TRPGリプレイ ダブルクロス3rd 第二話『World End Juvenile』3


GM
こんばんは! 先日は失礼しました
ヴェロニカ
構わなくってよ
古賀 咲夜
おります
八雲 乾風
ほい
GM
音声はいりますね

GM
<ミドルフェイズ:シーン2> ヴェロニカ
序盤はヴェロニカのみ登場となります。他PCが登場できるようになったらGMからお知らせします。
チェスニィ
「よう、ヴェロニカ。久しぶり」
──あなたは、彼に出会った。
ヴェロニカ
「え……あ……?」
チェスニィ
それは、着崩したストリートファッションに身を包み、身体をピアスで飾った、随分と雰囲気は変わってこそいるものの── チェスニィだった。
死んだ、はずの。
ヴェロニカ
「もしかして……」
GM
彼の顎のところにあるのは雷を模したタトゥーですね。
チェスニィ
「ああ。俺だよ、”チェスニィ” だ。UGNじゃあ、俺はうまい具合に死んだことになってるらしいな」
ヴェロニカ
だ、っと駆け寄り
その手を取る
チェスニィ
その手を取られ、確かめるようにあなたの手を握り返す。
ヴェロニカ
「チェスニィ!本当に、本当に、おみゃーさんなだがや?」
久しぶりに再開した同窓生は名古屋弁だった
チェスニィ
「はは。なんかお前、随分言葉が変わったな。ああ、本当に俺さ。……なあ、ちょっとその辺で話でもしようぜ」
ヴェロニカ
「うるさーのー。わっちも色々合ったんだもんで……。でも、良かった……本当に……」

少し涙を滲ませながら、彼の案内に従う
チェスニィ
「ああ……。そうだ、何か飲もうぜ」彼は何気なく、近くにあったジュースの自動販売機に手を伸ばす。
バチッ。彼の手から雷光が発せられた。自動販売機ががたりと揺れ、がらがらとコーラの缶が落ちてくる。
ヴェロニカ
「おみゃーさんが死んだって聞かされて……でも、わっちは、信じにゃーで……」
「うわ」
チェスニィ
そのうちから自分の分とあなたの分を拾い上げて、あなたに一本差し出す。
ヴェロニカ
「もー、お金ないんなら、わっちが払ったげるのに……。販売員の人が困りゃーすで……」
言いつつ、一本受け取る
「で……」
チェスニィ
「いいんだよ。俺達はそういうのから自由になったんだ。死んだように見せかけて、あの檻を抜けてな」
ヴェロニカ
「人様にご迷惑掛けたらあかんよ~」
「で」
「今まで、何をしとりゃーすか?無事だったんなら、教えてくれれば良いのに」
チェスニィ
「悪かったな。UGNの連中に俺が生きてるって知られちまったら、檻に逆戻りだからよ」
ヴェロニカ
※そうだ、GMに聞いておきたかったのですが、我々チルドレンにとって、与儀さんはどんな人でした?
GM
厳しくとも熱い男でした。やってきては消えていくあなたたちチルドレンによく向き合い、時には上層部の命令に逆らってまでも、あなたたちにあるべき休養と情操教育を与えようとしてくれていました。
恩人であって、よき師だったでしょう。
ヴェロニカ
ほほう、本当にそんな人だったんだ
GM
少なくとも、あなたたちにとっては、悪人とは思えませんでした。
ヴェロニカ
なるほどなるほど
では
「檻って……わっちらのもう一つの家やろ?与儀さんも、すごい心配しとりゃーしたで?」
ちょっと眉を顰めて、咎めるように
チェスニィ
「家、か。……なあ、ヴェロニカ。お前、本当にあそこが家だなんて思ってたのか?」彼は朽ちたベンチに腰掛けて、少し遠くを見る。
「聞いたぜ。お前、両親がいるんだってな。偶然被っちまったけど……、”ヴェロニカ”は、お前の本当の名でもあったんだってな」
古賀 咲夜
偶然被ったのか。すごいな。
八雲 乾風
自他ともに認めるヴェロニカ
GM
ヴェロニカちゃんの名前はヴェロニカちゃんであってほしかったので。
ヴェロニカ
「……」
「うん……。あの、それは」
「別に、隠してたりしてたわけじゃぁ……」
視線を落とす
チェスニィ
「いいさ。俺も聞かなかったし、あそこでそんな話してたら、面倒なことになってただろうしな」
「……なあ。親がどんなものか、お前は知ってるんだろ。普通の暮らしってものがどんなものか、お前は知ってたんだろ」
ヴェロニカ
「普通……」
チェスニィ
「それでも、あそこが、家だなんて思うか。名前も貰えずに、化け物として使い潰されて死んでいくあの場所を、家だって思うのか」
ヴェロニカ
「それは違ぁで!」
「与儀さんや……あそこにいた人たちは、わっちらが生き延びられるように、教えてくれてたんや」
「わっちらが、自分の力と向き合って、それをコントロールできるように、いつか外へ出ても、『普通』に暮らせるように」
「確かに……時に、それができなくなってしまった子もいた……けど」
そんな彼らを終了したのは、自分だけれど。
GM
あなたの視界の奥に、赤い色が見えるような気がする。あなたの目の前で潰れていった、おさない、からだ。
チェスニィ
「なあ、ヴェロニカ」
「お前はいま、”普通” に、暮らせてるか?」
ヴェロニカ
「暮らせとりゃーすで……」
「学校に通って……友達もいて……あと……」
好きな人も。
最後の一言は何故か小さくなってしまった
チェスニィ
「本当にか? ……学校に入って、友達を作って、でも、それは」
「あいつらの、命令だろう?」
ヴェロニカ
どうしよう、割と普段から命令実行できてない気がする
GM
それはそれでいいのよ
ヴェロニカ
「きっかけは、そうかもしれにゃーすが……」
「でも、今の友達は本当の本当に、わっちの友達や。……大切な」
「……っそもそもやねぇ」
何だか、友人のことを悪く言われた気がして、少しムカっ腹が立った
チェスニィ
「そもそも?」 彼は少し戸惑ったように、あなたの眼を見た。
ヴェロニカ
「普通って何?普通って。逆に聞くけど、チェスニィの言う普通って、どんなんなの?」
「チェスニィやわっちが、どんな『普通』だったら、良いんだわさ」
チェスニィ
「自由さ。ゲームをして。スポーツして、勉強して、友達と騒いで、それからコーラを飲む」彼は憧れを滲ませて、廃墟の奥を見やった。
「任務も、戦いもない。誰にも、化け物扱いされない。俺たちどうし、殺し合うこともない」
「ちゃんと名前があって、ひとりひとり呼び合える」
「死んだら、悲しんでもらえる」
「──誰にも、道具扱いされない」
「俺たちがこうじゃなきゃ、最初から手に入ってたはずのもの。そんな、普通」
ヴェロニカ
「なぁんだ」
「それじゃ、わっちは完全にその『普通』だわさ」
「わっちが手に入れられる『普通』なら、チェスニィも手に入れられるわさ」
「だって、わっちとチェスニィは同じチルドレンやったもんで」
チェスニィ
「……」彼はベンチに腰かけたまま、あなたから視線をそらし、自分の足元を見下ろした。
「同じ……、か」
「なあ、ヴェロニカ」
ヴェロニカ
「何ぞね」
ちょっと鼻息荒く
チェスニィ
「お前は今でも自由だって、そう言うんだな」
ヴェロニカ
「そうやよ」
チェスニィ
「俺は……、俺は、それじゃあ飽き足らない。俺は、この世界を変えたい。俺達が影の中に押し込まれることのない世界が欲しい」
ヴェロニカ
「……」
チェスニィ
「なあ、ヴェロニカ。ここは俺達が自由に生きる場所だ。任務も、訓練もない。それでも俺達が生きていけることを示す場所だ」

彼は振り返る。その向こうに数人の、子供たちだろう人影が見えた。思い思いにゲームをしたり、本を読んだり、ボールを蹴ったりしている。
ヴェロニカ
彼の言葉に、ふと視線を上、空へと向ける
そこには、路地裏の四角い空
「……まるで、檻やね」
呟く
チェスニィ
「檻?」
ヴェロニカ
「自分達で閉じこもってる、小さな檻だわさ」
チェスニィ
「……」
ヴェロニカ
「チェスニィ」
チェスニィ
「何だ、ヴェロニカ」
ヴェロニカ
「おみゃーさんは、『普通』以上を欲しがってしまってるんだがや」
「何でもかんでも自由にできるだなんて……」
「満員電車で好き勝手自由に痴漢しまくってる、おっさんが取っ捕まるのは、それは自由を束縛された、とは言わにゃーで」
「『普通』以上を欲しがって、それで周りから怒られるのが不自由だ、って、自分から影の中に閉じこもってしまってる……」
「こんな隅っこで、縮こまってるなんて、自分で檻の中に閉じこもってるだけだがや!」
ヴェロニカ
意外に真っ直ぐ育ってるな、ニーカ
八雲 乾風
えらいで……
チェスニィ
「……」 彼はあなたを、少し遠い目線で見た。そのとき、はじめて、あなたを見る目に微かな隔意が浮かぶ。
「随分物分かりがよくなっちまったな……、ヴェロニカ。いや、”ニーカ”」
「俺達はこれから、大きなことをする。この小さな自由は、その取っ掛かりだ。……お前を誘おうと思ってたけど、それならやめにしとくよ」

彼はベンチから立ち上がって、あなたに背を向ける。
「どうか止めてくれるなよ、ニーカ」
そうして、手を振って廃墟の奥へと去っていった。
ヴェロニカ
「あ、チェス!」
「待って、まだ話は終わってにゃー!」
チェスニィ
彼はあなたに背を向け、立去ってしまった。
ヴェロニカ
「大きなことって……変なこと考えるのは止めて!」
GM
あなたの声だけが、廃墟の柱に跳ね返って響いた。
ヴェロニカ
「……チェス……」
目を伏せる
「変わってしまった……いや」
変わったのは、自分なのだろうか
それとも
ヴェロニカ
リベレーターズのことは、知らされていなかったと言うことで良いのですかな
GM
それでOKです。あ、それなら。
ヴェロニカ
チェスニィ
彼が立去る間際に、彼の服のポケットから何かが落ちました。
ヴェロニカ
「……」
それを拾ってみると
チェスニィ
それは小さなワッペンだった。”リベレーターズ” そう書かれたロゴ。
ヴェロニカ
「リベレーター……?」
英語はわからなかった
それでも、彼の手がかりかもしれないそれを、ポケットにしまい、寂しげな足取りで路地を出ます
GM
シーン終了。

侵蝕率の処理なんですが、シーン終了時に行うと戦闘時の侵蝕率が低くなってしまうことに気づいたので、次シーンからは「登場時」にお願いします。
ヴェロニカ
ほい
八雲 乾風
了解>登場時
ヴェロニカ
今回は普通に今やれば良いですね
GM
いえす。このシーンはここでお願いします。
ヴェロニカ
1d10 (1D10) > 4
やっぱり上がらない
[ ヴェロニカ・ロジェストヴェンスカヤ ] 侵食率 : 34 → 38
GM
メッセンジャーRNAレネゲイドワクチンでも打った?
ヴェロニカ
まさか完成していたとはな……
GM
この世界では一部のチルドレンで治験中かもしれない

ヴェロニカ
ニーカはあそこで決別しちゃって良かったのかなー
GM
次のシーンで古賀さんとこに召喚されて合流することになるのでダイジョブ
古賀 咲夜
オイデオイデ
ヴェロニカ
チルドレンて、イリーガルに転向することもできるんですかね?
古賀 咲夜
ふたりともフリーになっちゃう?
八雲 乾風
退職願とか出しちゃうのか
ヴェロニカ
ニーカは、UGNに居続けると思うけどw
GM
うーんどうだろう? ルールブックを見た感じでは、チルドレンはチルドレンなんですよね。すぐに出てこないので終了後に確認してみます。
ちょっと確認してみたけど、ルールブック1・2の時点ではチルドレンがUGN内での立場を変更してイリーガルになれるのかどうか、は言及がないですね。
ヴェロニカ
素行に問題が無ければ、一応OKではあるのかな
UGNが投じた資金と時間を惜しんで、それこそ束縛しようとするなら別か
GM
日常を知らないまま、”兵器”として育成されてきたとすれば、力のある兵器を野に放つというのは無さそうな気もしますね。
上級とか読んだら言及あるかもしれませんが、このセッションではまだ未導入なんですよね。
八雲 乾風
抜け忍みたいに追われるのかしらん
ヴェロニカ
古賀さんみたいな人が任務などでの素行を確認して、当人が求めてそれが受理されれば、ある程度の監督期間みたいなものを経て、とかなのかな
GM
上級見たけど既存の世界観が整理して書かれてるだけで、やっぱり言及なかった
ヴェロニカ
つまり、GMのご判断次第
GM
ですなあ
古賀 咲夜
「あ、ヴェロニカなら問題ないんじゃない?」
「たまに顔見せに来てくれればいーわよ」
って言いそう。
GM
hontoni?>問題ない
古賀 咲夜
さてねぇ。まあ、上から許可が出るかどうかはまた別問題よ。
GM
UGNチルドレン、全員20才未満だし、まだそんなに歴史がないんですよね。
今の所は「ナシ」でお願いします。>UGNチルドレンの抜けUGN
チェスニィは完全にヌケニンです。
古賀 咲夜
でもそういえば所構わずワーディングする子だったわー。
考えてみれば情報ガンガン漏らす子だったわー。
ごめんやっぱ保留ね!
八雲 乾風
保護観察w
古賀 咲夜
ということにして、抜けるのを許されないことは伝えない。
GM
改めて宣言。

まだ保護観察とかの前例を作るほどの歴史がないですし、”大人”といっていい年代がいないこともあるので、チルドレンの抜けUGNは今後のシナリオで出てこない限り「現状ナシ」です。
ヴェロニカ
ニーカはUGNに残ることに特に不満は無い
古賀 咲夜
はーい
ヴェロニカ
それこそ自由にさせてもらえる上司の下だし
古賀 咲夜
古賀はチルドレンにもせめてもの自由を、と思っているかもね。

GM
さて、ともあれ<ミドルフェイズ:シーン3> 八雲くん
このシーンは八雲くんのみ登場可能です。

古賀さん出られな気味だけど、この次に合流シーンが入るのでもうしばらくお待ちください。
古賀 咲夜
はぁい
八雲 乾風
はぁい
1d10 侵蝕率
1d10 侵蝕率 (1D10) > 9
[ 八雲 乾風 ] 侵蝕率 : 53 → 62
GM
また侵蝕率格差がえらいことになるのだが??
GM
街外れの廃ボウリング場。
本来人のいないはずのその場所で、何人もの若者たちが思い思いにくつろいでいた。
白銀 明日香
あなたをこの場に案内した少女、白銀明日香は、誰とも話すことなく、片隅で黙々とコーラを口にしている。
八雲 乾風
「ええっと……みんなで集まったりとか、そういうのないの、かな」
「ほら、新入りの紹介……とか」
白銀 明日香
彼女は無言で、ボウリング場の入り口を指さした。……薄暗い通路の奥から、一人の少年が歩いてくる。
八雲 乾風
「うん?」そちらに目を向ける
チェスニィ
「よう、あんたが新しい仲間か。歓迎するぜ」着崩したストリートファッションを身に纏い、ピアスで身体を飾った少年は、そう気安げにあなたに声をかけた。
彼の登場に、くつろいでいた少年少女たちが揃ってそちらを向く。
八雲 乾風
(うお、すげえの出てきた)
「あっ……八雲、です」
チェスニィ
「八雲、よろしくな。俺はチェスニィ、”リベレーターズ”のリーダーだ」
八雲 乾風
「チェスニィさん。さっき、白銀さんから聞きました。よろしく……です。」
チェスニィ
「ああ、頼りにしてるぜ。近々でかいことをやるんでな」
八雲 乾風
「でかいこと……?」
チェスニィ
彼は、切れ込むような深い笑みを浮かべた。
「ああ。この世界を破壊する……、って言ったら大げさか」
彼は楽しげに笑う。
八雲 乾風
「えっ」
チェスニィ
「驚くな驚くな。何も、物理的に壊すわけじゃねえよ」
八雲 乾風
「す、すんません。よくわからないです……」
チェスニィ
「なあお前、”UGNチルドレン” って知ってるか?」
八雲 乾風
「ゆーじーえぬ、ちるどれん……」UGNは知っているがチルドレンのことを果たして覚えているかな?
「俺、英語はあんまり、っす」これは本当
チェスニィ
「いや、知らねえよな。そりゃそうだ」
UGNチルドレンっていうのは、お前が目覚めた力みたいなものを……、生まれた時から持ってる奴らのことだ。なあ、赤ん坊の時からこういう力を持ってたら、どうなると思う?」

彼は指と指を合わせて、パチッ、と小さな雷を走らせた。

古賀 咲夜
出産から保育でおかーさんが大変なめにあう。
ヴェロニカ
イザナミさんかな?
GM
保育もだし、へたすると出てくる時にホトが焼けちゃうかもしれんよね
かぶった>イザナミ
古賀 咲夜
あかちゃんなんて感情丸出しだし最初快不快しかないからね。
お腹空くたび能力出すどころか、出産の時の辛さで能力発動されたらもう。
おかーさんの体液がコカコーラになっちゃう。
ヴェロニカ
HxHのキルアもそうだけど、電撃系の能力者が指と指の間でバチっとするやつ、帯電体質でこの季節特に静電気が怖くてたまらない俺だったら、絶対に使いこなせない

八雲 乾風
そもそもリベレーターズのことをどこで知った設定になってるんだ>潜入作戦
「生まれたときから?そりゃ、親とか、周りの人とか、とにかく大変なことになりそうだけど……」
「でも聞いたことないっすよ?超能力を持った赤ちゃんのニュースとか」
チェスニィ
「そりゃそうさ。そういう子供は、まあ捨てられる。それで……、そういう奴ら専用の檻に投げ込まれるんだ」
八雲 乾風
「そんな……」
チェスニィ
「それで、」
「戦うための道具として育てられる。まともな名前も貰えずに、普通の暮らしを何一つ教えられずに」
「それで──」
ヴェロニカ
八雲くん、あなたのそばにも一人いるわよ>生来のオーヴァード
八雲 乾風
「ひどい……それで?」
チェスニィ
「呑気に暮らしてる連中の、日常を守る」
「日常がなにかも、知らされないままにな」
八雲 乾風
「それって……いや、いいっす」ここにきてようやくニーカに思い当たる
「……まさか、彼女も?」はっとして白銀のほうを振り向き
白銀 明日香
彼女は、小さくこくりと頷いた。
八雲 乾風
「そう、なんだ」
白銀 明日香
「チェスニィは、もっといい世界を作ろうとしてる」
チェスニィ
「そうだ。俺はそんな世界をひっくり返す。俺たちチルドレンが、人として生きられる世界のために。そんな世界が異常だって教えてくれた、博士のために」
彼の言葉には少し熱が入る。
ヴェロニカ
コーンウェルかな
GM
Yes。>コードウェル
ヴェロニカ
ドだった
八雲 乾風
「もっと、いい世界?は、博士?」次々と出てくる単語に理解が追いつかない
GM
あなたが混乱していると、通路の奥からまた別の少年がやってきて、チェスニィに駆け寄った。
「チェスニィさん。”ティーチャー”から定時連絡が入りました」
古賀 咲夜
ティィチャァァァァ
カウンセリングと称してこういう感じの話をして回っているのかな……
チェスニィ
「おっと、悪い。一人で話しちまったな。おいおい説明するから、今は好きにしててくれよ」
八雲 乾風
「へ?は、はい」
チェスニィ
彼はそう言うと、やってきた少年と共に隅に寄って話を始めるが、あなたのもとにもその会話は漏れ聞こえてくるだろう。
GM
「わざわざ霧谷まで来たそうっすよ。こりゃ、古賀のヤツも本腰入れてくるでしょうね」
チェスニィ
「そうか。ハッ、連中も結構焦ってんな。ま、奴らの便利な”チルドレン”が次々消えたんじゃ、やりづらくてかなわねえだろうしな」
古賀 咲夜
へくしっ。
うーティッシュティッシュ。
誰か私に休暇をあげようって噂してるわ。
ヴェロニカ
任務テープ「おはよう、古賀くん。休暇中すまないが、任務の話だ(中略)なお、このテープは自動的に消滅する(核爆」
古賀 咲夜
ふざけんなぁぁぁぁ!(アフロ頭で)
GM
「それと……」
「こっちに潜入捜査を仕掛けようとしてるらしいっす。用心してください、チェスニィさん」
チェスニィ
「……そうか」
それだけ話すと、彼はあなたの元に戻ってくる。
「ハッ、まさかお前がスパイってこたあねえよなぁ? 八雲」
八雲 乾風
「いい世界……いいせ、へ?スパイ?」素できょとんとした顔をする
チェスニィ
「冗談だ。信用してるぜ、八雲」彼はあなたの肩をぽんと叩く。
八雲 乾風
「あ、あの!」そのまま去ろうとする彼を呼び止める
チェスニィ
「おう、どうした?」
八雲 乾風
「その、大きなこと?するときに、白銀さんが危ないこととか……ないっすよね?」

ヴェロニカ
惚れっぽすぎる
八雲 乾風
幸薄系女子に弱いとみた
GM
確かに(真顔
ニーカちゃんがさらにカワイソなんでは?>幸薄系女子によわい
ヴェロニカ
表面上はともかく、過去はだいぶ幸薄いので問題ない
八雲 乾風
いやほら意識高い系と意識高いは別ものじゃないですか
古賀 咲夜
私も薄幸系女子なんですが。
ヴェロニカ
昨今の『女子』ブームはいかがなものか
八雲 乾風
わーいルートがよりどりみどり
ヴェロニカ
と、上司が言っていました

チェスニィ
「大丈夫。あいつは強いし、俺たちも強い。それにお前もいる。全てはうまくいくさ」
八雲 乾風
「強い?そ、そうですか」あらためて白銀のほうを見ている
白銀 明日香
彼女はコーラの缶を両手で持って飲んでいたが、顔を上げる。そして頷いた。
「……大丈夫」
八雲 乾風
「かわ……白銀さんがそういうなら」頷き返す
GM
どうやらリーダーは大それたことを考えているようだし、UGNの動向は彼らに知れているようだし、白銀さんはかわいい。色々大変なものを感じながら、シーン終了。
八雲 乾風
あ。彼が去ったらまたこっそり連絡しますね
『ソーダマスターからハコイリへ、チェスニpはチルドゑンがいい世界ョ作る博士のため』
古賀 咲夜
「……読みづらい……」
八雲 乾風
『P.S.スパイとか霧谷さんが荏ェ}・』
古賀 咲夜
「大事な情報っぽいのに読めない……」
八雲 乾風
以上です!
GM
改めてシーン終了。
ちょうどいいとこなので、ここで本日は終了!
お疲れさまでした~
八雲 乾風
お疲れ様でした!
古賀 咲夜
お疲れ様ー
ヴェロニカ
お疲れ様だぜ!


コメント By.

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