こちらには
『迷い家は桜の先に』のネタバレがあります。
本編見る!
KP
居間に戻ると、先程は仄かだった鍋の香りが部屋中に漂っている。
囲炉裏端にお膳が二つ置かれていた。
お膳には煮魚が盛られた皿、白米、茶と水が入った茶碗が並んで、ふんわりと湯気をあげている。
先程まで鍋が下がっていた囲炉裏には鉄瓶が下がっていた。
囲炉裏端にお膳が二つ置かれていた。
お膳には煮魚が盛られた皿、白米、茶と水が入った茶碗が並んで、ふんわりと湯気をあげている。
先程まで鍋が下がっていた囲炉裏には鉄瓶が下がっていた。
佐倉 光
「おお~、美味そうだ!」
KP
佐倉が弾んだ声を上げた。
牧志 浩太
「ひゃあ、美味そう……」
歓声の横で、緩みきった声を漏らした。
歓声の横で、緩みきった声を漏らした。
牧志 浩太
「ありがとうございます、頂きます」
でろでろに緩んだ顔のまま、いそいそと座って箸を取る。
でろでろに緩んだ顔のまま、いそいそと座って箸を取る。
KP
つやつやと輝き一粒一粒立った米、ふっくらとして煮汁がしみ込んだ煮魚、ちょっとした大根やにんじんの煮物のつけ合わせ、小皿に盛られた漬物が少し。
素朴でありながら、ひとつひとつが丁寧に作られた料理だった。
素朴でありながら、ひとつひとつが丁寧に作られた料理だった。
牧志 浩太
あの時から、外で何か食べる時に、一口食べて少し様子を見てから食べる癖がついてたけど、この時だけはそれも忘れていた。
牧志 浩太
箸を走らせる速度ももどかしく、煮魚と米を合わせて口に含む。
牧志 浩太
……美味しい。
染み通るように美味しい。
腹の底に落ちてじんわりと温かい熱を発するような、細やかな手つきが見えるような、そんな料理だった。
煮汁のやさしい味わいが舌から鼻へふわりと広がって、頭を包み込む。
染み通るように美味しい。
腹の底に落ちてじんわりと温かい熱を発するような、細やかな手つきが見えるような、そんな料理だった。
煮汁のやさしい味わいが舌から鼻へふわりと広がって、頭を包み込む。
牧志 浩太
「美味しい」
満面の笑みで、万感を込めて、そう一言だけ口にする。
満面の笑みで、万感を込めて、そう一言だけ口にする。
KP
米はしゃっきりと繊細な甘味を含み、煮魚の汁を吸い込む。
魚は柔らかく、かといって崩れてもおらず、程よい弾力をそなえていた。
野菜は素材の味をくっきりと伝え、漬物は甘味を引き締めてバランスをとる。
その味は素朴ではあったが、温かく柔らかく優しく調和して、全てを満たしていった。
SAN値回復 1D3
魚は柔らかく、かといって崩れてもおらず、程よい弾力をそなえていた。
野菜は素材の味をくっきりと伝え、漬物は甘味を引き締めてバランスをとる。
その味は素朴ではあったが、温かく柔らかく優しく調和して、全てを満たしていった。
SAN値回復 1D3
牧志 浩太
1d3 Sasa BOT 1d3→2
SAN 51 → 53
SAN 51 → 53
佐倉 光
1d3 Sasa BOT 1d3→2
SAN 73→75(最大値)
SAN 73→75(最大値)
KP
食欲のあまりメッセージ葉っぱ置いとくの忘れちゃった。
後でかわりのを出そう。
後でかわりのを出そう。
牧志 浩太
二人が食欲のあまり急いで向かったから、丁度お風呂を出る頃に…… って準備してたさくらちゃんがあわてて置き忘れちゃったんですね
牧志 浩太
箸を揃えて置き、ご馳走さまでした、と膳に向かって深く頭を下げる。
牧志 浩太
美味しかった、と腹をさすって喜びのため息をつく。
何もかもが満たされ、安心し、落ち着いていた。
思考がバランスを思い出して緩やかに回り始めていた。
何もかもが満たされ、安心し、落ち着いていた。
思考がバランスを思い出して緩やかに回り始めていた。
佐倉 光
「はー、美味かったぁ~」
KP
膳を残らず空にして箸を置き、ため息をつく。
牧志 浩太
「本当に、美味かったな……。染み通るような味だった。
俺達のために手間をかけてくれたんだろうなって、そう思える味だった」
俺達のために手間をかけてくれたんだろうなって、そう思える味だった」
佐倉 光
「うまかったなー。
理屈も何もかも吹っ飛ぶ味だった」
理屈も何もかも吹っ飛ぶ味だった」
佐倉 光
相変わらず帰る方法も分からないけど、不安がないのは不思議だ。
主は見ているようだし、そのうち返してくれるだろうと思えてしまう。
主は見ているようだし、そのうち返してくれるだろうと思えてしまう。
佐倉 光
「むしろしばらく帰りたくねーんだけど、欲かくとろくな目に遭わないのがお約束だもんな、こういうの」
牧志 浩太
「さすがに、そんなに世話になるのは悪いしな」
牧志 浩太
「それに、あんまり居ると、それこそ名残惜しくなりそうだ。
ずっと居るわけにはいかないしさ」
ずっと居るわけにはいかないしさ」
佐倉 光
「そうだな。
ちょっと休んだらあっちの部屋も見るか。気になるし」
ちょっと休んだらあっちの部屋も見るか。気になるし」
牧志 浩太
「そうしよう」
食後の休みがてら、改めて室内をゆっくりと見回す。
食後の休みがてら、改めて室内をゆっくりと見回す。
KP
気のせいだろうか、先ほどより少し日が陰ってきていた。
まったく時間の流れがないように思えたここも、完全に俗世の時の流れと切り離されているわけではなさそうだった。
まったく時間の流れがないように思えたここも、完全に俗世の時の流れと切り離されているわけではなさそうだった。
牧志 浩太
「あれ、少し日が陰ってきてるな。
時間が流れないんじゃなくて、遅いか、必要な時だけ流れるのかもな」
ふと、そんなことに気づいた。
そんなことに気づく余裕が戻ってきている。
時間が流れないんじゃなくて、遅いか、必要な時だけ流れるのかもな」
ふと、そんなことに気づいた。
そんなことに気づく余裕が戻ってきている。
牧志 浩太
少し色を変えた外の風景を眺めて、それから書斎へ向かう。
KP
襖を開けるとそこには小さな書棚と文机がある。
縁側からは庭にある井戸や桜の大木が美しく見えていた。
縁側からは庭にある井戸や桜の大木が美しく見えていた。
佐倉 光
「こんな所で読書したら気持ちよさそうだな」
牧志 浩太
「だな。そのまま転寝しても気持ちいいだろうな……」
書斎という性質からか、この部屋だけは他よりも個人的に見えた。
文机の向こうに、誰か部屋の主を想像してしまうような気配がある。
この部屋を主とする者がいるとすれば。
そんな想像に惹かれて、書棚を眺める。どんな本があるのだろう。
書斎という性質からか、この部屋だけは他よりも個人的に見えた。
文机の向こうに、誰か部屋の主を想像してしまうような気配がある。
この部屋を主とする者がいるとすれば。
そんな想像に惹かれて、書棚を眺める。どんな本があるのだろう。
KP
色々な妖怪が出てくる絵本が数冊、お花の手入れの仕方、礼儀作法とおもてなしの本、恐竜図鑑、先月のバイク雑誌、子供向けの料理本(桜餅とあんころもちとアイスクリームの頁に栞が挟まっている)などが置いてある。
牧志 浩太
「バイクとおもてなしの本と料理本……、もしかしてここの本、あの子たちのか」
その統一感のまるでないラインナップに、思わず吹き出してしまった。
うっかり舞台の裏側を覗いてしまったような、少し内側に触れられたような、そんな照れくささと微笑ましさ。
その統一感のまるでないラインナップに、思わず吹き出してしまった。
うっかり舞台の裏側を覗いてしまったような、少し内側に触れられたような、そんな照れくささと微笑ましさ。
KP
そんな統一感のまるでない書架に、一冊の無題の和綴じの本が置いてあった。
牧志 浩太
その中に一冊だけ雰囲気の違う本を見つけて、思わず手に取っていた。
止める者がなければ、本を開く。
止める者がなければ、本を開く。
KP
俗っぽいとすら言える他の本達と違い、その書物の中身は、ほとんど白紙だった。
だが一ページだけ、詩のようなものが書かれている。
だが一ページだけ、詩のようなものが書かれている。
門は桜と井戸の間
ふたつの礼で伺いを
さすれば門は開かれよう
ふたつの礼で伺いを
さすれば門は開かれよう
KP
それをあなたの目が追い終った時、その真下に、
「もうだいじょうぶ?」というクレヨンの字が浮かんだ。
「もうだいじょうぶ?」というクレヨンの字が浮かんだ。
佐倉 光
横からのぞき込んで、字が出てくると同時に思わず周囲を見回した。
しかし何の気配も感じなかった。
しかし何の気配も感じなかった。
牧志 浩太
「……ああ」
心配してくれてたんだな、ずっと。
心配してくれてたんだな、ずっと。
牧志 浩太
「……大丈夫だよ。もう、大丈夫」
字をゆっくりと指先でなぞりながら、あの子に呼びかけるように微笑んだ。
頭の奥で、まだ蠢くものはある。
この穏やかな場所を出れば、またそれが牙を剥いて襲いかかってくるかもしれない。
思考を絶えず刺す痛みで眠れなくなることだって、きっとある。
でも、大丈夫。
おかげで、思い出せたんだ。
その不安に、意味なんてなかったことを。
外にあるのが、恐怖だけじゃないってことを。
世界に触れるのが、こんなにも好きだったってことを。
字をゆっくりと指先でなぞりながら、あの子に呼びかけるように微笑んだ。
頭の奥で、まだ蠢くものはある。
この穏やかな場所を出れば、またそれが牙を剥いて襲いかかってくるかもしれない。
思考を絶えず刺す痛みで眠れなくなることだって、きっとある。
でも、大丈夫。
おかげで、思い出せたんだ。
その不安に、意味なんてなかったことを。
外にあるのが、恐怖だけじゃないってことを。
世界に触れるのが、こんなにも好きだったってことを。
牧志 浩太
振り返りながら、外の桜の木を見遣る。
陽は、もう随分と暮れているだろうか。
陽は、もう随分と暮れているだろうか。
KP
まだ空は青いが、烏が鳴き始めている。
牧志 浩太
「佐倉さん。この文章、どう思う?
帰り方、なんじゃないかと思うんだけど。
佐倉さん、前に一度外の方見てただろ。
……あれさ。
外への道に、何かあったんじゃないのか?」
少しだけ躊躇って、そう口にした。
頭の奥で微かに不安が蠢いた。それを、一瞬目を閉じて静かに無視する。
帰り方、なんじゃないかと思うんだけど。
佐倉さん、前に一度外の方見てただろ。
……あれさ。
外への道に、何かあったんじゃないのか?」
少しだけ躊躇って、そう口にした。
頭の奥で微かに不安が蠢いた。それを、一瞬目を閉じて静かに無視する。
佐倉 光
「ああ……」
一瞬躊躇ってまあなと頷いた。
一瞬躊躇ってまあなと頷いた。
佐倉 光
「俺達が入った道、塞がってた。
別に気にすることじゃないなと思って言わなかったんだ」
別に気にすることじゃないなと思って言わなかったんだ」
KP
とにかく情報共有をしろと口煩く言う佐倉にしては、珍しい反応だった。
佐倉 光
「それで正しかったと俺は思ってるよ」
佐倉 光
「まーこれで何かあったら俺が責任とるから。つーことで」
牧志 浩太
「俺も同感、かな」
牧志 浩太
「あの時の俺がそれを知ってたら、きっと休むどころじゃなかったし。
ありがとう、佐倉さん」
ありがとう、佐倉さん」
牧志 浩太
「これでもし、何かあったら……
その時は、そうなってから考えるよ。一緒に」
先にもらった言葉を返して、笑った。
そうだ、きっとそれでいい。
その時は、そうなってから考えるよ。一緒に」
先にもらった言葉を返して、笑った。
そうだ、きっとそれでいい。
牧志 浩太
「忘れ物はないよな。
あ、浴衣のままだ。服、着替えてこないと」
あ、浴衣のままだ。服、着替えてこないと」
佐倉 光
「そうか、そろそろ着替えないと。
着心地良かったなぁ、これ」
着心地良かったなぁ、これ」
KP
文机の上にも開かれた本が置いてある。
どうやら何か不思議な言葉が書かれていると視界の端にいれるだけでも予感できた。
どうやら何か不思議な言葉が書かれていると視界の端にいれるだけでも予感できた。
牧志 浩太
「だな、脱ぐのが何だか惜しいな」
話しながら、文机の上に開かれた本を見る。
話しながら、文机の上に開かれた本を見る。
KP
それはある意味見慣れたような奇妙な文言を含むお呪いのようだった。
◆開かれた本の呪文 についての記載
KP
また、机の引き出しの隙間から桜の花びらが数枚はみ出ている。
佐倉 光
「貰って帰るもの、いいのなかったらこの浴衣でもいいレベルだ」
佐倉 光
「道を通る方法と、道を見つける方法か。
いよいよ帰宅時間って感じだ」
いよいよ帰宅時間って感じだ」
KP
言葉に答えるように、外からカァオと烏の鳴き声が聞こえた。
KP
結城はここであめ玉持ってたんだけど、佐倉はエネルギーバーとスポドリのミニボトル程度しか持ってないんだよなー
マッカとマグネタイト置いてってみんなを困惑させることしかできない。
マッカとマグネタイト置いてってみんなを困惑させることしかできない。
牧志 浩太
マッカとマグネタイト置いてってみんなを困惑させるの、ちょっと面白い。
牧志 浩太
「だな。ゆっくり休んで元気になったらお帰りなさい、ってことなんだろう。
ちゃんと、送り出してくれるんだな。
帰りの道だけは自分で開けていけ、っていうのはちょっと不思議だけど」
ちゃんと、送り出してくれるんだな。
帰りの道だけは自分で開けていけ、っていうのはちょっと不思議だけど」
牧志 浩太
桜の花弁を手で受けながら、引き出しを開けてみる。
KP
中から大量の桜の花びらが溢れだした。
その中に桜の葉が一枚。
『あなたの笑顔がお礼です』
『ありがと』
葉っぱにはそう書いてあった。
その中に桜の葉が一枚。
『あなたの笑顔がお礼です』
『ありがと』
葉っぱにはそう書いてあった。
KP
佐倉は葉っぱを見て笑った。
佐倉 光
「笑顔がお礼? こっちが笑顔にして貰ったんだろ」
牧志 浩太
「本当にな、何から何まで貰いすぎだよ。
それじゃ、最後に一杯笑って行こうか」
それじゃ、最後に一杯笑って行こうか」
佐倉 光
「笑え、といわれると……」
佐倉 光
「……」
佐倉 光
「顔引きつっちまう」
牧志 浩太
「佐倉さん、すごい顔になってる」
佐倉 光
「しょうがねぇだろ苦手なんだよこういうの」
KP
〈目星〉をどうぞ。
佐倉 光
「おっ、今度は難易度高いぞ」
牧志 浩太
1d100 98〈目星〉 Sasa BOT 1d100→15→成功
佐倉 光
1d100 85〈目星〉 Sasa BOT 1d100→92→失敗
牧志 浩太
急いで溢れ出す花弁の中から、少し濃い色のものを探す。
KP
あなたはあふれかえる桜の花びらの中に、うっすらと色が濃い物を見つけた。
強い達成感をおぼえた。
強い達成感をおぼえた。
牧志 浩太
「見つけた!」
じっと目を凝らし、さっと手を差し出して捕まえる。
こんな、何でもないことが楽しい。
じっと目を凝らし、さっと手を差し出して捕まえる。
こんな、何でもないことが楽しい。
佐倉 光
「え、見つけたのか、いいなぁ。
どれも同じようにしか見えねーや」
佐倉はあなたがつまんでいる花びらを見ても、どうしても差が分からないと言った。
ただの『色』ではないのだろうか。
どれも同じようにしか見えねーや」
佐倉はあなたがつまんでいる花びらを見ても、どうしても差が分からないと言った。
ただの『色』ではないのだろうか。
牧志 浩太
「えっ、そうなのか? 結構違うと思うんだけど」
しげしげとその花弁を見て、他と見比べてみたりする。
しげしげとその花弁を見て、他と見比べてみたりする。
KP
あなたの目には、見れば見るほどはっきりと違うようにしか見えなかった。
佐倉が自分を揶揄っていることを疑うレベルだったが、彼の目に嘘はないように見える。
この花びらを同じ、と見る者の目は自分とは違うのでは、と思うほどだ。
佐倉が自分を揶揄っていることを疑うレベルだったが、彼の目に嘘はないように見える。
この花びらを同じ、と見る者の目は自分とは違うのでは、と思うほどだ。
佐倉 光
「どう見ても同じようにしか見えないな」
KP
佐倉は少し悔しそうだった。
牧志 浩太
「不思議だけど、そんなものなのかもな。見つけた時だけ色が変わって見えるとか」
牧志 浩太
「あとは、桜と井戸の間で、ふたつの礼か」
書斎に、何かそれについて書かれた本はないだろうか。
書斎に、何かそれについて書かれた本はないだろうか。
KP
書斎には他にはそれらしい本はない。
牧志 浩太
風呂場で着替え、いつもの服を着てポーチを付ける。
慣れていて重さなんて感じなかったはずの格好が、少し重く感じた。
慣れていて重さなんて感じなかったはずの格好が、少し重く感じた。
佐倉 光
風呂場で着替えてポーチをのぞき込み、少し考える。
佐倉 光
「うーん……」
佐倉 光
「駄目だ、思いつかねぇ」
書斎の文机にエネルギーバーを出して置いた。
書斎の文机にエネルギーバーを出して置いた。
牧志 浩太
佐倉さんが文机にお礼を置いていくのを見て、引き返してポーチを探る。
牧志 浩太
……エネルギーバーしかない。
結局、横にもう一つエネルギーバーを置いて、あと小瓶から貝殻をひとつ出して置いた。
結局、横にもう一つエネルギーバーを置いて、あと小瓶から貝殻をひとつ出して置いた。
牧志 浩太
名残惜しささえ心地よく引きながら、一歩外へ踏み出した。
佐倉 光
続いて一歩踏み出した。
KP
外はもう夕暮れだった。烏が鳴き交し、オレンジ色に染まった木々が揺れた。
庭には桜の木と井戸が見えている。
庭には桜の木と井戸が見えている。
牧志 浩太
橙色に染まる木々を眺めながら、井戸に近づいて軽く覗き込む。
KP
釣瓶が沈んだ井戸の中に、桜の花びらが何枚も落ちていた。
引き上げれば花びらを掬えそうだ。
よく見ると桜の葉が一枚入っているのが見えた。
引き上げれば花びらを掬えそうだ。
よく見ると桜の葉が一枚入っているのが見えた。
佐倉 光
「お、チェックポイントかな?」
KP
というわけで〈目星〉
牧志 浩太
1d100 98〈目星〉 Sasa BOT 1d100→8→成功
佐倉 光
1d100 85〈目星〉 Sasa BOT 1d100→20→成功
KP
釣瓶を引き上げると、中に一枚色が違う物が混ざっていた。
あなたが拾い上げると佐倉ものぞき込み、
あなたが拾い上げると佐倉ものぞき込み、
佐倉 光
「お、今度は俺にも見える」
不思議そうな顔で言った。
不思議そうな顔で言った。
KP
二人とも桜ポイント+1
KP
一緒に入っていた桜の葉には、
『お帰りの手順は大丈夫でしょうか。いい日和でしたね。』
『やりかたわかる?』
と書いてあった。
『お帰りの手順は大丈夫でしょうか。いい日和でしたね。』
『やりかたわかる?』
と書いてあった。
牧志 浩太
「ふたつの礼か……」
思わず葉を裏返してしまう。何か書いてあったりするだろうか。
思わず葉を裏返してしまう。何か書いてあったりするだろうか。
KP
葉っぱの裏には『にかいおじぎ』とクレヨンで記してあった。
……心配されているようだ。
……心配されているようだ。
牧志 浩太
牧志のいつものムーブやりたかったんだ。>裏返す
KP
いつもの普通の用心深い牧志だ。
牧志 浩太
いつもの牧志が戻ってきた。
牧志 浩太
「あ、もしかして……。
ここに来た時、神社だったよな、確か」
ここに来た時、神社だったよな、確か」
佐倉 光
「わっかりやす」
思わず吹き出した。
思わず吹き出した。
佐倉 光
「なるほどな。ここも【神のおわす場所】ってとこ?」
牧志 浩太
「そういうことだな、きっと。
……何だか俺達、よく神様にお世話になってるな」
夕暮れの風の中、桜の大木を見上げた。
空に枝を広げる偉容は、確かに【神】と言ってもおかしくはないように感じた。
……何だか俺達、よく神様にお世話になってるな」
夕暮れの風の中、桜の大木を見上げた。
空に枝を広げる偉容は、確かに【神】と言ってもおかしくはないように感じた。
KP
桜の若木は静かに夕映えの空に佇んでいた。
まるであなた方を見送るようにも見えた。
まるであなた方を見送るようにも見えた。
佐倉 光
「まともに話通じるなら、もう神だろうと悪魔だろうとなんでもいい」
牧志 浩太
「ああ…… 話の通じない奴が多すぎるもんな……」
横から聞こえた声に、遠い目になってしまった。
横から聞こえた声に、遠い目になってしまった。
牧志 浩太
「よし。それじゃ帰るか」
桜の木と井戸の間に立つ。
桜の木と井戸の間に立つ。
KP
桜の木と井戸の中間は他の場所と何かが違うようには思えなかった。
本当にここが出口の門なのだろうか。
本当にここが出口の門なのだろうか。
佐倉 光
「まずは門を見つける、だったな」
牧志 浩太
「だな」
本に書かれていた呪文を、静かに唱える。
本に書かれていた呪文を、静かに唱える。
KP
すると、井戸と桜の木の間の一点に、何か気配を感じる。
外から吹き込む風のようにも、都会の雑踏のようにも感じた。
外から吹き込む風のようにも、都会の雑踏のようにも感じた。
牧志 浩太
MP 12 → 11
佐倉 光
「お……何かある」
KP
佐倉がヒラヒラと手をかざすが、何も起こらなかった。
牧志 浩太
二礼、二拍手、一礼。
最後の一礼は、特に深く頭を下げた。
最後の一礼は、特に深く頭を下げた。
佐倉 光
こちらも二礼、二拍手、一礼。
感謝を込めて頭を下げた。
感謝を込めて頭を下げた。
KP
すると、一拍の間をおいて、光る文様の門がじわりと浮かび上がった。
その門から吹いてくる風は暖かい……というより少し蒸し暑かった。
その門から吹いてくる風は暖かい……というより少し蒸し暑かった。
牧志 浩太
「ああ、これは出口だって分かるな」
門の向こうから寄せてくる夏の匂いに、苦笑する。
門の向こうから寄せてくる夏の匂いに、苦笑する。
佐倉 光
「はー。心底帰りたくねぇ」
半ば本気の一言を漏らし、佐倉は門を潜っていった。
半ば本気の一言を漏らし、佐倉は門を潜っていった。
牧志 浩太
これは暑いな、と覚悟して門を潜る。
KP
問を通過する者は SAN-1 MP-1
佐倉 光
SAN 75→74 MP 14→13
牧志 浩太
SAN 53 → 52
MP 11 → 10
MP 11 → 10
牧志 浩太
「……ありがとう。
お世話になりました」
踏み出す直前、最後に振り返って微笑んだ。
お世話になりました」
踏み出す直前、最後に振り返って微笑んだ。
KP
〈聞き耳〉をどうぞ。
牧志 浩太
1d100 97〈聞き耳〉 Sasa BOT 1d100→35→成功
佐倉 光
1d100 79〈聞き耳〉 Sasa BOT 1d100→83→失敗
FANBOX開設したで
FANBOX開設したで
KP
振り返ったあなたは、書斎があった縁側に、
ずらりと少年少女達が座って手を振っているのを見た。
「遊んでくれてありがと! またね~」
そんな声がかすかに聞こえた。
ずらりと少年少女達が座って手を振っているのを見た。
「遊んでくれてありがと! またね~」
そんな声がかすかに聞こえた。
牧志 浩太
手を振り返して、門の向こうへ。
KP
一瞬遅れて振り返った佐倉は「あれ?」と声を上げた。
佐倉 光
「今あそこに誰かいなかったか?」
牧志 浩太
「いたよ。揃って手を振ってくれてた」
佐倉 光
「そうか」
閉じかける門に手を振った。
閉じかける門に手を振った。
KP
一瞬、周囲が白く何も見えなくなり……
KP
二人は真夏の路地裏に立っていた。
目の前にあるのは小さな公園で、子供たちが小振りな遊具で遊んでいた。しかしそれはあの不思議な子供たちではないようだった。
目の前にあるのは小さな公園で、子供たちが小振りな遊具で遊んでいた。しかしそれはあの不思議な子供たちではないようだった。
牧志 浩太
むっと感じる熱に、帰ってきたと分かった。
公園の木を見上げて……
公園の木を見上げて……
KP
気がつくと、あなた方二人は手にかき氷を持っていた。白玉と餡玉が乗っかっている。
ヒグラシの声が聞こえていた。
ヒグラシの声が聞こえていた。
牧志 浩太
「あれ?」
手がひやりと冷たい。見れば、美味しそうなかき氷がそこにある。
手がひやりと冷たい。見れば、美味しそうなかき氷がそこにある。
牧志 浩太
「聞かれてたんだな」
思わず笑ってしまう。
思わず笑ってしまう。
佐倉 光
「すっげぇデザート!」
佐倉は笑ってかき氷をすくって口に入れ、無言で頭を押さえる。
佐倉は笑ってかき氷をすくって口に入れ、無言で頭を押さえる。
佐倉 光
「見事なアイスクリーム頭痛。
こういうのは抑えてもらえないんだな」
こういうのは抑えてもらえないんだな」
牧志 浩太
「それは我慢しろ、ってことかな」
ベンチに腰掛けてかき氷を食べる。
ベンチに腰掛けてかき氷を食べる。
牧志 浩太
ヒグラシの声と垂れ落ちる汗とかき氷。
ああ、夏だったんだな、と思った。
ああ、夏だったんだな、と思った。
佐倉 光
「夢みたいだった」
名残惜しそうに氷水を啜った。
名残惜しそうに氷水を啜った。
佐倉 光
「昼からの密度が濃すぎて、朝のことが随分前に思えるよ」
牧志 浩太
ぷすー、と音を立てながら氷水の残りをすする。
牧志 浩太
「もう、何日もいたような気がするな。
全身が楽になってるんだ」
全身が楽になってるんだ」
佐倉 光
「そうだな、俺も。
こんなすっきりしたのも久しぶりだ。
最近辛そうな顔してたし、良かった」
こんなすっきりしたのも久しぶりだ。
最近辛そうな顔してたし、良かった」
牧志 浩太
「佐倉さんにもシローにも東浪見や先輩や東雲さんにも、随分と心配かけちゃったな」
佐倉 光
「他の連中はともかく、俺はお互い様ってとこだし。
これからも心配かける予定だから、正直治って貰わないと俺も困るし」
これからも心配かける予定だから、正直治って貰わないと俺も困るし」
佐倉 光
「あ、シローには二人で謝ろう」
他のみんなは気にするなと言ってくれると思う。たぶん……。
他のみんなは気にするなと言ってくれると思う。たぶん……。
牧志 浩太
「そうだな。帰ったらまずシローに謝って、それから、ありがとうって抱きしめるんだ」
佐倉 光
「でさー。早速で悪いんだけど」
牧志 浩太
「早速?」
佐倉 光
「俺、実は今、自分の家どこにあるのか分かってない」
牧志 浩太
「あー。
前に俺がやったな、それ」
前に俺がやったな、それ」
佐倉 光
「つーわけで案内ヨロシク」
牧志 浩太
「勿論」
そうして笑いあいながら、家への道を行く。
ヒグラシの声が響く中。
そうして笑いあいながら、家への道を行く。
ヒグラシの声が響く中。
KP
心の荷を降ろし、傷を癒やし、不思議な家でのひとときを胸に抱いて、
あなた方は黄昏の中日常へと家路を辿る。
あなたの手にある真新しい手帳と佐倉の勾玉だけが、
あれは絶対に夢ではなかったのだと告げていた。
あなた方は黄昏の中日常へと家路を辿る。
あなたの手にある真新しい手帳と佐倉の勾玉だけが、
あれは絶対に夢ではなかったのだと告げていた。
END 迷い家
KP
その夜、曲乗りする美少年禰宜の動画を、佐倉が顔色を変えて見せに来て、
今度東北へ行こうと言い出す、そんなことがあったとかなんとか。
おわり
今度東北へ行こうと言い出す、そんなことがあったとかなんとか。
おわり
報酬
クリア報酬について
おみやげ牧志 桜柄の和綴じ手帳(?)
佐倉 桜色の勾玉(日常シーンに限り、一生続く後遺症の体の痛みを軽減)
KP
佐倉は1しか回復の余地ないから振るまでもない。
佐倉 光
SAN 74 → 75
不定の狂気残り5ヶ月
不定の狂気残り5ヶ月
牧志 浩太
合計6d3かな。
6d3 Sasa BOT 6d3→2,1,1,1,2,2→合計9
SAN 52 → 61 不定の狂気残り1ヶ月
だいぶ立ち直ったけど、最大値までは戻らず。
6d3 Sasa BOT 6d3→2,1,1,1,2,2→合計9
SAN 52 → 61 不定の狂気残り1ヶ月
だいぶ立ち直ったけど、最大値までは戻らず。
KP
減りすぎてたか~
牧志 浩太
ですねぇ。
でもかなり持ち直した。
でもかなり持ち直した。
KP
あと報酬の回復ダイスへたれ気味だったのね
60はこえた。良かった良かった。
60はこえた。良かった良かった。
牧志 浩太
3出てませんしね。
でも60越えたので、《SANチェック》安定を取り戻せる。
でも60越えたので、《SANチェック》安定を取り戻せる。
KP
佐倉の勾玉はちゃっかり日常生活がちょっと便利になる機能付いてますが、
牧志の手帳は普通のより頁が何故か多くて使ってもなかなか減らないとか?
牧志の手帳は普通のより頁が何故か多くて使ってもなかなか減らないとか?
牧志 浩太
そうそう、手帳にも何かあるかもしれないなと思ってました。
桜の香りがして、振り返っていると少し冷静になれるとかかもしれません。
桜の香りがして、振り返っていると少し冷静になれるとかかもしれません。
KP
牧志くんの手帳、読むと落ち着くっていう数値外機能つけときます?
正直どっちもキャラクター性能に関係ないし、頁あまり減らない もつけちゃってもいいと思うけどね。
正直どっちもキャラクター性能に関係ないし、頁あまり減らない もつけちゃってもいいと思うけどね。
牧志 浩太
それでお願いします。基本家に置いているのでこれまた日常限定で、ほんのり落ち着く・頁あまり減らない で。
また不安に襲われたときにちょっと役立つかもしれない。
また不安に襲われたときにちょっと役立つかもしれない。
改変など
KP
最初の予定ほど佐倉壊れなかったけど、今回は牧志に集中した方が楽しそうなのでそうさせていただいた!
牧志 浩太
ですね、ありがとうございます!
次回は佐倉さんにフォーカスしたいな。
次回は佐倉さんにフォーカスしたいな。
KP
改変。
言うまでもないけど、呼んでくれるのがゆうこや勢になってるので、メッセージとか色々書き換わったり追加されたりしてます。
煮魚は最後に煮えることになってたけど、あれは多分「帰れる」ということを確約されて落ち着いてから食べてねという意図だと思われますので、今回は中の人が双方このシナリオの内容知っていたので食べたい時に完成させちゃいました。
言うまでもないけど、呼んでくれるのがゆうこや勢になってるので、メッセージとか色々書き換わったり追加されたりしてます。
煮魚は最後に煮えることになってたけど、あれは多分「帰れる」ということを確約されて落ち着いてから食べてねという意図だと思われますので、今回は中の人が双方このシナリオの内容知っていたので食べたい時に完成させちゃいました。
牧志 浩太
ありがとうございます!
何の害もなくてやさしい怪異ってつまりゆうこやなんだなぁとか、ふたわの世界にお邪魔する雰囲気を楽しめてほんわかしました。
何の害もなくてやさしい怪異ってつまりゆうこやなんだなぁとか、ふたわの世界にお邪魔する雰囲気を楽しめてほんわかしました。
KP
あ、あとうたた寝したときにおふとん掛けてくれるイベントなんかも追加ですね。
牧志 浩太
あれはやさしくて微笑ましくてよかったなぁ。
さくらもちできたし。
さくらもちできたし。
KP
意図してなかったのにwww
あ、そうそう。二人で抵抗なくはいれるように風呂も広げた。たぶんあんなに広くない。
あ、そうそう。二人で抵抗なくはいれるように風呂も広げた。たぶんあんなに広くない。
牧志 浩太
せっかくなら一緒にゆっくりしたかったですからね。
三人分、にはああーってなりましたね。
三人分、にはああーってなりましたね。
KP
足広げられるように三人分くらい……って適当に設定してから、「あれ、三人って……そういう……」と後で気付いた。
隻眼の牧志くんも癒やされてくれ。彼も一緒にすり減っていただろうから。
隻眼の牧志くんも癒やされてくれ。彼も一緒にすり減っていただろうから。
牧志 浩太
きっと彼も一緒にすり減っていたでしょうからね。一緒にゆっくりできたことでしょう。
ありがとうございました!
たっぷり牧志の深い傷と狂気、そこから立ち直っていく姿を描けて楽しかったです。
あともうすぐ桜の時期にちょうどやれて、すごく雰囲気がありました。
ありがとうございました!
たっぷり牧志の深い傷と狂気、そこから立ち直っていく姿を描けて楽しかったです。
あともうすぐ桜の時期にちょうどやれて、すごく雰囲気がありました。
KP
大体夜中に進めることになったので、夜中に美味しそうなおやつやご飯描写しなきゃしけなかったのがしんどかったですっっっ
綺麗なお屋敷の中を小さな足音がこっそり駆け回っているイメージでやってました。たのしかった。
綺麗なお屋敷の中を小さな足音がこっそり駆け回っているイメージでやってました。たのしかった。
牧志 浩太
物陰から少女達がひそひそ言い合っている感じでとても微笑ましかった!
KP
世界が大好きな牧志が、よく見える目で恐怖しか見られなくなるの哀しすぎるんじゃ!
あと最初の所で壊れてる牧志くんがかわいそうだけどイイ。
あと最初の所で壊れてる牧志くんがかわいそうだけどイイ。
牧志 浩太
今回最初の牧志は本当に「見る影もない」という言葉が似合うくらいに、まるで別人のようになってしまっていましたね。
序盤、the狂気! って感じを意識しました。
劇中で次第に悪化して、どうしようもなくなって、それから立ち直っていけるところまで、みっちり描写できて本当に楽しかった。
序盤、the狂気! って感じを意識しました。
劇中で次第に悪化して、どうしようもなくなって、それから立ち直っていけるところまで、みっちり描写できて本当に楽しかった。
KP
エンディングでスタッフロールに、シロー抱きしめる絵、鍵外してく絵、皆と遊びに行く絵、縁側でエネルギーバーたべてるゆうこや勢 あたりのイラストが出るとよい。
牧志 浩太
ああ~~ いいですね そのへんのシーンはエンディングの「それから」に似合う。
KP
なんでマッカとか置いてかなかったの?>数字で評価したら失礼かなとか思ったらもう何をどれだけおいてったら良いかわかんなくなった。
牧志 浩太
その結果のエネルギーバー。
色々と考えた結果ああなったのニコニコするなぁ。
色々と考えた結果ああなったのニコニコするなぁ。
KP
実は持っているアイテムで一番役に立っているかもしれない小道具。
牧志 浩太
なにかと登場頻度多いですよね、佐倉さんのエネルギーバー。
平穏と夢
KP
ん、そうか、今回ファンブルとかなかったっけ?
牧志 浩太
確か今回はないですね。出目も平穏。
KP
ゆうこやの癒やしパワーすごい。
牧志 浩太
すごい。これが癒しの力。
今回はゆうこや世界にお邪魔していたからこそ、何も起こらず平穏でいられたのかもしれない。
(誰かさんの夢はなんでしょうね)
今回はゆうこや世界にお邪魔していたからこそ、何も起こらず平穏でいられたのかもしれない。
(誰かさんの夢はなんでしょうね)
KP
なんでしょうね。
なにげにデス・トラップ仕掛けないでいただきたい。
まああそこで終わりを選んだらそれはそれで幸せだったかも知れないけど。
なにげにデス・トラップ仕掛けないでいただきたい。
まああそこで終わりを選んだらそれはそれで幸せだったかも知れないけど。
牧志 浩太
もしかすると、疲れ果てた牧志を見た●●さんの、それはそれでやさしさだったのかもしれないし、消耗しきった牧志の中で死に対して生を望む心の戦いが見せた夢だったのかもしれない。
KP
ともあれ帰ってこられて良かった。
牧志 浩太
よかったよかった。
次の予定
KP
ひとまず次は決まってないんだっけな。
牧志 浩太
そういえば次回なのですが、当初はリアルタイムで「なぜか山羊の仮面をかぶらされている牧志と一緒に素直なクローズド探索脱出」なシナリオをやろうと思っていたものの、ちょっと迷ってまして。
今回ほぼ牧志がメインの話だったので、もう少し対話主体の話で佐倉さんの記憶障害にフォーカスを当てたい気がしているんですよね。
今回ほぼ牧志がメインの話だったので、もう少し対話主体の話で佐倉さんの記憶障害にフォーカスを当てたい気がしているんですよね。
KP
ちょっと軽めのやっときたい気はあります。
本格的に重いのに入ったら記憶傷害してる暇ないし。
本格的に重いのに入ったら記憶傷害してる暇ないし。
牧志 浩太
なんですよね。
あと、しばらく狂気山脈で日程が埋まっているので、その間に置きでしっとりしたものやれたらいいなと思っています。
あと、しばらく狂気山脈で日程が埋まっているので、その間に置きでしっとりしたものやれたらいいなと思っています。
KP
たしかにー
佐倉PCにして「誰だか分かんない人」と語り合ったり助けたりする
佐倉KPCにして「様子がおかしい」系のそんなハードじゃないヤツをやる
あたりですかねぇ。
佐倉PCにして「誰だか分かんない人」と語り合ったり助けたりする
佐倉KPCにして「様子がおかしい」系のそんなハードじゃないヤツをやる
あたりですかねぇ。
牧志 浩太
ですねぇ。
現状浮かぶのは、
「Midnight pool」……シリアス。
目が覚めると水族館にいて、KPCと一緒に水族館を巡る話。切ない感じ。
「ただ君と海辺を歩くだけ」……海辺でひたすら遊ぶだけのお話!
今回同様、ひたすら対話するテイストになりそうです。
・なぜか記憶障害のまま誰だか分からない人と筋トレする羽目になる話(ギャグ)
あたりですね。
現状浮かぶのは、
「Midnight pool」……シリアス。
目が覚めると水族館にいて、KPCと一緒に水族館を巡る話。切ない感じ。
「ただ君と海辺を歩くだけ」……海辺でひたすら遊ぶだけのお話!
今回同様、ひたすら対話するテイストになりそうです。
・なぜか記憶障害のまま誰だか分からない人と筋トレする羽目になる話(ギャグ)
あたりですね。
KP
水族館いいなぁ。
筋トレっ! これももう明るいネタが欲しい時に挟もう!!
記憶障害まだ5ヶ月分もあるから……
筋トレっ! これももう明るいネタが欲しい時に挟もう!!
記憶障害まだ5ヶ月分もあるから……
牧志 浩太
ひとまず水族館に行ってみるのが面白いかなぁ、と思っています。
こちらはやったことのあるシナリオなので、やるならこちらがKPですね。
出たりましになったりもしてますし色々楽しめますね! >まだ5ヶ月
いつからやりましょう? >Midnight pool
こちらはやったことのあるシナリオなので、やるならこちらがKPですね。
出たりましになったりもしてますし色々楽しめますね! >まだ5ヶ月
いつからやりましょう? >Midnight pool
KP
いつでもー!
……明日以降にしようっ。
……明日以降にしようっ。
牧志 浩太
それはそう! シナリオさらえてたらえらい時間に!
ありがとうございました、おやすみなさいませ
忘れないように窓だけ作っておきます
ありがとうございました、おやすみなさいませ
忘れないように窓だけ作っておきます
KP
ありがとうございます!
コメント By.KP
穏やかな春に癒やされて、日常に戻ってくるふたり。
見えすぎる目は、狂気じみた歪みではなく世界の平穏を見、聞こえすぎる耳は、恐ろしい化け物の囁き声ではなく緩やかな日常の音を聴くだろう。
狂気に溺れて大変なことになっていた牧志をゆっくりとほぐして日常に帰って貰うことができました。
ありがとうゆうこやチーム!
穏やかな春に癒やされて、日常に戻ってくるふたり。
見えすぎる目は、狂気じみた歪みではなく世界の平穏を見、聞こえすぎる耳は、恐ろしい化け物の囁き声ではなく緩やかな日常の音を聴くだろう。
狂気に溺れて大変なことになっていた牧志をゆっくりとほぐして日常に帰って貰うことができました。
ありがとうゆうこやチーム!
【クトゥルフ神話TRPG】
本作は、「 株式会社アークライト 」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
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PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」