こんばんは
KP
私です
二宮 信
やっほ~
高槻 玲音
いるぞ
佐倉 光
きました。
神津 樹
お前じゃない。
高槻 玲音
本職は帰ってもろて
二宮 信
本職? すごーい。
佐倉 光
春日に紹介してもらった異界に迷い込んでたんでな。
二宮 信
奈々ちゃんと春日はズッ友だよ……。
異界……CoC『最後の葬式』佐倉 光
ズッ友……『やさしい朝をくださいね』唐木&春日
神津 樹
今日はペルソナ出るのかどうなのか。
アイ
サムイー
二宮 信
さむいねぇ。
ヘチナ
さむさむ
KP
多分まだ出ない
アイ
まだかー
もうちょっと無力していってね
KP
CS版と同じくらい焦らすよ
神津 樹
メガテンじゃ9話かかったりしてるから、まだ余裕
二宮 信
逆に言えばまだ平和
KP
ではみなさんお揃いということで
すでに不穏が発生しているのですがそれは
高槻 玲音
なんか影抜きされてんだよなあ
アイ
ジリジリ
二宮 信
じわじわ
ブオオオン

KP
さてさて前回
皆野の身に起きている現象について、あるいはその要因が判明したかもしれない
その一方で、アイからの連絡を受けた高槻は、病院へと単車を走らせるのであった
高槻 玲音
ぶおんぶおん
KP
高槻が到着するより前に、皆野を救う方法をブログ記事で調べていたヘチナは
件の塔への入り方について、その記事を発見していた
ヘチナ
「えと、えと……」読み漁る
KP
〈図書館〉成功していらしたので
それは、都市伝説としてはある意味でありきたりといっても良いような方法だった
風波市に存在する、定められたポイントを定められた通りに通過してゆくというもの
決められた手順
高槻 玲音
どでかいペルソナ様かな?
アイ
四角がでかいなあ 途中でわからんくなりそう>でかいペルソナ様
神津 樹
電脳コイルですなぁ
これ途中参加の人がいても大丈夫なのかな?
ペルソナ様……ペルソナ初代・2でペルソナを得るのに必要なお呪い
電脳コイル……今回の設定に似たアニメ。

ヘチナ
「ぁぅぅ、で、でも行かなきゃ」
KP
ブログ記事には、それぞれのポイントについて、ご丁寧にその写真と共に掲載されていた
そして、それらのポイントには心当たりがあった
昨日に皆野が話してくれたたばこ屋など
ヘチナ
「ミナノーが言ってた場所」
KP
何の変哲も無いような地点地点と、それをめぐる順序が掲載されている
さてさて
といった情報までお渡ししたところで
高槻はいつでも合流可能です
高槻 玲音
ドゥルルンとバイクを駐車場に停めて、『ついたけどどこに行けばいいの?』ってショートメッセージ送る
アイ
「おう、すまんね」じゃあ入り口まで高槻くん迎えにいきます。
KP
ヘチナも一緒に行きます?
ヘチナ
仮想ディスプレイを追うのに必死
KP
OK
高槻 玲音
てぇへんだな
二宮 信
大変だ……。
メインに書き込んだかと思って一瞬焦った。
高槻 玲音
受付の辺りでどーしたもんかなって立って待ってる
KP
では、病院のロビーでアイは高槻と合流し、皆野の病室近くまで戻って来た
高槻 玲音
「カノジョ、大丈夫そうだって?」
アイ
「今んとこは。ただ、まだ目ぇさましとらんのだね」
KP
廊下に備えられたベンチには、アップアップの顔をしたヘチナが座り、いくつものディスプレイに囲まれてあわあわしている
アイ
「あとは、あー…… あんたも見たね? 皆野の、影……」
二宮 信
ミナノー……
高槻 玲音
「あー……やっぱ医者も気にしてなさそうだった?」
KP
彼女の症状について話をする医師も、そして彼女の母も、影については触れていなかった
アイ
「ああ。あれを見たのは、アイたちだけみたいなのだね」
高槻 玲音
「といっても、何ができるわけでもないんだよなー。俺そういう超常現象はサッパリだし……病室にはまだ入れないのかな。鞄これね」
渡す
アイ
「助かるのだね」鞄を受け取る。
病室の中にいる母親なりに鞄を返すことはできますか?
KP
可能です
扉を開けるなら
「あら……あなた達、まだいたの? あまり遅くなってお家の方にご心配かけてはダメよ」
と、弱々しい笑みで鞄を受け取ります

高槻 玲音
風紀に『異常なし☆無事入院してるのでこれ以上ちょっかいかけないで治るまでそっとしておいてね☆』ってメールしとこ めんどいし
神津 樹
気遣いができる人だ。
高槻 玲音
特技:釘刺しかもしれねえ
神川 環
『ちょっかいってなんですか💢』
と返信があった
二宮 信
環ちゃんかわいいね
高槻 玲音
既読だけつけてほっとこw
二宮 信
良い人だなぁ>高槻くん
高槻 玲音
これがイケメンだぞ イケメンは外見だけに非ず

ヘチナ
さすがに扉を開けたりは気づくかな
アイ
「ああ、すまないね。鞄を拾ってくれてたみたいでさ、受け取ってから帰ろうと思ったんだよ」
KP
「そうなの……。それはありがとうね」
アイ
「……皆野は、まだ目ぇさまさんね?」
KP
「ええ……まだ……」
母はベッドに横たわる皆野を見やり、嘆息一つ
アイ
「そう……」
ヘチナ
「……」そっと部屋を抜け出す
KP
「さ、ここはもう大丈夫だから……」
アイ
「それじゃあ、アイたちは邪魔せんように帰るのだね」
言って病室を出る。
高槻 玲音
さすがに病室には入ってないからヘチナ出てきたら気づくぞ
ヘチナ
では何かを思い詰めた表情で駆けだそうとしたところでイケメンにビビろう
「ミナノー、待ってるっす……」
KP
病室の扉が閉まった
高槻 玲音
「あ、大丈夫そ? こっちも風紀には言っといたから、療養に専念できるんじゃねって思うけど」
ヘチナ
「ヒッ!?」
高槻 玲音
「待ってる?」
「どうしたの、やけに深刻そーな顔して。やっぱヤバそうなの?」
アイ
「んー……」うーん、と考えながら高槻の顔を見上げる。
ヘチナ
「あっ、み、ミナノー、こ、このままじゃ、影が」
戦闘力
神津 樹
そういや今戦闘力あるの俺だけなのかな?
二宮 信
一応組付きは持ってる。
KP
他の人はスキルはあっても武器が無いからね
高槻 玲音
〈ライフル〉渡したら突然才能が開花するのかもしれない(しない)
神津 樹
しないの?
二宮 信
〈組みつき〉だけだったら武器無しでも使えない?
KP
〈組みつき〉はOKだね
神津 樹
〈組みつき〉じゃ「押し倒す」ことしかできないからなぁ。
無力化までいけるっけ。
KP
できる
二宮 信
ワンチャン動きを封じ込めることはできる。
KP
うむ
対抗になるが、拘束はできる
二宮 信
判定自体に成功すれば解除に確か一ターンかかるし。
鞭が組付きでもダメージ出せるらしいから、一応取っておいた。
この認識が正しいのか知らんけど。
KP
えらい
神津 樹
組み付いている間に縛るとかはできそうだな。

ヘチナ
「し、死ぬっす、だから」
アイ
「なんとも言えん話なのだがね」
高槻 玲音
「?」なんで俺の顔そんなに見てんだろって思ってる
「はい……? 死ぬ?」
ヘチナ
「……っす、で、でも、自分、行かなきゃ」
高槻 玲音
「行くって……どこに?」
ヘチナ
「そ、それは……」
アイ
「影のこと、皆野のいまの状態。アホみたいな話だが、アイはアホみたいな話だと言いきれんように思っとるんだね」かくかくしかじか、と掻い摘んで話します。
高槻 玲音
かくしかされた
アイ
「……浜木綿、何か手掛かり掴んだね?」
ヘチナ
「は、はひっ、そ、その……あの……」ここに来て急にそれを言うのが恥ずかしく
高槻 玲音
「ふうむ……塔、影、なるほど……?」
「だからあんなもん持ってたのかなあの子……」ぼそっ
アイ
「あんなもん?」
高槻 玲音
「ああ、いや……あの子の鞄にやったら重たい……変なモデルガン? みたいのが入ってたんだよね」
「護身用……? でも怪異とやら相手にモデルガンでの脅しが効くもんかな……?」
KP
そういえば、アイが持った鞄は妙に重たかった
ヘチナ
「しょ、しょうりの塔に、行くっす……へ? もでるがん?」
高槻 玲音
「たぶんモデルガン。うっかり引き金引いたのがいたけど、弾は出なかったし」爪は出た
KP
じゃきーん
その鉤爪は鋭く、おそらくは同時に飛び出したスパイクにも、刃が付いていた
二宮 信
その差分かっこいいねぇ!
高槻 玲音
かんがえちゅうのかお
アイ
「モデルガンねぇ。わからんが、皆野は塔はあった、っつってたのだね」
ヘチナ
「ミナノーは嘘ついてないっす!」
高槻 玲音
「真偽はともかくとして、少なくともカノジョがそれを信じて塔に行こうとしてた、ようには見えるね」
ヘチナ
「あっ、す、すみま……」
高槻 玲音
「嘘はついてなくても、本当じゃないことを信じ込んでる可能性はあるからね……」
「……とはいえ、影がなかったのも事実なんだよなぁ」
アイ
「まあまあ。とにかく、そのブログくらいしか手掛かりないのだね。廻ってみても損はせんし、アイはやってみるよ」
ヘチナ
「え、あっ、は、波照間さんも、っすか!?」
アイ
「おう。座ってても始まらんね」
高槻 玲音
護身用にあの神津を紹介……いや危険だなやめとこ、って考えてる
副作用
神津 樹
要らない?
KP
頼りになるとは思うが
高槻 玲音
なんか……今までの見てると……余計なトラブル起こしそうで……
神津 樹
ひどいなぁ。ちょっと好奇心が強いだけなのに。

高槻 玲音
「今から? ちなみにどこを回るんだ?」
ヘチナ
「ここと、ここと……」地図にマーカーを打っていく
高槻 玲音
「そこそこ広範囲だな……」
アイ
ちなみに今何時くらいですか? >KP
KP
そうですね、学校が終わってなんやかやでしたから
18時過ぎとしましょう
すでに外は暗くなっている
高槻 玲音
「うーん……女子高生二人じゃ流石に心配だし、日も暮れてるし、ついてこうか? どうせ俺、暇だし」
「止めてもどうせ聞かなそうだし、君ら」肩を竦める
アイ
「おや、そりゃ助かるね」
ヘチナ
「ぇ……」
高槻 玲音
「ま、男連れなら変なキャッチに捕まらんでしょ」
「あ、嫌だったらやめるけど」
ヘチナ
「いいいいやとかじゃ、ななないっす!!」
高槻 玲音
「じゃーそーするか。あっでもさすがに家に帰れなさげな時間になる前までには帰ってもらうからね?」
「ミイラ取りがミイラになんて、冗談じゃないし」
アイ
「おう。変な酔っ払いとかに絡まれたかねぇしね」
高槻 玲音
「つか家族とか寮母さんに連絡しときな?」
二宮 信
ナンパの術を……漁ろう……。
KP
では、お三方は夜の街へ?
高槻 玲音
そうなるかなー
アイ
「おう」県外出身だけど、寮暮らしかな? 一人暮らしは費用重そうだし
心配
二宮 信
夜の街って言ったら首都だったら明るいな! って思ったけど群馬だったねここ。
未踏の地だからよく判らない。
KP
男と一緒に夜の街へ行って来ます
>家族への伝言
二宮 信
ひでぇ(間違ってはない)
高槻 玲音
誤解しか生まないんよな
二宮 信
そっか沖縄。
KP
寮もあります
敷地内併設
ヘチナ
集団生活なぞできるわけがないので下宿で1人暮らしです
高槻 玲音
高槻は大学生らしくアパート一人暮らしだから暇なんだよ
二宮 信
二宮も一人暮らしだと思う。
高槻 玲音
そう思ったから寮かな? って
二宮 信
へっちーーー!!?
高槻 玲音
下宿はできるんだ…………………………
ヘチナ
俺の汚部屋へようこそ
二宮 信
シェアハウスで暮らして~~~!!?
アイ
周囲にはパンクな隣人が多いけど、当人もまぁ見た目パンクなのであんまり違和感ないみたいな
KP
では、3人は病院を後にした
さよならバイク……
神津 樹
しゃーないな。
アイ
じゃあ安い下宿で一人暮らしで 集団生活好きかというと議論の余地がありそうだし
高槻 玲音
バイク自宅に停めてから合流しよ……
18時ならまだ平気やろって、最初の地点だけ教えてもらってそこで合流とかするんじゃないかな
KP
OKw
高槻 玲音
一晩病院の駐車場に停めたら駐車料やべーのよ
アイ
それはそう>駐車代
ヘチナ
確かに
KP
バイクは多分無料だから大丈夫w
二宮 信
あ、バイク無料なんだ。
happy
高槻 玲音
無料なのか(入った時点で駐車券を切らされる大病院を考えてた)
アイ
まじか 二輪にやさしい>無料
KP
バイクは大抵自転車と一緒扱いだから、あまりとられることはないよ
駅前とかだと、コイン駐輪場だけどね
高槻 玲音
チャリ扱い助かる

KP
さて、一方その頃
二宮と神津は、学園近くの道を駅へと歩いていた
あの後
二宮 信
はーい
バイクを押しながら駅に向かっている。
神津 樹
二宮のことは少しは見直したけど、同時に遊び人疑惑が生まれた。
二宮 信
人たらし力は無いから大丈夫。
神川 環
『ちょっと、返信よこしなさいよ! 既読ついてんのに! 報告!』
と、仮想ディスプレイに憤る神川から、報告をよこさない高槻の代わりに起きた出来事についての聴取を求められ
KP
ようやく解放されて、同時に学園を出たのだった
二宮 信
「知らね。今一緒じゃねぇし」
神津 樹
(クソめんどくせぇ……)
高槻 玲音
KP
いや、面と向かってですよ?
神津 樹
うん。
いつものノリで雑に説明した。
二宮 信
じゃあこう普通に返しとく。
神津 樹
わぁ。報告にまったく適さない二人。
二宮 信
だって向こうで何起きてるか知らないんだもん。
知らないことは説明できないよ。
KP
だからこそ、こんな時間になってしまった
神津 樹
自分の伝達能力はさておいて、風紀女の理解力の低さと短気さにおおいにイラついた。
KP
結局、神川の上職である風紀が割って入り、
「今日はもういいから帰りなさい」
とのことで解放された
二宮 信
「ありがとうございまっす」
なお本心ではこちらも早く帰りたかった。
KP
大きな学園と駅を結ぶ中規模の通りには街灯も多く、ピシリと整備された石畳の歩道は広く、ゆったりと安全に歩くことができる
奇妙な取り合わせの2人は、そんな道を駅へと向かって歩いていた
神津 樹
なんでか知らんが歩調が同じだ。
二宮 信
「おー、こんな時間だけどなんか食べて帰る?」
神津 樹
「いや……」
言ってから考える。
二宮 信
「まだマックとかやってるっしょ」
神津 樹
(マックくらいならいいか……腹は減ったし)
二宮 信
「照り焼き美味しいよな~マックの」
神津 樹
では半端な相づちを打って歩調を緩めつつ、マックに向かう。
二宮 信
よしよし、良い子だね。
「お兄さんが奢ったる」
神津 樹
「借りは作らないって決めてるんで」
自分の分は自分で出す、と言いたいらしい。
KP
街灯によって生み出された2人の影が、街灯に近づき、過ぎる度に背後から2人を追い越しては消えてゆく
2人の影は、彼女のように消えることなく。
林檎
ヘチナ
マックってマッキントッシュバーガーとかかな
神津 樹
リンゴ印なのかなー
二宮 信
美味しそうだなぁ。
KP
リンゴバーガー
安高「ふふふ、いらっしゃい」
二宮 信
真田先生! お兄ちゃんが!
ヘチナ
バイト禁止!
神津 樹
生きてたんかリンゴ!
高槻 玲音
神津はさすがに寮?
KP
実家じゃないのかな?
高槻 玲音
実家か

二宮 信
「まーまー、借りというか。俺が年上風ふかしたいだけだから。むしろこっちが借りを作ることになるよ」
神津 樹
(変なヤツ)
「なんでオレに絡んでくるんだよ」
二宮 信
「え? うーん」
「まぁこの時間だしさ、中坊が一人だったら絡むというか普通に心配じゃん」子供扱いしてごめんね。
神津 樹
子供扱いかー、嫌がりそう。
「半端な相手なら倒せる」
高槻 玲音
倒すなコラ
二宮 信
「そういえば、神津くん。顔……」
「……」言ってから、あ、まずったって顔してる。
KP
神津のヘッドギアの下で、『跡』が疼く
かもしれない
高槻 玲音
あーあ
神津 樹
地雷踏みつけにきたなぁ。
神津 樹
「……」
少し緊張しているのが分かるだろう。
わずかだが攻撃的な気配にもなっている。
二宮 信
「……ごめん、なんか変なこと聞いたよな!」
「このお詫びにやっぱマック奢るわ」
これだからモテないんだ、知ってる。
神津 樹
「変なヤツ」
少し諦めたようなため息をついた。
今日はもう帰ろう。
二宮 信
「……あー……」
「……俺もさ」そう言って軽くおでこを見せる。
「……ほら、これ」
神津 樹
「?」
KP
垂らした前髪に覆われていたそこには
引き攣ったような火傷の跡が隠されていた
神津 樹
さすがに立ち止まる。
「火傷?」
二宮 信
「そう」
「小さいころちょっとやらかしてしまってさ」
高槻 玲音
みんな大変だなあ
アイ
あらあら
じりじりと秘匿が出てきている
神津 樹
火傷仲間だった。
KP
お二人の設定聞いた時に、ほほう、ってなった
二宮 信
だからちょっと気になっちゃって……。
高槻 玲音
これはいい絡みの振り
高槻のお顔は【APP】14なのでそんなことはできませんなあナハハ
二宮 信
本来は【APP】9ぐらいが7になったよってアレ。
アイ
そんなこと言って高槻くんも何か隠してるんでしょ~~~~
KP
お尻に火傷の跡あるかもしれんし
高槻 玲音
蒙古斑か?
二宮 信
蒙古斑。
KP
未だ消えぬ蒙古斑
ヘチナ
長持ち
KP
コスパ最強の蒙古斑
ヘチナ
蒙古斑のコストとパフォーマンスとは
KP
黒マナ3
ヘチナ
おらさっさと蒙古斑出せよ

神津 樹
「そうか……」
しばらく沈黙。
「痛ぇよな……」
ぼそりと呟いて歩き出す。
二宮 信
「うん、痛かったね」
「雨の日とかはまだたまに少し痛むし」
神津 樹
「そうだな。寒い日も。炎症が起きることも、あるしな……」
二宮 信
「うん……」
神津 樹
「痛ぇよな……」
彼がそのキズを髪で隠していたことを思い、再度呟いた。
KP
あまり多くはない車通り
時折、車が2人の横を通り抜けてゆく
二宮 信
「本当に……ずっと俺、前髪切りたくないんだよね」
神津 樹
「……」
ヘッドギアに触れる。
なるほどな……わかるぜ先輩。
二宮 信
納得された。
神津 樹
「なんか言われたら、教えてくれれば……黙らせに行きますよ」
二宮 信
「いや、大丈夫」
「……正直、耐えれないときはちょっと殴るコツ教えてほしいけど」
神津 樹
「いつでも教えますよ」
この軽そうな大学生が自分と同じようなものを背負っていることに驚くと同時に、少し嬉しくなったのも事実だ。
二宮 信
「さんきゅ」
「俺も、神津くんがどうしても辛くなったら聞くぐらいはできるからさ」あとついでに組付きも教えられます。多分。
神津 樹
「オレは、……羨ましい」
二宮 信
「羨ましい?」
神津 樹
「オレの話は、誰も聞かない」
二宮 信
「俺が聞くよ?」
神津 樹
「……」
沈黙。そして、顔を逸らして頷いた。
二宮 信
可愛いねぇ~~~
KP
ほんの少し張り詰めていた空気が、気がつけば和らいでいた、ような気がした
くみつき
KP
なんだろう
二宮が〈組み付き〉っていうと
なんだろう
二宮 信
しっ!!!
神津 樹
いみしんにとられてる
二宮 信
思ってた!!!!!!!!! 1
高槻 玲音
へんたい……
二宮 信
〈組み付き〉あんまりとることないから使ってみたくて。
神津 樹
先日のCoCで組付きが大活躍してたなぁー

神津 樹
同じような境遇でこんな明るくなれるんなら、自分もいつかはってちょっと思っちゃった。
二宮 信
明るくなれるよ~~~!!!
ヘチナ
この方向でいいのか神津くん
神津 樹
人と話せるってだけで羨ましいんだよなぁー。

KP
その時
自然と足を止めていた2人の前に、路地から3人の人影が現れた
高槻、アイ、ヘチナ合流です
ランドマークを頼りに歩き、通りにちょうど出たところだった
二宮 信
高槻 玲音
ぞろぞろ
二宮 信
「おー! 高槻!」
高槻 玲音
「あれ? 二人でなにやってんの」
二宮 信
「彼女は? 大丈夫だった?」
ヘチナ
「ひぅ」
二宮 信
「あの後風紀に絞られて、二人で帰ってたワケ」
高槻 玲音
「うーん、大丈夫かそうじゃないかって言ったら……」答えづら……って思ってる
神津 樹
「……」
三人をちらと見た。
高槻が連絡ちゃんとくれてたら俺たちこんなに残らなくて済んだよ?
高槻 玲音
連絡はしたよ?
二宮 信
連絡はしたねぇ……。
神川 環
遺憾である
アイ
「あーあ、そりゃ災難だったのだね。彼女はまぁ、今んとこ素直に寝とるよ。 ……なんかしたかね?」
ヘチナ
「ぴ、ぴぃ」睨まれてアイの後ろに隠れる
アイ
ヘチナを庇うように前に出る。
高槻 玲音
「連絡はしたのになあ、何が不満だったんだろ……」
KP
二宮と神津は【アイデア】
二宮 信
CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 66 > 成功
よっし
初めて成功したかも。
KP
今度の75は裏切らなかった
神津 樹
CCB<=70 【アイデア】 (1D100<=70) > 33 > 成功
KP
では、二宮と神津は
『こんな時間にガッコに戻る方に歩いてくる』
ことを不思議に思った
二宮 信
「知らね」
神津 樹
「どこ行くんだよ」
二宮 信
「あ、そうだ。高槻。どうして学校の方向に向かって歩いてんだ?」
高槻 玲音
「うーん……」そういやあのブログのURL教えてもらったってことにしていい?
KP
OKよ
ヘチナが隠したりしなければ問題なし
ヘチナ
隠しはしませんね
アイ
お、じゃあこちらも聞いておきたい
高槻 玲音
教えてくれるかのう?
「あー、これちょっと試してて」ってURLを二宮に送る
二宮 信
リンクを開く。
KP
送られたURLの記事には『勝利の塔へ至るには』とある
高槻 玲音
「俺は保護者ってとこ」
二宮 信
「へぇ……」
KP~! 〈オカルト〉で何か追加情報出たりしない?
KP
ふむ、お望みでしたらどうぞ
〈オカルト〉
二宮 信
CCB<=55 〈オカルト〉 (1D100<=55) > 9 > スペシャル
今日は割とダイス目がいいな……。
神津 樹
誰か塔って口に出すか、画像見えるようにしてくれないー?
ヘチナ
「あわ、そ、その、塔にいかないと、ミナノーが……」
二宮 信
よっし
神津 樹
おし言ったな。
ヘチナ
言ったぞ
高槻 玲音
wwwwwww
二宮 信
www
KP
神津くんスイッチON
神津 樹
〈オカルト〉先にどうぞ
KP
ほい
では、二宮は〈オカルト〉【知識】として、この勝利の塔の噂は知っていた
あの時、カフェテリアで〈聞き耳〉成功していれば、もっと早く事態が進行していたかもしれない!
二宮 信
そうだね~~~!!!
KP
『なんでも望みが叶う勝利の塔』
『それはK市にあるという』
そして、SPだったので
『K市=風波市である』
ということも、知っていたということにしよう
二宮 信
ありがとうございます!
KP
なんなら、この先の道順も知っている
だから彼らはちょうどここを通りかかったのだろう
二宮 信
ほうほう。
神津 樹
「塔? 勝利の塔か?」
ヘチナ
「そ、そ、それ、っす」
高槻 玲音
「ああ、そんな名前のやつ」
神津 樹
「わかった」
高槻 玲音
「わかった?」
神津 樹
「オレも行く」
ヘチナ
「うぇぇぇ!?」
二宮 信
「あー、なんとなく……噂程度だけど道知ってる」
「真偽は定かじゃないけどね」
奇妙なヤツ
KP
神津院「やはり勝利の塔か。私も同行する」
二宮 信

エジプトだったか。
神津 樹
火は出ないな。属性的にちょっと考えたけど。
火事で酷い目に遭ったのに炎が使えて同時に火が弱点って。

高槻 玲音
「えーっと……今からだと結構な時間になると思うけど、家族とか寮に連絡は?」
アイ
「分かった? 話が早いね。塔に興味があんのかね。なんで塔を探すかって、まだ言っとらんに」
二宮 信
「塔までの道案内はたぶんできると思う。神津くんは遅くなったら俺が送って行くよ」
「俺の見た目こんなんだから、悪い先輩に絡まれてこの時間ですーって言えばいいし」
KP
二宮くん、いいやつだった
神津 樹
いいやつだなぁ。
アイ
このパーティいい大人に恵まれている
神津 樹
理由など要らない。塔に行きたいだけだ。
「借りは作らない」
二宮 信
「まーまー」
アイ
「ま、いいけど。人数は多い方がいいのだね」理由を話しそうにないのを見て肩をすくめる。
ヘチナ
「えっ、えっ、み、みなさんも……」
高槻 玲音
「言い訳んときは俺を巻き込まないでくれよ……?」
二宮 信
「おっけー、任せとけって」>言い訳
神津 樹
まだ神津は塔がどういう存在か知らんw
チャラ男
二宮 信
高槻くんよりは二宮の方が見た目に関してはチャラそうだしって思ってました。
高槻 玲音
俺はスマートなチャラさだからな
二宮 信
だねぇ!
神津 樹
つまりオレには、スマートチャラ男とライトチャラ男という二つのクラスチェンジルートが開かれているわけだな。
ヘチナ
そのままの君でいて…
二宮 信
Bキャンセルされてる……。

KP
では、5人は二宮の案内について、先を進む
神津と二宮が歩いてきた道を少し戻り
やがて見えてきた、ペンキのハゲた赤ポストを目印に、タバコ屋の角を曲がると
そこは、住宅街
近頃注目をされているハイテク都市とはいえ、それはメガネやコンタクトレンズを通して見ルコとのできるものだけだ
通りから一つ外れただけで、そこは平成どころか昭和の香りすら漂わせた、閑静な場所となる
二宮 信
「今令和なのにな」
KP
細い道の所々にポツポツと灯る覆いが黄色く変色した街灯の光の下に、狭いアスファルトと、それに面した家々の塀が浮かび上がる
アイ
「おん?」寝る時以外コンタクトレンズを外すことはないので、真の姿がどうか、は正直あまり関係ないのだ。
KP
たとえコンタクトレンズやメガネを装着していても、こんな路地に大した情報があろうはずもない
目の前には、ただただ静かな住宅街
ヘチナ
「み、道はあってる、はずっす……」GPS見ながら
KP
この時間になると、もはや人通りも無い車一台分の狭い小道を、5人の足音だけが響く
高槻 玲音
「こんなとこ、狙ってないと歩かないな」
二宮 信
「だなー」
神津 樹
(こんな通り、喧嘩する馬鹿だって出ない)
アイ
「この辺、なんもないのだねぇ」
KP
ヘチナの言葉の通り、やがて目印となる小さな稲荷社が見えてくる
二宮 信
「あ、アレ」
神津 樹
「こんなとこに」
KP
ネットの情報と、二宮の記憶によれば
そこが最後のランドマークであり、折れた先に塔の入り口が存在するはずである
二宮 信
「ここ、ここのはず」
KP
稲荷社は、静かに佇んでいる―――
アイ
「ここを曲がったら……、」ごくり、と微かに息を吞む。
ヘチナ
「な、なんか、ありそうっすか……」きょろきょろと周囲を見渡すも
アイ
「よっしゃ、行くのだね」
二宮 信
「やるかぁ」
アイ
エイヤ、と踏み出す。
二宮 信
「おっと」追いかけるように踏み出す。
高槻 玲音
「噂の真偽のほどはどうでしょうか……っと」
神津 樹
本当にここからあの幻の塔へ行けるのか?
疑いつつも興味津々だ。
まあまずこの状況が面白いし。
誰かと連れだって歩いたのなんてどれくらいぶりだろうか。
KP
足を踏み出し、稲荷社のある角を曲がる
5人の目の前に現れたのは―――
BARっぽい外観写真。
二宮 信
飲み屋だ~~~!!!?
KP
一軒の喫茶店だった
二宮 信
喫茶店だった。
アイ
「ありゃ」
高槻 玲音
「……喫茶店だな?」
二宮 信
「あれ?」
神津 樹
「なんだ」
こんなものだ。
ヘチナ
「行き止まり……っす」
二宮 信
「やっぱり噂は噂だったか」
アイ
「だねぇ。喫茶店にしちゃ酒が多いくらいだね」
二宮 信
「なんかちょっと飲んで帰ろうぜ」
KP
ドリンクのメニューも出ていたりするが。
店の中からは、小さくジャズ、だろうか
曲が漏れ聞こえてくる
神津 樹
腹は減っている。マックを食べ損ねているのだ。
価格表を見てみる。
神津 樹
良かった、飲まず食わずでダンジョンに放り込まれるかと思った。
二宮 信
「軽食も置いてあるっしょ」なんならサンドイッチ食べたい。
高槻 玲音
「確かに、ちょっと腹は減ってるなあ……」
「塔なかったし、仕方ないから捜索はいったん諦めて、飯にする?」
アイ
高校生&中学生ズ入れそうなお値段? >喫茶店
KP
価格は、高くもなく安くもなく
こういった店ならば、まぁ妥当なところだろう
ヘチナ
「………」塔に関する他の情報を探し始める
二宮 信
「だなー」
神津 樹
「賛成……」
盛大に腹の虫が返事をした。
二宮 信
「ホットサンドあるかな」
アイ
「賛成。ちと歩いたし、仕切り直しと行きたいね」
高槻 玲音
「んじゃ入るかー」がちゃー
二宮 信
「ポテトサラダとチーズのホットサンド食いてぇ」
二宮 信
ポテサラ……。
KP
一応、コーヒーや紅茶、トーストなどのメニューも見える
二宮 信
アイ
バタートーストくらいならなんとか財布の範囲内だ。安堵。
高槻 玲音
普通に金出すよ……
二宮 信
俺も奢るよ……。
ヘチナ
1人店の外で検索検索っと
二宮 信
高槻くんの方見て二人で総額を割り勘しような、とアイコンタクト送る。
高槻 玲音
「疲れてんだろ。金なら俺とこいつ(二宮)が出すし、好きなもん頼みなよ……あ、常識の範囲内でな?」
「あんまり食いすぎないでくれると助かるなー」
二宮 信
「そーそー」
アイ
「あぁ、それは助かるのだね。あんたらいいやつだね」
ヘチナ
「ミナノー……まだ諦めないっす、他のブログも探すっす……」ぶつぶつ
KP
かららん、という音と共にドアが開く
温かな空気と、コーヒーの香りが、店内から漏れ出してきた
神津 樹
「借りは作らない」
頑固に言う。
高槻 玲音
「ま、こうやって先輩に親切にされたぶんを後輩に返すんだよ、君たちがでかくなったらね」
二宮 信
「まぁ、さっきも言ったけど俺が年上風ふかしたいだけだしさ」神津くんに。
神津 樹
こ、このイケメンどもめ!!!
高槻 玲音
「君……浜木綿さんも、ちょっと休みなよ。友達のためとはいえ、気ぃずっと張ってたら次に倒れるのは君だよ?」
二宮 信
(素直に甘えてくれると嬉しいんだけど)と思いつつ、そんなこと言ったら多分また地雷踏みそうだから言わないでおこう。
アイ
「言うねぇ。まぁ出来る範囲でやるさ」
「浜木綿、ってことらしいのだね、座って仕切り直そう」店の外で検索してるヘチナちゃんを連れ込むよ
ヘチナ
「ぁぅう!?」連れ込まれる
連鎖
高槻 玲音
これは実際に高校の先輩に言われたことで、私の信条でもある>先輩が奢って後輩は次の後輩に奢る
二宮 信
良い話だなぁ。
アイ
ペイフォワードってやつですな
神津 樹
そうするのが良い、とはたまに聞くね。たしかに良い流れを作ると思うよ。
二宮 信
うんうん。
アイ
先輩が身を持ち崩して後輩を引きずり込む というのはペイフォワードではない
二宮 信
それはね そうなのよ
高槻 玲音
閉じたサイクルじゃなくて終わらないサイクルを作るってだけ

お姉さん
「おや?」
カウンターの中にいた女性が、意外そうな声で出迎える
「おやおや、珍しい時間に珍しいお客さんだね」
ヘチナ
「で、でも……ひゅいっ!?」
高槻 玲音
「あー、えーっと、5人。禁煙で」
お姉さん
「禁煙席、ってのは無いけれど、今はまぁ他にお客もいないし」
「どこでもいいから、座って座って」
高槻 玲音
「おねーさん、飯ものでおススメあります?」
二宮 信
「サンドイッチってあります?」
お姉さん
「おっ、お腹をすかしてるね?」
高槻 玲音
「ちょっと夕飯食うタイミング逃しちゃって」
バグった
神津 樹
bk
6,5xy
二宮 信
この
おね……なんだ?
高槻 玲音
wwwwwwww
ヘチナ
神津くんが唐突にw
お姉さん
ごめん、お姉さんDDSはインストールしてないんだ
神津 樹
ないない。オレのハラの虫が喋っただけ。
二宮 信
お腹空いてたんだね……。
高槻 玲音
ジャイヴトークが必要だったな
アイ
ジャイヴトークはないんだよなぁ
神津 樹
いや、このねーさんに見覚えはあるか、って訊きたかったんだ。
具体的には、最近見た人物に似てないかって。
お姉さん
見覚えはない
メーカーが一緒なだけで、皆野のお姉さんではない
アイ
神津 樹
なるほど了解。それ確認したかったんだ。

お姉さん
「そうだねぇ。すぐにできるものなら、とりあえずバゲットとハムでも出そうか」
二宮 信
「あー、はい。じゃあそれで」
お姉さん
「はいはいっと。ほら、そんなとこに突っ立ってないで、座った座った」
アイ
「だってよ。座ろう」ヘチナちゃんを座らせるよ
ヘチナ
「は、はひ」
二宮 信
「カスクートってやつです?」
お姉さん
「そんな気取ったモンでもないよ。とりあえずパンとハムってだけ」
高槻 玲音
「いいっすね、あと取り分けられるようなサラダとかあります?」どやどや座りながら
お姉さん
「サラダね。お腹に溜まる、ってんなら、ポテサラかな?」
二宮 信
「ではそれで」
お姉さん
「ウチのポテサラはうんまいぞぅ」
高槻 玲音
「あーいいっすねポテサラ~」
「あとはなんかー……なにあります?」
めしてろ
二宮 信
(ポテサラ食べたい)
神津 樹
今回もメシテロ卓かなー
二宮 信
てんやのポテサラ天丼食べてみたかったなぁ。
アイ
なにそのボリューム感すごそうなメニュー
二宮 信
去年あたりあったんですよね。

神津 樹
さっさとすみっこに座る。
火傷の跡を外側にして、他のひとからみえないよう。
ヘチナ
一番奥に詰め込まれたので神津くんの対面に
二宮 信
「あ、飲み物はホットのカフェオレで」
お姉さん
「そうだねぇ。……外は寒かったろ? バゲット多めに出したげるから、アヒージョとシチューでもどう?」
高槻 玲音
「お、最高! それで頼みますわ~」
アイ
「ありがとう、助かるね」
お姉さん
「はいよ」
高槻 玲音
「飲みもんどーする?」って年下組の方をくるって向く
二宮 信
これが、イケメンか……。
神津 樹
「ジンジャーエールで……」
服の襟に顔を埋めつつ。
アイ
メニューを覗き込んで「お、アイもそれにするね」
ヘチナ
「か、カフェオレ、で……」
お姉さん
「ジンジャーエール2つと、カフェ=オレ2つ……イケメンのお兄さんは?」
高槻 玲音
「んじゃ紅茶で」
「アイスの」
お姉さん
「アルコールもあるよ? カフェバーだからね」
高槻 玲音
「やーさすがに未成年の前じゃあ飲みませんて」
お姉さん
「おっ、的確な返し。ちょっと振った感じになっちゃたかなぁ?」
そう言って、コロコロと笑うと猫のように目が細くなるのが印象的だ
アイ
PCが言わないのでPLが言う お姉さんかわいい!!!!!!!!!!!!!!
二宮 信
わっかる~~~~
アイ
でっすよね~~~~~~
神津 樹
最近のアトラスゲーよくネコが出るよね。
高槻 玲音
「アルコールは次来た時にゆっくりおススメのもらいますよ」にこにこ
二宮 信
(フラグ立ててる……)
お姉さん
「うん、満点。やるねぇ」
「OK、カフェオレね」
そう言って、お姉さんはカウンターの中に戻って行った
神津 樹
ヘチナさんが緊張気味というかおどおどしてるのを見て、ますます目線下げて小さくなってる。
ヘチナ
(なんか大人な会話が……いや、いまはそれどころじゃないっす)ぶんぶん
お姉さん
やがて、それぞれのドリンクとポテトサラダ、バゲットとハムのプレートを器用に両手に乗せて戻ってくる
「はい、お待ちどう」
二宮 信
「お」
高槻 玲音
「お、うまそ~♪」
アイ
「浜木綿、食い物来たよ」
高槻 玲音
「いただきまーす」
お姉さん
それぞれにドリンクを配りながら
「バゲット、全部食べちゃダメだぜ? アヒージョとシチューが待ってるからね」
ヘチナ
「あ、ありがとう、っす」
二宮 信
「ありがとうございます」
アイ
「お、ありがとう」
二宮 信
「はーい」
神津 樹
黙々と食べてる。
おいしそう
二宮 信
アイスティー飲みたい~~~……アー……
高槻 玲音
めっちゃシチュー食いてえ
二宮 信
美味しいサンドイッチかバーガー片手にアイスティー飲みたい。
アイ
ドローカルな話題なんだけど、パンにハムがはさまったやつと聞いて真っ先に「カルネ」って思い浮かんじゃう
二宮 信
あー、あれ前行ったとき食べれなかったんですよね。
神津 樹
うーん、スープ作ってこよ。
二宮 信
今度食べてみたい。
アイ
シンプルなわりにやったら美味しいですよ、カルネ

KP
レタスが敷かれたボウルの中にこんもりと盛られた白い山のようなポテトサラダは、丁寧にマッシュされた男爵芋の甘さと食感を充分に残しつつ、その中に刻み込まれたニンジン、きゅうりなどの爽やかな香りが鼻腔へと抜ける
そして最後に香り高いブラックペッパーがピリ、と味を引き締めてゆく
アクセントに添えられたプチトマトはみずみずしく張りがあり、噛み潰せばジューシーな甘味が口の中をさっぱりとさせてくれる
アイ
ヘチナちゃんの様子を気にしながら、お腹減ったのでそれはそれで食べてる。
ヘチナ
他の人を伺いながら恐る恐る食べてる
高槻 玲音
パンにポテサラとハム乗っけてうめーってやってる
アイ
「む。そのアイデア貰うのだね」真似する。>パンにポテサラとハム
高槻 玲音
「いいだろー、存分に真似しな~」
二宮 信
「うん、美味しいです!」
メシテロやめてください!!!!!!!!
高槻 玲音
飯テロ回だ
香水
二宮 信
なんか今すごいお高い香水を思い出してしまった……。
アイ
なぜ
二宮 信
キュウリと紅茶の香りの……。
アイ
キュウリと紅茶??????
神津 樹
なんぞそれ
二宮 信
そんな匂いのがあるっぽいですよ。
アイ
どうしてそれを合わせようと思ったんだ
二宮 信
イギリスの方のモーニングとかそういうイメージだったはず
アイ
なるほど……?
んもお~~~ おなかすく>描写

アイ
「……なんか、ほっとするのだねぇ。まだ何も始まってないのに、回復ポイントに着いた気分だ」
高槻 玲音
「ま、歩いたし、回復ポイントっちゃ回復ポイントかもねえ」
神津 樹
「美味いな……」
しみじみと呟く。こんなに『美味い』食事をしたのは久しぶりだ。
KP
バゲットは小麦とバターのふんわりとした香りを讃え、割ってみれば外はばりっと香ばしく割れ、中から湯気を立てて柔らかな白が現れる
添えられたハムは、ハムというよりビアソーセージとでもいうものか、もたりと舌に伸びる濃厚な肉と脂の甘みがバゲットによく合う
ヘチナ
「……ヘッ、ぐす。うぅ。」
二宮 信
「…………」
高槻 玲音
「ん、どしたの?」もぐもぐ食べながら
ヘチナ
「み、ミナノーが大変なのに、なんで自分、こんな……」
二宮 信
「まぁまぁ、彼女のためにも美味しい物食べて」
神津 樹
「ハラが減ったら戦えない」
高槻 玲音
「みなのーって、あの子だよね? あの子はさ、自分が倒れたときに君が倒れて喜ぶ子?」
ヘチナ
「そ、そんな……ぇぅ」
二宮 信
「美味しいもの食べて、元気出たらなんか彼女のためのいいアイデアも浮かぶかもだしさ」
高槻 玲音
「ま、そーゆーことだから、ちゃんと食べな?」
ヘチナ
「す、すびばせ、だ、だいじょうぶっす」
我慢の限界
アイ
高校生が食うにはうますぎるメシやんけ おなかすく~~~>表
KP
ククク……飯テロコンボ
我も食べたい
高槻 玲音
たべたい!!!!!!
二宮 信
おいしいものたべたい
ヘチナ
おたべ
神津 樹
コーンスープたべるぅ
二宮 信
歯を磨いた
かなち
夕飯のグラタンを思い出しつつ元気に過ごそう。
高槻 玲音
グラタンもたべたい
二宮 信
久々に食べたけど美味しかった。

アイ
「っと、ハンカチ……」ポケットからなんやかんやシールなどが出てきた後に、ハンカチが出てくる。ヘチナちゃんにハンカチ差し出す。
高槻 玲音
シール
KP
ビックリマン
アイ
ネイル風シールとかラメシールとかああいうやつ ビックリマンではない
高槻 玲音
あーはん
二宮 信
あー、お洒落だ
お姉さん
「こーらー、男子~~~」
「女子泣かせてんじゃないよ」
などと話していると、お姉さんが湯気の立つ深皿を持って、立っていた
神津 樹
「勝手に泣いた」
高槻 玲音
「いやーちょっと彼女友達が大変で……」
お姉さん
「何、どしたの」
二宮 信
よーしよしよし……。
ヘチナ
「ずび……」
二宮 信
背中撫でていいかヘチナちゃんに確認して、おっけーなら落ち着くまで背中撫でるよ……。
許可なく触ってセクハラって言われたらどうしようもないので。
ヘチナ
触られたらびっくびくやで
高槻 玲音
「そうだ、おねーさん、この辺詳しいっすよね? 店出してるんだし」
お姉さん
「うん? まぁ、そこそこ、かな」
高槻 玲音
「勝利の塔って噂、聞いたことないっすか?」
お姉さん
「勝利の塔?」
鸚鵡返しに返しながら、皆の前に皿を置く
ふわりとした湯気を讃えたシチューと、未だジュジュジュと音を立てている、エビとマッシュルームのアヒージョだ
二宮 信
おいしそう
高槻 玲音
「そっす。それにこの子の友達が巻き込まれたかもしれなくって……」とあたりさわりない感じでかくしか
お姉さん
「あー!」
ようやくその名に思い当たったのか
お姉さんは少しだけ嬉しそうに、手を叩く
アイ
「なんか知っとるのだね!?」思わず割り込んじゃう。
お姉さん
当たり障りのない、というと
倒れたとかその辺は話さない感じかな?
高槻 玲音
んだねー
神津 樹
漏らした方が良ければ漏らすけどな。
お姉さん
OK
であれば、お姉さんは嬉しそうに笑う
「知ってるも何も」
二宮 信
「うん?」
アイ
「何も?」
お姉さん
「やー、懐かしいなー。今もあるんだ、その話?」
ヘチナ
「ふぇ……?」
高槻 玲音
「え、昔からあるんすか?」
二宮 信
「何か知ってるんですか?」
お姉さん
「あるあるー」
神津 樹
食べる手を止めて聞いてる。
高槻 玲音
「なんか最近、その噂再燃してるっぽくって」ブログだから日付とか乗ってるだろうからそっから推測して
お姉さん
「ていうかさ、その名札……誠信学園でしょ?」
アイ
「うわ、名札つけっぱなしだった。おう」
神津 樹
名札なんかつけてないけど校章はついてるな。
高槻 玲音
大学生には関係のない話だ
お姉さん
「お兄さんたちも、そうかな?」
高槻 玲音
「え、ああまあはい」
アイ
「もしかして、前にも廻ったことがあるとか、そういうやつなのだね?」
お時間だ。
アイ
-------------> [だが0時だ] ------------->
高槻 玲音
それなー
神津 樹
そうなのだ。

二宮 信
「ですねー」
お姉さん
「ていうか、あたしOG」
言って、自分を指差す
高槻 玲音
「あー、なるほどぉ」
アイ
「ありゃま。先輩だらけなのだね」
二宮 信
「あぁ~」
ヘチナ
「そ、そうなんっす、か……」
神津 樹
「このへん他にガッコないからな」
お姉さん
「あったよ、塔の話。あれでしょ、なんでも願いが叶うっていうやつ」
「やー、懐かしいなー」
高槻 玲音
「そうそう、そんな感じの」
アイ
「おう、それそれ。んで先輩、実際に回ったりしたね? 塔を見たことは?」
お姉さん
「回った回った」
「やっぱり、あたしらの頃もおまじないとか流行ってたからねぇ」
二宮 信
カフェラテ飲みながらお話を聞いてよう~。
ヘチナ
「じゃ、じゃあ……」
高槻 玲音
「へえ! 行けたんすか?」
お姉さん
高槻の言葉とヘチナの視線に、しばしキョトンとしてから
ぷ、と吹き出す
黒子
二宮 信
おねーさん口元に黒子ある?
神津 樹
あるね
アイ
かわいい
二宮 信
かわよ

お姉さん
「行っけるワケないじゃ~ん! もう!」
そう言って笑った
「行けてたら、今頃億りびとになって、タワマン住みだっての」
二宮 信
「えぇ~!?」がっくししてる。
ヘチナ
「……そ、そっす、よね……」
高槻 玲音
「あー……ははは……」
アイ
「そうか……。ならんねぇ」静かに肩を落とす。
高槻 玲音
「そりゃそうっすよねえ」
神津 樹
落胆。飯に戻る。
二宮 信
嘘か本当か〈心理学〉してみたくなる……良くない……!
お姉さん
なんとなく、しょんぼりとしたみんなの様子に
「あ……ごめん、夢壊しちゃったりした……?」
アイ
「先輩、行ったことがあるって奴の噂とか、そういうのでもいい、なんか知らんかね」
ヘチナ
「あ、あの」
「行ったら、その、か、影をとられてって、いうのも、昔から……」
神津 樹
〈心理学〉か。いいかもしれないぞ先輩。
二宮 信
じゃあ先輩〈心理学〉かましてみていいです!?
神津 樹
ヘチナさんの話の反応にやりたい。
神津 樹
これCoCってこと忘れちゃって、〈心理学〉とか〈目星〉とか忘れちゃう。
アイ
分かる
お姉さん
「影?」
「何の話?」
アイ
「おう。塔の怪異に影を取られて死ぬって話」
「その話も、前からあったのだね?」
高槻 玲音
「なんか、塔の話にそういうのがあって」
「おねーさんの頃にはなかったんすか? 塔の化け物に影が取られて、そのままだと大変なことに……みたいなの」
お姉さん
「いや~、あたしの頃は聞かなかったなぁ。どっちかっていうとメルヘンなやつだったし」
言ってから腕組みで
「……いや、待てよ」
高槻 玲音
「ふうむ、そーなんすねえ……」
二宮 信
お、〈心理学〉しなくても何かでてくるな!?
神津 樹
そのようだ。
お姉さん
「なんか、そういう噂もあったかなぁ。……ほら、そういう噂話ってさ、後から結構盛られたりするじゃん?」
高槻 玲音
「あるっすね」シチュー食べながら
アイ
「ああ」
お姉さん
「なんかタブーとか、そういう追加要素くっついちゃうやつね」
神津 樹
意外な共通点でたことで、予想もしてなかった二宮先輩と一番に繋がりができそうだな。
アイ
ですな~ 二宮くんと神津くんのやりとりよかった
高槻 玲音
なんで二宮俺とつるんでんの???? 余計わからなくなってきた
おしまい
アイ
結構はみ出てるけど、皆さんお時間大丈夫かしら
お姉さん
とりあえず、もう締めますな
二宮 信
はーい! すみません!
アイ
頼みますな
KP
では、〈心理学〉をされたい方とかもいらっしゃるので
今日のところはここで締めましょう
二宮 信
はぁい!
アイ
はーい! せかしてすみません
神津 樹
はーい、おつかれさまー
二宮 信
ありがとうございました~!
高槻 玲音
おつかれさました~
二宮 信
おなかすいた
ヘチナ
お疲れ様でした!
高槻 玲音
安定の飯テロ回
二宮 信
許さない(許した)
アイ
わりとおなかすいた
高槻 玲音
ピザ食いたくなってきた
KP
次回はシチューとアヒージョもお見舞いするね