赤嶺 アンリ
こんばんは!
八雲 乾風
います!
シロ
わんわん
八雲 乾風
オーヴァード犬かな?
GM
きのこです。
鶴ヶ島 絢子
大丈夫です

GM
古い組織に滞る良いものも悪いものもぶっ壊し、新たなものを作り上げるため
古賀の力を借りるべく向かった彼女が消えたというUGNの更正施設
そこで、思わぬものを目撃する一行であった……
不穏な黒い塊を持ち込んだのは何者なのか
ニーカと同じ姿をしたコピーは何者なのか
鶴ヶ島 絢子
いろんなコピー作りまくっとるな
GM
超短編のつもりで始まったのにいつのまにか最長になっちゃってるこの話、いつ終るんだ!?
そんな今日も始まります。
ながい
八雲 乾風
最長!
赤嶺 アンリ
ありがとうございます!
GM
いやー、先日データ整理の関係でログ全体俯瞰で見直す必要があって、「なげぇな!?」ってびっくりしたよね。
だいたい他の話10話前後で終ってんだもん。
赤嶺 アンリ
楽しませて頂いております そうかもう14話か すごい
八雲 乾風
14!?
GM
なんと今日が15回目です。
八雲 乾風
おめでた!
GM
エンディングだから今日終るとイイネ!
八雲 乾風
実は裏ボスが
GM
あなた方その侵蝕率で頑張るわけですね?
八雲 乾風
ヒエッ
GM
よござんす。裏ボスでございますね。
赤嶺 アンリ
侵蝕率がというかロイスが足りない。
鶴ヶ島 絢子
裏漉し

GM
ひとまず脱出したって事でよろしいかしら。
鶴ヶ島 絢子
他のチルドレンも救出してね
赤嶺 アンリ
それでよろしいです。黒い塊やミアキスに関連する証拠がないか軽く調べていきますが、特にないかな?
GM
そうだなー。ないかな……
※つながりがないわけないんだけど、次の話の人に丸投げするに適当なアイテム思いつかなかった。
八雲 乾風
「やば……この人数車乗らないけど、バスとか落ちてない?」
鶴ヶ島 絢子
何人くらいいるんだろう
GM
いっぱい。30人くらいは。
鶴ヶ島 絢子
みんな歩けないのか
GM
いや、歩ける子もいれば歩けない子もいる。
症状はバラバラだ。
ただ確かなのは、全員行く場所がない、といったところか。
鶴ヶ島 絢子
歩けない子には肩を貸して
赤嶺 アンリ
「うーん、これは1バス分。適当にそのへんにあるやつ貰ってっちゃうさ?」UGN施設だしバスくらいないかな(強奪)
GM
あるよ、バス。
鶴ヶ島 絢子
というか、ニーカたちとは合流したんだっけ?
GM
合流して出てきたみたいな感じで。
チェスニィ
変身状態だと誰だか分かんない。
ヴェロニカ
とことこ
GM
あ、ニーカコピー誰か持ってくる?
リチャード
では私が
ヴェロニカ
あ、溶けずに残ってるのか
それは気持ち悪いなぁ
GM
溶けてはいるけど一応残ってるよ。
うぞうぞ
ヴェロニカ
ああ、どろっとした何かを
いずれにしても気持ち悪かった

リチャード
「気は進みませんが、これを調べれば何か分かるかもしれません」
ヴェロニカ
「そんなの持ってくの……?」
リチャード
「ここで何が行われていたのかを明らかにしなければ」
ヴェロニカ
なんて言いながら出てきたところで合流したと
古賀 咲夜
「あっ、ファータイルさん」
リチャード
「ミス・コガ! ご無事で」
ヴェロニカ
「サクヤ!」
八雲 乾風
「よかった、2人とも」
古賀 咲夜
「えっ、だれ?」
ヴェロニカ
「えっ?」
きょろきょろ辺りを見回す
古賀 咲夜
「あなたあなた」
八雲 乾風
「ほらやっぱゴリ……」
古賀 咲夜
「ゴリ?」
ヴェロニカ
八雲には見抜かれた
これが愛の力
古賀 咲夜
なんで八雲君わかるんだ。愛か。
赤嶺 アンリ
「ファータイルさん、ジンノ…… ヴェロニカどこいったさ?」
古賀 咲夜
「ファータイルさんと……ええともうひとかた、ありがとうございます」
八雲 乾風
「つーか何それ、コスプレ?」
ヴェロニカ
「コスプレって言うな!」
リチャード
「ああ、いや彼女は……」
古賀 咲夜
「ん、え、まさか?」
八雲 乾風
「え、だって声」
ヴェロニカ
「私わたし」
赤嶺 アンリ
「ありゃ。第二形態さ?」
ヴェロニカ
「違うって」
八雲 乾風
「リチャードさんの前でカッコつけてたの?」
古賀 咲夜
「へぇー、変身形態が変わったの? そういう例があるのは知ってたけど、初めて見たわね」
ヴェロニカ
「なんか、気がついたら変わってたの!」
鶴ヶ島 絢子
「へぇ~、他の人は気付かなかったのに、声だけでわかっちゃうんだ」
リチャード
(また会話が脱線しそうですね)
チェスニィ
「ヴェロニカ!」
ヴェロニカ
「チェスニィ!」
チェスニィ
「無事だったんだな!」
ヴェロニカ
「よかった、無事だったんだね」
ヴェロニカ
被った
チェスニィ
「知っている姿と違ったから、見違えたよ」
ヴェロニカ
「うん……。やっと、本当の自分になれたような気がする」
八雲 乾風
「無事だったけど、危なかった。なんか変なやつに操られててさ」
ヴェロニカ
「えっ」
チェスニィ
「ああ」
八雲の言葉に舌打ちをして眉根を寄せる。
UGNも意外と悪くないのかもしれないと思い始めた矢先に、あれだ」
忌々しそうに吐き捨てる。
ヴェロニカ
「ごめんね……」
古賀 咲夜
「まあまあまあ、なんか込み入った話になっちゃうし、とりあえず出ましょ」
八雲 乾風
「うっす」
赤嶺 アンリ
「賛成。酒呑んで話するにゃ向いてないんさー」
鶴ヶ島 絢子
「立ち話もなんですから」
八雲 乾風
壁のバリケードを広げながら歩く
メントスざらー
鶴ヶ島 絢子
「古賀さん、運転お願いしてもいいですか?」
古賀 咲夜
「いいわよ~。
じゃあてきとーに乗ってね。
ところでファータイルさん、そのドロドロなんですか? 汚水?
くさったスライム?」
リチャード
「いえ、これが彼女を模した姿で襲ってきまして」
ヴェロニカ
「ニセモノ」
赤嶺 アンリ
「偽物?
えぇー。操る上にコピーまでできちゃうんさ? そりゃややこしい」
リチャード
「ミス・コガもご存じないということですか……」
古賀 咲夜
「あー……ヴェロニカっぽいのは見た気がするわね」
鶴ヶ島 絢子
「それも、ミアキス博士の研究?」
赤嶺 アンリ
「んー、黒っぽいのは似てんさけど、そこまでは分からんさねぇ……」
古賀 咲夜
「ミアキス? ……ああ……聞いたことはあるけれど」
赤嶺 アンリ
「あいつ、何やってんのかよくわからんさ」
鶴ヶ島 絢子
「古賀さん、知ってるんだ」
GM
どこへ向かいます?
とりあえず最終的に他のメンバーとも合流する場所は決めていたんじゃないかなと思うんですけども。
リチャード
悠くんたちと合流かな
古賀 咲夜
バス何台かを連ねて帰る感じね。
リチャード
「艦に戻って調べてみましょう、科学者を連れてきてはいませんが」
鶴ヶ島 絢子
「ホライズンには、有事の際に支部機能を代替するほどの設備があるんでしたっけ?」
事情通
リチャード
「さすがにそこまでは……一通りの施設はありますが」
鶴ヶ島 絢子
「あれ、そうなんだ。そんな風に聞いたんだけどな」
リチャード
「それはどなたに……」
鶴ヶ島 絢子
「色々です」

GM
ではとりあえずみんな連れてホライズンに戻ると言うことで?
ホライズン一度降りてきてもらうかな?
鶴ヶ島 絢子
流石に地上には降りられないのでは
GM
全員飛行機とかで乗せるのは大変そう。
じゃあ頑張っていったり来たりしてもらうか。
鶴ヶ島 絢子
地上に降りたら自重で壊れそうなイメージ
あと単純に降りられる面積確保できなさそう
リチャード
着陸船ではないので、大型輸送ヘリで2,3往復すればなんとか
GM
オーヴァードの中には飛べる奴もいるだろうし……
鶴ヶ島 絢子
揚陸艇とか強襲艇とかありそう

リチャード
銀行で救助した人たち、支部に残った人たち、施設から救助した人たち
GM
ではそうやって忙しくいったり来たりしている間。
リチャードさんの元に悠がやって来る。
結雲 悠
「ファータイルさん、良かった、会えて」
リチャード
「ミスターミス・ヒーロー。こちらこそ」
結雲 悠
「ちょっとお話があるんですけど」
彼はちらりとあなたが持っているバケツを見る。
リチャード
ミスった。ミスだけに
鶴ヶ島 絢子
女の子になったのかと
赤嶺 アンリ
だれうま
結雲 悠
女子になる予定はないです。
鶴ヶ島 絢子
バケツを持ったリチャード、という絵面だけでなんかコミカル
GM
そうね
リチャード
近くの部下に指揮を任せる。
「ええ、聞きましょう」
結雲 悠
「僕の……知ってる人が、ファータイルさんに、そのバケツのことで話があるって」
リチャード
「これ、ですか?」
GM
その液体は、悍ましくぬるぬると蠢いていた。
リチャード
「何かご存じなのであれば、私としても是非教えていただきたいものですが」
GM
悠はあなたを、ヘリポートから少し離れた場所へと呼ぶ。
そこは破壊された公園の一角で、周囲の住宅からも人気はなくなっていた。
もう皆避難した後なのだろうか。
リチャード
「……大きな声では言えない話ですか」
ついていく
結雲 悠
「たぶん」
GM
そこには少女が一人佇んで、あなたを見つめていた。
リチャード
「……あなたは」
結雲 悠
「あの人だよ……都築さんだ」
おんなのこいっぱい
鶴ヶ島 絢子
またごんご
では無かった
GM
またごではない。
都築さんの絵なかったなそういえば。
赤嶺 アンリ
一応第四話で出たのはありますが、送りましょうか?
GM
いただけたら使う。
赤嶺 アンリ
コマ作って入れたので己がものにしていただければ>都築
都築 京香
わーい、ありがとうございます!
しまわなくても良くなったんだったわそういえば。
赤嶺 アンリ
そうそう 話が早くてありがたい
都築さんもチェスニィも絵が古いんだよな~~~~っていうのを再登場して初めて思い出す
GM
そこ、ダブクロのNPC絵収録していいか訊こうと思ってたんだったな。
赤嶺 アンリ
私が描いたものについては、基本オッケーです>NPC絵
鶴ヶ島 絢子
その会話、影で盗聴しててもいいかな~

リチャード
「ツヅキ……まさか、キョーカ・ツヅキ!?」
GM
少女は悠を労うように微笑みかけ、あなたにそっと会釈をした。
リチャード
思わず会釈を返す
「ミスター・ヒーロー、君はいったい」
結雲 悠
「僕はFHにいた頃、都築さんに育ててもらったんだ」
リチャード
「そう、ですか」
都築 京香
UGNのW支部長、リチャード・ファータイルさん……ですね」
リチャード
「私をご存じとは光栄です。ミス・ツヅキ、元FHのグランドマスター」
都築 京香
「そちらの同胞を返していただけませんか」
GM
彼女はあなたが手にしているバケツを見る。
リチャード
「同胞……まさか、これが?」
都築 京香
「ええ……あなた方がレネゲイドレゲネイドビーイングと呼ぶものです」
彼女はまつげを伏せた。
レゲェ
赤嶺 アンリ
レネゲイドビーイングかな>表
都築 京香
あらあら。まあログでは勝手に直るのよ!
赤嶺 アンリ
なおる!
鶴ヶ島 絢子
レゲェ
GM
どっちかたまに分かんなくなるから、正しい方に強制的に修正するマクロくんであるんだ。
赤嶺 アンリ
それは便利
リチャード
レネゲイド・レゲネイド・レドゲイネ
鶴ヶ島 絢子
レメゲトン
赤嶺 アンリ
それちゃうやつや

リチャード
「……率直にお伺いします。これをあなたに渡した後、再び我々の脅威となるでしょうか」
都築 京香
「いいえ……
彼女は狂わされたのです。
忌まわしい力で」
鶴ヶ島 絢子
彼女だった
リチャード
「狂わされた、なるほど。
つまり、脅威はあなた方ではなく、我々の中にあると」
都築 京香
「私たちが望むのはただ、我々の種族の進化と繁栄。
あなた方と戦うのが望みではないのです」
リチャード
少し目を閉じて考える
都築 京香
「かつて、私たちの特性を利用し、人の記憶を元に死者を『蘇らせた』者がおりました。
記憶を元にするのであれば、それが死者であろうと生者であろうと、違いはない……そうでしょう?」
リチャード
「そう、かもしれません」
赤嶺 アンリ
ああああそういう!? そこで絡んでくる!? >第三話
都築 京香
「同胞がそれで幸せならば、私には何も言うことはありません。けれど」
GM
彼女はあなたが手にするバケツを見つめる。
都築 京香
「そうでないならば、私たちは戦わなければなりません」
リチャード
「……」バケツを差し出す
のぞき見ok
GM
いつになく説明過多な都築さん。
それだけ協力を求めていると思ってくださいッッ
赤嶺 アンリ
この会話、こっそり後ろから聞くなり何なりしててもいいですか? ダメ? >GM&リチャードさん
鶴ヶ島 絢子
私も
リチャード
私は別に、ミスターヒーローに連れられただけなので
鶴ヶ島 絢子
便利な影
GM
ピーピングトムがいっぱい。
いいよ。
赤嶺 アンリ
やったぜ。
GM
最初に来ていいって言わなかったのは、会話をコンパクトにするためだぜ!

リチャード
「この先貴女方と敵対しないと断言はできません」
都築 京香
「ありがとう」
バケツを受け取る。
「……そうならないことを、願います」
リチャード
「しかし。
仲間を思う気持ち……それは今最も大切にすべきです」
GM
たぶん都築さんは味方欲しがってるから、聞かれることもプランのうちさ。
GM
少女は一度ゆっくりと頭を下げ、そして後ろにさがる。
彼女の背に翼が生えた、と思えばそれは、何処から現われた巨大な鳥だった。
リチャード
「おお」
結雲 悠
「都築さん!」
都築 京香
「あなたは、あなたの思うように」
GM
都築は少し悲しげに表情を陰らせたが、その姿は天へと舞い上がり、空に溶ける。
リチャード
悠くんの肩に手を置く
※バケツ持ってたほうじゃないほう
GM
鶴ヶ島 絢子
ベトベトしてる
GM
だいじょうぶ、手は汚れてないよ。
結雲 悠
「また置いてかれた」
リチャード
「……真のヒーローとは、孤独なものかもしれません」
結雲 悠
「僕にはまだ良くわからないや……
だけど、今はいいんだ」
リチャード
「ええ、今は一緒に帰りましょう」
GM
二人は戻って行く。
何者かがその密談を聞いていたことは……
知るや知らずや。
データのゆくえ
GM
やったね、都築さんに恩を売ったよ。
鶴ヶ島 絢子
計画がとんとん拍子
リチャード
1杯のバケツ
GM
ニーカが流したデータがどう使われたか、というアンサーその1である。その2その3は他の方に任せた。
鶴ヶ島 絢子
あ、そう言うこと?
赤嶺 アンリ
なるほどそういう
GM
悪用したきゃできるデータだったからさぁー。
というわけで裏ボスの都築さんでした。
リチャード
きゃーこわーい
赤嶺 アンリ
なるほどこれは裏ボスだ

赤嶺 アンリ
その公園に誰もいなくなった後。滑り台だった瓦礫の影から、ひょこりと男が顔を出した。
「あくまで、あのしち面倒臭い “プランナー” じゃなく、仲間を想う“ゼノス”として動いてる……、と。そう言いたい訳さ」
「どう思う、鶴ヶ島?」どうせ聞いてるんだろう、と言わんばかりに、何もない場所に声をかける。
鶴ヶ島 絢子
数呼吸おいて
ぬる、とアンリの影から、一つの黒が立ち上がる
それはたちまちに色を得て
赤嶺 アンリ
「ん」ひらりと手を振る。
鶴ヶ島 絢子
「気付いてたんだ」
少女の姿をした影は、口も開くことなく、声を発する
赤嶺 アンリ
「ん、気づいちゃなかった。鶴ヶ島なら絶対聞いてるとは思ったんさ」
鶴ヶ島 絢子
「おとと、カマ掛けられちゃった、ってワケ」
赤嶺 アンリ
「いんや、確信」
鶴ヶ島 絢子
「あはは、褒められたと思っておこうかな」
おどけるように笑い声を発したのち、んー、と考えるような声
「まぁ、私はどちらでもOKかな」
赤嶺 アンリ
「ふぅん?」
鶴ヶ島 絢子
「背中から撃たれなきゃいいよ。あとは、彼女が敵に回らないように立ち回ればいいってだけ」
リチャードと悠、都築が残した、空気に対して、その言葉はいつものように硬質なものだった
赤嶺 アンリ
「ま、そりゃそうさ。芋でも麦でも美味きゃいい、ってね」
鶴ヶ島 絢子
「あはは。うまいこと言うね、お酒だけに」
飲んだことないけど、と影は表情も変えずに戯ける
少女の面影のまま
血族らしく、超越者然としたその声、言葉は、もしかしたらアンリにはひどく歪で、脆さを持った危ういものに聞こえたかもしれない
少女の声と表情は、『そうあろう』とする意思、あるいは意地めいたものを感じさせた、かもしれない
鶴ヶ島 絢子
アンリさんだけは、鶴ヶ島のことそういう目で見ていてくれてそうで!
GM
オットナー
赤嶺 アンリ
どれだけ大人だろうとも、そこにいるのはやはり少女だ、と、きっとそう感じていただろう。めんどくさい女ばっかりだ、オーヴァードなんて。
GM
めんどくさい女www
いっとうめんどくさいのとくっついた人の言うことには一家言ございますね。
赤嶺 アンリ
それはもう。
鶴ヶ島 絢子
「……どうかした?」
いつも飄々と返す男が、不意に溜めた沈黙に
赤嶺 アンリ
「んー。珍しく考えてた」
鶴ヶ島 絢子
「へぇ」
赤嶺 アンリ
「あいつ、思わせぶりなのは変わらんさねぇって」
そんだけ、と言い、酒瓶を取り出す。中身は芋でも麦でもなく黒糖焼酎だった。
リチャード
黒糖!
鶴ヶ島 絢子
そりゃそうだ
>沖縄
鶴ヶ島 絢子
「まぁ、それが彼女のアイデンティティだしね。
……でも、それだけに」
やりやすい、と小さく、本体の口で呟いた
赤嶺 アンリ
何かその後に言ったのだろうことに気づきながら、何も言わず酒を飲んでいた。
めんどくさくないおんな
GM
いちばんめんどくさくないのは蕨さんかなぁ。
赤嶺 アンリ
蕨さんのめんどくささは別のところにある気がしてる
八雲 乾風
オカン
蕨 洋美
また一味違った面倒臭さが
またご
めんどくさくないんご
赤嶺 アンリ
またごちゃんはめんどくさくないね

鶴ヶ島 絢子
「それじゃ、また後で」
赤嶺 アンリ
「ああ、後で」ひらりと、再び手を振る。
鶴ヶ島 絢子
言い残して、影はぬるりと消える
「……ちぇ、よく言うよ」
影から意識を戻し、少し面白くなさそうに呟いた
鶴ヶ島 絢子
よく言うよ、は
一番表情の裏で色々考えてるくせに、って感じです>forアンリ
赤嶺 アンリ
ふふふ ありがとうございます>考えてるくせによく言うよ

GM
・キノコがわすれてることないかな
・まだこれやりたいよって人いるかな
・次の話誰担当かな
赤嶺 アンリ
・バックトラックどのタイミングだろう
・お嬢様が次話のヒキでちらっと出るはず
・次の話はたしか私
GM
あっ。
バックトラックしなきゃ。
八雲 乾風
あ、上で少しだけ蕨さんと阿修雷で会話をしても?
GM
そうだなー、万一があるかもだし先にバックトラックさせて!
八雲 乾風
はぁい!
赤嶺 アンリ
はーい!
ここで万一があると「また後で」によからぬ意味が乗っちゃうんだよな
GM
そうだよー、先にやらなきゃならなかったんだ!
八雲 乾風
アンリさんドキドキバックトラック
赤嶺 アンリ
ロイスの数的に一番やばいのは間違いなくアンリ
鶴ヶ島 絢子
そうなんだよね
GM
ではバックトラック、どうぞ!
鶴ヶ島 絢子
うーん、期待値でクリアはできるはずなんだが……
赤嶺 アンリ
もちろん…… 二倍振りします!
八雲 乾風
素振りで!
6d10 (6D10) > 27[6,6,2,1,6,6] > 27
[ 八雲 乾風 ] 侵蝕率 : 106 → 79
赤嶺 アンリ
6d10 ためらいのない二倍振り (6D10) > 34[3,8,7,7,8,1] > 34
[ 赤嶺 アンリ ] 侵蝕率 : 130 → 96
鶴ヶ島 絢子
おっ
八雲 乾風
えらい!
赤嶺 アンリ
よしよし 追加振りせずに帰れたぞ
鶴ヶ島 絢子
バイフリー
12d10 (12D10) > 75[3,3,9,8,6,9,2,6,7,10,10,2] > 75
下がりすぎでは?
[ 鶴ヶ島 絢子 ] 侵蝕率 : 128 → 53
八雲 乾風
がっつり
GM
さがったなー
赤嶺 アンリ
めっちゃ下がった
鶴ヶ島 絢子
ほぼ初期値
GM
では皆さん無事日常に戻れました、ってことで
赤嶺 アンリ
8,7,7,8出てて追加振りなしだとギリギリ帰還って、やっぱりこの侵蝕率ロイスこれだけ使うと結構やばい感じになりますな
GM
デスナー
赤嶺 アンリ
久しぶりにスリリングでヒヤヒヤしたけどこれはこれで楽しかった>バックトラック
八雲 乾風
このスリルたまんねぇぜ!
赤嶺 アンリ
あやうく次話のボスが変わってしまうところだった

GM
このごたごたで増えた大所帯を全てホライズンに回収、避難させるべき人は避難、何とか落ち着いた……そんなひととき。その裏で。
GM
二人の会話の最後あたりに悠戻ってこようかな。
八雲 乾風
はぁい
サオリ
「突然人が増えたな!」
鶴ヶ島 絢子
「賑やかなのはいいことだねぇ。
みんなで映画鑑賞会する?」
ミノリ
「またホラーか?」
ヴェロニカ
「嫌。どうせホラーだし」
鶴ヶ島 絢子
「えー? 色々面白いの仕入れてきたのに。
最近、アジア系にハマっててさ」
ミノリ
「だと。あと、話は聞いたが彼らに突然ホラーは落ち着かないんじゃないのか」
結雲 悠
「あれ、蕨さんたちどこだろ。知らない?」
リチャード
「すみません、ミスター・ヒーロー。医務室はもう必要ないとのことで部屋を移っていただいたのをお伝えしていませんでしたね」
サオリ
「ワラビー?」
結雲 悠
「そうか、まだただいま言ってないんだ。探してくるよ」
蕨 洋美
アシュレイの方から蕨にお声がかかるとは珍しいので期待
リチャード
一方そのころすればいいのかな
GM
そんな感じでどうぞ。

阿修雷
「随分と大勢で戻ってくるようですね」
蕨 洋美
「ああ、どうやらそのようだね。全く、騒がしいったらないよ」
阿修雷
「洋美さん、不要な黒い布はありませんか? 合皮でもいいですが」
蕨 洋美
「あん? ……バンダナくらいならあるが……何に使うんだい」
阿修雷
レネゲイドの力で一応目は修復したのですが。
どうも久しぶりの肉眼というものに落ち着かないので。
いっそ覆ってしまおうと思いまして」
GM
そういえば絵が一新されるとか!
蕨 洋美
眼帯する感じ?
蕨 洋美
「ああ、そういうことかい……」
言って、ポケットから綺麗に畳まれてアイロンのかけられたバンダナを取り出す
阿修雷
「ありがとうございます」
蕨 洋美
「ほら、後ろ向きな」
阿修雷
「……あ、それなら」
蕨 洋美
「ん?」
阿修雷
「この幼い扮装も辞めてしまいましょう。16ですよ? 私」
赤嶺 アンリ
お、アシュレー大イメチェン
蕨 洋美
「そうかい? 悪かないと思うけどね。
ま、切り替えてみるのもいいもんさ。好きにおし」
阿修雷
「……悪の首謀者としては少し恰好がつきませんし」
蕨 洋美
「はいはい……。お前も面倒な子だよ、まったく」
小さく笑いながら、肩を押して後ろを向かせ、まずは眼帯してあげる
阿修雷
ニットを脱ぎ捨て、湿らせたタオルで全身を拭き始める
蕨 洋美
バンダナを軽く振って、細く折り
着替えの邪魔にならないように、かつて穿たれていた瞳を覆うように、軽く結え
最後に、綺麗に髪を整えてやる
阿修雷
「……三つ編み、お揃いですね」
蕨 洋美
「ああ。いいだろ」
阿修雷
くるりと向き直る
蕨 洋美
「……気に入らないかい?」
阿修雷
「いいえ」
蕨 洋美
その姿に、小さく笑う
イメチェン
GM
大人っぽくなった!
赤嶺 アンリ
大人スタイル!!
これは綺麗なイメージ変更までの流れ
でも三つ編みは同じというのが最高にいい
結雲 悠
おそろいなんだよねー。
阿修雷
三つ編みセル
赤嶺 アンリ
そう、三つ編みセル
結雲 悠
じゃあここらで僕もイケメンに
赤嶺 アンリ
おっ悠くんも一皮むけちゃう?
結雲 悠
赤嶺さんは三つ編みしないの? って目で見ている。
表落ち着いたら一緒に戻ろうよ。
赤嶺 アンリ
アカリが長髪だったのは「じゃあ俺も伸ばすー」ってことだったんだけど、アカリの時はUGN支部長だから結果として関係ないという
最終話まで生き残ったら伸ばしてもいいかもしれない。

阿修雷
「……さて、何と言われるか」
蕨 洋美
「似合ってるよ。……皆もそう言うさ」
阿修雷
「だと、いいですけれど」
蕨 洋美
微笑んで、眼帯の上をそっと撫でる
そこから仄かな沈香の香り
煙草の匂いを気にする、蕨の気に入りの香りだ
「ああ。さぁ、帰ってきたバカ息子を出迎えに行こうか」
阿修雷
「いいえ、その必要はなさそうです」
蕨 洋美
「あん?」
GM
バタバタバタバタ
阿修雷
「……」
GM
「ここだって言ってたよね?」
そんな声が聞こえてくる。
蕨 洋美
「……なるほど」
察して、もう一度微笑んで、緊張しているかもしれない娘の背中を、そっと押してやる
GM
扉が勢いよく開いて、金髪の少年が飛び込んでくる。
結雲 悠
「ただいま!!」
阿修雷
「おかえりなさい」
蕨 洋美
「……」
結雲 悠
「……あれっ」
赤嶺 アンリ
「お、随分イメチェンしたんさねぇ」
結雲 悠
「あ、阿修雷?」
阿修雷
「はい」
結雲 悠
「た、ただいま……」
蕨 洋美
「ああ、おかえり」
阿修雷
「すみません、メイクを落としてしまったので」
結雲 悠
「なんか、急に、えーと。
綺麗になったから、わかんなかった」
蕨 洋美
へぇ、と小さく声を漏らす
阿修雷
「……」
蕨 洋美
「だってさ」
アシュレイに
阿修雷
「それは……ありがとうございます」
赤嶺 アンリ
「わお。悠がいつの間にか意外とやるんさ」
結雲 悠
「えっ、なに?
……っと、そうだ。
勝手に出て行ってごめんなさい!」
勢いよく頭下げる。
蕨 洋美
へぇ、ともう一つ
そして、ふ、と息を漏らし
阿修雷
「……仲間外れにして、ごめんなさい」
蕨 洋美
「ふっ……ふふ」
結雲 悠
「そうだよ! 家族なんだからさ!」
蕨 洋美
その金色の頭を、乱暴に掴むようにして強く撫でる
ぐーりぐーり
結雲 悠
「わわわ!」
蕨 洋美
「何があったか知らないが。
なんか妙にデカくなりやがって。お前にしちゃ上出来だ」

GM
へへ……今日じゃ終わりそうで終んなかったぜ……
赤嶺 アンリ
ふふ 次話の流れを考える時間ができたぜ!!
GM
といってもあとはパーティーしてお嬢出すだけだからそんなにかかんないかかんない!
赤嶺 アンリ
ないない!

リチャード
「おっと、もう見つけていましたか。
ミス・ワラビ」
蕨 洋美
「ああ、なんだい。悪いが家族水入らずってとこなんだ。手短にしておくれ」
リチャード
「生憎ですが、地上に安全な場所などありませんでした。では」
蕨 洋美
「は?」
GM
そういえばそういう話だったのだ。
悠はもみくちゃにされながら笑っている。
阿修雷
「……洋美さん。
人のことは言えないようですね」
赤嶺 アンリ
「あっはっは、諦めるといいんさー」
蕨 洋美
「……あの野郎……」
言って、リチャードが去った後とアンリを睨んでから
結雲 悠
「僕はここがいいんだからね!」
蕨 洋美
「……はぁ」
小さくため息
「……ま、いいか」
そう言って、笑った
そして、乱暴にアシュレイと悠の首に腕を絡め、二人の頭を胸に抱く
阿修雷
「ん」今度は逃げない
蕨 洋美
たとえ、血など繋がっていなくとも
そこにいたのは、紛れもない家族だった、のだろう
互いに笑い、微笑みあう家族の真ん中、女の胸で、小さな古い金属片が揺れていた
サオリ
「歓迎会! するのか? サオリは歓迎される方か? する方か?」遠くからそんな声が聞こえてくる。
八雲 乾風
「すっげ、でっか、えっ、ここ美容院もあるの?」
<廊下の声
ヴェロニカ
「いいな~私も少し髪切ってもらおうかな」
八雲 乾風
「ゴリラパンチできなくなるじゃん?」
古賀 咲夜
「いいなぁ、N支部より充実してるわ」
赤嶺 アンリ
「あっはっは、あの支部万年予算不足さからねぇ」
もうおわろうぜ!!
GM
もうこれで終って良くない!?
赤嶺 アンリ
正直ここで終わるのもシーン的には美しい
GM
本編・パーティー。
赤嶺 アンリ
お嬢様は次話の冒頭に出ていただくとかで
GM
終るか!!
次回は計検定配分とかしよ。
経験点
白岡 久喜
アレェー
GM
正直、次のシナリオでどういう使われ方するか分かんないから、どう出していいかっていうのもあるからよぅ
赤嶺 アンリ
そこはなんか適当にヒキしてくださればそれを受けます!
というわけで、24:30くらいまでこちらはOKなんで、皆さんOKでしたらこのままヒキしちゃいます?
白岡 久喜
ワシはOK!
阿修雷
うふふ、おっけー
赤嶺 アンリ
なんも浮かばなかったらこちらがお嬢様のシーンやりますが>ヒキ
GM
お嬢が逃げ込んでくる、がいいのか、操られたお嬢がなんかやってる、がいいのか。
白岡 久喜
なんか、先生と博士に捨てられて、実験やらされたかされそうになってるとこを抜け出して、でも生活力なんてないし浮浪者みたいな生活してるとか
赤嶺 アンリ
操られてたお嬢様がはっと我に返って逃げ出すシーンでどうでしょう
(なかをとった)
白岡 久喜
なるほど
GM
りょーかーい

GM
では……そうして再会した後。
皆で楽しく鑑賞会や食事会を楽しんだ。
何を鑑賞したかは……
鶴ヶ島 絢子
こっそりプロジェクターのUSBスロットにUSBメモリを差し込もうとしている
結雲 悠
「駄目だよ、もう4本目じゃん。別のがいい」
鶴ヶ島 絢子
「大丈夫! これは韓国ホラーだから!」
ミノリ
「いい加減ホラー以外にしてくれ。大半が引いてる」
鶴ヶ島 絢子
「……じゃぁ、アニメにする?」
もう一本メモリを取り出す
中身はハピツリ
ミノリ
「嫌な予感がする」
GM
今回救出された少年少女のうち、元気がある者はこの会に参加していたが、1/3は気分が悪くなって部屋に戻ったらしい。
残りはなんだかテンションが上がってきたが。
八雲 乾風
果たしてショウとリュージは生き残れるのか
鶴ヶ島 絢子
ショウくんは、青い顔しながら愛の力で頑張っているかもしれない
違うか
GM
でもさ、ニーカのそばに男が増えてんだよ?
ワイルドなイケメンが。
八雲 乾風
でもニーカがきゃーゆうてアナジにサブミッションかましたところ見た日には
鶴ヶ島 絢子
絶叫してるニーカが八雲の首っ玉に圧迫メロンしてるところを目撃してしまうのか
ヴェロニカ
アナジにコブラツイスト
GM
そうして楽しく過ごしていた皆。
一方、別室で今回の事情などについての情報交換と今後の方針を話し合っていた大人組。
ここにいるのはキノコ島攻略組って事で。
蕨 洋美
その時、リチャード氏から鶴ヶ島の危険思想についてのレポートはあるのかな
リチャード
あー、言ったほうがいい?
蕨 洋美
大人組だし、そこは話してもいいような
リチャード
「現状の問題は3つあります。1つ目は民間人の避難先、2つ目はN市UGNの立て直し。そして3つ目は……ミス・ツルガシマ」
蕨 洋美
「1と2は、まぁわかるとして……なんだい、そのツルガシマってのは」
古賀 咲夜
「ああ、うちの問題児ね」
蕨 洋美
「……お互い苦労するね」
リチャード
レネゲイドウィルス、そしてオーヴァードの存在を公表すべき……だと」
古賀 咲夜
「……」
蕨 洋美
「はぁ?
そんなことして、どうしようってんだい。
大揉めに揉めるのはちっと考えりゃわかるだろうに」
リチャード
UGN、そして世界の在り方を再編する、と。
時間もなかったのでその場で諫めることはしませんでしたが」
赤嶺 アンリ
「曰く、揉めんなら揉めちまえ、だとさ。そう言えるあたり、案外本気さねぇ」
蕨 洋美
「……」
古賀 咲夜
FHのあなたがそれを言うのね」
蕨 洋美
「そりゃ心外ってもんだ。あたしゃ静かな暮らしが好みでね。
……待てよ、ツルガシマ……鶴ヶ島、ってーと、あれかい。
『かの一族』の」
赤嶺 アンリ
「そうそう。クソデカ一族の娘」
古賀 咲夜
「めんどくさいのよ、あの子。背景が」
リチャード
「特別扱いしているのは、事実です」
蕨 洋美
「つまり、あれかい。文字通り血は争えない、世界を我が物にしようとか、そう言うことなのかね」
リチャード
「わが物にしようとしているかは知りませんが……」
古賀 咲夜
「たぶん、だけど。
若いのよ」
蕨 洋美
「あーあ、古賀さん、言っちまったねその言葉。
あたしらも、そう言う側、になっちまったってことだ」
古賀 咲夜
「……そうよ。
揉めるのは良くないわよ。
闇雲に枠組みを取っ払っちゃえ、なんていうのは、世界を混乱させるだけ」
蕨 洋美
「……ああ」
古賀 咲夜
「だけど、ね。
正直なところ。
今このままが正しいとは私も思っていないわ」
リチャード
「ミス・コガ。それは」
蕨 洋美
「リチャードさんよ」
リチャード
「はい」
蕨 洋美
「『そう言う考え方』に、あたしらも覚えはある……。ここにいる連中でも、大概そうだろ」
赤嶺 アンリ
「ん」
蕨 洋美
「大なり小なり、似たような思い、っつうか、モヤモヤ見たいなもんを抱えたことはあるはずさ」
リチャード
「否定はしません。しかし我々はその葛藤を乗り越えて……!」
蕨 洋美
「ただ、あたしらや、他の連中はそれを飲み込んでここまで来た。それだけじゃないかね」
赤嶺 アンリ
「俺はそんな考えたことないさけどねぇ。考えた奴のことは知ってんさ」
蕨 洋美
「……」
口に煙草のフィルターを押し当て、一つすい、吐く
視線は、赤嶺へ向けて
蕨はあの事件の時、後ろから見てたんですよな
当然背景はセルリーダーとして、調べてました、ってことで
赤嶺 アンリ
珍しく酒瓶を持っていない男は、代わりに何か硬そうな菓子を延々と噛んでいる。
蕨 洋美
「ま。
そう言うわけだ。理解はできる。が、分別のついた……というか、つけたあたしらはどうすべきか。
つまり、そう言うこったろ」
古賀 咲夜
「全部を肯定はできなくても、
若い子が考えられない、いろいろ面倒なことを考えて、できる限りサポートしてあげるのが……
大人にできること、じゃないかしら」
蕨 洋美
「だが、そこに大人のエゴが入り込んで、腐敗した」
古賀の言葉に差し込む
「そこが、あたしら大人の悪いとこだ。
よくある話さね」
古賀 咲夜
あら、残念。
蕨 洋美
現在のUGNに対するチクチク言葉です
UGNとしてのね

GM
では、そこで
警告音が鳴り響く。
蕨 洋美
「……なんだい、ビービーうるさいね」
赤嶺 アンリ
「ありゃま」ひらりと腰を浮かせる。
リチャード
「む。何事か。
ブリッジ、状況を報告してください」
GM
『何者かが街で破壊活動を行っています』
蕨 洋美
「また、今更だね」
リチャード
UGNの応援部隊はまだ到着していないのですか?」
蕨 洋美
「空気を読もうとしない、どっかのセルのバカかね。
ちっと頭がありゃぁ、今は様子見が定石だろうに」
GM
『い、いえ、飛んだ!?』
蕨 洋美
お嬢かな?
リチャード
「……すみません、この話はまた後程。行きましょう」
蕨 洋美
「やれやれ、忙しいこった」
煙草を一気に短くし、もみ消す
古賀 咲夜
「おとなって面倒臭いわねぇ……」
赤嶺 アンリ
「やりたいようにやりゃいーと思うんさけどねぇ、俺は。そうじゃないと後悔が残っちまうだろ」ひらりと手を振り、席を立つ。
GM
侵入者の報せ。
リチャード
「侵入者?
まずい、子供たちの安全を確保しないと」
GM
警告からの攻撃を受けようとも入り込んだ者の姿が、モニタに映し出される。
蕨 洋美
「まぁこれだけ目立つもんがプカプカ浮いてりゃぁね」
GM
ブリッジに降り立ったのは血まみれの少女だった。
白岡 久喜
初手の迎撃に出た、機関銃で武装した一般兵を、血の珠を振り回して薙ぎ倒す
大きく開いた口からは、映像のみであっても咆哮が聞こえてきそうだ
リチャード
オーヴァードか、迎撃に向かいましょう」
赤嶺 アンリ
その顔に見覚えはある?
GM
ある。
赤嶺 アンリ
「ありゃ」その顔を見て、不思議そうに目を瞬いた。
リチャード
「ミスター?」
赤嶺 アンリ
「ん、先に行ってもいいさ? 知り合いなんさ、一応」
リチャード
「えっ」
赤嶺 アンリ
「どうなるかわからんから、バックアップの準備はたのむさー」
勝手に言い捨てると、ブリッジへ向かう。
リチャード
「くそっ、手加減はできませんよ!」後を追う
赤嶺 アンリ
酒瓶を手に取り、一杯分を口に含む。ラムの匂いをさせながら飛び出す。
「ん」一気に跳躍すると、口に含んだ酒を少女めがけて噴射した。
GM
その枷は 外れるか。


第九話






赤嶺 アンリ
この直後から次話かな
盛大な酒臭さで我に返らせようとする試み>表
不発ったらそのままバトルにもつれ込みます。
白岡 久喜
それは効き目ありそうだなぁw
阿修雷
くっさぁ!
白岡 久喜
アンリの さけくさいいき!
こうかはばつぐんだ!
赤嶺 アンリ
アンリとお嬢様の一番の接点って「酒臭ぇ」な気がした
白岡 久喜
それはそう
白岡 久喜
おつしたーー
八雲 乾風
お疲れ様でした!
赤嶺 アンリ
お疲れ様でしたー!
GM
おつかれさまぁー
GM
うひゃー、盛大にはみ出た。
大人にまともに話させたらこうなるのわかりきってたよね!
お付き合いありがとうございました!
蕨 洋美
大人組の話、すごく良かったと思います!
リチャード
おとな!
赤嶺 アンリ
でもいい会話だった ひた走る若者と全てを肯定はできない大人、そこに発破をかける古賀さんと蕨さん
蕨 洋美
大人組のディスカッション、これはこれで徹底的にすべきポイントだとも思う
リチャード
それはそう。締めるとこ締めます
赤嶺 アンリ
そうそう 今回はイベントで中断されたけど、次話あたりでもう一度どこか機会を設けてもいいかもしれませんな
なお酔っ払いに分別は うーん。
古賀 咲夜
古賀は前から自分がずるい大人の側だって自覚してっからさぁー
だから上の圧力なしに若い子応援したいなと思ってるし、要らない枷は取っ払うべきだって思ってるし言ってたんだよねー
だから鶴ヶ島の意見には割と賛同できるんだ。
やり方は考えるべきだと思ってるけど。
赤嶺 アンリ
UGN編の頃から言ってましたもんね、古賀さんは。
蕨 洋美
アンリさんは、大人と子供の架け橋になれる人だから、と思っている
鶴ヶ島 絢子
鶴ヶ島も一度木っ端微塵になって膝をついてもらわないとね
理想だけで物事は進まないのよ
赤嶺 アンリ
ないとね。次話でやることが多いぞ!
古賀 咲夜
コッパミジンにするのになんかいぶったたけばいいんです?
鶴ヶ島 絢子
おじいちゃん出せば、割と簡単にヒビは入ると思う
阿修雷
うーん、おしゃべりしたい人がたくさん!
赤嶺 アンリ
えーと次話のTODO
ボス関係
 ・ミアキス/衛藤さんとの決着

鶴ヶ島さんの道関係
 ・大人組の徹底的ディスカッションと立ち位置の決定
 ・鶴ヶ島さんvs一族
 ・壁にぶつかる鶴ヶ島さん

開始時点
 ・逃げてきたお嬢様との対面(バトルor正気に返る)
古賀 咲夜
黒いヤツは一回倒せば出てくるから、倒せばいいかもね。>お嬢
阿修雷
・ニーカとバチギス
・絢子と煽り合い
・古賀さん/イケメンに正体暴露
古賀 咲夜
阿修雷のタスクサツバツとしすぎでは。
鶴ヶ島 絢子
鶴ヶ島は、一族のしがらみからも抜け出したい
彼女にとっての一族の鎖の象徴こそ、祖父だから、それを出し抜いてやろうくらいに考えてるんだけど
祖父「頑張っているんだねぇ、アヤコ。いいことだ。やってごらん。おじいちゃんはいつでも、アヤコの味方だからね」
なんて余裕綽々に言われたら、その分厚すぎる壁の高さに、焦燥と敗北感で打ちのめされそう
赤嶺 アンリ
なるほど。ずっと余裕の箱庭の中、好きに遊んだら帰ってくるといいよ、世界は変わらないよ、って態度と。>おじいちゃん
鶴ヶ島 絢子
そうそうそう
阿修雷
阿修雷が鶴ヶ島さんの目的聞いたら、たぶんそれコードウェル御大と何が違うのって言うと思います
古賀 咲夜
そうなのよねー
何度も阻止してきたFHのテロも目的がそれだったりするから。
鶴ヶ島 絢子
それで焦って、急いてことを進めようとしてる鶴ヶ島に、仲間から「いや……それはついてけねぇよ」って三行半突きつけられて孤独になったらポキっと
阿修雷
目に浮かぶぅ
赤嶺 アンリ
なるほど、急いてことを進めようとする→アシュレーさんの「それFHと何が違うの」を突きつけられて離反コース
阿修雷
だったら私の勧誘断んなよ! と別のおこするかもしれないけどw
鶴ヶ島 絢子
草>アシュレーを袖
未だ鶴ヶ島にとっては周囲の人は駒見たいな見方しちゃってるから、そこを切り替えて『自分自身』を裸にして向き合わないと、って感じか
赤嶺 アンリ
そこから鶴ヶ島さんに、というか子供組にどんな答えを出してもらうかがポイントになりそうですな
古賀 咲夜
そこは色々な間違いや悲劇を目にしてきたからこそ、やり方が大事だって言うのは大人組の使命だと思うんだよねー。
赤嶺 アンリ
「闇雲じゃいけない」なら、「闇雲じゃなくする」ですな
その前に大人組のディスカッションシーンを再度設けて、大人組の立ち位置を明確にしておく必要はありそう
古賀 咲夜
そのつもりで言ったら蕨さんに否定されたから「ソッカー」ってなった。
蕨 洋美
まぁ、そこは蕨はUGNの腐敗を見てきたからさ
それでダメになっちゃったのが、今のUGNだろ? って感じで反論した
八雲 乾風
シャツはだけた人が全裸になりそう心労で
シャツはだけた人はN市で働けないように邪魔されまくってるとこだと思われる。
赤嶺 アンリ
シャツはだけた人は外部干渉を防ぐのに精いっぱいってことで
蕨 洋美
間違いなくUGN他国支部からの介入要請が立て込んでるダロウからな
リチャード
支援はW国にお任せを
古賀 咲夜
まあリアルで面倒くさいとこは大人組に押しつければいいんだよ。
みんなそれなりに地位も力もあるから舞台裏で何とかしてくれるだろ。

赤嶺 アンリ
しかしそうなると、
 ・鶴ヶ島さんの道
 ・ミアキス&衛藤さんとの決着
はそれぞれ別テーマになるから、同時に動かすとガチャガチャになりそう
蕨 洋美
そこは、アシュレイ&鶴ヶ島のガチャガチャで繋げられそうな?
衛藤 ゆき
そうそう、拾っても拾わなくてもいいけど、私まだ阿修雷にまだ仕込んでるから
蕨 洋美
生まれたての子鹿状態で再びたち上がった鶴ヶ島と、アシュレイが手を組んで、今度はアシュレイの因縁に立ち向かうのは、熱いかなと
八雲 乾風
なるほどバチギスから生まれる友情
蕨 洋美
レネゲイド剣の回のラストで、アシュレイと鶴ヶ島はしっぽり話し込んでたし
赤嶺 アンリ
確かに。
 前半:鶴ヶ島さんの道
 後半:ミアキス&衛藤さんとの決着
として、
鶴ヶ島さんの道にある程度答えが出たとこで、ミアキス&衛藤さんが本格的に動き出してミアキスとの決着ルートに行くのが綺麗かしら
GM
どっちも孤立気味の子だから仲良くなれれば面白いかもねー
FF14蒼天編直前までのバレ
蕨 洋美
なんて言うかね
今の鶴ヶ島と、これから鶴ヶ島が辿る道が
新生編~蒼天編へと繋がる部分のアルフィノみたいに見える
『クリスタルブレイブ!』(ドヤァ
からの挫折!
赤嶺 アンリ
ああー、なんとなく分かる なるほどそういう流れにすればいいと
蕨 洋美
そうそう
GM
おっ。今回仲間になった子達が裏切ればいいんかい。
蕨 洋美
そんな感じかなぁ、と
阿修雷
お前が本当にマシな世界をつくれるというのなら、それは悠くんに見せたい世界だというのなら手伝ってやらんこともないアルよ>絢子
蕨 洋美
アンリさんに
「お前自身が本当の自分を見せてないからさ~。
本当の自分を見せられないやつに、ついてくるやつはいないさ?」
って諭されそう
赤嶺 アンリ
たぶんそこまで物分かりのいい言い方はしないけど、その台詞はいただいた

GM
らいしゅーは経験点配布と、もしできるようなら冒頭ちょっぴりって感じ?
赤嶺 アンリ
経験点配布はDiscordでもいいかなと
GM
そう言ってて忘れてるのがBBTです!
赤嶺 アンリ
ああっと!
蕨 洋美
うふん
GM
でぃすこでいいか。
赤嶺 アンリ
次回冒頭はお嬢様とのアレソレだからそんなにハイコストじゃなさそうだし、そしたら次回経験点配布と冒頭にします?
八雲 乾風
「鶴ヶ島さん……そんなんでニーカに戦えっていうなら悪いけど俺はもう手伝えない」
こうですか!
赤嶺 アンリ
ですな!
周囲の人間を駒として見ている態度が見えてしまったら、八雲くんとのそれはありそう

今回仲間になった子たちはドタバタの中で加入したから、
 ・裏切る子が出る
 ・離反のきっかけになる
はありそうですな。ミアキスがその流れにこそっと関与していると後半の流れとのツナギにもなるし
GM
黒いヤツの影響下から抜けてない子もいるかもだしねー
赤嶺 アンリ
そうそう。
こっそり仕込むのはミアキスと衛藤さんの得意技。
蕨 洋美
悪い大人だ
GM
とくにコロされてないチェスニィさん、黒いの出てないですよ?
赤嶺 アンリ
なるほど?????
八雲 乾風
おおっと
赤嶺 アンリ
そこでチェスニィがきっかけになるのはつらいいなあ
GM
もっかい操られて襲ってきたら可哀想すぎるけど。
赤嶺 アンリ
それはさすがに可哀想だし展開が似ちゃうから、もうちょっとさりげなく(陰湿に)いきたいですね
少し感情を揺さぶる、不安定にするだけでもきっかけになりそうだし。
GM
いんしつ!!
皆様1時過ぎましたわ!
蕨 洋美
チェスニィ「俺を殺して、礎にしろ! ……そして、こんな犠牲は、俺で最後に、するんだ……! 頼んだぞ」
的な
赤嶺 アンリ
かっこいいけどニーカちゃんスゴイツライやつだ!
八雲 乾風
まずい、本編並みになる雑談の流れだ!
赤嶺 アンリ
このへんにしときますか!
GM
本編でやるのだ!! もったいない!
蕨 洋美
ここに記されているのは、これから辿る道行、つまりアカシックレコードなのだ
リチャード
パーティはお開き!
赤嶺 アンリ
だがそのぶん次話の流れは作っていただいた ワハハハ

GM
ダブルクロス第十話、始まります…… の前に、前回の経験点配布をば。キノコさんお願いしてもいいでしょうか。
結雲 悠
あー、そっか。
GM
ここまでは前話なのでお願いした方がいいかなって。すぐ出てこなければこちらが進行しますが。
GM
キノコは行方不明である故、代役であるよ
GM
ねこGM!
GM
っと、ちょっとだけ最初の二項目くらい代役をお願いしてもよいだろうか。
ねこはいません……

GM
ダブルクロス第九話「枷」 経験点配布。
まず、セッションに最後まで参加した。全員1点。
シナリオの目的を達成し…… ええっと、どうでしょう? >ねこさん
とりあえず先に、最終侵蝕率
鶴ヶ島 絢子
あれ? ひょっとして私はお嬢も用意しなければいけないのでは>冒頭
GM
おっと、そうですな>お嬢も
というかイケメンも必要であるし、結構必要コマが多い
リチャード
ここに
GM
素振りで79点の八雲くん、5点。
倍振りした鶴ヶ島さんとアンリ、3点。
GM
目的達成はみんなokね! 
他のキャラの分も色々やってくれたから3点ずつどうぞ。
ルールブックのドコだ……
GM
シナリオ目的達成は1~10点です 1巻目のP211!
GM
あ、じゃあ5点にしよ。
阿修雷
みんな5点ずつ?
GM
そうそう。
阿修雷
わぁい!
GM
隣から10点でもいいじゃないか! って声が聞こえるけどw
GM
www
リアルな天の声だなぁ
GM
今までクリア報酬ってどの程度出てたっけ。
鶴ヶ島 絢子
てっきり10段階評価で5もらったのかと
GM
10点って相当の大事件だよなぁって思うから、まあ結構な事件だったし5点でいいかな、みたいな感覚だった。
GM
これまでどれくらいだったかな 確認中
だいたい5点で出してるっぽいかな?
阿修雷
ですね、毎回合計で10+αくらいだったかと
GM
じゃあ最大規模だったことも考えて7点にしよっか。
阿修雷
じわじわふえる!
GM
ゴメンネコロコロ変わって。
赤嶺 アンリ
ありがとうございます。ってかうっかりGMで喋ってた、名前がややこしい。
GM
赤嶺さん、代役ありがとうございました。
んじゃ次。
良いロールプレイをした。
文句なしでしょこれは。
1点ずつどうぞ。

他のプレイヤーを……
助けてたと思うよ? GMは。
鶴ヶ島 絢子
具体的に助けてた
GM
これ投票合議制だっけ?
GMが配布しろって書いてるね。じゃあいいと思う。

セッションの進行を……
そりゃGMがやらなくてもいいマスターシーンができる時点でもう助けられてんのよ。
1点ずつどうぞ。
赤嶺 アンリ
いただきまーす。
GM
場所の云々は、いつもコールしてくれる赤嶺さんかな。
コールはみんなやってるからみんなでも良くない? って意見いただいた。
赤嶺 アンリ
横から意見が飛んでくるw
白岡 久喜
別にリアル声をここで開けっぴろげせんでもいいんじゃよ
阿修雷
www
GM
じゃあ1点ずつどうぞ~。
阿修雷
わぁい
system
[ 鶴ヶ島 絢子 ] 経験点 : 16 → 17
system
[ 阿修雷 ] 経験点 : 15 → 16
system
[ 赤嶺 アンリ ] 経験点 : 14 → 15
赤嶺 アンリ
わーい、いただきます
GM
以上かなー
赤嶺 アンリ
c(17+16+15)/3 じーえむけいけんてん c((17+16+15)/3) > 16
GM
はーい、16点有り難くいただきます。
長くなっちゃったお話へのお付き合い、ありがとうございました!
赤嶺 アンリ
こちらこそ、大きな転換と盛り上がりを味わわせて下さって、ありがとうございました!
阿修雷
むしろ1回多くしてありがとうございました!
白岡 久喜
私はDXでは常にお客さんなので、お礼を言うことしかできない
GM
おおそうだな。もともとオマケだったなこの話!
家出小僧連れ戻してもらおう程度だったのにどうしてこうなった。
ということでGMバトンをお返しして家出小僧に戻ります。
GM
はーい! ではGMバトンを受け取ります。

ひとこと
GM
「ただいま!」

最短で終わるはずだった最長のストーリー。
強力だが一瞬で燃え上がるキャラクターたち。
全員無事に日常へ帰ることができるのか……
バックトラックに緊張が走る。


ダブルクロス 第四話『Deadman’s Cruise』2

たぶん炒飯の味の感受性に不満

ダブルクロス 第四話『Deadman’s Cruise』1

願い。僕の願い。みんなを守ること。みんなって誰だろう。とにかくみんなを守れるヒーローになること。

ダブルクロス 第九話『枷』 5

「私の声が聞こえた頃にはもう遅い」

ダブルクロス


本作は、「矢野俊策、ゲーム・フィールド」が権利を有する「ダブルクロス」の二次創作物です。