こちらには
『波間のダージュ』
のネタバレがあります。
本編見る!
KP
空の光が赤みを帯びる頃、どこからか音楽が聞こえてきた。
弦を弾く軽やかな音、竪琴の音色だ。

丘の上にダージュと数人の子供たちが佇んでいた。
空が夜に切り替わる間際の、オレンジ色の光が彼らの体の輪郭を縁取っていた。

子供たちはその小さな手に竪琴を握っており、ダージュに習って奏でている。
祭りの日に出し物として演奏を担当するのだ、と話していたのが、記憶に新しい。

ダージュといえば、ローブの下に覗く強靭な節足の一本には、幾重にも糸が巻き付けられており、それを空いているほうの脚で引っ掻いて音を奏でているようだった。

ロン、ロン、とリズミカルに弾かれる弦の音は、美しく澄んでいて心地の良いものだ。
しかしその旋律はどこか哀愁を帯びており、夜に沈みゆく波間を見送る葬送歌のようにも聞こえた。
KPのひとりごと
ここ、本当は墓地です。
ただ私のポカで墓地がないことになったのと、何よりこのシーンで大事なのはダージュが波間に向けた葬送歌dirgeを奏でているということで、必ずしも墓地である必要はないなと思ったため、墓地は消し飛びました。ごめん、波間のみんな。
無常観とか所詮家畜であることなんかを考えると、ちゃんと葬られることなく消えていった者達に向けてせめてもの葬送歌を手向けにうたうというのもそれはそれでいいかなと思っちゃったんですよね!

ダージュがそれをどう想いながら歌っていたかは不明なんですが、波間全てに向けていたなら、失われていった紡ぎ手たちもそこに入っているんじゃないかな、と思うんです。

特別な想いなどなく儀式に必要な曲の練習をしていただけ、というのは勿論あるかと思います。
葬送歌だと思ったのはあくまでPCですからね。
でも練習場にわざわざ墓地を選んだのには何らかの意図があるし、それは感傷に似たものじゃないかな、なんて私は思いたいです。

たとえそれが最初は『家畜を効率的に働かせ、自分の望みを叶える』ための手段であったとしてもね。

えっ、実験動物への供養みたいなもん? まあそういうのもアリかもしれません。
ただ何らかの思い入れはあったことでしょう。
それはよくできた芸術品に対する思いだったかも知れません。
なんにせよ彼は自覚していなくとも、波間という世界と、そこに住むものを、人間に近いやり方で愛していたんじゃないかと。
マキシPL
タイトル回収~~~! このシーン本当に好きです。
この直後のイベントがあれというのも含めて。

マキシ
へとへとになった体に夕暮れの風が気持ちいい。
汗を拭いてふと顔を上げると、ヒースの丘の上にダージュと、子供たちの姿があった。

薄らいでいく陽の光はいつも通り穏やかで、やさしい。
明るくなんてないくせに、不思議なくらい眩しく見える。
オレンジ色の輪郭がみんなを滲ませて、一瞬、みんなダージュと一緒に溶けていっちゃうんじゃないかと思った。
マキシ
……その曲はもしかして、聞いた覚えのあるやつだろうか。
KP
ずっと前に、蜘蛛の名付けをする時に、一度だけサクラが口ずさんでいたメロディだ。
それはいつかに、ダージュが寝物語に聞かせてくれた、「スカーバラの市」の歌だ。
スカーバラというのは、ここではない別の世界にある土地の名前なのだという。

あなたはここで生まれて、育ったのだと思って生きてきた。しかし、本当はそうではないかもしれないのだと知った。
もしかしたらスカーバラという土地は、あなたの本来生きる世界にある場所なのかもしれない。
マキシ
お、ということはマキシの聞いた事のあるやつかな。
KP
サクラが歌ってましたね
マキシ
ですよね。
せっかくだからマキシ以外、(アイコン登録数の関係で)出せてない表情にしとこう。
KP
ダージュが『歌って』いなかったのにサクラがそのメロディを口ずさめたのは、サクラがその歌を知っていたから、なのでした。
マキシ
ああ~~~~ なるほどなぁ~~~~
サクラは記憶を持っていた、につながるわけだ。細かい。

マキシ
歌を奏でるダージュとみんなを、ぼんやりと見上げた。

あの時は、おとぎばなしだと思ってたんだ。
波間の外に国はない。おれたちはここに産まれて、ここで歪んで、ここで死んでいく。
ダージュは星とか、海とか、市とか、いろんな夢物語の話をしてくれた。
マキシ
……夢物語なんかじゃ、なかったのかもしれない。
おれたちがいまいるここの方が、夢なのかも。

サクラとダージュだけは、それを知ってたんだ。
マキシ
もうすぐ世界は終わる。
ずっと、ずっと、終わりをこわがって生きてきた世界が、ほんとに終わる。

終わったら、どうなるんだろ。……おれたち頑張って、みんなちゃんと帰れたら。
みんな、離れ離れになるのかな。
それだけはちょっとさみしいな、と思った。
KP
ここは夢なのかもしれない。
ここは本当の世界ではなく、自分がいるべき世界は別の場所なのかもしれない。
そんな思いが巡ったその時、脳裏に走馬灯のように映像が浮かんだ。
コウ
夕暮れの風がやさしい。
みんなで、陽が落ちてゆくヒースの丘を見上げていた。
その時……、

不意に、頭の奥で何かが瞬いた。

KP
クウ、カイ。そしてコウも見たことだろう。

それは、牢屋のような場所だった。大人も子供も、とにかく多くの人間が居た。
その中であなたがたは身を寄せ合っていた。
寒かったのかもしれない、単に他の人間に押しやられて自然と肩と肩が触れ合っていただけかもしれない。

ただ、ただ、眠かったことだけを覚えている。
眠らないように、お互いに手を握っていた。
眠ってしまったら、もう二度と起きられない気がしていたから。
KP
視界の端に、薄ぼんやりと黄色い光が見えた。
鉄格子の向こう側には、サクラの胸に埋め込まれたのと同じ、巨大な卵のような宝石……夢のクリスタライザーが置かれていた。

そんな時、別の牢屋で悲鳴が上がる。
そちらを見れば、多くの人が倒れていた。……否、死んでいるのだと分かった。
それは、まるで神話にあるゴルゴーンに睨まれたかのごとくその体を石に変えていく。

物言わぬ石像にその姿を変えた見知らぬ人々の死体は、そのままばらばらに砕け散った。
眠ってしまえば、いつかあれと同じようになってしまう。そんな予感めいたものが、未だ覚醒にしがみついている者達の背筋に冷たい物を伝わせた。
KP
SANチェック成功時減少 1失敗時減少 1d3
コウ
1d100 66 《SANチェック》 コウ Sasa 1d100→ 64→成功
SAN 66 → 65
カイ
1d100 51 《SANチェック》 カイ Sasa 1d100→ 42→成功
SAN 51 → 50
シノノメ
1d100 74 《SANチェック》シノノメ Sasa 1d100→ 73→成功
SAN74→73
マキシ
1d100 37 《SANチェック》 マキシ Sasa 1d100→ 75→失敗
1d3 Sasa 1d3→1
SAN 37 → 36
ゆめ
マキシ
あらあら捕まって押し込められちゃったのか
KP
少なくとも海と空、波照間さんと東雲は一緒に捕まっていたイメージです。
マキシ
なるほどなぁ。
魔きしは……、わからん。
KP
あ、あと海といっしょにみゆきもいたかな。
魔きしくんはキャラ設定の都合でちょっと事情が違いまして……
マキシ
この映像はマキシも見た感じですか?
KP
映像もうちょっとあります。
マキシはちょい別なので後で補足入ります。
マキシ
はーい。
KP
マキシは若干違うものを見るけど、受けるダメージは同じ。

コウ
「……!」
カイ
「え……、」
クウ
「うぇっ」
コウ
シノノメさんと目を見合わせる。
カイと、クウが驚きながら互いに振り返るのが見えた。
みんな、同じものを見たんだ。
コウ
「な、なあ。……今の」
クウ
「うぇ……、俺も見た。なあ、あれって」
カイ
「あれ……、そういうこと、だよね。
見えた。見えたよ」
コウ
あの牢屋の中でそうしていたように、目を合わせ、駆け寄ってひそひそと話をする。
背筋を怖気が伝った。
陽が吸い込まれ落ちていく波間の夕暮れが、おそろしいものに見えた。
KP
レンも青ざめて息を呑んだ。
彼も何か見たのだろう。
シノノメはコウの袖をぎゅっと握った。

KP
マキシ。
あなたは暗い場所に倒れていた。
体がひどく痛み、寒気を感じる。浅く息をつくたび呼吸が詰まった。
そのくせ意識はどろりと溶け、形を失ってゆく。体の痛みも徐々に薄れてゆく。

その手首には『赤茶の髪の毛を編み込んだブレスレット』が巻かれている。
耐え難い眠気が波のように襲う。

腕に痛みが走った。
あなたは自分の腕に噛みついていた。
『眠ってはならない』
そんな思考が切れ切れによぎった。
『俺がここで眠ったら、死んだら、あいつは』
それは悲鳴のようでもある、切なる叫びだった。

あなたの視界は左側だけがぼんやりと見える。
そこは石で作られた牢獄で、あなた以外にも大勢が倒れていた。
すぐ近くに座っていたのは、グレースの面影を宿す白髪の老人だった。
老人はあなたに気遣うようなことを言い、あなたは答えようと唇を開いたが、がさがさとした音が漏れただけだった。
そして残った光も消え去った。
気を失う寸前、牢の外に見えたのは夢のクリスタライザーだった。

その一瞬あなたは、どこかで見覚えのある美貌の青年の姿を見た気がした。
青年はあなたの手を引き、そして
KP
楽器の音が穏やかに哀しげに、丘の風に乗って聴こえていた。
マキシの事情
マキシ
あ~~~、サクラさんが捕まったか~~~!
KP
そして彼の中の片目くんが髪の毛の腕輪の繋がりを手繰って自分を依り代に塔マキシくんを召喚しました。
といっても作用した力はそれだけじゃないんですが。
マキシ
ああ~~~~。
ヒプノスさんも絡んでますよねコレ。
KP
縁がありますからね。
神の力でもないと外と塔はそんな簡単に繋がらないです。
マキシ
でも神の力に引き出されてここに来たかぁ。
KPのひとりごと
捕まった佐倉の中に召喚されたときの記憶です。
片目牧志が牧志を呼んだのと、ヒプノスの呼びかけが重なったことで、塔の中にいた牧志が強制的に引きずり出されて佐倉の精神に入り込みました。
この時に捕まっている佐倉の感覚を共有して周囲の様子を知覚しています。
直後、ヒプノスが二人まとめて強引に、最初の住人として『波間』に引きずり込みます。
「なんとかして」


マキシ
「サクラ!!」

真っ先に叫んだのは、その名だった。
見たのはおれの身に起きたことのはずなのに、その名を呼んでいた。
マキシ
「くそっ、おれたち、くそっ」
今まで聞いた事と、さっき見たものが頭の中で重なった。
あれは、サクラの胸に埋まってるのとそっくりだった。
あれが、おれたちをここに連れてきた、「夢のクリスタライザー」なんだ!

KP
一瞬の白昼夢、それを終わらせたのはダージュのつま弾いた弦がぶつんと勢いよく千切れた音だった。
ダージュは「おや」といった様子で、弦を片付けていた。
あなたたちの姿を見れば、脚を振って挨拶してくれる。

それとほぼ同時。
風が強く吹き上げて、あなたに凶兆を伝える。
クラゲの気配だ。それも複数の方角から。
KPのひとりごと
襲ってくるくらげは言うなれば侵されたヒプノスの怒りそのものです。
協力者だろうが何だろうがお構いなしで襲ってきます。

マキシ
「来た! ダージュ、みんな、くらげだ!」
身構えて弓を取る。とにかく今は、あいつらをなんとかしなきゃ。
コウ
「サクラ」
サクラの車椅子の持ち手に手をかけながら、その歪んだ耳にささやく。
コウ
「いくつか思い出した。多分、だけど。
どこかで伝えたい」
サクラ
「ああ。今はそれどころじゃなさそうだな」
KP
丘に居た子供たちやダージュも気づいたようで、子供たちは武器を取り出し、それぞれの方向へ散開して行った。
ダージュは『お気をつけて』とあなたに告げて、サクラの方を見た。どうやら共に避難させるつもりらしい。
レン
「こんなに来ることあるのっ!?」
シノノメ
「いいえ、初めてよ。手分けして倒さないと」
サクラ
「悔しいけど、ここにいると俺は邪魔になるな」
マキシ
「ダージュ。サクラのこと、頼む」
こんな所で死ねるか。そんな、怒りにも近い叫びが腹の奥から湧き上がった。
それは今までの、「死にたくない」「死なせたくない」よりも、もっと。
こんな所で立ち止まれるかという、強い反発と目的意識だった。
クウ
「すっげぇ数! でも、負けねぇからな! な、姉ちゃん!」
カイ
「勿論だよ!」
コウ
「君達には悪いが……、させない!」
こちらも弓を取る。
サクラ
「みんな、頼んだぜ」
KP
サクラはおとなしくダージュに連れられていった。
KP
ここから見下ろせる涸れ井戸の方に黒い靄が立ち込めており、特に強い気配を感じる。
そちらの方に向かった紡ぎ手は今のところいないようだ。
ミユキ
「あっち、抑えに行こう!」
KP
ミユキが武器を構えながら駆け下りてゆく。
コウ
「ああ!」
弓を構え、矢を矢筒から抜きながら、ともに駆け下りてゆく。
マキシ
同じように駆け下りながら、状況に目をこらす。
KP
靄のなかには複数体のクラゲが蠢いているのが見えた。
早く仕留めてしまわなければ、他の子供たちが危ないだろう。

KP
ここからは戦闘になります。
くらげは5匹。うち2匹はNPCであるクウ、ミユキ、レンで相手をすることになります。
PCが相手をするくらげは三体です。

マキシ
それでも、残り三匹はおれたちで相手しなきゃいけない……、多い!
その数に、「終わりの予感」が押し寄せた。
この世界はきっと、終わりかけている。
シノノメ
「くらげなんかに負けてたまるもんですか!」
クウ
「来い! 大穴開けてやる!」
ミユキ
「クウ、あっちからも来てるっ!」
レン
「うわわっ、石、石っ!」
コウ
「落ち着け、レン。こっちは僕らで引き受ける!」

ここから戦闘
マキシ
戦闘了解。こちらは今からでもココフォリア入れますが、ちょっと時間的に遅いかな?
KP
私は入れますよー。
マキシ
お、じゃあ入りますか。
KP
さくさくっとやりますか。

KP
今回も今までと同じ、特殊ルール在りの戦闘です。
マキシ
はーい! >特殊ルールあり
▼勝利条件/敗北条件
勝利条件
・6R以内に敵を撃破
敗北条件
・6Rを超過するor全員戦闘不能(戦線離脱)状態となる
勝利報酬
・くらげの肉(アイテム)
ぶよぶよしたゼリーのような感触。直接触るとびりびりと手が痛くなるので注意。サクラに食べさせれば呪いが蓄積される(人間性-1d3)代わりに、【POW】が1d3上昇する。

KP
では戦闘開始!
KP
カイ!
確認
カイ
くらげって【SIZ】はいくつですか?
KP
13です
カイ
敵の数が多いから、あんまり網はいい策じゃなさそうだけど一応確認。
KP
体力も低いですしね。
カイ
13か、大きいな。普通に撃破しよう。
カイ
くらげはそれぞれA~CでOK?
KP
1~3の方が多分いいですね。
カイ
はーい。

カイ
踊るようにステップを踏み、脚を振り抜いてくらげ1に躍りかかる。
キックで攻撃!
カイのキック!
カイ
CCB<=55 〈キック〉 (1D100<=55) > 13 > 成功
KP
回避はしません。ダメージをどうぞ。
カイ
1d6+1 (1D6+1) > 4[4]+1 > 5
system
[ くらげ(3体管理用) ] くらげ①†: 13 → 8

カイのキックはくらげにダメージを与える。

順番決め
KP
くらげとシノノメの対抗!
くらげ(3体管理用)
2D100 (2D100) > 132[78,54] > 132
シノノメ
2D100 (2D100) > 43[30,13] > 43
KP
間違ったけど同条件だから良かろうとシノノメ勝利!

シノノメの攻撃
シノノメ
叩きます!
CCB<=60〈こぶし(パンチ)〉 (1D100<=60) > 5 > 決定的成功/スペシャル
カイ
おおー、ナイス!
シノノメ
1に二倍!
1d3+1 (1D3+1) > 3[3]+1 > 4
system
[ くらげ(3体管理用) ] くらげ①†: 8 → 0

シノノメの攻撃はクリティカル。傷ついていたくらげを一匹叩き落とす。
KP
先制攻撃にクラゲが一匹潰れて落ちた。
カイ
動く前に一体落とせたのでかいな! シノノメさん、前回もクリティカルしてたし、強い。
KP
なにげに結構戦闘で貢献してるんですよね。えらい。

くらげの攻撃
くらげ(3体管理用)
2d4 (2D4) > 7[4,3] > 7
マキシとコウ!
CCB<=40 〈薙ぎ払い(単体)〉 (1D100<=40) > 89 > 失敗
CCB<=40 〈薙ぎ払い(単体)〉 (1D100<=40) > 89 > 失敗

KP
マキシとコウを狙ったくらげたちの触手は届かない!

KP
マキシのターン。
マキシ
「よし……、絡まってる! 今のうちだ!」
すかさず弓を足で踏みつけて引き、トリガーを惹く。
くらげ2体目に弓で攻撃。
マキシの攻撃
マキシ
CCB<=61 〈弓〉 (1D100<=61) > 53 > 成功
KP
ダメージ!
マキシ
1d5 (1D5) > 4
system
[ くらげ(3体管理用) ] くらげ②†: 13 → 9

KP
くらげの体に矢が鋭く突き刺さる!

KP
コウ!
コウ
マキシの直後に矢を番え、大きく振り上げる独特の引き方で引く。
小さな体格を補う引き方のようにも見えるが、水平に構える姿はそれとも違うようにも見える。
マキシPLのつぶやき
マキシPL
KPのひとりごととは関係ありませんが、ついでに。
コウ(波照間)の弓の引き方は弓道の弓がベースなので、完全実用の弓術とはちょっと引き方が違う、という描写をたまに入れます。
KP
なるほど!
こういう細かい描写、楽しいですよね!

コウの攻撃
コウ
弓でくらげ2体目に攻撃!
コウ
CCB<=77 〈弓〉 (1D100<=77) > 1 > 決定的成功/スペシャル
KP
えらい!!
ダメージどうぞ
コウ
2倍ダメージを選択!
1d5 (1D5) > 4
8点!
system
[ くらげ(3体管理用) ] くらげ②†: 9 → 1

コウの攻撃はクリティカルヒット!
コウ
マキシの矢が突き刺さった所目がけて射る、違えず飛んだ矢が傷口を引き裂く。
KP
くらげはぶしゅっと粘液をふきだしてよろよろとよろめいた。

KP
2R目!
カイ!
カイ
任せられた。あいつが動く前に、殺す!
キックでくらげ2体目を攻撃。
カイ
CCB<=55 〈キック〉 (1D100<=55) > 71 > 失敗
KP
残念!
カイ
「っ!」
まずい、踏み外した! 体勢を立て直しながら、シノノメに視線を送る。
先攻決め
シノノメ
1D100 (1D100) > 88
くらげ(3体管理用)
1D100 (1D100) > 65
くらげの先攻!

くらげの攻撃
くらげ(3体管理用)
x2 1d4 #1(1D4) > 2#2(1D4) > 4
CCB<=40 〈薙ぎ払い(単体)〉シノノメ (1D100<=40) > 75 > 失敗
CCB<=40 〈薙ぎ払い(単体)〉コウ (1D100<=40) > 23 > 成功
KP
回避を行うと攻撃ができない。どうする?
コウ
では回避しない。受ける!
くらげ(3体管理用)
1d6 薙ぎ払いダメージ (1D6) > 2

KP
くらげのゼリーのように柔らかい足は鞭のようにしなり、コウを打ち据える。
コウ
「痛っ……!」
触手が届く。肩を打ち据えられ、強烈な衝撃に腕が痺れる。
それでも、踏みとどまることはできた。漏れる苦鳴を歯を噛み押し殺す。
[ コウ ] HP: 10 → 8

KP
シノノメ!
シノノメ
「コウさんっ!」
シノノメの攻撃
シノノメ
CCB<=50〈こぶし(パンチ)〉 (1D100<=50) > 39 > 成功
数値間違えたけど成功
1d3+1 (1D3+1) > 2[2]+1 > 3
[ くらげ(3体管理用) ] くらげ②†: 1 → 0

シノノメ
「コウさんに近寄らないでっ!」
力一杯剣の腹を振り下ろす。
KP
くらげがまた一体、べちゃりと潰れて地に落ちた。
レン
「よ、よし、当たったっ!」
ミユキ
「クウ、とどめ、刺して!」

KP
マキシ!
マキシ
「よし、あと……一匹だ!」
残るくらげを弓で攻撃。
マキシの攻撃
マキシ
CCB<=61 〈弓〉 (1D100<=61) > 97 > 致命的失敗
マキシ
おうふ。
KP
97かー

マキシの攻撃はファンブル!
KP
あなたの弓から矢が飛び出してあらぬ方へ飛び、クロスボウの弦がはじけた!
〈機械修理〉で修理を行うこと。
次のターンで成功できたら即射撃可能となる。
KP
クロスボウそんなに早く撃てないって?
カタいこと言わない!
マキシ
言わない言わない。
マキシ
「うぁっ……!」
手応えにまずい、と感じても、引き終わった弓はもう放たれるだけだった。
僅かな歪みから、手の中で弦が弾ける。
強い張力が跳ね返るのは辛うじて避けられたが、修理しなくては撃てそうにない。

KP
コウ!
コウ
「大丈夫、あと一匹だ、任せろ!」
弓でくらげを攻撃。
コウの攻撃
コウ
CCB<=77 〈弓〉 (1D100<=77) > 35 > 成功
1d5 ダメージ (1D5) > 2
[ くらげ(3体管理用) ] くらげ③†: 13 → 11

コウの弓はくらげを少し弱らせる。

KP
3R目!
カイ!
カイ
キックで攻撃!
カイ
CCB<=55 〈キック〉 (1D100<=55) > 72 > 失敗
くらげ(3体管理用)
おっと
KP
蹴りは黒い霧を切り裂いた。
先攻決め
くらげ(3体管理用)
1D100 (1D100) > 8
シノノメ
1D100 (1D100) > 30
くらげ(3体管理用)
先攻!

くらげの攻撃
くらげ(3体管理用)
1d4 (1D4) > 4
ふたたびコウ!
CCB<=40 〈薙ぎ払い(単体)〉 (1D100<=40) > 93 > 失敗

KP
くらげの足が振るわれたが、先ほど千切れた部分がぎりぎり届かなかった。

シノノメ
CCB<=60〈こぶし(パンチ)〉 (1D100<=60) > 96 > 致命的失敗
[ シノノメ ] HP: 10 → 9
シノノメ
「きゃっ!」
KP
先ほど死んだくらげを踏みつけ、滑って転倒!
コウ
「シノノメさん!」
シノノメ
「構わないで!
大丈夫だから!」
コウ
「っ、分かった!」
マキシ
何だか調子が出なくなってきたけど、序盤に調子よく2匹落とせたのは大きい。
KP
ここからはどんなに調子が悪くても何とかなりそう。
マキシ
敵の手数の関係上、逆だったらつらかったですからね。
こちらが手数で負けだすと厳しくなっちゃう。

KP
マキシ!
マキシ
〈機械修理〉で弓を修理する。
CCB<=60〈機械修理〉 (1D100<=60) > 83 > 失敗
マキシ
おおっと。
KP
弓を直すには次のターンまで掛かりそうだ。
マキシ
焦る指先が滑った。いつもやってる手入れと同じ修理の筈なのに、指先がどくどくいってうまく動かない。

KP
コウ!
コウ
弓でくらげを攻撃!
コウの攻撃
コウ
CCB<=77 〈弓〉 (1D100<=77) > 8 > スペシャル
1d5 ダメージ (1D5) > 3
[ くらげ(3体管理用) ] くらげ③†: 11 → 8

KP
くらげは撃ち抜かれて黒い霧に一度沈み、浮かび上がってくる。
それは悪夢からさまよい出たもののように見えた。

KP
4R目!
カイ!
カイ
「今度こそっ!」
キックで攻撃!
カイ
CCB<=55 〈キック〉 (1D100<=55) > 93 > 失敗
KP
おぉっと
KP
カイの足はわずかに遅れる。
先攻決め
くらげ(3体管理用)
1D100 (1D100) > 1
シノノメ
1D100 (1D100) > 59

くらげの攻撃
くらげ(3体管理用)
1d4 (1D4) > 3
くらげ(3体管理用)
CCB<=40 薙ぎ払い(単体)マキシ (1D100<=40) > 35 > 成功
マキシ
回避はしない。
くらげ(3体管理用)
1d6 薙ぎ払いダメージ (1D6) > 3
system
[ マキシ ] HP: 11 → 8

マキシ
「!」
修理を試みている間に、くらげの触手が襲ってくる!
くらげ(3体管理用)
くらげの足が牧志の体をなぎ払う。
マキシ
触手が強かに胸を打ち据え、一瞬息が詰まる。
意識が抜けそうになった。
シノノメの攻撃
シノノメ
CCB<=60〈こぶし(パンチ)〉 (1D100<=60) > 6 > スペシャル
1d3+1 (1D3+1) > 2[2]+1 > 3
[ くらげ(3体管理用) ] くらげ③†: 8 → 5

シノノメ
「このぉっ!」
KP
シノノメの武器が風音を立てる。

KP
マキシ! 今回から射撃可能。
マキシ
痛む胸をこらえて息を吸い、ようやく直せた弓を踏みつけて一気に引く。
弓で攻撃!
マキシの攻撃
マキシ
CCB<=61 〈弓〉 (1D100<=61) > 13 > 成功
1d5 ダメージ (1D5) > 3
[ くらげ(3体管理用) ] くらげ③†: 5 → 2

KP
くらげは触手をゆらゆらとあげ、殺意を叩きつけようとした。
その体を弓が撃ち抜き、くらげは体勢を崩す。

KP
コウ!
コウ
ふらつくくらげに止めをさすべく、矢を射る。
コウの攻撃
コウ
CCB<=77 〈弓〉 (1D100<=77) > 42 > 成功
1d5 ダメージ (1D5) > 5
[ くらげ(3体管理用) ] くらげ③†: 2 → 0

コウ
「去れ!」
KP
くらげはぐしゃりと中身を飛び散らせ、地に落ちた。
戦闘 終了。
くらげの肉(アイテム)を得た。
KP
戦闘ここまで。Discordに戻ります。
みんな強いじゃない。
コウ
はーい! 同じく戻ります。

KP
振り向くと、丁度クウが最後のくらげにとどめを刺すところだった。
最後の一撃を加えれば、地響きを鳴らしてその巨体を横たえた。
怪物はぎょろりと黄色い目をこちらに向け、忌々しそうに睨みつけると、そのまま動かなくなった。
マキシ
最後の一体が地面に落ちるまで、その眼を睨みつけ続けた。
地面に落ちても、次が来ないかしばらく森の向こうを睨んでいた。
コウ
「そっちも終わったのか……、よかった。
こんな数が一気に来るなんて、普通じゃない」
弓を構えたまま、周囲の様子を見る。三人は大丈夫か、もうくらげは来ないか、周囲に異変は起きていないか。
KP
ひとまず周囲は静かになり、不吉な霧もゆっくりと晴れてゆく。

辺りはもうすっかり暗くなっており、遠くに見えるカンブリックの家の灯りが心に安心感を齎した。……早く帰らなければ。


──どこへ?

家へ向けた爪先が、小石にぶつかったように一度止まる。
あそこは、本当に自分たちが帰る場所だろうか。
昼に見た白昼夢を思い出し、あなたの小さな胸の内を不安が塗り替えていく。
コウ
「戻ろう……、サクラがいる。話したい事があるんだ」
意識して、そう口にする。
マキシ
「うん……、そうしよう。なあ、コウ」
コウ
「なんだ」
マキシ
「あれって」
コウ
「後にしよう。……後だ。帰ってからだ。
その弓もちゃんと直した方がいい。それに、サクラのいる所で話したい」
マキシ
「そう……、だな」
KP
全員、〈目星〉
判定
マキシ
1d100 98 マキシ Sasa 1d100→ 21→成功
コウ
1d100 76 コウ Sasa 1d100→ 18→成功
カイ
1d100 70 カイ Sasa 1d100→ 30→成功
シノノメ
1d100 55 シノノメ Sasa 1d100→ 55→成功

KP
ふと空を見たとき、また緑色の光が迸ったように見えた。

★12:【崩壊の気配】を入手
シノノメ
「コウさん。あれ……」
コウ
「ああ……、あの光だ」

コメント By.KP(佐倉)
ダージュってどんな想いを抱いていたんだろう?
シナリオの細かい動きを見ると、どうにも単純なものではなかったような気がしてならないのですが、私の感傷ですかねぇ。

プレイ日:2025年5月17日 ~ 2025年12月19日

作者名: つきめぐり/つきのわむく

配布・販売サイト: 【COC6版】波間のダージュ【継続推奨人数可変シナリオ】SPLL:E194766

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本作は、「 株式会社アークライト  」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。

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