GM
親方、空から男の子が!
粉砕後再生後邂逅。
八雲の友人の家族は、あまりにも厳しいN市の状況に、引っ越しを検討中。
八雲君は両手からこぼれ落ちるものを止められるのか。
酔っ払いの人は青少年の集いに混ざれるか?
八雲 乾風
サラサラサラ…
GM
そんな中、駅で爆発。
駅へは先ほど八雲の友人二人が向かった……
四人(と一人)は駅へと向かうのであった。
多分そんな感じの話だったかな!!
八雲 乾風
前回までのあらすじありがとうございます!
赤嶺 アンリ
のはず! ありがとうございます!
GM
ガチで「うーん確か……」とかやりながら書いたから素晴らしくまとまりがないね!
読み直す時間がなかったんだ済まない!!
赤嶺 アンリ
お疲れさまです!

GM
降りしきる雨。半分倒壊したりガラスが失われたビルの谷間。
それでも駅の周囲は比較的生活圏として整えられ始めていた場所だった。
爆発音は断続的に聞こえている。
赤嶺 アンリ
「あーらら、なんだかんだで行き所あんじゃないさ」
距離を取って追いかけながら、俺出てかなくてもいいかなぁ、なんて考えている。酔っ払いから仕事を奪ったらいよいよ只の酔っ払いだ。
八雲 乾風
(すぐみんな元通りに……)「あっちだ!」
GM
ほんの3分もゆけば、駅の周囲を見渡す大通りに出られるだろう。
ミノリ
「あっちか」耳をそばだてて爆発音の方向を聞き取りながら、鶴ヶ島と八雲の前を行く。
鶴ヶ島 絢子
「ほいほーい。よっと」
瓦礫を飛び越えながら、抜き取った大型拳銃の弾倉を改める
GM
駅の方から人がばらばらと逃げてくる。
路面が乱れているせいか、周囲を走る車はほとんどない。
騒ぎが起きているのは駅前の銀行のようだ。
銀行をぐるりと取り囲むのは、獣の牙を思わせる突起。道路がそのまま盛り上がって変形している。
建物の一部が崩壊しており、それを無理矢理支える形になっているようだ。
内部の様子は、もうもうとあがる煙と異常な柱のせいで良くわからない。
ミノリ
「アヤコ、ヤクモ、見られても構わないか」赤い剣を示し、二人に問う。学校の時のように、目撃されても構わないか、と。
八雲 乾風
「今は緊急事態!」
鶴ヶ島 絢子
「まぁまぁ、まずは相手を確かめてからだよ」
ミノリ
「危急の事態になってからでは遅いからな。先に確認しておきたかった」
鶴ヶ島 絢子
「相手が敵性のオーヴァードだったら、不意打ちでノックアウト。バレてたらガチンコ」
結雲 悠
「ここからじゃよく見えない。僕は……あそこに行く」
背後のビルを指して、非常階段へ向かう。
鶴ヶ島 絢子
「OK。スカウト&スナイプ、よろしく」
八雲 乾風
「気を付けて!」
ミノリ
「分かった。狙撃手だったな、ハルカは。……気をつけろ」
赤嶺 アンリ
お、ありがとうございます これで悠くん所に何か襲ってきて加勢に入る流れだと合流しやすいかな?
GM
なるほどそうしますか。
赤嶺 アンリ
差支えなければ。
GM
さて、どうしよう。
今のところビル内で動きはないが……
※カッコよく暴れてねのコーナーです。大抵のことは通ります。
鶴ヶ島 絢子
「とりあえず、モルフェウスは一人いるね」
路面から立ち上がった牙を指差し。
八雲 乾風
「まだ中に人がいないか確認しないと」
友達がいないか確認したい気持ちが先行
鶴ヶ島 絢子
「OK。
じゃ、先行するよー」
言って、拳銃を低く構え、身を屈めて道路を横切る形で銀行に近づく
GM
見たところ、すぐ目の前には柱に阻まれてよく見えないが、ATMコーナーがある。
柱は崩れかけた建物を化け物が鋭い詰めて持ち上げているかのような状態だ。
鶴ヶ島 絢子
入り口まで着いたら、壁に背中を当てて、一拍置いてからリーニングします
ミノリ
剣を一時的に消し、反対側から身を屈めて接近する。絢子に何かあれば陽動を仕掛けられるよう、構える。
鶴ヶ島 絢子
リーニング=チラッチラッ
GM
釣りか。
鶴ヶ島 絢子
ちゃうよ
ちょびっと一瞬頭を出して、中を改める
八雲 乾風
「くっそ、銀行強盗じゃないけど、ごめんなさい!」視界を遮るものをメントスに変換
GM
メントスの柱が崩れ去る。
赤嶺 アンリ
「うっわ」自分が隠れている方向に向けて倒れてきた。土煙、もとい、メントス煙を避けつつ非常階段の方へ。
GM
非常階段へ向かう赤嶺は、悠が息を潜めているであろうフロアの下に、奇妙な気配を感じた。

GM
中に十数人の客が纏めて座らせられている。
中に、半泣きのリュウジがいた。
が、鶴ヶ島は分からないか。
鶴ヶ島 絢子
そうだね、鶴ヶ島はわからないな
とりあえず人質がいるのが分かれば充分
八雲 乾風
「リュッ……!」言いかけて慌てて身を隠す
「鶴ヶ島さん、あの中に友達がいる」耳打ち
鶴ヶ島 絢子
「どの子?」
八雲 乾風
「2列目の右から3番目、前髪あげてるやつ」
鶴ヶ島 絢子
「OK」
敵はどこかなー
GM
中にいる、犯人らしき存在は三名。
鶴ヶ島 絢子
どんな姿?
GM
二人は素手、一人は獣のような姿だ。
ミノリ
反対側の壁に隠れ、鶴ヶ島に向けてわずかに合図。いつでも動ける、と。
鶴ヶ島 絢子
ミノリに頷き
彼女へ三本指を立てる
もう片方の手の親指で中をちょいちょい、と指差し
GM
「何故《ワーディング》しない?」
素手の男が苛立たしそうに言う。
鶴ヶ島 絢子
おっ、とりあえず会話を聴こう
GM
「だってつまらないでしょう? 寝てるヤツを踏み越えてゆくだけなんて」
もう一人の素手……こちらは女だ……が首をかしげる。
「面倒なことになるかも知れないだろう。第一効率が悪い。お前はいつもそうだ」
文句を言う男に、獣が笑う。
「慎重と言えば聞こえはいいな? 臆病者め」
鶴ヶ島 絢子
(大した話じゃなさそーだな)
GM
なんで《ワーディング》使ってないの? の説明台詞でした。
赤嶺 アンリ
なるほどなるほど。
GM
獣は人質のひとりの腕を掴み上げる。
「一人くらいねじってもいいだろう?」
鶴ヶ島 絢子
「おっと。
八雲くん、あの獣狙って。そいじゃいくよ」
改めて指を三本立て
八雲 乾風
「わかった」
鶴ヶ島 絢子
「3、2……GO」
同時に《ワーディング》
ミノリ
「(あの男がブレーンか。人質を取っている理由は……。やるのか。アヤコらしい)」ふっと微かに笑んで、合図と同時に反対側から飛び出した。
GM
客が一瞬でその場に崩れる。
八雲 乾風
瞬時にコーラを生成し、人をつかみ上げた相手に水流を
GM
獣に掴み上げられ恐慌状態だった女がぐったりと白目を剥く。
「来たぞ! 正義漢気取りの奴らだ」
獣が声を上げる。
そして迷いなく盾にしようとした……
ミノリ
鶴ヶ島の視線の向きと水流の向きからターゲットを予測し、タイミングを合わせて背後から一閃。
鶴ヶ島 絢子
ミノリの奇襲に続いて、遮蔽物から転がり出つつ、女にポイント
では
「今だ! 背後がガラ空き!」
叫ぶ
存在しない挟撃を装う
GM
獣を二方向、女を鶴ヶ島が攻撃している感じだな。
獣は水流に人質をかざそうとし、背後からの斬撃に背を抉られた。
ミノリ
「こちらだ」
獣の背を切り裂きながら、獣の耳元に囁く。
鶴ヶ島 絢子
女へ向けて3点ショット
GM
女は鶴ヶ島の声に一瞬視線を泳がせた。
ブラフに引っかかったのはほんの一瞬。
しかしあなたにとってそれは永遠の一瞬だ。
鶴ヶ島 絢子
「う・そ⭐︎」
の言葉と共に舌を出し、トリガーを立て続けに引き絞る
GM
女は叫び声を上げた。
その金切り声は空を裂き、あなたの弾丸を二発まで叩き落とす。
八雲 乾風
「2度はさせないぜっ!」
残る2人と人質の間に激流を迸らせ分断
GM
だが三発目はまともに眉間を貫く。
……殺す気の攻撃をした、でいいよね?
鶴ヶ島 絢子
こちらは殺す気ナリ
ミノリ
こちらもYES殺す気。
獣の背を抉り、その勢いのままに背骨と背骨の間へ切っ先を滑らせる。獣とて人型、神経伝達を断たれれば動きは鈍る。
GM
獣は人質を背後の襲撃者に投げつけようとする。
ミノリ
まるで剣が腕の一部であるかのように、投げつけられた人質を切っ先が避け、自由な片腕で人質を受け止める。
ミノリ
データまだできてないけど、描写的にモルフェウスかなぁ、ミノリ
八雲 乾風
なかーま
ミノリ
いえーすなかーま
GM
素手の男は即座に盾を発生させながら外へと駆けだした。
鶴ヶ島 絢子
逃げようとする男の動きに、片手を上げる
外の非常階段から見えるように
「あ、ごめん。実はほんと」
その言葉と共に、手を振り下ろし、彼へ合図を送る
GM
同時、ビルの上でちかりと何かが輝いた。
駆けだそうとしていた男の腹を弾丸が貫く。
鶴ヶ島 絢子
「BullsEye!」
同時に、突いたつま先から影を生み出し
人質を受け止めたミノリの背後から、二人を支えさせる
GM
人質の女はぐったりとしていたが、大きなケガはないようだ。
ミノリ
「助かる」影に人質を引き渡し、跳躍。
獣がまだ生きているならば、その上から躍りかかる。
鶴ヶ島 絢子
影は受け止めた人質を守るように体を丸め、その背をミノリの踏み台として差し出す
八雲 乾風
「リュウジ!」
気絶している彼に駆け寄る
GM
リュウジは他の人に埋もれて口を半開きに白目を剥いている。
彼にはケガはなさそうだ。
八雲 乾風
「……よかった、大丈夫そう」
GM
ビルの上、素早く場所を移動しようとしていた悠の足を何者かが掴んだ。
GM
ん、地上落ち着いてからの方がいいか。
鶴ヶ島 絢子
悠くんが、通信とかで「うわっ
とか言ってくれたら、気づく感じか
赤嶺 アンリ
何者かに遠慮なく攻撃してOK? >GM
GM
いいよー
結雲 悠
「……くっ!
こんな所にも!」
鶴ヶ島 絢子
「? 悠くん?」
非常階段へと目を向ける
八雲 乾風
「えっ?」
GM
悲鳴を上げた悠は、そのままビルの非常階段から外へ放り出された。
鶴ヶ島 絢子
「!」
赤嶺 アンリ
不意に、赤い炎がその場を舞った。
悠の脚を掴むその手首を、炎が薙ぐ。
放り出された悠を、跳躍して抱き止める。
悠は落下の衝撃の代わりに、強烈な酒臭さを鼻に感じるかもしれない。
八雲 乾風
「悠くん!」
結雲 悠
「あ、おっさん!
なんでこんなとこに!?」
赤嶺 アンリ
「おっさんさー」にんまり笑い返して、柱を蹴って衝撃を殺しながらビルを駆け下りてゆく。
鶴ヶ島 絢子
二人して飛び降りてるのかな?
GM
その方が話が早いし逃げづらくなるねw
鶴ヶ島 絢子
では
それを確認して、少年がいた位置へ向けて銃をポイントし、適当に乱射
赤嶺 アンリ
「っとっと、話は後なんさー」
偶にふらつきながら駆け降りる軌道は、上から落ちてくる乱射の余波を器用に避ける。
鶴ヶ島 絢子
追撃を牽制する
あ、悠がいたところね
八雲 乾風
アンリさん狙いではない
GM
的が違う!?
撃破……までは狙わないかな
鶴ヶ島 絢子
この距離で拳銃は当たらないだろうなー、と思って
GM
そうだねさすがに。
では最後の一人は分が悪いと思ったか、逃げ去っていった。
鶴ヶ島 絢子
「八雲くん! あそこ、狙える?!」
逃げ去った男を見送って
届く?
八雲 乾風
コーラの射程は30mだけどどうだろ?
鶴ヶ島 絢子
30mなら10階までは届くな
GM
いやー、ぎりぎりだなぁー。
スナイパーでもないと無理かなぁー。
ミサイル落とせるくらいのヤツじゃないとなぁ。
ミサイルだっけあんとき。
八雲 乾風
むしろミサイルを落とした実績があるコーラです
鶴ヶ島 絢子
弾道弾を落としたな
GM
だからね、撃っていいよ。
ミノリ
ミサイルでしたね。
GM
そもそも悠の基本射程が20mだからそれ以上離れてはいないんだ。

ミノリ
逃げ去った男を追いかけようと態勢を変えるが、リーチが短すぎる。間に合わない。
八雲 乾風
「あそこにいるの!? わかった!」
大きなコーラ缶を生成し最大圧力で噴出
鶴ヶ島 絢子
レッドブルの広告車の屋根についてるやつくらいデカい缶
GM
冗談のように大きなコーラ缶から噴出する黒の奔流。
赤嶺 アンリ
「えっ」地上へ到達、どさくさ紛れに悠を置いて逃げようとして……

あんまりにあんまりな攻撃方法に目を円くした。
八雲 乾風
さわやかな水しぶきが降ってくるよ
赤嶺 アンリ
「何さあれ……」 唖然。
思わず足を止めてしまう。脳裏に、ラムコーク飲みたい と去来した。
GM
それは冗談のような光景でありながら、破壊力は現実だった。
ビルの上部を一部削り取り、逃亡しようとしていた存在を撃ち抜く。
そいつの上半身を綺麗さっぱり爽やかに吹っ飛ばして。
八雲 乾風
「……」やはりいい気はしないが、手は緩めない
鶴ヶ島 絢子
「よっし、OK」
GM
あ、ごめんね八雲君の殺意確認してなかった。
八雲 乾風
30m先の相手に手加減するほど器用じゃないっす
GM
はーい。
赤嶺 アンリ
そういえば春日恭二が、UGNに冗談みたいなモルフェウスが居る、って言ってたな……。
赤嶺 アンリ
アンリは八雲くんのメントスコーラ直接見てないはずだったと思ったけど、違ってたらゴメン。
八雲 乾風
ここはお互い絡んでないですねほぼ

鶴ヶ島 絢子
「あて、あとは……」
言って、悠を抱えた男へ向き直り、銃をポイントする
ミノリ
絢子の行動に反応して剣を向ける。
結雲 悠
「あ、待って、ストップストップ!」
赤嶺 アンリ
「あ。いやーん、俺は敵じゃなーいーさー」
悠くん降ろしてホールドアップ。
鶴ヶ島 絢子
「んー?」
結雲 悠
「このヒトは味方……
……かな……?
どうだろう」
うーん、と首をひねり始めた。
赤嶺 アンリ
「一応助けたんさから信用してほしいさ~」
鶴ヶ島 絢子
「ってことは、FHだね」
赤嶺 アンリ
「その通り
あ、でも今は元FHのただの酔っ払いなんさ。仕事突っぱねちまったから。」
鶴ヶ島 絢子
「一応聞いとくね。敵? 味方?」
八雲 乾風
「それまともに答えてくれるの?」
赤嶺 アンリ
「んー、悠の敵になんなきゃ味方さー」
鶴ヶ島 絢子
その言葉を聞いて
「あー……なるほど?」
八雲 乾風
「えっ、クビになったってこと?」
赤嶺 アンリ
「仕事蹴ったと言ってほしいんさ~」
結雲 悠
「今そういう立ち位置なの?」
鶴ヶ島 絢子
「FIREしたんだ」
赤嶺 アンリ
「たぶん。ま、仕事突っぱねたのはバレバレだし、思った以上にヤバそうだからまた仕事来ても蹴るんさ。
たまに命より仕事が大事にされるさからねぇ」
鶴ヶ島 絢子
「なるほどねー」
八雲 乾風
FHも大変なんすね」しらんけど
鶴ヶ島 絢子
「あ、じゃぁ。
UGNのS市支部長の職は?」
さらりと言う
結雲 悠
「……あー……」
赤嶺 アンリ
「俺は仕事よか命がいい…… ぶっふ。
いやーん。バレバレ。
やっぱ俺にああいう仕事向いてないんさー」
八雲 乾風
「えっ、何それ」
鶴ヶ島 絢子
「そりゃまぁ、沖縄訛りで大酒飲みのオーヴァードって、そうそういないだろうし」
ミノリ
「? アヤコ、何の話だ?」
鶴ヶ島 絢子
「この人、S市支部長のアカリさんだよ」
ミノリに、あっけらかんと言ってのける
赤嶺 アンリ
「くっ、人口比率の問題」
八雲 乾風
「S市の支部長って、なんか着物の人だっけ?」
鶴ヶ島 絢子
「何より、そのだんびらだもんね。それだけ共通項があれば、違うって方が無理でしょ」
言いながら、起こした激鉄をそっと戻して構えをとく
ミノリ
「えっ?」
結雲 悠
「えっ、分かるもの?
え、あー、そっかぁ、言われてみれば」
ミノリ
「…………んーーーーー?」アンリに近づいて、ふんふんと匂いを嗅ぐ。
「同じ臭いだ。確かに」頷いて剣を下げた。
八雲 乾風
「匂いでわかるんだ、ミノリちゃん……」
ミノリ
「距離が近ければ大体わかる。血なまぐさい時なんかは難しい」
結雲 悠
「ミノリすごいなー」
阿修雷
なんかFHの名誉が傷つけられているような気分になりましたが、きっと気のせいですね
結雲 悠
気のせいじゃない?
赤嶺 アンリ
「くっ、俺がモルフェウスだったら話が早かったんさ。っていうかほんとなんで俺にああいう仕事が来たのか自分でも謎なんさー」
鶴ヶ島 絢子
「八雲くん、この人ね、UGNの支部長としてスパイしてたんだって」
八雲に彼を指差しながら。
八雲 乾風
「うえっ、スパイ?
UGNに潜入して、あっさりバレたってこと?」
結雲 悠
八雲君もやってたね。
鶴ヶ島 絢子
「わざわざ出会い頭に悠くんにゼロ距離射撃までさせる念の入り用だったけど、本人着物とウィッグだけの偽装だったからなぁ。
こうして会ってみると、さっぱりわかるね」
赤嶺 アンリ
「一応ちょっとはバレてなかったんさー、俺にも都合があって」手元をもしょもしょする。
結雲 悠
「あー、うん、そうそう、知ってた知ってた」
八雲 乾風
「悠くんも!?」
鶴ヶ島 絢子
「悠くんとは、その時あったんだよ」
赤嶺 アンリ
「だーってー。こんな会い方するとは思ってなかったーんさー。っていうか鶴ヶ島さんが境界越えすぎなんさ。色々」
鶴ヶ島 絢子
「他の人が勝手に引いた境界線なんて、私に関係ないもの」
八雲 乾風
「って、ちょっとタンマ!
めっっちゃ気になるけど、今はそれよりこの人たちを!」
GM
話がごっちゃごちゃしている間に、リュウジが「うーん」とか夢見の悪そうなうめき声を上げ始めた。
赤嶺 アンリ
「敵に回す相手が悪かった、あ」
鶴ヶ島 絢子
「とりあえず、表から見えないとこに隠しとこ。そうすればわざわざ暴徒に見つかることもないでしょ」
ミノリ
「ああ、賛成だ」
八雲 乾風
「あー、こちら八雲っすええと、後処理の部隊の人これますかね?」連絡
ミノリ
「あっちは崩れそうだな。あっちがまだ大丈夫そうか?」
GM
ちなみに事情が知りたきゃ、腹撃たれただけの男がおるよ。
鶴ヶ島 絢子
そういえばそうだった
赤嶺 アンリ
お、生きとったんか。
GM
一応。
鶴ヶ島 絢子
じゃぁ、近づいてって
八雲 乾風
よかった悠君は殺してない
GM
前回の事件が傷になりすぎてて、やすやすと殺せないん。
赤嶺 アンリ
あー、成程なぁ。>やすやすと
結雲 悠
頭を狙ったつもりが、随分と外したな、なんて思っている。
ミノリ
その間に人々を無事そうな場所へ運搬。アンリにも手伝わせる。
八雲 乾風
「うーん、部隊の人来る前に起きちゃったらワーディングするしかないのかな」

鶴ヶ島 絢子
「悠くん、いい仕事するなー」
かがみ込むと、男の頭を銃口でつつく
「おーい。生きてる? あ、生きてるねよかった。
寝たフリでも気絶してても、起きなかったら頭飛ばすよ。
はい、5~。
4~。
3~」
GM
「うう、痛い……死にそうです! 死んでしまいます。死んでいます。やめてください死体蹴りは」
鶴ヶ島 絢子
「あ、よしよし。オーヴァードがそのくらいの怪我で泣かない」
赤嶺 アンリ
「その言い草、案外余裕ありそうなんさ」
鶴ヶ島 絢子
「で、君はどこの所属かな?
はい、また5秒。
5~」
チキっ、と激鉄を起こす
GM
「つ、罪もないオーヴァードにご無体はやめてくださいよ。
私殺してませんよ?
ちょこっと彫刻作っただけで」
鶴ヶ島 絢子
「今更日本国の法律でどうこう言うつもりはないけど、共謀罪、強盗、殺人未遂なんだよなぁ。
あ、ごめんねカウント止まっちゃってたね。3~」
GM
「……あっ、“ドランクドライバー”!」
男は赤嶺の顔を見て目を丸くした。
赤嶺 アンリ
「あん?」呼ばれた声に振り返る。男の顔に見覚えはあるだろうか?
GM
ない。
鶴ヶ島 絢子
「2~」
銃口を男のこめかみに押し当てる
「1! さぁ、盛り上がってまいりました!」
GM
「助けてくださいよ! ってあっやめて、頭吹っ飛ばされたら喋れませんよ?」
鶴ヶ島 絢子
「いいよ、別に。
とりあえず念のため聞いてるだけだし」
赤嶺 アンリ
「なんさお前って聞きたいとこさけど、先に返事した方がいいと思うんさー。
彼女吹っ飛ばすから。容赦なく」
GM
FHですって!」
鶴ヶ島 絢子
「なぁんだ、そっかぁ。まぁ、そこのおじさんのこと知ってるみたいだったもんね」
GM
「今あんたたちにぶっ飛ばされたのがセルリーダーと副官! あともう一人いたけど!」
鶴ヶ島 絢子
「あ、これで一つのセルだったわけ? それは随分小さい所帯だね」
八雲 乾風
容赦ないなと思いつつ口をはさめないので見ておこう
阿修雷
詐欺、公文書偽造、共謀罪、放火、殺人教唆、凶器準備集合、破壊活動、外患誘致したやつならここに
GM
いやー、酷いね。法の裁きを受けさせなきゃあ……
鶴ヶ島 絢子
「で、そのFHのセルが、銀行なんて襲って何してたの?
はい、さっきのペナルティで今度は3秒ね。3~」
GM
UGNがボッコボコになってる今なら楽しいことができるし、今なら多少は大目に見てもらえるって」
……そういえば確かに、こういった事件があれば即座に駆けつける記憶処理班が来ない。
八雲 乾風
「……すぐには来れない、っすか」
鶴ヶ島 絢子
「う~わ」
八雲 乾風
「マジで銀行強盗?」
鶴ヶ島 絢子
「志が……」
嘆くように頭を上げ、タメを作ってから
「小さいっ!」
頭を振って、大袈裟にがっかりして見せる
赤嶺 アンリ
「……ふうん?
お前、どこの奴に唆されたんさ?」
鶴ヶ島 絢子
「おじさんもああ言ってるし、何か他に理由とかある?」
GM
「リーダーが言いだしたんですよ! 急に、『目障りなUGNがいなくなったならコソコソする必要はない、ちょっとくらい派手にやっても平気だ』って」

GM
あ、こいつらBAKAですよ。
分かってると思うけど。
鶴ヶ島 絢子
うましか
阿修雷
直接指示はしていないが、まぁこの手合いを唆しはしたな
GM
FHがみんな頭いいわけじゃないし、
FHがみんな志あるわけじゃない。
ASはむしろレアなんだッ。
赤嶺 アンリ
それはそうッ。大半の下っ端はこういう手合いでしょうしね。
GM
なんかUGNろくでもねぇみたいな話ばっかりだったから……
普通にUGNが守ってた治安が崩れるとこうなるかなって話もね……
しようかなって……
赤嶺 アンリ
FHも好き勝手暴れるし、のらオーヴァード暴走したりもするでしょうしね。日常を守っているのはなんだかんだでUGN。往々にして秩序>>個人なだけで。

鶴ヶ島 絢子
「しょっぱい……FHってみんなこんなものなの? 悠くんとこも?」
赤嶺 アンリ
「半分くらいはそんなもんさねぇ。特に下っ端は」
結雲 悠
「そんなんじゃなかったよ」
八雲 乾風
「どっち!?」
赤嶺 アンリ
「残りの半分は、本当に、それぞれ」
結雲 悠
「僕がアルパインスタイルに入る前は
こういうの、よく見たような気がする」
鶴ヶ島 絢子
「なんだかなぁ。
て言うかさ、きみ」
地面に這う男に
「今、こんな有様で、日本円なんて掻っ払ってどうしようっての」
GM
「あぅ。
……ですよねぇ……私もそう言ったんですけどねぇ……」
男はさめざめと泣き出した。
鶴ヶ島 絢子
「他のとこがどれくらい被害受けてるかわからないけど、これから他国の介入もあるだろうし、きっとすごいインフレになるよ」
八雲 乾風
「ええ……」
赤嶺 アンリ
「うーん、確かに。酒でも強奪した方がまだ頭いいんさ」
鶴ヶ島 絢子
「そうそう。有価資産を狙わないと」
赤嶺 アンリ
「え、酒強奪して飲むんじゃないんさ?」
八雲 乾風
「鶴ヶ島さん!?」
GM
「そ、それじゃあ、喋りましたんで。
そろそろ失礼しても?」
鶴ヶ島 絢子
「ちょっと待ちなよ」
起きあがろうとする肩を押さえる
八雲 乾風
(えっこれ逮捕しなきゃダメなんじゃ)
GM
「ハヒ?」
男はぎょろぎょろと目を泳がせている。
鶴ヶ島 絢子
「ほら、これ」
言って、自らの手首の時計を外して差し出す
さりげなくだが、宝石もあしらわれてそうな高級時計
GM
「こ、これは?」
鶴ヶ島 絢子
「一応、パテックフィリップ。好きな人なら欲しがるだろうし、お金に換えたいなら、そうすれば?」
ミノリ
「アヤコ?」
GM
「……へっ?」
男は本気で当惑し、そして鶴ヶ島を、周囲のオーヴァード達を警戒するように見ている。
鶴ヶ島 絢子
「いらないの?」
GM
「いえいえ要ります要ります!」
男はそーーっと手を出した。
八雲 乾風
「悠くん、あれ高いやつ?」
結雲 悠
「多分ね」
検索まではできないんだなぁ。
鶴ヶ島 絢子
男が手を伸ばすなら、サッと遠ざける
「あ、でも約束。
きみ、これでフリーでしょ? セル壊滅したし」
GM
「あー、そうなる。そうなりますね? ハイ。
そうなるかー」
男は改めて呆然と呟いた。
鶴ヶ島 絢子
「んじゃ、これからは困ってる人のために頑張ること。それがダメでも普通の人として生きること。
それができるなら、これあげる」
結雲 悠
「……」
赤嶺 アンリ
「あーらら。更生しろってさ」
GM
「それはもう! ええ、もちろん! ハイ」
男はこくこくと高速で頷いた。
鶴ヶ島 絢子
「そ? じゃぁ、はい」
言って、改めて時計を差し出す
八雲 乾風
「ちょ、ちょっと、見逃すの?」
ミノリ
「いいのか? アヤコ」
鶴ヶ島 絢子
「んー、今はこんな時でしょ。
それなら、他の人を助けるオーヴァードは、一人で多くいた方がいいと思うし」
ミノリ
「そうか……。そうだな。そうかもしれない」
ミノリは絢子の顔と男を交互に見て、感慨を持って呟いた。
鶴ヶ島 絢子
男が狼狽えて受け取らないようなら、黙って男の手首に時計をつけてやる
結雲 悠
「悪いことやってるの見かけたら、今度はヘッドショットするからね」
鶴ヶ島 絢子
「……だってさ。
あ、一応言っとくけど。
私、見ての通りとあるフィクサー一族のお嬢様だから」
八雲 乾風
(ふぃくさー?)
結雲 悠
(ふぃくさーってなんだろ)
赤嶺 アンリ
「やっぱ途方もないんさ。いつでも好きにできるだけの力があるから、そんな滅茶苦茶できちまう」くつくつと笑う。
鶴ヶ島 絢子
「見つからないと思って、また悪さしても、絶対に見つけ出して、今度こそハジくから。気をつけてね」
にっこりと微笑む
GM
「は、はいはい、ハイ、それは、もう、ええ、ハイ」
男は信じられない、というように目をぱちくりさせて、時計をひと撫ですると、脱兎のごとく逃げ出した。
鶴ヶ島 絢子
「またねー」
赤嶺 アンリ
「世の中力でパワーなんさねぇ」その様子を見送って言う。
八雲 乾風
「大丈夫かなぁ……」
鶴ヶ島 絢子
「ひとまずは大丈夫でしょ。小心者みたいだし」
結雲 悠
「あいつは弱そうだったし……」
鶴ヶ島 絢子
「それで一人でも助かる人が増えるなら、めっけものだよ。
とはいえ、この有様になってから、お爺ちゃんとも連絡つかないし。さてどうしたものかな」

GM
そののち、灰の中に立つ英雄と呼ばれ多くの人を救った男の腕に、燦然と宝石のように輝く時計の由来を知る者は、そう多くない。
なんて話になるかどーかは不明。
赤嶺 アンリ
いいぞ。
鶴ヶ島 絢子
そうなってくれたら嬉しいなぁ
赤嶺 アンリ
結局売らなかったんだね…… ほろり。
鶴ヶ島 絢子
最初はイヤイヤで恐怖しながら人助けするけど、そのうち人助けに生きがいを見つけてくれたらいいな

八雲 乾風
UGNの人もすぐには来れないみたい。俺心配だからこの人たちが起きるまでここにいようかなって」
鶴ヶ島 絢子
「うーん、そうだね」
ミノリ
「そうか。それなら俺も一緒にいる」
鶴ヶ島 絢子
「しかし、そっかぁ。UGNはやっぱり機能してないみたいだね」
八雲 乾風
(古賀さん……)
「うぁ~っ、古賀さんもニーカもいないのにこういうときどうすればいいんだよ」
GM
八雲君、あなたは知っている。
N支部は壊滅状態、ただでさえ少なかった人員は減り、協力者も多くはない。
今この状態で必死に働いているUGN職員もいるが、到底この街の混乱に追いつける状態ではないのだ。
阿修雷
すぐ応援に来れる近隣支部はあらかたつぶしておきました
鶴ヶ島 絢子
できる女
鶴ヶ島 絢子
「それなら、そんな組織いらないねかな、やっぱし」
ぽそりと小さく呟く
赤嶺 アンリ
「まあまあ。今回は相手が悪かったのもあるんさ、たぶん」
鶴ヶ島絢子の呟きを聞き取った。
鶴ヶ島 絢子
「古賀さん、って、あのいっつも難しい顔してるおばさん?」
八雲 乾風
「それ怒られるよ……N市の支部長さん」
鶴ヶ島 絢子
アンリの言葉に、小さく肩をすくめて見せる
「ああ、そういえば、そうだったっけ」
八雲 乾風
「偉い人なんだろうけど、なんか距離近くてさ」
鶴ヶ島 絢子
「そうか~支部長なのかぁ。
それでこんな有様なら、その人も大したことないね」
古賀 咲夜
失礼ねっ!
八雲 乾風
「……そんなこと、ないと思うけど……」
鶴ヶ島 絢子
「そう? だったらいいけどね」
微かに冷たい瞳で言う
赤嶺 アンリ
「辛辣さねぇ。ま、でも。あん中じゃ、鶴ヶ島さんも気に入る方の人だと思うさ?
方向性は違うけど、ちょくちょく言う事が似てるんさ」
鶴ヶ島 絢子
「え~~? そうかな? 私、結構面食いなんだけど。
ま、いいよ。あとで自分で確かめに行くよ」
八雲 乾風
「っていうかアンタ元FHなんだろ? こうなったのあんたたちのせいじゃん」
結雲 悠
FHのせいか……」
八雲 乾風
「あっ、ごめん……」
結雲 悠
「うん……街を襲撃したのも、今銀行襲ってたのもFHだね……」
赤嶺 アンリ
「いやん。否定はせんさ。悠はともかく、俺はまぁ、そう」
鶴ヶ島 絢子
「でも、悠くんたちもFHでしょ?」
結雲 悠
「うん」
鶴ヶ島 絢子
「あと、アシュレーと、店長さんも」
阿修雷
へくちっ
蕨 洋美
「風邪かい? 空は冷えるからね。暖かくしておきな」
阿修雷
「……十分温かいです」
鶴ヶ島 絢子
「そこのおじさんは、まぁ胡散臭いけど」
結雲 悠
「うん」
胡散臭いを否定しない。
赤嶺 アンリ
「いやーん。ただの酔っ払いさー」
鶴ヶ島 絢子
FHってさ、ユニークだよね」
アンリのおどける様をスルーして
「だから、私少し好きなんだ」
八雲 乾風
「えっ」
赤嶺 アンリ
「……」
結雲 悠
「でもFHは、セルによって随分違うよ……」
鶴ヶ島 絢子
「まぁ、私は便宜上UGNってだけだし」
結雲 悠
UGNの人なのに?」
鶴ヶ島 絢子
「うん。さっきみたいなしょうもない連中もいるしね。
でも、悠くんたちみたいのもいる」

GM
また雨の中語ってるけど、近くの屋根のある建物の中にいる、でいいかな……
赤嶺 アンリ
それでお願いします……。
八雲 乾風
その雨コーラ臭しない?
鶴ヶ島 絢子
ベッタベタ

赤嶺 アンリ
「大半はああいう手合いさ。生きるためになんでもやる連中も、自分の欲のために何を対価にしてもいい奴も、それこそこの街をこうしたように、世界をひっくり返したがってる奴もいる。
それでも、さ?」
ふと、声がすこし低く、真顔になった。

赤嶺 アンリ
アンリは途中までアシュレー止めなかったし、古賀さんルーム爆破したし、全く否定できないんだよなぁ。
結雲 悠
要は鶴ヶ島がやりたい事って、かつてのサイレント八雲さんやブラッドレインがやろうとしていたことなんだよねー
ミノリ
なんですよね。サイレントシープは絶望的な動機でそうしようとしていたけど、鶴ヶ島さんはもっと俯瞰的で前を向いている。
GM
侵蝕値上げ忘れたなんて言えない☆
ミノリ
あるある
八雲 乾風
にょきにょき
GM
今回の話本当に大したことやらないからね、侵蝕値こういうとこで上げないとホントあがらないと思う。
八雲 乾風
あとで登場上げしなきゃ

鶴ヶ島 絢子
「形骸的な建前で、みんななんとなく統制されてるだけのUGNより、よほど面白いし、さっきの彼みたいな可能性だってある。
もちろん、建前だって言っても、意識の統一、視線を揃えることは大切だと思うよ。
でも、それに縛られたり、盲目的に従ってるだけじゃぁ……ねぇ?」
そこまで言って、一つ大きく息を吸って、吐く
八雲 乾風
「でも、鶴ヶ島さん。古賀さんもニーカも、俺なんかよりずっと本気でこの町を守ってくれたんだ」
鶴ヶ島 絢子
「うん、もちろん知ってる。
つまり、FHにもUGNにも、そういう人ってのがいるんだ」
八雲 乾風
「俺はふんぎりつかなかったけど、でもUGNのことは嫌いじゃないから」
鶴ヶ島 絢子
「八雲くんは、いいなぁ」
八雲 乾風
「えっ?」
鶴ヶ島 絢子
「大切だよ、そういうの。
好きな人たちがいる場所、っていいよね」
八雲 乾風
「……うん!」
結雲 悠
「そうだね……」
鶴ヶ島 絢子
「でも、そういう人たちが、ちゃんとイキイキできるようじゃなきゃ、もったいないよ」
赤嶺 アンリ
FHだろうがUGNだろうが、結局居場所が欲しいだけなのかもしれんさねぇ」ふと、あの苦くて美味い水が、飲みたくなった。
鶴ヶ島 絢子
「……実は、私さ。
ぶっ壊そうと思ってるんだよね」
雨宿りのひさしの下、皆と横並びに並び、視線は雨が降り頻る前へと向けたまま
UGNも、FHも」
八雲 乾風
「へ?」
赤嶺 アンリ
「ふうん?」
八雲 乾風
「えっ、マジ?」
鶴ヶ島 絢子
「うん。大マジ」
赤嶺 アンリ
「あっは、豪快だ。盛大に被害が出ると思うけど、いいんさ?」
結雲 悠
「……えっ。
それって……」
ミノリを見る。
ミノリ
「そうか……。アヤコは、それを望んでくれるんだな」胸に手を当てて、静かに息を吐く。
鶴ヶ島 絢子
「その被害が、ただこれまでの安寧や、身勝手な欲に基づいた人の血なら、仕方ない……って思ってる」
ミノリの言葉に、頷き、しかし
結雲 悠
「……」
八雲 乾風
「……チェスニィって友達も同じようにしようとしてた、けど……」

結雲 悠
チェスニィか……結局彼も同じようなことを言ってたんだよな。
チェスニィって確か一応死んでなかったよなー
八雲 乾風
おつとめ中ですね
ミノリ
ですねー
鶴ヶ島 絢子
そうそう
UGNにカチコミかけた時に、そう言う人も合流できたらな、って

赤嶺 アンリ
「あっは。辛辣なんさ。知らずに日常を楽しんでた連中も、一緒に死ねって?」
鶴ヶ島 絢子
「でも、私は暴力でどうこうしようとは思ってないよ」
アンリの言葉にも頷く
八雲 乾風
「ええっ?」
赤嶺 アンリ
「ふうん?」
鶴ヶ島 絢子
「もっと、強い力でぶっ壊す。
これまで、知らないまま、守られていた人たちのほっぺたも、思い切り引っ叩く」
八雲 乾風
「鶴ヶ島さん……」
ミノリ
「どうしてだろうな。知らないはずなのに、きっと分かる……。あいつは、追い込まれていた。悲しみと、嘆きで動いていた。
でも、アヤコはそうじゃない。だから……、前へ進める気がする」
結雲 悠
「一応UGNの人だった……よね?」
鶴ヶ島 絢子
「だから、便宜上だって。お爺ちゃんから言われたから、ってだけだよ」
悠に
赤嶺 アンリ
「あっは、たぶん蕨と同じさ。自分の意志が先にあって、都合がいいからそこにいるだけ」
鶴ヶ島 絢子
「そうなんだ?」
アンリの言葉に、意外そうな顔をする
結雲 悠
「僕がFHじゃなくてASにいるのと似たようなものかなぁ」
赤嶺 アンリ
「組織の都合なんて、端から気にしちゃいない。
そうさ? 蕨はあの店がやりたかったから、FHの片隅にいるんさ。それ以下でも、それ以上でもない。きっと、古賀さんも、半分はそう」
結雲 悠
UGNについて随分話を聞いていたけど、出逢ったUGNの人たち全然当てはまらない人たちばかりだったな)
鶴ヶ島 絢子
「そっか……」
視線を前に戻し、降り頻る雨が叩くアスファルトの向こうを見やる
「そう言う人、ちゃんといてくれるんだ。
それなら、私は」
「大人たちが、自分たちの都合で作り、守ってきたこの見えない蓋、壁をぶっ壊したい。
色々なオーヴァードたちの戦いや流血を何も知らない人たちが、安穏として暮らしてきた、その足場をぶっ壊したい。
それで……初めて、みんな同じ立場になれる」
八雲 乾風
「でも、どうやって?」
結雲 悠
「そうだよ。どうやるつもりなんだ」
鶴ヶ島 絢子
「わからない?」
八雲と悠の顔を見やり
ミノリ
「言ってくれ。言葉がなければ、ちゃんと同じことを思えているか分からない」
鶴ヶ島 絢子
「今が、チャンスなんだよ。この、全てがカオスに取り込まれた今が。
この隙に、私は、すべての真実を世界へ公表する」
八雲 乾風
オーヴァードや、ウイルスのことを?」
鶴ヶ島 絢子
頷く
八雲 乾風
「そっか……でも、確かにいつまでも秘密にはできないかもね」
赤嶺 アンリ
「ずっと真実を隠してきたUGNが、今は動けない。混乱に乗じるだろうFHは、何か別の思惑で動いている」
「八雲は力でぶち壊そうとしてたが、その力はFHが振るってくれた。ある意味」
鶴ヶ島 絢子
もう一つ、頷く
「きっと、お爺ちゃんたちとも衝突することになるかもしれないけど。私はやり遂げたい。本当にみんなが自分の正しい道を選べるような世界にしたい」
八雲 乾風
「なんかよくわかんなくなったけど、鶴ヶ島さんがそういうなら」
鶴ヶ島 絢子
「そのための力が、私は欲しい。やり遂げる力。そして、生まれる混沌に飲まれる、力無い人たちを守る力が」
赤嶺 アンリ
「っは、強欲だ。そこで死ぬ連中まで、全部抱え込んで守ろうって言うんさ」
八雲 乾風
「そーいうことなら、俺も守る。リュウジやみんなを」
鶴ヶ島 絢子
苦笑
結雲 悠
「そうか。みんなでやれば」
鶴ヶ島 絢子
「私、こう見えて欲ばりなんだ」
八雲 乾風
「それはあんまり不思議じゃないかも……」
ミノリ
「アヤコ。もしかしたら、俺は八雲の未練をまだ引きずっているかもしれない。アヤコの目指す未来に、俺は不純物なのかもしれない。
それでも、協力していいか。
サオリと、ともに」
鶴ヶ島 絢子
ミノリの言葉に、深く頷く
「私が目指す世界に、不純物なんて無いよ」
サオリ
「サオリは遠慮しない。見てみたいな、そんな世界を」
ミノリ
「……そうか。
ありがとう、アヤコ」
鶴ヶ島 絢子
「こちらこそ。
ありがとう、みんな。改めてだけど……力、貸してくれるかな?」
八雲 乾風
「まーかせて!」
ミノリ
「勿論だ」
サオリ
「もちろんだ!」
結雲 悠
「僕は……殺すことしかできないけど。
何か別のことができるなら」
赤嶺 アンリ
「ところで無職の酔っ払いがいるんさけど、雇ってもらっていいさ? 給料は食事代と酒代でいいんで。
特典はFHの内部事情ちょこっとと、UGNの内部事情ちょこっと。あと戦力ちょこっと」
GM
情報がえげつない
阿修雷
今何か作戦を完遂しなければいけない気がしました
鶴ヶ島 絢子
皆の言葉に、微笑みを浮かべたまま、見上げる空は……晴れていてくれたらいいな
「ありがとう、みんな。おじさんのそれは、考えとく」
イタズラっぽく、それに笑って答え
赤嶺 アンリ
「いやん、保留された。酒代半分でいいから頼むさ~」
鶴ヶ島 絢子
「それじゃ、まずは後ろで伸びてる人たちから、守ろうか」
ミノリ
「ああ!」
結雲 悠
「この人たち、オーヴァード見ちゃったんだよね」
八雲 乾風
「そうそう、でもさ、目を覚ましたらこの人たちにも言うの? 何が起きたか」
結雲 悠
「この子、アナジの友だち?」
八雲 乾風
「そう、リュウジ」
鶴ヶ島 絢子
「そのまま言えばいいよ。どうせ近いうちに知ることになるんだから」
八雲 乾風
「……そっか。
よかった。俺絶対うまい言い訳思いつかないもん」
ミノリ
「腹割って話すか? コーラでも飲みながら」
鶴ヶ島 絢子
「ん」
赤嶺 アンリ
サオリ/ミノリの白い頭と、鶴ヶ島絢子という超越者の赤い眼を、微かに眼を細めて眩しそうに眺めた。
八雲。あんたは、案外色んな物を残したさ。
GM
いつの間にか雨は止み、空から光が差し込んでいた。
彼らの前途を照らすように。
赤嶺 アンリ
白くうだるような暑さだけを思い出させた陽光が、今はどうしてか美しく見えた。

GM
なんか今回は特殊エンドにしなきゃいけない気がした。
鶴ヶ島 絢子
なんか、エンディングみたいな流れになってしまって申し訳ない
結雲 悠
終わってもいいんだぜ?w
ミノリ
八雲くんの目の前で「八雲」連呼するややこしいミノリ(アンリは声に出してないからセーフ)
八雲 乾風
わかってるから大丈夫!
GM
といったところで本日は終了!
やあやっと晴れたねぇ
そしてはみ出たね、失礼。
八雲 乾風
お疲れ様でした!
赤嶺 アンリ
お疲れ様でした! 晴れましたねぇ
鶴ヶ島 絢子
俺は今回の大目標達成したぜお疲れ様!
赤嶺 アンリ
アンリもようやっと行動方針が決まったぜ!

赤嶺 アンリ
ここからFH&博士ともう一悶着ありそう(第三話あたりで)
衛藤 ゆき
今がチャンスっていうのは同感ですわ~~
赤嶺 アンリ
FHと博士はまだ別の思惑で動いてる」って情報を次シーンあたりにたれこんで、この明るい雰囲気に水を差したいですね
鶴ヶ島 絢子
晴れた空の片隅に、蟠り残る暗雲が
GM
この話、晴れて終わるかと思ったら最後に雷降ってくる感じよねー
八雲 乾風
嵐の前の静けさ
赤嶺 アンリ
あ、ところで大事なことを思い出しました
GM
はい
八雲 乾風
しんしょくりつぅ!
赤嶺 アンリ
このシーンの侵蝕率…… 上げてない!
GM
あ、しんしょく!!
しんしょくわすれて話し込んじゃった。
八雲 乾風
だれうま
赤嶺 アンリ
1d10 そうそう、行くぜ! と晴れやかな未来と思ったら一気に雷が降ってくる感じになって第三話へ突っ込むと非常に美しいですね (1D10) > 10
関係ないコメント入れつつ振ったらめっちゃ増えた
[ 赤嶺 アンリ ] 侵蝕率 : 44 → 54
GM
戦ったしね。
八雲 乾風
1d10 (1D10) > 4
[ 八雲 乾風 ] 侵蝕率 : 43 → 47
鶴ヶ島 絢子
1d10 (1D10) > 7
[ 鶴ヶ島 絢子 ] 侵蝕率 : 46 → 53

リチャード
UGNの機能を回復するため地道に声をかけて回っている私の立場は!?
GM
ほんとな。
UGNの一部の人めっちゃがんばってるのに。
赤嶺 アンリ
大人が走り回る間に少年少女が好き勝手なこと言うの、いいと思います。
鶴ヶ島 絢子
大丈夫、かろうじて復活しようとしたUGNを母体として、新組織を立ち上げる予定だから! by新総帥
八雲 乾風
ネオ・UGN
GM
UGNと新組織の橋渡し役にされて胃を痛めている古賀が見えるんですがそれは。
鶴ヶ島 絢子
「選べ、この後も人の守護者たらんとするか、既に錆が浮き苔むした安寧と共に沈むか」
ってUGNの偉い人に言いたい
八雲 乾風
はーい今日から元FHの人ともなかよくね!
赤嶺 アンリ
結局グランドエンディングまで胃を痛めて終わる古賀さん、らしくていいと思います
鶴ヶ島 絢子
古賀さんは優秀なので、新組織の事務型のトップに据えたく
八雲 乾風
責任重大
GM
古賀さん真面目なだけだよ優秀じゃないよ。
割と着崩したにーちゃんは分かってくれそうな気はする。
メガネのおばさんはわからん。
鶴ヶ島 絢子
着崩したにーちゃんさんは、他の本部長さんと一緒に、見せしめ辞職していただき、新組織でまたペーペーから出直していただきたく
八雲 乾風
おっ後輩か?
赤嶺 アンリ
勝手なイメージだけど、それはそれで晴れやかな顔してそう、着崩したにーちゃんさん
UGNが守るべき秩序、弱者を取りこぼさないということと、そのために存在せざるを得ない暗部との間で一番悩んでそうな位置だと思うんですよね
鶴ヶ島 絢子
ある意味にーちゃんさんが本当にやりたかったことをさせてあげられそう
赤嶺 アンリ
彼の立場では思い切れないだろうことですからね。
GM
だいぶ悩んでたからね。
鶴ヶ島 絢子
黒犬さんも出直しな!
八雲 乾風
そこにさっそうと白スーツさんが!
GM
いそう
赤嶺 アンリ
あ~~いそう
GM
新組織に入るのか、新組織をひたすら邪魔してくるのか。
鶴ヶ島 絢子
白スーツさんは、総務係長くらいにはしてあげる
赤嶺 アンリ
最終的にレネウォの世界でヴィランになっていつものやってそう。
八雲 乾風
悪役レスラーとしてはこのうえない逸材
鶴ヶ島 絢子
ドロンボー一味的なことしてそう
部下二人連れて、最後はドクロ雲爆発の上、三人乗り自転車でボロボロになって退場
赤嶺 アンリ
似合い過ぎる
GM
毎回コーラに押し流される。
八雲 乾風
今週のびっくりドッキリメカは
鶴ヶ島 絢子
八雲くんは警備課長に
なお、実働部隊である警備部長は蕨
GM
鶴ヶ島さんだっけ、彼に付き纏われてる設定もってたの。
鶴ヶ島 絢子
せやで
彼は私のストーカー
一族の力が欲しいので求婚しまくり
阿修雷
殺しても死なないストーカー、身に覚えがあるな
GM
殺しても死なないもうひとりのストーカーは滅されちゃったからなぁ。
赤嶺 アンリ
白スーツに花束で出てきてはコーラに押し流される流れになるんですね。
GM
新組織とヴィランでロミジュリやる気ですか。
鶴ヶ島 絢子
とりあえず、ゼノスも味方につけないとなぁ
GM
ゼノスか。そういえばそうだな。
八雲 乾風
あの人はウロボロスさえ出さなきゃ敵対はしなさそう
赤嶺 アンリ
ですねぇ。FHとは現状敵対とはいえ、あくまで「ウロボロスを阻止したい」だけなので、むしろエンディング後が問題になりそう。
鶴ヶ島 絢子
ウロボロスを滅することで、今回は協力を取り付けて、新世界ではEXレネゲイドの保護に協力することでなんとか
八雲 乾風
そこは大使またんごにがんばってもろて
赤嶺 アンリ
またごちゃんが大使になるのいいですな
GM
いいねー
鶴ヶ島 絢子
そうだね、パイプ役にまたごんごは適任
GM
なにげに適任な人材が各所にいるのいいな。
赤嶺 アンリ
これはグランドエンディングが盛り上がるやつ。いいぞ。
鶴ヶ島 絢子
実は鶴ヶ島はそこまで読んで、今回カミングアウトした説
赤嶺 アンリ
底知れないな。いいぞ。
GM
またごちゃんのことは知ってたっけ?
鶴ヶ島 絢子
腐っても一族の娘
今回の最終的な騒動の黒幕として鶴ヶ島はあろう
赤嶺 アンリ
直接知らんのじゃないですっけ? またごちゃんのことは
鶴ヶ島 絢子
知ってるよ
脱出の時一緒だったし、その後お店ちょくちょく行ってるし
赤嶺 アンリ
あー、お店。
GM
ああー、店で会ってるか
八雲 乾風
ASきてたね
赤嶺 アンリ
そういえば来てましたな
GM
そしたら事情は悠とまたごから聞き放題だな。
赤嶺 アンリ
そこでしれっとキー情報入手しているあたり本当に底知れない。
鶴ヶ島 絢子
そうそう>キー情報
多分アンリさんは、その都度隠れたり店に行かなかったりして、鶴ヶ島との接触を避けてた説
赤嶺 アンリ
向こうで会ったら一発で「いやーん」ですからね。超逃げてた。
<っていうかどんな顔にも化けられる女(ミアキスのこと)いるのになんで俺が潜入しなきゃならんさ~~~~~
GM
はて……何故ですかねぇ?
阿修雷
お気に召しませんでしたか?
鶴ヶ島 絢子
博士は子育ての準備で忙しいし
赤嶺 アンリ
なんででしょうね。ミアキスは潜入くらいしてるし大量にUGN内に眼を巡らせていると思います。子育て忙しいから支部長なんて目立つ立場にはいないけど。
GM
あなたには、あなたには分からない大事な仕事があるのです。
あなたの価値を信じましょう。
仕事の内容? さあ?
おっと12時半ですぅ。
阿修雷
はぁい
赤嶺 アンリ
あとアンリの立ち位置。
鶴ヶ島さん、犠牲に悩まない辛辣さと、個人個人の物語に足を止められない俯瞰性と、望むものを全て取ってしまえる力を全て持っていて、かつ原動力が「嘆きではなかった」から、今度は行けるだろう、と踏んでこの一団に与することにしました。
GM
前の八雲沙織と違って今回は人が多いからな。
鶴ヶ島 絢子
ここにきて、八雲さんの想いに寄り添うことになるアンリさんが尊い
赤嶺 アンリ
あの時八雲を見限ったのは自分ですからね。
八雲 乾風
草葉の陰で八雲さんも喜んでいることでしょう
八雲 沙織
忘れさせてあげません
責任は取ってもらいます、たっぷりと。
赤嶺 アンリ
サオリミノリと一緒に行動することにもなるし、鶴ヶ島さんの理想はこれだし、まぁ忘れられませんね。
酒呑んで寝ようにも酒代半分だし。(飲む酒のグレードが下がるだけで量は減らない模様)
アンリはもともと死にかけていた弱い子供(でFHに拾われた)だから、自分達のような弱者が死ぬだろう、って問いに鶴ヶ島さんが返した答えが辛辣で強欲だったことに満足しています。
鶴ヶ島 絢子
おお、それはよかった
あれは本当に素直な鶴ヶ島の想い
GM
では綺麗にオチが付いたところで、また来週も観てくれよな!
むう。先行入力してたら投下しちった。
鶴ヶ島 絢子
鶴ヶ島がぶっ壊そうとしてるのは、UGNFHだけでなく、そう言う人たちも含めた世界そのものですからね!
はーい、お疲れ様でした!
赤嶺 アンリ
あるある。>先行入力してたら投下しちゃう
八雲 乾風
おやすみなさー!
赤嶺 アンリ
GMでもPLでも先行入力多用するから、超やりがち
GM
おやすみー
赤嶺 アンリ
おやすみなさーい! ありがとうございました!

ひとこと
GM
UGNは力を失い、抑えられていたオーヴァードたちが暴れ出す。
「全部壊そう」
そんな、今までに何人ものオーヴァードが言った言葉を彼女も口にするのだった。


ダブルクロス 表情差分一覧

八雲 乾風 ヴェロニカ=ロジェンスカヤ 古賀 咲夜 結雲 悠 阿修雷 蕨 洋美 赤嶺 アンリ / 経塚 アカリ 鶴ヶ島 絢子

ダブルクロス 第六話『胞子の島』8

「他人様から写し取ったモンだけじゃ、お前を人間にしちゃくれないよ」

ダブルクロス 第十話『道なかば、嵐は来る』 7

「……へし折られるのは初めてか?」

ダブルクロス


本作は、「矢野俊策、ゲーム・フィールド」が権利を有する「ダブルクロス」の二次創作物です。