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こちらには『忌胎』
『ヒナドリ・イングレイヴド』
ネタバレがあります。
また、かなり大きな改変がありますので、
プレイ参考にはしないでください。

本編見る!
KP
淵淵教団のあったビルを通り過ぎ、少しの間行くと、それなりに大きなビルが目に入る。

20階建てのビルには様々な企業が入っているようだが、問題の6階には蕃象株式会社以外の会社は入っていないようだった。

フロアには微かな灯りが灯っている。
佐倉 光
しゅっと息を吐いて気合いを入れ、
エレベーターを探す。
KP
いくつかあるエレベーターは稼働している。
使うのにカードキーが要ったりするタイプではなく、普通に使えそうだ。
佐倉 光
面倒がなくてよかった。
6階を押して、稼働してそうなドアへ。
アポを取るべきだったな……
まあ門前払い喰らったらアポ取ろう。

KP
エレベーターが開けばそこは、埃こそ積もっているものの、綺麗に整頓されているオフィスだった。物や資料の類の多さから、やや手狭に感じるかもしれない。

最低限の灯りがついたそこで、ひとりの女性が掃除をしていた。
あの時会った司書だった。
佐倉 光
「……奇遇ですね」
一石二鳥、ラッキー。なんて思った。
KP
「奇遇ですね」
彼女はハタキを持ってマスクをした姿のまま、静かに振り返る。
佐倉 光
あの廃墟で見つけた手紙、持ってきてて良いですか?
宣言忘れちゃった。
KP
※大丈夫です。
佐倉 光
この人はもしかすると、力になってくれるかもしれない。

あまりにも安直だが、元々ダメ元で来ているんだ、やって損はないだろう。
あの廃墟で見つけた手紙を出して、
佐倉 光
「これに見覚えはありますか?」
と訊いてみよう。
KP
彼女はその便箋に一度目を落とした。
明らかに知っている、としか見えない、過去を懐かしむような視線が紙の上を辿る。

にもかかわらず、彼女は緩やかに首を振った。

「蕃象株式会社は事実上解散しました。
ここは名義上、維持されているに過ぎません」

「私はここで、掃除を請け負っているだけ。
そんな手紙のことも知りませんし、ここには誰も来ませんでした」

彼女は道を空けるように、あなた達に背を向け、棚の隅の方を掃除し始めた。
何も見ていなかったとでも言うように。
室内への扉は開かれており、室内には資料などが残されているのが見える。
彼女にあなた達を阻む気はないようだ。
佐倉 光
「ありがとう」
頭を下げて後ろを通る。
KP
彼女は応えなかった。
ここには誰も来なかったのだ。
佐倉 光
中に入って、一応手袋をして……調査開始だ。
どんな物が見える? それとも部屋全体になるかな。
KP
見た所目につくのは、何か書籍やバインダーなどが並んでいる棚。

それから、並んでいる机のうちの一つにノートや本などが広げられたままになっているようだ。
佐倉 光
ではまずは机だ。
めぼしい記録などはないだろうか。
KP
綺麗に整えられている机の上には、何らかの数字が記録されたフォルダや、怪しげな記号が数ページにわたり記されているノート、古めかしい英語の本などが置かれている。

難解な書籍に混じって、日記らしいものが一冊置いてあることに気付くだろう。
佐倉 光
手に取って読んでみる。
佐倉 光
「なんでこう、日記雑に扱うヤツ多いんだろうな。助かるけど」
牧志 浩太
「確かにな? こっちとしては事情が分かって助かるけど。
……さっきのは、だめだったから破り捨てていった、って感じだったな。
KP
こっちは、どうなんだろうな」
それは6年前の日付で始まる日記だった。
日記には、一人の少女を救いたいと願い人物の苦悩と怒りと焦燥が書かれていた。
そしてついには取り除く手段が見つかったとも。
佐倉 光
「取り除ける……」
オダ、という名前は気になったが、それよりも先が気になる。
ページをめくる。
KP
それから少し間が空いて。
日記の最後のページに、こう記されていた。
『私たちは、雛の全てを駆除できるわけじゃない。逃げ延びて生き延びてしまう個体はいる。
だから、私たちの手が届かなかった人たちの為に、雛の摘出方法を記録しておく。
一人でやるのが不安なら、引き出しの一番下を見て。きっと、役に立つ』
KP
その後に、呪文のような言葉が記された書籍のページが挟み込まれていた。
それこそが、あなたが、あなた達が求めていたものだっただろう。
▼このページを持っている間、以下の呪文を使用できる。

『アイホートの雛の摘出』(基本ルールブックp279)
アイホートの雛を犠牲者から取り出すための呪文。

任意のMPを消費し、詠唱の後1d3の正気度を喪失。
MP消費は複数人で分担してもよい。

「消費MP」対「雛の寄生期間(日)」の対抗ロールが発生する。
名前が気になるなら、【アイデア】で判定。
佐倉 光
1d100 85 【アイデア】 ☆ささぼっと☆ 1d100→88→失敗
KP
どこかでその名前を見ただろうか……。
彼らはずっと前にそれと遭遇したことがある。だが、見たのは佐倉がほんの一瞬だけ、一応名前も一度聞いたが、覚えているかどうかは……
佐倉 光
「……んん? なんだっけな……」
牧志 浩太
「佐倉さん、それは?」
牧志があなたの手元を覗き込む。
佐倉 光
「希望の書だよ」
言って手渡し、唸りながら棚を見に行こう。
佐倉 光
「どっっかで見たよーな気がすんだよなぁ、なんだっけ……」
KP
机の引き出しは見てみる?
佐倉 光
あ、引き出しってそっちね。見ます。
KP
そうですそうです。机の引き出し。
引き出しを確認すると、中から琥珀のついたペンダントが出てくる。
〈目星〉
佐倉 光
1d100 85〈目星〉 ☆ささぼっと☆ 1d100→30→成功
佐倉 光
「なんだ? 呪具かな?」
KP
琥珀の中には、虫のような何かが閉じ込められているようだった。
よく見れば、その虫には巻きひげのような十本の脚が生え、頭部は甲羅のようなもので覆われている。

あなたはそれを見たことがあった。
忘れるわけがない、それは蟲だ。あの時あなたに取りついた蟲。五十年前にひとつの村をまるごと狂わせた蟲。
あなたを、牧志をその感情ごと奪い取ろうとした蟲。

虫はぴくりとも動かない。
完全に無力化されており、生きているのか死んでいるのかもわからぬまま、そこに存在しているだけのようだった。
▼「虫入り琥珀」
シャッガイからの昆虫を閉じ込めた琥珀。奇妙な温かみを宿している。
身に着けているときに呪文を使用した場合、琥珀に閉じ込められているMP(5)を消費することが出来る。
全てのMPを消費すると、琥珀は中の昆虫ごと砕け散り、中の昆虫は消滅する。
KP
またえらいタイミングでえらいAFが出てくるものだなと思いました。
シャッガイからの昆虫……佐倉と牧志はこれにも前遭遇したことがある。おかげで酷い目に遭った。
佐倉 光
「やたら懐かしい物ばかり出てくるな。
随分小さいけどクソ蟲じゃねぇかこれ」
首飾りを引き出す。
佐倉 光
「コイツがあれば少しは助けになるかな」
KP
首飾りをあなたが手に取っても、琥珀は羽音を立てることも不満を言うこともなく、
ただ奇妙な温かみだけを宿してあなたの手の中に納まった。
佐倉 光
あれだけ苦しめてくれたヤツが役立つ道具になるってのはなかなかいい気分だ。
KP
牧志は先程の日記に目を通している。
取り除く手段の所まで読んだのか、小さく息を呑んだ。

棚を見るなら、〈図書館〉または〈目星〉で判定。
佐倉 光
1d100 85 〈図書館〉 ☆ささぼっと☆ 1d100→19→成功
佐倉 光
牧志はまず間違いなく救えるようにはできる。もう一人も一応遭遇できればワンチャン挑むことはできるだろう。救えるわけではなさそうだが……
他に一杯いる奴の対策はなかなか難しいな。対象がどこにいるか分からないし。
KP
埃が払い落とされている個所を見つける。
取り出してみれば、それは書類の束だった。

見るに、6年前の日付で始まっている。
『淵淵教団、内部より信徒の一人が救援を要請。
イギリスのセヴァン谷に拠点を置く、アイホートを信仰する一団が、日本にて「雛」を繁殖させていたらしい。

彼女の証言によると、淵淵教団は二年前より活動を始めているという。
被害の数は計り知れないが、これ以上拡げるわけにはいかない。
我々は、この事態を終息させるため、臨時の対策組織を設立する』

『雛の孵化が始まる。
すでにマスコミに取り上げられており、信徒以外の犠牲者も多くなっていた。
対策が二年遅れたのは非常に痛手である』
KP
そこからしばらく、教団との交戦記録が続いていた。
四年ほど前の記述まで行くと、報告書には『任務完了』と記されている。

〈目星〉
佐倉 光
1d100 85〈目星〉 ☆ささぼっと☆ 1d100→83→成功
KP
『雛の生き残りは発見次第対処する事』
隅の方に小さく書かれていた。

あの場所に収められていた『雛』を、警察も、彼らも見逃したというのだろうか。
何らかの封印でも施されていたのか、それとも。

そのとき。
ばさ、と横で本が落ちる音がした。
佐倉 光
「牧志?」
振り向く。
牧志 浩太
「ぐ、うう……っ、!」

牧志が本を取り落し、床に転がっている。
あの時のように腹を強く押さえて、額に汗を滲ませ激痛に呻く。
彼はあなたに縋るように手を伸ばし、その脚にきつく爪を立てる。

彼のシャツがめくれていた。露わになった腹部で、何かが不気味に蠢くのがあなたの目に飛び込んでくる。
それは、ぼこぼこと内側から、まるで腹を食い破ろうとしているかの如く脈打っている。

その脈動は、時折呼応するようにして首筋の血管を浮き立たせていた。
佐倉 光
「まずい……!」
本を拾い上げて首飾りを首にかけて握る。
使用MPの決定
佐倉 光
確か、あの蟲が埋められたのは一週間前!
すると……
今日は8日目かな。では8点で50%? さらに9点積めば95%まで持って行けるな。琥珀が5点だから、4点消費で万全ってことになる。
佐倉の中の人は、夢をみ始めたのが一週間前、という情報と虫を埋められた日を混同してしまっています。
KP
探索中の日数経過もあるので、今日は10日目ですね。
佐倉 光
ということは……14点必要かな。
結構重いぞ。
KP
そうなります。分担可能なので、牧志自身にMP使わせることも可能。
佐倉 光
まあそこは、佐倉が使うよ。足りるし。
そこで気力を使わせるのも何だから。
KP
では消費MPと琥珀の使用有無の宣言を。自動成功の場合は対抗ロール不要。
それから、SAN1d3点の消費です。
佐倉 光
部屋入った時棚が先に提示されたの、「こっち先に見た方が良いよ」って意図かなとちらっと思ったんだよな!
KP
ああっ別にそういうわけではなかった!
佐倉 光
まあ、他にもイイアイテムあるかもだし牧志にも読んでもらわないと魔法使えませんし! ってことにしとこう。(すぐ使わないで調べ物した)

佐倉 光
そうか、100点まで持っていけばファンブルが怖くなくなるんだな。
蟲入り琥珀は全消費……あ、そうだ、牧志、MP2だけ貸して。
牧志は2点、佐倉は13点使用する。琥珀の5点足して100%だ。
1d3 ☆ささぼっと☆ 1d3→3
佐倉 光
SAN 52→49
こんな減ったの初めてかも。
MP 15→2
牧志 浩太
MP 12 → 10
佐倉 光
「大丈夫、こんなの追い出してやる」
腹に手を乗せ、牧志の手を取って重ねて牧志の腹に乗せ、もう片方の手で琥珀とヒランヤのチェーンをまとめて握る。
佐倉 光
さあ、出て行けクソ蟲! 《アイホートの雛の摘出》を使う。
KP
到底理解しえないその響きを、あなたはなぞる。
激痛にもがく彼の手に、あなたの手が重ねられる。
彼は浅く速い呼吸を繰り返し、喉から迸り出る絶叫を抑え込み、呪文に合わせて息を吐き微かに詠唱する。

あなたの腹の内側から力が抜けていく感覚とともに、身に着けていた虫入り琥珀が音を立てて砕けた。
光の粒子があなたから放たれ、牧志の体の中に吸い込まれていく。
佐倉 光
出て行けという強い念をこめ、
間違えないよう音をなぞり言葉をなぞり、たどたどしいながらも確実に、
牧志に合わせてゆっくり詠唱を続ける。
KP
牧志の身体が跳ねた。
ぼこぼこと浮く血管が悶え苦しむように蠢き、身体を不随意に躍らせる。

外から叩きつけられる力にそれはしばし抵抗していたが、やがて、彼が身を折って激しく嘔吐しはじめた。

唾液と吐瀉物に混じって、白っぽいぶよぶよとした塊が次から次へと、いくつもいくつも吐き出される。

何度も何度も繰り返し、忌まわしい生き物を胎から吐き出した彼は、しばらくすると深く息を吐いた。

……何とか「雛」とやらを摘出するのには成功したらしい。
佐倉 光
牧志の様子が収まったら、雛を踏み潰す!
一匹一匹、逃がさないように踏みつけてかかとをこすりつけるようにすり潰す。
柔らかい物が潰れる感触にぞっとしたが、
佐倉 光
「これは水風船これは水風船……」
とつぶやきながら処理した。
佐倉 光
この対処でいい筈だ、二度見たことがある。
佐倉 光
……二度?
KP
あなたは牧志の喉から出てくるのが唾液だけになったのを見計らい、すかさず雛を踏み潰す!

最初にあなたの爪先に触れたのは、小さなこぶし大ほどのサイズの、白っぽい蜘蛛のような生き物だった。

柔らかい物が潰れる感触に怖気を覚えながら、その後に続く小指の先ほどの小さな生き物どもを、あなたは繰り返し繰り返し潰していく。

潰れて汚らしい粥状になったそれらは、ようやく動くのをやめた。

改めて、こんなものが彼の胎内に収まっていたという事実に、あなたは怖気を覚えるだろう。

二人とも《SANチェック成功時減少 1D3失敗時減少 1D5》。
牧志 浩太
1d100 70 ☆ささぼっと☆ 1d100→56→成功
1d3 ☆ささぼっと☆ 1d3→2
SAN 70 → 68
佐倉 光
1d100 49 SAN ☆ささぼっと☆ 1d100→26→成功
1d3 ☆ささぼっと☆ 1d3→1
SAN 49→48

踏み潰すのに必死になって、ふと気付いたら途切れていた。
牧志 浩太
「うぇ……、喉の奥がまだ気持ち悪い……」
牧志は数度咳き込みながら腹を撫で、その中に異物がないことを確かめていた。
佐倉 光
反射的に左手に手を滑らせる。
……ないし。返せよ俺の一部と車の鍵。
佐倉 光
「良かった、間に合ったな」
牧志 浩太
「ああ……、本当に助かった。
ありがとう、佐倉さん。俺のこと、気づいてくれてよかった」
彼はようやく安らいだように、口元の汚れを袖で拭い、ふっと息をついた。
牧志 浩太
「中に何もいないって、こんな感じなんだな。
一週間以上ずっと巣食われてたから、逆に変な感覚だ」
佐倉 光
「良かった」
ようやっとほっと口元を緩める。
佐倉 光
「ひとまず戻ろうぜ。
あいつの対処や、そのへんうろついてるかも知れない雛の対処は後だ。
みんなに連絡して……」
言いながら出口へ向かう。
牧志 浩太
「賛成。
俺も、口を濯いだり体を洗ったりしたいし」
KP
外へ出ると、もうすっかり夜になっていた。
先程の呪文でごっそり気力を持っていかれたのもあり、あなたは疲れと空腹を覚えるだろう。
佐倉 光
うーん
適当に食べる物買って、一度家に戻るか。
KP
家に戻ると、あれから室内に誰かが入った痕跡はなかった。

鍵が開いているということもなく、何も起きていない、というのは却って少し不気味でもあった。
佐倉 光
自室にいた方が良いですか?
外でも大丈夫?
KP
それはどっちでも大丈夫。
翌日になると話が進みます。
佐倉 光
なるほど、それじゃあ
佐倉 光
「牧志、俺ちょっとここで寝たくないんだ。
ここで昨日雛に襲われてさ……
今朝のホテルに行こう」
牧志 浩太
「確かに、また来たら嫌だな。
そうでなくても、あいつは家の場所分かってるわけだし」

KP
あなた達は再びビジネスホテルに滑り込む。
無機質な部屋は、昨日と変わらずあなた達を迎えた。
佐倉 光
「あの雛がいつ来る変わらないってのは気持ち悪いけど、一応対処はできるからな。
今日は疲れたし、あとは明日考えようぜ……」
事件のあらましを簡単にまとめておこう。
あのゴシップ新聞のとこにでも送ってやれば喜ぶだろうし、やりようによっては被害者が減らせるかも知れない。
半分寝ながらキーボードを叩く。

正直頭を休めたくなかった。
休めてしまえば、まだ解決していないあいつのことを思い出してしまう。
遭遇したら、蟲追い出せないか試せるかな……
そんなことをぼんやり思いつつ、寝落ちした。
KP
おやすみ、という牧志の声が夢うつつに聞こえた気がした。
佐倉 光
おやすみ、と返せたかどうか定かじゃない……

KP
あなたは、また夢を見ていた。

今度は、目の前に牧志の姿はなかった。
あなたは、どこか知らない場所にいる。
埃っぽく、室内は喉が痛いほど乾燥していた。

だからだろうか。ゴホゴホと咳き込めば、血が口から溢れてくる。内臓が焼けるように痛む。

どうしてこんなことになってしまったのか、あなたは知らない。
何故なら、これは、あなたではない、あなたの終わりだからだ。

何があったのか。事故なのか、殺されたのか、何に巻き込まれたのか、何にやられたのか、

それすらも明確ではなかった。
ただ、はっきりと伝わってくる感情があった。
佐倉 光
『死にたくない』
KP
未練であり、後悔であり、恐怖であり。それらすべてを内包した、激しく締め付けられるような感情だった。抗えない死が、血を吐くたびに近づいてくる。命が零れていく。時間が流れていく。

あなたは、たったひとりで死んでいく。
佐倉 光
苦しい、視界が暗くなる、血が止まらない、力が入らない……

死ぬ?
嫌だ、死にたくない、死にたくない、死にたくない!
佐倉 光
死にたくない、という思いで混乱しかけて、記憶の繋がりからこれが自分ではない誰かだと気付く。

恐怖と絶望と孤独に沈んだまま、足掻く力もなく体が冷えて行くのを感じる。
いつかみた夢のようだ……
KP
あなたがすっかり冷たくなった後、そこに駆けつける影があった。
あなたはそれが誰か、良く知っている。
 ──牧志だ。

あなたを抱き留め、は何かを呟く。
必死に語りかけてくる。
しかし、それはあなたには届かない。

間に合わなかったのだ。
の手は、声は、あなたに届くことはない。

間に合わなかったのだ。
あなたはどうしようもなくそれを見ていた。

左手のCOMPに触れることもできなかった。にどれだけ言葉を返そうと、届くこともなかった。触れようとすればすり抜けた。
あなたは世界に対して、何もできなかった。

その理由が今なら分かる。
佐倉 光
『死にたくない』
KP
絶望を叫んでたったひとりで死んだ、その時のあなたを、あの世界で、「滅びない」という運命を負わされた片目のない彼の魂に焼きつけた、『あなた』はその影であり残り香に過ぎないのだ。
詳細説明
KP
ここ描写がまたも分かりづらいのでPL向けに開示すると、
佐倉さんに夢を見せていたのは「向こうの世界で死んだ佐倉さんの残留思念+向こうの世界の隻眼牧志くんの魂の断片」という存在です。

断片と残留思念に過ぎないので、幽霊以上になにもできない。
佐倉 光
ああー、そうか、あっちの佐倉にも隻眼牧志くん入ってるからか。
KP
です。並行世界の分岐世界ってややこしいけど、向こうの佐倉さんも隻眼牧志と一緒にいた。
佐倉 光
じゃあこっちの佐倉の中の牧志も混乱してたかも知れないね。
なんか自分が夢見せたことにされてるし。
KP
それはありそう。
幽霊佐倉さんが佐倉さんに夢を見せられるのは「同一存在だから」なので、同じく同一存在であるこっちの隻眼牧志も夢受信してそうですしね。

佐倉 光
ああ、そうか。
俺はだから、見ていることしかできないのか。
これが隻眼のあいつの視点……

あの牧志を狂わせたのは、『俺』の死だったのかも知れない。
の言動が雪片のように静かに腑に落ちていった。

退院したとき、嬉しそうだったこと。
食事をしたとき、カラオケの時、妙にはしゃいでいたこと。
俺を害そうとしたクソ蟲に容赦がなかったこと。
あいつの邪魔をした俺に、何もしなかったこと。

けどな牧志
俺はそいつじゃない。
いくら近い世界で別れても、お前が知っている佐倉光じゃないんだ。

自分の死体を抱えて泣く牧志を、やり切れない思いで見つめていた。
KP
『あなた』はそうして、同一存在であり相棒である牧志の傍らに存在し続けた。
あの時間に合わなかった手を伸ばそうと、あなたを取り戻そうとするの傍らに存在し続けていた。

あなたを取り戻そうと、厭わしい書物のページを開いた。
死を渡ろうとあらゆる手段を試した。時を渡ろうと猟犬の鼻を躱そうとした。
かつて開いた知の向こうへ、再び渡ろうとした。
の首筋にべったりと在る因縁が、にあらゆる出来事を引き寄せた。

そんなを神が嘲っていた。
悍ましい呪いに巣食われ、胎のうちに無数の蠢くものどもを抱え、
頭蓋の内側を形も分からぬものに喰われても、はその向こうに関わることをやめなかった。

あなたはそれをずっと見ていることしかできなかった。
佐倉 光
もうやめろと、叫んで、喚いて、牧志が波照間さんと会うたび何とか知らせようと手を尽くし、絶望に叫び、牧志の体と精神がすり減る度に失った魔法をかけようとし、牧志が渋谷のあのBarの近くを通る度にあちらへ向かえと語りかけ続け。がひとつ失う度に嘆き、怒り、絶望を積み上げた。
自分がこの世界にひとつも影響を及ぼすことはないと何度思い知らされようともあがき踊り続けた。
それがかを楽しませているなどということはどうでも良かった。


そして、同時に傍観者は思い知らされる。
はゆっくりと絶望を積み上げた果てに巣窟と成り果てている。
人間の精神で追い出せるようなものではないのだ、と。
KP
その果てには「旅するもの」と出会った。
人間の脊髄に巣食い、神経に鞭状の結節を伸ばして、そこから人間の肉体を支配する生き物。
腐肉を好み、宿主を乗り物のように扱いながら宇宙を渡り、旅する知的生命体。

「旅するもの」はを喰らったが、何かの巣窟となり果てていたもまた、「旅するもの」を喰らった。
そうしての意識と肉体を保ったまま「旅するもの」となったは、その力で並行世界への縁を手繰り寄せ、ここに来た。

最後の最後の手段として。
諦められないという呪いに動かされるように。
あなたは、COMPが反応しなかった理由に気づく。の内側にある無数のものどもは、いくら似ていようと、こちらの世界のものではない。COMPにデータが無いのだ。それだけだ。
あなたと共に笑っていた一日、あの時から、は巣窟だった。
NO DATA
佐倉 光
レミングス事件の時、隻眼の牧志かれが人間と判定できなかったように、COMPではとらえられなかったわけですね。
KP
てことです。COMPにも検出できないものはあるさっていう。
佐倉 光
ありすぎなんだよなぁ!
KP
うっかりCoCの探索者になっちゃったがばかりに。

佐倉 光
何だよ。俺より早く踏み越えた上に遠くに行きすぎなんだよ。
そんなんじゃあもう、どうしようもねぇだろうが。


どうしようもなかった。
誰にもどうしようもなかったのだ。


一緒に笑って、いつも通りに馬鹿話をしていたあいつの内側には、
みっしりとあちらのものが詰まっていた。
だけどあれは牧志だった。

人間を騙して喰らう化け物だった。
それでもあいつあいつであろうとした。

狂気の産物だ。
俺を守った。

おかしくなりそうだ。
壊れる
佐倉 光
ていうかこの牧志くんやばすぎるわ。
KP
「牧志がこんなことするって、相当追い詰められてないとやらないんじゃないか」というところからシナリオにない要素が色々ツムツムされています。
佐倉 光
こっちに憑いてる佐倉、たまに現実逃避して「うわー色々な物が見られるーやったー」ってニコニコしてたかもしれん。
こんなん憑いてる方も精神壊れるわ。
KP
それはそう。よりによってそれでも足掻き続けてしまう佐倉さんだし!! どちらも諦められないことが一番辛い方向になってる。
佐倉 光
壊れた牧志。を何もできずに観てる佐倉。を何もできずに見ている隻眼牧志。という地獄のドミノだ。
KP
つれぇ。ごめんな佐倉さんと牧志。

KP
あなたの視界が移り変わる。
あなたの目の前にあなたがいた。
生きて、動いて、まだ世界に干渉できる自分。

触れられないことは分かっていた。
何もできないことくらい、思い知らされていた。

それでも、とあなたはもう一人の自分に、わずかな願いを込めて語り掛けた。

どうか、あいつを──
その時あなたは何を願って、あなたにこの夢を見せたのだろうか。
佐倉 光
終わらせてくれと。

これは諦めではないんだ。
悪魔使いとして、人間として、相棒として、果てない苦痛から牧志浩太を救うために。
KP
あなたは、願っていた。

はっとあなたの視界が開けた。
あなたのすぐ横に牧志がいた。
は首筋から何か白く細い繊維のようなものを伸ばしながら、空に向かって何かを呼びかけていた。

一瞬、周囲の風景が明確になって見える。
どこかのビルの屋上だった。いや、隕石が落ちたという、あの廃ビルだ。
あなたはそれが、「あのとき」ではなく、「いま」の光景だと知る。
はいま、そこにいる。

それを最後に、あなたは夢から覚めた。
境界
佐倉 光
波照間さんの時にも言ったけど、ちゃんと自分の存在自覚して、悪魔として接触してくるなら何か手立てはあったかもしれない。
もう絶対無理なのに人間で在り続けようとして境界を冒し、牧志に成り代わるしかないというなら、もう認めるわけにはいかないんだ。
KP
確かになぁ。それが追い詰められてしまった、狂気に冒されてしまったということなのかもしれない。
ここまで追い詰められていなかったら、それこそこちらの佐倉さんと牧志と手を組んで、同時に存在できる方法を探すなり、何らか手立てはあったかもしれないのにっていう。
佐倉さんごめんな……

佐倉 光
は、と息をつく。
起き上がる。
絶望と嘆きの記憶、見慣れない景色に暫く混乱した。
ヒランヤを握ってその角をなぞった。

ここはビジネスホテルだ。
そして俺は生きている。まだ止められる。

牧志が寝ているはずのベッドの方を見る。
牧志 浩太
「ああ……、佐倉さん、だよな。
何だか分からないけど、悪い夢を見てた……。
佐倉さんも酷い顔してる、どうしたんだ」

隣のベッドには、牧志が寝ていた。
牧志は微かに呻きながら起き上がる。

夢見が悪かったのか、顔色は悪い。
机に置かれたペットボトルをひったくって呷った。
KP
牧志がつけたのか、ついたままになっているテレビがワイドショーの場違いな明るい音楽を響かせていた。
情報整理
佐倉 光
向こうの牧志は『同胞を呼ぶ』という考えを一度なかったことにして、メモを捨てていった、だが絶望したので呼ぶことにした、ようにみえるけど、そうすると一度落ちた隕石何だったのかな、とか。
一度落ちた隕石が牧志が来た時のってた奴なのかな?  落ちたところ周辺から破裂者出てるみたいだし。

オダさんは司書さんの反応見るに救えたっぽいんだけど、日数かなり経ってたから、協力者いっぱいいたのかな。

なんてのが気になる今日この頃です。
『隕石』も十日前か。そっか。死者から言って牧志が来た影響で空振が起きた、で良いのか。
悪夢が一週間前だったから、蟲植えられたの一週間前だったと勘違いしてた。
その影響もあって、ビルに人が入ったの「二週間前に」だから隕石より前なんだなと思い込んでしまった。
KP
あ、そこはちょっと紛らわしかったんですが、なかったことにしたのは『雛』を使って食料を増やすという考えまでです。
同胞云々の所は捨てられてなくて一度実行されていて、それが十日前の隕石です。
佐倉 光
ということはー、牧志は二週間以上前にここに来てて、
二週間前に廃墟で雛ゲットして牧志に植えて、
それから1~2日後に同胞呼んで隕石落として、それにより死者が出た。
って感じですね。
やっぱり今度から情報スレ建てようっと。
我、情報整理苦手なり。
KP
今回裏で色々起きてるのでややこしくて、今度からは情報スレ立てようそうしよう。
佐倉 光
そしたら変な勘違いしてても気付いて貰えるし!
KP
ですね!
置き卓やってる間にかなり期間が空く&文章量増えるから、背景事情ややこしい話だと情報スレ要りますね
佐倉 光
しょっちう勘違いや読み飛ばししちゃうから、置きで情報整理ミスると目も当てられない。賢い設定のキャラでそれやると恥ずかしすぎる!
KP
今回はシナリオにない要素盛ったせいで余計にわかりにくくなってる&文章とRPの中に情報を混ぜ込みすぎたので、今後は
 ・要約を最後につける
 ・行動の導線は▼とか付けて目立つようにする
とかやっていきたい!!
佐倉 光
というわけで、隕石についての所感を昨日の状態に戻した!
KP
はーい、今回は本当にややこしくてすみません!!

佐倉 光
「あっちのが死んでからずっと見ていたものを見せられた。
あっちの牧志『俺』を生き返らせようとして、
ありとあらゆる事をして壊れてくのを何もできないで見続けるんだ」
佐倉 光
「朝っから最悪の気分だよ。くそ」
額から汗を拭ったら冷たかった。
まるで今まで本当に死んでいたかのようだ。
牧志 浩太
「そうか、佐倉さんが……、それで、だったんだな。

一体、どこまでもがいたんだろうな」
牧志はそれを聞いて、自分の手をじっと見つめる。
同じ存在、殆ど変わらない自分がやったこと。

どうしてそうなってしまったのか、とは牧志は言わなかった。
牧志視点
牧志 浩太
分かる。
分かってしまう。

ただ、俺は諦められなかったんだ。

信じがたい、とはもう思えなかった。
あいつは、俺だ。
それがようやく、実感として圧し掛かってくる。

佐倉 光
「あっちのが言ってた。
終わらせてくれって」
牧志 浩太
「終わらせてくれ……、か。
だな、俺もそう思う。あいつ、もう止まれないんだ」
佐倉 光
「なあ、もし……」
俺は死なない。死なないよう足掻く。もし、などない。
佐倉 光
「どんな時も、引き際、見誤るなよ」
牧志 浩太
「……」
分かった。彼は辛うじて聞こえるほどの、掠れた声で返した。
牧志 浩太
「佐倉さんもな」
佐倉 光
「そうだ、それだけじゃない。
あいつやべーもん喚ぼうとしているかも知れない!」

あの牧志が以前に同胞を呼んだ、同じ場所で再び『同胞を呼ぼう』としていると推測できること。
牧志 浩太
あいつが俺殺そうとしたとき、結構やってることは物理的だったんだ。
ナイフ使ったりとか。

変な呪文で攻撃する、みたいなことはできないみたいだった。
だから、二人でかかれば何とかなるかもしれない。

目の前にいるのに見えなくなるような呪文を使うみたいだから、それだけ気をつけた方がいいな」

手早く情報共有しながら、牧志は服を着替え、ジャケットを羽織る。
佐倉 光
「二人でかかって、何とかする、か」
何とか。あまり愉快な想像はできないが。
牧志視点
牧志 浩太
ふと、鼻を何かの匂いがくすぐった。
視線が勝手にそちらへと動く。

机の上に、痛んでいるのか少し悪臭のする肉の塊が置かれていた。
それに気づいた瞬間、急に腹が減って堪らなくなる。
まるで空腹を外からねじ込まれたような感覚に戸惑う間にも、手が勝手にそれに伸びる。

牧志 浩太
「……、
ごめん、食事だけさせて」

ふと手を止める。
昨日買ったチキンの塊を開封して、彼は乱暴にそれを貪った。
佐倉 光
そのチキン、夕べから出しっぱなしのやつかな?
KP
チキンを見ると見覚えがある。
あなたが出したまま寝落ちしたものだ。
昨夜から出しっぱなしになっていただろう。
佐倉 光
「いいけど、そんなもの食って腹壊しても知らねぇぞ。
最近暖かくなってきてんだからさ」
苦笑する。
牧志視点
KP
少し痛んだ肉は柔らかくなっていて、口の中に苦い悪臭が籠る。
酷いものを食べてしまったと思うのに、空腹が満たされる満足感が押し寄せた。
牧志 浩太
うっぷ、不味……。もう蟲はいないはずなのに、何やってるんだ。
そんなに腹が減ってたのか、俺?
蟲がいなくなった分、余計に腹が空いてるとか、ない……、よな? 流石に。

佐倉 光
牧志が寄生二度目は良く分からないって言ってたけど、もし憑かれていたら、ひっそり精神支配されてる可能性があるし、追い出す方法分かってないんだよなー。
今呼んでるのはどっちの同胞なのかなー。
牧志 浩太
「そうだ、先輩に連絡、つきそう?」
佐倉 光
「波照間さんか、確かにな」
メッセージを確認しよう。
波照間 紅
波照間からは、
『ようやく短時間なら動けそうだ、僕以外は厳しい。
必要なら、タイミングと場所を教えてくれ』
KP
そう返ってきていた。
KP
佐倉さんにCOMPがないので、ちょっとした戦力増強のために少し動けることにしています。>波照間
佐倉 光
では、向かう予定の廃墟と、今から向かってちょうど着ける時間あたりを指定する。
簡単に事情説明をして、武装してきてくれるようにお願いしておこう。
佐倉 光
「敵は、牧志の姿をしています。
別の次元で……正気を失うことがあって、人間の敵になった牧志だ。
ここしばらく、内部から破裂する人の報道、あったでしょう。おそらくあいつの仕業です。

ただ、言葉は通じるんだ。
……俺はあいつにひとつ訊かなきゃならないことがある。
聞いてくれるかは分からないけど、まず話をしたいんだ」

あっちの牧志にも、波照間さんにも、酷なことになるな、と思った。
波照間 紅
波照間からは、了承の返事があった。
「わかった、屋上だな? 
僕は、外から狙えるように準備する」

簡単な返事だった。何か書きかけてメッセージを消した痕跡があり、それ以上のことを書くのをやめたらしかった。
佐倉 光
オニやアラミタマがいればもっと心強かったんだけど、仕方ないな。来てくれただけラッキーだったと思おう。
KP
※服装の違いについても伝えておきますか?
佐倉 光
伝えます。
あと、姿を消す魔法を使うらしいこと。
ショットガンを天に向けるのが戦闘開始の合図だということ。
KP
波照間には戦闘開始の合図、姿を消す魔法のこと、格好を含めて一通り伝えることができた。
服装
佐倉 光
しかし遠くから狙ってもらうならもっと大きく格好を変えるべきかなぁ。
佐倉と上着交換をさせるか、ほぼ同じ格好で戦うというシーンを重視すべきか迷うの巻。
KP
それは迷う。
どっちでも波照間の射撃にペナルティは入りません。
佐倉 光
うーん。佐倉のパーカー着てもらうかなー。
佐倉はサイズ的に牧志の上着着られなさそうだけど。
佐倉がこっちの牧志を守ろうとしている意思をこれでもかと伝えてしまおう。
KP
SIZ10と14だとかなりぱっつんぱっつんになりそう>牧志の上着 佐倉さんのパーカーは着られる。
佐倉 光
なにかとくしゃみをしている佐倉。今回もそうなりそう。
着替えタイミングで、色違いジャケット着てもらうかすっごく迷ったんですよね!
KP
ですよね、見た目変更あるかな? と思ってた。でも(ズボンは違うけど)鏡映しのように同じ格好というのも象徴的だし、
牧志が佐倉さんのパーカー着るのもちょっと面白い。

佐倉 光
牧志には佐倉の上着を着てもらおう。
そで余ったらくるくるして!
KP
牧志はあなたのパーカーを羽織る。
普段黒い服を着ない彼が黒いパーカーを着ている姿は、少し不思議な感じがした。
牧志 浩太
「佐倉さん、結構背高いんだな」
佐倉 光
「おおう……違和感すごい」

牧志の服を着てみようとしたが、不自然にひきつるようになってしまって無理だった。
仕方なく首に袖をマントのように巻いて縛る。
佐倉 光
「そういえばそうだな。
牧志意外と小柄だ」

食事が終わったなら出掛けよう。
急がなければならない。
ねこ
佐倉 光
ヒナドリになってもなおらなかった猫背!
KP
習慣とかはそのままだったっぽいから猫背も一緒だったかなって!
ヒナドリ時はno猫背だったら直します。
佐倉 光
いや、いいと思います。
別にそんな描写いれてなかったし。

ヒナドリになったとたん背が伸びるっての面白かったな。やればよかったw
KP
がらりと変わって見えそう。でかいヒナドリ!
背の高いヒナドリが自分より小さな牧志についていく図は面白い。


コメント By.佐倉 光
かくして彼は自らを呪ったのだ。

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「不定に陥ったら、しばらくプレイから外れることになるだろう、みたいな記載もある。」
「おかしいな? 不定に陥っているのに容赦なく巻き込まれてるんだけど。」

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夢魔スライム緊縛臓物BL(?)って盛りすぎでもはやグロ一歩手前だよ。(手前で済む?)

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PLは超クリアリングしたいけど牧志がNOって言う

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