GM
こんばんは~!
八雲 乾風
こんばんは!
古賀 咲夜
こんばんは
GM
まずは文字色などご設定ください
八雲 乾風
OK!
GM
全員設定できたら始めてまいります
あ、そうだ音声どうしましょう? 初DXですし、質問などあるでしょうから、可能なら音声併用したほうがスムーズかなと思いますが
あ、そうだ音声どうしましょう? 初DXですし、質問などあるでしょうから、可能なら音声併用したほうがスムーズかなと思いますが
八雲 乾風
はぁい音声つなぎますね
ヴェロニカ
立ち絵のパターン24も作ったから、最初どれで行くか迷うな
八雲 乾風
24!?
トレーラー
それは、ずっと続くと思っていた日常が、ぼろぼろと音を立てて崩れ始めた日──
「Crumble Days」
ダブルクロス。それは裏切りを意味する言葉。
まず、各人の導入からまいります。各導入はそれぞれシーンプレイヤーのみ登場可能となります。
「Crumble Days」
ダブルクロス。それは裏切りを意味する言葉。
まず、各人の導入からまいります。各導入はそれぞれシーンプレイヤーのみ登場可能となります。
GM
HO1、八雲さん。
〈導入:HO1〉
〈導入:HO1〉
八雲 乾風
うっす
GM
あなたは、学校から帰宅しようとしている。さて、あなたは部活などしているだろうか?
八雲 乾風
では友人たちとなんとなくはいったテニス部で
GM
では、今日はいささか練習が長かった。先輩たちが勝手に盛り上がってしまい、あなたたち一年生は問答無用でそれに付き合わされたのだ。
八雲 乾風
「ひーっ、きっつ!」
GM
いつもより遅い時間帯の帰宅。そんな時に限っていつも使っている電車で、列車がお客様と接触したお知らせ。しばらく電車は来そうにない。まったく、いろいろタイミングが悪いものだ。
臨時運行のバスが出ている。それに乗るのがいいだろう。
臨時運行のバスが出ている。それに乗るのがいいだろう。
八雲 乾風
「えーマジか……どうすっかな、バスのほうが早いか」
「はーぁ、だっる」
バス停に向かいます
「はーぁ、だっる」
バス停に向かいます
綾瀬真花
「あっ、八雲くんもいま帰りなんだ?」
ヴェロニカ
私服の一時
GM
バス停に向かうと、そこに可憐な姿が立っている。
クラスメイトの綾瀬だ。
少しおとなしい性格だが、優しさと気配りのよさで、それなりに人気がある。そして、かわいい。
クラスメイトの綾瀬だ。
少しおとなしい性格だが、優しさと気配りのよさで、それなりに人気がある。そして、かわいい。
ヴェロニカ
例えAPPが3であっても、GMが可愛いといえば可愛いのだ
八雲 乾風
「えっ、あ、綾瀬さん…部活終わって、電車こなくて、まじだるっていうか」
綾瀬真花
「そっか、八雲くんもなんだね。うちも部活が長引いちゃってさ、お互い、ついてないよね」
彼女はそう言って、ふわりと笑う。
彼女はそう言って、ふわりと笑う。
八雲 乾風
(これはラッキー!?)「まじお疲れー、はぁ、バス絶対混んでるよなあ」
GM
少し並んだあとバスに乗り込むと、あなたたちの直後から大量の客がやってくる。隣同士の席になったあなたたちを乗せて、重そうにバスは走り出す。
ヴェロニカ
好きな子と隣り合わせの席になる……
そんなとこで運を使い果たすからだぞ
そんなとこで運を使い果たすからだぞ
綾瀬真花
「お疲れさま。八雲くんって、テニス部だったよね。どう? 先輩、きびしい?」
八雲 乾風
「パイセン、ありえねぇっつか、今日ほんとヤバくて、俺サーブだけで30回くらいやったかなあ」
「あ、綾瀬さんは部活えっと……」
「あ、綾瀬さんは部活えっと……」
綾瀬真花
「30回! 大変だね……。うちも、文化祭に向けて先輩がすごく頑張ってるよ。今日なんて、ずっと石膏練ってたんだ」
彼女は美術部だ。文化祭で、彼女の所属する美術部は巨大なフレスコを展示するのだという噂がある。
彼女は美術部だ。文化祭で、彼女の所属する美術部は巨大なフレスコを展示するのだという噂がある。
ヴェロニカ
巨大なフラスコ
八雲 乾風
以下妄想
“ここでバスジャック犯とか乗り込んできてさ、運転手に銃をつきつけて、俺がとっさにその手を捻り上げたりして、綾瀬さん!頭下げて!とか、そんで警察に引き渡して一緒に事情聴取受けたり……”
“ここでバスジャック犯とか乗り込んできてさ、運転手に銃をつきつけて、俺がとっさにその手を捻り上げたりして、綾瀬さん!頭下げて!とか、そんで警察に引き渡して一緒に事情聴取受けたり……”
GM
その中に人が入ってホムンクルス芸
古賀 咲夜
ナニ妄想してるの青少年
ヴェロニカ
中身中学生だから仕方ない
GM
あなたの妄想をよそに、バスは重そうに坂を越えてゆく。
八雲 乾風
「へぇ……大変そうっすね、でも綾瀬さんの作品クオリティぱねぇから」
綾瀬真花
「ふふっ、ありがとう。部では指摘されてばっかりだから、そう言ってもらうと嬉しいな」
八雲 乾風
「いやいや!ほんとなんか美術館にあってもおかしくないって、個展とか」
綾瀬真花
「個展かあ……、 いつか、いつか大先輩みたいに、そういうこと、できたらいいな」 窓の外を遠い目で眺めながら、彼女は少し寂しそうな目で、一言。
八雲 乾風
“綾瀬さんの石膏像……こう、布一枚で”
ヴェロニカ
この娘は一級フラグ建築士
GM
あなたの視線は、思わず彼女の横顔に向かうだろう。落ちる間際の夕陽が白い肌にさして、少し儚げな印象を赤く染めて。
八雲 乾風
(かわいい)
「あー……綾瀬さん家どこらへんだっけ?こんなときだし送ってくよ?」
「あー……綾瀬さん家どこらへんだっけ?こんなときだし送ってくよ?」
綾瀬真花
「本当? ……ありがとう」絵画のような一瞬がふっと色を得て、微笑みに移る。
八雲 乾風
「つか今日宿題多くなかった?このあとマジテンション下がるってか」
「なんか、バス遅くね?コーラ飲みたいんだけど。綾瀬さんの降りたとこコンビニとかない?」
「なんか、バス遅くね?コーラ飲みたいんだけど。綾瀬さんの降りたとこコンビニとかない?」
ヴェロニカ
気になる子と一生懸命会話を続けようとしているのが健気
八雲 乾風
こんなチャンス滅多にないんだよ!!
ヴェロニカ
連絡先を交換するんだ
古賀 咲夜
少年必死だな
ヴェロニカ
確かに必至
綾瀬真花
「多かったよね。このあと宿題かあ……ちょっと、大変だね」彼女が苦笑した、そのとき。
GM
ふっとバスの進行方向に視線を戻した一瞬、あなたは、そこに。
誰かの姿を見た気がした。
誰かの姿を見た気がした。
八雲 乾風
「……なら、一緒に宿題とか……あれ?」
GM
バスの前に立ちふさがるように立つ、誰か。
八雲 乾風
「ちょ、やば」
GM
急ブレーキの高い音。運転士が血相を変え、ブレーキをかけようとする。事故か、そうあなたが覚悟したとき。
その誰かは、まるで映画かなにかのように、その両腕で。
バスを、突き飛ばした。
その誰かは、まるで映画かなにかのように、その両腕で。
バスを、突き飛ばした。
八雲 乾風
「は?」
ヴェロニカ
多分格闘ゲームのボーナスステージだったんだろう
古賀 咲夜
それじゃあ仕方ないなー
車はつぶされる運命だ
車はつぶされる運命だ
八雲 乾風
バスにひどいことしないで!
GM
バスは衝撃で横転し── 爆発。
八雲 乾風
「―――!」
GM
シーン終了。
ヴェロニカ
こんなところに新しいキャラクターシートが
古賀 咲夜
早いな
八雲 乾風
チーン
古賀 咲夜
ざんねん! わたしのぼうけんは 始まる前に終わってしまった!
GM
ほっぷすてっぷしないわ 大丈夫よ
GM
〈HO2:ヴェロニカ〉
ヴェロニカ
きたわよ
GM
そこから少し時間は遡る。
あなたは、UGNと敵対するオーヴァード組織ファルスハーツのエージェント──矢神秀人を尾行していた。
いや、確定はしていない。だが、あなたの勘はそれが、ほぼ確定だろうと確信している。
あなたは、UGNと敵対するオーヴァード組織ファルスハーツのエージェント──矢神秀人を尾行していた。
いや、確定はしていない。だが、あなたの勘はそれが、ほぼ確定だろうと確信している。
矢神秀人
「……」
ヴェロニカ
この顔は殺してますわ
GM
成績、運動共に普通、部活は帰宅部。両親は会社員。学校のどのクラスにもいるような目立たない生徒。それが、調査で確認できる限りの彼のプロフィールだ。
しかし、あなたのオーヴァードとして、チルドレンとしての感覚が言うのだ。彼を逃してはならないと。
しかし、あなたのオーヴァードとして、チルドレンとしての感覚が言うのだ。彼を逃してはならないと。
ヴェロニカ
「……」
目立たない。無難な成績。
日常生活で密かに暮らすには、最適な迷彩だ
彼がなぜ疑われているのか、については、教えてもらっていますか?
目立たない。無難な成績。
日常生活で密かに暮らすには、最適な迷彩だ
彼がなぜ疑われているのか、については、教えてもらっていますか?
GM
オーヴァードが関与した事件の現場で、高い頻度で目撃されていること。もちろん気絶なり逃げ出すなりしていたり、あるいは〈ワーディング〉の影響を受けないほど遠くでなのだが、その頻度が異常に高いのだ。
そして、UGNの関係者リストに彼の名はない。
そして、UGNの関係者リストに彼の名はない。
ヴェロニカ
不自然なまでの、目撃情報。
これが放火事件であったとして、彼を疑わぬ警察はいないだろう。
それと同じことだ。
何より
額の上、生え際のあたりをコリコリと小指で掻く
己の能力の源である、毛髪に、かすかな緊張が。
これが放火事件であったとして、彼を疑わぬ警察はいないだろう。
それと同じことだ。
何より
額の上、生え際のあたりをコリコリと小指で掻く
己の能力の源である、毛髪に、かすかな緊張が。
GM
オーヴァードアンテナ
八雲 乾風
1本ピンと立つに違いない
古賀 咲夜
とうさん! 妖怪が!
ヴェロニカ
ワーディングの気配を察知した訳ではない。
しかし、レネゲイドウィルスに改変された己の肉体が、そう囁くのだ。
彼が―――そうであると。
豊かな二房の金髪を揺らしながら、尾行を続ける。
しかし、レネゲイドウィルスに改変された己の肉体が、そう囁くのだ。
彼が―――そうであると。
豊かな二房の金髪を揺らしながら、尾行を続ける。
GM
不運な一般人か、それとも? ──後者だろう。ほら、今も。彼はさりげなく、あなたの追跡をかわした。電車でも遅れているのか、いつにない人混みの中で、ふっと一瞬、彼を追う視線がさえぎられる。
次の瞬間、あなたは彼を見失っていた。
──その直後。
次の瞬間、あなたは彼を見失っていた。
──その直後。
ヴェロニカ
ち、と小さく舌打ち。
GM
急ブレーキの音。激しい爆発音。
一台のバスが、何者かに投げ飛ばされたかのように横転し、爆発する。
一台のバスが、何者かに投げ飛ばされたかのように横転し、爆発する。
八雲 乾風
バスガス爆発
ヴェロニカ
ていうか、いっそ不意打ちでワーディングしちゃえばいいんじゃないか、などと上司の胃にクリティカルヒットを与えかねない短慮を起こしそうになった刹那の出来事に、咄嗟にそちらの方を見る
GM
そんな事故が目の前で起こったというのに── 辺りは時が停まったかのように、静まり返っている。
〈ワーディング〉。
〈ワーディング〉。
ヴェロニカ
「!」
何事か。
何事か。
矢神秀人
燃え盛る炎を、動揺することもなく見下ろす人影を、あなたは見つける。
ヴェロニカ
全身の体毛が、ざわりと逆立つのを感じる
矢神秀人
「……、これで」
「これで、目覚める」
「これで、目覚める」
ヴェロニカ
やはり、当たりか。
GM
あなたが追う間もなく、彼はどこかへ姿を消す。追わねばと思うも、目の前に凄惨な現場がある。まずは、この場の対処に当たる必要があるだろう。
ヴェロニカ
レネゲイド粒子が充満するこの空間で、意識を保つもの
今度は、大きく舌打ち。
足元のアスファルトを、地団駄で踏み砕く。
バスの破損の規模や状態など、どんな感じでしょう
たった今、事故が起きたのか
今度は、大きく舌打ち。
足元のアスファルトを、地団駄で踏み砕く。
バスの破損の規模や状態など、どんな感じでしょう
たった今、事故が起きたのか
GM
あなたは状況を確かめる。乗客らも、運転士も、爆発に巻き込まれ、すぐには判断できないが無事な者はひとりもいない。
いや──
そのとき、天を衝くように上がる炎の中から、人影がひとつ現われた。
頭から血を流し気を失った少女を、その両腕に抱えて。
いや──
そのとき、天を衝くように上がる炎の中から、人影がひとつ現われた。
頭から血を流し気を失った少女を、その両腕に抱えて。
ヴェロニカ
「!」
咄嗟の反応。
二房の金の髪が、瞬時に量の腕へと巻きつき、己の腕を骨格として、巨大な腕を構成する。
咄嗟の反応。
二房の金の髪が、瞬時に量の腕へと巻きつき、己の腕を骨格として、巨大な腕を構成する。
八雲 乾風
「はぁ……はぁ……は……」
GM
八雲くん。目の前に誰かがいる。あなたの視界はかすみ、誰ともわからない。あなたの手の中には、気を失った彼女がいる。
八雲 乾風
「あの!事故が、あ……きゅ、救急車……」
ヴェロニカ
ええと
その姿に覚えはありますか?
それともこれから転入するのかな?>自分
その姿に覚えはありますか?
それともこれから転入するのかな?>自分
GM
覚えがある。矢神と同じクラスの、八雲という生徒だ。彼もまた、そう目立つ存在ではなかった。
八雲くん、力を振り絞ってそう口にしたとき、あなたの意識は暗闇に落ちていく。
八雲くん、力を振り絞ってそう口にしたとき、あなたの意識は暗闇に落ちていく。
ヴェロニカ
慌てて、両腕の獣化を解き、駆け寄る。
八雲 乾風
「は……」
ヴェロニカ
お二人は、無事ですか?
怪我とかありますか
怪我とかありますか
GM
手の中に抱かれている少女は、頭から血を流している。そして、折り重なるように倒れた少年は── ひとつの傷も負っていないのだった。
ヴェロニカ
周囲の、他の乗客の様子を改める
彼らのその様子から見て、今の彼が無傷であるなどあり得るでしょうか
彼らのその様子から見て、今の彼が無傷であるなどあり得るでしょうか
GM
運転士をはじめ、明らかに命が無いとわかるもの。地面に倒れ伏し、苦し気な息をつくもの。この規模の事故で、ひとりだけ無傷など── よほどの幸運が重なったとして、ありえない。
ヴェロニカ
女の子の傷は、どうです?
血がついてるだけで塞がってるとか
血がついてるだけで塞がってるとか
GM
彼女は頭から血を流している。傷が急速にふさがっている、とか、そういったことはない。大きな傷ではないように見えるが、ともあれ病院へ運ぶ必要があるだろう。
ヴェロニカ
ため息一つ。
脳裏をよぎるのは「面倒だな」という感情
再び髪が渦巻き、こめかみの辺りから生える筋肉質な巨大な腕を構築
自身の両腕で腕組みをしたまま、その二人をたくましい両腕で持ち上げ、火の及ばないところまで移動させ
脳裏をよぎるのは「面倒だな」という感情
再び髪が渦巻き、こめかみの辺りから生える筋肉質な巨大な腕を構築
自身の両腕で腕組みをしたまま、その二人をたくましい両腕で持ち上げ、火の及ばないところまで移動させ
ヴェロニカ
※GM!やっぱりこれから転校していいですか!(転入イベントやりたい)
GM
※おっけーです! 矢神のクラスの生徒のことは、事前調査でわかっているでしょうしね
ヴェロニカちゃんの転入イベントですが、全員の導入終わったところで過去シーン挟みます。
古賀さんの導入もここからすぐつながるやつなので。
ヴェロニカちゃんの転入イベントですが、全員の導入終わったところで過去シーン挟みます。
古賀さんの導入もここからすぐつながるやつなので。
古賀 咲夜
ところで私ラフレシアさんに慕情を抱いているみたいなんだけど、ラフレシアさんって男なの??
邂逅表に「彼」に慕情を抱いているって書いてるんだけど
邂逅表に「彼」に慕情を抱いているって書いてるんだけど
GM
ラフレシアさん何ページだっけ
古賀 咲夜
296
1冊目ね
1冊目ね
ヴェロニカ
女て書いてあるな
古賀 咲夜
そうなんだよ。どっちなんだよ。
GM
ほんとだ 性別ラフレシアさんなんじゃない?
誤字だと思いますが、この卓では性別ラフレシアさんってことにしますね
誤字だと思いますが、この卓では性別ラフレシアさんってことにしますね
古賀 咲夜
分かったわ。
GM
<HO3:古賀咲夜>
古賀 咲夜
はぁい
出るのめんどくさいんだけどぉ
出るのめんどくさいんだけどぉ
GM
──その直後。
UGN日本支部の施設にて。
あなたは、日本支部長霧谷雄吾の呼び出しを受ける。
UGN日本支部の施設にて。
あなたは、日本支部長霧谷雄吾の呼び出しを受ける。
古賀 咲夜
「(めんどくさぁい。帰りたい)」
というわけにもいかないので、ため息つきながら行きますよー
めんどくさがりだけどまじめだからね仕方ないね。
無駄にストレス受けるやつ。
というわけにもいかないので、ため息つきながら行きますよー
めんどくさがりだけどまじめだからね仕方ないね。
無駄にストレス受けるやつ。
霧谷雄吾
彼はあなたの姿を認めると、話を始める。
GM
※服が乱れているのは立ち絵の都合で、実際はきっちり着こなしています
古賀 咲夜
「(支部長の呼び出しなんて面倒なことに決まってるんだから。
最初の呼び出しの時にここの支部長に任命されたっけ)」
最初の呼び出しの時にここの支部長に任命されたっけ)」
霧谷雄吾
「先程、N市でバス横転爆発事故が起こりました」
GM
彼にそう切り出されると、それがただの事故とは思うまい。
古賀 咲夜
「(ガス爆発ですか?)それは……出動命令ですか~」
霧谷雄吾
彼は頷く。
「〈ジンノーシェ〉が別件の調査中、その現場に居合わせ── そこで、〈ワーディング〉の発生を確認しています」
「〈ジンノーシェ〉が別件の調査中、その現場に居合わせ── そこで、〈ワーディング〉の発生を確認しています」
ヴェロニカ
コードネームだ!
古賀 咲夜
「ああ……それは(面倒そうですね)」
霧谷雄吾
「現場に急行した処理班が、八雲乾風という名の学生を保護しました。彼は、爆発炎上したバスの中でも全くの無傷であった…… それがどういうことか、分かりますね」
古賀 咲夜
「別件調査と無関係な事故ですか? それとも関連が考えられるものでしょうか?」
「ああ……はい……」
自分が覚醒したときの大参事を思い出して大変憂鬱になる。
「ああ……はい……」
自分が覚醒したときの大参事を思い出して大変憂鬱になる。
霧谷雄吾
「関連はまだ明らかになっていません。ですが、そこに、〈ジンノーシェ〉が調査中であった案件が関わります」
「N市の近い地域で、”ディアボロス”春日恭二の活動が見られました。そして、ファルスハーツの新手のエージェントが活動に関与しているらしい、という情報があります」
「N市の近い地域で、”ディアボロス”春日恭二の活動が見られました。そして、ファルスハーツの新手のエージェントが活動に関与しているらしい、という情報があります」
古賀 咲夜
UGN所属中に事故を起こして大変なことになったうえ、その時怪我をさせた同僚から『箱入り娘』とかいうふざけたコードネームをもらったのだ。
領域を自由に操るからとか言われたが、たぶん『迷惑だから閉じこもってろ』ってことだと理解した。
「さっさと保護しないとですねー」
領域を自由に操るからとか言われたが、たぶん『迷惑だから閉じこもってろ』ってことだと理解した。
「さっさと保護しないとですねー」
霧谷雄吾
「そしてもう一つ── ファルスハーツのエージェントではないかと目されている、学生の存在。〈ジンノーシェ〉は、彼を追跡していたところ、事故に遭遇したと報告を受けています。」
古賀 咲夜
(ジンノーシェ か。どんな子だっけ)
GM
あなたは思い出す。ロシア系の風貌の、可愛らしい少女だった。もちろんその可愛らしさは、力の弱さを意味しないだろう。彼女はチルドレンだ。
ヴェロニカ
Vサインで写るプロフィールシートを思い出してもいい
古賀 咲夜
(人のこと言えないけど、緊張感のない子だった記憶)
霧谷雄吾
彼は鋭い視線をあなたに向け、頷く。
「八雲乾風は既に保護され、UGN傘下の病院にて治療を受けています。あなたには彼への説明と、指導。そして、ケアをお願いしたい」
「八雲乾風は既に保護され、UGN傘下の病院にて治療を受けています。あなたには彼への説明と、指導。そして、ケアをお願いしたい」
古賀 咲夜
「了解」
GM
ケアと、指導。面倒くさい中でも、また面倒くさそうな仕事が来たものだ。
古賀 咲夜
「はー帰りたい(失礼します!)」
霧谷雄吾
「古賀さん。本音と建前が逆ですよ」
古賀 咲夜
「どっちも本音なので大丈夫ですからぁ」
霧谷雄吾
「そうですか」いつものことなので軽くスルーされた。
古賀 咲夜
UGNって無駄に濃い人多そうだしね
GM
個性を大事にした自由に働ける職場です。
ヴェロニカ
(個人の感想です)
ヴェロニカ
生き物係決めるのと同じノリで決められたんじゃないのかな
古賀 咲夜
欠席していたら押しつけられたみたいな
GM
さて、退場前に侵蝕率アップをどうぞ。あと、霧谷から情報がひとつ渡されます。
古賀 咲夜
はーい
1d10 【侵蝕率の上昇】 (1D10) > 9
[ 古賀 咲夜 ] 侵蝕値 : 34 → 43
1d10 【侵蝕率の上昇】 (1D10) > 9
[ 古賀 咲夜 ] 侵蝕値 : 34 → 43
ヴェロニカ
オーヴァードには2種類いる
いうことを聞くジャーム(UGNエージェント&イリーガル)
と
いうことを聞かないジャームだ(FH)
いうことを聞くジャーム(UGNエージェント&イリーガル)
と
いうことを聞かないジャームだ(FH)
GM
それは、新手のエージェントのコードネーム。
〈シューラ・ヴァラ〉
古代インドの叙事詩ラーマーヤナに登場する英雄ラーマが用いた武器で、”鋭き投槍” という意味だそうだ。
〈シューラ・ヴァラ〉
古代インドの叙事詩ラーマーヤナに登場する英雄ラーマが用いた武器で、”鋭き投槍” という意味だそうだ。
古賀 咲夜
(また大仰な……どうしてみんな変な名前つけたがるんだろ)
ヴェロニカ
霧谷さん鼻血ぶー(情報用の血アイコンが絶妙な位置に)
GM
シーン終了。
GM
さて、ここで全員の導入が終了しました。過去シーンはちょっとまってね。
ここでPC間のロイスを決めてもらいます。ロイスとはビーストバインドにおける絆のようなもので、人同士の強い関係性を示します。
その絆が、あなたたちが人と人ならぬものの間に立たされたとき、あなたたちを日常の世界へ戻すのです。
と思ったのですが、まだ会ってないので決めにくいぜ!! ということがあってそりゃそうだ。
ここでPC間のロイスを決めてもらいます。ロイスとはビーストバインドにおける絆のようなもので、人同士の強い関係性を示します。
その絆が、あなたたちが人と人ならぬものの間に立たされたとき、あなたたちを日常の世界へ戻すのです。
と思ったのですが、まだ会ってないので決めにくいぜ!! ということがあってそりゃそうだ。
ヴェロニカ
これから感動と衝撃の出逢いシーン始まる
GM
いちおう順番だけ、HO1がHO2に、HO2がHO3に、HO3がHO1に取ってください。シナリオハンドアウトで得たロイスとは別枠でかまいません。
内容は会ってから決めましょう。
内容は会ってから決めましょう。
ヴェロニカ
了解です!
GM
ではミドルフェイズに入る前に── 過去のシーンをひとつ入れましょう。このシーンに登場する際、ヴェロニカちゃん・古賀さんは侵蝕率が増えますが、八雲くんは登場しても侵蝕率は増えません。
八雲 乾風
OKOK
ヴェロニカ
やったぜカトチャン
古賀 咲夜
見物するぅ
GM
──ふたたび、時はさかのぼる。
<過去シーン>
舞台は、八雲乾風が通う学校。
ホームルームの朝。彼がいるクラスに、転入生が入ってきたのだ。
<過去シーン>
舞台は、八雲乾風が通う学校。
ホームルームの朝。彼がいるクラスに、転入生が入ってきたのだ。
ヴェロニカ
今日は転校生を紹介する!
男かなー、女かなー、っての一度でいいから体験して見たかった
男かなー、女かなー、っての一度でいいから体験して見たかった
GM
「お前らー、静まれ。今日は転校生が来てるぞ」
八雲 乾風
「転校生……?」
ヴェロニカ
ドアをガラガラ
GM
ドアを開けて入ってきたのは、はっと見眼を引くような、北方系の美少女だ。
八雲 乾風
(うわ、外人)
GM
「今日からこのクラスに入ることになった、ロジェストヴェンスカヤだ。さあ、自己紹介を頼む」
先生はちょっと嚙みそうになりながら、あなたを紹介する。
先生はちょっと嚙みそうになりながら、あなたを紹介する。
ヴェロニカ
登壇し、教卓の前まで来ると、チョークを一つ取り、黒板に文字を記した
生徒
「おおー」
「外国人だ」
「外国人だ」
ヴェロニカ
『Bероника= Роже́ственский』
生徒
「可愛いー」
GM
画面から抜け出てきたようなその風貌を見慣れないクラスメイトたちは、口々に外国人だ、だの、かわいい、だの、かわいいだの噂しあっている。
生徒
「何語?」
「英語じゃないな」
「ばっかお前あれはドイツ語だよ」
「英語じゃないな」
「ばっかお前あれはドイツ語だよ」
ヴェロニカ
その言葉に、微かに気恥ずかしそうに頬を染め、長い睫毛の整った青い目を伏せた。
GM
「お前ら静かにしろー。あと二人とも間違ってるぞ」
お人形さんみたい、という女子の声が聞こえた。
お人形さんみたい、という女子の声が聞こえた。
ヴェロニカ
やがて、顔を上げると、桜色の唇を開き
「わっちの名前はヴェロニカ・ロジェストヴェンスカヤや」
「わっちの名前はヴェロニカ・ロジェストヴェンスカヤや」
八雲 乾風
(なんだあの喋り方)
生徒
花子さんじゃなかった
ヴェロニカ
「名古屋から来たばっかで、友達も少にゃーで、寂しいだもんで」
「仲良くしてくだせぇや」
見た目に似合った鈴のような声色で話されるのは、しかし大袈裟なほどの名古屋弁だった。
「仲良くしてくだせぇや」
見た目に似合った鈴のような声色で話されるのは、しかし大袈裟なほどの名古屋弁だった。
生徒
「ギャップ萌えってやつ?」
「日本個喋れるんだ」
「日本個喋れるんだ」
GM
ステン! 気がはやって立ち上がった男子生徒の一人が見事にずっこけた。えっ名古屋? 名古屋? と二重にざわざわしている。
生徒
ざわ……ざわ……
八雲 乾風
(ますます何人なんだあの子)
GM
男子生徒の数人が、お前名古屋から越してきたって言ってたろ!行けよ!ちげーよ静岡だよ! だのしょうもないことで騒いでいる。
ヴェロニカ
「好きな食べ物はしるこサンドだわさ」
生徒
「激渋」
「なにそれ」
「美味しいよね」
「なにそれ」
「美味しいよね」
GM
生徒「おいしいよねあれ、こないだアンテナショップでハコ買いしちゃった」
生徒
しるこさんど先日初めて食べたよぅ。美味しかった。
ヴェロニカ
「しるこサンド知らねーんがや?」
「お土産に持ってきてるもんで、みんなも一緒に食べやー」
「皆さん、よろしゅうお願いします」
言い、頭を下げた。
「お土産に持ってきてるもんで、みんなも一緒に食べやー」
「皆さん、よろしゅうお願いします」
言い、頭を下げた。
GM
「おー、すげー!」
「ありがとう、やったー」
「よろしくな!」
「ありがとう、やったー」
「よろしくな!」
生徒
「食べたことなーい」
「ありがとー」
「よろしくねー」
「ありがとー」
「よろしくねー」
GM
先生「お前らHR…… まあいいか。1限目は社会の先生にロシア語の話をしてもらうから、ちゃんと聞けよー」
ヴェロニカ
顔を上げ、それとなく矢神の姿を探そう
生徒
「えー」
「ロシア語ってどんなんだっけ」
「ロシア語ってどんなんだっけ」
矢神秀人
矢神秀人は、ヴェロニカの周囲に集まる生徒たちの騒ぎをちょっと遠巻きにしながら、少し冷めた様子でその騒ぎを見ている。
ヴェロニカ
では、目があったらにこっとしておこう
矢神秀人
彼は少し照れたように、ぷいっと向こうを向いてしまった。
ヴェロニカ
席はどこかなー
GM
ちょっと前のほうにあなたの席がある。2列目くらい。
ヴェロニカ
では、そちらへ歩いて行って
並びの席の生徒に改めて挨拶
「よろしゅう」
「わっちの名前、長いやろ?ニーカって呼んでくだせぇや。パーパもマーチもそう呼ぶんだもんで」
並びの席の生徒に改めて挨拶
「よろしゅう」
「わっちの名前、長いやろ?ニーカって呼んでくだせぇや。パーパもマーチもそう呼ぶんだもんで」
GM
八雲くん。彼女はあなたの隣だ。
ヴェロニカ
「よろしゅう。……えーと?」
八雲くんにも挨拶
八雲くんにも挨拶
GM
「ニーカちゃん? か、かわいいね。よろしく……」反対隣の生徒がしどろもどろになりつつ応える。
八雲 乾風
「えっ、あ、えーと、俺はヤクモ……」
ヴェロニカ
「ありがとー」
反対側の生徒ににこっとしつつ
反対側の生徒ににこっとしつつ
八雲 乾風
「あの君さ、日本語巧いどころじゃなくない?」
ヴェロニカ
「ヤクモくんやね?よろしゅう」
「わっちは、生まれも育ちも名古屋だもんで。みゃーみゃー言うとる方がなげーんや」
「わっちは、生まれも育ちも名古屋だもんで。みゃーみゃー言うとる方がなげーんや」
八雲 乾風
「マジ?ギャップすごいよ」
ヴェロニカ
「そうなんがや?ギャップあるんかや?」
八雲 乾風
「あー、うん、いや勝手なイメージだけど」
ヴェロニカ
「ありがとー?」
八雲 乾風
(キャラ濃いな)
ヴェロニカ
「わっちはまだ教科書もねーもんで、たまに見せてくだせぇや?」
八雲 乾風
「へっ?そーなんだ。全然おっけ」
ヴェロニカ
では、早速机をガコガコ動かして八雲くんの机にくっつけてしまおう
八雲 乾風
「うおっ」
GM
ラブコメかな??
八雲 乾風
(キャラ濃いけど、やっぱ白人すごい綺麗)
ヴェロニカ
「どうしたの?机くっつけにゃーと、教科書見えないやろ」
これであれですよ、ヒロインにちょっとモヤモヤしてもらうんですよ
これであれですよ、ヒロインにちょっとモヤモヤしてもらうんですよ
八雲 乾風
「あー、いや、そ、そっすね」
GM
斜め後ろで、綾瀬が「あっ……」 と声を上げた。
生徒
ラブコメをしろと言っている
八雲 乾風
「とりあえず1限は、うぇ社会かよ」
生徒
周囲にいる男子の嫉妬の視線が突き刺さる。
八雲 乾風
(役得役得♪)といった視線で応えておこう
ヴェロニカ
「社会科、キライなんやか?」
八雲 乾風
「いやー、嫌いってゆーかさ、朝一の社会とか眠みしかないっしょ」
ヴェロニカ
「わっちは社会科好きゃーで。教科書見してもらう代わりに教えてあげよっか」
八雲 乾風
「まーじ?それまじで?」
ヴェロニカ
「Конечно。期待しとってや」
GM
ちょっと綾瀬、だとかなんとか後ろが騒がしいが、役得中のあなたには関係ないことだ。たぶん。
八雲 乾風
「うっし」ガッツポーズ
生徒
「八雲くんさいてー」
ヴェロニカ
などとやりつつ、綾瀬さんをヤキモキさせながら、転校生生活1日目を謳歌しましょう
GM
── それは、世界が変わる前のひととき。
シーン終了。侵蝕率あっぷをどうぞ。
シーン終了。侵蝕率あっぷをどうぞ。
ヴェロニカ
1d10 (1D10) > 2
[ ヴェロニカ・ロジェストヴェンスカヤ ] 侵蝕率 : 36 → 38
[ ヴェロニカ・ロジェストヴェンスカヤ ] 侵蝕率 : 36 → 38
GM
次のシーンが合流シーンなので、ロイスはそれが終わったらにしましょうか。
八雲 乾風
はぁい
GM
GMは転校生のシーンがシナリオにあるのを忘れて転入シーンを先に入れてしまうガバをしました
ヴェロニカ
外国人の美少女が転入してきて、ヒロインがヤキモキするのはお約束だから、仕方ないね
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本作は、「矢野俊策、ゲーム・フィールド」が権利を有する「ダブルクロス」の二次創作物です。