TRPGリプレイ ダブルクロス3rd 第九話『枷』 12


GM
更正施設に侵入した一行。
だがどうにも様子がおかしい。

収容されていた少年少女達は意志を失ったかのように襲い来る。
新たな一歩を歩んでいると思われていたここにいったい何が起きているのか。
また、スリムな獣になったニーカは再びゴリラに戻されるのか?
本日は戦闘!
では、地下からの侵入組。
赤嶺 アンリ
戸惑う八雲くんをさておきに戦闘じゃー!
鶴ヶ島 絢子
前回44口径って言ったけど、盛り上がりテンションに任せてS&W M500にしようかな
八雲 乾風
「くっそ、あいつらどうにかしなきゃ進めないのかよ!」
鶴ヶ島 絢子
「彼らもオーヴァードなんでしょ? だったら大丈夫じゃないか、っておじさんが」
GM
ぎぎ、と首をねじ曲げ、明らかに正気ではない少年少女があなた方へと刃を向ける。
赤嶺 アンリ
八雲の様子をちらりと見る。
「まぁ、殺さずになんとかならんか努力はするさ。期待はしないで欲しいんさ」
八雲 乾風
「あたりまえじゃん!」そうはいいつつ臨戦態勢

GM
大変お待たせいたしました。
戦闘です。
八雲 乾風
ううん今来たとこ
赤嶺 アンリ
八雲くんチャラーイ
GM
はいでは、戦闘開始!
セットアップ!
八雲 乾風
バトル!
GM
Cは《戦いの予感》を使用。
以上。
赤嶺 アンリ
セットアップなっし!
鶴ヶ島 絢子
はいはーい
《従者の行進》侵蝕:5 素早く未行動状態の従者を生み出す。シナリオ中LV回まで使用可能
《声なき者ども》侵蝕:なし 1シーンに作り出せる従者の数を+LV体する。侵蝕率基本血+7
《赤色の従者》侵蝕:5 同一エンゲージに1体の従者を行動済状態で生み出す。能力値は全3、HPはLVx5+10。従者が存在している限り、本体のダイス-3個
八雲 乾風
セットアップない!

GM
では バトル!
Cはマイナーで《斥力跳躍》を使用。
ふわりとその体が浮き上がるるぶ
鶴ヶ島 絢子
るるぶ高知
GM
おのれ予測変換。
赤嶺 アンリ
あるある
八雲 乾風
親方! 空からるるぶが!
GM
D&Dだったら避けろよ死んじまうぞ。
八雲 乾風
くっくっく、まだまだサプリメントがあるぞい
鶴ヶ島 絢子
そりゃもう
八雲 乾風
そして成長して行動値上がってたの忘れてたけどまあいいっか!

赤嶺 アンリ
どうするかな 鶴ヶ島さんいるし(守ってもらえそうだから敵の攻撃でHP削れないだろうの意)ひとまずHP削らないで普通に殴ってみるかな
GM
《威圧の瞳》《黒の鉄槌》《 鮮血の網》 を使用。
7dx+8 (7DX10+8) > 7[1,3,3,6,6,6,7]+8 > 15
射程は視界。全員〈回避〉を。失敗したら硬直する。
鶴ヶ島 絢子
硬直するとどうなるの、っと
GM
銭湯移動・全力移動が不可。カポーン
鶴ヶ島 絢子
おじさんが泣いちゃう
赤嶺 アンリ
隅っこで酒を飲んでるしかなくなる
初期配置
鶴ヶ島 絢子
ていうか我々も駒を置かねば
八雲 乾風
ほんまや
GM
デフォ位置そこで良いの!?
赤嶺 アンリ
あ、そうだ初期位置 戦闘開始時のエンゲージとかどうなってます?
GM
ひとまず列ごとに一個のエンゲージとかいう雑な感じで始まります。
赤嶺 アンリ
これだと同一エンゲージ?
GM
そうなりますねー
赤嶺 アンリ
そしたら初っぱなに何か来るかもしれないというのは想定できるだろう、と理屈をこねてこれでスタートさせてもらおうかな。
GM
いいよー。後列スタートでokですか?
八雲 乾風
ワイ〈射撃〉やし
鶴ヶ島 絢子
〈射撃〉やし
GM
ではぁ、改めて〈回避〉をどうぞです。
赤嶺 アンリ
okです。後で移動する。

GM
一マス3mにしよ。
広いなこの廊下。休憩ホールかなんかかな。テレビとか置いてあるの。
八雲 乾風
1dx 〈回避〉 (1DX10) > 3[3] > 3
赤嶺 アンリ
6dx+1 〈回避〉 (6DX10+1) > 10[1,5,6,7,7,10]+4[4]+1 > 15
鶴ヶ島 絢子
(7+2)dx 感覚判定 (9DX10) > 10[1,3,3,4,5,7,7,9,10]+4[4] > 14
GM
〈回避〉しなきゃならん人が〈回避〉した。
八雲と鶴ヶ島の目に少女の真っ赤な目が映る。
まるで突き刺さるようなその視線を見ると、足から力が抜ける。
八雲 乾風
「うわっなんか捕まった!?
あっ……め、目薬とか使う……?」
赤嶺 アンリ
「おっと、結構本気出してくるもんさ。いや。出さされてる、か」軽くステップするように、僅かに動いてそれを避ける。
あるいは少女の真っ赤な眼の光を、同じく酒で少し充血した眼で受け流したのかもしれなかった。
GM
紅い。
少女の白い髪が翼のように広がる。
そして鶴ヶ島のターン。
鶴ヶ島 絢子
「目立つから狙いやすいね」
スイングアウトしたシリンダーを戻し、ハンマーを起こす
どれにしようかな
鶴ヶ島 絢子
どれから行こうかな
どれから潰す?
後列は八雲くんの範囲あるし、前列をアンリさんと一緒に潰すかな
赤嶺 アンリ
八雲くんと一緒に、未行動で銃を使いそうなやつから潰すのも手
鶴ヶ島 絢子
じゃぁAから行くか
赤嶺 アンリ
二人とも敵より行動値が高いから、うまくすれば行動前に潰せる
鶴ヶ島 絢子
それもそう
ではAに
GM
FP200とかあるかもしんないじゃん!!
鶴ヶ島 絢子
そうなの?
赤嶺 アンリ
世界が違う!! >FP
GM
ばれた
鶴ヶ島 絢子
《小さな塵》侵蝕:2 拡大した〈知覚〉による精密〈射撃〉を行う。組み合わせた攻撃の攻撃力に+LVx2
《マスヴィジョン》侵蝕:4 制限:100% 複数残像を生み出し、一斉〈射撃〉を行う。組み合わせた攻撃の攻撃力に+LVx5。シナリオ中3回まで使用可能
《ピンポイントレーザー》侵蝕:2 組み合わせた攻撃を装甲値無視に。ただし攻撃力-(5-LV)
《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》侵蝕:2 CRT値をLV分引き下げる。最低値7
(3+7)dx(10-2-1)+4+-2 コンセントレイト命中判定 (10DX7+2) > 10[1,2,3,4,5,5,5,5,7,8]+10[5,7]+1[1]+2 > 23
[ 鶴ヶ島 絢子 ] 侵蝕率 : 100 → 108
GM
2dx+1 〈回避〉 (2DX10+1) > 8[1,8]+1 > 9
鶴ヶ島 絢子
4d10+5+(3+1)×2-(5-3-1)+(3+1)×5 ダメージロール:コンボ【エンジェルズ・ラダー】 (4D10+5+(3+1)×2-(5-3-1)+(3+1)×5) > 16[1,9,1,5]+5+(3+1)×2-(5-3-1)+(3+1)×5 > 48
装甲無視

鶴ヶ島の【エンジェルズ・ラダー】はAに命中。
鶴ヶ島 絢子
あ、そうだリコピンチャージしとかないと
GM
トメィトゥ
鶴ヶ島 絢子
口に咥えたトマトジュースパックを握り潰すようにして吸引
「……ハァッ」
八雲 乾風
「鶴ヶ島さん、えっ!?」
赤嶺 アンリ
「相変わらず独特な反応の仕方さねぇ」
鶴ヶ島 絢子
頭上に浮かび上がる光輪が光り、気がつけば辺りに立ち込めるのは、光の霧
そして、それの中から現れるのは、無数の鶴ヶ島の姿
「「「どれがモノホンか手前にわかるか!? 避けてみな!」」」
言い、一斉にトリガー
それぞれの光輪が砕け散り、放たれた弾丸はさながらゲームのホーミングレーザーめいて対象に殺到する
GM
髪をくくった少女は、硬直していた。
回避する、という意思を持ったときにはもう遅い。
鶴ヶ島 絢子
避けようとした相手を、やがて一発の光弾が捉えたならば、バランスを崩したそこへ残りの光弾も全てクリーンヒットする
GM
その姿が無数の銃弾に貫かれて穴だらけになる。
鶴ヶ島 絢子
「答えは全部。驚いたかよ?」
GM
ぼ、と音を立ててそれは倒れた。
A死亡。
赤嶺 アンリ
「おーおー、やり口がエグいんさー」
鶴ヶ島 絢子
ハヤイ
GM
正直オーバーキルだぞ今の。
GM
八雲くんのターン。
メントスコーラ
八雲 乾風
んー、範囲攻撃するか単体するか、アンリさん的に侵蝕上げたい?
赤嶺 アンリ
今78か、割と上げたい。
八雲 乾風
OK,じゃあCだけ狙おう
マイナーで
《ハンドレッドガンズ》Lv5 侵蝕3
武器生成
種別:〈射撃〉、技能:〈射撃〉
命中:0、攻撃力:[Lv+4]
ガード値:-、射程:30m
[ 八雲 乾風 ] 侵蝕率 : 69 → 72
メジャーで
《小さな塵》Lv5 侵蝕2
攻撃力プラス[Lv×2]
《カスタマイズ》Lv3 侵蝕2
判定ダイスプラス[Lv]個
【コンセントレイト<エンジェルハイロウ>】Lv3 侵蝕2
CRT-Lv(最低6)
[ 八雲 乾風 ] 侵蝕率 : 72 → 78
GM
みんな容赦ないなー
八雲 乾風
(8+3)dx(10-3)+4 メントスコーラ (11DX7+4) > 10[2,3,6,6,6,8,9,9,9,9,10]+10[1,3,4,8,9,10]+10[1,3,7]+5[5]+4 > 39
GM
Cかー
GM
2dx+1 〈回避〉 (2DX10+1) > 8[4,8]+1 > 9
無理ぃ
八雲 乾風
4d10+9+10 【ダメージ】 (4D10+9+10) > 27[7,8,2,10]+9+10 > 46
装甲は使えるよ!

八雲のメントスコーラは命中。
GM
あなたのコーラが翼をもぎ取る。
メントスが残らず叩きつけられる。
白い髪を真っ赤に染め、少女は地に落ちた。
戦闘不能。
赤嶺 アンリ
翼をさずけるならぬもぎ取る
八雲 乾風
悪いなレッド〇ルじゃないんだ
GM
つーばさーをもーぎとーるー
鶴ヶ島 絢子
ていうか溶けきってないメントスまで叩きつけてるのか
それは痛い
八雲 乾風
メントスコーラで溶けるのってメントスの白いとこだけだしね……
八雲 乾風
「……ごめん」
鶴ヶ島 絢子
「なんだかんだ言って、しっかりヤる気じゃねぇか」
ひひ、とほくそ笑む
赤嶺 アンリ
「あんま言ってやんじゃねぇさ」
八雲 乾風
「……ニーカはずっとこんな気分だったんだ」
GM
仲間が落ちるのを気にする様子もなく、紅い爪が迫る。
1d3 (1D3) > 1
その朱に惹かれるように、酒の香をさせる男へ。
鶴ヶ島 絢子
カバーリングします?
下手にダメージだけ受けちゃったりするとアレだし
赤嶺 アンリ
差支えなければカバーリング欲しい
アンリのHPはダメージリソースだからあんまり削られたくない
鶴ヶ島 絢子
OK
赤嶺 アンリ
「おっと」
鶴ヶ島 絢子
「トレイ」
静かに告げれば、両者の間に未だ鶴ヶ島の姿をした影が滑り込む
カバーリング
GM
7dx+8 ドッジ-1 (7DX10+8) > 7[2,2,3,3,6,7,7]+8 > 15
真っ赤な爪が閃く。
その前に滑り込んだ影に爪が食い込み、振り捨てる。
鶴ヶ島 絢子
ダメージはおいくつ?
GM
装甲無視14
鶴ヶ島 絢子
お、HP1で生き残ったw
微笑んだままの鶴ヶ島の顔が、皮一枚残して垂れ下がる
断面は黒く、タールのような液体が垂れるが、倒れることもなく立ち塞がり続けた
GM
「バァァァァアアオ!」
爪を阻まれ獣が吠える。
赤嶺のターン。
赤嶺 アンリ
「ん」僅かに視線を送り、首を動かして礼をする。身体は獣に向けたまま。
赤嶺のイノセントブレード
赤嶺 アンリ
マイナーで《炎の加護》Lv2
メインプロセス中、サラマンダーエフェクトを組み合わせた判定 +2D。
侵蝕率+2。
[ 赤嶺 アンリ ] 侵蝕率 : 78 → 80
メジャーで獣に攻撃。 〈白兵〉イノセントブレード) / 《コンセントレイト:サラマンダー》Lv2(2)+《炎神の怒り》Lv2(3)+結合粉砕Lv4(4)
18DX8+2 装甲無視/ メインプロセス終了時にHPを3点失う (18DX8+2) > 10[1,1,2,2,2,3,5,5,5,6,6,6,7,8,8,9,10,10]+7[2,6,7,7,7]+2 > 19
[ 赤嶺 アンリ ] HP : 32 → 29
[ 赤嶺 アンリ ] 侵蝕率 : 80 → 89
GM
7dx+1 〈回避〉 (7DX10+1) > 10[1,2,2,3,4,7,10]+5[5]+1 > 16
赤嶺 アンリ
2d10+8 だめーじ!  (2D10+8) > 6[1,5]+8 > 14
鶴ヶ島 絢子
意外におとなしめ
赤嶺 アンリ
あんまり回らんかったですしね
GM
ok

赤嶺 アンリ
そのまま獣に向けてスライドするように一閃。敵に向かっていく剣がまるで風に煽られるように燃え上がる。
GM
「オォォオアァ!」
ぽかりと開けた口から悲鳴とも砲口ともつかぬ声を吐き出す。
一瞬遅れてその傷口から煙が上がる。
血走った目があなた方をにらみ付ける。
鶴ヶ島 絢子
「ひひっ、相変わらず派手に焼きやがる。どっちがエグいんだか」
赤嶺 アンリ
「んー、ホーミングの方がエグいと思うんさ。俺のは避けられたら終いだし」
燃える剣を獣の肉に食い込ませ、生きたバーベキューの匂いをさせながら、元の位置に戻る。
GM
では1ターン目終了。

GM
セットアップ。
こちらはない。
赤嶺 アンリ
こちらもなし。
鶴ヶ島 絢子
今回はなし
影みんな元気だし
GM
では鶴ヶ島。
鶴ヶ島 絢子
「ガンバルんじゃねぇよ。楽に一発で済ましてやろうってのによ」
普通に撃つぞー
撃つ?
赤嶺 アンリ
侵蝕率的には八雲くんにトドメをしてもらうのが一番ナイス?
鶴ヶ島 絢子
ああ、それでもいいかな
ただ、八雲くんのマインド的に大丈夫かw
赤嶺 アンリ
八雲くんのマインド的には全くナイスじゃなさそう
八雲 乾風
100超えてるもんね
鶴ヶ島 絢子
こちらは普通に撃つだけだから、侵蝕率は上がらないよ
八雲 乾風
Bってビーストスタイル?
GM
ですよー
八雲 乾風
じゃあ別に(レイシズム
GM
そうかw
鶴ヶ島 絢子
ある意味ルッキズムでもある
赤嶺 アンリ
なんでや人間の姿に戻ったら美少女かもしれんやんか
GM
一昔前のエロゲにそういうのあったな。
鶴ヶ島 絢子
まぁ、通常〈射撃〉じゃ死なないかもしれないし
削るつもりで撃っておこうか

鶴ヶ島の攻撃
鶴ヶ島 絢子
(3+7)dx+4+-2 命中判定 (10DX10+2) > 10[1,1,1,3,3,7,7,7,9,10]+6[6]+2 > 18
GM
7dx+1 〈回避〉 (7DX10+1) > 10[3,6,7,8,8,9,10]+5[5]+1 > 16
〈回避〉ならず。
鶴ヶ島 絢子
3d10+5 ダメージロール:通常〈射撃〉 (3D10+5) > 17[2,9,6]+5 > 22
装甲効くわよ
GM
んー、絶妙。

GM
獣の体のあちこちからひずみの音がする。
骨が砕ける音がする。
それでも尚戦いをやめようとしない。
八雲。
八雲 乾風
「もういいだろ……」
鶴ヶ島 絢子
「っつ~~~~……。普通に撃つと、反動デカすぎなんだよ」
八雲 乾風
ギガント使ってないからマイナーはなし、手持ちのコーラで戦う
小さな塵とカスタマイズで!
八雲のメントスコーラ
八雲 乾風
(8+3)dx(10-3)+4 メントスコーラ (11DX7+4) > 10[1,1,1,2,3,3,3,7,7,9,10]+10[1,3,5,8]+2[2]+4 > 26
[ 八雲 乾風 ] 侵蝕率 : 78 → 82
GM
〈回避〉
7dx+1 〈回避〉 (7DX10+1) > 10[5,6,6,6,7,9,10]+10[10]+6[6]+1 > 27
GM
ぬお
八雲 乾風
やるやん
GM
根性で越えおった
鶴ヶ島 絢子
めっちゃ避けとる
八雲 乾風
任せたで大人

Bはなんと根性回避。
鶴ヶ島 絢子
「……おっさん」
頼んだ、と目で
赤嶺 アンリ
「ああ」僅かに視線を伏せ、了承。
八雲 乾風
「……ごめん」
GM
その目にはもう何もうつさず、獣は吠える。
1d3 (1D3) > 2
八雲。
獣は爪を振りかざした。
7dx+8 ドッジ-1 (7DX10+8) > 10[1,2,2,6,8,8,10]+10[10]+8[8]+8 > 36
八雲 乾風
1dx〈回避〉(1DX10) > 10[10]+10[10]+4[4] > 24
めっさがんばったのに
鶴ヶ島 絢子
では
「シンコ。守ってやれ」
新たな鶴ヶ島の影が割り込む
GM
装甲無視14
鶴ヶ島 絢子
また生きてるw
GM
固定値だったからなぁ。
こっそり振り足しても良かったかコレェ

八雲 乾風
「うわっ、あ、ありがと」
鶴ヶ島 絢子
首の付け根から、鳩尾のあたりまでをばっさりと断たれてもなお、影の鶴ヶ島は笑顔を絶やさず八雲の前に立っている
GM
爪が八雲の鼻先で黒い鶴ヶ島に阻まれる。
八雲 乾風
(痛くないの?)
鶴ヶ島 絢子
取れかけた首で八雲を振り返ると
「いえいえ」
と唇の動きだけで。
GM
SANチェックもんじゃねぇか。
赤嶺さん。
赤嶺のイノセントブレード
赤嶺 アンリ
マイナー 炎の加護Lv2 メインプロセス中サラマンダーエフェクトを組み合わせた判定 +2D
[ 赤嶺 アンリ ] 侵蝕率 : 89 → 91
メジャーで獣に攻撃。 〈白兵〉イノセントブレード) / コンセントレイト:サラマンダーLv2(2)+炎神の怒りLv2(3)+結合粉砕Lv4(4)
[ 赤嶺 アンリ ] 侵蝕率 : 91 → 100
18DX8+2 装甲無視/ メインプロセス終了時にHPを3点失う (18DX8+2) > 10[2,2,2,3,3,3,4,4,6,6,6,7,7,8,9,10,10,10]+10[2,2,4,10,10]+10[8,10]+10[3,8]+3[3]+2 > 45
[ 赤嶺 アンリ ] HP : 29 → 26
GM
7dx+1 〈回避〉 (7DX10+1) > 9[2,3,4,4,5,8,9]+1 > 10
鶴ヶ島 絢子
めっちゃ回った
GM
〈回避〉失敗。ダメージを。
赤嶺 アンリ
5d10+8 (5D10+8) > 33[3,10,8,7,5]+8 > 41
GM
残りHP1しかないとこにそんなのブチ込まれたらなぁ。
鶴ヶ島 絢子
1だった

赤嶺 アンリ
ん、とひとつ頷いて── 獣の心臓めがけて切っ先が食い込んでいく。
手から発する超高熱が内側から肉を焦がし、燃えるより先に獣の内臓を炭化させる。
GM
獣が内側から焼ける。悲鳴は途切れ、口から、目から煙が上がる。
戦闘 終了
赤嶺 アンリ
その結果、剣を振り抜くまで案外静かだった。
「ニーカ……、ジンノーシェ。UGNの処刑者。
きっと、こういうのを繰り返してきたんだろうさねぇ……」
鶴ヶ島 絢子
オーヴァードが完全に死ぬまで、だからな」
八雲 乾風
「………
一体どうしちゃったんだよみんな」
赤嶺 アンリ
「さ、行くんさ。こいつらが蘇るまでぼさっとしてたら、また殺さなきゃならんさ。
何度も繰り返してたら、本当に死んじまう」
八雲 乾風
「わか……ってるよ」
鶴ヶ島 絢子
「面倒くせぇし、とっとと行こうぜ」
赤嶺 アンリ
「終わって酒を飲む時間くらい欲しいんさー」
鶴ヶ島 絢子
「このニオイ嗅いでまだ呑めんのかよ」
GM
周囲には焼け焦げた血と肉のにおいが漂っている。
赤嶺 アンリ
「酔っ払いに呑めん時はないさ」
片手で炭の臭いをさせる剣を提げたまま、片手で酒の瓶を開いて一口。
いつもより少しゆっくり酒を飲んで、少し時間を作ったらしかった。
八雲 乾風
3人の側に1本ずつコーラボトルを置いていく
GM
やさしい
あとコーラの爽やかな香りも漂った。
鶴ヶ島 絢子
「おら行くぞ、八雲。
この調子じゃ、ニーカの方にも見知った顔が湧いてるかもしれねぇんだ。
用事を早く済ましゃ、それだけお互いの負担は軽くなる」
赤嶺 アンリ
「おっとっと」酒瓶を慌ててしまいつつ、また前に出る。

GM
さっき倒した獣から、黒い小さな塊が転がり落ちた。
鶴ヶ島 絢子
「なんだこりゃ」
赤嶺 アンリ
「あん?」それを拾い上げる。見覚えはあるだろうか。
GM
見覚えは、恐らくあるだろう。
半年前の襲撃時、あなたは似たような物をミアキスが持っていたのを見ている。
八雲 乾風
「何、それ」
GM
拾おうと触れると、あなたは背筋に強烈な悪寒を感じるだろう。
赤嶺 アンリ
うっ、と僅かに呻く。
GM
そして黒い塊は力もかけていないのに指先で砕ける。
八雲 乾風
「壊れちゃった……」
赤嶺 アンリ
「……ここにも絡んでんさ。あいつ」指先で砕けたそれを、じっと見ている。
鶴ヶ島 絢子
「あん?」
赤嶺 アンリ
手短に、強烈な悪寒を感じたこと、半年前のUGN収容所襲撃でミアキスと名乗る女が同じようなものを持っていたことを話す。
鶴ヶ島 絢子
「S市の収容所の事ぁ知ってたが、それは初耳だぜ。
何かヤベェ代物なのか」
八雲 乾風
「襲撃って……でも、なんでそれがここに」
赤嶺 アンリ
「もうちっとアレな場所だったけど、あん時も収容所だったんさ。ああ、やばい感じしかせんさ、これ。
こいつらがこうなってんのにも、あいつが関係してるんかもしれんさ」
そう言った時に、ちらと八雲の方を見た。
八雲 乾風
「……くそっ、とにかく古賀さんを見つけて、なんとかできないか聞いてみなきゃ」
鶴ヶ島 絢子
「なんにせよ、今は先に進むしか無ぇって事な」
赤嶺 アンリ
「あぁ。一応、他の奴らもこいつ持ってないか気にしとくんさ」
鶴ヶ島 絢子
持ってるというか、埋め込まれてるんじゃ無かったっけ?
GM
埋まってるよ。
赤嶺さん、あなたと同じように。
赤嶺 アンリ
なるほど。
鶴ヶ島 絢子
魔眼コピーなのかな
魔眼、って打ち込むと🪬が出てきて草
GM
なにビ○ルダー?
赤嶺 アンリ
「……」それが崩れ砕けていった指先を見て、少し何か考えるようにして。
「やーさねぇ」その思考を棚上げした。

GM
廊下ではそうした戦いが何度か行われた。
正気を失っている少年少女が時に道を阻み、あなた方が蹴散らす。
よく見ると、更正施設内には、部屋の隅でじっとしている者もいる。
声をかけると怯えたように身をすくめる。
鶴ヶ島 絢子
言葉通じるのかな
GM
言葉をかけてみる?
八雲 乾風
見知った顔?
GM
そうだな、折角だからイノベ……リベレーターズの子にしよう。
あなたに、存分にコーラを飲みたいと言って笑っていた少年だ。
八雲 乾風
「!
あっ……久しぶり、ねぇ、覚えてる? 俺、八雲……」
GM
「あっ、おま オマエ。八雲。
お前は 正気なのか」
八雲 乾風
「よかった、無事だったんだ。えっと、正気、だけど」
鶴ヶ島 絢子
「また知り合いか?」
赤嶺 アンリ
「鶴ヶ島、何があったか聞き出せそうさ」
八雲 乾風
「うん、前にえーと、その、一緒のとこにいた」
「みんな、どうしちゃったの?」
GM
「わからナイ いきなり話が通じ なくなって」
鶴ヶ島 絢子
「ほう。
何があったのか、聞かせてもらおうじゃねぇか」
八雲 乾風
「いきなり……
なんか、変なこととか、されてない?」
GM
「ヘン なこと そうイエば。
社会復帰 ヲ早めるため の。
処置をスるて」
少年は頭をかきむしった。
「最初はヨカタ のに 襲撃 のこロから」
八雲 乾風
「ね、ねぇ……」
GM
あなたが嘆願書を書いて、古賀に託したとき、こんな状態であるなどと言った話は出てこなかった。
むしろ、以前の非人道的な扱いを改めるという話だったはずだ。
鶴ヶ島 絢子
「八雲」
八雲 乾風
「えっ?」
鶴ヶ島 絢子
肩ポン
「こいつはここに置いとくのがいっそ安全だ」
八雲 乾風
「で、でも」
鶴ヶ島 絢子
「今は、な」
八雲 乾風
「くっ、そ、なんなん……だよ」
赤嶺 アンリ
「社会復帰を早める措置ねぇ。鶴ヶ島、あいつは、ミアキスはFHなんさ。やったのがUGNだとすれば、存外ややこしい事になってるかもしれんさ」
鶴ヶ島 絢子
「……そうかね?」
赤嶺 アンリ
「少なくとも表向きには」
鶴ヶ島 絢子
「表向きはどうだか分からねぇ。だが、この程度の事は、まぁあるんじゃねぇかと考えてたぜ」
八雲 乾風
少年に語り掛ける
「ごめん、それよりさ。こんなところじゃしばらく飲めてないだろ。コーラ、好きなだけのめよ。」1.5Lペットを数本生成しテーブルに置く
「また戻るから、待ってて」
鶴ヶ島 絢子
飲み放題
GM
「アリが と」
少年は一本のボトルを大事そうに抱くと、部屋の隅にうずくまった。
赤嶺 アンリ
「とすると、古賀がやばいかもしれんさねぇ」
鶴ヶ島 絢子
「ああ。だから、とっととガラ抑えときたかったんだけどな。
どっちかてと、そっちのがややこしい話だぜ」
八雲 乾風
「古賀さんが!? 急がなきゃ!」
鶴ヶ島 絢子
一方その頃、上階では!

GM
リチャード&ニーカ無双が繰り広げられていた。
上階、その施設の管理を行う制御室に行き当たる。
リチャード
「ここがコントロールルームですか」
ヴェロニカ
『アヤコたちの様子がわかる?』
リチャード
「そう、ですね。監視カメラの映像を探しましょう、ミス・コガも」
ヴェロニカ
適当にぴっ、て押したらボン! て
GM
扉に手をかけた、その時。
扉の向こうで強い殺気が膨れ上がる。
ヴェロニカ
『……! リチャード!』
彼の腕を掴んでぐいって
リチャード
「……わかっています」
GM
扉ごと吹っ飛ばして中から現われるのは真っ赤な獣。
それは あなただ。
リチャード
「!?」
ヴェロニカ
『!?』
リチャード
量産型ヴェロニカしちゃったの?
ヴェロニカ
そんな簡単に量産化できたのか
リチャード
万能ジンノーシェ細胞
ヴェロニカ
デビルニーカ細胞
ヴェロニカ
『ど、どういうこと……?』
槍を構える
GM
血に汚れた巨躯。
理性を失った瞳。
それはまさしく血塗られた処刑獣と名高いジンノーシェ。
そのものに見えた。
赤嶺 アンリ
なんと影ニーカちゃん
八雲 乾風
ゴリラvsデビル
リチャード
「この施設は一体」
ヴェロニカ
『あなた、誰!?』
GM
といったところで以下次号ッ!
赤嶺 アンリ
ここまでにニーカちゃんが狐スタイルになってたのはよかったなぁ

八雲 乾風
お疲れ様でした!
ヴェロニカ
お疲れ様でした!
赤嶺 アンリ
量産型ニーカvs真ニーカ! お疲れ様でした!
GM
おつかれさまーーー
赤嶺 アンリ
これは次回が気になるゥ
ヴェロニカ
攻撃↓
防御↓↓
見た目↑↑↑↑
な進化だから負けてまうかも
GM
そうなのぉ!?
八雲 乾風
ま、まあ理性なさそうですし
赤嶺 アンリ
そこはイケメンのイケサポートで
GM
まあ……正直……
紅いヤツかわいそうだなって……
ニーカとイケメンのセットなんてイヂメじゃん……

コメント By.GM
この更正施設はおかしい。
襲い来る様子のおかしいオーヴァード達。
半年前の事件と関係があるのか?

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本作は、「矢野俊策、ゲーム・フィールド」が権利を有する「ダブルクロス」の二次創作物です。