いますわ
阿修雷
います
ヘチナ
いません
アイ
いま ( ´◎`)スー
GM
神津 樹
いるよ
白岡 久喜
いまーす
パイン飴懐かし
強欲の工場
違う
ヘチナ
何故パイン飴
KP
違うんだって
神津 樹
いい加減ヘッドギア外した絵とか描かねば……
KP
トリ・アーエズ、高槻くんが来るまでは高槻くんがいないシーンを進行します
アイ
ハーイ
神津 樹
はーい
アイ
つまりハニプリTRPGだな
神津 樹
なるほどな!?
綺麗に男子女子別れてんだよねこのシーン。
ヘチナ
風紀大佐のハーレム!
神津 樹
まあ、男【子】じゃない年齢2人いるけど。

KP
高槻、二宮、神津がトラブルに遭遇している頃
ハニプリ組は盛り上がっていた
最終戦にいくらか難易度の上がったマップを攻略していた時
神川と獅子王院の仮装ウィンドウの前に、同時に通知ポップアップが点灯した
神川 環
「アーーー! いいとこで邪魔ーーー!」
アイ
「おわっ。どしたんね」
神川 環
「いえ、不意打ち通知でマップが見えな……」
そこまで言ってから
「……!?」
アイ
「いきなり叫ぶから古墳戦場A入りそびれたよ、ん?」
ヘチナ
「連絡っすか」
神川 環
「神津樹が……?」
神津 樹
邪魔して悪かったね
トップランカーにオレの名が!?
ヘチナ
!?
ヘチナ
「神津さん見つかったっす?」
アイ
「……何か、あったんね?」ハニプリの画面を閉じ、腰を浮かせる。
KP
二人がそう口にすると
神川 環
「あ、いえ……
な、なんでもないです、アハハ」
KP
そこでお二人はライトウェイト〈目星〉
ヘチナ
CCB<=58〈目星〉1D100<=58) > 52 > 成功
アイ
CCB<=75〈目星〉1D100<=75) > 6 > スペシャル
ヘチナ
天才!
KP
では、お二人は神川が獅子王院の方をチラッと見て露骨に態度を変えたのに気付いた
ヘチナ
「……?」大佐の方をみる
獅子王院 哉仁
「……申し訳ない。ここまでとしよう」
言い、仮想ウィンドウを手で払って閉じ、立ち上がる
ヘチナ
「い、いえ、お、お忙しいっすよね」
獅子王院 哉仁
「うむ。この埋め合わせは、またいずれ」
アイ
「ああ、今日はありがとね。でさ、神川」
神川 環
「え、あ、はい?」
ヘチナ
「あっ、あっ、ありがt%&#」言い切る前に話が進んだ
アイ
「何か、あったんだね?」
神川 環
「えっ、えーと……」
アイ
「しかも、何かまずいことだろ」
ヘチナ
「波照間さん……?」
獅子王院 哉仁
「……神川風紀。君は状況の把握に努めること。
行け」
神川 環
「は、はい……。し、失礼します!」
神川は、波照間の表情と声にしばらくおたおたとしていたが、獅子王院の言葉にすぐに姿勢を正して走り去っていった
アイ
「あっ、おい!」
神川を追いかけることはできる?
KP
アイが追いかけようとするなら
目の前に、めっちゃでかい広告入りのポップアップが表示される
アイ
「くそ」ARを切り、ポップアップを無視して追いかけようとする。
神津 樹
なにげにどこでも自然にカラミティルージュ投げられるの強いな。>ARメガネ
高槻 玲音
草 これって赤のジョーカー生成器だったのか
KP
咄嗟にARを切ろうとすると、警告のウィンドウが重なって表示される
見ると
KP
ハニプリの『“レオくん“さんから、フレンド登録依頼が届きました!』というノーティスであり、追加のウィンドウは『このままシャットダウンすると、登録申請はキャンセルされます。よろしいですか? はい・いいえ』という至極どうでもいいものだった
神津 樹
レオくん……
ヘチナ
レオくん……
神津 樹
ほんとうにいいんですか?
こうかいしませんね?
獅子王院 哉仁
「……失礼。フレンド登録申請を投げさせていただいた。今日の機会に、ぜひよければ」
背後から獅子王院の声
アイ
それらのウィンドウを横にどけ、前を見る。
KP
その時には、既に神川は人混みに紛れてしまっていた
高槻 玲音
レオくんwwwwwwwwwwwwwwwwwww
神津 樹
お前かよ。
高槻 玲音
俺じゃねえよ、って言おうとしたらあんたかい
神津 樹
高槻に言ったわけじゃないけどテンポいいからそれでいいやw
ヘチナ
「ひゅ、よ、よろしくお願いします」あせぷと
獅子王院 哉仁
「礼を言う。今後ともよしなに」
ヘチナの登録完了ノーティスに頷く
ヘチナ
みんなの土師ネームなんだろう
高槻 玲音
土師ネームなんだ……
つくね とかかな
アイ
TSUKUNE
高槻 玲音
たか「つき」れ「おん」→月音→つくね ってたぶん昔からソシャゲとかで使ってる名前
アイ
ああ~~~~なるほど
ヘチナ
おーなるほどふざけてるように見えてちゃんと意味がある!
アイ
アイは土師ネームすげーてきとうなの入れてそう
アイ
「……なぁ」振り返り、獅子王院を軽く睨む。
獅子王院 哉仁
「何だろうか」
アイ
「アイらには言えないようなことに、なったんね?」
獅子王院 哉仁
「……」
その問いに、数秒沈黙し
アイ
「追っかけるの妨害しただろ、さっき。……普通に心配なんだよ。CW同好会の仲間だからさ」
獅子王院 哉仁
「未だ状況の把握の済んでいない件であるがゆえのこと。未だそう大きく捉えるべき段階ではない。
……少なくとも、彼の友である諸君らは、特に」
アイ
「ふぅん? 風紀だから、民衆を混乱させちゃいけない、ってわけだ」
獅子王院 哉仁
「それもある」
神津 樹
なるほどー
高槻 玲音
なんで倒れてる人運んだだけで大変なことになってんの俺たち……
二宮 信
わかんない……
神津 樹
神津は誤魔化してないからかな?
高槻 玲音
コラ! ごまかしなさい!!
神津 樹
あとオレが運んだってだけでオレがやったことになるよ。
やったし。
高槻 玲音
風評被害や
獅子王院 哉仁
「だが、それよりも。
共に土師として戦を渡り合った、友ーーーハニ友として、悪戯な混乱を与えたくなかった。
……ここは、我々に任せたまえ」
ヘチナ
「風紀委員長さん……」
ハニ友への
神津 樹
はにとも
ヘチナ
1d100 風紀大佐の好感度 (1D100) > 2
ひっくw
高槻 玲音
ひっく
アイ
恐怖の方が勝ってない?
神津 樹
ひくい
獅子王院 哉仁
遺憾である
神津 樹
1d100 (1D100) > 55
ヘチナ
これはほぼ畏れ
神津 樹
妥当。
二宮 信
1d100 (1D100) > 43
まぁまぁ

アイ
「ふぅん。 ……いいよ。そんなら他で聞く」
背を向けて、先程どけたフレンド申請のOKを選択して閉じる。
他人から見えないウィンドウを呼び出して、連絡を入れる先は高槻だ。
ヘチナ
当事者なんだよなあ>高槻くん
獅子王院 哉仁
その様子を、一目だけ見て
「……くれぐれも、不確実な情報には惑わされぬこと。
では、失礼」
アイ
「不確実かどうかは、見てから決めるよ。
そんじゃね」
ヘチナ
「は、波照間さん……」
獅子王院 哉仁
それだけ告げて、獅子王院はこわごわと周囲で見守っていた人垣―――モーゼのように自然に割れてゆく―――を抜けて去っていった
ヘチナ
「ミナノー……自分らもいくっす……」
皆野 智恵
「う、うん……
なにかあったのかな……心配だね」
ヘチナ
走らないけどアイちゃんの背中を追っていこう
アイ
「あー、悪ぃんね。黙られたからついさ」
そんなことをヘチナに言いつつ、高槻くんに連絡を入れつつ歩く。
KP
ではでは
少しだけ時間を巻き戻しまして
アイ
キュルキュルキュル
ヘチナ
落ち着いて! 今時のメディアはキュルキュルしないわ!
アイ
わかめになったカセットテープの穴に鉛筆を突っ込んでこうね
二宮 信
キュル

KP
医務室へと田野を運んだ高槻たち
神津 樹
ハァイ
KP
現状を説明しますと
神津を含む3人で田野を担ぎ込んだことで、午後の暇な時間を過ごしていた医務の教師、奥のベッドで仮病サボりを決め込んでいた生徒らは
敏感に事態の異常さを感じ取り、騒然となった
神津 樹
そらこわいわ。
高槻 玲音
ええ……
神津 樹
オレは《ディア》使えないからなぁ。
証拠隠滅ができない。
ヘチナ
ハニプリ満喫中
KP
医務の教師は、田野の様子を改めるなり、
「これはいかんな……」
と漏らし、いくつかの連絡先へ電話を入れる
もちろん、その間に君たちからも聴取を行なっている
「それで、君たち学年と名前は?」
高槻 玲音
「大2の高槻っすけど……イヤほんと、通りがかっただけで何も知らないというか……」
二宮 信
「えーっと、大学2年の二宮です」
KP
しょぼくれた、メガネの医務は、さも面倒なことになったと言う表情でメモ紙に記述する
二宮 信
「ご迷惑おかけしてすみません」保険医に。
KP
「ああ、うん、君たちはね、別にいいんだ……」
神津 樹
「……」
部屋の前に投げ捨てて帰るつもりだったのに、あいつら騒ぎやがって。
KP
「でも、キミは……神津くん……だろう?」
どこか恐る恐るといった風に、神津に尋ねる
神津 樹
「……知ってんなら訊くな」
まずいのは知ってるからわざわざここまで持ってきたんじゃないか。
高槻 玲音
俺たちだけで報告して神津は逃がせばよかったかなあとか考えてる
KP
「う、うう~~ん。まいったなぁ、こりゃなぁ……
まぁ、とりあえず、救急車と担任の先生を呼んだから……少し待ってなさい」
神津 樹
「こいつら関係ないから」
大学生組を親指で指す。
二宮 信
「いえ、通りかかって救急車呼ばなかった俺にも責任はあります」高槻くんは巻き込みたくないけど神津くんを一人にさせたくない心。
高槻 玲音
「いやケンカしてたのはそいつと他のチンピラだけで俺たち三人は関係なくってぇ……」わるあがき
神津 樹
(面倒なことになりやがったな……)
KP
「まぁ、ね。そのあたりは、ね。私が今聞いても仕方ないから、ね」
大丈夫、医務の先生も神津と二人っきりにされるの怖い
というか、如実にそれまでそこにいてオーラが見える
二宮 信
ここに居るよ……!
KP
などしながら少しすると
先に到着したのは救急隊員だった
彼らは、テキパキと医務と会話を交わし
「うん……喧嘩みたいでね……顎と後頭部を打ってるから……ね」
こちらをチラチラと見ながら、なんていう言葉が聞こえたような気もする
田野をあまり見ないような、硬い板のようなタンカに、頭部をテーピングでしっかりと固定した状態で彼らは迅速に退出していった
彼らが去ると、ヒョロヒョロした医務の教師はソワソワと落ち着きなく、手を擦り合わせたり、咳払いをしたり、無意味にボールペンをカチカチと言わせたりと忙しい

KP
やがて
ガラリ、と医務室の扉が開いた
そこに居たのは、見るからに体育教師めいたジャージ&Tシャツの男性教師
神津はすぐに気付く
担任の教師だ
名前は……何だったか忘れた、かもしれない
「神津ぅぅぅ! まぁぁた貴様かぁ!」
神津 樹
舌打ちしよ。
KP
「ぬっ。
聞こえたぞ、貴様ぁ! 教師に向かって、なんだその態度は! いつも通り!」
「あ、その、ね。ここ医務室だから。落ち着いてください、ね」
と弱々しく静止する医務を無視するように
ズカズカと医務室を横切って、神津の前へと歩を進める担任
神津 樹
「……カチコミ」
KP
「あ?」
神津 樹
「しようとしてた」
KP
「な、なんだとぉ!?
貴様、言うにことかいて、カチコミだと!? どこのヤクザだ!」
高槻 玲音
「それはぶっ倒れてたやつが! です!!
神津くんはそれに巻き込まれかけただけ!」
二宮 信
「本当にそれは! そうで!」
KP
「ん? なんだお前は」
高槻に、今ようやく気づいたように、その姿をつま先からてっぺんまでジロジロと見やり
「なんだ、なぜ大学部がここにいる」
神津 樹
弁護人が入った!
ヘチナ
無関係じゃなくなった!
アイ
頼りになる弁護人が!
神津 樹
ふたりも!
高槻 玲音
「学外で同じサークル入ってて先輩やってます。
だから神津くんとも知り合いなんです」
二宮 信
「右に同じく」
KP
「何ぃ……?
神津と、同じサークル、だと?」
高槻 玲音
「……なにかおかしいですか?」
KP
「こいつは、ボクシング部だろう?
お前もそうなのか?」
神津 樹
「ちがう」
高槻 玲音
「いえ、CWサークルです。学内にないでしょ」
アイ
果たして問題教師は高槻くんの尾を踏むのか、それとも軽くいなされるのか
二宮 信
「そうですよ、今流行ってますし」
KP
「クラウド……?」
担任は訝しげな表情を少ししてから
「ははぁん……」
嫌味なニヤついた顔で、顎を撫でた
「なるほど、お前ら暴風族か」
高槻を指差す
神津 樹
やめなよ!
高槻 玲音
「いや違いますよ。
…………人を指さすなって習わなかったんですか、教員なのに」高槻の頭の中でカーン! とゴングが鳴った
アイ
おっ高槻くんの戦闘態勢だぞ
二宮 信
KP、CW技能でCWについてどれぐらい熱く語れるかやってみていいです?
KP
いいよw>ニノ
二宮 信
CCB<=49 【CW】 (1D100<=49) > 82 > 失敗
二宮 信
だめでした。
ヘチナ
ニノパイセン……
神津 樹
駄目だったかぁ
KP
ニノなら、ボーナス40%あげる
二宮 信
ボーナス貰ったらいける?
KP
ちょうどよかった
神津 樹
40ありゃいけるな。
二宮 信
89になるからこの出目でもいけるか……?
KP
いけるw
二宮 信
口プロレスでは勝てないからダイス勝負よ……。
二宮 信
じゃあCWについて熱く語って教師のヘイトを稼ぎます。
神津 樹
二宮がタンクで高槻がDPSか
KP
「あん? なんだ貴様、教師に向かって説教か」
高槻の言葉に、上半身をずいと乗り出して、上から見下ろす担任
これではどちらがヤクザかわからない
高槻 玲音
「ええ、『教員』のフリを見て学生は学ぶものですから。そういうことは普段からやらないほうがいいですよ。イマドキ厳しいので」
高槻 玲音
昨日の今日なので、堪忍袋の尾が緩めな高槻
KP
そんな緊迫した雰囲気のところで
ニノの熱いCWトーク
二宮 信
「いやー、先生! 聞いてくださいよ! CWの最新型くっそかっこいいんですよ! 先生スニーカーとかお好きですか?」オタク特有の早口。
KP
漫画なら、背景が全部字で埋め尽くされそうな速度と質量で襲い来る二宮のCWトーク
二宮 信
「俺元々スニーカーとか好きで、どっちかというとハイテクスニーカーの方が好きなんですけどね。スニーカーのかっこよさとか男の子のロマンとかそういうのが詰まったのがこれ、そう! クラウド・ウォーカーなのです!」
アイ
殺す気で(口で)応戦する高槻くんと撹乱しにかかるニノパイセン、いいコンビだと思う
神津 樹
「いや……」
いやセンパイ方は関係なくて、オレはこいつがムカつくから殴っただけなんですけど
二宮 信
「ダッドスニーカーもそれはそれとしてシンプルな洗練されたスタイルがあるけど、やっぱ男の子ならハイテクスニーカーだと思いませんか? 先生。ね? スニーカーとメカは男のロマンでしょう」
KP
「お、おぅ……?」
今度は逆に上半身を後ろへ反らせつつ
高槻 玲音
正当防衛! 事件性なし! 無罪を勝ち取ってやるからな待ってろよ神津……!
二宮 信
オタク語りをひたすら先生に聞かせてる。
神津 樹
オロオロしてる。
ヘチナ
一方被告が引いておる
アイ
神津くんにこちらを庇わせず先制攻撃で庇いにかかる二人ともかっこいいぞ
神津 樹
二宮君が不覚にも格好いいオタトークしとる。
二宮 信
「だから暴走とかじゃなくて、マニアとか愛好会とか、そういうたぐいのものなんです。健全なんです。電車オタクとかファッションオタクとかと似たようなものなんですよ。その辺先生にも今度次回是非! 理解していただきたく!」
KP
グイグイ来る二宮に、たじろぐ担任
高槻 玲音
「で、そんな我々のサークル活動になにか問題でも? 顧問として正式なCW販売店の店長さんもついてくれてますが?」ハッタリ バレたら店長に殺されそう
KP
外部の人間じゃないかw
高槻 玲音
外部サークルだもーん
二宮 信
ネー
神津 樹
「え」
そうだっけ? っていうか学校とは関係な……
オレはひょっとして庇われているのか。
やっと気付いた。
KP
「え、えぇい!」
振り払うように腕を振って、二宮を牽制し
「理屈などどうでもいい!」
二宮 信
「えー」
高槻 玲音
「理屈どうでもいいとか言い出したよ……」
KP
「問題は! お前らが暴風族と同じことをしてるってことだ!」
高槻 玲音
「いやしてないですけど」
KP
「つまり、お前らは暴風族! それが問題だと言っとるんだ!」
二宮 信
「違いますーオタクをしてるだけですー」
神津 樹
「違う!」
高槻 玲音
「あ、あれですか? 先生ってもしかしてスマホ持ってる人みんなソシャゲ中毒者だと思っちゃうタイプで? そういう偏見イマドキよくないっすよ~?」
二宮 信
「先生、また後日しっかりとCWの話しましょうね♡」
逃さねぇぞ♡
KP
「お前らみたいな輩は、普段人様に迷惑ばかりかけているくせに、自分が責められるといつもそう言うんだ!」
アイ
教師がでかいブーメラン投げてきた
二宮 信
「偏見でもの語るのは良くないですよ」
KP
「いいか……!」
改めて、指を差し、言葉をつごうとした時
高槻 玲音
「いや迷惑度で行ったら医務室で騒いでる先生の方がよっぽどですが?」
その指千切るぞオイ
二宮 信
一理ある>表
一晩中CWの話を聞かせよう。
神川 環
「失礼します!」
小柄な女子中学生が入口で声を張る
高槻 玲音
「あ、神川ちゃん」
神川 環
「風紀です。皆さん、一度ご静粛に」
ヘチナ
風紀様のお通りだ!
アイ
果たして思い込みの強い神川ちゃんは汚名返上なるか
神津 樹
「風紀女」
ゲームしてたんじゃなかったのか。
二宮 信
「はーい」
神川 環
「あ、どうも。
って、なんでまた高槻先輩まで絡んでるんですか」
高槻 玲音
「そりゃあ神津くんと一緒にいたからそうでしょ」
神川 環
「まったくもう……」
KP
「なんだ、風紀……?」
担任は、その言葉に微かにたじろぐそぶりを見せるが
その風紀が神川一人であることに気づいたか、にやりと口元を歪め
「風紀委員さんね。ちょうどよかった、待ってたんだ。
今、ちょうど暴風族の学生と、神津がしでかした暴力事件について聞き込んでいたところでねぇ」
高槻 玲音
(態度がろっこつぅ……)
神津 樹
「違うっ!」
高槻 玲音
「落ち着いて神津くん。これは弁論だ」
神川 環
「……神津くんは黙って」
グノーシア
神津 樹
神津はうるさい っていわれた……オレぜんぜん喋ってないのに。(グノーシア感)
高槻 玲音
wwwwwwwwwwwwwwww
ステルスあげておいで
神津 樹
かわいげとステルス? そんなん初期値ですけど?
高槻 玲音
ラキオか?
神津 樹
口下手なラキオなんていいとこないじゃないか。
高槻 玲音
そんなんだから毎回初手吊りされるんだよ
アイ
ここの面子のグノーシアパラメータ、バラバラそう
高槻 玲音
高槻はSQちゃんタイプな気がする
アイ
SQちゃんタイプかあ
二宮 信
俺は俺はー?(グノーシアいつかやりたいとは思ってる顔)
高槻 玲音
しげみち
二宮 信
あー
アイ
納得
神津 樹
うん。
高槻 玲音
だろ?
へっちーはレムナン、アイちゃんはコメット
神津 樹
ああー。ぽい。
アイ
ああ~~~~(納得)
グノーシア……人狼ゲームをベースにした名作ゲーム。
かわいげは投票されづらくなる。いわゆる『吊り』に強い。
ステルスは発言の印象が弱まり、襲われづらくなる。いわゆる『噛み』に強い。要はこのふたつが高いと生き残りやすくなるのだ。
ラキオ……ロジック厨でこのゲームのヒロインその2。とりあえず吊るのはラキオでいいよね。
SQちゃん……危険で可愛い嘘つきで寂しがりの女の子。かわいい。騙されたい。
しげみち……いいヤツ。人なつこいのに初手吊られやすくもある可哀想なヤツ。
レムナン……主人公にひたすらヘイト向けてくる可哀想な子。守ってあげたい。
コメット……勘が強くて明るい健気な子。守ってあげたい。

神川 環
「……事実ですか?」
KP
「ああ、もちろんだとも」
高槻 玲音
「神川さんは学んだでしょ? 両者から意見を聞くこと。落ち着いて話せばわかってくれるはずだ。
俺たちは俺たちの発言の順番を待てばいい」
神川 環
「……」
高槻の言葉に、図星なだけにちょっとだけむっとした顔をする神川
二宮 信
先生……大人げないな……。
余計な口を挟まないように黙っておきます。
KP
「ねぇ、先生」
「はぁ、ええ、そう……かな? そうかもしれませんねぇ」
二宮 信
信じてるからな……。
KP
「と言うわけで、神津には出席停止処分。彼ら二人についても、大学部に連絡の上で然るべき処遇をお願いすることになるかと思うよ。
いや、運ばれていった彼の容体次第では、傷害事件……少年院送りってこともあり得るな!?」
さも嬉しそうに、神津を高みからニヤニヤと見下ろす担任
神津 樹
「…………」
いつもの流れだ。オレの話なんて聞いてもらえない。
高槻 玲音
(あとで神津にこいつの名前聞いて中等部に苦情入れとこっと)
神川 環
「……竹中先生」
二宮 信
(この先生……大丈夫かな……)心配になっちゃう……。
神川 環
神川が静かに担任教師の名を呼ぶ
「私は、風紀として事実の確認のため、全員から聴取を行なっているんです。あなたの所感なんて伺っていません」
アイ
おおお、神川さんが成長している
神津 樹
神川の言葉を聞いて眉を寄せる。
KP
「な、なんだと……? 風紀が教師に意見するのか!?」
高槻 玲音
「いや普通に道理を説いてるだけでは?」
神川 環
「高槻先輩も、少し黙って」
高槻 玲音
「はーい」
神津 樹
一体何が起きているんだ? と目を白黒させている。
二人に庇われたかと思ったら、風紀女まで先生の決めつけに反抗している。
高槻 玲音
教員から見えないように神津にサムズアップしといたろ
アイ
つくづくアイいたら話がややこしくなっていたから、お二人に任せてよかった
二宮 信
でもこの先生も普段色々とフラストレーション貯めてるんだろうなと思うと可哀想になっちゃう……。
アイ
この先生純粋にDVしそうなタイプなだけじゃない?
二宮 信
いやー、今のご時世ヘリコプターペアレントとかのことが過り、一概にそうとは言えないかなって……。
神川 環
「……意見具申などのつもりはありません。私は私の職務を遂行しているだけです」
KP
「なんだと、この小娘が……」
神川 環
顔を赤らめて、青筋を浮かべた担任から視線をあっさりと外し
「改めて、お尋ねします。高槻先輩、二宮先輩。先ほどの竹中先生の言葉は事実ですか?」
高槻 玲音
「全くもって主観が入りまくった個人の妄想ですね」
二宮 信
「いや、誇張だと思うよ。
まぁ教師も大変そうだからね、気持ちは判るけど……」
わかっちゃいけなかったわこの気持ち。
神津 樹
なんだかむずがゆい。
自分には絶対できないような説得、説明、冷静な返しを見つめていた。
神川 環
「……神津くんは、いかがですか」
高槻 玲音
お、来たぞ がんばれ
アイ
がんばれ神津くん!!!
神津 樹
「あ? ええと」
面食らっている。
「違う」
KP
「おい、そいつは当事者な上に、札付きだぞ!
そんな奴の言葉を信じるのか!?」
二宮 信
「(先生のご苦労は判りますけど、そこでそういうと先生の地位が……)」
勝手に苦労してるんだろうなぁと思う二宮ができた。
神川 環
「私は今、神津くんに聞いているんです。
自身は無実であると?」
神津 樹
「暴風、じゃないし、障害は、そうだけど、カチコミだし、センパイは違う」
高槻 玲音
二人とも成長したなあ~って心のなかでにこーってしてる
神川 環
「か、カチコミ……?」
えっと、という顔で高槻と二宮の顔を見る
二宮 信
「あー、えっと。高槻」
高槻 玲音
「……神津くん、補足したほうがいい? ていうかしていい?」
真摯な説明
二宮 信
上手い言い回しがわからない!!!
神津 樹
がんばって説明していい?w
二宮 信
いいよ!!!
高槻 玲音
がんばってみてw
アイ
この先生、立場を使って他人を蹴倒すことに快感を覚えるタイプなだけな気がするけどなあ
KP
P5だったらさぞや立派なパレスをお持ちなはず
二宮 信
先生信じていたのに……。
KP
ここでは敢えて〈言いくるめ〉など使わずに、リアル〈説得〉としますw
神津 樹
マジかw
KP
あ、振るなら振ってもいいw
ただし、〈信用〉とのダブル判定
神津 樹
無理じゃんw
KP
まぁ、凄腕弁護士がいるしw
高槻 玲音
困ったときの口は立つ先輩ども
KP
とはいえ傷害自体は事実なのだがw
二宮 信
あっ……。
神津 樹
なんと〈説得〉は75ある。
〈信用〉? 初期値。
KP
大丈夫? その〈説得〉、こぶしじゃない?
二宮 信
いけるいける!!!
神津 樹
ばっかやろう、言葉少なくとも目が語るんだよ!
高槻 玲音
そんなレイジみたいな……

神津 樹
CCB<=75〈説得〉1D100<=75) > 34 > 成功
CCB<=15〈信用〉1D100<=15) > 10 > 成功
通った!?
神津 樹
あっっっれ
アイ
!?
高槻 玲音
すげえ
KP
えっ……
アイ
すごい
二宮 信
さすが
高槻 玲音
通った
神津 樹
嘘だろ。
二宮 信
15は意外といける気がする。
アイ
訥々ながらも真摯な態度だったのでは
高槻 玲音
これが成長だよ
KP
実際成長タブへどうぞな(初期値
二宮 信
そうですね!
ヘチナ
えらい!
アイ
すごい!
神津 樹
中の人めっちゃ笑ってるんだけど。
二宮 信
〈博物学〉初期値とか意外と通る気がする。
アイ
諦めていた神津くんが自分から「言葉で訴える」という気持ちになったんだな……。
二宮 信
とにもかくにもえらいよぉ!
アイ
実際ドラマチック
高槻 玲音
すごいな、神津の成長が著しい
神津 樹
〈母国語〉も実は70あるんで低くはないはずなんだな……
高槻 玲音
今夜はお赤飯だな
神津 樹
やったー
ただまあ傷害事件なのは変わらん。
高槻 玲音
情状酌量の余地はあるだろ、てか俺叩かれてるしw
先手出されてんのだ
神津 樹
そういえばそう。
アイ
ですねぇ。先手出してきたのはあっちなのだ。
神津 樹
オレも背中蹴られたし。
アイ
そういえばそうだ。あっちもやることやってんじゃん。
高槻 玲音
そう、原因はあっち 間違いない
アイ
ここで「高槻くんが場を押さえた」じゃなくて「神川さんが全員からきちんと事情を聞く気になって、神津くんが自ら訴えた」っていうのが互いの成長が著しくて大層かっこいい
神津 樹
ありがとうみんな

神川 環
「……」
言葉足らずに、つっかえながらの説得であった
しかし、それを遮ることなくーーー担任は幾度も遮らんと口を挟もうとしてきたが、それをいちいち静止しながら、神川は一通り聞き終えた
ちなみに、経緯はどうあれ自分が殴ったことは正直に言う?
神津 樹
言うよ。悪いことしたとは思ってないし。
神川 環
OK
では

神川 環
「……わかりました」
神川は、微笑んで頷きを返した
高槻 玲音
まあここまできたら経緯話してるし正直に殴ったこと言った方がいいだろうな、って方針を切り替えたので高槻も止めないで聞いてる
KP
「おい……」
散々静止された担任の竹中が、凄みを効かせた低い声で
神川 環
「何でしょうか」
KP
「お前……風紀だかなんだか知らんが、中坊が俺様に……」
神津 樹
「中坊とか、関係ねぇ」
高槻 玲音
わざとらしくスマホ向けてRECする
アイ
メガネじゃなくてスマホ向けてRECしてる辺り完全に見せつける気の高槻くん
KP
大丈夫、リムをダブルタップするだけで録画できるよ! そう、デヴァ・ユガならね!
高槻 玲音
見せつけんのが大事
KP
なるほどw
神津 樹
『撮ってるぞ』ってね
KP
「おい、何撮ってんだ、貴様」
高槻 玲音
「え、撮っちゃだめなことするんですか?」わざとらしくきょとん
二宮 信
「先生。
それ以上はまずいです。俺達の目もありますし。あなた教師でしょ!?」
KP
「何だと!? 貴様、こともあろうに教師を脅迫するつもりか!」
ケトルの笛が聞こえそうなほど、茹で上がった顔で、凄む竹中担任
二宮 信
「脅迫というか、冷静になってくださいよ! 先生こそ脅迫は良くないですよ」
アイ
おっ二宮くんが煽りだしたぞ
神川 環
「……竹中先生。
聴取は完了しました。以後は我々にお任せください」
高槻の行動と、二宮の言葉に静止の視線を送る
高槻 玲音
「先生がなーんもしなきゃ問題ないはずですよ? ほら、神川風紀もこう言ってますし」しゃあねえなあ、下ろす
アイ
悪い方のパイセンたちと同じ世界の人っぽいんだよな、竹中担任
暴力の民がうっかり学校という閉鎖空間に紛れ込んで、相変わらず暴力の民やってる感じ
神川 環
「私の職務は、この度の件の聴取です。
ですから、ここであったそれ以外の言動について、私の胸にしまっておくことにします」
二宮 信
「あ、うん」黙ろう。
神川 環
「ですが、度を越したものは見過ごすことはできませんので、ご承知おきください」
KP
「……」
鉄にヤスリをかけたような歯軋りで、唸る竹中
しばし、熊も殺しそうな視線で神川を睨んだ後
「……お前ら、覚えておけよ」
高槻 玲音
大人げないなあ、って自分を棚に上げて考えてる
「はーい、先生こそ、忘れないでくださいね♡」
神川 環
「風紀活動にご意見があれば、委員会まで直接陳情をお願いします」
KP
け、と吐き捨て、竹中は出ていった
神津 樹
「……」
びっくりしてる。

高槻 玲音
「神川ちゃん、ありがとね。助かったよ」
KP
「……」
神川 環
神川は、しばらく黙ってから
二宮 信
「…………」こっちもしばらく黙ってる。
神川 環
「こ、怖かった……」
肩から脱力し、その場でフラフラとよろめく
高槻 玲音
お~よしよし
アイ
お疲れさま、かっこよかったよ神川さん!
ヘチナ
かわヨ
二宮 信
「お疲れ様。なんか暖かい物でも飲む?」
高槻 玲音
「いやがんばったね~! 本当にありがと!」肩ぽんぽん
神川 環
「あぅあぅ……」
二宮 信
「本当に助かったからね。お兄さんたちからお礼させてよ」しれっと。
神川 環
「じゃ、じゃぁココアを……」
神津 樹
そんな様子をしばらく眺めてぽかんとしていた。
高槻 玲音
「神津くんも自分の口で説明できてすごかったじゃん。進歩だよ進歩」
神津 樹
「おい……か……神川……」
神川 環
「あ、な、何ですか」
ちょっと警戒したような顔で神津に
神津 樹
「ありがとな」ちょっと声小さい。
神川 環
「えっ……」
神津 樹
「説明、なんて、聞いてもらえたことないし……
無駄だと思ってた、から」
二宮 信
「わかるな」
神川 環
「い、いえ、私は職務を全うしたまでで……」
二宮 信
「偉いなぁ……」ほろり。
高槻 玲音
にこにこ
「ほら! いつまでもここにいたらよくないし、自販機とか行こうか! 神津くんもなんか飲む?
いや~ちょっと昨日からむしゃくしゃしててあのままだと大事にしてそうだったから、実際神川ちゃんが入ってきてくれたり神津くんが自分の口で話してくれたりして助かったんだよね」
神川 環
「な、何ですか、そんな自分都合な……」
高槻 玲音
大事(法的に)
神津 樹
おおごとにするって何する気だったんだろうねぇ
高槻 玲音
はっはっは
アイ
何する気だったんだろうねぇ 自分都合だよという顔にする高槻くん大人なんだよな
二宮 信
「というかあの担任酷いな……」信じてたのに……。
神川 環
「竹中先生は、以前から色々問題な言動が報告されてますからね……」
二宮 信
「そうなんだ……」
高槻 玲音
何故信じた……
二宮 信
最初から疑うのって良くないかなって。
神津 樹
「センパイ方も、有り難うございました」
ふかぶか
高槻 玲音
「いいのいいの。神津くんいつも何飲んでたっけ? ピルクル?」
神津 樹
「あ、ハイ」
高槻 玲音
ピルクル飲んでることになったwwwwwwwww
神津 樹
なったよ。
ボクサーだからたぶんいつもじゃなくて、ごくたまの楽しみ。
二宮 信
「じゃあココアの代金俺が持つよ」
高槻 玲音
「んじゃ健康な人たちはこっから出ようね~」ほっぺた張られたあとありそうだけど
二宮 信
「俺はリプ○ンのレモン買おう~」
KP
では、そんな話をして、医務室を後にして―――医務の教師はポツンと残された―――自販機へと向かうところで、
アイからの電話が来たことにしようw
神津 樹
いたねw
保険教諭すっかり存在忘れてたわ。
二宮 信
ログアウトしてなかったっけ? >保険教諭
高槻 玲音
ずっといたよ かわいそうに
二宮 信
可哀想
KP
いたよw
ずっと生徒と先生の喧々囂々をオロオロして見てた
高槻 玲音
かわいそうに
神津 樹
まあ証人にはなってくれるだろ。

KP
あ、と言うわけで着信どうぞ!
アイ
では、そんなところで高槻くん宛てに着信。
KP
高槻の視界にポップアップ
高槻 玲音
じゃあ自販機でピルクルと自分の紅茶買ったとこで出るか
「どしたの?」
神川 環
「あちち……」
神川は二宮パイセンにご馳走してもらったココアの缶をお手玉しつつ微笑んでいる
神津 樹
ピルクル啜ってる。
あま。
アイ
「神津に何かあったって聞いてさ。様子見に行ってくれたろ、聞きゃ分かると思ったんだ。そっち行っていいね?」
高槻 玲音
「うーん、特に問題ないから、後でゆっくり本人から聞くといいよ」
話す練習をしれっと押し付けるイヤなパイセン
神津 樹
「え……」
凄まじく嫌な顔をする。
二宮 信
「ガンバ☆」
神津 樹
「えぇ……」
げんなりしてる。
さっきので気力は使い切った。
アイちゃんは割と苦手なタイプだ。
悪い奴じゃないのは知っているが。
高槻 玲音
これも練習だ、強くなれ神津……
アイ
「そっか」
通話の向こうの声を聞いて、やばいことがあって黙ってるわけじゃなさそうだ、と安堵の息をつく。
「そしたら後で聞くんだね。様子見に行ってくれて、ありがと」
アイ
神津くんとアイはな~~ 相性悪いよな
神川 環
では、そんな3人の様子を見て、神川はくすりと笑った
その声は
神津の耳だけに届いた
二宮 信
苦手をなんとかしようとして偉いぞ後輩……。
神津 樹
これ神川のコミュイベントだったんだなぁ。
アイ
だなぁ。
高槻 玲音
なるほどそういうことか……
ヘチナ
なるほどなぁ
神川 環
「あの……神津くん」
神津 樹
「あ?」
神川 環
「その……ごめんなさい」
神津 樹
「……」
しばらく考え込んだ。
「なにが?」
神川 環
「えっと……」
少し、迷うような素振りを見せてから
「前に、キミがテーブルを蹴っ飛ばした時。
私も、あなたの言葉をちゃんと聞いてあげられなかったから」
神津 樹
「ああ……」
随分どうでもいいことを思いだしたんだな。
「いや……」
どうでも良くは、ないか。
「ありがとう」
ヘッドギアの向こうから聞こえてくる言葉に、言葉少なに感謝を伝える。
アイ
いい流れだ……。
神津 樹
やっぱそろそろヘッドギアない絵を用意せんとな~
あと今回初めて名前呼んだ。
高槻 玲音
にこにこ
神川 環
「……」
礼を言われ、神川の顔が複雑に、微かに歪む
もしかしたら、礼を言われ慣れていないのかもしれない
「う、うん……」
二宮 信
よかったねぇ……。
神川 環
俯いて
少しだけ沈黙してから
「でも、あなたもちゃんと伝える努力をしないとダメだよ。
高槻先輩じゃないけど」
神津 樹
「う゛っ」
みんなそう言うってことは、オレに問題があるのか?
高槻 玲音
それはね、そうだよ
ちょっと、そこまでは、擁護できない
神川 環
そんな様子に、また小さくくすりと笑って
アイ
そこで言葉に詰まるってことは、その忠告を聞く気になったんだな、神津くん
二宮 信
えらいねぇ
神津 樹
今回なんか色々気付いたね。
アイ
神津くんと神川さんの成長が目覚ましい

神川 環
高槻の電話が終わったことに気づき、小さく
「あ」
と声を上げる
「そうだ、高槻先輩、二宮先輩、神津くん」
高槻 玲音
「ん?」
神川 環
「お話はわかりましたし、竹中先生からの不当な追及もかわしましたけど」
二宮 信
「うん」
神川 環
「神津くんの傷害、それ自体は事実です」
二宮 信
「あー……」
神津 樹
「ああ」
神川 環
「お相手の方の容体も気になりますし、その点については、やっぱりあまり良くないことになるかもしれません」
高槻 玲音
「まあ、でもほら、先に手を出したのはあっちだから……まあ程度の差はあるけど、そのへん考慮してもらえたら上々……くらいだよね」
二宮 信
「だよなぁ……」
神津 樹
「……ああ」
高槻 玲音
「っていうか、神津くんもあそこまで弱っちいと思わなくて本気でやっちゃったんだろうし……」
神津 樹
むしろヘタレパンチだったのに……
アイ
それはそう>まさかのクリーンヒット
高槻 玲音
気絶判定に失敗したばかりに
二宮 信
どうして……
神川 環
「情状酌量の余地はあると思います。でも……」
言葉を濁すのは、おそらく皆とこうして気持ちの共有をしてしまったからだろう
「私は、事実を報告することしかできませんので……。すみません」
言って、申し訳なさそうに頭を下げた
神津 樹
「やったことはやった。それでいい」
今までやってないことばっかり盛られてたし、やったことだけ罪に問われるならむしろ優しい優しい。
高槻 玲音
「いいよいいよ、事実を聞いてくれてまとめてくれるだけでも十分。
そっから先は、当事者の戦いだからね」
神川 環
「これは、あくまで個人的なことですが……
少しでも、懲罰が軽くなることを、お祈りします」
高槻 玲音
「……うん、ありがとね」
神川 環
「……職務ですから」
神津 樹
「……
ああ」
神川 環
「では、私は報告がありますので、これで」
二宮 信
「うん、色々ありがとう」
高槻 玲音
「うん、報告おつかれさま。行ってらっしゃい」手をふりふり
神川 環
背筋を伸ばし、敬礼をひとつして去ってゆく
ちなみに、別に風紀に敬礼の掟はない

KP
では
本日最後にちょっとだけマスターシーン
アイ
爽やかに終わったのにまさかのマスターシーン
高槻 玲音
何が起きるんだ
二宮 信
なんだなんだ?
ヘチナ
先生の逆襲!?
アイ
toへっちーといい、アイは自分のことに手一杯でこれまたちゃんと相手を見て対話できていないので、それは今後の話
二宮 信
ありそう
神津 樹
ありそう。
アイ
竹中担任がゾンビになって復活だって!?
二宮 信
ゾンビなの?
神津 樹
まだ殺ってないよ!?
ヘチナ
MADA
KP
学園のどこか
暗がりで、誰かが会話している
相手の声が聞こえないことから、恐らくは電話だろう
「……うん。大丈夫だよ。
どうなるか、はまだわからないけど。
うん……うん……」
高槻 玲音
これはミナノーの口調の匂い!!
アイ
これはミナノー(の口調)の匂い カッコ内を伏せると一気にアウト
神津 樹
アウトォ
KP
モルボル皆野
アイ
ミナノーの息なの?
KP
「……えっ?
うん……わかった。
風波高校の……うん。
うん、大丈夫。ちゃんとやるよ」
アイ
風波高校ことあるごとに絡んでくるなあ
高槻 玲音
青いヤツの話してる?
二宮 信
ありそう>青いヤツ
神津 樹
裏切りの香り?
アイ
ダブルクロス?
神津 樹
それは裏切りを意味する言葉。
二宮 信
でも青いやつは敵と決まったわけではなさそうなのよね……。
KP
「……あっ。
……えっと……ね。
……
……ううん。何でもない。
うん、わかったよ、お姉ちゃん。
……それじゃ」
小さい電子音と共に、会話は終わった
高槻 玲音
ミナノーおねえちゃんいるの?
ヘチナ
ミナノーがカチコミの主犯!?
二宮 信
居るの?
神津 樹
なんと!?

KP
というわけで、本日はこれまで!
神津 樹
はーい、お疲れ様でしたー!
高槻 玲音
おつかれ~
中学生 成長が早い
KP
成長してますなぁ
アイ
お疲れ様でしたー! これはいい成長!
神津 樹
してますなー
二宮 信
お疲れ様でした~!
KP
ペルソナっぽくていいぞ
二宮 信
中学生眩しいねぇ
ヘチナ
お疲れ様でした! これはいい成長物語
神津 樹
まあ課題もそんなに大変じゃないからオレ
高槻 玲音
さて残り4人のうち誰が一番こじれるか
ここからチキンレースだぞ
KP
ふふふふふ
KP
アクセル踏み込みすぎると、シャドウ化するしな
アイ
そんなこというて高槻くん一番こじれそう
二宮 信
うん
ヘチナ
そえな
二宮 信
俺達なんかまだ可愛いほうだよ
アイ
「大人」としての線を引きすぎていて決定的にこじれそう
高槻 玲音
ほっほっほ
KP
誰が一番ため込んでいるやら
こうしている間にも、皆のお腹の中でシャドウはすくすくと育っているのです
アイ
誰か一人闇堕ちしかけて危うい所を仲間に救われる展開があっても熱い
二宮 信
育ってないよぉ
アイ
えぇ~~~~
KP
キミ割と露骨に育ってる方やろ
ハッピバースデートゥミー
神津 樹
そうだよー
高槻 玲音
二宮、身近にいる高槻へのコンプレックスでめちゃくちゃにならない?
二宮 信
おめでとう☆俺☆
ヘチナ
かなしい一人バースディ
高槻 玲音
俺の家庭もズタボロだよ?
アイ
二宮くん&高槻くんはいいコンビであると同時にめちゃくちゃ拗れそうなんだよな
二宮 信
二宮ねー、わりとこう、今は平気。
KP
これまで、何度も二宮の片想いの子が高槻に靡いていくのを見てきたとか
神津 樹
みんなまだ自分のプライベートの話しはほとんどしてないしな。
アイ
いまは。
神津 樹
二宮がちょっと神津に話してくれたくらいかな?
アイ
ですね。
高槻 玲音
火傷の話くらい
アイ
へっちーは分かりやすい闇のようでいて中にまだあるんだろうっていう中の人への絶対的信頼がある
神津 樹
中の人への信頼。
オレはみんなどーせすごいの持ってくるんだろうなと思って分かりやすいの積んできたぜ。
ヘチナ
今回は素直!!
二宮 信
素直?
うっそだぁ
アイ
せやろか
ヘチナ
そうやってすぐ人を疑うからもてないんだ!!
高槻 玲音
神津 樹
まあシャドウなんて後からも積めるしね!
二宮 信
なんでや教師は信じたやろ!!!
アイ
どうしてそこを信じちゃったのか
二宮 信
本当に
KP
昔(二宮が高等部だった頃)は、もっとまともな激アツ教師だったのかもしれないよ
二宮 信
そうそう>昔はまともな教師だった
高槻 玲音
人を見る目が壊滅的すぎないか、二宮
二宮 信
あとNさんはこう……前例が……。
KP
それが色んなしがらみや、壁にぶつかる内にシャドウ化してるのかもしれない
アイ
そうかなぁ
神津 樹
そうかなぁ
アイ
それにしては大層楽しそうなような……
KP
Nさん
アイ
ログへの配慮>Nさん
二宮 信
Nさん
ヘチナ
ニャル子さん
神津 樹
そんな這い寄りそうな人でしたっけ。
KP
星新一かな
ヘチナ
N氏
神津 樹
エヌ氏だったか。
二宮 信
にゃー
KP
では、宴もたけなわプリンスですが、ここらでログを頂戴いたします
アイ
はーい、ありがとうございました! たけプリ!
神津 樹
ありがとうございました~おやすみ~

コメント By.神津 樹
中学生たちの成長回。
さあみんな他に何を抱えているんだ?

TRPGリプレイ CoC『ペルソナ 勝利の塔』2-11

「??? 皆さん、何してるっすか」
「見たきゃAR切れよ」

TRPGリプレイ CoC『ペルソナ 勝利の塔』1-3

『―――怪異から、影を取り戻すほか無い』

TRPGリプレイ CoC『ペルソナ 勝利の塔』2-06

ロックでシュートなペルソナだと思ったらホラーでした