FF XIV TTRPGリプレイ『帝国軍の足音』ランドレン&フウロ・トリオイ 1


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こちらには
FF XIV TTRPGスターターセットに付属の
LV40シナリオ『帝国軍の足音』のネタバレがあります。

今回は前回までモーラを担当していたPLがGMとなり、GMが新キャラを担当します。
それに伴い、ランドレンさんもジョブを変更することになりました。
GM
ではぼちぼち始めますよっと。
フウロ・トリオイ
よろしくお願いします
ランドレン
よろしくお願いします!
GM
宜しくお願いしまーす
キャラグラフィック
ランドレン
・幻術士のLv10クエスト終えないと他のクラスになれない
・メインキャラで幻想薬でどうにかしよう、と思ったら装備中の竜騎士装備がひどい格好だった
などなどが明らかになってしまって
結局幻想薬でどうにかした上、ひどい格好もどうにかしました
GM
お疲れ様です……
フウロ・トリオイ
今回の出費
幻想薬3本セット:3,000円
神殿騎士武器斧セット:700円
GM
イラストを絵師さんに頼んだと思えば破格!
リアルマネーかー。モーラ転職させようとしたら必要だな
と思ったけど私装備作るためにLV13までは上げてたな。




GM
前回の事件からしばらく。
ランドレンさん。あなたは槍の修行をしていた。
どういった心境の変化だろう?
ランドレン
心境の変化というより……実利の問題だった。
暫くコッパが怪我して動けない時期があったのだ。
その時、白魔道士一人では小金を稼ぐのにも苦労すると分かった。
その結果、手に他の職をつけておこう、と思って槍の修行を始めたのだった。
GM
短期間に槍術士を経て竜騎士まで至ったのだ。
才はあったのだろう。
ランドレン
他人と組めばいい? 押しの弱い人間には…… 難しかった。
そこで人と組むより、独力で無理してしまうのは気の弱い人間あるあるである。
その結果がこの現状だ。
GM
背水の陣を引いたことが、高みへとあなたを導いたのかも知れない。
……物理的に。
ランドレン
物理的に。
押しは強くならなかった。
フウロ・トリオイ
しかもその流れで竜騎士のソウルクリスタルまで
蒼の竜騎士絡みでないとすると、アルべリクさんのとこのクリスタルとは別物なんだろうなー
GM
そして、フウロ・トリオイさん。
あなたは、最近にわかに騒がしいウルダハへとやって来た。
何故だろうか?
いまだドマとの関わりがないこの地で、あなたは奇異の目で見られたことだろう。
フウロ・トリオイ
故郷はヤンサ
帝国のドマ侵略の手から身内を逃すため、と、見聞を広めるため、と、あわよくばエオルゼア諸国とのパイプが作れれば、という目論見で、ドマが落ちる直前くらいにこちらへ来た感じ
当人は、武者修行のつもり
GM
まあエオルゼアには色々な格好をした人々がいる。
あなたの特徴的な角や尾も、そんな人々の中に溶け込むのはそう難しくはなかったのかも知れない。
フウロ・トリオイ
たぶん見た目はめっちゃ目立つ
ひんがしの国、というかオサード大陸のことは、地理上知られていても、そこに住んでる人のことは知られてないだろうし
アウラ……鱗、角、トカゲのような尾を持つ。エオルゼアにはおらず、ひんがしの国などにいる人々。
この時代はまだアウラどころかひんがしの国などのことは一般には知られていない。
アウラ
GM
私のヒカセンアウラで始めたから、ユウギリさんが珍しいねーって目で見られている横で、「俺どう見られてるんだろう?」と首を傾げていた。
フウロ・トリオイ
ていうか、うっかりイシュガルド入ったらドラゴン族として見られて殺されそうなもんだな、って思った
GM
そうそう。思った。
ランドレン
アウラその辺どうなってんだろってとこありますよね
GM
普段はマント被ってるのかもね。
ランドレン
かもしれない。何かでマントがめくれるとどよめきが起きるやつ。
GM
田舎ではGUARDS!! されてるかもしれない。
フウロ・トリオイ
マントつけてるけど、ツノと鱗は丸見え

フウロ・トリオイ
親はドマの重臣だったりするのだろうか
まぁ、末端か地方領主なんだろう

GM
ではそんなあなた方二人は、互いに知らず、クイックサンドを訪れていた。
酒場は今日は盛況だ。
さて、お二人はどう知り合おう?
第一回みたいにモモディさんが纏めてもいいけどね。

クイックサンドには多数の冒険者が集まっている。
カードに興じる者、飲み比べをしている者、仲睦まじい騎士と魔道士のカップルらしいふたり、冒険譚を声高に語る者。
フウロ・トリオイ
静々と紅茶を飲んでいる
ただし、時折カップの陰から周囲を物珍しげにちらちらと見ている
ランドレン
一人でちびちびとエールを傾けている。
時折やってくる視線に気づいては、ぴぇっと肩をすくめる。
フウロ・トリオイ
テーブルに立てかけられている銀の両手斧は鉄塊というほど大きい
ランドレン
立てかけられた斧に目が行く。デカい!!
自分など腹から両断出来てしまいそうな大きさだ。こわい。
フウロ・トリオイ
なんか、こっちちらちら見てくる人がいるなー
ランドレン
そんな微妙な空気を漂わせていても仕方ないので、モモディさんに仕事がないか聞きに行くことだろう。
GM
「あら、ランドレンさん。その格好も随分と板についてきたわね」
フウロ・トリオイ
なんか、巻き込むの大変だったら、東アルデナード商会からの紹介とかでもいいよ
ランドレン
「あ、ええ、はい……。あの、何かお仕事はないですか? コッパもそろそろ怪我が治ってきたので、慣らしたくて」
GM
「噂は聞いているわ。随分と活躍しているみたいじゃない。
丁度いいわね、今日は仕事の依頼があるの」
ランドレン
「ひぇ、ありがとうございます、そんなに大したことはしてなくて」
GM
「あら、でも……」
ランドレン
「でも?」
GM
店主は店の隅に目をやった。
魔道士姿の女がすやすやと寝ている。
「人が足りないかしらね?」
ランドレン
「あう、そうですか……」
GM
「さすがにあなたひとりでは難しいし、正直なところこれを任せられる人員はここには……」
女将は言って辺りを見回す。
「……あら? そこのお嬢さん」
フウロ・トリオイ
きょろきょろちらちら、ぐびぐび
「……ん?」
声に、視線を向ける
GM
「ここは初めてかしら。
見たところ、冒険者ね。それも戦士……」
フウロ・トリオイ
「……ふ、目が高いな」
GM
やっぱりキャラ濃いじゃないかー。
角はまる見え?
フウロ・トリオイ
丸見え
モモディさんならアウラくらい知ってそうだけど
知ってるかどうかはお任せ
GM
「それに、随分と……そうね、聞いたことがあるわ。
角のある戦士の活躍をね?」
フウロ・トリオイ
「……ふむ」
カップを置き、立ち上がる
GM
モモディは、ちら、とランドレンの方を見る。
フウロ・トリオイ
立てかけてあった両手斧を手に取り、背負うと、カウンターへと近づく
ランドレン
「ひゃっ」咄嗟によけてしまう。
GM
「……そうねぇ、噂通りで、見立て通りなら
実力は十分だと思えるし。
あとは、相性かしらね?」
フウロ・トリオイ
よく磨かれた黒の鎧が金属の擦過音を立て、赤いマントがふわりと靡く
高いヒールが、石造りの床をコツコツを叩く
ランドレン
その姿を見て、
「強そう……」
と、思わず洩らしてしまう。
フウロ・トリオイ
「何か、用だか」
とはいえ、身長はランドレンよりも頭3つは低い
ヒールの分を入れて、ようやく頭2.5といったところだ
GM
「ひとつ仕事をしてみない?」
フウロ・トリオイ
「ふむ」
モモディの前、隣に立つエレゼンの青年を、値踏みをするように下から上まで、見上げる
「仕事か」
ランドレン
思わず身をすくませてしまう。
GM
癖の強い女子二人に絡まれるランドレンさん。
ランドレン
ランドレンこんなんだからバランスがよくてありがたい。当人はぴぇってなる。
フウロ・トリオイ
癖が強いなんてそんなそんな
フウロ・トリオイ
一つ、鼻を鳴らし、斧を背負い直すと
「よかんべ。このウルダハば着きよったばかりだったで、働き口を探してたとこだっただ」
丁寧に小さな王冠のレプリカまで頭にいただいた、不思議な出立ちの口から出てきたのは、なんとも土臭い訛りに満ちていた
GM
「あら……」
モモディも、珍しい言葉だな、と思ったらしい。
フウロ・トリオイ
「したばって、ずいぶんひょろっとした兄ちゃんだな。そんなナリで戦えるんだが?
槍背負っでらはんで、漁師かと思だじゃ」
ランドレン
「あ、ありがとうございます。あの……、よろしくお願いします。戦えます、一応」
珍しい言葉遣いだなと思うと同時に、少し聞き取りづらいと思ったが、口に出すのはよしておく。
GM
「人を見かけで判断してはいけないわ」
モモディはどちらに向けたものか言って微笑した。
ランドレン
「すみません……」
どちらに言われたか分からないと、自分に言われたと思ってしまうのは一種の癖である。
フウロ・トリオイ
「ああ、悪い悪い。なに、オラも元は木こりだはんでな。お互いさまってやつだでな」
言って無邪気に笑って、ランドレンの腕をばしばし叩く
力は強い
ランドレン
「うわっ」不意打ちをくらい、大きな鎧に包まれた細い身体が揺れる。
GM
白魔ランドレンさんだったら折れてたかもしんない。
ランドレン
バキィ いたい……って涙目になりながら自力〈ケアル〉
フウロ・トリオイ
「良いとこに斧っこ当てたら、木でも魔物でも倒れるで、木こりでも漁師でも、冒険者って言っただか? それならままっこ食えるって聞いたでな」
ランドレン
「そんなものですか? 僕は、漁師はやったことないです……。やろうとして、川に引きずり込まれました」
ランドレン
白の時に「いっそ自給自足」って挑戦して川にドボンした。>漁師
GM
漁師に転職しないでやったのかー
ランドレン
自給自足にも失敗した結果転職したらしい。
フウロ・トリオイ
「んだか? エオルゼアの川にも悪戯者のコウジン族が出るんだか?」
フウロ・トリオイ
コウジン族=河童的な
GM
「ナンカはいるけれど、コウジンは聞いたことがないわね」
フウロ・トリオイ
「そういや、こっちじゃ見たことねェべな」
ランドレン
「初めて聞きました……」
フウロ・トリオイ
「んだか?」
コウジン族……ひんがしの国などにいる、直立する亀のような姿をした種族。
フウロ・トリオイ
「まぁ、オラもこっち来てあんちゃんみたいなヒョロヒョロ首なが耳ながは初めて見たで、エオルゼアにゃ人も獣も変わったのがいるもんだな」
言って、爬虫類のそれめいた尻尾を立てて笑う
見ると逸らした顎と首にもびっしりと鱗が生えている
ランドレン
竜みたいだな、と少し思った。イシュガルドに行ったら悶着しそうだ……。
GM
「あら、丁度いいところに仕事がお出ましよ。
予定より早いわね」
GM
モモディが微妙な空気を入れ換えるように言う。
酒場入り口に不滅隊の制服を着た男が立っていた。
フウロ・トリオイ
「んー?」
ランドレン
「あっ、こんにちは」仕事、と聞いて男に会釈。
フウロ・トリオイ
「何だか、おめは」
GM
男はあなた方を見つけると足早に近づいてきて、会釈を返すと、
モモディに問うような視線を投げる。
モモディは頷いた。
GM
「不滅隊のスウィフト大闘佐よ。
今回の依頼については彼から聞いてくれるかしら」
モモディはそう言うとその場から離れていった。
フウロ・トリオイ
「ふめつたい? 何だが、大層な名前だの」
GM
「不滅隊とは、ウルダハのグランドカンパニーの名称だ。
簡単に説明するなら、官民の教導部隊だな」
ランドレン
「あっ、すみません、わざわざ説明してもらって」
フウロ・トリオイ
「ぐらん……? きょうどう……?
よくわがんねども、兵隊さんみたいなもんだが」
GM
「そのようなものと理解していただいていい」
あなたの顔を見て、何か言いかけた説明を呑み込んだようだ。
フウロ・トリオイ
「んだか。それはそれは、ご苦労さんです」
両手を足の横にぴしりと揃えて頭を下げる、独特なお辞儀を一つ
ランドレン
「あの、冒険者のランドレンです。一体何があったんでしょうか?」
GM
「貴公達に仕事を依頼したいという方がいらっしゃるのだ。
ついては不滅隊作戦本部まで来てもらいたい」
ランドレン
「わかりました」
フウロ・トリオイ
「へぇ、わかりました」
モーラ
「あー、スウィフトさぁん~。カード、しにきましたのぉ~??」
GM
スウィフトは酔っ払った女の声かけには反応しなかった。
仕事中なのである。
GM
まあ本部ではやってるけどな。カードゲーム。
扉番の時は暇だからゲームしてるけど、今は大事な用事があるから……
フウロ・トリオイ
「あの、兵隊さん。呼ばれでらで」
GM
「ああ、問題ない。急ぎなのでね」
ランドレン
「モーラさん……」酔ってるな……、と思いながらその姿を見送る。
GM
ぼかぁね。TRPGで一番嫌なのが公式キャラを喋らせなきゃいけないときなんだ。
絶対キャラ違うじゃん。
フウロ・トリオイ
一人称間違ったりな
ランドレン
ワカルゥ。

GM
あなた方二人は、スウィフトに導かれて酒場の外へ出る。
酒場を出て大通りを左手へと進む。
フウロ・トリオイ
あちこちきょろきょろしながらついて行く
「したばって、たくさんの人だべ。
今日は、祭か何かあるんだが」
お約束田舎者ムーブ
GM
人々が行き交うルビーロードの前を通り抜け、エーテライトプラザへ続く道を右手に見送ると、目の前に巨大な建物がある。
GM
「祭りではないが、最近冒険者は増えたな」
ランドレン
「そういえば最近、増えましたね……」
GM
「蛮族どもが騒ぎを起こすので、必然戦力も必要となるわけだ。
理由はそれだけではないが……な」
フウロ・トリオイ
「そんなにみんなやりたがるなんて、冒険者ってのはさぞ儲かるんだべな」
GM
「なんだ、そんな屈強な体をしているのに稼いだことがないのか?
モモディさんの見立てなら間違いはないだろうが……」
フウロ・トリオイ
「いやいや、木ぃ切ったり、炭焼いたり、父ちゃの仕事っこさ手伝ってばかりだったはんでな。
ああ、したばってたまに畑さ悪さしにくる虎くらいなら、斧で頭かち割ってやったことあるで、腕っぷしにゃ、ちょいと自信あるばって」
ランドレン
「ひぇ」
GM
「うむ……そうか」
どう判断したものか、というように首を傾げる。
「ランドレンという名の腕利きの白魔道士がいる、という話だったが、竜騎士であるようだし」
スウィフトは少し不安そうな顔になった。
ランドレン
「あっ、ああ、すみません……。タイミング悪くて……」
申し訳なさそうに肩をすくめる。
GM
「まあよい、あのお方の見立てにかなうようならば間違いはあるまい」

GM
あなた方はギラギラと照りつける日差しの中、石造りの大きな建物に入って行く。
不滅隊本部である。
暑さを少しでも和らげるためか、涼しげな水音が足元から聞こえる。
一般の冒険者が賑やかに行き交ったり、様々な依頼を受けているカウンター横を素通りし、右へ。
通常は閉ざされている作戦本部へと通される。
フウロ・トリオイ
きょろきょろ
ランドレン
「お邪魔します……」
フウロ・トリオイ
「どこ行っても、石ばっかだの。こんなに石掘り出したら、山一つ無くなってまうんでねぇのか」
GM
ぼかぁ海の男だから不滅隊本部入ったことないんでどんなとこかわかんない……
フウロ・トリオイ
不滅隊は知らんなぁ
入ったこと自体はもしかしたらイベントなどであるかもしれない
GM
広い部屋に大きなテーブルが置いてあり、地図や資料が置いてある。
その向こうに浅黒い肌の巨漢が立っていた。
フウロ・トリオイ
ビルドアップ
ランドレン
保護色
フウロ・トリオイ
「おー! でっかい兵隊さんもいるでねぇか。
さぞ、剛力なんだべな」
ランドレン
「あ、あの、失礼致します」
いつも以上に背を丸めて小さくなって、おずおずと室内に入る。
GM
「足を運んで貰ってすまない。
吾輩は不滅隊の局長、ラウバーン・アルディン」
男はよく通る声で言った。
フウロ・トリオイ
「きょくちょう?」
ランドレン
「一番えらいひとです」
フウロ・トリオイ
「へぇっ」
間抜けにも聞こえる声
「でっかい木みたいなお人と思ったら、侍大将さんだか! 道理でお強そうな人だべ」
褐色の巨躯を前に、腹を押さえて笑う
GM
ラウバーンと名乗った男はあなた方二人の顔を見て驚いたように眉を上げる。
「あのランドレンに……噂の女傑とは。
なるほど、女将の目は確かだな」
ランドレン
「ご存知でしたか、タイミングが悪かったみたいですみません……」
GM
気にするな、と僅かに微笑んで見せた。
「貴様達の評判は聞いている。その腕を見込んで頼みたい仕事がある」
ランドレン
「はっ、はい。急ぎの件なんですよね?」
フウロ・トリオイ
「へぇ、大将さま直々とあらば、それはもう。
木、ひと山でもふた山でも、すぐ切って参りますで」
GM
「頼もしいな」
ラウバーンは喉をそらして呵々大笑した。
フウロ・トリオイ
つられるように、わっはっは、と笑う
GM
「では、ここからは機密となる。他言は無用で頼みたい」
ランドレン
「は、はい」周囲を一度見回す。
フウロ・トリオイ
「きみつ? 内緒話ってことだか?」
GM
「そうだ。国防に関わる重要事なのでな」
ランドレン
「ひぇ」
フウロ・トリオイ
「ご安心を。オラ、口が硬ぇのは折り紙つきだで」
GM
部屋の隅でスウィフトが不安そうな顔をしている……
フウロ・トリオイ
こくぼう、って何だろ、って思いつつ
GM
「ここ数日、北ザナラーンのガレマール帝国軍に不穏な動きがあるらしい」
ランドレン
息を呑む。
フウロ・トリオイ
「帝国ぅ?
帝国、ってあれだか? なんかごっつい機械さ乗って、ちょこちょこ他所さまのとこまで出てきて悪戯はたらく……」
GM
ラウバーンはそうだ、と頷く。
「現地のキャンプ・ブルーフォグには不滅隊の部隊が駐留しているのだが、何やら向こうで騒ぎがあったらしく、その後の帝国軍の動きが掴めていない。
貴様たちには、帝国軍の動向を調査してきて欲しいのだ。
どうだ、頼めるか?」
フウロ・トリオイ
「へぇ、合点で」
ランドレン
「は、はい。勿論です。あの、調査した結果、まずいことになっていたら?」
フウロ・トリオイ
「したばって、それ見てくるだけで良いんだか? 良けりゃ、適当に小突いて懲らしめてくるはんで」
GM
「現地にいる不滅隊員と協力して対処して欲しい。
もし帝国が動きを見せているようであれば、都度現地の不滅退院隊員の指示に従ってくれ」
フウロ・トリオイ
入院してるひとまで駆り出されているのか
ランドレン
GM
大変なんだよ現地は。
フウロ・トリオイ
不滅の退院、ってすごく体弱そう
GM
「貴様たちは腕が立つと聞いている」
GM
だからがんばれ。ってことらしい。
フウロ・トリオイ
「へぇ、そりゃもちろん。お任せを」
ランドレン
「わ、わかりました」
GM
「では、引き受けて貰えるのだな。ならばこれを持って行くといい」
GM
ラウバーンがテーブルの上を示す。
様々な資料の横に、真っ赤な液体が入った瓶がふたつ置かれていた。
『蘇生薬』である。
ランドレン
資料と瓶を確認する。
GM
どんなに傷ついて、気力を失っていようとも、一瞬で正気に叩き起こし、戦えるようになるという……ある意味危ない気がする薬品だ。
ウルダハの錬金術ギルドの公式印が燦然と輝くラベルに捺されていた。
フウロ・トリオイ
「へぇ、おありがとうございます」
なんだろこれ、って怪訝な顔で瓶をチャポチャポ振ってる
ランドレン
「わっ、これは……、ありがとうございます。使わせて頂きます」
かくかくしかじか、と蘇生薬について説明。
フウロ・トリオイ
「ああ、気付け薬だか」
GM
というわけで二本の蘇生薬を貰いました。
フウロ・トリオイ
「んだば、半分こすべ」
一本を自らのポーチに収めつつ、一本を青年に差し出す
ランドレン
「はい」それを一本受け取ってポーチに収める。
『蘇生薬』
戦場内なら使用者から5マス以内もしくは戦場外にいる対象の気絶状態を取り除く。
対象は1d6+3の【HP】を回復。同時に【生還】と【衰弱】を受ける。
戦場外にいたなら、何もないマスへ配置できる。
GM
アイテムはフェーズ終了時にも使用可能です。
つまり、変身したボスが「魔法だとォ!?」とか長台詞喋っている間に回復できます。
あ、ご注意。蘇生役は「メインで使用する薬」です。
フウロ・トリオイ
はーい
ランドレン
おおっと、はーい

フウロ・トリオイ
「そいで。
その、ブルーなんとか、ってぇのはどの辺りにあるんで?」
間違いなく行ったことなさそう
GM
フウロさんは行ったことないか。
ランドレン
ランドレンはどうだろ?
GM
ランドレンさんは行ったことあってもいいし、二人でのんびりマウントの旅してもいい。
どっちにしてもそうなるか。
チョコボ屋乗り継いでいくもよし、歩いて行くもよし。
フウロ・トリオイ
この田舎者は〈テレポ〉できない
ランドレン
「直接現地に行くと、何か起きてた時がこわいですし……、一番近い所までエーテライトで行って、そこからチョコボで行きましょうか」
フウロさんが行った事ないぜしていることに気づいていない。
フウロ・トリオイ
「エーテライト……転魂塔だか」
ランドレン
「てんこんとう?」
フウロ・トリオイ
「ヤンサの方では、そう呼ぶんだで」
ランドレン
「そうなんですね」
ランドレン
ヤンサも知らない地名だ。この仕事が無事に終わったら聞いてみよう。
フウロ・トリオイ
「オラ、そのブルーなんとかにゃ行ったこと無ぇはんで、鳥馬っこで行かにゃならねな」
GM
そんなふうに話し始めたあなた方を、スウィフトが部屋を出るように促す。
ランドレン
「あっ、わっ、すみません」蘇生薬をもらって、どたばたと部屋を出ていく。
GM
「では、よろしく頼む」
背後からラウバーンの声がした。
ランドレン
「はい」
フウロ・トリオイ
「あ、オラ、フウロって言います。どうぞお見知りおきを!」
お辞儀しつつ、追い出される

GM
閉じられた扉の前でスウィフトは仁王立ちしている。
どうやら彼のいつもの職場はここらしい。
「ゆく方法は任せるが、なるべく早めに頼むぞ」
ランドレン
「で、すよね。未交感の人がいるときテレポってできたっけ、無理かな……」
GM
「それは無理だろうな」
フウロ・トリオイ
「オラの姫丸の足に掛かりゃ、なに一晩二晩もありゃ」
ランドレン
「あっ、チョコボはいるんですね。よかった。じゃあ、チョコボで行きましょう」
フウロ・トリオイ
「そりゃぁ、山仕事に鳥馬っこの助けは無くてはならねぇもんだでな」
ランドレン
ウルダハの門を出て、いつものようにコッパの背にまたがる。
「先に行きます。あの、ついてきてください」
フウロ・トリオイ
「おお、道知ってるんだか。ほんなら案内はお任せするで。
いや~~~~、それにしても。
侍大将さま直々のお声がけとは。
こりゃぁ、一旗上げるのもあっちゅうまだな!」
幻術士さながらの純白のフードを被ったチョコボに揺られながら、笑う
ランドレン
「一旗……。は、はい。びっくりしました」
フウロ・トリオイ
「やっぱり、大将ともなると、見る目があるっちゅうか、なんちゅうか」
ランドレン
どう返していいか分からずに、まごまごしながらコッパの背をひと撫でし、前に出る。
「とにかく、行きます」
北ザナラーンへ向けて走りだす。
フウロ・トリオイ
「ん」
いつの間に買ったものか、小脇に抱えた小樽から骨付き肉を取り出して齧りつつついていく
フウロ・トリオイ
チョコボの上でチキン
ランドレン
oh… と思った。
GM
そうしてふたりは旅に出た。

ランドレン
はっ、ランドレンもコッパもコマのステータス更新してない
コッパのロールは前回同様DPSがいいかな?
フウロ・トリオイ
こちらはHEALERで作ってきましたZOI
ランドレン
フウロさんTANK、姫丸HEALERだから、じゃあDPS

フウロ・トリオイ
「そういや、あんちゃん名前なんてんだか?」
GM
また名前聞いてなかったwww
ランドレン
「あっ……、そうだ。すみません、動転してて、名前も言わずに」
向こうから名を呼ばれることが多かったから、すっかりうっかりしていたのだ。
ランドレン
「ランドレンです。ランドレン・ロントルマン」
フウロ・トリオイ
「らんどれん、ろんとるまん……てぇと」
すっかり綺麗に骨にした一本を放り捨て、指先をペロリと舐めつつ、考えるようにして
「ロントルマンのランドレンだな。下の名前がランドレン」
ランドレン
「あっ、はい、そうです」
ランドレン
実は第二話にして初登場のフルネーム
GM
そういえばそう。
フウロ・トリオイ
「オラはトリオイ・フウロだ。こっちで言うなら、フウロ・トリオイ、だな」
ランドレン
「では、フウロさん、でいいんでしょうか?」
フウロ・トリオイ
「んだ。
これも縁だで、よろしく頼んだで、ランドレンのあんちゃん」
ランドレン
「はい、よろしくお願いします、フウロさん」
怖そうだったけど親しみやすい人だな、と思った。
フウロ・トリオイ
「んだば」
言って、チョコボを横に並べると、新たな骨付き肉を一本取り出し、突き出す
「お近づきの印に」
ランドレン
「わっ? あ、ありがとうございます。頂きます」
何かないかと自分の懐を探すが、大層微妙な保存食しか出てこない。
ランドレン
「こんな物しかないですが……」
味の微妙さで有名な保存食を渡し、骨付き肉を受け取る。
つやつやして美味しそうだ。
ランドレン
「頂きます」
恐る恐る横から齧りつく。
野趣あふれる肉汁と弾力のある肉の噛み応えに、美味しい、と呟く。
フウロ・トリオイ
「こりゃご丁寧に」
交換こして、それを齧る
「うわ、ボッソボソしとるの」
ランドレン
「すみません、こんなのしかなくて……。長持ちはするんですけど……」
フウロ・トリオイ
「こんなじゃ、腹持ちしても長続きしねぇべ。
後でオラの芋がら分けてやるじゃ。
木こりも冒険者も、体が資本だでな」
言いながらも、もらった保存食はしっかり全部いただく
ランドレン
「美味しかったです。ありがとうございます」
骨の髄まで割って噛み噛みして、礼を言う。
フウロ・トリオイ
「めぇべ? ままっこがめだら、力湧いてくるはんでな。めもの喰って、一旗上げるべ」
ランドレン
半分くらい言っていることが分からなかったが、その場のニュアンスで頷く。
フウロ・トリオイ
ひんがしの国、やっぱり飯と味に力入れてそうだな、って
ランドレン
入れてそう。飯はパワーだ。
フウロ・トリオイ
芋がらとか干飯とか持ち歩いてそう
ランドレン
竜騎士兜に芋がらと干飯入れてお湯そそいで食べよう。
フウロ・トリオイ
可動式のサリットからどばー、って漏れてそう
フウロ・トリオイ
旅路の煮炊きで芋がらを切って茹でて、干飯ふやかして食べさして驚いてもらおう
ロープ切って煮て食べてる……ひんがしこえー、って思われたり
ランドレン
グリダニア周辺部がルーツのシェーダー(当人は一応街の周辺部住まい)だから、割と気づくのは早いかもしれない。>いもがら
フウロ・トリオイ
ふふふ、しかし味噌は知っているかな?
ランドレン
味噌はムリだ。なんだろうこの味? ってなる。
フウロ・トリオイ
「それ、食べていいうんこだから」
ランドレン
「えっ?」って目を白黒させる。
フウロ・トリオイ
鍋に味噌溶いてるの見て
「OMG!!」
って叫ばれたい
せっかくのイーストミーツウェストなので>食文化
GM
そろそろ終わってよいかしら?
フウロ・トリオイ
こちらはOKです
すみません、情緒出したかった
GM
エンディング流してから20分たったよw
GM
二人は短い旅路を、そうやって賑やかに喋りながら歩き出した。
相性は……悪くないようである。
ランドレン
旅路の間に大層色々あったらしいのは、また別の話。

GM
といったところで第一話おわり。
フウロ・トリオイ
お疲れ様でした!
ランドレン
ありがとうございました!
旅の間の冒険者めしの話は浪漫
GM
今回はメシ回なのかなぁ。
ランドレン
大変! ランドレンの舌が肥えてしまう!
フウロ・トリオイ
ちなみに、アウラ・ゼラは主にアジムステップに住んでるけど、アウラ・レンはそのほか主にドマやヤンサ、紅玉海が住んでるエリアなので、ヤンサ出身にしました
ランドレン
なるほど

コメント By.GM
第二話になって、メンバーの入れ替えとジョブチェンジがありました。
やっぱり色々と試してみたいよね!
っと、このリプレイを作っている時点で、スタンダードルールブックの情報が来て、更にアプデ入って吟遊詩人追加!
これは次回に異変の予感。