「お願いしちゃおうかしら。ちょっと迷惑かけるようで気は引けるけど」
鳩山 司
「大丈夫、うまいこといっとくからさ!」
「ちょっと待ってて!」
ベッドから飛び降り、部屋を飛び出して階下にかけてゆく
白浜 空
「……寝起きの悪さ、改善したのかしら?」
思った以上に元気いっぱいだ。もう少し、起きられない子だと思っていたんだけど……なんて首を傾げつつ、椅子を借りて待っています。
白浜 空
実は自立を見守るようでちょっと寂しいお姉ちゃん(本人はかたくなに認めない)
鳩山 司
お姉ちゃんの期間が嬉しくて、頑張ってしまう妹分
白浜 空
かわいい
鳩山家の定番朝ごはん……はたして何が出てくるのか!
寝巻カワイイ
すっごい器用!!
鳩山 司
漫画的に頭の上でグラグラさせながら
鳩山 司
「おかーさーん! 朝ごはんは!?」
おかーさんから、パンとバターとジャムもらって、上に戻りましょう
寝巻き作ってきました
おかーさんからは咎められるかもしれないけど
「上で食べる!」
と持ってってしまう
皿の上に適当にパンを重ねて、目玉焼きやパンの上に乗っけてジャムとバターは頭の上に乗っけて階段を登っていきます
「空姉! お待たせー」
白浜 空
ドタバタとした足音に「いや、やっぱりいつもの司ね」なんて感想を抱いていたらしい
「おかえ……あんた、器用ね……?」
そんな特技あったの、なんて珍しく目をまんまるにしている
鳩山 司
「そう? わっとと」
頭に積んでいたバターが崩れ落ちて、空姉の手にころんと
白浜 空
慌てて受け取りに手を出して……受け止め損ねて何度かバターが宙に跳ね上がる。
「わっと、っと、っと!?」
最終的にどうにかキャッチをするものの、どうにも不格好だ。
相変わらず、運動方面は苦手らしい。
鳩山 司
「空姉、相変わらずニッブイなぁ」
ジャムの蓋を開けながら、笑う
白浜 空
「うるさいわね……あんたがすばしっこいだけでしょ。私はふつーよふつー」
鳩山 司
本当の空姉だ
一つ一つの言葉や身ごなしが、そうであると教えてくれる
「徒競走万年ビリっけつのくせにー?」
意地悪い半眼で笑いながら、パンにジャムを塗って、差し出す
久しぶりの休みの朝のルーティーン
白浜 空
「いいのよ、皆が速すぎるだけなんだから」
目を逸らしながら責任を転嫁しつつ、ありがと、とつぶやくようにお礼を言って受け取る。
白浜 空
持久走とかだとゴールするだけで拍手もらえるタイプと見た、空
鳩山 司
参加賞!
白浜 空
真面目だからサボらない! でもへろへろになってる
鳩山 司
この1年間どこか色彩が欠けてしまっていた時間に、ようやく暖かさと色が戻ってきたような、そんな気がしていた
たまの憎まれ口も、なんだかすごく温かい
ボサボサの頭、着崩したTシャツもそのままに、笑い食べる
白浜 空
一年の欠落はね……長かったでしょうね……
鳩山 司
空姉に注意されそうだなw>頭格好
白浜 空
お、それじゃあしちゃうぞ~?
鳩山 司
やったぜ!
白浜 空
なんだか楽しそうにしている様子に、少し微笑んで
しかしすぐにむっつりと口元を引き締めて、吐き出すのはお決まりのお小言だ。
「食べたらちゃんと顔洗って髪梳かしなさいよ? 服は自室だからいちいち突っ込まないけど」
鳩山 司
む、と少し黙る
そこらへんの漫画本の山から生えたブラシを引っ張り出すと、適当に櫛けずり
ヘアゴムで適当にまとめ上げてから、そこらに脱ぎ捨ててあった制服に頭を通す
「ちゃんとやってるよ……この一年、全部1人でやってきたんだから」
口を尖らせる
白浜 空
「……成長を評価して甘く見積もっても30点ね。ブラッシング適当すぎ、服も脱ぎ散らかしてるし皺になるわよそれじゃあ。というか食べながらやらないの」
「ブラシ、貸してみなさい」
ほら、と手を伸ばす
鳩山 司
むむむ、と喉から唸りを漏らしながらも、ブラシの柄を差し出す
白浜 空
「ブラッシングはね、頭皮のマッサージでもあるんだから適当にやっちゃダメよ。それにあんまり乱暴にやると逆に髪は痛むし、変なクセもついちゃう」
小さく解説を挟みながら、丁寧に梳っていく。
鳩山 司
「あたしのはヤマアラシだから仕方ないんだよー。空姉みたいに綺麗な髪と違うんだから」
白浜 空
「…………あんたね、それ喧嘩売ってんの? それとも梅雨時の寝起き、見せてあげようか?」
どれだけ癖っ毛で苦労していることか……語ると長い。
鳩山 司
そんなこと言って、いっつも綺麗にまとまってんじゃん
と小さく呟く
同じ癖っ毛なのに、ずるいや
白浜 空
「日々のケアの賜物って奴よ。……でも、あんたもそういうこと気にするようになったのねえ」
感心したように頷きながら、丁寧に丁寧に、妹分の髪を梳かして。
「知りたいならいくらでも教えたげるから頑張りなさいな」
仕上げに背中をぱしっと叩く。
鳩山 司
それは、密かに憧れを持っていた人が、ある日突然いなくなってしまったから
それは、彼女に直接言うことはなかったけれど
「ううん……」
姉に髪を梳かしてもらいながら、久方ぶりのその懐かしいくすぐったさに、こっそりと目を細めた
そろそろ〆
白浜 空
さて、これから空のいる日常をメインフェイズとしてやっていくことになるのですが、他に今やっておきたいことありますかー?
鳩山 司
ひとまず、大丈夫です!
GM
はーい! 了解です! ではちょっと導入〆に入りますね~!
鳩山 司
導入長くしてしまってすみませんw
GM
いえいえ! じっくりやってもらってこそ……
とはいえここで全てやっちゃうとメインフェイズが淡泊になりかねないジレンマ(
鳩山 司
確かにw

GM
そうして、二人。
いつかのような、穏やかな休日な朝を過ごしていると。

突如として割れそうな程の頭痛と酷い耳鳴りが君を襲う。
思わず頭を抑える君を心配して覗き込む空に応えることもできず、ただその痛みに耐えていると。
じわり、と。
まるで染み出すように、君の右手の小指に赤い糸が結びついた。
―――それは夢か現実か。
あなたの小指に結ばれた赤い糸は、空の手には結ばれていなかった。

鳩山 司
呻き、倒れる
寄り添ってくれる姉に、助けを求めるように手を伸ばし……
視界の片隅の赤の色彩を確かに見た

GM
ということで、導入は終了となります! お疲れさまでした!
本編見る!
たちえ
鳩山 司
KPのこの……何? この愛らしい姿は?
GM
ふっふっふ フォロワーさんに頂いたGM立ち絵です(本当はSKPやったときに頂いたもの)
鳩山 司
いいなーーー
GM
クオリティ高くて本当に嬉しい贈り物だったのでこの立ち絵は何年も使わせてもらっております……ありがてえ……

鳩山 司
お疲れ様です!
GM
はーい! ではでは、ここから空を匿いながらの夏休みが始まります。
時間経過はわりかし自由
ということでまずはHOを開示していくぜ!!!
鳩山 司
HO、出て来いやっ!
【白浜空の失踪】【赤い糸】【変調】【白浜空】
GM
既に開示されていたものも含めてよっつ!
鳩山 司
【変調】とな
さっきの頭痛とかですか?
GM
ですねー! 概要はマップ上に配置したコマをご確認ください!
ちなみに【赤い糸】の秘密に関してはメインフェイズ中は気にしなくても大丈夫です。
なので現状調べられるのは後者二つ!
鳩山 司
ふむふむ
えっと、一つ確認なのですが(すでに概要とかで出てたらすみません
GM
おっなんでしょう
鳩山 司
空姉が亡くなった時の、様子はどういったものだったんでしょう
というか、具体的に自殺なのか他殺なのか、事故なのか
その辺りはわかってるんでしたっけ
GM
残念ながら、それはわかっておりません。というか、記憶にない、が正しいですかね
鳩山 司
なるほど、ショックのあまり
GM
世間的には、空は失踪ということになっていますので、彼女が死んだという確信を持っていたのは司さんだけとなっております
鳩山 司
あ、そうなんですか
GM
ただ、生存は絶望視されていた……というのが世間の認識
鳩山 司
失踪して、何日も経った感じですか>世間的
GM
白浜空の失踪も参考にしてもらえるとたぶん分かりやすいかな……!
鳩山 司
ああああー、そうか!
なるほど、了解です!
GM
そうですね、司さんがソレを目撃した……はずの日には帰ってこなかったので
1年が経過しております
鳩山 司
死んだ、と言うのは自分が言っているのみで、世間的にはあくまで失踪から時間が経ったからなんですね
GM
ですです。詳しい証言は取れないけど死んだという目撃者がいること、それに時間も経って一切手がかりがない状態なのでもうこれ見つかるかな……となっていた感じです
鳩山 司
そして、自分自身はその瞬間の記憶も無ければ、自分が錯乱していた記憶も失っていると
GM
ですね。ただし、空は目の前で死んだ、という認識が確信として強く焼き付いていました
その感覚を信じるかどうかは司さん次第。
なんせここからはHOを調べてもいいし調べなくてもいい!
鳩山 司
現状のところは、こうして戻ってきてくれたんだから、やっぱり自分の勘違いだったんだな!(希望的観測)
って感じかなw
とはいえ
気にはなるので、【空姉】を調べてみよう
GM
ふふふ、了解です。ではメインフェイズに入る前にちょっともろもろの伝達だけしておきますね~
鳩山 司
あ、はいです
GM
空は部屋に匿われてる、ということで、拒否されなければデフォルトでシーンに登場します。
HOは調べてもいいし調べなくてもいい。
シーン表も好きなのを振ってみるも振らないでおくのもありです!
幼馴染布教シナリオという側面もあるので好きに最強の幼馴染やっていこうぜ!!!! といった感じで!
他に気になる所とかなければメインフェイズ入っちゃいましょうか!
鳩山 司
なるほど!
OKです!
GM
はーい! ではでは
鳩山 司
シーン表、たまに辻褄がおかしくなることあるからなー、振らずにおこうかな
GM
ですねー。実際あわないことも多々あるので


1サイクル目

GM
状況的には幼馴染のいる夏休み開始!
鳩山 司
僕たちのなつやすみ
GM
自分の身に起こってることや空について調べても良いし、調べなくてもいい。遊んでもいい!
やりたいことやってきましょー! ということでシーン返します
鳩山 司
体調に異常とかないかな大丈夫かな……
と思い、髪を整えてもらいながら、気がつくとそっと確かめるようにその手に触れていた
〈手触り〉で、【空姉】を調査!
GM
〈手触り〉! いいですね……判定をどうぞー!
鳩山 司
2D6>=5 (判定:〈手触り〉) (2D6>=5) > 7[3,4] > 7 > 成功
よすよす
さわさわ
GM
オミゴト! ではでは、空の秘密を開示……
【白浜 空】
 突然PCの前に現れた、死んだはずの幼馴染。
失踪中の記憶こそないものの心身ともに健康な状態であり、昔の日常そのままを繰り返すかのようにPCへと接する。
あなたの使命は【PCと平穏に暮らすこと】だ。
【白浜 空の秘密】
ショック:なし
 肌は暖かく脈打ち、瞳は生気を湛えてきらきらと輝いている。
間違いなくあなたの知る葦乃だ。失踪前と何も変わった様子が見られず、どう見ても生きている。

―――確かに、あなたの目の前で死んだはずなのに。

疑念に記憶は混濁し、焼き付いたあの日の影が揺らいで霞む。

錯綜するあの日の記憶の中、ちりりとあなたの脳裏にぼんやりとシルエットが浮かび上がる。
それは昔、あなたと空がよく遊んでいた裏山のように思えた。
※HO【裏山】【神隠し】を公開する。
鳩山 司
裏山が現場か~
GM
追加HO! 以上となります~
お肌はきちんとケアがされていてもちもち、しっかりと体温も温かく、脈もちゃんと打っています。
鳩山 司
さすが空姉だぜ
その日、裏山に行っていた、とかの記憶も無い感じですね?
GM
ないですねー。喧嘩した後の記憶がさっぱりない
鳩山 司
気がつくと、すべすべとその手を撫でていた
やっぱり、空姉の手は綺麗だな
そんなことを思いながら、うらやましかったり誇らしかったり
懐かしいその暖かさと感触に、心が温かくなる
白浜 空
「あんた、手つきがちょっと変態くさいよ」
やれやれ、とため息をつきながら、手は好きにさせている。
鳩山 司
「んなっ」
「そんなんじゃないってば」
言われて、ついつい反射的に手を引っ込めた
白浜 空
「そこで狼狽えるのが余計怪しいのよね」
大げさに肩をすくめて見せて……ちょっと口元が笑っている。
鳩山 司
「むう」
恥ずかしさから、話題を変えようと思いつく
「そういえば神隠しといえば―――」
【神隠し】〈民俗学〉で調査したいです!
GM
おっと、ではちょっとお待ちを!
鳩山 司
ほい
GM
実はですね、1サイクル目の終了時にマスターシーンが入ります
鳩山 司
おっと
GM
ぶっちゃけるとサイクル毎にあるよ♡
鳩山 司
進行性だ!
やばい
リミットとかあるんでしょうか(メタ
GM
ギミックによるタイムリミットはないですが、サイクル数的なリミットは5サイクルですね
鳩山 司
ふむふむ
5か、結構長め
GM
そう、結構長め
とはいえタイマンなので淡々とやるとすぐ終わる……!
鳩山 司
淡々だなんてもったいない……
GM
と言ったところでひとまずマスターシーン入っちゃいましょか
鳩山 司
オネガイシマス!
GM
実際淡々とやるのはモッタイナイ
鳩山 司
MOTTAINAI
GM
MOTTAINAI

GM
基本的にこのシナリオのマスターシーンは、先にどかっと描写を流して、したいことがあればシーンをお任せ、なければ次のサイクルに続く感じになります~
鳩山 司
了解です
GM
ということでまず襲い来るのはこれだ!
鳩山 司
襲われる!


1サイクル目/マスターシーン


そうして、現状に関係しているかもしれない話題を空に振ろうとした時。あなたの耳に、突然
———ばつん

そんな異音が飛び込んでくる。
つづいて、ぱさりと机から何かが落ちる軽い音。
追った視線の先に落ちたその物体にあなたは見覚えがある。空の失踪後、過保護といっても過言ではないほど心配性になったあなたの親が押し付けてきたものだ。

……黒塗りの「厄除け」のお守りが、真っ二つに弾け飛んでいる

お守り以外に異常が起きた様子はない。ただ。
どこか、だれかに。呼ばれたような気がした。

GM
ということでこのシーンはGMからはこんな感じ!
鳩山 司
えぇぇ不穏
GM
いったいなんなんでしょねー(すっとぼけ)

鳩山 司
「そういえば―――」
誤魔化すようにそう口を開いた時、不意に響いた声と幻聴に、
「えーーーー」
そちらを見やる
まだ髪を梳かしてもらってる感じですか?
それを拾ってみたい
白浜 空
司さんの様子を見て、一回梳かす手を止めています。
なんだろ、とお守りの方に視線を向けているようですね
GM
拾うのであれば、お守りの断面がやけにごわごわとしていることに気づきます。
切り裂かれたような感じではない。……まるで、内側から自ずとはじけ飛んだような―――
鳩山 司
「なんだ……こりゃ」
白浜 空
「なにそれ。……気味悪いわね」
縁起の悪い、とこぼすその顔はなんだか嫌そうだ。
鳩山 司
「うん……」
なんとなく、それを机の上に放り出し
「不良品、だったかな」
きっと、そうに違いない
呟いて、気を改めるように無理に微笑んで空に向き直る
GM
お守りで不良品、一番いやな不良品のパターンだ
鳩山 司
「でさ、神隠しっていえば、この辺にそういうお話、あったよね」
誤魔化すように、話題を強引にそちらへと持ってゆこうとする
〈民俗学〉で判定をしたいです
って、もう2サイクル目ってことでよかったのかな
GM
あ、マスタシーンの区切りはPCさんに一任する形になるので大丈夫ですよ!


2サイクル目

GM
判定大丈夫です! 〈民俗学〉ぴったりだな……
鳩山 司
2D6>=5 (判定:〈民俗学〉) (2D6>=5) > 7[2,5] > 7 > 成功
GM
安定した出目だ。お見事!
鳩山 司
平均値二連発!
白浜 空
「ああ、そういえばそんなものもあったような……」
と二人で話していく感じかな! 【神隠し】の情報を開示します
鳩山 司
はいっ
【神隠し】
 地元に伝わる伝承。
この地を治める神様に魅入られた者が姿を隠し、時を経て現れる…という概要くらいは地域の誰しもが知っている。
【神隠しの秘密】
ショック:なし
 この地域では昔から度々失踪した人間がある時唐突に発見される事件が発生する。
発見されるまでの時間は人によってさまざまだが、彼らは失踪当時と変わらない様子で現れ、再び人の営みの中に戻っていくのだという。
どの事例でも失踪期間中の記憶がないこと、彼らが「死んだ」と言う目撃者が居ること、失踪者は失踪期間中の成長や老いが見られないことから、超常の何かの仕業と囁かれ、「神隠し」として扱われていたようだ。

また、事例の中には失踪者と特に仲の良かった者と共に再び失踪したものもあり、「神の国に連れていかれた」とも「人食いの鬼が化けて出た」とも言われている。
GM
以上となりますー!
鳩山 司
むむむ
ファンタジーかと思ったら最後の方不穏だ
GM
民話込みですからねー、なんだろなー
鳩山 司
「神様に気に入られたら、連れてかれるらしいじゃん?」
「空姉、いっつもおしゃれしてるから、神様に見染められちゃったんじゃないの~?」
白浜 空
「ばかね、そんなので見染められちゃうんだったら今頃この辺り失踪者だらけよ」
鳩山 司
そうかな、と素直に思う
評価
白浜 空
地味に司さんから空への評価が高いの、かわいいなあとなる
鳩山 司
素直に認めてるんですよ
憧れてるし
でも、自分はそうはなれないだろうなぁ、というコンプレックスもあって、当人に対しては素直になれない若さ
白浜 空
かわいい。どうしても近い存在ですしね、コンプレックスになるときもあるよね……。
空側はきちんと継続する根気があれば司はもっとかわいくなれる素地を持ってるのに、ともったいなく思ってる感じかなあ
鳩山 司
自慢の姉貴分で、誇らしいけど、まだ司は自分に自信がないからなぁ
毎日色々空姉に言われちゃってる時点で、自分はまだまだなんだ……ってかえって思っちゃってるとこもありそう
白浜 空
伸びる下地があるんだからきちんとさせて結果を見せれば自信もつくはず! って空は思ってそうな感じがありますね……。
だから色々言ってしまうんだけど、すれ違い!

鳩山 司
そりゃぁ、やたら綺麗に着飾ったり、ブランド? だかの服を着てる人もいる
けれど、田舎と言われるようなこの辺りで、あの格好ははっきり言って下品なもののように思えてしまう
毎日、ちゃんと努力して、身繕いを欠かさない
何より素地が良い空姉の方が、よほど好感は持てる、と思う

そんなこと言ったら、また自分のことも含めて色々言われてしまうので、間違っても当人にはそんなこと言わないけれど
そのハキハキした性格でとっつきにくさはあっても、それでも先輩や後輩の中に空姉のことを憎からず思っている男子がいることは、司の耳にも聞こえてきていたものだ
「でもまぁ、アレだよねー」
「それが帰って来ちゃったんだから、空姉、神様にフラれちゃったんじゃないの~?」
意地悪く笑う
白浜 空
「あらまあ、それじゃあその神様ってのはよっぽど見る目がなかったのね」
ころころと主張を転がしながら、すました顔で鼻を鳴らす。
「それとも……」
もったいぶった様子で、意地悪く笑う司さんの鼻を人差し指で突っついて。
「……あんたも一緒に神様に見染めさせるために戻ってきたのかもねー?」
鳩山 司
「ふが」
白浜 空
こうして美容に関して教えてるわけだし、なんて呟きながらうっそりと笑って見せる
鳩山 司
「そ、そんなわけないだろ。こんなヤマアラシみたいなボサボサ頭でガチャ歯好きの神様なんて、いるわけないじゃん」
ちょっと怖い
白浜 空
「髪に関しては私も似たようなものだから結局は手入れよ、手入れ。……それに、歯の生え揃い方なんていくらでも矯正の効く時代だし……」
「……むしろ、カミサマはそっちの方が好みなのかも?」
くすくすと笑っておどかす
鳩山 司
「や、やめろよぅ……」
でも
神様に気に入ってもらえたなら、今度は自分も一緒に連れて行ってもらえるのだろうか
この空虚な1年間をふと思い、そんなことを考えてしまう
白浜 空
その胸中を知ってか知らずか、すんっといつも通りの不愛想な表情に戻った空がその頭をぽんぽんと叩く。
「冗談よ、冗談。そんなに怖がらなくてもいいじゃない」
鳩山 司
「こ、ここここここ怖がってなんかないぞ!」
白浜 空
「いっそ芸術的なくらいどもってちゃあ説得力ないわね」
鳩山 司
「ほんとだってば!」
白浜 空
「はいはい、あんたは強い子強い子」
慈しむような手つきでぽんぽんと撫でる
鳩山 司
「子供って言うなぁ!」
思わずその手を取るが、払いのけるのではなく
動きを止めるだけで、むしろ撫でられることを望むように自らの頭に押し付けてしまう
白浜 空
「……甘えん坊になっちゃって、まったく」
その様子に少しバツが悪そうにしながら、ゆっくりと優しく、梳くように撫でる。
鳩山 司
「んんむ……」
頬を膨らませながらも、それを拒絶しようとはしない
久方ぶりのその暖かさが、ただただ懐かしくて
撫でられていると、ふと
「……つっ」
偏頭痛のような疼きが走り、顔を顰めた
なんだろう、さっきから
耳鳴りと頭痛、そして視界が揺れる
あ、そっかマスターシーン入るんでしたね
サイクルの間
GM
ですです。ちょっと都合がいいので、この流れのまま入らせてもらいますねー
鳩山 司
オネガイシマス!


2サイクル目/マスターシーン

GM
少しずつ、少しずつ。空が居るという状況に慣れ始めた、そんな時に。
不意に、頭痛と共に耳元にノイズが走る。
―――『   』
ちかちかとブレ始める視界。
明滅する光。
その向こうに見えたものは……
白浜 空
「司」
振り返る空。少し怒ったような、拗ねたようなむっつりとした表情で、あなたの名前を口にする。
「司、あのね」
その、背後に。
闇が。
赤く蠢く、闇が。

あなたの目の前で。
空は、赤い闇に飲まれるようにして

バラバラになって、崩れ落ちた
 
悍ましい幻視があなたの後悔を揺り動かす。
〈切断〉で恐怖判定を行う。
鳩山 司
〈切断〉
あ、よかった、すぐ隣に〈殴打〉がある
GM
〈切断〉
鳩山 司
2D6>=6 (判定:〈殴打〉) (2D6>=6) > 9[4,5] > 9 > 成功
よかった
GM
出目が良い……お見事!
―――視界のブレはあっけなく消え失せ、あなたの目の前には何事もなく心配そうな表情を浮かべた空が存在している。
幻、だったのだろうか?
GM
という感じで、このシーンGMからはこんな感じです!
鳩山 司
不穏すぎる
どういうことなんだ
GM
変なことばっかおきますねー
鳩山 司
「……あ。……空姉?」
白浜 空
「……あんた、大丈夫? 頭、痛いの?」
心配そうに額に手を当てる。
鳩山 司
「あ……」
そのしっとりとした温かさに触れた途端
思わず、また彼女の胸に飛び込んでいた
悍ましい、あの光景
あの恐怖
それが嘘であれ、幻であれと、振り切るように、その胸に顔を押し当てる
白浜 空
突然の加重にふらつきながら、なんとか受け止めて。
あんたねえ、と出そうとした声を、止めた。
「……ちゃんと息はしなさいよ、あんた」
ぎゅうぎゅうと抱きしめられる力に少し苦しそうにしながら、すがるように顔を押し付けてくる司さんの背中を優しく叩く。
白浜 空
一年、長かったんだろうなあ、とぼんやり思いつつ、やはり据わりの悪いというか、ちょっと罪悪感のある空
鳩山 司
やっぱりこの義姉妹、なかよしじゃん!
鳩山 司
しばらく、そうされながら
小さく、鼻をすするような音
「……空姉は……空姉だよね……?」
「帰って来てくれた、んだよね?」
顔を埋めたままのくぐもった声で、問う
白浜 空
「私は私よ。……ほら、ちゃんとここに居るでしょ」
白浜 空
営業不仲って言われそう
鳩山 司
「うん……」
「朝が来ると……いっつも、静かなんだ」
「枕で叩き起こされたり、布団剥がされたり」
「そんなこと、全然無くて……」
顔を埋めたまま
「あたし、1人で起きるんだ……」
「ガッコにも1人で……」
「帰りも、1人で……」
彼女の背中に回した手で、その制服を掴み
「なんか……なんか」
「ダメ、だった。空姉がいてくれないと、あたし……全部灰色で」
「髪も、もっとボサボサになっちゃうし」
白浜 空
合間合間に相槌を打ちながら、なだめる様に優しく抱きしめる。
鳩山 司
取り留めもないことが、この1年間心の底に澱のようにわだかまっていた気持ちが、思いが、次々に口をついて溢れる
もう一度、鼻をすする
はぁ、と堪えるように吐き出した震える息が、空の胸に温かくかかる
「もう、何も言わずにどこかに行ったりしないでよ……」
そのキッカケを作ったのは、きっと、自分なのだろう
あの日の記憶が、少しだけ脳裏を掠めたが
口から出たのは子供のような、すがるような願いだった
白浜 空
「私だって行きたくて行ったわけじゃないわよ、たぶん」
はあ、と小さく嘆息する。自分の不在が、ここまでこの子を追い込んでいるとは思わなかった。
「でも、こうして戻ってきたわけだし……そうそう二度も消えやしないわよ。人間、そんなにヤワじゃないんだから」
「それに」
背中に回した手を解いて、司さんの額に人差し指をついて少し距離を離し……まっすぐに目を見据える。
鳩山 司
赤くなった瞳で、空を見やる
白浜 空
「あんた、16歳になったんでしょ。じゃあ学校じゃあタメじゃないの。私、どう考えても留年したでしょうし」
あんたが留年してたんなら笑えるけど、なんてことを平然と言い放つ。
鳩山 司
「し、してないよ!」
赤点3つ、あったけど、と口の中でこっそり呟く
白浜 空
「どういう扱いになるかわかんないけど、ちょうどいなくなったのも夏ごろだったはずだし……夏休み開けたらあんたと同じクラスかもね?」
鳩山 司
「そっか……」
「じゃぁ、また一緒にガッコ、行ける?」
GM
赤点は追試で補えばヨシ!(ダメ人間思考)
鳩山 司
結果的に進級すればよかろうなのだァーーー
GM
日程とか先生の緩さとかを計算に入れて、みっちみちのテスト日程の中から「これは追試でなんとかしよう」って切り捨てる術を覚えていく高校生~大学生時代
鳩山 司
この教科はそれでヨシ!(現場猫
白浜 空
ヨシ!(現場猫)
白浜 空
「そうね、いつまでもあんたの部屋に世話になってるわけにもいかないだろうし」
「あんたに勉強教えやすくなって良いわ。自分の範囲勉強してればいいんだもの」
鳩山 司
「こ、今度はあたしも教えてあげられるよ!」
「ノートも見せてあげるしーーー」
白浜 空
「ほんとかしら。赤点常習犯の司がねー?」
くすくすと笑う
鳩山 司
「常習じゃないよ、ちゃんと前に赤点取ったとこは次40点取ってるし!」
白浜 空
「……40点で自慢げにしてるんじゃないわよ、おばか」
デコピン
鳩山 司
「あだっ」
白浜 空
「せめて70……は酷か。60は取れるようになって胸張りなさい」
鳩山 司
「うう……ハードル上がった……」
「空姉、今度教えて……」
あっさりと泣きつく
白浜 空
「しょうがないわね……」
やれやれ、と肩をすくめている。
甘やかしすぎかしら、という思考が一瞬頭をよぎるものの、それでほんとに留年されても困る。仕方がないだろう。
白浜 空
choice[上位層,トップ10,トップクラス,トップ常連] 空の成績 (choice[上位層,トップ10,トップクラス,トップ常連]) > トップクラス
白浜 空
勉強はめちゃくちゃできる
鳩山 司
さすが
鳩山 司
「へへへ……」
デコピンされたおでこをさすりながら、笑みが漏れる
そのやりとり
一年前までは、ただ、世話を焼かれることが鬱陶しく感じていただけの、そのやりとりが
たまらなくくすぐったくて、つい、笑ってしまった
「あ、でも今は夏休みだから―――」
「せっかく空姉戻って来てくれたんだし、どっか遊びにいこ」
白浜 空
「……いいけど。油断して宿題忘れちゃだめよ?」
鳩山 司
「う“」
9割9部白紙だ
「だ、大丈夫だよ」
白浜 空
「あんたがそういうならそれでいいけど……」
疑わし気な目だ。
「終盤になってから泣きついてきても手伝ってあげないわよ」
鳩山 司
「そ」
「そこをなんとか……」
白浜 空
「…………仕方ないわね。毎日ちゃんとコツコツやるんなら見てあげる」
鳩山 司
「うう……またハードルが……」
白浜 空
「いいのよ、私は。あんたが宿題に苦しむ姿をアイス片手に観戦するのでも」
鳩山 司
「……やる」
俯いて呟くのだった
白浜 空
「よろしい」
にっこりと笑って、満足そうに頷いた。
鳩山 司
そんな感じで遊びに行って、帰りに裏山通りがかったところで、【裏山】調査、って感じにしたいです!
GM
はーい! 裏山の方で大丈夫です?
鳩山 司
はーい!
宿題
白浜 空
失踪してたから夏休みの宿題なんてものは……ない!(学校と連絡とったら生えてくる可能性は高い)
鳩山 司
それはそう
白浜 空
たぶん、留年措置になってても……夏休みまでの出席分を補うために課題はもりもり出そうなんだよなー
さらっとこなすだけの頭はあるけど、問題は量
鳩山 司
司が手伝ってあげよう!
(捏造絵日記)
……高校で絵日記はないな
GM
ふふふwwwww
たぶんプリント類とか冊子が山のように……
鳩山 司
空姉はそつなくこなしそう
GM
毎日コツコツやってます
白浜 空
<一回学んだところだもの、苦戦する要素がないわ



3サイクル目

GM
はーい! では裏山へ! 何で判定しましょ
鳩山 司
そうですな
きっと子供の頃から、秘密基地やら探検やらで遊んでいたことがあると思うので(空姉はやれやれだぜ……って付き合ってそう)
その思い出話で『笑い』で!
GM
いいですね! 楽しい思い出だ
鳩山 司
あ、そうだ
GM
お、なんだなんだ
鳩山 司
うちの親や、空姉のご両親に帰還が発覚すること自体は問題ありませんか?
GM
そうですね、特に何か起きたり……はフレーバーだけですね
ごたごたするけど、普段から結局司さんと遊んでたりしてたので一回実家に帰されても生活あんまり変わらないっていう
鳩山 司
ふむふむ
GM
そうだな、ぶっちゃけ【神隠し】空いてるのでぶっちゃけますと
鳩山 司
ほい
GM
一回本当に大騒ぎになって空が病院で検査されたり取り調べられたりてんやわんやしますが
なぜか急速に騒ぎは収まって落ち着きます。
鳩山 司
ふむふむ
GM
なぜかというと、神隠しの実例が役所の方にデータとして残ってるからですね。
鳩山 司
おお、公式文書なんだ
GM
なんだあの案件か………でマニュアルに移行する。
鳩山 司
そんなに頻発してるこの街、ヤバない?
GM
頻発ってワケでもないんですが、ちゃんと前例を書類に残してたらしいです。えらい。
鳩山 司
それは助かるーーーー
では、
GM
神隠し、一回帰ってくるまではただの失踪と区別付かないので厄介らしい
鳩山 司
それはそう
ていうか、失踪の度にもしや……? って思う柔らか頭のお役所、好き
GM
もしや……? が外れることの方が圧倒的に多いけど、こうしてまた実例が出来ちゃったのでしばらくもしや……? ってなる日々が続くでしょうね……

鳩山 司
「そだ、空姉」
「そう言うことなら、一度ちゃんとおじさんとおばさんにもちゃんと教えてあげなきゃ」
白浜 空
「……まあ……そうね。それっぽい現象も一応、見つけはしたわけだし」
鳩山 司
「うんうん!」
よくはわかっていないが、1年間沈鬱な表情で過ごしていたおじさんとおばさんが喜ぶのなら、そっちが優先だ!
白浜 空
「……あんたのしょげっぷりを見た後だから余計に心配なのよね、母さんに父さん」
「大丈夫かしら。驚きすぎて心臓止まらなければいいんだけど」
鳩山 司
「大丈夫大丈夫、きっと喜ぶよ!」
「あ、心配だったら、一度ウチのおかーさんで練習してく?」
白浜 空
「練習台にされるおばさんの身にもなりなさいよ……」
「というかその場合は誘拐犯としてあんたが真っ先にやり玉に上がると思うんだけど」
鳩山 司
「ゆっ……」
「な、なんでさ。あたし空姉誘拐していいことなんて一つも……」
言いかけ、はっとした表情で
「まさか、空姉隠し財産とかすっごいの持ってたりとか?」
「それを身代金で……」
白浜 空
「……あんたがいつも通りで安心したわ。これなら疑いも向かないでしょうね」
鳩山 司
「なんだよぅ」
白浜 空
「私のお金を私を人質にして取るって意味わかんないでしょうが」
「もうその状況なら直接盗みなさいよ」
鳩山 司
「あ、そっか……」
「……で、いくら持ってるの?」
口元に手を当てて、こっそりと囁くように
白浜 空
「家に帰らなきゃ無一文よ。今は着のみ着たままですもの」
ポケットをひっくり返しても財布も携帯もない。
そろそろお時間
鳩山 司
頭わるいなー、司w
白浜 空
んふふふ、そこがまたかわいい
しかし、説明するにしても「なんか居た」としか説明できない二人である
鳩山 司
若さで乗り切るしか!
なんか、その調査やらなんやらで劇中時間経過してシナリオ終わっちゃったりしたら笑う
白浜 空
んふふふふwwww そこは大丈夫!
サイクル数は絶対……
GM
というか気づくといいお時間。このシーン終わったら今日は終了にしましょっか
鳩山 司
おっと
了解です
3時間があっという間に……
空姉が好きすぎて時間が短い!
しかし、このままご両親のとこ行ったりしたら、それこそ劇中時間すぎて裏山行くの遅くなりそうですし、次回裏山チェックからでもOKですぞ
白浜 空
へへへ、ありがとうございます。オーダーメイド故に好いてもらえると嬉しい
GM
はーい! とはいえまあ、親に会ってもさっき言った内容のモノローグはいるくらいかな……?
鳩山 司
ふむふむ
GM
実際劇中時間内はちょっと経ってげんなりした空がいる
鳩山 司
司が(そういう意味では)正直者ですまんな、空姉
白浜 空
いつかは超えなければならない出来事なので……やむなし!

鳩山 司
「じゃぁ、なおさら空姉の家行かなきゃ」
「……落とし物拾ったら、1割もらえるんだっけ」
人は落とし物ではありません
白浜 空
「あんた、私の一割が欲しいわけ? ……猟奇趣味は近寄らないでくれる?」
すすす、と後ずさり
鳩山 司
「ち、違うよ! 空姉がSFX※1とか、ビットなんとか※2で稼いだ隠し財産のことだよ!」
※1:SFX=FX
※2:ビットなんとか=電子通貨
司の頭の中で、何か空姉の過去のストーリーが進行していたらしい
白浜 空
「それはそれですっごい厚かましいこと言ってるけどまあ……それは置いといて」
「あんたの中で私はどれだけ稼いでるのよ。学生がそういう取引許可されてるわけないでしょ、学生が」
鳩山 司
「そうなの?」
のんきな顔
「じゃぁ、それこそあたしが空姉を誘拐する意味ないじゃん」
「大丈夫、大丈夫」
白浜 空
司の中では完全に誘拐が身代金目的になってるのね、と少し暖かい目になる
鳩山 司
「?」
暖かい目を向けられて、首を傾げる司である
白浜 空
「詐欺には気を付けなさいよ、あんた」
心配である。
鳩山 司
「大丈夫だよー。あたし、まだ子供いないし」
※詐欺はオレオレ詐欺だけではありません
白浜 空
「今の時点で居たら父親をぶっとばすわよ……。あんた本当に大丈夫? 変なメールとか開いたり返信してないでしょうね」
ガチギレ空姉
鳩山 司
空姉やさしい……>父親ぶっ飛ばす
白浜 空
うちの妹分に何してるんじゃああああああ!(カチコミ)
鳩山 司
SDK状態の空姉のカチコミ!
白浜 空
無限に撃てる猟銃と神の武器を携えて――――

鳩山 司
「大丈夫だよ。なんか10万円振り込んでくれ、って人には『そんなお金ないです』って言っといたし」
「……パソコンはこないだ何もしてないのに壊れたし」
白浜 空
「おばか!」
頭を抱える。
鳩山 司
「馬鹿って言うな!」
反射的にそう叫んでから
「……大丈夫、空姉? 頭痛いの?」
白浜 空
「あんたのせいよ。……あんた、後でメールアドレス変更ね。あんたに任せると変なとこにまで流しそうだし、変更の連絡も私が監督します」
「パソコンは……どうせ妙なウィルスでもひっかけたんでしょうから……」
買い換えた方が早いのかもしれない。
鳩山 司
「えぇ~~~~~。友達にメアド直してもらうのめんどい……」
白浜 空
「あんたね、今の時代メールアドレスも売買されてるのよ」
「『このアドレスの奴は騙されやすい』って情報付きでね。あんた、絶好のカモ状態」
鳩山 司
「やだなぁ、あたしがそう簡単に騙されるわけないじゃん」
「てか、メアドって売れんの!? gmailいくらでも作れるじゃん!」
……空姉の胃袋と頭痛が心配になってきた(PL
白浜 空
「……実は父さんに名義だけ貸してもらって電子通貨取引で資産つくってたのよねー私」棒読み
鳩山 司
「資産……っていうと、お金のこと!?」
「マジで!? じゃぁ、やっぱり1割……」
白浜 空
「嘘に決まってるでしょおばか!」チョップ
鳩山 司
「あだっ」
「ずるいぞ、空姉、騙したな!」
鳩山 司
中の人はゲラ笑いしてます
白浜 空
もはやデコピン通り越してチョップですからね
白浜 空
「……誰が『そう簡単に騙されるわけがない』って?」
「あんな棒読みに騙されるの見てたら私の方が悲しくなってくるわよ……」
鳩山 司
「空姉の頭が良すぎるんだよ……」
頭をさすりさすり
なお相対比
白浜 空
「じゃあやっぱり変なことするのやめときなさい。私よりもっと頭良くて悪い人たちがアドレスの売買とかやってるんだから」
鳩山 司
「ちぇー」
口を尖らせながらも、とりあえず空姉の言うことは守ろうと思っている
白浜 空
「……あとでおばさんにも話しておいた方が良いかしら……。司にキッズ携帯以外を渡すのが怖くなってきたわ」
鳩山 司
こめかみを揉みながらこぼしているかもしれない空を連れて、まずは母に報告に行きましょうか
ってところかな
GM
はーい! ではでは、その後のことをちょっとだけ描写。
鳩山 司
おっ
GM
司さんとお母さんに連れられ、ひょっこり帰ってきた娘の姿を見て空の両親はもちろん喜びました。喜び以外にも色々と……色々とお説教や家族会議や涙ながらのお話があったようですが、とにかく帰ってくることについては歓迎しました。
鳩山 司
よかった
GM
しばらく警察に事情聴取を受けたり、病院で色々と検査を受けられたりしたようですが……事件当時のことはまったく覚えていないということで首を傾げられる始末。検査結果も、記憶喪失以外は至って健康で、怪我の跡や病の痕跡もなし。
鳩山 司
毎日、金魚のうんちみたいにくっついて行ってよう
GM
……ただし、不思議なことに。身長が失踪当時から全く変化しておらず、体重も日々の誤差と判断していいほどにしか変化していなかった様子。
鳩山 司
神隠しだから仕方ない!
GM
まるで16歳時点の過去から、直接今に跳んできたような―――不可思議な結果でした。
まあとはいえ、健康なのは確か。家に帰ることも許され、しばらくの経過観察はあるもののまた日常に戻れるようです。
鳩山 司
「良かったなー、空姉」
のんきな司
GM
不思議なのは、警察や役所などの公的機関の訪問があるときを境にぱたりと止んだこと。
前例
鳩山 司
ぱたりと止んだのは、経過観察のような行政手続きが、と言うことでいいですか?
GM
そうですね、結構ふんわりした認識で書いてますが諸々の手続きや警察の捜査の手などが止んだ感じです
鳩山 司
ふむむむ
何か、知ってやがるな……!?
GM
警察<神隠しとかどうやっても説明できないし……
鳩山 司
割と『それはそうなんよ』案件だった
GM
お役所は逆にめちゃくちゃ忙しくなってるらしいです
戸籍とか弄らないと年齢がおかしくなるし……行方不明扱いの解除もしないと……
むかーーーーしの神隠し実例をまとめた資料引っ張り出してきてどう対応すべきかとか喧々諤々の大騒ぎだとか
近ければもしかしたらおじいちゃんおばあちゃん世代に一人は居たかもな、神隠し……
鳩山 司
公的文書として残るレベルですもんな
おじいおばあに聞いたら有用な情報が……
しかしHOとして表示されていない!
白浜 空
そう、ない!
場合によっては一緒に失踪した方かもしれないし最悪普通に亡くなってる!
鳩山 司
この街やっぱやばい
白浜 空
良い街だよ ちょっと田舎だけど
鳩山 司
なんか、このまま終わった方がハッピーエンドな気がしてきたけど、しかしサイクルとHOが残っている!
白浜 空
終わってもいいのよ……目の前にあるHOを調べずになぁ!
実際選択肢としてはあります
鳩山 司
なんと……?
てことは、バックグラウンドにある悲劇に目を瞑るパターンだなっ!?
なんだ、何が背後に横たわっているだ
GM
さあなんでしょうねー。GMから言えるのは、好きなように好きなことをやるのがこのシナリオの楽しみ方ということだけ!
鳩山 司
うううううむ

白浜 空
もっともその頃には空は既にあれこれや非常に過保護になった両親の干渉にげんなりした顔となっているのですが。
「……良かったのは確かだけど、さすがに疲れたわね……」
鳩山 司
「お疲れ! でも、まだ夏休みは残ってるし、一緒にリフレッシュしようぜ!」
白浜 空
「ありがと。……両親とも一人で動くなってうるさいし、あんたと遊ぶ日々になりそう」
鳩山 司
「願ったり叶ったりじゃんか!」
「あたしがついててあげれば、おじさんもおばさんも安心だし!」
白浜 空
「いつもあんたの方が追っかけてきてたのにねー、まさか逆になる日が来るとは」
鳩山 司
「シシシ。もう同学年だからなー」
にやにやと笑う
一年前までは、年上だからお姉さんぶられていたのだと思っているらしい
もちろん実際はそう言うことではない
白浜 空
「はいはい、クラス一緒になるといいわね。いちいち勉強教えに移動するのも面倒だし」
鳩山 司
「た、体育はあたしのが成績いいし!」
多分毎年評価10
白浜 空
「保険の座学のテストは?」
鳩山 司
「……」
「……40点だから赤点じゃないよ」
四捨五入をすれば、だが
白浜 空
「ほぼ暗記ものの科目でそれは進路を心配した方がいいわよ、あんた」
鳩山 司
「……暗記ものって、眠くなるじゃん……」
最低限の公式を使ってゲーム感覚で解ける数学だけは何気に毎回90オーバーである
(特技:数学)
白浜 空
ふふふwww 理数系は得意なのか!
「あんた、地頭は悪くないのにね。もったいない」
鳩山 司
「空姉は評価オール8オーバーじゃんか」
せっかく褒められても、空と比べてしまうあたりが、司の問題点だ
白浜 空
「……そうね、体育以外はね………」
出席点で評価は稼いでいるものの、実技点はお察しである。
「たぶんあんたは興味の問題なんだろうけど。何かそういう分野が見つかるといいわね」
鳩山 司
「うーーーーん……」
「アニメとかゲームの試験があれば……」
白浜 空
「じゃあ、クリエイター目指してみれば?」
鳩山 司
「クリエイター……」
白浜 空
「そ。プログラミングは数学や物理も必要になるでしょうし、シナリオ方面に行くなら現代国語が必要ね。あと一般教養」
「イラストレーターはまた別種の技術になるでしょうけど……」
鳩山 司
「うう、ハードルが高いぞ……」
「……でも、なれるかな……?」
自分が愛するジャンル、コンテンツの供給する側になる
そうした憧れが無いわけではない
白浜 空
「あんたに熱意があればいけるわよ。理数系の科目の時の集中力があるなら」
鳩山 司
実は、誰にも見せていないノートに、自分の妄想を書き綴っていたりしたのだ
「空姉……教えてくれる?」
白浜 空
「教えられる範囲ならね。さすがに方向性だけ教えて投げ出したりは気分が悪いし」
鳩山 司
「あたし、頑張るからさ……」
あまり見せることのない、真面目な顔で空を見つめた
白浜 空
「……やれやれ。思ったより本気みたいね」
ふうとため息を一つ。
「そろそろ進路相談とか始まるでしょ。先生やおばさんたちにもしっかり話してみな」
鳩山 司
「うん……」
自信は無さげだが、何か、思うことがあるような
そんな顔で頷いた
おしまい
鳩山 司
すみません、RPでめっちゃ長引かせちゃいました!
GM
いえいえ!
良い交流だった……。将来も見すえられるようになって良しという感じ!
ではひとまず、3サイクル目判定前という所で切りましょうか!
鳩山 司
うむ……
これをひっくり返すような悲劇は、いらないよぅ!
(でも開けないとなぁ
はいっ
GM
ふふふ、何が待ってるかなあ~~
ではでは、本日のところは終了となります。お疲れさまでした!
鳩山 司
お疲れ様です!
明晩もお願いいたします!
GM
はーい! 明日もよろしくお願いします!

空の進路希望
白浜 空
ちなみに空の希望進路は服飾系です
鳩山 司
おお?
アパレルかーーー
ひょっとしてデザインとかスケッチブックにしたりしてるのかな
白浜 空
やっぱりおしゃれが好きなのでそっち方面に行きたいみたいですね
隠してあるけど自室にスケッチブック、あると思いますね
一年の間に処分されてなければ……
鳩山 司
きっとご両親は残していてくれるはず
白浜 空
ふふ 娘が帰ってきたときのために取っておいてくれたかもですね
鳩山 司
ああ……悲劇はいらない……
悲劇はいらない……
白浜 空
平穏……(?)
鳩山 司
平穏(今は
GM
大丈夫、インセインといえど何があってもGMがついてます!
この! GMが!(冒涜的容姿を見せびらかしながら)
鳩山 司
何かを捧げれば、平穏はくれそう!
GM
代償はPOWかもしれないしCONかもしれないしSIZかもしれない。そんなナニカ。
鳩山 司
このチビからさらにSIZを奪おうと言うのか!
GM
ずずずず……(身長を吸う)
鳩山 司
ヤメローッ
ヤメローッ
GM
空はたぶん、平均的な背丈
実際の平均値よりはちょっと低めくらいかもしれない
鳩山 司
しかし司は
「空姉はスラッとしてて、モデルみたいでかっこいいなー」
って思ってそう
喧嘩の理由、こういうコンプレックスのところにありそうですね
白浜 空
相対比!!
コンプレックスを気づかずに踏みまくったお小言で怒らせちゃったんだろうな……
鳩山 司
でも当人は司を励まして、発破かけようとしてくれただけかもしれないのに!
白浜 空
おしゃれに気遣う空、もちろん体重管理もきちんとしている(運動は苦手だけどジョギングくらいは無理しない程度にしてそう)
白浜 空
あんたにはあんたの良さがあるんだから、を伝えようとしてひねくれた変換しちゃってたかも……
鳩山 司
そうそうそう
白浜 空
「あんたが私になれるわけないじゃない(互いに違う人間なんだし一番輝ける方向は違うでしょの意)」
鳩山 司
それは曲解してカッとしそう
いいぞー
白浜 空
そこから売り言葉に買い言葉になったんだろうな……
鳩山 司
そしてその後何があったんや、ってことですよ
白浜 空
何があったんですかねえ
なんか目の前で死んだらしいですよ私。司の感覚によれば
鳩山 司
本当何があったんだ
司がやったわけじゃないだろうなぁ
白浜 空
ふふふ
GM
なんかこのままだと無限に話しそうですし、そろそろ終わりますか!!
もう一時!!!!
鳩山 司
あ、ごめんなさい
ありがとうございました!
GM
いえいえ! むしろ付き合わせてしまってこちらが申し訳ない
ありがとうございましたー! また明日!
鳩山 司
また明日!

初日終了後
鳩山 司
てか、この曲聖子ちゃんなんですな
GM
ですね。地味に松田聖子さん
和風ホラーにならなーんにでも合う万能ソングなので重宝しております
鳩山 司
なんでこんないい曲で、しかも聖子ちゃんがCRぱちんこ稲川淳二なんだw
あんなうるさいホールの中、どういうシーンで流れるのw
GM
んふふふww
びっくりしますよね、これがパチンコ産の曲なの!
鳩山 司
なんだろう、リール回ってる間に稲川淳二の怪談聞けたりするのだろうか……
そしてエンディングでこれが流れるとか
GM
んふふふ エンディングにはちょうど良すぎる曲
鳩山 司
ですなーーーー
GM
誰だったかな……誰かのホラーゲーム実況動画で使われてて
これだ!!!! って虜になったんですよな
出典調べたらぱちんこでびっくりも通過した
鳩山 司
なるほど、しっくりくる>ホラゲー実況
GM
エンディングでね、流してたんですよ。なんだったかなー、ナナシノゲエムの実況だったかな
鳩山 司
あ~~~
ナナシノゲエムだったら合いそう
GM
あまりに万能ソングなのでCoCとかインセインの待機曲として大活躍してます
鳩山 司
覚えておこう
そして私も使おう
GM
ふふ おすすめです
iTunesでも買える!
鳩山 司
買おう!
GM
今回は結構こう、あの選択を出したかったので急かしちゃいましたが本来はゆっくりで大丈夫ですからね……!(本編)
5サイクル目、何をするかを決めてじっくり煮詰めていきましょう……
鳩山 司
ふむむむ
GM
次回までの時間はたっぷりある!
鳩山 司
背後に何があるかまだわからないからな~~~~~~
GM
ふふふふ
じっくりじっくり司さんと空の関係性も醸成されてきた感じありますしね……
将来のことについて話したりとかこう、青春
鳩山 司
そうなんですよ
せっかくアパレル系目指してるお話をいただいたので、盛り込む盛り込む
GM
もりもり………
空も結構突き放したようなこと言ってますけど、要約すると「私のことは気にしないであんたのやりたいことやりな」なので……
鳩山 司
そうなんですよな
司も過去の喧嘩の時のことがあったので、今度こそはちゃんと受け止めようと
GM
一回(強制的に)距離置いたことで色々と上手く噛み合い始めてるんですよねえ
なおマスターシーン
鳩山 司
司にとっては、この1年間で空姉が自分にとって、どういう人かが非常によくわかったので、色々素直になってるとこはあるかもしれませんね
とはいえ、当初の予定よりはだいぶ『お姉ちゃん好き好き』になってしまっていますがw
GM
ふふふふwww
鳩山 司
マスターシーンだけがとにかく不穏
GM
空の方も、本人は素直ではないけど世話焼きなので……司さんが素直に受け取ってくれるのが嬉しくてついついちょっと甘くなってる様子。口うるさくはあるけど
鳩山 司
このひとときが……とにかく尊い……このひととき……
GM
ひととき………
言い方はアレですけど、この夏休みがある意味一番空を独占できる時間でもありますしね……
なんせ空側に予定が全くない
鳩山 司
普段は夏期講習とかですっごい忙しそう
去年の夏休みは、それで忙しかったりして、司的にさびしんぼ拗らせて喧嘩になっちゃったのかな
GM
デザイン関係の勉強も詰め込んでるでしょうしね………
あんまり構えなくてバツの悪さもあったのかもしれない
鳩山 司
今年の夏は、2人にとって特別な時間なのだ
GM
どちらにとっても、ゆっくりと共有できる時間……
大学に進んだらまた進路違いますしね
鳩山 司
それまでに司は姉離れしなくては
GM
ふふふ なんだかんだ空も妹離れしないとね……
結局起こしに行ってるし
鳩山 司
優しい……
GM
なんだかんだ習慣だからやんないと座りが悪いのよとか言ってる
鳩山 司
「モーニングルーティーンであたしの頭はたきにこないでほしい……」
GM
「はたくのはそうしないと起きないあんたのせいよ」
鳩山 司
「バカになったらどうすんだよ!」
GM
「心配しなくてももう手遅れよ」
鳩山 司
おかーさんは毎朝「またやってるわねー」って朝ごはん準備してるんだ
GM
ぎゃんぎゃん言い合いながら朝ごはんを食べていったりいかなかったりしたんだろうな……
本当に機嫌が悪いときは窓から枕が飛んでくる
鳩山 司
たまーに珍しく起きてて、枕直撃を受けてベッドマットに沈んだりしている
GM
雨の日かつそんなに雨足が強くない日とかにありそう
鳩山 司
「今日は起きてたじゃんか!」
ってぷりぷりしてそう
GM
「目覚ましがうっさいのよ……!」
梳かしても梳かしても爆発する髪に苦戦した形跡があちこちに
鳩山 司
そんな姿を見ることができるのも、司だけの特権!
GM
幼馴染ゆえに!
クラスの男子は確実に見られない姿です
鳩山 司
何か憧れ持ってる男子が噂してたら、姉ちゃん取られちゃうような気がして、
「あんなんだけど、すごい癖っ毛で、毎朝頭爆発してるんだぜ」
って吹き込んでそう
白浜 空
そして広まる空の爆破髪情報……毎朝やたらと視線を感じる気がして(もしかして寝癖直せてないのかしら……!?)としきりに髪を気にする姿があったとかなかったとか
なお所業がバレるとチョップ超えてゲンコツが降ってきます
鳩山 司
寝癖きにする空姉かわいい
「んぎゃーっ?!」
ゲンコツ落とされた司の悲鳴が響き渡りそう
白浜 空
おしゃれにこだわる分、人目も人一倍気にしてますからね……
「あんたね、他人が気にしてることをなに気軽にお話のタネにしてくれちゃってるのかしら……!」
振り下ろした拳から煙が出ている(古典的表現)
鳩山 司
「うう……いいじゃんかー。癖っ毛同盟のよしみで大目に見てくれても……」
白浜 空
「私があんたのとぼけた寝顔を校内新聞に大公開しても同じこと言えるならそうしてあげる」
鳩山 司
「いつの間にそんなの撮ってたんだよ!?」
戦々恐々
白浜 空
「あんた……毎朝毎朝誰が起こしてると思ってるの? 芸術点が高い日は思わず記録に残したくなるときだってあるわよ」
鳩山 司
「うう、これキョーハクってやつだ……いけないんだぞ」
たぶんサメちゃん抱っこしながら、幸せそうな顔で大口開けて寝てるショットなんだろうな
白浜 空
「まさか。私はあんたになーんにも要求せずに仮定の話をしただけよ。脅迫は成立しないわ」しれっと
「ちなみに私の携帯からデータを消しても無意味よ。おばさんがもうアルバムにしてるもの」
鳩山 司
「なんで、おかーさんまで?!」
白浜 空
「あまりにも綺麗に撮れたから自慢したことがあったのよ。そしたら成長記録として残したいって言ってたわ」
鳩山 司
おかーさんのアルバムの中で、赤ん坊の時の寝顔と並べられてそうw
GM
ふふふww
大口開けて寝る顔が年齢順に並べられてるのか……
鳩山 司
ほっこり
司は赤面
GM
帰宅後に存在が確定するアルバム
「恥ずかしいと思う感性があるなら自分で起きれるようになりなさいよ」なんてお小言を降らす空
鳩山 司
結局いつものお小言にやり込められてしまうのだった
GM
なお、神隠しに際して当時使っていた携帯は紛失しているので寝顔データはアルバムにのみ残されている模様
鳩山 司
貴重なデータだ
(寝落ちしていた)
GM
司さんが1人でも起きれるようになったので余計に貴重に……!
鳩山 司
そうだ、せっかく空姉帰ってきたんだから、めっちゃ2ショットセルフィ撮っておこう
昨日のモールとか多分撮りまくった
GM
しょうがないわねえ、他人の迷惑にならないとこにするのよって付き合ったでしょうね………
カラオケでめっちゃ撮ってそう
鳩山 司
当初は喧嘩しまくってる設定が、気が付いたら本当に『うちの自慢の姉ちゃん』になってしまった
GM
やはり一年失った期間があったのが大きい……!
元々生活的に密着してた2人でしたからねー、一度失った傷はなかなかね……


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本作は「河嶋陶一朗」「冒険企画局」「新紀元社」が権利を有する『マルチジャンル・ホラーRPG インセイン』の二次創作物です。