GM
こんばんは!
阿修雷
ニンハオ!
結雲 悠
最近滑り込んでばっかりだズザーーーーー
間に合ってねぇし!
GM
こんばんはーーーッ
大丈夫鶴ヶ島さんもまだいない!
結雲 悠
こんばんはーーーーーっ!
おなかすいた!
GM
夕食まだですか
阿修雷
たべて……
GM
夕食の間くらいお待ちしますよ……
ゴハンスゴイダイジアルネ そこの炒飯娘もそう言ってるネ シランケド
KP
すみません、遅くなりました!
GM
こんばんは!
食事まだとお伺いしましたが大丈夫ですかKP
鶴ヶ島 絢子
食べながらいきます!
GM
ながらーッ!
わかりました
阿修雷
eating!
GM
悠くんは大丈夫ですか お食事とれてますか 飯抜きになりませんか
結雲 悠
大丈夫でーす。
今日はフカヒレカレーーー!
パウチだけど。
阿修雷
豪華!
GM
フカヒレ!! さめちゃんだ
結雲 悠
パッケージ可愛いから買ったっていうアレソレ
GM
カリスちゃん火曜日に来ないと思ったらそんなとこでカレーになってたの
鶴ヶ島 絢子
割とよくネタにされる
GM
さて、ではさておき始めてまいります。
結雲 悠
はーい、おくれてすみません!
GM
いえいえ!
フロメシネルは人生の一大事
結雲 悠
やっべまた成長入れてない……
GM
あっ(GMも忘れてた)(しもた)
結雲 悠
多分接謝できるスキルを積むくらいだと思うけど
GM
GMも忘れてたのでGM権限で次回まででOKとします 今回誰も成長来てないし

GM
一人の少女の理想と、ぶつかりあう大人たち。
その合間で、巻き込まれたままひとり、途方に暮れる少年。

そんな少年と、同じように行く道も知らぬ少年少女たちが出会う。
その中に、かつての暴走英雄ラナウェイヒーローであった彼を知る少年がいたのだった。
というわけで、今回は前回シーンの続きから参ります。
ぼうそうええゆー
白岡 久喜
房総ええ湯♨️か、それは良い温泉っぽいのう
阿修雷
鴨川温泉!
養老もあるな。。
白岡 久喜
千葉は温泉の宝庫
キャンプ地もいっぱいあって、最高のツーリングスポット

結雲 悠
確かに、僕はUGNの人たちを大勢殺してる。
ここに乗っている人たちの知り合いだったかも知れない人たちを。
考えもしなかった。
GM
「なあ、友達ってどんなやつ? 手伝いって何すんの?」
少年はどこかアンバランスな無邪気さで、あなたに問いかける。
その無邪気さは、感情や思考を育てることを求められなかった、FHチルドレン独特のそれだった。
阿修雷
つまりなにも……
結雲 悠
「ああ、ああ、ええと……
何をするんだろう。
でもオーヴァードにとっていいことのはず、だよ……」
そういえば具体的な話はまだ何も聞いていないのだ。
それって、言われるままにUGNの人を殺していたときと何が違うんだ?
鶴ヶ島 絢子
ヒーロー活動する、って言ったら軒並み全部釣れそうだな
GM
「いいこと? いいことって何?」
鶴ヶ島 絢子
いいこと❤️
阿修雷
い い こ と ♡
GM
イイコト
結雲 悠
「えっと……隠れなくて済むとか」
そもそも隠れてないんだよなぁ
GM
「えっ、じゃあ脱走できんの?」
結雲 悠
「多分そういうことじゃないと思うんだけど……」
困った。何も説明できない。
彼女の輝く目と、確信に満ちた語りに魅力を感じたが、その実何も知って等いないことを自覚する。
さっき大人の人たちが言ってたな。
問題があるとか、置いて行かれる人たちとか……
「こ、今度訊いておくよ」
GM
「なあなあ、じゃあ聞いてくれよ」少年はこそこそと、あなたを部屋の隅に連れていこうとする。
結雲 悠
「うん、なに?」
GM
「なあ、お前好きでここにいんの?」
結雲 悠
「……えっ? う、うん」
たぶんそう。
行き場がないから、っていうのも正直ある。
GM
「本当に?」
結雲 悠
「そりゃあ……そうだよ。
みんな優しいし、家族もここにいるし。
ほんとの家族じゃ、ないけどさ……」
GM
「家族かー。ちぇ、いいな。お前やっぱスコアマスターだから重宝されてんだ。
 じゃあさ、俺達をカワイソウに思うと思って、ちょっと協力してくれねーか?」
結雲 悠
「なに?」
GM
「俺達、ここを脱走したいんだよ。いい加減UGNと一緒に大人しくしとけーなんて、キュークツでさ。
あん時がチャンスだと思ったんだけど、みんなおかしくなっちまって何もできなかったし」
結雲 悠
「脱走……するの?」
GM
「聞いたぜ、お前もいっぺんここ脱走したんだろ? なぁ、どうやったの?」
結雲 悠
「えーと……目茶苦茶痛いし迷惑かかるし、
下手すると本当に死ぬからお勧めしない」
不死者たち
阿修雷
まず飛び降ります
鶴ヶ島 絢子
着地したら適当に再生します
そういえばおーヴァードって、首を飛ばされた場合ってどうなるんだろ
『亜人』でそんなエピソードがあったけど、頭から再生するのか、体から再生するのか
阿修雷
ミアキス博士が散々実験してましたよ。聞いてみたらいかがですか?
鶴ヶ島 絢子
絶対やってそう
結雲 悠
堕天作戦だとどこからでもいけたなぁ。

GM
「なになに?」
結雲 悠
「飛び降りたんだよ、ハッチから」
GM
それを聞いて少年は目を輝かせた。
「名案、さっすが。そっかそっか俺達死なないもんな」
結雲 悠
「いやいや、やめときなって。
ホント痛いし再生大変だし。
落ちたところによってはそのまま死んじゃうよ。
僕が助かったの、運が良かっただけだよ」
あと、整備の人たちが夢に見ちゃうらしいからやめてあげて。
阿修雷
落ちたところが柔らかかったおかげで
結雲 悠
クッションがね
メガネは犠牲になったのだ。
阿修雷
Exレネゲイドなら助かってた
GM
「えー、だっていい加減飽きたよ。俺はいいけど、ミツルなんてそろそろ誰か殺さないと死んじゃうよ」
先程、満足に話せなかった少年のことを指しているらしい。そういえば、あなたは知っている。衝動と理性のバランスを著しく欠いて生まれてきたオーヴァードもまた、FHには所属しているのだ。
一員として、あるいは兵器として。
そのようなオーヴァードは、鶴ヶ島絢子が言う世界の中で、どこに居場所を見つけるのだろうか。
鶴ヶ島 絢子
鶴ヶ島の体型ってどんな感じなのかな
ニーカがナイスバディだから、こっちはぺったんなイメージだけど、なんか軽めのぽっちゃりな感じもする(顔的に
GM
鶴ヶ島さんはぺったんなイメージある
ぺったんかつ背丈も比較的スモールそう
阿修雷
お嬢様は平たいのが相場
GM
ワカル
鶴ヶ島 絢子
夏の海、ニーカはビキニだけど、鶴ヶ島はワンピースなイメージある
わかる
結雲 悠
「……そっか……そういう子もいるんだな。
それも訊いとかなきゃ……て飛び降りは本当にやめときなよ?
退屈なら何とかして貰えるように、僕から頼んでみるから」
GM
「頼むって誰に? ここの看守?」
結雲 悠
「看守なんていないよ。
リチャードさん。
偉い人だから何とかしてくれるんじゃないかな。
外に出たいです、ってお願いしたら出してくれるかも知れないしさ……」
GM
「看守じゃなくて、何だっけ、じゃあ支部長ってヤツ?」
結雲 悠
「そうそう。
しぶちょー一杯いるよな、そういえば。
赤嶺さんもそれだったし」
結雲 悠
彼らって閉じ込められているの?
普通に通路にいたってイメージなんだけど。
GM
話していると薄々察することができるでしょうが、「船の中」に閉じ込められていると認識しているようです。
彼に救助されたという感覚はないようだ。
結雲 悠
なるほどね
そこからして認識が食い違っているんだ。
GM
「無理だろー、UGNのエライヒトが俺達外に出すわけないじゃん。ワケ分かんないこと一杯言われておしまいだって。それこそ力を隠して隠れてろー、とかさ」
結雲 悠
「そんなこと、ないけどなぁ……」
そういえばUGNの人たちにそんなこと言われた覚えないなぁ。
一番厳しそうなリチャードさんにすら。
リチャード
むしろ手伝ってとか言いました
結雲 悠
「もしかして……誤解してる?」
GM
「ゴカイ? 何が?」きょとんと少年はあなたを見る。
結雲 悠
「ここ、牢屋でも施設でもないよ。
機密の部屋とか、エンジンルームとか、さすがに入っちゃ駄目なとこはあるけど、別にどこに行っても怒られないよ」
リチャード
牢屋的なところには1人しかいないよ!
白岡 久喜
お客様じゃ
リチャード
VIP待遇
白岡 久喜
セキュリティ面にも万全の配慮がなされています(内向き
結雲 悠
「あっでも暴れたり殺したりしたらさすがに怒られると思う」
GM
「うっそだぁ。いかつい姉ちゃん達が俺達のこと睨んでるもん。それに逃げらんないじゃん、ここ」
結雲 悠
「うーんと……N市が大変なことになってるの、もしかして知らない?」
GM
「タイヘンって何が?」
結雲 悠
「爆弾落ちたみたいに目茶苦茶になってて、人が住める感じじゃなくなってるんだ。
ここにいる人みんな、ここに避難させてもらってるんだよ」
白岡 久喜
爆弾どころか弾道弾が着弾してるんですが
阿修雷
N市は我らがザ・バンカー志士の蜂起により制圧寸前、UGNなど鎧袖一触ですわ!
蕨 洋美
ケケケ
GM
「え、そうなの? チャンスじゃん。サイコー」少年は口笛を吹く真似をした。
結雲 悠
「えっ何が?」
なんか嫌な予感しかしない。
GM
「何って決まってんじゃん! なぁ“ラナウェイ・ヒーロー”、陽動手伝ってくれよ。その隙に俺達飛び降りるからさ」
結雲 悠
「えー、いやいやいや。
下に行ってどうすんの? 何もないよ。
っていうか降りたいならそう言えばいいと思うよ」
GM
「ちぇー、ダメか。じゃあいいよ、このこと絶対告げ口すんなよ」
結雲 悠
「えぇー」
言わないわけに行かないよな、死んじゃっても嫌だし、戦闘になったら互いに怪我したりするだろうし。
「それよりあっちで炒飯食べた方がいいと思うよ僕……
一緒に行かない?」
GM
「……無理だよ」不意に、口調が沈んだ。
「そんなの、お前が重宝されてるからじゃん。お前もお前だよ、拾ってくれんならUGNでもいいわけ?」
結雲 悠
正直。
僕はFHにいたいと思ったことはないし、UGNに入りたいと思ったこともない。
僕を育ててくれたのがFHの都築さんで、面倒を見てくれたのがFHの蕨さんだった。
それだけだ。
「僕は今いたいところにいるだけだよ。
それに、ここの人たちは使えるとか使えないとか、そんなことで差別しないよ……
……よし、僕と一緒に炒飯食べたいひとっ」
ちょっとヤケクソ気味に手を上げる。
GM
周囲がふとざわめいた。
怖れるようにひとり、またひとりと手を上げるのは元UGNらしい子供達と、元FHらしい子供達が、それぞれ半々ずつ。
残りは互いに眼に警戒を宿したまま、その場を離れようとしなかった。
結雲 悠
「大丈夫だよ。炒飯作ったの、僕の姉さんで、FHのえらいひと? だから。
めっっっちゃくちゃおいしいんだから食べないと後悔するからね!」
GM
その言葉につられて、また一人、二人が加わる。
結雲 悠
これできてくれる子は、食べたら落ち着いてくれるんじゃないかな。
阿修雷のチャーハン美味しいし。

駄目だった子はまた別のやり方で誘おう。アナジとかニーカの言葉なら聞いてくれるかも。
GM
「ちぇ、単純な奴らだな。行こうぜ、ミツル」ミツルと呼ばれた少年の手を引き、少年はあなたから距離を取る。
結雲 悠
「……飛び降りるの、やめときなよ?
ここの人たちがいくら優しいっていっても、怪我させたり殺したりしたら……
怒られるよ、きっと」
多分それでは済まないだろう。とは思ったが。
みんなを案内し終わったら、リチャードさん探そう。
GM
少年は一度あなたを振り返り、どこか悲しそうに吐き捨てた。
「ヤサシイとかいらないんだよ」
阿修雷
なかなか見どころのあるヤツだ
鶴ヶ島 絢子
やさしみ……
結雲 悠
通じなかった。
ああいう子達にも、鶴ヶ島の言葉なら届くんだろうか。
GM
その言葉に、苦い記憶しかないような顔だった。
結雲 悠
哀しい気分で見送ってから、ついてくる子供達を案内しよう。
落ち着いたらおとなのひとに相談だ!
GM
では、そこでシーンエンド。

GM
次シーン、開始時点で居る場所は違うと思いますが、全員登場です。
結雲 悠
事件かな!?
GM
侵蝕率上昇をどうぞ。
侵蝕率
鶴ヶ島 絢子
1d10 (1D10) > 10
[ 鶴ヶ島 絢子 ] 侵蝕率 : 41 → 51
GM
デカ!
鶴ヶ島 絢子
MAX!
結雲 悠
1d10 (1D10) > 2
[ 結雲 悠 ] 侵蝕率 : 50 → 52
阿修雷
1d10 (1D10) > 4
[ 阿修雷 ] 侵蝕率 : 31 → 35
赤嶺 アンリ
1d10 (1D10) > 5
[ 赤嶺 アンリ ] 侵蝕率 : 40 → 45

GM
そのとき、船内に警報が鳴り響いた。
ビーッ、ビーッ、という独特のサイレン。
回転する赤色灯。
結雲 悠
大人の人に相談、は間に合ったかなぁ?
GM
残念ながら間に合わなかった。
それぞれの場所にいた全員が、それを耳にするだろう。
結雲 悠
リチャードさん探してた。
リチャード
「誰か、状況を!」船員に呼びかける
赤嶺 アンリ
「んぇ。なんさなんさ」酒瓶をちょうど口につけようとしていた所だった。うぷ、と咳き込みながら顔を上げる。
GM
「船内で暴動です!」
阿修雷
「……」涼しい顔
結雲 悠
あいつらまさか、早速始めたんじゃないだろうな!?
鶴ヶ島 絢子
「暴動」
GM
「はい。施設より救助したチルドレンの一団が暴れているようです」
リチャード
「わかりました、すぐ向かいます」
鶴ヶ島 絢子
リチャードさんと一緒に行こ
結雲 悠
じゃあそこに駆け込んでこよう。
「ファータイルさんっっ!
あっ、遅かった!」
鶴ヶ島 絢子
「悠くん、大丈夫?」
結雲 悠
「うん、多分コレの原因僕知ってる」
赤嶺 アンリ
「ありゃ、知ってんさ?」
リチャード
「すみません、走りながら聞きます」
結雲 悠
「多分なんだけどっ!」
自分が会った少年達、とくに衝動を持て余している子供達の話をした。
リチャード
「……そう、ですか」
赤嶺 アンリ
「ああー。FHにしかいられん連中さねぇ」
鶴ヶ島 絢子
「なるほどねぇ。
まぁ、ちょっと予想はしてたけど」
結雲 悠
「駄目だ、って何回も言ったのにっ」
リチャード
「とにかく止めないと」
赤嶺 アンリ
「んで、どうするんさ、鶴ヶ島?」
鶴ヶ島 絢子
「はい?」
GM
「報告。暴動の中心にいるのはUGN所属のチルドレン一団と思われます」
リチャード
「えっ」
GM
次の情報がリチャード、あなたの耳に入ってくる。
リチャード
「……どうやら、暴れているのはUGNの子らのようです」
GM
悠、あなたは思い出す。
そういえば彼らは何か手伝ってくれと言っていなかったか。陽動とか。
結雲 悠
UGN? えっ、あいつはそんな感じじゃなかったけど……
陽動?」
阿修雷
FHの連中なんかといられるか! 俺は一人で寝る!
結雲 悠
「あっ、そうか! 僕と同じ事をしようとしてるんだ!」
鶴ヶ島 絢子
「今度は集団スーサイド?」
結雲 悠
「そうかも!!」
鶴ヶ島 絢子
「物騒だなぁ」
結雲 悠
「ここを牢屋みたいなヤツだと思って、逃げ出したがってたから!」
鶴ヶ島 絢子
「なるほどねぇ。まぁ、収容施設から来たんじゃ、そう思う子もいるか」

阿修雷
「……外の空気でも吸いますか」大人たちについていかず一人甲板へ

赤嶺 アンリ
「んで、どうすんさ? 説明? ほっとく? 殴る?」
GM
アシュレー。あなたが甲板に出てみると、そこにはハッチに向かって駆け出す少年少女たちの姿。
辺りの整備兵たちを薙ぎ倒し、彼らはハッチへ駆け寄る。
鶴ヶ島 絢子
「とりあえず鎮圧、ですかね」
結雲 悠
「止めなきゃ駄目だよね」
鶴ヶ島 絢子
「だねぇ。ここは人ん家なんだから。
友達の家だって、無茶したら友達のママに怒られるでしょ」
結雲 悠
「それはそうだ!」
(友達の家、って考えてみれば鶴ヶ島んちしか行ったことないけどさ)
阿修雷
「なんだ。FHか?」悠々と声をかける
GM
「ゲッ、見つかった。クソッ、とにかく降りちまおうぜ、ミツル」
アシュレー。悠然と声をかけるあなたに、焦った様子の少年が振り返る。
阿修雷
「落ち着け、私もFHチルドレンだ」
GM
「なんだ仲間かよ。じゃあ止めてくれるなよ」
阿修雷
「お前達こそ私のUGN壊滅の作戦を邪魔するつもりか?」
GM
「知るかよ」
阿修雷
「なるほど、お前の衝動は破壊か」
GM
「そうだよ。ミツルは殺戮。こいつがそろそろ死にそうなんだ、だから俺達は脱走する」

GM
悠くん、鶴ヶ島さん、リチャードさん。
陽動らしい暴動と本命らしい甲板のハッチ、どちらへ向かいますか?
どちらへ向かってもなにがしかあります。
結雲 悠
ハッチに行くよ!
鶴ヶ島 絢子
陽動なら、それこそニーカや八雲くんでどうにかできそうだし、ハッチで
赤嶺 アンリ
俺は鶴ヶ島の挙動が見たいから、鶴ヶ島についていくんさー。

阿修雷
「そうか……なるほど、限界のようだな。だが生憎飛び降りることはできないぞ」
GM
「は?」
阿修雷
「少し前に飛び降りた馬鹿がいたんでな。見えないだろうが下に電磁ネットが貼ってある(嘘)」
GM
悠、鶴ヶ島、あなた達は急いで甲板へと向かう。
鶴ヶ島 絢子
「おっ、いたいた」
阿修雷
「ミツルといったな。見せてみろ」
GM
あなた達が甲板に滑り込んだ時、アシュレーが一人で数人の少年少女達と対峙していた。
その中心にいるのは、先程の少年と、ミツルと呼ばれた少年のようだった。
結雲 悠
名前訊いておけばよかったな。
鶴ヶ島 絢子
では、手を広げて、駆けつけたみんなを止めよう
GM
「クソ。それくらい破ってやる」
少年はあなたの声に応えず、雷を纏った爪を伸ばす。
鶴ヶ島 絢子
距離を置いたところでアシュレーとのやり取りを静観する構え
阿修雷
一気に駆け抜けて爪の前に立ちはだかる
結雲 悠
「止めないと!」
鶴ヶ島 絢子
「まぁまぁ、悠くん。お姉ちゃんがどうするか見てみよう」
阿修雷
「一時的な衝動なら1回殺せば収まるはずだ」
GM
「無理だよ。ミツルの奴、生まれた時からそうなんだ。一度収まっても、捕まったままじゃまた限界が来る」
阿修雷
「おいミツル、私を殺して見せろ。それくらいの力はあるんだろう?」
結雲 悠
「阿修雷……」
阿修雷
「見どころがあるなら仕事をくれてやる」
鶴ヶ島 絢子
その身代わりになるのはアリ? >アシュレー
ここはアシュレーに任せるか
GM
その言葉につられて。
少年の後ろから、ふらりとよろけたようにもうひとり少年が姿を現す。かろうじて人の姿のようなものを保ってこそいたが、それは二足歩行の獣といった方が正しい姿だった。
阿修雷
アンリさんに視線で邪魔すんなメッセージ
赤嶺 アンリ
「はいはい」少し肩をすくめたようだった。
GM
悠、ふとあなたは背中に視線を感じる。
結雲 悠
振り向く。
GM
それは、窓の向こうから恐々と甲板の様子を見る、あなた達が助けた人間たちの姿だった。何か騒ぎが起きたのを知り、不安になっているのだろう。
結雲 悠
ここで殺し合っているのをあの人達が見たら、どう思うんだろう。
事情があると言って、分かって貰えるんだろうか。
ちょっと殺せば収まるんですー、なんて理由が?
阿修雷
「なにをぐずぐずしている? 血が見たいんだろう?」最初に爪を出した子の爪に手のひらを押し当てて血を流す
GM
「おい、だめだミツル。いま出たらまた捕まっ──」 そう言った少年の脇腹を、鋭い爪が裂いた。

一瞬。
アシュレーの身体目がけて、見えないほどの速度で爪と牙が迫る。
阿修雷
避けるそぶりもみせず涼しい顔でそれを受ける
結雲 悠
「やめろーっ!」
叫ぶ。
GM
どん、と重い衝撃。
アシュレー、あなたの身体が引き裂かれる。
※演出のため、データ的な処理は不要です。
結雲 悠
「阿修雷!」
GM
背後の窓の向こうから悲鳴が上がった。
結雲 悠
窓の方に行って、「だ、大丈夫、死んだけど死んでません!!」って言ってこようw
GM
悠、駆け出すあなたを見返す視線は怖れに染まっていた。
阿修雷
ちぎれた皮膚から内臓を溢れさせる
「ふむ……まぁまぁといったところか」
GM
あなたの身体は二つに裂かれていた。
溢れ出す内臓を牙が掬い上げ、喰らう。
ああ、と背後で少年が絶望の声を上げた。
阿修雷
「飢餓衝動もあるのか、私と同じ……だ、な」
鶴ヶ島 絢子
「……」
ミツルくんが落ち着くまでは静観してます
結雲 悠
「大丈夫だからっ! あんなの全然平気だからっ!」
普通の人間は大体あんなことされたら死ぬ、くらいのことは僕だって知っている。
阿修雷
「だが手ぬるい……まだ心臓は……ここに残ってるぞ」
GM
あえかに拍動する心臓に、獣の牙が迫る。
一息で呑み込む。
その骨の髄を啜るまで、少年だったものの衝動は止まらない。
阿修雷
「ははっ、その、目……だ」わずかに翳した腕がだらりと垂れ、絶命する
結雲 悠
ふつーの人たちがオーヴァード見たらどうなるか、みたいな。
鶴ヶ島 絢子
SANc
GM
窓の向こうの人数が減っていた。何人か失神したらしかった。
その頃には暴動はすっかり鎮圧されたらしかった。
結雲 悠
そうか。僕たちは、普通じゃないから。
考えたこともなかったな……
鶴ヶ島 絢子
彼が落ち着きを取り戻し始める頃を見計らって、近づこう
GM
「……」女の血にまみれた獣の眼が、じっと鶴ヶ島、あなたを見返す。
鶴ヶ島 絢子
「……」
それを静かな視線と微笑みで、見返す
頭上に、エンジェルハイロウの後背を戴いた姿で
結雲 悠
「阿修雷!」
こっちは阿修雷に近寄る!
GM
獣が光を怖れるように一歩後ずさった。
鶴ヶ島 絢子
民間人に天使の印象アッピール
GM
立つ少年の背後に逃げ込もうとする。
鶴ヶ島 絢子
「やぁ、落ち着いた?」
のんびりとした口調で話し掛ける
GM
「……」ミツルと呼ばれた少年が、少しずつ人の姿に戻っていく。幼げな顔立ちの、細い体躯の少年だった。
立つ少年の後ろに隠れるようにして、彼はあなたを警戒を湛えた眼で見る。
鶴ヶ島 絢子
「私は、鶴ヶ島 絢子。
見ての通り、君たちと同じオーヴァードだよ」
結雲 悠
鶴ヶ島を見ている。
GM
「……ツル。
ミツル」
鶴ヶ島 絢子
「ミツルくんか。
少しは落ち着いたかな?」
GM
彼が言葉を返すことはなかったが、その眼からは先程の狂乱がすっかり抜け落ちていた。感情のあまり感じられない眼だった。
鶴ヶ島 絢子
そういえば、ミツルくんが隠れてる子も、ついでにやられてたけど、今はどんな感じですか?
GM
骨が見えるほどに裂かれた傷が、少しずつ再生しつつある。
見るに、どうやらそういう出来事には慣れているようだった。顔をしかめこそしているが、驚いた様子はない。
鶴ヶ島 絢子
「彼も、大丈夫そうだね」
結雲 悠
「阿修雷! 起きてっ!」
鶴ヶ島 絢子
「悠くん。アシュレーの具合は?」
阿修雷
上半身から血肉を再生させながら目を開く
「もう少し見物していようかと思ったんだが」
結雲 悠
「あ、良かった、生きてた!」
鶴ヶ島 絢子
「大丈夫そうだね。ありがとう、アシュレー」
阿修雷
「私じゃなくてそいつらと話を続けろ」
鶴ヶ島 絢子
「はいな、もちろん」
少年たちに向き直る
「さて」
結雲 悠
「心配するから! 早く再生してよっ!」
阿修雷
「すみません悠くん、慣れているので安心してください」
結雲 悠
それでも心配するんだよっ!
なんか赤い、赤い景色が見えるからさっ!
阿修雷
完全演技してるけどたぶん内心喜んでる
鶴ヶ島 絢子
緩やかに再生する、倒れた少年と、その背後の少年の前に片膝をついて、手を差し出す
「今見てもらった通り、私たちに、君たちを捕らえておくつもりはないよ。
飛び出してゆくなら、いつでもできる」
GM
差し出された手を、背後の少年は不思議そうに見ていた。再生しつつある傷を抱えて、少年は痛みを堪えて立ち上がった。
鶴ヶ島 絢子
「でもその前に、私の話を聞いてからにしてもらえないかな?」
結雲 悠
「この人が、僕がさっき言ってた。
……友達だよ」
GM
「またキョウセイしてやるって言うんだろ。無理だよ。
ミツルはそういうのじゃない」
鶴ヶ島 絢子
「残念ながら、ここにはそういう施設は無いよ。
だから、君たちに何かを強制することもない。
ただもちろん―――。
お客さんとしての、最低限のマナーは守ってもらうけどね」
GM
「……何を、守れっていうんだよ」じくりと、少年の顔に警戒が走った。背後の少年と共に、一歩、下がる。
結雲 悠
ご飯の前には手を洗うとか?
部屋に入る前にはノックをする! これ大事だよ。でないと着替え中の部屋とかに飛び込む羽目になるから!
阿修雷
悠くんが入ってきそうなタイミングでわざと鍵をかけずに静かに着替えを
鶴ヶ島 絢子
それお姉ちゃんの罠だよ
結雲 悠
トイレの蓋は……アルパインスタイルに入ってすぐ怒られまくった。
おかしい。さっきも着替えてなかったか阿修雷。
阿修雷
下着はピンク系より水色系のほうが反応がいいですね(試行錯誤
結雲 悠
なにしてんの。
鶴ヶ島 絢子
柄はやっぱりボーダーが
結雲 悠
いたいけな少年揶揄わないで!?
性癖曲がっちゃうから!
阿修雷
痴の……じゃなかった知の探究です
鶴ヶ島 絢子
痴能犯
GM
痴能犯笑ってしまった

阿修雷
絢子の話を聞き流しながらこいつは好都合だと闖入者のことを考えながらほくそ笑む
鶴ヶ島 絢子
「うーん……」
頤に指を当てて、首を傾げ、考えるそぶり
「たとえば、食事の時は左手をちゃんとテーブルの上に出すとか、使った後のトイレの蓋は閉めるとか?」
言って、笑う
「あと、自分の我儘で、人を困らせないとか。まぁ、現代人としてのマナー、かな?」
GM
「………」じっと、あなたの眼を見返す。
鶴ヶ島 絢子
手は差し出したまま。
GM
「なあ、そこの女。ミツルは、どうだった?」その手を取ることなく、不意に少年はアシュレー、あなたに声をかける。
阿修雷
「悪くない、次はもっと派手な殺し合いをさせてやる」犬歯をむき出して笑う
GM
「そうか……、ならよかった」ふっと、少年は肩から力を抜く。
結雲 悠
「そうか……あれでいいのか」
阿修雷
「次はお前の爪も見せてみろ、友達なんだろ?」
GM
「そうだな、その時は俺も」
そして、少年は再び鶴ヶ島、あなたに向き直る。「見ての通り計画は失敗だ。好きにしろよ。
ただ……」
少年は小さく肩を竦める。
「そのマナーを守れるやつは、ここには来てないよ」そして、諦めたような笑顔を浮かべた。
背後で数人の少年少女たちが互いに罵り合いを繰り広げていた。
阿修雷
「だ、そうだ」立ち上がって埃を払う
鶴ヶ島 絢子
「なら、ちょうど良かった。ここにはそう言うのに厳しい先生いっぱいいるから」
古賀 咲夜
「……おっと、もう収まってたわね」
鶴ヶ島 絢子
手は取ってくれるかな?
GM
少年は結局、あなたの手を取らなかった。
その背後に隠れている少年は、そもそも自分から手を取るということを知らないようだった。
鶴ヶ島 絢子
じゃぁ、ミツルくんのお手てだけ取って、立ち上がらせようかな
GM
引かれるままに彼は立ち上がる。
鶴ヶ島 絢子
ヨシヨシ
赤嶺 アンリ
「後ろで何人か倒れてっから、介抱してやってほしいんさー」古賀に向けて手を振る。
鶴ヶ島 絢子
これで天使が獣めいた少年を宥めて手を取ったという絵柄を、パンピーに刷り込みDA!
古賀 咲夜
「はいはい。やるわよ、何でも」
後ろの子達の介抱に行こう。
阿修雷
そちらにはもう興味なしといった感じで
GM
残念ながら…… その前の総天然色グロシーンのインパクトが強すぎて…… >鶴ヶ島さん
鶴ヶ島 絢子
いや、むしろそう言った凶事を起こした獣を、天使が宥めたと言うギャップが狙いなんですよ!
むしろ衝撃シーンで、適度に『びっくり』して精神的無防備になったところに、印象つけるわけです
GM
なるほどな?
結雲 悠
「難しく考えすぎ、なのかな、僕」
呟いた。
恐怖の視線を感じて、「やっぱ難しいかも。」と思った。
鶴ヶ島 絢子
「さ、それじゃみんなで炒飯食べながら、お話しよう」
手を一つ打って
阿修雷
「気が済んだなら檻に戻るぞ、そいつら(整備兵)が目覚めたら面倒だ」
鶴ヶ島 絢子
「でも、このグログロの痕跡は掃除してもらわないとね」
妙にウキウキした様子で
赤嶺 アンリ
「うーん、横にいる人間がこしらえたグロでも好きなんさねぇ」
結雲 悠
たまに鶴ヶ島が良くわからない。
GM
「分かったよ、クソ」そうして少年は慣れぬデッキブラシを手にすることになるのかもしれなかった。

GM
シーンエンドしても構いませんか?
鶴ヶ島 絢子
Okです!
阿修雷
こちらはOK!
GM
では、シーンエンド。
本日は以上! ありがとうございました。
阿修雷
お疲れ様でした!
結雲 悠
おつかれさまでしたー
GM
お疲れさまでしたー!
鶴ヶ島 絢子
お疲れ様!
結雲 悠
一般の方々との溝!
リュウジは特別である。
GM
せっせと溝を掘るGM
結雲 悠
簡単に溝に突っかかる悠。
阿修雷
コーラとかふざけてないでオーヴァードとはかくあるべし!

コメント By.結雲 悠
子供達は自由を夢みる。
悠は今更ながらオーヴァードというものを知るのだった。

TRPGリプレイ ダブルクロス3rd 第十二話『Heart of the Dragon』 9(終)

「……さよなら、私の愛しい子」

TRPGリプレイ ダブルクロス3rd 第三話『Truth or Fiction』6

「気兼ねなく叩き潰せる相手ってのは、あれこれ考えにゃーでえーんで、気が楽だわさ」

TRPGリプレイ ダブルクロス3rd 第五話『Blood Sword Girl』7

「感動の再会をお邪魔しちゃ悪いよ」
「それくらい墓前でもできるアルね」

ダブルクロス


本作は、「矢野俊策、ゲーム・フィールド」が権利を有する「ダブルクロス」の二次創作物です。