一日目
PC2 ヴィキ
本編見る!
ハンドアウト説明
貴方は今回の課の設立に伴って作られた、最新型のアンドロイドだ。型番はBR800。〈コンピュータ〉技能に+80のボーナス。
捜査に協力する為に貴方はあらゆるテスト、訓練を受けてきた。
貴方はプログラミングの影響か、人間に対して親しみを覚えている。それだけなら普通なのだが、貴方は人間の死に対し、人間でいう恐怖心に近いものを抱いている。
人間の死や死体を目撃した際のSAN減少の値に+2。
また貴方の胸部には、他の機体にはない傷のようなものがついている。
貴方は貴方がアンドロイドとして覚醒してから、スリープモードに入る度に夢を見ている。アンドロイドが夢を見るなんて話は聞いたことがないがしかし、他に形容する言葉が見つからない為、貴方はこの不可思議なプログラムを夢と呼ぶことにした。
貴方の夢は薄暗い実験室のような場所から始まる。たくさんのモニターや機材、そして白衣を纏った複数の人物に囲まれ貴方は、何かの台に乗せられ拘束されていた。貴方に視線を集めた彼らの中心にいた男性は、貴方と目が合うと「実験は成功だ」と、そう言って貴方にまた新たな機材を取り付ける。
貴方の夢はいつもそこで途切れるのだ。
貴方の意識は時々、謎の空間へと飛ばされる。そのタイミングは様々で、飛ばされた先にはどこまでも白く広い空間が広がっており、そして貴方の前には男性が腰掛けているのだ。その男性に貴方は見覚えはなく、また自分への敵意も感じない。
貴方が男に何者だと尋ねた時、男は「名前は言えない。だがそうだね…私のことは、ウイルスのようなものだと思ってくれたまえ」そう言って笑った。
それから彼は貴方をこの空間に呼び出す度に、「最近の調子はどうだ」と他愛もない世間話のようなものをしてくる。貴方にとってこの空間は居心地がよく、貴方も彼との会話を楽しんでいた。
しかし、この男は一体何者なのだろう?もしこれが本当にウイルスなのであれば、少し気が引けるものの、排除しなければならない。
貴方はHO1との顔合わせ、そして登録の為に警視庁の一室で待機を命じられる。貴方の点検や修理を受け持っている青木玲斗以外で初めて深く関係を持つこととなる人間だ。
それにどんな反応を示すかは貴方次第だが、パートナーとなる以上、HO1を理解し、認められなければならない。
1.夢、ウイルスの正体を知ること。
2.HO1のサポートをしながら事件を解決すること。
□謎の男性 / 声から推測して40代
ウイルスだと名乗る謎の男性。正体と目的は不明。見た目もモザイクのようなものがかかっているせいでよくわからない。
貴方に世間話や科学についての話をしてくる。
□青木玲斗(あおきれいと) / 28歳
貴方の修理やメンテナンスを担当している。元捜査二課。暗い性格であまり他人との関わりを持たない。プラモデル作りが趣味らしく、貴方と2人きりのときはよくその話をする。
キャラクター作成
また、このシナリオ独自の特徴表をお送り致します。こちらで1D6をお振り頂き、結果をこちらで知らせ下さい。
自分が最新モデルであることや、型番はオープンしてもOKですか?
また、この秘匿の内容は、原則自分から明かしてはいけない、とか縛りはありますか?
公開HOの範囲(最新型アンドロイドであること、HO1のパートナーであること)は明かしても構いません。
2でございます!
あなたは誰かといるととても安心する。
それはまるで、----のような。
〈応急手当〉、〈機械修理〉、〈説得〉に+20%の補正
こちらをどうぞ!
これいいのでは
設定の部分なのですが、秘匿の設定見た感じ、あまり過去とか経歴をがっつり組むのは控えた方が良さそうですか?
ほいちや警察に対するスタンスとか機能とか方面で考えて頂いた方がいいかも。
一般窓の方で雑談してた、デジタルインフラを使用せずに音や光で対象にアクセスする機能は可能ですか?
せっかく制作:プラモデルを取ったのに、削らなくてはならぬとは!
ハッキングでない、純粋なアクセスとしては〈コンピュータ〉で可能ですか?
むむむ
プラモデルかハッキングか、悩むな……
設定含め完成しましたので、提出します!
結局、プラモ残した
HO2 ヴィキ
職業:刑事
年齢:0 / 性別:女性型
出身:リボット社
髪の色:シアン / 瞳の色:赤 / 肌の色:白
身長:154cm 体重:108kg
■能力値■
HP:26
MP:18
SAN:90/99
STR CON POW DEX
8 16 18 16
APP SIZ INT EDU HP MP
16 9 15 18 26 18
■技能■
●《回避》 62% ●《ショットガン》85%
●《応急手当》50% ●《聞き耳》 85%
●《精神分析》81% ●《目星》 85%
●《運転》 75% ●《機械修理》63%
●《製作(プラモデル)》45%
●《説得》85%
●《コンピューター》85% ●《心理学》58%
電光石火:第0ラウンドに行動できる
コンピュータ技能+80
応急手当、機械修理、説得に+20%の補正
人間の死、死体を見た際のSAN減少+2
リボット社が開発した最新型アンドロイド。
声帯からの圧縮音声、指先からの発光によって、集音装備や光学入力装備からアクセスが可能なため、従来のインターフェースに依らず多種多様なデジタルデバイスへの入出力に対応したモデル。
キーボードを叩く、GUIを利用する、といった物理的な制約を受けないため、その反応速度は極めて速い。
しかし、テストモデルであることと、リソースをそれら最新機能へと割いているためか、結果的に情緒面が既存モデルに比べ脆弱となっている。
そのためクラウドデータベースとの連動による理詰めの説得は得意とするものの、相手の心情を慮っての言いくるめなどは不得意。
その一方で、何の影響によるものかパーソナリティとして特定の分野への執着と興味は強く、それに懸る話題については饒舌になる傾向がある。
……と最もらしくスペック披露してみたものの、要はオタクコミュ障のアンドロイド。
普段はほとんど表情も動かさず、他人に対して上から目線でシニカルな態度で臨みがち。
その癖言葉遣いはクソ丁寧なので、多分あった人は軒並みイラっとしそう。
ガンダムと銃、バイクが好きで、時間があればプラモ組んだりツーリングしたりバイクをメンテしている。
その時だけはイキイキとしており、その手の話題になると饒舌になる。
うわぁウザい。
HO2 個別導入
本編見る!
そこは薄暗い実験室のような場所だ。自分は何かの台にのせられており、周りには見たことのないような機器類が並んでいる。
そして貴方は白衣を身にまとった人間たちに囲まれていた。彼らは一斉にこちらに目を向ける。その視線は冷たく、そして気味が悪いと貴方は感じる。
「……」
「実験は成功だ」
そう言い放った。
> 〈聞き耳〉で判定。
不思議そうに男を見やる
「成功、とは?」
疑問
身動きはできますか
どこまでも白く続く広い空間に貴方はいた。
ゆっくりと首を巡らせて、周囲を伺う
あなたはこの光景を、何度も見たことがあるような気がした。男が貴方に話しかけてくる。
相手に覚えはありますか?
私に仕掛けられた……?
「あなたは……何、誰なのですか」
「日本の都心の人々の外出率は、昔に比べて10%も低下したらしい。リモートワークが主流の会社が増えたことや、インターネットが以前よりも更に普及されたこと、若者の間では仮想空間が流行していること。理由はいくらでも考えられるが、やはり1番の理由はVOIDの存在だろうね」
「君達VOIDが、警察の捜査まで任されるようになったのも、その一つだろう?」
「そうですね。物理的な作業を行うマンパワーが不足している。それが要因であると考えられます」
「君はどう思う? この世界に必要なのは、人間か。それとも、君たちか」
「人の形成するこの現代社会がVOIDを求めていると言うのならば、そういった表現も可能かもしれません。そういう意味でしょうか」
「不可思議な問答だ、と考えます」
「記録にヒット。これは、禅問答でしょうか」
「さて、少し話しすぎてしまったかな。そろそろお目覚めの時間のようだよ」
瞳を閉じる
視界が闇に包まれる中、目の前の男がこのように呟いたのが聞こえた。
「諸君は「選択」を迫られているのだ。科学技術による「勝利の可能性」か、それを放棄することによる「確実な敗北」かを」
「かの有名なSF小説家、アイザック・アシモフの言葉さ」
「……私は見守っているよ。君たちが、どんな選択をするのかをね」
勝利を放棄し、敗北を選ぶ
そのような判断はあり得るのだろうか
そんな疑問がシリコンチップの向こうで泡のように浮かんで、そして消えた
「…………BR800、聞こえる? ……おかしいな、まさか機体に何か……黒田さんに怒られる……」
目を開けるとそこは警視庁の見慣れた一室だった。目の前には貴方のメンテナンス係である青木玲斗が、少し焦った様子で貴方を見ている。
「ごきげんよう、青木さん。はい。自己診断に異常はありません」
プリセットされた表情、小さな微笑を浮かべる
「黒田さんに怒られずに済みますね」
「ああ、うん、ごめん、聞こえてたのか……」
「えっと、今日、何の日かちゃんと記録してあるよね? 君のパートナーとの顔合わせ、なんだけど…」彼は露骨に話題をそらした。
青木がドアの前に立ちモニターに目を合わせればドアが開く。どうやら網膜認証システムが導入されているようだ。あなた達はそのまま廊下に出る。
どこでプラモ製作に興味持った、私
会話が得意ではないのか、彼はあからさまに視線を彷徨わせながら、そんな話を始める。
「青木さん。明後日はMG Hi-νガンダムの発売日ですね。ご予約はお済みですか?」
歩きながら、声をかける
「あっ、うん、もちろん、作る用と改造用と保存用と、……あのさ、そうだ、君の分も、予約しとこうか」
「まだこの形態が導入されて2年くらいしか経ってないから、アンドロイドに否定的な人も多いけど………いつか認められる日も、くるだろうし」
とりとめのない話し方だが、あなたを心配してくれている、ようだ。
「ありがとうございます。青木さん。私は問題ありません。お気遣い、重ねて感謝いたします」
「青木さんは優しいですから、次のガールフレンドとはきっとうまく行きます」
顔を前へと戻しながら
視線を逸らしながら、と言う仕草に見えたかもしれない
「いえ。拝見した記録はありません」
そう言って青木が自身の端末に触れれば、空中に小さく映像が映し出された。そこには結城晃という名前と貴方のIDナンバーが並べられており、その下には『適合率 100%』と表示されている。
「100%なんて見たことなかったから俺も驚いた。でも人工知能は嘘をつかないし……、きっと、いいパートナーになれるよ」
「ガンダムのダブルアイがメインカメラだ、などと“にわか”な勘違いをするような人でなければ良いのですが」
適合率が稀有な100%であることについては、疑問を抱かない
自分と同列のAIが弾き出した結論なのだ
次回はHO1&2の個別導入になります。
他HOの導入がまだ終わっていないので、
本編ルームにお戻り頂いて、しばらくお待ちください。
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