こちらにはVOID
ネタバレがあります。

こちらは秘匿なしバージョンです。

十七日目 1
本編見る!
はじめます
田尾 麗
こんばんはー
おにゅーのコンパソからの参戦、これで通信環境は改善されるはず……!
こんばんは!!
おおー、おにゅーのパソコン!
田尾 麗
こんばんはー
こんばんは!
田尾 麗
もうラグらない! (はず)
こころづよい!
KP
祝! 新PC! おめでとうございます
快適に卓をできる環境はよきもの……!
田尾 麗
ありがとうございます!
お、こんばんは!
KP
こんばんはー!
田尾 麗
こんばんはー
ここ来る前にリマインダへの各々の反応見てて思ったんですが
結城 晃
こんばんは
どうやら我々はどうあがいても食べ物に収束する習性を持っているようですね……
こんばんは!
田尾 麗
こんばんはー
すべては食べ物に収束する……
三大欲求だから必然なのである。
KP
おいしいからね、食べ物……
なのである(たんなふぁくるーをかじりながら)
三大欲求でカジュアルに話題に出しやすさナンバーワンである
ヴィキ
ただいまです
こんばんは~
結城 晃
おかえり
田尾 麗
こんばんはー
KP
こんばんはー!
調べたらおいしそうなおかしだたんなふぁくるー
ヴィキ
今日は素面です大丈夫
その分卓に酔いしれなぁ!
KP
黒糖のいい香りがするもっちりとしたお菓子です あたためるとほかほかふわふわになっておいしい >たんなふぁくるー
こんばんはー!
ヴィキ
ウィーヒック
いいな~~、さすがに有名所のサーターアンダギーとかちんすこうしか食べたことないので気になりますね……
この動き……酔拳の使い手!?
KP
公式オンラインショップできたんですが送料がたっっっっかいんですよね…… >たんなふぁくるー
送料問題おそるべし……沖縄フェアとかあればな~
ヴィキ
飲めば飲むほど強くなる(工業用アルコール)
人が真似したら最悪死ぬもん飲んでる
ヴィキ
でぇじょぶだ、映画でジャッキー飲んでた
KP
ジャッキーを一般人が真似したら死ぬくない?
ジャッキーは一般存在ではないから……
ヴィキ
割と死ぬ>プロジェクトA
KP
さておき始めてまいります
ヴィキ
はーい
はーい!
田尾 麗
了解です。
結城 晃
はーい
田尾 麗
ウェルカムトゥーようこそスパローパーク
VOIDフレンズ
諸々黙ってたり偽ってた分を順を追って話していこうかなと思っております(相棒とのお話)
キャラ性の再把握もしたいしね!
我々は分断タブお借りすればいい感じかな?(KP
田尾 麗
わー! 君は秘密を作るのがうまいフレンズなんだね!
なお全員秘匿持ち
田尾 麗
みんながみんな秘匿持ち
KP
あ、結城さんたちは夜イベントですので、メインか分断お好きな方でどうぞ。
あ、つまりは秘匿!
KP
YES! >秘匿
ややこしくて失礼しました
いえいえ!

恐ろしい事実
田尾 麗
まって、恐ろしいことに気が付いてしまった。
DELETEボタンの真横に電源ボタンがあるわこのPC
こわすぎ
ヴィキ
ククク……流石だな
先にそこに気がつくとは
だが咄嗟の時に判断できるかな!?
田尾 麗
くっ……なんて奴だ…!
興が乗ってる時のタイピングスピードに指の精密性がついてくるかなァ!
KP
あっ怖い
そういうやばめのショートカットキーついてるキーボードってありますよね BIOSとかで無効化できないんかしら
田尾 麗
押し込んだ感じがほかのキーと違うので早々幼い気はするんですけどね
恐ろしい
うっかり押し込んだ時のリカバリーがめんどくさいやーつ
KP
以前似たようなキーボード持ってた時は、やばいキーだけキートップ抜いて使ってましたね
田尾 麗
使っててやばそうなら対策しますね。
ヴィキ
ぬぅん、退けぃ! CapsLock、NumLockよ! 我がキーボード上に貴様らの居場所など無い!(バキバキ)
地味に誤って触って困りがちな奴二強だ
結城 晃
ほんとこまるの
田尾 麗
たまに有効になると解除どこだっけとなる奴ら
結城 晃
でもNumLockはないとこまるの
田尾 麗
わかりみ

KP
さて、今回は結城さんとヴィキさんの夜イベント、その間に春さんは相棒とお話、となります。
ヴィキ
相棒と秘密の夜
はーい!
田尾 麗
はーい
相棒とどったんばったん大騒ぎ(クロスカウンター)
KP
時は夜。結城とヴィキ、青木とレミは与えられた部屋に戻り、キョウ達も各々の部屋で睡眠を取る。
話がしたければ、どちらかの部屋に行ってもいいし、ちょうど誰もいないらしい休憩室でもいいだろう。
ヴィキ
我々は仲良しなので、同室です
結城 晃
しばらく倒れてたけど夜中に目を覚まそう。
と思ったけどまだ寝てるらしい。
ヴィキ
床に座り、ベッドに背中を預けるような形でスリープしてます
はーい! ではこちら休憩室お借りしちゃいますか
田尾 麗
ますかー
メインもお借りしていいらしいのでせっかくだしこちらお借りしますか
田尾 麗
そうですね、メインで堂々とトンカチ振り回しましょうか。
トンカチとノミで互いの腹を削り合う相棒バトル
田尾&春と結城&ヴィキの会話及び夜イベントは同時に行われていましたが、今回は特に連動要素ないので完全に分けてあります。

では、休憩室に相棒を呼び出して。
いつかのように、牛乳瓶を2つ持って先に待ってます
田尾 麗
そうですねー、ではそのうち休憩室に普段と変わらない感じで入ってくるでしょう。
「……来てくださってありがとうございます、麗さん」
どこかよそよそしい、遠慮がちな笑みを浮かべて席と牛乳を勧める
田尾 麗
「あぁ、構わないよ。」
そう言って勧められた席に腰を下ろす。
ちなみになんですけど、牛乳は紙パック? 瓶?
瓶!
田尾 麗
では、ふたを開けずに瓶の飲み口をなぞってましょう。
呼び出した当人もその蓋を開けることなく、瓶をことりとテーブルへと置いた。
「麗さんには、1年もの間を偽っていました。とても良くして頂きましたから、……わたしというモノがなんであるのか、全てお話したいと思います」
「ケジメというには自己満足の色が強いですけどね。……聞いて、くれますか?」
田尾 麗
「それは別に構わないんだけれど……」
おもむろに納得いかないという表情をしながら。
「そのしゃべり方やめない? いや、それが素だっていうんならあきらめるけどさ。」
「なんか、こう……座りが悪いというか……」
その言葉に、短く息を呑む。
数秒の逡巡の末に、ゆっくり息を吸って……苦笑と共に、吐き出した。
「……あはは、しょーがないなあ。どっちかと言うと設定的にはあっちの方がデフォルトではあるんだけど」
頬を掻いて、おどけたように続ける
「この一年でこっちの話し方も馴染んじゃったみたい」
田尾 麗
「嫌じゃなければ、そうしてくれると俺もやりやすい。話を聞くのにも、ね。」
「それじゃあ遠慮なーく!」
距離感狂っちゃいそう、と小声で独り言ちて、どことなくやけっぱちの笑みが浮かぶ
「それじゃあ、まずは……そーだなあ。わたしのいっちばん古い記憶から話していこうかな」
田尾 麗
「一番古い記憶というと、さっき説明してくれたアレか?」
「……そうなるかなあ。ある意味では、になるけど」
「あったかい陽射しのさす中庭で、子供達が笑ってて」
「その中央で、女の子が歌っているの。その歌声が懐かしくて、わたしは手を伸ばすけど―――その情景には、届かなくて」
「曖昧であやふやな、そんな印象。……3年前に『レナ』が起動する、その直前に見ていた不思議な光景」
「それは多分、わたしが……この機体が、彼女達に関わっている、という証拠、なんだと思う」
田尾 麗
「ふむ……機体の記憶、か。」
秘匿 田尾 麗
田尾 麗
ってことは心ちゃん、今でも歌ってるのかなぁ……

「リト達が復元したデータが裏付けになっちゃってるよねー。いやあー、ははは。連続した『わたし』以外の『わたし』が居たって結構キツイって」
どこか自棄気味に肩を落として、乾いた笑いを浮かべる。
「ま、それは置いといて」
「なにはともあれ、3年前にわたしは起動した。この地下施設の片隅で、キョウ達に発見される形でね」
KP
アンドロイドたちが皆自分のスペースに戻ってしまうと、休憩室周辺はがらんとして静かだ。
秘匿 田尾 麗
田尾 麗
休憩室シーン、間違えて電気消されてNGになる幻覚が見えた。
KP
NGwwww
バッチン「うわっ」「あっスマン」
またNG集が増える
田尾 麗
すべてが終わった後にNGの話を忘れぬように
KP
NGシーンをちゃんと収録しておくの大事

「わたしの型番はX000。―――古い機体にも関わらず、当時の最新アンドロイド達と比べても劣らないスペックを持った、明らかに異色なVOID」
「後々分かったんだけど触ったVOIDをハッキングすることができる機能までついちゃってる。原理はキョウ達も良く分かってないみたいだけどね」
「で、まあ。スパローっていうのはひじょーに人手が……特に、人間社会に紛れ込ませられるようなタイプが足りてない組織でねー」
「こーんな出自の怪しいわたしでも使って警察にスパイを送り込もうって話になったワケ」
田尾 麗
白瀬の言っていたことを思い出す。
人間が苦手なものたちが多いのは事実だろうし、そう考えると確かに人材は少なくなるだろうと納得した。
「そんなわけで、警察に配備されるVOIDに上手く紛れ込んで……本当は、正規のルートに紛れ込んでパートナーを待つはずだったんだよ、わたし」
「だけどね。わたしはスリープ状態だったから良く知らないけど、運送中に“襲撃”を受けた……らしい」
きになる
地味に話せなかった細かい情報も出していくぞぉ~~~
田尾 麗
いいぞぉ~
分断の方も気になるゥ~~~~~~(見る余裕はない)
KP
こういう時に後でゆっくり読めるのでテキセは便利
田尾 麗
ほんそれ

田尾 麗
「なるほど。それであんなことになってたのか。」
初めて会った時のことを思い出す。
「……うん。いやあー、困ったよね! 目が覚めたらなんかあちこち破損してるし、意味が分かんない場所に放り投げられてるし!」
田尾 麗
「こっちは突然起動して驚いたよ……」
「あはは、驚いたのはお互い様。状況がつかめないのに知らない人が目の前にいるわ、起こしてもらったらユーザー登録しちゃうわでさー」
「……でもね、あなたがわたしを起こしてくれた時に、『あ、この人は信用していいんだな』って思ったんだよ。キョウと、同じ暖かさをしてたから」
秘匿 春
信用していいんだな、と思った人間を裏切ることになることについて当時はあまり情動が芽生えてなかったのである……
KP
後からじわじわ芽生えてきちゃったんだね……。
じわじわ……じわじわ……(伸びる根が春の心を罅割っていく音)

田尾 麗
「そうか……白瀬と同じ、か。」
彼も同じ気持ちだったのだろうかと思うと少しだけ安堵したような表情を浮かべる。
「……というか、あれは本当に事故だったのか。」(ユーザー登録)
秘匿 田尾 麗
田尾 麗
何もなしに勝手に登録されたとしたら、それはそれで怖くね?
前から自分のことご存じだったってことにならん?
こわくね???
KP
でもなんだかそうらしいです。
田尾 麗
心ちゃんはいなくなるし、元相棒は自分のもとを去るし、今度こそと思った新相棒は内通者で、さすがに悲しくなる気はするんですよ。
KP
それはそうなんですよ 結城さんが目立ってるけど田尾さんも不遇なのよ
田尾 麗
みんな俺のもとから去るじゃん……
いや、みんな事情を抱えてるからしかたないし、めっちゃ悪いことしてるわけじゃないんだけど……
それにしたって自分がなんもできてないみたいな虚無感はずっと抱えてそうなんですよ。
KP
それはそうなんだよなぁ
田尾 麗
近づきすぎるとまたいなくなったときに嫌になるから距離とってるかんじなのかなーと
KP
ああ、そう考えると辛いな
いなくなることに慣れるためにそうしていて、今度こそって思ったのに春さん内通者なんだもんな……
田尾 麗
それでもきっと嫌いになんてなれないし、彼ら彼女らが正しさを求めてやってるのも理解できるから気にしてないようにふるまうのが癖になってそうなんですよ。
KP
怒れなかったんだなあ……
田尾 麗
いやでもまだ心ちゃん問題とか謎の記憶問題が残ってるから、簡単に終わらせてくれなさそうなシナリオなんよなぁ
KP
相棒たちは互いに心を通わせても、それだけでは終わらないそんなVOID

「少なくともわたし視点では。キョウが何か仕込んでたかもしれないけどねー」大仰に肩を竦める
「その後は……まあ、知っての通りの生活をして、その裏で夜な夜なこっちに顔出してたワケなんだけど。この事件の解決のために捜査情報横流しってやつ?」
「……」
そこで一度言葉を区切って、表情から笑みが消える
「ねえ、スパイがバレるまで、わたしがあなたの名前を一度も呼んだことが無かったこと……気づいてた?」
『相棒』
KP
笑みが消えた……。
田尾 麗
どうしよう、どっちがおいしいかな!?
どっちでもおいしいけど!!
ふふふふwwww どっちでも大丈夫です!
KP
えっ(驚きのKP)>一度も
出会いの時は「刑事さん、あなた」
バディになってからは「相棒」で通してましたからね
田尾 麗
迷ったときはチョイスを振れってばーやん言ってた!
ごーごーチョイス!
田尾 麗
choice[知ってた,知らなんだ] (choice[知ってた,知らなんだ]) > 知ってた
あ、知ってたわこいつ
あ、相棒……!
KP
気づいてたのか相棒……
スパイバレまで名前で呼ばなかったから結城さんとの名前被りイベントが発生しなかったのですね
田尾 麗
まあ、きっと名前の方は日常的に呼ばれることもそんなにないしみたいな感じですよ。
KP
なるほどなぁあああ

田尾 麗
「……まあ、気づいてたよ。」
あはは、と短く、乾いた笑いを浮かべて。
「さすがだなあ」と目を伏せる。
「最初はね、いきなり名前で呼ぶのもなーって遠慮とか、親しみを持たせた愛称の方が早く仲良くなれるかなーって打算だったんだけどね」
「…………気づいたら、名前を呼ぼうとすると苦しくなるようになっちゃってった」
「だってさ、ズルいでしょ? わたしはさ、『レナ』って名前を隠してるのに、わたしだけ無遠慮に『麗さん麗さんー』って呼んじゃうのはさ」
「だからずーーーっと相棒って呼んでたんだよ。…………逃げてたんだ」
自嘲の念を眉間の皺に浮かべる。
田尾 麗
「まあ、俺もみんなに言ってないことあったし、VOIDにも隠し事の一つや二つあるさ。」
爆発
KP
表、「相棒」呼びにそんな意味がなぁ……
ふふふ…………表、春大爆発しちゃっていい……?(((田尾さん
田尾 麗
どうぞ!(耐衝撃姿勢)
よーし! エゴ撒き散らかそ!!!
田尾 麗
ひゅーひゅー!

―――瞬間。荒々しく床を踏みしめて立ち上がった春が、笑みの消えた無表情のまま田尾さんの襟元を掴む。
「……そういう所……っ! やめてよ、そういう曖昧な優しさはさ!」
歯を噛みしめるでもなく、頬を紅潮させるでもなく。
語勢に反して、表情は不可思議に硬直している。
「わかんないじゃん! わかんないんだよっ! なんで許しちゃうの!」
「嫌うならはっきり嫌ってよ! ……許さないなら、はっきりそう言ってよ!!」
「……なんで怒らないの。なにも話してくれないの」
ただ、その蒼球のみが、迷うように揺れて。
「こわいんだよ。怒るはずじゃないですか。罵倒のひとつやふたつ、あるはずじゃないですか」
「……そんな突き放すように、許さないでくださいよ……っ」
ぶつかりあう感情
KP
アンバランスになっちゃってるのいいなあ
田尾 麗
じゃあ、こっちも少し怒っちゃう?
怒って!!!
普段の笑みはね、敵をつくらないための、「敵意はないですよ」って表情なのでね
ヤケ気味な怒りがちょっと混ざってくると適切な表情が途端に分からなくなっちゃう
KP
口調まで不安定になってるのがまた、ね
田尾 麗
よっしゃー、おこするぞ!
これは少しこっちもちょっと掘り下げ下げしないとね!
殴り合って仲直りしましょ!!! 掘り下げ楽しみ
田尾 麗
いまから、うるせーしらねーファイナルファンタジー! みたいになります。
おっしゃーーこいこい
結城 晃
表もきになるー!

田尾 麗
「……」
しばらく沈黙が続く。
「……せる……かよ。」
聞こえるか聞こえないかの声でぽつりとつぶやく。
怒られた子供のように、びくりと体が揺れる。
ぎゅう、と襟元を掴む手の力が強くなる。
田尾 麗
「そんなに簡単に……割り切れるかよ……!!」
今までにないほどの声量で叫ぶように言い放つ。
「そりゃ最初は胡散臭い奴だと思ってたさ。めちゃくちゃ距離ちかいし、すごいしゃべるし!!」
「正直ちょっと面倒くさいなっておもったこともあった!」
「それでも結構信用してたし、また相棒ができて嬉しかったんだぞ!!」
「それなのに、あいつもお前も勝手に俺のことおいていこうとするじゃないか!! 置いていかれる身にもなれよ!!」
「俺ばっかり守られて……」
「ああ、八つ当たりだよ。俺はあの時から、何も救えてない。なのにこうして頑張ってる白瀬や春に怒るなんて筋違いだと思ってるよ!」
「それでも、俺が簡単に割り切ってると思ったら間違いだ!」


相棒が……今までにない声量……!
凄い喋るし(正論)
「……なん、だ。ちゃんと、怒れるんじゃ……ないですか……」
硬直しきった手。襟元を掴み上げたままの指を一本一本引きはがすように力を緩めていく。
「わたしだって……! わたしだってっ、相棒になれて嬉しかったし! もうちょっと自分のこと話してくれないかなーとか思ってた!」
ぎ、と唇を噛みそうになるのを堪えて、夜中であるのも忘れて叫ぶ。
「こうやってあなたに詰め寄ってるのだって八つ当たりだよ! いつのまにか心なんてものが芽生えちゃって、ずっと罪悪感で死にそうになってたのに随分あっさりしてるんだなーって資格もないのに怒ってる理不尽なヒステリーだもの!」
「……わたしも、こわいよ。何も話してくれないんだもん」
「気づいたら居なくなってそうで、そうでなくてもわたしには見限られる理由しかなくて」
「……割り切らなくていいよ。もっと話してよ……怒ってよ」
「……いなくならないで………」
とうとう勢いを失くし、縋るように呟くその表情にいつものような飄々としたものはない。
ただ、叱られ慣れていない子供のように、迷っていた。
田尾 麗
「……なんだよ。それはこっちのセリフだ。」
静かにしかしはっきりと口にする。
一つ深呼吸をする。頭を冷やすように。
「正直、腹には据えかねている。」
「人の牛乳まで飲むし、パーソナルスペースにはずかずか入ってくるし、しれっと内通者だし。」
「それでも、嫌いになんかなれないし、春がいなくなるんじゃないかと考えると何を話していいかわからないんだ。」
「もう、身近な人がいなくなるのは嫌なんだよ……」
そこまで言って気が付く。
「……そうか、存外似た者同士だっただけじゃないか。」
痛み
正直!!!!!
相棒…………
田尾 麗
おっさん、やつ当たるの巻
牛乳とパーソナルスペースと内通者。しれっとで並べて良い罪状ではない
結城 晃
ちょっと重すぎるな
KP
牛乳とパーソナルスペースと内通者が並ぶ
結城 晃
田尾さん、何か傷を負っておいでか……
ただでさえキョウさんが何らかの手段で田尾さんの進退を賭けて警察離脱したっぽいしね……
田尾 麗
皆私を置いていく……(しょもしょも)
KP
かなしいね……
かなしい……

「……そりゃ、そう、ですよ」
ぽつりと、呟く
「全てに『平等』だったわたしに……心を育てたのは、あなたですから」
育ての親、みたいなものです、と少し冗談めかして、ぎこちなく肩を竦める
田尾 麗
「そうか……なら、俺もそう簡単にいなくなるわけにはいかないな。」
少しだけ冗談めかして返す。
当初は平等の博愛しか持ってなかったんだよなあ~
おそるおそる、隣へと腰を鎮めて。
二、三度指を迷わせた後、田尾さんの袖を引っ張るようにつまんで、見上げた。
「また……相棒、って、呼んで、良いですか……?」
今度は、逃げるのではなく。きちんと腹の底から、相手を見据えて。
その上で、相棒と。そう呼ぶことを、あなたが許してくれるのならば。
田尾 麗
「構わないよ。元々怒ってはいたけど、嫌うとか憎むほどのものじゃないし。」
それにと付け足す。
「白瀬が何と言おうと、俺は春として扱うつもりではいたから。何も変わらないさ。」
違うところが似ている
田尾 麗
田尾と春ちゃんって普段と怒ったときの表情とかも逆ですよね
ふふふ、ほんとだ! これが運命……
あいぼ~~~~~~!!
KP
「相棒」の意味が変わっていく……。
田尾 麗
この子はうちの子です!! ふんっ!! って感じです。
KP
しかもその意味の切り替わりがひっそりと行われる
会話に見入ってしまってそば茶が苦い……(ティーバッグ引き上げ忘れ)

田尾さんの腕にぎゅっと抱き着いて、顔を埋める。
表情を隠すように額を擦りつけ、……震える手で、とあるものを取り出す。
―――それは、あちこちに傷がついた、古びた音楽プレイヤーだ。
明らかに型落ちのそれに、あなたは見覚えがある。
田尾 麗
「それ、あの時の……」
春を拾ったあの日。同じ場所で、春が拾って/連れてきた―――あれ以来常に一緒に春と共にあった一品。
「……これ、事件が終わるまで、預かっててください」

「これは『春』じゃないですけど、『春』でいるために……必要だったものですから」
「……もう、この子に頼らなくても、相棒でいれるって。証明するために、……持ってて、ください」
秘匿 田尾 麗
そう、警察業務に戻る時に毎度音楽を聴いていたのはこの瞬間のためだったのである!!
KP
なるほどなあー!!

田尾 麗
「……わかった。大事に預かっておく。」
拾ってから春が大切にしてきたと想像がつくそれを丁重に受け取る。
人からものを預かるのはこれで二度目か。
いや、一度目は預かったのではなくもらったのだが。
「俺はいなくなるつもりは毛頭ない。だから、春もいなくなったりするなよ。」
「親より先に死ぬなんて、親不孝の極みだからな。」
フラグ建てて行こう
ヴィキ
一級フラグ建築士……!
KP
フラグをこしらえているぅ
わたしが死んでも遺品はあるもの(最悪)
でもフラグに負けずに皆で生き延びたい~~
ヴィキ
春さんがあわわになるフラグなのか、それとも田尾さんが銃弾に倒れたと見せかけて
「これがなければ即死だった」
フラグなのか
結城 晃
親!?
相棒生活で心が芽生えたので育ての親みたいなものなのである(田尾さん)
そして起動したのはキョウさんなので生みの親があちら(?)
田尾 麗
育ての親みたいなものって言われたので、俺は今から親父面をするぞ!! ジョジョー!!
KP
オオーッ!!

ゆっくりと、頷いて。
……数秒の時を置いて、離した顔には、もう。いつもの笑みが浮かんでいる。
「それじゃ、ひとつ終わった後の約束しなきゃね相棒」
「どちらもいなくならない。そんで、ぜーんぶ終わったら大事なこと何にも話さないキョウのほっぺをいっぱつばちーん! てしてやろ!!」
2人で!!
身長差
ヴィキ
レッツゴー三匹みたいに両サイドからほっぺをバチーん! て
同時に両サイドばちーんするなら厚底履いて高さ合わせないとな……
田尾 麗
たしかに
KP
なるほど確かに……

田尾 麗
「そうだな。それはいい案だ。」
「全部終わったら、お互いもう少し話をしよう。そこに白瀬やほかのみんなも含めてもいいだろう。」
「……うん。じゃあそれまでは、今夜の事は二人の秘密、だね」
肩に頭を乗せるように寄り添って、甘える。
田尾 麗
「そうするか。」
いつかと同じように頭をなでる。
秘密
噂のティアベル……
田尾 麗
噂の一品
ヴィキ
あら~~~~>表
こちら腹の底まで吐き出し切ったのであとは田尾さん側に言い残しなければ〆よっかな~と
田尾 麗
じゃあ、いっこだけ事実を補足しようかな。
おっなんだなんだ
田尾 麗
たいしたことではないのですがね、今開示しておくのが奇麗かなと
どきどき
ヴィキ
実は俺もシークレットなんだ
なんと奇遇!!

田尾 麗
「……ただそれだとなんかフェアじゃない気がするんだよな。」
うーんと少し悩んだ後、あっと声を漏らす。
そしておもむろに以前見せたティアベルを取り出す。
「これについて、ちゃんと話してなかったな。」
鳴らすか? と春の手元へ
いいの? と言いたげに見上げるが、少しの逡巡の後に受け取る。
「贈り物、っていってたよね」
誰から、とか、踏み込んだことは……聞けなかったけど。
田尾 麗
「ああ。昔、白瀬から貰ったんだ。」
つながり
鳴らさせてもらったあのシーン、知らず知らずのうちに上司の贈り物を鳴らしてたことになるのちょっとおもろ
田尾 麗
そうなんですよね

秘匿 田尾 麗
田尾 麗
ベルを見るとどうしてもめちゃくちゃ鳴らしまくる某あざらしスタンプを思い出してしまう病にかかっている。
KP
ティアベルをめちゃくちゃ鳴らしまくるキョウを想像して吹いた
田尾 麗
リーンリーンリーンリーンリーンリーンリーンリーン!!!!!!

「キョウから」
目をぱちくりさせながら一度鳴らす
「……似合わな……ああいや、結構ナイーブというかロマンチストっぽい所はありそうな気も……」むむむ
田尾 麗
「俺もそう思った。そのあとしばらくしてあいつは警察をやめて、これだけが手元に残った。」
「だからこれは俺にとって結構大事なものだったりする。」
今まで誰にも話したことはないし、言う人もいなかったからな、と付け加える。
「そんなわけで、俺のことも少しだけ話したし、これでイーブンってことにしてもらおうかな。」
「……あはは、相棒ったら律儀なんだから」おどけたように頬をつつく
「残りは、全部終わってから……だね」
腕に抱き着く力を強めて、撫でる手に頭を摺り寄せる
「……明日からは、またちゃんといつものわたしに戻ってるから。もうちょっとだけ……」
と甘えさせてもらいましょう
田尾 麗
「わかった。」
KP
……そうして、あなたたちは互いに喧嘩して、拳を合わせて、通じ合って、そして少しすっきりしたような気持ちの中、眠りにつくだろう。

秘匿 田尾 麗
KP
──あなたが寝ようと着替えを手に取ったとき、自室の扉をノックする音が聞こえた。
田尾 麗
「……誰だ?」
先ほど普段使わない喉を酷使したせいか、少し枯れているかもしれない。
KP
「遅い時間に悪いな。今、いいか?」
それは、白瀬恭雅の声だった。
田尾 麗
「ああ、大丈夫だ。」
キョウ
「悪いな」
そう言うと彼は貴方を誘導し廊下を歩き、やがて地上へと出た。深夜の静まり返った冷気が、あなたの意識を少し冴えさせる。
田尾 麗
冷気に思わず少しだけ目を細める。
キョウ
少し歩くと、そこは貴方も見覚えのある場所だった。
──BAR「crow」看板に小さく刻まれた、特徴的なフォント。

扉を潜れば、店内には他に客の姿はなかった。
田尾 麗
「……この場所も、懐かしいな。」
キョウ
「ああ……、そうだな。こうして二人で座るのは、十年ぶりになるか」
田尾 麗
「そう……なるな。」
キョウ
「お前は何にする?」彼はウィスキーをロックで注文する。
田尾 麗
そう聞かれるならば、いつかのように彼と同じものを注文するだろう。
キョウ
ジャズが流れる店内にグラスの音が響く。重いような懐かしいような空気の中、恭雅が口を開いた。
「急に悪いな。……お前とは、こうやって話がしたいと思っていたんだ」
田尾 麗
「構わないよ。それに……そう思ってたのは俺も同じだ。」
キョウ
「そうか……、なあ、少し語ってもいいか。あれから俺が、俺達がどうしていたか」
田尾 麗
「ああ、是非とも聞かせてくれ。」
キョウ
カラン、と彼のグラスの中で、氷が音を立てた。
「10年前、捜査から外されて警察を辞めた俺は……、それでも諦めきれずに、心を探し続けた。だが、どこを探しても、手掛かりさえ見つからなかった……」
「途方に暮れていた時、ニトとリトに出会った」
田尾 麗
「あの双子か。」
言われて二人の顔を思い出す。
キョウ
「ああ、そうだ。あいつらは父親を探していた。その時俺は科学者を中心とした行方不明事件の存在を知ったんだ」
「……俺は誘拐事件と何か関わりがあると考えて、あいつらと一緒に行動するようになった。事件を目撃したらしいアンドロイド、事件に関わったアンドロイドからスタックを回収して……、ああ、乱暴な手段ではある。でも他に手掛かりを得る方法が思いつかなかった」
田尾 麗
「それであの日、ダイスケのスタックを持って行ったわけか。」
キョウ
「ああ、そうだ」
「……そうやってアンドロイドと関わっている間に、人間の虐待に耐えかねて、俺達を頼るアンドロイドが出だした。一人、二人……、気づいたら、随分増えていたよ」
田尾 麗
「確かに。今や一つの街、国レベルだったな。」
キョウ
「ああ……。なあ、田尾」
田尾 麗
「なんだ。」
キョウ
「俺も、最初はアンドロイドに感情なんかないと思っていたよ。そういう風に喋るようにできているだけの鉄の塊だってな。集まって来た時も、正直な所、何かの役に立てばなんて一瞬考えたさ」
「でも、……レナや他の連中と過ごす内に、アンドロイドを物としか考えない地上の連中に、この国に、正直疑問を抱きだした。……これじゃあまるで、本当にテロリストだな」彼は少し自嘲するように言い、琥珀色の液体を舐めた。
「なあ、田尾。お前は、どう思う?」
田尾 麗
「そうだな……。白瀬はVOIDも人間と同じように扱うべきだと感じていると解釈していいんだな?」
キョウ
「ああ、そうだ。……そう単純ではないかもしれないな。だが、俺が見ている範囲だと、そうだ」
田尾 麗
「なら、俺も同意見ということにはなるかな。昔聞かれたことがあるよ、『人とVOIDに違いはあるのか』って。」
「俺は『人間側の扱い方次第』と答えたよ。」
間違っていたら訂正してくれと最初に前置きをしてから
「俺や白瀬にとってアンドロイドはただの機械じゃない。友人や仲間と言っていいものだろう。」
「だが、そう思わない人間もいる。」
「感情なんてものを人間のエゴでつけられて、それを物として粗雑に扱うなんて、無責任だと俺は思う。」
「現状VOIDの中でもいろいろあるようで、手を取り合うのは時間がかかりそうではあるけど、歩み寄れないことはないとも思ってる。」
キョウ
「……そうか。なんだ、人間同士と変わらないな」
「……なあ、田尾。一つ、頼みたいことがある」
田尾 麗
「こういうやり取りも懐かしいな。とりあえず、聞こうか。」
キョウ
「俺はこの組織を守りたい。人間も、アンドロイドも……、いつか手を取り合える日のために。だから……」
恭雅は一度、言葉を選ぶように口を閉じた。
「もし、俺が……、」
だが、彼はそこで再び、口を噤んでしまった。
「……いや、何でもない。忘れてくれ」
そう会話を切って、彼は席を立つ。
田尾 麗
「白瀬、どうした?」
急に席を立つ彼を訝しげに見る。
キョウ
「そろそろ部屋に戻る。お前もゆっくり休めよ」彼は続けようとした言葉を誤魔化すように、そう言って去ってしまった。
田尾 麗
「あ、おい! ……なんだったんだ。」
しばらく呆けていた後に、心のようなアンドロイドについて聞こうと思っていたのだったと思い出し彼の後を追いかける。
くっ……すっきり寝かせてくれない、それがVOID
キョウ
彼は今日にはそれ以上話す気がないらしく、自室に戻って扉を閉じてしまった。
田尾 麗
人のことは言えないが、彼も大概何も話してくれないなと思いながらもこうなっては仕方がない。
保護されたVOIDに気を付けながら、少しだけ周囲を見てから自室に戻るだろう。
KP
以上です。メインにお戻りください。
田尾 麗
承知いたしました。
KP
あとキョウは全てが終わったらどついていいと思います。
田尾 麗
すべて終わったらどつきたいので生きてくれ。
ていうか死ぬなよ? みんなフラグを建てるな!!
胃に穴が開いちゃうのよ!!

秘匿 春
KP
……そして、あなたは眠りにつく。
いつも通りのスリープモードだ。何が起きる、ということもない。
……突然、記憶の再生が始まった。
始まった?
前のように復元作業をしていないのに、あなたの意識はその記憶の中へ落ち込む。
記憶の再生を行った時と全く同じだった。あなたの意識は眠りに落ちる前のことを忘れ、その場に存在していた。
──

耳に警告音が響く。貴方はこころに手を引かれ、赤く光る廊下を走っていた。
数刻前、突然貴方の元に来たこころは、焦ったような表情で逃げようと貴方に伝えてきた。
理由を聞く暇もなく連れ出され、貴方達は追いかけてくる大人たちを振り切って外に出る。
あとはフェンスを超えるだけだった。
しかし、登る直前貴方の足は男に掴まれ、落とされてしまう。
その瞬間、こころが勢いよく男に体当たりし、貴方にこう叫ぶ。
「逃げて、レナ!」
──貴方はアンドロイドだ。その”命令”には、逆らえなかった。
貴方は1人でフェンスを超え走り出す。明確な目的地はないはずなのに、迷いなく真っ直ぐに。
バッテリーが切れるまで、走って、走って、走り続けて、……やがて貴方は停止した。SANチェック、 0/1。
随分な悪夢……!
CCB<=62 SANチェック (1D100<=62) > 63 > 失敗
惜しい。しかしむべなるかな
KP
以上です。しばらくお待ちください。
はーい! ありがとうございます!
―――混ざる、混ざる、混ざる。
復元を成していないはずのデータが再生され、ひとつの終幕を見せつけられた自意識はソレをもうひとりの『レナ』のものとしての区切りを曖昧にさせていく。
どこからどこまでが『わたし』なのか。……こころちゃんを置いて行ってしまった『レナ』を、わたしはどう継ぐべきなのか
そもそも、このデータは、なんで、消されて
再生処理が終わる一瞬の空隙。完全なスリープモードに戻るまでのラグに挟まれた思考は、呆気なく途切れた。

system
[ 春 ] SAN : 62 → 61
減った!?
ヴィキ
SAN減ったぞ!?
結城 晃
へったな
田尾 麗
へりましたな?
ヴィキ
漏れ聞こえるGガンのせいかな
HAHAHA
夢にまでガンダムが侵食してきまして……
田尾 麗
ガンダムがミーム化してる
なぜGガンが漏れ聞こえるかは次のシーンにて。

乳製品の放置はアウト
あっそういえば相棒とのお話のために用意してた牛乳飲み忘れてる!
あとでがぶのみしちゃお
ヴィキ
我々のお腹は牛乳がぶ飲み程度ではびくともしない
田尾 麗
放置されし牛乳
ヴィキ
危険な香り
まあ地下だしそこまで暑くはならないでしょ!(偏見)