注)このシナリオにおいて、古賀を主人公にするため、PC順と立場の入れ替えが発生しています。
また、シナリオ1からの継続PCに対応するための改変があります。
また、シナリオ1からの継続PCに対応するための改変があります。
八雲 乾風
プシュ
GM
ポシュ
八雲 乾風
コマが満身創痍のままや
古賀 咲夜
あ、レベルアップしてないか…
GM
あ、ほんとだ 戻してやってください
語り手
駆け込み!
GM
こんばんは!
ヴェロニカ
いつれいしました
GM
いえいえ お疲れ様です
ではお揃いのようなので始めていきまーす
ではお揃いのようなので始めていきまーす
ヴェロニカ
OK,ステータスも初期値に戻しました
古賀 咲夜
《奈落の法則》
《不可視の領域》
《土塊の金貨》
《猫の道》
を取得したよ!
イージーばっかじゃねぇか。
《不可視の領域》
《土塊の金貨》
《猫の道》
を取得したよ!
イージーばっかじゃねぇか。
GM
ネコ!
GM
三年前、ひとりの少女が死んだ。
殺されたのだ。
しかし、彼女は再び、あなたたちの前に姿を見せる。
──彼女の存在は真実なのか、それとも。
DX3rd ルールブック2付属シナリオ2
『Truth or Fiction』
殺されたのだ。
しかし、彼女は再び、あなたたちの前に姿を見せる。
──彼女の存在は真実なのか、それとも。
DX3rd ルールブック2付属シナリオ2
『Truth or Fiction』
ヴェロニカ
拍手!
古賀 咲夜
88888
八雲 乾風
わーい
GM
<オープニングフェイズ>
<シーン1:失われた少女>
登場:古賀さんのみ。
それは半年ほど前のことだった。
あなたはUGNの研究所に滞在しており、ひとりの少女を保護下に置くよう指令を受けていた。
永見昴という名の少女。UGNの研究者である永見孝三の一人娘だということ以外、あなたは彼女の素性を知らなかった。
<シーン1:失われた少女>
登場:古賀さんのみ。
それは半年ほど前のことだった。
あなたはUGNの研究所に滞在しており、ひとりの少女を保護下に置くよう指令を受けていた。
永見昴という名の少女。UGNの研究者である永見孝三の一人娘だということ以外、あなたは彼女の素性を知らなかった。
古賀 咲夜
スバルさん
GM
いえす
永見 昴
「古賀さん!」
古賀 咲夜
かわいい
GM
それでも彼女は明るく、素直にあなたに付き従った。
GM
※永見昴の立ち絵は はむさん のご提供です。感謝!
八雲 乾風
ニューヒロイン!
ヴェロニカ
サンキューはむさん
チルドレンだったのかな
チルドレンだったのかな
古賀 咲夜
「こんにちは、今日も元気ねー」
永見 昴
「うん。今日はなんだっけ…… チルドレン? の人から花を貰ったんだ」
GM
彼女がここにおいて何を求められているのか、あなたは知らない。あなたの受けた指令はただ、彼女を保護することだ。
ヴェロニカ
わっちかな
古賀 咲夜
チェスニィかもしれなくてよ
ヴェロニカ
電気ビリビリ花
古賀 咲夜
「あら、そうなの。花瓶、どこにしまったかな……」
守りたいこの笑顔
守りたいこの笑顔
永見 昴
「花瓶、あるの? よかった、枯れちゃったら勿体無いなって思ってたんだ」
古賀 咲夜
あまり出番のない花瓶、棚の上だ……
ここで花を飾ろうなんてヒトもあまりいない。
ここで花を飾ろうなんてヒトもあまりいない。
GM
棚の上の花瓶には書類がまるめて突っ込まれていた。
古賀 咲夜
椅子に上がって背伸びして、
「ああー、勝手に花瓶が飛んできてくれたらいいのに」
とぼやく。
「そのお花、なんていう名前?」
って私にも分かりそうなヤツ?
「ああー、勝手に花瓶が飛んできてくれたらいいのに」
とぼやく。
「そのお花、なんていう名前?」
って私にも分かりそうなヤツ?
ヴェロニカ
のばら
古賀 咲夜
はんらんぐんだな!
ヴェロニカ
いいえ、暁の血盟です
GM
GMが咄嗟に花の名前を出せないので省略。
ヴェロニカ
ラフレシア
※のばら・はんらんぐん・暁の血盟
FF2 FF XIVネタ。あいことばは『のばら』です。よくおぼえておくのよ。
FF2 FF XIVネタ。あいことばは『のばら』です。よくおぼえておくのよ。
永見 昴
「何だろう? えっと……」彼女はスマホで少し調べてあなたに伝える。
彼女のリボンと同じ、薄紅色の可愛らしい花だった。
彼女のリボンと同じ、薄紅色の可愛らしい花だった。
古賀 咲夜
「そう、茎をちょっぴり切って塩つけときましょ」
永見 昴
「塩?」
古賀 咲夜
こうすると、
「植物が生きようとしてがんばって水を吸うから、長持ちするんですって」
花瓶に入れる前にやるとイイって聞いたわ……
永見 昴
「そうなんだ。少しかわいそうだけど、初めて知ったな」
古賀 咲夜
「ちょっぴり可哀想だけど、ね」ハモった
永見 昴
「……ふふ」ハモった様子に彼女は微かに笑う。
古賀 咲夜
ちなみに古賀が言ったのは間違いだね。
塩つけるといいのは本当だけど、殺菌のためらしいよ。
塩つけるといいのは本当だけど、殺菌のためらしいよ。
八雲 乾風
ぬるぬるしない!
古賀 咲夜
切り口に塩をちょっぴり。水には砂糖を入れるとイイとか何とか。
ヴェロニカ
そうすることで、生花がおいしく召し上がれます
八雲 乾風
まさかのエディブルフラワー
古賀 咲夜
この子外出制限されたりしてるの?
GM
外出制限はないね。ただし、あなたが捕捉しきれる範囲で、という制限はある。
古賀 咲夜
なるほど。じゃあ業務に差し障りない程度にたまにお買い物とかついてったりしようか。
GM
彼女とそれなりに楽しく買い物をしたり、遊んだり。指令とはいえ、そんな思い出が蘇るだろう。
古賀 咲夜
こちらもいい気分転換になる。
古賀 咲夜
あ、そうだGM
古賀さんライフパスで天涯孤独持っててね、「理解者」が養ってくれてたの。
「養ってくれた人」がロイスに入ってるんだけど……
古賀さんライフパスで天涯孤独持っててね、「理解者」が養ってくれてたの。
「養ってくれた人」がロイスに入ってるんだけど……
GM
ほうほうほう もしかして?
古賀 咲夜
それを永見孝三にするのはアリですか?
GM
めっちゃアリですね
古賀 咲夜
よしじゃあこの子は妹だ
多分養われていた期間は被っていないから詳細はわかんないんだろう。
多分養われていた期間は被っていないから詳細はわかんないんだろう。
ヴェロニカ
お姉さま!
八雲 乾風
この学校UGN関係者おおない?
ヴェロニカ
昴も同じ学校なんだっけ
古賀さんも元チルドレンだったのか
古賀さんも元チルドレンだったのか
古賀 咲夜
チルドレンじゃないよ
フツーの女の子だったよ。目覚めと同時に暴走してえらいことになっただけだよ。
フツーの女の子だったよ。目覚めと同時に暴走してえらいことになっただけだよ。
八雲 乾風
じゃあ研究生ということで…
ヴェロニカ
研究主に空目した
GM
──永見孝三はあなたの理解者だ。
あなたの手を引き、養ってくれた優しい手。
彼女の穏やかな指先に、その面影をあなたは見ることだろう。
あなたの手を引き、養ってくれた優しい手。
彼女の穏やかな指先に、その面影をあなたは見ることだろう。
古賀 咲夜
「お父さんは元気?」
最近帰ってないなぁ。
最近帰ってないなぁ。
永見 昴
「うん、元気だよ。また胃が痛そうな顔してたけど」温かみのある苦笑いをもらして。
古賀 咲夜
「そう、相変わらずね」
「もうすぐ誕生日だし、プレゼント選び付き合ってね」
「何おくったら良いかよく分からないから……」
「もうすぐ誕生日だし、プレゼント選び付き合ってね」
「何おくったら良いかよく分からないから……」
永見 昴
「うん!」
GM
── そんな、穏やかな記憶。
その記憶を思い出していると、その後のことまでもが思い出されてしまう。
そんな会話をした日から、そう離れていなかったような気がする。
その記憶を思い出していると、その後のことまでもが思い出されてしまう。
そんな会話をした日から、そう離れていなかったような気がする。
古賀 咲夜
あの頃は、幸せだった……な。
支部長なんて立場も押しつけられていなかったし。
支部長なんて立場も押しつけられていなかったし。
GM
── 彼女といたUGNの研究所に、警報が鳴り響いていた。
襲撃は一瞬のことだった。
襲撃は一瞬のことだった。
古賀 咲夜
な、何? 何事?
PL発言に変更されました
PL発言に変更されました
GM
あなたが支部と連絡を取るため、僅か、ほんの僅か彼女の傍らを離れた間に、研究所が襲撃されたのだ。
そこら中に、殺されたチルドレンや、エージェントの遺体が転がっていた。
必死に交戦しようとした痕跡もむなしく、彼らは冷たくなっていた。
──彼女は。
あなたはそのことが気にかかるだろう。
そこら中に、殺されたチルドレンや、エージェントの遺体が転がっていた。
必死に交戦しようとした痕跡もむなしく、彼らは冷たくなっていた。
──彼女は。
あなたはそのことが気にかかるだろう。
古賀 咲夜
あれかなー、支部長任命受けに行ってる間にやられたのかなー
ついでにここで知らせを受けて暴走したってことにしとくか……
ついでにここで知らせを受けて暴走したってことにしとくか……
GM
ああー、ありそう……
八雲 乾風
初仕事は戦後処理かぁ
古賀 咲夜
そりゃ嫌いになるよw
ヴェロニカ
テロリストを一網打尽にしたのか
古賀 咲夜
自分がいたらどうこうできたわけでもないのだろうけど、それでも「自分がいれば」と思ってしまうから、きっと着崩したにーちゃんへのあたりが冷たいんだよ古賀。
GM
タイミングがあまりに悪かったものなあ
古賀 咲夜
彼のせいだなんてことはないと頭では分かっているんだけどね。
古賀 咲夜
「襲撃!? 何者が? みんなは?」
「昴は? 昴はいたの?」
鬼電する。
なんどかけても通じないのだろうが、彼女や、支部の仲間達に。
「昴は? 昴はいたの?」
鬼電する。
なんどかけても通じないのだろうが、彼女や、支部の仲間達に。
GM
……通路の奥の方から、聞き慣れた彼女のスマホの着信音が、微かに聞こえてきた。
古賀 咲夜
「昴!」
通路の奥へ。
通路の奥へ。
永見 昴
「……古賀……、さん」
彼女が床に倒れていた。その身体は、薄紅色のリボンは、白い指先は、流れ出る血で真っ赤に染められていた。
彼女が床に倒れていた。その身体は、薄紅色のリボンは、白い指先は、流れ出る血で真っ赤に染められていた。
古賀 咲夜
「駄目、そんな、嘘」
永見 昴
「……古賀……、さん」
彼女はあなたの姿を見つけて、弱々しく、ほっとしたように微笑んだ。
「来て、くれたんだ……」
彼女はあなたの姿を見つけて、弱々しく、ほっとしたように微笑んだ。
「来て、くれたんだ……」
古賀 咲夜
「どうしてこんな」
彼女の怪我の状態を見ます。何とかできそうなら応急処置らしき物を。
彼女の怪我の状態を見ます。何とかできそうなら応急処置らしき物を。
永見 昴
「来たの。真っ赤な、怪物が……。」
あなたには分かってしまう。それは、明らかな致命傷だ。
あなたには分かってしまう。それは、明らかな致命傷だ。
古賀 咲夜
「怪物……?」
ヴェロニカ
わっちのことか>真っ赤な怪物
古賀 咲夜
おまえかぁー
八雲 乾風
ニーカおめぇ。。。
古賀 咲夜
傷口に自分の服を押しつけたりして血を止めようと試みる。
永見 昴
止めようとした血は、拍動するように次から次へと溢れ出してくる。その鮮やかな色は生命の色だった。
古賀 咲夜
もう堰き止められないと分かっていても手を止めることはできない。
永見 昴
「……古賀、さん」
彼女はあなたの声をたよりに、あなたに血に塗れた何かを差し出した。
それは、小さなペンダントだった。
彼女はあなたの声をたよりに、あなたに血に塗れた何かを差し出した。
それは、小さなペンダントだった。
古賀 咲夜
ペンダントに見覚えは?
永見 昴
「これ、父さん、に……。」
あなたはそれを知っている。彼女が父からもらった誕生日プレゼントだ。宝物だと言って、いつも身に着けていた。
あなたはそれを知っている。彼女が父からもらった誕生日プレゼントだ。宝物だと言って、いつも身に着けていた。
古賀 咲夜
自分で渡しなさい、そんな言葉を飲み込む。
駄目だ。認めなければならない。死に逝く者の願いを聞かなければならない。
「そうね、渡しましょう」
「喋らなくていいから……」
駄目だ。認めなければならない。死に逝く者の願いを聞かなければならない。
「そうね、渡しましょう」
「喋らなくていいから……」
永見 昴
「……あり、がとう。……古賀さん、ごめん、ね……」
古賀 咲夜
彼女の手を握る。
永見 昴
握った手は冷たかった。そのひんやりとした温度が、少しずつ、少しずつ失われていくのを、あなたはずっと感じていただろう。
古賀 咲夜
無闇に傷口に触れるのはやめ、冷たい手を温めるように両手で包んで、目を見つめ、語りかける。
「大丈夫、大丈夫……」
目から涙が溢れてしまうのはどうしようもなかったけれど。
「大丈夫、大丈夫……」
目から涙が溢れてしまうのはどうしようもなかったけれど。
永見 昴
彼女の眼から少しずつ色が失われてゆく。
古賀 咲夜
最後の瞬間まで、彼女を一人では逝かせない。
死んでしまうと分かっていても、他の者の救命活動を行うべきだと分かっていても。
死んでしまうと分かっていても、他の者の救命活動を行うべきだと分かっていても。
永見 昴
彼女は最後まで、あなたに顔を向けていた。
古賀 咲夜
彼女が息を引き取った後、彼女の目を閉じさせ、両手を組ませ。
嗚咽を漏らしながら状況確認を始める。
託されたペンダントは首にかけて。
彼女がオーヴァードとして復活しないかと、期待と恐怖のなか思った。
嗚咽を漏らしながら状況確認を始める。
託されたペンダントは首にかけて。
彼女がオーヴァードとして復活しないかと、期待と恐怖のなか思った。
永見 昴
……祈るように時間が過ぎても、彼女は目を閉じたままだった。
古賀 咲夜
ヒトとして死ねるのならばそれは幸せなのだ。
それでも、もう一度逢いたいと思ってしまった。
では、色々なことがある程度落ち着いてから、お父様にペンダントを届けに自ら足を運びます。
それでも、もう一度逢いたいと思ってしまった。
では、色々なことがある程度落ち着いてから、お父様にペンダントを届けに自ら足を運びます。
GM
── その記憶を、あなたは不意に、思い出してしまうのだ。
GM
そして、現在。
古賀 咲夜
あれから、例の花瓶はずっと古賀のデスクにある。
中身はあったりなかったりだが。
中身はあったりなかったりだが。
八雲 乾風
ふざけて割らないようにしなきゃ
古賀 咲夜
割ったら殺すわよ?
八雲 乾風
ヒエッ
古賀 咲夜
社会的に。
八雲 乾風
古賀さんルームでコーラメントスはしてはいけない(戒め
ヴェロニカ
なぜ屋内でメントスコーラしようと思ったんですかねぇ……
古賀 咲夜
花瓶のヨコには写真立てがあるから、それも壊したらユルサナイ。
GM
支部長となったあなたは、N市に侵入したFHエージェントの捜索の指揮を執っていた。その一環として、自ら繁華街の路地裏へと赴いていたところだ。
古賀 咲夜
なんか唐突に思い出しちゃうのよね……いけない、集中しなきゃ。
あの時のことを思い出すと、ちょっと平静では居られなくなってしまうから。
あの時のことを思い出すと、ちょっと平静では居られなくなってしまうから。
GM
あなたが路地に足を踏み入れると、焦ったような男たちの叫び声が聞こえてきた。
八雲 乾風
ここは雑談
GM
「おい! そっちへ回れ!」
「グズグズするな! UGNに見つかると厄介だ、とっとと捕まえろ!」
「グズグズするな! UGNに見つかると厄介だ、とっとと捕まえろ!」
八雲 乾風
おーいここは雑談でございますわよー
ヴェロニカ
GM!
GM
おおっと
失礼いたした
失礼いたした
ヴェロニカ
ポテチ食べながら過去の古賀さんTV見ていたニーカと八雲のリビングシアターに、突如男たちが乱入
ヴェロニカ
そんな4DX
GM
4DXだったのか
GM
あなたが路地に足を踏み入れると、焦ったような男たちの叫び声が聞こえてきた。
「おい! そっちへ回れ!」
「グズグズするな! UGNに見つかると厄介だ、とっとと捕まえろ!」
「おい! そっちへ回れ!」
「グズグズするな! UGNに見つかると厄介だ、とっとと捕まえろ!」
古賀 咲夜
おっ、これは良からぬ企みの予感。
GM
どうやら、FHの連中が誰かを追いかけているようだ。
古賀 咲夜
追われている方を確認します。
「ふふふ、全力で邪魔しちゃお」
「ふふふ、全力で邪魔しちゃお」
GM
「ちっ、UGNか。邪魔をするならば死ね!」
このFHエージェントたちはエキストラです。あなたは遠慮なく彼らをボコることができる。
このFHエージェントたちはエキストラです。あなたは遠慮なく彼らをボコることができる。
古賀 咲夜
近くに使えそうな機械はあるかなーっと
ヴェロニカ
そこに変圧器が(ウォッチドッグス2)
GM
いろいろある。工事現場に放置された重機とか、それこそ変圧器とか。
古賀 咲夜
じゃあ、《機械の声》で重機動かしちゃえ。
ロードローラーだッッッ!
ロードローラーだッッッ!
八雲 乾風
男たちが2Dになっちゃう
ヴェロニカ
のし男
古賀 咲夜
さすがに轢いたら死ぬから威圧に使うだけだけどねー
GM
「な、なんだとぉっ!?」
「くそ、撤退しろ!」
「無茶苦茶だ!」
彼らはあなたに手も足も出ない。邪魔な彼らを押しのけて、追われている相手を見ると──
「くそ、撤退しろ!」
「無茶苦茶だ!」
彼らはあなたに手も足も出ない。邪魔な彼らを押しのけて、追われている相手を見ると──
古賀 咲夜
「大丈夫?」
永見 昴
「……古賀さん? よかった、父さんの言った通りだった……」
そこにいたのは、彼女だった。
そこにいたのは、彼女だった。
古賀 咲夜
「……えっ?」
GM
シーンエンド。
ヴェロニカ
なるほど、そういうことか
古賀 咲夜
昴へのロイスを獲得するよー
GM
あ、シナリオロイスがございますがそれとは別で?
古賀 咲夜
あ、ひとまずシナリオロイスね。
P:保護/N:悔悟 で、Nにしとくね。
P:保護/N:悔悟 で、Nにしとくね。
GM
お、わかりました。
古賀 咲夜
さーて永見孝三はどんな男なのかナー
大事に持ってきた私の初期ロイス、どうなるかなーー
大事に持ってきた私の初期ロイス、どうなるかなーー
GM
では改めまして、
<シーン2:恩師からの手紙>八雲くんのみ登場です。
<シーン2:恩師からの手紙>八雲くんのみ登場です。
八雲 乾風
1d10 (1D10) > 5
[ 八雲 乾風 ] 侵蝕率 : 45 → 50
はぁい
[ 八雲 乾風 ] 侵蝕率 : 45 → 50
はぁい
GM
それは半年前のことだった。
八雲 乾風
事故前?後?
GM
前ですね。
八雲 乾風
承知
GM
あなたのクラスの担任だった化学教師、永見孝三。よれた白衣をいつも着ている彼は、気弱そうで気が優しくて、よくクラスの女子にからかわれていたりして、そんな人だった。
永見 孝三
それでも何かあれば、他の頼りない教師たちよりは少しは、あなたたち生徒の味方になってくれた人でもあった。
八雲 乾風
「おっ、ナガミーせんせー」
永見 孝三
「ああ……、八雲くん」
そんな彼が、その日はいつになく意気消沈していた。
そんな彼が、その日はいつになく意気消沈していた。
八雲 乾風
「……どうしたんすか?また女子になんかされました?」
ヴェロニカ
女子になんかされた……
永見 孝三
「ああ、いや……、違うんだ。そうだ。八雲くん。この間の化学のテスト、少し点が上がっていたね」
八雲 乾風
「そうなんすよ!中間でやばかったとこ、せんせーがめっちゃ詳しく教えてくれたじゃないっすか」
「俺あそこだけはバッチリわかったっす」
「俺あそこだけはバッチリわかったっす」
永見 孝三
「八雲くんがしっかり飲み込んでくれたおかげだよ。……これで、私が辞めても、大丈夫そうだ」
八雲 乾風
「マジかんしゃ……え?辞める?」驚き
永見 孝三
「八雲くん、私は教師を辞めることにしたんだ。新しい担任の先生とも、仲良くな」
彼はそう気弱に微笑んだ。
彼はそう気弱に微笑んだ。
GM
差分無いソーリー
古賀 咲夜
昴が死んだのは五年前で、このシーンは半年前か。
GM
シーン1も2も半年前ですね あれ? なんでイントロ三年前なんだ? 確認しときます(台無し)
古賀 咲夜
あれ、そうなんだ
八雲 乾風
時間能力者の仕業
古賀 咲夜
なぜ五年と思った私。
ヴェロニカ
歴史改変者
古賀 咲夜
半年前に妹が死んで支部長押し付けられてた
八雲 乾風
波乱万丈の1年
八雲 乾風
「なんでそんな急に……」
永見 孝三
「少し、聞いてくれるかい。噂には、しないでほしいんだが……。抱えきれなくなってね」
八雲 乾風
「全然きくっす、俺口かたいっすから」
古賀 咲夜
固いの?
八雲 乾風
女子相手だと微妙っすね
古賀 咲夜
ソッカー
ヴェロニカ
色々聞いてみよう
永見 孝三
「……娘が、死んだんだ」
八雲 乾風
「娘さんが!?」
「す、すみません……」
「す、すみません……」
永見 孝三
「いや、いいよ。……それから、何も手につかなくてね。私が代わりに死んでいてやれれば……、とか。そんなことばかり考えてしまうんだ」
八雲 乾風
「び、病気とかっすか?先生の娘さんって、確か」
娘さんの話くらいは聞いたことあるのかな?
娘さんの話くらいは聞いたことあるのかな?
永見 孝三
何度か聞いたことはある。娘の写真とかも見せてくれたね。
八雲 乾風
「あの、めっちゃ可愛い子っすよね。亡くなったなんて……」
永見 孝三
彼の手には星型のペンダント。少女がつけるような、可愛らしいデザインのペンダントだった。……きっと、娘のものだったのだろう。
八雲 乾風
「……形見、っすか」
永見 孝三
「……ああ」
「昴は、ずっとこれを大事にしてくれていたよ……」
「昴は、ずっとこれを大事にしてくれていたよ……」
八雲 乾風
「先生からの、プレゼントだったんすね」
永見 孝三
彼は頷く。
「……ありがとう、八雲くん。話を聞いてくれて。私が去っても…… 勉強は続けるんだよ。それから、どうか」
「君達は、元気で」
「……ありがとう、八雲くん。話を聞いてくれて。私が去っても…… 勉強は続けるんだよ。それから、どうか」
「君達は、元気で」
八雲 乾風
「本当に、残念っすけど、先生も、お元気で」
永見 孝三
そうして彼は学校を去った。
八雲 乾風
化学の成績は右肩下がりである
「あんなわかりやすく教えてくれる先生いなかったんだよなあ」
「あんなわかりやすく教えてくれる先生いなかったんだよなあ」
GM
そして、現在。
あなたの家を、突然UGNの連絡員が訪れた。
あなたの家を、突然UGNの連絡員が訪れた。
八雲 乾風
「はーい、ちょ、家に来たらまずいですって」
古賀 咲夜
ご家族には秘密なのかな
ヴェロニカ
それは流石に……
八雲 乾風
内緒ですねえ
GM
連絡員は宅配便の制服を着て、その帽子の下から、あなたを神妙な面持ちで見つめた。
八雲 乾風
「なんすか?もう町中でワーディングしてないっすよ」
GM
「八雲乾風さんですね。お届け物です」彼はあなたに封筒をひとつ手渡す。
八雲 乾風
「へ?」受け取る
ヴェロニカ
町中
を
「まちなか」ではなく
「まちじゅう」と読んでしまった
を
「まちなか」ではなく
「まちじゅう」と読んでしまった
古賀 咲夜
合成音声あるあるー
八雲 乾風
ジャーム化したらやろう
古賀 咲夜
やめろぉぉぉぉ
八雲 乾風
全てのマンホールから噴き出すコーラ
古賀 咲夜
後処理大変そうな騒動起こすのやめてぇぇぇ
GM
それは手紙のようだった。手紙の差出人には、永見孝三、とあった。
八雲 乾風
「えっ、せんせー?」部屋に駆けあがり、封を切る
永見 孝三
「八雲君へ。クラスの皆は、今も元気かな。仲良くしているかな。喧嘩があっても解決できているかな。文化祭はうまくいったかな」
最初は、そんな彼らしい文章で始まっていた。しかし、その文体はすぐに変わる。
最初は、そんな彼らしい文章で始まっていた。しかし、その文体はすぐに変わる。
古賀 咲夜
UGNから学校の先生の手紙渡されるの謎すぎるな。
八雲 乾風
喧嘩(死者1名)
古賀 咲夜
そうね……
ヴェロニカ
あれケンカだったのかぁ
……ケンカだったな
まぁ、解決はしたか……
……ケンカだったな
まぁ、解決はしたか……
八雲 乾風
「せんせーの字だ……」
ほんの半年前だがなつかしさすら覚える
ほんの半年前だがなつかしさすら覚える
永見 孝三
「八雲君。君がこの手紙を読んでいるとき、私は既に殺されているだろう」
八雲 乾風
「えっ」
永見 孝三
「君がUGNに入ったことは知っている。私の本業はUGNの研究者だ」
八雲 乾風
入ったっけ……?
古賀 咲夜
入ったのよ?
ヴェロニカ
非正規だけど、一応……
古賀 咲夜
なしくずしに。
たぶん立ち位置は「協力者」で、協力してくれた時は礼金が出る感じの。
たぶん立ち位置は「協力者」で、協力してくれた時は礼金が出る感じの。
ヴェロニカ
日払いバイト
八雲 乾風
ダス○ン代とどっちが高くつくんだろうか
古賀 咲夜
このゲーム、「オカネ」が存在しないだろ?
ヴェロニカ
伏せられたw
古賀 咲夜
つまりそういうことだよ……?(哀
ヴェロニカ
お金は無いが、財産点はある
古賀 咲夜
財産点が毎回補充されて、ちゃんと生活できるくらいの収入はあるんで、実家住みで内緒の学生さんなら、そこそこ貯まるんじゃない?
ヴェロニカ
財産点て、具体的に1点いくらくらいなんだろうね
古賀 咲夜
中型バイクが12乗用車が22で買えることを考えると、結構な金額では(財産ポイント)
GM
確かに そう考えると結構大きいぞ
八雲 乾風
1P10万くらいかしら
ヴェロニカ
中型なら安くて80万、高けりゃ100万てとこか
古賀 咲夜
それだとママチャリ超高いな!?ってなんだけどね(購入時5)
八雲 乾風
「っしゃSSR!」
古賀 咲夜
ママチャリ、電動なら10万単位でもありか。
ヴェロニカ
財産点をガチャに注ぎ込む
でも高校生に20万とか渡したら、とりあえずそうなるか
でも高校生に20万とか渡したら、とりあえずそうなるか
八雲 乾風
そう、あんまりスポーツ用具とか楽器とかデジタルデバイスじゃなくてガチャにつっこみそうな高校生
古賀 咲夜
毎回巻き込まれるたびに服が新調されてゲームキャラが強くなる八雲君。
八雲 乾風
あんまり目立つもの買うとアニキに詰められそうで……
GM
いきなり金回りがよくなる高校生is怪しい
ヴェロニカ
ご両親にも詰められそう
古賀 咲夜
早く一人暮らし始めないとそうなりそう。
永見 孝三
「昴を失って以来、私は本業に専念した。昴を蘇らせるためだ。しかし、その研究がFHに目をつけられてしまった」
八雲 乾風
「UGN?蘇らせる?なんだよこれ、せんせー、どういうことだよ」
永見 孝三
「八雲君。ようやく昴を蘇らせることができたんだ。それなのに、昴をむざむざFHの手に渡すわけにはいかない」
「昴には、古賀支部長のもとに向かうように言った。すまない、八雲君。どうか君の力も貸してほしい。昴を守るために」
「昴には、古賀支部長のもとに向かうように言った。すまない、八雲君。どうか君の力も貸してほしい。昴を守るために」
八雲 乾風
食い入るように読み込む
永見 孝三
「身勝手だとは分かっている。それでもどうか、頼む」
「昴を、守ってほしい」
どういうことだ。そう問うべき相手は目の前にいない。
「昴を、守ってほしい」
どういうことだ。そう問うべき相手は目の前にいない。
八雲 乾風
「昴って、確か娘さんの」
永見 孝三
彼の祈りだけが、あなたの手元にあった。
八雲 乾風
「わけわかんないけど、いかなきゃ!」
再び慌ただしく駆け下りて玄関に向かう
「あっ、えーと……ちょっとニーカんち行ってくる!泊まるかも!」
再び慌ただしく駆け下りて玄関に向かう
「あっ、えーと……ちょっとニーカんち行ってくる!泊まるかも!」
GM
「はっ!? お前……」兄の驚いた声があなたの背中を追った。
八雲 乾風
何がともあれ支部に向かって走り出します
GM
では、シーンエンド。
ヴェロニカ
おかーさんびっくりしてまう
古賀 咲夜
おにーちゃんいたなそういえば。
ヴェロニカ
ちゃんとご家族にはご挨拶済みなので、ニーカのことはご存知のご家族
八雲 乾風
誤解を招く言い訳により
ヴェロニカ
次に八雲家行ったとき、ご両親にすごくチヤホヤされそう
古賀 咲夜
こうして既成事実が積み上がって行くのだなぁ
八雲 乾風
リアルなご時世だとかなり心配されるけどな国籍的な意味で
ヴェロニカ
ガチリアルタイムだと本気で心配されるな
※2022年3月。国際情勢的にロシアが注目されがちな時期だった。
古賀 咲夜
名古屋弁バリバリで流暢な日本語喋ったらそれだけでかなり警戒とけそうだけど。
ヴェロニカ
ご家族へのお土産はしるこサンドと冷凍の手羽先
八雲 乾風
こいつ名古屋人だわってなるね
GM
もう完全に名古屋人だ
コメント By.
-
TRPGリプレイ ダブルクロス3rd 第一話『Crumble Days』1
-
TRPGリプレイ ダブルクロス3rd 第二話『World End Juvenile』1
-
TRPGリプレイ ダブルクロス3rd 第三話『Truth or Fiction』1
-
TRPGリプレイ ダブルクロス3rd 第四話 FH編 前日譚
-
TRPGリプレイ ダブルクロス3rd 第四話『Deadman’s Cruise』1
-
TRPGリプレイ ダブルクロス3rd 第五話『Blood Sword Girl』1
-
TRPGリプレイ ダブルクロス3rd 番外編
-
TRPGリプレイ ダブルクロス3rd 第六話『胞子の島』1
-
TRPGリプレイ ダブルクロス3rd 第七話『ウロボロスの卵』 1
-
TRPGリプレイ ダブルクロス3rd 第八話『裏切りの阿修雷』 1
-
TRPGリプレイ ダブルクロス3rd 第九話『枷』 1
-
TRPGリプレイ ダブルクロス3rd 第十話『道なかば、嵐は来る』 1
本作は、「矢野俊策、ゲーム・フィールド」が権利を有する「ダブルクロス」の二次創作物です。