TRPGリプレイ ダブルクロス3rd 第四話『Deadman’s Cruise』1

こちらにはDeadman’ s Cruise
ネタバレがあります。

結雲 悠
待機中だよ
GM
こんばんは!
阿修雷
まにあい!
GM
皆さんいらっしゃいますかな?
結雲 悠
蕨さんちょっとだけ待ってください。
GM
はーい
蕨 洋美
ちこくちこく
GM
トーストくわえてこんばんは
結雲 悠
こーんばーんはー!
蕨 洋美
おフレンチトースト
阿修雷
こんばんはー
GM
おフレンチトーストだと柔らかいからモゲない?
ともあれはじめてまいります
蕨 洋美
お願いいたします!

GM
───
 Double Cross 3rd × False Hearts
  「Deadman's Cruise」
             ───
結雲 悠
開幕だー!
蕨 洋美
ドンパフ
デッドマンズ チェストォ!
ではなかった
結雲 悠
僕ら死んでも死なないしね。
阿修雷
カリブの海賊第一作だと思えば
GM
<PC5: 監視任務>
早速ですが、マスターシーンから始まります。
朽ちかけた教会。
もはや十字架の無い祭壇の前に、ひとりの男が佇む。
アルフレッド・J・コードウェル。
彼と向き合うのは、”使徒”。日と酒に焼けた褐色の肌、海の匂い。射し込む陽光のみを光源とする薄暗い中にあって、その佇まいはいささかの違和感を醸し出すようであり、不思議と馴染んでいるようでもあった。
結雲 悠
教会かぁ。信仰とか簡単に揺らぎそうだな、この世界。
むしろ信仰に傾倒するかなぁ。
蕨 洋美
ビーイング:レジェンドで神とかありそう
俺もマスターシーンをもっと使って行かないとなぁ
使わないせいで、不破さんとか天野先生とか何やってたんだ、ってなるし、ゆうこやのタツミが結局何だったのかわからなくなるし
阿修雷
ビーストはともかくゆうこやは説明しても理解できるのが和樹くらいしかいない件
蕨 洋美
もうちょっと芸風を広げて行きたいと思いました
結雲 悠
体験型ってのもそれはそれで面白い。
そして、マスターシーンで裏事情を教えてくれるならそれを加味して全力で罠ふみに行けるのでそれはそれで大変面白い。
悪事働いていそうなキャラ全力で信頼するプレイとか、喜んでするぜ~
蕨 洋美
見える地雷を置いて踏むなよ絶対に踏むなよって書いておく
結雲 悠
踏んで踵でグリグリすればいいんですねわかります。

GM
「よく来た、アンリ。君に任務を与えよう」
「蕨セル──”アルパインスタイル”が行う、”死者の宝冠”の奪取に参加せよ」
「そして、本題はここからだ」
赤嶺 アンリ
「ふうん。本題さ?」
向かい合う男は、”使徒”を束ねる男を、この世界のキーパーソンを目の前にしても、物怖じもしない様子で奥の崩れかけた祭壇に目をやる。
GM
「エージェント、”ラナウェイ・ヒーロー” 結雲悠 」
結雲 悠
呼ばれた気がする。
そういえば僕監視されるんだった
阿修雷
いつでも見られちゃう
GM
「かのエージェントは、ゼノスの首領たる”プランナー”と接点を持つ」
「──アンリ。お前の任務はかのエージェントの監視だ」
「もしも、ファルスハーツを裏切るようであれば──」
この件はお前に一任する。それだけ言い残し、男は闇の中に消えた。
赤嶺 アンリ
「──ふうん。エージェント一人に拘るなんて、珍しいさねぇ」残された男は独り言をもらしながら、受け取った写真を手の中で弄んだ。
「ま、それだけ ”プランナー” の事が気になるってことさ」 くつくつと笑って、男もまたその場から姿を消した。
微かな酒と海の匂いを残して。
蕨 洋美
裏切るならばお前に一任するって
阿修雷
おっと穏やかじゃないねえ
結雲 悠
やだなぁ、僕が裏切るわけないじゃないか。
アンリさん割と容赦ない系の人だったな。
蕨 洋美
裏切ることはできても裏切られることは許せないコードウェル氏
結雲 悠
多分悠はFHに所属しているって意識もないと思うよ。
いるからいる。
多くの子供が小学校に通うことに疑問を感じないのと同じ。
彼にとっては裏切りではないのかもな

GM
───
<PC2:不死なる死人>
アシュレイさん。出番です。
阿修雷
矛盾アル!
蕨 洋美
死んでればもう死なない
矛盾してはいない
結雲 悠
そだね
阿修雷
でも死んでるじゃん
蕨 洋美
一度の死を経たからと言って、不死を名乗ってはならない謂れはないのだ
阿修雷
まてまてナチュラルに死んだ人がもっかい死ねる状態を受け入れるなアル!
結雲 悠
オーヴァードがなんかいってる
蕨 洋美
世の中ってのは複雑なのさ……
阿修雷のこと、ついアシュレイって呼んじゃうんだけど、アシュレーの方がいいのかな

GM
──あなたが”アルパインスタイル”に来る少し前のことだ。
阿修雷
「エンジンオイルの臭みを消すには……」
結雲 悠
なにやってんだおい
蕨 洋美
大丈夫だ、エンジンオイルはそんなに臭わない
阿修雷
口に含んでも同じ事がいえるかな!?
蕨 洋美
2st用のやつはくっさいけど
大丈夫、Castrolのやつならナッツフレーバーで香ばしい
結雲 悠
僕は体にオイルは必要だけど口から摂取はしないよ……
蕨 洋美
楽団ブースでトラブル発生
そしてまたこちらでは音楽流れない問題
阿修雷
あらら
蕨 洋美
iOSが何か版権に配慮してるとかなのだろうか
阿修雷
It's a S○ny ってSE流してみようぜ
結雲 悠
ピー

GM
FHチルドレンであるあなたは、炒飯以外にはどんな任務を受けていたのだろうか?
阿修雷
「ん、また襲撃の指揮か。たまにはもっと刺激的な仕事持ってくるね」
GM
残念ながら刺激的な仕事というのは少ないものだ。しかし、今回は刺激的と言えば刺激的かもしれない。
蕨 洋美
あれ、蕨のとこに来た任務とは別に任務が課せられているのか
GM
襲撃の指揮をとるあなたの前に、海賊風の衣装を纏った骸骨──”彷徨える死人” キャプテン・ジャンジャックと名乗る男、男か? が立ちはだかった。
あなたはそいつを知っている。レネゲイドビーイングか、それとも何らかのエフェクトによってその姿を纏っているのか。
あなたの前に何度となく現われては、あなたと戦いに来るのだ。
あ、このシーンは過去のシーンです。
GM
あ、このシーン過去です
蕨 洋美
同じ内容だったから、セルそのものに降った指令をみんなでやるものと
ああ、なるほど
GM
失礼しました。
結雲 悠
みんなセルにいる前提ってわけじゃないし、いつものみんな違う目的があるやつじゃないかな。

阿修雷
「なんだまたお前か……」
GM
「よお、相変わらずつれねぇな」骸骨は顎の骨をカタカタと鳴らしながら笑う。
阿修雷
「海から来るならアザラシの1匹でも手土産に持ってくればいいものを」
蕨 洋美
キビヤック!
阿修雷
キビヤックチャーハン食べたいアル?
蕨 洋美
匂いケアしてくれるなら、まぁ……
阿修雷
あれは加熱するとビタミンが壊れるからもったいないアル
蕨 洋美
間違っても店で鳥頭腐を出さないように

GM
「アザラシ狩るよか、お前と戦う方が面白ぇからな」
あなたは以前の任務で、なぜかこの男? に気に入られてしまったらしい。それからこいつは繰り返しあなたの前に立ちふさがる。正直ちょっと邪魔だ。
結雲 悠
これシナリオ1で因縁できる奴なのかな。
今回やるのシナリオ2だったよね。
GM
2ですね。ただ1とこいつは関係がありません。ほんとに何かやってきて絡んでくる。邪魔ン。
結雲 悠
あれ、そうなんだ。
蕨 洋美
実際1と2ってつながってるの?
GM
あんまり接続無いですね。>1と2
蕨 洋美
ふむふむ

阿修雷
「お前とやりあうより炒飯作るほうがはるかに重要だ、いい加減他を当たってほしい」
GM
「炒飯、炒飯ねぇ。そんなに美味ぇか? ま、俺は食っても出ちまうがな」カハハと笑うと胸から空気が漏れた。
阿修雷
「邪魔はするは炒飯の味もわからんわ……大体そんな大層な風貌でかよわい女子一人脅して恥ずかしいとは思わんのか」
結雲 悠
かよわい
阿修雷
かわいい
蕨 洋美
(๑╹ω╹๑ )

GM
「か弱いってのはもうちょっとか弱くなってから言うもんだぜ。お前一人で木偶の坊どもを常勝の軍隊にしやがって」
「まぁいい。さぁ、やろうぜ」言うと、男はあなたに襲い掛かってくる。
このやりとりも慣れたものだ。慣れたくなかったかもしれないが。
このシーンでの彼はエキストラ扱いです。好きなようにぺぃっとしてよい。
蕨 洋美
北っ
阿修雷
「炒飯の残りを冷蔵庫に入れてくるから少し待ってろ」(狙撃手が気づくまで10,9,8……)
GM
「あぁん? 冷蔵庫だ?」
阿修雷
「味を馴染ませるには悪くない、食べる前にひと手間いるがな」
(3,2,1……今だ、やれ)
GM
──タァン。
男の頭蓋が撃ち抜かれ、最も弱い位置で破砕される。
結雲 悠
南無
GM
男はあっさりと砂になった。しかし、あなたは知っている。
どんな仕掛けか、これは何度でも復活してくるのだ。その度に、あなたはこれを振り払う。

割と邪魔だ。
阿修雷
「……まったく、この私でも復活のからくりがわからんとは」
(ロボット掃除機の到着まであと24秒)
蕨 洋美
ル〇バル〇バ
阿修雷
商標に配慮
結雲 悠
リプレイでは伏せ字にしておけば良いのか。
GM
あなたはル…… ロボット掃除機が男であった砂を吸い込むのを眺めながら、ひとつ溜息をついたことだろう。

あなたが”アルパインスタイル”に辿り着く、少し前の出来事だった。
シーンエンド。
結雲 悠
結局何しに来たのこの骨。
阿修雷
かわいい女の子とおしゃべり
結雲 悠
それはしたいよな。(納得)

GM
<PC1:”プランナー”>
阿修雷
出番どす
結雲 悠
わーい
蕨 洋美
デバンドス
っていうとモンハンのモンスターみたい
阿修雷
ドスデバンドス

GM
結雲悠。それは、あなたが凄惨な事件を経てオーヴァードとして目覚めた、その直後のことだった。
結雲 悠
「……」
目の前に赤が広がる。
冷たくなる前に、何とかしないと。
GM
あなたは家族であった血だまりのただ中で、どうすることもできぬまま、ただ佇んでいただろうか。
それとも、自らを襲う力と衝動を持て余しただろうか。
結雲 悠
なんとか、しないと……
そうか、自分の中に取り込んでしまえば、暖かいままだ。
ぼんやりとそう考え、血を啜っているだろう。
何を守ろうとしているのかも、もうよくわからない。
GM
あなたはいまだ少し熱を残す液体を、途方に暮れたようにぼんやりと啜っていた。どれが母の血でどれが父の血なのか、あなたにはよく分からなかった。
結雲 悠
なんで生きてるのかなぁ。
確か、僕は……
腹に開いたはずの大穴が、血を啜るごとに塞がってゆくのを、途方に暮れて見つめる。
阿修雷
狂気表でカニバルふってませんかね?
蕨 洋美
ふていのきょうき
結雲 悠
だって衝動が吸血なんだもん。

GM
そうしてあなたが少し、孤独を自覚しはじめた時のこと。
あなたの眼の前に、やさしげな微笑を浮かべた女性がひとり、立っていた。
「悠くん」彼女はあなたの名を呼んだ。
結雲 悠
「……」
衝動に駆られて、襲いかかろうとする。が、名を呼ばれてはたと止まる。
「だれ?」
GM
「私は、”プランナー”。都築京香」
「あなたを、迎えに来ました」
結雲 悠
「……」
迎えに、きてくれた?
意味がよく分からない。
「知らない人についていっちゃ、いけないんだ」
だが、そう言ってくれた人はもう、いない。
阿修雷
孤児がそのセリフは悲しすぎる
GM
「家族になりましょう、悠くん。ここは寒いけれど」
「私達なら、あなたに温かいお家をあげられる」
彼女はそう言ってあなたに手を差し伸べた。
結雲 悠
「……ほんと?」
無邪気にその手を取る。
GM
「ええ、勿論。友達と──仲間と、一緒に暮らしましょう」
「私達なら、あなたの願いを叶えてあげられる」
その手を引いて、彼女はあなたを抱きしめた。
結雲 悠
「うん」
微笑んで少年は家族だったものに背を向けた。
願い。僕の願い。
みんなを守ること。
みんなって誰だろう。
とにかくみんなを守れるヒーローになること。
結雲 悠
あれやっぱりこれチルドレンと大して変わんないぞ。
阿修雷
やあ同志!

GM
それから、あなたは彼女に導かれるまま、新しい家族たち──”ファルスハーツ”のひとりとして、その手を血に染めた。
結雲 悠
年若い少年がかつての生活を忘れ、新たな環境に染まりきるのには、
そう時間はかからなかった。
GM
あなたには力があった。あなたには仲間がいた。あなたはその世界で、幼い全能感を存分に振るったことだろう。あなたにはそれを実物とするだけの力があったのだ。
そしてその向こうに、やさしく微笑みながらあなたに道を、”プラン”を示してくれる都築がいた。
結雲 悠
生体電流を扱えることを知って、それが武器に流用できることを知って、
持っているより便利だからと体内に組み込んで貰って。
頼めば何丁ももらえた。
都築さんは優しい。
後で思えば命の恩人だったらしいしね。
結雲 悠
こんな認識で大丈夫かな?
阿修雷
さらっと武器人間になってるんよなあ
蕨 洋美
誰が改造したんだろうなぁ
結雲 悠
最初は本人の希望じゃなかったかもだけど、追加を願ったのは自分だろうな。
ちなみに実際に組み込んでくれたのはFHのメカニックでそいつとは友人だよ。
命令したのが誰かは知らん。
蕨 洋美
007のドクターQみたいな人かと
阿修雷
それはマッドサイエンティストなんだよな

GM
しかし。
その日々は唐突に終わりを告げる。
都築が、FHから姿を消したのだ。
理由も、説明も、なかった。
あなたに次の行き先を告げて、あなたはいつもの任務だと思っただろう、
しかし彼女はいつまで待っても戻らなかった。
結雲 悠
「……やられたのかな」
「そんなに弱くないはずだけど……」
きっと戻ってくる。そう信じていたが、その思いはやがて裏返る。
なんとなく裏切られたような気分になる。
GM
あなたはそれからも、FHのエージェントであったことだろう。
彼女が姿を消しても、あなたにはその場所しかなかったのだ。
結雲 悠
都築さんが居ないFHは、少し色あせて見えた。
任務もなんだか面白く感じない。
理由はよく分からないが。
ヒーローとして守りたいものの筆頭が都築だったのだ、と、だいぶ経ってから気付いた。
『恩返し』がしたかったのだ。
結雲 悠
こんな感じで絡もうそうしよう。
蕨 洋美
絡み絡み
結雲 悠
順調に暗くなってゆくな!

GM
──そしてあなたは、”アルパインスタイル”に辿り着く。
シーンエンド。

GM
<PC3:奪還指令>
このシーンは全員登場です。
蕨 洋美
あれ
そういえば、侵蝕率
GM
あ、忘れてた(超うっかり)
本来全員登場でないシーンを導入の都合上全員登場に改変しているので、このシーンで全員加算してください。
阿修雷
はぁい
蕨 洋美
ふむふむ
1d10 (1D10) > 7
[ 蕨 洋美 ] 侵蝕率 : 34 → 41
阿修雷
1d10 【侵蝕率】 (1D10) > 9
[ 阿修雷 ] 侵蝕率 : 30 → 39
結雲 悠
1d10 (1D10) > 4
[ 結雲 悠 ] 侵蝕率 : 37 → 41
あやしいおっさんが任務持ってきたんだったな。

GM
──そして時は現在に戻る。
蕨さん。あなたの前には、酒臭い男が置いていった端末── リエゾンエージェントからの連絡、指令だというそれが置いてある。
さて、これをどうしたものか。
受け取った日の夜ってことですかな
GM
あ、そうです。出会い編のラストシーンからそのまま続く感じ。
蕨 洋美
了解です
結雲 悠
二階の階段上に座って、問題集やりながら下覗いてるよ。
部屋には入ってない。
蕨 洋美
男が去り、二人が上階へと上がった後、カウンターのスツールに腰掛けたまま、手の中のZIPPOを弄ぶ
GM
アシュレーさんは下を覗いていてもいいし、スルーを決め込んでもよい。
結雲 悠
アシュレーさん台所じゃなかったっけ。
GM
おっとそうか、アシュレーさんは台所か
阿修雷
じゃあ気を聞かせてコーヒーでも入れていきましょう
蕨 洋美
スピニングホイール
リンガーフィンガー
手の中で幾度もZIPPOが転がるように開いては火を点け、そしてすぐに閉じる
阿修雷
「今日は夜更かしですか?」カップことり
阿修雷
ちなアシュレイでもアシュレーでもどっちでもいいよ!
蕨 洋美
ありがとう!
GM
最初表記ゴッチャゴチャになってたすみません!>アシュレーさん

蕨 洋美
カキン、カキン、という小気味良い音が、がらんとした店内に響く
「ああ、アシュレイ。気が利くね。ありがとうよ」
礼を言いながら、手は動きを止めず、視線はカウンターに置かれた黒く薄い端末から動かない
阿修雷
「……珍しくお仕事ですかね」
蕨 洋美
「こちとら、そろそろ繁忙期だってのに、面倒な話だよ」
結雲 悠
どっちが本業なのやら。
蕨 洋美
あ、一応彼女らがここへ来てから、それぞれの素性は洗っていたことにしていいですか?
GM
なるほど。お二人がOKなら構いません。
阿修雷
OKです!
GM
悠くんの素性については、悠くんが隠す気があるかどうかかな。>都築との関係
出会い編でも都築の紹介であることは出てたけど、FHに誘ったのが都築であることね。
結雲 悠
とくにないよ。
訊かれれば答えるし、訊かれなきゃ言わない。
悠にとってそんな重要なことじゃない。
蕨 洋美
OK
では、こっそり調べていたことにしよう
「アシュレイ―――いや、今だけはフライ・パンダって呼ぼうかい」
阿修雷
「はぁ、どちらでも構いませんが」
結雲 悠
僕らってここでFHの仕事したことあるのかな。
GM
出会い編の雰囲気だとまだなさそうだったかな? どちらでもOKです。
蕨 洋美
小さく頷き
「アンタは確か、指揮が得意で、これまでにそれなりの場数は踏んできた、ってらしいね」
阿修雷
「ええ、生憎身体を動かすのは得意じゃないので」
蕨 洋美
「そうかい。ま、そういうのは人それぞれだからね」
阿修雷
「それで?素行不良のセルの壊滅ですか?」
「それともUGNを襲撃します?」
蕨 洋美
「派手だねぇ。よほど頼られていたらしい」
小さく苦笑する
「で、だ」
「その優秀な指揮官さまから見て、どう思う?」
言いながら、視線だけで上―――悠の消えた上階を見やる
蕨の中では、指揮官としての戦績や、普段の落ち着いた姿から、アシュレイのことをベテランのエージェントとして認めています
結雲 悠
乗り出しすぎて階段下にちょろっと出ていた髪の毛の先をそろーっとたぐり寄せる。
阿修雷
「悠くんのことですか?悠くーん、およびですよー」
蕨 洋美
「バカっ、そうじゃないよ!」
アシュレイを嗜めて、上階からの物音などがしないのを改めてから、息を吐く
結雲 悠
ちょっと迷って出て行くのをやめた。
まだバレてないかも知れないし……
阿修雷
「何故止めるんです」
(本人も気になって覗いてるのに)
蕨 洋美
「……どうにも、危なっかしくてねぇ」
気づいてないぞ!
阿修雷
「……くす」
結雲 悠
(よし、バレてない!)
もう問題集どころではない。後でやろう後で。
蕨 洋美
「ちょいと改めて見たんだけどね」
阿修雷
「ええ、何でしょう」
蕨 洋美
「まぁ、過去は色々とあったようだが」
阿修雷
「色々、はて誘拐ですか?それとも、孤児とか?」
蕨 洋美
「まぁ、そんなところさ」
「あの年頃らしいっちゃらしいが、ちと力に逸ってるみたいなトコがある」
阿修雷
「……悠くーん!降りてきてくださーい!」
突然の大声!
蕨 洋美
「お前なぁ!」
結雲 悠
行った方が良いのかこれはw
阿修雷
きて♡

蕨 洋美
「わかったよ、さっさと話すよ」
結雲 悠
(……あいつにはバレてんのかな……)
(カンがいいからなー、あいつ)
蕨 洋美
「あたしは、任務に出すのは控えた方がいいんじゃぁないか、って思ってる」
結雲 悠
(えっ)そんなひどい
阿修雷
「悠くーん!悠くーん!もう寝ちゃいました?お姉さんが添い寝しにいきましょうかー?」
蕨 洋美
「なんでそうなるんだい!?」
GM
こんなところでアシュレーさん満面の笑顔wwww
結雲 悠
(もーさっきから何なんだよ)
阿修雷
ほらほら出てこいよオラ
結雲 悠
行かなきゃ駄目?w
阿修雷
おまかせしますw
蕨 洋美
出てきてもいいのよw
GM
あ、GMは蕨さんが端末をオープンするまで眺めていますのでごゆっくり

結雲 悠
さすがに四度も呼ばれたら出て行かない方がおかしいな。
阿修雷
良く通る声アル
結雲 悠
「呼んだ? 僕寝てたんですけど。寝てたよ?」
上からのぞく。
阿修雷
「あらそれはごめんなさい、悠くんってご両親がいらっしゃらないんですよね?」
蕨 洋美
「ただでさえそんな坊やが、あの都築に育てられてんだぞ!?……って」
結雲 悠
「あー、……いないよ」
「それがどうかした?」
阿修雷
「やっぱり寂しかったり恋しかったりします?」
結雲 悠
「……なんだそれ?」
阿修雷
「あ、なんなら洋美さんのことお母さんみたいに思っちゃったりして?」
蕨 洋美
「何言ってんだい、お前は」
結雲 悠
「……はぁ?」
「何言ってんの?」
阿修雷
「実際のとこどうなんですか?難しいことは聞いてないつもりなんですけど」
結雲 悠
(やっべぇあいつが何考えてるのか本気で分かんねぇ)
「蕨さんは蕨さんだろ。親じゃない」
阿修雷
「あ、それとも?俺は強いし一人で全然やってける感じですかね?」
結雲 悠
(割とそう思ってるけどなんかムカつく言い方だな)
蕨 洋美
この店の売り場兼カフェスペースは吹き抜けにして、2回のギャラリーに居住空間のドアが並んでいるコトにしよう、そうしよう
結雲 悠
ギャラリーからのぞき込んでる。
阿修雷
「ねぇねぇ教えてくださいよー、一つ屋根の下で暮らす仲になったことですし」
結雲 悠
もう叫ぶのも疲れたし降りていこうか。
蕨 洋美
「悠、もういいから降りといて。見上げてるのも疲れたよ」
結雲 悠
クソデカため息ついて降りてく。
「で、僕がなんだって?」
「親が居ないから半端者だって? そんなヤツいくらでもいるだろ」
蕨 洋美
憮然とした顔で腕組みをしたまま、出迎える
阿修雷
「人恋しいです?それとも一人で平気です? はたまた傷心してるのでそっとしておいてほしい感じです?」
結雲 悠
「なんでそんなこと答えなきゃならないんだ」
「考えたこともないね」
阿修雷
「あら、そうでしたか」
結雲 悠
どういう返答が求められているのかよくわからないんだけどw
阿修雷
素直に聞いてるだけアルよ!
蕨 洋美
なんとなくわかるんだが、見守っているw
結雲 悠
寂しいとかあるだろうけど自覚はしてないよ。
なんとなくこの空間は心地よいなぁ、くらいの自覚はあるだろうが。

阿修雷
「じゃあちょっとこれからFHのお仕事しようってなっても平気ですかね?」
結雲 悠
「てかさぁ、僕を仲間はずれにしようとしてない?」
「任務中一人で店番とかやだからね」
「そういうの児童福祉? に反するんじゃないの」
蕨 洋美
「……」
阿修雷
「だ、そうですよ」
蕨 洋美
「かじった言葉でほざくんじゃないよ」
言ってから
チリチリと音がするほど煙草を吸い込み、はーーーー、と長い息と共に吐き出す
「やり口が強引なんだよ」
アシュレイを少し睨む
阿修雷
「強引?最短ルートですよ」
蕨 洋美
「まったく、可愛い顔して……」
すっかり短くなった煙草を灰皿でもみ消す
「いいだろう」
結雲 悠
ちなみに家族のことは自己防衛でほぼ忘れちゃったしそれに関してはあんまり感情は動かないよ。
阿修雷
ふむふむ
GM
ああー 自己防衛で忘却に追いやってしまったのか

蕨 洋美
「悠、あんたもこっち来て。アシュレイも座りな」
結雲 悠
「はーい」
阿修雷
悠くんと自分のカフェオレを置いて座る
結雲 悠
アシュレーにはありがとうと礼を言おう。
蕨 洋美
二人が着席してから、特に悠を見据え
「過去がどうあれ、ココに来たからにゃ、セル:アルパインスタイルのエージェントだ」
結雲 悠
(ここにもちゃんと『仕事』ってあったんだなー)
「はい」
蕨 洋美
「リーダーであるあたしにゃ従ってもらうよ。いいね」
結雲 悠
「……わかってまーす」
蕨 洋美
(悪戯に気を回して、何やってるんだろうね、あたしは)
咳払い一つ
「さて」
カウンターに手をつく
その間には、黒い端末
「繁忙期を目前に控えてクソ忙しいところだが、腐ってもFHセル」
結雲 悠
(腐ってるんだ……)
蕨 洋美
「……任務だ」
言って、端末を操作します
阿修雷
カフェオレずず…
GM
カチリ。端末の蓋が小さな音を立てて開く。
結雲 悠
(そういやさっき都築さんがどうのって言ってたなぁ)
(今一体ドコで何してんだか)
GM
端末から出力された内容は、以下のようなものだった。
「”アルパインスタイル”。あなたがたに頼みたい仕事がある」
蕨 洋美
映るのはコードウェルの姿なのかな
GM
「物品の奪取だ。名称を ”死者の宝冠”。EXレネゲイドに感染した宝冠で、所有者に不死の力を与えるという」あなたが端末を操作すると、映像がオンになり、コードウェルの姿が映し出される。
蕨 洋美
(別に直属って訳でもないだろうに、御大将自らのご下命とは、ありがたい話だね)
鼻を鳴らす
GM
「その宝冠が、巨大犯罪組織”ギルド”所有の客船、”ノーライフ・クイーン号”に存在することが判明した。お前たちに、その奪取を頼みたい」
結雲 悠
「へー、ゾンビになれる……」
「……今の僕たちとあんまかわんないな」
GM
「近々に、その船でパーティが開かれる。その機に乗じて潜入するといい。身分や招待状の偽装は手配済みだ」
阿修雷
「豪華客船から宝物の奪取とは、怪盗みたいですね」
蕨 洋美
「コソ泥の真似事ねぇ」
結雲 悠
「パーティか。面白そうだな」
阿修雷
「しかも豪華客船ですよ!ラッキーじゃないです?」
蕨 洋美
「遊びに行くんじゃないんだよ」
結雲 悠
「つまり、かぶるとオーヴァードになるマジックアイテムとってこい、みたいな」
GM
「最後に、この任務は複数セルの合同任務だ。お前の部下として、エージェント・赤嶺アンリが合流する。好きに使うといいだろう」
結雲 悠
「赤嶺?」
蕨 洋美
「アイツか……」
阿修雷
「それって」
蕨 洋美
「さっきまでそこでタラタラしてた酒飲み男」
親指で面倒臭そうにスツールを指差す
阿修雷
「見かけによらないものですね」
結雲 悠
「あのおっさんかぁ。強いのかな?」
蕨 洋美
「……強いだろうね」
阿修雷
「少なくともあの手袋にはたっぷり血がしみこんでいましたね」
結雲 悠
「へー」(ただのだらしない大人にしか見えなかったな)
蕨 洋美
「ああ。のらくらしていたが、どうにもチリチリしてイヤな雰囲気だったね」
結雲 悠
僕の【感覚】〈射撃〉全振り!!
そういうのに気づける繊細さはない!
阿修雷
《究極鑑定》もち!
GM
「以上。色良い報告を期待する」
そこで映像は終わった。
蕨 洋美
「……だとさ」
役目を終え、回路が焼き切れたであろう端末を燃えないゴミ入れに放り込む
結雲 悠
「ふーん。なんかバイオハザードみたいだな」
蕨 洋美
「なんだいそれ」
阿修雷
「ロケラン持ち込むのは大変だと思いますよ」
結雲 悠
「ゲーム実況動画……」
ゲームはない。実況動画をタッピング&オンエアで観てるだけ。
阿修雷
いまどきだ!
結雲 悠
ゲームする暇も金もなさそうなんだもん
蕨 洋美
「またゲームかい……。頭悪くなるよ!」
阿修雷
「因果関係は証明されていませんよその言説は」
蕨 洋美
「細かい理屈はいいんだよ」
結雲 悠
「ゲームはやってないって」
蕨 洋美
「さて、そういうことだ」
ぶつくさ言ってる悠から視線を外して。
「豪華客船に忍び込んで、お宝を頂戴して退散する」
結雲 悠
「なんかワクワクする字面だなぁ」
結雲 悠
お、表情が変。
GM
表情がワクワクしてない!
結雲 悠
表情が変わらない。チェックが二つ同時におささってしまう変な状態だから、なんかのエラーかもね。
GM
あらそうなんだ、コマがおかしくなってるのかな
結雲 悠
笑うことだけできなくなってるw
阿修雷
そんな悲しきモンスターみたいなw
蕨 洋美
ニヒルに微笑むだけの少年
結雲 悠
ドヤ笑いや照れ笑いならできるぞ!!

蕨 洋美
「コードウェル直々の任務で、しかもそれを持ち込んだ男が同行」
「お前たち、あの男に気を許すんじゃないよ。どうにも胡散臭い」
結雲 悠
「あんな怪しそうなの信じるわけないじゃん」
阿修雷
「せめて禁酒していただかないとですね」
結雲 悠
酷い言われようである。

GM
──そうして彼女たちは都度都度、その場を去っていくだろう。
悠くん。あなたはふと、端末が捨てられたゴミ箱から、微かな動作音がするのに気づいて振り返った。
結雲 悠
「ん?」
GM
端末の蓋が微かに開き、何かの映像を映していた。それは、先程まで依頼を語っていた男の映像ではなかった。
結雲 悠
こういう時に触れただけで端末の情報読める能力持ってるとスマートにやれるんだなぁ みつを
GM
お、触れて読み取る?
結雲 悠
1ポイント足りなかったんだ。
GM
あ、なるほど……
そういえば《タッピング&オンエア》だけでしたなイージー
結雲 悠
無念。
送信されている、なら自分で受信できるけど、この端末に記録されているものなんだろうしな。

結雲 悠
「……なんだ?」
端末の所へ戻る。
ゴミ箱から端末を拾い上げてみよう。
GM
ノイズを混じらせながら、端末は無音の映像を映し出す。
それは幼い少女の後姿だった。

その雰囲気は、なぜか、どこか都築京香を思い出させた。
結雲 悠
「……都築、さん?」
「(いや、違うか。子供過ぎる)」
「(蕨さんを呼んだ方がいいかな?)」
蕨 洋美
呼ぶか呼ばざるか
GM
少女の後姿にオーバーレイして、手紙らしきものが映し出される。
そこには。
「船上であなたを待っています。

 都築京香」

まるで、あなたがこの映像を見るのまで見透かしていたかのように。
そう、文面とサインが入って。
直後、バチッと微かな音がして、端末は今度こそ焼き切れて沈黙した。
結雲 悠
「(……!?)」
「……なんなんだよ……」
「(意味分かんないぞ。なんなんだよ。生きてるの?)」
「(生きてるんなら何で戻ってこないんだよ。なんで迎えに来てくれないんだよ)」
「(あの子誰なんだよ。娘かだれか?)」
「あーもーわかんね!」
蕨 洋美
「悠!いつまで起きてんだい!下の電気消して、さっさと寝な!」
上階から声が降ってくる
結雲 悠
「あ、はーーーい」
「……寝よ」
よくわかんないからとりあえずスルーすることにした。
阿修雷
わかんないもんね
結雲 悠
なんだろなー、FH裏切りたい気分にさせて貰えるのかなー
GM
シーンエンド。

GM
これにて導入は以上。次回からミドルフェイズとなります。
メッチャ遅くなったけど、本日は以上!ありがとうございました
阿修雷
お疲れ様でした!
結雲 悠
おつかれさまー
蕨 洋美
お疲れ様でした!
結雲 悠
みんな不機嫌
蕨 洋美
笑って笑って
結雲 悠
微笑!!
阿修雷
はぁい


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本作は、「矢野俊策、ゲーム・フィールド」が権利を有する「ダブルクロス」の二次創作物です。