突発フリートークのお時間です。
前にもやったんだけど、あの佐倉とこの佐倉は違うから!!
真・女神転生TRPGの佐倉についてはこちら。

CoC佐倉

メガテンが終了した後、波照間が『地獄はやさしい』を経験することによりうまれた探索者、牧志浩太と関わることにより肉体的・精神的に大きく変化している。
牧志を無力な一般人であるとして敬遠するもその根性を認めて友人として付き合う第一期、契約に巻き込んでしまってから痣を消そうと調査するうち探索者として覚醒する第二期、あまりにも牧志(と自分が)事件に多く遭遇するので同居し始めるも狂気に彩られる第三期、同居人が増えてにぎやかになったり二人の体が異変に曝されることが多くなる第四期、それからの第五期って感じ。ここまでで年数は有耶無耶になってしまったが、女神転生終了から第三期あたりまでで二年くらい経過している。

他に、波照間同様『地獄はやさしい』を経験した佐倉A、魔術師となって塔に閉じこもる牧志に付き添う塔佐倉、事件で子供になってから戻れなくなってしまい心体のギャップに苦しむ子供佐倉、とある事件で人間ではなくなってしまったN佐倉など、別世界に多数のバリエーションが存在する。


メインルート

第一期(地獄はやさしい~対の棲みか)

佐倉光は、幼い頃に抱えた暗い記憶をいまだにトラウマとして背負い、人との関わりを避けてきた青年である。しかし悪魔使いとして覚醒したことで自信を得ると同時に、人や世界への信頼を少しずつ取り戻していった。

彼が変わるきっかけの一つとなったのが、一般人でありながらも自分を助けてくれた牧志浩太との出会いだった。佐倉は彼の存在を気にかけるようになるが、危険に巻き込みたくないという思いから距離を置こうとする。
しかし実際にはたびたびトラブルに巻き込まれ、そのたびに牧志に助けられることとなり、次第に彼がただの無謀な人間ではないことに気づいていく。やがて牧志が他者を助けようとして窮地に陥った際、佐倉は迷うことなく救出に向かう決断を下した。

佐倉は仕事とは直接関わらない異変にも強い好奇心を抱き、積極的に情報を集めようとする。新しい経験を求める気持ちは強く、未知の悪魔や神話的存在を前にすれば、すぐに《アナライズ》で解明を試みるのが常である。異変に遭遇すること自体にも次第に慣れ、今では「たまに訪れる面白い事件」として受け止める余裕すら見せている。

一人暮らしをしているが、牧志のことを何かと気にかけるようになり、ともに出かけることも増えていった。ただしその想いは守るべき存在への責任や信頼に基づくものだ。彼に対して素直に言葉をかけることは少ないが、異変から遠ざけ、守るべき相手として意識しているのである。

第二期(100万回目のハッピーバースデー~俺の部屋のカーテン幅が足りないんだが)

佐倉光は、友人となった牧志浩太と共に行動する時間を楽しむようになり、ゆっくりと過去のトラウマを癒やしていった。人間関係も少しずつ広がり、人と会うことや食事のひとときを大切に思うようになっていく。牧志を危険に巻き込むことを恐れつつも、常に傍らにいる彼に強い信頼を抱くようになった。

しかし危機に直面した際、命惜しさから悪魔との契約を急いでしまい、その結果として牧志に「契約の痣」を刻ませてしまう。佐倉はそれを深い負い目として抱き、痣を消す術を求めて調べ始めることになる。さらに、彼の精神には『隻眼の牧志』が宿ることとなったが、その存在を自覚する方法を持たないため、不安を募らせていた。

やがて佐倉は夢の中に囚われ、自身が悪魔使いであることを忘れ、『無力な一般人』として過ごすことになる。しかしその中で、力を持たない自分自身の意思で牧志を救おうと決意し、真の意味で『探索者』として覚醒を果たした。

その後、佐倉と牧志は「自分たちはどうやら異常な出来事に巻き込まれやすい」と悟り、互いを守るために同居を始めることにする。佐倉はときに牧志を救うため自己犠牲的な行動に出ることもあるが、それは本人にとって無自覚なものであった。

第三期(ヒナドリ ・ イングレイヴド~せんたく)

PLたちの遠慮がなくなってきて、あまりにも酷い事件に立て続けに遭遇したことで、佐倉光と牧志浩太は精神的に深く疲弊していった。佐倉は強烈なトラウマを植え付けられ、牧志もまた心を病んでいく。佐倉は過剰な精神的ダメージにより牧志へ酷く歪んだ執着を抱くようになり、監視カメラで常に彼を観察したり、すべてを手に入れるために心臓を喰らおうとするなど、異常な行動を取るようになってしまう。やがて牧志を傷つけることを恐れ、家を出る決断を下した。

離れ離れとなった日々の中でも、奇妙な因縁や強制的な引き寄せによって再び関わらざるを得ない状況が続く。その長い時間を耐え抜き、互いに壊れた心が少しずつ癒えるまで過ごすこととなった。そんな日々の中で佐倉は「シロー」と出会い、保護者として世話をするようになる。これをきっかけに人との関わり方の幅を広げ、人と共に生きる術を学んでいった。人間的に少し丸く穏やかになる一方で、かつて強く抱いていた危険な知識欲は無意識に抑え込むようになっていく。また牧志の強かさを理解し、異常事態の中では彼に頼るべきだと考えるようになった。

その後、ある事件を境に佐倉は「常に体がばらばらになるような苦痛」を抱えるようになり、左目と左腕には大きな傷跡も残った。しかし、ある優しい怪異から贈られた「桜色の勾玉」によって痛みは抑えられ、日常生活には支障が出ない程度に保たれている。数多の奇妙な体験が彼の精神と肉体に深い歪みを刻み込み、のちの人生に長く影響を残すこととなった。そうした経験を経て、佐倉は通常の「魔法」とは異なる《治癒》の術を扱えるようにもなっている。

そして、時折ふとした瞬間に過去の記憶を思い出すことがある。妹に作ってもらった目玉焼きの味。家族に買ってもらったものの、今は壊れてしまった目覚まし時計――処分せず、今なお手元に残しているそれらは、佐倉にとって忘れがたい日々の証であった。

第四期(嗚呼、素晴らしき偶像!~不完全なる図書館)

やがて、浩子たちが仲魔となったことで佐倉光と牧志浩太の家は随分と賑やかになった。生活に新たな人の気配が加わり、佐倉の日常は以前よりも豊かで明るいものへと変わっていった。とはいえ異変の頻度が減ることはなく、むしろ「契約の痣」だけでなく牧志自身がそうした特性を持っているのではないかということが、朧げながらも見えてきていた。

凄惨な実験をも経験する中で、佐倉は牧志との縁を一蓮托生と言えるほどに強いものだと認識するようになる。もはや意図的な隠し事をすることもなくなり、危機に陥れば積極的に彼に助けを求めるようになった。家族のような存在が増えたことで食事や生活のリズムも整い、健康的な日々を送れるようになったのも大きな変化であった。

この頃になると佐倉は随分と異変に慣れ、かつてのように貪欲に知識を求めることは少なくなっていた。知識を追い求めた結果、自らを破壊してしまう経験を何度も経たからだろう。今ではそうしたものに背を向け、敢えて手を伸ばさないことも多くなった。

それでも、とある実験によってしばらく通常の生活を捨てざるを得なかったときには、束縛から解き放たれる自由を感じると同時に、強い孤独にも苛まれることになった。騒がしく、トラブル続きであった日々こそが、かけがえのない時間であったのだと痛感する。

ちなみにこの時期、異星人の知り合いができたという奇妙な縁もある。相手が佐倉のことをどう思っているのかは分からないが、それもまた彼の奇妙な日常の一部を彩る出来事であった。

第五期(おばけのまち~)

もはや牧志と共にいるのが当たり前と感じているし、かけがえのない存在だと自覚している。失うことを強く恐れてもおり、彼の危機に対する『引き際』は見失いがち。
なんだかんだと長期のトラブルに巻き込まれる事が増えた。

自分たちの精神や魂が危ういということは自覚しており、なるべく自身の肉体や精神のバランスをとることには前以上に気をつけて生活している。(2025年8月現在)

佐倉A

牧志浩太とは出会っていないため、真・女神転生の頃のパーソナリティと同じ。
関わることになった「月影蓮」には危険な悪魔などに関わらないで欲しいと思うので何も教えず姿を消した。

塔佐倉

ロストした波照間を救うため塔と化した牧志の人間性を守るために、通常の空間と隔絶された塔に居続けており、外の世界と塔の中を繋ぎ、人間的な生活を牧志に思い出させる役割をしている。
時折起こる奇妙な事件に心を癒やされたり絶望したりしながら、失われてしまった波照間と東雲への手がかりを探している。
まともな手段は試し尽くしたため、本編より性格が大胆になっているほか、牧志への感情を見失うこともある。


ただでさえ塔では時の流れが歪んでいるため随分長い刻を過ごしているのに、とある事件でそれが更にかさ増しされた。
余暇にはタンバリンを叩いて演奏するのが小さな楽しみ。

子供佐倉

肉体が子供に戻ってしまい、大人に戻れなくなってしまった。
牧志に保護者になって貰い、小学校に通っている。友人は同級生の『悠』ほか多数。

最初期は大人の記憶と知性を持っているのに、子供としての欲望や衝動、肉体の限界に強く悩まされていた。自分の行動限界を考えずに動いたりすることで事件に巻き込まれてしまったこともある。
様々な事件を経て「自分は非力な子供である」ということを呑み込んでからは、子供であることを武器に戦うようになる。本編の佐倉よりもかなり明るく感情的で悪戯好き、多少短絡的。集中力も高くないし体力がなく手も小さいなどがハンディになり、PC関係の能力は下がった。

とある事件以来、牧志共々、精神を落ち着かせる「もぞもぞ虫」を脳に棲まわせている。
これは脳に寄生する虫で、一見好ましい特性のように見える。しかし実は怪異を呼び寄せる疫病神であることを、二人は知らない。

N佐倉

牧志と共に人であることを捨てた佐倉。
今も人間としての生活を続けているが、それも「シローが独り立ちするまで」と思っている。
悪魔使いはクビになってしまったので暇つぶしにハッカーを続けているが、全体的にかなりいい加減になった。

どうでも良いことではあるんですが

佐倉は19んときに飲酒してるけど、中の人はやるべきじゃないと思ってますよ。ハッキングもそう、殺人もそう。キャラクターの倫理とプレイヤーの倫理は別だからね!
って当たり前のことなんですけどね。

ちなみに佐倉、脳に悪いのでそこまで積極的に飲酒はしないです。

イラストについて

ちょちょっとラクガキしようと思ったら思いのほか苦戦しました。
いつもの逆の方向からだと前髪どうなっているのかよくわかんない!
でも折角だからいつもの角度では見えない傷跡が見えた方が楽しいかなと思ったので頑張りました。

いつもの絵(Picrew)が気に入りすぎていて、なかなか成長した絵が描けないんだよね……

元のキャラ絵

Picrewで作ったキャラをもとにしています。

【こっち見んなメーカー】 – Picrew

コメント By.くーな
もはや女神転生での経験よりCoCでの経験の方が分厚くなってしまい、別人レベルになるまで変わってしまった佐倉。

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