突発フリートークのお時間です。

これは佐倉と牧志がセットで動くことが多い、女神転生TRPG派生タイマンCoCシリーズのひとつのシナリオについて、大変致命的なネタバレがあります。
イラスト見てからシナリオ名を知るだけでもかなり大きな要素についてバレが生じます。たぶん。
っていうか絶対知らない方が楽しいネタです。
本編読んだ・遊んだことある方のみお進みください。
内容は、イラストそのものについてのコメントと、イラストに描かれている彼らについて、牧志の中の人と色々話したやつの記録です。当事者用記録ページの色が濃いかな。

こちらには『1100』と『地獄はやさしい』のネタバレがあります。

もう警告したからね!

あまりにも創作意欲がかき立てられてしまったので描くことにしたのだ。
色々な牧志がっていうのももちろんいいけど、紅さんやハロウィン牧志と会えるのとにかく嬉しいよ!
一部本編と情報かぶります。


一番最初に描いたかも知れない『紅』。中身がかなり波照間さん寄りなのと、クールなお兄さんっぽかった紅のイメージを継いでいるので、涼しげな感じをメインに置いてます。牧志なのに眉太いな。
背景実は一番困った。サーバルームなのに窓があって外が? いやここはサーバルームではない、端末が一杯ある部屋なのかな?
よくわかんないのでサーバとモニタが窓際にある謎部屋になりました。
ちなみにナックルCOMPに表示されている文字は、真・女神転生OPで表示されている悪魔召喚の呪文だったりします。
-232-:紅さん
ナンバーは波照間のキャラクターシートアドレスの一部
KP
波照間と一緒に渋谷を拠点にデビルバスターやりつつ、神話事件にも絡んだり絡まれたりしています。因果が逆転していて、この世界では赤い痣は波照間が負っています。今の世界よりもう少しコンピュータ技術が発展している、近未来的な世界です。

小ネタ。
佐倉さんが全ての鍵を刺すシーンで-232-だけ佐倉さんに触れていないのは、彼だけ佐倉さんの相棒ではないからです。
佐倉 光
逆に言えば他のみんな全員関わりあるの凄いな。
強い牧志イコール悪魔使いに非日常に引きずり込まれた牧志だからなんだろうかw
KP
なんですよ。関わりあるからこそ平穏な日常を送ってないのかもしれない。
佐倉 光
まあ発端からして……
KP
それはあるんじゃないかなー? と思います。発端も発端だし。あの事件以前に分岐した牧志も他にいるはず。
佐倉 光
紅さんシナリオから別人な上にだいぶ攻撃的になってるぅ!
でも会えて《デビルシフト》できて楽しかったー!
KP
紅さんは、もう頼りになる前衛お兄ちゃんのイメージが強すぎて強すぎて。佐倉さんが一番ギャップの強いオニに《デビルシフト》したの、面白いしかっこいいし楽しかった。
佐倉 光
出すなら一度見た事があるか、契約した事がある悪魔だなぁと思って、
折角なら強い体になりたがるだろうなぁ、と思ったらオニしか選択肢ありませんでした。
ラミアや猫やおじいちゃんだと、ちょっとその、なんか違うかなと……
KP
ラミアさんだと強いけどすごい体験をすることになっちゃう……
ラミア……諸事情で佐倉と一番長くいる仲魔。自分から佐倉に憑いているらしい。下半身蛇で上半身裸のグラマラス鬼女。よく佐倉や波照間をからかって遊んでいる。
猫……最初に佐倉の仲魔になった魔獣ケット・シー(紳士)。物理攻撃は苦手。見た目が童話のキャラを思い出させたせいか、佐倉に『ナガグツ』と呼ばれていた。
おじいちゃん……面倒見のいい妖鬼アズミ。つよい。実は真・女神転生の攻略本で極東に棲む深きものの一種と説明されていたりする。
オニ……なにかと縁が深い妖鬼。ムキムキボディの脳筋。普段見えたりはしないが、佐倉の背後にも一体憑いてる。
KP
・あ、細かいところですが佐倉さんが〈コンピューター〉技能で攻撃できること、紅さんが前衛なこと、雰囲気優先したことから、未来世界KPCから貰える【初心者向け電気銃】はオミットされました。
佐倉 光
みんなのスキル、結構攻撃的になってましたもんね。
電気銃よりは《召喚》の方が楽しかったと思うのでいいと思いますっ!
KP
わーい! 《デビルシフト》を佐倉さんが使ったときのシーンがほんとに好きです。

佐倉 光
魔きしさんは見た目いじってるらしいからそばかすがありません。
閉じこもっているらしいので肌は白いです。
実は魔きしのイラスト、ご本人に手伝って貰うなんてことをしています。鎖と宝石が大変でーって話したら「手伝いましょうか」って言って貰えたのでつい……!
下の方の太い鎖は私ちょっぴり描き足して影つけるくらいしかやっておりません!
魔きしのデザインは半分やっていただいたようなものです。
描きながら二人でデザイン詰めてくのも楽しかったなぁ。
頭の所の格好いい呪文エフェクトが実は……って話には度肝を抜かれました。うーん。イマジネーション。

-149-:魔術師(魔きし)
KP
佐倉さんがコンピュータ主体、牧志は魔術主体で、魔術師として神話事件に対処しています。牧志は半分人間をやめています。あの書庫の中に繋ぎ止められていて、普段は外に出ることができません。

年齢不詳で、見た目の年齢や姿をある程度変更できます。

-444-の牧志を敵の目から隠すために、子供の姿に変えて記憶を書き換えたのは彼です。
つい真理に手を出してしまう佐倉さんを、今回の流れみたいに止めたりちょっと呆れたり、でも「らしいな」と思っていると思います。

-444-の牧志の正体についてだけ、彼は嘘を言っています。〈心理学〉成功したら嘘に感づけていました。
 -444-の牧志が分岐した牧志ではなく、あなたの世界の牧志であることを彼は知っていましたが(隠した張本人なので)
 敵に聞かれないように黙っていました。
 ・会話時にずっと穏やかに話していたのは、感情が動くと結界が破れてしまうからです。
  最後だけどうしてもきちんと「頼む」と言いたくて、精神力を振り絞って結界を維持したまま真顔になりました。
佐倉 光
嘘か~、あいつ平気な顔で嘘つける強かさが身に付いたんだなと思ってたけど、なるほどなぁ。
KP
割とキーポイントな立ち位置にいるからこそでしたね。>嘘
感情の制御にもちょっと長けているのかもしれない。
佐倉 光
割と魔きしくんパートの元NPCさんとPCさんの関係から、魔きし&佐倉、近いようで逆転してて笑っちゃった。
絶対あの世界魔きし君の方が立場強いぞ
KP
そうそう。まあそういうのあっても面白いよねって黒い本棚出したら、あまりにも面白い一言頂けて関係性が逆転しました。
魔きしの方が立場強そうだし大人びてそうだし日常から外れてそうなんですよねぇ。
佐倉 光
多分動けない牧志の代わりに外に出て、SAN値削っちゃ色々アブナイ物持ってくるんじゃないかな佐倉。
で、機械で彼の研究アシストしてる感じで……
「ルルイエって書いてる本手に入れてきたぞー。読んだらゾクゾクしたしなんか使えそうじゃないか?」みたいなノリで。
そんな、対の棲みかみたいなこと延々とやってるとか。
KP
ああー、やってそう。ここもまた相補う感じでその関係性、いいなぁ。互いに手であり頭である。

本当にやばいものだったらそっと受け取ってあの黒い本棚にしまうんでしょうね。
佐倉さんに、外に出たときに見たもののことを話してもらいたがりそう。新しい喫茶店ができたとかそういう。
佐倉 光
外に向いてた牧志が閉じこもって、外の情報に触れて持ち帰るのが佐倉になってるの面白いですね。
KP
今とは逆に、牧志を人間と日常に最後につなぎ止めているのが佐倉さんになっている気がします。
佐倉 光
そういうのも面白いなぁー
KP
書庫の一番下で佐倉さんと飲みやってたり、思い出話したり買ってきてもらった物を酒の肴にしたりするんでしょうね。楽しい。(その状態の牧志が酔えるかどうかは謎)
佐倉 光
何となくこの世界の佐倉精神分析高そう……w
KP
ああー、高そう。ふとした時に滑り落ちかける牧志を引き戻してくれて。
佐倉 光
魔術の塔の底で普通に缶ビール開けて学生の飲み会みたいなのやってるのも面白いですね。
KP
珍しいクラフトビールとか買ってきて「そのビール何? 初めて見た」とかやってそう。おつまみのネーミングとか、くだらないことで笑って。
佐倉 光
そして酔っ払った佐倉が隙を突いて黒い本を狙うと。
KP
狙うと。でも気がつくと寝てたはずの牧志が横にいて、開いたはずの本は手元にないと。
佐倉 光
魔術に浸って何を求めているんだろうな、牧志君……
KP
何を求めているんでしょうね…… 何かを探しているのか、何かを守りたいのか、それともただ、知りすぎて戻れなくなってしまったのか。
佐倉 光
佐倉も全面協力してる事考えると、波照間さんになんかあったのかなぁ……
牧志くんと波照間さんがなんか巻き込まれて、なんとか牧志君だけ魔法を駆使して帰ってきたとかかしら。
KP
ああー、成程…… 佐倉さんも協力してるし、確かにありそうです。

牧志だけ魔法を駆使して戻ってきたのか、波照間が牧志を守って、牧志だけ生還させたのか……。後者もありそうです。
もしかして今後予定しているダブルPC話で片方ロストエンドになっちゃった……? >魔きし
佐倉 光
な、なるほど……?
KP
牧志と波照間が巻き込まれてってそういうことかなって……
佐倉 光
そんな感じのルートを作っておけば良いのですね。
KP
本筋では両生還できるように頑張りたいけどそういうことですね。
佐倉 光
なるほどなるほど。いいネタいただいた。
KP
わーい。

KP
鎖塗ってた時に思ったんですが、本当に魔きしの痣が気持ち悪いというか悍ましくて好きです
佐倉 光
やったぁ! ここは動いてるって書いてたしがんばってみました!
KP
ありがとうございます!
これが蠢いていたら、見た瞬間に反射的に人体への脅威と感じてしまって「うっ」ってなるタイプのやばさだろうな、と感じられて本当に好き 触手を伸ばすように、少し食い込むようにして蠢いていそう
魔きしくんがこんな風になってしまったときのことなんかのイベントについてちょっと長目に語ったので、最後にでもつけときます。

創作意欲をかき立てられたきっかけはこの人かなぁ?
今と全然違う過酷な環境の牧志ってどんな顔しているんだろう、どう見えるだろうってのを描いて並べたくなった。
ただ、描きたい要素が多かった、私がこの系統の絵を描くと無駄にかき込みが増えがちなせいで、割とあっさり纏めていた他の絵とのバランスが悪くなってしまいました。
しょーがないから他の絵もがんばって密度増やしてみたけど、なかなかバランスって難しいね!
-036-:片目牧志
シナリオの-036-は目も腕も失っておらず、『そのへんで拾ったショットガン』を持っていました。(『悪魔使いの銃』と性能は同じ、MP消費はなし)
また、彼は果てない砂漠でPCとの想い出の品を捜していました。
また、PCのSAN値がなくなった時に、一度だけ回復して復活させてくれます。その際、この鍵は壊れてしまいます。
KP
実は、紅さんに次いで分岐したのが早い牧志です。年恰好が元の牧志に近いのは、歳を取る前にああなってしまったからです。
佐倉 光
荒野の牧志君だいぶシナリオと雰囲気違う上に、都合上持ってた武器がまんま想い出の品だった!?
KP
武器は「そういえばショットガン持ってたよな佐倉さん」ってなってああなりました。偶然の一致が過ぎて重ねるしかなかった。
あ、ショットガンにMP消費入れたのも改変ポイントですね。あれだけダメージでかすぎない? ってなって入れました。(成功率低めだからかもですが)
佐倉 光
荒野牧志《リカームドラ》(復活、コストは自死)担当だったのー!?
ただのギャンブル担当じゃなかった! ひぇぇぇぇ。
KP
実はそうなんです。佐倉さんのSANならまず起きないだろうとは思ってましたが、美しいけど、発生しなくてよかった!
荒野牧志が「俺にできることなら」って何度も言ってたのは、最悪《リカームドラ》する覚悟があったからですね……。
佐倉 光
ダメ絶対。

佐倉 光
片目さんは要素を全部この絵に見えるように入れるのは無理なので、片目を強調しました。
なくした右腕のあたりから服がざっくり裂けてて、中に着てるシャツはほとんど肩に掛かってるだけになってます。ゆえに画面外で見えませんが実は露出度高いです。
目玉自体が潰れてて、瞼が垂れてる感じ?
KP
片目牧志の眼にあまりにも光がなくなってしまっていながら、目元の雰囲気に牧志っぽさが残っているのが心を打ちますね……。
佐倉 光
今の牧志に年齢近いなら、PC佐倉にとっての相棒との類似点も多いわけで、そんな人がボロッボロでからっぽの世界にいたら、そりゃ多少強引でも連れ出したくなるんだよ……
KP
ここ最近の佐倉さんへのダメージがすごい!
牧志と遊びにでも行ってアホな映画でも見て気晴らししましょう…… って言いたいけど、それはそれで笑ってる牧志の顔見て-036-のことを思い出してしまったりしそう >彼らの中でも類似点が多い方
佐倉 光
それでダメージ食ってる佐倉を見て036さんもダメージくらう(?)という完璧な布陣ですね!?
折角色々な刺激が受けられる環境に戻って来たってのに純粋に楽しめないとは気の毒な。
あれー、連れてきて良かったんですかこれ??
KP
それでもダメージすらない、変化もない、陽も上らない、誰の声も聞こえない場所でゆっくりと砂に心を削られていくよりはずっといい、と思っているんじゃないでしょうか。

後ろでアホな映画見て一緒に笑ってるかもしれませんし。例え声が届くことはなくても。
(割と近いから笑いのツボ牧志と一緒そう)
佐倉 光
それで少しでも安らげるならいいんだ……
KP
牧志や佐倉さんに事件以外の日常があるように、彼もその日常を楽しそうに、眩しそうに眺めていると思いますよ、きっと……。
佐倉 光
もう存在がガーディアンみたいなものだし、守護天使のオニさんと話せてるといいなぁ。
KP
なるほど?
もしかしたらどこかでチャンネルがあって、たまに互いに声が聞こえたりするかもしれない。
そうやって話す相手がいるといいなぁ。
今動いている話『静寂の舞手』で早速ちらほら出番があります。
佐倉 光
『対の棲みか』の時に「独りになるのが一番怖い」って言ってたなぁ、牧志君。
やっぱり彼は人に囲まれて笑っているのが似合う。
KP
言ってましたね。そう思うと荒野の牧志……。
佐倉 光
そう、それを真っ先に思い出した。
今日『対の棲みか』を見直してましてねー。ほんとヒドイ事されたんだなと思いました。
KP
世界が滅んでからも身体の怪我はきっちり残るとしたら、『対の棲みか』で牧志が言ってた「何もできない塊として、独りきりでただ存在している」状態になるまで見てるつもりだったのかニャル様……? っていう。本当に酷い。
佐倉 光
しかも多分やったニャルさん忘れて放置しそうで。
だから割とお気軽に持って帰っていいよーって言われたのかと。
いや、イルカちゃんが「その方が面白いからー」って思ったのかも知れないけど。
KP
やりそう。>忘れて放置
あれは、選択肢にない強欲さを発揮してきた佐倉さんが面白すぎて盛大にウケたのと、その後のことを考えると削れるの見てるより面白そう! ってなったからですね。>イルカ
人間の強欲さが破滅方面に好きなイルカさんです。
佐倉 光
子供がなくなるまで消しゴムを半分に切り続けてみる程度の感情なんだろうなぁ。
感情? ないかも。
KP
ないかもしれない。別のシナリオで、ニャル様はずっとずっと退屈なので永遠に何か面白いものを探している、という解釈があったなぁ。
荒野の牧志はニャル様に目をつけられた中でも、一番運が悪かった……。

この子はラフ絵ではそれなりにいい感じにできているように思えたんですが、ペン入れて色を塗ると変、という事態に陥り、3度色まで塗ってから描き直す、を繰り返しました。やっぱり最初にバランスしっかり取っておかないとダメだなぁ。
-444-:子供牧志
ナンバーは牧志のキャラクターシートアドレスの一部
KP
子供牧志は「中身は今の牧志だ」っていう匂わせを入れたらだいぶん雰囲気が変わりました。
直前に事件の記憶のない牧志が大人子供両方出てきたので、区別をつけたかった。
(そのせいでかくれんぼイベントがオミットされてしまった)
実は彼の鍵、シナリオではKPCとかくれんぼをしてたらもらえる、なんて展開でした。
KP
子供牧志のスキルは「役に立たなくてもいいから元の牧志が持ってる技能ひとつ」なんですが、牧志といえば〈機械/電気修理〉ということで、ソフト面な佐倉さんに対してハード面からのアプローチできると相補的でかっこいいな! ってなってデータが盛られました。
牧志の技能値が分散型だったせいで成功率があんなんなっちゃいましたが。(元・〈電気修理〉
佐倉 光
子供牧志のスキル不発にしちゃったのは残念だけど、あいつの指先は真似できないな! ってことでひとつ!

もしかしたら一番苦労したかも知れないおじさん牧志。可愛いイケオジ難しいわ。今の牧志がそのまま歳を取ったらこんな風になるかな? ってイメージで優しさ重点で描いてます。
ハロウィン牧志さんよく慌ててるし可愛い行動とるしで、お茶目なイメージがあるんですよね。
-686-:ハロウィン牧志
KP
こちらはもうちょっとまだ探索者ですが、数々の事件に絡むうちに半分魔術師に足を踏み入れています。佐倉さんとは相補的なスキルを持つよき相棒です。結構年上。アーティファクトの解析や追跡をメインにやっていて、ビヤーキーのホイッスルと呪文をその過程で手に入れてしまいました。
KP
【ビヤーキーについて】
 ビヤーキーが佐倉さんまで攻撃していたのは、遠隔制御していたため、コントロールがままならなかったからです。

 あの空間が盛大に荒れていたのは、-686-の牧志が、自分の空間に黒幕を追い込んで倒そうとしていたからです。
佐倉 光
そうだったのかー。バトルフィールドだったのですねあれは。
世界とトロイの雰囲気の差で本物じゃないヒントなのかと思ってた!
「侵入者を倒せ!」って指示しか出せなかったから、佐倉に攻撃してるのに気付いて慌てて引っ込めたんだなぁ、とは思いました。
KP
だったのです。佐倉さん来て状況に気づいて慌てて呼び戻そうとしてようやく戻したのが3ターン目だし、その間に敵が佐倉さんと接触しちゃうしでアーーーーッ!  ってなってたと思います。
佐倉 光
なんとなく想像がついて面白い。
KP
>アーーッ
「えっ佐倉さん!? 戻れ、ああ違った!」とかって結構慌ててる。また佐倉さんに「落ち着け」って言われてそう。

佐倉 光
ハロウィンさん。さすがにこの見た目だったら佐倉も一発で気付くだろう……
っていうか牧志が髭生やしてる! って印象強すぎだろう。会ったとき余程暗かったのかな。
KP
 ・やっぱり暗かった(上半身が影に隠れたところから喋ってるようなイメージでした)
 ・その時佐倉さんに色々ありすぎた
 ・その後(コディペンデント)佐倉さんに色々ありすぎた
のでは……。
佐倉 光
確かに佐倉の人生も怒濤過ぎたから、一瞬影の中で見た人の事なんて詳細覚えているわけないな!


それぞれの牧志の笑いのツボ
KP
突然アホな映画が目の前に出てきたときの各牧志の笑い方……

 ・今の牧志:途中まではふふっと笑うくらいだけど、一番の笑いどころで限界突破して笑い転げそう
 ・魔きし:途中まで静かに見てるけど、どこかのタイミングでぷっと吹き出すように笑いそう
 ・片目牧志:笑えるようになるまで時間がかかりそうだけど、笑えたら今の牧志に近そう(笑い転げるまではいかなそう)
 ・ハロウィン牧志:今の牧志と近いけど、もう少し低い声でくくっと笑いそう
 ・紅さん:どうでしょう?(元中の人にインタビュー)
佐倉 光
最初は「やれやれ……」って感じに笑ってるけど突如ツボにはまって止まらなくなりそう。
あと笑いどころじゃないところでいきなり笑い出したりしそう。
感情薄い、はあくまでショゴス紅さんだし、人間紅さんはもっと笑いそうだよなぁ。
佐倉の悪戯は限界突破させたら勝ちという事だな。
KP
やれやれから突如ツボにはまって笑いが止まらなくなってるの、紅さんらしいしなんだか可愛いしいいな!!
ちょっと笑い出すツボがズレてるのもいいですね

紅さんの記憶を選んだとはいえ人間の牧志が下敷きになってるし、生まれたばかりだったあの時と違って、(デビルバスターとしての日常ではあるけど)彼らなりの日常を一年間重ねてきたわけだし、もっと表情豊かになってそうには思います。
というわけですね。限界突破させたら勝ち!!
牧志も牧志で反撃するけど、不意ついて悪戯で笑かしたりするのは佐倉さんの方がずっと得意そう。

魔きしくんがああなった理由
KP
あのあと魔きしと佐倉さんのその後について考えていて、魔きしはああなっても東浪見と電話経由での付き合いがあるという設定が生えました。
佐倉 光
東浪見くんは彼がどうなったか知ってるのかなぁ。
KP
東浪見には何も言ってないですね。「ずっと入院していて、外に出られないし、人とも会えない」ってことにしている。東浪見が深入りしてこないからなんとかなっているタイプの交友関係。
佐倉 光
そうなる時に佐倉が「本当にもう会わないつもりなのか、それでいいのか」って余計なお世話して初喧嘩になってもいいなぁとか思ってしまった。
KP
初喧嘩! いいなぁそれ。
どんなことをしてくれるんだろう。
そんなことになったら、「俺だって会いたいし、外に出たいよ」なんて、珍しく感情的になってこぼしてしまいそう。
佐倉 光
しつこく説得したりー
何とか工夫して月一くらい外に出ろとか言ったりー
いっそ東浪見をターミナルで招けばいいだろうとか言っちゃったりー
「何平気な顔してんだよ! 分かってんのか一生だぞ! 今のお前にとって一生が何年あると思ってるんだ!」
みたいな。
KP
そう言われて牧志も揺らいでしまって、本当にそうできないか一瞬考えてしまって、でも頭が回るものだからその結果何が起きるかまではっきりと分かってしまって、鎖を重そうに鳴らしながら
「……俺だって。俺だって会いたいし、外に出たいよ。東浪見だけじゃない。ミントさんにも、大学の皆にも会いたい」
なんて、押し殺したような声で言うんでしょうね。
佐倉 光
つら。
そんなこと言わせちゃったことで佐倉自身も自己嫌悪に陥りそうだ。
無理なことは重々承知なんだけど、一番辛いのは牧志だから何とかしたいだけなんだよ!

3D映像で感覚とかも伝わるようにして連絡取れば、とか、ロボットで遠隔……とかいっそデヴァ・ユガのすみっこ利用して……なんて色々提案しては、病院からそんな連絡の取り方したらおかしい、不都合が出る、などと苦笑交じりのツッコミを受けそうな。
なんか喧嘩にならなさそうな流れだけど、喧嘩になってもたぶん逃げない。
KP
自己嫌悪に陥る佐倉さんと、溢れ出てくる感情をじっと押し殺す牧志とで、書庫の底に嫌な沈黙が流れてしまう。

これ、そこで牧志の感情が爆発したら喧嘩になるのかもしれません。鎖の絡んだ手で佐倉さんの胸倉を掴んで、「……俺だって、俺だって会いたいよ!」って叫ぶ。
「でも無理なんだ、そんなこと俺が一番分かってる、下手したら俺のこれに東浪見を巻き込むし、そうじゃなくたって外に触れてしまったら俺が正気を保てない。それとも何だ、佐倉さん、代わってくれるのか」なんて、心にもないことを勢いで言ってしまう。
佐倉 光
「だったらそこ替われ」
って言うかなー。
って思ってたら言われた。
KP
あっ。合致しちゃう。
佐倉 光
興味が広すぎて関係ないとこで正気度を削る佐倉には無理な奴なんだと思う。
もしくは運命力が足りない。
KP
佐倉さんがその位置に居てしまったら、「あちらへ行ってしまう」から無理なんだろうなー、とは思います。書庫の底に自分を結びつけて、落ちないように微妙なバランスでそこに存在し続けることは牧志にしかできなくて、佐倉さんがそうしたらきっと転がり落ちてしまう。
佐倉 光
一回やってみて一悶着起きてそう。
KP
それを口に出してしまった瞬間、愕然として佐倉さんを引き留めようとするけどもう遅くて…… みたいなことになってそう。
はっと佐倉さんが気づくと書庫の底にいて、牧志の痣が頬の反対側に増えてる。
佐倉 光
悪魔の力を借りれば何とかなる、とか言いだして合体したりして頑張ってみるもやっぱ無理で、自信とか正気とかボキボキに折られて世界滅ぼしかけて、牧志に戻って貰ってギリギリ何とかなる大事件が発生してそうだ。
そんなことがあったから、全力でサポートに回ることにしたんだな。
KP
だいぶんえらいことになってる!?
なるほど痣が眼球の中まで食い込んでたのはそれでか…… たぶんその時に片方代償にしたんだ。
佐倉 光
なるほどー
そんなことがあったのに禁書に手を出そうとする佐倉いい度胸してるな!?
いまだに替わるもしくは解放する手段を探しているが故なのかも知れない。
この世界の佐倉のエゴは悪い方に働いたんだなぁ。
KP
事態をギリギリ収めたあと、「ごめん、勢いであんなこと言って。……ありがとう、佐倉さん。俺のこと考えてくれてさ」なんて、穏やかな表情で言うんでしょうね……。その片眼の中で生きているかのように痣が蠢いている。
彼が抱えたものがそれ以上に大きすぎたんだなぁ。
佐倉 光
あと退屈が死ぬほど嫌いな佐倉が塔の中に閉じこもるのは無理では。
KP
おっと人と共にありたい牧志にも辛いけど、佐倉さんは佐倉さんで無理があった。
佐倉 光
誰だって強制的にどこかに閉じこもり生活は嫌だよね。
KP
それはそう。そもそも、当時よりずっと世界は広がったとはいえ、佐倉さんにとってはそれって昔の状態そのものでもあるしなぁ。
佐倉 光
そして牧志の意志力の強さを改めて見せつけられることになる……
初喧嘩ってその大事件で暴走する佐倉とそれを阻止しに来た牧志が色々な意味で『殴り合った』ことだったり?
KP
ああー、なるほど。ありそう。
言葉でも精神的にも戦闘的にも、全力で殴り合ったしぶつかり合った。
魔きしと佐倉さんは状態が異様かつその後に広がりがあるもんで、色々思い浮かんでしまいます。

佐倉 光
牧志は別人になっちゃうから、もう一回友達になれても彼じゃないんだよなぁ。
ってのは最近やったばかりですね!
佐倉 光
佐倉、今まで忘れられてもまた知り合えばいいよね、の意味するところをちゃんと考えたことはなかったんだろうなぁ。
多分、女神転生のメンツに忘れられたりしても、結構ショックは受けていたと思いますよ。意識してなかっただけで。
KP
それがどういうことかちゃんと考えたことがなかった所に、本当にそんな出来事に出会ってしまったかぁ。
日常のこととか、佐倉さんが今まで意識していなかったことに気づいていっているシリーズでもあるんですね。感慨深い。
佐倉 光
佐倉が牧志忘れたら? 塩ですね~。
KP
佐倉さんと友人になったのは事件がきっかけだからなぁ。また同じように知り合えるか、というと難しさがありますよね。
佐倉 光
二人とも積み重ねで本当に大きく変化しましたよね。
牧志君はどんどん強かになっていっている気がする!
KP
本当に!
牧志はどんどん強かに、確かになっていっていますね。今の牧志として積み重ねた記憶が増えてきたのもあって。

あと少し前の回で言ってたけど、事件に巻き込まれることにちょっと慣れてしまった。過激なこと考えちゃうくらいには。