こちらには
『インモラル・イミテーション
のネタバレがあります。
本編見る!
KP
こんばんはー! あっちもこっちも実験体!
佐倉 光
こんばんはー。
最近じっけんされすぎ。
本編でも実験体にされるシナリオをやっているところだった。
KP
本当にそれ。ごめんな。
ではでは始めてまいります。

佐倉 光
「俺、賭け事ってやった事ないんだ。
まー、悪魔との会話は賭け事みたいなもんだけどさ」
KP
「おや意外。意外と箱入り息子なのかい? そっちのパパに教わったりは?」
悪魔との会話、を何かの隠語か冗談だと思ったのだろう、ディーラーはその発言を華麗にスルーする。
牧志 浩太
「俺も賭け事なんてやったことないし」
佐倉 光
「まーうまくいったら儲けものってことで」
ハイアンドローの卓に座って掛け金を提示しよ。
「10,000円」
KP
「へぇ、初めてって言う割に思い切るじゃない。俺そういう人好きだよ」
そうやって話しながら、ディーラーは卓につく。
佐倉 光
だけどここは牧志の〈心理学〉に頼りたいから、牧志に座って貰った方がいいかな?
子供がイキッちゃってるように見えるといいな! と思いつつ。
KP
〈心理学〉を使うのはプレイしている人になります。
佐倉 光
だよね! 頼む牧志!
牧志 浩太
「あー、俺がやってもいいか?」
牧志がタイミングを見て割って入る。
佐倉 光
「ええー、俺がやりたいよー。
パパこういうの弱いじゃん」
実際、相手と対面してやるゲームについては未知数だ。
牧志 浩太
「えっ、そんなことは……あー、あるかも」うーん。と牧志は考え込んでしまった。
佐倉 光
「アリスならいけると思うけどさぁー」
ぶー、とふくれる。
牧志 浩太
「とにかく、俺に任せろって」
牧志は微妙にあなたの意図を読みあぐねているような、何ともいえない顔をしている。
佐倉 光
おっと。牧志こういうのマジで自信ないのかな。
なにもイカサマしようってんじゃないんだからいけると思うんだけど、割と。
KP
「まぁまぁ、運勝負なんだし気楽にやってってよ。な、パパさん?」
そんなこんなで、結局牧志が卓につくことになる。
KP
開始前に佐倉さん、〈聞き耳〉で判定。
これはゲームの勝敗には関係ない。
佐倉 光
CCB<=79〈聞き耳〉1D100<=79) > 17 > 成功
KP
「舎弟も大変だね。おっと、あんたん所の若長を悪く言う気はないんだ。荒事は勘弁してくれよ?」ディーラーが牧志にそう囁いたのが聞こえた。
何だか大いに誤解されている……?
佐倉 光
(何と勘違いされてんだ……?)
(つーか俺無害な子供装えてない?)
佐倉 光
割とここでは装ってない。
KP
そもそもそんな小さな子供が賭場で堂々としてるもんだから「どこかの若長と舎弟かな」って思われてる。
佐倉 光
こんな可愛い若長がいるかよ。
シークレットダイス
KP
s1d12 (1D12) > 1
牧志 浩太
1d12 (1D12) > 8

KP
1~12のカードの中から、牧志とディーラーはそれぞれカードを一枚引く。
牧志が持つカードの数字が、ディーラーが持つそれより大きいか、小さいかを当てるという単純なゲームだ。
ディーラーはにやにや笑いのような表情を崩さない。
牧志 浩太
「……」
佐倉 光
どうなんだ。牧志のカード。あいつのカードより上か? 下か?
牧志 浩太
牧志は〈心理学〉でディーラーの顔色を窺う。
シークレットダイス
牧志 浩太
🎲 Secret Dice 🎲 sCCB<=77 (1D100<=77) > 95 > 失敗

KP
にやにや笑いから表情は伺えないが、何となくディーラーは大きめの数字を持っているような気がする。
佐倉 光
しかしそもそもこちらが高めなんだよなー
まあ確率的にも直感的にも低めの方が少しは芽があるかな?
KP
さて宣言は佐倉さんどうぞ。ハイ、ロー、どっちにする?
佐倉 光
というわけでローだ!
KP
牧志のカードの方がディーラーのカードより小さい! ローだ! でOK?
佐倉 光
はい。
KP
では開示!
佐倉 光
ああ、そうか。相手のカードを指定するんだから「ハイ!」になるのか。
あ。思い切りミスった。確率的にはローだわ。
KP
ディーラーのカードは…… なんと、1だ!
牧志 浩太
「へっ!?」
佐倉 光
ファンブルでも出しましたかねー
KP
ファンぶってないんだけど、ファンブルギリギリの値で失敗しました。
佐倉 光
ちぇー。
KP
「あっはっは、パパさん根が真面目だねぇ。ブラフに引っかかってんだもん」ディーラーは楽しそうにけらけらと笑いながら、札を没収する。
牧志 浩太
「そ、そんなぁ……。ごめん、佐倉さん……」
佐倉 光
「まー……しゃーねーか」
牧志 浩太
「あああ、俺達の一万円が……」
佐倉 光
「いてぇなー」
さようなら諭吉。
KP
というわけで10000円減らしてください。
佐倉 光
[ 佐倉 光 ] 円 : 8300 → 300
[ 牧志 浩太 ] en : 4300 → 2300
KP
あなたの手に残ったのは、奇しくも最初の仕事で手に入れたのと似たような金額だった。
どうしよう
佐倉 光
うーん、俺攻撃手段がないな。アイテム係になるしかないのか。
一応一般人パンチはできるけど、〈こぶし〉に修正入るっけこれ
入らないな。
KP
技能値に修正は入りませんね。でもダメボはつく。
佐倉 光
ダメボついてやっと一般人なんだよね。
メタ的に考えると、手榴弾はKPの心遣いかなって気がするし
拳銃一個あればひとまず武器は間に合うのか? という気がしなくもない。
あとはどっかで荷物が手に入る事を期待するしか……
KP
手榴弾はお見通しの通り追加アイテムですね。投げると爆発する魔法の石が話題に出たから。
だから不要である、という考え方もできるけど、よわよわな二人のためのそこそこ必要な補助アイテムって可能性は否定できないからなー
KP
雑貨屋にはニセサツもあるよ。もちろん雑貨屋でそのまま使うとバレるけど。
佐倉 光
ニセサツねー。
あれ一万円の見た目なのかな?
KP
見た感じニセサツの額面は一万円っぽかった。
佐倉 光
でもさー、カジノでニセサツって大体やべー事になるヤツじゃないかぁー。
知らなかったフリして持ち込んで見るかなー。
KP
一応データ開示しておこうかな。
ニセサツ(追加アイテム) 10000円の額面。
使用時に〈言いくるめ〉〈隠す〉〈値切り〉のいずれかで失敗すると、見破られて以下のひどい目に遭う(choiceで選択)。死にはしない。
 ・義肢を取られる
 ・ボコられSANHP減少
佐倉 光
おっと手がなくなると本当の役立たずになる。
そしてどれも信頼できる値じゃない。
KP
因みに劉は注意力が高いし慣れているので、劉の所にニセサツ持ち込むと確実にバレるけど笑って流してもらえます。
佐倉 光
そうなのw
やさしい。やさしい?
KP
確実に見抜く自信があるし、ニセサツの発行元も大体押さえてるからまあニセサツは愛嬌だよねって流してくれる。
KP
うまくいけばボコられるだけで済むよ。
佐倉 光
いやー、こういう時の中の人のダイス目、高め安定じゃん。
KP
先日(『アレキの心音』)の大ファンブル見ると否定しがたいものがある。
佐倉 光
うーん。とはいえ心もとないのは確かなんだよね。
〈言いくるめ〉48しかない。 ほかは初期値。
牧志 浩太
牧志はその辺は全然駄目だなぁ。
佐倉 光
ちょっと分が悪いな。やめといた方が身のためか。
60ていどあれば試してみるのもありかと思ったけど~
KP
あ、一応。ニセサツ2枚以上同時に使う場合は1枚ごとに判定です。
佐倉 光
必要なのは2万円だからね、つかうなら1枚だけだけども。
ってそうか、贋札加えて2万じゃダメだから、もっと稼ぐ必要があるんだな。
牧志 浩太
一応データ的には佐倉さんが義肢取られても戦闘能力は変わらない、とも言えるけど、右腕なくなるのはなぁ。
戦闘能力じゃないところにペナルティ入りそう。
佐倉 光
あと普通に〈投擲〉やりづらくなりそう。
KP
劉の所で再度働く場合は、一日一お仕事とします。
佐倉 光
うーむ。おこづかいで2万目指すのは効率悪いしねー
佐倉 光
犯罪組織の手伝いってどんなヤツか、話聞いてみるかー?
と思ったけど、戦闘系だと困るしなー。
一回聞いて無理さようならを許してもらえそうにないし。
KP
一応、他にも何か金を稼ぐ手段を思いつくなら、提示いただければKPからデータをお出しします。
あるいは劉に「ハッキングのお仕事ない? 戦闘ないやつ」ってピンポイントで聞くのもアリ。
佐倉 光
そうねー。解体は欲張らなければ比較的安全なの分かってるけど
ずーっと同じシーンじゃ面白くないかな! などと
KP
再度解体のお仕事する場合は描写は省略かな。SANダメージはきっちり入るけど。
佐倉 光
ですわな。
じゃあ訊いてみるか。

佐倉 光
劉さんとこいこ。
KP
では道中省略し、あなた達は劉の所にやってきた。
「アレレ? ノレレ? またコンニチハ? どしたのー?」
佐倉 光
「ねーねー、解体飽きたしー。
ハッキングの仕事ないかなー」
佐倉 光
「といってもPCないんだよな俺」
佐倉 光
そう、いつものPCがないのである。ううむ。
KP
「ントネー」
劉は傍らにある書類の山の中をゴソゴソと掻き回す。
いや、これ書類の山じゃないわ。書類に完全に埋もれた机だわ。
牧志 浩太
「あれでよく探せるな……」
佐倉 光
「見ての通りだから、荒事関係なさそーなやつだとうれしい」
ぺちぺちと自分の細腕を叩く。
KP
「オッケー」
KP
ちょうどピンポイントでそういうお仕事があるか、佐倉さん【幸運】で判定。
佐倉 光
CCB<=75 【幸運】 (1D100<=75) > 1 > 決定的成功/スペシャル
佐倉 光
い ち く り!
KP
おお、お見事。
佐倉 光
こっちの佐倉、〈ハッキング〉75なんだよねー
ちょい低め
KP
「オッ、イイネー。いいオシゴトアルヨー。秘密超厳守。喋ったら首ナイナーイだけど、なんと一人でサンマンエーン」
劉は一枚の紙を取り出した。
「ノゾキ、好き? 好きなら適性アリよりのアリネ」
佐倉 光
「覗くのは好きかな、割と。興味はないけど」
佐倉 光
覗く、というアクションは好きだから。
〇お仕事 1回・1人のみ可能。(もう一人がついていくことはできる)
報酬3万円。

〈芸術:ハッキング〉で判定。秘密厳守のため、PCは貸与される。
ある犯罪組織の事務所に仕掛けられた防犯カメラをハッキングし、向かいにある別の組織の事務所にいる愛人の生活を覗け。(録画データの提出)
KP
……普通の意味での覗きだった。
牧志 浩太
「本当に覗きだ。いや、実はその人の生活に重大な秘密が隠されてるとか…… なのかな」
佐倉 光
うーんまあ、ラッキーかな。
もしかしたら乗り込もうとしているところに関係あるかも知れねーし。
佐倉 光
「わかった、やるよ」
覗きして録画なんて、あまり技術的に楽しくはなさそうだけど。
KP
「オッケー。じゃあコレ依頼人の事務所ネ」
劉は場所の書かれた紙を渡してくる。
佐倉 光
「ありがと」
KP
「ガンバッテネー」
佐倉 光
「はーい」
佐倉 光
まあこのオッサンはある意味信頼できる。
佐倉 光
「ごめんな、牧志。俺あの仕事もーやりたくない。肋見たら発狂する自信がある。」
牧志 浩太
「俺も同感だよ、今度やったら何か決定的にまずいことになる気がする。人間ちゃんと見られる気がしない」
牧志 浩太
「いい加減解体のやり方が手に染みつきそう、っていうかさ……。傷の手当てできなくなりそう」
KP
というあたりで、本日は以上かな。ありがとうございました!
佐倉 光
すみません、ありがとうございました!
KP
いえいえ! お疲れ様です

コメント By.佐倉 光
慣れないことやっても上手く行かない。
それじゃあ馴染みのあることで何とかしたい。

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本作は、「 株式会社アークライト  」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。

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