TRPGリプレイ ダブルクロス3rd 第三話『Truth or Fiction』5


GM
<シーン11>
他に希望がなければ、永見孝三の研究記録を開くシーンです。
場所は支部内端末室。登場される方は侵蝕率をどうぞ。
古賀 咲夜
はーい
1d10 【侵蝕率の上昇】 (1D10) > 1
[ 古賀 咲夜 ] 侵蝕率 : 59 → 60
ヴェロニカ
結局合流できてしまったので、一緒に行くか……
あ、昴は置いていく?
八雲 乾風
せやな……1人にしてても大丈夫そうだし
あ、つれてく?
ヴェロニカ
なんか
調べてみたら、結局昴本人の身柄も必要だったのだ!とかで連れ去られたりしないかな
GM
《不可視の領域》があれば、一人で置いておいても問題ないでしょう。
八雲 乾風
便利な隠れ蓑
古賀 咲夜
不可視は至近じゃないと駄目なんだけど
隠せる範囲が結構広いからね
同じ建造物内なら問題ないくらい
八雲 乾風
道が見えなくなって迷子続出とかならないんかな
ヴェロニカ
また怒られる
ヴェロニカ
お、よーし
じゃぁ一緒に行こうっと
1d10 (1D10) > 9
[ ヴェロニカ・ロジェストヴェンスカヤ ] 侵食率 : 58 → 67
八雲 乾風
1d10 【侵蝕率の上昇】 (1D10) > 3
[ 八雲 乾風 ] 侵蝕率 : 63 → 66
GM
このシーンでは昴を置いていっても連れていっても大丈夫です、とGMから明言しておきます。調査内容がデリケートですしね。
古賀 咲夜
おいてこ
古賀はちょっと嫌な予感がするから連れて行きたくないの。
ヴェロニカ
真実を知ったら魔法が解けてしまう可能性が
古賀 咲夜
すくなくとも普通ではないからね、何かろくでもない真実が紛れていそうなんだもの。
というわけでお借りしたペンダントを手に再度あの部屋へ。
GM
では、昴は置いていく?
ヴェロニカ
ステイ
古賀 咲夜
ステイステイ
八雲 乾風
「ごめんね、すぐ戻るから!」
古賀 咲夜
八雲君に夢投げ
永見 昴
「うん、……何か分かったら、教えてね」 彼女は何かを予期するように、そうあなたに言い残す。
古賀 咲夜
「少し休んでいてね」
永見 昴
頷いて、彼女は少し疲れたようにベッドに戻る。
ヴェロニカ
「また後でトランプやるがや」
永見 昴
「あ……、そうだね、今度は何しようか」
ヴェロニカ
「セブンブリッジ!」
永見 昴
「えっ、それ知らない。戻ってきたら教えてよ」
ヴェロニカ
「トランプ麻雀やよ。教えてあげるがや」
八雲 乾風
「なんでニーカはそんなゲーム知ってるんだ……?」
古賀 咲夜
「渋いわね」
八雲 乾風
しかしトランプて、オーハンとかないのこの施設
古賀 咲夜
さすがに……
ああでも子供多そうなのよね、オーヴァード。意外とそういう娯楽あったりするのかな。
GM
データは共用にしないであげて! 喧嘩になると大変だから!!
GM
今ならアカウント個別に作ってあげれば解決するのか 文明の利器
ヴェロニカ
「昔は、チルドレン仲間をこれで丸裸にしてやったもんだで」
永見 昴
「えっ、すごい」
八雲 乾風
(永見さんとニーカが同期じゃなくてよかった)
GM
さて、では行く?
ヴェロニカ
ずりずり
古賀 咲夜
れつごーれつごー
八雲 乾風
パソコンはよくわからんので古賀さんについてくよ!
GM
──少し名残惜しそうな彼女を置いて、あなたたちは再び、データルームへ。

古賀 咲夜
「さーて、ちゃっちゃと済ませるわよ」
ヴェロニカ
「ちゃっちゃ系やね」
八雲 乾風
「それはいーんすけど、マジで復活の薬とかだったらどーすんすか」
古賀 咲夜
「それなら、まあ、ラッキーってことでいいんじゃない」
投げやり。
ヴェロニカ
「残しといても、ロクなことにならなそうやね」
古賀 咲夜
「敵に渡っちゃったら大変だから、とりあえず……消しちゃいたいとこだけど」
全回と同じデータに対して調査を行います。
GM
彼女から受け取った画像を付属のリーダーに読み込ませ、パスワードを入力すると、研究データはあっさりと開かれる。調査判定は不要だ。
……それは無数の実験ノートと、いくつかのメモ書き、そして一つの日記だった。
実験ノートを一つ一つ読み解くことは困難であり、その内容をまとめたメモ書きと日記を合わせて当たることになるだろう。
古賀 咲夜
(例えばこの子たちに万一のことがあって、『復活の薬』なんてものが手元にあったら……使っちゃうわよそんなの)
(お仕事お仕事……)
ヴェロニカ
「?サクヤ、どうかした?」
古賀 咲夜
「便利な物が必ずしもいいことを運んできてくれるわけじゃないって、面倒だなって思っただけよ」
「みんな危ういバランスの上にある。それをいとも簡単に崩してしまう力があれば……ま、オーヴァードがこんなこと言っても今更よね~」
GM
序盤。
レネゲイドウィルスは、一度”生命活動を止めた”オーヴァードを蘇生させる。
それは死にかけたものを蘇生させるなどというなまやさしいものでなく、一度確かに”死”という状態に落ち込んだはずの個体を、その意識と記憶という曖昧な状態ごと引き戻す。
それは時を戻すに等しい。
レネゲイドウィルスは、宿主である個体の状態を、何らかの手段で”記憶”しているとみるべきだ。
古賀 咲夜
「おっと、これは……想像以上に大変なものが出てきちゃった」
「なんのために?」
ヴェロニカ
「これって、体が無くても戻せるんかや?」
古賀 咲夜
「……体がなくても……大丈夫かもね。私たち散々消し飛んでるじゃない」
ヴェロニカ
「細胞が死ぬ前だったら、ってことか」
八雲 乾風
「ウィルスが残ってればってこと?」
ヴェロニカ
「ちぇ」
古賀 咲夜
「うーん、レゲネイドウイルス詰めたカプセルでも置いとけば、未来永劫人という種は生き残れる、と」
「(オーヴァードはヒトかってのはともかくね)」
GM
死後時間の経過した個体を”蘇生”できない理由は、いくつか考えられる。

レネゲイドウィルスが活動、増殖するための細胞がすべて死亡  →  ウィルス自身が活動しない  →  ウィルスを他の細胞に移植し再培養?
レネゲイドウィルスの”記憶”が消滅する  →  死後すぐにウィルスを個体ごと凍結? ← 今回は適用できない
それらの文章にいくつも、いくつも×印がつけられ、取り消し線。
取り消し線がかけられていない文章は一つもないことに気づくだろう。
八雲 乾風
「……これ、“実験“で確かめたんすかね」
古賀 咲夜
「あまり考えたくはないけれど」
「実験を繰り返して失敗し続けたと考えるのが妥当よね」
GM
同じ時期の日記。
「 ──死んだ昴を蘇らせるためにレネゲイドを研究してきたが、完全に行き詰った。ああ、やはり死者の復活など、人の手には余る所業なのか?」
無数の取り消し線に埋もれたメモ書きを末尾まで辿って、次のファイルがあるのを見つけるだろう。
同時期の日記。
「研究中に異常発生。あれは、一体何だ」
レネゲイドウィルスの群体が”知性”を持つと思しき挙動。  →  知人の研究者が同じ現象を観測している。レネゲイドビーイングと命名されている。
・”知性”  →  餌取得行動、迷路突破、経路探索、状態記憶  →  それだけに留まらない。
・知性  →   →   →  情動。言語習得
古賀 咲夜
レネゲイドウイルスの……知性?」
ヴェロニカ
レネゲイドだけで動けるようになったってことかや?」
八雲 乾風
「えっ、何それ」
ヴェロニカ
初めてビーイング出てきたのか
GM
そうそう。ここでレネゲイドビーイングという言葉が皆さんの前に初出します。
古賀 咲夜
「……これは……」
「『誰の』レネゲイドウイルスだったか」
GM
同時期の日記。
「”彼女” との意思疎通に成功。”彼女”は他の生物の記憶やレネゲイドウィルスの”状態”を取り込み、擬態する能力を持つ」
「あの力を使えば、 (取り消し線)昴を いや、何を考えている」
「それは昴と言えるのか レネゲイドウィルスの状態 同じ状態 記憶を復元する試みと何が違うと言える?」 この辺りの文章はいささか支離滅裂になっている。
ヴェロニカ
「えーっと」
「ねぇねぇ」
片手を上げる
「昴の復活は、うまくいかなかったんやろ?」
古賀 咲夜
「そうね。昴のウイルスによる《リザレクト》失敗している」
八雲 乾風
「この、彼女って」
ヴェロニカ
「でも、昴はいる」
「つまり、そういうこと?」
古賀 咲夜
「……」
「擬態」
八雲 乾風
「いや、でも、ウィルスがどうやって体を」
GM
「”彼女”から、昴を”復元”する計画について同意を得る」
「私は昴を求めている。”彼女”は確固たる自我を欲している。互いの利益は一致する」
・知性  →   →   →  情動。言語習得 ← ← 高度な計算  →   →  意図の推測 取引
最後の日記。
FHが”彼女”の存在に気付いた。私では”彼女”を守り切れない。
 咲夜、すまない。”彼女”を頼む」

そう一方的に言い残して、日記は途絶えた。

その日付で、全ての筆致は途絶えている。実験ノートも、メモ書きも、日記も。
そこで彼の時間は終わったのだ、きっと。
古賀 咲夜
(もし、通常ではない手段で昴が生き返ったのであれば。それは昴だ。
しかし、昴の擬態でしかないのであれば……それは、昴の姿をし、声をしていても昴とは……言えないのではないか)
八雲 乾風
「古賀さん……」
古賀 咲夜
「……もう……」
「お父様、何面倒なことしてくれちゃってるのよ……もう」
「あれは昴以外の誰でもないのに」
「どうしてこんな記録残しておいたのよ」
「いっそ消しといてよ、もう……」
永見 昴
彼女はあなたの前で泣いて、笑った。父を恋し、涙した。
彼女の肩は温かかった。
古賀 咲夜
「ちょっと待って考える」
ヴェロニカ
「別に難しくないやろ、そんなの」
サクヤの前でポカンと言う
「最初の昴は、もういなくて、昴の見た目と記憶と意志を持った新しい昴がいる」
「なら、それは昴で良いんでにゃーの」
古賀 咲夜
「……」
「理屈はね。そうだけど」
「ちょっと、飲み込むのに時間が掛かりそ……」
八雲 乾風
「よくわかんないけど……あの子から見たら、古賀さんは古賀さんなんすよね」
ヴェロニカ
「まだ意識と記憶を受け継げるものがある。それだけでええやないの」
「意識も記憶も残すことができなかった人らだって、いっぱいいるんやから」
八雲 乾風
「彼女が何かはわからないけど、かわいいのは間違いないっす」
古賀 咲夜
「えー、ちょっと待って、真面目な話よねこれ?」
八雲 乾風
「守ってあげましょーよ!」
古賀 咲夜
「……」
ヴェロニカ
「そうや、あとはあのパンダスケッチやっつけたらそれで終わりだがや」
古賀 咲夜
「そうね、彼女が保護対象であることは何も変わってない」
「変わってない」
「そうね。彼女を守るということは何も変わらないし、パンダスケッチはぶちのめす」
「そうね」
古賀 咲夜
大人の判断何処行ったw
八雲 乾風
「もし古賀さんがギスギスしてても、俺が仲良くしとくっすから」
ヴェロニカ
「はーん?仲良くね……」
ジト目
古賀 咲夜
「ギスギスする理由も、ないはず。そう、昴が昴じゃなくても、お父様の娘で、私の妹だということは、何も変わらないわけで」
八雲 乾風
「ニーカが一番遊んでたじゃん……」
ヴェロニカ
「わっちはええんや」
古賀 咲夜
「……八雲君、軽い気持ちで手を出したら空間圧縮するから」
八雲 乾風
「えっ」
古賀 咲夜
そんな業ナイヨ。
GM
それちゃうやつや古賀さん
古賀 咲夜
「そうだ、早く戻らなきゃ」
PCに再度ロックをかけて。
ヴェロニカ
これ、消しちゃったらダメかな
八雲 乾風
思った
古賀 咲夜
そうねー
消しちゃおうか……
GM
消すことも可能です。
ヴェロニカ
「じゃ、これはこうして、こうや!」
ぽんぽんぽん、とキーを叩いて
消去中……
のインジケータ
GM
かちゃり。打ったキーの音は、錠が落ちる音のように聞こえた。それはあなたがたの記憶の中にのみ残る、二度とは開かれない封印だ。
古賀 咲夜
バレませんよーに!
古賀 咲夜
いや、なんか消したのはバレると思うの。
GM
それはそうね
八雲 乾風
「まどろっこしいことしなくても、パソコンごとコーラにすればいーじゃん?」
古賀 咲夜
「それは駄目!!!!」
八雲 乾風
「あっはい」
ヴェロニカ
「一応そうしとく?データ復旧とかあるでにゃーの」
古賀 咲夜
「あのね、さすがに……」
「……いや、待って」
「バンダースナッチがやったのよね」
八雲 乾風
「先生を殺した、っすか」
古賀 咲夜
「ここにも破壊活動に来て……」
「ここも壊しちゃったのよ」
ヴェロニカ
「コーラにした?」
八雲 乾風
「えっ、じゃあこれは?」
古賀 咲夜
幸い、ずっと不可視が掛かっていたのだし、正確な情報を知っている者などいはしないのだ。
ヴェロニカ
「やっちゃう?」
髪の房を剛腕にして力こぶを作る
古賀 咲夜
《機械の声》を使い、可哀想な掃除機さんを操作。
「やっちゃお」
ヴェロニカ
「らじゃ!」
古賀 咲夜
立場的に最悪の選択肢ではあるが。
ヴェロニカ
言葉と共に、連撃を端末に叩き込む
某マンガのように
古賀 咲夜
「行け、クリーナーアタック!」
八雲 乾風
「うわっ、ニーカ破片が!」
ヴェロニカ
「うまく避けてやー」
GM
──ガッシャン!

その場に破壊音が響いた。
データは消去され、唯一の経路たる端末は消滅した。

後に残るのは、星のようにきらめく破片。
古賀 咲夜
「いやー、災難よね。今更あいつが壊した天井が降ってくるなんて」
「みんな無事で良かったわ!」
ヴェロニカ
「あ、天井も壊しとく?」
未だ無事な天井を、髪の剛腕の指先でちょいちょいと指差す
八雲 乾風
「ははっ」ひしゃげた端末に触れて、コーラを4本生成
古賀 咲夜
「やっときましょ」
ヴェロニカ
では天井にもオラオララッシュしておく
八雲 乾風
「ねぇここ上の階とかダイジョブなの?」
ヴェロニカ
「人落ちてこにゃーで、大丈夫やろ」
古賀 咲夜
(これでいい。こんな記録、残っていない方が良い)
「(バレたら始末書じゃ済まないわね)」
GM
上の階は物置だったらしく、あなたの頭にスコンとモップが落ちてきた。
ヴェロニカ
「イタイ!」
八雲 乾風
「やりすぎだって。大丈夫?」
ヴェロニカ
「うー。コブできてにゃーすか?」
さすりさすり
古賀 咲夜
「一応医務室で看て貰いましょ」
八雲 乾風
「ニーカがこのくらいでケガするわけ」
「ないじゃん?」
ヴェロニカ
八雲のお尻を剛腕の指でつねっておこう
八雲 乾風
「い”い”ーっ!?」
ヴェロニカ
「あら~アナジもお怪我?早く医務室行かないと~」
八雲 乾風
「くっそ……」
古賀 咲夜
「そうね、医務室行きましょ」
「バンダースナッチが狙っているのが『昴』だと分かったし」
八雲 乾風
「なんだったら俺らだけでいくっすから、古賀さんは永見さんのとこ戻ったほうがよくないすか?」
古賀 咲夜
「そうしたいのはヤマヤマだけど、あなたたちだけに任せきりって訳にいかないでしょ。立場上」
ヴェロニカ
などと言いながら出てゆく、
誰もいなくなった残骸の転がる部屋の中を、金の一筋が漂う
その辿る先は、『奇跡的に原型をとどめていた』端末の一部
金糸はそこに刺さるUSBトークンに巻きつき、ちっ、という小さな音と共にをそれを引き抜き
たちまちにそれをひき上げると、主人の元へと巻き戻り、そのポケットへと忍ばせた
その感触に、ちら、と視線を向け
「さぁさぁ~、早く医務室戻ってセブンブリッジしよや」
明るい声で2人を急かした
八雲 乾風
「古賀さん、ここ白銀さんは近寄らないようにしとかないと、バレちゃうかも」気づいてない
古賀 咲夜
本日の古賀 色々大人ブン投げた
古賀 咲夜
「そもそもこんな危険な部屋立ち入り禁止よ」
崩壊した部屋をちらと見る。
ヴェロニカ
「サクヤ?どうかした?」
古賀 咲夜
「いえ、行きましょ」
ヴェロニカがなんかしたことには気付いてないよ。
ヴェロニカ
「行こう、行こう!」
研究データゲットだぜ
八雲 乾風
「てか俺お尻見せるのやなんだけど」
ヴェロニカ
「ええやないの。ぶっとい畳針みたいなお注射されたらええがや」
古賀 咲夜
「あら、八雲君も怪我したの? 気をつけてね?」
八雲 乾風
「いやこんなんで注射されても……」
永見 昴
──レネゲイドウィルスはヒトたるか。
オーヴァードはヒトたるか。
同一の状態を備えて這い出て来たスワンプ・パーソンは、当人たりえるか。
それでも彼女はここにいる。
あなたの妹で、あなたたちの友で、彼女のように笑い彼女のように泣く存在として。
彼女はここにいる。
あなたは、それを選んだ。
GM
──シーンエンド。

古賀 咲夜
大事なのは、「昴の中に別の誰かがいるかどうか」だなー
ヴェロニカ
この研究データ使って、自分が殺したチルドレン復活させられないかなー、って企んでる
古賀 咲夜
なるほどなるほど
GM
あら~ニーカちゃんめっちゃ企んでる
こっそり企んでるのイイネ
八雲 乾風
復活の矢神
ヴェロニカ
うん、まぁ……マテリアル余ったら、考えてもいい>八神
古賀 咲夜
協力を得られるレネゲイドビーイングってのは随分レアなんだろうな。
八雲 乾風
エサとかでつれないのかなビーイング
古賀 咲夜
ムーピーみたいなやつかなって思ってる。
で、内面はそのままなのか、新たな人格として生きているのかが気になる。
自我が欲しいっていってたから、「演じている」わけではないのかなとは思う。
ヴェロニカ
ふと思ったんだけど
ウィルスってさ、核だけの存在だから、自分の遺伝子をコピーして増殖するための宿主の肉体が必要なわけでない?
何を素材にして、昴は生まれたんだろうなー、って
古賀 咲夜
昴の死体を食わせたのかなと思ってる。
ヴェロニカ
あ、でもあれか、レネゲイドビーイングは無機物からでも生まれるから、机とか椅子とかでもいいのか
八雲 乾風
タンパク質つくれる細胞すらいらんかったか
ヴェロニカ
一応設定ではそうだったはず
八雲 乾風
はたしてそれはウィルスなのか……
古賀 咲夜
ああー、コピー元の情報が取り出せる状態、死んでいてもレネゲイドウイルスが残存していればいいのか
それこそカプセルからでも岩だらけの大地に人を満ちさせることさえ可能なのだろうか。
GM
レネビ、ルルブだけみるぶんには結構設定がゆるいんですよn……
ヴェロニカ
はるか太古の地球で何が起きたんだろうねー
そして、なぜそれは1カ所に封じられていたのか
八雲 乾風
うつーじん「やっべ核融合ナノマシン落とした」
ヴェロニカ
核融合なの?
古賀 咲夜
うかつ
ヴェロニカ
あれかな、古代人の能力とかを封印したタイムカプセルなのかな
GM
もとい、起点となる細胞が何かあれば、その細胞を不死化させて無限に増えることができたりするのかもしれませんね。無機物は”情報”をコピーする対象に過ぎないのかも。>レネビ
八雲 乾風
机や椅子から細胞つくろうと思ったら相当がんばらないと
ヴェロニカ
悪魔の実とか、ニンジャソウル的な
GM
机は木製ならあんがい何かあるかもしれない
生きてはないけど……
古賀 咲夜
植物は全身がips細胞的な奴だからぁ
それでなんとか!
ヴェロニカ
ニーカの実験の日々が始まる
自分から抽出したウィルス培養体を、そこらへんの木とかに注射しまくって、ニーカコピーを作りまくる
八雲 乾風
実はマタンゴのほうが近かったか……
古賀 咲夜
なんにせよ多分、コピー元の細胞は残ってないとだから、死んだ時にしかるべき処置をして残してあるものがないと無理っぽいかな?
八雲 乾風
まぁ最悪DNA復元できれば細胞は別のでもなんとか
古賀 咲夜
やっぱりこの術封印しないと駄目だわ。
ヴェロニカ
現代っ子ニーカちゃんは、お家帰って早速グーグルドライブとワンドライブにコピーを保存
古賀 咲夜
やめろやぁぁぁぁ!
八雲 乾風
Google先生勝手に公開設定にするから…
GM
レネゲイドウィルスの存在ごと世界に大公開されちゃうの?
古賀 咲夜
「そう、いずれそんな時が来ると……思っていたけど、こんな方法でじゃないのよ!?」
ヴェロニカ
まぁGoogleとMicrosoftは真っ先に機密契約結んでそう
GM
それは確かに
八雲 乾風
検索八分されるのか
ヴェロニカ
「コピーしたデータが消えてる……」
GM
悲しみのニーカちゃん
古賀 咲夜
もう要らないなーと思ってUSB棄てちゃってたり
ヴェロニカ
「パソコンのローカルに入れとこっと」
セキュリティなし、更新ロクにしてないオンライン端末
古賀 咲夜
せめて最新のOS入れよう!?
GM
また世界に大公開される
ヴェロニカ
すっ飛んできたエージェントにスリッパで叩かれそう
八雲 乾風
ノイマンの皆さんが苦笑いして消してくれるさ
古賀 咲夜
戦闘能力の無いノイマンがいるんだろうな。
ごめんねそんなデータ担当の方……
GM
支部内に特化型ノイマンはいそうですね。サポート担当させられるノイマン……
ヴェロニカ
「コピートークンいっぱい作っとこう」
三日後、USBメモリ無くしてごめんなさい会見
古賀 咲夜
「ぱそこん何もしてないのに壊れたの」
「来たメール開けただけなのに」
ヴェロニカ
「添付されていたエクセルファイル開いただけなのに」
なお、送信元に心当たりはないもよう
古賀 咲夜
「だってアマゾンの契約切れちゃうって言うから」
八雲 乾風
これがUGNってわけ
古賀 咲夜
そりゃあ博士が見限るわけだぁ
アリクイに旦那が食われたら仕方ないね。
ヴェロニカ
先日、親父殿から電話かかってきて
「インターネッツしてたら、os更新しろって窓がいっぱい開いたんだけど、これやっていいのか?」
とのこと

リモートでPC覗いたら、ブラウザ上でこれみよがしにビヨビヨ光ったり動いたりしている警告の嵐
GM
親父殿ーーー!
古賀 咲夜
きゃー
やってみる前にちゃんと連絡くれるなんて素晴らしいじゃないか
八雲 乾風
なんとまぁ……
ヴェロニカ
こんなわかりやすいのに引っかかりかかってる事実に、ああ、フィッシングって無くならないんだな、と思いつつタブを閉じて
「解決したから」
とだけ。
GM
お疲れさまです
やる前にワンステップもらえてよかった
ヴェロニカ
そうだね、そこだけは偉い


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