
ネタバレがあります。
クトゥルフ神話TRPG 目次
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KP
さて、どうしよう?
ちなみにベッドは使えるものが二脚ある。それぞれで使う場合、要はかなり縮こまって寝ることになる。
ベッドをくっつけて二人で使うなら、今までの旅と同じような寝方ができるだろう。
ちなみにベッドは使えるものが二脚ある。それぞれで使う場合、要はかなり縮こまって寝ることになる。
ベッドをくっつけて二人で使うなら、今までの旅と同じような寝方ができるだろう。
サキ

ベッドは当然のようにくっつける。
KP
ベッドをくっつけると、要がなんだか視線を彷徨わせて物言いたげな顔をしていたが、結局何も言わなかった。
そしてあなたが持っているのとは別の本をペラペラとめくっている。
そしてあなたが持っているのとは別の本をペラペラとめくっている。
サキ

「?」
KP
サイズとタイミングの関係でベッドの使い方が意味深な選択に見えるの草なんだ。
サキ
白蛆<そんな意図はなかったのに
サキ

読める本は全て合わせてそれだけだろうか?
他に室内に何か目に留まるものはあるだろうか?
他に室内に何か目に留まるものはあるだろうか?
KP
この部屋で意味のあるものはそのくらいだ。
周囲の本に触れても崩壊が進んで埃っぽくなるくらいだろうか。
周囲の本に触れても崩壊が進んで埃っぽくなるくらいだろうか。
サキ

ベッドに腰掛けて本を読み、魔術の習得を試みる。
KP
読書を始めるなら特に邪魔は入らない。
要にも教える?
要にも教える?
サキ

要にも教える。
ついでに、ハイパーボリア語を少し解説する。
ついでに、ハイパーボリア語を少し解説する。
KP
習得に10年かかる術は覚えられない。
1d100 51【INT】Sasa 1d100→ 63→失敗
1d100 51【INT】Sasa 1d100→ 20→成功
1d100 51 【INT】 Sasa 1d100→ 16→成功
1d100 51【INT】Sasa 1d100→ 63→失敗
1d100 51【INT】Sasa 1d100→ 20→成功
1d100 51 【INT】 Sasa 1d100→ 16→成功
KP
二つの呪文を習得可能だ。
《鋭敏な二人》《魂の抽出》《銀の光線》
どれを覚えさせようか。
一応《鋭敏な二人》の使用には二人とも覚えておく必要があるんじゃないかな、とKP思います。
《鋭敏な二人》《魂の抽出》《銀の光線》
どれを覚えさせようか。
一応《鋭敏な二人》の使用には二人とも覚えておく必要があるんじゃないかな、とKP思います。
要 紫苑

「……すみません、複雑すぎて系統が把握しきれなくて……」
KP
ハイパーボリア語は難易度が高すぎるようだ。辞書でもあれば良いのかも知れないが、残念ながらそういった物はここにはない。
サキ

確認。
《銀の光線》は、
①【POW】対抗を、呪文を覚えている二人で協力(【POW】加算)して行うことはできますか?
②自分自身を対象にできますか?
《銀の光線》は、
①【POW】対抗を、呪文を覚えている二人で協力(【POW】加算)して行うことはできますか?
②自分自身を対象にできますか?
サキ
うーん悩む。
わざわざ使えなさそうな呪文が出てきているあたり、何かありそうではある。
けど《魂の抽出》と《銀の光線》はできることが確実に浮かぶから押さえておきたい。
わざわざ使えなさそうな呪文が出てきているあたり、何かありそうではある。
けど《魂の抽出》と《銀の光線》はできることが確実に浮かぶから押さえておきたい。
KP
説明に書いていないのでどちらもナシかな。
※誰に覚えさせるかで積むとかはありませんのでお気軽に……
《魂の抽出》については、移し先を自己にするのも可能かな。
とはいえメタ的な理由でPCがサキちゃんである以上、依代をサキちゃんにするのはお勧めしません。
《銀の光線》は自己にかけるはアリかなこれ。光線を浴びられればいいわけですからね。
よってさっきの質問の2は「可能」に変更させていただきます。
※誰に覚えさせるかで積むとかはありませんのでお気軽に……
《魂の抽出》については、移し先を自己にするのも可能かな。
とはいえメタ的な理由でPCがサキちゃんである以上、依代をサキちゃんにするのはお勧めしません。
《銀の光線》は自己にかけるはアリかなこれ。光線を浴びられればいいわけですからね。
よってさっきの質問の2は「可能」に変更させていただきます。
サキ
OK。
サキは3つとも習得できる認識で合っていますか?
それで合っていれば、
《鋭敏な二人》《魂の抽出》を選択。
サキは3つとも習得できる認識で合っていますか?
それで合っていれば、
《鋭敏な二人》《魂の抽出》を選択。
サキ
※そんな意図じゃないよ!
なるべく出来ること全部押さえておきたいというPLのゲーム的発想だよ!
なるべく出来ること全部押さえておきたいというPLのゲーム的発想だよ!
KP
サキは全て習得・習得準備可能。
KP
要は一応全ての呪文についてレクチャーを受けたが、理解できたのは《鋭敏な二人》と《魂の抽出》だけだった。
要 紫苑

「これ、現実的には使い途はないと思いますけど……」
要 紫苑

「できることを増やすという意味ではいいかもしれませんね。
何か別の条件で可能になるかも知れませんし」
何か別の条件で可能になるかも知れませんし」
KP
あの城主があれ以降部屋を訪れることもなく、心ゆくまで本を読むことができた。
気付けばずいぶん部屋の温度も下がっている。夜になってしまったのだろうか。
少し眠いと感じる。
要がどうしても理解できない魔法の本を見ながら、うとうとと船をこぎ始めていた。
気付けばずいぶん部屋の温度も下がっている。夜になってしまったのだろうか。
少し眠いと感じる。
要がどうしても理解できない魔法の本を見ながら、うとうとと船をこぎ始めていた。
サキ

要の体温が少し温かい。
うとうとした眠気が横から伝わってくる。
ゆるゆると頭の底が膨らむような感覚。
外の冷え冷えとした寒さを、崩れかけた本がふわふわと遮ってくれる。
うとうとした眠気が横から伝わってくる。
ゆるゆると頭の底が膨らむような感覚。
外の冷え冷えとした寒さを、崩れかけた本がふわふわと遮ってくれる。
サキ

要、眠たいのかな。
そう思った時には、本を抱いたまま、一緒に、すとん……、と眠ってた。
そう思った時には、本を抱いたまま、一緒に、すとん……、と眠ってた。
KP
眠る前にちょっとしたイベントと判定が。
サキ
ほうほう。
寝たけど起こしてやってください>イベント
寝たけど起こしてやってください>イベント
KP
ふたり身を寄せ合って寝台で眠る。
あなたは【POW】で14と対抗判定。
あなたは【POW】で14と対抗判定。
サキ
おやおやこんな所で【POW】判定ですと。
白蛆さん何してんのかな。
白蛆さん何してんのかな。
KP
実は対抗相手は白蛆ではない……
サキ

1d100 50 【POW】対抗(14) Sasa 1d100→ 41→成功
KP
なるほど。
というわけで普通に寝た。
というわけで普通に寝た。
サキ
スヤァ。
KP
実はここで対抗しているのは要の【APP】だったりします。
ちょい残念。
ちょい残念。
サキ
【APP】!
失敗してたらふらふらしちゃったのかな
失敗してたらふらふらしちゃったのかな
KP
あ、別に失敗したからってベッドインしなきゃなんないわけじゃなかったです。
ちょっぴり気になっていたかも知れない。
ちょっぴり気になっていたかも知れない。
サキ
成功したがために相変わらずになった。サキらしい気はするけど。
KP
サキらしいのでね。
KP
寝台で眠ったなどいつぶりだろうか。
書物を読み、体を伸ばして眠るといったことが、あなたと要を深い眠りへと誘っていった。
書物を読み、体を伸ばして眠るといったことが、あなたと要を深い眠りへと誘っていった。
サキ

要が話してくれた物語の中の暮らしみたいだ。
屋根があって、部屋がある。
温かいものに包まれて、固くない所で目を閉じる。
狭い所なのに、どうしてか落ち着いた。
そうか、風が吹いてこないからだ。
これが巣で眠るってことかもしれない。家だっけ?
気持ちいい。
要があったかい。
いつもよりずっと、よく眠れる気がした。
屋根があって、部屋がある。
温かいものに包まれて、固くない所で目を閉じる。
狭い所なのに、どうしてか落ち着いた。
そうか、風が吹いてこないからだ。
これが巣で眠るってことかもしれない。家だっけ?
気持ちいい。
要があったかい。
いつもよりずっと、よく眠れる気がした。
KP
どれくらい眠ったのだろうか。
あなたは突如息苦しさで目が覚める。
呼吸ができない。
あなたは突如息苦しさで目が覚める。
呼吸ができない。
サキ

突然わけのわかんない感覚で目が覚めた。
苦しい。
それが苦しいってことだって、一瞬後に気づく。
何を考えたり思い浮かべたりする間もなく、体が言うままにそれに手を伸ばす。
苦しい。
それが苦しいってことだって、一瞬後に気づく。
何を考えたり思い浮かべたりする間もなく、体が言うままにそれに手を伸ばす。
KP
ぬたぬたとした柔らかくぺったりと貼り付く何かが顔面に貼り付き、あなたの喉の奥まで侵入し、塞いでいる。
サキ

剥がしたい。苦しい! 息ができない!
何だこれ! 嫌だ! 苦しい!
何だこれ! 嫌だ! 苦しい!
要 紫苑

「サキ!」
KP
要の必死な叫び声が聞こえた。
要 紫苑

「何をする! 離れろ!」
サキ

要が呼んでる。
苦しいでいっぱいになる頭の中、ぎりぎり、それだけに気づいた。
苦しいでいっぱいになる頭の中、ぎりぎり、それだけに気づいた。
KP
あなたは何者かに持ち上げられている。
ひやりとしたものがゆっくりとあなたの顔から広がり、首へ、肩へと覆い始めているようだった。
ひやりとしたものがゆっくりとあなたの顔から広がり、首へ、肩へと覆い始めているようだった。
KP
ここから戦闘ラウンド。
サキは毎ラウンド【CON】×6から始まる窒息ロールを行う。
要は1ラウンド目から戦闘に参加可能。
サキは毎ラウンド【CON】×6から始まる窒息ロールを行う。
要は1ラウンド目から戦闘に参加可能。
サキ

サキの【DEX】は8。
要 紫苑

要の【DEX】は9。
KP
あなたを覆うなにかは回避のみ行う。
KP
要は近くのベッドの残骸から大きく折れた板を手に取る。
サキのターン。【CON】×6による判定。
サキのターン。【CON】×6による判定。
サキ

1d100 96 【CON】 Sasa 1d100→ 24→成功
サキ

「うー、うううー!」
そいつを引き剥がそうともがく。
要を呼ぼうとする。助けて。苦しい。
そいつが口を、喉を塞いで何も言えない。
そいつを引き剥がそうともがく。
要を呼ぼうとする。助けて。苦しい。
そいつが口を、喉を塞いで何も言えない。
KP
2R目。
要 紫苑

要は攻撃を行う。
1d100 25 〈槍〉 Sasa 1d100→ 77→失敗
1d100 25 〈槍〉 Sasa 1d100→ 77→失敗
KP
あなたは顔を持ったまま引きずられる。
KP
サキのターン。×5で判定。
サキ

1d100 80 【CON】
Sasa 1d100→ 84→失敗
Sasa 1d100→ 84→失敗
KP
窒息により1d6のダメージ。
サキ

1d6 Sasa 1d6→1
HP 14 → 13
HP 14 → 13
KP
あなたを包むなにかは少しずつ範囲を広げる。頭はすでに何かに覆われている。
要の叫び声が遠くなってゆく。
要の叫び声が遠くなってゆく。
サキ

「う、」
かあっと頭が熱くなる。
苦しい。苦しい。血が通わない。息ができない。
ぼうっと頭が揺れて、なにも考えられない。
要。要。助けて。声が出ない。何もできない。
その時はじめて、自分に血が流れてたり、息をしてたりするってことに、気がついた。
かあっと頭が熱くなる。
苦しい。苦しい。血が通わない。息ができない。
ぼうっと頭が揺れて、なにも考えられない。
要。要。助けて。声が出ない。何もできない。
その時はじめて、自分に血が流れてたり、息をしてたりするってことに、気がついた。
KP
要がんばれよぉー!
銃の命中度は至近でやれば上がるけど、近接武器はそういうルールあったかなぁー
銃の命中度は至近でやれば上がるけど、近接武器はそういうルールあったかなぁー
サキ
近接はどうでしたっけ、なかったような気がする
戦闘スポットルール多いから、何かあったかちょっとすぐに出てこないんですが
戦闘スポットルール多いから、何かあったかちょっとすぐに出てこないんですが
KP
スポットルールチェックしたけどなさげ。がんばれー!
当てさえすれば!! ダメボ2D6が炸裂するのに!
当てさえすれば!! ダメボ2D6が炸裂するのに!
KP
3R目。
要 紫苑

要は攻撃を行う。
1d100 25 〈槍〉 Sasa 1d100→ 45→失敗
1d100 25 〈槍〉 Sasa 1d100→ 45→失敗
KP
あなたはず、ずず、と引きずられてゆく。
サキのターン。【CON】×4による判定。
サキのターン。【CON】×4による判定。
サキ

1d100 64 【CON】 Sasa 1d100→ 41→成功
サキ

手の感覚がわからない。
端のほうから、すうっと冷たくなっていく。
心臓が必死に叫んでいる。
手が動いてるのか、動いてないのかもわからない。
端のほうから、すうっと冷たくなっていく。
心臓が必死に叫んでいる。
手が動いてるのか、動いてないのかもわからない。
KP
4R目。
要 紫苑

要は攻撃を行う。
1d100 25 〈槍〉 Sasa 1d100→ 23→成功
おしゃー!
1D8+2D6 Sasa 1D8+2D6→ 1+9[4,5]→合計10
1d100 25 〈槍〉 Sasa 1d100→ 23→成功
おしゃー!
1D8+2D6 Sasa 1D8+2D6→ 1+9[4,5]→合計10
KP
突如あなたの顔がぐっと一瞬締め付けられ、そして解放される。
ずぼ、と喉の奥からぬるぬるした物が抜け、見えたのはルリム・シャイコースの口だった。
あなたは呑み込まれるところだったらしい。
ずぼ、と喉の奥からぬるぬるした物が抜け、見えたのはルリム・シャイコースの口だった。
あなたは呑み込まれるところだったらしい。
要 紫苑

1d100 28 〈回避〉 Sasa 1d100→ 97→致命的失敗(ファンブル)
うぁー
1d10 Sasa 1d10→8
うぁー
1d10 Sasa 1d10→8
要 紫苑

HP 21 → 13
1d4 Sasa 1d4→4
【APP】 14→10
1d4 Sasa 1d4→4
【APP】 14→10
サキ
おおお、頑張ってた!
KP
いやー、ダイスへたれたせいでギリギリだったけど!
うーん。倍ダメよりはと思ったんだけど、結構大事な【APP】がざっくりやられた。
せっかく減少防いでたのにー!
うーん。倍ダメよりはと思ったんだけど、結構大事な【APP】がざっくりやられた。
せっかく減少防いでたのにー!
サキ
もしかしてクリティカルそれでしたか。>【APP】
KP
それでした。
KP
ばしゃ、という音がし、要が凄まじい悲鳴を上げて倒れた。
どうやら要が突き刺した傷から噴き出した液体をまともにかぶったらしい。
ルリム・シャイコースは忌々しげに要を見下ろして、ずるずると体を引きずり部屋を出て行った。
要の体から胸の悪くなるような臭いがして、武器として使われたらしい板から白煙が上がっていた。
要は叫び声を上げながら床でのたうち回っている。
どうやら要が突き刺した傷から噴き出した液体をまともにかぶったらしい。
ルリム・シャイコースは忌々しげに要を見下ろして、ずるずると体を引きずり部屋を出て行った。
要の体から胸の悪くなるような臭いがして、武器として使われたらしい板から白煙が上がっていた。
要は叫び声を上げながら床でのたうち回っている。
サキ

「か、要! 要、大丈夫か!?」
真っ暗になりかけていた視界が不意に戻った。
解放された喉に、一気に空気が流れ込んでくる。
あああ、俺様、俺様息してる!
目の前で叫ぶ要が目に入った。要が溶けてる、死ぬ、死んじゃう!
真っ暗になりかけていた視界が不意に戻った。
解放された喉に、一気に空気が流れ込んでくる。
あああ、俺様、俺様息してる!
目の前で叫ぶ要が目に入った。要が溶けてる、死ぬ、死んじゃう!
サキ

「要!」
ぜぇぜぇと変な音をさせて息をしながら、要のところに這い寄る。
ぜぇぜぇと変な音をさせて息をしながら、要のところに這い寄る。
KP
要の体についた液体がその肉体を蝕んでゆく。肌がずるりとはがれ、肉が黒く変色してゆく。
要は激痛で理性的な行動が取れないようだ。
【アイデア】!
要は激痛で理性的な行動が取れないようだ。
【アイデア】!
サキ

1d100 60【アイデア】 Sasa 1d100→ 25→成功
KP
一刻も早く体に付着した液体を取り除くべきだ!
ベッドのシーツなどで拭き取ることができるかも知れない。
ベッドのシーツなどで拭き取ることができるかも知れない。
サキ

「要!」
ベッドのシーツを引っ張って、必死に要の体を拭う。
嫌だ、いやだ、要が死ぬ、死んじゃう!
ベッドのシーツを引っ張って、必死に要の体を拭う。
嫌だ、いやだ、要が死ぬ、死んじゃう!
KP
あなたがシーツで体を拭うたび皮が剥がれ、要は大声を上げた。しかしやがてあなたがしようとしていることに気付いたのか、激痛をこらえ動きを抑えようとする様子が見える。
腐食性の液体は彼の顔、胸、腕全体に降りかかり、ぶすぶすと掛かった部分を変色させていった。
しかしあなたが拭き取ったことで何とか致命的な怪我を負う前に収まっていったようだ。
腐食性の液体は彼の顔、胸、腕全体に降りかかり、ぶすぶすと掛かった部分を変色させていった。
しかしあなたが拭き取ったことで何とか致命的な怪我を負う前に収まっていったようだ。
要 紫苑

「……サキ……う……だいじょ……」
KP
痛みに震える息の下から、要は呻くように声を上げた。
サキ

「要! 要、生きてるか!? 死んじゃってないか!?」
要に駆け寄って、どうしていいか分からずにおろおろと手をさまよわせる。
要に駆け寄って、どうしていいか分からずにおろおろと手をさまよわせる。
要 紫苑

「よ……かっ……」
KP
要は顔をしかめてゆっくり起き上がると、ベッドから剥ぎ取った比較的きれいなシーツで体の傷ついた部分を覆おうとする。
手伝うなら〈応急手当〉か〈医学〉で振って良い。
手伝うなら〈応急手当〉か〈医学〉で振って良い。
サキ

「要、痛いよな? ごめん、俺様のこと助けてくれたからだよな」
サキ

〈応急手当〉で手伝います。
1d100 50 〈応急手当〉 Sasa 1d100→ 8→成功
1d3 回復 Sasa 1d3→1
1d100 50 〈応急手当〉 Sasa 1d100→ 8→成功
1d3 回復 Sasa 1d3→1
要 紫苑

HP 13 → 14
KP
要の体を蝕む液体は拭き取れたものの、床に蹲ってまともに動けない状態。
少し休まないと動くのは難しそうだ。
少し休まないと動くのは難しそうだ。
KP
あなたはどうする?
サキ

またあいつ来たらどうしよう。
いつにない恐怖を感じて周囲を見回す。
俺様いいんだ、食べられても怪我しても死なないし。苦しいけど。けど。
いやでもずっとあいつの口の中だったら困るな、困るな?
でも要が、要が。これ以上やられたら本当に死んじゃうかもしれない。
逃げないと。でも外は寒い。きっと要が痛い。
いつにない恐怖で頭が混乱する。
「こわい」なんて、久しく感じたことがなかった。
いつにない恐怖を感じて周囲を見回す。
俺様いいんだ、食べられても怪我しても死なないし。苦しいけど。けど。
いやでもずっとあいつの口の中だったら困るな、困るな?
でも要が、要が。これ以上やられたら本当に死んじゃうかもしれない。
逃げないと。でも外は寒い。きっと要が痛い。
いつにない恐怖で頭が混乱する。
「こわい」なんて、久しく感じたことがなかった。
サキ

「要、要、ごめん、俺様のこと助けてくれたんだよな、でも要が。
動けるようになったらすぐ逃げよう。メーに迎えに来てもらおう」
動けるようになったらすぐ逃げよう。メーに迎えに来てもらおう」
サキ

部屋に入り口が一つしかなければ、扉が開かないように壊れた椅子や机を積む。
要をベッドに寝かせて休ませ、要が使っていた板を不格好に構えてその前に立つ。
要をベッドに寝かせて休ませ、要が使っていた板を不格好に構えてその前に立つ。
KP
ではそのまま何時間かが経過した。
……あれきり物音もなく、あの神が再度襲ってくる気配もない。
苦しげに呼吸を乱しながら眠っていた要だったが、だんだん落ち着いたように呼吸がゆっくりになって行く。
……あれきり物音もなく、あの神が再度襲ってくる気配もない。
苦しげに呼吸を乱しながら眠っていた要だったが、だんだん落ち着いたように呼吸がゆっくりになって行く。
KP
正気度リセットを行います。
時間が経過したので、再度治療を試みても良い。
時間が経過したので、再度治療を試みても良い。
KP
要、〈応急〉40持ってたわ。さっきはどう考えても使える状態じゃなかったけど。
サキ

「要、要、要、死ぬな、死んだらいやだ」
傍らでぐすぐすと泣きながら、残ったシーツを引き寄せて要の傷を手当する。
〈応急手当〉を行う。
傍らでぐすぐすと泣きながら、残ったシーツを引き寄せて要の傷を手当する。
〈応急手当〉を行う。
サキ

1d100 50 〈応急手当〉 Sasa 1d100→ 82→失敗
サキ
あらら。
要 紫苑

「ん……うう、痛……」
KP
要がうっすらと目を開いた。
要 紫苑

「サキ。無事でしたか……ここは」
サキ

「うん……。俺様、無事」
ぽつりと呟いた声の上に、涙が落ちる。
ぽつりと呟いた声の上に、涙が落ちる。
要 紫苑

「さっきの、部屋? あの化け物は……?」
サキ

「要が助けてくれたから……、俺様あいつに食べられないで済んだ。
あいつ、悔しそうにして部屋を出てった。
今は戻ってきてない」
シーツを掴んだ手が震えた。怖いっていうより、もっと別の気持ちだった。
俺様、怪我しても死なないのに。俺様のこと助けるために、要が大怪我して、死にそうになった。
あいつ、悔しそうにして部屋を出てった。
今は戻ってきてない」
シーツを掴んだ手が震えた。怖いっていうより、もっと別の気持ちだった。
俺様、怪我しても死なないのに。俺様のこと助けるために、要が大怪我して、死にそうになった。
サキ

「でも、要、要そんなに大怪我して、要こそ、全然無事じゃない。
俺様怪我しても死なないんだ、だから食べられてもきっと死ななかった。
大丈夫、でも要は、要は死んだら死んじゃう。
でも……要が助けてくれて嬉しかった。
要が助けてくれたから、別々にならないで済んだ、あいつの口の中にいかなくて済んだ」
嬉しかったんだ。嬉しいなんて……、思うべきじゃないのに。
俺様いくら怪我してもいいのに。苦しくたって困らないのに。
要は、怪我したら、死んじゃうのに。
俺様怪我しても死なないんだ、だから食べられてもきっと死ななかった。
大丈夫、でも要は、要は死んだら死んじゃう。
でも……要が助けてくれて嬉しかった。
要が助けてくれたから、別々にならないで済んだ、あいつの口の中にいかなくて済んだ」
嬉しかったんだ。嬉しいなんて……、思うべきじゃないのに。
俺様いくら怪我してもいいのに。苦しくたって困らないのに。
要は、怪我したら、死んじゃうのに。
要 紫苑

「心配してくれた、んですね」
要 紫苑

「私も同じですよ。私もこんなところで独りきりになるのは……嫌ですから、ね。
ありがとう、サキ……」
ありがとう、サキ……」
KP
要は顔をしかめ身を起こす。
要 紫苑

「痛いだのなんだの言っていられません。逃げないと……。
あれはまた君を襲いに来るかも知れない。
もう一度あれを倒せるかどうか、分かりません」
あれはまた君を襲いに来るかも知れない。
もう一度あれを倒せるかどうか、分かりません」
KP
要はシーツを傷ついたところに巻き直そうとする。
1d100 40 〈応急手当〉 Sasa 1d100→ 59→失敗
1d100 40 〈応急手当〉 Sasa 1d100→ 59→失敗
KP
だめかー
KP
シーツを何枚か縛ったり纏めたりして体に巻き付ける。
それで何とか防寒と鎮痛を試みる。
やらないよりはまし、という風体になった。
それで何とか防寒と鎮痛を試みる。
やらないよりはまし、という風体になった。
要 紫苑

「く……早く。行きましょう」
サキ

「うん……、
……あのな。
今度あいつがまた来たら、今度は俺様のこと置いてっていいからな。
俺様死なないから。死ぬような怪我しても治るんだ。
だから、食べられてもどうにかして、ちゃんと要のこと、追っかけるから。
でも、要は死んだら死んじゃうだろ。だから」
要のシーツの裾を掴んで、ぽつ、ぽつりと躊躇いがちに呟く。
……あのな。
今度あいつがまた来たら、今度は俺様のこと置いてっていいからな。
俺様死なないから。死ぬような怪我しても治るんだ。
だから、食べられてもどうにかして、ちゃんと要のこと、追っかけるから。
でも、要は死んだら死んじゃうだろ。だから」
要のシーツの裾を掴んで、ぽつ、ぽつりと躊躇いがちに呟く。
要 紫苑

「……約束できるかどうかは分かりませんが、分かりました」
要 紫苑

「私は、この世界で一人生き続ける自信はないから」
要 紫苑

「お互い、生きる努力をしましょう。お互いのために」
KP
シーツの一枚をあなたの肩にかける。
サキ

「うん……」
シーツに手を添える。少し温かくて、その温かさが少し怖かった。
俺様のために要が死んじゃったら、嫌だな。
シーツに手を添える。少し温かくて、その温かさが少し怖かった。
俺様のために要が死んじゃったら、嫌だな。
要 紫苑

「体が大きくなっていて良かった。きっともとの体ならあれを追い払うのは無理だった」
KP
言って、先ほど武器にした板をあなたに渡すようにと手を出す。
サキ

「要、すごかったもんな。あいつをびっくりさせて追っ払っちゃった。
ありがと。あのな、頼もしかった」
板を要に渡す。
ありがと。あのな、頼もしかった」
板を要に渡す。
要 紫苑

「……そうですか……」
要 紫苑

「助けられて良かったです、本当に」
KP
要ははっきりと微笑した。
要 紫苑

「折角の文明のある場所です。使えるものは持っていきましょう」
要 紫苑

「ベッドも運びたいところですね」
KP
要ならひとつ運べるだろうが、さすがに状況を考えると難しいと判断したのかベッドに手をかけることはなかった。
サキ

「布団だけ持っていこう。あと、さっきの本も。
布団に包まって寝たら、きっと温かいし」
積んだ椅子や机を扉の前からどかす。
先程の魔術の本を手に持ち、布団を腕の中に抱える。
布団に包まって寝たら、きっと温かいし」
積んだ椅子や机を扉の前からどかす。
先程の魔術の本を手に持ち、布団を腕の中に抱える。
要 紫苑

「そうですね、メーに運んでもらえるでしょうし。
布団があれば随分快適になりそうです」
布団があれば随分快適になりそうです」
サキ

「……あいつ、俺様のこと食べるために、ここに呼んだのかな。
はじめっから、そのつもりだったのかな。
メーみたいに、あいつも話してくれるんだって思ったのに」
布団を腕の中にかき集めていると、口の端から言葉が漏れた。
はじめっから、そのつもりだったのかな。
メーみたいに、あいつも話してくれるんだって思ったのに」
布団を腕の中にかき集めていると、口の端から言葉が漏れた。
要 紫苑

「……そうかもしれない。
折角の意志のある生き物、わかり合えれば良かったんですけどね」
折角の意志のある生き物、わかり合えれば良かったんですけどね」
要 紫苑

「でも、おかげでしっかり眠れましたし、魔法が手に入りましたから。
後は逃げるだけ」
後は逃げるだけ」
KP
要の言葉は随分と柔らかかった。あなたを元気づけようとしているのだろうか。
サキ

「うん……、そうだな。
布団だって持っていけるもんな。
なあ、メーの上に布団敷いたら、きっと気持ちいいよな。
明日こそ、ゆっくり寝ような」
ぎゅうと強く布団を抱きしめる。
布団だって持っていけるもんな。
なあ、メーの上に布団敷いたら、きっと気持ちいいよな。
明日こそ、ゆっくり寝ような」
ぎゅうと強く布団を抱きしめる。
サキ

「行こう。逃げよう」
あいつが戻ってきていないか、周囲を見回して、外へ逃げ出す。
あいつが戻ってきていないか、周囲を見回して、外へ逃げ出す。
KP
要は少しふらつきながらもあなたの前に立って歩いた。
出口までは一本道だったはずだ。迷うことはない。
出口までは一本道だったはずだ。迷うことはない。
KP
……しかし。
外へ繋がる道は分厚い氷で閉ざされていた。
外へ繋がる道は分厚い氷で閉ざされていた。
本日ここまで
KP
いやー。こわいこわい
サキ
いやぁこわいこわい。神様に話は通じなかった。
変化を失うとともに恐怖も麻痺していたサキが、恐怖を思い出すんですねぇ。
要さんは大変なことになったけど。
変化を失うとともに恐怖も麻痺していたサキが、恐怖を思い出すんですねぇ。
要さんは大変なことになったけど。
KP
サキちゃんへの保護欲が湧いてくる要さん。
サキ
【APP】せずにすかーっと寝たのもあり、サイズ差もあり、口調言動もあり、やっぱりサキが子供ポジション。
KP
要さん強くはあるんだけどバトルスキルないんだよなぁー。
サキ
なんですよねぇ。肉体的には強い(でかい)けど諸々初期値や。
KP
状況によっては50%で殴れたんだけど、それ取れなかったからなぁ。
※ダイス運。
※ダイス運。
サキ
ダイス運かぁ。
KP
なんというかある意味美味しいんだけど、生き延びられるかドキドキしちゃう。
サキ
生きて要さん。
ひたすら滅びと死に向けて二人で旅していく話かと思ったら、結構スリリングな展開や予想外な出来事や変化があってドキドキ。楽しい。
ひたすら滅びと死に向けて二人で旅していく話かと思ったら、結構スリリングな展開や予想外な出来事や変化があってドキドキ。楽しい。
KP
シナリオ35%くらいいったかなぁ……?
サキ
ほうほう。先日結構進みましたもんね。
KP
生きて欲しい。生きてくれないとほんと困る。がんばれ。
サキ
がんばれ要さん。生きて。
サキの感情を一度蘇らせておいて再び奪うことにならないでくれ。
(※ダイスの女神次第)
サキの感情を一度蘇らせておいて再び奪うことにならないでくれ。
(※ダイスの女神次第)
KP
要は少しふらつきながらもあなたの前に立って歩いた。
部屋から出ると、奥側に向かって黒ずんだ液体が点々と痕跡を残していた。
出口までは一本道だったはずだ。迷うことはない。
部屋から出ると、奥側に向かって黒ずんだ液体が点々と痕跡を残していた。
出口までは一本道だったはずだ。迷うことはない。
KP
……しかし。
外へ繋がる道は分厚い氷で閉ざされていた。
外へ繋がる道は分厚い氷で閉ざされていた。
サキ

「あ……、」
分厚い氷の壁を見て、脚から力が抜けそうになった。
分厚い氷の壁を見て、脚から力が抜けそうになった。
サキ

「あいつ、俺様たちのこと閉じ込めた」
要 紫苑

「やはり食べる気か……
あれの怪我が治ったら」
あれの怪我が治ったら」
KP
要は氷の壁を殴りつけた。が、魔力によるものなのだろうか。傷一つできることはなかった。
KP
そういえばサキの窒息によって受けたダメージ回復していいですよ。
いつも思うんだけど、窒息による減少ってあくまで抵抗不能になって息絶えるまでのカウンターだから、ある程度軽いダメージが耐久値に数値として残り続けるのおかしくないかなって。
(脳障害が出て後遺症として残るほどなら減るかもしれませんが、それなら尚更HP減少での表現ではないと思います)
今回は警戒しながらでも呼吸に不自由なく休めたと思うので全快してかまいません。
あとそもそもサキは不死身だった。
いつも思うんだけど、窒息による減少ってあくまで抵抗不能になって息絶えるまでのカウンターだから、ある程度軽いダメージが耐久値に数値として残り続けるのおかしくないかなって。
(脳障害が出て後遺症として残るほどなら減るかもしれませんが、それなら尚更HP減少での表現ではないと思います)
今回は警戒しながらでも呼吸に不自由なく休めたと思うので全快してかまいません。
あとそもそもサキは不死身だった。
サキ
確かに。>窒息ダメージ
窒息し続けると死ぬ表現を、チップ・カウンターなどの代わりにHPで行なってるようなものですもんね。
窒息し続けると死ぬ表現を、チップ・カウンターなどの代わりにHPで行なってるようなものですもんね。
サキ

HP 14(回復)
サキ

「傷、つかない……」
あの熱の魔術、覚える時間があればよかったのに!
あの熱の魔術、覚える時間があればよかったのに!
サキ

《銀の光線》の対象は「者」とありますが、この氷の壁を作られた空間は対象にできますか?
KP
残念ながらあくまで対象は「者」ですね。
人物に対する魔術解除となります。
人物に対する魔術解除となります。
KP
ルールブックとは記述が違うので、そういう魔法なんだと思います。
古いからかな。
古いからかな。
サキ
改良前だった。
サキ

背後を振り返る。
あの書庫から出た時、他に道はあっただろうか?
あの書庫から出た時、他に道はあっただろうか?
KP
奥側、あの化け物が去っていった方になら道はあるが……
KP
突然、振り向いた通路の向こうから悲鳴が聞こえた。
それははっきりとした人間のわめき声に聞こえた。
奥からだ……
それははっきりとした人間のわめき声に聞こえた。
奥からだ……
サキ

その声は、人間の声に聞こえた。
俺様と要以外の!? 人間!?
あいつに食べられてる!?
俺様と要以外の!? 人間!?
あいつに食べられてる!?
サキ

俺様と要以外の、人間。
いたのに。いたなんてすごい。
すごいのに、あいつに食べられちゃうのか。
そんな。
いたのに。いたなんてすごい。
すごいのに、あいつに食べられちゃうのか。
そんな。
サキ

「要、奥、行こう!
ここ出られない、他の道、どっか!」
奥に向かって走り出す。
ここ出られない、他の道、どっか!」
奥に向かって走り出す。
要 紫苑

「ああ、くそ、それしか!」
KP
要もあとに続く。
KP
そういえば、要のとあるロールの2連クリティカル、特に恩恵もなかったので、今後何か最悪の事態が起きたときに使えそうだったら何らかの恩恵を使うというのも手かな、と思いました。
状況によりけりであり、そのロールに関係する事柄限定ですけど。
状況によりけりであり、そのロールに関係する事柄限定ですけど。
サキ
なるほど。使えるようでしたら確かに。
KP
悲鳴の方へ向かうと、先ほどの客間の前を通り、さらに奥へとゆくことになる。
足元には要がルリム・シャイコースを突き刺した時の体液が引き伸ばされたようになって残っていた。
悲鳴はどんどん近くなる。
それは何人かの声が混じっているかのように感じられた。
やがて、少し広い部屋にたどり着いた。
その部屋の中央には他ならぬルリム・シャイコースの姿があった。
声はそこから聞こえている。
だがすぐに奇妙であることに気づくだろう。
悲鳴は悲痛な訴えのようで、誰かに向けて叫ばれているものだ。
それなのにルリム・シャイコースは見たところ穏やかに眠っている。
先ほど要が傷つけた場所はまだジクジクと粘液を染み出させてはいるが、それによる苦痛を訴えているというわけではなさそうだ。
足元には要がルリム・シャイコースを突き刺した時の体液が引き伸ばされたようになって残っていた。
悲鳴はどんどん近くなる。
それは何人かの声が混じっているかのように感じられた。
やがて、少し広い部屋にたどり着いた。
その部屋の中央には他ならぬルリム・シャイコースの姿があった。
声はそこから聞こえている。
だがすぐに奇妙であることに気づくだろう。
悲鳴は悲痛な訴えのようで、誰かに向けて叫ばれているものだ。
それなのにルリム・シャイコースは見たところ穏やかに眠っている。
先ほど要が傷つけた場所はまだジクジクと粘液を染み出させてはいるが、それによる苦痛を訴えているというわけではなさそうだ。
KP
サキ。
あなたにはそれが、いくつもの言語での呼びかけであることがわかる。
あなたにはそれが、いくつもの言語での呼びかけであることがわかる。
要 紫苑

「なんだ?
罠? ではない?」
罠? ではない?」
サキ

「あ……、」
サキ

「も、しかして」
もしかして。
もしかして。
サキ

「あいつが食べちゃったやつ、生きてる、のか?」
要 紫苑

「生きている!? 信じ……がたい」
サキ

その広い部屋の他に道がないか探しながら、声に耳を澄ませる。
声はなんと言っているだろうか?
声はなんと言っているだろうか?
KP
ここは上にあった建造物の中らしく、扉などもある。だがそれはすべて入り口と同じような氷で封鎖されていた。
何人たりと逃さないという強い意志を感じる。
声に耳を傾けるのなら、それは七人の年齢も性別も喋る言語もばらばらの声であることが分かるだろう。
『ルリム・シャイコースを倒すのは今しかない。
呼びかけに応えて、力を貸してくれ、話を聞いて、我らを解放してくれ』
声は口々にそう叫んでいる。
あなたにはそのすべての言語が聞き取れる。
何人たりと逃さないという強い意志を感じる。
声に耳を傾けるのなら、それは七人の年齢も性別も喋る言語もばらばらの声であることが分かるだろう。
『ルリム・シャイコースを倒すのは今しかない。
呼びかけに応えて、力を貸してくれ、話を聞いて、我らを解放してくれ』
声は口々にそう叫んでいる。
あなたにはそのすべての言語が聞き取れる。
要 紫苑

「英語? いやドイツ語っぽくも……」
サキ

「要、みんな生きてる!
力を貸したらあいつ、一緒に倒せるって言ってる!」
力を貸したらあいつ、一緒に倒せるって言ってる!」
サキ

「わかった、力を貸す!
なに貸したらいい!?」
要の返答を待たずに返す。
なに貸したらいい!?」
要の返答を待たずに返す。
KP
「……おお!」
声がおさまり、一つの声が応えた。
声がおさまり、一つの声が応えた。
KP
「私の言葉が分かるかね、旅人よ」
KP
「これはルリム・シャイコースという、魔法の力を得るために魔術の使い手を喰らうものだ。
我々はその犠牲者である。
我らはこの者を倒す術を知っているがどうすることもできず、ただここにあり続けているのだ」
我々はその犠牲者である。
我らはこの者を倒す術を知っているがどうすることもできず、ただここにあり続けているのだ」
サキ

「それで俺様のこと食べようとしてたのか!」
KP
「この者は強大な魔力を持っている。
しかし今は新月、この者が唯一無防備に眠りにつく時なのだ。
今こそこの者を倒す時。今をおいて他に機会はない!」
しかし今は新月、この者が唯一無防備に眠りにつく時なのだ。
今こそこの者を倒す時。今をおいて他に機会はない!」
サキ

「俺様食べられなくてよかったな、要のおかげだ。
倒し方、知ってるんだな?
教えろ。
要のこと食べられるのやだ。俺様、こいつ倒す」
倒し方、知ってるんだな?
教えろ。
要のこと食べられるのやだ。俺様、こいつ倒す」
要 紫苑

「…………」
KP
知らない言葉で語りかけるあなたを、要は口をつぐんで見つめていた。
サキ
なるほど魔術を目の前に出しておいて、覚えたら食べる。そんなあ。
いい感じのトラップでこわいいけど。
いい感じのトラップでこわいいけど。
KP
「簡単なこと。
今ならばこの者は自らを守るすべを持たぬ。
先ほどその男がしたように、この皮膚を貫き殺せば良い。
かつてエヴァグという名の偉大な魔法使いがそうしたようにな」
今ならばこの者は自らを守るすべを持たぬ。
先ほどその男がしたように、この皮膚を貫き殺せば良い。
かつてエヴァグという名の偉大な魔法使いがそうしたようにな」
KP
「ああ、そして我らを解放せよ。
疾くこの無為な存在を潰えさせよ。
我らはこの時を待ち続けたのだ」
疾くこの無為な存在を潰えさせよ。
我らはこの時を待ち続けたのだ」
サキ

あのなあのな、と要のそばに駆け寄って、日本語で内容を共有する。
要 紫苑

「人の知識を人間ごと食うために?
私たちを迎え入れたのはそのため……」
私たちを迎え入れたのはそのため……」
サキ

「うん……、だってさっき、俺様のこと食べようとしたんだ。
はじめっから食べるつもりだったんだ。
今だって、起きたら食べるつもりなんだ」
はじめっから食べるつもりだったんだ。
今だって、起きたら食べるつもりなんだ」
要 紫苑

「殺すしかない、のですか。
そうですね。私もさっき……」
そうですね。私もさっき……」
KP
要はあなたを見つめて、ぎり、と拳を握ると、持った板を見つめた。
サキ

「話したかったけど……、話してくんないんだもんな。
俺様、要や俺様のこと、食べられたくない」
要の腕に手を添えて、頷いた。
俺様、要や俺様のこと、食べられたくない」
要の腕に手を添えて、頷いた。
要 紫苑

「分かりました。
しかしさっきのことを考えれば、また体液をまき散らすでしょう。
倒せようと倒せまいとあれをもう一度受けて立っていられるとは思えません」
しかしさっきのことを考えれば、また体液をまき散らすでしょう。
倒せようと倒せまいとあれをもう一度受けて立っていられるとは思えません」
要 紫苑

「何か、遮れるものは……」
サキ

周囲を見回して、遮れそうな物を探す。
なければ、あのベッド持ってこようと要に提案。
なければ、あのベッド持ってこようと要に提案。
KP
この部屋にはそういった物はない。
先ほどの部屋に戻ってベッドを持ってくることは可能だ。
先ほどの部屋に戻ってベッドを持ってくることは可能だ。
KP
「急げ、旅人よ。猶予はない。
時が満ちればそなたらも破滅するのだ。
さあ、疾く、疾く!」
時が満ちればそなたらも破滅するのだ。
さあ、疾く、疾く!」
サキ

「わかった!
あのな、要、急げって!」
部屋に戻り、二人でベッドを運んでくる。
あのな、要、急げって!」
部屋に戻り、二人でベッドを運んでくる。
KP
二人は先ほどの部屋に戻ると、槍になりそうな丈夫で尖った部分と、盾になりそうな広い部分を兼ね備えたベッドの残骸を選び出す。
うまく使えば先ほどのようにまともに溶解液をくらうことはないだろう。
うまく使えば先ほどのようにまともに溶解液をくらうことはないだろう。
KP
囚われの魔術師たちが性急に呼び続けるなか、あなたがたは再びルリム・シャイコースの眠る部屋にたどり着く。
ルリム・シャイコースは死んだように眠り続けていた。
ルリム・シャイコースは死んだように眠り続けていた。
KP
2人は【幸運】を振ってください。
サキ

1d100 70【幸運】 Sasa 1d100→ 60→成功
要 紫苑

1d100 50【幸運】 Sasa 1d100→ 38→成功
KP
ベッドの残骸は都合が良い形の物が手に入っている。
これならば一度は申し分なく溶解液を防げるだろう。
槍のように飛び出した部分をルリム・シャイコースに押しつけ、板の部分に蹴りなり体当たりなりすることで、かなりの威力が見込めると同時、傷口から出た液体を防御できそうだ。
これならば一度は申し分なく溶解液を防げるだろう。
槍のように飛び出した部分をルリム・シャイコースに押しつけ、板の部分に蹴りなり体当たりなりすることで、かなりの威力が見込めると同時、傷口から出た液体を防御できそうだ。
KP
要は深呼吸をすると、ルリム・シャイコースに向けて武器を構える。
あなたは……〈クトゥルフ神話〉知識で判定。
あなたは……〈クトゥルフ神話〉知識で判定。
サキ

1d100 99 〈神話〉知識 Sasa 1d100→ 27→成功
KP
あなたは知っている。
ルリム・シャイコースの脇腹は僅かに皮が薄い。
確実に殺害するため突き刺すならばそこだ。
しかしそれによりあの溶解液は大量にあふれ出るだろう。
ルリム・シャイコースの脇腹は僅かに皮が薄い。
確実に殺害するため突き刺すならばそこだ。
しかしそれによりあの溶解液は大量にあふれ出るだろう。
サキ

「なあ要、俺様思い出した。
あいつ、この脇腹んとこがちょっと皮が薄いんだ。
ここ射せば殺せる。と、思う!」
あいつ、この脇腹んとこがちょっと皮が薄いんだ。
ここ射せば殺せる。と、思う!」
サキ

「でも、さっきの溶かすやつまみれになるよな。
あ、そうだ。俺様のこと盾にしよう」
ひょいと要の前に出る。
あ、そうだ。俺様のこと盾にしよう」
ひょいと要の前に出る。
KP
要はまだサキの不死性や再生能力見てないんだよねー
サキ
ないんですよね。
分かっているのは「ずっと生きていた?」ことだけだし、それも話の上だけ。
分かっているのは「ずっと生きていた?」ことだけだし、それも話の上だけ。
要 紫苑

「そういうわけには行かないでしょう!」
KP
凄い剣幕で怒られた。
サキ

「あ……」
予想もしてなかった怒りに目を円くする。驚いて要の顔を見上げた。
予想もしてなかった怒りに目を円くする。驚いて要の顔を見上げた。
KP
基本要は前に立つ気でいる。
〈説得〉系のスキルを使うか、何らかの方法で説き伏せるなら前を譲るかも知れない。
RPする場合は内容によって補正が入る。
〈説得〉系のスキルを使うか、何らかの方法で説き伏せるなら前を譲るかも知れない。
RPする場合は内容によって補正が入る。
サキ

そっか、……要は、俺様のことも心配してくれてんだ。
そうだ、ちゃんと言わなきゃ。大丈夫だってさ。
だって、本当に大丈夫なんだ。
そうだ、ちゃんと言わなきゃ。大丈夫だってさ。
だって、本当に大丈夫なんだ。
サキ

「……大丈夫。大丈夫、要。
俺様、ずっと生きてたって言っただろ?
俺様、死なないんだ。
怪我しても治る。真っ逆さまに落ちても治るんだ。
死なないんだよ。
でも、要は死んだら死んじゃうだろ。
……俺様、要と一緒に生きたいんだ。二人で生きようって言っただろ。
頼む。前に立たせて。……お願いだ」
要の腕を強く握る。腕を握る手に力が入って、かたかたと震える。
やだ。要に、死んでほしくない。
俺様、ずっと生きてたって言っただろ?
俺様、死なないんだ。
怪我しても治る。真っ逆さまに落ちても治るんだ。
死なないんだよ。
でも、要は死んだら死んじゃうだろ。
……俺様、要と一緒に生きたいんだ。二人で生きようって言っただろ。
頼む。前に立たせて。……お願いだ」
要の腕を強く握る。腕を握る手に力が入って、かたかたと震える。
やだ。要に、死んでほしくない。
説得力
KP
うーん。任意の〈説得〉系に+30で判定。
サキが狂人であるとはもう思っていないし、飲まず食わずで生きているのは見ている。
その程度の説得力はあると思う。
サキが狂人であるとはもう思っていないし、飲まず食わずで生きているのは見ている。
その程度の説得力はあると思う。
サキ
これはPL確認なんですが、サキの再生能力は「HP0になると回復する(=HP0にならない受傷は通常通り)」?
それとも、「傷を受けるたびに再生する」?
それとも、「傷を受けるたびに再生する」?
KP
そうだなー。
0になると回復なので、肉体が完全に破壊されたら再生でしょう。
ただこれはゲーム的な都合かなと思う(回復力が高すぎるとゲームにならない)ので、
見える程度にゆっくり再生(普通の人よりは早く回復する)を演出で見せるのは可とします。
あーというか、完全に切り落とした部分(指先などの小さな部分)が再生するとかはアリかな。
無論そんなの見たら《SANチェック》が起きることはお忘れなく。
0になると回復なので、肉体が完全に破壊されたら再生でしょう。
ただこれはゲーム的な都合かなと思う(回復力が高すぎるとゲームにならない)ので、
見える程度にゆっくり再生(普通の人よりは早く回復する)を演出で見せるのは可とします。
あーというか、完全に切り落とした部分(指先などの小さな部分)が再生するとかはアリかな。
無論そんなの見たら《SANチェック》が起きることはお忘れなく。
サキ
お、ありがとうございます。
では駄目押しRPを追加します。
では駄目押しRPを追加します。
サキ

「あのな、……要。
俺様、大丈夫だから。ほら」
尖った板の先に躊躇いなく指を近づけ、関節を板の上にひっかけて体重をかけ、指先をちぎり取る。
俺様、大丈夫だから。ほら」
尖った板の先に躊躇いなく指を近づけ、関節を板の上にひっかけて体重をかけ、指先をちぎり取る。
要 紫苑

「サキ!」
KP
要が叫んだ時にはもう遅い。あなたの指は無惨にぎざぎさとした傷を負い、千切れ飛んだ肉と皮が板に引っかかって揺れた。
サキ

「っ、」
その指が、じわりじわりと再生していくのを見せる。
その指が、じわりじわりと再生していくのを見せる。
サキ
サキは〈値切り〉しか〈説得〉系技能がないんですよね。《SANチェック》させてでも説得したい。(少ない正気度削ってごめん)
KP
サキが死亡すると、それはそれで《SANチェック》発生するので程々に。
KP
見る間に肉が盛り上がって傷をほんの少しずつだが埋めてゆく。
要 紫苑

「これは……信じ……難い……」
KP
生命に深い造詣を持つからこそ、その光景はあまりにも常軌を逸したものであったに違いない。
《SANチェック:成功時減少 0 / 失敗時減少 1d3》
《SANチェック:成功時減少 0 / 失敗時減少 1d3》
要 紫苑

1d100 35 Sasa 1d100→ 43→失敗
1d3 Sasa 1d3→1
SAN値 35 → 34
1d3 Sasa 1d3→1
SAN値 35 → 34
要 紫苑

「サキ……」
KP
その目には、あなたが何者であるのかという疑問が渦巻いていた。
が、その目を閉じて一度深呼吸をする。
が、その目を閉じて一度深呼吸をする。
要 紫苑

「……分かりました。君の言うことは真実だ。認めます。
ただ、再生の力がどの程度あの酸に耐えられるか分かりません。
危険だと思ったら犠牲になろうとしないで必ず逃げてください。
私もそうします」
ただ、再生の力がどの程度あの酸に耐えられるか分かりません。
危険だと思ったら犠牲になろうとしないで必ず逃げてください。
私もそうします」
要 紫苑

「一人にはなりたくないし、君に死なれるのも嫌です」
要は一歩引く。
要は一歩引く。
サキ

「……分かった。
俺様、自分から死なない。無茶しない。
でも、俺様も要に死んでほしくない。……な?
一緒に、生きよう」
一歩、前に出る。
俺様、自分から死なない。無茶しない。
でも、俺様も要に死んでほしくない。……な?
一緒に、生きよう」
一歩、前に出る。
KP
ではあなた方は二人で突き刺す、というやり方で良いだろうか。
あなたが前に立ち、要が後ろから体重をかけて武器を押すことになる。
あなたが前に立ち、要が後ろから体重をかけて武器を押すことになる。
サキ

OK。
サキは要の盾になって、溶解液から要を庇う。
サキは要の盾になって、溶解液から要を庇う。
KP
体格差があるので、完全に液体をあなたがカバーするのは難しいだろうが、
多少の肩代わりは可能だ。
では、諸々考慮してダメージに+5の修正。これは要が振る。
それから体液の噴出については代表者が【幸運】に失敗した場合1d5のダメージとする。
ただしそのダメージはサキが肩代わり可能。
多少の肩代わりは可能だ。
では、諸々考慮してダメージに+5の修正。これは要が振る。
それから体液の噴出については代表者が【幸運】に失敗した場合1d5のダメージとする。
ただしそのダメージはサキが肩代わり可能。
KP
要はあなたに武器を支えてもらい、一歩さがると、板の部分に手をかけて勢いを付け、ルリム・シャイコースの脇腹に全体重をかけて武器を突き刺す。
要 紫苑

1D8+2D6+5 Sasa 1D8+2D6+5→ 8+5[4,1]+5→合計18
KP
「アァァァァァ!」
ルリム・シャイコースは叫び声を上げた。
それは先ほどまで話していた魔術師達の声だ。
ルリム・シャイコースは叫び声を上げた。
それは先ほどまで話していた魔術師達の声だ。
KP
「あぁぁぁ、これで、これで」
KP
「ありがと……う」
KP
「死ね死ね死ね死ね」
KP
「うぁぁぁぁ痛い痛い痛い痛い」
KP
「死にたくない死にたくないぃ」
KP
どぼ、と音がして、あなた方が盾にしている板の向こうから何か圧力のようなものを感じた。
【幸運】判定!
サキの方が高い。
【幸運】判定!
サキの方が高い。
サキ

1d100 70【幸運】 Sasa 1d100→ 98→致命的失敗(ファンブル)
サキ
おおっとぉ
KP
場合によってはダメ押しも可能と考えていたけど、これは一瞬で盾貫通されたな。
KP
1d5 Sasa 1d5→1
板がグニュ、と奇妙な手応えとともに歪む。
板がグニュ、と奇妙な手応えとともに歪む。
サキ

要へのダメージを肩代わりする。
KP
サキはHPに1のダメージ。
サキ

HP 14 → 13
KP
前に立っていたあなたの肩に痛みが走った。
隙間から液体が噴き出している。
板の向こうでは、ルリム・シャイコースから噴水のように溶解液が流れ出していた。
液体は止めどなく溢れ、ルリム・シャイコースの体がびくびくと震えて起き上がる。
隙間から液体が噴き出している。
板の向こうでは、ルリム・シャイコースから噴水のように溶解液が流れ出していた。
液体は止めどなく溢れ、ルリム・シャイコースの体がびくびくと震えて起き上がる。
要 紫苑

「逃げよう!」
KP
要はベッドの残骸だったものをそのままルリム・シャイコースに押しつけてあなたの手を引く。
サキ

「えっ、あいつら」
あの魔術師たち、どうなったんだ。
気になった。けど、逃げなきゃ。
そのまま要に手を引かれて、一緒に逃げる。
あの魔術師たち、どうなったんだ。
気になった。けど、逃げなきゃ。
そのまま要に手を引かれて、一緒に逃げる。
KP
背後で、ごぼ、ごぱ、ぶしゅ、と不穏な音がする。あの溶解液がびゅうびゅうと音を立てて噴き出し、あなた方の横をなぎ払って氷を一瞬で溶かしてしまう。
背後に怒りを感じる。
痛みと怒りに駆り立てられた神があなた方を追って来るのだ!
もうあの魔術士達の声も聞こえない。
もはやあなた方は来た道を逃げ戻るしかない!
背後に怒りを感じる。
痛みと怒りに駆り立てられた神があなた方を追って来るのだ!
もうあの魔術士達の声も聞こえない。
もはやあなた方は来た道を逃げ戻るしかない!
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コメント By.KP(要 紫苑)
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うーん。倍よりは……マシかな? どうだろう。
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本作は、「 株式会社アークライト 」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
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