TRPGリプレイ CoC『CoC6:都市伝説課 おまけシナリオ よ⇔×そ! 迷▼≠役∀都市▱説課へ!』柘榴&枇榔 1

こちらには
ようこそ! 迷冥市役所都市伝説課へ!』および
『よ⇔×そ! 迷▼≠役∀都市▱説課へ!』
ネタバレがあります。


こんばんは
柘榴ざくろ
来ました!
KP
こんばんは!
柘榴ざくろ
なんかひっくり返ってるね
なんだろねー
KP
ウフフ
枇榔ヒロ
なんか公式サイトおかしくなってますよ
KP
さて、開始前に少しだけ秘匿があります。
枇榔ヒロ
秘匿
柘榴ざくろ
バグっちゃってるね。
パチパチパチパチ
KP
早速秘匿を送信しました。
よろしくお願いします!
柘榴ざくろ
回答しましたー
KP
ありがとうございます、今しばしお待ちください。
枇榔ヒロ
回答しましたー
KP
では、改めまして始めてまいります。
よろしくお願いします!
枇榔ヒロ
お願いします!
柘榴ざくろ
お願いします!






「ようこそ! 迷冥市役所都市伝説課へ!」
おまけシナリオ
「よ⇔×そ! 迷▼≠役∀都市▱説課へ!」

夜空 様


秘匿 柘榴
KP
都市伝説課職員: 柘榴 様
Q.あなたにとって、枇榔はどのような存在ですか?
Q.もし枇榔が「手もつけられない状況」になったとき、都市伝説課職員:柘榴は枇榔を処分できますか?
Q.枇榔があなたより先に死ぬ場合、なんと声をかけますか?
質問は以上でございます。
迷冥市役所
―――――課
柘榴ざくろ
ふむ? これ今答えるのかな。
KP
です。今どうぞ。
柘榴ざくろ
はーい
KP
すぐ思いつかないが! って場合は次回まででもOKです。
返答か保留をいただけたら進めます。
柘榴ざくろ
Q.あなたにとって、枇榔はどのような存在ですか?
 大事な半身。何を捨てても守るべきもの。

Q.もし枇榔が「手もつけられない状況」になったとき、都市伝説課職員:柘榴は枇榔を処分できますか?
 するよ。
 人に害をなしても生きることをヒロは望まないと思うし。
 そのときは、せめて一緒に行くけど。

 「周りの何がどうなっても生きたい」っていうなら、まあ、諦めるかな。

Q.枇榔があなたより先に死ぬ場合、なんと声をかけますか?
 そんなことにはならないよ。ボクたち一心同体だから。
 万一そんなことになったら、そうだな……「またね」かな。

秘匿 枇榔
KP
都市伝説課職員 枇榔 様
Q.あなたにとって、柘榴はどのような存在ですか?
Q.もし柘榴が「手もつけられない状況」になったとき、都市伝説課職員:枇榔は柘榴を処分できますか?
Q.柘榴があなたより先に死ぬ場合、なんと声をかけますか?
質問は以上でございます。
迷冥市役所
――――課
枇榔ヒロ
えー
KP
この質問は、すぐ思いつかないが! って場合は次回まででもOKです。
枇榔ヒロ
うーん
KP
返答か保留をいただけたら進めます。
枇榔ヒロ
これは
公的文書、って扱いですか?
迷冥市役所の。
KP
という扱いではありません。私的にご返答どうぞ。
枇榔ヒロ
なるほど
A1.大切な先輩であり、恩人であり、パートナー.かけがえの無い人です
A2.手に負えないという点の定義が曖昧ですが、人に仇なすもの、都市伝説課の処分対象になったとしても、最悪一時的に都市伝説課と距離を置くことになっても逃亡して解決を目指しますね
A3.私はあなたであり、あなたは私。例え今離れ離れになっても、必ず私がもう一度あなたを生み出して見せますから。

きさらぎ
「おーい、君たち。居眠りなんて珍しいな、どうしたの」
柘榴ざくろ
おっ、パイセン
KP
肩をゆさゆさとされて目をパチリ、と開く。
物珍しそうにこちらを見る「きさらぎ」の姿が映るだろう。あなたたちも頭を巡らせるが、何か夢を見ていた気はする…… が内容を思い出すことができない。
柘榴ざくろ
「ん……なに? あれ、寝てた?」
枇榔ヒロ
「うどん……むにゃむにゃ」
柘榴ざくろ
「ふぁぁぁ……
コーヒー飲も……きさらぎ先輩、枇榔、コーヒーいかが?」
KP
首を傾げたり寝ぼけたりしていると、ぱさり、と資料を渡される。手元の資料をぼんやりと見つめていると「きさらぎ」が言葉を続ける。
きさらぎ
「コーヒーはいいけど、『異世界エレベーター』についての調査、今日するって言ってなかったっけ?

早く行かないと、また日が暮れるよ」
〈オカルト〉で判定。または手元の資料を見てもよい。
枇榔ヒロ
「伊勢うどんはダメ……讃岐……讃岐がいい……」
柘榴ざくろ
中の人漏れとる
柘榴ざくろ
「ん……」
CCB<=45〈オカルト〉 (1D100<=45) > 13 > 成功
枇榔ヒロ
先輩成功してくれたし、まだ寝てよう
柘榴ざくろ
「枇榔ぉ、起きて」
片手で適当にゆさゆさしつつ資料見てよう。
KP
では、柘榴はこんな都市伝説を知っている。
異世界エレベーター
エレベーターを使い特定の順序を踏むことで、自分とは異なる世界線へ行くことができると言われている都市伝説だ。以下はやり方。

1:エレベーターに乗る。
2:階数のボタンを4階、2階、6階、2階、10階と押し、その階へと行く。
3:10階に誰も乗らずにたどり着いたならば、今度は5階を押す。
4:5階から若い女が乗ってくる。
5:1階を押す。
6:1階に降りず、10階に上がっていけば扉が開いた先が異なる世界線になっている。

途中で予定にない誰かが乗り込んできたりすると失敗してしまう。
またこの方法は、一人で行うことが前提である。二人以上でやると失敗してしまうらしい。
柘榴ざくろ
「ふーん……途中で乗った女の人は降りちゃってもいいのかなぁ」
KP
今回持ち込まれた依頼は、この都市伝説に関するものだった。
どうも、一人ではない時や、手順を踏んでいなくても奇妙なことが起きてしまうという現象が起きているらしい。

……段々と覚めてきた頭が、受けた依頼の内容を思い出す。
「エレベーターに乗ると、見知らぬ場所に着いてしまう」と相談を受けたのだった。居眠りをした覚えはないが、早めに行動しなければまた夜になってしまうだろう。
柘榴ざくろ
もう乗ってない? これw(画面がひっくり返っている)
KP
作部屋上の都合です。PCコマの位置はシーンに記憶されないので。(メタ)>もう乗ってない?
柘榴ざくろ
なるほどー
枇榔ヒロ
「うーん……」
むっくり
柘榴ざくろ
「おはよう、目覚めの異世界エレベーターだよ~」
資料渡す。
枇榔ヒロ
「あ、はい。ごめんなさい、寝てました?」
柘榴ざくろ
「うん、寝てたね」
枇榔ヒロ
「すみません。冷食コーナーで冷凍うどん探してたら、めっちゃコシのないうどんだった夢を見てて……」
柘榴ざくろ
「讃岐讃岐って言ってた」
きさらぎ
「言ってたね」きさらぎは少し笑いながらあなたたちの様子を見ている。
枇榔ヒロ
「私、コシの無いうどん許せないんですよ」
柘榴ざくろ
「はいはーい、帰ってきたら讃岐食べようね。
まずお仕事しよ」
御先稲荷
「なになに、うどん?」
御先稲荷がひょいと「きさらぎ」の後ろから顔を出す。
枇榔ヒロ
「はい、御先さんも好きですか?」
柘榴ざくろ
「やっぱきつねうどん?」
御先稲荷
「好きだよ~。油揚げ入ったやつ」
枇榔ヒロ
「さすが、やっぱりきつねなんですね。あ、でも関西だとそれがたぬきなんでしたっけ」
柘榴ざくろ
「あ、そうなんだ?
ってうどんは後だってば」
枇榔ヒロ
「ああ、そうでした」
CCB<=80〈オカルト〉 (1D100<=80) > 57 > 成功
「へぇ、異世界エレベーターですか。結構流行りましたよね。
えっと。
異世界エレベーターの何を調査するんでしたっけ?」
資料に視線を落とす
柘榴ざくろ
「異世界エレベーターがルート辿らなくても乗れちゃう問題」
枇榔ヒロ
「ああ~。
そういうのもありましたね。
確か、手順の途中からすでにおかしなことが起こり始めるとか、はたまた手順と違う展開が発生するのに、異常が起こり始めるとか。
似たような『鬼門を開ける方法』なんかもそんな噂ありましたよね」
柘榴ざくろ
「夜になると色々湧いたりして面倒だし、早く行こうよ~」
枇榔ヒロ
「ですね。
うどん屋さんも閉まっちゃうし」
柘榴ざくろ
「そうだよ。コンビニのだといっつも文句言うじゃん」
枇榔ヒロ
「そりゃそうですよ、コンビニのは全部軒並み『ソフトめん』みたいな食感なんですもん」
きさらぎ
「はいはい。戻ってきたらうどん奢ってあげるから」
枇榔ヒロ
「おっ、やった!
古奈うどんのカレーうどんがいいなぁ」
柘榴ざくろ
「ボク肉系がいいなー」
御先稲荷
「やったー、きつねうどんと木の葉丼のセットね」
きさらぎ
「御先稲荷は自分で食べなさい」
御先稲荷
「えぇー」

柘榴ざくろ
枇榔との関係を知ったのであんまり先輩っぽくなくなった。
枇榔ヒロ
実はこちらもそうなんですよね
KP
ああー、なるほど……。
枇榔ヒロ
一応先輩、って呼ぶけど、語尾とかはかなり砕けた感じになってます>前回の真実を知ったあたりから
柘榴ざくろ
相変わらず守らなきゃいけない存在ではあるんだけど、
親目線ではなくなったね。
枇榔ヒロ
こちらはバディ感マシマシですね
柘榴ざくろ
あときさらぎさんのことも思い出したのでちょっと甘えてる。

KP
問題が起こっているのは、ある特定のエレベーターだそうだ。その場所も判明している。
枇榔ヒロ
「と、そうだ」
きさらぎ
「? 何だい?」
枇榔ヒロ
「きさらぎさん、その四次元アーマリーに、トランシーバーとかインカムもありますか?
一人じゃなくちゃいけないなら、分断されることも考えておかないと……」
きさらぎ
「ああ、入ってるよ。ただ普段使わないからさ、ちゃんと動くか分からないけど」
枇榔ヒロ
「SCARみたいに、異次元に入っても通信できる不思議インカムだったらなお良いんですけど」
手慣れた動作で枇榔命名『四次元アーマリー』を開けて、中に入って探す
最近は、このあたりの所作も慣れてきた(?)
柘榴ざくろ
「途中で乗ってくる女性を枇榔がやればいいかなって思ってたけどさ。
そういうの無視してどっか行っちゃうかも知れないんだよね?」
枇榔ヒロ
「そうなんですよねぇ」
KP
資料を見るとどうもそうらしい。都市伝説もずいぶん簡略化されたものだ。
柘榴ざくろ
「複数人でも起きることあるらしいし、とりあえず最初は二人で乗ってやってみようか」
枇榔ヒロ
「そうですね、最初は2人で……」
ごそごそ
きさらぎ
あんまり気にした事ないなあ、ときさらぎはいまいち頼りないことを言う。インカムとトランシーバーのセットは問題なく見つかる。
柘榴ざくろ
「そのまんま二人で行けたら楽だよね」
武器を背負う。
枇榔ヒロ
「その場合、サルベージしてくれる人が必要ですけど……」
柘榴にワンセット手渡し、装着して電源を入れる
「チェック、ワンツー。ワンツー。聞こえます?」
柘榴ざくろ
「はーい聞こえまーす。おっけー」
KP
なんだかノイズが混じるが問題なく使えそうだ。偶に見知らぬ囁き声などが入るが、まあ気にするほどのものではないだろう。
枇榔ヒロ
「なんかスピリットボックスみたいなインカムですね……」
柘榴ざくろ
「テステス。今日も槍が降ってるよ」
枇榔ヒロ
「やめてくださいよ。伝えた内容が現実になるやつとかだったらどうするんですか」
柘榴ざくろ
「なんか聞こえちゃイケナイものが聞こえそうだね。
じゃあ、今日もべっこう飴が降ってるよにしとこ。
ボク、紅茶入りも好き」
枇榔ヒロ
「秒速ン百mとかで降ってくるんだから、粉々ですよ」
柘榴ざくろ
「夢がないなぁ……」
枇榔ヒロ
「ちなみに、私もカンロの紅茶茶館は好きです」
柘榴ざくろ
美味しいよね……
柘榴ざくろ
しょーもないことを言いつつ準備を整えて出かけよう。
枇榔ヒロ
場所はどこかなー
柘榴ざくろ
「いってきまーす」
枇榔ヒロ
「いってきます」
きさらぎ
出口へと向かうあなた達へ、「きさらぎ」と「御先稲荷」は揃って手を振る。
「いってらっしゃい、職員さん」
御先稲荷
「いってらっしゃい、職員さん」
KP
扉がパタン、と音を立てて閉じる。
枇榔ヒロ
「一応、日付変わっても戻らなかったら、バックアップお願いしますね」
一度閉まったドアを開けて、それだけ告げて再出発
きさらぎ
その言葉には了承の返事が返る。

本編見る!
KP
相談者から渡された住所の場所に行けば、随分と古いビルが立ち並ぶ場所のようだ。ほとんどが使われていないようで相談者は取り壊しを検討し、見て回ったところエレベーターにて怪奇現象に巻き込まれたらしい。
他の同僚も同じような出来事に巻き込まれ、このままでは良くない、と思い都市伝説課へと相談に来たらしい。

どこを見ても寂れ、重苦しい雰囲気がある場所だ。
枇榔ヒロ
「なんか、いかにもって感じですねー」
柘榴ざくろ
「構わず壊しちゃうってわけにはいかなかったのかな?」
枇榔ヒロ
「そういうの、気になりますよね。なおのこと早く取り壊しちゃった方がいい気もしますが」
KP
取り壊すにも色々あるのだろう。世のしがらみというやつだ。
枇榔ヒロ
あ、そうだ
行きがけに調査しながら行きたいんですが、実際このビルでその他の証言とか、行方不明者とか出てるんでしょうか
柘榴ざくろ
そうそれ、気になるよね。
異世界に行くことが確認されたけど、その後は戻ってきてるってことだよね。
てか取り壊すビルでそんな複雑な移動したのか……?
枇榔ヒロ
噂が先行したんじゃない?
柘榴ざくろ
成歩堂
KP
詳しく調査すると、実際に見知らぬ場所へ行った、という証言が見つかる。
彼らの足取りはエレベーターの前で途絶えるが、それから数日して戻ってきている。
曰く、行った先は同じ街であったが、様子が異なるのだそうだ。
例えばビルが真新しかったり、ビルの前のカフェが床屋になっていたり、知らない駅ができていたり。
枇榔ヒロ
「ふむふむ……」
歩きながら、資料を読み込んでいる
「一応、行方不明の状態でそのまま、という人はいないみたいですね」
柘榴ざくろ
「時を超えちゃったとか、別世界行っちゃったとか、色々パターンがあるんだっけ?」
柘榴ざくろ
一般的な噂としてはあるのかなぁ?
枇榔ヒロ
PLが知ってる限りでは、そうだね
KP
基本的には「違う世界線へ行ける」という噂ですね。>異世界エレベーター
柘榴ざくろ
「違う世界線、っていうとー」
枇榔ヒロ
「ちょっとユニークですね。どんなところが出てくるのかなー」
柘榴ざくろ
ドラゴンボールで読んだやつ。
って言おうと思ったけどこの子めっちゃ若いんだったわ。
枇榔ヒロ
そうだねぇ
柘榴ざくろ
読んでても最近のストーリーしか知らんね。

KP
さて、そうこうしながらあなた達は現地に到着する。
枇榔ヒロ
現地で管理人さんと落ち合うとか、そういう話では無いのかな
柘榴ざくろ
「そっか、10階以上はあるんだよな、当然」
枇榔ヒロ
「無いはずの10階が生えた、なんて噂もありますけどね」
KP
という話ではないね。ビルは立入禁止になっているが、鍵をもらっていてビル内に入ることができる。
柘榴ざくろ
「ちゃっちゃと調べちゃおっか」
枇榔ヒロ
「ですね」
かちゃかちゃがちゃり
「お邪魔しまーす」
柘榴ざくろ
「しまーす」
KP
ビル内に入ると、当然ながら空き部屋しかない、たまに店舗の残骸などがそのまま残されている閑散とした廊下が伸びている。その様子は、何となくビルの亡霊のようにも感じられる。
柘榴ざくろ
「どーも職員でーす。不思議事件の調査に来ましたー」
枇榔ヒロ
「こういうの、ゾクゾクしますね」
サバゲーマニアは廃墟と親和性が高い
柘榴ざくろ
「なんか怖いよねー。
生きてる人がいる方が数倍怖いけどさ」
枇榔ヒロ
「え、そうですか?
生きてる人が相手だと、思い切った行動も取りづらいですもんね」
柘榴ざくろ
「あ、ゾクゾクって嬉しい方か」
枇榔ヒロ
「そうですそうです。どういうところにトラップを仕掛けようかなー、とか」
KP
空き部屋が連なっていて、その奥に、随分前の点検簿が差さったままの古ぼけたエレベーターがひとつある。
枇榔ヒロ
「あ、ありましたね」
柘榴ざくろ
「枇榔ってやっぱさ……
あ、ほんとだ」
枇榔ヒロ
「何か言いました?」
電源は生きてるのかな
とりあえず、ポチー
柘榴ざくろ
コクメイカンとか好きでしょ。って言おうとしてた。
枇榔ヒロ
あんな連鎖トラップ、現実には無いからなぁw
KP
エレベーターの前まで向かおうとするあなた達の目に、ふっとある部屋の番号表示が入った。
枇榔ヒロ
KP
『203』。
その番号がどうしてか気になったのは、ある意味必然なのかもしれない。
一階のはずなのにその番号を振られた部屋の、扉がわずかに開いている。
枇榔ヒロ
「……
先輩。ここのお話って、エレベーターの件だけでしたよね?」
柘榴ざくろ
「のはずだけどなぁ。
一階だよね? ここ」
枇榔ヒロ
折りたたんでいたSCARを一丁展開し、脇にそっと備える
「ですね。……というより、これって偶然?」
柘榴ざくろ
「じゃないと思うな。こういうのって絶対意味があるんだ」
近づいて〈聞き耳〉してから扉を開けてみるか。
いや、あいてるんだから隙間から覗けばいいか。
KP
なるほど。開いてるし判定は不要、特に物音は聞こえないようだ。
枇榔ヒロ
SCARをコッキングし、セーフティを解除して、後に続く
指はトリガーガードにかけたまま
隙間からよく見えないようなら、そーっと開けてみる。
では、ある程度開いたところで、横合いからドアにキックして一気に開き、SCARを構えたまま踏み込む
レーザーの光点を左右に振り、クリアリング
KP
当然のことだが、そこはただの空き部屋だった。テープを張られた窓のほかには何もない、がらんとした部屋だ。

【POW】×1で判定。
柘榴ざくろ
CCB<=(18×1) 【POW】 (1D100<=18) > 44 > 失敗
枇榔ヒロ
CCB<=(28×1) 【POW】倍数 (1D100<=28) > 87 > 失敗
なかなかHARD
枇榔ヒロ
ていうか、先輩SAN大丈夫か
柘榴ざくろ
40もあるからね
枇榔ヒロ
も、って言わないんだよなぁ
KP
そこはがらんとした空き部屋に過ぎなかった。何もない。
柘榴ざくろ
「なにもないか……
意味ないことはないと思うんだけど……」
KP
ふと部屋番号に目をやると、『103』になっていた。
枇榔ヒロ
「……あれ?」
柘榴ざくろ
「なに?」
枇榔ヒロ
ドアの表示を見て、つぶやく
「先輩、さっきまでこれ、203じゃなかったです?」
柘榴ざくろ
「えっ、あ、あれ。
いや、確かに203だったよ」
枇榔ヒロ
「似てる数字だから、見間違えただけ……ってことはないですよね。2人ともなんだから」
柘榴ざくろ
「たぶんね……なんか誘い込まれたみたいでイヤだなぁ」
枇榔ヒロ
「ここのが『そういう性質のもの』なのか、また私たちと何か因縁があるのか……」
柘榴ざくろ
「ボクこんなビル知らないよ」
出て扉を閉めよう。
枇榔ヒロ
「私も、知りませんよ」
……知らないよね?
KP
知りませんね。
柘榴ざくろ
「なんかイヤだけど、エレベーター調べないとね……」
枇榔ヒロ
「まぁ、都市伝説が相手ですからね……」
都市伝説化した身で、つぶやく
柘榴ざくろ
エレベーター呼ぼう。呼んでたっけ。
枇榔ヒロ
呼ぼうとしたとこだったね
では改めてポチー
そもそも電気来てるのかな
柘榴ざくろ
こういうのはきっと電気が来てなくても動いてくれる。
KP
相談者もこのエレベーターを使っていたことだし、電気は来ている。テコ入れしてなんとかするか取り壊すか検討中なのだ。
枇榔ヒロ
なるほど、まだ検討中だったのか
KP
そうそう。
柘榴ざくろ
普通に来てた。じゃあ明かりも問題ないな。

KP
エレベーターを呼ぶと、扉が開く。
室内には1~10のボタンがある。つくりはよくあるような質素なものであり、中は狭い。
天井には白灯が設置されているが、チカチカと点滅を繰り返しているのがわかる。

まあ、不気味だ。
柘榴ざくろ
ではまず知識の通りにポチポチしよう。
なんだか悪戯している気分になるな。
KP
かちり、とボタンを押せばエレベーターは動き出す。機械の稼働音と、少しの浮遊感。
あなた達の耳に届くのはその音ばかりだ。手順通りに、試していく。ボタンを押す音、エレベーターが開く音、それから……

 何かが崩れるような音。
〈回避〉 or 【DEX】×3で判定。
柘榴ざくろ
CCB<=(12×3) 【DEX】 (1D100<=36) > 78 > 失敗
枇榔ヒロ
CCB<=79〈回避〉 (1D100<=79) > 71 > 成功
KP
ぶちり、と何かがちぎれる音。それからばちばちと目の前で白い閃光が走る。がくん、とエレベーターは大きく傾き、一気に急降下していく。
枇榔ヒロ
「え」
柘榴ざくろ
「えぇぇぇ!?
いや普通切れるものじゃないよォォォ!?」
KP
ふわり、と気持ちの悪い浮遊感に襲われる。先程まで問題なく稼働していたはずなのに。あなた達の胸に最悪の想像がよぎる。このまま落ちてしまえば待つのは死だ。体を叩きつけられて、見るも無惨な肉塊に成り果ててしまう。
枇榔ヒロ
咄嗟に手すりにしがみつき、浮き上がりそうな体を床へと押さえつける
「ひ、非常用のブレーキ……」
言い掛けてから、このビルの古さを思い出してゾッとする
柘榴ざくろ
「床に、伏せて」
KP
あなた達の目に、はっと、扉が薄く開いているのが見えた。

一か八か。
そこから外に向けて飛び出すしかない。
運が悪ければ体を切断されるかもしれないが、そのことを考えている時間もない。
柘榴ざくろ
おっと。
「扉!」
枇榔ヒロ
「先輩!」
柘榴ざくろ
声を聞いて同じ物に気付いたことを確信、脱出を試みよう。
枇榔ヒロ
先輩をお先に
柘榴ざくろ
ええー、駄目だよ。とか言ってる場合じゃない!
枇榔ヒロ
こちとら〈回避〉成功してんねんで
KP
意を決してあなた達は飛び出す。柘榴、あなたの身体をコンクリートが擦る。激しい痛み、など、気にしている余裕すらない。

〈回避〉失敗した柘榴さん、1d6のダメージ。
柘榴ざくろ
1d6 (1D6) > 1
[ 柘榴ざくろ ] HP:11 → 10
枇榔ヒロ
実質ノーダメ(みたいなモン
柘榴ざくろ
「いたた。
痛くて良かった。
枇榔!?」
KP
外の光めがけて飛び出した。
ぐらぐらと、意識が、どこかに引き込まれる。

いやにうるさい踏切の鐘の音が聞こえる。ああ、そうだ、あの時見ていた夢の内容。
どうして忘れていたのだろうか。
枇榔ヒロ
「私は大丈夫……あれ?」
柘榴ざくろ
あっ、ボク死んだ?
KP
カンカンカンと、鐘の音が聞こえる。
体はひどく重くて、瞼が持ち上がらない。意識も微睡、抗えない睡魔に襲われる。心地いい振動が体を揺らしていて、アナウンスが聞こえてきた。
柘榴ざくろ
と思ったら乗ってた。
枇榔ヒロ
「これって、きさらぎさんの……」
KP
「次はきさらぎ、きさらぎ……、なんてね」
枇榔ヒロ
「きさらぎさん!? よかった、助かりました!」
KP
「わたしのこえが、聞こえるかな。どうか、そのまま聞いていて」
柘榴ざくろ
「え?」
KP
「君たちには関係があって、ないようなものだけど。わたしと彼女の声に、応えてくれたから」
柘榴ざくろ
「な、なに? だれ?」
秘匿 柘榴
柘榴ざくろ
これ別のPCたちかなぁ……

枇榔ヒロ
声はきさらぎさんのもの?
KP
「きさらぎ」の声はあなた達の返答に応えることなく、一方的にそのまま言葉を降らせる。
「お願い。どうか、迷冥市を救って欲しい」
秘匿 柘榴
柘榴ざくろ
と思ったらきさらぎさんかぁ。

枇榔ヒロ
「え」
柘榴ざくろ
「えっ、事件?」
KP
「ああ、「御先稲荷」のことを頼んだよ、君たちだったら──」
ぱきり、と何かが割れる音とアナウンスの乱れが発生する。
柘榴ざくろ
「えっ、先輩? 先輩? どうしたんですか?」
枇榔ヒロ
電車の揺れに、手すりにつかまって周囲警戒
KP
その後、言葉が続くことはなかった。何故だかわからないが喪失感を覚える。
ああ、消えてしまった、と考えて、そうして睡魔に引きずり込まれるように、あなたたちは思考することをやめる。

KP
ジジジジッとうるさいセミの声が聞こえるアパートの一室で大人一人、子供一人がいた。室内の温度はゆうに 40 度は越してそうななか、大人はただ子供を見下ろしていた。
どっちがその声をこぼしたなんてわからない。
「いきていてほしかった。
いきて、いてほしかった」

ちりん、と風鈴の音が響く。

「彼らに断罪を。
この子に救済を」
ごうごうと、炎が燃え上がる。瞬く間にあたりを包んでいく。
ゆらめく炎の中に、一人の子供と大人は立ち上がる。
大人は何も言わずに、子供に手を差し伸べる。
子供は赤い瞳を細めて、大人の手を取った。


ようこそ! 迷冥市役所都市伝説課へ!
クトゥルフ神話 TRPG 6版
「—————————」

 夜空 様


柘榴ざくろ
子供の方が目が赤いんだ
枇榔ヒロ
タイトルなくなった
柘榴ざくろ
完全にバグっちゃった。

KP
「ねぇ、大丈夫?」
どこかで聞いたような少年の声が聞こえて、意識が段々と浮き上がっていく。
柘榴ざくろ
「うーん……」
枇榔ヒロ
「うどん……」
柘榴ざくろ
「……あれっ、えれべーたーあくしょんっ」
枇榔ヒロ
「はっ」
KP
心配そうな顔をした少年が、あなた達を見下ろしていた。
どこかでその姿を見たような気がした。いちど、夕暮れの黄金に染まる教室のなか、世界を呑み込むような光を背に、顔に深い影を落として。
柘榴ざくろ
「……ってあれ、さとるくん? いや、悟君?」
枇榔ヒロ
「ってことは、ここは……
まさか」
柘榴ざくろ
「……ドコ?」
枇榔ヒロ
「……お彼岸?」
仁科 悟
「えっ、僕のこと知ってるの?」
枇榔ヒロ
「知ってるも何も……」
仁科 悟
少年は不思議そうに目を瞬き、あなたたちの顔を覗き込む。
枇榔ヒロ
「私たちのこと、覚えてない?」
柘榴ざくろ
「変な状況だったし、覚えてなくても不思議はない、かも知れないけど」
目の前の少年、生きているように見えます?
枇榔ヒロ
「先生は? 一緒じゃないの?」
辺りを見渡す
KP
辺りを見回せば、やけに広い夜空が広がっていた。星の数が多い。漆黒の夜空を降るような星々と天の川が染めていた。そこは街のようであったが、あちこちが崩壊し、明かりの数は少ない。
枇榔ヒロ
崩壊
柘榴ざくろ
「えっ、なにこれ」
枇榔ヒロ
その街の光景に、見覚えはあります?
KP
見回すならば、どことなく見覚えがある。あの遠くに見える建物は市役所ではないか。あれは夜に行くと言っていたうどん屋。あれは駅。
ここは、信じがたいが、迷冥市だ。
秘匿 柘榴
柘榴ざくろ
手が付けられなくなっちゃったこの世界のヒロがやったのかなぁこれ。

枇榔ヒロ
「あれ……迷冥市……?」
柘榴ざくろ
「あっ、ほんとだ……」
仁科 悟
「先生? 先生のこと知ってるの?」
枇榔ヒロ
「知ってるも何も……」(2回目
柘榴ざくろ
「うん、悟くんに色々あった時に話を聞かせて貰ったんだ。
神島先生……だよね?」
仁科 悟
「うん、そうだよ? あっ、先生!」
少し遠くから一人の男性が駆け寄ってくる。
少年はそれを見ると、笑顔を浮かべて走り寄る。
枇榔ヒロ
「えっ」
そちらを見やる
柘榴ざくろ
「ま、まあ、あの事件の後なら仲良くなってても不思議じゃないのかなぁ……」
なんか釈然としないけど。
神島 令 
それは確かに神島令だった。少し気弱そうな表情の青年は、少年の姿を見てほっと安堵の息を吐く。それから、あなた達の存在に気づいて、はっと顔を強張らせて背中に少年を庇った。
「……」
枇榔ヒロ
手の様子は
って、手袋してるやないか!
柘榴ざくろ
さむいからかもしれないでしょ!
神島 令 
彼は片腕を押さえているようだ。手には手袋。
枇榔ヒロ
「神島先生……」
柘榴ざくろ
「……お盆、じゃないよねぇ?」ひそひそ
枇榔ヒロ
「どちらかというと、こちらがあっちに行っちゃった感じですけど」
柘榴ざくろ
「お久しぶりです、先生」
神島 令 
「……貴方達は……」
枇榔ヒロ
「どうも……覚えて、ます?」
神島 令 
彼はあなた達の姿をじっと見て、それから、違うのか、と小さく呟いた。
「いえ……、貴方達は?」
枇榔ヒロ
「違う……?」
柘榴ざくろ
「迷冥市都市伝説課職員の柘榴です」
枇榔ヒロ
「都市伝説課の枇榔です。ほら、先生の依頼で……」
神島 令 
「依頼……?」
柘榴ざくろ
「あれ……」
枇榔ヒロ
「……」
うーん、と唸る
理解も及ばなければ、なんと言ったものか
柘榴ざくろ
このふたりボクたちのこと知らない?
〈心理学〉していい?
神島 令 
それから彼は枇榔、あなたの顔を再度じっと見る。
「すみません、どこかでお会いしたことがありましたでしょうか……?」
枇榔ヒロ
「……うーん……。えっ?」
柘榴ざくろ
〈心理学〉は70だけど、するまでもなかったね。
枇榔ヒロ
「あ、ありますよ! さっきから言ってるじゃないですか!
これは、あれかな。煉獄で焼かれて記憶がリセットされるってやつ……」
神島 令 
「そう、ですよね。小学校でしたっけ、仲良くしていて」
枇榔ヒロ
「は?」
そういえば、そんなこと言ってたな
KP
値いくつでしたっけ、〈心理学〉するならこちらで振ります。
柘榴ざくろ
70でーす
枇榔ヒロ
結局、それ覚えてるのかしら>小学校
KP
あなたの記憶には全くない。>小学校
柘榴ざくろ
「うーん、枇榔。ボクたちが調査してたの、別の時間軸に行っちゃうエレベーターだったよね」
枇榔ヒロ
「時間軸というか、異世界……」
は、と息を呑む
「先輩、先輩」
柘榴の肩を捕まえて、顔を寄せる
「これ、ひょっとして、あれでは。
並行世界。パラレルワールドってやつ」
秘匿 柘榴
●神島 令
彼が嘘を言っているようには見えない。本当に、依頼の事も、あの事件のことも知らないように見える。
ただ、あなた達を見た時に何か、恐ろしいものを見たような顔をしたのが気にかかる。

柘榴ざくろ
「そうなんじゃないかって気がしてきた。
このひとたち、ボクたちのことは知らないみたい。だけど……
『誰か』と勘違いしたみたいだよ。
なにか、怖いものとね」
枇榔ヒロ
「え。
怖いもの、ですか。
ひょっとして、イゴーロナク……」
柘榴ざくろ
「さぁ……そんなものと見間違えられるようなご面相はしてないつもりだけど」
枇榔ヒロ
「それはそうか……」
柘榴ざくろ
「あの、ボクたちを最初に見た時、なんだと思ったんですか?
あと、ここは迷冥市であってますよね?」
二人に訊いてみよ。
枇榔ヒロ
「ついでに、今日って何年何月何日ですか?」
枇榔ヒロ
頭の中で、なぜか『地球が何回回った時?』というフレーズがくっついてきた
柘榴ざくろ
なつい
神島 令 
「すみません……、不躾でしたよね。はい、ここは迷冥市です。その……」青年は少し言いよどむ。
仁科 悟
「今日? えっとね」少年が横から出てきて日付を教えてくれるが、日付は一致している。
枇榔ヒロ
我々がビルに行った日ですね
KP
YES。
秘匿 柘榴
柘榴ざくろ
この世界のきさらぎさんの呼びかけが夢として見えたってことかぁ。
でもパイセンはどうやらやられちゃったと。

枇榔ヒロ
「ありがと、悟くん。その……なんで迷冥市がこんな……世紀末な感じに?」
神島 令 
「どうしてか、貴方達を恐ろしく思ったものですから……。勘違い、だと思います」
柘榴ざくろ
「どうかされましたか」
枇榔ヒロ
「恐ろしく……」
仁科 悟
「あのね、最近『神様』の機嫌が悪いんだ。それで、すごく怒ってて……、街が、こんなになっちゃって」
枇榔ヒロ
「かみさま?
神様が、こんなことしちゃったの?」
それって神様っていうのかなぁ、と首を傾げる
柘榴ざくろ
「『かみさま』ってなに? いごーろなく?」
枇榔ヒロ
「うわ」
ズバリ言うなぁ、と横で少し引いてる
仁科 悟
「いごーなろく?」
不思議そうに少年は首をかしげる。
柘榴ざくろ
「あれ、違うんだ?」
神島 令 
「『神様』のことは、ご存知ないんですか?」
枇榔ヒロ
「えっと……概念としては、知ってます……けど」
柘榴ざくろ
「ここの『神様』ってどんなの?」
(なんか、仏教とかキリスト教とか、そんな感じじゃないよね……)
神島 令 
「あまり深くは知らないんですが……、19年前に突然現れた神様だそうです。その、どんな神で、なぜこの市にいるかはわからないのですが。
その神様を信じる教団は、生贄を与えれば恩恵を貰えるって言い回っていたのですが、気味が悪くて、協力する人はいなかったんです」
柘榴ざくろ
「……あ、それって」
枇榔ヒロ
「19年前……」
神島 令 
「それで……、それがいけなかったのでしょうか。今まで何も起こらなかったのに、ここ数週間で、こんなことになってしまって」
柘榴ざくろ
「でも、あれは……やっつけた、よね」
枇榔ヒロ
「いえ……やっつけてはないです……
ただ、なんか鎖だけが出てきて、それで……」
『父』とは呼びたくない
「あの人を、連れてっちゃった……感じ」
柘榴ざくろ
「ってことは、ここでは。
止められなかった、とか」
神島 令 
「都市伝説課の職員さん、なんですよね。この件、何かご存知……、ないんですよね……」
枇榔ヒロ
「……」
柘榴ざくろ
「うん、ごめん、今はボクたちにも何が何だか分からなくて」
はっ。いかんいかん。
「しかし、原因は究明しますから、ご安心ください」
神島 令 
「はい、ありがとうございます……。お二人もどうか、お気をつけて。
私達は、これから神社の方に移動しようと思います」
柘榴ざくろ
「はい、お気を付けて」
仁科 悟
「またねー!」
少年はにこやかに手を振る。
柘榴ざくろ
手を振り返す。
神島 令 
特に引き留めることがなければ、彼らは去っていく。

枇榔ヒロ
「……」
何か、考え込むような顔で、焦点の合わない目をして黙り込んでいる
柘榴ざくろ
「……枇榔。御先先輩探そう」
枇榔ヒロ
「……」
柘榴ざくろ
「大丈夫、心配しないで」
自分の中に湧き上がる嫌な感覚を抑えつけ、笑う。
神社かぁ。
都市伝説相手や神相手なら対抗できるかもしれないしな。
枇榔ヒロ
「……負けちゃった、んですよね。『ここの私』」
彼らが去って行くのを見送りながら、つぶやく
柘榴ざくろ
「そうかもしれない」
枇榔ヒロ
「あなたに助けを求めることができなかったのかな……」
柘榴ざくろ
「もしかしたらここのボクは」
枇榔を助けることも、止めることも、できなかったんだろうな……
枇榔ヒロ
「……」
「都市伝説課に、行ってみましょう」
SCARを背負い直す
柘榴ざくろ
さとるくんに電話してみよ。しもしもー?
あ、夜か。駄目だ。
KP
大いに夜ですね。
枇榔ヒロ
そもそも携帯から直電できるのか
柘榴ざくろ
もちろんいつかみたいに電話ボックスを探してだな!
KP
電話ボックスを探すのならば、道中になにかしら見つけることはできる。
柘榴ざくろ
一応ダメ元でかけよっと。
枇榔ヒロ
生きてるかな>公衆電話
柘榴ざくろ
生きてなくても自分のスマホにポチポチ。
KP
なんとか生きているものがあり、前にやったように電話をかけることはできる。それを聞くものがあったかどうかは分からない。
柘榴ざくろ
「さとるくんさとるくん、何があったか教えて欲しいな。
都合のいい時に電話ちょうだい」
枇榔ヒロ
受話器を置いて出てくる柘榴に声を掛ける
「……先輩」
柘榴ざくろ
電話を元に戻して振り向く。
「うん」
枇榔ヒロ
「もしかしたら……
『いる』んじゃないかな。
『ここの私』が」
柘榴ざくろ
「……たぶん、ね」
枇榔ヒロ
「神島先生、私を見て、怖がってたし」
柘榴ざくろ
「(ボクも怖がられたっぽいんだよなぁ……気のせいかな?)」
枇榔ヒロ
そうだったっけ
寒々とした街の様子を眺める
もしかしたら、自分もこうなっていた可能性があったということなのだろう
柘榴ざくろ
「とにかく都市伝説課に戻ろうよ……行こうよ、かな。
どっちでもいっか」
枇榔ヒロ
「そうですね」
柘榴ざくろ
「こっちにもボクたちがいて、力が借りられたら助かるんだけどなぁ」
希望的観測を口にする。
枇榔ヒロ
「それは……」
もしかしたら、『神様』とはこっちの自分なのではないだろうか
がったい
柘榴ざくろ
枇榔はそうなんだろうと思うんだけど、柘榴何してんだ。
一緒に食われたかな?
枇榔ヒロ
フュージョンしてヒクロになっているかもしれない
柘榴ざくろ
ふゆージョンっ!
枇榔ヒロ
ああ、野沢雅子っておばあちゃんなんだなぁ、って思った瞬間だった>フュージョンの読み方
柘榴ざくろ
よくわかったな。
枇榔ヒロ
当時からめっちゃ気になってたし

KP
瓦礫の断面を不似合いなほどに美しい星空にさらした街は、ただ沈黙の影を地面に落としていた。
都市伝説課に向かう?
柘榴ざくろ
むかうよー
枇榔ヒロ
向かいます

KP
市役所。
枇榔ヒロ
灯はついてるかな
KP
建物自体は他に比べて綺麗だと感じるが、中に入ってみれば手酷く荒らされていた。机や椅子が投げ出され、床にぶちまけられた大量の、赤茶けた……、これは血痕だ。血痕を、点いたままの照明がむなしく照らしていた。
柘榴ざくろ
「きさらぎ先輩……」
枇榔ヒロ
あの様子、言葉から『やられてしまったのか』と思うが、口には出せない
一応、生存者はいないか確認しながら、オフィスへ向かう
何週間か前って言ってたから、それはないだろうけど
KP
〈目星〉
柘榴ざくろ
CCB<=51〈目星〉 (1D100<=51) > 100 > 致命的失敗
柘榴ざくろ
ショックでかかったわ。
枇榔ヒロ
うわぁ
枇榔ヒロ
CCB<=75〈目星〉 (1D100<=75) > 32 > 成功
柘榴ざくろ
『父』はもう存在しないんだろう、と思ってしまったから。
枇榔ヒロ
大丈夫だ、産みの親はまだここにいる
柘榴ざくろ
あと死んだのはあくまでここのきさらぎさんの筈だ!
枇榔ヒロ
うどん!
KP
枇榔さん。受付に置かれた資料に目が行く。何枚かまとめられたものは報告書のようで、必死に書きつけたらしい手書きのそれは字が震えている。その上に血がしたたり落ちて所々赤く染まっていた。
枇榔ヒロ
「……!」
そこへ駆け寄り、手にとる
柘榴ざくろ
わー、ボクの失態が書かれていそう。
KP
柘榴さんのファンブル処理はもう少し後で。
柘榴ざくろ
くらくらする。血痕。あの音。
耳鳴りがする……
〈神話的事象による非常事態宣言〉
迷冥市にて観測された神話的存在が都市伝説課より通達。調査、および沈静化に向かった都市伝説課職員「」による連絡は途絶え、以降沈黙。
本案件、および事象による被害の拡大化。外部に救助要請をするものの遮断されているのか連絡は通じない。
「迷冥市」自体が一つの空間として切り離された可能性あり。この空間に
いる「都市伝説」の制御不能の暴走状態が発覚。都市伝説課職員:「御先稲荷」による沈静化に成功。
KP
そこからは報告書というよりも、乱雑なメモのような走り書きになっていく。
避難場所→神の干渉を受けない場所?
時間がない。移動手段の確保が先決。通達が間に合わない、踏切? 電車、

誰か忘れている

「————」に連絡がつく。現状から協力が得られた、よかった。あそこはここからずいぶん離れた場所だがここの神の干渉を弾く事ができるはず。
枇榔ヒロ
救援要請する外部、って存在したのかー
柘榴ざくろ
外部って我々では
夢で救援要請されたんだ。
枇榔ヒロ
並行世界間どうしが繋がってるってすごいな
KP
それから、こちらに語りかけてくるかのような、やけにはっきりとした文章が、ひとつ。
これを読んでいる君は、都市伝説課職員:「」の存在を覚えている事ができているか?

誰かいた、確かにそこにいたはずなのだ。
でも思い出せない、あれが誰だったか。

柘榴さん。
そこにいたのは誰だっただろうか。そこには何が書かれていただろうか。
あなたは、その名前を、その存在を、一瞬、ふっと。

思い出せなくなる。
枇榔さん。【アイデア】ロール。
柘榴ざくろ
「……?」
枇榔ヒロ
CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 81 > 成功
KP
枇榔さん。あなたは気味の悪い感覚を覚える。
都市伝説課職員:「」と記載があるところ、もともとここは空白だった気がする。

いや、「こうでなければならない」、と強い意思が働くような、気味の悪い感覚を覚える。ぐらり、と頭の中を書き換えられるような感覚に背筋が寒くなる。

枇榔さん、《SANチェック成功時減少 0失敗時減少 1》。

柘榴さんは一瞬だけ、「きさらぎ」のことを思い出せなくなります。そのため、枇榔さんが気づいた上記の感覚についても気づくことができません。

誰かから「きさらぎ」について言及があれば思い出せます。
枇榔ヒロ
左の額を抑えて、呻く
CCB<=95 《SANチェック》 (1D100<=95) > 80 > 成功

枇榔ヒロ
「これ……
きさらぎ、さん……?」
ぽつりとつぶやく
柘榴ざくろ
「きさらぎ? だれ……
!?
え? あ、うん、きさらぎさん。きさらぎさん……だよね」
枇榔ヒロ
その様子に、思わず振り返る
柘榴ざくろ
「へん、だな……」頭に手を当てて首を振る。
枇榔ヒロ
「……」
柘榴ざくろ
「一瞬だけど、そんな人いないと思ったんだ。
おかしいな、きさらぎさんがもしいなくなったら、って哀しくなって
その直後に忘れるなんてこと、ないよ……」
枇榔ヒロ
聞いたことがある
消えた―――死んだ都市伝説の存在が、その後どうなるか
「大丈夫」
柘榴の肩に手を掛けて、頷く
柘榴ざくろ
「……うん、この世界のきさらぎさん、やっぱり」
枇榔ヒロ
「まだ、糸は切れてない。私が覚えてる。だから、生きてる」
KP
荒らされ惨状を晒す市役所の奥に、あの見慣れた都市伝説課へ続く扉が見えた。
柘榴ざくろ
「行こう。まだ誰か残ってるかも」
枇榔ヒロ
「はい」
頷き、奥へと向かう
KP
扉を開く。
鍵はかかっていなかった。
柘榴ざくろ
扉を引き開ける。
「ただいま帰りました」
枇榔ヒロ
その言葉に、胸がきゅう、となるのを感じながら、SCARを構えてクリアリング
KP
今朝見たばかりの都市伝説課の室内は、ここも酷く荒らされ、机や資料棚からは何かを探すように手当たり次第に資料が引っ張り出されていた。ロッカーは無残に倒され、裏の武器庫からは武器が床に放り出されていた。
柘榴ざくろ
「……何か捜し物したのか、ここで。
御先さん? 御先さん、いますか?」
枇榔ヒロ
「御先さん?」
KP
ここを荒らした者は何を探したのだろうか。
応える声は、なかった。

>机、資料棚を調べることができます。
枇榔ヒロ
では、資料棚を
柘榴ざくろ
じゃあ机ー
KP
〈資料棚〉
資料が引っ張り出され、いくつかが空になっている。
〈図書館〉で判定。
枇榔ヒロ
バトンタッチした方が良さそうだw
枇榔ヒロ
CCB<=25〈図書館〉 (1D100<=25) > 16 > 成功
枇榔ヒロ
出たわ
KP
わお。初期値成功で成長チェックもってっちゃってください。
柘榴ざくろ
出たな。さすが。
枇榔ヒロ
やったぜ
KP
いくつか資料がある中で、調査が終わっていないものを見つける。

調査対象:三本足のリカちゃん人形
迷冥第二小学校で廊下に人形が落ちているという相談を受けた。
話の内容から「三本足のリカちゃん人形」ではないかと推測。

しかし接触した子供が行方不明になる、という元の噂にはない状態となっている。神話生物の干渉を受けている可能性があるため早急に対処を検討。
〈オカルト〉で判定。
三本目
枇榔ヒロ
あー私、呪われているの、のやつか
柘榴ざくろ
それただのはるとくんでは、とか思った。いけない。
ていうかリカちゃんの彼氏はるとくんって名前だったっけ???
KP
そんなところからは生えていませんよ。
柘榴ざくろ
ボーイフレンド6人目か……やるなリカちゃん。
枇榔ヒロ
セクハラ部長「三本目の足なら、ワイにもあるでぇ。ゲハハ」
KP
セクハラ部長がお人形さんになっちゃうの?(それは別の話)

枇榔ヒロ
CCB<=80〈オカルト〉 (1D100<=80) > 14 > スペシャル
〈三本足のリカちゃん人形〉について。
枇榔ヒロ
「もともと、怖い話だったけど……凶悪化してる?
神話生物って……?」
頭をよぎるのは、イゴーロナク。そして鎖だけを現した、あの存在
KP
一方、机。
あらゆる資料が机の上に投げ出され、そこから何かを探しているようだった。
〈目星〉で判定。
柘榴ざくろ
CCB<=51〈目星〉 (1D100<=51) > 66 > 失敗

「うーん」
ごそごそ……
資料に埋もれた。
枇榔ヒロ
「先輩、そっちは何かありました?」
三本足のリカちゃんの資料を見ながら、背後に声をかける
柘榴ざくろ
「うん、わかんない。助けて」
あまり引っかき回して現場を荒らさないようにして助けを求める。
枇榔ヒロ
「素直でよろしい」
では、そっちも見に行こう
KP
では枇榔さんも、〈目星〉どうぞ。
枇榔ヒロ
その際に、リカちゃん情報を先輩にも手渡して
CCB<=75〈目星〉 (1D100<=75) > 89 > 失敗
枇榔ヒロ
あれぇ?
柘榴ざくろ
あらぁ?
枇榔ヒロ
そうなったら面白いかな、って思ったらそうなった
柘榴ざくろ
リカちゃんの資料を読んでる。
枇榔ヒロ
「何もありませんね……」
柘榴ざくろ
「そうか。枇榔なら何か分かると思ったんだけどな」
KP
数々の都市伝説の資料がぐちゃぐちゃに投げ出されている。それらはみな事細かに書かれている。
柘榴ざくろ
「うーん、どうしよう。
みんな神社に避難してるのかなぁ」
柘榴ざくろ
纏めて片付けよ……
枇榔ヒロ
そうすることにより、総当たりチェックが可能に
KP
片付けているのを横でじーーーーっと見る? 全部チェックしながら片付ける? >総当たり
枇榔ヒロ
それは認められるんだろうかw
柘榴ざくろ
一応ざっと見ながら片付けるから横からもチェックしてw
KP
数が多いのでメッチャ時間がかかりそうではあるが、別にやってもいい。>全部チェックしながら片付ける
柘榴ざくろ
被害が広がりそうじゃん……
枇榔ヒロ
ヨシ!(横から
どうしようか
ヤバいことになりそうならとっとと神社行くかw
KP
横からチェックするくらいならもう少しマシな時間でなんとかなるかな。
枇榔ヒロ
なるほど
じゃぁ横からチェックしましょうか
柘榴ざくろ
ざざっと纏めるよ。
KP
ざっと資料を纏めながら片付ける柘榴の手元を、あなたは横からチェックする。
〈目星〉/2で再度振ってよい。
枇榔ヒロ
半分かぁ
枇榔ヒロ
CCB<=75/2〈目星〉 (1D100<=37) > 25 > 成功
枇榔ヒロ
出たわ
柘榴ざくろ
えっらい!!
KP
あなたは片付けられていく資料の中に、ふとおかしなものを見つけた気がした。
枇榔ヒロ
「あれ……?」
柘榴ざくろ
「ん、これ?」
手を止める。
枇榔ヒロ
「ええ、それ、ちょっと見せてください」
枇榔ヒロ
美味しいうどん情報
柘榴ざくろ
ここにあるなら都市伝説うどんだよ。
KP
それは何らかの都市伝説の資料のようだった。
枇榔ヒロ
なんだろな
都市伝説:「」について書かれているが、大半が不気味な文字化けを起こしているようで読めない。
最後に「誰も覚えてない。」と書かれている。
枇榔ヒロ
すみません、ShiftーJISにしてもう一回
KP
あなた達は一瞬、おかしな感覚に襲われる。
自分たちがいるのは都市伝説課で、一緒に働いていたのは「」と「御先稲荷」で……。「」とは? もう一人いたはず。確かに誰か。

それが誰だったのかだんだんと記憶が抜け落ちていく。「」が誰で、どんな関係で、関係?
いやそもそも都市伝説課は「御先稲荷」とあなた達と、
……いや、これも違う。思わず頭を片手で抑え痛みにうめく。
忘れてはいけない、覚えていなければと、心がそう叫ぶ。
柘榴ざくろ
誰も覚えてない っていうのは書き加えられてるのかな?
KP
書き加えられている。
柘榴ざくろ
おおー、ここの資料ヤバイやつじゃん。
KP
二人とも、上昇前の【POW】をベースとした【幸運】で判定。
枇榔ヒロ
「……くそ……」
左の額を押さえて頭を振る
CCB<=90 【幸運】 (1D100<=90) > 99 > 致命的失敗
枇榔ヒロ
うわぁ
これはきさらぎさん帰ってこれないやつ
柘榴ざくろ
CCB<=55 【幸運】 (1D100<=55) > 94 > 失敗
柘榴ざくろ
はいダメー
枇榔ヒロ
さよならきさらぎさん……
きみのことは……わすれたっぽい。
KP
柘榴さん。
「」とは誰だったか。いや、そもそもそんな人物存在などしない。だというのに今自分は何故考えているのだろうか。どこかで本能が忘れてはいけないことだと強く告げるが、その端からどんどんと綻んでいく。
柘榴ざくろ
「あれ、ええと……
うーん?」
眉根を寄せる。だがどうして眉間にしわ寄せていたのかも分からなくなる。
枇榔ヒロ
【アイデア】とかでしがみつけないかなーーー
KP
枇榔さん。
あなたの思考がふっと、すっきりと晴れる。自分は何を気にしていたのだろうか。この資料は何だっただろうか。そんな人物存在などしない。どうやら何か間違ったものが入ってきてしまったに過ぎないようだ。
枇榔ヒロ
首を傾げて、資料を柘榴に返す
柘榴ざくろ
「えー、なんだっけ、絶対忘れちゃいけないことなのに」
首をひねりながら資料を揃える。
KP
一応、もうちょっと後に思い出すタイミングはまだあります。
枇榔ヒロ
よかった
6版はフォロー効かないから困るぜ
柘榴ざくろ
つまりここに来たヤツがきさらぎさんの資料に手を加えて存在を消したってことか。
枇榔ヒロ
きさらぎさんがいなかったことになれば、我々の介入も無かったことになるからね
柘榴ざくろ
それやってんのこっちの世界のボクじゃないだろうね?
枇榔ヒロ
「さ、早く神社に行きましょう。急がないと」
柘榴ざくろ
「そうだね」
暗くなる前に早く行きなさいね、っていつも笑って送り出してくれた……人?
いたかなぁ……?
振り向いてもうひとつ首をひねって、資料を丁寧に机に戻す。
枇榔ヒロ
アーマリーに辛うじて残っていた5.56mmマガジとアモケースをカバンに放り込んで後にする
KP
あなた達は何かを落としたような感覚を覚えながら、外に出るだろう。
相変わらず夜空は、寒気がするくらいに美しかった。

>学校、神社に行くことができます。
何か調べ物がしたければ、図書館に行くこともできる。
柘榴ざくろ
学校かぁー。
あの二人は神社に居るんだよね。
御先さん探すなら神社がいいのかと思うんだけど、どうなんだろ?
あと、人が集まっているんなら話が聞けそうかな、とか。
枇榔ヒロ
とりあえず合流したほうが良さそうではある
後から図書館に行くことはできるのかな?
KP
できます。>あとから
柘榴ざくろ
じゃあまずは神社かな。他二カ所はまだなんとなく行く理由がない。
学校、っていうと、別棟の図書室ってのもあるか。
枇榔ヒロ
では、神社先行で
柘榴ざくろ
先生を狂わせたのも悟を死に追いやったのもイゴーロナクだったよなぁ。
柘榴ざくろ
「あの二人が仲良い理由……イゴーロナクがいなかったから?」
とか呟いて神社に向かおう。
枇榔ヒロ
「そもそも、あの事件そのものが無かった……。でも、どうして」
KP
寒気のするくらい美しい夜空を、あなた達は見上げ、高台の神社へと向かう。
何かを落としたまま。

KP
本日は以上でございます。
柘榴ざくろ
ありがとうございましたー
大事件だ。
枇榔ヒロ
お疲れ様でした!
KP
お疲れ様でした!
狙いすましたような判定失敗
柘榴ざくろ
忘れたくなかったんだな。
枇榔ヒロ
これで最後にしっかり思い出して綺麗に纏まるわけ(フラグ
KP
まあまあフラグもいっぱい立てれば折れるといいますし?
柘榴ざくろ
ポキポキ
生き残ったフラグが真のフラグだぜ!
KP
残ってるゥ!
枇榔ヒロ
19年前に呼び出されたものが強すぎて、イゴーロナクがちょっかい出せなくなった?
柘榴ざくろ
そのへんくさいかなぁ?
ここだと先生は頼りないながらも悟を支えてあげてるのかなぁ?
そうだといいんだけどさ。
こっちの世界のボク、「むてき」って書かれた金髪鼻シャキーンイケメンだったりしないかな……

コメント By.柘榴
あの事件から少し後。
二人は気になる都市伝説絡みの事件を調査しに廃ビルへ向かうのだった。
しかし……

TRPGリプレイ【置】CoC『ワンナイトショット』牧志&波照間&佐倉 1

もしかして:戻ったときにえらいことになる>服装

TRPGリプレイ CoC『VOID』20(秘匿オープン版)

CoC
VOID 14日目 open
「あぁぁぁぁあああ! よくもっ、よくも……! よくもおぉぉぉぉ!」

TRPGリプレイ CoC『VOID』26

CoC
VOID 19日目 close
「……ほら、ゆっくり息をしましょう。……大丈夫、大丈夫です。わたしは、ここにいます」
「ああ……そう、だよ。ここに……ここにちゃんといる……。」



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