こんばんは
ミアキス
オーヴァード学園だぁ
GM
今日はオーヴァード学園!
なんだけど、確認したい。
衛藤 ゆき
はい。
ミアキス
はい
GM
衛藤さんが居る学校って、八雲君もいるとこ?
白岡 久喜
そもそも本当の学校なの?
GM
全然関係ない学校だと思ってたんだけど、なんかそうみたいな話に……
衛藤 ゆき
まさか
GM
あ、だよね。
白岡 久喜
FH内のオーヴァードの研修施設を学校と呼んでいるのかと思ってた
衛藤 ゆき
衛藤はどっちかっていうとカヴァーとワークスにほとんど差がないというか
表に露出してないFHの訓練所でひたすら教鞭をとってる感じですね
GM
FHの研究対象が集まっている場所、みたいなとこだよね。
訓練所か。
衛藤 ゆき
普通のオーヴァード相手だけどたまに研究対象に回すよくらいの
白岡 久喜
今日は皆さんに殺し合いをしてもらいます
とかやってそう
GM
まあ、死なないしね。
だいたいは。
衛藤 ゆき
つまみ食いしてもすぐ治るしね
GM
とすると登場するのは衛藤さんとお嬢様かなー
白岡 久喜
お。私もか


GM
では、ここはFHのU市にある訓練所。
衛藤 ゆき
U市!
GM
ここにも(多少サツバツとしているかも知れないが)日常が戻ってきた。
磁石
GM
SとNだしー
磁石かな? って
衛藤 ゆき
磁石ってコト!?
ミアキス
なるほどな??
GM
反発する二勢力をくっつける者は果たして現れるのか。
白岡 久喜
ごはんつぶでくっつけとこ
ミアキス
こうなる前のミアキスは衛藤さんの牧じょ…… 訓練所がある所に引っ越そうとしていたのか>U市
GM
そういえばそうだったなぁー
あれU市だった。
白岡さんこの部屋にいるの?
衛藤 ゆき
ご主人様はきっと教室の後方腕組みしてるのね
白岡 久喜
我もこの学園の生徒だったのか
衛藤 ゆき
生徒っていうか……役員……?
白岡 久喜
そうだったのか!
じゃぁ、むしろ教室の前方かな?
教育実習を見にきた教頭先生みたいな
衛藤 ゆき
そんな感じ
ミアキス
筆頭生徒じゃなくて役員だったのか

GM
優しく見えて実は恐ろしい教官が戻ってきたことに、落胆する訓練生もいるだろう。
衛藤 ゆき
「皆さんお久しぶりです。私がいなくても着実に成長しているようですね。」
GM
元気な返事をする者、控えめに返事をする者、態度は様々だが、いずれも真面目である。
不真面目で実力ある者は早々に卒業して任務に出る。
不真面目で実力なき者がどうなったか……知る者はない。
訓練生は大体14~16歳くらいの者が多い。
衛藤 ゆき
「教練に戻る前に、みなさんに嬉しいサプライズがあります」
GM
サプライズとは何だろう。ざわつく。
衛藤 ゆき
「さあ、入って」
GM
緊張した顔、怯えた顔、興味津々の顔。
様々な表情の子供達が身を寄せ合って部屋に入ってくる。
その数、8人ほど。
子供達は、一人のほっそりとした少年を中心としているようだった。
衛藤 ゆき
わぁいたくさん!
GM
「新入生?」
「多いな」
「事故でもあったの?」
訓練生が口々に質問を投げかけ、遠慮の無い視線をぶつける。
新入り達はすっかり縮こまった。
ミアキス
元UGNより元からFHのほうが押し(エゴ)が強そうだもんなあ>表
衛藤 ゆき
「今日からみなさんの仲間となる人達です」
クピド
「……あっ」
白岡 久喜
「何をビビっとるか。
こういうのは第一印象というやつが肝要じゃ」
衛藤 ゆき
「ごめんなさいね」
クピドを子供たちの前に誘う
白岡 久喜
「ビシッとキメたらんかい」
GM
部屋の隅にいる白岡を見て、クピドがおずおずと前に出る。
衛藤 ゆき
「まずは彼から……自己紹介していただける?」
クピド
「あ……はい……」
少し恐れるような視線。

阿修雷
初対面の相手に緊張しちゃうの、分かるアル
クピド
ボクを殺した人がふたりいるんだよね、ここに。
白岡 久喜
白岡は、戦闘実習の時だけ来て、教育はまともに受けてない印象
余計な情報入れないように、ミアキスとかに、家庭教師的に温室培養されてそうだなって
ミアキス
なるほど?
あんまり情報が入るとノイズになるからか
白岡 久喜
そうそう
思い通りに動かそうと思ったら、そういう無菌状態が必要かなと
ミアキス
ありそう
結雲 悠
こんな施設があるのにいれて貰えなかったの、やっぱりこっちも都築さんに別ルートで育てられてたんだろうな。
ミアキス
でしょうねぇ。都築セル/都築さんとミアキスたちは互いに敵対勢力なんじゃないかって話ありましたし。

クピド
「ボクは、クピド……です」
衛藤 ゆき
「皆さん、彼はクピドくん。新入生といっても転入のようなものだから甘く見てはいけませんよ。。
なにしろ、彼は私を一度殺したくらいの実力があります。みなさんにもいい刺激になるでしょう。」
さらりと
白岡 久喜
「ま、それを更に殺したのがワシじゃけどな!」
GM
殺した、の言葉に身をこわばらせるクピド。
「ええー、教官こいつにやられたのー!?」
衛藤 ゆき
「ええ、見事な一撃でした」
GM
口火を切った彼に続くように、残る子供達も自己紹介をする。
その間クピドは、じっと白岡を見ていた。
衛藤 ゆき
そんな彼の肩に手を置く
クピド
「……」
衛藤 ゆき
「大丈夫。あなたはここで本当の世界を知ることができるでしょう。恐れる必要はありません。」
クピド
「ほんとうの、世界……?」
衛藤 ゆき
「ええ、檻の中ではなく」
クピド
「でも、もし、力が暴走したら。
人を傷つけてしまったら」
白岡 久喜
「心配しよるな。
そしたらまた止めてやるわい。ワシが」
ゲンコツ見せる
衛藤 ゆき
「暴走、というけれど」
教室の一角を指さす
GM
クピドは指さす方へと目を向ける。
衛藤 ゆき
全身から鱗の生えた怪物が1体佇んでいる
ジャームのクラスメート
GM
どちら様だろうか。
衛藤 ゆき
「彼は、UGNが言うところの『ジャーム』です」
適当にジャームの例をみせたかっただけです
ミアキス
先生、こちらは雑談窓よ
FHには暴走も~ ジャームもなんにもなーい
GM
邪魔だったら殺されるだけー
ミアキス
誰かに力を振るったら誰かに力を振るい返されるだけ

衛藤 ゆき
「彼は、UGNが言うところの『ジャーム』です」
GM
元UGNの子供達がざわつく。恐れる。
衛藤 ゆき
「人の姿に戻ることはないけれど、みなさんと同じ仲間です。
それに、必ずしも暴れるわけじゃないですし」
クピド
「で、でも、ジャームは……
欲望のままにふるまって、人とは相容れない」
そこまで言って、言葉をもごもごと口の中に留まらせる。
白岡 久喜
「それこそがUGNどもめの都合の良い嘘よ」
GM
「よくぼーくらいだれでもあんじゃん」
「お前メシ食わねぇのかよ」
訓練生達が笑う。
衛藤 ゆき
「ごらんの通り、相いれるもなにも一緒に過ごしておりますわ」
白岡 久喜
「認めるが良い。異能を身につけようとも、多少見てくれが愉快になろうとも、それは人としての有り様の一つに過ぎん」
衛藤 ゆき
「ラーコーツィ様のおっしゃる通りですわ」
相談
白岡 久喜
あー、どうなんだろ
あまり白岡に喋らせない方がいいか
衛藤 ゆき
問題ありませんわ!
白岡 久喜
『表向きの立場』を生徒たちに染み込ませるには、このくらい素直な筆頭がいた方がいいのか
ミアキス
まともに見えて圧倒的に異様な二人に対して、お嬢様はほんとに素直なのが好対照
この面子へたに外面がうまいせいで、ミアキスといい衛藤さんといい、たまにすごく真っ当なことを言っているように見えてしまう
白岡 久喜
そういえば、ミアキスは白岡に卵植え付けてるんだっけ?
ミアキス
いや、確かそれだと話がごちゃついてしまうので、結局苗床はナシで普通にお嬢様は実験材料になってもらおうねってことだったはず
白岡 久喜
あ、そうか
ミアキス
混乱させちゃって失礼しました
白岡 久喜
実験材料って具体的にどんな感じの考えてます?
いえいえ
ミアキス
今の所まだ未定です 最終回の話次第
白岡 久喜
あ、そうか
ミアキス
ただ今回のラストで匂わせるくらいはあってもいいかなーとは思ってました
白岡 久喜
この話までは白岡こっちにいていいのか
ミアキス
いえすいえす

GM
ふたりの言葉を見。恐れる様子もない訓練生達を見。
子供達は混乱していた。
今まで彼らを育てると同時に庇護してきた環境。
彼らを閉じ込め、抑えつけてきた環境。
全てがひっくり返った世界。
それはあまりにも、彼らにとっては甘美だった。
それが、護ってくれる者などない、自らの実力を磨かねば墜ちてゆくだけの世界だなどと、世界が広がったばかりの子供達に分かろう筈がなかった。
衛藤 ゆき
「とはいっても、いきなり違う世界を見せられても混乱してしまうでしょう。
私も一度にこんなに人が増えるとさすがにお世話が回り切らないので。
皆さんにはここの暮らしに慣れてもらうまで、専任のお世話係をつけますわ」
GM
お世話係?
子供達はいくらか恐怖の消えた目で、周囲を見回す。
衛藤 ゆき
「アシュレー」
阿修雷
「はい先生。
私は阿修雷。これからよろしくお願いします。」
GM
「アシュレーだ」
「炒飯だ」
「気の毒にな」
訓練生達がヒソヒソとささやきかわす。
「どれくらい生き残ると思う?」
「いや無理でしょ」
「3日に賭けるね」
ミアキス
通称が炒飯になってる
白岡 久喜
「ちなみに、戦闘教練は、ワシが教官じゃ」
GM
「1日だね」
恐ろしいささやき声に、子供達は縮み上がった。
阿修雷
「……彼らはあなた方をからかっているだけです。
演習で叩きのめしてしまって構いませんよ」
GM
クピドと名乗った少年は一歩進み出る。
クピド
「ボクたちは……生きたくてここに来ました。
よろしくお願いします」
阿修雷
「あなたは、クピド、でしたね」
クピド
「はい」
阿修雷
「最初に1つだけ、覚えてください」
クピド
「? はい」
阿修雷
「あなたの力は、あなたのもの。他人のものではありません」
クピド
「ボクの、力?」
阿修雷
「ただ歩くのにいちいち指図を受ける必要がありますか?」
クピド
「いいえ……
ありません。ありません、教官」
阿修雷
「アシュレーでいいですよ。私は別に先生ではありませんから」
クピド
「はい、よろしくお願いします、アシュレーさん」
阿修雷
「こちらこそよろしく」
ミアキス
それを観測する道具たるアシュレーがyou
衛藤 ゆき
「はい、じゃあ今日は肩慣らしに座学にしましょう。来るべき新世界のことをもっと知るために、アルフレッド・J・コードウェル博士の論文からレネゲイドの特性を……」
GM
子供達は思い思いの席に座り、講義に耳を傾ける。
それは彼らにとって、全てが新鮮だった。
ミアキス
先生っぽいことやってる~~~>座学
八雲 沙織
私もここで学んでいるらしいですね。
白岡 久喜
「えー? ワシ今日目一杯暴れられるって聞いてきたんじゃけど?」
衛藤 ゆき
「ラーコーツィ様は午後から演習をお願いいたしますわ」
白岡 久喜
「あ、そうなん」
衛藤 ゆき
「ええ、元からいる子と、新入生で腕試しをしましょう。
アシュレー、新入生の監督はお願いね」
白岡 久喜
「ほいじゃ、ワシ宿直室行って寝るわ」
クピド
「行っちゃうの……?」
ミアキス
あらあら。
白岡 久喜
「ん? 寂しいんか?」
阿修雷
「すぐ会えますよ」
クピド
「……」
阿修雷
「というか、いつでも会えますよ」
白岡 久喜
「心配せんでも、すぐ後でしごき倒してやるわい」
クピド
「いつでも……?
ほんとうに、いつでも? 自由に?」
ミアキス
元の環境が酷かった分、優しさのようなものを提示されると懐いちゃうんだなあ かなしいなあ
阿修雷
「家に遊びに行くとか」
衛藤 ゆき
「あらごめんなさい。言ってなかったけど、ここは出入り自由よ」
GM
クピド含め、子供達は今日イチどよめいた。
ありえないことだったからだ。
白岡 久喜
「そういうことじゃ」
阿修雷
「ここでのルールは3つだけ。
1つ、入口と出口は同じ場所を使うこと。2つ、自分に忠実であること。3つ、週に1度は炒飯を食べること。」
GM
「でた」
「炒飯だよ炒飯」
面白がる訓練生と対照的に、子供達は首をかしげた。
衛藤 ゆき
「3つ目は、まぁ、いいでしょう」
白岡 久喜
「そういえば、ワシまだそのチャーハンとやらを食べさしてもろたことないんじゃけど。
いつになったら食べさしてくれるんじゃ」
衛藤 ゆき
「いつでも作らせますわ!」
GM
そろそろ閉めていいかしら。
クピド
「分かりました、アシュレー、教官。
ボクはここで、生きて行けそうです。生きていけるように頑張ります」
GM
少年は胸を張った。
GM
まー、ガーゴイル君はね、強いからね。
そこそこは。
阿修雷
「やりたいようにやればいいのです、力を押さえつけられるのではなく、気が向いたら力を貸す。それくらいのことですよ。」
クピド
「ボクが、やりたいように」
阿修雷
「ええ、あなたの思うように」
クピド
少年は笑った。
GM
UGNで抑えつけられて育った子供には二種類いる。
ほとんどはUGNの教育に染まりきり、力と心を解放できぬままにひっそりと滅びてゆく。
だが希に。
抑圧の反動なのか、凄まじいまでの力を開花させる者もある。
この8人の中に、どれだけそのような力を持った者がいるのか。
彼らにどのような運命が待っているのか。
それはまだ誰も知らない……おそらく。
微笑む教官とその眼の少女を除いては。

阿修雷
午後はアシュレーの全面サポートのもと在学生をフルボッコ
GM
そこで一部は立場が逆転するなー
ミアキス
一目置かれるようになるガーゴイルくん
阿修雷
ほめて伸ばす
ミアキス
あ、じゃあ最後だけ出て軽く匂わせようかな>どういう実験
シーンに蛇足でなければだけど
気持ちよく運動して帰ってきたお嬢様とちょっと会話する感じで

GM
お次は
お嬢様のシーンだけど、何かしたいことはあるかな。
白岡 久喜
いやぁ
どうしたもんかなと思ってw
GM
正直、平和にヨーヨーしてる姿しかうかばんのよね。
今回の事件でも一切疑問を持つこともなかったし。
白岡 久喜
どういう実験されるんだろ
衛藤 ゆき
ストリングスパイダーベイビーですわ!
白岡 久喜
じゃぁ、とりあえず学生と新入りを全部ぶちのめすか
GM
ひどい
白岡 久喜
戦闘教練で
GM
何人かは生き返らなかったりして。
白岡 久喜
手加減はするよ
生き返られる程度に

阿修雷
「……大人げない」
衛藤 ゆき
葉っぱもありますわ!
GM
「しーっ、白岡がいなくなるまで《リザレクト》抑えてんだからほっといてよ」
白岡 久喜
最初はとりあえず
新入り側に入ろう
「新入りども!
お前らにはワシが手を貸してやる。古株どもを適当にコマしたれ」
クピド
「よし、ボクは行くぞ!」
GM
少年の体がめきめきときしみを挙げて巨大化する。
そして先輩全部をぶちのめしたら再度白岡と衛藤にケンカ売ろうとしているクピド。
衛藤 ゆき
「ふふ、もうすっかり慣れたみたいですね」
白岡 久喜
「くあ」
眠そうに大あくび
クピド
「隙ありっ!」
阿修雷
「クピド、ああ……」
白岡 久喜
飛びかかる鋼の獣の両腕が砕ける
両手から繰り出された重合金の塊によるものと、認識できただろうか
「なんじゃ、ついでにワシも叩こうてか。
ええのぅ、その戦闘意欲」
クピド
「一回殺されたお返しはしたいじゃない!」
阿修雷
「分が悪い……他の者も手を貸してください」
GM
アシュレーの言葉に、数人が自分の獲物を手に四方八方から襲いかかる。
白岡 久喜
なんだ、古株も新入りもタッグでかかってくるか
GM
部屋の隅で水分補給をしている古株ふたりが言う。
「3秒にいっぴょー」
「いや2秒でしょ」
衛藤 ゆき
「ご主人様がんばって~~~」《援護の風》
GM
「「1秒以内かぁ……」」
二人が揃ってため息をつく。
阿修雷
「攻撃直後を狙いなさい」《戦術》
クピド
「はいっ!」
GM
獣は砕けた腕を折り捨てる。
白岡 久喜
「おぅおぅ、早速仲良ぅしとるようで何より。
ワシ嬉しくって張り切っちゃいそうじゃ」
重合金の塊を地に落とし、2つの血珠を垂らす
すう、と息を吸い、
「むんっ」
身体中のレネゲイドを強制的に活性化させる(ジェネシフト
黄金色の瞳が、見開かれる
GM
獣の後から飛ぶ光の銃弾と、鎌鼬。
背後からはヨーヨーのストリングを狙う刃。
同時、鋼の尾が足下を崩しにかかる。
白岡 久喜
迫るそれらをギリギリまで引きつけ
【Trick Combo:Around the Galaxy 2A】侵蝕:7 《渇きの主》《血の宴》装甲無視
電磁力で加速された2つの珠が、音速でいくつもの円を描き、周囲をまとめて薙ぎ払う
GM
ぐ、がっ、と声にならぬ悲鳴がまとめて上がる。
ごき、という音も。
阿修雷
「……本当に大人げない」
白岡 久喜
「ちぇいっ!」
気合い一閃
【Trick Combo:BLOOD &BLOOD Gyro D.N.A Storm 6A】浸食:11 《渇きの主》《ポルターガイスト》《血の宴》装甲無視
阿修雷
「先生」
衛藤 ゆき
「ご主人様、そろそろご容赦くださいませ」
白岡 久喜
放たれた珠が、水分補給してのんびりとつぶやいていた者の一人の両足を吹き飛ばす
GM
えっひど
白岡 久喜
「わははははは! 戦場に安全地帯なぞあるか!」
GM
「さっさと逃げ出せば良かったぁぁ!」
白岡 久喜
「常在戦場! 一度いくさばに身を投じたら、殺し切るまで油断するでないわ!」
ばんばんと控えを決め込んでいた生徒たちを薙ぎ倒してゆく
阿修雷
「……」場を飛び交う電磁力でIH炒飯を作成
GM
攻撃で砕け散る鋼の獣の肉体。
獣は、甲羅のように砕けるその体躯を脱ぎ捨て、再生しつつある爪で、攻撃で伸びきった白岡の腕を狙った。
白岡 久喜
ばん、と爪が白岡の腕を断つ
「おっ?」
その顔に驚いたような表情
クピド
「あと、一撃……!」
逆の腕を再生させつつたたき込もうと身をひねる。
GM
アシュレーの指示に従える再生能力と根性の持ち主は、新入生では彼一人だったようだ。
白岡 久喜
「甘いわ」
しかし、直後に浮かぶのは、鋭く獰猛な笑み
瞬間、薙ぎ倒され、未だ宙を飛ぶ生徒たちの血潮が、ぎゅい、と捻りあげられるように束ねられ、砕かれた腕の断面に集う
ねじれる
ミアキス
これだけ思うまま力を振るって動くこともそうなかったんだろうなぁ、ガーゴイルくん
阿修雷
だろうなあ
GM
戦うのって楽しい……! ってなってる。
白岡にはちょっと歪んだ執着持っちゃったかも知れない。
阿修雷
熱烈なファンが!
クピド
基本パトリシアのことは大好きだけど、隙を見つけると襲っちゃうんだ!
ミアキス
あらあらまあまあ どっちの意味かな
GM
あれ、どっかにそんなガイコツ野郎いなかったっけ。
ミアキス
ガイコツ野郎もアシュレーが好きで絡んでたの?
白岡 久喜
実はそう
阿修雷
まだいるんですよねこの時期
GM
丁度このあたりから付き纏われてるんだっけ。もっと前からだっけ。
阿修雷
このあたりですかねえ? 森に潜入してるときはさすがに相手してる余裕ないですが

白岡 久喜
瞬きも許さぬ一瞬で腕は再生(渇きの主
全身で踏み込もうとしていたクピドの顔面、その鼻面に、再生した腕から放たれる堅められた血珠がカウンターでめり込んだ
GM
その顔面がへこみ、血がしぶく。
鼻くらいは折れたかも知れない。
白岡 久喜
「はっはっはー! 油断したのう、クピド!」
クピド
「くそっ! やれたと思ったのに!」
阿修雷
「お疲れ様です」
白岡 久喜
「己を知り、敵を知ることが必勝の近道! 貴様の負けじゃ!」
振り上げた腕を、クピドの顔面に振り下ろす
思わず目を閉じたクピドの眼前で、その拳は止まっていた
GM
悔しげに歯がみするクピドだったが、その右手では爪の再生が始まっていた。
白岡 久喜
そして、その手に握られているのは、糸が巻かれたヨーヨーが一つ。
「しかし、一度破れた相手に、せめて一牙と向かってくるその意気やよし。
褒美じゃ。くれてやる」
言って、ようやく再生を果たしたクピドの手に、それを握らせた
GM
ぽかんとして、クピドはそれを受け取った。
凶暴に伸びた鋼の爪がゆっくりと縮んでゆく。
白岡 久喜
「貴様、あの時受け取らずに行ってしもうたじゃろ? 今度こそ、それは貴様のもんじゃからな」
クピド
「ボクに……?」
白岡 久喜
頷き
「トリックの一つもできるようになったら、見せに来るがいい」
クピド
「……あ、ありがとう……」
白岡 久喜
「よし」
にか、と笑い
「アシュレー、エトウ、割って入っとったのにすまぬな。ついはしゃいでしもうた」
GM
すっかり戦意を失った子供達は、新入生も古株も入り交じって、白岡のおそろしいまでの力や、根性のある新入生について話し始めていた。
白岡 久喜
「では、戦闘教練これまで! 各々、適当に再生して午後の蘊蓄に備えるんじゃぞ」

GM
意味深ってこのしーんでもやるんだっけ
白岡 久喜
終わって、裏に戻ったところでだっけ?
ミアキス
あーどうしよう、このシーンはここで〆た方が美しいだろうから、ミアキスのシーンでさせてもらおうかな
ここはひとしきりほのぼのしてもろて、ミアキスのシーンで意味深やった後にちょっとお嬢様と会話する感じでどうでしょう>お嬢様
白岡 久喜
いいと思います!
ミアキス
そこで、「彼ら大半死んじゃうだろうけど、そのことどう思う?」みたいな、これまで突きつけなかったことを突然突きつける会話をして、ミアキスの態度が突然変わったなって感じで〆で
白岡 久喜
ふむふむふむ
ミアキス
この時点では、お嬢様がそこで疑問を抱いても抱かなくてもOKって感じです
白岡 久喜
OKです!
ミアキス
ありがとうございます!

阿修雷
カンカンと鍋を鳴らす
「お疲れ様。炒飯ができていますよ」
白岡 久喜
「おっ。
チャーハンじゃ!」
尻餅ついてるクピドをぴょんと飛び越え、一番乗りでアシュレーの元に向かう
「チャーハンじゃ! チャーハンじゃ!
……で、チャーハンって何ぞ?」
GM
在校生が恐怖を込めてどよめいた。
そして周囲を開ける。
阿修雷
「これが炒飯です」お皿に黄色いごはんの塊が
白岡 久喜
「ほぅ。黄金色に焼いた飯か。
なんぞ、良い香りがするの」
念のためだけど、普通のチャーハン?
GM
日によって違いそう。
阿修雷
私は先生じゃないので
白岡 久喜
「では早速……」
阿修雷
1dx+6 《芸術:炒飯》 (1DX10+6) > 5[5]+6 > 11
GM
お、
白岡 久喜
蓮華にひとすくい、大盛にとって
大口を開ける
「あ~~~~~……」
「む」
もむもむもむ
ごくん
GM
周囲の子供達が固唾を呑んで見守っている。
白岡 久喜
「ほ~~~~~~~。
こいつは美味いのう!
ただの焼いた飯が、これがなかなか」
かこ、かこ、と忙しく蓮華を手繰っては口に押し込んでゆく
しばしそうしてから
「ん。なんじゃお主ら」
周囲で様子を伺っていた生徒たちを見まわし
「美味いぞ。お主らも食え食え」
GM
どよめいて生徒達の何人かは拍手をする。
白岡 久喜
「喧嘩した後は、同じ釜の飯食って、仲良ぅするんじゃ。
今日から、お前らみんな同じ学舎の生徒なんじゃからな!」
GM
「ケンカじゃなくて一方的な殺戮?」
「今日の炒飯はアタリみたい」
「よかったー。2ターン目は勘弁だわ」
白岡 久喜
「余計な垣根も、負い目も遠慮もない、ワシらの結束が、UGNめから皆を解放するんじゃ」
GM
好き勝手言う在校生と、素直に嬉しそうに返事をする新入生。
白岡 久喜
「……で、腹膨れたら、腹ごなしにもうひと戦じゃ!」
GM
「「「「ええーーーーーー?」」」」
全員が綺麗に声を揃えた。
白岡 久喜
「おぅおぅ、息もぴったり揃って何よりじゃの。ほれ、食え食え」
ってところかな?
GM
血に塗れ、穢れ無き魂持つ少女。
彼女が自らの真実を知らずとも、その強く清らかな心は真実である。
彼女の目に曇りはなく、彼女の道に歪みはなく。
彼女は信じる。その行く先は輝ける王道であるのだと。
だが、彼女自身の意思とは関係なく、その道は果てなき闇へと続いてゆく。
彼女は、道化か、それとも……
おしまい
白岡 久喜
おしまった
阿修雷
これがすこやかオーヴァード学園ね
白岡 久喜
我ら同期の櫻

GM
アンリさんちょっとだけ。
赤嶺 アンリ
おっ、ほいほい
GM
少し、時間は未来へとうつる。
S市の騒動から、およそ6ヶ月のち。
いつもの店でのんびりと遅い昼飯と休憩としゃれ込んでいたあなたのもとへ、ひとつの報せが。
『サイレント・シープが離反した』と
彼女は紅の剣とともに姿を消した。
赤嶺 アンリ
いつもの店、いつもの青島。うまい水の喉越しを味わっていた所へ、その名は少しだけ懐かしく、その言葉は少しだけ痛ましかった。
GM
侵入する姿はカメラに捉えられていたが、その姿はカメラの前で消え去ったのだ。
跡形もなく……
赤嶺 アンリ
「……そう。お前、やっちまったんさ」
その後何が命じられるかは、想像がついていた。俺がやるか、他人がやるかは分からないけど。
八雲 沙織
「誰もが争わずに生きて行けたら、いいのにね」
GM
久しぶりに会ったとき、そう言った彼女は少しふっくらしているように見えた。
彼女は何も告げはしなかったが。
GM
そういうことにしちゃったので察してアンリさん。
赤嶺 アンリ
どこか穏やかで、どこか覚悟を決めたような視線に、微かに既視感を覚える気がした。何となく、想像はついていた。
その視線の色合いくらいは、辛うじて知っていた。
「……」泡立った水の苦さがどうしてか際立って感じて、一気に飲み干して席を立つ。
GM
彼女が何を思っていたのか、今となってはもう、分からなかった。
赤嶺 アンリ
あの夜残してしまったものがどうなったのかも。
スキットルを腰から引き抜き、傾ける。離れがたい匂いのする酒までもが、どうしてか苦く感じた。
赤嶺 アンリ
イエーイそういうことになったので察しました
GM
同じ人ですら争うのだ。
争わずにいることなどできるだろうか。
その答えはいまだ、酒の中には見つからない……
シーン終了。

次回
GM
今日どーしよう。あとトキさんだけなんだけど。
どのくらいの規模を想定してるかな?
次回に回してアフターとセットでゆっくりやろうか?
白岡 久喜
それも手か
ミアキス
そうですねぇ、早めに終わっちゃったら申し訳ないけど、それがいいかな
GM
おし、で、残った時間は次の話どうするかの相談でもしましょ。
ミアキス
ですなですな
衛藤 ゆき
はぁい
GM
では本日は終了ッ!
白岡 久喜
お疲れ様でした!
衛藤 ゆき
お疲れ様でした!
GM
次回最終日の予定!
おつかれさまー
ミアキス
ありがとうございました!  次回4/18、OK!
衛藤 ゆき
OK!
GM
ここまでなら割とイイハナシダナーで終わるな。
はーいok
ミアキス
イイハナシダッタナー
衛藤 ゆき
あくのゆーじーえぬはほろびたのだ
鶴ヶ島 絢子
とりあえず、鶴ヶ島の方向性や言うべきことは見えた気がした
GM
おや、鶴ヶ島さんが。
白岡さんじゃないんだ?
鶴ヶ島 絢子
そうだねー、白岡の鏡面は鶴ヶ島だし、八雲さんとアンリさんの子とも言えるサオリミノリと一緒にいるのも鶴ヶ島なので
そういったところから、鶴ヶ島の最終回で吐くべきことはわかった気がする
ミアキス
ほほう そいつぁ楽しみ
衛藤 ゆき
おお、楽しみ
鶴ヶ島 絢子
問題は、ご実家の方がこれらの件にどういうちょっかいを出してくるか、かな
彼らは全部超越しちゃってそうだけど
衛藤 ゆき
太い実家が
ミアキス
おやめくださいませおじい様ーッ!
実際、彼らはUGNもFHもオーヴァードもウロボロスも、何もかも超越してそう
鶴ヶ島 絢子
なんなら、コードウェルに出資してるまである
結雲 悠
悠も割と白岡とは近いというか、そうなりかけた立場だから、事情を知ったらもの凄く気にする相手だと思う。
とはいえ対立とかする感じではないしな。
鶴ヶ島 絢子
今回の最終回、コードウェル含むウロボロスの野望を叩き潰した後を第1部として、第2部では真の黒幕ご実家との戦いとかありそう
GM
コードウェルまで潰すの? 一部
鶴ヶ島 絢子
なんか、そうしたらスッキリしそうだなってw
阿修雷
能力値お化けの博士……
ミアキス
コードウェルは最後炎の中に滅んでいった…… ように見えて実は滅んでないかもしれない みたいになりそう
阿修雷
わりとそうなりそうw
鶴ヶ島 絢子
第2部では生首だけで美人のアシスタントが抱える瓶の中で哄笑してそう>実は生きてたコードウェル
ミアキス
あ~ ありそう
阿修雷
そしたら事態のきっかけはやっぱり私の裏切りかな、結構プロットみえてきたので
ミアキス
ですな きっかけはそこ
方向は逆ながらまた離反で始まるんだなあ
鶴ヶ島 絢子
それが起きれば、とりあえずアルスタ組と鶴ヶ島家は合流できるもんね
ヴェロニカ
誰かどっかで、ニーカが流したEXレネゲイドの情報拾ってw
阿修雷
とりあえず理由がほしくて、たとえば蕨さんを亡き者にしようとしたのは表向きの理由で、実はミアキス博士が何か気づいてショック与えたら何か目覚めるんじゃね? ってとかね
ヴェロニカ
それはありそうなんよ
ウロボロス計画の本編第一段階として。
阿修雷
コードウェル御大からしたらウロボロスを博士が産もうが蕨さんが産もうがどっちでもいいわけで
ミアキス
蕨さんにショックを与えることが目的、はありそう
その時点で、ミアキスのウロボロス研究がそろそろ大詰めに来ているのかもしれぬ
それこそ、サイレントシープが子供もろとも分裂したことも何かしら関係してそう
ヴェロニカ
いやぁ壮大なお話になりそう
これはまた動画化されちゃうなぁ(無邪気
阿修雷
何年かけるつもりだ
ヴェロニカ
映画化待ったなし


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本作は、「矢野俊策、ゲーム・フィールド」が権利を有する「ダブルクロス」の二次創作物です。