TRPGリプレイ ダブルクロス3rd　第十一話『嵐に告ぐ』 9

GM

OK、全員至近で同一エンゲージでスタートですね。

GM

では──　改めて、戦闘開始。

大いなる真祖

〈真祖〉の周囲の空間が歪む。
きちきちと悲鳴を上げるように軋むと、局所的な重力の塊が無数に生じる。

鶴ヶ島 絢子

無数の影が、足元から立ち上がる

GM

▽行動値16　悠くん or 鶴ヶ島さん
イニシアチブ

鶴ヶ島 絢子

悠くんに先行してもらって、前回宣言した通りの自分演出をチコチコ書いてよう

結雲　悠

okじゃあ撃つ
一気に距離を詰めて上位存在たるものの頭を狙う。

大いなる真祖

あなたの放った必殺の弾丸は、避けようとする素振りすら見せない〈真祖〉の葡萄酒色の眼球に、まっすぐに吸い込まれた。

結雲　悠

「！」
反応できなかった、わけではない！
避ける気がなかった。

大いなる真祖

そして、その位置を中心に巨大な穴を開けた。
かに見えた。
直後。頭部に大穴を開けられたはずの〈真祖〉は、血の一滴もこぼすことなく、静かにその場に存在していた。

結雲　悠

「な……鶴ヶ島とは、違う？」

蕨 洋美

「あれは……」

阿修雷

「落ち着いて、洋美さんにもできます」

蕨 洋美

「ああ、かもしれないね」
疼く右手を押さえ、呻く

結雲　悠

いくらオーヴァードが真の死から遠いとはいえ
ああも平然としていられるものか？

大いなる真祖

【E・ロイス：究極存在】
ある条件を満たさない限り、あらゆるダメージを受けない。

▽HINT
〈真祖〉は、この戦いが始まる直前、何を許すと言ったのだったか。

赤嶺 アンリ

「んー……。アレめんどくさいやつなんさ。何かの条件を満たさないと滅ぼされてやーんない、っていう。
古い奴独特の妙ちきりんなありかた。
……自分の命で遊ぼうっていう感覚は、わからんさねぇ」

GM

▽行動値16
鶴ヶ島さん

鶴ヶ島 絢子

じゃぁ、書き書きしてたやつを投下しよう

鶴ヶ島 絢子

真祖の生み出す重力の嵐に、主とその仲間を守らんと影が円陣を組む。
その挙動はこれまでと同じくして見えたが、これまで以上に強く吹き荒れる嵐に、その影たちは軋む。

しかしそれでも彼らは円陣を緩めることは無い。
そのどれもが、眼前の絶対の王を睨み、立ちはだかる。
やがて、彼らが纏う闇の衣が次第に剥がれ、吹き散らされようとも。
徐々に掠れ細り行くかに見えた彼らは、しかしその闇の衣の下から、本当の姿を現し行く。

それは、それぞれに様々な形をたたえた姿だった。
ある者は、古代王朝、帝国の市民のような、ある者は中世貴族のような。
中には、スーツを纏った者も見えた。

彼らが何者であるのか、何故自分と共にあったのか。
直感めいた心の閃きで、それを理解する。

大いなる真祖

〈真祖〉は見守るように睥睨するように、姿を変えてゆく闇どもと、あなたを静かに見渡していた。

鶴ヶ島 絢子

それらは、皆かつて真祖へと立ち向かい葬られていった者達。
彼らは皆、この時を待ち続けそこにあったのだ。
暗黒の歴史の影の只中に。
光と闇の血を併せ持つ、黄昏の君が、真祖の闇へと対峙する、この時を。
影の者達は、一斉に首を垂れる。

「そういうことか……」
呟き、真祖と共に並びたつ、異形の影の軍勢を見やる。
銀色に煌めく大型の拳銃を構える

大いなる真祖

〈真祖〉の皺に覆われたまぶたが、銀色の拳銃を見て、微かに動いた。

鶴ヶ島 絢子

※じぃじの本名って何でしょうな

大いなる真祖

名はないのかもしれない。あったとしても、あなたはそれを聞いたことはないだろう。
それはただ真祖である。
それを呼ぶ者は、その真っ黒な影の一面だけをとらえ、それぞれの呼び方で呼ぶほかない。

鶴ヶ島 絢子

「暗黒のファラオ、狂帝ネロ、ワラキア公ヴラド・ツェペシュ、様々に呼ばれた、真祖。
ようやく、この時が来た、ってわけだ」

結雲　悠

めっちゃくちゃ大物じゃん。

鶴ヶ島 絢子

そのくらい大物なのかなって

結雲　悠

ベルモンドは！？　ベルモンドにヴェルナンデスは！？

阿修雷

たぶん最初の名前はカインさんじゃないかな・・

結雲　悠

大物が過ぎる。

大いなる真祖

黄昏から暁までは、それの領分である。
ただ唯一真の名があるとすれば、『夜』というのだろう。

あなたの言葉に、〈真祖〉は微かに目を細めたように見えた。

鶴ヶ島 絢子

「今こそ、黄昏の時。我らは、今！　お前に『叛逆』する！」
銃を構えれば、影も皆それに従う
「これが、その狼煙だ！」

鶴ヶ島 絢子

放たれた純銀の弾丸が、幾つもの影を貫き、その度に威力を上げて飛ぶ

大いなる真祖

そのとき〈真祖〉は、微かに身を揺らし、避けようとしたそぶりを見せた。

阿修雷

「届くさ、きっとな」（《勝利の女神》）

大いなる真祖

あなたの一撃は、〈真祖〉の肉体に吸い込まれ──
その半身を吹き飛ばした。

〈真祖〉の肉体が血を撒き散らして吹き飛ぶ。
その血はどす黒く、腐った臭いがした。

system

［ 大いなる真祖 ］ HP : 125 → 63

大いなる真祖

「そうか……」溜息のような声が、〈真祖〉の唇から漏れ出る。
「それが、お前の覚悟か」

鶴ヶ島 絢子

「そうだ。これが俺の、俺たちの覚悟だ。
新旧含めて、連綿と積み上げられてきた分、まとめて受け取りやがれ」
同じく数多の命を積み上げてきた、その腐臭の源へと、吠える

大いなる真祖

「そうだな。
潮時というものなのだろう、これが」
袋に穴を開けたかのように流れ出す血を、真祖は皺に覆われた手で押さえた。

「だが。
痛みもなく、去る由はない」
流れ出す血が凝り、黒い闇と変じる。
闇は足下の地面を染め、染め、巨大な影となる。

GM

▽行動値11　真祖

大いなる真祖

〈真祖〉の血を浴びた地面が、空間が、ばん、と音を立てて裏返った。
世界そのものが、あなた達を呑み込み、おとしめ、閉じ込める。

鶴ヶ島 絢子

それぞれの足元から影が伸び上がり、飲み込み入れ替わる
命を失った者が、命ある者に託し、笑みと共に消えて行く
命を奪い積み重ねてきた理不尽に、積み上げてきた想いで立ち向かう

結雲　悠

「ッ！」
やられた、と思った瞬間に影に包まれ、影が弾ける。

赤嶺 アンリ

「ん」唇の端で、それらに微かな笑みを送る。

阿修雷

「感謝する、古の勇者よ」

結雲　悠

「がんばるから……！」

大いなる真祖

「盾にするのだね、絢子。彼らを」
不意に〈真祖〉は、穏やかな祖父の声で発した。

鶴ヶ島 絢子

「盾じゃねぇ」
怯むことなく、吐き捨てる

大いなる真祖

「では、何と呼ぶ」

鶴ヶ島 絢子

取り込まれ、轢き潰された影たちが、影の内側から情報を書き換え反転させる

大いなる真祖

「何と呼ぼうが、行いは変わるまい」

鶴ヶ島 絢子

真祖から広がった影が、真祖へと還る

鶴ヶ島 絢子

あ、これ制限100％だった
惜しい
ないない
うーん、あと10％あればなぁ

結雲　悠

おしい

鶴ヶ島 絢子

「これは剣。それぞれが夜の闇を切り裂く剣。そして槍。それぞれが陽を掲げる槍だ。
他人の命を盾に、じくじくと日陰で永らえてきたお前と一緒にするな！」

大いなる真祖

続いて、本来のメインプロセスを実行。

大いなる真祖

防ぎ切った、と思った直後にふたたび世界が捲れ上がる。
今度は逆側から。守る者のないあなた達に向かって。

赤嶺 アンリ

咄嗟に避けようとするも、間に合う筈がない。
一度潰れる覚悟を決めた直後──

阿修雷

「自ら盾になる分には、どう思われるか」

赤嶺 アンリ

「あぇ？」
目の前に割り込む姿があった。

阿修雷

一瞥
直後に肉片となり霧散する

赤嶺 アンリ

「うぇ、無茶すんさ……。任せた、ってことでいーんさ、それは？」
ものいわぬ肉片に言葉を投げた。黒いコートと白いシャツを、人間ひとりぶんの血液が染めていた。

結雲　悠

《リザレクト》！
宣言だけして、演出は後に回す。

鶴ヶ島 絢子

こちらもじぃじタイタスして復活

結雲　悠

確か《リザレクト》って即やらなきゃ駄目だったんだねーって話した覚えがあるんだ。

阿修雷

ですね逃すと戦闘終了になってまう

鶴ヶ島 絢子

一応ターン終了時でもOKよ

阿修雷

おじいちゃんロイスをタイタス化して復活、おなじくあとでね

GM

▽行動値2　アンリ

赤嶺 アンリ

血で黒く染まったシャツが、人間の血と肉の焼ける匂いをさせながら眩い炎の赤に染まっていく。
両腕をすっかり炎の塊に変えて、ん、と確かめるように頷く。

大いなる真祖

炎の塊が真祖に向かって突っ込んだ。
直後、空間が弾け、捻じれる。

そこには何も存在しなくなった。
突っ込んでいった男も、真祖も、存在しなかった。

結雲　悠

そしてだれもいなくなった

鶴ヶ島 絢子

ウルトラダイナマイトや

大いなる真祖

《不死不滅》を宣言。HPを＋［Lv×10］し、復活。

結雲　悠

《リザレク》！
1d10 （1D10） ＞ 5
［ 結雲　悠 ］ HP : 0 → 5
［ 結雲　悠 ］ 侵蝕率 : 89 → 94

阿修雷

復活！
［ 阿修雷 ］ HP : 0 → 11

鶴ヶ島 絢子

同じく復活
1＋1d10 （1＋1D10） ＞ 1＋7［7］ ＞ 8
［ 鶴ヶ島 絢子 ］ HP : 19 → 8

赤嶺 アンリ

酒へのロイスをタイタスにして復活！
［ 赤嶺 アンリ ］ HP : －22 → 16

大いなる真祖

何も存在しなくなった空間に、虚無だけが存在した。
虚無とは闇である。
闇とは、夜である。
それによって〈真祖〉は再び存在した。
それこそが不滅である所以であった。

結雲　悠

血のにおいを手繰って這い上がる。

鶴ヶ島 絢子

古城の松明に揺れる影が、ゆらりと起き上がる
光と影の黄昏の中から
危なかった

阿修雷

「皮肉なものだ。生き血をすすり腐肉を漁り永久の命を得たところで、生命の果実は二度と口にできぬという」語る口に肉が集まり立ち上がる

赤嶺 アンリ

「あー……。」
淀んだ瞼を引き開け、一塊の塵になっていた所から、男が立ちあがった。
「全く派手にやってくれるさ。おかげで、酔いがすっかり飛んじまった」

結雲　悠

「ここで……溺れている……わけには……」
ぜいぜいと喉を鳴らす。

赤嶺 アンリ

「アシュレー、あいつの命は一つ吹き飛ばした。さっきのは任された、ってことでよかったんさ？」
顔を覆う煤を拭く。

阿修雷

「仕事はしていただけたようでなによりです」

鶴ヶ島 絢子

「誰彼構わず命を食って、啜って、生き永らえて……
もう自分がいつの誰だったかも思い出せないんだろ？」

大いなる真祖

「我は天地開闢の前より存在し、天地崩壊の後にも存在する」
〈真祖〉の声はひび割れていた。
「名などに、意味はない」

鶴ヶ島 絢子

「哀れなヤツ……」

鶴ヶ島 絢子

アルファでありオメガじゃん

結雲　悠

「世界そのものってこと？」

阿修雷

「正確には世界の闇、でしょうか」

結雲　悠

「世界の、闇？」

結雲　悠

シリーズ中ボスがでっけぇ。

赤嶺 アンリ

「ま、なんでもいいんさ。今のあいつは何かのオーヴァードに過ぎんさ」半分溶けてしまった剣を担ぎ直すと、炎の熱で刃を作り直す。

阿修雷

「……それでも、日はまた昇るでしょう」悠くんの肩に手を置いて、銃を拾い上げる

結雲　悠

再生させた銃に髪を絡ませ、深呼吸する。
「今度は、当てる」

阿修雷

「ええ、悠くんならできます」

結雲　悠

「阿修雷がいてくれるから、鶴ヶ島が守ってくれるから……僕の一撃で落ちなくても赤嶺さんが絶対に落としてくれるから……
僕は戦える」

阿修雷

頷いて、寄り添うように銃を構える

大いなる真祖

〈真祖〉はただ存在していた。大きな木のうろの内側の闇に何かが蠢くように、ただ存在していた。

GM

▽ラウンド終了

GM

他に特になければ、本日はここで切ります。
大丈夫でしょうか？

阿修雷

おっけぇ！

結雲　悠

okです

鶴ヶ島 絢子

こちらはOK
次ラウンドでじぃじにセリフ吐きたい

GM

お、ぜひぜひ。

GM

本日は、以上。
次回、次ラウンド開始から。
ありがとうございました！

鶴ヶ島 絢子

お疲れ様でした！

阿修雷

お疲れ様でした！

結雲　悠

ありがとうございました！

GM

TODO:　次回のセットアップフェイズで小さき魔眼じゃない方のアレ使う

鶴ヶ島 絢子

《時の棺》とか

阿修雷

TODO:セットアップで戦術は使える

GM

鶴ヶ島さんがデータ的にもキー、というのは、Eロイスの条件のこともありましたが、相手が超ダメージ型だからなんですね。
どんだけダメージがあろうが受け切る従者は強い。

鶴ヶ島 絢子

なるほどなー

結雲　悠

つよい

鶴ヶ島 絢子

しかし1R一回である

GM

で、それを＜加速する刻II＞で抜くと。＞1R1回

阿修雷

心情的には悠くんかばいたかったんですが将軍的には赤嶺さんを庇わざるをえなかった肉盾です

鶴ヶ島 絢子

5人PTにして、蕨も入れよう

赤嶺 アンリ

ありがとうアシュレーさん。行動順的にはどうしてもああなりますもんな。

GM

蕨さんも入ったら盤石すぎて、それこそフェーズ進行にでもするしかねぇ

結雲　悠

こっちは侵蝕率少し上げなきゃならないし問題ない。＞阿修雷

GM

というところで、ログを取ります。ありがとうございました！

結雲　悠

ありがとうございました！