こんばんは
GM
(ヽ’ω`)こんばんは!
赤嶺 アンリ
おだいじに (:3[___]
こんばんは!
こんばんは!
結雲 悠
キマしタ
GM
連日申し訳ありません
赤嶺 アンリ
いえいえ、お疲れ様です
GM
(ヽ’ω`)カレー食べすぎた
赤嶺 アンリ
カレー
うまそう
うまそう
結雲 悠
ローカロリー版ジャワカレーだから大丈夫(?)
赤嶺 アンリ
ヘルシーだ! >ローカロリージャワカレー
八雲 乾風
ちこくちこく
結雲 悠
好きなやつとぶつかるが良い
GM
hell sea
赤嶺 アンリ
酒瓶くわえたアンリとぶつかる?
結雲 悠
酒瓶がメントス化する
赤嶺 アンリ
シュゴォー
結雲 悠
酒豪だけに!!
赤嶺 アンリ
うまいことを!
GM
ではでは
赤嶺 アンリ
よろしくお願いします
結雲 悠
よろしくお願いします
GM

前回は、悠くんの受信専用通信機にイタ電がかかってきたところ
あと、アンリさん復活しました
あと、アンリさん復活しました
結雲 悠
ピッ
赤嶺 アンリ
よれよれ
GM
着メロは何かな
ワルキューレの騎行かな
ワルキューレの騎行かな
結雲 悠
てーてれてーてー
結雲 悠

恐る恐る通信機のスイッチを押す
赤嶺 アンリ
通信機のスイッチ押した所に戻ってきても大丈夫?
GM
いいですよー
GM
じゃぁアンリさんが戻ってくるまで、躊躇し続ける悠くんと、みんなの前でずーっとワルキューレの騎行が
結雲 悠
ワルキューレBGMはさすがにもう使わないだろうと思って消したなぁ
GM
で、復活したさーってサプライズをみんなにかまそうと意気揚々と扉開けた瞬間、みんなの興味は通信機に移っちゃってしょんぼり
それはおいておいて
それはおいておいて
GM

通信機のボタンを押すと、まず聞こえてくるのはノイズ
触ってるのは悠くんだよね?
触ってるのは悠くんだよね?
結雲 悠

いまはそうだね。
ただの受信機だからそんなだいそれた装置なんかはないからね。
なんならスイッチもあるかどうか怪しい
ただの受信機だからそんなだいそれた装置なんかはないからね。
なんならスイッチもあるかどうか怪しい
GM

そうなのか
結雲 悠

封筒に入るサイズだもの
本来使い捨てのものを、なんとなく捨てられなくて、電池充電して取っといた感じの
本来使い捨てのものを、なんとなく捨てられなくて、電池充電して取っといた感じの
GM

では相当シンプルで小型なんだろう
悠の手の中の通信機から、ノイズ混じりの音声で
悠の手の中の通信機から、ノイズ混じりの音声で
GM

『……悠くん?』
聞き覚えのある懐かしい声
覚えているだろうか
忘れていても、その声を聞いた瞬間思い出した
聞き覚えのある懐かしい声
覚えているだろうか
忘れていても、その声を聞いた瞬間思い出した
結雲 悠

「都築さん!?
都築さん! 本当に都築さん!?」
懐かしさと嬉しさとちょっとした苛立ちとで思わず叫んだ。
都築さん! 本当に都築さん!?」
懐かしさと嬉しさとちょっとした苛立ちとで思わず叫んだ。
阿修雷

「………」静かに聞き耳
GM

『……』
ノイズ
ノイズ
ミノリ

「……」じっと見守ってしまう。
この通話の向こうにいるのが、ゼノスの都築なのか。
あの、同族たちの総帥の。
この通話の向こうにいるのが、ゼノスの都築なのか。
あの、同族たちの総帥の。
結雲 悠

「良かった。僕、都築さんに話があるんだ」
GM

秘書官が、何かを思いついたように
「受信能力が低いようですね。艦内設備で増幅します」
彼女が何某かインカムで指示を飛ばすと
「受信能力が低いようですね。艦内設備で増幅します」
彼女が何某かインカムで指示を飛ばすと
結雲 悠

「お願いします!」
GM

『悠くん? 聞こえますか』
クリアな音声が聞こえ始める
クリアな音声が聞こえ始める
結雲 悠

何も変わっていない優しい声を聞くと、体から力が抜けかけた。
駄目だ、こんなことしてる場合じゃない。
「都築さん、プランナー、助けてください。
僕たちに力を貸してください。
そのために連絡をくれたんでしょう!?」
駄目だ、こんなことしてる場合じゃない。
「都築さん、プランナー、助けてください。
僕たちに力を貸してください。
そのために連絡をくれたんでしょう!?」
GM

『あの、黒球のことですね』
結雲 悠

「あの玉には、蕨さんがいるんだ!
だから、助けるための、新しい力が必要で、だから。
蕨さんがっ。
早く助けないと、蕨さんが……!」
だから、助けるための、新しい力が必要で、だから。
蕨さんがっ。
早く助けないと、蕨さんが……!」
GM

『落ち着いて』
結雲 悠
散々待たされていっぱいいっぱいだよ。
赤嶺 アンリ
無理もない。
GM

『今、周りには人がいますね』
『新たな世界を築こうという人たちが』
『新たな世界を築こうという人たちが』
結雲 悠

「います。
はい、みんな、今の世界を変えたいと思ってる。
オーヴァードが隠れなくてもいい、みんなで争わなくてもいい。
そんな世界にしたいから、って」
はい、みんな、今の世界を変えたいと思ってる。
オーヴァードが隠れなくてもいい、みんなで争わなくてもいい。
そんな世界にしたいから、って」
GM

「わかりました」
その声は、すぐ近くで聞こえた
その声は、すぐ近くで聞こえた
結雲 悠

「……っ!?」
赤嶺 アンリ

「わお」
結雲 悠
そういや神出鬼没だったわ育てのママン
赤嶺 アンリ
おおーーー! 新バージョン都築さん!
結雲 悠
見た目が変わっても「まあプランナーだしな」で済む人
赤嶺 アンリ
それな
都築 京香
一応原作に似せて作ったつもり!
赤嶺 アンリ
そもそもDX2→3でボンと見た目が変わってるし
かわいい!
かわいい!
都築 京香
3でロリ化したんだよね
赤嶺 アンリ
そうそう
結雲 悠
そんなロリを母とは呼びづらいん
赤嶺 アンリ
突然姿を見せたと思ったらゼノスとか作ってるしロリ化してるしこいつぁFHもびっくり、って話でしたな
都築 京香

振り返ると、そこには一人の少女
片手に通信機らしきものを持ち、口元に当てながら
「ごきげんよう、皆さん」
見た目の年の頃は、幼く小学生と言っても通じるほど
片手に通信機らしきものを持ち、口元に当てながら
「ごきげんよう、皆さん」
見た目の年の頃は、幼く小学生と言っても通じるほど
結雲 悠

相変わらずちっちゃい。
ミノリ

「神出鬼没というのは、こういうことか……。いつの間に」
赤嶺 アンリ

「よく来てくれたんさ」額の汗を拭い、小さく会釈する。
阿修雷

「……ふふ、彼女が会いたがっていたというのにな」
ミノリ

「ああ……、ご機嫌よう」
GM

「いつの間に……! どうやって……」
秘書官が、咄嗟に銃を抜いてポイントする
秘書官が、咄嗟に銃を抜いてポイントする
都築 京香

しかし少女は微笑んだまま、表情も変えず
結雲 悠

前に割り込む。
リチャード

「……銃をおろしてください」
GM

「支部長……」
赤嶺 アンリ

「これから頼み事したい人に銃はノーノーなーんさー?」
ね? と汗まみれの顔で秘書官にむさくるしいウィンクをする。
ね? と汗まみれの顔で秘書官にむさくるしいウィンクをする。
結雲 悠

「そうだよ。折角来てくれたのに」
都築 京香

「ありがとう、W国支部支部長ファータイル氏」
リチャード

「ある意味、呼んだのはこちらですから」
結雲 悠

コードウェルには銃向けなかったじゃん。と思ってる。
アルフレッド・J・コードウェル
だって事前にちゃんと連絡したし
結雲 悠
それはそう。理屈はそう。
都築 京香

「お呼びいただいて光栄です。
今界隈で注目されている、共同戦線の皆さんにお呼びいただけるとは」
今界隈で注目されている、共同戦線の皆さんにお呼びいただけるとは」
リチャード

「……見ていただきたいものがあります」
都築 京香

「ウロボロスですね」
赤嶺 アンリ

「それからもう一つ、怒っちゃやーな物もあるんさ」
落ち着いて話そうと思った口調が普段通りおちゃらけてしまうのは、たぶん緊張している。
落ち着いて話そうと思った口調が普段通りおちゃらけてしまうのは、たぶん緊張している。
都築 京香

彼女はアンリの下半身をちらりと見やってから
「何でしょう」
「何でしょう」
リチャード

「いずれも、コードウェル博士から託されたものです」
都築 京香

「そのようですね」
結雲 悠
ベヘモトとウロボロス、都築さん的にはどっちも許せん! なのかね。
アンリのはひとまず「許して」だけだよな。
アンリのはひとまず「許して」だけだよな。
赤嶺 アンリ
「こいつのこと知ってる?」 もあるかな レネビっぽいので
結雲 悠
あー。そうね。
赤嶺 アンリ

話の順番どうする? とファータイルに目をやる。
GM

どういう風に話します? >リチャード、アンリ
リチャード

お先にどうぞと目配せ
赤嶺 アンリ

「いやん。
……やっぱそっち先で頼むさ」尻込みした。
……やっぱそっち先で頼むさ」尻込みした。
都築 京香

少女は微笑のまま、そのやり取りを待っている
赤嶺 アンリ
こちらのこと話して都築さん on fire になっちゃったらまずいので、まずは本題を先にしたいかな>ファータイルさん
リチャード
は0い
都築 京香
ハワイ
結雲 悠
片付いたらハワイ編
都築 京香
ハノイかもしれない
赤嶺 アンリ
「こいつ」がどんな経緯で義足になったかによっては、都築さん on fire 📛 になる可能性がありそうで>アンリの
それなら本題を冷静なうちに話しておきたい
それなら本題を冷静なうちに話しておきたい
リチャード

「……博士は、これはまだ未完成であり、あなたの力であの球体の対抗手段にできる、と」
都築 京香

「ええ。把握しています」
リチャード

「では、そのためにお越しいただいたと思っていいのでしょうか」
都築 京香

「そう思っていただいて結構です。ただし、一つ条件が」
ミノリ

「条件?」
リチャード

「何でしょうか」
都築 京香

「彼から贈られたという、その義眼は、解決した後我々にお譲りいただきたく」
リチャード

「我々は、構いませんが……」皆を見渡す
都築 京香

「私は、あなたと交渉しています」
リチャードの視線を自分へと戻すように、言葉を畳みかける
リチャードの視線を自分へと戻すように、言葉を畳みかける
リチャード

「わかりました。解決したあとはあなたにお渡しします」
都築 京香

「事態が解決し次第、あなたの権限と責任において、ご返却を」
リチャード

「約束しましょう」
都築 京香

「結構です」
ミノリ

「“返却”か」
都築 京香

「ここには、FHの方もいる。
特に、今回の事態の発端、その中核にあった方もいらっしゃいますね」
阿修雷と白岡を見やりつつ
特に、今回の事態の発端、その中核にあった方もいらっしゃいますね」
阿修雷と白岡を見やりつつ
阿修雷

「アイヤー、ゼノスに喧嘩うったつもりはないアルヨ」
都築 京香

「これまではそうであったかもしれない。しかし、終わった後にUGNの方から離反する際に、奪還されては困りますので」
阿修雷

「信用ないアルね、悲しいアル」
結雲 悠

「そんなことは……」
鶴ヶ島 絢子

「私たちは、組織のみならずオーヴァードと人類全て垣根を越えたものとして……」
赤嶺 アンリ

「組織と違って信用ねぇーのが自由業さし、しゃーないんじゃないーさ?」
都築 京香

「そう、秩序と混沌。それらは相容れぬもの。
特に、これまでに3度も味方を謀って来た方がいるのでは、我々としても安心はできません」
今度は阿修雷をはっきりと見つつ
特に、これまでに3度も味方を謀って来た方がいるのでは、我々としても安心はできません」
今度は阿修雷をはっきりと見つつ
阿修雷

「ウロボロスの復活は博士の仕事だ、ほかはまぁそうだな。『彼女』がお前に嫉妬していただけだろう」
都築 京香

彼女は、はて、とでも言うように小さく小首を傾げてから
「では、お約束をいただいたということで」
彼女は頷き
「それでは、他にお話しが無ければ、私はこれで」
背中を向けようとする
「では、お約束をいただいたということで」
彼女は頷き
「それでは、他にお話しが無ければ、私はこれで」
背中を向けようとする
リチャード

「え、何もしないのですか?」
都築 京香

「もう、済ませてあります」
ミノリ

「は?」
結雲 悠

「えっ」
しばらくここにいてくれるのかと思ったから、哀しいくらいだ。
いや蕨さんを助ける力がすぐに手に入ったのだ。喜ぶべきだ。
しばらくここにいてくれるのかと思ったから、哀しいくらいだ。
いや蕨さんを助ける力がすぐに手に入ったのだ。喜ぶべきだ。
都築 京香

「もう安定していますので、ケースから出されても問題ないでしょう」
リチャード

「しかし、どう使えば」
都築 京香

「義眼ですから」
リチャードにはにこりと微笑んで
リチャードにはにこりと微笑んで
結雲 悠
「それじゃあ、それは僕が」
あとにしよ
あとにしよ
リチャード

「そう……ですか、では」アンリさんにバトンタッチ
赤嶺 アンリ

「わーお。じゃああの……、すごーく聞きにくいんさけど」
うにゅうにゅと両手で微妙なジェスチャーをしながらもじもじする。
うにゅうにゅと両手で微妙なジェスチャーをしながらもじもじする。
都築 京香

「何でしょう」
アンリに
アンリに
赤嶺 アンリ

「“こいつ”、何者か知ってっさ?」すっと義足となった片脚を示して。
都築 京香

「はい。私たちの同志です」
結雲 悠
生き別れのキョーダイ
もしくは火酒の化身
もしくは火酒の化身
赤嶺 アンリ

「やっぱそーなんさ……、こいつ、意識とかあるんさ? おはなしできる? 俺の脳みそ食べちゃったりする?」
都築 京香

「なぜ、そう思うのですか?」
赤嶺 アンリ

「足食べられてめっちゃ痛かったけど助かってるから。
あと俺が勝手に力使って怒んない? って聞きたいんさー」
あと俺が勝手に力使って怒んない? って聞きたいんさー」
阿修雷

「いくらレネゲイドでも食べる脳みそは選ぶと思うネ」
赤嶺 アンリ

「脳みそのアルコール漬け意外とうまいかもしれんさ……」
八雲 乾風

「いやダメでしょ」
ヴェロニカ

「ビーイングにもプリオンとか影響あるの?」
都築 京香

彼女は、アンリの瞳を正面からじっと見つめつつ、話を黙って聞いた後で
「もう、大丈夫ですよ」
とだけ答えて
「他に、何かありますか?」
「もう、大丈夫ですよ」
とだけ答えて
「他に、何かありますか?」
赤嶺 アンリ

「そ、そう……」
阿修雷

「これが終わったらどうするつもりアルか」
都築 京香

「どうとは?」
阿修雷

「またこれを1万年くらい埋めておくつもりか」
結雲 悠
ベヘモト?
都築 京香
ウロボロスのめんたまでは
阿修雷
義眼?
都築 京香

「さて、どうでしょう」
阿修雷

「アイ」
都築 京香

「あなたこそ、どうされるおつもりですか」
阿修雷

「私か? そうだな、家族をやり直すだけネ」
結雲 悠

「都築さんは、僕にどんなプランを考えているの」
顔を伏せて呟く。
顔を伏せて呟く。
都築 京香

「プランですか」
結雲 悠

「どうして僕を、アルパインスタイルに置いていったの」
都築 京香

「いや、でしたか?」
結雲 悠

「こうなる前に、蕨さんを殺すため……?」
都築 京香

「なぜ、そう思うのです」
結雲 悠

「…………」
あなたがプランナーだから。
「みんなが言ってる。
都築さんはみんな分かっていて、次々と計画を立ててる。
だから、だから、もし。
そんな使命なんかあったら。
嫌だな、って思って」
あなたがプランナーだから。
「みんなが言ってる。
都築さんはみんな分かっていて、次々と計画を立ててる。
だから、だから、もし。
そんな使命なんかあったら。
嫌だな、って思って」
都築 京香

「大丈夫ですよ」
彼女は、ひときわ柔らかく微笑む
「これまでに、私が『そうしなさい』と悠くんに言ったことがありましたか?」
彼女は、ひときわ柔らかく微笑む
「これまでに、私が『そうしなさい』と悠くんに言ったことがありましたか?」
結雲 悠

「ない…………
ないよ、都築さん」
ないよ、都築さん」
都築 京香

「そうでしょう。なら、大丈夫ですね。
あなたはあなたのままで」
あなたはあなたのままで」
結雲 悠

「うん……ありがとう、都築さん」
都築 京香

頷きを返し
結雲 悠
それじゃ何のためにおいてったのか、を訊くのは野暮ってもんだろう。
そうじゃなくてもそういうことにしとこう。
そうじゃなくてもそういうことにしとこう。
都築 京香

「では、改めて。
私はこれで」
私はこれで」
赤嶺 アンリ

「ん。いい関係でいたいもんさ」
リチャード

「あ……はい、ありがとうございました」
ミノリ

「ああ。……感謝する」
結雲 悠

都築さん ☑慕情→親愛 □隔意
(「あいたい」→育ての親/「わからない」)
両目からボロボロ涙こぼしてる。
(「あいたい」→育ての親/「わからない」)
両目からボロボロ涙こぼしてる。
阿修雷

「……フン」
都築 京香

にこりと微笑んで、自然な所作でドアの前に立つと、勝手にそこが開き
その向こうへと消える
その向こうへと消える
GM

「……! 追跡! ……いない!? そんなバカなことが……!」
すかさず指示を飛ばした秘書官の狼狽する声
すかさず指示を飛ばした秘書官の狼狽する声
ミノリ

「……」
都築が消えた扉の先を、暫くじっと見ていた。
都築が消えた扉の先を、暫くじっと見ていた。
赤嶺 アンリ

「んぇー……。こういう時に丁度いい蕨がおらんさー……」
泣いている悠の姿を見て困り顔。
泣いている悠の姿を見て困り顔。
阿修雷

「悠くん、どうか泣き止んで。あれがあいつなりの優しさらしいネ。少なくとも、私達は好きにしていいみたいヨ」
結雲 悠

「うん……うん、蕨さん、助けなきゃ。
あの武器を使って……」
あの武器を使って……」
阿修雷

「武器ね……」
GM

彼女が触れもしなかった、コードウェルの残したケースがそこにあった
コードウェルは危険だからケースから出すなと言い、彼女はもう出しても問題ないと言った
コードウェルは危険だからケースから出すなと言い、彼女はもう出しても問題ないと言った
リチャード

「義眼、ですか」
結雲 悠
ぜひとも八雲くんに中二ネームつけてほしいな
八雲 乾風
中二ネーム
赤嶺 アンリ

「んー。義眼だから義眼なりの使い方するっつってたんさ」
むーん、と義足の足を組んで唸る。
むーん、と義足の足を組んで唸る。
阿修雷

「目玉を抉られるのは慣れているが、私じゃ使えなさそうだ」
結雲 悠

「それなら、僕なら、新しく目を入れるくらい。
痛みは耐えられるし」
痛みは耐えられるし」
阿修雷

「ふむ……」
赤嶺 アンリ

「……いーんさ? 前の眼とっとくとか、そーゆー技術はないやつさけど」
阿修雷

「UGNはその程度もできんのか?」
結雲 悠
目も命持っちゃってんのかな。
白岡 久喜

「なんならまた抉り出せば良いじゃろ。オーヴァードじゃし」
赤嶺 アンリ

「あ、そりゃそーなんさ」ぽむんと手を叩く。
八雲 乾風

「あの、当然みたいに怖いこといわないでほしいんだけど」
結雲 悠

「そうだね、それなら」
赤嶺 アンリ

「あ、でも俺のみたいに目をガブガブされるかもしれんさ」
結雲 悠
勝手に触っていいー?
八雲 乾風
どうぞどうぞ
結雲 悠

「そんなの怖くないよ!」
リチャード

「しかし……」
結雲 悠

ケースに手を伸ばす。
赤嶺 アンリ

「そっか。そんならいーんさ」
身構える。何かあれば対処できるように。
久しぶりに取り戻した脚と力なので自信はないが、まあ、たぶんなんとかなる。
身構える。何かあれば対処できるように。
久しぶりに取り戻した脚と力なので自信はないが、まあ、たぶんなんとかなる。
鶴ヶ島 絢子

「この場で決めちゃうの?」
ヴェロニカ

「もうちょっと安全性チェックするとかないわけ?」
結雲 悠

「時間がないんだ」
一度深呼吸してから、ケースを開く。
一度深呼吸してから、ケースを開く。
阿修雷

「グズグズする理由はないアルね」
赤嶺 アンリ

「時間があるようでねぇーし、チェックしようにもなーんもわからんさ」
ミノリ

「それも……、そうだな」
同じく身構える。
同じく身構える。
GM

ケースの端末に触れると、空気の盛れる音と共に猛烈な白い湯気が噴き出す
それは冷たく、ケースの周囲に白い霜を生じさせた
一目で極低温に保たれていたことがわかる
それは冷たく、ケースの周囲に白い霜を生じさせた
一目で極低温に保たれていたことがわかる
赤嶺 アンリ

「んわお」
阿修雷

「ただの冷却材アルね」
赤嶺 アンリ

それを見てから、船外でやるという方法はあったな、と思った。
まあいいか。支部長がなんとかしてくれるだろう。
まあいいか。支部長がなんとかしてくれるだろう。
結雲 悠

超低温なんて痛くないから構わず開けるよ。
GM

やがて、湯気の噴出が止まり
なおも長い数秒を経て、電動式のケースが開放された
その銀の三角を組み合わせて形作られた球は、ケースの中頃に宙づりにされるようにして、固定されている
なおも長い数秒を経て、電動式のケースが開放された
その銀の三角を組み合わせて形作られた球は、ケースの中頃に宙づりにされるようにして、固定されている
結雲 悠

迷わずそれに手を触れようとする。
慎重さ? そんなものアルパインスタイルに置いてきたね。
慎重さ? そんなものアルパインスタイルに置いてきたね。
GM

触れてみると、それを感知してか
宙づりにしていたダンパーが収縮して眼球を開放
ケースの中に転がり、涼やかな音を立てた
宙づりにしていたダンパーが収縮して眼球を開放
ケースの中に転がり、涼やかな音を立てた
結雲 悠

掴もうとする。
GM

持ち上げることもできるだろう
結雲 悠

お。ではそのまま自分の左目に近づける。
八雲 乾風

「き、気をつけて……」
はまっちゃうらしいが……
GM
えーと、こいつ自体に選ぶ意思とかは無いので、はまっちゃうけどいい?w
結雲 悠
えー、ないの?
GM
あってほしいの?w
八雲 乾風
このまま悠くんがつけちゃってもOK!
GM
アナジくんつけるんでなかったっけ
八雲 乾風
それならそれで野良ボロス拾ってくるから
都築 京香
そんなゴロゴロしててたまるかっ
阿修雷
すでに2つアルアルね
赤嶺 アンリ
PL相談、スルー?
八雲 乾風
ええんやでw
GM
こっちで演出した方がいいなら、それでも
赤嶺 アンリ
悠くん(PC)は絶対つけちゃうけどPL的にはアナジくんにつけてもらう意思アリなら、そのギャップをGMに埋めていただくんはありかも
結雲 悠
八雲君がつけるんだと思ってたからな。
GM
この間、そんな話が出てたから、なんかこう、アクションがあるのかと思ってたんだ
八雲 乾風
いやなんかストーリー的には悠くんがつけるのがあまりに自然よなと
なんならわけわけする?
なんならわけわけする?
GM
二人でとりあってる内に、ばきーんって?
結雲 悠
悠は「都築さんがくれた」「蕨さんを助けるための物」だから退く理由がなくてな。
八雲 乾風
そして困ったことに俺にはそこまでのパッションはない
結雲 悠
適当に拒絶してもらえるかと思ったんだよな。
都築さんがおいてったものなら「イキモノ」だろうしな。
都築さんがおいてったものなら「イキモノ」だろうしな。
GM
なるほど?
八雲 乾風
アクティベートしたのかしら
GM
悠くんの義体って、都築が淹れたんだっけ
コーヒー
コーヒー
八雲 乾風
こんがり
結雲 悠
そうだった気がするな。最初の一つだけは。
こんがりした。
そっから増やしたのはFHの変態技術者。
こんがりした。
そっから増やしたのはFHの変態技術者。
GM
ふむふむ
では
こちらで音頭を取らせていただこうか
では
こちらで音頭を取らせていただこうか
GM

悠が手に取り、それを自らの眼球へと近付ける
アンリの手術を目撃していたリチャードとミノリは、その際の光景を思い出すだろう
アンリの手術を目撃していたリチャードとミノリは、その際の光景を思い出すだろう
八雲 乾風

ごくりとつばを飲みながら見守る
リチャード

「どうか……ご無事で」
結雲 悠

目を閉じないようにぷるぷるしながら近づけてゆく。
GM

反射で瞼を閉じないよう、最後には自ら押し広げて
近付いて行くにつれ、磁石仕掛けの玩具のように、悠へと向いた面の三角形が剥がれ、開いてゆく
それらの断片が動く音なのか、はたまた擦れる音なのか
近付いて行くにつれ、磁石仕掛けの玩具のように、悠へと向いた面の三角形が剥がれ、開いてゆく
それらの断片が動く音なのか、はたまた擦れる音なのか
結雲 悠

「……っ!」
思わず息を呑む。
思わず息を呑む。
GM

きちきちという、節足動物の足めいた音が、静まり返る会議室に小さく響く
やがて、ついに触れようかという瞬間
やがて、ついに触れようかという瞬間
八雲 乾風

生唾を飲み込むついでにコーラ生成
ウロボロス
悠の片目の視界いっぱいに広がる、銀球の内側、黒い面に、ぎょろりと赤い瞳孔が剥いた
結雲 悠

「ひっ」
思わず怯みかけたがにらみ付ける。
思わず怯みかけたがにらみ付ける。
ウロボロス
瞬間、ばちんという音と共に、悠は眼球を弾かれるような衝撃を受けて転がった
阿修雷

「悠くん!」
結雲 悠

「うわっ!?」
銃か何かで打たれたような衝撃を受けて弾かれる。
銃か何かで打たれたような衝撃を受けて弾かれる。
ミノリ

「何だ、拒絶したのか?」
銀球が地面を転がるなら、それをキャッチしに行く。
銀球が地面を転がるなら、それをキャッチしに行く。
GM

思わず手放した彼の手から離れた銀球は、会議室の床へと落ちて、こおん、という硬質な音を立てて一、二度跳ねてから転がり、やがて止まった
その時には、開いていた面はすっかり元通りに覆われ、ただの銀球となっている
その時には、開いていた面はすっかり元通りに覆われ、ただの銀球となっている
結雲 悠

目から再生の煙を上げながら、呆然とそれを見下ろす。
「なんで……」
「なんで……」
八雲 乾風

「え、なんで」たまたま足元に転がってきたそれを拾う、返そうとおもって
ミノリ

キャッチしようとして見事に出遅れた。それが八雲の手に収まるのを見る。
結雲 悠
オーヴァードになるのも事故、新たな力を得るのも事故なのか八雲君……
いや選ばれるなら事故ではない。
いや選ばれるなら事故ではない。
GM
八雲くんは自分で付ける方向にした方がいいのかな、それとも事故?
GM

八雲がそれを拾うと
硬質な金属のように見えるその面が、しっとりとした湿度と、有機的な柔らかさを持っているように感じた
ともすれば、鼓動すら錯覚するほどに
硬質な金属のように見えるその面が、しっとりとした湿度と、有機的な柔らかさを持っているように感じた
ともすれば、鼓動すら錯覚するほどに
八雲 乾風

「うわ、なんかぐにっとしてるこれ」思わず眼の前にかざして
GM
かざしちゃった
結雲 悠
一目惚れされた
ミノリ

「あ、おい乾風」止める間もない。
GM

奇妙な触覚と感覚に、その姿を改めようとしたのか、自らの目へと近付けた瞬間
先の悠の時と異なり、未だ数cmも離れているにも関わらず
先の悠の時と異なり、未だ数cmも離れているにも関わらず
ウロボロス
銀球の面が展開し、赤い瞳が閃いた
八雲 乾風

「うわっ!?」
ウロボロス
叫び戸惑う間も無く
GM

皆は見ただろう
赤嶺 アンリ

「え」
GM

ばちゅ、という奇妙に湿った音と共に、八雲の左眼球が弾け、瞑れた
透明な液体と、血の混じったものが空中に飛散する
透明な液体と、血の混じったものが空中に飛散する
八雲 乾風

「ぐああああああ!」
ミノリ

「な」うっかり身構えそびれた。
ヴェロニカ

「アナジ!」
リチャード

「まずいっ!」
結雲 悠

「アナジぃっ!」
GM

反射的に身を折りそうになる八雲だが
銀球は更に自らの被膜を剥がし、しかしそれらは連なって触手めいて蠢くと、八雲の顔面にかじりつく
その力は万力めいて締め上げ、八雲の頭蓋骨が軋むような音を立てる
銀球は更に自らの被膜を剥がし、しかしそれらは連なって触手めいて蠢くと、八雲の顔面にかじりつく
その力は万力めいて締め上げ、八雲の頭蓋骨が軋むような音を立てる
リチャード

引き剥がそうとそれを掴む
八雲 乾風

「あっがっ」
ヴェロニカ

咄嗟に走った金の糸束が、球と八雲の頭部、首に絡みついて引きはがそうと力を加えるが、その距離は離れるどころか確実に狭まってゆく
むしろ、その双方の力に八雲の頭蓋と首が砕けそうにすらなるだろう
むしろ、その双方の力に八雲の頭蓋と首が砕けそうにすらなるだろう
八雲 乾風

「ゲェ……」
結雲 悠

「ダメだ、引っ張ったらっ」
阿修雷

「おい、死ぬぞ」
ヴェロニカ

「だって……!」
銀の触手と金の触手が、八雲の顔の肉に食い込んで、壮絶な有り様
銀の触手と金の触手が、八雲の顔の肉に食い込んで、壮絶な有り様
赤嶺 アンリ

身構えたまま、その異様なありさまを見据え続ける。
ウロボロス
銀球は更に触手を伸ばし、内圧を失って閉じようとする血濡れの瞼をこじ開けるように、眼窩へと突き込まれる
阿修雷

「いっそ首から上を飛ばすか?」銃を構え
赤嶺 アンリ

「……その場合、どっちから再生するんさ」
結雲 悠
下半身からアナジが、
上半身からウロボロアナジさんが復活する。
上半身からウロボロアナジさんが復活する。
赤嶺 アンリ
増えた!
そんなリーチェじゃないんだから
そんなリーチェじゃないんだから
ウロボロス
その内の一本は、とうとうその洞の奥、脳へと通ずる穴から、繋がっていた眼球を失って垂れる白い糸束へと震えながら迫る
やがて、とうとう銀が白へと触れた瞬間
やがて、とうとう銀が白へと触れた瞬間
赤嶺 アンリ

「うわぁ……」
脚に与えられた激痛を知っているだけに、あれはさぞかし痛いだろうと、思わず声が出る。
違うのも絡まっていることだし。
脚に与えられた激痛を知っているだけに、あれはさぞかし痛いだろうと、思わず声が出る。
違うのも絡まっていることだし。
ウロボロス
八雲の脳髄を激しい衝撃が襲った
八雲 乾風

「……!」
ウロボロス
それは、物理的な衝撃ではなく、脳へと直結する神経へ直接叩き込まれる信号の衝撃
八雲 乾風

「………声?」
結雲 悠
感覚を遮断するんだ!!
感覚遮断使えるから拒否られた説?
感覚遮断使えるから拒否られた説?
赤嶺 アンリ
なるほど?
ウロボロス
ぼんやりと呟いた次の瞬間
痛苦と抵抗にくの字に折れ曲がっていた少年の身体は真逆にそれ返り
痛苦と抵抗にくの字に折れ曲がっていた少年の身体は真逆にそれ返り
ヴェロニカ

「あっ」
GM

その猛烈な反射は金の束縛を力任せに引きはがし
ウロボロス
しめたとばかりに銀球はその瞼の中へと自身を引き込んだ
ばちぃん、という濡れたものを硬いものが叩く音が一つ鳴り
ばちぃん、という濡れたものを硬いものが叩く音が一つ鳴り
GM

少年の身体はその勢いのままにもんどりうって床へと倒れた
その一撃に、とうとう八雲の意識は消し飛んだ
その一撃に、とうとう八雲の意識は消し飛んだ
八雲 乾風

「」
結雲 悠

「……ア、アナジ!」
駆け寄る。
駆け寄る。
ヴェロニカ

「アナジ!」
慌てて駆け寄る少女の悲鳴が響き渡る
慌てて駆け寄る少女の悲鳴が響き渡る
GM

「医療班! 第9応接に至急!」
秘書官がインカムに叫ぶ
それらの声を浴びながら、少年は大の字で床へと転がっていた
秘書官がインカムに叫ぶ
それらの声を浴びながら、少年は大の字で床へと転がっていた
GM
今日はココマディ
赤嶺 アンリ
ありがとうございましたー!
八雲 乾風
ありがとうございました!
結雲 悠
ありがとうございましたー!
なんか押しつけたみたいになって申し訳ない気がする今日この頃ですが。
なんか押しつけたみたいになって申し訳ない気がする今日この頃ですが。
赤嶺 アンリ
純然たるアクシデントなのがまた主人公っぽい
都築 京香
計画通り
GM
と呟いたかどうかはわからない
阿修雷
あの女!
結雲 悠
これが物語序盤なら「選ばれるのは僕の方だったはずなのに!!」って言いながら病んで敵対したりするのがお約束。
しないからね!
しないからね!
GM
蕨が右目だったから、八雲くんは左眼な!
赤嶺 アンリ
なるほど!
MIDNIGHT DEJAVO
TRPGリプレイとかゲーム関連
コメント By.結雲 悠
ドクター・コードウェルが置いていったウロボロスの改造をプランナーに頼む。
あまりにも無茶と思われたそれを現れた彼女はどう考えるのだろう。
PCの思惑とPLの思惑が食い違ってらぁ。
ドクター・コードウェルが置いていったウロボロスの改造をプランナーに頼む。
あまりにも無茶と思われたそれを現れた彼女はどう考えるのだろう。
PCの思惑とPLの思惑が食い違ってらぁ。
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本作は、「矢野俊策、ゲーム・フィールド」が権利を有する「ダブルクロス」の二次創作物です。
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