いただきます
アイ
とうっ!(こんばんは)
生ハム回生ハム回
生ハム回生ハム回
高槻 玲音
ういうい
神津 樹
生ハム会だった。
KP
美味しい美味しい
ヘチナ
生ハム!
新宮 洋子
んご
KP
みんないるかな?
二宮 信
います
アイ
いまーす
高槻 玲音
いるよ
神津 樹
いるー
ヘチナ
おるー
神津 樹
もどしもどし
KP

というわけで、
みんなは理事長室を後にしてウォルナットへ向かうのだった
みんなは理事長室を後にしてウォルナットへ向かうのだった
高槻 玲音

わくわくにこにこ
KP

学園を出て、住宅街を通り
やがて見えてくるのは、アジトであるウォルナット
皆が店の前にたどり着く頃
かららん、という音とともにドアが開く
やがて見えてくるのは、アジトであるウォルナット
皆が店の前にたどり着く頃
かららん、という音とともにドアが開く
皆野 智恵

現れるのは、皆野と
神川 環

神川
ヘチナ
あ? なんだ
二宮 信
ヘイトが
高槻 玲音
草
神津 樹
あーあ
神川 環

「あ……皆さん」
二宮 信

「ども~」
神川 環

「こんばんは!」
アイ

「ん、こんばんはなんだね。お邪魔すんだよー」ほどよく目が覚めてきた顔で。
高槻 玲音

「あ、神川ちゃんとミナノーちゃん」
ヘチナ

「……っす」
神川 環

「皆さんも、部活動上がりですか?」
皆野 智恵

「……」
神津 樹

ちら、とヘチナを見る。
高槻 玲音

「そうそう、ちょっとした対抗試合が終わったから打ち上げにね」
神川 環

「そうだったんですね! お疲れ様です」
高槻 玲音

「君たちは?」
神川 環

「あ、えーと。
部活動というか、アフタースクールというか」
部活動というか、アフタースクールというか」
高槻 玲音
おっとこれは……へっちーが構わなくなって……暇になって部活を……?
振りたい
二宮 信
〈心理学〉する?
辞めときます(この前のファンブルを思い出した)
辞めときます(この前のファンブルを思い出した)
KP
キミいつも〈心理学〉をチラ見せしてくるなぁ
神津 樹
何を読み取らんと。
二宮 信
好きなんですよ……。
ダイス振るのが……。
ダイス振るのが……。
高槻 玲音
振ってみればいいじゃないか 持ってるんだから
KP
伝家の宝刀〈心理学〉
そうそう抜かない
そうそう抜かない
二宮 信
じゃあ~振るか。
〈医学〉も好きだよ。情報出るし。
〈医学〉も好きだよ。情報出るし。
神津 樹
ふらせて って言うのはタダだしな。
OKがでるかどーかはともかく。
OKがでるかどーかはともかく。
KP
振ってもいいぞぉ
二宮 信
振るか~
二宮 信

CCB<=55〈心理学〉1D100<=55) > 75 > 失敗
高槻 玲音
情報(女性のBMI)?
二宮 信
ね。
KP
ううん
神津 樹
じゃあオレが邪な視線のパイセンに〈組み付き〉かけて引きずってけばいい?
二宮 信
なにもわからん。
KP

じゃぁ、風紀委員のたまちゃんは、放課後の買い食いがバレたら困るなぁ、って思ってるな! って思った
二宮 信

「……うーん? 部活動かぁ……」
かわいいねぇ。ほっこり。
かわいいねぇ。ほっこり。
高槻 玲音
草
お姉さん

「二人とも、どったの? ……あ」
そうしていると、オーナーが現れました
そうしていると、オーナーが現れました
高槻 玲音

「こんばんは~」
二宮 信

「あ、こんばんは」
神津 樹

「ウス」頭下げ
ヘチナ

「こ、こんばんは」
お姉さん

「おや、今日は千客万来だぁ」
神津 樹
そういえばみんな制服かな。さすがに着替えてるか。
アイ
さすがに着替えてそう。
アイ

「打ち上げに来たんね。対抗試合が終わってさ」
高槻 玲音

「今日はスポンサーがいます」マークを手で示して
マーク

「どうも。お店、開いてますか」
キリッ
キリッ
お姉さん

「もっちろん! そうかー、今日はお大尽な感じかな?」
高槻 玲音

「どうなんですか、マークさん?」
マーク

「ええ。今日はそれはもうバッチリです」
KP
何がかはわからないが
高槻 玲音
まあ俺が払わないならいいや!
二宮 信
おごりだひゃっほい!!!
皆野 智恵

「たまちゃん、皆のお邪魔になったらいけないから……」
高槻 玲音
相手も気まずい顔してるじゃないか なんとかしてへっちー
神津 樹

「帰るのか」
高槻 玲音

「夕飯とか大丈夫?」
皆野 智恵

「はい、私たちはお先にいただいたので……」
二宮 信

「食後のドリンクとかは?」
高槻 玲音
今何時~?
KP
18時くらいかな~?
神津 樹
晩飯時だなぁ。
高槻 玲音

早いなぁ……へっちーをチラッと見る
ヘチナ

「……」
皆野 智恵

「……」
アイ

「んー……」去ろうとする二人を見る。
高槻 玲音

「……………………」なんかあった気配を察してくる
神川 環

神川は、なんとなく二人をきょろきょろと見やっている
神津 樹

トラブルを避けるためにとっとと追い出すべきなのか、少し話した方がいいのか、良く分からない。
高槻 玲音
それな わからないぞ俺も
二宮 信
それねぇ。
アイ

「んー、アイらは邪魔にはなんねぇよ? 騒ぐだけだし」
二宮 信

「ここデザートも美味しいんだよ」としか言えねぇ。言った。
KP

二人のことは、誘っても誘わなくてもいい
高槻 玲音

「う、うん。俺たちのせいでここの売上が落ちても申し訳ないし……別に変な話するわけでもないし……」
アイ

眠気でわけのわからなかった記憶がじわじわと復元されてくる。
拗れたな、これは。
拗れたな、これは。
マーク

「ふむ」
マークは、一つ鼻を鳴らしてから
「まぁ、いいじゃないの。お前らが『はっちゃけすぎなけりゃ』問題は無ぇと思うぜ」
マークは、一つ鼻を鳴らしてから
「まぁ、いいじゃないの。お前らが『はっちゃけすぎなけりゃ』問題は無ぇと思うぜ」
高槻 玲音

かといって俺が引き止めるかといえばそーでもない へっちーがすごい顔してるし
二宮 信

「うす」
マーク

「せっかくの友達なんだ、良けりゃご一緒しようぜ」
高槻 玲音

「マークさん、太っ腹だな~」
ヘチナ

「ありがとうございます」
マーク

「ああよ」
神津 樹

「ゴチになります」
アイ

「ああ、ゴチになんだね」
二宮 信

「あざっす」
神川 環

「そ、そうですか……」
皆野 智恵

「でも……」
KP

二人は、なんとなくオーナーの方を見やり
お姉さん

「ん? どうかした? あたしはお客さんが増えるなら大歓迎だよ?」
高槻 玲音

「まあ、勿論嫌だったら無理にとは言わないけど、知らない仲じゃないし……もしよければって感じ?」
神川 環

「あ、そ、そんなことないです!
よろしければ、その……ぜひ!」
神川は、いつもの固い表情を綻ばせて頷いた
よろしければ、その……ぜひ!」
神川は、いつもの固い表情を綻ばせて頷いた
皆野 智恵

「……たまちゃんとオーナーがそう言うなら……」
皆野も、静かに頷いた
皆野も、静かに頷いた
神津 樹

じっ。とヘチナを見ている。
ヘチナ

「奥の席使っていいすか?」
お姉さん

「もちろん! 空いてるよー」
高槻 玲音

「あそこが一番広いもんね」
アイ

「騒ぐにも丁度いんだね、奥の方だし」
二宮 信

「うんうん」
お姉さん

「そうと決まったら、ほら入って入って」
言いながら、ドアを皆のために引き開ける
「7名さま、ご案内~」
言いながら、ドアを皆のために引き開ける
「7名さま、ご案内~」
神津 樹

軽く礼をして中に入る。
アイ

「はーい、お邪魔すんだよー」ノッシノッシと室内に入る。
高槻 玲音

「お世話になりまーす」
お姉さん

「たまちゃん、お冷とかシルバー出すの、手伝って」
神川 環

「あ、は、はい」
KP

皆は、いつもの奥の広いボックス席へと通される
ケータリング
KP

あれ、違うか
高槻 玲音

いつもの席かと思った
KP

店内こっちだ
色似てるから南条のとこと間違える
色似てるから南条のとこと間違える
高槻 玲音

背景かw
KP

背景ね
アイ

理事長室で打ち上げすることに
KP

ケータリングパーティになるとこだった
配置どうする?
KP

皆野の場所、どうする?
高槻 玲音

俺らよりは学生組に混ぜたほうが(常識的に)いいかなって(へっちーから目を逸らしながら)
ヘチナ

へっちーは高槻パイセンかアイちゃんのとなりにすっと
神津 樹

気を利かせてヘチナの向かいに?
KP

隣じゃ無かった
神津 樹

向かいの方がより気まずいかなって
高槻 玲音

気まずさ追及してる……
二宮 信

じゃあ神津くんの隣に座るか。
KP

お姫様抱っこでトゥンクしたニノの隣じゃなくていい? >へっちー
アイ

じゃあよくあるパターンで女子組片側に集中させようぜ
二宮 信

合コンかな?
高槻 玲音

そうしてくれ
アイ

へっちー一番奥でアイがその隣、向いがミナノーとたまちゃん
KP

ではなんとなくそんな感じで
高槻 玲音

男の席順はどうでもいいから雰囲気で
二宮 信

そうね
神津 樹

女の子の隣パイセンにあげるよ。
二宮 信

いや、遠慮しておくよ……。
神津 樹

たまちゃんの隣はイヤダ
高槻 玲音

草
アイ

逃げたぞ
二宮 信

たまちゃんの隣ならえっか。
二宮 信

座るわ。
お姉さん

皆が席に収まると、トレイと伝票を携えたお姉さんがやって来る
お姉さん

「はーい、お待たせ~。さてさて、ご注文は?」
神川 環

そのお姉さんの周りで、神川は妙に手慣れた所作で皆にお冷を配ったり、シルバーを置いたり
二宮 信

「えーっと、パスタって何があります?」
高槻 玲音

「まぁとりあえず一杯目は速度重視で……大人組はビールでいい? 学生たちは好きなもん飲んでもらって」
アイ

「生ハムのすげーやつ!」
二宮 信

「おっけー」
神津 樹

「生ハム……」美味しかったなぁアレ。
お姉さん

「パスタなら、今日は『いいチーズ』が入ってるから、それ系とか。
ハムなら、色々あるよぉ」
ハムなら、色々あるよぉ」
アイ

「チーズもなんかすげーのがあんだね?」
高槻 玲音

「お、いいじゃないですかチーズ系のパスタ。じゃあそれに合うようなサラダとかも」
お姉さん

「OK OK。任せといて」
たべたい
神津 樹
すげーのか。
すげーチーズは中の人が食べたい。
すげーチーズは中の人が食べたい。
高槻 玲音
わかる
神津 樹
多分樹は味覚おこちゃまだからそれほど楽しめないだろうし。
高槻 玲音
こういう店、近所にほしい
いやなくはないんだけど……和食専門なんよな……
いやなくはないんだけど……和食専門なんよな……
二宮 信
あー……
アイ
こういう店、心当たりがあるけど結構イイお値段
神津 樹
間違っても学生なんか行けなさそうな感じの……
いいなぁ樹。中の人も誘ってくれよ~
いいなぁ樹。中の人も誘ってくれよ~
高槻 玲音
誘ってくれよ~(飲めないけど)
アイ
学生が行くと間違いなくお値段で干上がる店の……
二宮 信
誘ってくれよ~~~(キティを飲みたい)
和食なら焼酎……。
和食なら焼酎……。
アイ
赤ワインとジンジャーエールなのか、キティ
二宮 信
ですです。美味しかった。
ジンジャエールで割ると大体飲みやすい。
ジンジャエールで割ると大体飲みやすい。
アイ
なるほど~
アイ

「あ、アイはコーラ飲むけどみんな何すんだね?」学生組に飲み物注文聞いて回る。
お姉さん

「みんなキノコは大丈夫かな?」
二宮 信

「大丈夫です」
高槻 玲音

「キノコは平気ですよー」
高槻 玲音

「あとつまめるようなもの……ジャーマンポテトとか言ったら出てきます?」
ヘチナ

「じゃ、じゃあカルピスソーダで」
お姉さん

「OK、ジャンキーなのもいいよね~」
具体的なメニュー名は出ていないが、お姉さんはさらさらと手元の伝票に書き込んでいく
具体的なメニュー名は出ていないが、お姉さんはさらさらと手元の伝票に書き込んでいく
二宮 信

「あとシーザーサラダとかあると嬉しいです」
神津 樹

飲み物は冷たいお茶大ジョッキで頼んでる。
お姉さん

「はいはい、かしこまり」
アイ

「カルピスソーダとコーラと冷たいお茶のでかいやつ、あと二人は?」たまちゃんと皆野にも聞く。
マーク

「おい、レオ、ニノ。今日は付き合えよ」
高槻 玲音

「ん? ちゃんと飲みますよ。打ち上げですし」
神川 環

「あ、私はカルピスで」
皆野 智恵

「じゃぁ、私も」
マーク

「よし来た、んじゃまずはビールで……」
アイ

「カルピスソーダと、コーラと、冷たいお茶のでかいやつと、カルピス2つー」オーナーに注文を伝える。
マーク

「ニノはシャンディガフだったか?」
二宮 信

「ですね」
高槻 玲音

「え、ビールじゃなくていいなら……ライチリキュール系ってあります?」
お姉さん

「あるよん~。ライチならディタもあるし、桂花陳酒とか、チャイニーズ系も置いてるから、色々試してみてね」
高槻 玲音

「お、いいですね! じゃあとりあえずライチトニックで」
お姉さん

「ほいほい、っと」
二宮 信

「トニック苦くない?」尊敬しちゃう……。
お姉さん

それぞれのオーダーを一通り書き留めると、オーナーはカウンターの向こうへと去ってゆく
その足どりは、妙に浮かれており
「よっし、気合い入れるぞ~」
と肩を回したり
その足どりは、妙に浮かれており
「よっし、気合い入れるぞ~」
と肩を回したり
高槻 玲音

「ライチリキュールが甘いから、合うんだよトニック」
その足取り、またとんでもねえの出てくるフラグや
その足取り、またとんでもねえの出てくるフラグや
神津 樹

何仕込んでるんだか。
絞られるぞまーくん
絞られるぞまーくん
アイ

「またすげーやつ出てきそうなんだね」マークとオーナーを交互に見てくすくす笑う。
マーク

今日の俺は無敵だ……
高槻 玲音
普段は相手に合わせて飲むもの変えるけど、趣味で飲むなら甘口~中口カクテル、が高槻のイメージ
二宮 信
あ~確かにイメージそんな感じかも。
KP

やがて、皆の前にそれぞれの飲み物が行き渡り
二宮 信

なんだなんだ。
マーク

「構うこたねぇよ。俺には心強い援軍がついてるからな……」
背もたれに身を預け、ふんぞりかえりつつお冷を不敵に口にする
彼の懐は、少し盛り上がって見えた
背もたれに身を預け、ふんぞりかえりつつお冷を不敵に口にする
彼の懐は、少し盛り上がって見えた
高槻 玲音

(一体いくら預かってきたんだ……)
神川 環

「すみません、お待たせしました」
ドリンクの配膳を手伝っていた神川も、ようやく腰を下ろして、皆が揃った
ドリンクの配膳を手伝っていた神川も、ようやく腰を下ろして、皆が揃った
高槻 玲音

「お疲れ様。ありがとね」
神川 環

「いえいえ」
マーク

「よっしゃ、揃ったな」
アイ

「ん」頷く。
マーク

「それじゃ、グラス持て、グラス」
自らビールの入ったグラスを持ち上げ
自らビールの入ったグラスを持ち上げ
高槻 玲音

「はいはーい」
二宮 信

「はーい」
アイ

おう、とコーラの入ったグラスを持ち上げる。
神津 樹

馬鹿でかいジョッキを上げる。
マーク

「んじゃ、リーダー……じゃねぇや、えーと、部長の高槻くん。
音頭とれ」
音頭とれ」
高槻 玲音

「また俺!? 今回の功労者は浜木綿ちゃんでは?」
マーク

「ああ、なるほど、そりゃそうだな」
ヘチナ

「ふぴっ!?」
マーク

「よし、今回のエース、へっちー!」
二宮 信

「がんばれ~」
マーク

「頼むわ。ビシッと決めてくれ」
神川 環

神川も、なんとなくそのやり取りをにこにこと見やりながら、グラスを掲げる先をあっちこっちしてる
高槻 玲音
これ、神川ちゃんは……素直にミナノーに懐いてるだけだ!
ヘチナ

「んがっぐ……きょ、きょうは……えっと、その、勝てて、よかったので、えっと。
か、かんぱーい!」
か、かんぱーい!」
アイ

「かんぱーい!」グラスを掲げる。
マーク

「乾杯!」
神津 樹

「かんぱい」ボソッと
神川 環

「かんぱーい!」
高槻 玲音

「かんぱ~い!」
皆野 智恵

「……」
そっとグラスを上げる
そっとグラスを上げる
二宮 信

「乾杯~!」
KP

それぞれにグラスを掲げたり、幾人かはグラスを軽く触れさせたり
宴は始まった
常識を打ち崩すような塔の中への侵入から、ペルソナ使いへの覚醒
そして工場での恐ろしい出来事から、人間を相手に同じ力を向け合うという怒涛のような数週間だった
宴は始まった
常識を打ち崩すような塔の中への侵入から、ペルソナ使いへの覚醒
そして工場での恐ろしい出来事から、人間を相手に同じ力を向け合うという怒涛のような数週間だった
神津 樹

そうだよなー。ホンの短い間に色々起きすぎだ。
KP

しかし、今だけは、その勝利を純粋に味わっても良いだろう
高槻 玲音

平和だ~(へっちーとミナノーから目を逸らして)
お姉さん

「はいよ~、まずは軽いのからね~」
先日のものよりも、やたらと大仰な印の多い原木から切り出した生ハムと、軽く炙って香ばしさを増したクラッカー
先日のものよりも、やたらと大仰な印の多い原木から切り出した生ハムと、軽く炙って香ばしさを増したクラッカー
アイ

「お、このハムうめぇ」
高槻 玲音

「……またいいの仕入れましたね?」
お姉さん

「わかる~? レアルベジョータの4年もの~」
二宮 信

「美味し……」
アイ

「ぜんぜんわかんねぇ、酒みたいに年が長いとすげぇん?」
高槻 玲音

「わ~またすごいの仕入れてる~」つまみつまみ
神津 樹

「美味い……」もぐもぐ
お姉さん

レタス、ルッコラ、トマトを和えたサラダからは、驚くほど芳醇な、しかしフルーティと言うよりはどしりとした香りの漂うオリーブオイル
そこに、もっちりとした手ちぎりのモッツァレラを散らして
そこに、もっちりとした手ちぎりのモッツァレラを散らして
高槻 玲音

「味が染みるっていうか、なんだろう……熟成肉だよね一種の。
4年も寝かせたらそりゃあ……ね?」
4年も寝かせたらそりゃあ……ね?」
マーク

「すげぇなこのハム……噛むのやめられねぇぞ。
丸大とかマルハとはワケが違うな」
丸大とかマルハとはワケが違うな」
アイ

「熟成肉ってよく聞くけど、どんなのかわかんねぇ」
二宮 信

「わかる~」
ヘチナ

「おいしいっす……」
高槻 玲音

「柔らかくなるのがまずひとつ。しめたてとは味や匂いが変わるのもかなり大きいね」
お姉さん

「あ、興味ある~? あとで少し焼いたげよっか」
>熟成肉
>熟成肉
神津 樹
お値段的におっかねぇのが出てきそう。
二宮 信

「あ、良いんですか?」
アイ

「いんだね? 食ってみてぇ」
お姉さん

オーナーが指差す先には、奥まったところにある大型の冷蔵庫
その中には、ピラミッドのミイラめいて包帯のようなものでぐるぐる巻にされた、塊のようなものが収められている
その中には、ピラミッドのミイラめいて包帯のようなものでぐるぐる巻にされた、塊のようなものが収められている
高槻 玲音

「日本の牛は霜降り至上だったから最近まで流行ってなかったんだよね……熟成肉は赤身向きだから……って、ちょっと待ってください。この店熟成肉まであるんですか……?」
神津 樹

「そんなすごいのか」
お姉さん

「あるよぉ。どんなお客さん来るかわからないもの」
高槻 玲音

「どんなお客さんが来る想定なんだろう……」
アイ

「すげー人?」
マークの背後を見るようなジェスチャー。
マークの背後を見るようなジェスチャー。
二宮 信

なんとなーく南条さんみたいな人を思い出してる。
マーク

「お前……なんでそんなこと知ってんだよ」
高槻 玲音

「あー……言ってなかったですっけ。俺まぁまぁいい育ちしてたんで。今は普通の大学生っすけど」
マーク

「マジか」
神川 環

「ここのお肉、本当においしいですよ。ぎゅっぎゅって噛むと、お肉の旨みがどんどん染み出してくるっていうか……なのに柔らかくてしつこくないから、いくらでも食べられちゃう、って言うか」
アイ
聞いてると中の人がめちゃくちゃ食べたくなりますね
二宮 信
わかり
高槻 玲音

「食べてるんだ……いいもん知っちゃってるねえ」
マーク

「お嬢様とお坊ちゃんしかいねぇのか、ここには」
神川 環

「あ、いえ、ほんのたまにですよ、たまに」
高槻 玲音

「たまにでも、中学生にはなかなかできない経験だと思うよ……」自分? 棚上げ
二宮 信

「どう思います? マークさん」ひそひそ。
マーク

「許せんな。どうなってるんだこの国は。
俺なんざ、南条にくっついてった、なんとかいうステーキ屋のしか知らねぇぞ」
俺なんざ、南条にくっついてった、なんとかいうステーキ屋のしか知らねぇぞ」
二宮 信

「ほんとですよねー」
高槻 玲音

「なんてステーキ屋行ったんです?」
マーク

「なんか、ロ……ローリングストーンズとかなんとかいう……ステーキ屋ってより、いかにも高級レストランざます、って感じの」
アイ

「……ロックなんだね?」
神津 樹

「ロックだ」
高槻 玲音

「……たぶんローリングストーンズって店名じゃない気がするなぁ」
お姉さん

「それ、もしかしてロゥリーズ?」
トレイを持ってきたオーナーが口を挟む
トレイを持ってきたオーナーが口を挟む
マーク

「ああ、なんかそんな感じの! それです」
お姉さん

「なるほどねぇ、そりゃご立派だわ」
高槻 玲音

「うわぁ……覚えといたほうがいいですよ、それ…………」
二宮 信

「そんな有名なんですか?」
神津 樹

「知らないな」
高槻 玲音

「ヤバい」
ヘチナ

「ふぇぇ」
マーク

「いんだよ、どうせアイツと一緒じゃなきゃ行かねーんだから」
アイ

「へぇー」
二宮 信

「ヤバそう」こなみ。
二宮 信
やべぇな(調べた)
高槻 玲音
やべぇよ
二宮 信
こんなお店あるの 怖い
お姉さん

「ま、ロゥリーズみたいにお上品じゃないけど、ウチのもまぁまぁいけるんだよ?
と、その前にパスタね。はいお待ち」
言って皆のテーブルのそばに押して来たワゴンには、
と、その前にパスタね。はいお待ち」
言って皆のテーブルのそばに押して来たワゴンには、
高槻 玲音

「そうですよ、普段食べるならこういう気さくなお姉さんがいいものお任せで出してくれるとこですよ~」
お姉さん

漫画などでしか見ないような、チーズのホールを半分に切り分けたもの
「おぉ~、いい子だねぇ。お姉さん泣けちゃうから、サービスしちゃう」
「おぉ~、いい子だねぇ。お姉さん泣けちゃうから、サービスしちゃう」
アイ

「すげぇ、漫画のチーズだ」
神津 樹

「浮きかなにかみたいだ」
高槻 玲音

「お、これもしかして……上から溶かして……?」
神津 樹
上でパスタ作るヤツ?
お姉さん

チーズの断面を上に置かれたその上に、何やら年季の入ったやかんのようなものをかざす
「おっ、さすがわかってるねぇ。ちょっと熱いから、離れててねぇ」
「おっ、さすがわかってるねぇ。ちょっと熱いから、離れててねぇ」
高槻 玲音

「うまいものは覚えますよ~。見た目も楽しいですしね」
お姉さん

そのやかんは、言葉通り大層熱いものなのか、チーズの上面はみるみる溶け出し、軽くくつくつと泡立ち始める
お姉さん

「やっぱり、料理はこういうライブ感ってやつがねぇ」
高槻 玲音

「わかりますわかります。鉄板焼とかまさにそれですもんね」
アイ

チーズが泡立ち始め、濃厚ないい香りが漂う。思わず見入ってしまう。
マーク

「うぉ、なんだありゃ……」
ヘチナ

「ん……ごくり」
神津 樹

こんなの初めて見た。
神川 環

「わくわくしちゃいますね」
高槻 玲音
作れるということは、おねーさんはそれらを味わっているということ
何者なんだこのねーさん
何者なんだこのねーさん
アイ
実は街の有力者なのでは
お姉さん

やがて、充分に溶け出したチーズに、別に用意した茹で上がったパスタを
「あ、そーれ!」
放り込み、和え始める
たちまちに黄金色に染まるパスタ
「あ、そーれ!」
放り込み、和え始める
たちまちに黄金色に染まるパスタ
アイ

「わっ」思わず声を上げてしまう。
高槻 玲音

「いいですね~、ラクレットですよね?」
二宮 信

「……あぁ~……」
プレイ時夜中
アイ
あ~~~~~~~~ ラクレットいいなあいいなあ
神津 樹
食べたいなぁ。
二宮 信
たべてぇ~~~
アイ
食べたい~~~
高槻 玲音
おいもにかけるとおいしい
二宮 信
ぜったいおいしい
アイ
それは超確実においしいやーーーつーーーー
高槻 玲音
新千歳空港かどっかのビルん中にラクレットチーズが食べれる店があってね
二宮 信
行きてぇ
アイ
新千歳!!!!
それは間違いなく芋も超美味しいやつでは
それは間違いなく芋も超美味しいやつでは
高槻 玲音
うまかった
アイ
ジャガイモがとりあえずわけわからんくらいうまいのすごい、北海道
高槻 玲音
うまいもんが……食べたい……
お姉さん

「YES、もちろん。ムラカワのやつね」
綺麗に蕩けたチーズを纏ったパスタを、皆の皿に取り分け
綺麗に蕩けたチーズを纏ったパスタを、皆の皿に取り分け
高槻 玲音

「……いやー、マジでどこまでもこだわりますね。お姉さん、何者です?」
お姉さん

ハンドミルで胡椒を軽く振りかけ
お姉さん

「ふふふ、しがないカフェバーのお姉さんですよ~」
アイ

「実は街のボスなやつだ」
高槻 玲音

「ほんとかな~?」にこにこ
お姉さん

最後に、ごく小さな一握りできそうな黒い塊を、削り掛ける
アイ

「それなんなんだね?」
高槻 玲音

「……トリュフですか? トリュフですよね? チーズパスタなら?」
お姉さん

「うふふふふ、さぁて、わかるかな~?
はい、お待ちどおさま。Buon appettito!」
そう言って、皆に皿を回す
はい、お待ちどおさま。Buon appettito!」
そう言って、皆に皿を回す
アイ

鼻をひくひくさせながら皿の上のパスタに見入る。
神川 環

神川も、なんとなくそれを手伝いつつ
高槻 玲音

「おおお……じゃああったかいうちに取り分けて~」取り皿に均等に~
神津 樹

なんかすげぇパスタをもらった、と認識するが、樹の「なんかすげぇ」はそんなにすごくないので、正確に価値を理解したとは言い難い。
ヘチナ

「あ、ありがとうございます」
皆野 智恵

なんとなく、自分の前に回ってきた皿を、まだ届いていなかった者に差し出そうとーーーそれは、ヘチナだった
「……どうぞ、ヘチナちゃん」
「……どうぞ、ヘチナちゃん」
ヘチナ

「……ありっす」受け取る
高槻 玲音

「ではでは、いただきま~す」
皆野 智恵

「……」
アイ

「頂きます、なんだねー」
神津 樹

いただきます、とアクションだけする。
二宮 信

両手を合わせる。
KP

芳醇なチーズは、程よく煮られ表面がもっちりとしたパスタによく絡む
しかし、その芯にはほんのわずかに硬い食感が歯応えと残り、くどいだけでは終わらずさっぱりと食べさせてくれる
チーズの香りと、最後に削り入れた胡椒と何某かのふくよかな香りが、口から鼻へと抜けてゆく
しかし、その芯にはほんのわずかに硬い食感が歯応えと残り、くどいだけでは終わらずさっぱりと食べさせてくれる
チーズの香りと、最後に削り入れた胡椒と何某かのふくよかな香りが、口から鼻へと抜けてゆく
アイ

「…………すげぇ。情報量多い」一口含んで、思わず口に出る。
高槻 玲音

「……うーん、おいしい! 全部うまいんだから、もっと行列ができる店になっててもおかしくないのに」
二宮 信

「確かに……」
高槻 玲音

「ああでもそうなると入りにくくなっちゃうな……悩ましいね……」
神津 樹

「うまい……」
KP

たまに現れる、小刻みに刻まれた茶色いものは、やはり食感へのアクセントとなり、そして噛んだ瞬間に、清々しい土のような清い香りを吹き出す
高槻ならわかるかもしれないが、恐らくはポルチーニだろう
高槻ならわかるかもしれないが、恐らくはポルチーニだろう
高槻 玲音

ポルチーニか~ うまいよなー
「ポルチーニでしたね。合うなぁ~」
「ポルチーニでしたね。合うなぁ~」
マーク

「ひっでぇな、こいつは」
神津 樹

なんだかわからないがうまい。
アイ

「すげぇ。スルメのいいやつ食ったみてぇだ。味が色々入ってる」
二宮 信

「美味しい~」
神川 環

「す、スルメ……」
ヘチナ

「なにこれ、すご」
マーク

「あまりにひどいひどすぎる。当分いつものメシが食えなくなるぞ」
高槻 玲音

「……ここでバイトしたら賄い出ます?」
神津 樹

まかない出たら最高だな。
お姉さん

「おっ、バイト希望?」
二宮 信

「え、いいな」
高槻 玲音

「やー、居酒屋バイトよりこっちのほうが客層もよさそうだし……雰囲気いいし……」
お姉さん

「ありがと~。
でも、ウチそんなにお客さんも多くないしさ。一人の方が気楽だから、あたしだけで回せるんだよ。
こうやって、好き勝手できるしね」
でも、ウチそんなにお客さんも多くないしさ。一人の方が気楽だから、あたしだけで回せるんだよ。
こうやって、好き勝手できるしね」
高槻 玲音

「まあそうですよねー……残念」
マーク

「むしろ、え、永久就職的な……」
アイ

「ぶっ」思わず吹き出す。
「リアタイで初めて聞いた。
すげぇ。録音しときゃよかった」けらけらと笑う。
「リアタイで初めて聞いた。
すげぇ。録音しときゃよかった」けらけらと笑う。
神津 樹

「……」
高槻 玲音

「…………………………」笑顔のまま固まる
二宮 信

「…………」お酒美味しいなぁ!
神川 環

「そ、それはつまり……?」
オーナーをチラリと見やる
オーナーをチラリと見やる
お姉さん

「あはは~、そういうのも、今は間に合ってるかなぁ」
アイ

「だってさ」
高槻 玲音

「だそうです」
マーク

「あ、いえ、そういう変な意味じゃなくてですね」
神津 樹
まにあってるのかー。もういるのかいらないのかどっちだ。
高槻 玲音
どっちやろなー
マーク

「やめろお前ら、俺が滑ったみたいになってんじゃねぇか」
アイ

「え、違うんね?」
高槻 玲音

「残念ながら……」
飯テロ回だ
高槻 玲音
おい!!!! 今日飯テロだけで終わりそうなんだが!?
アイ
たっぷりメシテロを味わう回
KP
びっくりしたね(時計見て
アイ
めちゃくちゃチーズパスタ食べに行きたいから何の問題もないのでは
高槻 玲音
へっちーとミナノー<<<<<うまいメシ
アイ
やったね平和に終わるYO! 今回は!
二宮 信
おっと中の人が
神津 樹
ひたすら飯食って終わるな。
二宮 信
平和だねぇ。
マーク

「やめろやめろ! ああ、こうなったらワインだな、ワイン!」
マーク

「何かいいのありますかね!?」
お姉さん

「はいはい~、ワインね」
二宮 信

「キティ飲みたいです」
高槻 玲音

「あ、俺アマレットスプモーニで~」
アイ

「なんかいいなー、葡萄ジュース的なのねぇの?」
お姉さん

「おしゃんな子たちだな~。はいはい了解。
シャインマスカットのジュースあるよ」
シャインマスカットのジュースあるよ」
アイ
でもニノっちにも似合う>キティ
高槻 玲音

「最近はワイナリーでも葡萄ジュース作ったりしてるらしいよー。まあワイン向きの葡萄とジュース向きの葡萄は違うような気もするけど」
高槻 玲音
高槻は普通の居酒屋にはないけど好きなものを多分今頼んで飲んでる
ワイン
アイ
ワイン向きの葡萄で葡萄ジュース作ると、アルコールになるはずの糖分が全部こっちくるから基本、激甘 割って飲むと芳醇で美味い
高槻 玲音
らしいねぇ
二宮 信
ワイナリーのぶどうジュースマジで美味しい そういう原理なんだ
アイ
そうらしいとかなんとか>原理
高槻 玲音
日本は土地が良すぎていいワイン作るのに工夫がめっちゃ必要って聞いたときは笑った そうだよな痩せた土地でうまいもん飲みたくて作ったんだもんアレ
アイ
なるほど!?
高槻 玲音
フランスらへんは地中海性気候だから……わりと乾いてるんよ……
KP
小豆島なんかおすすめよ
高槻 玲音
せやね、瀬戸内はほぼ(つくりが)地中海
KP
日本で最初に持ち込まれたオリーブの苗を植えてみた3ヶ所の内一つで、唯一根付いたんだってさ
それだけ地中海気候にぴったり、って場所なんだそうな
それだけ地中海気候にぴったり、って場所なんだそうな
高槻 玲音
地学の知識がこういうとこで生きてくるから義務教育、知識としてだいじ
二宮 信
あ~香川のうどんが有名なのも小麦ができやすいからだっけ……。
神川 環
あと、伊吹島といういりこの聖地があるのと(出汁)醸造業(醤油)が盛んなのも強い>うどん
アイ
稲作するのにはいまいち水が足らないのもあるんかしら
高槻 玲音
米がないなら小麦を育てるしかないじゃない!
KP
ダムが一個も無いから、他県から水回してもらってるそうですね>香川
弘法大師の満濃池だけではもはやどうにもならんと
弘法大師の満濃池だけではもはやどうにもならんと
アイ
らしいですな
高槻 玲音
香川マジ雨遮られてんな……
二宮 信
一応海挟んで隣県の岡山の別名が晴れの国だしなぁ……
アイ
なんですよねぇ……。
二宮 信
岡山と香川はテレビの電波がごっちゃになるぐらい近いという話だし。
アイ

「やった、それ飲む」
マーク

「元は全部葡萄ジュースだもんな」
神川 環

「お、大雑把ですね」
KP

アルコールと、さっぱりした飲み物にシフトして
出てくる料理はどれも美味
ここしばらくの、戦いや見え隠れする陰謀めいた何かに、どこか凝ってしまっていた身体がほぐれて行くのを感じるだろう
出てくる料理はどれも美味
ここしばらくの、戦いや見え隠れする陰謀めいた何かに、どこか凝ってしまっていた身体がほぐれて行くのを感じるだろう
神津 樹

ゆっくりと食事を口に運ぶ。
そこにいるだけで落ち着く。
そこにいるだけで落ち着く。
KP

気がつくと、それぞれに相手を変えつつ学校や日常の話も盛り上がり
それでも、『部活動』については触れないよう気をつけながらの食事会
それでも、『部活動』については触れないよう気をつけながらの食事会
高槻 玲音

でもへっちーとミナノーは話してないんでしょ? こわい
アイ

「はぁー、美味ぇ」
疲労も相まって、胃袋のあたりから思考がバカになってくる。
疲労も相まって、胃袋のあたりから思考がバカになってくる。
KP

たまに、誰かがそれとなく二人に話振ったりもしたりしてるのかもしれないが
アイ

たまにハニプリの話をしたりもしつつ、二人の方を何となく気にする。
二宮 信

「美味しい……」
高槻 玲音

「おいしいね~、食べ物も飲み物も……」
神津 樹

「うまいぞ」(威圧的眼差し)
アイ

「目ぇキマってるよ」
KP

でも、すぐに会話は途絶えちゃったりするのかも
皆野 智恵

皆野も、すぐに逃げるように神川に話を振ってしまったり
神津 樹

こんなの樹にどうにかできるわけがない。
どうにかしてやりたいとは思いつつも、見つめるだけだ。
どうにかしてやりたいとは思いつつも、見つめるだけだ。
アイ

(やっぱこじれてんなぁ……)
そういえば昼にやたら誘われたのも、そういうことだったのだろう。
そういえば昼にやたら誘われたのも、そういうことだったのだろう。
高槻 玲音

拗れてるぅ~……
KP

そうして、時折訪れる会話の途切れに
神川 環

「そ、そういえば。
これだけお祝いするような試合で勝てるなんて、すごいですね」
これだけお祝いするような試合で勝てるなんて、すごいですね」
二宮 信

「すごいよね」
動揺してる?
動揺してる?
高槻 玲音

「そうそう、浜木綿ちゃんが最後の最後にすごく頑張ってくれてね」
ヘチナ

「ぶふぉっ」
神川 環

「へぇ~~~~!」
アイ

「ありがと、そうそう。ヘチナと高槻の活躍すごかったよ。練習ん時もすげぇ頑張ってたもん」
高槻 玲音

「しばらくは練習も減って安定すると思うから、長い事浜木綿ちゃん借りててごめんね?」
皆野 智恵

「えっ?」
ヘチナ

「自分、ま、まだまだっす」
神川 環

「すごいですね、浜木綿先輩!」
高槻 玲音

「次の試合の日程が決まるまでは、だいぶ落ち着くと思うから」
しらんけど
しらんけど
アイ

「試合前の練習えぐかったもんねぇ。干物んなるかと思ったんね。
授業中眠くて死ぬかと思った。っつか死んだ」
授業中眠くて死ぬかと思った。っつか死んだ」
皆野 智恵

「そうなんだ。
みんな、楽しそうだもんね。
ヘチナちゃんも」
みんな、楽しそうだもんね。
ヘチナちゃんも」
高槻 玲音

や、闇を感じる こわい
アイ

「もーちょっとお手柔らかだといんだけどね。乗りかかった船ってやつでさ」
ヘチナ

「仲間が増えて……そっすね」
皆野 智恵

「……そうだよね」
神川 環

「え、えっと……」
アイ

「……なんか悪ぃね、いきなり誘っちまって」
高槻 玲音

「あ、あのー……だからうん、これからしばらくはね? 本業の……勉学とか学生生活に……励んでもらって大丈夫だし……」なんて言えばいいんだよこの空気!!
KP
なんだか、空気が重苦しい……
高槻 玲音
へっちーの修羅場イベント
アイ

「でも、楽しいだけじゃねぇんだ。いっぺん始めたら、それなりに責任感? とかあってさ」
二宮 信

「わかる」
皆野 智恵

「だよね。最後までちゃんとやり切らないと」
高槻 玲音

圧なんだよ
神津 樹

「……」
高槻 玲音

「(波照間ちゃん! 逆効果!! そのへんにして……!)」頑張って伝えようとする高槻
ヘチナ

「自分、大丈夫っすから」
アイ

「だから、あー、なんだろうね」長い髪をわしわしと掻く。
「なんか、ごめん」
「なんか、ごめん」
高槻 玲音

(絶対大丈夫じゃない……!)
神津 樹

「言いたいことがあるなら言えばいい」
ぼそっと。
ぼそっと。
高槻 玲音

(よく言った! 神津くんよく言ったよ!!!)
皆野 智恵

「そうですね、大丈夫ですよ。
何も、謝るようなことじゃ」
何も、謝るようなことじゃ」
神川 環

「そ、そういえば、皆さんの部活って、何部なんですか!?」
そんな空気を打ち払おうとしてか、神川が妙に大きな声で割り込んだ
フォローを入れたつもりで、核心に触れる神川の問いに、ある意味で更に固まってしまうかもしれない発言で
そんな空気を打ち払おうとしてか、神川が妙に大きな声で割り込んだ
フォローを入れたつもりで、核心に触れる神川の問いに、ある意味で更に固まってしまうかもしれない発言で
神川 環

今日は締めます!
ヘチナ

お疲れ様でした!
アイ

ありがとうございましたー!!
高槻 玲音

オツカレサマデシタ
神津 樹

ありがとうございました!
二宮 信

ありがとうございました~!
高槻 玲音
JK、難しいよぉ!! ってなってる高槻
神津 樹
いい加減めんどくさいなって思ってる樹
KP
表に出て拳骨でやりあえばわかるだろうって感じな
アイ
お話的にバランスのいいパーティだなあ
高槻 玲音
草
ヘチナ
物理!
神津 樹
いっちょ全部吐いて殴り合えばいいんだよ。
アイ
でも実際この状態でそれ言えるの樹くんしかいないもんな 大事
高槻 玲音
〈こぶし〉!
アイ
アイは自分のことならぶっキレられるけど、今回は自分の事じゃないからキレが弱いし
高槻 玲音
高槻は友情がわからぬ
アイ
高槻先輩全体が見えてる分胃が痛いし
二宮 信
俺がいるだろ!!!
KP
ニノを代わりに磔にして妹の結婚式行きそう
二宮 信
やめろよ
神津 樹
ねじれてるぅ
高槻 玲音
高槻はねえ、拗れない友情だけできる 拗れないように立ち回るので
二宮 信
というわけでココフォリア落ちます~
KP
おやすみ~
二宮 信
あぁ……器用だ……
アイ
闇が深いなあ>立ち回るので
アイ
果たしてニノパイセンとの友情はどうなるのかな
アイ
おやすみなさいませ~
高槻 玲音
わかんねえ~
神津 樹
なるのかなー
高槻 玲音
おやすみー
KP
ペルソナっぽくていいネ!(^ω^)
神津 樹
おやすみー
コメント By.神津 樹
ひたすら美味いもの食べる飯テロ回。
何故かまれにこういう回が発生する。
夜中の飯テロやめろ……
ひたすら美味いもの食べる飯テロ回。
何故かまれにこういう回が発生する。
夜中の飯テロやめろ……
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