TRPGリプレイ ダブルクロス3rd 第十二話『Heart of the Dragon』 1







前回までのあらすじ
 UGNもFHもない、能力者たちが隠れる事なく堂々と生きて行ける世界を目指し、若者達は世界を裏から操る闇を討ち果たした。
 だがその後阿修雷がひとり何も言わずに姿を消してしまう。おそらく今回の騒動の原因となった者の差し金であろう。
 幾人もを狂わせ、世界を呑み喰らおうとする龍の影を追い、メンバーは真相を確かめるべく、また阿修雷を救うべく、龍の巣へと向かうのだった。 

こんばんは
GM
こんばんはー!
結雲 悠
こんばんはー
GM
いらっしゃいませ 侵蝕率やHPなどの初期化をしつつお待ちください
阿修雷
アハハ!(※ダーク阿修雷の立ち絵が出る)
結雲 悠
よしっと。
うわ、絶対アルアル言わないお姉ちゃんだ
鶴ヶ島 絢子
うふふ
GM
こんばんはお姉ちゃん! コマの変更をお願いいたします
阿修雷
てかコマかえなきゃ
結雲 悠
レベル上げなきゃ……
鶴ヶ島 絢子
よーし
GM
こんばんは!
鶴ヶ島さんは今話、PC鶴ヶ島さんでよろしいのかな
(PCになっていないメンバーも、演出的に一緒にいることはできます)
鶴ヶ島 絢子
そうそう、今話誰を出せば良かったのかと
八雲 乾風
この先オレだぜ!
蕨 洋美
お話的には、取り戻しにママが行くべきかな、とも
結雲 悠
敵を考えるとおひいさんも楽しそうだよね
束縛を絶つ話と考えると
白岡 久喜
そうなんだよね
戦力バランス的にはどうかな?
結雲 悠
このままだとアタッカー三人だね。
白岡 久喜
ふーむ
やられる前にやる感じ
結雲 悠
むしろこっちがアシスト出す?
白岡 久喜
それも面白そう
GM
戦力バランス的には、敵パーティがディフェンダー寄りなので(メイン火力はアシュレーさんの支援だ)案外アリかもしれない >アタッカー三人
白岡 久喜
アタッカー三人が揃い踏みして一歩も退く気なく並んでるの、呪術廻戦みある
GM
ダブクロはリザレクトとロイスあるから、全員アタッカーでゾンビアタックじゃぁ! ってのやりやすいですしね
結雲 悠
因縁的には悠向きな気はするしな。
白岡 久喜
Death死ね?
結雲 悠
『いきのねをとめろ』
白岡 久喜
じゃあ白岡で行くか
チャパレが無い……
結雲 悠
割と脳筋チームだ
白岡 久喜
コーラ、射的、ヨーヨー
チーム夏祭り
結雲 悠
なるほどな。
シナリオ終わる頃には秋になってそうだけど。
GM
なるほど??? >チーム夏祭り
結雲 悠
というわけで暴力的な三人でいこう。
白岡 久喜
🆗
八雲 乾風
力こそパワー
結雲 悠
アシストのない悠が攻撃当てられるか問題はあるから、レベル上げできるなら命中上げよう……
白岡 久喜
白岡の強化プランどんなだったかな……
GM
レベル上げですが、クライマックスフェイズまでにデータが間に合えばOKとします。
八雲 乾風
たすかる
GM
コマの準備などできましたらお知らせください。
白岡 久喜
とりあえず出した、というだけの白岡であるw
データは全部過去の部屋に置いて来ちゃったからなぁ
八雲 乾風
とりあえず最低限w
GM
oh それは失礼しました>おいてきちゃった
結雲 悠
こちらはいつでもおーけー
白岡 久喜
いえいえ
白岡 久喜
待てよ、前のブクマひらけば……
八雲 乾風
おk!

GM
では、始めてまいります。



そのとき世界は、確かに少し変わった。
誰もが永遠だと思っていたものを、確かに破ったのだ。
しかし、その代償は大きかった。
闇はまだ晴れない。
嵐はまだ終わらない。

ならば嵐の中心へと、飛び込むだけだ。


ダブルクロス第十二話
 【Heart of the Dragon】


GM
始まります。
結雲 悠
鶴ケ島にも休息は必要だろう。
よろしくお願いしまーす!
白岡 久喜
よろしくお願いしますー
GM
よろしくお願いします!


〈オープニング〉


GM
その場に残された痕跡から、アシュレーを連れ去ったらしい者を特定したあなた達。
彼女を取り戻すべく、竜の巣へと飛び込むこととなった。
結雲 悠
いても立ってもいられない。
分かるのはただ、あれが阿修雷の望んだことではないだろう、ということだけだ。
真っ先に、そこへ向かう人員として名乗りを上げた。
白岡 久喜
その嵐の中心には、今の己がある故を持つ者がいる
その因縁を改めるか、断ち切るか、いずれにせよそこへ行かねばならない
八雲 乾風
あのこどうしちゃったの?? たすけなきゃ!
結雲 悠
お、なにげに関わりの薄い二人と話せる機会だ。
GM
おっ、いいですな。
結雲 悠
「赤嶺さん」
赤嶺 アンリ
「ん」頷いて、剣を担ぐ。
結雲 悠
「赤嶺さんは、心当たりがあるんだよね」
赤嶺 アンリ
「ああ、知ってんさ。めちゃくちゃデカい地下空間の奥に研究室こしらえて住んでる。
ただ、道はわからんのさねぇ。白岡、覚えてっさ?」
GM
白岡、あなたは竜の巣の所在を知っている。
巨大な地下空間の、その最奥に彼女の研究室がある、とも分かる。

しかし放逐され、無我夢中に出てきたあなたは、その地下空間を抜ける道を知らない。
彼女がともにあった時は、彼女の導きでいつも通っていたのだ。
白岡 久喜
お屋敷の場所=研究所、でいいんだよね
GM
その認識であってます。
結雲 悠
白岡さんの素性詳細とか聞いたんだっけ。
八雲 乾風
FHの研究所か……」
白岡 久喜
「あー……
ワシゃいつもエトウの運転する車で出入りしとったからの。
正直、知らんのだ、これが。
まぁ、住処の所在はそこの酒臭が知っとるじゃろし、あとは押し入ればいいんでないか」
結雲 悠
「エトウ、ってあの人か」
表情が曇る。
赤嶺 アンリ
「あー。ダンジョン探検ってやつさねぇ」
白岡 久喜
「ワシがこっそり入ろうとすると、いっつも機械壊して入れんようにするんじゃ。よほど見られたくなかったと見える」
※帯電体質
赤嶺 アンリ
「……それ単純になにもしてないのに壊れたんじゃないんさ?」
結雲 悠
はっ。
白岡さん触らないでね!?
GM
悠くんが壊れる!?
白岡 久喜
助細動器かな?
白岡 久喜
「ああ、何もしとらんぞ。何もしとらんのに壊れるんじゃ」
赤嶺 アンリ
「だって目覚ましとか電話とか全部壊してたんさ、って言ってる場合じゃないんさねぇ」
結雲 悠
そーっと距離を取る。
八雲 乾風
「ど、どしたの」離れていく悠くんに
白岡 久喜
「機械は脆いのう」

白岡 久喜
我々は今、ナルト走りでお屋敷に向かってるのかな
BGM的に
結雲 悠
かなー
赤嶺 アンリ
シャカシャカシャカシャカ
白岡 久喜
スパイダーマンのウェブスィングみたいに、ヨーヨーをこう、しゅぱっ、しゅぱっと出しては引き戻ししながら空中を
結雲 悠
八雲くんの質問に答えてないな。と今更。
八雲 乾風
ええんやで
結雲 悠
人食い先生の話をするつもりだったのにな。後で道すがらやるか。
赤嶺 アンリ
八雲くんに色々説明できてないですからね。道中にやろうやろう。
白岡 久喜
そういえばそうだ

GM
彼女の屋敷は人里から少し離れた所にある。あまり山深いと何かと不便なのか、意外と距離がない。
しかし、麓の街には、FH組にとってはどことなく見たことのあるような顔がちらほらいる。
どうも街全体がFHの拠点らしい。
白岡 久喜
「……ふむ。
今にして思えば、そういうことだったんじゃろうの」
離れた木立の木の上から、街の様子を眺めつつ
赤嶺 アンリ
「さねぇ」
白岡 久喜
「当然、連中の息が掛かっていると見るべきか。
……教室、か。
よく考えとったもんじゃ」
いつも薄ら笑いを張り付かせた教師役の顔を思い出す
八雲 乾風
「え、学校なの?」
白岡 久喜
「まぁ、そんなもんじゃ。
何を育てとるかの違いはあるがの」
赤嶺 アンリ
「命懸けの学校みたいなもんさねぇ。FHだいたいそんなもんさけど、たーぶん中でもヤバいんさ、あれ」
白岡 久喜
「しかし、あれ相手では流石に正面突破はしんどいのう」
知った顔の混じる様子を眺め、別の意味で、と小さく付け加える
赤嶺 アンリ
「アシュレーが奪われてなきゃ、まとめて爆破とか上からコンクリとか、やりようあるんさけどねぇ」
八雲 乾風
「過激じゃん」
赤嶺 アンリ
「そりゃだって相手の根城に突っ込まんで済むなら済む方がいーんさ」
白岡 久喜
「今更じゃろ。
さて、となると……」
オペラグラスの視界を、木立に埋もれるようにして見える屋敷の方へと向ける
GM
木立の奥に、見たことのある屋敷が微かに見える。
白岡 久喜
「忍び込むしかなかろうの。
屋敷の中も、ワシが居った頃と同じ伽藍堂じゃとええんじゃが」
赤嶺 アンリ
「屋敷の方にあいつらいたら話が早いし、そうじゃなきゃ大したのはおらんさ」
白岡 久喜
「それも織り込み済みになってそうなのが、あやつららしいわ。
まさか、敵になるとはのー」
赤嶺 アンリ
「昨日の味方が今日の敵、FHらしいっちゃらしーさ」
白岡 久喜
「ま、そうなんじゃけども」
薄寒いのは、己がほんのいくらか前まで、そうした可能性すら思い至ることがなかったことだ
結雲 悠
「忍び込む、かぁ」
メンバーを見渡す。
白岡 久喜
「なんじゃ」
結雲 悠
「いまいち向いてなさそう」
八雲 乾風
「まーかして、壁に穴開けるのは楽勝」
赤嶺 アンリ
「おっ、頼もしい」
白岡 久喜
「ま、割ったり砕いたりするよかマシか……」
赤嶺 アンリ
「ま、入んのは間違いなくバレてるし、いんじゃないさ?」
八雲 乾風
「えっ、もうバレてんの?」
白岡 久喜
「そりゃそうじゃろうの」
赤嶺 アンリ
「そりゃぶん取ったら追っかけてくるだろうって思わんさ?」
白岡 久喜
「でなけりゃ、あんな目の前で大袈裟に掻っ攫ったりするものか。なんなら、この中の誰だかを呼び寄せるためまであろうぞ」
結雲 悠
赤嶺さん、とは想像つくほどの材料ないな。
結雲 悠
「それじゃ、隠れても意味がない?」
白岡 久喜
「はて、それもどうじゃろうの。
こちらのやりように合わせて、とりあえず忍び込み成功と思わせて喜ぶ様を眺めてほくそ笑むくらいはありそうじゃ」
赤嶺 アンリ
「うーーーーん。やりそう」
白岡 久喜
「まぁあれじゃ。
『あれこれ考えるだけ無駄』」
結雲 悠
「そうか」
白岡 久喜
「でも、忍び込みという手段でなら、それに合わせて戦闘は控えめにしてくれるかもしれんから、忍び込んでみるのはアリ」
結雲 悠
「美学の問題……?」
白岡 久喜
「というより、趣味嗜好というやつかのう」
結雲 悠
「うーん」
まあ、とりあえずそれっぽく行けば良いのかな。
白岡 久喜
「ややこしくてすまんの」
八雲 乾風
「よくわかんないけど、あの子助けに行くんでしょ」
結雲 悠
「うん。
そうだよ。助けにいくんだ」
赤嶺 アンリ
「ん。諸々の内輪ネタは道中に話すさ」
白岡 久喜
「ま、よかろ。
知らん仲ではなし、ついでに助けてやろうぞ」
赤嶺 アンリ
「太っ腹ー」
結雲 悠
「……
へんなやつ」
白岡 久喜
「ワシのどこが変ちゅうんじゃ。さっきからマトモなことしか言っとらんじゃろ」
八雲 乾風
「登場の仕方からやーばいでしょ」
白岡 久喜
「そうだったかのー?」
結雲 悠
うんうん、と八雲の言葉に同調。
赤嶺 アンリ
「親方! 空から女の子が! しかも破壊込み」
白岡 久喜
「あー、なんかビデオで見たやつじゃ」
結雲 悠
「白岡さんって、どうして協力してくれるの?」
結雲 悠
この質問、もうしたっけ。
白岡 久喜
「協力?」
んー、と首を傾げ
「協力、かのう?」
結雲 悠
「違うの?」
白岡 久喜
「とりま、一族とケリつけるために、あの娘と一緒になったのはあるが。
別に今は、協力っちゅうかアレじゃ」
赤嶺 アンリ
「アレ」
白岡 久喜
「利害の一致……いや、違うか。たまたま行き先が同じだった、ってやつ」
結雲 悠
「そっか……」
八雲 乾風
「やっぱFHの人って……」
結雲 悠
「えっそこFHで括らないでくれる!?」
八雲 乾風
「えっ、あっ、ご、ごめ」
白岡 久喜
「同じようなもんじゃろ。
それぞれ、やりたいようにやっとるだけじゃろ」
結雲 悠
「なるほど。
分かりやすくていいな」
白岡 久喜
「そうじゃろ。
小僧はあのパンダを助けたいから助ける。ワシはワシに好き勝手しとったあやつらをシメる。ついでにパンダも助ける。
それ以上、なんか要るんか」
八雲 乾風
「パンダ……」
結雲 悠
くすくす笑う。
「聞いてる?  阿修雷」
阿修雷
アーアーキコエナーイ
白岡 久喜
電気で直接脳に
阿修雷
外界の些事に構っている暇なんてありませんわ
衛藤 ゆき
おかえり阿修雷
GM
見下ろす森の向こうから、返る声はない。
結雲 悠
「救出し終わるまで、利害が一致しているといいな」
白岡 久喜
「さて、どうじゃろうの」
肩をすくめて、ヨーヨーを数回放り
「ほんじゃ、行くとするかの」
八雲 乾風
「りょーかい!」
赤嶺 アンリ
「ん」
GM
穏やかな木立の中に埋もれた屋敷へと向かって、あなた達は地を蹴った。
シーンエンド。

〈調査フェイズ〉
▽今回の調査フェイズはダンジョンアタックとなります。
情報をオープンすると進むことができ、イベントが発生したり、新たな情報(行き先)が発生したり、ミドル戦闘が起きたりします。
白岡 久喜
おー、ダンジョンはっく
GM
穏やかな木立の中に、その屋敷はあった。
外から見れば何の変哲もなく、内側から見ると……、時折色々飾られていたりはしたが、まあ、人が暮らすに間違った構造はしていない屋敷だった。
八雲 乾風
さめちゃんのぬいぐるみぽつねん
白岡 久喜
そうだ、どうなっとるんじゃワシのサメちゃん
GM
白岡、あなたが残していったものがあれば、そのまま残っているだろう。
他の二人のこまごまとした持ち物なども残されており、そこにあるのは欺瞞じみた穏やかな生活感だった。
白岡 久喜
じゃぁ、まずは何は無くともそれを
「……変わっとらんの」
逆に、なんで変わっとらんのか、とも思うが、それもマスクなのだろう、と今は思う
GM
しかし、そこには部屋の主の姿もなければ気配もなかった。
白岡 久喜
勝手知ったる……
屋敷の中を迷わず進む
しかし、当初聞いていた地下へ、ではなく階段を上へと
結雲 悠
なにしてるんだろうなぁ
八雲 乾風
「え、下じゃないの?」
白岡 久喜
「ちと寄り道じゃ。どうしても必要なものがあっての」
というわけで、かつての自室へ
GM
あっ、ここから調査フェイズなので登場される方は侵蝕率UPをどうぞ。
あと調査項目は白岡さんの寄り道が終わったら出します。
侵蝕率
結雲 悠
1d10 (1D10) > 4
[ 結雲 悠 ] 侵蝕率 : 40 → 44
八雲 乾風
1d10 【登場】 (1D10) > 9
[ 八雲 乾風 ] 侵蝕率 : 35 → 44
赤嶺 アンリ
1d10 登場 (1D10) > 7
[ 赤嶺 アンリ ] 侵蝕率 : 35 → 42
白岡 久喜
1d10 (1D10) > 2
[ 白岡 久喜 ] 侵蝕率 : 31 → 33
赤嶺 アンリ
たまに天羅WARのアレやBBTのソレと間違って1D6で振りそうになる
白岡 久喜
わかる
どれがどれだっけってなる
結雲 悠
ないなー
と思ったけどそれどっちもマスターだからか。
八雲 乾風
さすがっす!

GM
あなたのかつての自室は、あなたがここを追われる前と全く変わっていなかった。
薄らと埃が積もっていることだけが、そこに主の無いことを知らせる。
結雲 悠
「なに探してるの?
あっ、隠し通路、とか!」
白岡 久喜
「もっと重要な代物じゃ」
ベッドへと向かい
結雲 悠
「もっと大事な」
なんだろうなぁ。
白岡 久喜
「おー! おったおった!」
目的のものを見つけると、明るい声でそれを抱き上げる
水色のふかふかのサメちゃん
「久しいのう、まりん! 主人が留守で、寂しくしとらんかったか?」
結雲 悠
観察してる。
きっとあのこの中に武器とか
通信機とか
八雲 乾風
「あーね?」
白岡 久喜
ふかふかの白い腹に顔を埋めて、もふもふと存分にサメを吸う
サメは、主人のハグにさば折されるようにふらふらしている
サメなのに
結雲 悠
「……あの。
大事なのって、それ?」
白岡 久喜
「うむ、我が添い寝役、まりんじゃ!」
皆へと顔を向けさせ、お辞儀をさせる
ヒレを手で持って、ひらひらと振って見せる
「かわいいじゃろ?」
結雲 悠
「う、うん……
かわいい」
モフりたい。
白岡 久喜
「ちょっとだけなら、良いぞ」
結雲 悠
恐る恐る借りてモフる。
八雲 乾風
「かわいいとこあんじゃん!」
白岡 久喜
「かわいいじゃろ、そうじゃろ」
褒められてはしゃぐ様を表そうというのか、手の中でぽいんぽいんとサメを跳ねさせる
赤嶺 アンリ
「ありゃ、意外な感想」
白岡 久喜
「口も開くんじゃ。がおー、食べちゃうぞー」
結雲 悠
「やっぱりへんなやつだ」
吹き出す。
八雲 乾風
「いいじゃん、部屋も思ったより普通の女の子の部屋だし」
結雲 悠
もっふもっふ
「ああー。うんこれ大事だ」
結雲 悠
「アナジもやってみなよ」
白岡 久喜
「そうじゃろ? そうじゃろ?
……ていうか、いつまで吸うとるんじゃ。ワシの分が無ぅなるじゃろ」
結雲 悠
「へるの?」
八雲 乾風
「え? あー、減るもんじゃないしいいよね?」
白岡 久喜
「減るじゃろ、サメちゃんの成分的なアレが」
赤嶺 アンリ
「揮発するんさ? 成分」
白岡 久喜
「気分的なアレじゃ」
八雲 乾風
「あ、手触りいいかも。なんか水族館でこういうの売ってたよなー」
結雲 悠
「なー」
八雲くん
GM
一番最初に部屋が思ったより普通の女の子コメントする八雲くんにツッコミ入れる人がいない!
結雲 悠
たしかに。って思っちゃったし。
僕は女所帯にいるからー
八雲 乾風
俺ニーカの部屋はいったことあるんかな
GM
どうなんだろう? ニーカちゃんルーム
ヴェロニカ
そりゃぁ、あるでしょう
結雲 悠
あるのかー
八雲 乾風
やったぜ!
ヴェロニカ
一緒に宿題メソッドとか、そういうステップ踏むことに一生懸命だろうし>ニーカ

白岡 久喜
「そうじゃ、吸いたかったら、主らも自分の買ってもらえ。自分の添い寝役は、自分で見つけるんじゃ。
てか、思ったより普通って何じゃ。ワシのこと何じゃと思うとるんじゃ」
八雲 乾風
「え、いやなんかもっとこう障子とかで……」
白岡 久喜
「ワシ、和食より洋食派じゃ」
結雲 悠
「そうなの!?」
八雲 乾風
「あーね?」
白岡 久喜
「なんでいちいちそんな意外そうな顔されるんじゃ、ワシ……」
赤嶺 アンリ
「ギャップ系女子なんじゃないさ?」
白岡 久喜
「キャップ……?」
赤嶺 アンリ
「ギャップ」
八雲 乾風
「いやほら喋り方とかさ」
白岡 久喜
これまでに聞いたことのない、己に対する皆の評価に首を傾げつつ、サメちゃん抱っこして部屋の外に出よう

衛藤 ゆき
なかなか来ないわね
阿修雷
そうですね
GM
GM「会話が楽しすぎて……」
白岡 久喜
いつもの流れ
結雲 悠
いつもの

▽情報
屋敷:地下空間への入口を探せ 〈知覚〉または〈情報:任意〉8
GM
この任意ですが、「うまいこと演出できれば何でもOK」の意です。
八雲 乾風
【感覚】8やで
白岡 久喜
えーと
【感覚】Bは3だ!
肉体派なので
八雲 乾風
ふるやで?
白岡 久喜
おなしゃす!
赤嶺 アンリ
【感覚】は1で【社会】は2(〈情報:FH〉Lv1だけある)ので頼みます!
八雲 乾風
8dx+1 〈知覚〉 (8DX10+1) > 10[1,4,5,6,7,10,10,10]+8[2,6,8]+1 > 19
白岡 久喜
ぶっちぎり
八雲 乾風
「それでさ、やっぱ秘密のエレベーターとかある感じ?」
白岡 久喜
「うむ、あるぞ。
暖炉の裏とかのう。
ワシが乗るといっつも途中で止まるんじゃけども」
八雲 乾風
「そういうのいっぺんはいって見たかったんだよね。
でもエレベーターはさすがにまずい? 待ち伏せされたりとか」
結雲 悠
「映画みたいだ」
興奮が隠しきれない。
白岡 久喜
「どのみちどれも壊れとるんじゃ、気にするこたないわ」
八雲 乾風
「そっかぁ」
GM
サメちゃんを皆で味わったのち階下へ降りると、そこにはキッチンや居間、トイレといった空間がある。

八雲くん。
辺りを見回していると、LED式の偽暖炉を見つけた。赤、青、黄色のランプがついている。

そのランプ…… とは特に関係がなく、偽暖炉の裏に開けられる場所を見つけた。
電子錠が取り付けられているが、何とでもできるメンバーがここにはいる。
結雲 悠
なんとでも
八雲 乾風
「お、これかな」あける
白岡 久喜
「お、それじゃそれ」
八雲 乾風
鍵ごとじゃらじゃらとメントスに変換
結雲 悠
「メントス!?」
八雲 乾風
モルフェウスっていうの? 俺メントス出せるんだよね」
結雲 悠
破壊の力には事欠かないな。
白岡 久喜
「うわ、えげつないのう」
赤嶺 アンリ
「わお、意外なやり口」
結雲 悠
「食べられるの?」
興味津々
白岡 久喜
「やめとけ、歯が抜けよるんじゃそれ」
乳歯
八雲 乾風
「うん、フレーバーも好きなのあったらいってよ」
赤嶺 アンリ
「ワイン味とかないんさ?」
八雲 乾風
「え、そんなのあったかな」
結雲 悠
未成年に無茶を言うなwww
赤嶺 アンリ
フレーバーだけだから! 気分だけだから!(無茶)
白岡 久喜
想像上のワイン味
結雲 悠
「えっじゃあブルーベリー」
八雲 乾風
「オッケー」紫色の粒が散らばる
これはブルーベリー
結雲 悠
ブルーベリーの香りも想像上のやつだから
赤嶺 アンリ
でた史実。
白岡 久喜
香りにクオリア的なアレってないのかな
結雲 悠
恐る恐るつまんで口にいれる。
赤嶺 アンリ
「んー、モルフェウスが変換したやつ食うの初めてっていうか、モルフェウスってそんな最強能力者だったんさ?」いただきます
結雲 悠
それでいつかのキノコ島のときみたいな事態が防げるなら、ものすごく有益。
キノコ島でアルコール切らした赤嶺がひどいことになっていた。
白岡 久喜
「……それ、後でレンガやらモルタルやらに戻ったりせんのか?」
アンリが飲み下したタイミングでポツリと呟く
結雲 悠
むぐ
赤嶺 アンリ
「最悪戻っても砂じゃないさ?」
八雲 乾風
「えっ、もどせないよ」
白岡 久喜
「主らどっちも恐ろしいの」
結雲 悠
「あ、戻らないんだ」
結雲 悠
本当に恐ろしい能力だよなぁ。
赤嶺 アンリ
なんならコーラに変換で水分とカロリーが同時に手に入る。飢えない。強い。
結雲 悠
つよい
八雲 乾風
「清掃部隊の人にめっちゃ文句言われる」
白岡 久喜
「まぁ、袋詰めして売るワケにもいかんじゃろしの」
結雲 悠
「生き物は変質できるの?」
八雲 乾風
「怖いからやったことないよ」
白岡 久喜
「それはどっちかちゅうと、あのなんとかいうゴリラ娘の領分じゃないんかの」
ニーカ
八雲 乾風
「あー、ニーカはなんか髪の毛とかで」
GM
ともあれ、鍵をメントスに変換された入口は、ぽかりと薄暗い内部をさらしている。
奥から、微かに黴臭いような匂いがした。
八雲 乾風
「お、開いた……なんかやーなかんじ」
白岡 久喜
「裏っ側はどこもこんな感じじゃ。風通しも悪いじゃろうしの。
じゃから好き好んで入る気もせなんだわ」
結雲 悠
「じゃあ、奥がどうなってるとかそういうのは」
白岡 久喜
「知らんのう」
八雲 乾風
「いってみるっきゃない、かー」
結雲 悠
「そうかぁ」
中を覗き込む。
GM
少しした所で曲がっているらしく、その向こうに何があるのかは伺い知れない。
結雲 悠
進んでみるか。
明かりになるもの、懐中電灯とかもって
白岡 久喜
「そういえばのう」
後について行きながら
赤嶺 アンリ
「ん?」
結雲 悠
「うん?」
八雲 乾風
「なにか思い出した?」
白岡 久喜
「うむ。
エトウは、獲物を中途半端に痛めつけて、踠きよるんが好きなんじゃ。一度、あやつが仕掛けた罠に掛かったウサギを見たことがあるが、それはもう凄絶での。
ほいで、ミアキスはそれで嬉しそうにしとるエトウを楽しげに見とったんじゃ。それを思い出した。
……足元や壁には、気をつけるんじゃぞ」
白岡 久喜
思い出話盛った
GM
楽しい
衛藤 ゆき
命の輝きですわ~~~
一生懸命頑張る姿を応援したいだけですわ~~~
結雲 悠
TRPGのPLじゃないですかやだー
赤嶺 アンリ
「……あー……」
八雲 乾風
「ちょっ、しゃれになんないってガチで」
赤嶺 アンリ
「用心しながら急いだほうがいい気がしてきたんさ」
白岡 久喜
「ま、オーヴァードじゃし、死にゃせんじゃろ。な」
GM
懐中電灯は屋敷の中に常夜灯があり、使うことができそうだ。
結雲 悠
「うぅ。なんか納得。怖いもんあの人。
底知れない?  っていうか」
白岡 久喜
「知れない、っちゅうか。
抜けとるんじゃないかの。底が」
赤嶺 アンリ
「ヤな底抜けなんさ」
白岡 久喜
「じゃから、あやつはいつも腹ペコなんじゃ」
結雲 悠
「え。だから?」
八雲 乾風
「くいしんぼかー」
白岡 久喜
「ああ」
結雲 悠
「だから食べるの?  その。
人を」
八雲 乾風
「えっ」
白岡 久喜
「そうじゃ」
結雲 悠
「……」
八雲 乾風
「ど、どゆこと?」
白岡 久喜
「どーゆーも何も、そのまんまの意味じゃ」
結雲 悠
「アナジ、あいつは生徒を食べるって、ある人から聞いた」
八雲 乾風
「先生なんだっけ? 熊かなんかなの?」
結雲 悠
「わかんない、けど、きれいな女の人だ」
八雲 乾風
「こっわ」
白岡 久喜
「きれい、のう」
八雲 乾風
「あ、もしかしてくちがさけてて」
衛藤 ゆき
あたしきれい?
白岡 久喜
ポマード! ポマード!
結雲 悠
あー
結雲 悠
「ううん。
普通の女の人に見えたんだ、ぱっと見。
でも、怖かったんだ……」
八雲 乾風
「そっか……」
結雲 悠
先ほどまでより少し慎重な足取りで進む。
結雲 悠
せつめいむずかしい
白岡 久喜
「……あやつが何を考えとるのか。
今度は聞くことができるかのう」
八雲 乾風
「大丈夫アシュレーさん食べられてない?」
白岡 久喜
「あやつはアレのお気に入りじゃ。そうそう手も出さん……と思うが、さて」
結雲 悠
「……大丈夫に、決まってるよ」
赤嶺 アンリ
「態々ここまでしてそのまま食べん……、とは思うんさ、つまみ食いはされてるかもしれんさけど」
赤嶺 アンリ
タイミングが悪くて悠くんの一言を台無しに!
白岡 久喜
「目ん玉……や、なんでもない」
悠をチラと見て、口をつぐむ
八雲 乾風
「笑えないっすよ」
結雲 悠
「……」
彼女が阿修雷の炒飯について語ったことを思いだし、ぐっと拳を握りしめる。
「早く見つけなきゃ」

GM
暗い通路には、足元を照らす程度の最低限の明かりがぽつん、ぽつんと据えられている。
その光も所々途切れており、懐中電灯の光がなければ、目の前から何が来たとしても正体が分からなかっただろう。
通路は小刻みに折れながら続いていく。
見通しがとにかく、悪い。
結雲 悠
神経を集中して、進む。
ここはまるで化物の腹の中だ。
八雲 乾風
「……」緊張してゆっくり進む
赤嶺 アンリ
一番後ろを守るように歩く足取りも、普段の酔っ払いウォークよりいささか慎重だ。
白岡 久喜
ここは、闇が深い
あの一族の城は、潜むものの命があった
白岡 久喜
ここの闇は、それすらも呑み込み消化してしまうような暗さがある
GM
少し進んだ所で、突然通路が三つに分かれた。
どれかを選んで調査すること。

▽左の道 
▽中央の道
▽右の道

すべて〈知覚〉または〈射撃〉または〈白兵〉で難易度8。
白岡 久喜
ムーン
結雲 悠
中央の道を〈射撃〉で抜くかな!
白岡 久喜
攻撃するのか
結雲 悠
スコープかな?
これとりあえず振っちゃって良い?
白岡 久喜
こちらはOK
先行どうぞ
八雲 乾風
どうぞどうぞ!
GM
おっとそうか、解説が無いと演出しにくいですね。
GM
〈射撃〉または〈白兵〉の場合、戦闘経験によって道の先に敵の気配などがないかを窺うことになります。
出てくる情報はどの技能で振っても同一です。
結雲 悠
あれ。撃ち方分かんないな。これであってるっけ?
白岡 久喜
早速白岡の電気が悪さしたかな>撃てない
判定
結雲 悠
(6+3+1)dx-4 (10DX10-4) > 10[2,2,4,5,5,6,6,7,8,10]+1[1]-4 > 7
八雲 乾風
まさかの
GM
あれ、技能値分がマイナスになってない?
結雲 悠
マイナス修正きつい
武器による減少が入って
あっ。入らない武器を使えば良いんだわ。
白岡 久喜
相手にもマイナス入るのがメリットなのに、相手が明確でないとデメリットだけ残るんだな
結雲 悠
うちなおしまたはプラス4で見てもらえれば……
GM
ああー、そうかリニアキャノンの分か。調査なので、FHG-666単独で使ったということにして、武器修正のマイナスは無しで大丈夫です。
結雲 悠
お手数お掛けします。
すると11か。
そういえば普通に撃つなんてしたことないんだ。

白岡 久喜
索敵〈射撃〉リニアキャノン=レールガンぶっ放すって字面だけ見るとすごいな
結雲 悠
腕にはいるやつだから規模そんなでかくないんだけどね。
白岡 久喜
鬼サイボーグみたい

結雲 悠
目を凝らし、通路の奥を見る。
敵がいると仮定する。
隠れそうな場所は。距離は。気配は。
GM
▽中央の道
道の奥は小さなストックルームになっている。
敵の気配は、なかった。

正体不明な薬品の中に、応急手当キット(P. 180) が一つ置かれていた。
今一つ正体不明だが、持っていくことはできるだろう。

道はストックルームを出て、さらに奥へと続いている。
白岡 久喜
「うわ、びっくりした。いきなり何しよんじゃ」
結雲 悠
「敵がいそうなところに撃っただけだよ」
赤嶺 アンリ
「うーん、ダイナミック索敵」
八雲 乾風
「……なんもいなさそう、だね」
結雲 悠
安全を確認してから部屋に入り、薬を探し出す。
「みたいだね。奥にも道があるけど」
白岡 久喜
「薬箱、のう」
結雲 悠
「一応借りていこうかな」
白岡 久喜
「うむ。まぁええじゃろ」
結雲 悠
中の人的にはハズレということで分岐に戻りたいところだw
白岡 久喜
RPG的に行こか戻ろか悩むやつ
万が一、この先は当たりの道で、ボスがいて、かつやっつけたらイベントでこのダンジョンに2度と入れなくなったら……
結雲 悠
ああ、唯一品が……
次の手番の人に任せよう。
▽調査項目
 ▽奥の道
 ▽左の道 
 ▽右の道

すべて〈知覚〉または〈射撃〉または〈白兵〉で難易度8。
GM
というところで、次回は白岡さんの調査ターン(八雲くんは同一シーン内に調査実行済み)
次回までにステータス入力お願いします。
白岡 久喜
はーい!
GM
というところで、本日は以上!
八雲 乾風
はーい! お疲れ様です!
白岡 久喜
実は前の部屋がまだ残っていたので、チャパレだけはコピーできたのだ(ステータスはこれから
GM
慣れないシステムやったら提示が遅くて失礼しました。
ありがとうございました!
結雲 悠
ありがとうございました!
白岡 久喜
いえいえ、調査パートをダンジョンハックにするとはナイスアイディア
GM
マモブルのあれがあまりに面白かったのでやってみたくて。
白岡 久喜
あー、なるほど
結雲 悠
なるほどなー
GM
あのシナリオはナイスアイデアすぎた
結雲 悠
調査能力低くても参加できるからたすかる
GM
アタッカーパーティということでこそっと調整入れました。演出出し忘れはうっかり。
白岡 久喜
調査は力で解決DA!
結雲 悠
鍵はタッチで破壊Da!
実際壁変質させて進めるの強いよな。
前にもやってたけど。
GM
鍵をメントスしちゃうのは笑ってしまった。モルフェウスすげーな!!
白岡 久喜
ただし全てメントスになる
結雲 悠
虫歯に気をつけなきゃ。
白岡 久喜
素晴らしきなんとかさんみたいだ
GM
よし、ではログを取ります! ありがとうございました
結雲 悠
ありがとうございました!
白岡 久喜
ありがとうございます!

コメント By.結雲 悠
新章開幕。遂にこの事件の陰に潜むものがほの見える。

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