画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: netabare.png

こちらには『蒼天のシラユリ』
ネタバレがあります。

本編見る!
こんばんは
八重山 アカネ
こんばんはスゥーッ
KP
申し訳なしっ
八重山 アカネ
いえいえ、自分からだと見えるから解放漏れや権限ミスって気づきづらいですよね
エミーリア
こんばんは!
KP
いやー。まさか皆に見えてなかったとは。
八重山 アカネ
終盤で判明する驚きの事実
KP
返事が一切ない時点で気付け。とは思う。
エミーリア
あるのが当たり前だったし、むしろ確かに少人数であったこともあって気付いてなかった
KP
あと雑談で「次は~」って話されてる時点で気付け。
なんで気付かなかったんだ??
八重山 アカネ
あなた疲れているのよ
エミーリア
そうか、一応一般窓でリマインドは飛んでたから尚のこと気づかなかったのか
八重山 アカネ
ってことですな
他の卓でも日程窓と一般窓はごちゃごちゃになりがちだし
定期卓並行してるとどこにどの窓があるかごっちゃになりがちだし
KP
よしっ。加えてED流しっぱなしだった事実はなかった事にして!
今日のシラユリ始めるよー!
八重山 アカネ
はーい!
エミーリア
お願いしまーす
八重山 アカネ
その10分でパイン食べて美味しかったので問題なし
なお今日の夕食はインスタントラーメンのトムチュアカイ味
エミーリア
うまそう
シラユリのDiscordチャンネルに【日程】告知用のものがあったのに、権限解法を忘れていました。
「開始遅れます」と告知を入れていたのにPLさんに伝わらなかった事で発覚しました。

KP
冷凍庫の『肉』を目撃したあなた方は、部屋を出る。
エミーリア
めっちゃ吐いた

KP
夕食まではまだ時間がある。
有栖とともに、あなた方は作戦室へ戻ってきた。

KP
シナリオ的に、落ち着いた行動や話ができるラストチャンスです。
八重山 アカネ
なるほど。
エミーリア
この現実を目の当たりにして落ち着いた行動を
八重山 アカネ
希の行動を見てようかと思ったけど、それなら上に上がるかな。
KP
落ち着いていなくてもいいけど、ちゃんとした「お話し合い」ができるのはラストだよってことですね。
エミーリア
そういえばこの%メーター結局使わなかったな
KP
これねーーーー
お話がどこまで進んでるかメーターだった。
ってことに余所様の動画見て気付いた。
エミーリア
なんかそうだったらしい
八重山 アカネ
そうだったのか。
ってかシナリオに説明ないんですね>お話メーター
KP
あったのかも知れないけど見落としてるなぁ。
物語はまだ始まったばかりだよ!(0%)

エミーリア
真っ青な顔で、ハンカチで口元を押さえながら戻ってくる
八重山 アカネ
苛立ちの籠もった大股で作戦室へ上がる。
伊藤 加奈
「どうかしましたの?
まあ、お姉様、顔が真っ青ですわ!」
エミーリア
「加奈……。ううん、なんでもないよ」
八重山 アカネ
「ちょっと色々あったのよ。飲み物ある?」
エミーリア
弱々しく首を振る
八重山 アカネ
氷水などあるようなら、リアに差し出す。
エミーリア
「ありがとうございます……」
一口含んで、口を濯ぐようにして……
しょうがないので飲んじゃう
千寿 有栖
「加奈……
あの……」
伊藤 加奈
「はい?」
お水持って来て皆に零しながら配るよ。
エミーリア
ザバザバ
八重山 アカネ
「ありがと。……いい加減言った方がいいんじゃないの。
一人だけ蚊帳の外、ってのも変な話でしょ」
伊藤 加奈
「かやのそと?」
ぐるりと見渡す。
エミーリア
「それは……」
千寿 有栖
「つまり、その、ね、カレーの肉が、倉庫になかった、っていう、話よ」
伊藤 加奈
「えーと、そうですわね、お肉。そういえばなかったかしら」
エミーリア
では話を始める前に
加奈を自分の隣に呼んで座らせて、しっかり抱き締めておく
今ここにいる自分と加奈の存在を、しっかりと確かめるように、その事実が薄れて消えてしまわないように
伊藤 加奈
なんだかわからない、という顔をして、しかし嬉しそうに隣に座る。
KP
有栖はぽつりぽつりと自分たちの死体が大量に冷凍保存されていた事を伝えた。
八重山 アカネ
「瑞彩はさ、何回も何回も繰り返してた、って言ってたのよ。
あたしらは何度も死んだらしい。そりゃそうよね、戦ったこともないんだもの。
でも、その度にそうならないように望んで、やり直してたってさ」

つとめて冷静に言おうとする声の、瑞彩、と名を上らせた所だけが少し言い淀んだ。
八重山 アカネ
「でも。
結局、冷凍庫にあったのは大量の死体だったわけ。
……何も。なんにも、繰り返してなんかなかったのよ。きっと」
千寿 有栖
「冷凍庫に。私と、加奈と……皆の、死体が、いくつもいくつも……」
ぼんやりと呟くように、視線を彷徨わせながら呟く。
「……でも。
おかしいわ。おかしいのよ……」
KP
【アイデア】
八重山 アカネ
CCB<=65 【アイデア】 (1D100<=65) > 15 > 成功
エミーリア
CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 96 > 致命的失敗
KP
あらら
八重山 アカネ
おっと、ショックだったらしい 無理もない
エミーリア
なんで90もあって毎度失敗できるのか不思議だ
八重山 アカネ
ファンブルはでるもの
KP
では、エミーリアはまた吐き気が込み上げてきてまともに考えられなくなってしまった。
エミーリア
喉の奥が、猫のそれのように鳴る
たとえそう催したとしても、もはや何も出るはずもないのだ
KP
アカネはあそこにあった死体が、ここにいる四人のもののみだった、ということを思い出す。
エミーリア
そうなんだよね
瑞彩が死んだ時の復活条件が謎だ
八重山 アカネ
「そう。あそこにあるのは騎士と姫の死体だけ。だって、戦って死ぬのはあたしらだけだもの、当然よ。
じゃあ、どうして一度、それ以外の人間が蘇ったわけよ」
伊藤 加奈
「カレーの肉……」
顔をしかめた。だが、首をふる。
「他に食べるものもないなら、仕方ないこと、なのかしら」
エミーリア
「加奈……」
柔らかな髪と頭を抱きしめる
そうなのだろう、きっと
それほど過酷な場所であったということなのだ
それでも、目の前の『妹』にそう思わせて、口にさせてしまったことが悔しく思えた
伊藤 加奈
その体はかたかたと震えていた。
千寿 有栖
「アカネさん、エミーリアさん、おふたりは私たちが知らないことを知っているんじゃないの?」
エミーリア
「うん……そうね」
千寿 有栖
「詳しく、訊かせてもらえるかしら、ループについて。スペア、って何なのか」
八重山 アカネ
「そうしましょ。一番内情知ってそうな奴があの調子だもの、あたしらだけで知ってる事を突き合わせるしかない」
KP
かくしかした、でよいですが、何を伝えるか教えてくださいね。
エミーリア
「多分、今この瞬間に至っては、たった一つだけみんなも知らないことがある、と思う」
言って、ちらとアカネを見やる
八重山 アカネ
「瑞彩は、ずっと繰り返してるって言ってた」
『ループ』のこと、『スペア』のこと、瑞彩の死の直後に空間が歪んだのを見たこと、加奈が死んだのを一度見たことを話します。
それから、少し躊躇い、今回瑞彩の死を目撃して、それから彼女が蘇る様子がないことを。
伊藤 加奈
「つまり……瑞彩がずっとわたくしたちが死んだらやり直してくれていて……
それはもう起きないだろう……ということですの?
でも……そんなの」
信じられないと首を振る。
エミーリア
残機ゼロ
ドラゴンボールのデンデがやられたところ思い出した
ノリ的にはそんなかんじ。
八重山 アカネ
「分からない。瑞彩は、自分が繰り返してるって言ったのよ。
でもあたし達は瑞彩の死を一度見てる。
それに、さっき冷凍庫でスペアを見たってことは、本当は一度も繰り返してなんかいなかったってことになるわ。
律儀に死んでんのよきっと。なんで意識が連続してんのかわかんないけどさ。
少なくとも、瑞彩が言ってたことそのものと、今起きてる事は違う」
エミーリア
「でも、一度は起きたのに、なんで今は……」
八重山 アカネ
「そう。そこが分かんないのよ。瑞彩の死体はあの中になかった。でもあの子は一度死ななかったことになってる」
八重山 アカネ
ちなみに、加奈が死んだときと瑞彩が死んだときで、元に戻る時の様子に違いはありましたか?
エミーリア
どっちも同じ表現に見えたんだよなぁ
KP
同じように見えた。
千寿 有栖
「……アカネさん。私、もうひとつ気になっている事があるわ」
エミーリア
抱き締めた加奈の肩をさすりながら、有栖を見やる
千寿 有栖
「希がそういうことをするとは、私にはとても思えなくて」
八重山 アカネ
「そういうことって?」
千寿 有栖
「私たちが死んだらスペアを用意して、どうにかしてやり直して? 残った肉を食べさせて……
そんな酷い事を考えるとは、どうしても思えないのよ。
……あくまで私の印象、思い込み、だけど……」
エミーリア
そうなのか
八重山 アカネ
「それが『世界の為』だったとしても?」
エミーリア
「世界のため……
希さんにとって、世界って何だったのかしら……
世界のために、何かを犠牲に……なんて、映画や漫画ではよくあるけれど、人ってそこまで意識を大きく伸ばせるものなのかな」
痺れたような脳髄は、考えついた言葉をただ口から垂れ流す

「死んだ人に代わりの肉体でやり直しをさせて、元の体を食べ物にする、なんて、すごい覚悟が必要なことであるように思う……」
千寿 有栖
「そんな大義のために冷たく動くような人には、あまり思えないの。
だってそれにしては彼女……彼女は……」
八重山 アカネ
「それにしては?
あたしら新参者よ。あんたらの印象の方が確実。
聞かせて」
伊藤 加奈
「優しい人なのですわ!
希はちょっと空気読めないところもありますけど……優しい! いいひとなのですわ!」
千寿 有栖
「……そう、そう、思えるの、私には」
エミーリア
まぁね、怪しさを感じるように演出されてるけど、実際にそうしたことをしたことは一度も無いしね
「……だとすると」
八重山 アカネ
「いい人、ねぇ……。」
千寿 有栖
「だから……彼女は。
誰かを庇っているのではないかと思えて……でも」
八重山 アカネ
「まあ、でもそうね。あいつは直接スペアの話をしたけど。
『何か理由がある』か、『考えたのはあいつじゃない』って可能性はある」
伊藤 加奈
「あとはわたくしたちしかいませんわよ!?」
千寿 有栖
「そう、私たちしか……もういない」
エミーリア
そうだ
「……待って」
ふと、何かに気付いたように
八重山 アカネ
「思い当たったのね?」
エミーリア
あ、リアル【アイデア】だからね
頓珍漢なことだったら、後で消すなりしてね
エミーリア
「……シラユリさんは?」
八重山 アカネ
「そう。もう一人いたし、もう一人いる。瑞彩と、シラユリ。
ただ正直、シラユリを庇って、ってのはどうかと思うけどね」
千寿 有栖
「瑞彩は死んだし、シラユリはロボットだけれど……」
顎に手を当て考え込む。
エミーリア
「そう、ロボット。
でも、私はここへ来た時にその声を聞いたような気がするし、それに」
八重山 アカネ
「とにかく、あいつは何か隠してるかもしれないってわけ。理由があって。誰かを庇って。
『いい人は酷い事をできない』ってのには、賛同しかねるけど」
エミーリア
「聞いたことがあるの。
瑞彩ちゃんが『シラユリはそんなことはしない』って、寝言で言っていたのを。
そして……これはアカネさんにも言ってなかったことなのだけれど。
いつかの夜、一人で抜け出した彼女が、シラユリさんの……なんていうのかな……出口? のところで、下へ向かって何かを語りかけているのを、見たの」
伊藤 加奈
「シラユリ大好きでしたものね、瑞彩は」
エミーリア
「私も、シラユリさんがどこか、ただのロボットではないような気がしていたから……」
八重山 アカネ
「そう、大好きね。正直それにも賛同しかねるけど。
何を言ってたのかは、聞こえなかったの?」
エミーリア
「ええ。とても小さな声だったから」
千寿 有栖
「……ただのロボットではないわね、まあ確かに……」
エミーリア
「ただ、語りかけるあの子は、すごく嬉しそう……? 楽しそう……な感じで」
八重山 アカネ
「とにかく瑞彩とシラユリの間に何かあって、希が庇ってるかもしれないことが、それに関係してるかもしれないわけ。
ああクソ。この期に及んで隠し事が癖なのどうかと思うわあいつ」
エミーリア
「ねぇ、アカネさん。
私たち、見ましたよね。あの廃墟の街で。
白い、フードのようなものを着た人たちが、何か儀式をして、その姿が消えていくのを」
八重山 アカネ
「ええ。見た。
映像だけだったけど」
エミーリア
「あの時に見えた光は、緑色で……シラユリさんが纏う光にとてもよく似ていた」
八重山 アカネ
「消えていく時の緑色の粒子は、シラユリの粒子に似てた」
千寿 有栖
「送って貰ったのを見たわ、私たちも」
エミーリア
「『白い』衣装……『緑色』の光……
なんだろう……私、あの人たちとシラユリさんが、なんだか同じものであるような気が……」
千寿 有栖
「おなじもの?」
伊藤 加奈
「変身した! とかですの?」
エミーリア
「変身……どうなんだろう……」
八重山 アカネ
「始まりと終わりは同じ、始まりの証を探せ、だっけね。そういえば」
エミーリア
PLは、神格に対抗するために自分たちを生贄&合体してシラユリを作った、というかなったんじゃねぇかな、って考えてる
THE妄想
そういうの、好き
八重山 アカネ
でも作ったのシラユリじゃなくて藍色ユリさんである可能性もあるんですよねぇ
神格サイドにもロボットがいるみたいな。
エミーリア
対抗するために、同じ技でシラユリ作ったとか?
エミーリア
「でも、私たち……騎士や姫とは違う、『やり直し』をしていない、特別な二人……」
エミーリア
「その一人は、まるでシラユリを戦わせ続けるためのような力、『やり直し』の力も持っていた……」
エミーリア
「その一人が、特別視しているシラユリ……。まるで、友人や家族のようにそれを呼ぶ……」
八重山 アカネ
「あれをやってたのが誰なのか、なのよね。希じゃないとすればだけどさ」
伊藤 加奈
「よくわからなくなってきましたわ……」(早々に思考放棄)
千寿 有栖
「私も」(考えすぎて分からなくなった)
エミーリア
「ごめんね、私もよくわからないまま、言ってるだけ」
八重山 アカネ
「分かる訳ないわよこんなの。ようやく事実のきれっぱしが見えただけなんだから」
エミーリア
「いつから『ここ』にいるかわからない、というのも、二人に共通している。
そして、それを明確に『使命』である、と口にしている、もう一人。
……うーん……」
眉間に指を当てて、考えてはみるが……
エミーリア
「ごめん、やっぱりわからないや」
伊藤 加奈
ずっこける。
千寿 有栖
「希と瑞彩……か」
八重山 アカネ
「そういえば、『理由があるかも』って話してたわよね。
話したら不味いことになる、って希の奴が信じてる、って可能性はあるかもね。
そういう拘り、他にも一つあるらしいから。
……はーーー、ほんとクソ。こういう時に暴力がありゃあいつシメてゲロらせられんのにって思うわ」
伊藤 加奈
「うーん」
眉根を寄せる。
「難しい事は分からないのですけれど、とにかく、死なないで一番ボスをやっつければいいのですわよね!」
千寿 有栖
「といっても、私たち死んだ自覚はないから、今までいつどこで何回死んだかなんて分からないし、死なずに倒す事が可能なのか、なんてことは……」
八重山 アカネ
「そうなのよね。それに、当の瑞彩がもういない」
エミーリア
「何より、そのボスが何なのか、何のためにそれをしなければいけないのか、私たちは全然わかってないのよ。
もしかしたら、何か大きなものに踊らされるままに、とんでもないことをさせられるのかもしれない」
伊藤 加奈
「クトゥルフ、でしょう? あのルルイエっていうところにいる」
千寿 有栖
「いなかったのよ」
エミーリア
「そう」
八重山 アカネ
「寝ている、って書いてあっただけでね。もぬけの殻だった」
伊藤 加奈
「どこかに隠れているのではなくて?」
エミーリア
「……アカネさんの言うとおりだわ」
少し、表情を強くして、息を吐く
「間違いなく、私たちの知らない何かを知っている希さんを抜きにして、ここで私たちが話していても、きっと埒が開かない」
八重山 アカネ
「やっぱあいつツメるしかないわね。分かってたけど」
エミーリア
「希さんから、直接事実を……少なくとも、彼女が知っていることは全て聞き出す……か、それか、彼女が言いたくないのなら調べて知ってからでなきゃ、私たちはもう戦えない。
……いえ、戦いたくない。
何のために私たちが命を賭けさせられているのか」
八重山 アカネ
「戦いたくないのはいいけどさ、問答無用で魚人の奴が襲ってきたらどうする?」
伊藤 加奈
「でも、戦わないと、世界が死ぬのですわ」
エミーリア
「それも、本当なのかどうかわからないわ」
八重山 アカネ
「世界はクソどうでもいいけど。少なくとも自分は死にたくないでしょ」
伊藤 加奈
「嘘かどうかも分かりませんわ!
わたくしは、わたくしは、妹を死なせたくはありませんの」
エミーリア
「そもそも、あの魚の人たちが襲ってきたとして、どうして世界は滅ぶの?
私たちは、それすら教えられていないのよ」
KP
言わなかったっけ。
エミーリア
ただ滅ぶぞ滅ぶぞ、としか言われてないような
八重山 アカネ
「成程、言いたい事は分かってきた。内情教えなきゃ戦わないぞ、ってストでもやるつもり?」
千寿 有栖
「希は、この世界ではあの化け物の力は弱められると言っていたわ。
ここで倒せば、世界にあれが出て行く事はないと」
長期だと情報がおぼろになりがち
KP
裏事情的にはそういうことになっているよ。
シナリオ本文に出てこなかったかなこれ……出てこなかったかも知れない。
八重山 アカネ
最序盤に出てこなかったっけ? 聞いたような
エミーリア
そっかー
八重山 アカネ
デジャヴュかもしれないけど
KP
長期にわたるとこういうのどうしてもなー
ただ、説明されていたとしてもたたみかけるようにさらっとされただけだろうし
忘れてても無理はナイしなー
八重山 アカネ
テイスト的には「とにかく戦え!」でしたしね
KP
ストかー。した場合どうなるのかな。

八重山 アカネ
「戦えるのは騎士と姫だけだから、ストって手は悪くないけど。
それでも魚人が襲ってきたら、あたしらは殺されるか絶望的なサバイバルするかしかない。
その時どうするかは決めとかないと、ストするにしても足並みそろわないわよ」
エミーリア
「どっちにしたって。
それなら、いっそそのことを理由に、彼女に迫れば、いい」
いつか、大型の魚人を駆逐した時のような黒い炎めいたものが、青い瞳の奥で閃く
八重山 アカネ
「そのことを理由って?」
エミーリア
「真実を話さないのなら、私たちは戦わない。
私や……加奈が命を賭けなければならない、その理由を」
八重山 アカネ
ストライキには団結が重要ですからね(棒を構えつつ)
エミーリア
総括だ!
八重山 アカネ
青い瞳の奥に揺らめく黒い炎を見て、小さく肩をすくめる。
「冷静になった方がいいわ。あいつ人に喧嘩売んのと隠し事は上手いようだし。大体イライラしてたあたしが言うのもなんだけどさ。
『死んでも戦わない』って訳? 今度こそ最後、やり直せないって可能性もあんのに」
伊藤 加奈
「……もし。
もし、わたくしたちが戦わなかった事でほんとうに世界が滅びたら。
今までわたくしたちが戦っていたのは、なんのため?」
うつむいて呟く。
エミーリア
「加奈……」
エミーリア
それは、ともすれば負け分を取り戻そうとするギャンブラーの言い分めいたアレソレな気も
八重山 アカネ
「あいつは、『あたしらは特別じゃあない』って言ってたわ。二度程ね。
ストライキすんのはいいけど、『じゃあ死んでもらって次にするよ』とでも言われたらどうする?」
伊藤 加奈
「もしかしたら、それでわたくしは……」
ちら、と有栖を見る。
「とにかくダメ! ダメですわ!
いくらお姉様のお話でも、それは、だめです……」
中のヒトで相談しよう。
エミーリア
正味なところ、どうなんだろうね
希さんを詰めたとして、何か語ってくれる可能性はあるのかな
メタだけど
八重山 アカネ
メタでいうと詰める間もなく事態が進行しそう
KP
うん。
エミーリア
何もねぇよ! ってんなら、とりあえず戦う方向にシフトするしか無いが
八重山 アカネ
ので、「ストしようぜ」方面に話が進んでいると、いざ詰める間もなく事態が進んだ時に「えっどうするの目の前のこれ!?」ってなりそうだから、そこはリアさんにどうするつもりなのか確認しておきたかった
エミーリア
何も無いよ! って言われるなら、はっと気付いて思い直すようにしようかなと
あまりシナリオ的に意味のない足掻きをして、引き伸ばしちゃうのもアレだし
まぁ
それを聞いてしまうのは、禁じ手だなぁ
戦うか
KP
正直、シナリオに「詰めていいよ」って書いてる。
望む情報かは分からないけど、話していいんじゃないかなぁって事はある。
ただ、内容的には大した話じゃないぞ。
リアさんのフラストレーションをナントカして上げられるような感じではない。
八重山 アカネ
うーん
リアさんはストするとして、「目の前にそれどころじゃない事態が出たらどうするの?」は聞きたい
そこに方針がなくて、感情的に「もう戦えない!」って言ってるだけならアカネは乗れない
エミーリア
うーん、リア(PL)としては、ギリギリまでチキンレースをするつもりはある
本当にどうしようもないタイミングや、じゃぁ他のにするわ、って言われたら
結局戦うしかないだろうね
加奈の生まれ変わりの未来や、父母も生きているし
八重山 アカネ
ギリギリまで粘って希を脅しつつ、本当にどうしようもなければ戦う、と
エミーリア
そうそう
八重山 アカネ
それが決まっているなら、それを話してもらえればアカネは乗れるかな。
リアさん(PC)が「意図的にそういう作戦取るつもり」なら乗っかれるので、その方針を話してもらえたら嬉しい。
今の所PC視点ではリアさんが無方策で言ってるようにしか取れてないので。
KP
そう、今の世界が滅びた場合、あなた方も『死ぬ』わけですね。
八重山 アカネ
あと、世界滅ばへんでも魚人に殺されただけでも最悪普通に死ぬので。
エミーリア
意図的に、って言うのは、今この瞬間のリアは暴走機関車状態だから、難しいかな
『どうどう、やるのはいいけど、作戦としてな』
って誘導して頂いたら、少し頭が冷えるかも、と
KP
加奈は「世界を救いたいから戦う!!」って言ってる。
八重山 アカネ
なるほど。PC視点では暴走してると。
エミーリア
ようやく『再会できた目の前の妹』の命が、いいように消費されていた現実に、トラウマから頭がカッカして闇堕ち手前状態なので
KP
基本リニアのシナリオに自由度出してるせいでかえって迷わせちゃってる感はあるねー。
八重山 アカネ
分岐・導線がなくて、PCの行動が「こうする」って決まってるシーン展開的なシナリオに自由度出して、その上で導線書こうとすると難しいですよね きまるときれいになるんだけど
八重山 アカネ
ではそうですねぇ。演出で〈精神分析〉使ってもよろし?
エミーリア
〈精神分析〉、めっちゃ効きそう
KP
あ、どうぞ。
エミーリア
その闇成分を分析して突きつけられたら、スン……となりそう
KP
回復効果とかはないけど、普通に「〈精神分析〉を行った」でもいいですよ。
八重山 アカネ
CCB<=71〈精神分析〉1D100<=71) > 80 > 失敗
あっ。
エミーリア
あふん
しゅっぽしゅっぽ
KP
振らないで成功しても良かったのに~
八重山 アカネ
71あるから油断した~
エミーリア
90あっても失敗させられる卓ですよ?

八重山 アカネ
じゃあ仕方ないので横の壁を蹴ろう。
「リア!」脚を振る。横の壁を、音を立てるように強く蹴る。
千寿 有栖
「!」
エミーリア
その音と声に、思い詰めたように何も瞳に映さないまま呟いていた女が、は、と顔を上げる
「……アカネさん?」
八重山 アカネ
「頭冷やしなさい。
今のあんたは冷静じゃない。その調子じゃ、真実どころか足を掬われる。
分かってる? あんたの言ってるそれ、作戦としちゃ穴だらけよ」
エミーリア
我に返ったように、アカネを、そして腕の中で不安そうな顔の『妹』の顔を見やる
伊藤 加奈
「お姉様……」
八重山 アカネ
「あんたは、自分を切り札にできるつもりだろうけどさ。
掬われる弱みがまだまだあんのよ。
例えば、戦わなきゃ死ぬって状況になったらどうする?
死んでもいいから戦わない、って言うつもり?
確かに、戦えるのはこの四人しかいないってのは最大の切り札よ。
でも、無策に戦わないって言った所で、死んでもいいのかって返されるだけでしょ。
最悪、じゃあ死んでもらって次にしようなんてのも、ありえる」

八重山 アカネ
「PCは演出的に暴走していて、PLには方策がある」状態だと他PLにもPLの意図が伝わらなかったりするから、そういう時は今回みたいにPL同士で相談しちゃった方がいいですね
エミーリア
ですな
なので色々ぶっちゃけた
八重山 アカネ
ですな そういう時は「PCはこういう状態でPLの意図を話せないけど、PLにはこういう意図がある」と話してもらえるといい感じ ぶっちゃけありがとうございます
KP
こういう時、がっつり時間取り過ぎるとかえって良くないかなと思うから、適当に切り上げた方がいいのかめっちゃくちゃ悩むぅ

伊藤 加奈
「お姉様方、生きているんですわよね」
八重山 アカネ
「ええ」
伊藤 加奈
「わたくしたちと違って、そのまま生き返れるかも知れないのですわ」
エミーリア
「加奈……」
伊藤 加奈
「それならわたくしは……
戦いたいですわ」
エミーリア
いつの間にか『ようやく会えた妹が失われるくらいなら、世界が滅んでも』などと考えていた、暗く澱んだ思考を振り払うように、頭を振る
伊藤 加奈
「わたくしね、夢がありますのよ。
お嬢様に生まれ変わって、美味しいもの食べて、良い服を着て、幸せに暮らすんですの。
そしてね、有栖と一緒にお買い物に行ったり、映画を観たり。
それから、お姉様方にも会いに行って、縫いぐるみの作り方を教わって……
だから、どうしたって、世界を守って、そこに生まれ変わりたいんですの」
千寿 有栖
「加奈……」
エミーリア
彼女のきらきらとした瞳の光に、己の瞳の中の黒い炎が、吹き散らされるように霧散してゆく
自分が沈んでいた考え
それは、いつかの幼い日、病室に漂っていた暗澹の行き着く先だ
その時に、父が、母と自分に振り絞るようにして掛けた言葉を、ふと思い出した……
瞳を閉じて、その言葉を、口の中で呟いて
「……飲めるハンバーグの作り方も、教えてあげないとね」
ようやく表情から力を抜いて、妹に微笑んだ
「ごめんね、加奈……どうかしてた」
伊藤 加奈
「ええ! 大丈夫!」
加奈はにこりと笑った。
「きっと全部上手く行きますわ!」
千寿 有栖
「……そうね。
未来が、あるもの……」
八重山 アカネ
「よし。ってことで、あいつどうツメるか考えましょ。
スト自体はいい手だと思うのよね」
エミーリア
「ありがとう。加奈、アカネさん」
八重山 アカネ
「いいえ。聞こえてよかった」
プレイヤーの意図
エミーリア
叩けば情報が出てくると思ってたから、弱気なリアをそっちへ尖らせようかな、と思ってたので
八重山 アカネ
なるほど、演出しつつ叩けば何か出てくるかなという感じだったんですな
エミーリア
そうそう
別にムキになったりしてたわけではないですよw
八重山 アカネ
そうなんですよね、その演出に乗っかって叩けば何か出るかどうかはちょっと迷った
でもこれまでの希の一枚上手感見てると、無条件に叩いたら出てくる感じではないよなー、となった
エミーリア
とはいえ、割と真実が伏せられたままリニアに乗せられたままだったので、ここが最後という話だったから、じゃぁ積極的に情報を叩き出しに行くか、と思いましてな
八重山 アカネ
なるほど、確かに「行動取れるのはここが最後」ってことは「ここでツメずしていつツメる」とも取れますもんな
エミーリア
そうそう
あと、我々からすると、もう叩ける場所が彼女くらいなもんなんだw
今更廃墟には潜れないし、我々ではシラユリは調べられない
KP
こちらもぶっちゃけるならね。
シナリオ上では「叩かないと出ない必要な情報はない」。リニアだからね。
だからあとは、KPが「出していい情報」を判断するしかないんだ。
そうだな。ある程度出せる情報も在ると思うし……
希さんとチョイ話すか?
八重山 アカネ
話したーい
KP
シナリオ壊れたらゴメンネ……
八重山 アカネ
でも、大前提として、リニアなシナリオを「次のシーンはこうです」「探索場所はここです」って一覧表示で進められるよりは、自由度出させてくれることそのものはPCが動いてる感、自分で動いてる感が強くてとても楽しい
KP
たぶん大筋こっからさきは、用意されている事が起きなかったしても問題ないと思うんだ、個人的には。

エミーリア
「彼女が、どこまで私たちに話してくれるかはわからない。
もしかしたら、強い禁忌や、それこそ彼女自身知らなかったり、記憶が失われていることすらあるかもしれない。
でも、間違いなく、今の私たちよりは知っていることがあるはず」
八重山 アカネ
「ええ。間違いない」
エミーリア
「それを教えてもらいに行きましょう。彼女が、『世界を守るための私たちの仲間』だと言うのなら」
八重山 アカネ
「賛成。……冷静になったわね、眼」
エミーリア
「ええ。……おかげさまで」
改めて、アカネと妹の顔を見やり、苦笑する
八重山 アカネ
「ま、最悪話せない理由くらいは聞けるでしょ」
エミーリア
ジョジョ第7部スティールボールランのジョニィ・ジョースターの『漆黒の意志』って好きなんですよね
『いかなる犠牲を払っても目的を達成するという非常に強い目的意識』ってやつなんですが、その覚悟の時に、瞳に黒い炎がメラっと燃え上がる演出があって
今回のは暴走気味でしたが

千寿 有栖
「そういえば、見張りをしてくれる瑞彩がいないのよ。周りの状況も確認しなくちゃ」
エミーリア
「そうだね……。それこそ隙を突かれたら大変」
八重山 アカネ
「そういえば、そうね」
伊藤 加奈
「シラユリに乗れば、分かりますわよ!」
千寿 有栖
「そうだけど……」
エミーリア
「でも、瑞彩ちゃんを襲った何かがいるのかもしれないし……」
千寿 有栖
「そうよね……見たところ、動く物は見えなかったけれど」
伊藤 加奈
「だーいじょうぶ! 何かいても、わたくしがやっつけて差し上げますわ!」
エミーリア
「言ったでしょう、加奈。もう、無茶はしないで。
逆に……
彼女が、瑞彩ちゃんがいない今、見張りや警戒について何も言わなかったのも、少し気になりますね……」
伊藤 加奈
「今はもう何もいないから?」
千寿 有栖
「バカね、瑞彩を殺したやつがいるはずでしょう」
エミーリア
「今は何も襲ってこないことを知っている……なんて、それこそ考えすぎかもしれないけどね」
KP
では、四人は格納庫へ向かう?
いや、彼女はカレーを作っている。キッチンかも知れない。
八重山 アカネ
そういえばカレーを作ってるのだった。
八重山 アカネ
ではキッチン行ってみよう。

KP
キッチンを覗くと、鍋がコンロにかかっていた。
そこには誰もいないが、食事の用意は終わっているようだ……
エミーリア
せめて肉抜きにしてくれよなー
KP
タンパク質、必要でしょ?
エミーリア
うわぁ、モツカレーダァー
伊藤 加奈
「これが? 本当に……?」
千寿 有栖
「見たもの、私たち」
エミーリア
「……」
鍋の中身を見て、そっと口元を押さえて離れる
「加奈、あまり見ないで」
伊藤 加奈
「……美味しかった、ですのに……」
千寿 有栖
「今思えば、あの味に違和感があったのは、そのせいだったのね」
千寿 有栖
違和感を語るイベントがどさくさで潰れたのよね……
八重山 アカネ
なるほど……
KP
別方向に話が流れちゃって。二回くらいチャレンジしたけど流れたからにゃあ。
エミーリア
てかなんでカレー粉は出てくるのに肉だけダメなんだよぉ
人肉、くっさいって言うからなー
KP
くさいからカレーにしてんのかな。
エミーリア
カニバリストによると、香り高いらしいけど
八重山 アカネ
「……考えるのはやめときましょ。それより、希よ」
エミーリア
「彼女は……ここにはいないようですね」
KP
彼女はいつも、整備室にいる。
エミーリア
「やはり、下でしょうか」
八重山 アカネ
「ええ、そうでしょうね。……そういえば」
伊藤 加奈
「きっとそうですわね」
八重山 アカネ
はっ、と、手の中に持ったままのUSBメモリを取り出す。
千寿 有栖
「なに? それ」
エミーリア
「パソコンの……アレですね」
八重山 アカネ
「希がPCで作業してた時、机の上にあったのよ。
取るつもりじゃなくて、ボケっとしてて掴んできただけなんだけどさ」
エミーリア
「中には、何が?」
八重山 アカネ
「まだ見られてないのよ。でも、こうなると中身が気になる」
エミーリア
「……それも含めて、お話を聞いてみましょうか」
なんなら、自分たちで改めてもいい
八重山 アカネ
「ええ。とりあえず一旦隠しとくわ。先に見られたらいいんだけど、整備室以外にPCある場所ってある?」
USBメモリを隠し持つ。
エミーリア
無さそうだなぁ
KP
ないな。
エミーリア
ネットワークが無いんじゃなぁ
千寿 有栖
「見た事がないわね。
例の……隠し部屋にあるとも思えないし」
エミーリア
「あまり必要も無さそうだものね」
八重山 アカネ
「そうよね。一旦持っとく」
エミーリア
「お願いします」
エミーリア
じゃぁ、整備室へGO?
KP
はい。では四人は整備室へ向かう。
エミーリア
ていうか、鍋を火にかけたまま離れるなw
獨芹 希
かけてないが。
エミーリア
火はちゃんと止めてあった
えらい
八重山 アカネ
よかったよかった。
獨芹 希
後で温め直して食べればいいだろう?

KP
整備室におりると、希がシラユリの前に佇んでいた。
あなた方の足音に気付いて、振り向く。
エミーリア
「……」
獨芹 希
「……何か、言いたい事がありそうだね?」
エミーリア
「そう、ですね。色々」
八重山 アカネ
「まあ、色々とね」
獨芹 希
「それで。何を聞きたいんだい?」
エミーリア
「私たちが、知らないことを……全て」
獨芹 希
「漠然としているね」
八重山 アカネ
「まあ、色々とね。ああやって律儀にスペアを用意してたのはあんたなのか、それとも瑞彩なのか、とか」
獨芹 希
「…………」
八重山 アカネ
「あの中に瑞彩の死体はなかったけど、あの子が一度蘇ったのはなぜなのか、とか。
あの子がいなくなった以上あたしらこれでお終いなのか、それともあの子は関係ないのか、とかね。ぱっと浮かぶところでも、ざっとこれだけ」
エミーリア
そういえば、シラユリが何なのかとか、その辺りズバリ聞いたことあったっけ
KP
シラユリとは? 「襲い来る化け物を撃退して、世界を救うための物である。
騎士と姫の一組で操縦する」
くらいかな?
エミーリア
その正体とかって、希も知らない、って話だったっけ
獨芹 希
「……きみたちは、何をどの程度知っているんだろうね。
あの死体がスペアだ、という答えでは納得できない理由があるのかい?」
エミーリア
「それを、誰が、どのようにして用意したのか、などは伺ってません」
八重山 アカネ
「知らないから聞いてんだけど?」
獨芹 希
「……そうだね。
あの倉庫には、必要とされるものが出てくるんだ。
人間の体も、同様に……そういうことなんだよ」
その目は少し伏せられていた。
エミーリア
「それは、この世界の不思議でしかない……と言うことですか」
獨芹 希
「……そうだ」
八重山 アカネ
「何か話しづらそうにしてるけど、話しづらい理由があるわけ?」
返答した直後にそう差し込む。
獨芹 希
「いいや……」
目を閉じて首を振る。
KP
おっ、心探っちゃう?
エミーリア
オシロ発動
ちなみに私の〈心理学〉は初期値です
八重山 アカネ
しちゃうー。
80ですね。
KP
🎲 Secret Dice
アカネ視点
KP
彼女は嘘をついている。
実のところ、彼女は自分の言葉に納得していない。
八重山 アカネ
「なぜ嘘をついているのか、嘘をついていることに理由がありそうなのか」は探れますか?
KP
何か隠したい事がある、というほど確たる物ではないが、触れたくない部分はあるようだ。
また、おそらく彼女自身も知らない事があるのだろう。
それを強引に、彼女に納得のいく形で固め、語って見せたに過ぎないのだ。

八重山 アカネ
「……そんなに、本当の事話しづらい理由があるわけ?」畳みかけるように続ける。
獨芹 希
「…………」
エミーリア
「……」
じっと見つめる
八重山 アカネ
「せめて、『スペアを用意してんのがあんたなのか、瑞彩だったのか』『これでもうお終いなのか』くらい話してもらった方が、戦いやすいんだけど?」
千寿 有栖
「そもそも、『スペア』って話は本当なの?」
エミーリア
一つ疑問があるんだけど
これはPLとしてのね
KP
ほいほい
エミーリア
失敗して、死んだとして
記憶はその瞬間までのやつが連結してるわけだよね?
KP
ループしたときの話だよね?
エミーリア
うむ
KP
で、「死んだ」ことを自覚しなかった場合?
エミーリア
というか
①死にました

②おニューの体が湧きました

③①の死の瞬間の部分まで、どう繋いでるのかな、って
ザ・ワールドで時を止めて、その瞬間のとこにえっちらおっちら運んでいって、「はい再開、よーいスタート!」ってやってるのかな、って不思議だった
KP
それは正直見えている情報じゃ分かんないし、説明のつかないところだわね。
KPから説明はできるがガッツリネタバレ定食だよ。
エミーリア
なるほど

八重山 アカネ
「……ねえ。
隠してんのって、あの事と同じような理由で話したくないわけ?」
エミーリア
「あの事?」
獨芹 希
「……」
ため息をつく。
「少し、違うかな。
世界を守るためには、しなければならないことなんだ」
エミーリア
「……アカネさん。あの事って何の事ですか」
八重山 アカネ
「そう。それって、これからも続いて、やっぱりスペアはできるわけ? あの子がいなくても」
リアの『あの事』への言及を聞かなかったふりをして流す。
エミーリア
シラユリに乗ってるとヘタる話かなー
獨芹 希
「……分からないんだよ」
ぽつり、と呟いた。
八重山 アカネ
「分からない、ね。……知らないわけだ。本当はどうなってるのか、あんたも」
獨芹 希
「私にも分からない事はある。だから、調べているんだ。
この世界に起きている、奇妙な時間の歪みについてもね。
そして、どこからか現れる、あの遺体……」
エミーリア
希さんもループの事は知らんのか
千寿 有栖
「待って、それじゃあ、スペアだ、って話は嘘?
どうしてあれができているかも知らないってこと?」
獨芹 希
「想像は、つく。
必要なんだ。『起点』が」
八重山 アカネ
「起点?」
獨芹 希
「起きた事をなかった事にするために必要、ということだよ……おそらくは」
エミーリア
ah-ha
なるほど?
てことは、その証、ってあの死体ってことだけで終わりか?
獨芹 希
「この世界は、一つの流れになっていない。
何度か。もしかすると幾度も、切り離され、接がれて進んでいる……
それを見た事があるんじゃないのかい?」
エミーリア
「……あなたも、知らなかったんですね」
獨芹 希
「私自身は観測した事がないからね」
八重山 アカネ
「ええ、見た……。そうだったのね、あれは。世界が歪むのは」
獨芹 希
「シラユリの記録に残る不整合から見える、違和感だ」
エミーリア
「シラユリさんの記録に残っている……
と言うことは、シラユリさんも、『観測』していたと言うことに?」
獨芹 希
「……そうかも、しれない」
八重山 アカネ
「そういえばあの時、何かの視線を見た気がした。
っていうか、一つ聞きたいんだけどさ。希。
分かんないなら分かんないって言えばよかったじゃない、なんで喧嘩売りつつ嘘ついたのよ……」がっくり肩を落とし、呆れた顔で言う。
獨芹 希
「そう、見えたかい……?」
エミーリア
割とわかんない、わかんない、って答えてくれていたような気もするw
八重山 アカネ
「口調は癖ならしょうがないとして、でも話作って埋めることなかったじゃない」
獨芹 希
「そうか、そうなのかもしれない……わたしは」
KP
ズドン、と大地が揺れた。
八重山 アカネ
「って、うわ」
エミーリア
「……!
今のは?!」
KP
あなた方には覚えがある揺れだ。
あの遺跡が浮上してきたときと同じ揺れ……
エミーリア
外をモニターとかできないのかな、ここ
八重山 アカネ
「ああもう、話してくれてありがと。今度は何が出てきたっての!?」
KP
希は慌ててモニターに取りつく。
獨芹 希
「あの遺跡が!」
エミーリア
今度は沈んだ?
KP
希の指がキーを叩くと、遺跡が浮上して行く様が見えた。
それは水をざあざあと流し落とし、急速に上昇して行く。
エミーリア
「あれが、全体像ではなかった、ということなの?」
KP
そしてその余波はこの建造物全体を揺さぶり、物が倒れ、落ちてゆく。
ぎしぎしと部屋全体が揺れた。
エミーリア
咄嗟に加奈に覆い被さる
八重山 アカネ
慌てて何かにつかまる。
KP
都市はみるみる上昇して行く。
エミーリア
シラユリさん、ハンガークレーンに固定とかされてるのかな(地味な不安
伊藤 加奈
「ちょ、ちょっと待って、あそこに大ボスがいるんじゃないのですの!?
あのままじゃ、届かなくなってしまいますわ!
私たちでは倒せなくなってしまいましてよ!」
エミーリア
「いえ、まだ届く……!
シラユリさんの翼なら」
千寿 有栖
「行くわよ、加奈。
シラユリに乗って……クトゥルフとかいう奴を倒せばいいだけでしょ!」
加奈の手を引いた足が少しふらついた。
エミーリア
「ダメよ。
行くなら、私たちが」
八重山 アカネ
「前は乗ってもらったから、次はあたしらの番よ」
伊藤 加奈
「いいえ、お姉様方。
お姉様方、お忘れですの?
お姉様方は生きているの。わたくしは、その世界を守りに参りますの」
エミーリア
「あなたたちの未来でもあるのよ」
八重山 アカネ
「あんたらだって、無事に生き残って生まれ変わんでしょうが!」
千寿 有栖
「それにね……
いつこの世界からぱっと消えちゃうかも分からない人たちに、こんな大仕事任せられないでしょ」
エミーリア
「……!」
八重山 アカネ
「あー、クソ。言うわねツンデレ。……一応確認するけどさ。死ぬ気じゃないわよね、二人とも」
伊藤 加奈
「そうそう、わたくしたちにお任せなさいな!
もちろんですわよ! わたくし、夢があるんですもの!」
千寿 有栖
「……行くわよ」
有栖はさっさと先に登っていった。
エミーリア
浮上した遺跡に届きそうなくらい高いフラグがニョキニョキ伸びてるんだけど
伊藤 加奈
まあ、それなら問題なく届きますわね!
八重山 アカネ
「生きて帰んなさいよね!」
エミーリア
「加奈……
約束、忘れちゃダメだからね!」
伊藤 加奈
いつの間にか持ってた縫いぐるみを抱っこして親指を立てる。
千寿 有栖
もうその姿はコクピットに消えている。
エミーリア
コクピットハッチが閉じると同時、自然と両手は組まれ、それを額に押し付けていた
「神様……!」
KP
シラユリは飛び立って行く。
いつも通りに、敵を倒すために。
『大丈夫ですわ!』
騎士の声があなた方に届く。
『守るから』
姫が呟く。
その姿は翠の光に包まれて天へと昇っていった。

KP
本日、ここまで!
八重山 アカネ
ありがとうございましたー!
エミーリア
お疲れ様でした!
八重山 アカネ
これはデッッッカイフラグ!
KP
おつかれさまでしたー!
なんかごめんな!!
エミーリア
ルルイエって空飛ぶのかー
KP
とぶんだなー
ほらここ辺獄だし。
エミーリア
辺獄エンジン
八重山 アカネ
最終的には綺麗な流れにまとまってよかった!!
KP
むっずかしーのよねー。
言いたくないコトがあるNPCの物言いはどうしてもぼんやりしちゃうし、でも情報は整理して渡したいしねー
エミーリア
真相を明らかにするタイミングって、凝った背景があるほど難しい
すごくわかる
KP
KPからその時点ではこうだよ って情報は渡せるけど、それが全て真実とは限らないんだよ。
そこだけは気をつけてね。
八重山 アカネ
わかるわかる
それはそうで、それがすべて真実である必要はない
エミーリア
それはそう
八重山 アカネ
最後まで真実がすべて分かりきらない(KPをしぼる会が盛り上がる)のもあるあるだし
KP
イヤァァァ!
八重山 アカネ
「わからんやんけ教えろー!」ってPCがツッコミにいくのも自由だし、それをなんとかしてのらくらかわしつつ伏せるのも面白い所
エミーリア
ペルソナとかやってても、南条やマークはもちろん他にも色々知ってるんだけど、彼らに対する信頼をなんとか得ることで追及が及ばないようにしてるとこあるし
怪しい!
真実を教えろ! って突っ込まれまくったら困るだろうな
特にその相手が本当にそれを知ってなかったりしたら、それはもうどうしようもないだろうし
KP
希さんここでこれ話して良かったのかなぁ!? とかね。うん。
KPはやく終わって全部吐くパートに入りたいです。
まあ、うちの希さんはこういう希さんだったんだよ!
八重山 アカネ
お疲れ様ですいつもありがとうございます。
エミーリア
スネイプ先生みたいな人だ
KP
ああー。うん。すげぇ納得した。

八重山 アカネ
来週もよろしくシラユリ!
エミーリア
シラユリのHPごっそり減って返却されたり……
伊藤 加奈
エッ
八重山 アカネ
ああっシラユリに大穴が!

ひとこと
KP
真実を追究……したいところなのだが、これは追求していい奴なのだろうか?


【置】CoC『しんでなんかないよ』 牧志&佐倉 2

「……色々あったよな、佐倉さん」

【置】CoC【タイマン限2】収録シナリオ『デート or デッド』 佐倉&牧志 3

自分はいつでも取るに足らない存在で、だからこそ動けるのだ。
まっすぐに見られたら、逃げられない。

CoC『VOID』継続『探索者格付けチェック お正月スペシャル改』 3

「くすぐったりしたらダメですか?」



本作は、「 株式会社アークライト  」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。

Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」