KP
さてさて
みんなは、アジトをあの店にすると決め、マークと別れたところでしたね
アイ
ですな。いざアジトへ!
KP
学園から真っ直ぐに伸びる通りを歩き、先日に看板を誤って曲がった先、その行き止まりに、あの店は変わらずあった
ヘチナ
「や、やっぱりムリじゃないっすか? アジトにさせてほしいなんて」入る前から怖気づく
神津 樹
「言わなきゃいいだろうそんなこと」
高槻 玲音
「ちょっと会議に使いたいんすけどーって言えばいいんじゃない?」
二宮 信
「そうそう」
アイ
「ベンキョとかダベリとか、喫茶店にたまるくらい普通なんね。長居NGならともかく」
KP
などとみんなが店の前で話していると
お姉さん
店主の女性が、黒板の看板を手に、ドアを開けて出てきた
「っしょっと……」
ヘチナ
「あっあっ」
お姉さん
「ん?」
高槻 玲音
「あ、こんばんはー」
アイ
「こんばんはなんだねー」お姉さんに手を振る。
お姉さん
「おー、後輩たちぃ」
お姉さんもニコニコと両手を振る
二宮 信
「お世話になってます」
お姉さん
「サラリーマンかっ」
神津 樹
「……」
無言で会釈
ヘチナ
「っす……」
アイ
「っは。渋いってさ」そのやりとりを見て笑う。
二宮 信
「そうかな? 礼儀って大事じゃない?」
お世話になるんだしさ、と付け加える。
お姉さん
「それはそう。何も言わない、しないよりはよっぽどいいね」
高槻 玲音
「ちょっとサークルの話し合いに不定期に使いたいんですけど、そういうのって迷惑っすかね?
ちゃんと飯は食うんで」
お姉さん
「うん? あー、なるほど?
もちろん、ちゃんとお客様してくれるなら、こっちは全然OKだけど……」
アイ
「混んでる時は避けんだね。ここ、居心地いいからさ」
お姉さん
お姉さんは、なんとなく皆の姿を見渡し
「それはありがとう」
二宮 信
ちゃんとお金は払って飲食するので!
神津 樹
(混んでることあんのか……?)
お姉さん
「てか、サークル……って、君たちみんな?」
ヘチナ
控えめに頷いてる
アイ
「おう。アイら、ガッコ同じなんだね」
お姉さん
「まぁ、それは知ってるけど……
中等部から大学まで、幅広い年齢のサークルってのは珍しいな、って思ってね」
神津 樹
「将棋なら小学生からジジィまでいるだろ……」
アイ
「だろ? 色々教えてもらえて助かんだ」
高槻 玲音
「そんな感じ」
お姉さん
「そりゃ公民館のサークルならそうだろうけどさ……
ま、いいけどね。お客様の事情には深いりしないよん」
お姉さんはディナーメニューが書かれた看板を置き、ドアを引き開ける
「さ、どうぞどうぞ」
高槻 玲音
「ありがとね」
ヘチナ
これみんなでかい紙袋やらバッグもってるんだよな
神津 樹
だろーな
アイ
ですねぇ
お姉さん
「それにしても、揃ってでっかい荷物だねぇ。何部?」
神津 樹
これおねーさんにはバラした方がいい奴なの?
アイ
「スケート同好会ー。
CW同好会だっけ? どっちでもいんだね」
アイ
CW同好会いただいた
お姉さん
「CwW」
神津 樹
同好会……
アイ
「ローラースケートのごっついやつ。練習場所ないから、先輩らに場所貸してもらってんだ」
二宮 信
うんうん、と後方で頷く。

アイ
中等部・高等部の二人が練習場所を大学の二人に借りているテイにしました。
神津 樹
いいんじゃないかしら。
ヘチナ
自然でいい!
アイ
そんじょそこらの夜中の国道とかで練習すると最近すぐドヤされますからね。
神津 樹
ほんとになー

お姉さん
「へぇ~。最近は色々なのあるんだねぇ」
相変わらず客の少ない店は、がらんとしている
お姉さんは、皆を奥まった席へと案内した
アイ
「お邪魔しまーす、なんだね」
お姉さん
「さ、どうぞ。ここなら出入りも無いし、気楽でしょ」
神津 樹
ここでの食事代、活動費として出ないか? 一番の男よ。
高槻 玲音
「うん、助かるよ。
じゃあ今日はとりあえず……おすすめある?」
アイ
「わ、渋い雰囲気で凄いんだねぇ」
お姉さん
「そうだね~~~。まぁ色々あるっちゃあるけど」
高槻 玲音
「じゃあおねーさんが作りたいやつで」
二宮 信
「お願いしますー」
お姉さん
「こらこら」
ヘチナ
控えめにメニューをちぇっく!
アイ
メニューを見てみるぜ。
高槻 玲音
「あ、予算はこんくらいで」って常識的な金額を出す

神津 樹
活動ごとに外食は辛いぞ?
アイ
塔の中でマッカを稼いだりクエスト報酬で補填するしかないな。
某さくら
マッカの率悪いのに!?
アイ
某さくらくんwwwwww
二宮 信
笑っちゃった
神津 樹
実際儲かるってどの程度なんだろうなぁ
アイ
そうね300マッカ稼いでも3000円にしかならないもんな
喫茶店の飲食費で飛ぶな
ヘチナ
為替で大損こいたさくらさんが!
神津 樹
命がけで戦って珈琲代は哀しいぞ。
高槻 玲音
為替扱いのマッカ
アイ
副業で〇ーバーイーツしなきゃいけなくなる
ヘチナ
ちょっとマッスルドリンコかってきて
アイ
なるほど塔の中まで〇ーバーイーツ?

お姉さん
軽く腰に手を当てて
「これから、何度もここ使うことになるってんでしょ?」
高槻 玲音
「まあそうだと思うけど」
きょとん
お姉さん
「そんないちいちオススメなんて頼んでたら、お金かかってしょうがないでしょ」
高槻 玲音
「まあ今回は初回だから、礼儀として」
お姉さん
「まったく、キミも気が利きすぎる子だねぇ」
言って、苦笑
高槻 玲音
にこっと笑って流しとこう
お姉さん
「はい、それじゃみんな注目!」
お姉さんは、手を軽く二度、叩きます
ヘチナ
「は、はひ」
アイ
メニューに向けていた目をお姉さんに向ける。
お姉さん
「オーナーから、部室利用のルールその1!」
二宮 信
注目しまーす。
高槻 玲音
「お?」
お姉さん
指を一本立て
神津 樹
「……」
アイ
「はーい」
お姉さん
「うるさくしない! ま、他にお客さんがいる時はね」
高槻 玲音
「それは勿論」
お姉さん
頷き
アイ
「勿論なんだね」
神津 樹
(このメンバーでそれは可能なのか?)
お姉さん
「はい、その2!」
2本目の指
「ワンドリンク、頼むこと!」
高槻 玲音
「まあ礼儀だね」
お姉さん
「ま、それで1時間で出てけとは言わないからさ」
高槻 玲音
「優しいなあ」
アイ
「……ありがと。助かんだね」
ヘチナ
「ありがとうございます……」
お姉さん
「あとは~~……」
頷に手を当ててしばし考え
「ま、いいか。思いついたらまた、言ってくからさ」
高槻 玲音
「はーい」
神津 樹
「ウス」
アイ
「分かったんね」
お姉さん
「んじゃ、とりあえず今日のところのワンドリンクね」
言ってメニューを皆の前に開き、
高槻 玲音
「じゃあとりあえずレモネードで」
アイ
何があるんだろメニュー
お姉さん
「今日のおすすめはこれ」
言って指差すのは、一番安い300円のドリンク類
二宮 信
「アルコールって飲めます?」(※未成年です)
お姉さん
「酒呑んで部活する気かい」
高槻 玲音
「二宮、そういうとこだぞ。
大体お前誕生日来てたか?」
二宮 信
「さぁ」しらばっくれる。
バースデー
高槻 玲音
1d12 たんじょうびをきめよう (1D12) > 8
1d31 (1D31) > 25
8/25 うそだろうちの母親と同じや
アイ
wwwwwwwwwwwwwww
高槻 玲音
オカン感じてまう
アイ
高槻くんはオカンだったのか 納得しかない
二宮 信
なるほどなぁ。
二宮 信
1d4+8 よいしょ (1D4+8) > 1[1]+8 > 9
1d30 よいしょ (1D30) > 1
アイ
二宮くんの誕生日宿題提出デーじゃん
二宮 信
乙女座……? 嘘だろお前……。
高槻 玲音
いやでもおとめ座なの解釈一致かもしれんな
二宮は知らん
ヘチナ
ww
1d12/1d31 (1D12/1D31) > 3[3]/29[29] > 0
3/29だわ
二宮 信
友達と一日違いだ。
アイ
1d12+1d31 アイの誕生日か~ (1D12+1D31) > 5[5]+22[22] > 27
5/22らしい
忘れるからキャラシにかいとこ誕生日
二宮 信
双子座だ
ヘチナ
3/29はマリモの日、釧路感じちゃうわ
二宮 信
釧路
9月1日なんだろうな
ヘチナ
9/1はダジャレの日だって
アイ
あー(変な納得)
高槻 玲音
二宮 信
そんなおもろい人じゃないんで……。
アイ
そういうの引くところがそういうとこやぞって感じある>二宮くん
二宮 信
へへへ
神津 樹
1d12+1d31 (1D12+1D31) > 3[3]+18[18] > 21
3/21の牡羊座か……
ヘチナ
高槻:8/25 おとめ座
二宮:9/1 おとめ座
アイ:5/22 ふたご座
ヘチナ:3/29 おひつじ座
神津:3/18 うお座
二宮 信
へっちーおひつじなの割と解釈一致。
ヘチナ
メェ
神津 樹
3/18はおさかなだった。
寛容さとロマンチストか……
自己犠牲もいとわずに相手を助ける慈悲深さってとこだけ抜き出すとそれっぽく見えなくもないおさかな神津

お姉さん
あ、ちなみにレモネードも300円のとこにあります
神津 樹
茶を頼もう。
ヘチナ
「紅茶……ミルクで……」
アイ
「……恩に着る、んだね」
300円のドリンク類を見て、改めて優しい先輩に一言、少し深く礼を言う。
二宮 信
来てないですね。
アイ
「あっ、ブレンドコーヒーで頼むんだね」
お姉さん
「はいはい、お子様はノンアルね~」
二宮の頭をエアよしよししつつ
「レモネード、ミルクティ、ブレンド……他は?」
二宮 信
大人だもん!!!
神津 樹
「緑茶で」
お姉さん
「しっぶ。……大丈夫? 無理してない?」
神津 樹
「別に」
ボクサーに糖分は厳禁だよ?
二宮 信
当分
お姉さん
「緑茶……ね」
神津 樹
載ってなければ別の茶でいいぞ。
お姉さん
緑茶もある
「で、結局キミは何にするのさ」
二宮に。
二宮 信
「えーっと。
じゃあ、ジンジャエールの辛口」
ウィルキ〇ソンの……。
お姉さん
「はいよ。ドライね。
それじゃ、ちょっと待っててねぇ」
お姉さんはカウンターの方へと去っていった
KP
流れるジャズと、カウンターの向こうで店主が氷を欠く音が静かに店内に響く
アイ
辛口ジンジャーエール美味しいですよね ウィルキンソンの辛い奴好き
二宮 信
あれを外で飲むのが幸せの一つですよ……。
アルコール飲めたらキティ飲みたかったな~~~。
ヘチナ
「す、すんなりっすね……」
アイ
「……やさしい人だねぇ」実感するように、ひとこと。
高槻 玲音
「いい選択だったね」
二宮 信
「うんうん」
KP
奥まった広めのボックス席は、手前にある仕切りもあって、入り口からも視線が通りにくく、おそらくは常連が腰掛けるであろうカウンター席からも離れており、密談にはもってこいの場所に思える
アイ
「そんじゃここが、今からCW同好会の部室なんだね」
神津 樹
傷を壁側にしてすみっこを占拠しよ。
KP
とりあえず、廃工場の見取り図や、今回のクエストの内容についての“機密文書”は、高槻にまとめて渡していたことにしよう
ヘチナ
すみっこをとられた!
神津 樹
すみっこ争奪戦。
アイ
反対側のすみっこいくしか>ヘチナちゃん
神津 樹
ボックス席ならすみっこだらけじゃないの?
二宮 信
choice[右利き,左利き] 折角だから利き手決めよ。 (choice[右利き,左利き]) > 左利き
アイ
機密文書出すのは飲み物が来てからかな。
KP
それはそうだ
高槻 玲音
そりゃそうだよ
お姉さん
やがて、丸い銀盆にグラスやカップを乗せた店主がやって来た
二宮 信
「あ、俺左利きだからできれば左端がいい」
お姉さん
「お待ちどう~」
アイ
「んじゃ真ん中貰うね」
二宮 信
「うぃすうぃす」
高槻 玲音
「ありがとうございまーす」
お姉さん
「えーと、レモネードに、ジンジャーエール、ミルクティ、ブレンド……あと、緑茶ね」
ヘチナ
「ど、ども」
お姉さん
緑茶はしっかり焼き物の茶碗だ
神津 樹
飲み屋みたいなのが出てきた……
ついまじまじと観察する。
抹茶頼んだら本格的なのが出てきそうだなここ。
アイ
「お、なんかすげぇカップなんね。初めて見るよ」コーヒーを受け取る。
お姉さん
「それと、これは部室開設記念のサービスね」
言って、ポッキーやポテトチップが守られた皿を皆の真ん中に置く
「でしょ? ウェッジウッド」
高槻 玲音
「おお、嬉しいなあ」
アイ
「へぇ……。綺麗なんだねぇ」
お姉さん
「嘘だけどね」
言って、悪戯っぽく笑う
神津 樹
「嘘かよ」
高槻 玲音
「300円のドリンクをウェッジウッドで出して来たらびっくりするよ」
お姉さん
「安物だけど、お気に入りだから、割ったりすんなよ?」
ヘチナ
「ひゅっ」持ち上げていたカップを慌てて下ろす
アイ
「へぇ、ってことはセンスがいんだね」
お姉さん
「おやおや。お上手ですな」
コレクション
アイ
近所の喫茶店のカップコレクションがすごかったなぁ
二宮 信
あ~楽しそう。
アイ
珈琲を飲むと同時にカップを使わせてもらいに行く感じ
二宮 信
行きたいなー
アイ
古い喫茶店とか、どこのかもわからないけど凝っててセンスのいいカップ&カトラリーが出てくることがあるから、そういうのをお使いなのかなぁ そういうの好き
二宮 信
いいなー

お姉さん
一通り、皆にストローやミルクポット、ティースプーンなどを配り終え
「そういえば、例の塔は結局どうなったの?
見つかった?」
ヘチナ
「ぶふっ」
アイ
「うわ、だいじょぶなんね?」何か吹いたっぽいヘチナちゃんにハンカチ差し出そう。
神津 樹
「……」鼻を鳴らす。
高槻 玲音
「うーん、やっぱ噂は噂だったんで本業に戻った感じで」
お姉さん
「そうか~。そんなにうまくはいかないか」
二宮 信
大丈夫かな、とヘチナちゃんを見て思ってる。声には出さない。
ヘチナ
「だだ、だいじょうぶっす」
お姉さん
「そんなに慌てて飲まない」
思わず吹き出したヘチナに新しいおしぼりを出して
ヘチナ
「すみません、すみません」
お姉さん
「ま、また面白い話があったら聞かせてよ。
それじゃ、改めてごゆっくり」
アイ
「はーい」
お姉さん
そう言って、店主はまたカウンターへと戻っていった
高槻 玲音
「どうも~。
……んじゃ、本題かな」
アイ
「んだね」一度、外からの視線が入る場所、入らない場所を確認する。
KP
改めるならば、ちょうどボックス席と店内との間の仕切りが目隠しになりそうだ
高槻 玲音
資料って回収されたかと思ってたんだけど渡されてるの?w
二宮 信
どうだろう
KP
渡されてるよ
神津 樹
覚えなきゃ駄目なのかって話になってたな。
高槻 玲音
覚えたつもりだったな
KP
覚えたら隠滅してね、って
高槻 玲音
なるほど隠滅手段はこっち任せか
神津 樹
ちょい危うい気がするが。
高槻 玲音
「じゃあクエスト内容がこれ」
って紙を出す
「んで見取り図がこれ」
アイ
「ん」
ヘチナ
「結構、広いっすね……」
二宮 信
なにもわからない
高槻 玲音
すごい、用意してあるw
KP
フフフ
アイ
なるほどこれをPLが覚えろと? PCにとってはすぐでもPLにとっては数週間空くから大変だw
KP
大丈夫、あとで判定させてあげるからw
アイ
よかったw
高槻 玲音
「裏口かな、食堂とミシン室のとこが……シャッターは下りてるだろうし、その辺から入るのかなって思うけど」
アイ
「んだね」
KP
ちなみに、ミシン室、材料室、裁断室については非常に天井が高く、その他の部屋はそれら広い空間の中に、ちょうど箱のように置かれているような状態らしい
ヘチナ
「迷路みたいってことはなさそうっすけど……」
神津 樹
CWで上を越えられる、ってことかな。
KP
そうだね
アイ
見取り図と照らし合わせつつ、クエスト内容(下調べ結果?)の方も確認します。
【廃工場の怪異について】
・場所は町外れの工業地区
・工場の閉鎖は5年前
・もちろん、現在は稼働なし
・にも関わらず、夜になると工場内部から機械の稼働する音や、人の声が聞こえることがある
・工場の外部より、内部へ向けて、人影が見えることがある
・現在は民間の警備会社が夜間警備にあたっているが、これらの異常はその人員からも確認されている
・内部でも何がしかの影が散見されることがあるが、その正体の特定はされていない
・ここしばらくは、夜間の警備の成り手がおらず、夜間は無人となっている
【目的】
・事態の正確な把握と報告
・可能であれば、その解決
高槻 玲音
「……こんな話するんなら、オカルト部でよかったかもしれないな」
神津 樹
オカルトウォーカー部
二宮 信
オカルト~
ヘチナ
「いかにも……すね」
アイ
「ふぅん……
まぁ、聞かれないのが前提だろ。あんま近い内容にすると、足つくんだね」
高槻 玲音
「まあまずは人影の位置を外から確認して、本当っぽかったらちょっと侵入する感じかな」
アイ
「だね。その方針で賛成」
神津 樹
無言で頷く。
二宮 信
「そだなー」
高槻 玲音
「大まかにでも場所がわかれば対処しやすいし」
【追加情報】
・警備会社の連絡先
KP
『風波綜合警備』とある
高槻 玲音
「……うん? この番号は、警備会社のかな」
ヘチナ
「か、会社に許可とるんすか……?」
高槻 玲音
「許可は出ないだろ。ってよりかは、何が起きてるのか聞き込みかな」
アイ
「話でも聞きたいが、どうやって聞くかねぇ」
神津 樹
「それこそオカルト部の取材で良くないか」
高槻 玲音
「それで言ってくれるかな? それよりは……」ってその警備会社のHPとか調べてみる。この工場の夜間警備の募集とかないかな
二宮 信
「まぁ学生が興味持ってくれたら大半の企業は嬉しいんじゃない?」
ヘチナ
「お、おこられるっすよ……」
KP
そうだなー
望むなら、〈図書館〉か、〈コンピュータ〉で判定をどうぞ
高槻 玲音
CCB<=64 図書館 (1D100<=64) > 75 > 失敗
ヘチナ
CCB<=80 〈コンピューター〉 (1D100<=80) > 76 > 成功
KP
では、ヘチナは眼前に仮想ウィンドウを展開し、調査を行う
二宮 信
CCB<=75 〈図書館〉 (1D100<=75) > 29 > 成功
ふっとこ
KP
神津 樹
どっちもねぇな
CCB<=25 〈図書館〉 (1D100<=25) > 20 > 成功
あったわ。
アイ
おおー
高槻 玲音
初期値成功で草
KP
よくやる
二宮 信
初期値の方が通る気がする。
アイ
ファンブってもなんだし振らんとこう

高槻 玲音
「夜間警備の募集でもあれば詳しく聞けそうだけどな」
アイ
「いいね。興味本位じゃ突っぱねられそうだが、募集となりゃ話が聞けそうだ」
KP
警備会社のコーポレートサイトを隅々まで改め、少なくとも募集がないことを確認した上で、一般的な求人サイトにもその求人が無く、かなりマイナーな類の求人サイトに、ようやく件の廃工場の夜間警備募集が掲載されていることを発見した
KP
そして、お三方は【アイデア】をどうぞ
神津 樹
CCB<=70 【アイデア】 (1D100<=70) > 33 > 成功
ヘチナ
「うえぇ、全然のってないっす……」
CCB<=13×5 【アイデア】 (1D100<=65) > 59 > 成功
高槻 玲音
「手広くは募集してないのかな。やっぱ曰くつきっぽいし」
二宮 信
CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 66 > 成功
神津 樹
「身内にしかオープンにならない類いかもな……」
KP
【アイデア】成功した者は、
『会社としては表立って求人したくないんだろうな』
という意図を察することができた
二宮 信
ほほー
神津 樹
「求人頻度高すぎて印象悪いとかじゃないのか?」
高槻 玲音
「あー、かもなー」
アイ
「ふぅん、そんなもんなんだね?」
ヘチナ
「だからってこんなローカルサイトで……」
高槻 玲音
「そういうもんだよ。離職率が悪いとこは避けられがち」
神津 樹
むっ。今日は神津のくせにつたわりやすい話しかしてないぞ。
高槻 玲音
wwwwwwwwwww
神津 樹
もうちょっと削らねば。
ヘチナ
待遇はよかったりするんでしょうか
KP
言ってしまうと、かなり高待遇だ
時給ですらなく、日給制で、金額も高い
短期でもいいから、とにかく人を入れたい、という意図が感じられる
高槻 玲音
「そんなに待遇がいいなら、相当人手に困ってるね。
応募してみれば、簡単に潜り込めるかもしれない」
KP
そうだな、そうしたら
先ほどチャレンジした人は、〈図書館〉、または〈コンピュータ〉の1/2で判定をどうぞ
アイ
「ふぅん、まさにいわくつき、ってわけだ」
神津 樹
中学生はバイトできんの?w
KP
できないなぁw
高槻 玲音
チャレンジした人なら俺もおkなんか
KP
うむ、高槻もOK
高槻 玲音
CCB<=64/2 〈図書館〉 (1D100<=32) > 65 > 失敗
うーん元値でもだめ
神津 樹
CCB<=25/2 〈図書館〉 (1D100<=12) > 92 > 失敗
さすがに無理ぃ
二宮 信
CCB<=(75/2) 〈図書館〉 (1D100<=37) > 57 > 失敗
アイ
おっと、追加判定があるなら振っておけばよかったな。
今から振っちゃダメ? >KP
KP
そうだね、後から生えたし、アイもOKとしようか
アイ
CCB<=75 〈図書館〉まずは通常判定 (1D100<=75) > 60 > 成功
二宮 信
えらーい
アイ
CCB<=75/2 〈図書館〉 (1D100<=37) > 49 > 失敗
神津 樹
残念
アイ
ありがとうございます でもダメだった!
ヘチナ
CCB<=80/2 〈コンピューター〉 (1D100<=40) > 11 > 成功
KP
やるやん
アイ
おおおお
神津 樹
さすがだな
高槻 玲音
さすへっちー
アイ
ヘチナちゃん完全にパーティのブレイン枠
ヘチナ
カチャカチャッターン!
神津 樹
解釈一致。
アイ
まさにブルー
高槻 玲音
俺は作戦を考えるだけで実行はみんなにやらせよっと
ヘチナ
メガネクイッはまかせたで
神津 樹
あとなんかに鋭く気付くのは二宮パイセンのイメージ。
アイ
確かに。>なんかに鋭く
高槻 玲音
特に女性絡み

KP
ではでは
ヘチナは、廃工場の名前や場所、警備会社のキーワードから情報を調べる中で、ある動画に行き当たった
ヘチナ
どうが
動画といえば
神津 樹
山伏?
アイ
山伏だ
高槻 玲音
wwwwwwwwwwwwwww
高槻 玲音
群馬まで来たのか
二宮 信
わぁ
アイ
山伏電法見てるんじゃないかって話がどっかで出てなかったっけ
ヘチナ
あった気がするw
神津 樹
みてたきがするな
アイ
つまりやっぱり山伏

KP
とあるSNSサイトに個人アカウントでアップされたもの
ヘチナ
いかにもなビジュアル!
KP
それは、真っ暗な空間を撮影したもので、恐らくはメガネなどのデバイスを使用して撮影されたものらしく、ブレもひどい
ヘチナ
「……この間取り、っぽいっすね」
KP
あまりにも暗く、ピントがなかなか定まらない中、撮影者の高い緊張のためか荒れる息が耳障りに聞こえる

神津 樹
一昔前のホラー動画みたいな。
アイ
荒れる息が緊張のせいじゃなくてドキドキ山伏ボイスに聞こえてきた
高槻 玲音
わかる
ヘチナ
これはひどい
二宮 信
理解しちゃったな

KP
ナイトモードらしく、辛うじて暗闇に浮かび上がるのは、ごつごつとした機械の群のような空間
アイ
「……」思わず息を詰めて、その動画を覗き込む。
KP
その遥向こう、ある機械の一つのところで、黒い人影が立っている
撮影者は、その人影に気付き撮影を始めたように見える
ピントが合ってはボケるその視界の中で、人影はしばらく突っ立っていたが、やがておもむろに目の前の機械の中へ、様子を確かめるようにに上半身を潜り込ませ
次の瞬間、機会が作動する音と共に、その下半身がびくん、と跳ねて動きを止め、やがてずるりと下半身“だけ”が機械からずり落ちた
高槻 玲音
「……いやいやいやいや、ガチじゃん」
KP
撮影者の、引き攣るような声がマイクに入る
神津 樹
あらあら《SANチェック》ね?
KP
しかし、撮影は止まらず
しばらくすると、くずおれて床に倒れていた体が起き上がる
その時には、その姿に元通り上半身は乗っており、しばらく機械と対面したのち、
また機械の内部へと上半身を潜り込ませ
機械音
破断
くずおれる
神津 樹
「……何だ、これは?」
高槻 玲音
「なんだこれ……」
アイ
「……何やってんね」
KP
映像の向こうで、それを三度ほど繰り返した頃
とうとう限界に達したらしい撮影者は、視界を背後へと巡らせる
異常から逃亡する撮影者の挙動に、映像の視界が縦に大きくブレる
ヘチナ
ごくり
KP
機械の林の中を、潜り抜けるようにして、走る撮影者
しかし、その足は突然止まると、その前には、また新たな機械と黒い人影
高槻 玲音
「うわ……」
アイ
「おいおいおい、やばいんね、これ」
神津 樹
「何だ? 何なんだ? これは」
高槻 玲音
「これが理由か……?」
KP
その人影は、目の前の巨大な業務用ミシンの前で呆然と立っていたと思うと、おもむろに自らの右腕を機械に差し入れ、動いた機械がその腕に畳針のような巨大な針を落としてゆく連続音が響く
撮影者の悲鳴
逃亡
暗がりの中を走るブレた映像は、そうして突然に途絶えた
神津 樹
イヤァァァ痛い痛い
ヘチナ
「うぇぇ、キ、キツ」
二宮 信
「うわぁ……」
神津 樹
「頭おかしいのか……?」
アイ
「何やりたいんね、こいつ……」
高槻 玲音
「こんなのが出回ってたら警備のなりてもいないわけだ……」
KP
それが、フェイクか、真実かはわからない
しかし、異常な映像を目にした皆は《SANチェック成功時減少 1失敗時減少 1D4
SANチェック
神津 樹
CCB<=69 《SANチェック》 (1D100<=69) > 69 > 成功
[ 神津 樹 ] SAN : 69 → 68
アイ
CCB<=64 《SANチェック》 (1D100<=64) > 78 > 失敗
1d4 (1D4) > 3
[ アイ ] SAN : 64 → 61
高槻 玲音
CCB<=74 《SANチェック》 (1D100<=74) > 46 > 成功
[ 高槻 玲音 ] SAN : 74 → 73
二宮 信
CCB<=68 《SANチェック》 (1D100<=68) > 80 > 失敗
1d4 (1D4) > 2
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ヘチナ
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[ ヘチナ ] SAN : 76 → 75

アイ
「そりゃそうなんだね、何やりたいんだかわかんねぇ分、余計に気味悪ぃ……」
KP
そのSNSへの投稿には
『K綜合警備の夜間バイトはマジやめとけ……』
とだけ綴られていた
二宮 信
なんだなんだ
神津 樹
(生きたくても行けないが……)
高槻 玲音
「なーるほどねえ」
ヘチナ
「……ここ、いくんすか?」
高槻 玲音
「行かなきゃいけないんだろ」
二宮 信
「行こうぜ」
神津 樹
(最近部活行ってねぇな……)
KP
不意に、時計の音
気付けば、時計の針は16時30分
アイ
「行くしかねぇんね。ま、こいつがあの影なら、痛いだとかあんのかどうかもわかんねぇしさ。案外あいつらにとっちゃ平気なのかもしれんよ」
時計の音に少し我に返ったように言う。
高槻 玲音
「ま、そろそろ行けば警備が終わるころには行けそうだしな」
KP
ちなみに、クエストが発行されるのは18時(備忘
二宮 信
ほうほう
アイ
現地まで行ってクエスト申込して即突入?
神津 樹
18時ひったりに請けろって話だったな。
KP
この映像が真実ならば、少なくとも廃工場で何か異様な出来事が起きているらしいことは間違いないようだ
KP
そうですね、ピッタリで受けるべし、と南条は言っていた
要は、他に取られる前にやっちゃえよ、ってことだろう
神津 樹
そのための先行情報だからな。
「行ってみればいい」
高槻 玲音
「事前調査としては十分だな」
アイ
「おう、賛成。ありがとなんだね、ヘチナ。
こいつのおかげで、何が起きてるか見えた」
高槻 玲音
「確かに、よく見つけたなこんなとこにある動画……」
ヘチナ
「うえっ!? ほ、ホントにいくっすか……?」
二宮 信
「そだねぇ」行くしかないよ……。
アイ
「行くしかないんね。……アイらは、ヘチナが居てくれた方が助かるけどさ。無茶しなくてもいんだよ」
アイ
「前で、誰か来やしないか待っててくれてもいい」
ヘチナ
夜中にこんなところに来る人達と相対する恐怖>一緒に探索する恐怖
「い、いくっす!」
高槻 玲音
wwwwwwwwwwwwwwwwww
アイ
んんwwwwww ゴメンwwwww
神津 樹
そうね
高槻 玲音
「あ、うん……無理はしないようにね……」
お姉さん
「おかわりでも、どう? ……って、ありゃ、もうお帰り?」
トレイを持って現れた店主が、皆が後片付けを始めた様子を見て、尋ねる
アイ
「うん。これから練習なんだね」
ヘチナ
「っす……」
高槻 玲音
「そういうこと。行ってきまーす」
アイ
「コーヒー美味しかったよ。ありがとなんだね」
お姉さん
「おっ、そうかい。ってこれから?」
なんとなく、暗くなり始めた窓の方を見て
何かに気づいたように、ニヤリと笑う
「ははぁん。いけないことするつもりだなぁ?」
>YOASOBI
高槻 玲音
ちゃりんちゃりん(支払い)
ヘチナ
百円玉3枚を置いてそそくさと
お姉さん
皆からの小銭を受け取る
高槻 玲音
「じゃなくて、夜のが貸し多目的ホールって安いんすよー。
それまでの時間つぶし兼勉強会って感じでね」
お姉さん
「あ、なるほど、そういうことか。
でも帰りは暗くなるだろうから、ちゃんと女子を送ってってあげるんだよー。
送りウルフはダメだからな」
高槻 玲音
「もちろん」
神津 樹
ちらっとヘチナを見る。
二宮 信
「送りますよ」
そうだね
ヘチナ
ほんまにな
お姉さん
あ、今のセリフは二宮に対して釘を刺したことにしとこうw
高槻 玲音
「はは、二宮じゃあるまいし」
二宮 信
「えっ」
どうして
ヘチナ
「ひゅっ」
高槻 玲音
wwwwwwwwwwwww
アイ
wwwwwwwwww
二宮 信
そんなことしないよ!!!
神津 樹
かわいそ。送ったけどさ。
超紳士的だったのに。
高槻 玲音
普段の言動がね
二宮 信
気のせいじゃないかな。
KP
どうしたって、一番チャラク見えるし
神津 樹
超紳士的に二人で女子襲ったのに。
二宮 信
襲ってないわ
高槻 玲音
壁ドンしたやん
あと耳フー
アイ
したねぇ
二宮 信
耳フーは事故よ。
神津 樹
最悪な印象が。

KP
さてさて
皆は店を出た
ちょうど出た頃、どこからか聞こえてくるのは、夕焼け小焼けの曲
既に空は藍色に染まり始めており、街灯は点灯している
視界の片隅にポップしたマップアプリの画面を見ながら、黄昏時の街を歩く
歩き始めた当初は、買い物を終えて家へと帰る主婦らともすれ違ったりしていたが
アイ
「暗くなんの早いねぇ」何とはなしに呟く。
KP
やがて、それも少なくなり
人通りはどんどんと少なくなってゆく
ヘチナ
「っす……」
KP
それは、時間帯のためだけでなく、自分たちが目指している場所のせいでもあるだろう
風波市の外れの工業地区は、そのほとんどが17時の定時には稼働を終え、次々に灯を落とし
気がつけば、広い工業用道路の歩道を歩く人影は、自分たちだけとなっていた
ヘチナ
仮想端末にクエストのサイトを表示してすぐに受けられるようにスタンバイ
KP
ナビに沿って歩けば、加えて寂れた工場ばかりになり
人の気配や、車通りの音もずっと遠くから聞こえるばかりになっていた
このような中で、何かが潜む廃工場での警備など、なるほどそれでなくても誰も受けたがりはしないだろう
神津 樹
周囲に怪しい気配がないか警戒しつつ歩く。
ヘチナ
「こんなとこ、あったんすね……」
アイ
「だねぇ」
二宮 信
できるできる……。
KP
かつてのベッドタウンとして開発が中途半端に進み、今また急激に通信インフラだけが発展したこの町の歪さの中に、ヘチナとアイの呟きが染み込んで消えた
あれ、廃工場の画像が出ないわ
本当に真っ暗やん
ま、いいや
アイ
真っ暗闇だ
KP
そして、やがて現れるのは、暗闇の中に打ち捨てられた、巨大な工場の一つ
それは、街の明かりから離れた場所で、星空のもと佇んでいた
高槻 玲音
「目的地だ」
アイ
「あれか……」
ヘチナ
「な、なんか見えるっすか…?」
高槻 玲音
PLには見えない PCにはきっと見えてる
KP
時計を見れば、現在時刻は17時50分
クエストの発行まで、あと10分と迫っていた
神津 樹
結構遠かったんだな

KP
ってところで、本日は締めよう
高槻 玲音
おつかれっしたー
神津 樹
おつかれさまー
二宮 信
おつかれさまでしたー
アイ
そういえば廃工場でのクエストって、服装はどっちになるんです?
KP
もちろん、コスチューム着用!
ヘチナ
お疲れ様でした!
アイ
了解!
お疲れ様でしたー!
KP
同じクエスト受けたチームと鉢合わせる可能性もあるので!
アイ
羽織タイプでよかったですな衣装 そうでなければ廃工場の裏でイソイソ着替えることになってた
神津 樹
だよなー
KP
確かに
アイ
いわんやその途中に敵が来たら危うくサービスシーン
KP
全身タイツでなくてよかった

コメント By.神津 樹
CW同好会発足、そしてアジト確保!

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「もしブルーが、他のチームのメンバーで、このクエスト受けてたら……どうすると思う?」

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