こんばんは
杉山 菱子
にゅっ
高槻 玲音
誰や
二宮 信
俺だわ
ヘチナ
ヘクチッ
神津 樹
こんばんは
アイ
ススー
にしかぜ
こんばんはー
二宮 信
ススス
います
KP
なんか
BGMがリストから消えているのはなぜだろう
アイ
あらま
高槻 玲音
それは部屋主にしかわからんね
ヘチナ
音が鳴っていないわけではなかった
KP
しょうがない
代わりにこれで
二宮 信
なんかシャルルジャズアレンジとか見えてた
そういえば卒業するとやっぱりあのハイテク機器も返上しなきゃいけないのかな
KP
別に学生だけが対象じゃないよ
アイ
よかった
神津 樹
よかったのかなぁ
二宮 信
なるほど~

KP
前回
勝利の塔を目指す皆の前に現れたのは、しかし一軒の喫茶店だった
とりあえず疲れと空腹を癒す5人
その店の女主人は、誠信学園のOGであり、勝利の塔の都市伝説を知っていると口にするのだった
お姉さん
「で? みんなは、その塔を探してるってわけだ」
「どう? 順調?」
二宮 信
首を振る。
ヘチナ
「行き止まりっす……」
アイ
「そういうわけなのだよ。順調かと思ったのだがねぇ、塔に入れると思ったらこの店が出てきちまった」
お姉さん
「へっ?」
「なんでウチが塔の入り口なのさ」
高槻 玲音
「道順がネットに書いてあったんすけど、その通りに進んだらここだったっていうか」
お姉さん
「なんじゃそりゃ……」
「どんな道順なん? 見してみ?」
ヘチナ
バーチャルモニターにブログを映せばいいかな
KP
それで見えるね
高槻 玲音
「ここをこーしてこーしてこーやって来たら……ほら」って地図も映しながら
KP
店主は、ふむふむふむ、と頷きながらその道順を辿り
やがて「おや?」と声を上げた
アイ
「ん?」
二宮 信
「うん?」
お姉さん
「いや、ここんとこ」
皆の前で宙に浮く仮想ディスプレイ
地図のある一点を指差す
そこは、ちょうど皆が曲がった角の部分だ
「なんか、あたしの時代と違うな」
「なんでこんなとこで曲がってんの」
高槻 玲音
「マジすか」
アイ
「えっ? 違う?」
二宮 信
「えっ」
「噂が嘘だったってことか……?」ぶつぶつ言ってる。
高槻 玲音
「ちなみに、おねーさんときは曲がらないでまっすぐ?」
アイ
「もしかして、話が伝わるうちにズレちまったのだね。そん時の道順は?」
二宮 信
「噂は尾ひれ背びれつくしなぁ……」
神津 樹
(昔のが正しいならこの姉さんだって塔に行けてたはずだろ……)
お姉さん
「いや、もうちょい先進んだとこだよ……。ほら、こー来て、こー来て……」
高槻 玲音
めもっとこ
アイ
「なんてこった、感謝するよ。こう来て、こう来て、こうだね?」バーチャルモニターの上にこちらのモニターを重ねて、その上に指で順序を描く。
お姉さん
「で、次で赤と白の酒屋の看板のある路地のとこを右に……ってとこで、なんでか手前のとこ、曲がっちゃってる」
高槻 玲音
「だいぶ違うじゃん」
お姉さん
「うん。一本間違っただけで、その先ナナメに道が離れてっちゃうからね。だいぶ変わっちゃうんじゃ無いかな?」
二宮 信
「うーん……」
ヘチナ
「ぁぇ……て、店員さんは行ったことあ、あるっすか?」
お姉さん
「うん。試したことあるよ」
「当時は華のJKだったからね」
「おまじないとか、やっぱりあるじゃん。そういうの」
アイ
「まぁねぇ」
高槻 玲音
「これって途中からやり直しても意味あんのかな」
お姉さん
「どうかなぁ……」
二宮 信
「やり直してみてもいいんじゃね?」
お姉さん
「ああ、でもまぁ、前んときもああでもないこうでもないって言いながら、戻ったりしながらだったからね」
二宮 信
「へぇ……」サンドイッチうめぇ……。
お姉さん
「意外にやり直しは効くくらいユルいのかもね」
「ほら、所詮おまじないだし。おまじない!」
アイ
「誰も最初っから、ちゃんと辿ってないわけなんだね。いっぺん、最初からやりなおしてみてもいいかもしれんよ、浜木綿」
高槻 玲音
「ま、そっすね~」
お姉さん
「まぁまぁ、まずは腹ごしらえでもしてさ」
「それからどうするか、考えてみたら?」
言い、皆の前のシチューとアヒージョの皿を示す
二宮 信
「うぃっす」
高槻 玲音
「そうしまーす」もぐもぐ
アイ
「あぁ、そりゃ賛成なのだね。いただきます」
おなかすいたよ
二宮 信
サンドイッチ食べたい
サンドイッチ食べたいんですよ!!!!!!!!!!!
アイ
こちらは牡蠣のホイル焼きと塩せんべい腹にインしたから最強
二宮 信
噂のカルネの画像を見てしまった私は
アイ
あれは本当にどうして美味いのかわからないんだけどどうしてか美味いからみんな食べて

ヘチナ
「……っす」もむもむ
二宮 信
「いただきまーす」
「……うん、やっぱアヒージョはキノコが入ってると美味しい」
神津 樹
外をちらっと見る。暗いな。まあいいか。
KP
かららん、というドアベルの音
二宮 信
ドアベルの方を見る。
お姉さん
「あ、いらっしゃーい」
「ごめん、他のお客さん来ちゃった。それじゃ、ゆっくりしてってね」
アイ
「ああ、感謝するね」
高槻 玲音
「ありがとーございまっす」
お姉さん
「何かわからないとこあったら、また聞いて」
そう言って、店主は新たに訪れた客のところへと向かった
ヘチナ
「ぁう、あ、ありが……いちゃったっす」

KP
目の前に並べられた料理は、腹を空かせた若者たちによって、見る間に量を減らしていった
高槻 玲音
「どーする、今日はもう遅いけど」
アイ
「どうせやり直しだ、明日仕切り直すか」
二宮 信
「本音は今すぐにでも確かめてぇ! ……けど常識で考えたら未成年を連れて歩くわけにはいかねぇし、明日以降じゃね?」
「このままじゃてっぺん越えるし」
KP
今は20時30分くらいかな
神津 樹
さすがに中学生がうろついてたら怒られる時間だ。
二宮 信
そうなんですよね
神津 樹
女子高生も微妙。
ヘチナ
「あ、明日って……み、みなさん」
「つ、都合とか……」
アイ
「こっちは暗くなんのが早いねぇ。こういう時ゃ邪魔っけだ」
二宮 信
「都合……」何かあったかな……。
神津 樹
「別に」
アイ
「んー、明日かい? 部活も無いし暇なんだね」
高槻 玲音
「特にないかなー。俺サークル入ってねえし」
二宮 信
「俺はサークルフケればいいしなー」幽霊部員っす。
アイ
「んじゃ丁度いいね、浜木綿は?」
ヘチナ
「自分は……だ、大丈夫っすっていうか、な、なんで」
アイ
「よし、じゃあ決まりなんだね。どこ集まる?」
高槻 玲音
「カフェテリアでいいだろ。何時?」
アイ
「大学て、何時に終わんのだね? 一番遅いのに合わせよう」
二宮 信
「ゆーて明日の授業、そこまで入ってないんだよなぁ」まだ2年生だろうし。
KP
戸惑うヘチナの前で、明日の予定がとんとんと決まってゆく
皆、それが当たり前というように、戸惑いすら見せず。
高槻 玲音
「明日は2、3限だけだからー……14時半終わりかな」
二宮 信
「俺も似たようなもん」
いそがしい?
二宮 信
4年生大学って3、4年の方が忙しそうな印象。
ヘチナ
スタイルによるかなぁ
アイ
4回は研究室と、学士の人は就活で埋まるから、1・2回であわてて単位とる印象あったな
二宮 信
そうなんですね。
高槻 玲音
必修ちゃんとやってれば一番忙しいのは1年 ゼミが忙しいと4年も忙しい
二宮 信
3、4年が就活や研究や卒論で忙しい~って印象だった。
たまたま周囲の人にそういうスタイルの人が多かっただけか。
ヘチナ
授業以外で忙しいのは間違いない
アイ
4回は授業以外で忙しい感じ
ヘチナ
5,6年生? 知らんな
二宮 信
緩い短期大学しか通ったことないから……割と未知の世界で……。
アイ
6回生は まあうん
二宮 信
あかん(あかん)
アイ
短大の知り合いいたけど、4年分のカリキュラムを2年に押し込んでるからドチャメチャに忙しそうだった

神津 樹
「時間が決まったら来る」
アイ
「結構早いんだねぇ。アイらは流石にもうちょっと後なんだね、ええと……」
と言って高校の終業時間を提示。
KP
店の柱時計が、音を鳴らす
見れば、20時45分
高槻 玲音
「じゃあ、飯食い終わったんなら帰ろうぜ。俺たちのせいで明日遅刻しましたーとか言われちゃたまんないよ」
ヘチナ
「いいいいわないっす!」
神津 樹
連絡先でも交換して相談すりゃいいんじゃないのか。
無言でLIMEの連絡先を表示したスマホを突き出す。
スマホじゃないのか。
皆が相談しているディスプレイにワリコミ転送かけよう。
アイ
「だねぇ。あ、そうだ。連絡先交換するかい? ほい、学校用LIMEアカ」
モニターに提示。
二宮 信
一生の不覚って顔をしている。
「俺のアカウントこれね」送るよ。
「あとデスコのアカウントも送っとくわ」
ヘチナ
「じ、じぶんこれっす……」返信
アイ
「おう」
高槻 玲音
「はいはいっと……」
KP
それぞれが投げる仮想ウィンドウが、テーブルの上を飛び交う
お姉さん
「おっ、お帰りかな?」
客の相手が落ち着いた店主が、再び現れる
アイ
「ああ、美味しかったよ」
お姉さん
「そりゃどうも!」
ヘチナ
「ご、ごちそうさまでした」
アイ
「ごちそうさまです」
お姉さん
「また来てね、後輩」
二宮 信
「美味しかったです。ご馳走様」お金を払いながら。
高槻 玲音
「ごちそーさまでした~。また来ますわ」
アイ
「大学んなったら行きつけにするのだねー」
お姉さん
「お粗末さまで、し、たっと」
言って、二宮と高槻の間に、伝票を差し出す
「ほい、先輩ズ」
高槻 玲音
割り勘
二宮 信
割り勘しような。
高槻 玲音
「あー、小銭分はめんどいから俺でいいや……」ってテキトーに多めに出す
お姉さん
「おっ、太っ腹」
アイ
「……ありがとう、二人とも。アイも浜木綿も、おかげで体力チャージできたのだね。後輩できたら考えとくよ、言われたこと」
高槻 玲音
「バイト頑張ってるんで?」
お姉さん
「後輩ちゃんたち、よく見ときなよ~。先輩の背中」
高槻から札を受け取り、レジを弾いてから、釣り銭を渡す
二宮 信
「次は俺が多めに出すわ」
アイ
「ああ。悪い事以外は見習うのだね」
高槻 玲音
「こいつはあんま見習わなくていいと思うぜ」って二宮を指さす
二宮 信
それはね、そう。
ヘチナ
「す、すみません、お、お金」
単独行動
ヘチナ
なおヘチナはアホの子なのでこのあとみんなと別れてからこっそり1人で回ろうとします。
シナリオ上問題なければだけど、なんもないとかでよいので。
高槻 玲音
こらこらこらwwwwwww
神津 樹
あ、あのねw
オレヘチナちゃんにはりついて帰ろうとしてた。
なんか危ういから。
高槻 玲音
保護者
ヘチナ
バレとるwww
二宮 信
保護者じゃん。
アイ
よしわかった〈目星〉で察知しよう
KP
〈目星〉してもらおうと思ったけど、保護者湧いたからOKにしようw
神津 樹
いいんかw
この保護者年下だぞ。
アイ
ちょっとした悪い大人くらいなら遠慮なくボコにできそうだし>神津くん
神津 樹
女子一人歩かせるわけにもって動機だったけど、一人で行こうとするとはたまげたなぁ。
たぶんアイは平気だなって思った。(偏見)
ヘチナ
パワフル
アイ
〈回避〉〈ライフル〉しか戦闘能力ないよ
ヘチナ
〈ライフル〉しかとは
アイ
神津くんとヘチナちゃんの会話は見てみたいから、気づかんとくかな>一人で行く
神津 樹
会話するのかなぁ、ここの二人……
二宮 信
なんか今のペースだと二宮もついていきそうだけど許してくれる? >二人
神津 樹
当然そうなることは想定してるから何も言わない。
アイ
通常まず会話しそうにない組み合わせだから、超気になる
ヘチナ
それ以前に気付けるのか二宮
二宮 信
神津くんを送り届けようって意志がありそうでなぁ。
神津 樹
女子が絡めば……
ヘチナ
あー、なるほど
神津 樹
二重に動機があるならつよいかもしれない
二宮 信
実家暮らしだし、親御さん心配させたらいけねぇしなーって気持ち。
神津 樹
うち、オレが遅いのには慣れてるから

高槻 玲音
「あー別にいいっていいって。良心的なお値段だし、うまかったし」
二宮 信
「そーそー」
お姉さん
「いちいちお上手だねぇ。また来てくれたらサービスするよん」
高槻 玲音
「お、やったー!」
「ほら、若いのは帰った方がいいぜ? 学園都市とはいえ、夜にはどーなるかわかんねーからな。大通りまでは送ってやるよ」
二宮 信
「じゃあ、帰ろっか。送るよ」
アイ
「おう、助かるのだね」
ヘチナ
「ぷひゅ、は、はひ」
お姉さん
店主は、皆の先に立って、店のドアを開けてくれる
高槻 玲音
「つか俺のアパートも大通りまたぐってだけだけどなー。ごちそーさま、おねーさん」
二宮 信
「ありがとうございます」店主のお姉さんに。
お姉さん
「いえいえ毎度あり。塔が見つかったら、教えてねぇ」
高槻 玲音
「酒の肴に話しますよ」
アイ
「おう、そんときゃ知らせるねー。危なくなかったらだがね」
二宮 信
「ええ、話しますね」
お姉さん
「うんうん。待ってる」
「それじゃ、みんな気をつけて帰るんだよ~」
店主は手を振り、皆が去るのを見送ってくれた
神津 樹
会話を余所に、ヘチナをちらちら見て、アイと見比べて、背後につく。
二宮 信
「かえろかえろー」と言ってみんなを帰そうとする。
ヘチナ
「ど、どうもお世話に、はぃぃ」
KP
店を後にし、路地を逆に辿る
高槻 玲音
「ほら、ここは路地だし、さっさと大通り出るぞー」
お店の場所は自分用の地図アプリにピン止めした
アイ
店先の看板はスクショしておいた。いずれ行きつけにする。
KP
少し重たくなった腹で歩く夜道は、静かで涼しく心地がよい
やがて、大通りへと出てくると
店主に指摘された、誤った角だ
そこには、確かに赤と白の看板がある
ヘチナ
「こ、ここから違ったっすか……」
二宮 信
あら。
KP
見ればそれは、今しがたまで舌鼓を打っていた喫茶店の看板であり
そして、みんなで〈目星〉
目星
アイ
CCB<=75 〈目星〉 (1D100<=75) > 63 > 成功
二宮 信
CCB<=50 〈目星〉 (1D100<=50) > 59 > 失敗
はい
ヘチナ
CCB<=50 〈目星〉 (1D100<=50) > 58 > 失敗
はい
高槻 玲音
CCB<=65 〈目星〉 (1D100<=65) > 74 > 失敗
神津 樹
CCB<=75 〈目星〉 (1D100<=75) > 13 > スペシャル
ヘチナ
やるやん
KP
ほほう

KP
では、アイと神津だけが気づく
よくよく見てみれば
その看板は拡張現実のものだ
あの店主が高校生だった頃は、確かにここには看板は存在しなかったに違いない
神津 樹
「なるほどな……」
ってコンタクトだと外せんな。
拡張現実をカットして、ぐるりと見渡し、一応正しい方角を確認。
アイ
「あー、成程。あの店ができてから、紛らわしくなったってことか」
「いんだか悪いんだか、だねぇ」
高槻 玲音
「ふうん?」
ヘチナ
「お店が、はへ?」
アイ
「あの店の看板、あの店ができてから置かれたっぽいんだね。ほれ、あれAR」
ヘチナ
「そ、そうだったっすか……」
二宮 信
「なるほどねぇ」
ARをオフにする。
高槻 玲音
メガネを外して、「ああ、ほんとだ」
「なるほどねえ」
アイ
「看板とか角じゃなくて、ピンでも打っといてほしいもんだがねぇ」
ポップアップ うざい
KP
今のARのように、ギラギラと発光するようなグラフィックで街が飾られていると、さすがに目に厳しく、日常使いがしんどいということから、この街で採用されている表示方式は、その場所場所の光源情報を再現したグラフィックとして見える


……という設定
ヘチナ
ナチュラルなAR
アイ
それはそう 日常生活を侵食するならその方がいいもんな
神津 樹
よっかかろうとしてすってーーん
ってなったら困るから、無地のが置いてあるんだろうな。
高槻 玲音
さすがに半透明くらいにしてほしいな
ヘチナ
あえて空気を読まないARパチンコ屋
神津 樹
歩こうとすると進行方向を埋め尽くす看板。
アイ
目の前にシュンっと出てきて通せんぼする看板
通り抜けようとするとWebサイトが開かれる看板
神津 樹
うぜぇ。
さすがに道には表示できないとか、決まってるんだろうな。
アイ
決まってるんでしょうねぇ 居酒屋の看板みたいに守らないヤツいそう
KP
都市条例で、
街路から○○cm離れた位置に表示させること
街路、歩道を塞ぐようなデザインは避けること
などがあるとか
ヘチナ
ただし選挙ARを除く
アイ
選挙ARでもさすがに街路塞いだらアウトでしょ
KP
アウトだなぁ
アイ
そんな違法街宣ARじゃないんだから
ヘチナ
そこで踏みつけるスタイルなら邪魔にならず
KP
iPhoneのAirDropテロみたいに、相手の視界にいきなり陰部画像をデカデカと表示させる悪質なイタズラが一時流行ったとか
アイ
ああー、ありそう
神津 樹
事故る……
アイ
コンタクトレンズ型AR装置のセキュリティホール突いて視界を塞いだり紛らわしいものを表示させたりするのはイヤだなあ
KP
あと、イタズラ対象の顔の上に間抜けなお面のテクスチャを被せるとか
アイ
それはもしかしてヒーホーなやつですね? >KP
KP
背中に『Kick Me!!』のテクスチャ貼り付けるとか
なるほど!? >ヒーホー
既視感……
神津 樹
すごく覚えがあるな。

KP
さて
今は大通りだ
時間は21時
高槻 玲音
「んじゃ明日な。おつかれー」
アイ
「おう、お疲れなのだねー」
ヘチナ
「あっあっ、ありがとうございました……」
高槻 玲音
「別にいーよ。さっさと帰りなよホント。何が起きるかわかんないし」
二宮 信
「お疲れー。俺は中学生送って帰るわ」
「親御さん心配してるだろうし」
神津 樹
「……」
ヘチナを気にしてる。
ヘチナ
「じゃ、じゃあ自分もアパートこっちっすから」こそこそ
二宮 信
「あ、送ってかなくて大丈夫?」
神津 樹
無言で距離開けてヘチナについてく。
気付かれないように。
気付かれたら面倒だから。
二宮 信
「女の子が夜道は危ないよ……あ、ちょっと!」神津くんを追いかける。
KP
丸まった背を更に猫のように丸めつつ立ち去ろうとしたヘチナに、2人が追いつく
アイ
一方、気づかず下宿の方向へ向かってしまったようだ。
ヘチナ
「ええっと、最初はこっちの」
神津 樹
「……」
二宮 信
「……」これ大丈夫かなぁ……。
神津 樹
二宮に視線を送る。
二宮 信
「?」
神津 樹
さっきの看板あたりで声をかけよう、と思っている。
ヘチナ
「最初のポストはあってるっすよね……」ぶつぶつ。後ろに気付いてない
神津 樹
(帰らない気かよ、オネーサン)
二宮 信
(女子高生が一人でうろつくの、普通に心配だよな)
神津 樹
(このルートで行けるかどうかだけ確認して、連れ戻すか)
二宮 信
(ましてやこの時間だし……ちょうどいい頃合いで家に送り届けたいんだけど)
KP
そのまま最後まで歩く?
二宮 信
こちらはヘチナちゃん次第ですね。
ヘチナ
「やっと看板っすか、ここを真っすぐっすね」
神津 樹
「帰るんじゃないのか」
声をかける。
こいつ軽口叩かない……
二宮 信
「こっちってアパートなワケ?」
ヘチナ
「ぎょひぃ!?」
二宮 信
「お、いーい反応。今のが怖かったらさっさと帰りなよ~。送るから」
KP
二宮くんの2.5枚目感
神津 樹
少し呆れてる。
ヘチナ
「あっ、あっ、えっと、な、こ、これはちがくて」
二宮 信
「違うって何が?」
ヘチナ
「な、え、そ、それは」
神津 樹
「目的地、もうすぐだな」
二宮 信
「……あー……」察した。
ヘチナ
「きゅう」
二宮 信
「今から俺はさ、君を怒らせるようなことを言うんだけど」クッションおいてヘチナちゃんに告げる。
ヘチナ
「ひっ!?」
二宮 信
「一日寝て体調をしっかりさせるためにもさ、明日でもよくない? それ」
間違ったこと言ってないよな? という目線で神津くんを見る。
ヘチナ
「……で、でも、また、なんにもないかも、し、しれなくて」
神津 樹
「来たのがオレと先輩で良かったな」
ヘチナ
「あ、あえ……?」
神津 樹
「ここじゃ、逃げ場もない。呼んでも人は来ない」
乱暴したり、金品を奪ったり、そんなことをするような輩と遭遇していたら、どうする気だったんだ、こいつは。
ヘチナ
「ぁぅ、あ、うへへ、だ、誰も自分なんか襲わないっすよ……へへ」
神津 樹
「そうかな……?」
いくらでもたとえ話はできるけど面倒くさい。
二宮 信
「そんなことないと思うけど?」
ヘチナ
「そ、その、ちょっと見て、それで、帰るっすから」
神津 樹
「塔に着いたら満足するのかよ」
ドン
二宮 信
え、壁ドンしてみていい?
ヘチナ
いいよw
KP
蝉ドン
高槻 玲音
wwwwwwwwww
二宮 信
じゃあしよ。
神津 樹
オレももうちょっと過激なこと言おうかと思ってたから、それもいいと思うw
ヘチナ
蝉ドンでもいいよ
KP
その場で腰を落として、二宮の股間に拳を叩き込むヘチナ!
まで見えた
二宮 信
アイ
つえぇ!

二宮 信
じゃあヘチナちゃんを壁ドンしよう。
ヘチナ
「ぴぎゃ!」
「な、な、な」
二宮 信
「ほら、こういうことされるかもしれないしさ」真剣な顔をしている。
ヘチナ
「そ、そういうのは美女とイケメンがやることであって……」
二宮 信
「いや、一概にそうとも言えないし……」
ヘチナ
「じ、自分とせ、先輩じゃ絵にならないっす……」何気に失礼
二宮 信
「……おっと、それは傷つくなぁ」【APP】低いもんな。
神津 樹
「よし、帰ろう」
この分からず屋め。
ヘチナちゃんの腕掴んで力ずくで帰ろうとする。
ヘチナ
「ふぇ!?」
二宮 信
「そーそー、だから早く帰ろうな~」
「悪い大人の餌食になる前に」
ヘチナ
「し、身体的接触は、そその」
神津 樹
ヘチナちゃんの対応如何では我々通報されますがw
二宮 信
そうねw
神津 樹
対抗する?
ヘチナ
お、抵抗するっていうかその場で硬直するかな
いつかはやるとおもってました
アイ
通信可能なAR機器あるから、ノータイムで通報できるもんな>対応如何
高槻 玲音
傍から見たら完全に事案
神津 樹
会話どころではなかった。
高槻 玲音
インタビューされて、「こういうことする奴だと思ってました」って言う俺
ヘチナ
やめてくださぃぃ
神津 樹
やめてw
アイ
www
二宮 信
悲しいなぁw

神津 樹
ヘチナちゃんサイズいくつ?
KP
スリーサイズ
ヘチナ
9っすね
でかくはない
KP
小柄だった
アイ
割かしちっちゃいものクラブなんだよね、女子二人
神川 環
我もいるぞ>ちっちゃいものクラブ
アイ
女性陣ほんとにちっちゃいものクラブじゃん
高槻 玲音
ちっちゃいなー
神津 樹
14だ。抱え上げられるかな。
KP
抱えることはできるだろう
神津なら【STR】も高いし
見た目に目を瞑るなら
二宮 信
わぁ
神津くん、俺よりも高いってこと!?
神津 樹
そうなの!?
KP
あくまで年齢ごとの平均に対してだからなw
二宮 信
こっち【SIZE】12だよ。
ヘチナ
【STR】は11
神津 樹
お、意外に【STR】差はそこまで高くない。
とにかくヘチナちゃん引きずって帰る。
アイ
バステ:STONE してる>ヘチナちゃん
二宮 信
送ってくよぉ。
神津 樹
場合によっては塔まで行っても良かったけど、見えたら見えたで突撃しそうだと思った。
KP
では、硬直した柱のようなヘチナを、担いでその場を立ち去った
ヘチナ
「ぐぇ……」
KP
そうして、立ち去る皆の視界の隅で
今日も幻の塔がそれぞれを見下ろしていた―――

神津 樹
駅で降ろして、「帰らないとコロす」って視線で訴えるw
ヘチナ
「ひ、ひぃぃ、か、帰るっす」
定期券ピッ
二宮 信
「……大丈夫? 送って帰ろうか?」
ヘチナ
「だだだ大丈夫っす」
二宮 信
「というかほっとくとこっちの方が怖いし、ごめん神津くん。この子送って帰るわ」
神津 樹
「オレはいつものことだし……」
言いながら無言の感謝を込めて軽く手を振る。
二宮 信
じゃあこちらもICカードをかざして改札口を渡る。
神津 樹
こちらも帰る。変な一日だったな、と思いつつ。
ついてく
ヘチナ
お、なんやアパートまでついてきちゃうんか
神津 樹
それはそれで問題か?
KP
なんなら部屋の中までお邪魔しちゃうんか
二宮 信
部屋の前で帰るよ。
神津 樹
そうだね、よなかにまた行くかも知れないしねこの子。
二宮 信
だってほっとくと何をするか判らねぇ! って思っちゃうし。
ヘチナ
よかったBLグッズ片づけずに済んだ

KP
そうして、風波の夜は更ける―――

KP
翌日
誠信学園カフェテリア
授業時間も終わり、昨日の騒動の影響もなく、今日もカフェテリアは賑わっている
高槻 玲音
暇そーに本読んでる
メガネは外してる
アイ
「邪魔するのだねー」その横に座りましょう。
二宮 信
「よっ」
高槻 玲音
「お、ちゃんと来たなあ」
神津 樹
少し離れたところにいる。
ヘチナ
『ミナノー、調子どうっすか』@女子トイレ
KP
皆野からの返信は、無い
二宮 信
あらあら。心配
差分
高槻 玲音
wwwwwwwwwwwwwwwww
ヘチナ
顔w
高槻 玲音
表情差分の名前なのそれ!?
KP
ヘチナ
違う違う!w
二宮 信
びっくりした
KP
女子トイレ専用の顔差分
神津 樹
どんな名前だよwww
高槻 玲音
なんつー名前だと
アイ
@が紛らわしいがばかりにw
ヘチナ
さすがに便所飯するほどいじめられてない……よね?
高槻 玲音
顔 って直後に言うから……
神津 樹
ここの風紀役に立たないじゃん>便所飯
半角の@をつけて表情差分の名前にするのがお約束。全角の@だとその対象外なんである。

KP
一夜明けて、皆は再び集まった
現在の時刻は14時35分
神津 樹
今日は五時間授業か。
KP
5時間ですね
ヘチナ
ここの高校は単位制なんだろうか
アイ
短めだ
ヘチナ
女子トイレの入り口からカフェテリアの様子を伺う
アイ
「浜木綿はまだみたいなのだね。今のうちにお手洗いなのだよー」丁度トイレへGO
KP
まだだった
では、アイはこちらをヘチナがちょうど顔を出したところで鉢合わせる
ヘチナ
「あっあっ」
「は、波照間さ」
アイ
「お、浜木綿。こんにちはなんだね、もうみんな来とるよー」言いつつ用は用なのでトイレの個室へ消えていく。
ヘチナ
「は、はひ……」
こそこそと高槻側から近づこうw
二宮 信
「やっほ、ちゃんと眠れた?」ヘチナちゃんの姿を確認するとひら、と片手を上げる。
アイ
そのちょっと後にトイレからOUTしてくる。
ヘチナ
「ひっ! だ、だいじょうぶっす!」
二宮 信
めーんご☆
KP
昨日のドキドキ体験がフラッシュバック
ヘチナ
「な、何にも言ってません! な、何でもないっす!」
高槻 玲音
「……めっちゃびびられてるけど、二宮、あのあとなんかしたの?」
アイ
「?」
二宮 信
「送っただけだよ?」
ほんとほんと!
神津 樹
「……」
高槻 玲音
〈心理学〉しよっかな
二宮 信
やめて♡
KP
どうぞw
二宮 信
KPには勝てない。いいよ。
高槻 玲音
持ってないんだった
神津 樹
ないんか
KP
なかった
高槻 玲音
CCB<=5 しんりがく (1D100<=5) > 77 > 失敗
神津 樹
成功されたら一応助け船だそうかと思ったが不要だった。
KP
嘘はついていないようだ……(ある意味
高槻 玲音
また手ぇだそうとしたのか……節操なさすぎだろ……って思った
神津 樹
ああ……(気の毒に)

KP
ともあれ、ようやく全員が揃った
高槻 玲音
「んじゃ、昨日みたいに遅くなってもアレだし、サクッと行くか」文庫本仕舞ってメガネして立ち上がる
アイ
「おう」
神川 環
「……」
高槻 玲音
なんかおるし
神津 樹
おるな
アイ
おるね
高槻 玲音
気づかなかったことにしよう
神津 樹
それが無難だな
高槻 玲音
さっさと行こうぜ~~~~~
二宮 信
そうだな~~~。
神川 環
立ち上がったところで、ケーキセットを乗せたトレイを持った神川と出くわした
「……問題児が、また顔を突き合わせて……」
高槻 玲音
おしゃんなもの食いやがって
二宮 信
「気のせい気のせい」
ヘチナ
ぺこぺこしながら
高槻 玲音
ぴゅっぴゅぴゅ~(やたらうまい口笛)
神川 環
「ちゃんと真っ直ぐ帰るんですよ!」
二宮 信
「はーい」
ヘチナ
「きょ、今日はなんにもないっす」
アイ
「はいはい、なのだねー」
神川 環
「明日も何も無いようにしてください」
神津 樹
無視して皆の後を追う。
ヘチナ
「はひっ!」
二宮 信
「はは」
高槻 玲音
ぴゅるりら~
KP
ケーキセットのために、それ以上何も追及はしない神川を残して、皆は学園を後にした
神津 樹
それでいいのか風紀。
ヘチナ
ケーキ>フーキ
アイ
うまいことを
神津 樹
まあ、まだ何もしてないしな!
神川 環
「さて、と。問題児は放っておいて、ケーキケーキ」
二宮 信
良い子だからそのままケーキに夢中になってるんだよ……。

KP
皆は、昨日の道順を辿る
駅からスタートし、さまざまな路地を抜け、やがて大通りへと至る
ヘチナ
何故か一番道路側をキープ
高槻 玲音
轢かれそう やめなさい
神津 樹
ぞろぞろ
KP
それを学園側へと遡ると、やがて見えてくる喫茶店の看板
試しにメガネを外してみれば、姿を消す赤と白の看板だ
アイ
「前はここで曲がっちまって、今度は……、んー、オフにすると落ち着かんね」一瞬だけARをオフにして、またオンにする。
KP
看板が消え、また現れる
その前を過ぎ、更に進むと、昨晩二宮と神津がヘチナを問い詰めた場所へ
そこには、骨董屋のものと思われる看板が確かにあった
色も赤と白だが、こちらはところどころに錆が浮いて、年季の入ったもののように見える
ヘチナ
3歩下がってついていく
神津 樹
このオネーサン危なっかしいな、見張っとかないと。と認識。
アイ
「おう、あったあった。こりゃ昔っからあったように見えるねぇ」ヘチナの横あたりに陣取ってる。
二宮 信
「あー、これか」
高槻 玲音
「これは実物だな」触って
ヘチナ
「こ、こっちが本物、っすか」
アイ
「だね」
高槻 玲音
「そーゆーこと。ま、昨日は暗かったしね」
アイ
「よし、今度こそ行くのだね」
高槻 玲音
「そんなに昔からある噂とも思わなかったし」
二宮 信
「行こうぜ」
アイ
いざGO。
KP
看板の向こうを覗き込むと、狭い路地が伸びている
のんきな猫が、通りの真ん中でくつろいでいる横を通り抜ける
路地は段々と細くなってゆき
やがて、小さな稲荷社が見えて来た
それは、ちょうど曲がり角の位置にあり、そこを通る者を見張るように白狐2体が目を光らせていた
アイ
「おう、あったあった……、……」他に皆野のために何ができるわけでもないから、という言ってしまえば暇つぶしに過ぎないような気持ちと、本当に何かあるんじゃないか、という気持ちが入り混じって、いちど口を噤む。
ヘチナ
「み、みちあってるっす、よね……」
アイ
「おう、そのはずなんだね……」
自分だってあの塔のことはずっと気になっていたのだ。あの時から。
二宮 信
「うん、多分?」
昨日のことがあってちょっと自信がない。
高槻 玲音
「いかにもおまじないって感じだね」
神津 樹
ルートはここまで?
KP
稲荷社の立つ路地は、大通りから離れたためか静かで、時折小鳥の囀りが聞こえる程度
後は、ここを曲がるだけだ
ヘチナ
「じゃ、じゃあこっちっすか」
気持ちが逸るので先頭に出よう
神津 樹
じゃあ、曲がっていこう。
アイ
「おう、思い切りいいのだね」一緒についていこう。
二宮 信
ついてこ~。
KP
皆は、どうしてか自然と足並みを揃えて、稲荷社の角を曲がった
高槻 玲音
「さて、どうなるやら」
二宮 信
一歩を踏み出す。

KP
そこは、やはり細い路地が続いていた
二宮 信
「……ここもハズレ?」
神津 樹
「随分長いな」
KP
ハズレ、だろうか
真っ直ぐに伸びる路地は、緩やかな上り坂となって、奥へと続いている
その手前の方から、霧のような、もやのような
うっすらと白いものが漂っている
ヘチナ
「……塔、塔」
高槻 玲音
「……なんか、雰囲気違うな」
アイ
「──いや。ねえ、霧なんてこんな突然出るもんかね」
KP
高槻の言う通り、微かに気温が下がったような、そんな感じを受ける
朝もやが漂ったりするような時間でもない
二宮 信
ネットで今日の天気を確かめる。
高槻 玲音
「出ないよ。ましてこんな季節になんてね」
ヘチナ
「天気変わったっすか?」上を見上げる
KP
二宮の視界にポップしたウィンドウに表示されるのは、オレンジ色の太陽のマークと、『快晴』の文字
ヘチナが空を見上げると、空はいつしか灰色になっていた
二宮 信
「……今日の天気予報、快晴だって」
神津 樹
どこがだ。さっさと先へ進む。
ヘチナ
「曇りっすね……雨降らないうちに急ぐっす」ずんずん進むよ!
アイ
雲レーダーを表示してみる。周囲に雨雲なんかはあるだろうか。
KP
雲の表示は一才無い
神津 樹
このために来たってのに、ためらう理由があるか。
二宮 信
「あ、待って!」追いかける。
アイ
「二人とも思い切りがいいのだよ、アイも賛成だ!」追いかける。
「眺めてたって、始まらんね!」
二宮 信
「ったく、あの子が一番心配だよ……」と言って追いかける。
高槻 玲音
「あんまり先走るもんでもないよ。様子がおかしい……」
アイ
今度こそ何かあるんじゃないか。そんな思いが次第に高まっていく。
少しばかり、気が逸っていた。
KP
皆は、霧立ち込める路地へと踏み込む
道は、ずっと登っている
坂は徐々に勾配がきつくなるが、下る様子は全く見られない
神津 樹
当たりだ。歩調が少しずつ早くなる。
KP
【アイデア】をどうぞ
アイデア
アイ
CCB<=70 【アイデア】 (1D100<=70) > 65 > 成功
ヘチナ
CCB<=65 【アイデア】 (1D100<=65) > 58 > 成功
二宮 信
CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 95 > 失敗
高槻 玲音
CCB<=70 【アイデア】 (1D100<=70) > 38 > 成功
神津 樹
CCB<=70 【アイデア】 (1D100<=70) > 59 > 成功

高槻 玲音
二宮の【アイデア】マジで成功せんな
二宮 信
ファンブルじゃないからセーフ。
二宮 信
私の隣にはファンブルの女神がいるから……。
ヘチナ
誰よその女!
二宮 信
私は85すら良く外す人間なんですよ!?
KP
二宮以外の者は気付く
ヘチナ
ポジティブ!
アイ
つられて歩調を速め、二人についていく。
KP
この路地に入り歩き始めてから、気づけば1時間ほど経っている
にも関わらず、一切下る様子はなく
だとするならば、今自分たちはどれほどの高さにいると言うのだろうか
ヘチナ
「はぁ……ず、ずいぶん山の上っすね」
高槻 玲音
「……どうなってるんだ」
アイ
「先輩。さっきから、ずっと上り詰めだ。そんな山、ここらにあったかね」
神津 樹
「おかしい」
アイ
「ああ」
高槻 玲音
「もう一時間は登りっぱなしだ」
二宮 信
「なんの話?」
「なんか疲れてきたなーとは思うけど……え?」
KP
風波市は山地に囲まれた盆地に位置しているとはいえ、街の中心である大通りから山まで上り詰めたとしても、こうはなるまい
何よりも、自分たちの周囲にあるのは、変わらず続く住宅街の光景だ
高槻 玲音
「こんな道、普通ならあり得ない」
アイ
「もしかして、もしかしてだがね。登ってるんかね、塔を」
二宮 信
「えっ?」
神津 樹
「これが……?」
アイ
「そんな気がしてきたね。分からんけどさ」
神津 樹
今何時だ。地図でどのあたりだ。表示できるのだろうか。
KP
1d5 (1D5) > 1
高槻の視界に、ウィンドウがポップアップ
高槻 玲音
「ん?」
見る
KP
メールの着信らしく、展開される情報は、ただの広告
近頃、全国的に流行している、ネチリウム単ゼロ電池を内蔵したスケートシューズのもの
しかし、その画像はブロックノイズのように乱れている
メールボム
アイ
なんやなんやAIメールフィルタよけに敵対的サンプル仕込んだ広告か
AAの広告とか意図的に微妙に日本語をおかしくしてある広告とか1ピクセルの画像を組み合わせて作られた広告とか開いただけでフィッシングサイトに繋がる広告とか>メール広告
二宮 信
ちょっとだけこのARで昔のflashの赤い部屋やるとどうなるのか考えてワクワクしてる。
アイ
え、面白そうAR赤い部屋
二宮 信
めっちゃ怖そうだけど面白そう
ヘチナ
ARならがっつり赤い部屋つくれそうw
高槻 玲音
そういや一晩経ってるから不定値更新していいですかね(すっかり言い忘れてた)
KP
おっと、そうですね
二宮 信
お、更新します。
高槻 玲音
あとHP回復……なんで減ってんだ俺 銃か
KP
HP回復もOKですw

高槻 玲音
「スパムか……データ破損してるけど」閉じる
KP
閉じて、視界を確保すると
そこは、夜だった
高槻 玲音
「………………」
「……………………はい?」
アイ
トンネルを抜けたら夜の底?
高槻 玲音
周りにみんなは?
KP
みんな、いる
高槻 玲音
「……え、今、何が起きた?」
ヘチナ
みんな夜に見えてる?
二宮 信
こちらの視界も夜?
神津 樹
オレたちの視界も夜?
KP
高槻にそう言われた時
ヘチナ
「ぁぇ?」
KP
他の者はその時、初めて気がついた
なぜ、気づかなかったのだろう
夜の住宅街
変わらず続く登り道の両脇には煌々と輝く街灯が並び
漂うモヤを白く浮き上がらせていた
アイ
「──え、」
「なんなんだね、こりゃ」
高槻 玲音
「俺が聞きたいよ。俺がメール開いてる間に何があったんだ?」
神津 樹
「そんなに時間は経っていないはずだ……」
ヘチナ
「夜? な、そ、いつのまに」
AR off
高槻 玲音
みんなオンオフ大変そうだなあ(メガネ外すだけ)
アイ
ワンタップだからそんなに大変じゃないよ
高槻 玲音
なんならレンズ外見ればARじゃないし
ヘチナ
ソフトウェアでOFFにできるっすよ、ソフト信じるならね!
アイ
ならね!
二宮 信
だってモノクル型売ってねーし。知らんけど。
アイ
眼鏡型はハードウェアスイッチにできるのが強みだね

アイ
「なんで、気づかんかった」ARをオフにします。ARオフにしても夜のまま?
KP
プロパティを開こうとするが、開かない
そして、この異常に気がついた皆は、SANc(0/1d3)
SANチェック
高槻 玲音
CCB<=74 SANチェック (1D100<=74) > 52 > 成功
神津 樹
CCB<=68 【SANチェック】 (1D100<=68) > 79 > 失敗
1d3 (1D3) > 1
[ 神津 樹 ] SAN : 68 → 67
二宮 信
CCB<=74 【SANチェック】 (1D100<=74) > 11 > スペシャル
アイ
CCB<=67 【SANチェック】 (1D100<=67) > 30 > 成功
ヘチナ
CCB<=83 (1D100<=83) > 81 > 成功

神津のみ失敗、1減少し67に。
アイ
「っ、なんだこれ、設定画面が開かん」
高槻 玲音
「何言ってんの? 設定画面?」
アイ
「先輩、眼鏡だったね、AR切ってもこのままかね?」
神津 樹
一瞬コンタクトを外そうかとも思うが、付けなおすのは大変なのだ……
高槻 玲音
メガネ外すけど
KP
メガネを外す
途端、周囲は真っ白に染まった
まるで、特濃の濃霧が立ち込めているようだ
高槻 玲音
「うわっなんじゃこりゃ!!」
アイ
「えっ?」
二宮 信
「どうした?」
アイ
「どしたんね、先輩」
ヘチナ
「な、なにっすか」
高槻 玲音
メガネかけて、レンズ外とレンズ内見比べたら?
KP
メガネをON OFFするたび、視界が切り替わる
ON OFFは、かける、かけない、ね
高槻 玲音
「……これは、一体」
「これ、今見えてるの……全部ARかもしれない」
「外したら辺り一面濃い霧だ」
KP
そう口にする高槻だが、足元の上り坂の感触だけは確かなものだ
神津 樹
「この町、ないのか」
二宮 信
「えっ」
ヘチナ
「えっえっ、で、でも」民家の壁に触れてみる
アイ
「どういうことだね、アイたちはAR投影された霧ん中にいる……?」初めて、不意に不安になった。ARは便利なもので、意図しないものを見せられることなんて、想像すらしていなかった。
KP
ヘチナが触れると、確かにブロック塀のざらざらとした硬い感触がある
アイ
同じように民家の壁に振れてみる。
壁と、地面に。
KP
アイが触れても、それは同様だ
高槻 玲音
メガネ外して壁だったあたりに触ると?
KP
高槻の手はすり抜ける
二宮 信
あらあら
アイ
あらま
高槻 玲音
なかった
ヘチナ
「うひっ、せ、先輩手が」
二宮 信
じゃあこっちもARをオフにして触ってみるか。
KP
コンタクトの場合は、そもそもOFFにできない
二宮 信
お、了解です。
高槻 玲音
「いや、ここなんもないし……俺が今見てる状態だと」って手の中でメガネをくるくる
KP
そして本日最後、皆は〈聞き耳〉判定を
聞き耳
ヘチナ
CCB<=25 〈聞き耳〉 (1D100<=25) > 90 > 失敗
神津 樹
CCB<=25 〈聞き耳〉 (1D100<=25) > 93 > 失敗
高槻 玲音
CCB<=75 〈聞き耳〉 (1D100<=75) > 8 > スペシャル
アイ
CCB<=75 〈聞き耳〉 (1D100<=75) > 36 > 成功
二宮 信
CCB<=50 〈聞き耳〉 (1D100<=50) > 67 > 失敗
高槻 玲音
初期値2人もおるんかい
神津 樹
五人も居るんだから全員が〈目星〉〈聞き耳〉に振る必要はないだろ
二宮 信
それはそうで

KP
では、高槻とアイの耳に
アイ
「アイたちが触ってるもんまで、AR、だって……?」
高槻 玲音
「俺の言うことを信じるならね……」
「……ちなみにこれ、ダテメだから、俺の目が悪いオチとかじゃないからね?」
ヘチナ
「う、疑いはしないっすけど……」
アイ
「目が悪くても、手が壁すりぬけやしないんだね」
KP
何か、金属を引きずるような
涼やかな音が、上り坂の先、白いもやの向こうから聞こえてきた
アイ
「!」
高槻 玲音
「っつか、変な音しない?」
アイ
「ああ、鎖かなんか、引きずる音だ」
ヘチナ
「あぇ?」
二宮 信
「なんも聞こえん」
高槻 玲音
「嘘だろ……鎖をこう、引きずってるみたいな」
死神はいやだー!!!!!!!!
KP
高槻がそう指摘するなら
確かに、その通りの音が聞こえる
アイ
「あっちだ」
ヘチナ
「く、くさり?」周囲をきょろきょろ
アイ
方向がわかるなら指さします。
二宮 信
F.O.Eか!?(システムが違う)
神津 樹
デデデデデデデデ(あの曲)
高槻 玲音
もうこれ絶対死神の音だよ
ヘチナ
「だ、だれかいるっすか?」
アイ
「なんだこれ、アイたち何を見せられてんだ、何がどうなってる……」
高槻 玲音
「いるとして、こんな空間にいるのが普通の一般人だと思う?」
二宮 信
「うーん……?」
アイ
「実は壮大なドッキリじゃなきゃ、だとは思わんね」
高槻 玲音
「なんにせよ、気を付けるべきじゃないか……?」メガネかけて隠れられそうな場所を探す
アイ
思わず身構える。
二宮 信
「そうだな」
ヘチナ
「えっえっ」先頭にいるのにオロオロ
KP
皆が坂を見上げるその先は、白いもやに覆われ見通すことはできなかった
しかし、その音だけは、時折その奥から皆の耳に聞こえているのだった―――
本日は、ここまで!

アイ
とうとう、脱・日常! お疲れ様でした!
ヘチナ
お疲れ様でした!
神津 樹
お疲れ様でした。
高槻 玲音
おつかれさまっしたー どうなる俺たちの明日
二宮 信
おつかれさまでした~!
アイ
明日 or not!