GM
UGN・S市支部。
鶴ヶ島絢子と隠密行動に向かない少女・サオリの後をつけて支部の位置を突き止めた二人は、そこでUGNと一応の“協力関係”を結ぶのだった。
鶴ヶ島絢子と隠密行動に向かない少女・サオリの後をつけて支部の位置を突き止めた二人は、そこでUGNと一応の“協力関係”を結ぶのだった。
経塚 アカリ
「掻い摘み過ぎさ……。さて、それじゃ一応の協力関係を祝して。まずは、情報交換、と行くさ」
そう言って、配られたジャスミン茶のグラスを軽く掲げる。
そう言って、配られたジャスミン茶のグラスを軽く掲げる。
かんぱい
鶴ヶ島 絢子
なかよし!
結雲 悠
なかよくないからね!
阿修雷
朋友!
結雲 悠
あくまで利害関係の一致!
ま、それはそうと、今気になるのはサイレントシープかな。
ま、それはそうと、今気になるのはサイレントシープかな。
鶴ヶ島 絢子
「かんぱーい」
結雲 悠
無言でコップを持ち上げる。
知ってるんだぞ、外道のUGNめ。
騙そうったってそうはいかないからな!
知ってるんだぞ、外道のUGNめ。
騙そうったってそうはいかないからな!
阿修雷
「干杯!」
ぐびりと飲み干す
ぐびりと飲み干す
経塚 アカリ
応えるようにグラスの中身を飲み干す。中身はちゃんとお茶である
鶴ヶ島 絢子
「悠クン、どうかした?お茶よりジュースの方がよかった?」
結雲 悠
ジュースの方が好きなのは事実なのでぶすっとしたまま頷いて一口飲みかけ、
阿修雷
「青酸カリもヒ素も入ってないアルね」
鶴ヶ島 絢子
「え、効かないなんて、アシュレーってソラリスも入ってるの?」
結雲 悠
鶴ヶ島の言葉にぎょっとしてやめる。
経塚 アカリ
「話がややこしくなる冗談はやめるさ……」
鶴ヶ島 絢子
「へへへ、すみません」
「大丈夫だよ、悠クン。ただのお茶。びっくりした?」
「大丈夫だよ、悠クン。ただのお茶。びっくりした?」
結雲 悠
なんなんだよこいつら。変なのは阿修雷だけで十分なんだよ!
阿修雷
「毎日少しずつ飲んで慣らす……冗談も通じないアルか」
鶴ヶ島 絢子
「すご、プロの暗殺者みたい」
阿修雷
「可愛い女子高生に躊躇なく銃口を向ける奴に言われたくないアルね」
鶴ヶ島 絢子
「いきなりカツアゲしてくる人が何か言ってるよ~」
結雲 悠
どっちもどっちだ。と辛うじて思った。
鶴ヶ島 絢子
「それに殺すつもりなら、さっきビルの前でやっちゃってたよ?」
結雲 悠
「それはこっちの台詞だっての」
阿修雷
「悠く……ああタンタンだった。挑発に乗るのは感心しないアルよ」
鶴ヶ島 絢子
「男の子だもんね。悠クン、可愛いなぁ」
結雲 悠
がるるるる
結雲 悠
もう偽名使う気もないじゃないか!
鶴ヶ島 絢子
しまった、名前呼びまくってたw
まぁ、天然だしいいか
まぁ、天然だしいいか
阿修雷
そもそも鶴ヶ島さんには普通に名乗ってるしw
鶴ヶ島 絢子
そうなんだよねw
結雲 悠
そうなんだよ。
気づいたからあかりさんおちょくってるのかと。
気づいたからあかりさんおちょくってるのかと。
経塚の調査 ティルフィング
経塚 アカリ
では話がそれてる間に「〈知識〉:レネゲイド」で情報:ティルフィングを調べます。平目やけど。
阿修雷
情報ファイト!
鶴ヶ島 絢子
情報ファイっ
経塚 アカリ
2dx10 【精神】は2 (2DX10) > 10[4,10]+4[4] > 14
鶴ヶ島 絢子
ナイス
阿修雷
GJ!
GM
〈情報:ティルフィング〉
〈知識〉:レネゲイド/情報:FH 8
FHが発見した特殊なレネゲイドクリスタル。
複数のレネゲイドクリスタルが融合し、剣の形を取った強大なクリスタルであり、その力を意のままに引き出す方法を探して研究が進められていた。
〈知識〉:レネゲイド/情報:FH 8
FHが発見した特殊なレネゲイドクリスタル。
複数のレネゲイドクリスタルが融合し、剣の形を取った強大なクリスタルであり、その力を意のままに引き出す方法を探して研究が進められていた。
経塚 アカリ
「はいはい、そこら辺にするさ。話が始まる前に夜が明けるさ」
鶴ヶ島 絢子
「おっと、そうだね」
結雲 悠
「はぁ!? ワケわかんないこと」
言い返そうとしたところで話が始まってしまった。仕方なく黙る。
言い返そうとしたところで話が始まってしまった。仕方なく黙る。
阿修雷
「夜が明けたら困るのか?吸血鬼だったアル?」
経塚 アカリ
「オーヴァードでも徹夜は体に堪えるんさ」
鶴ヶ島 絢子
「朝は弱いよ~吸血鬼だからね」
「トマトジュースは……。普段はセーブしてるよ」
「トマトジュースは……。普段はセーブしてるよ」
結雲 悠
吸血衝動か……
自分と同じだと思ったが、きっと同じではないと思った。
こんなふざけたやつが同じ思いをしているはずがない。
ジトーーー
自分と同じだと思ったが、きっと同じではないと思った。
こんなふざけたやつが同じ思いをしているはずがない。
ジトーーー
阿修雷
「朝が弱いなら苓桂朮甘湯がいいアル、目覚めがよくなるアルよ」
鶴ヶ島 絢子
「りょうけい……えと、何?ごめんもっかい言って、メモるメモる」
経塚 アカリ
「まず、俺達が追ってる──“ブラッドレイン”と、サオリの関係。その大本になった“剣”、ティルフィングのこと。俺達が掴んでる内容では、君達FHが、その力を意のままに引き出す方法を探して研究してた、ってことさけど」
「探してた、ってことは、そのままじゃ意のままにならなかったとも取れるさ。……合ってるさ?」
「探してた、ってことは、そのままじゃ意のままにならなかったとも取れるさ。……合ってるさ?」
結雲 悠
「そんなの聞いてないよ」
鶴ヶ島 絢子
支部長がお話ししてくれてるのに、雑談に夢中
経塚 アカリ
いっこうに話が始まらないから仕方なく話を始める支部長
経塚 アカリ
「ふうん。それなら、君達が聞いてる内容は何だったさ?」
〈情報:ティルフィング〉の内容を全員に共有します。
〈情報:ティルフィング〉の内容を全員に共有します。
阿修雷
「りょうけいじゅつかんとう、漢方の……ああ、少なくとも飼い主と敵の両方に喧嘩売らせるような趣味はないアル」
鶴ヶ島 絢子
「……じゅつかんとう……っと。そりゃそうだよねぇ。そんなのバーサーカーじゃん」
結雲 悠
「その剣かどうかわかんないけどさ、そっちのサオリって子と、全部潰そうとしてるブラッドレインてやつの元になってるんだよね?」
鶴ヶ島 絢子
「そうらしいね」
メモしたスマホをポケットにしまいながら
メモしたスマホをポケットにしまいながら
サオリ
「そうだ。サオリは……ティルフィングの一部で、ブラッドレインもそうだ」
結雲 悠
「そういやブラッドレインのヤツ、剣と八雲が合体してできたとか、ゲームみたいなこと言ってたっけ……」
経塚 アカリ
「合体……」
鶴ヶ島 絢子
「合体した後に分裂して、むしろ増えてるっていうね」
あはは、変なの、と笑う
あはは、変なの、と笑う
阿修雷
「揃ってるのは見た目だけのようアルね」
鶴ヶ島 絢子
「サオリと、そのブラッドレイン?は目的が違うらしいし」
結雲 悠
「なんで分裂したんだ? そもそも」
鶴ヶ島 絢子
「そのなんとかシープて人の頭の中で、元々価値観バラバラだったとか?」
結雲 悠
「だいたい、八雲のヤツ、なんでそんなことを……」
サオリ
「……」
悠の調査 サイレントシープ
結雲 悠
というわけで“サイレントシープ”を調査します。
GM
お、どうぞ。
結雲 悠
上司の力、使おうかぁ。
FH幹部 +2Dの効果をっかう
FH幹部 +2Dの効果をっかう
蕨 洋美
「わたしか」
阿修雷
遠隔で面倒見てくれるなんて過保護
GM
蕨さん幹部だったのか
鶴ヶ島 絢子
FH全体で見たらどうかわからないが、まぁセルリーダーやってます
結雲 悠
(1+1+2)dx+1 情報:FH判定 (4DX10+1) > 10[2,4,6,10]+7[7]+1 > 18
誰に連絡取ったのかな。
誰に連絡取ったのかな。
GM
〈情報:サイレントシープ〉
情報:FH 8
FHエージェント。コードウェル博士の声明を受けて、UGNから転向した。本名は八雲沙織。
一般人とオーヴァードが共に歩める世界を望んで戦ってきた。だが、厳しい現実にぶつかり、現在ではUGNとFHの両方を破壊し、新たな秩序を作り出すことに目的を変更した。
その力を手に入れるべく、FHの研究施設からレネゲイドクリスタル“ティルフィング”を奪った。
情報:FH 8
FHエージェント。コードウェル博士の声明を受けて、UGNから転向した。本名は八雲沙織。
一般人とオーヴァードが共に歩める世界を望んで戦ってきた。だが、厳しい現実にぶつかり、現在ではUGNとFHの両方を破壊し、新たな秩序を作り出すことに目的を変更した。
その力を手に入れるべく、FHの研究施設からレネゲイドクリスタル“ティルフィング”を奪った。
鶴ヶ島 絢子
なるほどなぁ、両方ぶっ壊す、は元々あった考えなのか
結雲 悠
蕨さんから聴けたか、他の人から聞いたか。
蕨 洋美
聞いてくれるなら、情報だけ出すw
GM
それくらいはOKです、FH幹部が蕨さんだったということで。
ここで情報を得た悠くんに確認。
この情報、ここで開示する? しない?
ここで情報を得た悠くんに確認。
この情報、ここで開示する? しない?
結雲 悠
しないかなー。サオリには伝えたくない。
GM
OK。
結雲 悠
あ、電話も部屋の外でしてるよ。マナー的に。
GM
なるほどなるほど。OK。
結雲 悠
一応極秘回線だからね。
結雲 悠
どこかへ連絡を取って、
「……八雲について、詳しいこと知っていたら教えて欲しいんだ」
「……八雲について、詳しいこと知っていたら教えて欲しいんだ」
蕨 洋美
『サイレントシープか……。聞いたことはあるね』
『確か、世界平和のために、UGNとFH両方を潰しちまおうってネジがトんだヤツだ』
『確か、世界平和のために、UGNとFH両方を潰しちまおうってネジがトんだヤツだ』
結雲 悠
「僕が知っている八雲は、そんなことは言っていなかった」
「甘ったるいこと言ってる平和主義者だったよ」
「甘ったるいこと言ってる平和主義者だったよ」
蕨 洋美
『……そうかい』
結雲 悠
「なんかの間違いじゃないの?」
蕨 洋美
『かもしれないね。ま、あたしも伝え聞きでしか無いからね。お前がそう思うんなら、そうなのかもしれないさ』
『ところで、だいぶん大層なことになってるようだね。報告は見せてもらったよ』
『ところで、だいぶん大層なことになってるようだね。報告は見せてもらったよ』
結雲 悠
「……信じられないよ。あいつが八雲の意思だなんて」
蕨 洋美
『納得が行かないなら、自分で確かめてみるのもいいさ』
結雲 悠
「自分の目で、か」
蕨 洋美
『ただし、無茶な突っ込みはするんじゃないよ』
結雲 悠
「分かってるよ、もう(離れててもうるさいなぁー)」
理解者 蕨 □慕情 ☑食傷
理解者 蕨 □慕情 ☑食傷
蕨 洋美
『うるさそうな顔するんじゃないよ』
結雲 悠
「ともかく、わかったよ、ありがとう」
蕨 洋美
『アシュレイにもよろしく伝えといておくれ。……あと、そこの支部長さんにもよ ろ し く』
経塚 アカリ
<いやーん
結雲 悠
終わったと思って切っちゃったけど、なんか最後に言ってたかな?
んー、まあ、あとで訊けばいいかぁ。
んー、まあ、あとで訊けばいいかぁ。
経塚 アカリ
「……これでFHの応援を呼ばれて支部を包囲、なんて。まぁ、するなら、ここに来る時にもうやってるさねぇ」
阿修雷
「レネゲイドが何でもアリなのは今に始まったことじゃないアル、ただ少なくともティルフィングは我々の物アルね」
鶴ヶ島 絢子
「大丈夫ですよー。私は逃げられます」
阿修雷
「そいつが剣の一部だというなら当然引き渡してもらうのが筋ヨ」
経塚 アカリ
「そこは彼女を人質にとって、って所じゃないさ? FHに人質が通じるかわかんないさけど……は、置いておいて」
鶴ヶ島 絢子
「それで逃げ損ねたらどうするんですか」
阿修雷
「やるならとっくにビルごと破壊してるアル」
鶴ヶ島 絢子
「うわぁ。それ、私がN市に帰った後にしてね」
経塚 アカリ
「脱出できても支部が路頭に迷うから、それは勘弁してほしいさ」
結雲 悠
じゃあ外から戻ってくる。
僕トイレ行ってましたよって顔して。
僕トイレ行ってましたよって顔して。
経塚 アカリ
「ああ、お帰り」
鶴ヶ島 絢子
「おかえりー」
阿修雷
「おかえりー」
結雲 悠
「ただいま……」
共有、する?
結雲 悠
しばらく考えて、阿修雷とアカリに共有しようかな……
鶴ヶ島はサオリと仲よさそうだからそっから漏れるかもだし、UGNの親玉に判断を仰ごう。
給湯室に来て貰って―
鶴ヶ島はサオリと仲よさそうだからそっから漏れるかもだし、UGNの親玉に判断を仰ごう。
給湯室に来て貰って―
GM
おっとなるほどー
ではそれは次のシーンでにしようかな。
ではそれは次のシーンでにしようかな。
結雲 悠
リョーカイ
結雲 悠
あいつが秘密を守れそうには見えないんだよな……と、鶴ヶ島を見て思った。
経塚 アカリ
「剣はFHの物、か。UGNとしてはみすみす渡したくはないんさけど、まぁ筋は通ってるさ」
鶴ヶ島 絢子
「終わった後で、残ってるといいですけどね、剣」
経塚 アカリ
「そこでごねて、目の前の協力を逃すのもうまくない。FHとやりあってる場合じゃ、なさそうさからね」
阿修雷
「壊したら弁償してもらうアル」
経塚 アカリ
「やむを得ず壊れた場合は?」
結雲 悠
「なんか記憶に新しいな……」
鶴ヶ島 絢子
「えぇ~~~いくらくらいするの?5000円くらい?厳しいなぁ」
結雲 悠
「そんな安いわけないでしょ」
阿修雷
「5000円て……安い女アルネ」
鶴ヶ島 絢子
「高コスパな女子なんで」
「ま、まさか8000円とか……」
「ま、まさか8000円とか……」
結雲 悠
「10,000円はするよ、絶対!」
サオリ
「サオリは安い女だったのか? 8000円あればスプラトゥーン3が買える、安くはないぞ」
経塚 アカリ
「真剣な話だったのに、気がつくとボケに流れるさ……」
頭痛そうな顔どころか、今度こそ本格的に頭が痛そうに額を押さえた。
頭痛そうな顔どころか、今度こそ本格的に頭が痛そうに額を押さえた。
阿修雷
「なあ絢子」
鶴ヶ島 絢子
「そうだよそうだよ……ん、何?」
ポテロングをハムスターのようにしゃりしゃりと食べながら。
ポテロングをハムスターのようにしゃりしゃりと食べながら。
阿修雷
「今ならサオリを10万円で買ってやるアルよ?どうだ、悪い話じゃないアル」
鶴ヶ島 絢子
「………………」
お客様の中にツッコミができる方ー
結雲 悠
もしかして:このパーティーツッコミ不在
GM
これはひどい
結雲 悠
悠は年齢と〈知識〉的にツッコミに回れないことが多いんで―
経塚 アカリ
アカリは本題以外の発言するの避けてるので控えめツッコミくらいしかできないこの
GM
ボケがひと段落したらシーンしめます。>表
結雲 悠
ボケにボケを重ねて崩れ落ちるまで積むスタイルッッ!
鶴ヶ島 絢子
「いや、だn、ダメだよ!友情はお金では売れないんだよ!」
結雲 悠
「迷ったし」
阿修雷
「だいぶ迷ったアルな……仕方ないアル」
鶴ヶ島 絢子
「まy、迷ってなんかないし!」
「ね、サオリ!」
「ね、サオリ!」
サオリ
「10万円……。でもアヤコとは別れたくない。サオリはアヤコとシャンシャンとケーキタワーをするんだ」
鶴ヶ島 絢子
「そうだよ、ケーキタワーするんだよ」
結雲 悠
サオリを見つめる。
あれが八雲のしたいことだっていうなら、こいつは何だって言うんだ?
僕が知っている八雲に似ているのはこっちの方なのに。
あれが八雲のしたいことだっていうなら、こいつは何だって言うんだ?
僕が知っている八雲に似ているのはこっちの方なのに。
サオリ
「……どうした? サオリの顔にカメムシでもついているか?」
鶴ヶ島 絢子
あ、そうか、その辺共有せんとな
「ちなみに、サオリの目的はアレだよね。世界平和」
「ちなみに、サオリの目的はアレだよね。世界平和」
サオリ
「ああ、そうだ。サオリはサイレントシープの願いのために……。願いのために、動きたい。人とオーヴァードがともに歩む世界を作りたいという、彼女の願いのために」
そう言ったとき、どうしてか、彼女の表情がふっと翳ったのに、鶴ヶ島だけが気づいただろう。
そう言ったとき、どうしてか、彼女の表情がふっと翳ったのに、鶴ヶ島だけが気づいただろう。
結雲 悠
「八雲に似てるよ、お前」
サオリ
「似てる? ……サオリは、似ているか?」
結雲 悠
「皆仲良くなれるだの、戦わなくて良いだの、なんか夢みたいな事ばっか言ってたよ、あいつ」
「『僕の知っている八雲』はね」
さっき蕨から聞いた話をこの場でする気には、何故かなれなかった。
「『僕の知っている八雲』はね」
さっき蕨から聞いた話をこの場でする気には、何故かなれなかった。
阿修雷
黙ってきいとく!
鶴ヶ島 絢子
「私は、その八雲って人知らないからわからないけど……。サオリはサオリなんじゃない?」
サオリ
「……サオリは、サオリ?」
鶴ヶ島 絢子
「うん。そうでしょ。ねぇ悠くん」
結雲 悠
「ん」
鶴ヶ島 絢子
「その八雲って人、こんな大食いで天然な感じだった?」
結雲 悠
「……」
思い出してみる……
思い出してみる……
GM
──彼女は、いつも憂い顔だった。
いつも、傷つく仲間たちのことを、死んでいく敵たちのことを、巻き込まれる人々のことを憂いながら、それでも傍らの仲間を、あなたたちのことを愛していた。
彼女はそれゆえに変わり者で、彼女はそれゆえに、いつも少し離れたところに佇んでいた。
いつも、傷つく仲間たちのことを、死んでいく敵たちのことを、巻き込まれる人々のことを憂いながら、それでも傍らの仲間を、あなたたちのことを愛していた。
彼女はそれゆえに変わり者で、彼女はそれゆえに、いつも少し離れたところに佇んでいた。
結雲 悠
人にはあまり興味を持てなかったせいか、詳細までは思い出せない……
いつも。夢物語を語りながら、その内容とはかけ離れた暗い顔をしていたことしか。
「……いや、そんな感じじゃ、なかったかな……」
いつも。夢物語を語りながら、その内容とはかけ離れた暗い顔をしていたことしか。
「……いや、そんな感じじゃ、なかったかな……」
鶴ヶ島 絢子
「ほら見なさい」
結雲 悠
「うーん……実のところ、僕は八雲のことをよく知らないんだと思う」
「たぶん、ね」
「たぶん、ね」
鶴ヶ島 絢子
「今はその八雲って人もいないんだし、サオリはサオリでいいじゃん」
結雲 悠
「死んだみたいな言い方するなよ」
「まあ、八雲は八雲で、サオリはサオリなのかもね……」
(そして、ブラッドレインはブラッドレイン)
「まあ、八雲は八雲で、サオリはサオリなのかもね……」
(そして、ブラッドレインはブラッドレイン)
鶴ヶ島 絢子
「そうでしょ~」
サオリ
「サオリは、サオリ……」
「そうか……」
「そうか……」
結雲 悠
「少なくとも八雲よりは幸せそうに見えるよ、お前」
そうだ。思いついてしまった。
今は八雲はいない。
標的が存在しないのだ。
“サイレントシープ”が存在しなければ、八雲を撃たなくて済むのではないか。
そうだ。思いついてしまった。
今は八雲はいない。
標的が存在しないのだ。
“サイレントシープ”が存在しなければ、八雲を撃たなくて済むのではないか。
結雲 悠
この身勝手な思いで終わっとこ。
鶴ヶ島 絢子
「だから、何々しなきゃいけない~、とかじゃなくて、サオリがしたいことすればいいんだよ」
サオリ
「サオリが、したいこと……」
鶴ヶ島 絢子
「そうそう。まずはブラッドレインをとっちめて、その後でタワー攻略して、それから……」
サオリ
「それから……、」
「……いつか、人とオーヴァードがともに歩む世界を、見てみたいな……」
「……いつか、人とオーヴァードがともに歩む世界を、見てみたいな……」
鶴ヶ島 絢子
「お、いいね~。世界平和」
結雲 悠
「夢みたいなこと言ってんなー」
「へんなやつー」
「へんなやつー」
阿修雷
ふわぁと欠伸
サオリ
「夢でもいい。そう願いたい。サオリはたぶん変なやつだ」
「そう願いたかったから、サオリは……」 サオリはふと、言葉を飲み込んでしまった。
「そう願いたかったから、サオリは……」 サオリはふと、言葉を飲み込んでしまった。
鶴ヶ島 絢子
「私もさっき、変て言われた~」
「変なモノ同士だねぇ」
「変なモノ同士だねぇ」
サオリ
「……そうだな」
「みんな、変、だ」
「みんな、変、だ」
鶴ヶ島 絢子
「じゃぁ、ここのみんな全員変、てことで!」
経塚 アカリ
「さらっと巻き込まれ……、まぁ、いいさけど」
阿修雷
「雑な結論アル」
結雲 悠
「僕は変じゃないからね!」
サオリ
「いやか? 変。結構いいぞ。楽しい」
鶴ヶ島 絢子
「いいじゃん、ますます団結力が強まった感じするし!」
改めてかんぱーい、とコップを突き出してる。
改めてかんぱーい、とコップを突き出してる。
経塚 アカリ
「ああ、乾杯」しれっと中身が酒に変わっている二杯目を掲げた。
結雲 悠
じゃあ今度は控えめにコップ出す。
サオリ
「かんぱいー」少し控えめにコップを出した。
阿修雷
「変なモノたちに!」コップを揺らす
サオリ
「……乾杯!」
GM
シーンエンド。
結雲 悠
彼女の理想がサオリで、サオリは自分が理想に過ぎないという自覚持ってる感じかぁ。
今の情報は「サオリは今の彼女の意思に反する『偽物』である」ととられかねないからサオリに渡したくない。
今の情報は「サオリは今の彼女の意思に反する『偽物』である」ととられかねないからサオリに渡したくない。
ちょっトイレ
GM
次シーン開始前にGMちょっとトイレ!
結雲 悠
へーい
阿修雷
いっといれー!
鶴ヶ島 絢子
音入れ
阿修雷
レコーディング
結雲 悠
GMのアクションにオモシロSEがついてしまう
GM
ただいまー(ピンポロハレヒレー)
阿修雷
おかえりー
結雲 悠
おかえりー
鶴ヶ島 絢子
GMの入場曲だったのか
GM
<シーン10:体育館裏>
情報共有シーン(?)です。登場する人は宣言を。
情報共有シーン(?)です。登場する人は宣言を。
結雲 悠
出ます
1d10 (1D10) > 8
[ 結雲 悠 ] 侵蝕率 : 65 → 73
1d10 (1D10) > 8
[ 結雲 悠 ] 侵蝕率 : 65 → 73
経塚 アカリ
同じく出ます。
1d10 (1D10) > 3
[ 経塚 アカリ ] 侵蝕率 : 59 → 62
1d10 (1D10) > 3
[ 経塚 アカリ ] 侵蝕率 : 59 → 62
阿修雷
はぁい
1d10 (1D10) > 3
[ 阿修雷 ] 侵蝕率 : 47 → 50
1d10 (1D10) > 3
[ 阿修雷 ] 侵蝕率 : 47 → 50
結雲 悠
これ情報収集とは別シーン?
鶴ヶ島 絢子
私は出てはいけないんだな
GM
このシーンは情報収集とは別シーン扱いになります。あ、そうですね、鶴ヶ島さんは登場不可で。
鶴ヶ島 絢子
ほいさ
結雲 悠
よし、詰めよう。
結雲 悠
「ちょっと話が」
と二人を呼んで。
給湯室にいたお姉さんには適当な理由つけて出て貰って。
経塚も呼ぶことにしたのは、
UGNでも『変』なヤツなら信用しても良いかもしれない。
少し、思ったからだ。
と二人を呼んで。
給湯室にいたお姉さんには適当な理由つけて出て貰って。
経塚も呼ぶことにしたのは、
UGNでも『変』なヤツなら信用しても良いかもしれない。
少し、思ったからだ。
経塚 アカリ
「鶴ヶ島さん、ちょっと留守番頼むさ。俺が戻らなかったら後は頼む」了承して部屋を出ていく。
鶴ヶ島 絢子
「あ、はいです。ごゆっくりー」
阿修雷
「2回もお茶ばかりイッキしたら出したくなったアル、トイレどっちある?」
鶴ヶ島 絢子
「トイレは奥行って、給湯室の横だよ」
阿修雷
「謝謝~」
鶴ヶ島 絢子
「やった。サオリ、みんないない内にお菓子袋に詰めちゃおう」
サオリ
「詰め放題だな! サオリはいっぱい詰められるぞ!」
結雲 悠
なにやってんの
鶴ヶ島 絢子
「よし、じゃぁ競争だ!制限時間1分ね……よーい……どん!」
サオリ
「どん!」
GM
さておき、花山さんの私物がなんやかやと置かれた給湯室である。
結雲 悠
給湯室へ。
素直に応じて貰えたことに少し驚きながら。
……まあでも手練れみたいだしな、僕が何かをしたら対処できるって事なんだろう。
素直に応じて貰えたことに少し驚きながら。
……まあでも手練れみたいだしな、僕が何かをしたら対処できるって事なんだろう。
阿修雷
少し遅れて給湯室に
結雲 悠
じゃあ彼女が来たら口火を切ろう。
「……経塚、さん。さっきの、剣と合体したヤツの話」
「ちょっと気になることがある」
「……経塚、さん。さっきの、剣と合体したヤツの話」
「ちょっと気になることがある」
経塚 アカリ
「ああ。……彼女らに話せないような話でも、掴んださ?」
声をひそめ、給湯室の換気扇を引っ張ってオンしながら、その音に紛れて話しかける。
声をひそめ、給湯室の換気扇を引っ張ってオンしながら、その音に紛れて話しかける。
阿修雷
一瞬ぽかんとして、少し眉を顰めて黙っとく
予算がないのよ
GM
古式ゆかしいコード式である。>換気扇
阿修雷
カチッ
鶴ヶ島 絢子
どるるるるる
GM
壊れてない?>どるるるるる
鶴ヶ島 絢子
そりゃもう、年代もの
阿修雷
ブレードかけててバランスなくしてるやつだ
GM
たまにすごい声で呻くやつじゃん
結雲 悠
「僕がさっき言ったとおり、八雲は甘ちゃんの平和主義者。サオリと少し似てる。あんな明るくはなかったけどね」
「だけど、“サイレントシープ”は、危険思想の持ち主だと言われているんだ」
という感じで詳しく共有するよ。
「だけど、“サイレントシープ”は、危険思想の持ち主だと言われているんだ」
という感じで詳しく共有するよ。
経塚 アカリ
「……彼女の、サオリの言う通りじゃない、と?」
結雲 悠
「うん、もしかするとね」
……話しながら、なんだか違和感をおぼえる。
なんか妙に話しやすい。
……話しながら、なんだか違和感をおぼえる。
なんか妙に話しやすい。
経塚 アカリ
「……成程……」考え込む仕草を見せると、耳から下がった大振りの耳飾りが揺れた。
結雲 悠
「……」
経塚 アカリ
「……サオリの言うことが、全て事実とは限らない。それどころか……、成程、これは内緒話になる訳さ」
結雲 悠
「僕は、あいつが心変わりしたのかも知れないって……」
「信じたくはないんだけどね」
「……ねえ、赤嶺さんはどう思う?」
「信じたくはないんだけどね」
「……ねえ、赤嶺さんはどう思う?」
経塚 アカリ
「……」
結雲 悠
何らかの不自然な反応があったら銃口向ける。
鶴ヶ島 絢子
「まずは袋を内側から広げて、容積を増やすのがコツなんだよねー。欲張って破っちゃうの注意」
お菓子つめつめ
「次に、細長いものを周りに並べて、壁を作る……」
「続いて、小さなものや平たいものを敷き詰めて床を作り……」
「後はお好みのものを、空いたスペースに効率よく詰めてゆく……」
お菓子つめつめ
「次に、細長いものを周りに並べて、壁を作る……」
「続いて、小さなものや平たいものを敷き詰めて床を作り……」
「後はお好みのものを、空いたスペースに効率よく詰めてゆく……」
結雲 悠
マイクラかなんかかな?
経塚 アカリ
「……ここではそれはナシで頼むさー。あと銃もナシで。まだ腹に風穴開けるには早いさー」さー。あの、調子のよさそうな少し上がった語尾だった。
結雲 悠
「……えっ」
「やっぱり赤嶺さんじゃん!
どういうこと? 裏切ったの? なんで支部長なんかやってんの?」
銃向けたままで距離詰める、が、剣の間合いには入らない。
こわいもん。
「やっぱり赤嶺さんじゃん!
どういうこと? 裏切ったの? なんで支部長なんかやってんの?」
銃向けたままで距離詰める、が、剣の間合いには入らない。
こわいもん。
阿修雷
「悠くん、幸い仕事のようです」
「裏切ったのならさっき2発目を撃ってもらっていました」
「裏切ったのならさっき2発目を撃ってもらっていました」
経塚 アカリ
「はーー、相変わらず0.5を聞いて10を察知しちゃうからこわいさー」
結雲 悠
「え、気付いてたの? 気付いてたんなら教えてよ」
阿修雷
「すみません、悠くんが気付いてないことに気付かなくて」
結雲 悠
「……」
銃を下ろす。
銃を下ろす。
経塚 アカリ
「その通り、仕事さ。俺としては絶対アシュレーの方が適任だと思うんさけどねぇ」
阿修雷
「確かにここなら1日中炒飯を作っていられそうですね」
経塚 アカリ
「あー、それでアシュレーに話が来なかったさ……」
結雲 悠
「なるほど……」
阿修雷
「なんですか」
結雲 悠
「支部長似合いそうだなって思っただけ」
安全装置かけて、完全にしまう。
安全装置かけて、完全にしまう。
経塚 アカリ
「まぁそういう訳さ。あー、一応言っとくと、前支部長が殺されたのは工作じゃない。今回の話も狂言じゃない」
「俺は、状況に乗っからされただけさ」
「俺は、状況に乗っからされただけさ」
結雲 悠
「あ、そ。意外……」殺ったんだなーって思ってた。
「で、さっきの話。僕としてはあんまりサオリには聞かれたくないんだ」
「で、さっきの話。僕としてはあんまりサオリには聞かれたくないんだ」
阿修雷
「彼女が本心を隠していると?」
結雲 悠
「というより……うーん、なんていうか……」
阿修雷
「私は先に戻ります。一緒に戻ると怪しまれるでしょうから。どうぞごゆっくり」
経塚 アカリ
「ああ、頼むさ」ふ、と。“経塚アカリ”の、少し落ち着いた口調に戻す。
結雲 悠
「あ、うん、頼むよ」
「どっちも自分が八雲の願いを背負ってるって思ってる」
「サオリと、“ブラッドレイン”……」
「どっちが本当のことを言っているかなんて僕には分からないけど」
「サオリに、『自分はそうじゃない』って思って欲しくないんだ」
「僕が知っている八雲に近いのは、サオリのほうだと思うから……」
「どっちも自分が八雲の願いを背負ってるって思ってる」
「サオリと、“ブラッドレイン”……」
「どっちが本当のことを言っているかなんて僕には分からないけど」
「サオリに、『自分はそうじゃない』って思って欲しくないんだ」
「僕が知っている八雲に近いのは、サオリのほうだと思うから……」
経塚 アカリ
「……詳しく、聞かせて貰えるさ? “ブラッドレイン”のこと。その様子だと、もう少し詳しく知ってるようさ」
結雲 悠
じゃあ彼女との出逢いのことを、語りつつ、自作アニメ見せようかw
やたら美化されたヤツを。
やたら美化されたヤツを。
阿修雷
「ちょっと、ここのお手洗い水しか出ないアル!」
鶴ヶ島 絢子
「で、最後に細いもので水増しした壁の中にもみっちり……」
「あ、おかえり。そうなんだよー。ポンジュースとかコーラ出たらいいのにね」
「あ、おかえり。そうなんだよー。ポンジュースとかコーラ出たらいいのにね」
GM
「いいねコーラ! でもコーラで手は洗いたくないかなー」給湯室を追い出された花山さん
阿修雷
「トイレの水道からは遠慮するアル。で、何してるネ」
鶴ヶ島 絢子
アメリカのパーティーバーレルよりごっついお菓子満載のビニール袋を整えながら。
「あ、アシュレーもやる?お菓子詰め放題チャレンジ」
「私、これ得意なんだー」
「あ、アシュレーもやる?お菓子詰め放題チャレンジ」
「私、これ得意なんだー」
阿修雷
「そんなに腹減ってるアルか?」
鶴ヶ島 絢子
「そりゃ、ブラム=ストーカーだからさー」
「いっくら食べても太らないのはいいけど、いっつも腹ペコなんだよね」
「いっくら食べても太らないのはいいけど、いっつも腹ペコなんだよね」
阿修雷
「ふむ……ここにコメはアルか?」
鶴ヶ島 絢子
「あるアルよ」
「ね、花山さん」
「ね、花山さん」
GM
「米? もちろんあるよー。何か作るの?」
鶴ヶ島 絢子
「アシュレーが欲しいって」
経塚 アカリ
「……」じっ、とその自作アニメを見ている。
結雲 悠
「正直、蕨さんから聞いた話じゃ、“サイレントシープ”と一致するのはこいつの方」
「だけど、僕は八雲も“サイレントシープ”も見てないし、その話を聞いたわけじゃない。だからかな、気になるんだ……」
「だけど、僕は八雲も“サイレントシープ”も見てないし、その話を聞いたわけじゃない。だからかな、気になるんだ……」
経塚 アカリ
「……どちらも、願いを背負っているのは自分の方、と言っている。成程」
「ああ……。本来なら、両方の言い分を聞いて、という所さけど」
「ああ……。本来なら、両方の言い分を聞いて、という所さけど」
結雲 悠
「僕は、“ブラッドレイン”の言うことには、あまり賛成できない。なんでかってのはよくわかんないけど……なんかあいつは、危険な気がする……」
経塚 アカリ
「ああ、それはこちらも同感さ。UGNもFHも潰してまっ平に、なんてのは……、まぁ、一つの手かもしれないさけど」
「暴力一つでやるには、ちと難しすぎるさ」
「暴力一つでやるには、ちと難しすぎるさ」
結雲 悠
「僕を拾ってくれたのはFHの都築さんだし、育ててくれたのはFHだ」
「アルパインスタイルは、FHのセルだ。それ全部潰すってのはさ……」
「アルパインスタイルは、FHのセルだ。それ全部潰すってのはさ……」
経塚 アカリ
「ま、俺も行きつけの店がなくなっちまったら困るさからねぇ」
結雲 悠
「ちょっと、許せないよね」
経塚 アカリ
「全くさ」
さっしがわるい
結雲 悠
てかさっきアシュレーに変な顔されたの、「赤嶺さん相手に何余所余所しい話し方してんの?」って事だったのかな。
阿修雷
えっ、赤嶺さんだと気づいてないのって顔ですね!
結雲 悠
やっぱりそうかw
阿修雷
バッグから小型のバーナーとコッヘルを取り出す
鶴ヶ島 絢子
「わ、何それかっちょいい」
阿修雷
「アウトドア用のガスバーナーと鍋アル」
鶴ヶ島 絢子
「すごー。何?アシュレー流しの料理人か何か?」
阿修雷
「私の能力はどこでもチャーハンを作ることアルよ」
鶴ヶ島 絢子
「はぇー。そんなエフェクトもあるんだ。奥が深いね、オーヴァード」
「って、炒飯?」
「って、炒飯?」
阿修雷
「ああ、アルファ米のパックか。話が早いアルね」
サオリ
「アシュレーは炒飯のオーヴァードなのか? 知らないオーヴァードだ!」
阿修雷
バーナーに火をつけてコッヘルを乗せると、さらにバッグから食用油の小瓶やら塩コショウやらを取り出して調理を始める
鶴ヶ島 絢子
「うわー、調味料も持ち歩いてんの。めっちゃ本格的じゃん……」
少し考えてから
「あ、でもアシュレー、お米はあるけど、お肉とか他の具が無いよ」
「お昼の残りのローストチキンとかならあるけど」
少し考えてから
「あ、でもアシュレー、お米はあるけど、お肉とか他の具が無いよ」
「お昼の残りのローストチキンとかならあるけど」
結雲 悠
普通に美味しそうなヤツだ。
阿修雷
「ふむ……絢子は甘いのとしょっぱいのどっちがいいアルか?」
鶴ヶ島 絢子
「えっ、う~ん。どっちかっていうと甘いモノだけど、炒飯でしょ?甘いのってあるの?」
阿修雷
「具がないならここの菓子でも入れればいいアルよ」
鶴ヶ島 絢子
「えぇえ。それって美味しいの?」
阿修雷
「炒飯に不可能はナイアルヨ」
鶴ヶ島 絢子
「なんかすごいパワーワード聞いた気がする……。でも、面白いね」
「じゃぁ、甘いので!」
「じゃぁ、甘いので!」
阿修雷
ではクッキーを砕いて油で炒めだす
鶴ヶ島 絢子
「はぇー」
サオリ
「クッキーって焼けるのか! もう焼いてるのに! すごいな!」
阿修雷
米を入れて砂糖菓子を砕く
鶴ヶ島 絢子
「追い焼き的な」
「あ、でもトマトは入れないでね」
「あ、でもトマトは入れないでね」
阿修雷
「ドライマンゴーを入れるアル」
鶴ヶ島 絢子
「リコピンアレルギーだからさ……。お、マンゴー」
阿修雷
「ここにシナモンシュガーをまぶして……」
阿修雷
1DX+6 《芸術:スイーツ炒飯》 (1DX10+6) > 8[8]+6 > 14
「できたヨ」
「できたヨ」
鶴ヶ島 絢子
大丈夫?カレーだったら特殊表になってるとこじゃない?
結雲 悠
「鶴ヶ島って信頼できそう?」
鶴ヶ島 絢子
くちゅん、というくしゃみが桜雪の方から
経塚 アカリ
「んー。彼女は、ある意味、UGNよりFHよりも超越者の一族の一員。見てた感じ、その考え方も陣営を超越してる」
結雲 悠
「ちょうえつしゃ?」
「かの一族ってやつ? なんなのそれ」
「かの一族ってやつ? なんなのそれ」
経塚 アカリ
「ああ。UGNにもFHにも絡んでる、ずっと昔からオーヴァードだった一族があるんさ。それこそ、あの”発見”よりも前からね」
結雲 悠
「へー……」
「そんなすごいものには見えないけど……」
彼女が呼び出した黒い化け物を思い出す。
「そんなすごいものには見えないけど……」
彼女が呼び出した黒い化け物を思い出す。
経塚 アカリ
「ま、彼女は彼女さからね。まだ若いのも本当らしいし。今大事なのは、彼女がUGNよりもFHよりも、彼女と彼女の傍にある日常のために動きそう、ってことさ」
「だから、彼女の気が向く限りは、まぁ信用できると言っていいんじゃないさ?
あ、でも俺のことバレたら普通にヤバそうだからバラさないで欲しいさー」
「だから、彼女の気が向く限りは、まぁ信用できると言っていいんじゃないさ?
あ、でも俺のことバレたら普通にヤバそうだからバラさないで欲しいさー」
結雲 悠
「……そうか、あいつも変なヤツってことか……なら」
「わかったよ。それじゃあ、さっきのこと、赤嶺……アカリさんから伝えてよ」
「サオリと随分仲よさそうだし、協力してくれそうだから」
「わかったよ。それじゃあ、さっきのこと、赤嶺……アカリさんから伝えてよ」
「サオリと随分仲よさそうだし、協力してくれそうだから」
経塚 アカリ
「……ああ、分かった。サオリには、聞かれない方が?」
結雲 悠
「その方がいいと思う」
経塚 アカリ
「了解。通信で伝えておくさ」
結雲 悠
「話聞いてくれてありがと。じゃあね、アカリさん」
(赤嶺さんって言いかけちゃってもリカバリ効くし、アカリさんて呼ぼう……)
(赤嶺さんって言いかけちゃってもリカバリ効くし、アカリさんて呼ぼう……)
経塚 アカリ
「ああ、暫くの間、よろしく頼むさ」
結雲 悠
じゃあみんなのところへ
「闇討ち失敗しちゃったー」って言いながら戻ろっと。
「闇討ち失敗しちゃったー」って言いながら戻ろっと。
阿修雷
甘くてシナモンな香りが充満
結雲 悠
「あれ、何作ってんの?」
阿修雷
「遅かったアルね。シナモンマンゴー炒飯できたアル」
経塚 アカリ
ではスイーツ炒飯の出来上がりをわくわくと待っている間に、鶴ヶ島さんにひとつ通信が飛んできます。
鶴ヶ島 絢子
「お~~~~見た目は炒飯……だけど、甘い匂いがするぅ」
「それでは早速……って、何だ、着信?」
楽しみを邪魔されて、眉を顰めながらスマホ取り出し
「それでは早速……って、何だ、着信?」
楽しみを邪魔されて、眉を顰めながらスマホ取り出し
経塚 アカリ
「ひとつ情報を共有する。サオリに関することだ。後で一人で確認すること」との文面。
サオリ
「なんだ? LINEか?」
鶴ヶ島 絢子
「あ、うん。そうみたい」
「何だろ、わざわざこんな……」
共有されるのは、どんな内容になります?
「何だろ、わざわざこんな……」
共有されるのは、どんな内容になります?
経塚 アカリ
内容:
・“サイレントシープ”の本心は、サオリが語ったものだけとは限らない。
・FH側の情報では、“サイレントシープ”はUGNとFHの双方を破壊する意思があった。だが、彼らが知る時点では、平和主義者だったことも事実。
・“ブラッドレイン”とサオリの双方が、“サイレントシープ”の願いのために動いているのは自身だと主張している。
・どちらが真実とは確定していない。サオリが自身の想いを偽物だと思うかもしれないから知らせるな、とのこと。どうするかは君に任せる。
以降、〈情報:サイレントシープ〉の内容が共有されます。
・“サイレントシープ”の本心は、サオリが語ったものだけとは限らない。
・FH側の情報では、“サイレントシープ”はUGNとFHの双方を破壊する意思があった。だが、彼らが知る時点では、平和主義者だったことも事実。
・“ブラッドレイン”とサオリの双方が、“サイレントシープ”の願いのために動いているのは自身だと主張している。
・どちらが真実とは確定していない。サオリが自身の想いを偽物だと思うかもしれないから知らせるな、とのこと。どうするかは君に任せる。
以降、〈情報:サイレントシープ〉の内容が共有されます。
結雲 悠
ブラッドレインを殺せばサオリが残るとして、じゃあ八雲はどうなる?
問題はそこだな。
どちらも八雲の思いには違いないわけだ。
勝手にどちらかを殺して良い物なのかな? ……とまではまだ考えられない。
問題はそこだな。
どちらも八雲の思いには違いないわけだ。
勝手にどちらかを殺して良い物なのかな? ……とまではまだ考えられない。
鶴ヶ島 絢子
「長いなー」
って顔を顰めながら読み進め
「ふーん」
読み終えてから、小首を傾げながらスマホをポケットに戻す
って顔を顰めながら読み進め
「ふーん」
読み終えてから、小首を傾げながらスマホをポケットに戻す
サオリ
「?」
阿修雷
「さぁ食べるネ」
鶴ヶ島 絢子
「あ、ごめんごめん、お待たせ。炒飯食べよ」
特に何も言いません
過去や元の八雲がどうだったか、は『今のサオリ』には関係ないしな、って感じ
なので、なんでそんなこと付け加えるんだろ、と不思議に思ってます
特に何も言いません
過去や元の八雲がどうだったか、は『今のサオリ』には関係ないしな、って感じ
なので、なんでそんなこと付け加えるんだろ、と不思議に思ってます
結雲 悠
「すっごい甘いにおいがしてるんだけど、何入れたの……」
鶴ヶ島 絢子
「クッキーと、マンゴーと……えっと、後なんだっけ、アシュレー?」
経塚 アカリ
「花山さん、私物置くのはいいけど吸盤がとれかけてたさ」それからもう少ししてから戻ってくる。
「……って、ご飯の匂い……?」
「……って、ご飯の匂い……?」
GM
「ごめんごめん、支部長サラマンダーでしょ、あの吸盤溶かしてくっつけられない?」
経塚 アカリ
「無茶言うんじゃないさ」
「くっつけるのはいいけど、取れなくなるさ…… クッキーとマンゴーと、ご飯?」
「くっつけるのはいいけど、取れなくなるさ…… クッキーとマンゴーと、ご飯?」
阿修雷
「何って、バタークッキーとブラウンシュガーとドライマンゴーとシナモンシュガーとミルククリームアルよ」
鶴ヶ島 絢子
「うわー、美味しそ」
結雲 悠
「ケーキの材料か何か……?」
阿修雷
達成値は14な
鶴ヶ島 絢子
タカイ
結雲 悠
おいしいやつだった
鶴ヶ島 絢子
「それでは早速……いただきまーす」
GM
「美味しそうだよねー……。あとでレシピ聞こうかな」
鶴ヶ島 絢子
蓮華に山盛りにした炒飯をぱくり
もむもむもむ
もむもむもむ
サオリ
「うまそうだ。いただきます!」
結雲 悠
サオリをじっと見つめている。
見つめながら炒飯を口に運んで
見つめながら炒飯を口に運んで
サオリ
「? サオリの顔に何かついているか?」
「あ、ついていた」ごはんひょいぱく
「あ、ついていた」ごはんひょいぱく
鶴ヶ島 絢子
「むほ、これ美味しい!」
結雲 悠
「甘。うま。なにこれわけわかんない」
サオリ
「うまい! アシュレーはセンスのあるオーヴァードだな!」
結雲 悠
「美味いけど炒飯なのかなこれ」
サオリ
「炒飯? サオリの知っている炒飯と違う」
「だが、うまい」
「だが、うまい」
阿修雷
「ふふん、舌は変じゃないようアルね」
鶴ヶ島 絢子
「悠クン、チャーハンて『炒めた飯』って書くんだよ。だから、これも炒飯」
結雲 悠
「パエリアも炒飯にならない?」
鶴ヶ島 絢子
「あれはスープで煮て炊いてるから、ちょっと違わない?」
「そっかー、ご飯ってそもそもプレーンだし、油と砂糖って相性いいもんね。なるほどなー」
「そっかー、ご飯ってそもそもプレーンだし、油と砂糖って相性いいもんね。なるほどなー」
GM
「おいしい! 後でレシピ教えてよー」
阿修雷
「レシピはその場で考えているから……まぁさっきのでよければ書いてやるアル」
GM
「やった!」
結雲 悠
それ、常人が再現できるヤツなのかなぁ。
GM
というあたりでひと段落ついたらシーンをしめます。鶴ヶ島さんの侵蝕率は…… まあいいか。
ノリと楽しいシーン大事。
ノリと楽しいシーン大事。
鶴ヶ島 絢子
一方その頃から出てきてしまったからなw
GM
にゅるん
※実は給湯室のメインシーンの裏で賑やかに炒飯作っていたのである。
阿修雷
茶碗1杯で500kcalくらいありそう
GM
ある意味行動食
結雲 悠
それから鶴ヶ島を。
“特別な”存在だというが……どのへんが?
“特別な”存在だというが……どのへんが?
鶴ヶ島 絢子
「って、何悠クン。私の顔にもご飯ついてる?とってとって」
結雲 悠
「ついてないよ……」ヘンなやつぅ
鶴ヶ島 絢子
「なんだ、そっか」
結雲 悠
「ところで……鶴ヶ島んちってどんなとこ?」
鶴ヶ島 絢子
「もむもむ……ん?ウチ?普通だよ?」
GM
「え、いきなりお宅訪問? だいたーん」
鶴ヶ島 絢子
「え、ああ、そういうこと?ダメだよ~私は一緒にお風呂入ってあげないよ」
結雲 悠
「そーゆーのじゃないから! いいよもう」
鶴ヶ島 絢子
「パパとママと三人家族。パパは専業主夫で、ママがお仕事してるから、そこはちょっと珍しいのかな?」
結雲 悠
家族いるんだな、『いいなぁ』、と思った。
GM
では、シーンエンド。
ロイス枠が……足りない!
阿修雷
忘れないうちに鶴ヶ島さんにロイス
経塚 アカリ
残り1枠か~ とりあえず保留>ロイス
鶴ヶ島 絢子
私も悠クンとアシュレーにロイス……と思ったら枠が足りない!
結雲 悠
ロイスどうしよー
鶴ヶ島 絢子
ふーむ
アシュレーと結構絡んでるから、アシュレーに取ろうかな
内容は今度の時までに
アシュレーと結構絡んでるから、アシュレーに取ろうかな
内容は今度の時までに
GM
そうですな ロイスは宿題で。
結雲 悠
悩むー。次回まで考える。
取りたい相手が多いッ!
取りたい相手が多いッ!
コメント By.
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本作は、「矢野俊策、ゲーム・フィールド」が権利を有する「ダブルクロス」の二次創作物です。