こちらにはVOID及び
『迷い家は桜の先に』
ネタバレがあります。

参加PC

KPしてくださるのは田尾さんです。


こんばんは
ヴィキ
こんばんは!
色これだったかな……
結城 晃
ギリギリセェェェェフ!
これかな
KP
こんばんはー
結城 晃
こんばんはメジェド様
KP
お疲れ様ですー
ヴィキ
ビーム出そう神
KP
本日のメジェド神はお二方のほっこりほのぼのムービーを見守る係なので
ヴィキ
ビームではなくムービーだった
KP
つ座布団一枚
さて、ご準備よろしければしれっと始めて行こうかと思います。
ヴィキ
やったー!
お願いいたします!
結城 晃
お願いします!
KP
はーい、それでは始めさせていただきます。
結城 晃
お招きありがとうございます。宜しくお願いします。
KP
本日はよろしくお願いいたします!
ヴィキ
ぺこり

KP
ようこそ。
どうぞ、おくつろぎください。

ここは、桜の招く迷い家。


CoC「迷い家は桜の先に」
作:甘夏党


KP
暖かい春風が吹く頃。
桜も見頃となり、テレビでは連日のように花見スポットが紹介されている。
それにつられてか、もしくは計画をたててか。あなたは花見スポットに訪れていた。
桜の咲き誇る公園には多くの人が訪れていた。
誰もかれも花見が目当てなのだろう。
中には花見とは名ばかりの酒宴を開いている集団もあり、なかなかに騒がしくもある。
もう少し奥まった場所であれば落ち着いて花見もできそうだった。
KP
それではどうぞ、お好きに動いてくださいませ。
結城 晃
ふーむ。花見でグラサンはないよなぁ~
結城 晃
外しとこ。
KP
結城さん、ノーグラサン花見デートをするの巻
俺は今回SANを回復させてあげたいだけの優しい神(めじぇめじぇ)
ヴィキ
メジェド様ぁ!
結城 晃
今回出てくるPC勢二人だけなんですかね?
KP
そうですね。お二人だけですね。
結城 晃
はーい

ヴィキ
「うわぁぁぁぁぁ!」
結城 晃
「ど、どうした?」
悲鳴に慌てて彼女の方を見る。
ヴィキ
「めっちゃ桜咲いてる!!」
結城 晃
「そりゃそうだよ、一番咲いてるとこ予測入れて分析してくれたのヴィキだろ」
ヴィキ
「そりゃそうだけどさ、でも予想は予想。実際にこれだけ咲いてるの見たら、テンション上がらない?」
結城 晃
「うん、綺麗だなー」
「って思ってたらいきなりの悲鳴で驚いてぶった切られた」
ヴィキ
「あ、そうなの? ごめんごめん」
対して悪びれた様子もなく、頭を掻く
結城 晃
「もうちょっと奥行こうぜ。このへん騒がしいし」
酒盛りで盛り上がっている集団を目で指す。
ヴィキ
「うーん、そうだねぇ。この辺、こんもり咲いてていいところなのになぁ」
結城 晃
「だからこそ、だろうなぁ」
「まあ、まだ時間も早いし、探せば良いとこあるよ」
ヴィキ
「そうだね。みんな楽しそうだし、ここはオジサンたちに譲ってあげよう」
結城 晃
今回スパロー組とは予定が合わなかった、が、まあそれはそれでも良いかな、と思ったりする。
それはそれとしていずれ予定合わせて皆で行きたいものだが。
ヴィキ
「春先輩たち、残念だったね」
結城 晃
「なんか青木さんにも声をかけたら、「スパロー組が来ない?」「ヴィキさんと二人きり?」と確認された上でいきなり早口で用事の説明をされた」
ヴィキ
「青木さん、そういうとこあるよね……」
困ったように笑う
結城 晃
「そうだなー。また今度機会合わせて行きたいな」
これは完全に本心。
KP
そんな話をしながら、落ち着いた場所を求めてあなたたちは少し奥まったところに入っていく。
結城 晃
ま、折角気を遣ってもらったのだ。のんびり過ごす場所を探そう。
ヴィキ
騒がしい人たちから幾らか遠ざかったところで、すすす、と結城に近づき、そっと手を繋ぐ
KP
あら~~~~~~
ヴィキ
今の我々は、こうした甘々も許される!
結城 晃
自然に繋ぎかえす。こういった行動にも照れがなくなってきた。
(随分歩くせいか、このへんにはあまり人はいないなぁ……)
ヴィキ
手を握り返されて、彼にそっと微笑みを返し
結城 晃
VOIDと手を繋いでいても、あまりじろじろ見てくる人がいないのは有り難い。
KP
もうすこししたら天の声を入れよう(にっこり)
結城 晃
はーい
止められるまで延々話が止まらないので、適当なところで割り込んでくれてかまいませんよ!
KP
了解です~
きっと今エキストラが陰からタイミングをうかがってますw

ヴィキ
「結構広いんだね、この公園」
結城 晃
ここって、あの事件があった公園じゃないだろうな?
KP
さすがにあなたの思っている公園ではないでしょう!
結城 晃
よかった!!
ヴィキ
「どうかした?」
結城 晃
「いや、何でもないよ」
ヴィキ
「やっぱり、デートの時はアンテナ、外して来た方がいいかなぁ」
こんこん、と指でアンテナを小突く
結城 晃
とらぶるで又折れるかも知れないしね。
ヴィキ
結城と二人きりになると破損するアンテナ
結城 晃
「そうだなぁー、でも……」
彼女がVOIDであることを示す物はそれだけではないし、見た目的にはそれほど気にしない。
ただ、何故か、二人きりだと折れるのだ、あれは。
KP
ちょっといい雰囲気になってきたところで
ヴィキさん、不意にあなたの服の裾が軽く引っ張られた。
ヴィキ
「おっとと?」
結城 晃
「ん?」
KP
振り返ってみてみれば、幼い女の子がにこにこと笑いながら「こんにちは」と話しかけてくる。
ヴィキ
「あら。はい、こんにちは」
結城 晃
「こんにちは」
言いながら反射的に親御さんを探す。
KP
周囲に親御さんらしき人は見当たりませんね。
結城 晃
(迷子……には見えないな。『親が迷子』の可能性はあるけど)
ヴィキ
何歳くらいの子なんだろう
KP
敬語が使える不思議な女の子ってことは小学生低学年くらい?(偏見)
ヴィキ
なるほど
女の子
「お花見ですか?」
ヴィキ
「うん、そうですよー。お嬢さんも?」
少しかがみ込んで、目線を合わせるように
女の子
「そうなの、お姉ちゃんたちは……」
と二人を交互に見やって、何かを察したように微笑むかもしれない。
ヴィキ
「あはは……」
その微笑みに、少し困ったように頬を掻いて
女の子
「じゃあ、いいこと教えてあげます!」
といって耳を貸してとジェスチャーする。
結城 晃
「……ん? なんだい?」
ヴィキ
「ん? なになに?」
かがみ込んで、耳(アンテナ)を近づける
結城 晃
またアンテナ破損の予感!?
女の子
「それなら、あの道の先は人が少なくて穴場みたいでしたよ。」と二人の耳元で内緒話をするように伝えて、指をさす。
ヴィキ
「あ、あらら」
そのおませなアドバイスに、思わず頬に手を当てて戸惑ってしまった
結城 晃
「詳しいね、お嬢さん」
「ありがとう、それじゃそっちへ行ってみようかな」
そろそろ少し座りたいしな。
ヴィキ
「素敵な情報をありがとう」
女の子
「うん、お花見楽しんでくださいね。」
ヴィキ
「うん、あなたもね。素敵なお嬢さん」
KP
このあたりはまだ人も多く、騒がしさはある。
落ち着いた場所に行くのならば教えてもらった小道の先を進むのがいいかもしれない。
結城 晃
親御さんの姿は見えないが……彼女の落ち着き具合から言って、賑やかな宴席のどこかが彼女の席なのだろうと推察する。
「折角だから行ってみよう」
ヴィキに声をかけて、進路をそちらへ向けよう。
ヴィキ
「うん、そうだね」
微笑んで頷く
KP
ではそうですね、結城さん
あなたが小道を確認して再び女の子のほうを向けば、先ほどまでいたはずの女の子はもうどこかへいなくなっていた。
あたりを見渡してもそれらしき姿は見えないだろう。
びっくりである。
結城 晃
「あれ? もういない」
KP
NPCはクールに去るぜ
ヴィキ
ヒュー
ヴィキ
「? どうかした?」
先に進んでいたヴィキが振り返る
結城 晃
お礼におやつをあげようと振り向いたら、もう居なかった。
「いや……子供ってじっとしてないなぁ」
ヴィキ
「そりゃそうだよ。元気の塊だもの」
結城 晃
「それにしても、随分足が速いな、もう姿も見えない」
ヴィキ
「そういえば、そうだね……。ということは、迷子じゃなかったってことかな」
結城 晃
「そうなんだろうな」
宴席の方を見てみたが、よく分からなかった。
まあ、いいか……

KP
あなたたちは女の子に言われた通り、小道の先へと進んでいく。
小道に一歩足を踏み入れれば、咲き誇った桜がまるでトンネルのようにあなたの頭上にも広がった。
周囲の騒がしさも徐々に遠くなっていく。なるほど確かに穴場なのだろう。
ヴィキ
「うわぁ……」
結城 晃
「凄いなぁ」
ヴィキ
「すごいね、ほとんどトンネルだよ」
結城 晃
「人がいないのが不思議なくらいだ」
ヴィキ
「おかしいなー、こんな穴場があるなら、噂くらい引っかかっても良いはずなのに」
両耳のアンテナに指を当てて、むむむ、と唸って再検索してみたり
最新型VOIDの矜持
KP
ネットワークを検索してみたりしているうちに、あなたたちは桜のトンネルを抜ける。
開けた場所に出た、そこには、立派な日本家屋があった。
本編見る!
結城 晃
「良い風だなぁ……おっ」
入場料
KP
お二人とも、以下の処理をお願いします。
▼MP -1
▼SAN -1
結城 晃
ここはどこだろうなぁー
[ 結城 晃 ] MP : 11 → 10
[ 結城 晃 ] SAN : 43 → 42
KP
どこだろうなぁー
ヴィキ
おかしい!
我々はSANが回復すると言われてきたのに!
[ ヴィキ ] MP : 18 → 17
[ ヴィキ ] SAN : 96 → 95
結城 晃
代償払わされたぞこの喫茶店。
KP
SAN-1は誤差の範囲!
結城 晃
誤差か!
割と療養で良い目を出したのでちょっぴり戻ったSAN
KP
えらい!

KP
こんなところに家など建っていただろうか、とあなたは首を傾げるかもしれない。
実際、ヴィキさんの検索には何もヒットするものがないだろう。
屋敷は手入れされているようであるが、人の気配は感じられない。表札なども見当たらないことから、観光用の施設などではないかとも感じるほどだ。
結城 晃
「何だろう、東屋……じゃないな、普通に家だ」
「喫茶店、とかでもないのか。イベント用の建造物かな?」
ヴィキ
「むむむむむ……」
アンテナ部のホログラムに『searching…』と表示させながら
「うわ、びっくりした。気がついたら目の前に藁葺き屋根」
KP
庭もあるらしく、そこには桜の大木や井戸があることにも気が付くだろう。
結城 晃
「大丈夫?」
ヴィキ
「大丈夫、大丈夫」
VOIDなのに目の前の異変に気が付かなかったのを照れ隠し
「あれじゃないかな、ほら。公園の中とかに、たまにあるじゃない。有名な人の昔の家を移築しましたー、みたいなやつ」
結城 晃
「ああ、たまにあるやつ……」
それっぽい看板とか、ありませんねぇー。

KP
(探索可能箇所をそっと出しておきますので、いきたいところにどうぞ)
【探索箇所:日本家屋(外)】
・桜の大木
・井戸
結城 晃
【井戸】って蓋されてます?
KP
じゃあ井戸の描写しますね。
【井戸】は相当古いもののようだ。
今は釣瓶(つるべ)が降りている。
釣瓶をあげてみれば、水とともに井戸の中へ溜まっていたのであろう桜の花びらも一緒に汲み上げることができる。
結城 晃
じゃあ、物珍しさで近寄った。
「へぇ、井戸だよ。使われてるみたいだ。珍しいなぁ」
ヴィキ
「井戸なんて、まだ保存されてたんだねぇ」
「やっぱり、ここ史跡か何かだよ」
結城 晃
今以上に珍しい物なんでしょうね、井戸。
KP
そうですねこれは珍しいかもですね。
ここなら鶴瓶で水汲み体験もできますよ。
結城 晃
「そうだな……」
井戸覗いてみて、戯れに釣瓶吊す綱を引っ張ってみる。
「お、動く」
ヴィキ
「勝手に触っちゃって、怒られないかな?」
結城 晃
「大丈夫じゃないかな? 地下水だし」
ヴィキ
「そういうことじゃなくて……」
結城 晃
まあ何より、古い物には興味がある。
KP
今では珍しい水汲み体験!
では〈目星〉をどうぞ。
目星
ヴィキ
CCB<=85 〈目星〉 (1D100<=85) > 50 > 成功
結城 晃
CCB<=55 〈目星〉 (1D100<=55) > 67 > 失敗

結城 晃
「花びらだ、綺麗だなぁ……」
(飲むのは、さすがにやめておくべきだろうな)
KP
成功したヴィキさん、こちらの情報をどうぞ
花びらの中に、一枚だけ「色の濃い桜の花びら」を見つける。
ヴィキ
おっ
「あれ?」
その一枚を摘み上げる
そして、あたりを見回し
この辺りで咲いている桜の中に、この濃い色のものはありますか?
KP
周囲の花びらのなかに同じようなものはないでしょうね。
ヴィキ
「うーん……?」
結城 晃
「……ん、どうかした?」
ヴィキ
「うん……。ほら、この一枚だけ色が濃い」
結城にも見せる
KP
ここでお二人にはステータスに
「桜ポイント」を追加してくださいまし。
結城 晃
「濡れたから、とかじゃ、ないのか……?」
装甲8を桜に変換
ヴィキ
「それだったら、鶴瓶の中に他の花びらだってあるじゃない? 傷んでるとか、そんな感じじゃないんだけど、このあたりにこのくらい濃いお花が無いんだよ」
さくらポイント
KP
「色の濃い桜の花びら」の発見に成功したら1加算していくような感じで管理してくださると助かります。
ヴィキ
はぁい
KP
本当は技能成功したらみたいなんですけど、諸事情によりゆるーく変更してやらせていただいてます。
ヴィキ
タスカル!
KP
なんせ目的が目的ですからね!
結城 晃
あ、ありがとうございます~

結城 晃
「言われてみれば……ふーん、そんなに遠くから井戸に落ちるってのも珍しいな」
ヴィキ
「う~ん」
しばらく考え込んでから
「……ま、いいか」
なんでこんなに花びらのことを気にしているんだろう、と思い直した
結城 晃
「探せばこの辺にあるんじゃないかな? あっちにも桜の木があるし」
ヴィキ
「かもね」
たくさん桜の木があるし
結城 晃
「散歩がてら行ってみよう」
ミステリーツアーっぽくて、少し面白いかも知れない。
ヴィキ
「うん。……知ってた? この公園だけで、六千本の桜が植ってるんだって」
結城 晃
調査場所に家屋はないけど、家って写真みたいにオープン状態なんでしょうか。
KP
今はたぶん戸が閉まってたりするんじゃないかと思います!
ヴィキ
そういえば。
結城 晃
なるほど。
ヴィキ
結城と共に歩きだろうとしてから
はっ、と上を見上げる
結城 晃
「?」
ヴィキ
花びらのことで、周囲を確認して気がついたが
「あっくん……。この、クスノキみたいな大きな木……」
結城 晃
「ん?」
ヴィキ
「ひょっとしなくても、桜?」
結城 晃
「そうじゃないかなぁ……」
ヴィキ
「でで、でも、すっごい大きいよ?」
というわけで、【桜の大木】調べたいです!
KP
了解です~
●桜の大木
近づけば、それは樹齢幾年に及ぶかも分からないほど立派なものだった。
枝垂れ桜であるらしく、たおやかな風情で咲き誇っている。
圧倒されるような心地でそれを見ていれば、どこか満たされるような温かさも感じることだろう。
▼SAN値回復 1d3
ヴィキ
回復だ!
SAN値回復
結城 晃
1d3 (1D3) > 1
[ 結城 晃 ] SAN : 42 → 43
ヴィキ
1d3 (1D3) > 3
[ ヴィキ ] SAN : 95 → 98
結城 晃
コスト分返して貰った
KP
入館料返済ですね
KP
平和な古民家探索&花見デート
よきかな

ヴィキ
「うわぁ……。そっか、これ枝垂れ桜だ……」
結城 晃
「これは……すごいなぁ……」
ぼんやりと呟く。
ヴィキ
「すごい迫力……。まるでピンクの滝みたい……」
結城 晃
「こんなの初めて見たよ、俺」
ヴィキ
思わず、バックグラウンドでスナップショットを撮ろうとして……やめた
これは。直に見てこそのものだ
結城 晃
思わずそこで足を止めて、そこの風景を吸い込もうとするように深呼吸をする。
横にヴィキが居て、同じ物を見ていることにこの上ない喜びを感じている。
ヴィキ
「マイナスイオンってやつを感じるよ」
なおマイナスイオンは科学的には実証されていない
結城 晃
「マイナスイオンって結局あるの?」
ヴィキ
「うーん……」
少し難しい顔をしてから
「夢の無い話していい?」
結城 晃
「いいよ」
彼女の『夢のない話』、実は嫌いじゃない。
ヴィキ
「実証されたかどうか、で言ったら、Noなんだよね」
「現に私のセンサーには、何も計測されてはいないし。でも」
でも、と区切り
「私とあっくんは、このすごい桜を見て『心』で何かを感じてる」
「なら、やっぱりあるんじゃない? マイナスイオン」
言いながら、彼の横に並び立って、改めてそっと手を繋ぐ
結城 晃
「そうだな……『マイナスイオン』じゃくても、プラシーボ効果ってのもあるし」
「あながち嘘じゃないと思うな」
ヴィキ
「ふふ。心って、不思議」
「何のエネルギーも無い、情報だけで、こんなに満たされちゃうんだもの」
「これ、科学の敗北、ってやつじゃない? ひょっとして」
と、科学の極致の産物は微笑んだ
結城 晃
そこに、いくらでも夢のない話を重ねることもできたし、同時に、心は力のない情報、ということに反論したい気はしたが……
野暮すぎるし、第一どうでもいいことだな、と思って口にするのをやめた。
結城 晃
ちょっぴり空気読みも学習した結城さんです。
KP
結城さんが成長している!
結城 晃
対ヴィキのみ割と成長しました!
それ以外はまだ駄目らしい。
KP
あなたが日本家屋の外を見ていると、いつの間にか玄関が開いていることに気が付く。
まるで招かれているようだと感じるだろう。
KP
そう、こういう描写があるので、きっと閉まってると思うと答えたのだった!
結城 晃
なーるほどー
ヴィキ
なるほど!
結城 晃
「……あれ、ヴィキ」
言って入り口を指す。
ヴィキ
「ん?」
そちらを見やる
「あれ。開いてたっけ?」
結城 晃
「開いてなかった気がするんだよな」
ヴィキ
「管理人さんがいるのかな?」
そちらに歩いて行ってみる
結城 晃
興味はあるし、見学できるならしてみたいなぁ。
一緒に行く。

KP
中を覗いてみるのなら、土間があり、その奥に上がり框がある。奥にも部屋が続いているようだ。
外から見た印象と同じように手入れは行き届いている。
ただし、人の気配は感じられないだろう。
【探索箇所:日本家屋(屋敷内)】
・土間
・居間
・和室
・風呂場
ヴィキ
「ふわ~~~~」
思わず口を塞いで声を上げてしまう
結城 晃
情報が探索しろと言っているw
KP
(あがっても、いいのよ^^)
ヴィキ
「すごい、資料で見るのと実際見るのとでは、大違いだよ」
KP、この家の状態は、実際に誰かが住んで使っている感じですか?
それとも、展示用として整備されたもの?
KP
そうですね、ちょっとお待ちくださいね。
結城 晃
ああっ、何故かアンテナが折れて奥に転がっていってしまった!
探さないと! ってやれば自然に中に入れる。
何故か車輪が着いていて逃走するアンテナ。
ヴィキ
そう言いながら、ヴィキのアンテナをむしり取って剛腕でボキッと折って、屋敷の奥へと放り込むゴリラ結城が見えた
結城 晃
おっかしいなぁー。俺の【INT】が3になってるぞ?
KP
えー、生活感はありますね。
展示物って感じではなさそうな印象でいいでしょう。
ただし人の気配はないって感じですね。
ヴィキ
「んん? ん~~~?」
頤に指を当てて、首を傾げる
結城 晃
「人、いるのかな?」
ヴィキ
「う~~~ん」
「それ、なんだけど」
「ねぇ、あっくん。これが展示物だとして、それに今でも人が住む、なんてことあると思う?」
結城 晃
「ないと思う。ここ公園だろ?」
ヴィキ
「う~~~~ん。だよねぇ」
「でも、煤のつき方や、汚れの度合いをスキャンしてみたけど」
「明らかに自然に付着したもの、なんだよね」
結城 晃
「履き物はなさそうだし、無人かな?」
確かに不思議な状態だなぁ、と首をひねる。
ヴィキ
「う~~~ん」
結城 晃
って、玄関の探索しよう。
履き物実はあるかもしれん。
玄関って言うか、【土間】だね。探索場所。
初めて見る家屋に興味津々でつい色々じっくり見ちゃう。
KP
にっこり
ヴィキ
「ごめんくださーい!」
こちらは、履き物を脱いで少しだけ板間に上がって声かけてみよう
調査対象は【居間】かな
>ヴィキ
KP
玄関なので、【土間】にあたりますね。
では結城さんから行きましょうか。
●土間
土間の一角にはかまどなどが並んでいる。台所のようだ。
蓋のされたかまどからはいい匂いが漂っている。
また、上がり框には桜の花びらが数枚と、桜の葉が落ちていることが分かる。

【探索箇所:土間】
かまど、上がり框
結城 晃
葉っぱだ
モチか
KP
突然の! ごはん的情報!!
ヴィキ
おいしそ~~~
結城 晃
【かまど】、火は入っているのかな。覗いてみよう。
○かまど
近づけば、かまどのすぐ近くに桜の葉が一枚落ちている。
また、かまどの蓋を開けると、艶やかな粒が綺麗に立った白米が炊きあげられている。

桜の葉には、丁寧な毛筆で文章が書かれていた。
◆桜の葉:かまど

おもてなしをさせていただきます。

KP
時間はあるのでゆっくりしていってね! の気持ち
結城 晃
「……? 手紙か?」
じゃあ、入っていこうとしているヴィキに声かけて呼び止めようか。
ヴィキ
「ん? なぁに?」
結城 晃
「これ、何だろうな」
葉っぱを見せる。
「かまどの所に落ちてたんだ」
ヴィキ
葉っぱをスキャン
葉っぱも墨も、通常のものかな
KP
何の変哲もない桜の葉です。
墨に関しても同様ですね。
結城 晃
「で、多分かまどの中身は米かな……たぶん」
さすがにまだ勝手に開けない。
ヴィキ
「へぇ~~!」
「なんだろ、一日一組様限定、桜の奥座敷でお食事権! とか?」
結城 晃
人がいないのに火がたいてあるのかなぁ。
KP
炊きあがってるみたいなので火自体は現在は消えてるかもですね。
結城 晃
なるほど良かった。
なら開けとかないとべっちゃべちゃになるな! むしろ開けようw
少し蓋をずらしておく。
KP
美味しそうなご飯の香りが漂ってくるでしょう。
人いないんだけどなぁ。
ヴィキ
「うわぁ、いい匂い!」
たちのぼる白米の香りに、言葉が漏れる
結城 晃
「旅館かなぁ、そうは見えないけど」
ヴィキ
「う~~~ん。検索にも引っ掛からなかったんだよね」
「隠れた秘密のお宿、とかだったりして」
結城 晃
「……なんか面白くなってきたな」
「そういえば、この葉っぱと同じようなのがさっきその辺にも……」
と、ヴィキの足下を指さす。
ヴィキ
「ん?」
足元を見やる
結城 晃
【上がり框】をたんさくするぜぃ
○上がり框
上がり框には数枚の桜の花びらと、一枚の葉が落ちている。
桜の葉には丁寧な毛筆で文章が書かれているようだ。
◆桜の葉:上がり框

ようこそおいでくださいました。ごゆっくりおくつろぎください。

ヴィキ
「うわぁ、すごい」
「雰囲気あるなぁ」
結城 晃
花びらに濃い色のはあるかなぁ
KP
そして、桜の花びらに対して〈目星〉が振れます。
目星
ヴィキ
〈目星〉
CCB<=85 〈目星〉 (1D100<=85) > 74 > 成功
結城 晃
CCB<=55 〈目星〉 (1D100<=55) > 83 > 失敗
わっかんね

KP
ナイス〈目星〉ですね。
花びらの中に、一枚だけ「色の濃い桜の花びら」を見つける。
桜ポイント1追加してくださいませ。
system
[ ヴィキ ] 桜 : 1 → 2
結城 晃
一人がカウントしていれば良い説?
KP
今回は一人がカウントしてればいいことにしましょう!
どっちか成功したら二人ともおんなじ分加算していいことにしてますからね!
ヴィキ
なるほど!
結城 晃
折角だから見つけた人がカウントするか。
男性だし、人間だし、色覚はやっぱり女性でVOIDのヴィキに比べると弱めかな。
ヴィキ
「あ、また濃いめの見つけ!」
結城 晃
「ここにも?」
「うーん。言われてみれば確かに?」
ヴィキ
「なんだろ、こういうイベントなのかな」
KP
それと、桜の葉に対して〈オカルト〉【知識】1/2>が振れますね。
知識
ヴィキ
CCB<=45 【知識】 (1D100<=45) > 54 > 失敗
結城 晃
CCB<=90/2 【知識】 (1D100<=45) > 90 > 失敗
ヴィキ
色々おしい
結城 晃
無念
KP
では失敗したお二人は
何かよく分からないが、悪いものではなさそうだと感じる。
【土間】は以上ですね。

ヴィキ
「……不思議だけど、イヤな感じじゃないね」
結城 晃
「そうだな、俺もそう思う……根拠はないけど」
根拠はない、が、そんな気がする。むしろ歓迎されているような。
きっと、言語化できないだけで、雰囲気とか、そういったものの中に根拠はあるのだろう……
「お邪魔します」
声を上げて靴を脱ぐ。
ヴィキ
その横で、脱いだパンプスを綺麗に揃えて、板間に上がる
「おもてなし、ということはさ」
「誰かホストがいる、ってことだよね?」
結城 晃
「そうなる、よな」
「人はいないみたいに見えるけど」
ヴィキ
「見つけたら、サービス! とかなのかな」
結城 晃
「なるほど? 表に表示はなかったけど、そういうイベントかもなぁ」
ヴィキ
「よーし、探検してみよう!」
結城 晃
「だな!」
KP
民宿「古民家」開店です。
邪神に疲れた方々、どうぞいらっしゃいませ
ヴィキ
ありがたや
結城 晃
お泊まりも可能なのかなぁ。
泊まったらお外で100年たってたとか……
KP
簡易浦島の出来上がりってことぉ!

結城 晃
今度こそ【居間】探索だね
●居間
居間の中央には囲炉裏がある。また、部屋の隅には棚がある。

【探索箇所:居間】
囲炉裏、棚
ヴィキ
囲炉裏を興味深げに観察
結城 晃
こっちは棚見てみようかなー
ヴィキ
「データとしては知ってるけど、実物は初めて見たよ……」
KP
では囲炉裏からにしましょう!
○囲炉裏
囲炉裏には火が付いており、近づけばあたたかく、ほっとする心地になるだろう。
囲炉裏の淵には盆が置かれ、そこには桜餅の置かれた皿があった。
皿の近くには桜の葉が一枚落ちている。
また、中央には鍋がかかっている。
鍋の中身を確認するのであれば、煮魚がある。ただ、まだ煮ている途中らしいということも分かるだろう。

桜の葉を確認すれば、丁寧な毛筆で文章が書かれていた。
◆桜の葉:囲炉裏

どうぞお召し上がりください。

KP
そしてみんな大好き桜餅
いや、みんなは主語がでかかった
ヴィキ
道明寺かな? それとも長命寺かな
結城 晃
どっちもあるかなー?
KP
雰囲気的にはどっちもあるんじゃないですかね?
こんなところで桜餅戦争が起こっても大変ですしw
ヴィキ
やったー、道明寺もらった!
ヴィキ
「お」
「おお~」
思わず声が漏れる
結城 晃
「なんかあった?」
ヴィキ
「あっくんあっくん、ほら」
言って、桜餅の乗った皿を見せる
結城 晃
「お、桜餅だ」
「美味しそうだなー」
ヴィキ
「どうぞお召し上がりください、だって」
結城 晃
「……食べていいのか」
言った途端に腹が鳴る。
そういえばそろそろ昼時だ……
ヴィキ
「一応、私が先に食べるね」
毒味、毒味
結城 晃
「ああ、頼む」
あれ、前にこんな事なかったっけ。
そんな風に一瞬思った。
前にこんな事なかったっけ……『やさしい朝をくださいね』参照。
桜餅
ほのかで上品な甘さが口の中に広がる。
じんわりと染み渡るような美味しさを感じるだろう。
SAN値回復 1d3
KP
SANが回復する味がします。
ヴィキ
1d3 (1D3) > 1
[ ヴィキ ] SAN : 98 → 99

ヴィキ
もぐ、と一口というには大きな一口で、道明寺を食べる
「あらっ」
怪訝な声
結城 晃
「どうした? なんか入ってた?」
あれ、そんなのも覚えがw
ヴィキ
「あらあら……」
言いながら、もう一口で一個をすっかりと口の中に収め
「おいし」
結城 晃
「食べていいんだよな?」
なんだ今の反応、と思いながら手に取って一口。
1d3 (1D3) > 2
「……」
ヴィキ
「あっ、まだ検証終わって無いのに~~」
残念そうに、指を咥えながら。
結城 晃
「えっなにこれうま」
真剣な顔をして、口の中で分析しつつ。
料理
KP
結城さんが今後和菓子作りにも目覚めてしまう可能性が
ヴィキ
それは私にとってもプラスなので良し
結城 晃
フレーバーで〈制作(料理)〉振ってみて良いですか
KP
いいですよ!
結城 晃
CCB<=50 〈制作(料理)〉 (1D100<=50) > 51 > 失敗
KP
妖怪!?

結城 晃
「……なんだっけなぁ、この味……このへんまで出かかってるんだけど……」
「まあ、いいか。美味しい」
帰ったら調べてみようと思った。
ヴィキ
「ねぇねぇ、あっくんはどっちが好き? 餅米で包んであるのと、クレープ生地で包まれてるの」
残った一つずつを手に持って、尋ねる
結城 晃
中の人は断然道明寺だけど……
choice 餅米で包んであるの クレープ生地で包まれてる (choice 餅米で包んであるの クレープ生地で包まれてる) > クレープ生地で包まれてる
餡子を味わうにはこちらの方がいい。
「俺はどっちかっていうとこっちかな……」
ヴィキ
「えぇ~。私もそっちが好きなのにぃ」
結城 晃
「そうか、半分食べる?」
半分、と言うには少し小さめだけどちぎって渡す。
さすがに美味かったんで結構食べちゃった。
ヴィキ
「あ……」
「……食べる」
言って、あーん、と口を開ける
結城 晃
口に入れてあげようw
ヴィキ
ぱくり。
もぐもぐ
結城 晃
「再現できるといいんだけど、和菓子はあまりやったことないからなぁー」
ヴィキ
「じゃぁ、こっちの餅米のも……半分、食べる?」
結城 晃
残ってた!
「食べたい」
ヴィキ
「ふふ。はい、あーん」
道明寺を半分こして、差し出す
ヴィキ
イチャイチャパラダイス
KP
ここがイチャパラだった
結城 晃
あーんさせられるんだw
ヴィキ
我々の関係は何ですか!?
結城 晃
はい、ラブラブカッポーです!
ヴィキ
よろしい
結城 晃
じゃあ、少し迷って口開ける。
ヴィキ
では、半分にちぎった道明寺を、その口にどこか嬉しそうに放り込む
結城 晃
「……」
「美味しいなぁー」
CCB<=50 〈制作(料理)〉 (1D100<=50) > 33 > 成功
ヴィキ
「美味しいねぇ」
自分も半分を口に入れて、微笑む
「覚えてってねぇ」
結城 晃
こっちはなんとなく……モチ米のかたさとか、餡子の水分とか、記憶することに成功した。帰ったら作ってみよう……
多分、「普通に美味しい」のができるだけだけど。
ヴィキ
指についた餅米をぺろりとなめとる
結城 晃
料理はまだ出来上がってないって書いてたよね。
KP
そうですね、まだ煮途中って感じです。
ヴィキ
「お魚も美味しそうだね」
蓋を開けて、覗き込む(料理素人)
結城 晃
「そうだな、煮魚か。って待って」
ヴィキ
「ん?」
結城 晃
「まだ途中だなこれ。煮汁が薄いし」
ヴィキ
「え、そうなの?」
結城 晃
「もう少し置かないと駄目だね」
ヴィキ
「残念」
渋々蓋を戻す
結城 晃
別の部屋も覗いてみよう。
ヴィキ
【棚】の方は?
結城 晃
【棚】そういえばまだか。
KP
そうですね、【棚】がまだありますね。
結城 晃
なんか棚に餅があったような気がしちゃってた。
KP
そういえば結城さん、桜餅分の回復まだしてない感じです?(ステに反映されてない)
結城 晃
あ、振るだけ振って足してないか
[ 結城 晃 ] SAN : 43 → 45
ツッコミありがとうございます!

結城 晃
【棚】を見てみよう。
○棚
棚にはいくつかのものがしまわれているようだった。
KP
ここで〈目星〉をどうぞ
結城 晃
CCB<=55 〈目星〉 (1D100<=55) > 36 > 成功
〈目星〉
その中にひとつ、桐の箱を見つける。
中には桜があしらわれた手書きのレシピと扇子が入っている。
また、桜の葉が一枚添えられるように共に入っている。
◆桜の葉:棚

どうぞ、お持ち帰りください。

結城 晃
「お土産見つけた……」
ヴィキ
「ん? なになに?」
未練がましく鍋をのそいていたが、興味深げに寄ってくる
箱の中身は何だろう
KP
任意のアイテムでいいらしいので、持って帰れそうな欲しいものがあれば時を戻しますw
※箱の中には最初、筆と扇子が入っていました。
結城 晃
もう曲がらないアンテナとかでもいいのかなぁw
ヴィキ
この家の中の床間にアンテナ置いてあったら、それはそれで雰囲気ぶち壊し
一つだけ持って帰れるんでしたっけ
>迷い家
結城 晃
折角だから桜関連だよね。
KP
リアル【アイデア】がありそうなのでお答えしますと、家からは一つ、物品を持ち出してもいいというのが通説ですね。
結城 晃
それこそレシピ本ないかな。和菓子の。
筆で書き付けてあるようなやつ。
KP
レシピ本はしれっと採用しましたw
ヴィキ
やったw
結城 晃
やったぁ
ヴィキ
お釜持ち出したら、よそってもよそっても白米が尽きないお釜だったりするのかな
結城 晃
それは……リアルで欲しいヤツだ。
KP
お釜はSCPではないので無限白米編はできないかもしれない……
ヴィキ
無念
私も一個もらえるのかな
KP
そうですね、おひとり様1個って感じでいいですよ
ヴィキ
うーん、今のところはどうしようかな
無限桜餅も気になるけど
それはあっくんに作って貰えばいいしぃ(デレデレ
もう少し吟味しようw
結城 晃
毎回美味しいのができるとは限らないぞ!
KP
食関連で桐箱に入りそうなもの……お箸とか?
結城 晃
今は箱開けないでおく?
ヴィキ
この先、まだお土産(探索)ポイントあります?
KP
お土産ポイントはここだけですね。
ヴィキ
おっと
結城 晃
帰って開けて見たら……ってことにしたら
ヴィキ
桐箱の中身はなんじゃろな
KP
中身の描写をしれっと削ったので、後で決めてもいいですよ!

結城 晃
箱にはメッセージ付きの葉っぱがくっついている。
ヴィキ
「持って帰っちゃっていいの?」
「うわぁ、かわいい……」
桐箱に入っていた扇子を広げる
桜の紋様なのかな、やっぱり
結城 晃
扇子で確定して良いのかな?
ヴィキ
じゃぁ、その扇子を開いたり閉じたり、仰いでみたりしている
KP
(扇子に関してはきっと桜の文様でしょう。)
(そして【棚】も以上ですね。)
結城 晃
「こっちは本か……和綴じだ」
興味深そうにそれを見て、達筆すぎる文字を指で辿りながら読み
「……うわ。これ、本当に持って帰っていいのかな」
ヴィキ
「なになに?」
覗き込む
結城 晃
「レシピみたいだ、さっきの桜餅の」
ヴィキ
「うわぁ」
「ということは……さっきの桜餅が食べ放題!?」
手に持った扇子で口元を隠しながら、呟く
結城 晃
「俺、和菓子はあまり作ったことないから保証はできないぞ」
「おおー、水羊羹も載ってる。今度作ろ」
KP
この進捗、もしかすると今日中に終わるかもですね。
ヴィキ
おお?
結城 晃
お、意外とサクサクだった。
KP
回復シナリオなのでそんなにたいへんなこともありませんしね!

ヴィキ
「いいお土産だねぇ」
ダブルの意味で
嬉しそうに、扇でパタパタ仰いでいる
結城 晃
似合うなぁ、と口元を隠した相棒に数秒見とれた。
ヴィキ
「ん? どうかした?」
扇を持ったまま
結城 晃
「可愛いなーって」
ヴィキ
「まっ……」
思わず開いた扇の向こうに、顔を隠す
結城 晃
「うん、可愛い」
そのアクションが更に可愛すぎたのでにっこにこしてしまった。
ヴィキ
顔を隠したまま
その向こうでもにょもにょしつつ
(顔は赤面できない
「……私、この扇子もらってく……」
この顔は恥ずかしくて見せられない
小さく呟いた
結城 晃
「似合うよ」
ヴィキ
「も~~~~~~~。不意打ちはずるいって………」
結城 晃
その顔をもっと見ていたかったが、困らせるのも何なので、別の部屋を覗いてみよう。
KP
あらあらまあまあ~~~~
ヴィキ
他に誰もいないと、好き放題イチャイチャできる
KP
天のメジェド様もにっこり
結城 晃
公園だって事もう忘れてるな
KP
まあ、いまのところ誰もいませんし!

結城 晃
隣は和室かなー。
畳の縁を踏まないようにきっちり三歩で歩いて覗こう。
ヴィキ
マナー違反を指摘するのがマナー違反
結城 晃
大丈夫このお家には感じの悪いお子様は居ない。
KP
そう、ここには謎のおもてなししかないのだ!
●和室
和室を覗いてみれば、そこには小さな書棚と文机がある。
縁側からは庭にある井戸や桜の大木が美しく見えている。
【探索箇所:和室】
書棚、文机
結城 晃
本だ。つい心が躍ってしまう。
【書棚】見に行こう。
「こっちは書斎かな?」と声を上げつつ。
○書棚
いくつかの本がおさめられているようだ。
その中で一冊の和綴じの本が目に留まる。
本に題はないようだ。
中を見ればほとんどが白紙だが、唯一何か文章が書かれた頁があることにも気が付く。
ヴィキ
「あっくんて活字好きだよね~」
ようやく少し落ち着いて、扇から顔半分だけ覗かせながら
結城 晃
「ヴィキ達はいいよなぁ、文字通り文字の海に溺れられるもんなぁー」
ヴィキ
「う~~~~~~~ん」
少し困ったように笑う
結城 晃
「あと、紙の本ってやつには、紙の本にしかない良さってのがあるんだよ」
ヴィキ
「それは、わかるような気がする」
結城 晃
本を手に取ってみる。
紙と墨の香り、ざらりとした手触り、全てが心地よく落ち着く。
持ち運びは不便だし、場所は取るし、滅びてしまうのも分かる気がするのだ。
それでも、やはり紙の方が好きだ。
ヴィキ
「あっくんのために、DENは欠かせないね」
この間、半分冗談で話した新築で家を建てた時の間取りの話、を思い出す
結城 晃
「書斎、欲しいなー」
ヴィキ
「ふふふ。いいけど、本の虫になって出てこない、なんてやめてよ」
KP
中も見てみる感じですかね?
結城 晃
開けて見るよ。
KP
では白紙の中に文字の描かれたページを見つける。
内容は以下です。
◆和綴じの本

門は桜と井戸の間
ふたつの礼で伺いを
さすれば門は開かれよう

KP
あなたがそれを確認すると、文章の下に更に文字が浮き上がる。
結城 晃
「……ん?」
「おや……?」
◆和綴じの本:浮き上がった文章

お楽しみいただけましたか?

結城 晃
「はい、とても……」
つい返事をしてしまい。
「ヴィキ、今文字に声かけられた」
ヴィキ
「?」
「え? どういうこと?」
手元を覗き込む
結城 晃
読んでいたら、空白だったはずの場所に、
読む速度に合わせて文字が浮かび上がってきたのだ、と説明する。
KP
【書棚】は以上ですね。)
ヴィキ
「えぇ? そんな不思議体験……」
「……してきてるね、割と」
思い直して頷く
結城 晃
「割とね」
それにしても不思議と今日は、奇妙な物を見ても心が騒がない。
この場所のせいだろうか……
ヴィキ
「でも、なんだか悪いものって感じはしないね」
結城 晃
「そうだろうと思うよ」
ヴィキ
「そっか……。じゃぁ、はい、とても。だね、確かに」
結城 晃
「うん」
外を見てみるけど、通ってきた桜のアーチって見えるのでしょうか?
KP
そうですね、現状だと桜のアーチは見えないんじゃないでしょうかね。
結城 晃
ふむふむ。
そっちから来たはずなのに見えない、って事でいいかな。
KP
ですね。
庭があるってことなので、元来たところは生垣みたいなのになってるのかもしれないですね。
結城 晃
なるほどー
じゃあその話題は後にしよ。

ヴィキ
「そういえば、あっくん、本が好きだし、こういうインテリアもいいんじゃない?」
言って、【文机】を示す
結城 晃
「そうだなー、文机、いいなぁー」
ヴィキ
「今度、アンティークショップとか見に行ってみようか」
結城 晃
アンティークが過ぎる。
「あるかなぁ、あるといいなぁ」
ヴィキ
「いいじゃん。見つかるまで、お散歩しようよ」
言って、笑う
結城 晃
「それも、いいな」
VOIDなら
KP
アンティークな私物が増えそうな予感。
結城 晃
一応ルール的には「この机持って帰ります」もできるのかな。しないけど。
KP
流石に持って帰れないかもしれないw
いや、場合によってはできるのか?
ヴィキ
VOIDパワー!

ヴィキ
と、文机を示したものの
【文机】も調査対象でしたっけ
結城 晃
そうだね。
ヴィキ
じゃぁ、試しにこの文机の寸法を計測してみよう……
とLCDスキャナを起動しつつ、調査
KP
では綺麗ではあるがかなり古いものであることがわかるでしょう。
また、以下のことがわかります。
○文机
文机の上には本が一冊、開いた状態で置かれている。また、引き出しがあるようだ。

本を確認すれば、丁度何かの呪文が書かれた頁のようだった。
◆開かれた本の呪文:《門の発見:改変》
―――
[コスト]
1MP

[詳細]
どこか別の場所に通じている《門》を見つけることができる呪文。
コストを消費して呪文を用いた場合、《門》の場所を知ることができる。
ただし、《門》には活性化のために踏むべき手順があるとされており、活性化されていない《門》は通ることができない。

*PL情報*
この呪文の持ち帰りは不可。
本シナリオ内でのみ、自由に使用することができる。
―――
KP
すこしのメメタァを添えて
ヴィキ
「……?」
不思議そうな顔で、開かれた本を眺める
結城 晃
「なんか書いてある?」
ヴィキ
「あっくん、これ……」
いつだか、見たことがあるような、そんな表記
結城 晃
しばらく沈黙したまま文章に目を走らせ、それから少し考える。
ヴィキ
「ここって、やっぱり……」
結城 晃
「あー、そういうことか?」
窓の外を指す。通ってきたはずの方角を。
ヴィキ
「ん?」
結城 晃
「ないだろ、道」
「で、さっき読んだ自動書記の本に、それっぽいことが書いてあったんだ」
ヴィキ
「え」
「えぇ~~?」
慌てて窓から身を乗り出して改める
KP
来たはずの方向に桜のアーチはなく、庭の生垣のようになっているでしょう。
ヴィキ
そのまま、がっくりと膝をつく
お茶は安全?
結城 晃
結城は覚えてないけど、どっかでも全然害のなさそうなお茶会に見せかけてとんでもないことになってたな。
結城はさっっっぱり覚えてないからあんまり危機感ない。
KP
お茶会SAN値の危機)

結城 晃
「……?」
ヴィキ
「……なんだか、最近自分が最新型ボディだ、っていう矜恃が打ち砕かれることが多くて……」
「人間の科学力なんて、まだまだなんだな、って……」
「理不尽すぎるよ! 何!? 呪文って!」
結城 晃
「まあ……最近、そんなこともあるのかな……ってさ」
「思わなくもないんだよ」(〈オカルト〉技能上がったし)
(なんなら〈クトゥルフ神話〉も上がったし)
ヴィキ
「うう……」
項垂れたまま、呻く
結城 晃
「(ある意味ヴィキもオカルトの塊だから大丈夫)……」
これはさすがにデリカシーに欠けていると思った。
KP
>>>オカルトの塊<<<
結城 晃
「大丈夫だって」
最後だけ採用。
「さっきの本によると、その呪文ってのを決まった場所で唱えれば良いみたいだから、後で試してみて……」
「駄目だったら慌てよう」
ヴィキ
「大丈夫? それって科学の敗北にならない?」
結城 晃
「ならないならない。公には判明していないだけの技術だから多分」
そういうのすごい昔の小説に書いてあったなと思った。
ヴィキ
「ならいいけど……」
ようやく立ち上がる
このデータ、体験をパパに話したら、解析してすごい技術に……とほんの一瞬考えたが、すぐに頭を振ってその恐ろしい考えを振り払った
結城 晃
彼女がそんな恐ろしいことを考えているなど想像もせずに。
ヴィキ
「呪文ってソースコードみたいなものなのかな……」
ぶつぶつ呟きながら、窓から離れる
今度解析してみよう、などと思いつつ
結城 晃
さっきの本と合わせて、この呪文を桜と井戸の間で唱えれば開くんじゃないかな、と。
思ったことを伝えよう。
結城 晃
そういや創作ではそういう魔法とか現代科学では説明つかないことに慌てたり呆然とする科学者ってよく出てくるけど、リアル科学者の人が、「むしろ嬉々として調べに行く人が多いと思う」って言っててなるほどなと思った。
KP
リアル科学者ァ!!
結城 晃
机には引き出しがついてるんだったな。
KP
そうですね、引き出しが付いてます。
ヴィキ
「なんかさ」
結城 晃
「うん?」
ヴィキ
「これまで、色々とおかしなところを見てきたけれど」
「ここは、なんていうか……優しい感じ」
気を取り直したように。
結城 晃
「そうだな……今まで行ってきた変なところは、なんというか、疲れるところばかりだったから」
ヴィキ
「だよね」
困ったように笑い
結城 晃
「だからかな、帰り道がなくなってるのを見ても、そんなに危険だって気はしなかったんだ」
ヴィキ
「うん。私も同じ」
「だから、もう少しだけ、ゆっくりしていっても、いいかな、って」
ダメかな? と首を傾げつつ
結城 晃
「……食事くらいは、許されるかな?」
隣の部屋から漂ってきた、美味しそうな醤油の香りが鼻腔を刺激する……
空は普通に時間が経っている感じなんでしょうかね?
KP
ちょっと確認しますねー
見た感じ時間がたってる感じで大丈夫そうですね。
ヴィキ
よかった
結城 晃
はーい。
結城 晃
あまりpcに慌てて欲しくないので、浦島太郎は思いつかないでおこうねー。
KP
浦島ナイナイ
ヴィキ
「そういえば、少しお腹が減ってきたかも」
註:つい先ほど桜餅を2個いただいたばかり
結城 晃
「もう少し待った方がいいと思う……」
言いながら引き出し開けて見よう。
ヴィキ
「残念」
KP
引き出しを開けるとそこには桜の花びらが大量に入っていた。
中には一枚だけ桜の葉もある。
◆桜の葉:文机

貴方の笑顔がお礼です。

KP
さて、ではここで〈目星〉が振れますね。
目星
ヴィキ
CCB<=85 〈目星〉 (1D100<=85) > 73 > 成功
結城 晃
〈目星〉はお任せしよ。

KP
花びらの中に、一枚だけ「色の濃い桜の花びら」を見つける。
桜ポイント1追加してくださいませ。
ヴィキ
「あ、また見つけた」
[ ヴィキ ] 桜 : 2 → 3
KP
【和室】は以上になります。
RPが落ち着いたら本日はそこで〆ましょう。
結城 晃
「よく見つけたな……ほとんどホワイトパズルだよ」
むしろ密集しているから分かりやすいとも言えるが。
ヴィキ
「ふふふ。最新型のアイセンサーだからね」
その一枚を摘み上げ
「……ここって」
「ひょっとして、桜の精のお家、とか?」
なんとなく呟く
結城 晃
「夢があるなぁ」
「桜の精ご招待のスタンプラリー……」
ヴィキ
「集めたら、何かもっといいもの、もらえたりして」
悪戯っぽく笑う
結城 晃
「そりゃ、頑張って探さないとなー」
お風呂
結城 晃
これで風呂行く理由もできたな
ヴィキ
お風呂も沸いてたら、これはもうご宿泊だ
KP
花見デートからお泊りデートに
結城 晃
お泊まりしちゃうかーW
ヴィキ
ドキドキ
結城 晃
ちなみにマヨヒガに欲を持って入るとあまり良い結果にはならないようですがw
ヴィキ
そうなんだよね
ていうか、2つ以上持ち出しちゃうからなんだよな
KP
みたいですねぇ

結城 晃
「……そうすると、ここって普通は入れない場所なんだろうな」
ヴィキ
「あ」
何か、思いついたように
「ひょっとして、あの子が桜の精……とか!」
自分たちをここに導いた少女のことを思い出す
結城 晃
「そういうことになるかもなぁ」
さすがに半信半疑だけど。
ヴィキ
「おもてなし好きな子、なのかな」
結城 晃
「誰だったとしても、この道を教えてくれたことには感謝したいな」
ヴィキ
「そう、だね」
「あ、そうだ」
ハンドバッグから、手帳を取り出す
結城 晃
引き出し開ける時に文机に座ってみていた、そのままの姿勢で顔を上げる。
ヴィキ
何かをさらさらと書き綴ってから、そのページを破らぬようそっと千切りとり
文机の上に、飴玉2つと共に置く
文面は
『素敵な場所にお招きいただいて、ありがとうございます』
「お心付け。ふふふ」
結城 晃
「お礼か。じゃあ俺も」
自分のポケットからこちらも二つ、さっきの子にあげようと思った菓子を出して飴玉に添えて置く。
メッセージは、少し悩んで後にしようと思った。
ヴィキ
「これでよし、と」

KP
では、本日はここまでとします。
お疲れさまでした!
ヴィキ
お疲れ様です!!
古民家の宿に行きたくなるシナリオ
結城 晃
ありがとうございました!
結城 晃
お疲れ様です
KP
お宿に行きたくなる、そんな平和なシナリオです。

作者名: 甘味処「夏」/甘夏党

配布・販売サイト: 【CoC6版】迷い家は桜の先に【SAN回復シナリオ】

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「スタックの抜き取りだけでも、さっとできたりは……」
「生首にしてゆっくりしてもらうとか?」
「咄嗟に生首考えちゃったよ」
「テイクアウトしやすさと捥ぎやすさからいくと生首になりますよなぁ」

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VOID 12日目 close
「スタックの抜き取りだけでも、さっとできたりは……」
「生首にしてゆっくりしてもらうとか?」
「咄嗟に生首考えちゃったよ」
「テイクアウトしやすさと捥ぎやすさからいくと生首になりますよなぁ」



本作は、「 株式会社アークライト  」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。

Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
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