佐倉 光
「オッケーオッケー、不快な感覚ぶち込まれるよりはこっちのほうがまだましだ。そう思っておこう」
深呼吸をして意識的に切り替える。
牧志 浩太
「ああ。これなら少なくとも、気味は悪くても耐えられはする」
牧志は確かめるように拳を握って、開いた。
佐倉 光
「そうそう、その腹、気になるだろ?
もうちょっと中を見てみようぜ」
子供に語りかける。

しかしこの方法だと〈言いくるめ〉かなぁ。
KP
かなぁ。〈言いくるめ〉で判定をどうぞ。
佐倉 光
1d100 51〈言いくるめ〉!! あまり高くないんだよなぁー Sasa 1d100→ 80→失敗
KP
本編佐倉さんは〈言いくるめ〉69ですね。
でも失敗!! なんだこの出目!!
KP
「あうあうあうー」
子供は突っ込んだタブレットで、縫いぐるみの腹の中をぐりぐりとやりだした。
一瞬見えた腹の中に何かが書かれていたような気もするのだが、見えない!
見えないし、何ならまたタブレットが反応した。
KP
ぴゅろん♪
KP
1d14で種別、1d11で値を決定すること。
佐倉 光
1d14 Sasa 1d14→5
1d11 Sasa 1d11→6
KP
おっと、また被ったかな。種別か値のどちらかを振り直しても構いません。
佐倉 光
今回無なんだよなー。
種別見てどうするか決めよう。
1d14 Sasa 1d14→12
佐倉 光
12の0は面白くなりそうでしょうか。そうでなければ振るかなー
12【触覚】6【0】
KP
先程は、体の内側に触れられる感覚が生じた。
値がプラスならば、体の外側にその感覚が生じるのだろう、と想像はつくだろう。
なら、0は?

内側でも、外側でもなかった。
皮膚そのものをゆっくりと切り開くように撫で、あなた達の体の輪郭をあらわにしようとする……、微かな微かな感覚だった。

あなた達の身体にある、あらゆる界面、あらゆる輪郭を辿る……、
不快なのかどうかもよくわからない、ただ探られているような感覚だった。
KP
SANチェック成功時減少 0失敗時減少 1》。
牧志 浩太
1d100 39 《SANチェック》 Sasa 1d100→ 32→成功
佐倉 光
1d100 48 Sasa 1d100→ 86→失敗
SAN 48 → 47
佐倉 光
「うげぇぇぇなんだこれ」
両手で体を撫でさする。
どちらでもない、というのがこんなに気持ち悪いものだとは。
牧志 浩太
「えっ、これどこを辿って、皮膚の中? えっ? 
いや、そう思わされてるだけだ、ひっ」
異様な感覚に牧志が戸惑う。
本来の触覚を得ようと身体をさするが、そこに皮膚の中の感覚が追いついてきたらしく、肩を跳ねさせて声を上げる。
佐倉 光
「ゼロならなしってことでいいじゃねぇかよぉぉぉ」
皮膚そのものがざわつくような違和感に悲鳴を上げる。
牧志 浩太
「最初は目盛り0だったじゃないか、触った時は反応違うの酷いよなぁあ!?」
あなたの悲鳴に牧志が賛同する。
佐倉 光
「あーくそくそ、どうしたらいいんだこれ。
一回タブレット抜かせるかぁ? だけど縫いぐるみから興味なくされても困るし」
牧志 浩太
「ううー、くそ、もうちょっとなんだ、もう少しのはず……」
牧志 浩太
「そうだ! タブレット抜かせてその間に目をこらしてれば、中が見えないかな」
佐倉 光
「okそれで! 見るのは任せた!」
牧志 浩太
「ああ!」
瞬きさえもせずに目を凝らし、タブレットが抜かれる一瞬に中のものを読み取ろうとする。
佐倉 光
「おー、その板面白いよなー。そこに刺さってたら使えないし出しちゃおうぜー?」
ヤケクソ気味に子供に語りかける。
その間に〈目星〉頼む!
牧志 浩太
〈目星〉で判定だ!
1d100 99〈目星〉 Sasa 1d100→ 48→成功
KP
「あ!」
子供はタブレットを勢いよく引き抜いた。
同時に、牧志がかっと目を開き、見たものを読み上げる!
牧志 浩太
「見えた!
解除パスワード、【14-5】・【13+5】・【8-5】・【6+5】・【7-5】・【3+5】!」
牧志 浩太
「……えっと」
牧志 浩太
「これ、もしかしてタブレットのボタンか?」
佐倉 光
「もしかしたら、それを押させれば……解除できる?」
牧志 浩太
「ああ、かもしれない。
あいつらが俺達にここを脱出させる気があるんなら、きっとそうだ」
牧志 浩太
「問題は、この六つを子供に押させるか……」
▼プレイヤー向け説明
あなた達は「解除パスワード」を手に入れた。
パスワードの入力は難しいため、子供に行わせる場合、3回連続で技能判定に成功する必要がある。
自分で入力する場合、判定無しで入力できる。
佐倉 光
「さすがに自分たちで押した方が良さそうだけど……
あくまであの子供が無害なら、だよなぁ。
それに、あの子供がいいつけを守るよいこだったら無理かも知れない」
佐倉 光
「一度くらい、試してみるか……?」
佐倉 光
「俺たちがのたうち回っている間に、あの子供に襲われても困るしな」
牧志 浩太
「そうだな、試して……、みるか」
牧志 浩太
「六つか、うまくいっても覚悟は要りそうだ」
佐倉 光
「……一度だけやってみよう。それで無理そうなら、レバーか」

そうすると〈言いくるめ〉などには頼りたくないんだけど、主に説得系になるかなぁ。
スマホでそのパッドの写真を撮って、それを指さしてみせるってことで、〈コンピューター〉での判定は可能?
KP
なるほど、可能だ。
佐倉 光
1d100 85 〈コンピューター〉 Sasa 1d100→ 25→成功
佐倉 光
子供がこちらにパッドを向けている隙を突いて写真を撮る。
そしてその画像を目一杯大きく表示して、最初のコマンドを見せる。
佐倉 光
「これこれ、そこのやつにもあるだろ?
あわせたらどうなるんだろうなぁー!」
写真にぐるっと円を描いて触るのはここだぞ! ってわかりやすくしてあげよう。
佐倉 光
六回弄ばれるのは確定だった。
KP
タブレット状態をちゃんと解除して脱出しようとすると確定でした。
▼プレイヤー向け説明
パスワード入力時の《SANチェック》は特殊処理です。

連続技能判定に失敗したタイミング、またはパスワードを全て入力したタイミングで大きめの《SANチェック》が1回発生します。
KP
「あー!」
元々タブレットに興味津々だった子供だ。
写真の円を見て、目を輝かせて示された箇所を押す。
14【呼吸】【-5】
KP
突然、あなた達の呼吸が停止した。

激しい息苦しさがあなた達を襲う。
喉がぶるぶると震える。脳はしきりに呼吸を命じるというのに、身体が、喉が、肺が言う事を聞かない。

何も塞がれても縛られてもいないのに、息が、できない!

強烈な痛みが頭蓋を襲った。息ができない。
脳に満足な酸素はないというのに、喉は、肺は平然としたまま、あなた達の意識を裏切る。

息が、できない。
息ができない、できない、できない、激しい痛み、冷たくなっていく手足、どれだけ胸郭を広げようとしても、肺が動いてくれない。
牧志 浩太
「く、ぁ、」
傍らで牧志の身体が陸に打ち上げられた魚のように跳ねた。
KP
息が、できない。
意識が死を目前にパニックへと陥る。
脳が直ぐにでもこの状況を脱せよと叫ぶのに、肉体が望むように動いてくれない!
佐倉 光
「か……」
ある程度覚悟はしていた。今までに呼吸を止められたことだってある。
しかし生命の危機はそんなもので耐えられるほど甘いものじゃない。

喉を掻きむしって口を開けて喉を反らせて開いて、それでも肺は空気を取り込んでくれない。
目の前が急速に暗くなってゆく。
心臓が早鐘を打つ。
死ぬ、死ぬ、死ぬ、このままじゃ死ぬ!!
牧志 浩太
傍らで喉を押さえ同じように悶え苦しむ牧志の身体が、床へと崩れ落ちた。
KP
あなたの視界もまた大きく回り、吸い込まれるように暗闇に落ちようとする直前、唐突に呼吸が戻った。
KP
肺が、横隔膜が突然動きを再開し、何事もなかったかのように脳へ酸素を送り込む。
牧志 浩太
「っ、は、あ、」
牧志が目に涙を浮かべて嘔吐きながら、必死に床の上で呼吸をする。
KP
「あう?」
何が起きたのかもよく分からない様子で、子供は壁越しにあなたの顔を覗き込んでいた。
呼吸を止められた経験(ネタバレ)

佐倉 光
「け、か、は、はあっ……」
ちかちかする視界、くらくらする頭、だがここで休憩などできない。
二つ目のコマンドを見せる。
佐倉 光
※判定3回ってことは2個ずつかな? と思った
KP
あ、ですね。2つずつです。
説明が抜けていて失礼しました。
KP
「あ!」
なるほどわかったぞ!
要領を得た子供は二つ目のコマンドを押し、あってる! と満足げに鼻を膨らませた。
13【満腹】【+5】
KP
突然、あなたの腹がぱんぱんに膨らんだ。
胃袋がみちみちと膨らみ、喉まで何かがせり上がってくる。
胃の中には何も入ってなどいないはずなのに、強烈な満腹感が脳を襲う。
牧志 浩太
「う、うぶ、うぇ……、」
KP
それが満足感だったのは一瞬のことだ。

腹が一杯だというのに、尚も胃袋は膨張を続ける。
もう満腹だ、入りきらない、何も入れてくれるなと脳は訴えているのに、それでも胃は膨らみ続ける。
胃袋が他の内臓を押しのけ、皮膚の内側を一杯に満たしてなお、腹の中に何かを詰め込まれる感覚。
満腹を飛び越えて苦痛。暴虐に対する脳の警告。内側から肉体が破壊されようとしている!
牧志 浩太
牧志が堪らずに口を開く。
限りなく詰め込まれるものを吐き出そうと下を向いても、その口からはなにひとつ出てこない。
佐倉 光
「く、うう、キツ」
胃袋がもう何も詰め込んでくれるな、吐き出せ、と訴えているのに、思わず触れる手に感じるのはむしろ痩せた腹だ。
それはそうだ、こんなに悪戦苦闘しているのに飲まず食わずだ。
というかそもそもここに来る前は夕方で、そろそろ空腹になってきたなという時間帯だった。
満腹なんて事があるわけがない!
この異常な膨満感も重苦しさも、全て幻でしかない。
それなのに脳に送られた信号である以上、全ては現実として襲いかかってくる!
吐こうとしても出てくるのは胃液ばかりだ。
KP
佐倉さん、コマンド入力とは関係なく一度〈聞き耳〉で判定。
佐倉 光
1d100 79〈聞き耳〉 Sasa 1d100→ 81→失敗
KP
そう、幻だ。
ケーブルを繋がれているのは、あなた達の脳に過ぎない。

その証拠に、みちみちと肉体を破壊しようとしていた何かが、瞬間移動でもしてしまったかのように、不意にすうっと消えた。

異常な満腹感が去ると、むしろ軽い空腹を感じる。
満腹なのか空腹なのか、どちらが現実なのか、頭がくらくらと混乱した。
牧志 浩太
「うう、腹が裂けるかと思った」
牧志が服の裾で口を拭って、息を吐く。
佐倉 光
「くそ、腹に食べ物なんかないのに。
わざわざ圧力と痛みまで捏造しやがって……」
ペタンコの腹をこすりながら呻く。
KP
「あうー」
子供は腹を抱える真似をして床をころころ転がっていた。
縫いぐるみのことを思い出したのか、縫いぐるみの指をタブレットに押しつけようとしている。
KP
パスワードの後ろ側は、必ず【-5】【+5】だった。
これから、こんな目にあと四回も遭わされる……、それも自ら指示して。

あなた達は、痛めつけられた脳が痺れるような感覚を覚えた。気が遠い。
佐倉 光
やり直しだなんて冗談じゃない。
佐倉 光
これ回数で後遺症はいるやつかなあー
85パー技能でも、3連で通る確率は60くらいまで落ちるし、できれば高いやつで行きたいところだなー
KP
引き続き正しくパスワードを入力させるには、〈コンピューター〉以外の何らかの技能で判定。
今までの技能判定同様、あなたと牧志のどちらが判定してもよい。
佐倉 光
〈図書館〉とか〈歴史〉あたりで牧志に話してもらっている間に、さっきの画像を準備する、はあり?
KP
OK!

牧志 浩太
「あえてパスワードを極端なものにしてるの、悪意を感じる」
そう呟いた牧志は、子供の様子を見て目を見開く。
牧志 浩太
「うわ、こっちから目が逸れかけてる。
分かった、引きつけとくから次頼む!」
牧志 浩太
「おーい、面白いお話しような。
君以外にも触手のある生き物がいて……」
にょろにょろと頭の上で身振りをしながら、牧志はスマホアプリで知識を引っ張りつつタコの話をする。
〈図書館〉で判定だ!
牧志 浩太
さすがに牧志の顔が引きつっている。
1d100 85 〈図書館〉 Sasa 1d100→ 85→成功
佐倉 光
ナイス!!!
佐倉 光
牧志が気を惹いてくれているうちに次の画像を用意する。
子供の興味はそんなに長いこと同じ物では惹けない。
話が通じないなら尚更だ。
あの小さな指がタブレットの画面に触れたらアウト。
せいぜい用意できるのは二枚分ってとこだ。
牧志 浩太
縫いぐるみの指でタブレットのボタンをタップしようと執心の子供に、牧志はあの手この手その手でどうにか関心を戻そうとする。
牧志 浩太
全然こちらを向いてくれない!
どうにか縫いぐるみの指でタブレットのボタンを反応させようと、子供は躍起になっている。
牧志 浩太
悪戦苦闘の末、どうにか子供にこちらを向かせることができた!
KP
「あう?」
縫いぐるみを抱えたまま、子供はこちらを向いた。
ちょうど、あなたが画像を用意し終わった所だ。
佐倉 光
「次ここなー? 縫いぐるみじゃ無理だよ、お手々でやらないとなー?」
手をヒラヒラして、スマートフォンに表示された写真に楽しそうにピッピッと指を滑らせてみせる。
佐倉 光
「ここだよーここー」
別の所に触れてくれるなよ。もう一度あの苦しみを味わうなんてごめんなんだ。
KP
「あー!」
そうかわかった!
縫いぐるみをぽいっと投げて、手でタブレットに向かってダイブする。
……危なっかしい!
KP
危なっかしいが、意図したボタンに指先が触れた。
8【聴覚】【-5】
佐倉 光
今度は聴覚か!
KP
ぴゅろん♪という楽しげな音が、静寂に吸い込まれて消えていく。

波が引く。
あらゆる音、振動があなた達の周囲から引いていく。

心臓の鼓動すらも聞こえない。牧志の呼吸の音すらも聞こえない。
絶えなく動く自らの肉体の生命の兆候すら感じ取れない。

そうなると、彼の気配すら酷く曖昧なものになって、はたして生きているのかあやしくなる。
KP
直後、激しい耳鳴りが耳をつんざいた。
牧志 浩太
「……!」
佐倉 光
「……!」
KP
ぴいんと糸を張るような高い音。ごうごうと絶え間なく唸る低い音。
突然聴覚信号を奪われた脳が音を得ようともがき、感度を上げてゆく程に、音は不明瞭で不快な耳鳴りに化けてしまう。
牧志の声が、彼が思わず上げた悲鳴が、あらゆる物音が騒音の中に埋もれていく。
KP
その直後、ぷつんと接続を切るように、今度こそ完全な静寂が訪れた。
音の概念すら思い出せない程の、静寂が。
佐倉 光
消えてみると、静寂と感じていた状態ですら自分の音に溢れていたのだと気付く。
顎のきしみ、血流、空気の震えが全て失われると、何となく目の前の光景に現実感が薄れる。
異常がないはずの他の感覚もどこか遠くなったように感じる。
佐倉 光
不安はあるが、別の感覚よりは随分まし。
次の画像を指す。
こんな状態はなるべく早く終わらせるに限る。
牧志 浩太
「……」
牧志があなたの腕に縋ろうとして躊躇ったのが分かったのも、視界にそれが映ってからだった。
KP
一切の振動のない静寂の中で、次の画像を指す。
6【快】【+5】
KP
音が、振動が、血流の響きが一気に戻ってくると同時に、心臓の鼓動に乗って強烈な快感がやってきた。

気持ちいい。

理由のない、ただ純粋な快感。
温かいわけでもない、心地よいわけでもない、よいものが与えられたわけでもない、だというのに、脳全体が気持ちいい。
脳みそを快感の手に掴まれて、ゆるく揉まれている。
牧志 浩太
「あう」
牧志の手にあった憂いも、何もかもが一気に彼の眼から吹き飛んだ。
ぐるんと眼球が回る。
KP
どくどくと震える全身の血流が、筋肉が、鼓動が、組織液が、もう何もかもが気持ちいい。
全身が快感にわななき、びくびくと無秩序に震える。その震えが刺激になって快感を増幅する。
びくんびくんと断末魔のように揺れる身体が気持ちいい。
眼に入る光が気持ちいい。耳に入る音が気持ちいい。あらゆる刺激が気持ちいい!
KP
こんな感覚を、どこかで味わったことがあるような気がした。錯覚だ。ただの既視感だ。
佐倉 光
「う、あ……く」
言葉が消し飛んだ。全ての感覚に触れる全てが身震いするほど気持ちいい。
牧志の声も、子供の視線も、床の冷たさも、床を掻く指先の摩擦、自らの呼気でさえ快感をもたらす。
頭が真っ白になって思考が飛ぶ。
体から力が抜け、スマートフォンを取り落として悶える。
佐倉 光
あっれー? これ子供チームじゃないですよー?
夢の中をちょっと思い出したかな。
KP
脳にめちゃくちゃな刺激を打ち込まれたことで、その弾みで記憶から出てきたのかも。>夢の中
子供チームの快(ネタバレ)
以前、子供チームは異常な快に苛まれる事になった。

異常な快感(ネタバレ)
とある事件以来、佐倉は異常な快感を刻まれてしまった。

佐倉 光
ぬるぬるとした暖かい物に包まれ締められながら、白い指に内臓をまさぐられた記憶が脳裏をよぎった。
気持ちいい、気持ちいい、気持ちいい……このまま流されてしまいたい。
佐倉 光
次の判定、この状態から立ち直れるかってことで、技能じゃないけど【POW】判定でどうでしょう!
KP
なるほど、技能じゃないけどそれは面白いな……!?
OKとしましょう!
佐倉 光
1d100 75 正気に戻れ!  Sasa 1d100→ 24→成功
佐倉 光
おっしゃぁぁぁぁ!
KP
戻った!!
佐倉 光
「こんなこと、してる場合ッ……じゃ……」
体をビクビクと震わせながら、スマートフォンに手を伸ばす。
ひとときの快感に身を委ねれば身の破滅。
悪魔使いの心得だ。
悪魔は時に快感でもって人間を殺す。
溺れてはならない。
制御し、捻じ伏せるのだ。
牧志 浩太
1d100 60 参考までに牧志が正気に戻ったかどうか Sasa 1d100→ 53→成功
佐倉 光
さすがだ。
牧志 浩太
「あ……あう……、ああ……、あ」
びくん、びくんと大きく身体を震わせながら、牧志はあなたの言葉に頷いた。
なにかに触れる度に迸る快感に悶えながら、あなたの指の下にスマートフォンを掲げる。
佐倉 光
指先を滑らせて残り二つの数字に○を書く。
それだけのことに脳を散々弄ばれながら、なんとか子供に画面を見せた。
KP
子供に画面を見せた直後に、スマートフォンが手からこぼれ落ちた。
子供はきゃっきゃっと笑いながら、あなたの描いた丸を目で追う。

その目はあなたの指示を、いまやはっきりと理解しているように見えた。
……急速な理解を見せるそれは、おそらく人間の子供ではない。
なにか、“人間よりも賢いもの”の子供であるように思われた。
7【活力】【-5】
KP
絶え間ない快感に悶えていたあなたの身体が、突然すとんと動かなくなった。
次いで、意識も、思考も、スイッチを切られるように動作を止める。

あなたの身体や意識や思考を動かしていたエネルギーが、突然根こそぎ奪われた。
代わりに強烈な無力感が注入されて、あなたを動けない標本に変えてしまう。

身体が、意識が、思考が、重い。
肉体は指先ひとつすら動かすことができず、意識はのろのろと考える、いや、曖昧に思うことができるだけだ。
思考速度が遅くなりすぎて、考えなどというものをまとめるより先に、直前の考えが霧散してしまう。

重い。
肉体が動かなくなっていく。
このまま、生きていたという事実だけを残したまま、呼吸も心臓も止まってしまうのではないか。
それに感じる恐怖すらも、伝達速度が遅くなりすぎて意識までやってこない。
牧志 浩太
牧志が床に縫い止められているような気配だけは感じたが、そちらを振り向くこともできない。
KP
あなた達は何か、重くて粘性のある保存液を血管に注入され、動きを止められた標本だ。
ウイニング標本
KP
無事全ての判定に成功したので、あとは苦しむだけですね。
佐倉 光
ヤダァ
上手くいって良かった……
もう一ターン極振りシリーズなんて色々な意味で考えたくもないんだよ。
KP
うまくいってよかったよかった。ここで失敗するとここまで来て最初からやり直しですしね。
佐倉 光
佐倉たちは当然辛いし、二周同じ描写やるのしんどいw
KP
その場合はもちろん被ってしまうので、描写の方向性は変えます大丈夫。
でも佐倉さん達は辛い。ひどいことになるの分かってるだけに自分からもう一度やるの辛い。
佐倉 光
子供の手から守りながらやるのもしんどそうだ。
KP
子供の手については色々あって、自分で入力する場合はそこの懸念はなかったりします。
佐倉 光
おおー? なんだろうなぁー。
KP
そのへんは出てこなければ終了後にでも。
この話、背景事情もPC視点でほとんど明らかにならないので、割と終了後にお話することが多そうです。
佐倉 光
楽しみにしてます!
KP
ありがとうございます!

佐倉 光
俺たちは、何と向かい合っているんだ。
人の子供に似ているがそうではない。
たとえば、俺が○○○○○○○○○○○○○○ときに見た白い子供のような……
白い子供(ネタバレ)
二人は以前の事件で、異様な子供たちと遭遇している。

佐倉 光
「…………」
目を開ける、呼吸をする、考えることですら億劫で重く、生きていることですら不確かだ。
随分と遅れて「まずい」という思考が沈んでいった。
動けない間に、子供が別の数値に触れたら。

そんな危機感ですら重すぎてぼんやりとしか見えない。

もはやただの肉塊に限りなく等しい。
KP
その現象は割と長く、子供が次のボタンをタップするまで続いた。
互いの耳に届くのは、微かな微かな呼吸音だけだ。
佐倉 光
床に貼り付いたゴミのようになっていた体に、じわりと力が戻る。
あとひとつ。
正常な速度を取り戻した意識が呟いた瞬間、それはきた。
3【恐怖】【+5】
KP
突然、動かない肉塊と化していた身体が、びくんと跳ねた。
がくがくと跳ね、震えだす身体。

恐怖が襲ってきたのは、その直後だ。
身体があまりの恐怖に震えていたことを、意識がようやく認識する。
KP
恐ろしくて堪らないのだ。
人間の子供のような形をした目の前の生き物が、恐ろしくて恐ろしくて堪らないのだ。
この短い間に指示を理解するようになった知能。
まったく人間ではない部分と、人間そっくりの姿を捏ねあわせている形。
こちらの苦痛を知ることなく、楽しげに笑うふたつの眼!

その気まぐれな生き物の手に、この自分自身のすべてである脳を握られているという、事実!
手の中の哀れな脳みそが、恐怖にびくんびくんと震えているのが見えるようだ!
KP
それだけではない。
恐ろしいのは、それだけではない。
自分たちを閉じ込めるこの壁だって、得体がしれない。
奇妙に明るい色彩だって異様だ。いつでも出られそうに見える扉だって、その向こうに何があるか知れたものではない。
KP
どうして恐怖せずにいられたのだろう。
どうして慣れた顔なんかしていられたのだろう。

きっと麻痺してしまっていただけだ。
こんな恐ろしい状況を恐怖せずにいた自分は、きっと、すっかり気が違っていたのだ。

きっと、いま自分ははじめて、正気に戻ったのだ。
佐倉 光
突如心臓が跳ねて暴れ出す。体が意識を無視してがくがくと震え始める。
見開いた目の中眼球はうろうろと彷徨い、呼吸は震える。
体がかたく小さく縮こまり、逃げ場を求めているのにぴくとも動けない。
佐倉 光
目の前のわけの分からない生き物が怖い。この部屋が怖い。この部屋を見ている悪意が怖い。
僅かな空気の震えが、不気味なうめき声が、頭から生えているコードが、恐怖を生み出す脳が、何もかもを見たくない、聞きたくない、知覚したくない。

何より、隣にいる人間を、何よりも信じられるはずのものを、恐ろしいと感じていることが怖い。
俺は、操られている。
意思を無視されている。
俺の思いとも記憶とも全く関係なく、好き勝手弄られている!

いやむしろ、この世界こそが真実だったのか?
どちらが本当か分からない。
分からない。
牧志 浩太
隣の人間の形をしたものが目に入った。
赤い痣をべったりと首に張りつけた、生き物。
あなたを見てぶるぶると視線を彷徨わせるそれは、本当に何よりも信じられる相手だったのだろうか?

そもそも、
本当にそれは、人間だったのだろうか?
牧志 浩太
異界を覗く思考。異常に鋭敏な知覚。災厄に好かれる存在。
それは、本当に人間だったのか?
あなたの眼が曇っていただけではないのか?

あるいは人間だったとして、
はらわたを異界のものとすげ替えられてなお、あなたの手で戻ってきたそれは、もう、あなたが望む人間ではないのではないか?

そこにいるのは何か、おぞましい取り替え子なのではないか?
KP
ああ、恐ろしい恐ろしい恐ろしい。
わからない。
わからない!
あなたは自分自身の見る世界をすら、本当かわからない!
牧志 浩太
それの手が、弾みでわずかにあなたの手に触れた。
あなたは恐ろしくてたまらない。
子供の姿をした生き物からは壁で隔てられているが、それは、あなたのすぐ横にいるのだ!
佐倉 光
思考が頭の中で嵐のようにぐるぐると回る。
辻褄が合わない、根拠もない、意味もないそれらが頭を埋め尽くして何も考えられない。
気持ち悪い。

頭の中で記憶と感情が正面衝突している。
牧志は頼れる相棒である、という記憶と信頼、
隣にいるものは境界を越えてしまったかも知れない化け物だ、という思い込み。
どちらも確かなもので、どちらも自分の脳にあるもの。
根拠も、何故、もありはしないのに頭に根を張り主張し声高に恐怖を叫ぶ意識。
佐倉 光
その生き物の手を鷲掴む。
佐倉 光
信頼できるものなら放すべきではない。
恐ろしいものであるなら、やはり放すべきではない。
動きを封じて、封じて……
矛盾に押し潰された意識が一瞬途切れた。
牧志 浩太
その明るい色の眼の中で荒れ狂う恐怖のただ中で、あなたに手を掴まれて、意識が途切れる間際に彼は一瞬、安堵のような表情を浮かべたように見えた。

見間違いかもしれなかった。
KP
異常な負荷に押しつぶされた脳が、悲鳴を上げて恐怖を叫んだ。
脳が軋む。軋む軋む軋む軋む軋む。痛い。頭が痛い。頭の中で何かが蠢いている気がした。
このまま脳が崩壊してしまいそうだ。あなたは間違ったのではないか。
KP
スマートフォンの画面が目に入った。
画面についた鮮やかな丸は、自らの手でこの哀れな脳を弄んだ印だ。

あなたは自らの手で、自らの脳を弄んだのだ。
KP
ここまでの負荷と、自らの手で自らの脳を痛めつけた異常な事実が一気に襲いかかってくる。
SANチェック成功時減少 1D4+1失敗時減少 1D8》。
佐倉 光
1d100 48 《SANチェック》 Sasa 1d100→ 12→成功
1d4+1 Sasa 1d4+1→ 3+1→合計4
SAN 48 → 44
牧志 浩太
1d100 39 《SANチェック》 Sasa 1d100→ 41→失敗
1d8 Sasa 1d8→3
SAN 39 → 36
佐倉 光
お。
耐えた!
牧志 浩太
おお、耐えた!

牧志 浩太
軋み悲鳴を上げる脳の叫びの中で、彼はあなたの手を、しっかりと掴み返した。
佐倉 光
何か異質なものが脳の中にさざ波を起こした。
ほんの一瞬だけ。
KP
ずるり、と何かが頭の中でのたくった。
KP
子供の手の中にあるタブレットが声を上げる。
突然喋りだしたタブレットを、子供は不思議そうに揺すった。

「承認しました。実験体へのケーブル接続を解除します。
再接続時は実験体の頭部にケーブルを接触させて下さい」
KP
ずるり、ずるり、ずるり。
長いものが抜けていく気持ち悪さが頭の中で反響する。
しばらくそれに耐えていれば、異常な恐怖がすうっと消えていくのと共に、やがて完全に頭からケーブルは抜けた。

ケーブルには血の一滴もついておらず、奇妙なことに頭皮には傷のひとつもなかった。
……あなた達はついに、この忌々しいコントローラーから解放されたのだ。
佐倉 光
気持ち悪い……まるで頭の中を蛇が這いずっているようだ。
抜けきったコードをつま先で壁際に押しやる。
佐倉 光
「ふー。長かった……」

あとはレバーだけだっけ?
牧志 浩太
牧志は大きく息をついて、自分の頭を撫でた。
牧志 浩太
「ああ、ようやくケーブル抜けた、ちゃんと自分の考えが戻ってきた……、長かった……」
牧志は異常なものがもう頭に入ってこないことを確かめるかのように、あなたの手を取る。
KP
レバーは変わらず、不思議そうにタブレットを揺すっている子供の向こうにある。
子供の手がタブレットに触れるが、もうあなた達の脳が操られることはない。
また、背後にはこちらから開けられそうな内鍵だけがかけられた扉もある。
佐倉 光
扉開けてみるかぁ?
向こうにいるのは子供とは言え得体の知れない化け物だ。向こうに入りたくない。
扉の様子を見る。向こう側から音はする?
KP
向こうから物音はしないように思われる。
本当に何もいないか、詳しく気配を探るのなら〈聞き耳〉で判定。
佐倉 光
1d100 79〈聞き耳〉 Sasa 1d100→ 70→成功
KP
向こうから物音はしない。
おそらく、何もいないのだろう、と思われる。
佐倉 光
「開ける。あいつと接触するのも、こっちから出るのも危険かどうかは分からないけど、こっちの方がまだしも勝ち目がある気がする」
牧志 浩太
「ああ。
最悪、何かいそうなら戻るってこともできるしな。
あの子がどう動くか分からないし、俺もそれに賛成」

そうやってあなたの横で頷くのは、今や最初と変わらず、あなたの信頼できる相棒だった。
あなたがそう思う世界に戻ることを望むなら、だが。
佐倉 光
偽物の世界には飽き飽きしてんだよ。
信頼できる相棒と一緒にとっとと逃げだそう。
扉を開ける!
KP
ケーブルという拘束を外したあなた達を、引き止めるものはない。
扉を開けると、その先は無機質な廊下だった。
何の姿もなく、廊下には扉のたぐいもない。
ただ、前に続いている。
佐倉 光
注意しながら足早に先に進む。
そういえば振り向いた扉に何か書いてあった?
KP
扉には何か文字が書かれていた。
しかしそれはあの異様な文字で、あなたに読むことはできなかった。
KP
うわん。
KP
足早に進むあなたの耳に、あの金属を撓めたような、気味の悪い音が聞こえた。

うわん。
うわんうわんうわん。

その音が耳の中で反響し、瞬く間に聴覚を埋め尽くしていく。
聴覚から視覚へ。視覚から意識へ。
牧志 浩太
傍らで牧志が、床へと倒れ込むのが見えた。
KP
「あれれ、出しちゃったのー?
そっかー、今度は別の実験体で練習しようねー」
KP
「あうー」
KP
あの子供と何かの喋っているらしい声が、意識の落ちる間際に聞こえた……。
佐倉 光
「…………」
あとは、こいつらが実験体をどう扱うか、にかかっている……
最善は、尽くした。
KP
……うわん、うわんうわんうわん。

耳の中にまだ、あの音の残滓が反響している。
麻酔から覚めた直後のように、肉体と意識がけだるい。

頭が微かに、痛む。
あなたは目を閉じていた。
佐倉 光
疲弊した脳はいとも簡単に思考を止め、ブラックアウトした。

牧志 浩太
「うう……、」
傍らで呻く牧志の声が聞こえた。
KP
あなたは何か、床の上に寝転んでいるようだった。
佐倉 光
「……く……」
感覚が戻ってくる。牧志の声が聞こえる。
目を開けようとする。
KP
目を開けると見えたのは……、見慣れた天井だった。
あなたの家だ。
リビングルームの前に、あなたは倒れていた。

ソファの上で、シローがすやすやと眠っていた。
牧志 浩太
すぐ隣に、牧志が倒れているのが見えた。
何度か呻きながら、同じように目を開き、身を起こそうとしている。
KP
あの異様な子供部屋や、触手を生やした子供の姿は、どこにもなかった。
佐倉 光
「……戻れたのか……?」
思わず確かめるように家具に指を滑らせる。
胸元にあるヒランヤの角をなぞる。
KP
胸元にはちゃんと慣れた手触りがあり、家具は慣れた感触を返してくる。
あのタブレットやケーブルは、どこにもなかった。
佐倉 光
「牧志、大丈夫か?」
牧志 浩太
「うう、ひどい目に遭った……」
牧志は頭を押さえながら身を起こす。
周囲の風景とあなたの顔を見て、ふっと安心したように微笑んだ。
牧志 浩太
「ああ……帰れた、のかな」
佐倉 光
「うまくいったみたいだな。
実験体使い潰すような奴らじゃなくて助かった」
牧志 浩太
「ああ。
素直に返してくれるタイプでよかった」
佐倉 光
頭のケーブルがあったあたりを何度も撫で、異常がないことを確認する。
KP
そこには何の異常もない。
あの無機質なケーブルが刺さっていたことが、信じられないほどに。
牧志 浩太
「めちゃくちゃに遊ばれて狂い死ぬなんて、嫌だからな。
一体、なんだったんだよ、あれ……」
佐倉 光
「わっかんね。腹減った。つっかれた」
ソファの横に寄りかかってため息をついた。
佐倉 光
「飯食って風呂入りたいな」
牧志 浩太
「ああー、俺も。
飲まず食わずなんて酷いよな」
牧志 浩太
「正直作るより食べたいな。袋麺でいい?
美味しいけどめちゃくちゃ辛いやつと、普通のやつがあるけど」
佐倉 光
「同感。出かけるのもめんどい。
普通のでいいよ普通ので。暫く強い刺激は受けたくねーんだ」
開放感と安堵でくつくつと笑う。
佐倉 光
「シローはちゃんと飯食ったかな? ここにいるってことは何日も経ってるってことはなさそうだけど」
牧志 浩太
「よし、じゃあ普通の。卵も入れよう」
キッチンに向かいかけて、牧志は足を止める。
牧志 浩太
「そうだ、シロー、何もされてないよな!?」
牧志 浩太
「シロー、おはよう。大丈夫か、どこも痛くないか?」
牧志はシローの傍らに屈み込み、体に傷がないか確かめながら、真剣な顔で呼びかける。
KP
「ん……」
眠たそうに目をこすり、シローは目を開いた。
そして、嬉しそうに笑う。
KP
「まきし、おかえり!」
KP
彼の目前であなた達に起きた出来事を、シローは覚えていないようだった。
時計を見ればあれから数時間が経過している。外はすっかり日が暮れ、夜になっていた。
佐倉 光
「たまにはジャンク飯もいいだろ」
皆の無事を確認したら一気に気が抜けた。
気がつけば笑っていた。理由もなく。
しかしこれは外から強制されたものではなく、自らの内から出た感情だ。
佐倉 光
「快感くらいは持って帰ったらなんかに使えたかもしんねーけどなー」
半分本気で呟いた。
牧志 浩太
「確かにな、困った時に使えたかも。
でも、勝手にいじられるのは困るな」
シローの無事を確認し、今度こそ牧志は体の力を抜いて、苦笑しながらキッチンに向かった。

やがて、キッチンからラーメンの温かい匂いが漂ってくる。
佐倉 光
あれこれと食事の準備をしながら、
結局あれは一体何だったんだろうな、と考えた。
俺達が必死で脱出ゲームするのを鑑賞してた?
あの子供を育てるためのものだった?

答えなんか出るわけがない。
佐倉 光
「人の脳勝手に弄るなっての。
そもそも脳なんて弄るとこじゃねぇんだよ」
憤慨して呟いた。
佐倉 光
「何が現実か、分からなくなっちまう」
デヴァ=ユガに実験に、今度はコントローラーだ。
人の認識なんて脳への信号次第でどうとでもなってしまうなんてことは、これでもかと思い知らされた。
牧志 浩太
「本当にな。
何が現実で何が自分の考えなのか、分からなくなりそうだったよ。
あれが本当に現実だったのかも、分からないけどさ」
牧志があなたの呟きを聞きつけて頷く。
牧志 浩太
「まさか、感情や思いをいじられるなんて思ってなかった」
牧志 浩太
「あれは……、怖い」
牧志はラーメンに卵を落としながら、ぽつりと呟いた。
佐倉 光
「まー、病気やら加齢やらで脳の感じ方ってコロコロ変わるらしいしな。
実際不確かなもんなんだろうな」
テーブルを拭く。箸を出す。
今ですらシローも牧志も目の前にはいなくて、どこともしれない場所で独りなのかもしれない。
それでも人間は見える世界を信じるしかないのだ。
佐倉 光
「お前はここにいるよ」
牧志 浩太
「ああ……、そうだな。そうだ。

変な事をされなくたって、病気一つで大事な人のことをすっかり忘れちゃうことだってあるし、憎むようになることだってある。

人間いつか壊れて死ぬんだもんな、それに」
牧志 浩太
「それでも、俺だって佐倉さんだって、ここにいる」
鍋から立ち上る匂いを深く嗅いで、牧志は呼吸する胸に拳を当てた。
牧志 浩太
「……ありがとう。
そうだな、俺はここにいる。
佐倉さんだって、ここにいる」
KP
温かい汁と麺が丼に注がれる。
嗅覚、視覚、温度感覚、舌先にぴりりと感じる微かな味覚、振動覚。
あらゆる感覚がやさしく入り混じって、おそらくは脳に届いた。
おしまい
佐倉 光
こんなところで締めるのが綺麗かな?
途中のあれこれ話します?
KP
この辺でしめましょうか。それが綺麗だし。

牧志の誤解については解けてはいないものの、「人間、状況によって色々思うことくらいあるよな」って風に何となく落ち着いた状態なので、ここではこれでいいかな。
またどこかで出る(面白いことになる)機会があれば。

佐倉 光
これこそが俺たちにとっての現実だ。
たとえ不確かでも、壊れやすくても、守りたい日常。
KP
壊れやすくて不確かな、脳が見せる現実という幻の中。
それでも互いに信じられると信じて、あなた達はここにいる。


Call of Cthulhu 6th
「のうみそコントローラー」

END.A「のうみそセルフコントロール」にて、両者生還。



KP
ありがとうございました!
KP
▼生還報酬
生還 正気度 +1d10
のうみそコントローラー状態を解除した 正気度 +1d10+5
後遺症 なし
佐倉 光
ありがとうございましたーー!
ひっでぇ話だぜ!
KP
ひっでぇ話だ!
生還おめでとうございます。
牧志 浩太
2d10+5 正気度 報酬 Sasa 2d10+5→ 19[9,10]+5→合計24
佐倉 光
1d10 Sasa 1d10→2
1d10+5
Sasa 1d10+5→ 1+5→合計6
佐倉 光
自宅からさらっと連れて行かれて、好き勝手玩具にされた挙げ句ほいっともどされた
KP
そうなんですよ、自宅にいたというのに遠隔でさらっとゲットされてさらっと遊ばれてほいっと戻された。ひどいはなしである。
しかも佐倉さんの回復出目がひどい。
佐倉 光
8か。52まで回復ー。
まあマックスでも58ですしー
牧志 浩太
SAN 39 → 53(MAX)
佐倉 光
戻されただけマシである。
KP
本当に今回は「いきなり酷い目に遭わされていきなり返された」話でしたねぇ。
牧志 浩太
1d100 81 〈説得〉成長ロール Sasa 1d100→ 49→成功
KP
こちらは成長なし。
佐倉 光
1d100 75 〈オカルト〉 Sasa 1d100→ 98→致命的失敗ファンブル
1d10 Sasa 1d10→6
1d100 65〈心理学〉 Sasa 1d100→ 85→失敗
1d10 Sasa 1d10→9
佐倉 光
脳に働きかけられたためか伸びたなー
KP
おお、必死で頑張っただけあってすごく伸びた!
脳に働きかけられた上に、話の通じない子供を必死に誘導しようとしただけありますね。

佐倉 光
背景と分岐! 背景と分岐!!(鳴き声)
KP
では、PC視点わけのわからない話なのもありますし、まずは真相をば!
佐倉 光
お願いします!!
▼黒幕
またミ=ゴである。縁が有り過ぎである。
もしかして目をつけられているのでは?
しかし今回は、あなた達そのものが目的ではない。

▼真相
人間を遥かに超越する科学文明を持つ宇宙種族、ミ=ゴ。
彼らのうちのある共同体で、ある時子供が生まれた。

彼らは儀式という文化を持っていた。
赤ちゃんに大人のやることを真似させてかわいいかわいい言ったりするような、そんな文化を持ち合わせるミ=ゴであった。

彼らは子供の情操教育のために、「はじめてのじっけんたい」を幼い子供に与え、子供をうまく誘導すれば実験体が脱出できるルートを設置した。

迂闊にも実験体に誘導されて、実験体を外に出してしまうことがないための練習…… というのは、大した理由ではない。

子供が実験体で楽しく遊んでいる様子を見て、子供をかわいいかわいいしたいだけ、それが真の理由である。

彼らは実験体(=探索者)が脱出するかしないかにはあまり興味がない。というか全然ない。
探索者が脱走しようがしまいが、その様子を見て子供をかわいいかわいいするだけである。
本物の人間でやらないで頂きたい。

▼翻訳装置
翻訳装置はうっかりオンにしたままだっただけである。子供かわいい方が大事だった。
タブレットにあなた達の言語が書かれていたのは、別の実験で実験体自身に使わせることがあるためで、今回の実験には関係ない。

▼人間の姿
いきなり実験体がパニックになると困るので擬態した。

▼うわんうわん
実験体を入手する手段のひとつ、音波兵器。
催眠音波の応用で、指向性を持つ。

▼シロー
目の前で牧志たちを攫われてしまったが、ミ=ゴにその時の記憶を消されてしまい、自室で眠らされていて覚えていない。

シローは催眠で「二人がいないのに、いると思わされている」ようなものには影響を受けないが、「その瞬間の記憶だけを奪う」のはもっと簡単な行為なので影響を受けてしまう。
KP
というわけで、真相が判明してもひどい話でした。
佐倉 光
親バカミゴに玩具にされてた!!
KP
なのでした! 子供かわいいかわいいするための玩具だったし、実験どころか「じっけんごっこ」だった。ひどい。
メインルートに出てくるミ=ゴ、なんだか人間性豊かな方が被害が大きい。ひどい。
佐倉 光
まあリアル実験じゃなかったから助かったとも言えるしな……

なんなんだ。ミゴ寄せでもかぶったのか。
最近ミゴ多過ぎじゃないのか。
人の脳味噌で遊んじゃいけません!
KP
どうも変わり者っぽい「彼」が四ヶ月に渡る長期実験でまたミ=ゴ視点変な関係性を実験体と結んでいたせいで、他のミ=ゴの興味を惹いちゃったとか??
佐倉 光
変わり者と関わったばっかりに興味を持たれちゃった!?
まあ○○○○○○なんかはそんな感じでしたね。
KP
○○○○○○はまさにそうでしたね。
「彼」はとても紳士的な実験者だったけど、関わったがばかりに他の災厄を呼び込んじゃったとしたら面白いなと。
エンディングは
 ・END.A「のうみそセルフコントロール」
 ・END.B「のうみそコントローラー」
 ・END.C「のうみそコントロールド」
 ・END.LOST「のうみそアンコントローラブル」
KP
の四つです。
佐倉 光
レバー動かしてたらどうなってたんだろう……
▼レバー
ストッパーを外した状態でレバーを動かすと、透明な壁が上にスライドし、ちょうどタブレットが通るくらいの空間が空きます。
で、同時にケーブルが壁の下に落ちます。

実は、子供自身が通れるほどの空間は開かないんですね。
ケーブルを手繰り寄せるなり、子供に渡してもらうなりして、タブレットを手に入れることができるようになります。
佐倉 光
それでも良かったのかー。
それだとタブレットおみやげに帰れたと。
KP
今回はレバーを動かさなかったので、脱出方法は「子供にパスワードを入力させる」だけでしたが、レバーを動かすと色々分岐します。

そうそう。
▼タブレットを取る
タブレットを取るとアラームが鳴り、子供の手元にタブレットを戻すか、パスワード入力を始めるか、部屋から脱出するまでアラームが鳴り続けます。

ここでタブレットを持ったまま部屋から脱出すると、同名の後遺症つきEND.B「のうみそコントローラー」です。
ケーブルのついたタブレットが手元に残ります。
佐倉 光
人形先にチェックしてないと外せなくなっちゃう…
しかも二人が離れられなくなっちゃう。
▼後遺症「のうみそコントローラー」
脳みそが長いケーブルのついたタブレットに繋がっていて、好きに操作されてしまう状態です。

パスワードを見ていない場合、人間の技術でリスクなくケーブルを脳から外すことはできません。
パスワードを見ている場合 or 解除してからタブレットを持ち出した場合、いつでも解除/再接続できます。
(※もちろんパスワード入力する度に極端フルコースです)

事前に「処置」された人間にしか接続できないので、これを他人に接続することはできません。

ロック機能がないため、ポケットや鞄に入れているとたまにタッチパネルが誤反応します。
また、ケーブルをひっかけて電極が引っ張られてしまうと、脳全体を電流で掴まれるような強烈な痛みが発生します。
ケーブルを引っ張って脳から引き抜かれた場合、脳が破壊されロストします。
もちろん二人は離れられなくなります。
KP
このようにデメリットが多いですが、【快】などを自分で操作して気持ちよくなったり、いい匂いや喜びを味わったりすることもできます。

これを選ぶメリットとしては、「パスワードを見るまでの手番」「パスワード入力に伴う《SANチェック》」をカットできるので、比較的SANへの傷が軽めに脱出できます。
あと、いつでも気持ちよくなれる装置が手に入ります。
佐倉 光
ロックできないんじゃなぁー。専用ケースつくって常に持ち歩いて……
二人が離れられなくなるのはどうしようもないな。
引き抜いたら脳が物理破壊されそうなのは分かるんですが、コード切ろうとしても死ぬのかな。
KP
で、ケーブルを切ろうとしたり、タブレットを破壊しようとしたりした場合。

ケーブルを切ろうとしたり、タブレットを破壊しようとした場合、まずは「脳全体を電流で掴まれるような激痛」でお仕置き(制止)されます。
▼それでもケーブルを切る/タブレットからケーブルを引き抜く
脳みそに直接繋がったケーブルの切断面が残ってしまい、ちょっとした湿気や通電、接触などでめちゃくちゃな感覚に襲われるようになります。
ものすごく敏感な感覚器がひとつ増えてしまったような状態ですね。
▼タブレットを破壊する
タブレットは物理的な力に強く、体重程度では破壊できません。

外に出た上で車などを利用して破壊する・電子レンジに入れるなどして動かない状態にした場合、
ケーブルの切断面に強烈な刺激が加わり、強烈なSANダメージと永続的MP減少が発生します。
その時に筐体が破壊され、露出したケーブルの切断面が残ってしまい、ケーブルを切った場合と同じ状態になります。
▼透明な壁を破壊する
素直に分厚くて破壊できません。ガラスではなく分厚いアクリル的な素材です。
佐倉 光
こわれにくいおもちゃだ!!
せめて無線にしてくれよミゴー!
KP
子供の手元に持たせるものですからね! こわれたら(子供が)あぶないし!
いいんですか無線で? ノイズをキャッチしてしまったり近くで雷でもあったら面白いことになりそうですが。
まあ有線なのは単純に実験体を拘束しやすいからだと思います。
END.C「のうみそコントロールド」は、
タブレットを手元に入手してアラームが鳴った時に、
 ・部屋から脱出する
 ・子供の手元にタブレットを戻す
 ・パスワード入力を始める
のいずれかの行動を取らなかった場合です。
佐倉 光
碌でもないことが起こりそう。
▼大人が来ちゃった
アラームが鳴っている状態で上記のいずれかの行動を取らなかった場合、子供がかわいくて機嫌のいい大人ミ=ゴが

「ああ、なんだ、何もしないということは、君達はうちの子ともっと遊びたいのか!」

とズレたこと言いながら室内に突入してきます。
佐倉 光
子供に懐いたペットだ!
彼らは探索者たちが何か言っても全然聞かず、
「待っているということは、うちの子を気に入ってくれたのか! そうだそうだ、かわいいだろう」と機嫌よく探索者たちを拘束し、改造してしまいます。
探索者たちはタブレットを背中に埋め込まれ、両耳の横に追加のケーブル(手綱)を垂らされて、タブレットと手綱でコントロールされる子供のためのペット(お馬さん)にされてしまいます。

なんだかんだでその後に別な探索者が暴れたことにより脱出に成功しますが、背中にタブレット・耳の横に手綱を垂らされたお馬さん状態は治りません。
KP
あとは、SAN0になったら狂ってしまってEND.LOSTですね。
その場合、家には帰してもらえます。
分岐はこんなところです。
▼ボール
あ、ボールはあれだけ単なるダミーです。
佐倉 光
そういえばボールの使い途跡で出るのかと思ったらなかったなぁー
そうすると、壁開けずに入力してもらって出たのは正解だったんだなぁー。
KP
パスワード入力を開始した場合はアラーム止まるので、レバーを開けてから自分で入力すれば連続3回の技能判定は不要、というのはありましたね。

自分で自分の脳みそをひどい目に遭わせる体験ができてしまいますが。
佐倉 光
なるほど。操作するの躊躇っちゃうかも。
KP
そうそう。レバーとパスワード、両方の手番を消費した結果でもあるし、ということでPOWロールとかはないんですが、心情的にはつい躊躇ってしまいそうです。

今回、最短ルートでクリアしなくてもひどいめにあうだけということで、ダミーもあったりします。>ボールの使い途ないとか
佐倉 光
なるほろー
大体全部味わったかなぁ。
KP
今回行動としてはすごく綺麗に脱出していますが、出目がえらいことでしたからね。結構色々味わってもらえた。
佐倉 光
途中でわざと低い技能で遊んだりもしていましたけど、そんなことしなくてもたっぷり弄ばれてしまったなぁ。
KP
低い技能で遊んだりもしてもらってたし、クリティカルも出てたけど、それ以上に出目が大荒れだった。
佐倉 光
最後失敗したらどうしようってドキドキしてしまいました。
KP
ドキドキでしたね。失敗するともちろん最初から入力し直しな上に、そこまでの《SANチェック》が来ます。
同じこと二回やっても面白くないので描写の方向性は変える予定でしたが、同じこと繰り返しちゃうようにしか見えないので、ちょっと分かりにくかったですね。

パスワードを見たのに子供に言うことを聞かせるのに失敗して、延々とあれを味わい続けた探索者もいたかもしれない。
佐倉 光
こわいこわい。
一度失敗したらもう壁開けてみようとは思ってたけど。
KP
佐倉さんもそう言ってましたもんね。そうしてたら自分の手で自分ののうみそコントローラーすることになっていた。
佐倉 光
なそういえば佐倉が失敗していた途中の〈聞き耳〉なんだったんでしょ。
KP
〈聞き耳〉は、成功すると「これだけ物を詰め込まれているのに、牧志の胃袋が鳴いていない。胃袋には何もされておらず、脳がそう感じさせられているだけなんだ」ということが分かりました。
佐倉さんがあそこで気づいていたことと、情報的には同じです。
佐倉 光
ああー、なるほど!
牧志の胃袋君は「本体何やってんの??」って感じだったんだろうな。
KP
イブクロ君は「本体何やってんだ??」だったでしょうねぇ。食道が脳の影響で妙な蠕動始めてるけど何も来ないし。
佐倉 光
ふたりとも偽物の感覚に弄ばれる経験連続しすぎだー
っておっと、もう一時半ですね!
KP
おっと本当だ、ありがとうございました!
そういうネタが好きなばかりに。>偽物の感覚に弄ばれる経験多すぎる

まだマップ作成中なんですが、依存性のあるお薬を打たれて禁断症状に苦しみながらダンジョン探索脱出するシナリオなんかも考えております。
佐倉 光
またそういう……w
楽しみにしてます!
KP
ありがとうございます!
佐倉 光
次どうしようかなー。
シロー君に新たな生活を探しましょうか。
といってもまだほとんど決まってないんだけど。
KP
できそうならぜひ探したいですね。
今回なんて記憶を消されたとはいえ、目の前で二人を攫われちゃったし。
KP
決まってなければ、決めている間にこちらが連続KPで別なシナリオ回すこともできます。
マップ以外のギミックは大体決まってるのでマップ決めてお薬しちゃうとか、ミッドナイトジャンクションやるとか、軽く箱詰めになっておくとか。
佐倉 光
あー、箱詰めあったな。それならできますよー
zipしちゃう?
KP
お、じゃあ箱詰めになっちゃいます?
あれも気になっていましたし。zipしちゃいましょう。
佐倉 光
ざっと読んだから回せるー
KP
わーい、ありがとうございます。こちらはいつ開始でも大丈夫です。
佐倉 光
ではあしたからかなー
KP
はーい、楽しみにしております。ありがとうございました!
佐倉 光
ありがとうございました!

コメント By.佐倉 光
どんな目に遭おうと、何度玩具にされようと、進むしか道はない。

拷問……かな。

プレイ日:2025年3月30日 ~ 2025年12月15日

作者名: 闇司祭ファラリス

配布・販売サイト: のうみそコントローラー(オリジナルシナリオ)

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【クトゥルフ神話TRPG】
本作は、「 株式会社アークライト  」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。

Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」



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「アイツ、このままなかったことにする気じゃねーだろな」


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