うちで遊んだCoC(クトゥルフ神話TRPG)のシナリオも随分増えましたので、「こういうシナリオお求めならこれ遊んでみて!」ってシナリオ紹介記事でも書いてみるかな、という感じの記事です。
ネタバレなし、軽いネタバレつき、の二段階でご紹介しています。ネタバレつきは、興味を持った方でKPをされる方が簡単に要素についての情報を見たい場合、という想定で書いています。PC予定の方は見ない方がよろしいかと!
今回はこども化・幼児化要素があるシナリオ。
紹介順は遊んだ順の(新→旧)、またキーワードの適合率(高→低)となっております。
楽しいこどもライフを!
波間のダージュ
▼ネタバレなし紹介
みんなで妖精さんになって異世界でエモ生活をしよう!
関係性がリセットされ、みんな同じくらいの年齢になれます。異世界人、ロスト者、大体どんな設定でも一緒に遊べるのがGood!
結構一緒に遊ぶ機会もゆったりRPする機会も多めなシナリオです。
ただし展開によってはがっつり15R(エロではない)入るので注意。
▼ネタバレあり紹介
KPCのみ特殊設定あり。前半から中盤はエモ高め、後半はダイナミックでヒロイック。
全てを忘れて子供でいられる期間、姿だけ子供で中身は元通りな期間の両方の時間がそれなりにあります。
色々な神格に会えたりするダイナミックでバランスの良いシナリオ。
CoCっぽさとヒロイックとエモ、ドラマと構造のバランスが良いと感じます。
全員でシナリオを最後まで遊ぶことが保証されており、リスクもリターンも大きめ。
15Rは、(キャラクターによっては無理矢理)人が人を殺害するなどして食べる、という展開になる場合があるため。
当卓ではタイマンでそれぞれのPCを複数人出し、メインPCをひとり立てて遊びました。
おばけのまち
▼ネタバレなし紹介
がらんとした見知らぬ街でおばけに怯えながらふたりで深夜徘徊。
「子供の頃」がないようなPCにも遊べるし、むしろお勧めしたい。
リプレイでは「シナリオの殺意が高い」と言っていますが、25年6月現在、改定が入って少し難易度が下がっています。
▼ネタバレあり紹介
シナリオ最後まで記憶は戻りません。
新たに「子供の想い出」ができるシナリオなので、まともな子供時代を歩んでいなかったPC・KPCにも癒やしとなるでしょう。
街歩き、遊園地、線路を辿る、映画館など、舞台も色々あって楽しく、結構遊べる機会があります。おばけによって追い立てられることで緊張感もあります。
ラスト展開などはなかなかにスリリングでエモい。
緊張と緩和をうまいことバランスとって遊べれば最高のひと夏の想い出になるに違いありません。(夏とは限らないって?)
こどもぱにっく!
▼ネタバレなし紹介
PCの肉体が子供になってしまうシナリオ。
大人になる手段を探しつつ、あちこちで子供エンジョイします。
そのままの設定で遊ぶなら、冒頭でお酒を飲むので成人PCが望ましいかな。
▼ネタバレあり紹介
戻るのは任意でできるので、望むなら好きな期間戻らなくてもいいみたいです。これがこのシナリオの良いところ。
拙卓ではここで戻れなかった場合のルートとして「子供佐倉ルート」が増えました。
こういう遊びのきっかけにもなっていいですね。
7匹のもちもち神話
▼ネタバレなし紹介
厳密には子供になるわけじゃないんですが、KPCがもちもちした小さなかわいい生き物に分裂します。
子供じみたわちゃわちゃするKPCを楽しみたいときにお勧め。
CoCっぽさと悪ふざけがミックスアップされた、たまらない人にはたまらないシナリオかと思います。かわいい。
この手のシナリオのお約束ですが、KPにはアドリブ力があった方がより楽しいかと思います。
▼ネタバレあり紹介
いつものKPC(見た目は小さくてもちもちしてる)とタッグを組んで、もちもちKPCズを探し回る前半……のあとに、元凶が出てきてもう一山あるのが面白い。
よーく考えればグロくない? という出来事もありますが、そのへんシナリオに「グロく痛くしないでね!!」という注意書きが何度も書かれている、作者さんの優しさが滲むほのぼのシナリオです(!?)。
拙卓では、もちもちKPCたちはKPCの口癖をそれぞれ一種鳴き声とする、という設定でやりました。
解決法も悪ふざけに満ちたぶっ壊れで楽しいです。


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