こちらにはVOID
ネタバレがあります。

九日目

開始前
こんばんは!
田尾 麗
こんばんはー
こんばんは!
結城 晃
こんばんは
こんばんは!
田尾 麗
今日めちゃくちゃ寒いですね
結城 晃
でもまた明日から気温上がって、火曜には30度近くまで上がるそうですね。
ですね。気温調整おかしい
まさに気温ジェットコースター……
結城 晃
三寒四温だ
逆か? まあいいや
田尾 麗
いつまでたっても服がしまえないとです
そしてこんばんはですー
結城 晃
こんばんはー
KP
こんばんは! 衣替えという概念は諦めた
田尾 麗
こんばんはー
こんばんは! 今日長袖出したのに暑くなると聞いてげんなりしてます
KP
気温の安定しなさがすごい 暑くならんでくれ~~~
結城 晃
こんばんはー
KP
こんばんは!
第二事件現場組!
KP
YES!
結城 晃
NPCの皆さんの働きか。
ヴィキはもーちょっとで来ます
KP
はーい
ヴィキ
1番ちっちゃいヴィキが来ました
こんばんは!
ヴィキ
こんばんは!
KP
こんばんは!
田尾 麗
こんばんはー

この面々だと赤星さんの大きさが目立つな……
KP
確かに ちっちゃいものくらぶ+赤星
田尾 麗
赤星さんだけ上にニュっと
にゅにゅっ
とはいえ我々もちっちゃいものクラブなので
おおきいものは希少価値
KP
おおきいひとだけ頭一歩飛び出て見えるやつ
田尾 麗
PC組でも結城さんがニュっ
結城 晃
背も髪も長い!
KP
目立つ!
結城 晃
がんばれ先輩
がんばえーぷいきゅあー
田尾 麗
ぷいきゅあー
結城 晃
頭カラフルだし小動物もいるしな……
人外の相棒もいますしね
結城 晃
VOID開発に携わっていたがしばらく表舞台に出てこなかった男、死語しばらく経過していた、だったなー

秘匿 春
素の身長(150cm)的に下手したらイチハくんといい勝負かもしれないなわたし……

KP
では引き続きまして、NPCだらけの第二事件現場。
住所を元に彼らが辿り着いた先は、なんでもないマンションの一室であった。スマートホーム化は進んでいるが、人が住む家というのは案外形状を変えない。
部屋の前には黄色いテープが張られており、その横には警官アンドロイドが佇んでいた。アンドロイドは彼らの姿を確認すると「お疲れ様です、お待ちしておりました」と敬礼する。
第一事件現場と同様、その場に事件当時を再現したホログラムが張られていく。
改めて室内を見れば、家具は荒らされており、床には男性の死体のホログラムが転がっている。それは匂いまで想像できるほど精巧に作られていた。
SANC 1/1d3)
SANチェック
赤星 透也
CCB<=67 (1D100<=67) > 8 > スペシャル
[ 赤星 透也 ] SAN : 67 → 66
黄海 夏央
CCB<=64 (1D100<=64) > 19 > 成功
[ 黄海 夏央 ] SAN : 64 → 63
イチハ
CCB<=79 (1D100<=79) > 66 > 成功
[ イチハ ] SAN : 79 → 78

KP
彼らはその様子を見て少しだけ不快、あるいは動揺を覚えたものの、冷静に現場の調査に入る。
慣れる
田尾 麗
恒例のSANチェック
ヴィキ
えらい
結城 晃
さすがだぜ師匠
叩き込まれるSANC
田尾 麗
強い
結城 晃
しかし成功しても1削られるんだよな
えらら
あんまり凄惨な事件の経験はないメンツなのかもしれない
結城 晃
殺人課の人員が必要だろこれ……
田尾 麗
我々はアンドロイド案件専門ですからねぇ……
ヴィキ
捜査一課の人たちは既にSANが無くなった人たちなのでは
結城 晃
なるほどな?
あるいは死体に慣れのルールが適用されたのかもしれない(
田尾 麗
いやな慣れである
つまり死体は神話生物(慣れ)
死体に出くわして発狂すると増えていく死体知識
ヴィキ
新スキル
死体知識
探偵ものの主人公とかエグい数値になってそう
結城 晃
コ○ンとかどうなってるんだ。
というか彼と一緒にいる小学生達の方が心配だが。
少年探偵団、並みの警察より経験値エグそう

黄海 夏央
「……」黄海が真っ先に、死体に屈みこんでその様子を調べた。
CCB<=80 〈目星〉 (1D100<=80) > 15 > スペシャル
KP
<死体>
20代くらいの男性の死体だ。資料にもあった佐久間彰本人だろう。
後頭部に殴られた痕と胸部に刺し痕がある。また犯人と争ったのだろう、他にも身体に引っかき傷が見られる。
赤星 透也
赤星はその間に玄関扉に不審がないか調べる。
CCB<=80 〈目星〉(1D100<=80) > 83 > 失敗
「……」赤星は無言でイチハを促した。
イチハ
「誤魔化したってバレてるよ、相棒」玄関扉の調査にトライ。
CCB<=80 (1D100<=80) > 31 > 成功
KP
オートロック式の扉だ。
>鍵穴に細工したような傷跡を見つける。
同一犯?
イチハくんと赤星さんも通じ合ってて良いな
結城 晃
いいコンビだねぇ
殴られ? 第一現場と違うな。
後ろからじゃ一撃でやれなかったからか?
今回はかなり争ってますねえ
田尾 麗
1件目と打って変わって人間味が
結城 晃
第一現場も争ったらしいのに胸をひとつきで終わってるからな……
ヴィキ
また刺殺か
同一犯かな
結城 晃
こっちの事件、犯人は違うのかねぇ。
それか、複数犯でその内のひとりが例の刺殺犯とか
ヴィキ
刺創を照合したいな
田尾 麗
先の事件はもっと手慣れてる感ありましたもんね
結城 晃
最初の事件でその家のVOIDがコロシに協力してたりしてなぁ……
でも鍵。

黄海 夏央
赤星がバツの悪いことをしている間に、本棚を調査。
CCB<=80 〈図書館〉 (1D100<=80) > 57 > 成功
KP
IT関連の本の中に、一冊異質な本を見つける。
□人間の脳のつくりについて
人間の脳は3歳になるまでに発達がほぼ終了すると言われている。3歳までに80%、6歳までに90%、12歳までには100%完成することが大脳生理学にて明らかになっており、子ども時代初期の親や家族、その他の成人との間の経験や対話が子どもの脳の発達に大きく影響する。
このことは教育面でも重視されており、イギリス、フランス、アメリカ、ドイツ、韓国などの諸外国では幼少期の教育の無償化を、国家的課題として取り組むようになった。
黄海 夏央
「変ね……。彼には子供はいなかったはず、それに教員でもない。それなのに、教育の本?」
イチハ
「友達に子供でもいたんじゃない?」
子供?
ヴィキ
VOID教育のためか
うーん恐ろしい
脳のメカニズムをVOIDにも応用してる、ありそう感はある
秘匿 田尾 麗
田尾 麗
または人間の脳を使って既にVOIDに組み込んでたりして(独り言)

結城 晃
VOIDは12歳児……
12歳児にVOIDの経験蓄積があれば無敵では。
KP
このシナリオ、簡便化のためかNPCの調査スキルは一律80という規定になっています。
結城 晃
なるほどー
個性はないって事か。みんな優秀だな。
つまり……NPC達は皆万能……!?
田尾 麗
くっ、流石ですな!
ヴィキ
オール80はすごいな
まあ個性があるとNPCに探索を任せる時に考えないといけない事増えますしね
ヴィキ
それはそれで楽しそうではある
事前に必要になりそうな探索技能が推測できるなら実際楽しそう
KP
NPC数が多いので、ただでさえ分量の多い探索フェーズで全員の能力値を管理でKPが「ひぎぃ」ってなっちゃわないようにというやさしさかもしれません
それは本当にKP大変()
田尾 麗
確認だけで天にメッシーしちゃう……
KP
テンニメッシー……
秘匿 結城 晃
結城 晃
ハッ。みんな量産型VOIDでは。
私的になんかナイーブな話題なのでこっちでw
KP
そんなことないよSANはあるし!!
ぶっちゃけると調査フェーズ、PC達の大ファンブルで情報をとりのがしても背景情報がある程度出せるようにこうなってるらしいです。
結城 晃
いっつじょーく。
KP
ヘイ結城さんジョーク
結城 晃
うん、そうだろうなって思うけど、ジョークでもちょっと言うのがはばかられた。
KP
なるほど

結城 晃
しかしそれはコンピューターゲームの領域って感じがするな。
それもそう
経営シミュレーション的な感じになりそう
人材の個性を理解して適した仕事を与えよう!
仕事に成功すると情報を持ち帰ってくるぞ!
ヴィキ
<ヴィキ>
スキル
ガンダム:S
わろた 青木さんもSになってそうだな……
田尾 麗
田尾
スルースキル:S

おしゃべり:S
ヴィキ
結城
サングラス:S
サングラス……wwww
結城 晃
俺のスキルだったのか。
田尾 麗
サングラス
外すと秘められし力が……!?
結城 晃
あー、あるよ。うん。秘められし力。
ヴィキ
サングラスを外すと、実は……
もう1つサングラスが!
結城 晃
丸い奴がかかってる。
マトリョーグラス
ヴィキ
2002年記念の、00がレンズになってるやつ
結城 晃
でけぇな
表のサングラスで隠れきれない奴
ヴィキ
中国は四川の妙技『変面』の技術を使っているのかもしれない
結城 晃
ペラッペラじゃねーか(変面)

イチハ
「それより、証拠品のパソコンがあるってさ」
CCB<=80 〈コンピュータ〉 (1D100<=80) > 27 > 成功
KP
パソコンが置かれている。
中を見てみてもこれといったものは見つからない。
>いくつかのファイルが消去されている。復元は難しそうだ。

現場調査を終えた所で、第一発見者である大家に彼らは話を聞きに行く。
佐久間は自宅勤務で、近所づきあいもあまりなかったらしい。フルリモート人材というやつである。
個人が直接管理しているマンションだったことが幸いして、監視カメラの映像を出してもらうことができた。その映像を見れば、8月から9月にかけて佐久間の部屋に訪問者はほとんど見られないことがわかる。
佐久間さん、根っからの引きこもり気質か
ヴィキ
いいなぁフルリモート
NPCさん達が有能でうれしいずぇ……
結城 晃
ヘタするとPC行く必要ないなこれ
先輩なんだから当たり前なんである。
まあRP重視シナリオなので効率重視にしてもネ
先輩パネェっす!

KP
ん? 違和感が…… 〈コンピュータ〉で調査可能。
イチハ
CCB<=80 (1D100<=80) > 73 > 成功
KP
微かなものだが、カメラの映像に改竄したような跡を見つける。再度〈コンピュータ〉で復元できる。
イチハ
CCB<=80  (1D100<=80) > 72 > 成功
KP
……映像が流れ始める。9/2の午後3時頃、佐久間の部屋の前に黒いフードを被った人物が現れた。扉の鍵をピッキングで開けた後部屋に入り、10分程後に部屋から出てくる。フードで隠れ顔はほとんど見えないが体格から辛うじて男性だとわかる。
イチハ
「うわ、真っ黒じゃん」色んな意味で。
KP
それらの内容とカメラのデータが、貴方達のもとに転送されてくる。
……第二事件現場で判明したことは以上だ。
解錠方法
結城 晃
ピッキングか……
ここは電子錠じゃなかったのかな。
ピッキングスキル持ちかあ
ヴィキ
オートロックってなってたな
しかしまた黒フードか
黒フードの組織か………
結城 晃
クソ目立ちそうな格好だけど
ヴィキ
そいつの体格や骨格のデータと、第一現場のやつのデータ照合したいな
まぁカメラに映るであろうところだけフード被ってればいいだけだからな
ビルの屋上で飛び降りたやつも黒フードだったっけ?
結城 晃
やたら動きの良い黒フード集団。もう脳内には十三機関しか浮かばない……
ヴィキ
名前にX入ってるやつら
茶髪くんどうだったかな~
結城 晃
茶髪君黒いの着てたっけ……
XIII機関……ゲーム、キングダムハーツに出てくるスタイリッシュ黒服集団

1310の謎
結城 晃
1310……「アンドロイドは必ず製品番号、マークを体の一部に彫らなければならない」そんなの元々なかった、だからアンドロイドたるために掘った、なんてこたあるかなぁ。
ヴィキ
う~~~~~~ん
動機としては弱いような
むしろ
アンドロイドという機械で一括りにされてしまう、そんな無個性に抗うためとか……
結城 晃
そこであえて数字なのかなぁ…
うーん
田尾 麗
うーむ
結城 晃
個性を主張するなら、数字はむしろ避けそうな。
とりあえず、アンドロイド法を破っている(殺人)のにアンドロイドたるために掘るのはちょっと矛盾してそうかなあ
ヴィキ
いや、そこでさ
結城 晃
まあ、今なんとなくデータ見ててふと思いついただけなんだよ。
逆に考えたらどうかなーって
大事な考え方!
田尾 麗
多角的な視点、素晴らしい!
ヴィキ
あ、うーん、どうかな
ごめん、またこないだの名前のことなんだけど
やっぱり数字=名前とか
無個性から個性を得るために、名前を彫ったとか
結城 晃
数字すら与えられていない全く同じ違法ドロイドが、VOIDとしての自己を主張するために自分の名を掘った?
覚醒した日を名前として……まあそれは飛躍しすぎかな。
一応、茶髪くん達も組織っぽいし
組織側が管理しやすくするために独自にナンバリングしてる可能性もありそうかな?

ヴィキ
データ照合できますか?
刺創と、黒フードの男の体格データ
KP
雑談窓で出ていた体格・骨格かな?
ヴィキ
刺し傷もお願いしたいです
KP
なるほどなるほど。しばらくお待ちください。
照合を行うなら〈目星〉〈コンピュータ〉で判定をどうぞ。
ヴィキ
ではCPUで
CCB<=85 〈コンピューター〉 (1D100<=85) > 21 > 成功
現場から送信されたデータを、自らの電脳で解析
アンテナの部分に、解析中を知らせるホログラムが浮かぶ
KP
□第一事件現場/第二事件現場の映像照合
それぞれ体格は異なる。が、刺し傷は驚くほど類似している。
また、あなたは映像を照合しながら、何か気になる感覚を覚えた。
【アイデア】で判定。
ヴィキ
CCB<=75 (1D100<=75) > 42 > 成功
出目がえらい
田尾 麗
素晴らしい
KP
第一事件現場の映像に、あなたはあの茶髪のアンドロイドとの類似性を感じた。同一人物なのかまでは分からないが、体格が似ているように思える。
ヴィキ
ほほー
今一緒にいるのは結城だけか
結城 晃
病院へ向かうとこかな。

ヴィキ
「……結城さん」
結城 晃
「どうした」
ヴィキ
「先ほど、第二事件現場のイチハさんから、捜査データを受信しました」
結城 晃
「……そうか。何か見つかったのか」
ヴィキ
「被害者に残された刺創、および実行犯と思われる人物の体格データを、第一現場のものと照合しました」
結城 晃
無言で促しながら、自らもデータベースを参照。
身の毛もよだつほど鮮やかな刺し傷を思い出す。
ヴィキ
「結果、刺創の適合率が97%なのに対し、体格の適合率は32%です。ですが」
「先日の屋上から飛び降りたVOIDとの体格比較では、適合率89%でした」
結城 晃
「あいつか……」
やけにあっさりと身を投げ出した不気味なVOID。
らしさ
KP
適合率の描写いいなあ 好き
田尾 麗
分かります
ヴィキ
VOIDらしさ!
アンドロイドっぽさがグっと増す 良い

結城 晃
「その情報、お前が独自に調べたんだな?」
手元にそんなデータはなかった。
ヴィキ
「はい。これよりドロ課の共有データベースへのアップロードを行います」
結城 晃
「ああ、頼む」
ヴィキ
「了解しました」
耳のアンテナ部に『Connectioning…』という表示とロードを示す円がぐるぐると回る
結城 晃
「……気が、効くな……」
ぽつりと。
やっぱり俺要らなくね?
ヴィキ
「恐れ入ります」

少し、驚いた表情の後で微笑んだ
結城 晃
目をそらし、手元のデータに集中する……
VOIDスゲーじゃん
この情報を我々は解析室できゃっきゃしてる時に受け取るわけだ……
KP
受け取る訳ですねぇ
結城さーーーん!
ちょっとずつ距離が!!!!
田尾 麗
良いですねぇ!!
結城 晃
嫌いなんだってば。
KP
相棒が有能であったばかりにへこんでおられる
茶髪くんの現物がすぐそこにあるので体格比較の裏付けはこっちでもすぐに取れそう
ヴィキ
ですな
裏取りお願いいたします!
ウオオオオ カメラアイスキャン!
KP
シャコン!
ということで前回投げた茶髪くんの手元数字写真にプラスして体格比較の検証データがVOIDネットワークに載るわけです

ヴィキ
「しかし、刺創のデータの一致と、体格の不一致」
「これは、何を示すのでしょう」
結城 晃
「……同じ技術を持った奴が二人、か」
「VOIDなら、可能なんじゃないのか」
でも脳のバックアップはナイヨって言ってたね青木さん。
ヴィキ
「同一の戦闘プログラム……または参照データを搭載すれば、或いは可能かもしれません」
可能ですか? >KP
KP
親しみを持たせるために、VOIDにはおのおの個性が搭載されている。
では、その個性を“持たせなければ”可能かもしれない。
結城 晃
「生き物を殺すに最適化した動きをしたら、極限まで同じ動きになるんじゃないか?」
「それは、『お前たちになら』、可能なんじゃ、ないのか?」
ヴィキ
「……」
「それは、通常のVOIDではあまり起き得ない事象です」
「VOIDの記憶野の処理には、より人らしくあるために、ある種の揺らぎが定義されています」
「個性、と言っても良いかもしれません」
「データとして与えられたプログラムも、それを使用するVOIDの体格や、人格などによって最適化されるため、細部を比較すると異なる部分も多いのです」
「まったく同じということは……」
「その個性すらも奪い去った個体に、全く同一の制御プログラムを実装したりしない限りは」
結城 晃
「……あー……悪かった」
低い声でぼそりと呟く。
ヴィキ
「……いえ」
結城 晃
「なるほどな、覚えておく……」
無個性か。なるほど。
そういった意図をもって作られたVOIDがあるのなら。
ヴィキ
「……つまりは、VOIDを徹底してモノや手先として扱うような者が、彼らを生み出している可能性が考えられます」
なんていう会話しながら、病院へ向かっております
秘匿 春
相棒との日々の裏で別のグループと密接に接してるんだからそりゃ個人に似るほどには学習が偏るわけないんだよな……春……
KP
なんですよねぇ……。

個性
個性:おしゃべり
イチハ
個性:ツッコミ 「どうしてそうなった」
結城 晃
ありがてぇありがてぇ
つまり……イチハくんからツッコミを取り上げれば無個性にできる……!?
イチハ
「えっやだよ、っていうかボクがツッコミに回ってるのはそこのボケドロイドがいるせいじゃん」
結城 晃
イチハくんかわええな
めちゃくちゃ口悪いけど真っ当で笑っちゃった
「イチハくん、面倒見が良いってよく言われない?」
イチハ
「言われないし。言われない…… ……はず」
「っていうかこんなボケなやつと一緒に捜査したことないし」
「つまり初体験で自信が揺らいでいる……と!」
黄海 夏央
「似るのかもしれないわね。相棒同士は。赤星さんも面倒見はいいし」
「上方漫才ベスト100はともかく……」
「我々も個性はあれど、日々の対人関係から絶えず学習は行ってますからね~」
「一番接する相棒に似るのもとーぜんとーぜん!」
田尾 麗
(俺達別に似てるかなぁ……?)
似てなくても似てると言い張れば……同じこと!
ヴィキ
「そんなオトボケドロイドがいるんですか? 困り物ですね」
結城 晃
「ほんと困るな」
「牛乳好きとか似てるんじゃないのかな?」
「あの……身長……とか」
「あっはっはっは、牛乳はむしろ相棒に教えてもらった嗜好ですからねえ」
ヴィキ
田尾さんが牛乳好きな理由……
田尾 麗
「似てるというか……なんか張り合ってるって感じかな……?」
35歳だってまだ少しは伸びるかもしれない……そんな一縷の希望を胸に
「そーですとも! そう簡単に相棒に負けるわけには行かないですからね!」えへん
田尾 麗
結城さんの身長を輝かしい目で見てる田尾はどこかにいると思いますね。

ヴィキ
我々のシーンでもないのに!
KP
いいのよ! では、このまま病院のシーンに行きますね

KP
──病院。
都内にある大きな総合病院。受付に老人たちが並び、消毒液の匂いが漂う。
モバイル受付/会計とオンライン往診システムが発達しているために、待合所にいる人数よりも呼び出しボードに表示された数は多いが、基本的な風景はあまり変わらない。
結城 晃
なんとなく居心地が悪い……
ヴィキ
「どちらの病室か、確認してきますね」
そんな結城に先んじて、受付へ向かいましょう
KP
受付を済ませれば、田中雅人の病室へ向かうことができる。

病院内には患者や医者、看護師の他に、医療用VOIDの姿も見られる。医療現場においてもアンドロイドは必要不可欠な存在となったのだ。
配膳用カートを運ぶ単機能ロボットなど、それ以前の存在たちも元気に動き回っている。
配膳ロボット「ニャッ」
ベラちゃんだー!
ヴィキ
ベラちゃん!
結城 晃
ベラちゃんかわいぃぃぃー!
配膳ロボット……! 看護モード……!?
田尾 麗
で、でたな! 配膳ロボ!!
いーなー、うちの地元にもこないかなあー
ベラちゃん……可愛すぎるネコ型配膳ロボ。ファミレスなどで活躍中。

結城 晃
「……」
何となく避けて通る。
ヴィキ
配膳ロボットと出会ったら、
「こんにちは。お疲れ様です」
と挨拶して、頭をなでなでしている
KP
「お疲れ様ニャッ。病院モードなのでノータッチでおねがいしますニャ」
ヴィキ
「失礼しました。お仕事頑張ってくださいね」
ちょっとしょんぼりして、結城の跡を追う
ねじれPL
衛生!!!!
結城 晃
かーわーいーいーーーー
可愛いシーンなのにそれどころじゃねぇ結城。
せめてPL、ねじれておきますね。ヴィキもかわいいー!
ねじれPL、いっちょうあがり!
ヴィキ
ねじりあめのようになってしまった
KP
ねっじねっじ

KP
病室へと向かうと、ベッドの上で絵本を読む少年がいた。彼が田中雅人本人で間違いないだろう。この病室は個室なので、周囲の入院患者に話を聞かれる心配はない。

……少年は入って来た貴方達を見て、「誰?」と警戒したようにこちらを見た。
ヴィキ
結城の顔を、横からチラッと見る
結城 晃
そうだなー。
結城 晃
「はじめまして。田中雅人くんだね?」
サングラスを外して話しかけよう。
KP
「……うん、そうだけど」
結城 晃
「私たちは警察官なんだ。私は結城晃、こっちのお姉さんはヴィキ。
よろしく」
挨拶をしてから近寄って、近くに椅子があればそこに座って視線を下げよう。
KP
「警察官……」それを聞いて少年は俯く。
ヴィキ
結城のオフサングラスの顔を、アイカメラを丸くして見ていたところに名前を呼ばれ、
「あ、はい。私はヴィキです。よろしくお願いしますね」
少し早口で答えた
おや……結城の様子が!?
田尾 麗
!?
KP
ノーサングラス!!
ヴィキ
やさしいめをしている
KP
やさしくてつぶらなおめめ
田尾 麗
素晴らしい
思ったよりタレ目 そしてこの対こどもモード
パーフェクトだ………
KP
アイカメラをまるくしてるのかわいい
結城 晃
でかい男がグラサンして上から見下ろしたら怖いだろ?
KP
それはそう 「ピエン」ってなっちゃう
田尾 麗
その細やかな気遣い、素敵

KP
「……うん」
丸い椅子がひとつある。
ヴィキ
では、結城に椅子を引いて勧める
結城 晃
ではそれに腰掛けよう。
ヴィキ
結城の斜め後ろに立ち、アンテナの部分に浮かぶのは『REC』の文字
録画録画
●REC
田尾 麗
永久保存版に
ヴィキ
別に相棒のレアモードを収録しているわけではありませんよ!?
表情差分細かくていいぞいいぞ
KP
あ~ほんとだ差分細かい~~
表情差分いっぱい見たいのにKP! この全体であれこれしないといけない画面の小ささ!
でもノーサングラスはばっちり見た
わかる……KPは忙しくて表情差分見きれない……
お疲れ様です
ヴィキ
KPのさだめ
そしてヴィキさんは逆に相棒のレアモードを録画しないんですか!?!?
田尾 麗
PCは見てないけど、PLは見た!
ほんと差分ええですね
ヴィキ
録画の視界に、映り込んでしまったとしても、それは仕方のないことだよね!
それは仕方ないね!!

結城 晃
「辛い思いをしたね」
ではしばらく心に寄り添ったトークをしよう。
病院での話とか、学校へ行っているなら学校で流行っていそうなものとか
好きなアニメ……とか?
KP
「……最近行ってない」とか、「病院は、退屈……」などと、ぽつりぽつりとあなたの言葉に応える。
ヴィキ
(ガンダムが好きです……)
結城 晃
(古いだろ、いくらなんでも……)
KP
結城さん、【アイデア】-20%>または〈医学〉
結城 晃
CCB<=90-20 【アイデア】 (1D100<=70) > 38 > 成功
駄女神
今日は良い出目が多くて安心する
田尾 麗
ナイスです!
ヴィキ
今日は女神様寝ている
まだだ……まだ笑うな……! いや……しかしこれは……あまりにも……! してるのかもしれない
結城 晃
フラグ立てないでください。
ヴィキ
どっかで見計らったように
「はい、どーん!」
ってしてくるのか
流れ的にどーん! されそうなの私だなこれ
ヴィキ
爆弾リレーゲームのようだ
田尾 麗
大丈夫、その前に自分が爆破すると思うので
確率は(女神の楽しめるように)収束する!
つまりこれは……わたしと相棒のチキンレース……!
田尾 麗
素敵演出の裏で世紀の泥仕合を

KP
少年の腕や頬は痩せている。事件直後からショックで事件についての聴取が行えなかったという彼は、しばらく心神喪失状態にあり、ようやく話せる状態になってきたのではないだろうか? という想像があなたの頭をよぎる。
結城 晃
(あまり、負担をかけたくないな……
ただでさえ目の前で両親を失ったんだ。傷は深い)
彼はヴィキに対して、何か反応している?
ヴィキ
VOIDですよ~
KP
今の所、ヴィキに対して特に大きな反応は見せていないようだ。だが、あまり近寄りたがってはいない様子でもある。
ヴィキ
では、ちょっと余計な演出しましょうか
結城が少年と話している間、手持ち無沙汰になった、というわけではないが
「お花、取り替えますね」
いくらか萎れてしまっている、ベッドサイドの花瓶の花を、自分達が持参したものと取り替えようと、近づく
KP
そのとき少年がぎくりとした表情を浮かべ、咄嗟に飛び退こうとして、小さく咳き込む。
結城 晃
「……」
ヴィキ
「雅人くん?」
慌てたように、介抱しようとそちらへ近づく
結城 晃
さりげなく割り込む。
「花は俺が替えておくから、ヴィキは水を持ってきてくれるか」
KP
「……ごめん。嫌いじゃないよ」少年はヴィキさん、あなたの腕に、謝るようにして手を伸ばそうとする。
結城 晃
で、そのまま扉の方へ誘導しながら耳打ちする。
(犯人は、VOIDだ。この意味が分かるな?)
(少し離れていてほしい)
秘匿 結城 晃
KP
同じシチュエーションなんですよねぇ。
結城 晃
わかるんだよなぁ、分かりすぎるほどに。

ヴィキ
「あ……」
(……申し訳ありません)
「お水、取ってきますね」
結城 晃
「ああ、頼むよ」
KP
「ごめん、嫌いじゃないよ、ほんとに……」
少年はあなたに誤解を与えまいと、近づくことができないまま繰り返し謝った。その様子から、本来はアンドロイドが好きなのだろう、そうも感じる。
ヴィキ
「ううん、ありがとう。私も、大丈夫ですよ」
少しだけぎこちなく見える笑みを浮かべて、扉の向こうに消える
結城 晃
軽く手を振って見送ると、扉を閉める。
ヴィキ
人のような微かに沈んだ表情で、扉を閉めて、佇む
耳元には『Directional sound collection』の表示
通りかかった配膳ロボットに、
「すみません。水差しとコップをいただけますか」
とお願いしつつ
KP
配膳ロボット「ニャ」ロボットはするすると動くと、水差しとコップを乗せて戻ってくる。

VOIDがにがて
かわいそうな少年
このVOID全盛の時代、VOIDに対して心の傷ができるのはなあ……生きづらそう……
KP
病院にもVOIDいますからねえ 夜中の看護とかするのはぜったいVOIDになってると思うんだ
結城 晃
だから閉めたのさ。
当直とかね、大変ですしね
うちにもレミさん居ますしねえ、医療用VOID
KP
VOIDなら、昼に比べて夜は動作しにくいとか夜勤→昼勤の転換で体調崩すとかないですからね
なんなら暗視機能とか搭載して明かりを付けずに巡回とかも行けるでしょうしね
KP
ああ、できそう
うっかり明かりを当てて寝ている子を起こすこともないぜ!
ヴィキ
ふと目を覚ますと、目の前に目をギラギラと光らせたVOIDの姿が!
KP
会談怪談になっちゃう
ヴィキ
G7

結城 晃
「……ああ、わかるよ。今は、無理なんだよな?」
振り向いて、少年の所へ戻る。
KP
「……うん」
結城 晃
「分かるよ、君の気持ち。ヴィキだって分かってくれる」
「彼女は賢いんだ」
KP
「賢い……」
結城 晃
「そして、あんなナリなのにガンダムとかいうロボットアニメが好きでね」
「延々、そのアニメの話してくるんだよ」
ヴィキ
あんなナリ
KP
「えっ、そうなの……?」
結城 晃
さすが入院中の子に胸ポケのやつは出せないな……
そうだ。俺のオヤツが消えて代わりに入っていたガンダムフィギュアを出して見せてあげたことにしよう。
KP
「えっ何これ? 見たことない。すごくカクカクしたロボットだね」では、ガンダムフィギュアに少年は関心を引かれた。
既成事実
田尾 麗
あら良い顔
やさしいかおをしている……
ヴィキ
その会話を耳を(電子的に)ダンボにしながら聞いている
電子ダンボ……
ヴィキ
電子ダンボは耳で空を飛ぶか
飛べるさ―――この広大なネットの蒼空を、どこまでも!
良い説得
そしてしれっと採用されるお菓子消失事件……www
田尾 麗
これはよい説得
ヴィキ
事実になってしまった
カクカクしたのはダメか……
では今の最新であるガンダムエアリアルにしておくか
(すんごい丸いデザイン)
KP
残念ながら「カクカクしてる」は「なんだか古い感じ」の少年的別表現なのであった。
ヴィキ
なるほど!

結城 晃
「面白いだろ?」
KP
「うん……。あのね、ダイスケは編み物が好きだったよ。ダイスケって、僕たちの家にいたアンドロイドなんだけどね」
結城 晃
「ダイスケ……くんか」
KP
「うん……。」何か思い出したのか、少年は再び俯く。
結城 晃
「聞かせてほしいんだ……ダイスケくんのこと」
慎重に語り掛ける。
できる限り悲劇に触れることなく話が聞けるように。
KP
「……」少年はしばらく、逡巡するように俯く。
そうですね、少年の決心を導けたかどうか、〈説得〉+20%でどうぞ。
結城 晃
CCB<=75+20 〈説得〉 (1D100<=95) > 37 > 成功
よーしよしよしよし
頑張ってるぞ今日の俺!
KP
「……お兄さんは、僕の話信じてくれる?」
少年は、ぐっと決心するように震える拳を握り、顔を上げた。
結城 晃
「信じるさ。だから私たちは君の話を聞きに来たんだ」
一応メモは出すけど、少年の表情とか見たいんで、あまり綿密には取ってない。
(信じられないような話ってことか……? ヴィキは戻ってきているだろうか。記録を取ってくれているといいが……)
ヴィキ
お任せください
口を開いてくれた少年の声に、集音センサーの指向性を絞り込む
KP
「……あのね、」

そして、少年は少しずつ話し始めた。
「あの日……、みんなで夜ご飯食べてたら、急に扉が開く音がしたんだ」
「ママが見に行ったと思ったら、悲鳴が聞こえて…… 黒いパーカーみたいなの着た人がいて、それで、……その人、ナイフを持ってて……、」
結城 晃
「……うん……」
おかしいぞ
ヴィキ
部屋の外部で、その声を聞きながら、電子錠のログを再度洗いたいです
KP
なるほど。しばらくお待ちを。>ログ
ヴィキ
もちろんです!>待機
うーん?
『扉が開く音がして』『ママが様子を見に行った』のか
ヴィキ
そうなのよ
どうやって開けたんだ
すっごい怖い情報ですわねこれ
ヴィキ
電子錠だったけど、ハッキングの形跡は無かったんだよね
田尾 麗
普通にヒューマンホラーな案件に
(アンドロイドだけど)

KP
「……その人、アンドロイドだったんだ」
「あれは絶対に、アンドロイドだったよ」
結城 晃
「そうか……どうしてそう思ったんだ?」
KP
「あのね、わからない、でも雰囲気が……、そんな感じだった」少年はアンドロイドと共に暮らしていたという。それ故に、僅かな差異を直感が感じ取ったのだろうか。
結城 晃
「そうか、わかったよ」
KP
「……うん。それでね、あのね、……その人がね、こっちに来て、ダイスケの手を握ったんだ」
「そうしたら、」少年の声が震えた。
わずかに、嗚咽。
結城 晃
「……辛かったら、いいよ」
KP
「……ううん、いいよ、話す、あのね、聞いてほしい」
結城 晃
「わかった」
少年の決意を尊重しよう。
KP
「……そしたら、急にダイスケが暴れ出して、パパを、」
結城 晃
「……あ……」
「そうだったのか……」
かわいそう
結城 晃
ダイスケが内通したってわけでもなさそうね
かわいそう過ぎるよ少年
あまりにも唐突に日常が破壊されてる……
ヴィキ
許せんな、滅亡迅雷
滅亡迅雷……仮面ライダー01に出てくる、VOID的な存在を狂わせるネットワーク

KP
「……それで、ダイスケがこっち来て、僕は怖くて泣いて、でも、 ……でも、」
「でも、ダイスケは僕のこと、抱きしめたんだ。……泣いてた気がする。あのね、ダイスケは優しかったんだよ。ママもパパも忙しくて、あんまり僕と遊んでくれないから、ダイスケはすごく優しくしてくれてね、」
結城 晃
「友達か、家族みたいだったんだな、ダイスケくんは」
KP
「……うん。あのね、お父さんみたいで、友達みたいだった」
結城 晃
「……辛い思いを、したね」
抱きしめて頭撫でてあげたい。
KP
少年はあなたに抱きしめられ、あなたの体温に身をあずけながら、押し殺すように涙をこぼす。
「……このこと、他の大人にも話したんだ。でも、みんなアンドロイドが人を殺すわけないって信じてくれなかった」
「でも、本当なんだ……」
結城 晃
「信じるよ……」
「俺にはわかる」
「わかるよ……」
こっちも少し泣きそうだ。
KP
「……うん……。あのね、ありがとう……」
結城 晃
「ああ、任せて。ダイスケくんにこんな事をさせたやつを絶対に捕まえてやるから」
KP
「……うん」
こく、と小さく少年は頷いた。
追加で訊きたいこと
結城 晃
こんなシーンだけど、訊いておきたいことあるかなぁ?
ヴィキ
ふーむ
ダイスケくんの思い入れが深そうな場所とか
窓割って逃げたのはどちらなのかとかですかね
ヴィキ
あと、個人的にどんな絵本なのかも気になる
田尾 麗
うーん、個人的にも先の意見の行きそうな場所くらいですかね
結城 晃
窓わってどっちへ行ったかは、あのおばちゃんの方が知っていそうな気がするけども。
ヴィキ
怪我してたのは黒フードの方だったから、黒フードが割ったんじゃないかなぁ
あっそういえばスキンはげてた目撃談ありましたね
ヴィキ
そうそう
おばちゃんの話通り、良い子っぽいのがつらいですね……ダイスケくん

結城 晃
「ダイスケくんがいきそうな場所……好きな場所、知らないかな」
正直自由のないアンドロイドにそんなことを問うても、という気はしたが……意外とあるのかもしれない、とドロ課の面々を思い浮かべて思った。
KP
「あのね、……編み物が好きでね、よく毛糸屋さんに行ってた。ママのお使いのあと、色んな色の毛糸の話をしてくれたよ」
結城 晃
「毛糸か……」
店の場所は聞けるかな。
KP
少年は詳しく知らないみたい。
結城 晃
なるほど。
家庭的な秘密組織
家庭的なVOID
結城 晃
なんだか親近感。
ヴィキ
イメージ的にすごい体格のいい感じのダイスケくんが編み物好きなのいい
田尾 麗
なかなかのギャップ感ですよね
結城 晃
毛糸屋さんはひとまず本編とは関係なさそうかな……
ヴィキ
ですな
結城 晃
メタよみだけどな。
ヴィキ
黒フードを手編みしている集団なのかもしれない
現状、探索箇所は提示されてますしねー(毛糸屋さん)
黒づくめの組織(ハンドメイド)
KP
一週間に一回ユ〇ワヤで集会
ヴィキ
ジェダイの騎士が自分でライトセーバー作り出せたら一人前、みたいに自分の黒フードを編み上げることができて初めて入会できる組織
結城 晃
縫うならともかく、編むのか!?
田尾 麗
なるほど、入会試験だった
幹部格のコードネームはそれぞれの得意なジャンルの名前
フェルト、手編み、マフラー、夜なべ……
結城 晃
何カ月かかるんだよ。
ヴィキ
マフラーだけ部位限定なのがじわる
てか、マフラーが得意ジャンルってw
KP
機械編みの魔術師、編み機を手足のように操り華麗な紋様が描かれたマフラーを生み出す
マフラーは幹部中最も編む速度が速いのだが、恋愛脳なのが玉に瑕
いずれひとつのマフラーで一緒に巻かれる恋人を夢見ているらしい

結城 晃
窓を破壊して逃亡した時のことについて、もうすこし詳しく訊けそうかな?
KP
「……僕、気を失っちゃって……」少年は弱々しく首を振る。リビングで蹲っているところを発見された、という事前情報とも符合するだろう。
あ、そうだ、電子錠のログですが、ハッキングされた形跡はない。ただ、確認し直すと、外部から衝撃を受けた痕跡が残っている。少年はこのアラートあるいは音を誤認したのかもしれない。
ヴィキ
あー、なるほど、そういうことか
結城 晃
なるほど。
では、少年が読んでいた本を見よう。
「そういえば、何読んでたんだい?」
KP
表紙に男の子とアンドロイドの絵が書かれている。タイトルは『ポコとボク』
結城 晃
「……ああ……」
哀しいな。
俺はその本知ってる?
KP
特に思い当たる所はないかな。
「……読む?」少年は絵本を差し出してくる。
結城 晃
「うん、読んでみたいな」
KP
アンドロイドと人間の男の子が主人公の物語のようだ。発刊日は2039年。作者名は『kanae』
結城 晃
「カナエさんか……ふーん、初めて聞くな」
KP
□絵本
タイトルは『ポコとボク』。
アンドロイドと人間の男の子が主人公の物語のようだ。発刊日は2039年。
作者名は『kanae』
ある町にボク君とよばれるおとこの子がいました。
ボク君はボクという名前ではありませんが、いつも「ボクはね、」と話すので、ボク君とよばれるようになったのでした。
そんなボク君はいじめられっ子でした。
ボク君はまわりの子よりも声も体も小さく、勉強が苦手で、サッカーではシュートしたことがありません。
そんなボク君を、まわりの子はバカにしました。
悲しくなったボク君は、外で遊ばなくなりました。おとうさんはそんなボクくんを心配して、ボク君のたんじょう日に、プレゼントを送ることにしたのです。
それはボク君と同じ大きさの、アンドロイドでした。ボク君はよろこんで、そのアンドロイドに『ポコ』と名前をつけたのです。
ボク君とポコは毎日一緒にあそびました。虫をとりにいったり、サッカーをしたり、ひみつきちを作ったり、ときには勉強も。
ある日ボク君とポコが町を歩いていると、あのいじめっ子たちがやってきました。いじめっ子はアンドロイドがうらやましくなり、ポコを傷つけはじめます。しかし、ポコはいじめっ子にやりかえすことはなく、ボロボロになってしまいました。
ボク君は泣きながらポコにいいました。
「どうしてやりかえさないの?」と。
ポコはいいました。
「あのね、ボクくん。いつでも強くて、正しくて、完璧なニンゲンなんていないんだよ。あの子だってほんとうは、わるい子じゃないかもしれない。だから、やりかえしちゃだめなんだよ」
そういってポコは、動かなくなりました。
それからボク君はたくさん勉強して、大人になりました。
大人になったボクくんは、ぴかぴかになったアンドロイドに『ポコ』と名前をつけてあげるのでした。


めでたしめでたし。
秘匿 春
ポコ……ポコ太郎………
センスが同じ……!
単純に絵本を読んだことがあって元ネタに位置する可能性もある
KP
2039年ですからね。結構古いん。
古い作品だけどまだ所持者が居るってことはドマイナーってほどの本でもなさそうですな
KP
ですな。

KP
「……あのね、僕ね、このお話が大好きなんだ。でも、なんだかさみしい気持ちにもなるんだ。お兄さんは、ぴかぴかになったポコはボク君の友達のポコだと思う?」
結城 晃
「……そうだなぁ……」
「同じように作っても、友達だったポコとは別だよな」
「ピカピカになったポコは、ボク君との思い出を持っているのかな」
KP
新しいアンドロイドに少年との記憶があるかどうかは、語られていない。全ては「めでたしめでたし」で終わっている。
結城 晃
「持っていなければ……新しい思い出を作って、新しく友達になればいい……だけど……友達だったポコとは、別人だろうな」
「なあ、ヴィキ」
どうせいるんだろ、と声をかける。
ヴィキ
その声に、外で
ガチャっ
「わ」
という声の後
扉をそろそろと開けて、顔を覗かせる
結城 晃
「面白い本があるぞ。読んでみないか?(記録取ってくれー)」
KP
「あ……」
ヴィキ
「お水をお持ちしました」
結城 晃
「ありがとう」
ヴィキ
「はい。入っても、よろしいですか?」
結城 晃
「ああ、すまないな。もういいよ」
KP
「うん……。お水、ありがとう」
ヴィキ
「いいえ、どういたしまして」
コップに水を注いでから、ベッドサイドに水差しと共に置き
「あら。ご本ですか?」
KP
「うん……」
結城 晃
「なかなか気になる本だよ」
言って差し出す。
秘匿 結城 晃
結城 晃
結城は「VOIDに心があることを認めているからこそ怖い」のだと私は解釈しているよ。
だから、AIが怖い。機械だと思いたい。
だから「心があることを認めているがゆえに」「否定しようとする」。
KP
複雑でいいですね。心があるからこそ、どうなるかわからない怖さがあるのかな。
結城 晃
そんなイメージです。

ヴィキ
結城から受け取り、ページをめくる
本来のVOIDであれば、一瞬で読み終えるはずのその本を、ゆっくりと、人と変わらぬ速さでめくり
「……少し、悲しいけれど。素敵なお話ですね」
KP
「……あのね、ヴィキ……、さんは、どう思う? ぴかぴかになったポコは、ボクの友達のポコなのかな……」 
ヴィキ
「……」
「いいえ。きっと、違うポコなのではないでしょうか」
KP
「そっか……。なんだか、さみしいね」二人の言葉を聞いて。
ヴィキ
「でも」
KP
「でも……?」
ヴィキ
「ボクくんは、また新しい素敵な出会いをしたのだと、私は考え……思います」
「それは、以前のポコさんと日々を過ごしたボクくんに作られた、新しいポコさんにとっても、きっと素晴らしい出会いだったのではないでしょうか」
「悲しいお別れはありました。けれど、きっとその後のお二人の出会いは、祝福されるべきものだったのではないでしょうか」
「……私は」
「私は、そうであってほしい、と思います」
KP
「……ボクは、新しいポコを作っても、前のポコのこと、忘れちゃったりしないかな」
「……ダイスケも、僕のこと、覚えててくれてるかな……」
ヴィキ
「はい。絶対に」
「雅人さんが、ダイスケさんのことを、ダイスケさんとの素晴らしい日々を覚えていてくれるように」
たちぎぎ
ヴィキ
ダイスケの話、この場にいなかったはずなのに言っちゃったw
結城 晃
そこはスルーするよ。

結城 晃
「別れても、大切な友達は忘れたりしないさ」
秘匿 結城 晃
結城 晃
(ただ、俺にそんな存在は、いたかな……)

KP
「そっか……」
結城 晃
「……」
(忘れていないとすると、少年にとっては操られているよりもよほど悪いが……)
KP
「……あのね、ありがとう。僕の話、ちゃんと聞いてくれて」
結城 晃
「うん、こちらこそ、ありがとう」
KP
「結城お兄さん、ヴィキさん、……ダイスケのこと、よろしくお願いします」そのときだけ、少年は利発そうな眼で頭を下げた。
ヴィキ
「はい。お任せください」
結城 晃
「……分かった。できる限りのことをする」
(無責任なことは言えないな……彼にとって辛い結末になる可能性の方が高い)

結城 晃
では、病院を後にするか。
KP
そこで回診が来て、貴方達は病室を出ることになる。
あなた達が病室から出て病院を後にしようとしたとき、受付の近くに人混みができていることに気が付く。見れば退院患者と思しき男性とその家族を囲むように看護師が「おめでとうございます」と声をかけながら見送りをしているようだ。
【アイデア】で判定。
結城 晃
CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 62 > 成功
ヴィキ
CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 28 > 成功
KP
しかしどういうことだろうか。退院患者と思しき男性の顔に浮かんでいるのは喜びでも安心でもなく、そこにあったのは無表情であった。男性の顔からは全くと言っていいほど、何の感情も読み取れないのだ。
 >SANチェック 0/1

男性とその家族は、声をかける前に病院から去ってしまう。
ヴィキ
CCB<=90 SANチェック (1D100<=90) > 70 > 成功
結城 晃
わっつ
CCB<=43 【SANチェック】 (1D100<=43) > 10 > 成功
不穏
今日は出目が安心して見れる
結城 晃
えー、少年大丈夫?
田尾 麗
突然のきな臭さ
イ、インスティチュート!?
結城 晃
なんかね、人間がVOIDに入れ替わっている疑いはあるよねー
田尾 麗
有り得そうですよね
結城 晃
もしくはVOIDみたいなものに改造されちゃっている可能性
前回のとこで出てきた情報もそんな感じだったし。
脳弄られてないといいネ………

ヴィキ
その男性をスキャンできますか
KP
お、何を確認する?>スキャン
ヴィキ
んー、とりあえず生身かどうか
KP
なるほど。男性は人間だ。
ヴィキ
「……?」
怪訝な表情で小首をかしげる
サイバネがインストールされたりはしていますか?
KP
すぐに出ていってしまったから詳しいスキャンはできないけど、明らかに変なパーツが頭の中にあったりとかそういう感じではないね。
結城 晃
「……どうした、ヴィキ」
「あの男か」
ヴィキ
「……はい」
そのお見送り、「○○さんおめでとうございます!」とか名前言ってないかな
KP
特に名前は呼んでなかったようだ。
カンで動きたい
ヴィキ
ふむ
では
あー
でも、今回の一連の事件と結びつける理由もないよな
カンとかで行動することってできますかね?
KP
内容によるかな。
ヴィキ
ちなみにカンについては、その男性のことをここでもう少し調べたいな、と
結城 晃
正直今のところ今回の件に関係ないからなぁ。
ヴィキ
ただ、今回の事件との結びつきなんて全然ないし、完全にメタというかカンでの行動になってしまうw
いや、やっぱやめときましょうw
美しくないw
んふふふ PLの美学!
KP
了解w
刑事にはカンも重要ですし調べてもいいのよ。
ヴィキ
い、いいのかい?
KP
いいですぜ
結城 晃
いいんだ!
でもそれだとシーン伸びちゃうし次回かな?
ヴィキ
ですな、オーバーしとる
KP
ですね、〈コンピュータ〉〈図書館〉〈目星〉のいずれかで判定、ダイスだけ振って以下次回!

結城 晃
「気になるな」
ヴィキ
「はい。結城さん、少しだけお時間をいただいてもよろしいですか?」
結城 晃
「……わかった」
ヴィキ
アレだね、事件の匂いを嗅ぎ取ったら、刑事としてとりあえずはっきりさせないとね!
CCB<=85 〈コンピューター〉 (1D100<=85) > 88 > 失敗
ああっと
頼んだ相棒
結城 晃
CCB<=85 〈図書館〉 (1D100<=85) > 43 > 成功
今回の俺働いてる!!
KP
では結果は以下次号!続報を待て!

KP
本日は以上でございます。
ヴィキ
次回が待ちきれないのでフラゲしたい!
秘匿 結城 晃
結城 晃
VOIDに心があるから怖いなら、結局人間だって同じなんだよなぁ、とは思う。
KP
なんですよねぇ。何をするかわからないのは実は人間も同じなのである。
結城 晃
田尾さんもそんなこと言ってたな……
黄海さんだったか、両方だったか……まあいい。
KP
〈信用〉したり〈信用〉できなかったりするのは人間もVOIDも同じ、と言ったのはレミだったかな。

おみまい
結城 晃
俺は少年の身が心配です!!
げんきになってね……少年……
田尾 麗
少年……
結城 晃
グラサン外しこんなに早くなるとは……
ヴィキ
お見舞いに映像メディア『フルガンダムセット』を持っていかなくちゃ
結城 晃
……まー、暇そうだし喜ぶかもしれないよ?
KP
喜ぶかもしれないしあまりのジェネギャに理解に時間がかかるかもしれない
レトロだろうと名作は名作ですしねえ
ヴィキ
Gガンなら少年受けはきっと良いだろう
結城 晃
そうだねぇ
田尾 麗
病院でのやり取りめっちゃよいシーンでした。
実際良いシーンだった……

すごい
ヴィキ
明日は多分すごいところから参加することになると思います
KP
すごいところ……!?
ヴィキ
可能であれば画像などおつけして
結城 晃
時間に間に合わなかったらごめんなさい。そうなりそうだったら早めに連絡します。
なんだなんだ 魔界からの参戦!?
KP
なんだろアハンでウフフンな場所かしら そうですね、時間がやばそうならご連絡ください 無理はいけない
ヴィキ
ありがとうございます!
ある意味魔界
実質魔界だった
田尾 麗
次回承知しました!
そして一体どこから……!?