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こちらには『蒼天のシラユリ』
ネタバレがあります。

本編見る!
八重山 アカネ
こんばんはシラユリ!
KP
こんばんは!
裾丸
わはー
八重山 アカネ
パラレルな人だ こんばんは!
エミーリア
こっち
KP
前回はなんか出てきたところか。
八重山 アカネ
『魚人theクソデカバトル! ~夜中は勘弁なを添えて~』だったはず
エミーリア
こちとら寝不足な上に素っ裸なんだぜ?
KP
巨体が海水を滝のように流しながら起き上がる。
その手が海の水をかき分けるごとに大きな波が立った。
エミーリア
「……大変。
希さ……んはどこかしら」
シーツにくるまったまま、見回す
千寿 有栖
「あいつ……親玉か何か?
あいつの足元に魚頭がいっぱいいるわね」
いいながらエミーリアに双眼鏡を手渡した。
エミーリア
受け取り、覗き込む
KP
巨大な魚人の足元に、あなた達も戦ったこともある魚人達が湧いていた。
数は数百を越えているだろう。
エミーリア
「うぇぇ、あんなに」
KP
頭に生えたヒレは帆のごとく、丸く飛び出した目がぎょろぎょろと動く。
エミーリア
「うわ、目が合った」
伊藤 加奈
「なんであれ!
わたくし達とシラユリの敵ではございませんわ!」
千寿 有栖
「…………」
KP
有栖は口元に手を当て、何か考え込んでいるようだ。
エミーリア
「そ、そうだね」
双眼鏡を下ろし
八重山 アカネ
「うげ。ったく、こっちは戦力限られてるってのに。とにかく……」
一度、何かを怖れるように息を呑んだ。躊躇いを振り切って言う。
「とにかく、とっとと乗んなきゃ。どっちが乗る?」
言いながら少女達二人のコンディションを見る。
エミーリア
一瞬考える
シラユリの中の方が、安全とも思えるが、それはとりも直さずあの巨大な魚人と戦うことになるわけで
伊藤 加奈
「当然わたくし達に決まっているのではなくて!?
ほら、行きますわよ、有栖!」
エミーリア
「……そうか、加奈ちゃんたちの方が慣れてるもんね」
千寿 有栖
「……あいつら、何度もシラユリにやられてるでしょ。
だからある程度、こっちの戦力は知っていると考えるのが普通。
…………無策で出てくるなんて、あいつら馬鹿なの?」
エミーリア
「だからこそ、巨人みたいなのが出てきた?」
八重山 アカネ
「まあそれはそうね。……無策じゃないって可能性も考えなきゃいけない訳。
クソ、英気を養って寝とこうと思ったけど、それも無理そうね」
伊藤 加奈
「有栖! ごちゃごちゃ言っている暇はございませんことよ! 乗るのですわ! 今すぐに!」
千寿 有栖
「分かってるわよ……
二人はここに待機していてください。
何かしてくるかも知れないわ」
エミーリア
「そうだね……」
八重山 アカネ
「ええ。双眼鏡借りるわよ」
KP
有栖はアカネの言葉に頷いて、部屋の隅に並べてある銃を指した。
千寿 有栖
「銃はあるけど、危なくなったら、逃げて」
エミーリア
「逃げる……って」
どこへ?
伊藤 加奈
「わたくしたちがやっつける間、死なないように、ですわ!」
エミーリア
「そ、そうだね」
伊藤 加奈
「すぐに片付けますから、安心なさいませ!
おほほほ!」
エミーリア
「加奈ちゃんたちも、気をつけて」
八重山 アカネ
「クソ、こちとら一応合法に生きてんのよ。銃なんて使った事ないってのよ」
悪態をつきながら、その重い塊を持ち上げる。
千寿 有栖
「そこは諦めて。
瑞彩。あんたがこの中では一番の先輩なんだから、ちゃんと後輩を守りなさいよ!」
片瀬 瑞彩
「は、はい!」
八重山 アカネ
「ったく、思い悩む暇くらいよこせってのよ……」その慌ただしさの中で、ぽつりと呟く。
KP
さて、銃はお好きな物をどうぞ。
エミーリア
じゃぁアンチマテリアルライフルを……
KP
使えるの?
ぶっちゃけフレーバーで結構です。
エミーリア
それ言ったら、銃系スキルなんて何もありませんよ?
まぁ【STR】は14あるし
KP
殴ればOKと。
エミーリア
いや、取り回せるかなって>対物銃
KP
そんなものここの少女達が使えると思うのか。
>アンチマテリアル
エミーリア
使われたことはないのかもしれない
KP
まあどうしてもというなら止めないが。「なんでも」って言ったしね。
八重山 アカネ
技能がないからなぁ。まだ当たる目のあるショットガンかな。
フレーバー的にも、銃扱うスキルがない人間がとりあえずバラまくなら安牌。
【STR】的に反動で吹き飛ぶのでは? 見なかった事にしていただきたい。(【STR】3)

エミーリア
何は無くとも服を着よう
KP
加奈と有栖が階下へ姿を消してややあって、シラユリは緑の粒子をまとい、空高く舞い踊った。
有栖と加奈、希の声が聞こえる。
千寿 有栖
『この、クソデカ魚野郎をぶっ飛ばせばいいんでしょ! 加奈行くわよ!』
伊藤 加奈
『わかって、おりますわッ!!』
KP
シラユリはダゴンに向かい、高速で飛びまわる。
エミーリア
ダゴンだった
KP
あぁん。隠してたのに。
伊藤 加奈
『殴ればッ!! 勝つ!!!』
KP
加奈はソードを使わず、シラユリの拳をダゴンに振り下ろした。
エミーリア
「えっ、剣使わないの」
八重山 アカネ
「ああ、まったくもう。クソ。クソ!」
散弾銃を抱え、双眼鏡を覗き込む。
KP
ダゴンはよろめき、その場に倒れる。
あなた達が立っている地面が揺れる。その衝撃はすさまじく立っていられない。
エミーリア
「おっ、とっ、と……」
KP
周囲で物が倒れ、壊れる音がする。
千寿 有栖
『いけるわ。加奈!! もう一発!』
伊藤 加奈
『言われなくても――ッ!』
八重山 アカネ
「っげ」慌てて開けた場所へ移動する。
KP
シラユリの右腕に緑の粒子が集まる。
その光はまるで揺らめく炎のようだ。
光は何十倍もの大きさになり、加奈はそれを握りしめる。
エミーリア
慌てて伏せて、銃に凸蹴られたスコープを覗き込む
KP
そして、その光を振り下ろす――。
【CON】×5で判定!
八重山 アカネ
CCB<=(9×5) 【CON】 (1D100<=45) > 100 > 致命的失敗
おおっと!
エミーリア
100F
エミーリア
【CON】はあまり無いんだよなぁ
CCB<=10×5 【CON】×5 (1D100<=50) > 72 > 失敗
KP
では二人は衝撃で転んだ。
アカネは派手に転がって体を打ってしまった。
HP-1
八重山 アカネ
「いっっだ! クソ!」派手に転がった先に何かの角があった。頭をしたたかに打つ音がした。
[ 八重山 アカネ ] HP : 11 → 10
KP
あなた方が衝撃に倒れるその瞬間、巨大な魚人がシラユリを見つめていた。
エミーリア
「アカネさん、大丈夫?」
手を貸す
八重山 アカネ
「ありがと。大丈夫じゃないけど大丈夫な範囲よ」
呻きつつ手を借りて起き上がる。
エミーリア
「立ってると危ないですね」
KP
シラユリの腕が止まっている。
伊藤 加奈
『……マ、ママ?』
KP
震える声が聞こえた。
エミーリア
「え?」
八重山 アカネ
「は?」
千寿 有栖
『加奈! 何してんのっ! 早く殴りなさい!』
八重山 アカネ
『どうしたのよ。狂った?』
八重山 アカネ
おかーちゃんやったかー
KP
有栖の声が焦りを含んでいる。しかし加奈は混乱したように早口に叫ぶ。
伊藤 加奈
『う、動きませんの。シラユリの腕が……』
KP
ガチン、ガチン、と加奈がシラユリの腕を動かす音が聞こえる。
しかしシラユリの腕は動かない。ダゴンに拳が当たる直前で停止したままだ。
八重山 アカネ
『はあぁ!?』
伊藤 加奈
『どうして……どうしてですのッ……!』
『動いて。動いてよッ! シラユリッッ!!』
エミーリア
「えっ……と、これか」
ライフルのバイポッドを展開し、伏せてスコープを覗き込む
何か、魚人が変な光出してるとか見えないかな
KP
特にそういった様子は見受けられない。
千寿 有栖
『腕が動かないのなら、レーザーで焼きつくすだけよ!』
KP
レーザー砲の標準がダゴンに向けられる。
そして有栖がレーザー砲を撃つ音がした。
KP
もっかい二人とも【CON】×5
八重山 アカネ
CCB<=(9×5)【CON】×5(1D100<=45) > 50 > 失敗
エミーリア
伏せてますけど、何か修正とかある?
KP
いや、とくにない。
エミーリア
CCB<=10×5 【CON】×5 (1D100<=50) > 13 > 成功
八重山 アカネ
おお、出目に反映された
エミーリア視点
KP
あなたは、あなたを含む周囲が熱くなったような気がした。
エミーリア

それはアツっ! てくらい?
それともあったかいなーくらい?
KP
熱い、って書いてるからなぁ。
あつっ! て思うかも。
思わず反射的に叫ぶくらい?
その感覚はほんの一瞬だった。

千寿 有栖
『なっ……』
八重山 アカネ
『希、聞いてんでしょ。シラユリに何か異変はないってぇ! クソ!』
途中でまた派手に転んだらしく、悪態が混じった。
千寿 有栖
『駄目。
押しても……念じても、何をしても、レーザーが出ない!』
エミーリア
「う、熱ッ……!」
思わず、両肩や体を叩き、改める
「あれ、なんとも……ない?」
八重山 アカネ
「クソ、逃げるわよ……リア?」
千寿 有栖
『加奈!』
伊藤 加奈
『……っ、うごかせ……ますわ。
でも、前には進みませんの!』
エミーリア
「今、一瞬……」
その声に、シラユリの方を見やる
伊藤 加奈
『蹴ろうとしても足が止まるッ!』
エミーリア視点
KP
そして今また再び、その謎の熱を感じた。

エミーリア
「加奈ちゃ……うっ」
再び、両肩を抱く
獨芹 希
『シラユリに異常はない。
こちらから出来ることはないんだ』
伊藤 加奈
『なら、殴れない敵を……どうやって倒せと言うんですのッ!!』
八重山 アカネ
「どうしたのよ、リア」
エミーリア
「何か……体がさっきから熱く……」
八重山 アカネ
「何それ、この状況で熱でも出した……、風には見えないわね」
エミーリア
自らの両手を見下ろす
エミーリア視点
KP
あなた自身には何も変わった様子はないのだが……

片瀬 瑞彩
「ど、どうしたんですか、リアさん!」
エミーリア
「わからない……さっきから、シラユリが動こうとする度に、体が……」
エミーリア
これは二号機で出撃して支援する流れか
八重山 アカネ
魚人達の迫る方向の反対側、逃げるなら向かうべき方向に、双眼鏡を向ける。
そちらに敵の影はあるだろうか。
KP
あなたは、多数の敵がこちらへと侵攻しているのを発見する。
もうその臭気さえ感じるほどだ。
八重山 アカネ
反対側からも? >KP
KP
少しずつ基地の周りに魚人達が集まってきていた。
5……8……10……それ以上か。1体ならまだマシだが、これだけの量に攻められたら為す術はなくやられるだろう。
八重山 アカネ
「クソ……、反対側からも来てる」
千寿 有栖
『ちっ、もうそんな近くまで……ッ!』
『加奈! 一旦引いて!
まずは雑魚を倒さないとみんな死んじゃう!』
伊藤 加奈
『………………わか、りましたわ』
KP
シラユリはダゴンに背を向けた。
そして、一瞬視界が明るくなる。
レーザー。そして、必殺の拳が大地を震わせ、叩き割る。
再び基地が大きく揺れた。
八重山 アカネ
慌ててその場に伏せる。
エミーリア
衝撃に、ぼんやりと自分の手を眺めていたために体勢を崩し尻餅をつく
「いたた……」
伊藤 加奈
『動く……!』
KP
シラユリはものの数分で、迫ってきていた敵を殲滅した。
――ダゴンを除き。
空を震わす怪音が耳を叩く。
それはあの巨大魚人の声だった。
勝利の声のように、あなた方には思えた。
エミーリア
「ひっ」
KP
そして、巨大魚人は……ゆっくりと水に沈んでいった。
エミーリア
「か……帰っていく……?」
八重山 アカネ
「……あぁ?」
KP
泡出つ海水が収まると、そこにはもう、なにもなかった。
静かな月の光が海面に輝いていた。
八重山 アカネ
「クソ、顔見せって訳……? 随分性格悪いんじゃないの、クソ!」
千寿 有栖
『アイツ、帰っていった……』
エミーリア
「どうして……?」
八重山 アカネ
「さぁ。手応えでも確認したか、別に目的があったか、性格悪いかどれかでしょ。クソ!」
KP
ううう、と悔しがるようなうめき声が聞こえ。
千寿 有栖
『くそッ!! 舐めやがって……!』
KP
がん! と有栖が何かを殴ったような音が聞こえた。
瑞彩が泣きそうな顔で身をすくめた。
エミーリア
なんだろう、加奈ちゃんがシラユリに生理的に無理、ってされたかな
KP
有栖の攻撃も発動しなかったし、ザコ相手ならちゃんとパンチ(加奈)もできたよ。
八重山 アカネ
シラユリ「ダゴンとか生理的に無理」だった可能性

KP
シラユリから降りた加奈と有栖。そして希とあなた達は作戦室に集まっていた。
瑞彩は見張り台で魚人達の動きを視察している。
エミーリア
「加奈ちゃん、有栖ちゃん、大丈夫?」
千寿 有栖
「え? ええ……」
KP
有栖は少し疲れているようだ。
少し顔色が悪い。
アカネ視点
KP
有栖の顔色は悪い。ただ負けたからではない。
苦痛に耐えているように思える。シラユリの呪いが彼女の身体を食っているのだろう。
八重山 アカネ
「(……クソ)」

エミーリア
では、飲み物を二人に差し出そう
「……何があったの?」
KP
飲み物を差し出された加奈は、しばらく受け取れずに震えていた。
エミーリア
「加奈ちゃん?」
エミーリア視点
KP
加奈は小さく「ママ」と呟いている。
そういえばダゴンを加奈はママを呼んでいた。

エミーリア
「え?」
加奈が呟く小さな声に、思わず問うていた
伊藤 加奈
「……あ、ああ、ごめんなさい……お姉様。
いただきますわね……」
エミーリア
「……うん。
疲れたよね」
伊藤 加奈
「……うん……ええ……」
KP
その目は見開いて、渦巻く感情を抑えられずに戸惑っているように見えた。
エミーリア
ハンカチで汗を拭ってあげよう
八重山 アカネ
「ったく、肝心な時に動かなかったのに、疲れんのはしっかり疲れるとかクソよね」レースの可愛らしいハンカチを取り出して、有栖の額の汗を拭ってやろう。
千寿 有栖
「……ありがと……」
エミーリア
「シラユリさん、故障? ……困るね。
でも、二人が無事でよかった」
獨芹 希
「そうだね……
シラユリに異常は無かったんだよ。
原因はシラユリじゃない」
エミーリア
「そうなんですか?」
獨芹 希
「ああ。では作戦会議をしようか。生き延びて、怪物を殺す為の……ね」
八重山 アカネ
「そうね」
KP
さてと。まずエミーリアさんは【アイデア】をどうぞ。
エミーリア
CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 16 > スペシャル
エミーリア視点
KP
あなたが気付くのは、
「シラユリが動こうとした時にあの謎の熱が発生し、動けなかった」ということだ。
エミーリア
そうなんだよねー

獨芹 希
「そうだね、戦場にいなかった者にこそ見えたものもあるだろう。
何か気付いたことはあるかい?」
八重山 アカネ
「加奈、何があったの? 何かに気づいてたわよね、直前に」
エミーリア
加奈の顔を見やる
KP
加奈は言葉を探すようにしばし黙り込んだ。
エミーリア
加奈ちゃん辛そうならフォローするよ
KP
してくれる? その手は震えていて真っ白だ。
伊藤 加奈
「わ……わたくし……には」
エミーリア
では、加奈の両肩にそっと手を置き
「希さん、いいですか?」
割り込むように
獨芹 希
「わかった。その話をまずしよう」
頷いた。
エミーリア
「実は、私も気付いたことがあって」
千寿 有栖
「気付いたこと?」
エミーリア
「気付いた、っていうか不思議なことなんだけどね」
有栖に苦笑
千寿 有栖
「そっちでも何かあったの?」
エミーリア
頷き
「先ほどの戦いの中で、シラユリさんが二人と一緒に動こうとした時、突然私の体と周りが熱くなって。
思わず、叫んじゃうくらい。火傷も何も無かったんだけどね」
千寿 有栖
「……どういうこと?」
KP
有栖は怪訝そうに首をかしげた。
千寿 有栖
「私達は何もしてないわよ。
というか何も出来なかったっていうのが正しいけど」
エミーリア
「わからない……。何だったんだろう。
それで、希さんなら何かわかるんじゃないかな、って」
獨芹 希
「ふーむ……となると、シラユリではない何かが熱を発していたと考えるのが妥当だね。
あの時に君たちの近くにいたものは何か……」
千寿 有栖
「……シラユリと……クソデカ魚野郎……。他は?」
エミーリア
「えっと、あの大きな鉄砲……」
千寿 有栖
「さすがに勝手に発熱はしないと思うけど」
エミーリア
「だよね」
八重山 アカネ
「瑞彩と、迫ってきてた魚人…… 後は?」
片瀬 瑞彩
「わ、私も発熱はしてないです……」
エミーリア
「やっぱり、私だけか……」
千寿 有栖
「いえ、迫ってきた魚人よ。
そうだわ、あいつらがいたじゃない!」
エミーリア
「どういうこと?」
千寿 有栖
「あいつらが何かしてたのかも知れない。何か見ていなかった?」
KP
さすがに暗すぎてよく見えなかった。
エミーリア
「うーん……特には……暗かったし」
八重山 アカネ
アカネは逃げようとして双眼鏡でそれらを見ていたけど、双眼鏡越しでも分からなかったかな。
KP
そうだなー、双眼鏡で見ていたなら
数匹が振り返っていたのは見ているかな?
それくらいしか分からないけど。
振り返って巨大魚人やシラユリの方を見ていた。
八重山 アカネ
「流石に暗すぎて…… クソ。無策じゃなかった、って訳。
奴らの中に振り返ってるのがいた、くらいしか見えなかったわ。
振り返って、あのクソデカ野郎とシラユリの方を見てた。何かやってたのかもしれないわ」
エミーリア
ジャミングとかかな
八重山 アカネ
「クソ、今回の件で通じる、ってのが知られた、ってことは、次こそ本気でやってくんじゃないのよ。
新兵器か何かの手応えを見てたんだわ、奴ら」
エミーリア
「新兵器……」
千寿 有栖
「あのクソデカとは戦えなかったけれど、小さい奴らを倒すことはできたわ……
むかつくわ。何、勝てる勝負から逃げてんのよ……!」
獨芹 希
「勝てる勝負では無かった、のかもしれないね。
そして、新兵器についても考える必要がある……
相手はシラユリの行動を封じるほどの知力があるんだから、闇雲に行動しているわけではないのだろうしね」
エミーリア
「あの小さいタイプが、何か妨害をしていたけれど、それが叩かれたから、帰って行った……?」
千寿 有栖
「そういう……こと?」
エミーリア
次回は両面作戦かー
伊藤 加奈
「わ……わたくし……には。
わたくしには……その……一瞬、アレがママに見えましたの。
全然似てないのに……おかしいですわよね」
エミーリア
「加奈ちゃん……」
KP
突然ぽつりと呟いて、加奈は力なく笑った。
千寿 有栖
「……無理してんじゃないわよ。ばか」
アカネ視点
千寿 有栖
有栖が握った拳もまた白い。

八重山 アカネ
「……ママ?」
伊藤 加奈
「違いますわよ。
あんなの……
ママじゃありませんわ……」
エミーリア
「大丈夫、みんなわかってる」
加奈ちゃんをそっと抱いて、背中ぽんぽんしてあげよう
伊藤 加奈
「うん……うん……」
エミーリアに優しく叩かれて、涙をポロポロこぼしはじめる。
しかしすぐに腕で涙を拭い去った。
八重山 アカネ
「気になるわね、それ。漫画とかの話になっちゃうけどさ。敵を愛する人の顔に見せかける、みたいなの、あるじゃない。
それも、奴らのせいなんじゃないの」
千寿 有栖
「少なくとも私には、そういう物は見えなかった」
伊藤 加奈
「ともかく、アイツはわたくしの行動を読んでましたわ。
行動を読む……わたくし達が次何をするか分かる……
それって、未来を読まれている……ってことですわよね」
エミーリア
「そんな」
伊藤 加奈
「そんな相手に、どうやって……」
八重山 アカネ
「……」
獨芹 希
「相手の手を読むだけなら未来が分からなくても出来るよ」
八重山 アカネ
「そりゃそうね。挙動から読んだり、パターンを見切ったり、手足の何気ない動きを見たり……」
KP
すっげぇ。
NPCが説明しようとしていたことをサクっと当てた。
エミーリア
「お魚に、そんなことができるなんて……
何か、武術の達人みたい」
千寿 有栖
「動体視力や反射神経が良くなきゃできないことではあるけど、そうね」
八重山 アカネ
「案外賢いわよ、魚。それはともかく、奴ら魚に見えても頭ん中まで魚とは限らないわ」
獨芹 希
「なるほど……何らかの術を使っていた可能性があるか?」
エミーリア
「シラユリさんや加奈ちゃんの行動を読んで、それに合わせて、小さい方が何かの妨害を?」
八重山 アカネ
「ありそうね。通信できるのも、こっちばかりとは限らないし」
千寿 有栖
「そう。想像でしかないけど。
実際、あの時動かなかったのはシラユリの腕パーツのみ。
銃口自体は魚野郎に向けることができたのがその証明ね」
獨芹 希
「つまり、魔法の発動さえ止められれば、こちらが勝つ可能性も生まれるということか」
エミーリア
「魔法?
魔法なんてあるんですか」
八重山 アカネ
「魔法? 詩的な言い方ね」
獨芹 希
「そう、魔法。
君が感じた熱は、何らかの魔法による廃熱だと想像できるんだ」
エミーリア
「く、詳しいんですね」
獨芹 希
そういやシナリオではさらっと「魔法だね!」って話されるんだよなぁ。
獨芹 希
「魔法は存在するよ、エミーリア。
好ましい物も、そうではない物も、ね」
千寿 有栖
「化け物が存在するなら、魔法もあるんでしょうね」
KP
有栖はあきれ顔をした。
エミーリア
「そういうものかな……?」
八重山 アカネ
「まあ……、そうね。バカみたいな操作方法のロボットがいて、仮称辺獄があって、化け物がいて、クソみたいなことがあるなら、魔法があったっておかしくないわけ……」
エミーリア
「う~~~~~ん」
加奈ちゃん抱いたまま、頭くらくら
獨芹 希
「納得がいかないようなら、技術と言い換えてもいいよ。
大事なのは、その何らかの手段を止めること。
そして、シラユリによってあの魚人達が排除された時に、その手段は失われたらしい、ということだけが確かなんだ」
八重山 アカネ
「それね。兵器だろうが魔法だろうが名前は何でもいいとして、それを止めなきゃ二の舞、いや、今度こそやられる」
エミーリア
「じゃぁ、次来た時は、加奈ちゃんたち以外の私たちで、小さい方をやっつければ……」
獨芹 希
「いや……今回は、エミーリアとアカネに乗ってもらおうと思っている」
エミーリア
「えっ」
獨芹 希
「地上班は加奈、有栖。私と瑞彩はここで支援を行う」
千寿 有栖
「はぁ!? なんでよ!
私達がシラユリに乗るわよ!」
八重山 アカネ
「それがいいかもね。彼女らの方が地上戦には慣れてる」
千寿 有栖
「八重山さんっ!」
八重山 アカネ
「あたし達が魚人と地上戦なんかできると思ってんの?
無理よ無理。こちとら少し前まで清く正しい一般人よ」ひらひらと手を振る。
獨芹 希
「そう、それも理由の一つ。
それに、地上班はこの島の地形に詳しいほうがいい。
日が浅いエミーリアとアカネでは移動するだけで時間にロスが発生する可能性がある」
エミーリア
「……
でも、シラユリさんに乗っている方が……」
安全では、という言葉は飲み込んだ
獨芹 希
「いいかい、まず魔力の位置を特定する。
これはシラユリを使えば何がどこで魔法……技術を使っているか分かる。
私の予想では大将が魔法を使っているとは思えない。
確かに奴らは人間よりも魔力はある。
が、今回彼らが取った「防御し戦力を少しずつ削る」作戦は長期戦を見据えたものだ。
わざわざ守りで大将の力を使う、とは考えにくい。
雑魚の取り巻き――それも用意しやすい複数体に魔法が使える奴らがいると、私は読んだ。
地上班は奴らを発見し、殺す。
シラユリで殺さないのは、相手が『シラユリの行動を読んでくるから』だ」
エミーリア
「……?」
獨芹 希
「つまり、地上班には君たちが適任というわけだよ。分かったかい、有栖」
八重山 アカネ
「そういうこと。あたしらじゃ一撃でひねり殺されるわよ」
千寿 有栖
「……でも……!」
伊藤 加奈
「わたくしは構いませんわよ。
リアお姉様とアカネお姉様はどうですこと?」
エミーリア
「うん……加奈ちゃん、大丈夫?」
伊藤 加奈
「平気ですわ!
わたくし鍛練を積んでおりますもの!」
エミーリア
「……そっか」
八重山 アカネ
「選択肢無いでしょ。魚人の林の中を探し物すんのに比べたら楽よ、きっと。
こっちが奴にへし折られる前に、しっかりやってくれんでしょ?」
伊藤 加奈
「あんな魚人なんて一撃なのですわよ!
おほほほ!」
KP
加奈の顔色は少し良くなったように見えた。
エミーリア
では、その様子に微笑む
八重山 アカネ
「頼むわよ」
千寿 有栖
「……わかったわ……」
アカネ視点
千寿 有栖
くそっ、と呻くように漏らすのが聞こえた。

エミーリア
「うん、わかったよ。気をつけてね、有栖ちゃんも」
千寿 有栖
「……気をつけて」
八重山 アカネ
「ええ、気をつけて」
エミーリア
このあとちょっと合間のシーン欲しいです!
KP
はーい
じゃあシーン進めないでおくね。
エミーリア
あ、とりあえず作戦会議終わった後でね
KP
他の人たちに話が聞かれない方がいい?
それとも誰かと話がしたい?
エミーリア
そうだね、個別で加奈ちゃんと
KP
了解。
えーと、アカネさんは?
一緒にいて良いのかな?
エミーリア
あ、一応ソロで行きたいです
加奈ちゃんと密会
KP
じゃあ秘匿会話にしとく?
そこまででもない?
エミーリア
いやオープンでOKですよ

KP
では、有栖と加奈はすぐ出られるように待機、あなた方はシラユリに乗れるよう整備室で待機、瑞彩は見張りだ。
加奈を呼び出すなら、来てくれる。
勿論呼び出しがあればすぐに行かなければならないが。
エミーリア
じゃぁ、待機用にスーツだけ着ておいて
スーツに着替えてから、何か包みを持ってコソコソとハンガーを出て行った
獨芹 希
「あまり遠くへ行かないようにね」
エミーリア
「あ、はい。すぐに戻りますね」
で、
「加奈ちゃん、ちょっといい?」
伊藤 加奈
「……お姉様……はい、なんですの?
有栖ったら機嫌が悪くて……嫌になっちゃいますわ」
エミーリア
「あはは……」
苦笑
「有栖ちゃん、みんなのお姉さんみたいだもんね」
伊藤 加奈
「お姉さん……そう、ですわね。わたくしなんかより、ずっと」
エミーリア
「うんうん。だから、色々心配なんだよ、きっと。
え……っと」
先ほどの加奈が口にした『母親』という言葉に、何かフォローをしようか、と思ったが、やめた
伊藤 加奈
「わたくしがどうして、ママ、なんて言ったか、ですの?」
エミーリア
「あ……」
伊藤 加奈
「……言っておきますけど。
わたくしのママはサカナでもタコでもありませんでしたわ」
エミーリア
「わかってるよ」
もう一つ苦笑
伊藤 加奈
「……そのほうがずっとマシだったかも知れませんけれど」
エミーリア
「加奈ちゃん?」
伊藤 加奈
「……ちょっと、昔のお話、聞いていただけるかしら」
エミーリア
「うん、もちろん」
背景のソファに一緒に腰掛けようね
伊藤 加奈
加奈は両腕で腕組みをするようにしてあなたの隣に座った。
「わたくしはここみたいな片田舎で育ちましたわ。
生まれた頃からパパはいなくて、ママの彼氏は何回か寝たら別の人に変わってましたの。
ママは酒とパチンコと男とブランド物とシャブ中毒でした」
伊藤 加奈
激重過去激白しちゃうよ!
エミーリア
「えっ……」
伊藤 加奈
「わたくしには4つ歳が離れた妹がいまして、でもママはわたくし達に時々カップラーメンをくれるぐらいで何もしてくれません。
だから学校を辞めました。
泥棒市と野菜を手押しして暮らしておりましたの」
エミーリア
思っていたよりよっぽどな内容に、思わず黙ってしまった
八重山 アカネ
ああー、やっぱり家庭に何かしらあったんだな、加奈ちゃん
伊藤 加奈
「わたくしは……信じておりましたわ。ママのこと……。
ママが欲しいものを全部買ったら……こんな生活終わるんだ、って……
だからわたくしは煙草も野菜も我慢しましたし、毎日腐ったコンビニ弁当を食べてましたの。
でも……ママは……
お金がなくて……妹を……売ったんですわ」
KP
吐き出すように、一言。
体が震え、拳がぎゅうと握りしめられる。
エミーリア
「……」
八重山 アカネ
さらっと「煙草」が「重い内容」の外に入ってくるあたり闇が深いんだよな
エミーリア
その壮絶な過去に、何も言うことができぬまま、手を回してそっと肩を抱く
KP
あなたの手に身を委ねるようにして、加奈は寄りかかった。
伊藤 加奈
「おっきなおじさまが3人ぐらいママと一緒にきて……妹の腕を掴んで……そのまま……
でも、わたくしはおじさま達を殴って、妹を解放することができたんですの。
…………でも、でも……
わたくしの前には……ママがいて。
わたくしは……ママに……ケジメをつけさせないといけないと思いましたの。
ママを殴ってでも、取り戻さなきゃいけない、って。
こんなことになったのはママが原因だから……
わたくしはママを殴ろうとして。
でも、振り下ろせなかった。
何も……できなかった……」
エミーリア
肩を抱く手に力が籠る
伊藤 加奈
「それでおじさまに殴られて、気づいたときには彼らも妹も、ママも……誰もいなかった。
わたくしは泣いて、泣いて、泣いて……
腕も足も腫れて動かせなくて……そのまま…………」
KP
加奈は口をつぐんだ。
死、という言葉を口に出すのは、今の彼女には荷が重かったのかも知れない。
八重山 アカネ
加奈ちゃん……
エミーリア
気づかぬうちに力が篭っていた手から力を抜いて、その小さな背中を撫でる
「そう、なんだ……」
伊藤 加奈
その動きに、びくんと背をそらせ
「お、おほほほほほ!
おほほ……。
こんな話をしてしまうなんて……わたくし…………なんだか弱気になっておりますわね。
いいですこと? この話は秘密! 秘密ですのよ!」
エミーリア
「うん、もちろん」
頷き
「……加奈ちゃんは、えらいね」
伊藤 加奈
「……えっ」
八重山 アカネ
これ、この後に(シーン的には同時)ちょっと個別で有栖と話したいな
(オープンでOK)
KP
はーい
エミーリア
「……私も、お話していいかな?」
伊藤 加奈
「……はい……お姉様?」
エミーリア
返事に頷いて、視線を前へと向ける
皆がくつろぐ場所なのであろうその部屋には、きっと皆それぞれの時間を過ごすためのものが置いてあるのだろう
子供部屋のようにもみえるかもしれないその空間を眺めていると、そこに幼い二人の女の子がいるような、そんな気がした
「……私ね、妹が欲しかったんだ」
伊藤 加奈
「そうなんですの?」
エミーリア
「うん。私には、お母さんもお父さんもいたの。
そして、いつかお母さんのお腹が大きくなり始めて」
伊藤 加奈
「あら、兄弟!」
エミーリア
ん、と小さく頷き
伊藤 加奈
「お姉様は優しいですものね、いいお姉さんになりましたわよね!」
エミーリア
「……ありがとう」
伊藤 加奈
「……あれ?
男の子、だった、とか?」
エミーリア
「ふふ……ううん」
首を振り
KP
激重過去激白大会になってしまった
八重山 アカネ
ほどよく話が重くなってきたところの過去激白大会、ちょうどいいタイミング
ここから話が急激に進んでいきそうですしね
KP
ホントはこの話、二人が出撃する時に話されるはずだったんだけど
アカネさん色々察してくれそうだし、「お姉ちゃん」どうしで秘密の方がいいかなって思ってしまったんだ!
八重山 アカネ
なるほど!
「お姉ちゃん」どうしで秘密の会話、すごく優しくつらいムードで良かったと思います アカネはやさぐれちゃうからこういう話を聞くのに向かない
エミーリア
「『お姉さんになるんだよ』って言われてね。最初はよくわからなかったけれど、時間が経ってお母さんのお腹がどんどん大きくなっていくのを見ていると。
だんだん『そっか、お姉さんになるんだ』『私も、こうやって生まれて来たんだ』ってわかるようになってきて」
伊藤 加奈
「……」
不安そうな顔で穏やかに話すあなたを見ている。
エミーリア
「お母さんやお父さんが私にしてくれたみたいに、私が守るんだって。
色々なことを教えてあげて、色々なものを一緒に見て、一緒に遊んであげて……なんて、色々想像してたっけ」
目の前の幻の中で、大きな方の女の子が、小さな女の子に威張ったり、一緒に遊んだりしている光景が見えるような気がした
いつか、自分の中で膨らませていた想像の光景
「……でも」
KP
加奈は、あなたの顔を見上げていた。
あなたが何を話そうとしているのか、過酷な状況で生きてきた少女には察せられることだったのだろう。
エミーリア
「その子は、生まれてくることはできなかった」
目の前の光景が、霞むように消え失せた
「私に似て、そそっかしい子だったのかな。お母さんのお腹から出てくるのに早すぎちゃって」
困ったように、笑う
伊藤 加奈
「……お姉様」
エミーリア
「すごく、悲しい光景だったな……
お母さんは自分のせいかも、ってすごく自分を責めて。
お父さんも、泣きながらそんなお母さんを一生懸命宥めてた」
加奈の肩に再び手を回し
伊藤 加奈
「…………」
エミーリア
見上げるその視線と視線を合わせて
「私は……何もできなかった。
ただ『ああ……妹はいなくなっちゃったんだ』って」
伊藤 加奈
「だって、そんなのどうしようも……」
八重山 アカネ
それぞれ辛いの方向性が真逆なのがまたいいコントラスト
エミーリア
「なんか、頭や胸の中が空っぽになっちゃって。ただ、見てることしか。
『楽しみにしてたのにな』って、気がつけば自分のことばかり考えてて。
それに気がついた時、すごく自分が嫌になった」
伊藤 加奈
「……自分のこと……」
エミーリア
「加奈ちゃんは、妹のことを頑張って守ろうってしてあげられたんだね。
すごく、えらいと思う」
伊藤 加奈
「……だって、それは……」
KP
加奈はしばらく黙り込んで、あなたの背に軽く手を回した。
あなたが先ほど加奈にそうしたように。
伊藤 加奈
「お姉様は何も悪くありません」
エミーリア
「加奈ちゃん……」
伊藤 加奈
「子供は、子供ですもの!
子供なりにしか頑張れないのですわ!
いまお姉様は大人だから、いっぱい、別のことを考えられるのかも知れませんけれど!
そのとき考えてあげられなかったなら、今から考えれば……
あら、わたくしたち死んでるのでしたわ」
KP
気まずそうに口をつぐんだ。
エミーリア
その様子に、思わず吹き出す
自分より背の低い少女の髪をそっと撫でて
「ありがとう、加奈ちゃん。
私ね」
伊藤 加奈
「はい」
エミーリア
「加奈ちゃんに会って、色々お話をして。
もし妹がいたら、こんな感じだったのかな、って、ちょっと思っちゃった」
微笑む
「加奈ちゃんは、お姉さんだったのにね」
伊藤 加奈
「……リアお姉様」
エミーリア
「だからお姉様、って呼んでもらえてすごく嬉しい」
くすぐったそうに笑った
伊藤 加奈
「そうですわ!
……生まれ変わったら、姉妹になりませんこと?」
エミーリア
「おっ」
伊藤 加奈
「わたくしの方が先輩なので、お姉さんですけれどね!」
エミーリア
「なるほど、そうか~」
腕を組んで、考え込むようなそぶり
継続可
KP
PL向け重要情報
これ継続可シナリオです。
八重山 アカネ
PL向け重要情報が!
KP
つまりはそういうことです。
エミーリア
生まれ変わってもう一度ができる!
KP
そのキャラで始めて、「そのキャラのままで終了する」ということです>継続可
八重山 アカネ
つまり「生まれ変わって二巡目の世界でまた出会う」になったりしない……と。
いやぁ、どうなっちゃうんだろうね、少女たち。そして我々。
エミーリア
ほほう
KP
加奈ちゃんってやっぱ寝る前に髪濡らして瓶か何かに巻き付けて寝てんのかな。
ドライヤーなんて使えないわけだし。
エミーリア
酢に漬けて縦ロールですわ!
KP
髪が傷むのですわー!?
エミーリア
中世ヨーロッパ式ですわ!
八重山 アカネ
なるほど酢なら食料品の中にあるかもしれない!

エミーリア
「本当にいい? 私、生意気な妹になっちゃうかもよ?
よくばりだし」
伊藤 加奈
「わたくしが色々お嬢様のなんたるかを教えて差し上げますわ!」
エミーリア
「頼もしいな~~!
じゃぁ、まずはナイフとフォークの使い方からね」
少し意地悪な顔をして、片目を瞑る
伊藤 加奈
「うっ……
生まれ変わってから、にしますわ……」
エミーリア
「ダ~メ。ここにいる間は、私がお姉さんなんだから」
伊藤 加奈
「うぅ……」
エミーリア
「そうしたら、今度生まれ変わった時に私に教えてね」
伊藤 加奈
「そ、そうですわね!
ビシバシ! 鍛えますわ!」
ビシバシ、と言いながら空中を打つ。
エミーリア
「ふふ、お手柔らかにね。私も優しくしてあげるから?
あ、そうだ」
思い出したように
伊藤 加奈
「はい」
エミーリア
「じゃぁ、私の可愛い妹君に、プレゼント」
背後に隠していた包みを差し出す
伊藤 加奈
「ぷ、プレゼント?」
目を丸くして受け取る。
エミーリア
中から現れるのは、パッチワークのねこのぬいぐるみ


八重山 アカネ
おおー! 猫ォ
伊藤 加奈
「わぁ……!
猫ちゃん!」
エミーリア
「ここ、本物の猫がいないでしょう?
材料も限られているから……ちょっと見た目はアレ、だけど」
加奈が猫ちゃん好きって言ったので。
「少しでも、気に入ってもらえたら……嬉しいかな」
KP
加奈は嬉しそうに縫いぐるみを抱くと、頬を当てて笑った。
伊藤 加奈
「ありがとうございます、お姉様!
一生大事にしますわ!」
エミーリア
「よかった」
くすぐったそうに笑う
伊藤 加奈
「えーと……今の私が覚えてる限り!」
エミーリア
「ふふ、そうだね」
伊藤 加奈
「これ、生まれ変わっても持って行けないかしら?
ありがとう、本当に……
プレゼントなんてもらったの、初めてで……」
エミーリア
「加奈ちゃん……」
語った過去を思い出し、今度はしっかりと抱きしめる
「こんなのでよければ、いくらでも。
私が……お姉さんが作ってあげるよ」
KP
加奈は嬉しそうに猫を抱いて、撫でていた。
伊藤 加奈
「ありがとう、お姉様……
お姉様のためにもわたくし、頑張りますわ」
エミーリア
「うん……私も。だから、気をつけてね」
伊藤 加奈
「はいっ!」
KP
加奈はここへ来た時とは比べものにならないような輝く笑顔をしていた。
エミーリア
同じように笑顔を返しながら
少しの間、妹とイチャイチャしてますね
KP
そしたらしばらくして有栖に怒られますね。
エミーリア
シーンありがとうございました!
ねこチャンはお片付け
KP
いいシーンであった。
エミーリア
この過去COと加奈ちゃんとのイチャイチャがしたくてのう
そんな難易度ヘルなCOがカウンターで飛んでくるとは思わなかった
記憶ないとか、その程度かと思ったのに
KP
激重交換になっちゃった。

KP
さて、有栖がそれまで何をしていたかというと……
というわけで八重山さん!
八重山 アカネ
yeah!
八重山も有栖との会話を希望していた。
八重山 アカネ
待機の間に銃を手に取ってみたが、イメージで構えてもまず構え方が分からない。
拳銃ならよく漫画で見るが、散弾銃なんて頭の中でボンヤリしている。
そこで、有栖に銃の使い方を教えろ、と言いに行った。
千寿 有栖
「あら、八重山さん。
銃の使い方? そんなの構えて引き金を引くだけ、簡単よ。
子供でも相手を殺せるようにできてるんだもの、銃って」
八重山 アカネ
「無茶言うんじゃないわよ。言語化苦手なタイプ?」
エミーリア
セーフティが掛かったままだぞ、新兵
千寿 有栖
「……でも、そうね。
あなたが銃を使えたら、シラユリの搭乗私たちにしてくれるかも。
いいわ、来て」
エミーリア
シラユリに乗りたいのか
八重山 アカネ
「そうね、可能性はあるわ。地上じゃまるきり足手纏いだもの、現状」
言って、散弾銃を抱えたままついていく。
KP
ちょっとここから秘匿会話になります。
エミーリア
なんだとう
2人で秘密の花園に!
KP
すまない。
内容によってはあとで簡単に教えられると思う。
八重山 アカネ
ちょっと秘密の花園でイチャイチャせねばならないことがありまして
エミーリア
じゃあ加奈ちゃんと猫の名前でも考えておくか
というわけで以下公開可能分。
八重山 アカネ
有栖の後をついていく。カツ、カツ、と威嚇するような足音は癖だろうか。足音が鳴るかどうかは床の材質にもよるが。
KP
見張り台の脇にある、射撃訓練場のような場所についた。
千寿 有栖
「ここなら見張り台の声も聞こえるし、問題ないでしょ」
KP
肩にかけていた銃を下ろし、あなたに差し出す。
八重山 アカネ
「そうね、よろしく頼むわ。相手は逃げまどいながら撃たれてくれる奴じゃないもの」
その重たい塊を、重さを持て余すような様子で受け取る。
千寿 有栖
「まず、腰を安定させて……」
KP
有栖はあなたのフォームを見ながら指示をする。
八重山 アカネ
何度か悪態をつきつつ、フォームを修正していくが、なかなか時間がかかる。
重い塊を持った状態で腰を安定させる筋力がなかったり、普段運動をしないのがバレバレの身体感覚の薄さであったり、諸々だ。
千寿 有栖
「どうしていちいちブレるのかしら……」
八重山 アカネ
「重いのよ、クソ」【STR】3
千寿 有栖
「とことん向いていないみたいね」
八重山 アカネ
「そりゃあね。よく振り回せるわね、こんな物」
千寿 有栖
「私だって、好きでできるようになったんじゃないわ」
八重山 アカネ
「まあそうでしょうね。死ぬ気でやるどころか、やんなきゃ死ぬわけだし」
千寿 有栖
「酷い話よね。
私は偶然銃が楽に扱えたし、加奈は素手で強かったからいいけど。
八重山さんたち、そんなのと無縁でしょう?」
八重山 アカネ
「偶然、ね。
まぁね。他人の死ぬのなら珍しくないけど、今んとこ刺されかけた位。それで済むんだから平和なもんだったわ、今思えば」
千寿 有栖
「お気の毒。としか言えないわ……
まったく、世界を守るために戦えっていうなら、戦える人間を呼べばいいのに。
どうして私や瑞彩や、お姉さん方みたいな一般人呼ぶのかしらね」
アカネ視点
八重山 アカネ
「本当によ。さぁね、美味いんじゃない? 本当にクソよね」
千寿 有栖
「美味い?
呼んでるのはあのサカナ説? それは本当に救いがないわ。
冗談じゃないわよ……殺されて、また殺されるために呼ばれるなんて」
八重山 アカネ
「それもあるかもね。それか、シラユリだか何だか知らないけど、あいつの食事説」
千寿 有栖
「……ああ。
そういうこと。そうかもね」
八重山 アカネ
「結構キてたんじゃないの、さっき」
KP
疲れたように笑う。
千寿 有栖
「大丈夫、まだ頑張れるから。
できればあなたが乗らなくて済むように……
希にかけ合いたいんだけど」
八重山 アカネ
「まだ、ね。そう言ってるうちにぶっ倒れてジエンドになるわよ。そうしたらあたしらが出ずっぱりって訳」
千寿 有栖
「分かってるわよ……
分かってるけど」
KP
理で詰められると弱い有栖ちゃん。
八重山 アカネ
「……押しつけられんなら、そりゃ押しつけたいわよ。クソ。
でもあんたの様子、最後まで保つようには見えないもの」
千寿 有栖
「……
……またあいつらが来たら……お互いにやれることをやれるだけ頑張る……
それしかない、ってことよね」
八重山 アカネ
「そういうこと、クソだけどね……。このクソな状況自体を、なんとかできりゃいいんだけど」
千寿 有栖
「こんなクソみたいなところで怪物に殺されるなんて御免。シラユリに食い殺されるのも嫌」
八重山 アカネ
「奇遇ね、同感よ」

千寿 有栖
「私は皆と生きて、地球に帰りたい」
八重山 アカネ
「何があんのかしらね、帰ったら。あんた、何やってたの?」不意に投げつける。
千寿 有栖
「何も?
あなたが期待するようなことは何も出てこないわ」
八重山 アカネ
「期待、ね」
千寿 有栖
「私はただの不運な女子高生で。化け物に殺されてここに来た。
それだけよ」
八重山 アカネ
「そう。そりゃ随分不運だったわね。帰れたら一年過ぎてたとかになってないといいわね」
千寿 有栖
「帰るって言っても……
『千寿 有栖』は死んでいるわけだし、ね」
八重山 アカネ
「ああ、生まれ変われるんだっけ?」あからさまに信じていない、という口調でそう言う。
千寿 有栖
「何年経とうが関係ないわ……きっと」
八重山 アカネ
「そうね、なら関係ないかも。
ったく、死ぬ気なんかクソ程もなかったのに死ぬなんて、互いに災難ね。
死ぬつもりで死に損なってる奴だってクソ程居んのにさ」
千寿 有栖
「ほんと、最悪。
……でも、まあ。
ここに来てみんなや八重山さんに会えたことは、そんなに悪くなかったって思ってる」
八重山 アカネ
「そう。……そうね、目先は変わったわ、割と」
千寿 有栖
「目先?」
八重山 アカネ
「リアもあんたらもだけど、普段交流しない所だから」
千寿 有栖
「ああ……お知り合い、ってワケじゃなかったんだ。
そうね、私も加奈と知り合いだったわけじゃないし」
八重山 アカネ
「偶然ばったり会っただけよ。まあ、酒がらみのバイトやってたみたいだし、顔くらいは見た事あるかもね」
千寿 有栖
「そう。会うはずのなかった人で組まれた凸凹チームってわけ」
八重山 アカネ
「そういうことね。面白いっちゃ面白いわ、もうちょっとクソじゃない状況がよかったけど」
千寿 有栖
「何考えてるのかしらね。気が合わなかったら最悪じゃないの」
私たちみたいに。と付け加えたようだった。
八重山 アカネ
「さあね、うまくいかなきゃまた次、じゃない? 人間なんて星の数くらい居るし」
千寿 有栖
「ほんと、クソ」
ため息をついて笑った。
八重山 アカネ
「ほんと、クソよ」その溜息に合わせるように、密やかに自嘲的に笑う。

秘匿内容何だったんだろう?
エミーリア
アカネさんが実は男性でしたとかなんだろうな、きっと
八重山 アカネ
いやいや有栖ちゃんかもしれん
KP
第一部も残りあと少し。
お二人とも、1クール終了前にいいシーンを有り難うございました。
エンディング流すの忘れてた☆
八重山 アカネ
あと少し! それはいいタイミングで話せたなぁ
エミーリア
やっぱり八話九話くらいのとこで、爆弾投下しないとね
バーンブレイバーンもえらいことになってるし(九話)
KP
多分あと一話か二話くらい?
八重山 アカネ
そのタイミングでお姉さん同士の激重会話が入るの、計ったようなタイミングで最高にいい
エミーリア
このBGM、いつ聞いても次回予告み高い
KP
たしかに。
八重山 アカネ
わかる
KP
ドラマチックすぎて劇中BGMにはあんまりむいてないんだけど、こういうのには最高に向いてると思っている。
エミーリア
このBGMと次回の抜き出しシーンを背景に、キャラの誰かが次回予告してる感
八重山 アカネ
そうそう、次回もよろしくシラユリ! って感じ
KP
二頭身キャラがわちゃわちゃと
エミーリア
曲終わりのとこで
『次回、蒼天のシラユリ第◎話! ほにゃらら!』
って聞こえてくる
八重山 アカネ
そうそうそれ この背景画像みたいなののデフォルメしたフレームの中で

KP
さらっと「ダゴン」ってバラしちゃったのが痛恨のミスでございますぅー
エミーリア
まぁ、ディープワンが大量に出て来ている時点でお察しですし
KP
でも一応雰囲気作りのために「巨大魚人」で通そうと思ってたのにぃー
エミーリア
まぁ、確かにPC視点からするとね
頭に『まぁ』付けてばかりでめっちゃ頭悪そう
八重山 アカネ
ま、まあ地の文でしかバレてないからPCには見えてない見えてない! SAFE!
KP
マレモンにも、軽々しく名前バラすな不気味さと怖さ保てるからって書いてあるし、もっともだな! と思って最近名前書かないようにしてんだ。
ネバネバした化け物が云々かんぬんって書きたいじゃない。

ショゴスが一体でた
ってやりたいならメガテンでイイジャナイ!
エミーリア
冒涜的なって付けておけばとりあえずCOCの名称不詳モンスターにできる
真・女神転生TRPGの話
エミーリア
そうなのよね
女神転生でもその辺気をつけたわ
COMPでアナライズされたらポケモン図鑑みたいに名前教えてくれるから以後はヨシ! ってしてた
KP
女神転生TRPGのときは雰囲気たっぷりでたのしかったですありがとう。
佐倉が鼻水まみれになったの忘れてません。
八重山 アカネ
こちらも楽しかったです。電気ケーブル舐めてるヌエの描写がブラフたっぷりで楽しかったなぁ~
エミーリア
ありがとうございます
CS版で『でた』『いっしょうけんめい たたかっている』『《ジオ》をはなった』ってなってるのを、PC視点で見たらどうなるかを一生懸命考えた甲斐があります
八重山 アカネ
あと《マハムドオン》の一幕は最高に笑った。
KP
どの 《マハムドオン》かと思ったけど、屁は《マハムド》か。
八重山 アカネ
あ、そうかあれはオンじゃなかったか。
エミーリア
いえ、オンでしたね
八重山 アカネ
オンだった。
オフではなかった。
自販機でご飯買って食べたら嗅いだ奴が死ぬ屁が出るようになった
わけがわからないよ。
エミーリア
波照間の屁に《マハムドオン》の効果が宿った
というパワーワード
自分で読み返していても笑える
KP
ひどいんじゃ。
いくら死んでも生き返る世界だっていっても仲間の屁で死にたくねぇ。
八重山 アカネ
ひでぇ死因ランキングでそれなりに上位>仲間の屁で死ぬ
KP
いまだになんとなく右に出てくるのクリックして読み始めるとついつい数ページ読みふけっちゃうんだよなぁ。
八重山 アカネ
わかるわかる。寝る前につい横に出てくるのを読みふけってしまい睡眠時間が死ぬとかあるある
エミーリア
なんというか、私が建てた卓は皆さんのキャラのアクションの魅力で面白さが支えられていると常々
八重山 アカネ
面白いシナリオと描写とPCの自由度を大事にしつつうまい事ナビゲートしてくれる所に全力で面白いPC達が乗っかって結果として超面白い
八重山 アカネ
あとチーフの件はPL冥利に尽きました。ありがとうございます。
チーフの件……とあるCoCのシナリオの生存者である藤江 綾と徳間 克也が真・女神転生TRPGに登場しました。
彼らのかつての因縁を使った酷い演出(褒め言葉)が炸裂しました。
エミーリア
他の人のキャラを扱うのは、本当に緊張します
マッチしてたら本当に嬉しい
KP
あのCoC勢の使い方は良かったね。
八重山 アカネ
あれは「なんとぉ~~~~」ってなって超楽しい
エミーリア
●●組の話は、なんというかあれで終わりにしたくなかったところが、ずっとありまして……
八重山 アカネ
彼女達は後に続きましたもんね。

ゆうやけこやけのはなし
エミーリア
うまい事ナビゲート……ゆうこや……ウッ頭が……
旅するゆうこやで、進行が上手く行かなかったことがありまして……
八重山 アカネ
ゆうこやは途中確かに色々あったけど、ぶっちゃけて結果として丸く収まったので楽しいし、そもそも旅するゆうこやというコンセプトがまず超楽しい
エミーリア
ありがとうございます
ゆうこや、自分自身のスタイルとのミスマッチという点では苦労してますが、結果読み返してみると本当に旅してる感あって楽しいんだよなぁ(半分自画自賛)
八重山 アカネ
そう、本当に旅を追体験させてもらえてて、すっげ~~~~楽しい
みんなでワイワイワチャワチャキャンピングカーで旅はほんとに浪漫
実物も拝見してイメージも固まりましたしね
これからは「あのテーブル取れちゃうのか」って目で見ますね>たびするゆうこや
エミーリア
取れちゃいますよー
場面管理的には多少冗長になっても、名所名所の演出は絶対に妥協しない、俺!
と腹括ってやってます
まぁこないだ乗っていただいた車のは、そもそも支柱が壊れてたわけですが
KP
今、たびするゆうこやのキャラも勝手にお借りしてるから……
八重山 アカネ
お世話になっております>勝手にお借り
めっちゃニコニコさせて頂いております
エミーリア
なんかそうらしい
いきなり しのぶの事聞かれて「は? 何が?」ってなった
KP
具体的には、しのぶとタツミとルークと雪花お借りしてる。
八重山 アカネ
そう、ご当人に承諾取ったと聞いてびっくりしたPL>しのぶくん
エミーリア
よかった、タツミもいた
八重山 アカネ
せっかくゴールインしたのにいないと悲しい
KP
そりゃ「たびする」もちゃんと流れた時なんだからいないと嘘でしょ。
【置】CoC『迷い家は桜の先に』 牧志&佐倉にてふたわ組をお借りしています。
また、このシリーズでは女神転生TRPGの面々も希に話題に出ます。
さすがに登場できるのは中のヒトがいる波照間さんだけですが、アッタは例外で、たまに話題に出るほか、CoC『レミングス・ドリーム』牧志&佐倉 の際に主要人物として登場しています。

八重山 アカネ
PL、北の解像度が低いので、それも含めて楽しいんですね、たびするゆうこや
エミーリア
楽しんでいただけているのなら、本当に幸い
青森の解像度は本当に頑張りましたので、いずれぜひおいでください
いつか劇中でも三内丸山遺跡や八幡平、田沢湖に行かせてあげたい
八重山 アカネ
ようやく行けそうな感じになってきたから、ぜひ行きたいな~~~!
和樹がまたひどい距離を運転する羽目にはなるけど。>あおもりゆうこや
エミーリア
国内線なら、妖怪でも飛行機チケット買えるし飛行機で!

今は神様探ししながら移動しなきゃだから、陸路しかNG
八重山 アカネ
確かに!
行くだけなら飛行機で! 全員分の費用はゆり持ち
KP
神様探し終わっても旅したっていいんですよ!
一回行ったところなら《みずのみち》とかで!
八重山 アカネ
まずふしぎを16まで増やさないと>《みずのみち》
KP
デカァイ
《みずのみち》……河童が使える超能力。どんなに遠くても水がある場所に水から移動できる。例えば近所の川から学校のプールに移動したりできる。
ふしぎ……ゆうやけこやけの術コスト。シナリオ内で人との繋がりを高めて、時間をかけていかないと溜まらない。
エミーリア
ゆり『ダメよ、そんな風情のない』
KP
デスヨネ
エミーリア
プラチナカードばん!
八重山 アカネ
飛行機でワチャワチャ移動するたびする組もそれはそれで楽しい構図だなぁ。
シロは騒ぎそうだし鳥組のリアクション面白そうだし風馬くんは結果として飛べるし。
KP
結果として飛べる!

ペルソナの話
エミーリア
でもペルソナでは京都編やりたいと思っている
KP
京都行くの!?
八重山 アカネ
ペルソナ京都編!! それは盛り上がりそうで実にいいなぁ
エミーリア
修学旅行あるし
KP
あー、なるほどな。
八重山 アカネ
ああー、確かに。修学旅行の定番ですもんね。
KP
ペルソナ3以降は普通にあるよな確かに。
っていうか4の面々キャンピングカー? で移動してたね。
エミーリア
P5Sではキャンピングカーでそれこそ沖縄まで行ってたな
日本全国
KP
5だっけ。
エミーリア
P3では修学旅行は無くて、P4ではP4Gでスキー、P5ではハワイ、P5Sでは日本全国
KP
すごい学校だな。ハワイまで行くのか。
エミーリア
P3とP4は、そもそも異界がその土地にしか起きてないし、外の世界ではペルソナ能力使えない設定だったからね
P 5も異界限定だったけど、どこで異界が発生しうるかは世界中どこでもOKだったし
KP
なるほどのぅ。
八重山 アカネ
修学旅行がハワイ、私立だとたまーに聞きますね
エミーリア
ちなみに我々のPCOCの場合、デヴァ・ユガ自体は風波市にしか無いけど、ペルソナは外でも使える
そこら辺は初代組と被ってるね
八重山 アカネ
なるほどなるほど
京都編が発生してもペルソナは使えると。
KP
そういえばそうだった
エミーリア
そういう事です>京都編
KP
《トラフーリ》許すまじ。
エミーリア
《トラフーリ》はちゃんとあのルールにあるから問題なし!
八重山 アカネ
ありますねぇ、《トラフーリ》
KP
ゲームではやりこみくらいでしか使わない(?)のに、TRPGではなんてGMに便利な技なんだ! って膝を打ちましたわあのシーン。
NPCのオート退場技は必要。
八重山 アカネ
まったくだ。中ボスが強制的にシーンから離脱! っていうのがルールを曲げずにできるんですよね《トラフーリ》
エミーリア
仮面ライダーとかで爆発を目眩しに逃げるシーン結構あって「逃すなや!」って思うけど、《トラフーリ》なら仕方ないってわけ
八重山 アカネ
そうそう、《トラフーリ》なら仕方ないってわけ
KP
負けプレイにも移行しやすいってわけ
エミーリア
そういえば、秩父 碧なんですが
八重山 アカネ
わけわけ お?
KP
インセインから来た彼女がどうかしましたか。
エミーリア
この間インセイン読み返していて、実は名前の読みが
「チチブ」
ではなく
「チップ」
であったことを思い出して、自分で驚いた
KP

そうだっけ。そうだったかも。
エミーリア
チップ アオ
が正しい
八重山 アカネ
え、あれ敵サイドでの登場になるからあえてズラしたんじゃなかったのか
あっちのチップちゃんとは別人だというのを強調するためにあえて読みを変えたものと思ってた
KP
なんとそうだったのか。
エミーリア
違うんですよ
八重山 アカネ
確か卓の雑談でもそういう話になってた気がして完全にそうだと思ってた
エミーリア
ちなみに、埼玉の秩父は「チチブ。
チップ」という読み方は北海道の「秩父別」の方なんですよね(豆
KP
ほうほう
八重山 アカネ
ああ~~~~ なるほどそういう>チップ
KP
なるほどなぁ
エミーリア
そのままチチブって読むのが芸が無いな、って思ってそうした記憶
八重山 アカネ
なるほど~~~~
KP
なるほどなぁ。

天羅WARの話
エミーリア
「こいつこんなんだったっけ?」
ってのは実はあまり無いんだけど
「お前、そんなんだったの?」
って今なってるのが裾丸ですね
KP
裾丸が勝手に喋った?
エミーリア
あそこまで馬鹿でエロスなつもりは正直作り手には無かった
KP
エロス振られたから振り返さなきゃってGMが撃ち返すネタをことごとく丁寧にラリーするから……
そんなことになるんだぞ!!
エミーリア
あれは裾丸が勝手にやってることなんでぇ

そしてシラユリに戻る
KP
昔のリプレイ読むと、意外とスカッと忘れてて「これ自分のセリフ?」と思うことがよくある。
八重山 アカネ
あるある>案外スカッと忘れてる
KP
そういや前回のですら覚えてないことがしょっちゅうあるんだから意外でも何でもないわ。
八重山 アカネ
実はいまアカネの一人称が曖昧でしてね 確認してきた合ってたよかった>前回の事でも忘れる
エミーリア
私 わたし わたくし あたし アタシ
は割と間違う
KP
NPCのPCへの呼び方が不安定になっているんじゃないかと不安でならない我。
自分で作ったキャラならまず問題ないんだけどなぁ、人様が作ったキャラだと間違っちゃうことはよくある。
八重山 アカネ
ああー、NPCからの呼称は特にNPCが多いと保てながち
驚いたことに3まで一人称発してなかったんですよね、アカネ。そりゃ忘れる。
KP
そうなのかー
エミーリア
アカネさんは、クソがよ系もあって、割と相手に話してるというより独白よりな発言が多いからかな
KP
たしかにそうかも
八重山 アカネ
そうそう。>独白寄り
あとあまり自分にはっきり言及しない。
KP
騎士&騎士、姫&姫でいい感じの話し相手になってくれて嬉しいです。
偶然相性がいい感じの組み合わせで良かったなぁ。
エミーリア
そうなんだよね>カップリング
八重山 アカネ
そうそう、綺麗に分かれましたよね。どちらも割と相性がいい。
KP
ここ発生してくれないと、ひたすらNPC劇場を見る感じの話になる危険性があるからな、これ。
エミーリア
NPC多いとね
八重山 アカネ
加奈ちゃんとリアさん(途中で呼称が変わっているのは、アカネが「緊急時に長いわ!」ってなったため)、有栖ちゃんとアカネ。雰囲気が近い。
八重山 アカネ
PCがNPCに肩入れするきっかけが作れないと、PCがNPCに任せてしまって能動的にならない可能性あるんですよね、確かに。
エミーリア
ところで、シラユリはスーパーシラユリになったり、シラユリ改になったりフルアーマーシラユリになったりバーンシラユリになったりはしないんですか
KP
ロボット番組に必要なのは何でしょう。
パワーアップです!
エミーリア
つまりあると
八重山 アカネ
パワーアップイベントだー!
大丈夫? そのパワーアップ背中から触手でない?
エミーリア
ビーム触手だから大丈夫
KP
ビーム触手。あたらしい。
八重山 アカネ
なんだか軌道が直線的でないビームだなぁ。
KP
びーむってまがるの?
エミーリア
ガンダムのビームはIフィールドで自在に形変わるから大丈夫だよ
KP
超能力ロボなら搭載できる装備なのかぁ
エミーリア
なんならサイコフレームは結晶化して質量増えたりするし
KP
乗る人にも超能力必要だよね? そいつら。
エミーリア
ブレイバーンみたいに面倒臭いロボじゃないといいなぁ
〈ピンチになって〉
『こういう時、お前ならどうする? どうするんだ、主人公!』
「もっと強い武器があれば……」
『その言葉を待っていたぞ! 新武器!』
「あるなら最初から出せぇ!」
KP
ほんきのきもちがひつようなんだよたぶん>新武器
八重山 アカネ
イメージクリエイターに「ビームでできた触手くれ」って言ったらクラゲ出た
KP
うーーーん。
まあ光るし……>クラゲ
エミーリア
ビームっぽさは伝わってた
八重山 アカネ
レーザービームでできたクラゲで綺麗ではあった
エミーリア
ビームクラゲ
八重山 アカネ
そうビームクラゲ
KP
シューティングゲームの敵に出てきそう
エミーリア
ダライアスかな
八重山 アカネ
確かに、出そう
この先から弾幕出るんだな
エミーリア
まさかのオールレンジ攻撃だった
八重山 アカネ
クラゲの真下の部分に突っ込めばそこだけ安地みたいな
KP
一本色違いになってて、そこを破壊していかないと駄目な奴。
エミーリア
KONAMI的には触手の真ん中に膨らんでるとこあって、そこ壊すと触手殺せるやつ
KP
おっと、いけませんわ皆様。もうすぐ二時ですわ。
八重山 アカネ
おおっとほんとだ。
次回もよろしくシラユリ!
エミーリア
またねー
八重山 アカネ
おやすみなさーい!


ひとこと
KP
さて、そろそろ二人に情報が分断されることがぼちぼちと出てきました。
一体何が隠れているのやら。


CoC『ペルソナ 勝利の塔』2-11

「??? 皆さん、何してるっすか」
「見たきゃAR切れよ」

CoC『ペルソナ 勝利の塔』3-10

「まさか……ランダム生成ダンジョンとでも?」
「そうだ。トルネコとかシレンとかあるよな。
あれと同じだ」

CoC『蒼天のシラユリ』草加&八重山 13

「結局お前は何がしたいねん、ってなってる」
「所詮狂人の言う事など……って突っ走ろうとしたKP涙目」



本作は、「 株式会社アークライト  」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。

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