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こちらには
『惑いの欠片』のネタバレがあります。

本編見る!
佐倉 光
「くすり」
塗ってくれ、と目を指す。
牧志 浩太
「わかった。薬、塗る」
かさ、と包みが開く音。

あなたの目元に、指先の感触が触れた。それから嗅ぎ慣れないスパイスのような薬のような、少し警戒心を呼び起こす香り。

眼球のすぐ下のあたりを、指先が丁寧に撫でる。
あまり他人に触れられることのない場所を圧迫される感覚には、軽い緊張感がある。
佐倉 光
目を閉じて待つ。

結局視力が上がらない、くらいならいい。
一時的に視力が上がって後遺症が出る?
むしろとどめを刺す?

今考えて何になる。これ以上悪いことにはならない。
メモ忘れ
KP
あれっ?
佐倉さんの〈目星〉が40→30になった後、40→35になっている。

30→25の間違い(つまり今は15)だったかな。
すみません、気づいていませんでした。
佐倉 光
あれ? それは失礼しました。
段階のメモし忘れちゃったかな。
判定への影響は出てないと思うけど。
KP
ちょっとログもお借りして確認し直してみます。
KP
こうなってました。
1d100 45 【POW】×3 Sasa BOT 1d100→77→失敗
〈目星〉 60→50

1d100 45【POW】 Sasa BOT 1d100→84→失敗
〈目星〉 50→40
〈聞き耳〉 79→84

1d100 30【POW】 Sasa BOT 1d100→45→失敗
〈目星〉 40→30
〈聞き耳〉 84→89

1d100 15【POW】 Sasa BOT 1d100→12→成功
〈目星〉 40→35

1d100 15【POW】 Sasa BOT 1d100→76→失敗
〈目星〉 35→25
〈聞き耳〉 84→89
KP
やっぱり一度抜かしちゃってますね。
こっちが正しそうです。

1d100 45 【POW】×3 Sasa BOT 1d100→77→失敗
〈目星〉 60→50

1d100 45【POW】 Sasa BOT 1d100→84→失敗
〈目星〉 50→40
〈聞き耳〉 79→84

1d100 30【POW】 Sasa BOT 1d100→45→失敗
〈目星〉 40→30
〈聞き耳〉 84→89

1d100 15【POW】 Sasa BOT 1d100→12→成功
〈目星〉 30→25

1d100 15【POW】 Sasa BOT 1d100→76→失敗
〈目星〉 25→15
〈聞き耳〉 89→94
KP
ので、薬を使った結果こうなります。
〈目星〉 15→30
〈聞き耳〉 94→89
佐倉 光
失礼しました。確認有り難うございます!
メモ忘れちゃったっぽいなぁ。
KP
いえいえ、こちらも全然気づいてませんでした。
このリプレイでは数値修正してあります。

KP
真っ先に知覚したのは、立体感さえ伴う音の知覚が僅かに遠くなったことだった。
次に、白い霧が少し晴れ、牧志の表情が見えるようになったこと。
牧志 浩太
牧志が随分と不安そうな、心細そうな顔をしていたのだ、ということ。
佐倉 光
おお、ちゃんと効いた。
〈目星〉 15→30
〈聞き耳〉 94→89
佐倉 光
「ちょっと見えるようになった」
意識的に笑顔をつくって目を指す。
牧志 浩太
「そうか、よかった」
ふっと笑顔が浮かぶのが、見える。見えた。
佐倉 光
耳の薬はこちらが塗ろう。
牧志の耳を指して、薬の袋に手を出して渡してくれとアクションしよう。
牧志 浩太
「うん、頼む」
彼は頷いて、包みをあなたの手に乗せる。
耳をそばだてるような仕草で、耳をあなたの方に向けた。
佐倉 光
牧志の耳にもらった薬を塗る。
見えるってのはいいなぁ。
牧志 浩太
〈聞き耳〉 5 → 25
佐倉 光
塗り終わったら軽く息吹き込んでやろ。
牧志 浩太
「っうわぁ!?」
耳に息を吹きかけられ、驚いてひっくり返りそうになる。
思わず耳を押さえて振り返る。
佐倉 光
「いつかのお返しだ」
けらけら笑う。
牧志 浩太
「お、驚いた……、でも、少し、聞こえるようになった、みたいだ。

やっぱり、耳鳴りがひどくて、聞きづらくは、あるけど。
でも……、聞こえる。喋ってる、ってことが、分かる。

随分、音が増えた、気がする。
すごく、静か、だったから」
牧志 浩太
ほっと、牧志は表情を和らげた。
あなたの眼を見返して、笑う。
佐倉 光
「Ok。
じゃあ、お互い見える聞こえる状態で確認しとこう。
向こうの部屋に入って、花を探して、むしる、ぶっ壊す、埋める、包む、そのへんやってみよう。
まず包むのがいいかもな。
花を見つけたら呼んでくれ。
処理しきれる数やサイズじゃなかったら……いったん逃げようか」
佐倉 光
少しゆっくり、大きめの声で喋る。
牧志 浩太
「わかった。
この部屋に入って、花を探して、壊す、埋める、包む。
無理そう、なら、逃げる」
牧志はあなたの眼を見て、大きく頷く。
佐倉 光
「もしかしたら意味があるかも知れないから、一応鼻に苔を詰めてみるよ」
牧志 浩太
「だな。やれることは、やっとこう」
牧志の手が近くに生えている苔を摘んで、丸める。土と草の匂いが漂った。
佐倉 光
布系は目が使えるうちはこちらが持っといて使おう。
なるべく大きめの苔の塊をつまんで丸めて鼻に詰める。
佐倉 光
「土臭い」
まあでもあの奇妙な花の香りよりはマシだ。

準備ができたら覚悟を決めて扉を開こう。
牧志 浩太
牧志も同じように苔の塊を鼻に詰める。
少し鼻孔の膨らんだ姿は、こんな状況でさえなければ、ちょっと間抜けにも見える。
牧志 浩太
彼はハンマーを片手に構え、布を持ったあなたと頷き合った。
KP
扉が軋み音を立てて開かれる。
そこは、

森だった。


KP
鬱蒼とした深い深い森だ。
足元で長い草の葉が揺れる。自ら蠢く蔦が壁だったらしい場所を覆い尽くし、もはや室内に部屋の面影はない。

濃く深い緑に覆い尽くされた、不気味な生命力を感じる森だった。

森の奥から、香りが押し寄せた。
その重さはあの楽園の比ではない。全身を掴み、絡みつき、誘惑し引き寄せる実体だ。
苔で塞いでいてなお香りは鼻孔から侵入し、あなた達の脳を砂糖漬けに変えてしまう。
KP
二人とも、【POW】18との対抗ロール。
苔で鼻孔を塞いでいるため、+10%の補正。
牧志 浩太
1d100 25 対抗ロール補正込み Sasa BOT 1d100→78→失敗
佐倉 光
18-15=3 3×5=15 -15に補正つけて-5
1d100 45 Sasa BOT 1d100→22→成功
佐倉 光
あ、KP、こうなるの予想できてたし、手を繋いでていいですか。
KP
確かに。大丈夫です。
佐倉 光
酷い匂いだ……! 早く決着をつけないと殺される!
思わず息を詰めて周囲を見ようとする。
KP
脳を揺さぶり侵す芳香が、あなたの腕に絡みつき部屋の奥へと手招きする。いや、無理矢理引きずっていくかのような強さであなたを誘惑する。

あなたは息を詰め、絶えずあなたを誘い続ける香りに耐えて思考を保ち、辺りを見回す。
牧志 浩太
「あ……、」
霧がかる視界の中で、牧志の瞳孔がぶわりと膨らんだように見えた。彼の眼の中で視線が急速に浮かび上がり、熱に浮かされていく。
牧志 浩太
「い……、やだ、いや、違う、」
牧志はもがくように、自らの思考と行動に抗おうとした。ハンマーを持った手で頭を抱え、呻く。
口がだらりと笑みを浮かべる、幸せそうに蕩けた眼で彼は苦しげにもがく。
佐倉 光
「牧志! しっかりしろっ!」
叫んで腕を引く。叩く。揺さぶる。
牧志 浩太
「たすけて、助けてさくらさん、違う、ちがうのに」
その足が、身体があなたの手を振り切って部屋の奥へと駆け出そうとする。必死に助けを求める言葉が楽しそうに浮つく声音に全くそぐわない。
佐倉 光
「そうだっ、その楽園は偽物だ! 妖精なんかいない!
俺一人じゃヤベー花を探せない!
目を開けて、見てくれ!」
佐倉 光
腕を引くだけで無理そうなら、体全体で止めるぞ。で、顔に牧志の服押しつけてやる。
俺一人じゃ花探してる間に意識が乗っ取られてしまう!
佐倉 光
「お前にしかできない事なんだよ、牧志浩太!」
牧志 浩太
牧志は、あなたの腕を掴んだ。
ひっきりなしに笑おうとする口元に抗い、顔が歪む。
全身を使って彼を止めようとするあなたの叫びに、相反する動きに震える身体で頷く。
KP
二人とも、〈目星〉で判定!
佐倉 光
1d100 30〈目星〉 Sasa BOT 1d100→56→失敗
牧志 浩太
1d100 99〈目星〉 Sasa BOT 1d100→50→成功
佐倉 光
くそ、視界にあるのは相変わらずの白い霧とぼんやりした緑ばかりだ!
焦って適当な方向に踏み出しかける。
牧志 浩太
踏み出しかけたあなたの腕を、牧志が引いた。
先程とは違い、その力には彼の意思を感じる。
気を抜けばすぐに浮かんでいこうとする意識を、彼は必死に押さえつけていた。
牧志 浩太
「奥、……だ。奥に、花の形した、石のかけらが、落ちてる。
そこから、匂いが、する」
KP
言われれば、あなたはすぐに気づくだろう。
手足に絡みつくこの香りには、中心がある。
片手に乗るくらいの大きさの、小さな中心点。

それがきっと、彼の言う欠片だ。
佐倉 光
「わかった!」
叫んで奥へ進む。足元の植物に足を引っかけないように。
匂いが空気より重かった場合、足元には致命的なまでの臭気が溜まっている可能性がある。
その場合転ぶと危険だ。
ぬるつくような悍ましいほどの香気をなるべく吸い込まないよう、口元に脱いだ服を当てて進む。

かけら。
俺にはよく見えないが、確実にあるはずの化石の花。
その目前まで。
牧志 浩太
牧志は頷き、あなたの手を取り一歩一歩進む。
駆け出しそうになる脚を押さえつけながら、自らの意思で。
KP
ここで、二人とも【POW】×1で判定。
佐倉 光
1d100 15 Sasa BOT 1d100→87→失敗
牧志 浩太
1d100 11 Sasa BOT 1d100→21→失敗
KP
佐倉さん、〈目星〉35 → 25、〈聞き耳〉89 → 94。
牧志、〈聞き耳〉25 → 15。
KP
白い霧が押し寄せる。
取り戻したはずの視界が、また狭まっていく。
そのまま世界を閉ざされてしまいそうな恐怖が、甘い香りを伴って足元から這い上がる。
佐倉 光
元凶に近づいたんだ、この程度のことは予想済!
むしろ、この濃さは俺達の考えが間違っていないことの証明!
イチかバチかだ!
その欠片を布で包んで拾い、あれば石畳か何か硬い物の上へ。なければそのまま布の上に乗せた状態で。
佐倉 光
「牧志、やれぇ!」
叫んで腕を振り下ろして息を止め、砕いたら服で覆えるように身構える。
KP
あなたは欠片に駆け寄る。
拾おうとしたその時、香りがあなた達を包み込んだ。

あなたは、巨大な植物の前に立っていた。
傍らには誰もいない。目の前にあったはずの欠片も、そこにはない。

霧は晴れ、あなたの眼は目の前の光景をはっきりと捉えていた。

いや。
二度目だ、分かる。
あなたはそれを見ているのではない。
見せられて・・・・・、いるのだ。
KP
それは青白く膨らみ、幹から枝状に分かれた無数の根を持つ、巨大な球根植物のような形をしていた。
頂上には、途方もなく大きな花のように朱色の萼が揺れていた。
その萼から真珠色をした素晴らしく美しい、妖精のような姿をしたものが生え、あなたを手招く。

それの背後には、限りなく続く荒涼とした赤い砂漠が広がっていた。
空の彼方に微かに見える星は、ああ、あれは地球だろうか。
途方もなく巨大で、異様でで、あなたの知る植物ではあり得ない形状をしたそれは、植物であると同時に動物であり、動物であると同時に植物であり、あるいはそのどちらでもなく、ただひたすら理解しがたいひとつの意思であると思わせた。
KP
二人とも《SANチェック成功時減少 1失敗時減少 1D10》!


佐倉 光
1d100 69 《SANチェック》 Sasa BOT 1d100→87→失敗
1d10 Sasa BOT 1d10→10
マジかー
SAN 69→59
牧志 浩太
1d100 51 《SANチェック》 Sasa BOT 1d100→79→失敗
1d10 Sasa BOT 1d10→7
SAN 51 → 44
佐倉 光
HAHAHA
KP
おおっと、両方とも一時的発狂ですね。【アイデア】ロールどうぞ。
佐倉 光
1d100 85 Sasa BOT 1d100→38→成功
牧志 浩太
1d100 90 Sasa BOT 1d10→1
1d100→43→成功
1d10 種別 Sasa BOT 1d10→6
1d10+4 継続ラウンド数 Sasa BOT 1d10+4→7+4→合計11
ここで佐倉は一時的発狂としてダイスを振っていますが、後で実は不定の狂気:健忘症に陥っていたことが発覚します。
ここで5Rの金切り声を引いてしまったとして、金切り声を上げてしまっているため〈精神分析〉ができないとして5Rの逃亡を選択していますが、描写は整合性をとるために、不定の狂気:健忘症を引いたものとして書き換えています。
KP
牧志、あっ。殺人癖あるいは自殺癖だ。11ラウンド継続。
佐倉 光
やめれw
凶器持ちが殺人癖はこえーのよ。
石拾って振り下ろされる武器の下に差し出すかなw
KP
よりによってハンマー持ってる方が6引いちゃった。
佐倉 光
大怪我は免れないけど。ダメージいくつだろ……
KP
杖・1d4+1+dbですね、ハンマー。
佐倉 光
最大5か。連続攻撃でなければなんとかなんだけど……気絶したら殺されるな。
自殺癖だったら、まず牧志を止めてから破壊しないと。
牧志 浩太
そうだなぁ。幻を見て衝撃を受けての発狂だから、ここは殺人癖を選びます。
強制的に与えられる歓びと誘惑と理解しがたい存在への恐怖に引き裂かれてパニックに陥り、目の前のものを破壊しようとする。
金切り声
佐倉 光
さすがにこの状況で気絶はしんじゃうので、金切り声をあげます。
金切り声上げながら〈精神分析〉するなら、触れて落ち着けるとか抱くとかそんな感じになるけど、殺人衝動中の人にはちょっと無理!
一時的狂気で金切り声を上げてしまった佐倉を、牧志は声に引かれて追うことになります。

KP
あなたの思考を強烈に打ちのめし、それは消え去った。

あなたは深い森のような部屋の中に立っている。
目の前に、恐るべき香りを放つ花の欠片が転がっている。

不意に何かが風を切る音がした。
佐倉 光
そうだ、壊さないと。

ようやっと思考が形を取り戻したところで、不穏な音を聴いた。
あいつは、無事だったか?
そちらを見る。
牧志 浩太
重たい金属が、あなたのすぐ横の壁を打った。
それがもしあなたの顔を打っていたならば、ただでは済まなかっただろう。

そこには、血走った眼を痙攣するようにひくひくと震わせ、掌が砕けそうなほどの力でハンマーを握りしめる牧志がいた。
口元を笑みと慄きに歪ませ、何か判別しがたいことを呟きながら、目の前の全てを破壊しようとしていた。

白い霧の中にいても分かる。見るからに正気ではない。
KP
〈精神分析〉または、何らかの手段でHPダメージを与えることで発狂解除できるものとします。
佐倉 光
やべぇ。
やべぇ。
ころされる!

さがる。

誰とも分からない奴が暴れているんじゃ怖くて近づけない。
だからひとまず距離をとる。5R逃げよう。
KP
佐倉さんの方が【DEX】が高いから、距離を取ることそのものは可能。

ただし、今のあなたは視界が覚束ない。
5ラウンド逃げ続けるなら、2回【幸運】で判定!
失敗すると蔦に足を取られて転んでしまう。
佐倉 光
1d100 75 【幸運】!  Sasa BOT 1d100→78→失敗
こけたわ。
佐倉 光
転んでうっ、と息が詰まって、そこで初めて自分が叫んでいるのに気がついた。
KP
朧げな視界では、足元に伸びていた太い蔦を捉えることができなかった。
身体に痛みが走った後で、足を取られて転んだのだと気づく。
KP
現在は3ラウンド目とする。
このラウンド、あなたの行動は起き上がることに費やされる。(起き上がらずに何かするなら行動可能)
起き上がる? 何かする?
佐倉 光
ハンマー持った奴はこちらを追ってきている?
牧志 浩太
あなたの叫び声に反応し、ハンマーを握って牧志はあなたを追いかけてきている。
霧の中であろうと、肌を切るような狂気と殺意を感じ取れるだろう。
佐倉 光
やばいやばいやばい!
ジタバタと起き上がる。
何をしようにも体勢を立て直さないとなにもできない!
息を吸って吐けば飛び出すのは悲鳴ばかりだ!
牧志 浩太
牧志はハンマーであなたを攻撃する。
武器としての使用になるため、〈杖〉の初期値25%での判定になります。
1d100 25 ハンマー Sasa BOT 1d100→80→失敗
牧志 浩太
牧志の振るったハンマーが空を切り、近くの苔や草を潰す。
佐倉 光
なんとか起き上がり、また走り出す。
頭のなかでぐるぐると言いたい言葉が回るのに、息を切らそうが出てくるのは悲鳴だけだ。
きっとあいつは幻を見せられている!
くそ、何が楽園だ!  あんなもん楽園で振り回す必要があるか!
とにかく距離を取って状況が変わるのを待つ。
良い方に?  ……悪い方に?
KP
4ラウンド目、あなたは再び距離を取ることができる。
追いつかれなかったか、牧志の【DEX】8と対抗ロール!
佐倉 光
1d100 55 対抗!  Sasa BOT 1d100→37→成功
KP
あなたは息を切らせて距離を取る。
牧志はこのラウンド、あなたを追いかけるのに行動を費やしたため、攻撃できない。
KP
5ラウンド目。このラウンド終了時に佐倉さんは発狂解除。
佐倉さんは何をする?
佐倉 光
男から距離を取ってる。
次のターンで〈精神分析〉チャレンジだ!
ミスったら殴られるぅ
まさかのダブル発狂
佐倉 光
牧志くんに殴られて終わるのはイヤダァ
KP
クライマックスの発狂がまさかこんなことになるとは。
佐倉 光
ダブル発狂とはなぁ。
KP
その上牧志が6番引くとは。

KP
距離を取ることに専念するのなら、引き続き距離を取り続けることができる。

ここで、二人とも【POW】×1で判定。
また、佐倉さんは再度【幸運】で判定!
佐倉 光
くそー、耳復活させたのに聞こえなくなっちゃうじゃないかー!
1d100 15【POW】 Sasa BOT 1d100→54→失敗
1d100 75 【幸運】 Sasa BOT 1d100→38→成功
牧志 浩太
1d100 11 Sasa BOT 1d100→99→致命的失敗ファンブル
KP
なにぃ
佐倉 光
牧志さーん。
KP
追加で【POW】ロールが1回発生してしまうなぁ。
佐倉 光
俺、11ラウンド逃げなきゃダメぇ!?
俺の目がまだ生きてるのが救いだ。逃げられる。
牧志 浩太
1d100 11
Sasa BOT 1d100→22→失敗
KP
佐倉さん、〈目星〉35→25・〈聞き耳〉89→94。
牧志、〈聞き耳〉15→0。
KP
ここで牧志に追加の《SANチェック成功時減少 1失敗時減少 1D3》発生。
牧志 浩太
1d100 44 Sasa BOT 1d100→57→失敗
1d3 Sasa BOT 1d3→3
SAN 44 → 41

佐倉 光
もしかして不定入らないか俺たち。
元が75と52だった。
KP
ああー……。二人とも不定ですね、これは。
継続月数を1d6で、種別を1d10(長期の一時的狂気表)でどうぞ。
牧志 浩太
1d6 継続月数
Sasa BOT 1d6→2
1d10 種別 Sasa BOT 1d10→9
佐倉 光
1d10 Sasa BOT 1d10→1
1d6 Sasa BOT 1d6→6
ひでーのひいたな。
今誰に追われているのかもよく分からない状態なのか。
KP
佐倉さん、健忘症(親しい者のことを最初に忘れる)または緊張症。6か月。
牧志、一時的偏執症(不安や恐怖にとらわれる)。2か月。
またえらいことになったな。常に出ているかたまに出るか、どういう出方をするか等はお任せします。
発生タイミング
佐倉 光
ん、私さっき不定と短期が同時発生したことになっちゃうな。
KP
あ、そうか。そうなりますね。
牧志はここの《SANチェック》発生するから大丈夫だけど、佐倉さんはそうなっちゃう。
失礼しました、置きだと不定の処理を忘れちゃうな。不定%もメモのところに書いておいたほうがよさそうですね。
佐倉 光
んじゃ、不定のみなら、なんか怖いのがいたから逃げ出したってことで。
叫んでいて説得できなかったんじゃなくて、相手が誰だか分かんないから逃げた。
KP
それでお願いします。牧志は応答してないので、RPのところも書き換えてもらっといて大丈夫です。
佐倉 光
二人とも結構ゴリっと減ったからなぁ。

佐倉 光
牧志くんなんだか不安や恐怖にとらわれること多いな。
KP
確かに。意志が強そうでいて弱い時は弱いというか、一人で立てないぶん足元を崩されがち。
佐倉 光
割と「勝ち確!」と思った直後にこれだものなぁ。
KP
せっかく前回立ち直ったのになぁ。
佐倉 光
最大正気度が下がるってこういうことだな……
KP
こういうことですねぇ。安定していられなくなる。

佐倉 光
じゃあこのあたりで、相手の状態観察して説得を………したいけど、相手の状態も分かんないよね!!
えっどうしたらいいんだこれ。
語りかけても無視されたらバーサーカーだなと思っちゃう。
逃げ続けるしかないわー。
一緒に行動していた誰かだ、くらいは覚えていても許されるかな。
KP
大丈夫です。あなたはその相手の微かな印象と、共に行動していたことを覚えている。
佐倉 光
記憶自体を失うわけじゃないしな。
名前とか全然出てこないけど!
常にこれだと扱いが面倒なのであとで治しますが、この事件の間は思い出しません!

牧志 浩太
一瞬、追跡者の動きが止まった。
眼を血走らせたまま、戸惑うように辺りを繰り返し見回す。
KP
思わず慄いたあなたの足下で草の音がする。
まずい、とあなたは思っただろう。
しかし、相手はその音に注意を向けることはなかった。

何か、声を発する?
佐倉 光
「おい、やめろ、殴るのは俺じゃない!」
佐倉 光
そうだ、こいつは敵じゃない。ずっと一緒にいたやつだ。
そう、だよな?
そうだったよな?
視界だけじゃなく、記憶まで穴だらけだ。
牧志 浩太
不安、恐怖、殺意。
血走った眼が、穴だらけの視界の中で繰り返し収縮し拡張する。

あなたの発した声に、彼は反応しなかった。
全く。
顔を向けることすらしなかった。
あなたが声を発した事すら、なかったかのように。
KP
あなたは直感する。
この追跡者は、耳が聞こえないのではないか。

ならば。
背後に入り込んでしまえば、捉えられなくなるのではないか?
佐倉 光
こいつは敵じゃない。しかし今は正気じゃない。俺の話も聞ける状態じゃない。
何とか、俺を見ていない今なら、視界から外れてしまえば!
地面を蹴ってその辺を覆う植物のなかに飛び込む。
KP
牧志の【DEX】8との対抗ロール!
このラウンド、牧志は聴覚を完全に失ったことで錯乱しているため、+20%の補正が入ります。
佐倉 光
1d100 75 対抗!  Sasa BOT 1d100→19→成功
KP
あなたは地を蹴り、彼が錯乱している間に背後へ飛び込む!
……彼はそのとき、あなたを見失った。

あなたが背後についている限り、彼はあなたを捉えられない。
錯乱し、足元の地面を何度もハンマーで叩く彼の背後で、あなたは姿を隠し続ける。

KP
そうして暫く、命懸けの隠れ鬼を演じただろうか。
牧志 浩太
「あ、ああ、ああ……」
不意にその動きが止まった。
呆然と立ったまま、ハンマーを持った手で頭を掻きむしる。
牧志 浩太
「おれ、なにして、なにを、……きこえない、こえ、なにも、なにも、」
牧志 浩太
彼は立ち止まったまま、喉から絞り出すような悲鳴を上げた。
悲鳴の合間にくぐもった声で彼が呼んだのは、あなたの名だった。

KP
戦闘ラウンド終了。また、発狂解除。
佐倉 光
〈精神分析〉は今行えるんだろうか。帰ってからのほうがいいかな?
KP
不定の狂気に対する〈精神分析〉は行える。
佐倉 光
さきに判定しとこう。
1d100 30 Sasa BOT 1d100→43→失敗
声が聞こえないからな……

佐倉 光
恐る恐る立ち上がって、そっと近づいて肩に手をかける。
佐倉 光
敵ではないはずだ。
そう思えるのに、確信がなくて怖い。
牧志 浩太
ひっ、と牧志は肩を震わせた。
反射的にハンマーを持ったまま振り返り、そこにいるのがあなたであることに気づく。
佐倉 光
「だい、じょうぶ、か?」
声がどうしようもなく震えた。
視線がハンマーから離せない。
牧志 浩太
「ち、ちがう。ごめん、おれ、……さくらさんを、ころ、ころそうとして、
わか……、らなかった、わか、ってなかった、ごめん、」
狼狽えてはくはくと口を開きながら、彼は怖れるように腰を引かせる。
佐倉 光
恐ろしい。
彼は知っているはずなのに分からない。
悪魔の罠などではないという確信が得られない。
何なんだろう、これは。
俺はいったい何を忘れているんだ。

奥歯は鳴りやまず、今すぐここから逃げ出したいという思いが消し去れなかった。

彼はそんなことをする奴じゃない。
……本当に?

今までに何度も助けてくれたはずだ。
……今殺そうとしたのに?

一緒に住んでるんだぞ。
……名前も思い出せない奴と?

混乱する。恐怖でまともに考えられない。しかし覚えていることはある。
佐倉 光
さっき破壊するはずだった破片の方を指差す。
牧志 浩太
「あ、ああ、そうだ、それ……」
布で包まれた破片に、彼は手を添わせる。
がたがたとその手が震えていた。

ぐっと拳を握る。意志の力を振り絞り、あなたに背を向けて破片に向かって屈み込む。
それを破壊しようと、狙いを定め集中する。

その時彼はあなたを見ていなかった。
きっと背を向け走り出し逃げ出してしまっても、彼は気づかないだろう。
佐倉 光
逃げ出したくてたまらないが、あれを破壊するところは見届けなくてはならない。
胸に下がっているヒランヤを痛いほどに握りしめて唇を噛み締め、ほとんど見えない視界のなかにいる誰かを見据える。
誰だ。あいつは誰だ。
知っているはずなのにとてつもなく恐ろしいあいつは、何者なんだ。

前にもこんなことがあった気がする。
佐倉 光
ヒランヤがなければ、爪を掌に食い込ませる。
KP
あなたが思わず胸に手を伸ばせば、ヒランヤの冷たい感触はそこにあった。
霞む視界の中、ハンマーを振り上げる誰かの影が、ひどく恐ろしく、ひどく見覚えがあって。

真っ白に煙る視界の中、その影は鋭い爪をもった獣に見えた。
振り下ろされたハンマーの下で、パキッ、と音を立てて、欠片は呆気なく砕ける。

そこから白い光が吹き出して、辺りの風景を、緑を、甘い香りを、あなたの視界の白い霧を吹き散らしてゆく。

KP
気づけばあなたは白い光に包まれた通路にいた。
視界から霧はすっかり消え去っているくせに、辺りは真っ白で、足下の床の感触以外何も確かなものはない。

見えるものはあなた自身の姿と、前を行く先程の男の背中だけだった。

男は一言も発さず、こちらを振り向くこともない。
佐倉 光
視覚が、戻った?
手を見下ろして目の前にかざし、小さく息をつく。
異変はいまだ収まっていないが、危険は去った……のだろうか。

目の前の男は聴覚を失っていたはずだ。
自分と同じように治ったんだろうか。

その手にはまだハンマーがある?
KP
その手にハンマーは握られていなかった。
こちらを振り向かない男の現状は分からないが、あなたが息をついた時に微かに肩が揺れたような気配からして、聴覚を取り戻しているのだろうか。
少なくとも、こちらを認識している。

男の背中の向こうに、小さく何か風景のようなものが見えた。
それは、見慣れた街の風景だった。

図書館を出た所の大きな通り。
覚えがある。
あなたは、あの場所で意識を奪われたのだ。

あそこに行けば帰れるのだろうか。

どうしよう。
このまま男と共にあちらへ向かうべきなのだろうか?
先に駆け出して、さっさと逃げてしまうべきだろうか?
それとも、ついてなど行かず、様子を見るべきなのだろうか?

戻れたとして、あなたはどうするべきなのか?

答えはなく、あなたの腕に相棒たるCOMPはなかった。
KP
ここで何をしても、戻ることはできます。
佐倉 光
足を止め、距離をとる。
少し考えを整理したい。
多分このまま進めば日常に戻れるだろう。
今までの経験から間違いなくそうだという確信がある。

本当にそうか?
この記憶が穴だらけの状態で、自分の記憶など信じられるか?

目の前の男の背を見ると感情が混乱する。
強い親しみと喜び、恐怖、強い興味、離れ難いと感じる強い何か。
色々話した気がする。
俺はこいつをよく知っている。

それはきっと、好意的な関係だった、はず。
知っているはずなのに、何も思い出せない。

今すぐ顔を見る必要がある。
この恐怖に理由を見出す必要がある。
そうしたら何か、思い出せるかも知れない。
佐倉 光
「……あの」
佐倉 光
一緒にいたことで牧志にたいしてだいたことのある感情が千差万別すぎてワケわからなくなってる。
KP
これまで色々ありすぎたんだ。
牧志 浩太
「佐倉さん」
男はあなたの少し前で足を止め、距離を取ったまま足を止めて振り返った。
どうしていいか、どうすればいいのか分からない、そんな顔が今度ははっきりと見えた。
近づきたいのに近づけないような、そんな躊躇う爪先が見えた。
佐倉 光
「あんたは、悪くない……多分」
その声にはまだ確信はなかった。
しかし顔を見て、敵ではない、ことは確信できた。
こんな事が今までに何度もあったのだ。
きっと、状況を話した方がいい。
佐倉 光
「僕は……俺は、きっと記憶が欠けている。
あんたのことは覚えていると思うのに、何も分からないんだ」
佐倉 光
「俺のここは信じていいと知っている」
胸のあたりに手をやって言う。
佐倉 光
「けど、俺の半端な記憶が、信頼できるほどの情報が無い、というんだ。
あんたの名前も知らないのに、一緒に暮らすなんて事ができるはずがない。
……おかしいのは俺なんだろう?
そして、あんたがさっき俺を追い回していたのだって、俺と同じようにおかしいからなんだ。
そうだろ?
それが、一番理に適ってる」
佐倉 光
喋る内に苦しくなってきた。
どうしてこんな言葉を喋る度に、彼の顔に浮かぶ表情を見る度に、理由もなく苦しい。
きっとこれは正しい言葉ではない。
佐倉 光
「俺は、怖いんだ」
牧志 浩太
「そうか、忘れちゃったんだな。
あんな……、あんなのを、見たから」
佐倉 光
感情は牧志への好意を覚えてるのに、記憶はない。
記憶が無い相手は信頼できるだけの情報が無い。
その矛盾でグッチャグチャになってる。
今正に襲われてたし。

襲われたイベント無ければもうちょっと好意的に受け取って、「単に記憶無いんだな俺」ってすぐ受け止められたのに。
KP
なんですよね。よりによって記憶ない状態で襲われるし。そんな状況で敵ではないと訴える感情の方がおかしい。
牧志 浩太
「そうだよ。……そうだ、って言っても、危なっかしくて信じられないかもしれないけど。
わけが分からなくなって、何か壊さなきゃいけないことしか思い出せなかった。

佐倉さんも、きっとそうだ。
あれを覚えておかないために、一緒に俺のことを忘れちゃったんだ」
牧志 浩太
「ありがとう、俺を……、敵じゃないと思ってくれて。怖いよな。俺も、怖い。
佐倉さんを、危うく殺す所だったんだ……」

何も持たない手を、彼は白くなるほど強く握って、離した。
牧志 浩太
「信じて、くれなくていい。……戻ろう。
戻ったら、佐倉さんが忘れてることも、覚えてくれてることも確認できる」

彼の手は無意識にか、不安そうにあなたに伸ばされかけて、下ろされる。
脚はあなたから距離を取ろうとしているのに、手は近づきたがっていた。
佐倉 光
確信はない。
それでも、その手を取らなければならない、と思った。
そうしなければきっと、後悔することになる。

進み出て、震える手で、下ろされかけた手を取る。
佐倉 光
その瞬間、変に空々しいヒーリングミュージックが聞こえた気がした。
震えが止まる。
名前も分からないし、どんな奴かも殆ど覚えていないのに、不思議と「これで間違っていない」という確信があった。
佐倉 光
これなら、進める。
佐倉 光
「またこれはいつもの異変で、首尾よく乗りきった、ってことだよな」
自分にも言い聞かせるようにゆっくりと。
佐倉 光
「それならきっと、すぐに元通りになるさ」
牧志 浩太
その手はひどく震えていた。
あなたに手を取られ、咄嗟に避けようとして、同時に掴み取ろうとした。

力強く、あなたの手が握りしめられる。
牧志 浩太
「佐倉さん」
彼はあなたに駆け寄り、あなたの横に立った。
どうしてか、その位置はあなたに馴染んで感じられた。
牧志 浩太
「ありがとう」
泣きそうな顔で、彼は反対の手であなたの手を握りしめる。
佐倉 光
名前も知らない彼の首についたアザは、俺がつけてしまった契約の証だった。それなら
俺はこわれている。
それだけのことだ、きっと。
佐倉 光
「行こう」
歩き始めよう、いつもと同じように。
KP
あなたは歩き出す。
前に見える風景が少しずつ大きくなり、やがて白い光があなたを呑み込んでいった。
すぐ、ではない……
佐倉 光
完治まで六ヶ月かかるんだなこれが。
これからたまに牧志のこと忘れて騒ぐけどよろしくな!!
死体騒ぎの時といい雛鳥といい、迷惑かけ通しだな佐倉。
KP
なんですよねぇ。
起きたら覚えていないとか、ありそう。
今回は全力で佐倉さん殺そうとしちゃった牧志も牧志だし。うん。
佐倉 光
あとシローとか波照間さんとか仲間のこともサックリ忘れるし、仲魔のことも忘れる。
あれこれ仕事への支障が。
KP
あれこれ仕事への支障が。ま、牧志と関わりだす前くらいまでのことまで覚えていればなんとか!
そもそも、起きたら知らない家に居て「あれ、いつの間に住処を替えたんだっけ」って思ったら牧志出て来たら驚きそう。
佐倉 光
近しい人のこと忘れちゃうからなぁ。
でもたぶんなぜかアッタや神父のことは忘れないから……

住居のことは忘れる可能性あるのか。
たまに症状ひどいときにやらかして牧志くんを困らせるのも楽しそうだけどシローはかわいそう。
いや意外とシローはこういうことに慣れっこだったりするの?
KP
牧志の事を忘れてしまうとなると、その家にいる理由も「?」ってなりそうで。

シローは案外相手が発狂することには慣れてるかもしれないけど、佐倉さんにそれされたらかわいそう。大丈夫だと思ってたから。
佐倉 光
いつかみたいに腕に「アザがある……牧志、コンプ持ってる……波照間さん、ずっとメガネしてる子供……シロー」とか書くな。
自分がメモしたことは忘れないだろうから、慣れてきたらメモ帳常備になる。
これから週一くらいで
佐倉 光
「おいてめぇどこから入りやがったこの不法侵……入者じゃねぇな」
佐倉 光
「ごめん、誰だっけ」
佐倉 光
とか、
ただいまーって戻ってきた牧志に
佐倉 光
「すみません、僕に何か用ですか?
悪いけど分かる人いないんで出直してもらえます?」
佐倉 光
って塩対応したりします。
で、たぶん自分が誰かを忘れてトラブルになる経験は覚えていくから、知らない人にいきなり敵対行動取ったりしないで、誰彼構わず「どちら様でしたっけ」みたいな探る行動取るようになります。
KP
その状態の佐倉さんとの日常生活、ちょっとやってみたいなぁ。
次に回すシナリオの前にオープニングちょっと長めに取ってやるか、その状態で異変に巻き込まれていただこうかな?
佐倉 光
前回の話で「ジジィか俺は」ってなってたのに、今回で本格的におじいちゃんに!
KP
なるほど!?
身体は痛いし忘れるし
佐倉 光
子育てに介護まで経験させられる牧志くん……
KP
20代前半にして牧志の経験がどんどん厚みを増していく……。
佐倉 光
苦労人過ぎる。
たぶんこれで覚え治して記録読んで納得して、全部終わったなって頃にまたちょっとしたショックでポロポロ忘れる。
のりづけ半端なジグソーパズルみたいに、叩くと部分的にポロッと落ちる。
KP
ああー。覚え直してはまた忘れてしまう。それを繰り返しながら少しずつ思い出していくのかな。

長いこと佐倉さんに料理を作ってたから、料理作るのもこれまで以上に手慣れちゃってる牧志。
佐倉 光
契約悪魔に契約してるの忘れてるとかバレたら割と死活問題ではないのか。
KP
確かにそうだ。契約してるのを忘れてることを隠さなきゃ。
忘れてることに気づいて、牧志が「!?」ってなる展開?


ひとこと
佐倉 光
目的も分かった、ある程度回復した、必要な道具もある、よし、勝ち確だ! からの急転直下。
いやぁ……狂気って……怖いね。


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【クトゥルフ神話TRPG】
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