TRPGリプレイ ダブルクロス3rd 第四話『Deadman’s Cruise』3

こちらにはDeadman’ s Cruise
ネタバレがあります。

開始前
阿修雷
チャーハン!
KP
こんばんは!
GM
イヤン間違えた
阿修雷
KP炒飯
結雲 悠
いるよー
語り手
チャハハーン
GM
ここにも間違えている人が
蕨 洋美
焼き飯
GM
さてさてでは開始いたします
蕨 洋美
どんぱふ
※GMは赤嶺のビシッとキメた格好を描いてきた!

赤嶺 アンリ
「んー、それが──」
GM
彼が口を開こうとしたとき。
── 悠くん。

談笑する人々の合間に、あなたは。
 あの少女の姿を見つけた。
あの少女の、後姿。
悠くん。彼女を追うか? それとも、見過ごすか?
結雲 悠
「ちょっとトイレ!」
言うなり少女を追う。
GM
あなたは、その場を抜け出す。
阿修雷
「食事中にトイレとは、まぁいいアル」
蕨 洋美
それに我々は気づくことはできますか?
>少女
結雲 悠
少女のことは話してないからな
隠そうとしたわけじゃないんだけど
GM
少女の姿に気づいたのは悠くんだけです。悠くんがトイレと言いつつ何かを追おうとしたことに気づくかどうかは、【知覚】で判定。
目標値7。
蕨 洋美
感覚は1しかないなー
1d10 (1D10) > 4
赤嶺 アンリ
1dx (1DX10) > 8[8] > 8
阿修雷
1d10 【知覚】 (1D10) > 4
GM
気づいたのアンリだけか。
結雲 悠
うぅ
気づいて欲しい人たちが気付いてくれなかった
するすると人混みを抜け、近づこうとする。
赤嶺 アンリ
「うーん、それが俺なんにも聞いてないさー。って、俺の酒!」
酒を取りに行く振りしてアンリもその場を離れます。
蕨 洋美
「なんだい、揃って……」
阿修雷
「連れションってやつでは?」
蕨 洋美
「そういうこと、口に出して言うんじゃないよ、全く……」
結雲 悠
中学生女子じゃあるめぇし
蕨 洋美
「ああ、そうだ。お嬢様、ちょっといいかい」
阿修雷
「何アルか」
蕨 洋美
ハンドバッグから、封書を一枚取り出す
「コイツの出どころを知りたいんだ。見てもらえるかい」
悠への招待状
阿修雷
「ああ、テーブルから生えたほうですね」受け取る
蕨 洋美
「ああ。どうにもスッキリしないんでね」
阿修雷
《究極鑑定》招待状
「くんくん」
GM
OK。では、あなたはそれの差出人が <コードウェルではない> ことが分かる。あなたの眼をもってすれば、その招待状があなたたちに支給されたものと明確に異なることが分かるのだ。
そして、もう一つ。
阿修雷
「ぺろ」
GM
あなたはそれに、僅かなレネゲイドの── いや、<レネゲイド・ビーイングの>残滓を感じた。
レネゲイド・ビーイングレネゲイドウィルスが生命体のような形を持ち、意思のような現象を発現するもの。
阿修雷
「……この味は、ビーイングの味ですね」
蕨 洋美
「……なるほど」
GM
都築京香と名乗る首領のもと、彼らはいま、ゼノスという組織を組むまでになっている。もちろん組織に所属しないレネゲイド・ビーイングもいるが。
阿修雷
「少なくとも博士が用意したものではないでしょう、ビーイングといえば、あるいは」
蕨 洋美
「ああ。……問題は『本物』か、それとも何某かの餌か」
「いずれにしても、この場に悠を呼び寄せたい奴がいる、ってのは間違いなさそうだ」
阿修雷
「餌だというなら、犬に食わせてみるのもありでしょうね」
「丁度よく、博士に近しいと思われる猟犬がいることですし」
蕨 洋美
「うまいことを言うもんだ」
「それなら、猟犬が食い付くのを漁師も見ていなくっちゃぁならないね」
阿修雷
「それをいうなら狩人……といいたいところですがここは海の上でしたね」
蕨 洋美
おっと、誤字ったがまぁいいやw
阿修雷
素だったのかw
蕨 洋美
素だったけど、拾おうw

蕨 洋美
「脂っこい肉には飽きてきたところでね」
阿修雷
「それで、もし悠くんが、そっちだったとしたら?」
蕨 洋美
「……」
阿修雷
「洋美さんはどうします?」
蕨 洋美
気の利いた言葉を考え中
阿修雷
わくわく
結雲 悠
本人割とそんな危ない立場だって事に気付いてないなw
阿修雷
本人そっちのけで思惑がw

蕨 洋美
「餌をただ獲物にくれてやるのは勿体無くってねぇ。ルアーはしっかり回収させてもらうまでさ」
阿修雷
「そうですか」
蕨 洋美
「ついでに、人様の懐から勝手にルアーを掠めてった泥棒猫をシメてやろうかね」
阿修雷
「あ、そうだこの封筒私が預かっててもいいですか?」
蕨 洋美
「……何か、考えがあるんだね?」
阿修雷
「いえ、ちょっとした保険のようなもので」
蕨 洋美
「好きにおし。あたしよかお前の方が、その手のはよほど上手いだろうさ」
阿修雷
「わぁい、ありがとうございます」
蕨 洋美
どっちかというと、我々通りがかった漁師なんだから、漁夫の利とかなんとか言ったほうが気が利いてたかな
蕨 洋美
「行くよ。アイツらを追う」
阿修雷
「男子トイレに?」
蕨 洋美
「……」
阿修雷
「冗談ですよ。手分けして探しましょう」
蕨 洋美
「全く、この子は……」
ドレスの裾を翻して、彼らの行った方へ向かいましょう
阿修雷
「……あれが噂に聞く、なるほど」
こちらは席から動きません
見送るだけなので次どうぞ
蕨 洋美
シーン切れるなら、調達判定したいです
売人いるから、一応買い物できるんでしたっけ
GM
なるほど。では一旦悠くんにカメラを移します(シーンは途切れません)ので、調達判定はその後で。
蕨 洋美
はーい
阿修雷
本編(悠くん)!
結雲 悠
トイレ行った本編
GM
蕨さんは知覚判定に失敗しているので、彼らが向かった方へ行くことはできますが、ここからの出来事は目撃できません。
調達
蕨 洋美
調達判定で調達して欲しいものがある人は注文聞くよー
無ければ、応急薬か防具買っておく
結雲 悠
いるかどうか分かんない武器よりそっちの方がいいとおもう
GM
調達判定裏でやっちゃいましょうか。「一方そのころ」窓を作りました。
この窓は別行動などを同時並行するときに使いますが、秘匿窓と違って見ていいものとします。
蕨 洋美
はーい
GM
一方そのころ……
蕨さんは売人に繋ぎを取り、調達判定をしていた。
蕨 洋美
では、応急手当キットを一つ
目標値は8です
(5+0)dx+5 調達判定 (5DX10+5) > 9[1,4,4,8,9]+5 > 14
ゲット
GM
OK。問題なく手に入ります。

GM
さて、悠くん。少女は人混みの間を抜け、するりするりとあなたとつかず離れずの距離を保つ。
結雲 悠
何だか翻弄されているような気がする。
あの子は誰だ?
ふと気付けば皆に何か言えば良かったかも知れないが、もう遅い。
GM
気づくとあなたは、甲板の片隅まで来ていた。
周囲に人の姿はなく、空と海が風景を二分するように広がって──

 そこに、少女が立っていた。
結雲 悠
来てはみたものの、何て声をかけたら良いんだろう。
少し迷う。
やっぱり蕨さんに声をかけてくるべきだった。
どうしたらいいかなんて、分からない……
都築 京香
「よく来ました、結雲くん」
少女は口を開いた。その声は年齢相応の幼いものであったが、あなたはその口調に覚えがあった。
そして。
振り返ったその顔立ちにも、覚えがあった。
彼女は都築京香にそっくりだった。彼女の娘と言われれば信じられるほどに。
結雲 悠
「つ、都築……さん?」
都築 京香
「はい」彼女はまるで今までの間隙などないかのように、あなたに微笑んだ。
結雲 悠
彼女がビーイングだって知ってるのかな?
GM
”都築京香”が”ゼノスの首領”として姿を現したらしいことは、あなたも知っています。ゼノスレネゲイド・ビーイング組織であることから類推するかどうかはお任せ。
結雲 悠
「……どうして、僕を」
言いたいことは山ほどある。しかしどれもが今この場にはふさわしくないように思えた。
「呼んだの?」
自分の感情を優先すべきではない、とは、かろうじて思った。
都築 京香
「あなたが」彼女はその問いに、そっと目を伏せた。
「ここに、必要だったから」
結雲 悠
「必要? なにに?」
「誰かを殺せばいいの?」
都築 京香
「はい」 彼女はそっと微笑んだ。まるで、昔、あなたを導いた時のように。
結雲 悠
そうか。任務だ。
少し遅くはなったが、彼女は任務をくれる。道を示してくれる。
きっと前と同じように。
都築 京香
「悠くん」
結雲 悠
「はい」
都築 京香
「今から起こる状況を、見ていなさい。そして、あなたの力を役立てなさい」
「このような状況でこそ、あなたの力は意味を成す」
結雲 悠
漠然とした言葉に困惑する。
都築 京香
「あなたの持つ力は、人を殺す力です。いいえ、万物を殺せる力です」
結雲 悠
「うん。あれからもっと強くなったよ、僕」
都築 京香
「ええ、見ていましたよ。迎えに行けなくて── あなたを独りにして、すみませんでした」
結雲 悠
その言葉にほっとする。自分は見捨てられたわけではなかったのだ。
「いつ誰を撃てばいい? どんな標的だって仕留めるよ!」
結雲 悠
これ、王冠撃ち壊せってこと……?
蕨 洋美
そんな希ガス
都築 京香
彼女はあなたの眼を見ながら、口を開こうとした。
GM
そのとき。
不意にあなたは、<ワーディング>の気配を感じた。
結雲 悠
身構える。
久しく眠らせていた戦闘能力はちゃんと応えてくれるか、一抹の不安を感じつつ
都築を背に、気配を探る。
GM
同時に。船のあらゆる箇所、人のいないこの甲板を除くあらゆる箇所から、叫び声が聞こえた。
それは悲鳴ではなかった。悲鳴ではなく、楽しげな奇声だった。
豪奢な服装に身を包み笑いさざめく乗客たちが、楽しそうに笑ったまま、互いに殴り合い、撃ち合い、殺し合っているのだ。
結雲 悠
「……は?」
GM
「力が── 力が! ああああ、ああ、もっと、もっと血を! もっと戦いを!」
それはまるで、船ひとつがまるごと衝動に呑み込まれたかのようだった。
結雲 悠
「何だ、何が起きてんだ?」
自分の衝動は?
血が啜りたくなってはいないだろうか。
GM
その場で衝動に呑み込まれないあなたは、逆に異様であった。
あなたは冷静なまま、その状況を見ていたことだろう。
結雲 悠
じゃあ、何が起きているのか分からず、ただ背後の少女を守ろうとするように身構えている。
そういや、互いに連絡取れるような物持ってるのかなぁ。
GM
一緒に任務ですし、連絡が取れるような物は持っていてかまいません。
背後の少女を振り返る?
CQCQ
結雲 悠
cq
GM
CQ CQ
蕨 洋美
まさにCQCQ
阿修雷
今時そんなもので通信するのか
結雲 悠
CQCQ こちらラナウェイヒーロー、甲板隅です。
なんか大変なことが起きてます。そちらは大丈夫ですか、どうぞ。
蕨 洋美
こちらも当然巻き込まれてるんだろうなー
阿修雷
だろうなー
※結雲の中の人は仮名入力なのでたまに暗号で喋る typo をする。
 だって仮名入力の方が早いじゃん!!

結雲 悠
そだね、皆に連絡を取ろうと通信機器を手にしながら振り向く。
「都築さん、何が起きているの?」
GM
振り向くと、彼女は忽然と姿を消していた。
結雲 悠
「都築さん……」
まさか、落ちたんじゃないだろうな、と慌てて甲板の柵から乗り出し海面に目を走らせる
GM
海面は静かなものだ。あなたは彼女が姿を消していることに気づく直前、彼女の声を聞いた気がした。
都築 京香
「あなたなら── ” ” をも、殺せる」
蕨 洋美
死人も殺せる?
結雲 悠
水音はなかったので早々に諦めて、皆の所に戻ろうかな。
「(何だって殺してやるけど、一体何を殺せばいいんだよ)」
道は指し示してくれるが、いつも肝心の指示が不明瞭だ。
だいたい『そのとき』になると分かるので不自由したことはないが……
ともかく、まずは蕨さんだな。蕨さんにコール入れつつ足早に戻ろう。
一人で行動するのは危険だ。
任務の時は常に冷静に。まず殺すのは自分の感情だ。
蕨 洋美
むしろ、こちらからの着信で割り込みたいくらいだw
結雲 悠
あ、都築さんへの感情をP優位に変更する。
GM
お、どうぞ。>P優位
では、コールを入れつつ戻るならば、シーンエンド。
結雲 悠
「アナタを見ている」って言われたからね。
結雲 悠
蕨さん達の状況が分からないと、電話をすることも受けることもできないね。
そして一部始終を酔いどれ仕事人に見られた、と。
GM
見られたというわけですね。
結雲 悠
もう反逆フラグ立ってるーぅ
阿修雷
ホールにはワイしかいないけどな!

GM
<シーン7: 死人の王>
合流シーンです。まずは蕨さんとアシュレーさん、アンリがそれぞれ合流する前の短い描写を入れ、それから合流とあいなります。全員登場。
蕨 洋美
ほい
コールはできるんです?
GM
蕨さんの描写の所でできます。アンリ、アシュレーさん、蕨さんの順で描写しますので、ちょっとお待ちを。
侵蝕率は全員先に上げちゃってください。
結雲 悠
1d10 (1D10) > 3
[ 結雲 悠 ] 侵蝕率 : 53 → 56
阿修雷
1d10 【侵蝕率】 (1D10) > 7
[ 阿修雷 ] 侵蝕率 : 51 → 58
赤嶺 アンリ
1d10 (1D10) > 2
[ 赤嶺 アンリ ] 侵蝕率 : 51 → 53
蕨 洋美
1d10 (1D10) > 3
[ 蕨 洋美 ] 侵蝕率 : 50 → 53
GM
──酒を取りに行く振りをして、悠を追いかけたアンリ。
そこで、彼は悠と少女が甲板で邂逅するのを目にする。
結雲 悠
えっち
GM
その一部始終を物陰から見ていた彼が何か言いかける直前、船を<ワーディング>が襲った。
赤嶺 アンリ
「うわっ、……あーらら、えっらいことになっちまってるさ」
バレる前にその場を離れていそいそとホールに戻りましょうね。

GM
──さて、一方、ホールにとどまっていたアシュレー。
不意に、船内を<ワーディング>が襲うのを、あなたも感じた。
阿修雷
「……誰アルか」
結雲 悠
あっちにワーディングまきながら走ってるロシア娘が居ましたよ
蕨 洋美
UGNも噛んでたのか
阿修雷
これだからN市支部はなぁ

GM
直後、ホールにいた乗客たちが豹変する。
楽しそうな笑みを浮かべたまま、テーブル上のナイフやフォークを手に取り、互いの身に突き刺そうと襲い掛かり始める。
銃声が響いた。隠し持っていた銃で撃ち合う乗客たちが現われた。
斬りあう音が聞こえる。乗客たちが、その護衛が笑いながら殺し合いを演じているのだ。
GM
瞬く間にあなたの周囲は戦闘と血の海へと変じる。
パーティ会場は、戦闘狂たちのダンスホールと化していた。
その中であなたはただひとり、冷静であった。
阿修雷
「撒き餌の中にいちゃたまらない、離れよう」
そそくさとホールを出ます。向かってくるやつがいたら常備のキーンナイフでさくっと
GM
OK。では蕨さんにカメラを移します。

GM
──蕨さん。姿を消した彼らを追おうとしたあなたを、不意に<ワーディング>の気配が襲った。
血が、哄笑が、叫びが、瞬く間に辺りを覆い尽くす。
パーティは一瞬にして様相を変えていた。誰もがみながみな、まるで戦闘狂のように殺戮と戦闘に狂っていた。
蕨 洋美
舌打ちを一つ
耳のインカムに手を当て、他の3人にコールを発信
誰が最初に出るかなー?
グループ通話ね
GM
全員、蕨さんのコールを受けることができます。
阿修雷
ホールから出るまで少し遅れるかなこちらは
結雲 悠
「結雲、現在地甲板!」
「みんなおかしいよ!」
蕨 洋美
「ああ、わかってる!、っと」
襲いかかってきた男の腕をネジ折り、拾い上げた銃で倒れた男の頭に2発
赤嶺 アンリ
「はーい? 今ホール脇のトイレにいるさー」
阿修雷
「阿修雷、ホールの西から出ました」
蕨 洋美
「全員、無事だね?」
我々の中間地点はどこでしょうか
赤嶺 アンリ
「無事さ、っと!」何かが焼け焦げる音が通話の向こうから聞こえてきた。
「ああん、話し中のアンブッシュは嫌われるさー」
GM
中間地点でいうと、もといた大ホールから少し離れた場所にある小ホールか、甲板に出て真ん中あたりで合流することになりますね。
蕨 洋美
「船内は面倒だ。悠、甲板は空いてるかい?」
壁を蹴って、空中側転で弾丸を回避しつつ、2丁拳銃で更に2人をキル
「うるさいね、こちとら話し中だよ。そっちで適当にやっときな!」
倒れた相手に。
阿修雷
「甲板にいくなら狙撃しにくい物陰がいい」
結雲 悠
あいてるのかな?
GM
甲板を確認するなら、中央部ではダンスに興じていたと思われる人達が、そのまま血に彩られた舞踊に興じていることだろう。あなたがいた隅の方まで行くなら人はあまりいない。
船尾の方ですね。ちょっと大変ではあろうが、あなたたちなら問題なく合流できる。
結雲 悠
「えぇっと……隅の方なら。船尾?」
「中央で踊ってるのが居るから気をつけて」
蕨 洋美
「よし。そこで合流するよ」
結雲 悠
「フォローはするよ」
銃を展開し遠距離モードで皆の移動を援護
一発撃つごとに戸惑いが消えてゆく。
そうだ、これが日常だった。
蕨 洋美
「頼んだよ。皆、アシュレイの言う通りだ。通路を通る時は、姿勢低く、壁や死体を盾に!」
赤嶺 アンリ
「了解。船尾で合流さ」小さく復唱し、それから移動を始めた。
阿修雷
「船尾に向かいます」
蕨 洋美
「状況は随時知らせ。それじゃ、後でね」
GM
血の臭い。けたたましい叫び声。楽しそうな子供の笑い声。助けてと願うものは誰ひとりいなかった。逃げようとするものは、あなたたちの他にいなかった。
蕨 洋美
一応、子供を襲ってる奴は率先してキルします
子供は当身して気絶させていこう
結雲 悠
「なんなんだよこれ……ラリってんの?」
足を狙撃狙撃
阿修雷
躊躇なく子供も切り伏せて最短ルートで船尾に
赤嶺 アンリ
船尾に向かう傍らに、焼け焦げた死体が転がっていく。酔っぱらっているくせに足取りは確かで、躊躇いはない。
阿修雷
「赤嶺さん、エスコートしてください」
結雲 悠
この格好戦いにくい!
全身を稲光が覆い、その髪の色が雷光と化す。
貸衣装は脱ぎ捨てよう。
赤嶺 アンリ
「了解、エスコートしちゃうさ」笑ってアシュレーの前に立つ。
そして赤熱する剣を隠しケースから引き抜く。
結雲 悠
(おさげがないくせに仲間感出してる)
蕨 洋美
船尾には最後に現れる
両肩に、子供を2人ずつ、4人担いだ状態で
結雲 悠
完全に肝っ玉カーチャンじゃないか。
阿修雷
「……そんなに盾いりますか?」不思議そう
蕨 洋美
それを、壁の隅の方へとそっと下ろし
その言葉に、特段怒ったりはしない
考え方、捉え方はそれぞれだ
「盾なんざいるかい。あたしが『盾』なんだからね」
結雲 悠
かっこええな
赤嶺 アンリ
アシュレーと共にひょこりと姿を見せる。腕を掴んだままちぎれた子供の腕を振り払った。
蕨 洋美
「揃ったね。負傷している者は?」
赤嶺 アンリ
「こっちは無事さー。アシュレーも無事さ?」
結雲 悠
「全然、楽勝!」
阿修雷
「ご覧の通りですよ」
蕨 洋美
「よし、上出来だ」
結雲 悠
「何を撃ったら終わるんだ、これ」
阿修雷
「ほっといても半分以下にはなるでしょうけど」
蕨 洋美
「さて、状況は見ての通りだ。誰かは知らないが、こっちに断りもなく勝手におっ始めやがった」
結雲 悠
「王冠どころじゃないなぁ……」
蕨 洋美
「だが、面倒が無くていい」
阿修雷
「警備員も減るでしょう」
赤嶺 アンリ
「そして誰もいなくなっちゃうさねぇ」
蕨 洋美
「コソコソ調べ回るのは、性に合わないんでね」
結雲 悠
「そうか、ある意味楽に」
近づいてこようとした客の足を撃ち抜く。
「銃弾足りるかなぁ」
雑に範囲で黙らせようかなぁ、などと考える。
赤嶺 アンリ
「足りなかったらそこら辺から漁ればいいさ」
阿修雷
「死体から拾えるでしょう?」
蕨 洋美
「ああ。売るほど落ちてるさ」
結雲 悠
「ちょっと特殊な弾丸なんだよね……それはそうと」
「どこから探す」
蕨 洋美
「まずは、コイツをしでかした馬鹿を特定するよ」
阿修雷
「あら、何故ですか?」
蕨 洋美
「今回の件には、ゼノスも絡んでる。正直、そいつらが仕出かしたことなのか、それともギルドに雇われた馬鹿が仕出かしたことなのか、読めん」
阿修雷
「我々の任務は王冠の奪取ですよ、今なら荷室でも金庫室でも入れるかもしれませんし」
蕨 洋美
「仕出かしたのがギルドならば締めてお宝を頂戴する。ゼノスなら、放っておいて、ギルドとカチ合わせる」
「ああ。もちろん、そいつも同時に行う」
結雲 悠
あー、客の足撃ってるの、きちんとヘッドショットしてることにしようかな…
結雲 悠
(で、僕は誰を殺せばいいんだろうなぁ……)
(船内の全員殺せば、間違いないかな)
阿修雷
シンプルな解決方法
結雲 悠
誰を、何を殺さなきゃいけないか分からないし。
動く物がなくなれば解決。
蕨 洋美
「だが、本丸を狙うのは状況を把握してからだ。どっちかと鉢合わせして、残りの片方に背中から撃たれるのはごめんなんでね」
赤嶺 アンリ
「成程、後顧の憂いを断っておきたいくちさ」
蕨 洋美
「どちらか片方、残った方、または弱った両方を締める。……連中の気が本丸から逸れてるってんなら、遠慮なくいただくまでさ」
GM
どこから探すか、何を撃てばいいのか。そうあなたが口にしたとき。
コイツをしでかした馬鹿を特定し── 憂いを断ってのち、遠慮なくいただく。そうあなたが宣言したとき。

荒野の風に似た、聞き覚えのある声が、その場に響いた。

GM
本日は以上! すみません、だいぶんはみでました
蕨 洋美
いえいえー
阿修雷
お疲れ様でした!
結雲 悠
おつかれさまー
結雲 悠
ヒロインが出たかと思ったらカーチャンだった件。
なんだ真2か。
蕨 洋美
とりあえず理想論だけをぶち上げたけど、まぁその通りなんて絶対にならないよね
結雲 悠
遠慮なく撃ち殺してイイ相手が来そうな気配ー
GM
めっちゃにっこりしてるー


コメント By.

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本作は、「矢野俊策、ゲーム・フィールド」が権利を有する「ダブルクロス」の二次創作物です。